JP2002110284A - 外部端子のカバー構造 - Google Patents

外部端子のカバー構造

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JP2002110284A
JP2002110284A JP2000296896A JP2000296896A JP2002110284A JP 2002110284 A JP2002110284 A JP 2002110284A JP 2000296896 A JP2000296896 A JP 2000296896A JP 2000296896 A JP2000296896 A JP 2000296896A JP 2002110284 A JP2002110284 A JP 2002110284A
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Hiroyuki Sonoda
博行 園田
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部端子を備える電子機器において、外部端
子部分を覆うカバーを紛失する心配が無く、カバーの開
閉操作が容易で、外部端子部分を覆った閉状態を確実に
維持する。 【解決手段】 電子機器1に備えられる外部端子17部
分を覆うカバー構造であって、外部端子17部分に対応
する硬質材料部分23の周囲に軟質材料部分22を一体
化してなるカバー21を、機器本体2に軟質材料部分2
2の一部で固定し、硬質材料部分23には、外部端子1
7部分をカバー21が覆った状態で機器本体2に対し固
定する突起部23aを設ける。これにより、カバー21
を紛失する心配が無く、カバー21の開閉操作が軟質材
料部分22の弾性変形により容易である。そして、硬質
材料部分23に、機器本体2に対し固定する突起部23
aを設けたので、その硬質材料部分23の突起部23a
により機器本体2に固定して、カバー21で外部端子1
7部分を覆った閉状態を確実に維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部端子のカバー
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の携帯型電子機器において、
充電用やデータ入出力用等の外部端子を備えたものがあ
り、その外部端子部分を開閉可能に覆うカバーとして、
従来は、軟質樹脂製または硬質樹脂製のカバーを使用し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、軟質樹脂製カ
バーの場合、一部が機器本体に固定されているため、紛
失の心配は無いが、外部端子部分を閉じた状態が軟質材
料の圧縮変形によりなされることから、閉状態が必ずし
も充分に維持されるものではなかった。また、硬質樹脂
製カバーの場合、着脱式のため、紛失の心配があり、閉
状態から外れてしまう心配もあった。
【0004】本発明の課題は、外部端子を備える電子機
器において、外部端子部分を覆うカバーを紛失する心配
が無く、カバーの開閉操作が容易で、外部端子部分を覆
った閉状態を確実に維持することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図4、図5、図1
0から図14に示すように、電子機器1に備えられる外
部端子17部分を覆うカバー構造であって、前記外部端
子17部分に対応する硬質材料部分23の周囲に軟質材
料部分22を一体化してなるカバー21を、機器本体2
に前記軟質材料部分22の一部で固定し、前記硬質材料
部分23には、前記外部端子17部分を前記カバー21
が覆った状態で前記機器本体2に対し固定する突起部2
3aを設けたことを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、電子機器の
外部端子部分に対応する硬質材料部分の周囲に軟質材料
部分を一体化してなるカバーであって、機器本体に軟質
材料部分の一部で固定したので、カバーを紛失する心配
が無く、カバーの開閉操作が軟質材料部分の弾性変形に
より容易である。そして、硬質材料部分に、機器本体に
対し固定する突起部を設けたので、その硬質材料部分の
突起部により機器本体に固定して、カバーで外部端子部
分を覆った閉状態を確実に維持できる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の外
部端子17のカバー21構造であって、例えば、図36
から図39に示すように、前記軟質材料部分22には、
前記機器本体1内に用いられるパッキン12が一体化さ
れていることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の軟質材料部分は、機器本体内のパッキンと一体化さ
れているので、部品点数を削減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0010】〔第1の実施の形態〕実施形態において、
電子機器は、図1に示すように、腕装着型のケース2の
モジュール収納部2aから一側方に突出するアンテナ収
納部2bを有し、ケース2にリストバンド3a、3bを
備えたGPS内蔵腕時計1である。ケース2には、図2
から図4、図10から図13に示すように、各種部品が
組み付けられている。すなわち、ケース2の表面にガラ
ス4、ベゼル5、飾りピース6、7、フロントボタン
8、サイドボタン9等が設けられており、11はベゼル
取付用のねじである。ケース2の下面にパッキン(Oリ
ング)12を介装して裏蓋13がねじ14により取り付
けられており、15は緩衝体、16はユニモルフであ
る。
【0011】また、ケース2のモジュール収納部2aで
アンテナ収納部2bと反対側の側面に充電用/通信用の
外部端子17が組み付けられている。この外部端子17
は、コイルスプリング18により突出方向に付勢され
て、Eリング19により抜け止めされている。実施形態
において、外部端子17は、図7、図9、図10、図1
2、図15及び図16に示すように、横方向に5個並べ
て設けられている。更に、このような横方向5個並びの
外部端子17部分を覆う端子カバー21が設けられてい
る。この端子カバー21は、図4及び図13に示すよう
に、軟質樹脂材料部分22の内部に外部端子17部分と
対応する硬質樹脂材料部分23をインサート成形もしく
は二色成形等で一体化したものである。以上の端子カバ
ー21は、軟質樹脂材料部分22がケース2と裏蓋17
との間に挟み込むようにして一端側で固定され、軟質樹
脂材料部分22の中間部が開閉動作の際の屈曲部22a
となっている。また、硬質樹脂材料部分23の両端部に
は、図5、図13及び図14に示すように、外部端子1
7部分を閉じた状態でケース2に係合して固定状態とな
る突起部23aが形成されている。
【0012】そして、ケース2の内部には、図6から図
9に示すように、ハウジング31、32、33、34に
よりモジュール41及びGPSアンテナ51が組み込ま
れている。モジュール41は、図7に示したように、表
示装置であるLCD42、そのバックライトをなすEL
素子43、第1絶縁シート44、アナログ基板45、デ
ジタル基板46、第2絶縁シート47等からなる。具体
的には、第1ハウジング31にLCD42がEL素子4
3とともに保持され、その下方の第1シールド板35に
囲まれて、第1絶縁シート44、アナログ基板45が第
2ハウジング32上に保持される。更に、その下方の第
2シールド板36に囲まれた第3ハウジング33下にデ
ジタル基板46、第2絶縁シート47が配置され、これ
らはその下方の第3シールド板37に囲まれて第4ハウ
ジング34上に保持される。
【0013】また、第1ハウジング31上でLCD42
の左側にGPSアンテナ51が保持される。更に、第4
ハウジング34下に薄板状の二次電池(充電用電池)5
2が保持される。以上において、EL素子43はコイル
スプリング48によってアナログ基板45から電源供給
され、アナログ基板45はコイルスプリング49によっ
てデジタル基板46から電源供給されている。また、デ
ジタル基板46は上面のみの片面実装であり、このデジ
タル基板46の下面に二次電池52が実装できるように
なっている。なお、外部端子17は、第1シールド板3
5、第2シールド板36及び第3シールド板37の側面
に位置する。
【0014】以上の構成によるGPS内蔵腕時計1によ
れば、以下の作用効果が得られる。 (1)モジュール41の最下面に二次電池52を配置し
たので、ケース2の平面的サイズを小さくできる。ま
た、防水対策も容易となる。 (2)上面のみの片面実装としたデジタル基板46の下
面(反実装面)側に二次電池52を配置したので、電源
供給が容易になり、かつ、二次電池52の平面的サイズ
も最大限に確保できる。 (3)ケース2において、GPSアンテナ51と一番遠
い反対側に外部端子17を設けたので、外部端子17部
分からGPSアンテナ51へのノイズの回り込みを最小
限に抑えることが可能となり、合理的に充電/通信機能
を付加できる。
【0015】そして、GPS内蔵腕時計1に備えた端子
カバー21によれば、以下の作用効果が得られる。 (1)外部端子17部分に対応する硬質樹脂材料部分2
3の周囲に軟質樹脂材料部分23を一体成形した端子カ
バー21であり、ケース2に軟質樹脂材料部分22の一
部を裏蓋13により挟んで固定したので、紛失する心配
が無く、軟質樹脂材料部分22の屈曲部22aによる弾
性変形により開閉操作が容易に行える。 (2)硬質樹脂材料部分23に、ケース2に対し固定す
る突起部23aを設けたので、その硬質樹脂材料部分2
3の突起部23aによりクリック感を伴った閉動作をも
ってケース2に固定できる。従って、端子カバー21が
ケース2を閉じた状態では、軟質樹脂材料部分22での
圧縮固定と硬質樹脂材料部分23でのスナップ固定とに
よって、外部端子17部分をカバー21で覆った状態を
確実に維持できる。
【0016】<ドッキングステーションの一例>図19
は以上のGPS内蔵腕時計1とドッキングステーション
60等の関係を示したもので、ドッキングステーション
60は、図20から図24等に示すような構成である。
すなわち、ドッキングステーション60は、図示のよう
に、下ケース61と合体された上ケース62の中央部に
トレー63をスライド自在に組み付けて、上ケース62
の一端側に充電用/通信用の接続端子71を備えたもの
である。
【0017】トレー63は、接続端子71側を除いて、
GPS内蔵腕時計1のケース2のバンド取付部側に対応
する起立部63aと前記アンテナ収納部2b側に対応す
る囲み部63bとを形成してなる。囲み部63cの中央
内部には、ケース2の係合溝2c(図4参照)に対応す
る係合片63cが形成されている。そして、トレー63
には、接続端子71側に突出し、言い換えれば、ケース
2の前記端子カバー21側へ突出する突出部材64が備
えられており、この突出部材64上に端子カバー押さえ
レバー(カバー開放部材)65が組み付けられている。
端子カバー押さえレバー65は、突出部材64に対し一
端部でピン65aにより回動自在となっていて、他端部
が突出部材64の二股状係止部(レバー係止部)64a
に係脱自在となっている。以上のトレー63は、図32
に示すように、上ケース62との間に設けたコイルスプ
リング66により接続端子71と反対方向に常時付勢さ
れている。コイルスプリング66の付勢に抗してトレー
63を接続端子71側にスライド操作すると、上ケース
62との間に設けた図示しないロック機構によりトレー
63が所定位置への固定状態にロックされる。そのロッ
ク状態において、上ケース62上のトレー63の近傍に
設けたロック解除ボタン67をその可能のコイルスプリ
ング68の付勢に抗して押すと、ロック状態が解除され
て、前記コイルスプリング66の付勢によりトレー63
が旧位置に復帰動作する。
【0018】接続端子71は、横並びに5個設けられて
いて、GPS内蔵腕時計1の外部端子17に対応するも
ので、上ケース62上に固定した端子ホルダー72に組
み付けられている。上ケース62には、端子ホルダー7
2の下方を開放した凹部69が形成されている。接続端
子71は、上ケース62と端子ホルダー72に固定した
端子板73に対し接触して可動に組み付けられており、
端子板73との間にコイルスプリング74が設けられて
いる。そして、端子ホルダー72の周囲を覆う端子ホル
ダーカバー75が設けられている。更に、端子板73
は、下ケース71内に設けた基板76に接続コード77
により電気的接続されている。なお、78は電源スイッ
チ、79はインジケーターランプである。また、下ケー
ス61には、電池蓋81が着脱自在に組み付けられてい
る。この電池蓋81により覆われた電池収納部82に
は、電池Bが6本並べて収納されており、83は電池押
さえ、84は電池蓋ストッパーである。そして、下ケー
ス61及び上ケース62の端子ホルダーカバー75側の
端面には、コネクター85が設けられている。このコネ
クター85は、前記基板76上に実装した電子部品86
に備えられており、87はコネクタキャップである。更
に、下ケース61及び上ケース62の一側面に直流電源
入力端子88が設けられおり、89は端子カバーであ
る。
【0019】次に、以上のドッキングステーション60
の使い方の一例を説明する。例えば、図19に示したよ
うに、ドッキングステーション60のコネクター85
に、外部機器90に接続されたデータケーブル91のコ
ネクター92を接続する。外部機器90は、例えば、パ
ソコン等の情報処理機器である。そして、前もって端子
カバー21を開いておいた状態のGPS内蔵腕時計1
を、ドッキングステーション60のトレー63上に装着
する。すなわち、図25、図27及び図30に示したよ
うに、予め、端子カバー押さえレバー65をピン65a
を支点に回動させて突出部材64の外側に倒しておいて
から、GPS内蔵腕時計1のケース2をトレー63上に
載せる。この時、トレー63上において、ケース2のバ
ンド取付部側に起立部63aが当接し、アンテナ収納部
2bの周囲に囲み部63bが当接するとともに、係合溝
2cに係合片63cが係合している(図32参照)。こ
の状態で、端子カバー21は、図示したように、突出部
材64の上方でピン65aと二股状係止部64aとの間
に位置している。続いて、図30に示すように、端子カ
バー押さえレバー65をピン65aを支点に回動させて
突出部材64上に倒し込む。これにより、図29、図3
1及び図32に示したように、端子カバー押さえレバー
65が端子カバー21を押さえ付けて二股状係止部64
aに係止状態となる。その後、囲み部63bを手で押し
てトレー63を接続端子71に向けてスライド操作す
る。つまり、コイルスプリング66の付勢に抗してトレ
ー63を接続端子71側にスライド操作することによ
り、図示しないロック機構によりトレー63が所定位置
へ固定されたロック状態になる。
【0020】以上により、図33から図35に示したよ
うに、外部端子17に接続端子71が接続された状態と
なる。この状態において、トレー63の突出部材64と
端子カバー押さえレバー65及び端子カバー21は、上
ケース62の端子ホルダー72下方に開放された凹部6
9に位置している。こうして、外部端子17に接続端子
71が接続されると、接続端子71により押された外部
端子17が、図35に示したように、モジュール41の
接点41aに接続状態となる。従って、GPS内蔵腕時
計1のモジュール41の回路に記憶された緯度・経度に
よる位置データ情報が外部端子17から接続端子71、
端子板73、接続コード77、基板76、電子部品8
6、コネクター85、92、データケーブル91を介し
て外部機器90に送られる。外部機器90では、取り込
んだ位置データ情報に基づいて移動軌跡が表示され、必
要に応じ印刷される。なお、GPS内蔵腕時計1に音楽
再生機能や他の情報処理機能も具備させておくことで、
外部機器90から音楽データや他の情報をGPS内蔵腕
時計1のモジュール41の回路に送り込み、音楽再生や
他の情報処理を行うようにしても良い。また、外部端子
17と接続端子71との接続状態において、ドッキング
ステーション60からGPS内蔵腕時計1への充電も行
える。つまり、ドッキングステーション60の電池Bま
たは外部電源からGPS内蔵腕時計1内の前記二次電池
52に充電できる。
【0021】以上のような情報通信または充電が終了し
たら、ロック解除ボタン67を押して、ロック状態を解
除させ、コイルスプリング66の付勢によりトレー63
を旧位置に復帰させる。そして、端子カバー押さえレバ
ー65を、二股状係止部64aから引き上げてピン65
aを支点に回動させて突出部材64の外側に倒してか
ら、GPS内蔵腕時計1をトレイ63から持ち上げる。
その後、端子カバー21を閉じる。
【0022】〔第2の実施の形態〕この実施形態は、図
36から図39に示すように、ケース2と裏蓋13との
間に介装する防水用のOリング12と端子カバー21と
を一体形成したものである。すなわち、端子カバー21
の本体である軟質樹脂材料部分22とOリング12とを
一体成形により得たものである。他の構成については前
述した第1の実施形態と同様につき同一符号を付して説
明を省略する。このように、Oリング12と端子カバー
21とを一体形成することで、部品点数を削減できる。
なお、端子カバー21に板状の防水部材を一体形成して
も良い。すなわち、端子カバー21の軟質樹脂材料部分
22に、ケース2と裏蓋13との間に介装する軟質樹脂
材料による板状防水部材を一体成形により得ても良い。
【0023】〔第3の実施の形態〕この実施形態におい
て、電子機器は、図40から図43に示すように、上ケ
ース102及び下ケース103からなり、アンテナ10
4、イヤホン105、表示画面106、キー入力部10
7、マイク108及び電池蓋109等を備える携帯型電
話機101である。そして、この携帯型電話機101
は、上ケース102及び下ケース103の下端面に外部
端子117及び端子カバー121を備えている。端子カ
バー121は、前述した第1の実施形態と同様に、軟質
樹脂材料部分122の内部に外部端子117部分と対応
する硬質樹脂材料部分123をインサート成形もしくは
二色成形等で一体化したものである。この端子カバー1
21は、軟質樹脂材料部分122が上ケース102と下
ケース103との間に挟み込むようにして一端側で固定
され、軟質樹脂材料部分122の中間部が開閉動作の際
の屈曲部122aとなっている。また、硬質樹脂材料部
分123の両端部には、外部端子117部分を閉じた状
態で上ケース102に係合して固定状態となる突起部1
23aが形成されている。
【0024】〔第4の実施の形態〕この実施形態は、図
44から図47に示すように、上ケース102と下ケー
ス103との間に介装する防水用のOリング112と端
子カバー121とを一体形成したものである。すなわ
ち、前述した第2の実施形態と同様に、端子カバー12
1の本体である軟質樹脂材料部分122とOリング11
2とを一体成形により得たものである。他の構成につい
ては前述した第3の実施形態と同様につき同一符号を付
して説明を省略する。このように、Oリング112と端
子カバー121とを一体形成することで、部品点数を削
減できる。なお、端子カバー121に板状の防水部材を
一体形成しても良い。すなわち、前述した第2の実施形
態と同様に、端子カバー121の軟質樹脂材料部分12
2に、上ケース102と下ケース103との間に介装す
る軟質樹脂材料による板状防水部材を一体成形により得
ても良い。
【0025】なお、以上の実施の形態においては、GP
S内蔵腕時計としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、GPS専用の電子機器や他の通信機能を備え
た電子機器であっても良い。また、ケースのデザイン等
も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても
適宜に変更可能であることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電子機器
の外部端子部分に対応する硬質材料部分の周囲に軟質材
料部分を一体化してなり、機器本体に軟質材料部分の一
部で固定したカバーのため、紛失する心配が無く、開閉
操作が軟質材料部分の弾性変形により容易である。そし
て、硬質材料部分に、機器本体に対し固定する突起部を
設けたため、その硬質材料部分の突起部により機器本体
に固定して、カバーで外部端子部分を覆った閉状態を確
実に維持できる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、軟質材料部
分が機器本体内のパッキンと一体化されているため、請
求項1記載の発明により得られる効果に加え、部品点数
を削減できるといった利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子機器の一実施の形態の構
成を示すもので、GPS内蔵腕時計を示した斜視図であ
る。
【図2】図1のGPS内蔵腕時計のケース部分を拡大し
て示した平面図である。
【図3】図2のケース部分を端子カバー側から示した側
面図である。
【図4】図2の矢印A−A線に沿った拡大断面図であ
る。
【図5】図2の矢印B−B線に沿った拡大断面図であ
る。
【図6】図4のハウジング部分を示した斜視図である。
【図7】図4のハウジング部分の構成部品を示した分解
斜視図である。
【図8】図6のハウジング部分と二次電池の関係を示し
た底面図である。
【図9】図8のハウジング部分を外部端子側から示した
側面図である。
【図10】図1において、端子カバーを開いた状態を示
した図である。
【図11】図2において、端子カバーを開いた状態を示
した図である。
【図12】図3において、端子カバーを開いた状態を示
した図である。
【図13】図4において、端子カバーを開いた状態を示
した図である。
【図14】図13の端子カバー部分の拡大図である。
【図15】図4において、裏蓋を外した状態を示した底
面図である。
【図16】図15において、端子カバーを開いた状態を
示した図である。
【図17】図16において、裏蓋を取り付けた状態を示
した図である。
【図18】図17において、端子カバーを閉じた状態を
示した図である。
【図19】以上のGPS内蔵腕時計とドッキングステー
ション等の関係を示した概略分解斜視図である。
【図20】図19のドッキングステーションを一端部側
から示した斜視図である。
【図21】図20のドッキングステーションを他端部側
から示した斜視図である。
【図22】図21において、側面部のコネクタカバーを
開けた状態を示した図である。
【図23】図21のドッキングステーションを他側部側
から示して、端面部のコネクタカバーを開けた状態を示
した図である。
【図24】図20のドッキングステーションを下面側か
ら示して、電池蓋を開けた状態を示した図である。
【図25】図19のドッキングステーションにGPS内
蔵腕時計を装着した状態を示した斜視図である。
【図26】図26のドッキングステーションを示した平
面図である。
【図27】図25の状態の平面図である。
【図28】図25において、カバー開放部材により端子
カバーを開いて保持した状態を示した図である。
【図29】図28の状態の平面図である。
【図30】図27の状態における要部を示した側面図で
ある。
【図31】図29の状態における要部を示した側面図で
ある。
【図32】図29の矢印C−C線に沿った拡大断面図で
ある。
【図33】図28において、GPS内蔵腕時計をステー
ションにドッキングさせた状態を示した図である。
【図34】図33の状態の平面図である。
【図35】図34の矢印C−C線に沿った拡大断面図で
ある。
【図36】本発明を適用した電子機器の第2の実施形態
の構成を示すもので、図4と同様のGPS内蔵腕時計を
示した縦断面図である。
【図37】図36において、端子カバーを開いた状態を
示した図である。
【図38】図37の端子カバー及びパッキンを示した底
面図である。
【図39】図38において、裏蓋を外した状態を示した
底面図である。
【図40】本発明を適用した電子機器の第3の実施形態
の構成を示すもので、携帯型電話機の上ケースを示した
背面図(a)と底面図(b)である。
【図41】図40の上ケースに端子カバーを取り付けた
状態を示した背面図(a)と底面図(b)である。
【図42】図41の上ケースを備えた携帯型電話機の端
子カバーを開けた状態を示した正面図(a)、底面図
(b)、要部破断の側面図(c)及びその拡大図(d)
である。
【図43】図42の携帯型電話機の端子カバーを閉めた
状態を示した正面図(a)、底面図(b)、要部破断の
側面図(c)及びその拡大図(d)である。
【図44】本発明を適用した電子機器の第4の実施形態
の構成を示すもので、携帯型電話機の上ケースを示した
背面図(a)と底面図(b)である。
【図45】図44の上ケースに取り付ける端子カバー及
びパッキンを示した背面図(a)、上ケースに端子カバ
ー及びパッキンを取り付けた状態を示した背面図(b)
と底面図(c)である。
【図46】図45の上ケースを備えた携帯型電話機の端
子カバーを開けた状態を示した正面図(a)、底面図
(b)、要部破断の側面図(c)及びその拡大図(d)
である。
【図47】図46の携帯型電話機の端子カバーを閉めた
状態を示した正面図(a)、底面図(b)、要部破断の
側面図(c)及びその拡大図(d)である。
【符号の説明】
1 電子機器2 機器本体2a モジュール収納部2b
アンテナ収納部3a、3b リストバンド12 パッ
キン17 外部端子21 端子カバー22 軟質材料部
分22a 屈曲部23 硬質材料部分23a 突起部3
1、32、33、34 ハウジング41 モジュール5
1 アンテナ52 充電用電池60 ドッキングステー
ション61、62 ケース63 トレー64a レバー
係止部65 端子カバー押さえレバー(カバー開放部
材)65a ピン66 スプリング67 ロック解除ボ
タン68 スプリング71 接続端子72 端子ホルダ
ー73 端子板74 スプリング 75 端子ホルダーカバー 76 基板 77 接続コード 81 電池蓋 85 コネクター 86 電子部品 88 直流電源入力端子 90 外部機器 91 データケーブル 92 コネクター 101 電子機器 102、103 機器本体 112 パッキン 117 外部端子 121 端子カバー 122 軟質材料部分 122a 屈曲部 123 硬質材料部分 123a 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H04M 1/02 C 5K011 H05K 5/03 H05K 5/03 C 5K023 D 5/06 5/06 D Fターム(参考) 2F002 AA12 AB02 AB06 AC01 BB02 2F078 EA17 EB07 EC11 4E360 AA02 AB12 AB33 AB42 AD03 BA04 BA08 BA12 BB02 BB13 BB22 BC03 BC06 BC07 BD03 BD05 CA03 EA18 EC12 ED12 ED13 ED17 ED23 ED27 FA08 GA06 GA29 GA46 GA52 GB26 5E087 EE03 FF03 LL04 LL17 LL29 LL33 MM08 PP01 PP03 QQ01 QQ06 RR08 RR12 RR25 RR29 RR47 5J062 CC07 5K011 AA03 JA01 JA11 JA12 KA00 5K023 AA07 BB11 DD06 LL06 MM03 MM25 NN07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器に備えられる外部端子部分を覆う
    カバー構造であって、 前記外部端子部分に対応する硬質材料部分の周囲に軟質
    材料部分を一体化してなるカバーを、機器本体に前記軟
    質材料部分の一部で固定し、 前記硬質材料部分には、前記外部端子部分を前記カバー
    が覆った状態で前記機器本体に対し固定する突起部を設
    けたことを特徴とする外部端子のカバー構造。
  2. 【請求項2】前記軟質材料部分には、前記機器本体内に
    用いられるパッキンが一体化されていることを特徴とす
    る請求項1記載の外部端子のカバー構造。
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