JP2002110906A - 半導体締付けスタック組立体 - Google Patents

半導体締付けスタック組立体

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JP2002110906A
JP2002110906A JP2001234719A JP2001234719A JP2002110906A JP 2002110906 A JP2002110906 A JP 2002110906A JP 2001234719 A JP2001234719 A JP 2001234719A JP 2001234719 A JP2001234719 A JP 2001234719A JP 2002110906 A JP2002110906 A JP 2002110906A
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semiconductor
clamping stack
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/003Constructional details, e.g. physical layout, assembly, wiring or busbar connections

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平に延びる軸方向に沿って直列に配列され
た複数の電力半導体部品及び複数のヒートシンクを各々
が有する少なくとも2つの締付けスタックを有する半導
体締付けスタック組立体。 【解決手段】 異なる締付けスタックからの電力半導体
部品は互いに割振られ、前記軸方向に直角な共通取付け
面内に配置されている。相互に関連付けられた電力半導
体部品は、取付け面内に存在する共通取付け方向におい
て締付けスタック組立体から取り外すことも、またはそ
れへ挿入することもできる。これらの電力半導体部品は
共通面上に取付けることが好ましい。その結果、締付け
スタック組立体を弛めれば、他の電力半導体部品または
ヒートシンクを取り外すことなく、これらの電力半導体
部品を締付けスタック組立体から取り外すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力半導体技術の
分野に関する。本発明は、特に特許請求の範囲の請求項
1の前文に記載の電流コンバータのための半導体締付け
(clamped)スタック組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の水冷式大電力電流コンバータにお
いては、スタック即ち締付けスタックを形成させるため
に、複数の電力半導体部品(PS)と、水を流す冷却缶
とが一連の回路内に交互に組合わされている。要求され
る電気的及び熱的特性は、連結ロッドによる機械的ブレ
ーシングによって達成される。欠陥半導体部品を交換す
るためには締付けられたスタックを弛めるのであるが、
それでもそのプロセス中に全ての部品はスタック軸に対
して心合わせされたそれらの位置に保持しなければなら
ない。
【0003】最新世代の大電力コンバータのための電力
半導体スイッチでは、プレスパック内に収容されている
GTO(ゲートターンオフ)サイリスタ、IGBT(絶
縁ゲートバイポーラトランジスタ)、またはIGCT
(絶縁ゲート制御サイリスタ)が基板に接続されてお
り、この基板には関連駆動ユニットも配列されている。
水平の締付けスタックを有するこのような半導体締付け
スタック組立体は、例えば、ABB Technik 5 ( 1996 ),
pp 14-20に掲載されているP. Steimerらの論文“ Serie
schaltung von GTO-Thyristore Fur Frequenzumrichter
hoher Leistung ”, [ seriees connection of GTO th
yristores for high-power frequency converters ]に
開示されている。この論文の図5は、電力半導体部品及
び駆動ユニットをどのように交換可能なユニットに形成
するかを示している。
【0004】DE 198 30 424 A1には、垂直の締付けスタ
ック内にヒートシンクを保持するためのモールディング
が開示されている。垂直締付けスタックは、ヒートシン
クと、それに密接していて基板上に取付けられている電
力半導体部品とを保持している。個々のスタック内の個
々の電力半導体部品は、特別なツールを用いて弛めて押
し出すことによって交換することができる。このため、
隣接する電力半導体部品に大きい荷重が加わる。
【0005】複数の締付けスタックを組合わせて前記P.
Steimerらの論文に記載されているような締付けスタッ
ク組立体を形成させる場合には、個々の締付けスタック
が、それらの後側に位置する他の締付けスタックへのア
クセスを阻止する。これは、電力半導体部品を交換する
際のアクセスを一層困難ならしめる。この理由から、全
ての締付けスタックへのアクセスを可能にするために
は、締付けスタックを互いに大きく離間させて配列する
か、または締付けスタック組立体の周りに十分な空間を
設けなければならないかの何れかの状況がもたらされ
る。これらの配列は、コンバータの小型設計を阻害す
る。もし締付けスタック組立体または位相モジュールを
全体として取り外すか、または交換し、それによって取
り外した締付けスタック組立体内の電力半導体組立体に
簡単にアクセスすることができれば、小型設計が可能で
ある。しかしながら、これは、単一の欠陥電力半導体を
交換するために締付けスタック組立体全体を取り外さな
ければならないので、かなりの経費がかかる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上述した欠陥がない、冒頭に記述した型の半導体締
付けスタック組立体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、特許請求の
範囲の請求項1に記載した特色を有する半導体締付けス
タック組立体によって達成される。
【0008】本半導体締付けスタック組立体は少なくと
も2つの締付けスタックを有し、これらの各締付けスタ
ックは複数の電力半導体部品(LH)と、複数のヒート
シンクとを有している。これらの電力半導体部品及びヒ
ートシンクは、水平に延びる軸方向に沿って直列に配列
され、締付けスタックは共通フレーム内に互いに並列に
配列され、そして電力半導体部品はキャリヤー要素上に
取付けられている。本発明によれば、異なる締付けスタ
ックからの電力半導体部品は互いに割振られており、締
付けスタックの軸方向に直角な共通取付け面内に配置さ
れ、これらの相互に関連付けられた電力半導体部品は取
付け面内に存在する共通取付け方向において締付けスタ
ック組立体から取り外したり、または締付けスタック組
立体内へ挿入したりすることができる。
【0009】このようにすることにより、他の電力半導
体部品またはヒートシンクを取り外さずに、1つまたは
それ以上の相互に関連付けられた電力半導体部品を共通
取付け方向において締付けスタック組立体から取り外す
ことができる。従って、電力半導体部品(8)は、締付
けスタック組立体(32)の一方の側だけからアクセス
することによって交換することができ、1つの締付けス
タックの周りの、または複数の締付けスタックの周りの
領域を自由にしておく必要も、または締付け組立体を取
り外す必要もない。このように電力半導体部品を僅かな
努力で交換することができるので、維持するのが極めて
簡単な小型の締付けスタック組立体が得られる。これ
は、この小型設計が、接続用導体の浮遊インダクタンス
を減少させ得ることをも意味している。
【0010】相互に関連付けられた電力半導体部品は、
好ましくは、締付けスタック組立体のフレームに固定す
るための共通固定手段を有している。本発明の第1の実
施の形態では、これらの共通固定手段は、複数の電力半
導体部品が取付けられているキャリヤー要素のための案
内手段によって形成されている。これらの案内手段は、
フレームに接続された対応する第2の接続要素内にフッ
ク掛けされるか、またはフレームに直接フック掛けされ
る。本発明の第2の実施の形態では、これらの共通固定
手段は、1つまたはそれ以上の電力半導体部品が取付け
られている1つまたはそれ以上のキャリヤー要素を案内
する案内レールによって形成されている。両実施の形態
では、共通固定手段は、締付けスタック組立体内の1つ
またはそれ以上の締付けスタックを弛めた時に、即ち、
それらが圧力下にない場合に、相互に関連付けられた電
力半導体部品をしっかり保持するのに役立つ。更に、共
通固定手段は、相互に関連付けられた電力半導体部品を
共通取付け方向へ移動させ、締付けスタック組立体から
取り外すことを可能にしている。
【0011】共通固定手段は、締付けスタック組立体を
弛めた時に、付加的な保持部品を必要とすることなく電
力半導体部品がそれらの位置を維持し、同時に、それに
も拘わらず直接的な技法で交換することを可能ならしめ
る長所を有している。
【0012】本発明の好ましい実施の形態では、締付け
スタック組立体内の締付けスタックは水平に配列されて
おり、そのためスタックを弛めた時、上に位置する電力
半導体部品及びヒートシンクの重量によって個々の電力
半導体部品がしっかりと保持されることも、またはクラ
ンプされることもない。その結果、電力半導体部品を交
換する時に、ヒートシンクを強制的に分離させるための
特別なツールまたは機械的支援の何れをも必要としな
い。
【0013】本発明の別の好ましい実施の形態では、複
数の締付けスタックからのヒートシンクは互いに割振ら
れており、これらの相互に関連付けられたヒートシンク
は、締付けスタックの軸方向に直角な共通面内に配置さ
れている。相互に関連付けられたヒートシンクは、共通
ヒートシンクホルダーによってフレームに接続すること
が好ましい。複数のヒートシンクのために共通ホルダー
を使用することにより、締付けスタック組立体内の複数
の部品が減少し、取付けが簡易になる。
【0014】相互に関連付けられたヒートシンクのため
の電気母線システムをシート金属板によって形成し、そ
れによって低インダクタンス電気接続を形成させること
が好ましい。
【0015】別の好ましい実施の形態は、特許請求の範
囲の従属請求項に記載されている。
【0016】以下に、添付図面に基づいて本発明の好ま
しい実施の形態を詳細に説明する。尚、添付図面におい
ては同一の部品には同一の番号を付してある。
【0017】
【発明の実施の形態及び実施例】図1は、共通フレーム
内に組み込まれている本発明による3つの締付けスタッ
ク組立体32の斜視図である。締付けスタック組立体3
2は上下に配列されており、各々は3つの締付けスタッ
クからなっている。フレームは、フレームロッド1、ロ
ッドホルダー2、図3に示されている端板3、及び端板
補強材4を有し、これらは一緒になって締付けスタック
組立体32の他の要素を担持している。フレームロッド
1はロッドホルダー2に固定されており、ロッドホルダ
ー2は端板補強材4によって補強されている端板3に固
定されている。2つのフレームロッド1及びロッドホル
ダー2によって、1つの締付けスタックが形成されてい
る。図1の電気回路及び詳細に関して、以下に図2及び
3を使用して説明する。
【0018】図2は、例えばインバータの中間直流回路
の端子である負端子21、正端子22、及び中性点26
を有する多相3点コンバータの回路図である。これらの
端子には、複数の位相モジュール23及びクランプ回路
25が接続されている。位相モジュール23は、公知の
技法で3点回路及び位相端子24、24’、24”とし
て配列されている電力半導体部品を有している。これら
の電力半導体部品は、スイッチング部品またはダイオー
ドである。スイッチング部品は、好ましくはGCTまた
はIGCTである。何れの場合も、位相モジュール23
は、負端子21、正端子22、または中性点26を関連
する位相端子24、24’、24”へスイッチさせる。
クランプ回路25は、直列接続のダイオード及びキャパ
シタを有しており、直流回路からの電圧をそれぞれ負の
クランプ電圧CL−、または正のクランプ電圧CL+に
制限するために使用される。電流コンバータは、この3
相モジュール23よりも多くの位相を有することができ
る。図1に示す配列は、合計6つの位相モジュール23
及び2つのクランプ回路25を有している。
【0019】図3は、図1の締付けスタック組立体の半
分、即ち個々の位相モジュール23の斜視図である。図
1の斜視図には省略されている縁板3の1つの詳細の他
に以下のものが示されている。即ち、説明済みの要素に
加えて、押し棒5が示されており、押し棒5はヒートシ
ンク6及び電力半導体部品8のスタックを一緒に押して
いる。別の押し棒がヒートシンク6の右に配置されてお
り、図示されている押し棒5と整列している。しかしな
がら、これらの別の押し棒は、図3及びその他の図面に
も示されていない。ヒートシンク6は、それらを通して
冷却水が流されており、冷却水ホース(図示せず)に接
続される冷却水接続61を有している。これらの冷却水
ホースは、関連するヒートシンク6と同一の面内に位置
しているので、電力半導体部品8へのアクセスは自由で
ある。
【0020】半導体部品8のスイッチング部品、即ち、
例えばIGCTには駆動基板9が設けられており、これ
らの駆動基板9はIGCTを駆動するための電子回路を
担持している。これらの駆動基板9は、好ましくは締付
けスタック組立体32の前側に配置する。従って、IG
CTは、締付けスタック組立体32の前側の締付けスタ
ック内に配置されている。中間回路板10、10’、1
0”は電気母線システムを形成し、上下に配置された複
数のヒートシンク6及び位相モジュール23を互いに電
気的に接続している。この場合、例えば、第1の中間回
路板10は負端子21を形成し、第2及び第3の中間回
路板10’は中性点26を形成し、そして第4の中間回
路板10”は正端子22を形成している。何れの場合
も、第2及び第3の中間回路板10’には、クランプ回
路25に属するクランプキャパシタ12が接続されてい
る。シート金属板によって母線システムを構成すること
により、インバータの浮遊インダクタンスが減少する。
【0021】端板3はリードスルーを有し、それらを通
して母線11及び冷却水ライン62が布設されている。
冷却水ライン62は、冷却水ホース(図示せず)によっ
てヒートシンク6上の冷却水接続61に接続されてい
る。例えば、別のスラストロッド、クランプキャパシタ
12への接続、及び電力半導体部品8からのサスペンシ
ョンのような幾つかの要素は、明瞭化のために図示して
いない。
【0022】図4は、本発明の第1の実施の形態の締付
けスタック組立体32内に組み込まれた本発明による締
付けスタックの詳細図である。本図は、締付けスタック
組立体32の前側締付けスタックの前側を示している。
明瞭化のために、IGCTの駆動基板9は示してない。
締付けスタックは、締付けスタックの水平に延びる軸方
向Aに沿って直列に配列されている電力半導体部品8及
びヒートシンク6を有している。
【0023】電力半導体部品8は円筒形のケースを有
し、ケースの両端には電気的及び熱的結合の目的のため
に平らな丸い電極(陽極、陰極)が設けられている。半
導体スタックにおいては、ヒートシンク6は、その接触
面が電力半導体部品8の一方の電極と接触するように、
電力半導体部品8の両側に配列されている。締付けスタ
ックが締付け状態にある時には、電力半導体8及びヒー
トシンク6は、スラストロッド5によって軸方向A内で
互いに他方に対して押し付けられている。ヒートシンク
6にはフランジまたはホルダー15が設けられ、ホルダ
ー15は絶縁用の第1の接続要素16を介してフレーム
ロッド1に接続されている。本発明の別の変形では、ヒ
ートシンク6は、ヒートシンクホルダー15(好ましく
は絶縁材料の板またはモールディングである)にしっか
りと接続されている。このヒートシンクホルダー15
は、第1の接続要素16によってフレームに接続されて
いる。本発明の別の変形(図示せず)では、ヒートシン
クホルダー15はフレームに直接接続されている。ヒー
トシンクホルダー15は、冷却水ラインを案内するため
の手段を有していることが好ましい。フレームへ接続す
ることにより、ヒートシンクホルダー15を締付けスタ
ックの軸方向Aに沿って変位させることができるように
なる。その結果、締付けスタックの締付け中または弛め
中に、ヒートシンク6も同様に軸方向に運動することが
できる。
【0024】電力半導体部品8は、例えば、好ましくは
絶縁材料製の板14であるキャリヤー要素にしっかりと
接続されている。板は、締付けスタックの軸方向Aに直
角な取付け面内に位置している。
【0025】本発明によれば、板14は電力半導体部品
8の一方の極性を保持し、共通する固定手段によってフ
レームに取り外し可能なように接続される。本発明の第
1の実施の形態では、これらの共通する固定手段はフッ
ク、またはフック状の構造であるか、または板14上の
案内手段20である。案内手段20によって、板14を
フレームのスラストロッド5内にフック掛けすることが
できる。締付けスタック組立体32の締付けスタックが
弛められた場合には、板14は軸方向A内で運動するこ
とができる。締付けスタックが水平に位置しているこ
と、そしてその結果、締付けスタック内の要素、例えば
電力半導体部品8には他の要素の重量による荷重が加わ
らないことから、この運動は一層容易にされる。電力半
導体部品8が板14によって保持されているために、締
付けスタックが弛められても、電力半導体部品8は締付
けスタックから落下することがない。
【0026】板14には複数の切抜きが設けられてお
り、それらの中に3つの電力半導体部品8、8’、8”
が挿入され、板14にしっかりと接続される。従って、
3つの電力半導体部品8、8’、8”は共通取付け面内
に位置し、締付けスタック組立体32が弛められた時に
それらを締付けスタック組立体32から一緒に取り外す
ことができ、また1つの取付け方向から締付けスタック
組立体32内へ挿入することができる。即ち、何れかの
所望する電力半導体部品8を交換するためには、単に締
付けスタック組立体32を弛めて適切な板14を引き出
すだけでよい。取付け方向は、締付けスタックの軸方向
に直角で、且つ図4の面に直角に位置している。
【0027】図5及び6は、本発明の第1の実施の形態
内に組み込まれた本発明による締付けスタックの詳細斜
視図である。これらの図は、それぞれ、取付け方向に部
分的に、及び全体的に引き出された板14を示してい
る。この実施の形態では、この取付け方向は、前後に配
置されている締付けスタックを横切っている。引き出さ
れた板14の後の2つの面については対応する駆動基板
9だけが示されており、対応する板は示されていない。
これらの図面から、板14に対する駆動基板9の配列が
解る。この場合、駆動基板9は関連するIGCT8及び
/または板14にしっかりと接続されている。駆動基板
9は、電子部品(図示せず)の他に、ヒートシンク91
及びキャパシタ組立体92を有している。締付けスタッ
ク組立体32の個々の面内で、板14は2つの(3つで
はなく)電力半導体部品8を有しているに過ぎない。
【0028】図7は、図5と類似の配列を異なる角度か
ら見た図である。しかしながら、4面の板14が示され
ており、1つの板14が引き出されている。更に、中間
回路板10、10’、10”及びそれらの配列を示して
おり、特に2つの中央中間回路板10’がヒートシンク
6を有する第1の面内にあって実質的に平らであること
を示している。2つの外側の中間回路板10、10”
は、それぞれの板の中央領域がそれぞれヒートシンク6
を有する第2及び第3の面内に位置するように曲げられ
ている。この配列は、取付け方向から見た中間回路板1
0、10’、10”を示している図8から理解できよ
う。板及び母線システムをこのように配列することによ
ってのみ、本発明による板14に全締付けスタック組立
体32を横切らせることが可能になる。
【0029】図9及び10は、本発明の第1の実施の形
態の変形の詳細を示している。この実施の形態では、板
14は共通固定手段によって第2の接続要素17を介し
てフレームに取り外し可能なように接続されている。図
9は、締付けスタックの前側を取付け方向から見た図で
あって、電力半導体部品8、そのキャリヤー板14、及
び2つのフレームロッド1へのその固定方法を示してい
る。図10は、締付けスタックの軸方向Aから見たキャ
リヤー板14及びその固定方法を示している。両図に
は、フレームロッド1に固定され、案内突起19を有す
る第2の接続要素17が示されている。板14は、板1
4または案内手段20上にフックの形状の共通固定手段
を有し、これらは案内突起19にフック掛けされる。
【0030】図11は、本発明の第1の実施の形態の別
の変形の詳細を示している。この変形では、板14は、
一方向だけに向いた案内手段20を有しており、これら
をフレームロッド1にフック掛けすることができる。
【0031】本発明の好ましい実施の形態では、案内手
段20は、ラッチすることも、再度取り外すこともでき
る接続として設計されている。キャリヤー要素14を押
し込むと、案内手段20は第2の接続要素17と、フレ
ームとにそれぞれラッチされる。取付け方向に張力を加
えながらロードすると、案内手段20はキャリヤー要素
14を解放する。
【0032】図12は、本発明の第2の実施の形態の詳
細図である。これは、取付け方向から見た図である。こ
の第2の実施の形態の共通固定手段は、板14を取付け
方向に案内する案内レール18である。案内レール18
は、第2の接続要素17上に形成することが好ましく、
また取付け方向に互いに前後に位置する少なくとも2つ
のフレームロッド1へ固定することが好ましい。この固
定方法により、電力半導体部品8を軸方向Aに沿って少
なくとも僅かに変位させることができる。その結果、締
付けスタックを弛めた時に、締付けスタックの要素を弛
めることができ、板14を引き出すことができる。
【0033】図13乃至15は、本発明の第2の実施の
形態による板14の種々変形を示している。これらの図
面はそれぞれ、軸方向Aから見た板14を示している。
電力半導体部品8、8’、8”を有する板14は、フレ
ーム(図示せず)に接続されている案内レール18内に
押し込まれている。
【0034】図13では、キャリヤー要素14上の電力
半導体部品8、8’、8”は、実質的に一直線上に、そ
して共通板14上に配列されている。
【0035】図14は、共通取付け面内の同一案内レー
ル18内に案内されている分離した要素または部分板1
4、14’、14”を示している。その結果、個々の部
分板14、14’、14”内に保持されている電力半導
体部品8、8’、8”は順次に取付け方向に押し込む、
または引き出すことができる。またこれにより、個々の
電力半導体部品8、8’、8”を交換することも、在庫
させておくことも可能になる。
【0036】図15では、板14上の電力半導体部品
8、8’、8”は実質的に三角形に配列されている。従
って、関連する締付けスタック組立体32の締付けスタ
ックも同様に三角形に配列され、互いに平行に走ってい
る。
【0037】本発明の全ての実施の形態に共通のファク
タは、共通面内に位置する締付けスタック組立体32の
電力半導体部品8を、この取付け面内の共通取付方向に
取り出すことも、または挿入することもできることであ
る。これは、電力半導体部品8を取付け方向に線形運動
させることによって遂行される。これは、共通する方向
から、前後に配置されている全ての電力半導体部品8、
8’、8”へアクセスすることができる長所を有してい
る。この場合、板14の一方の端面は比較的小さい。そ
の結果、図1に示すように、本発明による複数の締付け
スタック組立体32は、障害を起こした電力半導体8、
8’、8”を交換する能力を損なうことなく、上下に配
列することができる。
【0038】電力半導体部品8の電極間の電気接続は、
ヒートシンク6を介して行われる。ヒートシンク6は、
母線システムを介して電気的に接続されている。本発明
においては、母線システムは少なくとも部分的に銅板で
形成されており、中間回路板10、10’、10”も同
様である。
【0039】本発明の別の実施の形態では、締付けスタ
ック組立体32の複数の締付けスタックからのヒートシ
ンク6は、何れの場合も互いに割振られており、締付け
スタックの軸方向Aに直角な共通面内に配置されてい
る。この場合、相互に関連付けられたヒートシンク6
は、個々にフレームに接続されるのではなく、共通のヒ
ートシンクホルダーによって接続される。複数のヒート
シンクを共通保持することにより、締付けスタック組立
体の部品が減少し、取付が簡易化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】共通フレーム内の本発明による3つの締付けス
タック組立体の斜視図である。
【図2】図1の配列に対応する電気回路の回路図であ
る。
【図3】締付けスタック組立体の半分の斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態内の本発明による締
付けスタックの詳細図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態内の本発明による締
付けスタックの詳細斜視図であって、電力半導体部品を
担持する1つのキャリヤー要素、または板が部分的に引
き出された状態を示している。
【図6】図5と同じ斜視図であって、1つの電力半導体
部品を担持するキャリヤー要素、または板が完全に引き
出された状態を示している。
【図7】図5の状態を異なる角度から見た詳細斜視図で
ある。
【図8】本発明による中間回路板の配列を示す概要図で
ある。
【図9】本発明の第1の実施の形態の変形の詳細側面図
である。
【図10】図9に示す実施の形態の正面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態の別の変形の概要
正面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の詳細側面図であ
る。
【図13】本発明の第2の実施の形態によるキャリヤー
要素の変形を示す概要正面図である。
【図14】図13に示すキャリヤー要素の別の変形を示
す概要正面図である。
【図15】図13及び14に示すキャリヤー要素の別の
変形を示す概要正面図である。
【符号の説明】
A 軸方向 1 フレームロッド 2 ロッドホルダー 3 端板 4 端板補強材 5 スラストロッド 6 ヒートシンク 8 電力半導体部品 9 駆動基板 10 中間回路板 11 母線 12 クランプキャパシタ 13 接触面 14 キャリヤー要素(板) 15 ヒートシンクホルダー 16 第1の接続要素 17 第2の接続要素 18 案内レール 19 案内突起 20 案内手段 21 負端子 22 正端子 23 位相モジュール 24 位相接続 25 クランプ回路 26 中性点 32 締付けスタック組立体 61 冷却水接続 62 冷却水ライン 91 ヒートシンク 92 1組のキャパシタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体締付けスタック組立体(32)に
    おいて、 複数の電力半導体部品(8)及び複数のヒートシンク
    (6)を各々が有している少なくとも2つの締付けスタ
    ックを有し、前記締付けスタックの前記電力半導体部品
    (8)及び前記ヒートシンク(6)は前記締付けスタッ
    クの水平に延びる軸方向(A)に沿って直列に配列さ
    れ、前記締付けスタックは共通フレーム内において互い
    に平行に配列され、そして前記電力半導体部品(8)は
    キャリヤー要素(14)上に取付けられており、 異なる締付けスタック内の電力半導体部品(8)は互い
    に割振られ、これらの相互に関連付けられた電力半導体
    部品(8)は前記締付けスタックの軸方向(A)に直角
    な共通取付け面内に配置されており、前記相互に関連付
    けられた電力半導体部品(8)は前記共通取付け面内に
    位置する共通取付け方向に前記締付けスタック組立体
    (32)から取り外すことも、または前記締付けスタッ
    ク組立体(32)内へ挿入することもできるようになっ
    ていることを特徴とする半導体締付けスタック組立体
    (32)。
  2. 【請求項2】 前記相互に関連付けられた電力半導体部
    品(8)は、前記フレームへ固定するための共通固定手
    段を有していることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体締付けスタック組立体(32)。
  3. 【請求項3】 前記相互に関連付けられた電力半導体部
    品(8)は、共通キャリヤー要素(14)上に取付けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の半導体締付
    けスタック組立体(32)。
  4. 【請求項4】 前記相互に関連付けられた電力半導体部
    品(8)は、個々のキャリヤー要素(14、14’、1
    4”)上に取付けられ、それぞれ逐次に取り外したり、
    または挿入したりできるようになっていることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体締付けスタック組立体(3
    2)。
  5. 【請求項5】 前記キャリヤー要素(14)は、案内レ
    ール(18)内を案内されることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体締付けスタック組立体(32)。
  6. 【請求項6】 前記キャリヤー要素(14)は、案内手
    段(20)によって前記フレームに、または接続要素
    (17)にフック掛けされることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体締付けスタック組立体(32)。
  7. 【請求項7】 前記ヒートシンク(6)は母線システム
    (10、10’、10”)を介して電気的に接続され、
    前記母線システム(10、10’、10”)は少なくと
    も部分的にシート金属板からなることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体締付けスタック組立体(32)。
  8. 【請求項8】 異なる締付けスタックからの前記ヒート
    シンク(6)は互いに割振られ、これらの相互に関連付
    けられたヒートシンク(6)は前記締付けスタックの軸
    方向Aに直角な共通面内に配置され、前記相互に関連付
    けられたヒートシンク(6)は前記ヒートシンク(6)
    を前記フレームに接続している共通ヒートシンクホルダ
    ーを有していることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体締付けスタック組立体(32)。
  9. 【請求項9】 前記電力半導体部品(8)は、前記締付
    けスタック組立体(32)の一方の側だけからアクセス
    することによって交換できることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体締付けスタック組立体(32)。
  10. 【請求項10】 前記締付けスタックを弛めた時に、機
    械的に援助することなく、前記電力半導体部品(8)を
    取り外し及び挿入できるようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の半導体締付けスタック組立体(32)。
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