JP2002109925A - 照明装置およびそれを備える液晶表示装置 - Google Patents

照明装置およびそれを備える液晶表示装置

Info

Publication number
JP2002109925A
JP2002109925A JP2000299213A JP2000299213A JP2002109925A JP 2002109925 A JP2002109925 A JP 2002109925A JP 2000299213 A JP2000299213 A JP 2000299213A JP 2000299213 A JP2000299213 A JP 2000299213A JP 2002109925 A JP2002109925 A JP 2002109925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
guide plate
light guide
angle
lighting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000299213A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Masuda
岳志 増田
Yukihiro Tsunoda
行広 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000299213A priority Critical patent/JP2002109925A/ja
Publication of JP2002109925A publication Critical patent/JP2002109925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】指向性の高い照明光を出射できる照明装置およ
びそれを用いた表示装置を提供する。 【解決手段】照明装置100は、光源10と導光板20
とを備える。導光板20は、光源10から出射された光
を受ける第1側面22aと、プリズム面24と、対向面
26とを有する。対向面26は、第1側面22aにほぼ
垂直な平坦な面であって、プリズム面24は、対向面2
6とのなす角αの絶対値が80°から90°の範囲内に
ある出射領域24aと、対向面26とのなす角βの絶対
値が12°以下の伝搬領域24bとから形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明装置およびそ
れを用いた表示装置に関し、特に、液晶表示装置のバッ
クライトとして好適に用いられる照明装置およびそれを
用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置(以下、「LCD」と称す
る。)は、CRT、PDPあるいはELなどの自発光型
の表示装置ではなく、液晶パネルを後方から照明する面
状の照明装置(いわゆる、バックライト)が配置され
る。液晶パネルがバックライトから照射された照明光の
透過光量を制御することによって画像を表示する。
【0003】現在、ツイステッドネマティック(TN)
型およびスーパーツイステッドネマティック(STN)
型のLCDが広く利用されている。しかしながら、これ
らのLCDは、画像を見る角度(視角)によって表示品
位(例えば、コントラスト比や中間調表示の輝度や色
調)が変化するという問題を有している。すなわち、T
N型LCDやSTN型LCDは、良好な表示を提供でき
る視角範囲が狭いという問題を有している。
【0004】この問題を解決する1つの方法として、液
晶表示パネルに入射するバックライトの照明光の指向性
を高めるとともに、液晶表示パネルから出射される表示
光の角度分布を広げる方法がある。液晶表示パネルに入
射する照明光の角度分布を狭くする(すなわち指向性を
高める)ことによって、ある一定の高いコントラスト
比、中間調の輝度および色調を有する良好な表示が得ら
れる。液晶表示パネルの観察者側に光学素子(例えばレ
ンチキュラーレンズ)を設けて、液晶表示パネルから出
射された表示光の角度分布を広げることによって、広い
視角範囲に亘って良好な表示が実現される。
【0005】例えば、特開昭60−202464号公報
に開示されているLCD310は、図15に模式的に示
すように、ライトコントロールフィルム(住友スリーエ
ム社製)とルーバーとで構成された光角度制御部材31
2によって、面状光源311から出射された光の指向性
を高めて液晶セル313に入射させ、液晶セル313を
通過した光をレンチキュラーレンズ(一方向性拡散板)
314を用いて拡散させることによって、特定の方向に
の視野角を広げている。
【0006】なお、本願明細書においては、上記公報に
記載されているレンチキュラーレンズ(狭義の光発散素
子)およびすりガラス板(狭義の光拡散素子)を含む、
光の配向分布を広げる機能を有する光学素子を「光拡散
素子」と称することにする。
【0007】指向性の高い照明光を出射するバックライ
トについても、種々の提案がなされている。
【0008】例えば、特公平7−27136号公報に開
示されているバックライト320は、図16(a)に示
すように、光源322と、光源322の周囲に設けられ
た光源用反射シート323と、導光板324と、導光板
324の出射面に対向する対向面側に配置された導光板
用反射シート325と、導光板324の出射面側に配置
されたプリズムシート326とを備えている。
【0009】導光板324の出射面には、多数のレンズ
324aが形成されており、出射角(出射面法線からの
角)が大きい方向へ指向性の高い光が出射される。な
お、出射角を規定するための基準となる「出射面」と
は、導光板の出射面(導光板の出射側の表面)の物理的
な形状とは無関係に、導光板の出射面が規定する平面を
指す。例えば、導光板324の出射面は多数のレンズ3
24aの全ての頂点を含む平面として規定され、出射角
はこの出射面の法線からの角度として規定される。
【0010】導光板324の出射面に形成されたレンズ
324aは、曲面または多数の平面で構成される近似曲
面を有している。プリズムシート326は、導光板32
4の出射面に対向するように配置されたプリズム面で導
光板324から出射された光を受け、この光をプリズム
面で屈折または反射することによって所望の方向に照明
光を出射する。導光板324に形成されたレンズ324
aの形状によって、出射光の主出射角(出射光の強度が
最も強い方向)や指向性を制御することができる。この
公報には、導光板124からの出射光を所望の方向に屈
折または反射させるプリズムシート326のプリズムの
形状についても記載されている。
【0011】また、特公平7−27137号公報には、
図17に示すように、導光板334の出射面を梨地加工
(粗面加工)を施すことによって出射角が大きい方向へ
指向性の高い光を出射させ、プリズムシート336を用
いて所望の方向に照明光を出射するバックライト330
が開示されている。図17に示したバックライト330
の構成要素のうち、図16(a)のバックライト320
と実質的に同じ機能を有する構成要素には同じ参照符号
を付し、ここではその説明を省略する。図17中の参照
符号334aは梨地加工された表面を模式的に示してい
る。
【0012】特開平8−304607号公報に開示され
ているバックライトは、図18に示すように、光源34
2と、光源用反射シート343と、導光板344と、導
光板用反射シート345と、プリズムシート346とを
備え、指向性の高い照明光を照射する。導光板344の
出射面に形成された三角プリズム状の微少な突起344
aで光を屈折させることによって、出射角が大きい方向
へ指向性の高い光が出射される。プリズムシート346
は、上述したプリズムシート326と同様に機能する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本願発
明者が検討した結果、上述した従来の照明装置では、指
向性が十分に高い照明光を得ることが困難であった。
【0014】上記特公平7−27136号公報に記載さ
れているバックライト320の導光板324から出射さ
れる光は以下の理由で指向性が低く、その結果、バック
ライト320の照明光の指向性も低い。すなわち、バッ
クライト320の照明光は、サイドローブ光(意図した
出射角よりも大きな出射角で出射される光、迷光とも言
う。)を含む。
【0015】光源322から導光板324の内部に入射
した光のうち、レンズ324aの中央部に入射した光
は、レンズ324aと周囲の媒体(典型的には空気)と
の界面で全反射され、導光板324の内部を伝搬する。
一方、レンズ324aの端部に入射した光は、レンズ3
24aと周囲の媒体との界面で屈折して、導光板324
の外部に出射される。このレンズ324aの端部から出
射された光の出射角は大きいため、図16(b)に示す
ように、一部が隣接するレンズ324aに入射し、レン
ズ324aの表面で出射角が小さい方向へ反射される。
その結果、導光板324から出射される光は、広い角度
範囲に分布するので、バックライト320から出射され
る照明光の指向性が低く、サイドローブ光を含む。
【0016】また、上記特公平7−27137号公報に
記載されているバックライト330の導光板334は、
梨地加工されたランダムな形状を有する表面334aが
光を拡散することを利用している。このような拡散作用
を有する表面334aから出射される光は、ランダムな
方向に屈折および/または反射されるので、出射角の小
さい方向にも出射される。その結果、バックライト33
0の照明光の指向性は低く、サイドローブ光を含むこと
になる。
【0017】また、上記特開平8−304607号公報
に開示されているバックライト340は、以下に説明す
る問題を有している。図18(b)を参照しながら、こ
の問題を説明する。
【0018】図18(b)に示したように、導光板34
4の突起344aから出射された出射角の大きな光の一
部は、隣接する突起344aの表面で反射され、出射角
の小さな方向に進行する。従って、導光板344からの
出射光は、出射角の大きな光に出射角の小さな光を含ん
でいるので、この出射光の進行方向をプリズムシート3
46で変換して得られる照明光の出射角度の範囲が広
く、多くのサイドローブ光を含む。
【0019】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、指向性の高い照明光を出射で
きる照明装置およびそれを用いた表示装置を提供するこ
とにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置は、光
源と、前記光源から出射された光を受ける第1側面と、
前記第1側面に対向する第2側面と、前記第1側面と第
2側面との間に位置し、互いに対向する第3側面および
第4側面と、前記第1、第2、第3および第4側面を介
して互いに対向するプリズム面と対向面とを有する導光
板と、前記対向面は、前記第1側面にほぼ垂直な平坦な
面であって、前記プリズム面は、前記対向面とのなす角
αの絶対値が80°から90°の範囲内にある出射領域
と、前記対向面とのなす角βの絶対値が12°以下の伝
搬領域とから形成されており、そのことによって上記目
的が達成される。
【0021】前記出射領域と前記伝搬領域とは交互に配
置されており、前記プリズム面の断面形状は凹部と凸部
とが交互に配置された形状としてもよい。
【0022】前記第1側面と前記第2側面とは互いに平
行で、前記出射領域および前記伝搬領域は、前記対向面
に対する角度が+α°の第1出射領域と、前記対向面に
対する角度が+β°の第1伝搬領域と、前記対向面に対
する角度が−α°の第2出射領域と、前記対向面に対す
る角度が−β°の第2伝搬領域とを有する構成としても
よい。
【0023】前記プリズム面は、前記凹部および前記凸
部の稜線に垂直な方向に沿って、一定のピッチPで前記
凹部と前記凸部とを周期的に有し、前記凹部と前記凸部
との高さの差hは、0.02≦h/P≦0.2の関係を
満足することが好ましい。
【0024】前記プリズム面は、前記凹部および前記凸
部の稜線に垂直な方向に沿って、一定のピッチPで前記
凹部と前記凸部とを周期的に有し、同一周期内に含まれ
る前記凹部の前記稜線に垂直な方向に沿った長さP1と
前記凸部の前記稜線に垂直な方向に沿った長さP2と
が、0.25≦P1/P2≦2.5の関係を満足するこ
とが好ましい。
【0025】前記第1側面に対する前記第1出射領域お
よび第1伝搬領域の配置と、前記第2側面に対する前記
第2出射領域および第2伝搬領域の配置は、互いに等価
である構成としてもよい。このような構成は、前記導光
板の前記第2側面側に設けられたさらなる光源を有する
構成において好ましい。
【0026】前記導光板の前記第1側面側にのみ光源を
配置する構成においては、前記凹部と前記凸部との高さ
の差hは、前記第1側面から前記第2側面に向かうにつ
れて大きくなっている構成とすることが好ましい。
【0027】前記導光板の前記プリズム面および前記対
向面のいずれか一方の側に反射層をさらに有する構成と
してもよい。
【0028】前記導光板を間に介して前記反射層に対向
するように設けられた方向変換素子をさらに有する構成
としてもよい。
【0029】前記方向変換素子は、前記導光板から出射
された光の指向性を実質的に維持し、前記導光板から出
射された光の出射方向だけを変換することが好ましい。
【0030】本発明の液晶表示装置は、上記の照明装置
と、上記の照明装置の前記導光板の前記反射板とは反対
側に設けられた液晶表示パネルとを備え、そのことによ
って上記目的が達成される。
【0031】前記液晶パネルの観察者側に光拡散素子を
さらに有する構成としてもよい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0033】まず、図1(a)および(b)を参照しな
がら、本発明による実施形態の照明装置100の構造と
機能を説明する。図1(a)は照明装置100の模式的
な断面図であり、図1(b)は照明装置100の模式的
な上面図である。
【0034】図1(a)に示したように、照明装置10
0は、光源10と、導光板20と、方向変換素子30
と、導光板用反射シート40とを有している。図1
(b)においては、方向変換素子30および導光板用反
射シート40を省略し、光源10と導光板20との相対
配置を示している。図1(a)は、図1(b)の1A−
1A’線に沿った断面図に相当する。
【0035】図1(a)および(b)に示したように、
導光板20は、光源10から出射された光を受ける第1
側面22aと、第1側面22aに対向する第2側面22
bと、第1側面22aと第2側面22bとの間に位置
し、互いに対向する第3側面22cおよび第4側面22
dと、これら4つの側面を介して互いに対向するプリズ
ム面24と対向面26とを有している。典型的には、第
1側面22aと第2側面22bとが互いに平行で、第3
側面22cと第4側面22dとが互いに平行である。ま
た、第1側面22aおよび第2側面22bと、第3側面
22cおよび第4側面22dは互いに直交している。対
向面26は、典型的には、第1側面22aにほぼ垂直な
平面であるが、導光板20から出射される光の強度分布
(第1側面22aから第2側面22bに向かう方向にお
ける強度分布)を均一にするために、導光板20の厚さ
が第2側面22bに向かうにつれて徐々に薄くなるよう
に、わずかに傾斜させてもよい。
【0036】プリズム面24は、対向面26とのなす角
αの絶対値が80°から90°の範囲内にある出射領域
24aと、対向面26とのなす角βの絶対値が12°以
下の伝搬領域24bとを有しており、交互に周期的に配
列された凹部20aと凸部20bとを形成している。凹
部20aおよび凸部20bの稜線(すなわち、プリズム
面24の出射領域24aと伝搬領域24bとが交わる
線)24rは、互いに平行に延びており、典型的には図
1(b)に示したように、第1側面22aおよび第2側
面22bと平行である。なお、液晶表示装置のバックラ
イトととして用いる場合に、液晶表示パネルの画素配列
との干渉によるモアレを防止するために、稜線24rを
第1側面22aに対して傾斜させてもよい。いずれの場
合においても、第1側面22aから導光板20に入射し
た光の主光線は、プリズム面24の稜線24rに垂直な
方向に伝搬する。すなわち、図1(a)は、導光板20
の主光線方向に沿った断面図である。なお、図1(a)
および(b)中の矢印は主光線方向を示している。
【0037】光源10から出射され導光板20の第1側
面22aから導光板20内に入射した光は、導光板20
のプリズム面24の伝搬領域24bと対向面26とに臨
界角以上の角度で入射し、全反射を繰り返しながら、第
2側面22bに向かって伝搬する。導光板20内に入射
した光の一部は、プリズム面24の出射領域24aに臨
界角未満の角度で入射し、導光板20と周囲の媒体(典
型的には空気)との界面で屈折し、出射領域24aから
出射される。図1(a)に例示したように、光源10を
導光板20の第1側面22a側にのみ配置した構成にお
いては、導光板20内を伝播する主光線は、第1側面2
2aから第2側面22bに向かって、一方向にのみ伝搬
するので、それぞれの凹部20a(または凸部20b)
の互いに対向する一対の出射領域24aのうちの一方だ
けから光が出射する。勿論、光源を導光板20の第2側
面22b側にも設けた構成においては、一対の出射領域
24aから光が出射する。
【0038】ここで、図2(a)および(b)を参照し
ながら、本発明による照明装置100に好適に用いられ
る導光板20のプリズム面24の構造と機能を詳細に説
明する。
【0039】出射領域24aは、対向面26に対する角
度αの絶対値が80°から90°となる平面で構成され
ている。ここでは、角度αが90°の出射領域24aを
例示する。出射領域24aは平面で構成されているの
で、出射領域24aに入射する平行光は、出射領域24
a内の位置に関係なく同じ角度で入射し、平行光は全て
同様に屈折され、全て同じ出射角度で(平行光のまま
で)出射される。すなわち、図16(b)に示したよう
に、出射領域が曲面で構成されている場合には、出射領
域に入射する平行光の出射領域に対する入射角度は出射
領域内の位置によって異なり、また、出射領域aから出
射される光の出射角度も出射領域内の位置によって異な
るので、出射角度分布が広がるが、出射領域24aを平
面とすることによって、この出射角度の広がりを防止す
ることができる。また、角度αの絶対値が80°から9
0°の範囲(ここでは、90°)にあるので、出射領域
24aから出射される光の出射角は大きい。
【0040】さらに、プリズム面24の伝搬領域24b
は、対向面26となす角度βが0°から12°(ここで
は0°、すなわち対向面26に平行)の範囲内にあるの
で、図2(b)に示すように、ある凸部20bの出射領
域24aから出射され光は、隣接する凸部20bの出射
領域24aの表面で反射されることなく、隣接する凸部
20bから再び導光板20内に入射する。従って、図1
8(b)を参照しながら説明したように、出射角の小さ
な方向に進行する光が生成されることが無い。このよう
にして、導光板20は、大きな出射角方向に、指向性の
高い光を出射する。特に、隣接する出射領域24aが互
いに平行であると、隣接する出射領域24aから再入射
しやすい(反射され難い)。勿論、例示したように、角
度αが90°の出射領域24aおよび角度βが0°の伝
搬領域24bから形成されたプリズム面24において、
この効果が最も顕著に得られる。
【0041】本発明による照明装置100に好適に用い
られる導光板20の他の構造を図3(a)〜(d)を参
照しながら説明する。図3(a)〜(d)は、導光板2
0のプリズム面24の他の断面形状を模式的に示してい
る。なお、図3(a)〜(d)においては、プリズム面
24のそれぞれの領域および面は、実質的に同じ機能を
有するので同じ参照符号を付して説明を省略する。
【0042】図3(a)〜(d)においては、伝搬領域
24bのうち、それぞれの凹部20aを構成する伝搬領
域24bを第1伝搬領域24b1とし、凸部20bを構
成する伝搬領域24bを第2伝搬領域24b2とする。
また、出射領域24aのうち、それぞれの凹部20aの
第1側面22a側に位置する出射領域24aを第1出射
領域24a1とし、第2側面22b側に位置する出射領
域24aを第2出射領域24a2とする。また、第1出
射領域24a1と対向面とのなす角をα1、第2出射領
域24a2と対向面とのなす角をα2とする。さらに、
第1伝搬領域24b1と対向面(不図示)との成す角を
β1、第2伝搬領域24b2と対向面とのなす角をβ2
とする。いずれの角(αおよびβ)も絶対値が90°以
下角度で、第1側面22aを9時方向に見て、対向面を
基準に時計回りを正、反時計回りを負とする。図1およ
び図2では、α(=α1=α2)が90°、β(=β1
=β2)が0°の構成を例示したのに対し、図3(a)
〜(c)には、80°≦|α1|=|α2|<90°
で、且つ、|β1|=|β2|=0°の例を示してい
る。
【0043】図3に示したプリズム面24は、図1およ
び図2に示したプリズム面24と同様に、第1側面22
a側から順に、第2伝搬領域24b2/第1出射領域2
4a1/第1伝播領域24b1/第2出射領域24a2
をこの順で周期的に有している。図1に示したような第
1側面22a側にのみ光源10を設けた構成において、
光源10から導光板(20、または20Aおよび20
B)に入射した光は、第1出射領域24a1だけから光
が出射されるが、第2側面22b側に更なる光源を設け
た構成においては、更なる光源から導光板に入射した光
は第2出射領域24a2のみから出射される。
【0044】図3(a)および(b)に示した導光板2
0Aおよび20Bのプリズム面24の第1出射領域24
a1および第2出射領域24a2は、対向面に対して、
80°≦|α1|=|α2|<90°の角度で傾斜して
おり、α1とα2とが同符号で、第1出射領域24a1
と第2出射領域24a2とは互いに平行である。この様
に、第1出射領域24a1と第2出射領域24a2とが
互いに平行であると、第1出射領域24a1から出射し
た光が第2出射領域24aで反射されること無く、導光
板20内に再び入射しやすいので、サイドローブ光の発
生が抑制される。α1とα2の絶対値は等しいことが好
ましいが、異なってもよい。
【0045】一方、図3(c)および(d)に示した導
光板20Cおよび20Dのプリズム面24の第1出射領
域24a1は、対向面に対して80°≦|α1|=|α
2|<90°の角度で傾斜しており、α1とα2とは異
符号である。第1出射領域24a1と第2出射領域24
a2とは平行では無いので、第1出射領域24a1から
出射された光は、図3(a)および(b)に示した導光
板20Aや20Bよりも、第2出射領域24a2に入射
し難いが、80°≦|α1|、|α2|<90°の関係
を満足する限り、第1出射領域24a1から出射された
光が第2出射領域24a2で反射されることを十分に抑
制することができる。α1とα2の絶対値は異なっても
よい。
【0046】次に、図4を参照しながら、本発明による
照明装置100に好適に用いられる導光板20のさらに
他の構造を説明する。
【0047】これまでは、図1〜図3を参照しながら、
第1出射領域/第1伝搬領域/第2出射領域/第2伝搬
領域が交互に形成されたプリズム面24の例を説明した
が、光源10を第1側面22a側に配置する構成におい
ては、第2出射領域24a2は実質的に出射領域として
機能しないので、不要である。そこで、図4(a)〜
(d)に示したように、出射領域24aと傾斜した伝搬
領域24b’とから構成される導光板20Eを用いるこ
ともできる。図4(a)および(b)は、導光板20E
のプリズム面24を模式的に示している。
【0048】導光板20Eのプリズム面24は、対向面
(不図示)と90°の角度αをなす出射領域24aと、
対向面(不図示)に対して0<β<12°の角度で傾斜
した伝搬面24b’とから構成されている。第2出射面
(第2側面22b側から入射した光を出射する機能を備
える面)を有しない構成においては、プリズム面24の
最も高い位置と最も低い位置との差を凹凸の高さhと
し、最も低い位置からの高さがh/2である平面を基準
面(図4中に出射領域24aと交差する点線で示す。)
として、プリズム面24のうち、この基準面よりも低い
領域を凹部20aとし、高い領域を凸部20bとする。
また、上記の例と同様に、凹部20aを構成する伝搬領
域24b’を第1伝搬領域24b’1とし、凸部20b
を構成する伝搬領域24b’を第2伝搬領域24b’2
とする。この様に構成されたプリズム面24は、第1側
面22a側から順に、第2伝搬領域24b’2/出射領
域24a/第1伝搬領域24b’1/を周期的に有して
いる。第1伝搬領域24b’1と第2伝搬領域24b’
2とは連続している。
【0049】このようなプリズム面24では、図4
(b)に示したように、出射領域24aから出射された
光は傾斜した伝搬領域24bに入射するが、伝搬領域2
4b’に対する入射角は非常に大きい(臨界角以上)の
で、伝搬領域24b’の表面で反射されるが、伝搬領域
24b’の対向面に対する角度はさほど大きくないの
で、出射角が大きく変化することなく、導光板20Eか
ら出射される。従って、導光板20Eから出射される光
は、従来よりも指向性が高く、且つ、サイドローブ光を
殆ど含まない。
【0050】勿論、出射領域24aと対向面とが成す角
αは、90°に限られず、図4(c)および(d)にそ
れぞれ示す導光板20Fおよび20Gのように、80°
≦|α|<90°であれば、αの符号は正でも負でもよ
い。但し、第1伝搬領域24b’1と第2伝搬領域24
b’2との間に第2出射領域を有しない構成において
は、βは必ず正である。
【0051】本発明の照明装置の導光板として好適に用
いられる更に他のプリズム面24の構造を図5(a)〜
(j)に示す。図5(a)〜(j)に示したプリズム面
はいずれも、対向面(不図示)に対して、80°≦|α
1|、|α2|≦90°の角度α1およびα2をなす第
1出射領域24a1および第2出射領域24a2と、対
向面に対して、0°≦|β1|、|β2|≦12°の角
度β1およびβ2をなす第1伝搬領域24b1および第
2伝搬領域24b2とを有している。図5(a)〜図5
(e)はβ1およびβ2が正の構造を、図5(f)〜図
5(j)はβ1が正でβ2が負の構造をそれぞれ示して
いる。いずれも、|α1|=|α2|、|β1|=|β
2|の場合を例示しているが、|α1|≠|α2|、|
β1|≠|β2|であってもよい。また、図5(a)〜
(j)に示した断面形状と紙面に対して鏡像の関係にあ
る断面形状のプリズム面を用いることもできる。
【0052】なお、導光板20をプラスチック成型技術
を用いて製造する場合には、 成型の容易な断面形状の
プリズム面24を有する導光板20が好ましく、例え
ば、図5(e)や(j)に示した断面形状を有するプリ
ズム面24は好ましくない。
【0053】上述したように、本発明による照明装置1
00の導光板20のプリズム面24は種々の断面形状を
有し得る。上述したように、プリズム面24は、対向面
26とのなす角αの絶対値が80°から90°の範囲内
にある出射領域24aと、対向面26とのなす角βの絶
対値が12°以下の伝搬領域24bとを有するので、従
来の導光板よりもサイドローブ光が少なく、指向性の高
い光を出射することができる。
【0054】典型的には、出射領域24aと伝搬領域2
4bとは交互に配置されており、プリズム面24の断面
形状は凹部20aと凸部20bとが交互に配置された形
状である。
【0055】導光板20に入射した光の主光線は、凹部
20aと凸部20bとの稜線に垂直な方向に伝搬する。
第1側面22a側だけでなく、第2側面22b側にも光
源を配置する構成を採用する場合には、特に、第1側面
22aと第2側面22bとは互いに平行で、出射領域2
4aおよび伝搬領域24bは、対向面26に対する角度
が+α°の第1出射領域24a1と、対向面26に対す
る角度が+β°の第1伝搬領域24b1と、対向面26
に対する角度が−α°の第2出射領域24a2と、対向
面に対する角度が−β°の第2伝搬領域24b2とを有
することが好ましい。さらに、第1側面22aに対する
第1出射領域24a1および第1伝搬領域24b1の配
置と、第2側面22bに対する第2出射領域24a2お
よび第2伝搬領域24b2の配置は互いに等価とするこ
とによって、第1側面22aから第2側面22bに亘る
領域における出射光の強度分布を均一にできる。
【0056】なお、導光体20から十分な量の光を出射
させるためには、導光板20に交互に形成された凹部2
0aおよび凸部20bのピッチP(稜線24rに垂直な
方向におけるピッチ)と、凹部20aと凸部20bとの
高さの差h(同一周期内の凸部20bの最高点と凹部2
0aの最低点との高さの差とする。単に「凹凸の高さ」
ということもある。)とが、0.02≦h/P≦0.2
の関係を満足することが好ましい。また、プリズム面2
4は、同一周期(ピッチP)内に含まれる凹部20aの
稜線24rに垂直な方向に沿った長さP1と凸部20b
の稜線24rに垂直な方向に沿った長さP2とが、0.
25≦P1/P2≦2.5の関係を満足することが、導
光体20から十分な量の光を出射させるために好まし
い。
【0057】さらに、第1側面22a側に設けられた光
源の光を導光体20から均一な強度分布で出射させるた
めには、凹部20aと凸部20bとの高さの差hを第1
側面22aから第2側面22bに向かうに連れて大きく
することが好ましい。勿論、第1側面22a側と第2側
面22b側の両方に光源を配置する構成においては、凹
部20aと凸部20bとの高さの差hが、導光板20の
第1側面22aと第2側面22bとの間の中央で最も大
きくなる構造の導光板20を用いることが好ましい。
【0058】次に、再び図1(a)を参照しながら、照
明装置100が有する方向変換素子30の構造と機能を
説明する。照明装置100が有する方向変換素子30
は、導光板20から出射された指向性の高い光の進行方
向を変換する。勿論、導光板20から出射された光の方
向を変換する必要がない用途に用いる場合には、方向変
換素子30を省略することができる。後に例示するよう
に、照明装置100を液晶表示装置のバックライトとし
て用いる場合などでは、照明装置100から出射される
光は、出射面の法線方向で最も強度が強いことが好まし
く、そのために方向変換素子30を用いる。
【0059】この方向変換素子30は、高い指向性を維
持しつつ、光の方向だけを変換する。方向変換素子30
としては、例えば、断面が三角のプリズム30bを平行
に配列した構成を備えるプリズムシートを用いることが
できる。プリズムシートのプリズム面(凹凸が形成され
ている方の面)30aが、導光板20から出射された光
を受けるように配置されている。プリズムシートの稜線
は、導光板20の凹凸の角の線と平行に配置される。プ
リズム面30aに形成される凹凸の形状を変更すること
によって、出射角を制御することができる。導光板20
から出射される光の出射方向および最終的に出射する方
向(照明装置100の出射方向)に応じて適宜設定すれ
ばよい。また、プリズムシートのプリズム面30aを観
察者側に配置してもよい。
【0060】導光板20の対向面26側には、導光板2
0からより効率よく光が出射されるように導光板用反射
シート40を配置することが好ましい。導光板用反射シ
ート40は、サイドローブ光(迷光)の発生を抑制する
ために正反射シート(鏡面反射シート)であることが好
ましい。なお、対向面26と周囲の媒体との界面で十分
な反射率が得られる場合には、導光板用反射シート40
を省略しても良い。
【0061】上述した照明装置100は、サイドローブ
光が少なく、指向性の高い照明光を出射するので、液晶
表示装置のバックライトとして好適に用いられる。特
に、液晶表示パネルの前面(観察者側)に光拡散素子を
設けた構成と組み合わせることによって、高品位の表示
が可能な、広視野角の液晶表示装置を実現することがで
きる。
【0062】本発明による他の照明装置110を図6を
参照しながら説明する。図6に示した照明装置110
は、2つの光源10aおよび10bを有する点および導
光板20の対向面26を出射面とし、対向面26側に方
向変換素子30が配置され、プリズム面24側に導光板
用反射シート40が配置されている点において、図1
(a)および(b)に示した照明装置100と異なって
いる。照明装置110の各構成要素は照明装置100の
対応する構成要素と実質的に同じ機能を有するので、共
通の参照符号を付し、その説明を省略する。照明装置1
10も照明装置100と同様に、サイドローブ光の少な
い、指向性の高い照明光を出射することができる。
【0063】以下に、本発明による液晶表示装置の実施
形態を説明する。本発明による液晶表示装置は、以下に
例示する照明装置に限られず、上述した照明装置を広く
用いることができる。
【0064】(実施形態1)実施形態1の液晶表示装置
200の断面構造を図7に模式的に示す。
【0065】図7に示したように、液晶表示装置200
は、液晶パネル140と、液晶パネル140の背面に配
置された上述の照明装置100とを有している。液晶表
示装置200は、液晶パネル140の観察者側にさらに
光拡散素子50を有している。
【0066】照明装置100の光源10として冷陰極管
を使用し、光源10から出射された光を効率良く導光板
20の第1側面22aに入射させるために、光源用反射
シート14を光源10の外周に設けてある。導光板20
としては、ここでは、図3(c)に示した断面形状を有
する導光板20を用いる。
【0067】凹凸のピッチPと高さhの関係が導光板2
0からの出射光の強度分布に及ぼす影響を図8(a)お
よび(b)を参照しながら説明する。プリズム面24の
断面形状は、β1=β2=0°として、|α1|=|α
2|は75°〜90°の範囲で検討した。典型的な結果
を図8に示す。
【0068】図8(a)から分かるように、h/P=
0.05のときに出射光量(相対輝度)が最大であり、
h/Pが小さくなるに従って出射光量が減少していき、
h/P=0.02では出射光輝度のピーク値がh/P=
0.05のときの80%以下となってしまう。また、図
8(b)から分かるように、h/Pが0.05より大き
くなっても出射光量は減少し、h/P=0.2では出射
光輝度のピーク値がh/P=0.05のときの80%程
度となってしまう。従って、約80%以上の出射光量を
得るためには、凹凸のピッチPと高さhは、0.02≦
h/P≦0.2の関係を満足することが好ましい。
【0069】次に、プリズム面24の断面形状をβ1=
β2=0°として、|α|(=|α1|=|α2|)を
変化させて、出射光量に対する影響を検討した結果を図
9に示す。
【0070】図9から分かるように、α=90°のとき
に出射光量が最も多く、αの絶対値が大きくなるに従っ
て出射光量が減少し、出射角が負の方向にサイドローブ
光が発生する。例えば、|α|=80°では、出射光量
の最大値はα=90°のときの80%程度あるが、|α
|=75°では、出射光量の最大値はα=90°のとき
の約70%程度まで低下し、出射角が−30°〜−60
°付近で迷光が発生している。従って、約80%の出射
光量を得るためには、出射領域24aが対向面26とな
す角αの絶対値|α|は、80°≦|α|≦90°の範
囲内にあることが好ましい。なお、ここでは角度β(=
β1=β2)=0°としたが、角度βの絶対値が12°
であればよい。但し、プリズムの断面形状によらず、角
度βの絶対値が大きくなるとサイドローブ光が増える傾
向があるので、サイドローブ光を減少させるためには、
角度βの絶対値は5°以下がさらに好ましく、0°であ
ることが最も好ましい。
【0071】次に、図10(a)および(b)を参照し
ながら、一周期内の凹部20aの幅P1と凸部20bの
幅P2の比P1/P2の出射光量に対する影響を説明す
る。
【0072】まず、図10(a)からわかるように、
0.25≦P1/P2≦1の関係を満足すれば、出射光
量の最大値および出射光量の角度依存性はほとんど変化
しない。しかしながら、P1/P2が0.25より小さ
くなると出射光量は減少し、P1/P2=0.1のとき
には、出射光量の最大値は、P1/P2=0.25のと
きの約80%以下となる。
【0073】また、図10(b)から分かるように、P
1/P2が1より大きくなると、出射光量の最大値は減
少し、P1/P2=2.5では、出射光量の最大値はP
1/P2=1のときの約80%以上あるが、P1/P2
=4では、出射光量の最大値はP1/P2=1のときの
70%程度となる。
【0074】以上のことから、80%程度の出射光量を
得るためには、凹部20aの幅P1と凸部20bの幅P
2との比P1/P2は、0.25≦P1/P2≦2.5
の範囲内にあることが好ましい。
【0075】実施形態1の液晶表示装置200に用いる
照明装置100の導光板20を、プリズム面24の凹凸
形状が上記の条件を満足するように設計した。具体的に
は各パラメータを以下の様に設定した。
【0076】β=0° α=90° h/P=0.05 P1/P2=1 さらに、具体的には、導光板20のサイズを210mm
×155mm×4mm(厚さ)で、P=500μmとす
る。また、凹凸の高さhは、第1側面22aに最も近い
凹凸のh(hの最大値)を25μmとし、第2側面22
bに向かって徐々に大きく設定し、出射光量の分布が一
定となるようにした。但し、第2側面22bに最も近い
凹凸の高さh(hの最小値)がh/P≧0.02となる
ようにした。このように、凹凸の高さhに傾斜を持たせ
る場合にも、全てのhに対して、0.02≦h/P≦
0.2の関係を満足することが好ましい。
【0077】また、導光板20は、ポリメチルメタクリ
レートを射出成形することによって作製した。導光板2
0の対向面26には、導光板20からより効率よく光が
出射されるように導光板用反射シート50を配置した。
導光板用反射シート50には迷光の発生を抑制するため
に正反射シートを用いた。
【0078】方向変換素子30には、多数のプリズム3
0bがそれぞれの稜線が互いに平行になるように配列さ
れたプリズムシート(例えば、住友スリーエム(株)製
の「TRAFII」)を使用した。ここでは、プリズム
面30aを導光板20側に配置した。なお、TRAFI
Iはアクリル系樹脂で形成されている。
【0079】図11に断面構造を模式的に示したよう
に、この方向変換素子30が有する複数のプリズム30
bのそれぞれは、頂角が70°の二等辺三角形のプリズ
ムである。導光板20のプリズム面24の出射領域24
bから主として約80°の出射角で出射された光は、方
向変換素子30のプリズム30bに入射し、プリズム3
0bと周囲の媒体(ここでは空気)との界面で屈折し、
プリズム30b内を伝搬し、プリズム30bと空気との
界面で反射され、プリズムシート30の対向面(平面)
30cから、約0°の出射角で出射される。このよう
に、方向変換素子30は、導光板20から出射された出
射角の大きな光の指向性を維持したままで、その進行方
向だけを変換する。
【0080】この照明装置100から出射された照明光
の強度(相対輝度)の角度分布を図12に示す。図12
から分かるように、照明装置100から出射された照明
光は、出射角が0°付近に強度のピークを有し、半値角
(強度が最大強度の半分になる出射角度と最大強度を与
える出射角度との差)は10°程度であり、指向性が高
い。また、出射角が大きな方向へのサイドローブ光が少
ない。これは、導光板20が、出射角が大きい方向に指
向性の高い光を出射しており、且つ、サイドローブ光の
原因となる小さい出射角の方向へは、ほとんど光を出射
していないからである。
【0081】この照明装置100と、公知の透過型液晶
パネル140と、光拡散素子50とを組み合わせた液晶
表示装置200は、高品位の表示が可能で、広い視野角
特性を有していた。なお、光拡散素子50としては、例
えばレンチキュラーレンズを用いることができる。ま
た、光拡散素子50を省略すれば、視野角は狭いもの
の、非常に明るい液晶表示装置が得られる。
【0082】上記の例では、方向変換素子30のプリズ
ム面30aを導光板20側に配置したが、方向変換素子
30の対向面30cを導光板20側に配置すると、約3
5°の出射角に最大強度を有する照明光を得ることがで
きる。方向変換素子30の構造は上記の例に限られず、
用途に応じて適宜変更される。導光板20から出射され
る光の角度、導光板20の屈折率、周囲の媒体の屈折
率、方向変換素子30の屈折率、所望の出射角などを考
慮して、種々の形状のプリズムシートを用いることがで
きる。
【0083】(実施形態2)実施形態2の液晶表示装置
210の断面構造を図13に模式的に示す。
【0084】図13に示したように、液晶表示装置21
0は、液晶パネル140と、液晶パネル140の背面に
配置された上述の照明装置110とを有している。液晶
表示装置200は、液晶パネル140の観察者側にさら
に光拡散素子50を有している。
【0085】照明装置110の光源10aおよび10b
として冷陰極管を使用し、光源10aおよび10bから
出射された光を効率良く導光板20の第1側面22aお
よび第2側面2bにそれぞれ入射させるために、光源用
反射シート14aおよび14bをそれぞれ光源10aお
よび10bの外周に設けてある。導光板20としては、
実施形態1と同様に、図3(c)に示した断面形状を有
する導光板20を用いる。
【0086】実施形態2の液晶表示装置210に用いた
照明装置110についても、実施形態1の液晶表示装置
200に用いた照明装置100について説明したのと同
様に、 凹凸の高さhと凹凸のピッチPとが0.02≦
h/P≦0.2の関係を満足することが好ましい。ま
た、凹部の幅P1と凸部の幅P2との比P1/P2は
0.25≦P1/P2≦2.5の関係を満足することが
好ましく、角度αの絶対値|α|は80°≦|α|≦9
0°の範囲内に、角度の絶対値|β|は0°≦|β|≦
12°の範囲内にあることが好ましい。さらに、一周期
内の凹部20aの幅P1と凸部20bの幅P2の比P1
/P2は0.25≦P1/P2≦2.5の範囲内にある
ことが好ましい。
【0087】実施形態2の液晶表示装置210に用いる
照明装置110の導光板20を、プリズム面24の凹凸
形状が上記の条件を満足するように設計した。具体的に
は各パラメータを以下の様に設定した。
【0088】β=0° α=90° h/P=0.05 P1/P2=1 さらに、具体的には、導光板20のサイズを420mm
×315mm×8mm(厚さ)で、P=1000μmと
する。また、凹凸の高さhは、第1側面22aおよび第
2側面22bに最も近い凹凸のh(hの最大値)を50
μmとし、導光板20の中央に向かって徐々に大きく設
定し、出射光量の分布が一定となるようにした。但し、
中央(第1側面22aと第2側面22bとの丁度真中)
に位置する凹凸の高さh(hの最小値)がh/P≧0.
02となるようにした。このように、凹凸の高さhに傾
斜を持たせる場合にも、全てのhに対して、0.02≦
h/P≦0.2の関係を満足することが好ましい。
【0089】また、導光板20は、ポリメチルメタクリ
レートの板を熱プレス成形することによって作製した。
導光板20の対向面26には、導光板20からより効率
よく光が出射されるように導光板用反射シート50を配
置した。導光板用反射シート50には迷光の発生を抑制
するために正反射シートを用いた。
【0090】方向変換素子30には、実施形態1の液晶
表示装置100と同様に、プリズムシート(例えば、住
友スリーエム(株)製の「TRAFII」)を使用し
た。ここでも、プリズム面30aを導光板20側に配置
した。なお、方向変換素子30の種類や配置を適宜変更
できるのは、実施形態1の液晶表示装置200と同様で
ある。
【0091】図14に、導光体20から出射された光の
強度(相対輝度)の角度分布および照明装置110から
出射された照明光の強度(相対輝度)の角度分布を示
す。図14から分かるように、導光体20から出射され
た光は、出射角が±75°付近に強度のピークを有して
いる。導光体20から出射された光の進行方向が方向変
換素子30によって変換された、照明装置110からの
照明光は、出射角が0°付近に強度のピークを有し、半
値角は10°程度であり、指向性が高い。また、出射角
が大きな方向へのサイドローブ光が少ない。
【0092】このように、小さい出射角の光をほとんど
出射せず、出射角が大きい方向に指向性の高い光を出射
する導光板20と、光の指向性を維持したまま進行方向
だけを変換する方向変換素子30とを組み合わせること
によって、サイドローブ光が少なく、指向性の高い照明
光を得ることができる。
【0093】この照明装置110と、公知の透過型液晶
パネル140と、光拡散素子50とを組み合わせた液晶
表示装置210は、高品位の表示が可能で、広い視野角
特性を有していた。なお、光拡散素子50としては、例
えばレンチキュラーレンズを用いることができる。ま
た、光拡散素子50を省略すれば、視野角は狭いもの
の、非常に明るい液晶表示装置が得られる。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、指向性の高い照明光を
出射できる照明装置が提供される。導光板に形成された
凹凸を適切に設計することで、導光板から光が効率よく
出射し、かつ狭い角度範囲内で光が出射するため、明る
く、指向性の高い照明光を出射できる照明装置を実現で
きる。この導光板と方向変換素子と組み合わせることに
よって、照明光の出射方向を任意に制御でき、所望の方
向に指向性が高く、サイドローブ光の小さい照明光を得
ることができる。
【0095】本発明の照明装置を液晶表示素子のバック
ライトとして用いることによって、明るい液晶表示装置
が実現できる。さらに、前面に光拡散素子を備えた液晶
パネルと組み合わせることによって、高品位の表示が可
能で、広い視野角特性を有する液晶表示装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態の照明装置100を模式
的に示す図であり、(a)は照明装置100の模式的な
断面図であり、(b)は照明装置100の模式的な上面
図である。
【図2】(a)および(b)は、照明装置100に好適
に用いられる導光板20のプリズム面24の構造と機能
を説明するための模式図である。
【図3】(a)〜(d)は、照明装置100に好適に用
いられる導光板20の他の構造を模式的に示す図であ
る。
【図4】(a)および(b)は、照明装置100に好適
に用いられる導光板20の他の構造と機能を説明するた
めの模式図であり、(c)および(d)は、照明装置1
00に好適に用いられる導光板20のさらに他の構造を
示す模式図である。
【図5】(a)〜(j)は、照明装置100に好適に用
いられる導光板20のさらに他の構造を示す模式図であ
る。
【図6】本発明による実施形態の他の照明装置110を
模式的に示す図である。
【図7】本発明による実施形態1の液晶表示装置200
を模式的に示す図である。
【図8】(a)および(b)は、凹凸のピッチPと高さ
hの関係が導光板20からの出射光の強度分布に及ぼす
影響を示す図である。
【図9】出射領域と対向面とのなす角度αが導光板20
からの出射光の強度分布に及ぼす影響を示す図である。
【図10】(a)および(b)は、一周期内の凹部20
aの幅P1と凸部20bの幅P2の比P1/P2が導光
板20からの出射光の強度分布に及ぼす影響を示す図で
ある。
【図11】方向変換素子30の構造と機能を説明するた
めの模式図である。
【図12】実施形態1の液晶表示装置200が有する照
明装置100から出射された照明光の強度(相対輝度)
の角度分布を示す図である。
【図13】本発明による実施形態2の液晶表示装置21
0を模式的に示す図である。
【図14】実施形態2の液晶表示装置210が有する照
明装置110の導光体20から出射された光の強度(相
対輝度)の角度分布および照明装置110から出射され
た照明光の強度(相対輝度)の角度分布を示す図であ
る。
【図15】従来の液晶表示装置310を示す模式図であ
る。
【図16】(a)は従来のバックライト320を示す模
式図であり、(b)はその問題点を説明するための模式
図である。
【図17】従来の他のバックライト330を示す模式図
である。
【図18】(a)は従来のさらに他のバックライト34
0を示す模式図であり、(b)はその問題点を説明する
ための模式図である。
【符号の説明】
10 光源 20 導光板 20a 凹部 20b 凸部 22a 第1側面 22b 第2側面 22c 第3側面 22d 第4側面 24 プリズム面 24a、24a1、24a2 出射領域 24b、24b1、24b2 伝搬領域 24r 稜線 26 対向面 30 方向変換素子(プリズムシート) 30a プリズム面 30b プリズム 40 導光板用反射シート 50 光拡散素子 100、110 照明装置 140 液晶パネル 200、210 液晶表示装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21Y 103:00 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H042 CA12 2H091 FA14Z FA21Z FA23Z FA32X FB02 FC19 FD06 FD22 LA16 LA19 5G435 BB12 BB15 EE27 FF03 FF05 FF06 GG24 LL07 LL08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 前記光源から出射された光を受ける第1側面と、前記第
    1側面に対向する第2側面と、前記第1側面と第2側面
    との間に位置し、互いに対向する第3側面および第4側
    面と、前記第1、第2、第3および第4側面を介して互
    いに対向するプリズム面と対向面とを有する導光板と、 前記対向面は、前記第1側面にほぼ垂直な平坦な面であ
    って、前記プリズム面は、前記対向面とのなす角αの絶
    対値が80°から90°の範囲内にある出射領域と、前
    記対向面とのなす角βの絶対値が12°以下の伝搬領域
    とから形成されている、照明装置。
  2. 【請求項2】 前記出射領域と前記伝搬領域とは交互に
    配置されており、前記プリズム面の断面形状は凹部と凸
    部とが交互に配置された形状である、請求項1に記載の
    照明装置。
  3. 【請求項3】 前記第1側面と前記第2側面とは互いに
    平行で、前記出射領域および前記伝搬領域は、前記対向
    面に対する角度が+α°の第1出射領域と、前記対向面
    に対する角度が+β°の第1伝搬領域と、前記対向面に
    対する角度が−α°の第2出射領域と、前記対向面に対
    する角度が−β°の第2伝搬領域とを有する、請求項2
    に記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記プリズム面は、前記凹部および前記
    凸部の稜線に垂直な方向に沿って、一定のピッチPで前
    記凹部と前記凸部とを周期的に有し、前記凹部と前記凸
    部との高さの差hは、0.02≦h/P≦0.2の関係
    を満足する、請求項2または3のいずれかに記載の照明
    装置。
  5. 【請求項5】 前記プリズム面は、前記凹部および前記
    凸部の稜線に垂直な方向に沿って、一定のピッチPで前
    記凹部と前記凸部とを周期的に有し、同一周期内に含ま
    れる前記凹部の前記稜線に垂直な方向に沿った長さP1
    と前記凸部の前記稜線に垂直な方向に沿った長さP2と
    が、0.25≦P1/P2≦2.5の関係を満足する請
    求項2から4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記第1側面に対する前記第1出射領域
    および第1伝搬領域の配置と、前記第2側面に対する前
    記第2出射領域および第2伝搬領域の配置は、互いに等
    価である、請求項3から5のいずれかに記載の照明装
    置。
  7. 【請求項7】 前記導光板の前記第2側面側に設けられ
    たさらなる光源を有する、請求項6に記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 前記凹部と前記凸部との高さの差hは、
    前記第1側面から前記第2側面に向かうにつれて大きく
    なっている、請求項4に記載の照明装置。
  9. 【請求項9】 前記導光板の前記プリズム面および前記
    対向面のいずれか一方の側に反射層をさらに有する請求
    項1から8のいずれかに記載の照明装置。
  10. 【請求項10】 前記導光板を間に介して前記反射層に
    対向するように設けられた方向変換素子をさらに有す
    る、請求項1から9のいずれかに記載の照明装置。
  11. 【請求項11】 前記方向変換素子は、前記導光板から
    出射された光の指向性を実質的に維持し、前記導光板か
    ら出射された光の出射方向だけを変換する、請求項10
    に記載の照明装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から9のいずれかに記載の照
    明装置と、前記照明装置の前記導光板の前記反射板とは
    反対側に設けられた液晶表示パネルとを備える液晶表示
    装置。
  13. 【請求項13】 前記液晶パネルの観察者側に光拡散素
    子をさらに有する請求項12に記載の液晶表示装置。
JP2000299213A 2000-09-29 2000-09-29 照明装置およびそれを備える液晶表示装置 Pending JP2002109925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000299213A JP2002109925A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 照明装置およびそれを備える液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000299213A JP2002109925A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 照明装置およびそれを備える液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002109925A true JP2002109925A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18781056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000299213A Pending JP2002109925A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 照明装置およびそれを備える液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002109925A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013969A1 (ja) * 2004-08-06 2006-02-09 Kuraray Co., Ltd. 導光板、その製造方法、及びそれを備える面光源装置
JP2006523327A (ja) * 2003-03-31 2006-10-12 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 表示装置及び表示装置にデータを表示する方法
JP2010015038A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Nitto Denko Corp 液晶表示装置
JP2010160527A (ja) * 2008-04-03 2010-07-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 液晶表示装置
KR101753909B1 (ko) * 2009-12-08 2017-07-05 엘지디스플레이 주식회사 백라이트 유닛 및 이를 구비한 액정표시장치
JP2018526673A (ja) * 2015-08-13 2018-09-13 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 転向フィルム及び拡散体を含むディスプレイ

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006523327A (ja) * 2003-03-31 2006-10-12 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 表示装置及び表示装置にデータを表示する方法
WO2006013969A1 (ja) * 2004-08-06 2006-02-09 Kuraray Co., Ltd. 導光板、その製造方法、及びそれを備える面光源装置
US7883254B2 (en) 2004-08-06 2011-02-08 Kuraray Co., Ltd. Light guide plate, production method therefor, and surface light source device provided with it
JP2010160527A (ja) * 2008-04-03 2010-07-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 液晶表示装置
JP2010170153A (ja) * 2008-04-03 2010-08-05 Sumitomo Chemical Co Ltd 液晶表示装置
JP2010170152A (ja) * 2008-04-03 2010-08-05 Sumitomo Chemical Co Ltd 液晶表示装置
TWI584027B (zh) * 2008-04-03 2017-05-21 Sumitomo Chemical Co 液晶顯示裝置
JP2010015038A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Nitto Denko Corp 液晶表示装置
KR101753909B1 (ko) * 2009-12-08 2017-07-05 엘지디스플레이 주식회사 백라이트 유닛 및 이를 구비한 액정표시장치
JP2018526673A (ja) * 2015-08-13 2018-09-13 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 転向フィルム及び拡散体を含むディスプレイ
US10948650B2 (en) 2015-08-13 2021-03-16 3M Innovative Properties Company Display including turning film and diffuser

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4351534B2 (ja) プリズムシート、該プリズムシートを使用したバックライト・ユニットおよび透過型液晶表示装置
KR100370526B1 (ko) 액정 표시 장치
US7220038B2 (en) Light source device and light polarizing element
TWI226495B (en) Light source device
US7614775B2 (en) Light guide member, planar lighting device using the same, and rod-type lighting device
KR100960426B1 (ko) 확산 시트, 면 광원 장치 및 투과형 표시 장치
JP4994384B2 (ja) 線形的に低減される発散を有するバックライトユニット
US7401962B2 (en) Light deflection element and light source apparatus using the same
KR100587247B1 (ko) 사이드라이트형면광원장치
JP4855944B2 (ja) 連結導光板、これを用いる面状照明装置および液晶表示装置
JPH0894844A (ja) 導光板並びにこれを用いた面光源及び非発光型表示装置
US20110058389A1 (en) Brightness enhancement film and backlight module
WO2009096449A1 (ja) 面光源素子およびこれを備えた画像表示装置
JP2002352611A (ja) 照明装置およびそれを備える表示装置
US7568820B2 (en) Light-controlling sheet and surface illuminant unit
JP2006114239A (ja) 面状光源用導光体とその製造方法、面状光源、照明装置、看板及び液晶表示装置
JP3199504B2 (ja) 照明装置
JPH10106327A (ja) 面光源素子およびそれを用いた表示装置
JPH11144515A (ja) 面光源素子およびそれを用いた表示装置
JP2002279812A (ja) 面光源
JP2002109925A (ja) 照明装置およびそれを備える液晶表示装置
JPH11305225A (ja) 導光素子、面光源装置及びそれを用いた表示装置
JP3215902U (ja) 光学フィルム及び表示装置
Käläntär et al. 67.1: A Monolithic Block‐Wise Functional Light Guide for 2‐D Dimming LCD Backlight
JP2003114430A (ja) フロントライト型液晶ディスプレイ