JP2002110391A - 放電ランプ点灯用電源 - Google Patents

放電ランプ点灯用電源

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JP2002110391A
JP2002110391A JP2000303858A JP2000303858A JP2002110391A JP 2002110391 A JP2002110391 A JP 2002110391A JP 2000303858 A JP2000303858 A JP 2000303858A JP 2000303858 A JP2000303858 A JP 2000303858A JP 2002110391 A JP2002110391 A JP 2002110391A
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JP
Japan
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discharge lamp
circuit
voltage
lighting
current
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JP2000303858A
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Yukihiro Kameda
幸広 亀田
Tetsunosuke Nakamura
徹之介 中村
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Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電ランプ点灯直後の点灯電流による破損を
防止することが可能な放電ランプ点灯用電源を提供す
る。 【解決手段】 入力電圧を放電ランプ点灯に必要な電圧
及び電流に変換するチョッパー回路6と、チョッパー回
路6を制御するチョッパー回路部制御回路1と、チョッ
パー回路出力を交流変換する交流変換回路3と、交流変
換回路出力を基に高圧を発生して放電ランプ5に印加す
る高圧発生回路4とを備え、チョッパー回路6内の平滑
コンデンサC1にスイッチ素子7を直列に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電圧、電流を
印加し、放電ランプの放電を持続する方式の放電ランプ
点灯用電源に係り、特に放電ランプ点灯直後の点灯電流
による点灯回路の破損を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例に係る放電ランプ点灯用電
源の構成図である。この放電ランプ点灯回路は、チョッ
パー回路部制御回路(M1)1と、交流変換回路部制御
回路(M2;AC出力制御回路)2と、交流変換回路3
と、高圧発生回路4と、チョッパー回路6とを備えてい
る。放電ランプ5は高圧発生回路4のトランスT1の2
次側に接続されている。
【0003】チョッパー回路部制御回路1は、入力電圧
VINを動作に必要な電圧及び電流に変換するチョッパ
ー回路6の電圧、電流検出を行い、高圧発生信号を高圧
発生回路4のトランジスタQ5のトリガに出力する。
【0004】交流変換回路部制御回路2は、放電ランプ
5へ交流電圧、電流を供給するトランジスタQ1、Q
2、Q3、Q4を有する交流変換回路3を制御する。交
流変換回路3は、トランジスタQ1〜Q4を有し、チョ
ッパー回路6から出力される直流電圧、電流を交流に変
換する。
【0005】高圧発生回路4は、高圧発生用のトランス
T1とトランジスタQ5を有し、放電ランプ5に高電圧
を供給する。チョッパー回路6は、トランジスタQ1、
ダイオードD1、インダクタンスL1、コンデンサC
1、検出抵抗Rsを有し、入力電圧VINを放電ランプ
駆動に必要な電圧、電流に変換する。
【0006】図4(1)〜(6)は従来例による放電ラ
ンプ点灯時の動作説明図である。図3に示す放電ランプ
点灯回路において、点灯所期に放電ランプ5に直流また
は交流電圧Vstを印加しながら高電圧のごく短い時間
の高圧パルス電圧を重畳して点灯させる場合、点灯時放
電ランプ電極間に高電圧のパルス電圧による電極間の絶
縁破壊からアーク放電に移行させながら放電ランプを放
電状態にさせるとき、放電ランプ電極間インピーダンス
Zoは、放電前は非常に高いインピーダンスであるが、
放電開始直後から急激に小さい値Zsに変化する。
【0007】このとき、点灯回路内の平滑コンデンサC
1に蓄積された電荷がトランスT1を通過して放電ラン
プ5に供給される。この瞬間に発生し得る電流は、放電
ランプ5への初期印加電圧Vstと放電ランプインピー
ダンスZIS、トランスT1のインピーダンスZtによ
り決まる。
【0008】液晶プロジェクタ等の映像機器に利用され
る放電ランプは、動作電圧が30Vから120V、動作
電流が10Aから1Aに選ばれることが多い。これらの
放電ランプは、点灯開始時に印加される電圧Vstは動
作電圧以上に選定され、放電ランプ電極は絶縁破壊した
直後のインピーダンスZstによる初期電圧は制御回路
M1による電流制限がされずとも実測で10V前後とな
り、安定状態での動作電圧に比較し、低い電圧で動作開
始することになる。点灯開始時の放電ランプのインピー
ダンスZstは非常に低いものとなる。
【0009】放電ランプの電圧は放電ランプの温度が上
昇すると共に徐々に上昇し、安定動作インピーダンスZ
aに安定する。起動直後のランプインピーダンスZst
は、動作電流範囲等の上記条件から1Ωから10Ω程度
と推定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この点灯直後の電流は
放電開始直前のコンデンサC1の電圧から推定され、ト
ランスインピーダンスがランプインピーダンスより無視
できるほど小さい場合、Vst=220Vとすると、点
灯初期時電流ILpは最大220Aから22Aとなり、
通常の動作電流よりも10倍から20倍と大幅に大きく
なり、トランジスタQ1からQ5には通常動作時より過
大な電流が流れ、破損に至る可能性がある。
【0011】過大な電流は電流検出抵抗Rsに発生する
電圧を検出し、一定電流Iscp以下に制御可能である
が、現象の発生時間が数μ秒と極めて短い時間で発生す
るため、制御回路で抑制することが困難である。
【0012】起動後、電圧電流リップルがあるとランプ
の電極間に音響共鳴現象を起こし、放電が安定しない。
この状態が継続するとランプ光量変化、フリッカ、ちら
つきとなり、映像用に使用する光源に適さなくなる。
【0013】本発明は放電ランプ点灯直後の点灯電流に
よる破損を防止することが可能な放電ランプ点灯用電源
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力電圧を放電ランプ点灯に必要な電圧
及び電流に変換するチョッパー回路と、チョッパー回路
を制御するチョッパー回路部制御回路と、チョッパー回
路出力を交流変換する交流変換回路と、交流変換回路出
力を基に高圧を発生して放電ランプに印加する高圧発生
回路とを備え、前記チョッパー回路内の平滑コンデンサ
にスイッチ素子を直列に接続したことを特徴とするもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は本発明の実施の形態に係る放
電ランプ点灯用電源の構成図、図2は本発明によるラン
プ点灯時の動作説明図である。この放電ランプ点灯用電
源は、チョッパー回路部制御回路(M1)1と、交流変
換回路部制御回路(M2;AC出力制御回路)2と、交
流変換回路3と、高圧発生回路4と、チョッパー回路6
とを備えている。放電ランプ5は高圧発生回路4のトラ
ンスT1の2次側に接続されている。
【0016】チョッパー回路部制御回路1は、入力電圧
VINを動作に必要な電圧及び電流に変換するチョッパ
ー回路6の電圧、電流検出を行い、高圧発生信号を高圧
発生回路4のトランジスタQ5のトリガに出力する。
【0017】交流変換回路部制御回路2は、放電ランプ
5へ交流電圧、電流を供給するトランジスタQ1、Q
2、Q3、Q4を有する交流変換回路3を制御する。交
流変換回路3は、トランジスタQ1〜Q4を有し、チョ
ッパー回路6から出力される直流電圧、電流を交流に変
換する。
【0018】高圧発生回路4は、高圧発生用のトランス
T1とトランジスタQ5を有し、放電ランプ5に高電圧
を供給する。チョッパー回路6は、トランジスタQ1、
ダイオードD1、インダクタンスL1、コンデンサC
1、検出抵抗Rsを有し、入力電圧VINを放電ランプ
点灯に必要な電圧、電流に変換する。
【0019】そして本発明では、チョッパー回路6に、
放電ランプ5の点灯を検出してから一定時間Taが経過
後、コンデンサC1に電気的に接続可能なスイッチ素子
(Q7)7を追加する。即ち、本回路では交流電圧、電
流変換に入力される前の電圧、電流を平滑するためのコ
ンデンサC1に直列にスイッチ素子7を接続し、起動開
始直後はスイッチ素子7をオープン状態とし、放電ラン
プ点灯を検出して一定時間後、スイッチ素子7をオンさ
せるように制御される。
【0020】このようにすればコンデンサC1により電
圧、電流リップルを軽減し、フリッカ、ちらつきを無く
すと共に、スイッチ素子7によりランプ起動時の素子の
破損を引き起こす原因となる起動時の突入電流を抑制す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、入力電圧を放電ランプ
点灯に必要な電圧及び電流に変換するチョッパー回路
と、チョッパー回路を制御するチョッパー回路部制御回
路と、チョッパー回路出力を交流変換する交流変換回路
と、交流変換回路出力を基に高圧を発生して放電ランプ
に印加する高圧発生回路とを備え、さらにチョッパー回
路内の平滑コンデンサに直列にスイッチ素子を接続した
ので、放電ランプ点灯直後の点灯電流による破損を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る放電ランプ点灯用電
源の構成図である。
【図2】本発明によるランプ点灯時の動作説明図であ
る。
【図3】従来例に係る放電ランプ点灯用電源の構成図で
ある。
【図4】従来例によるランプ点灯時の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 チョッパー回路部制御回路 2 交流変換回路部制御回路 3 交流変換回路 4 高圧発生回路 5 放電ランプ 6 チョッパー回路 7 スイッチ素子
フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 BA05 BB01 CA03 DD06 DE06 EA06 EB01 GA01 GB18 GC04 3K083 AA15 AA45 AA64 AA65 BA06 BA25 BA26 BC33 BC47 BD03 BD04 BD16 BD22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧を放電ランプ駆動に必要な電圧
    及び電流に変換するチョッパー回路と、チョッパー回路
    を制御するチョッパー回路部制御回路と、チョッパー回
    路出力を交流変換する交流変換回路と、交流変換回路出
    力を基に高圧を発生して放電ランプに印加する高圧発生
    回路とを備え、前記チョッパー回路内の平滑コンデンサ
    にスイッチ素子を直列に接続したことを特徴とする放電
    ランプ点灯用電源。
JP2000303858A 2000-10-03 2000-10-03 放電ランプ点灯用電源 Pending JP2002110391A (ja)

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