JP2002109378A - 商品コンサルティング機能を備えたwwwサーバー - Google Patents

商品コンサルティング機能を備えたwwwサーバー

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JP2002109378A
JP2002109378A JP2000303955A JP2000303955A JP2002109378A JP 2002109378 A JP2002109378 A JP 2002109378A JP 2000303955 A JP2000303955 A JP 2000303955A JP 2000303955 A JP2000303955 A JP 2000303955A JP 2002109378 A JP2002109378 A JP 2002109378A
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創 金田
Yusuke Ueno
雄介 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット上において、商品知識の乏し
い者に満足のいく商品を素早く紹介する商品コンサルテ
ィング機能を備えたWWWサーバーの提供。 【解決手段】 WWWサーバー2は、例えば「掃除機」
等の商品群に対応する質問リストを利用者のコンピュー
タ4にインターネット6を通じて送信する。質問に対す
る回答を受領すると、予め質問リストに対応して用意し
ておいた回答分析データに基づき、利用者からの回答を
分析して、当該利用者にとって商品選定にあたって重要
視すべき選定評価要素の優先度情報を取得する。得られ
た優先度情報に基づいて、商品データベースの中からお
奨め商品を1つまたは2以上選出して、それら商品を紹
介する商品リストを利用者のコンピュータ4に送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
上に設置されたWWWサーバーであって、インターネッ
トを介してアクセスしてくる利用者から、購入を希望す
る商品に関してその使用環境や使用態様を聞き出して、
その利用者にとって満足のいくお勧めの商品を探し出し
て紹介する商品コンサルティング機能を備えたWWWサ
ーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットを利用した電子商
取引が盛んに行われているが、この電子商取引として、
個人とインターネット上のWWWサーバーに開設された
いわゆる電子商店と呼ばれるものとの間の商取引が良く
知られている。電子商店は商品販売業者がWWWサーバ
ー上に展開した多数のWebページによって構成されて
おり、その業者が取り扱っている色々な分類の商品群に
ついて、それらの名前や価格、仕様など、商品を購入す
るにあたって必要な様々な情報を提供している。
【0003】商品購入希望者(個人)は、自身が操作す
るクライアントコンピュータのWWWブラウザを利用し
て、そのショッピングサーバにアクセスする。そして、
そのショッピングサーバーのWebページから商品に関
する詳細な情報を取得する。この情報に基づき、多数の
商品を比較検討した結果、自分にとって満足のいく商品
が見つかった場合には、クライアントコンピュータを操
作してその商品を購入するための各種手続きを行い、商
品販売業者にその商品の発注を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Web
ページを見ながら商品を比較検討しようにも、Webで
紹介されている商品は多数あるとともに、ここに掲載さ
れている商品に関する情報は、その商品の仕様や機能、
といった一般のカタログに掲載されているようなありふ
れた情報しか掲載されておらず、これらの情報を比較検
討して購入希望者が真に満足のいく商品を見つけだすの
はなかなか厳しいところがある。即ち、カタログに記載
された諸データの意味を理解し得るほどの豊富な知識を
持つ者ならいざ知らず、商品知識の乏しい者では、商品
の差違を把握し切れず、購入後にも十分な満足感が得ら
れる商品を探し出すのは難しい。このため、ある分類の
購入希望商品群の中から特定の商品を選定するのに大変
な労力と時間がかかり、なかなか商品購入に結びつかな
いという問題点がある。
【0005】ところで、町中に実在する店舗に出向いて
商品を購入する場合には、通常、店員が応対する。ここ
で応対する店員が商品知識の豊富なベテランの店員であ
れば、店員から商品に関するいろいろな情報やアドバイ
スを聞くことができ、さらにはその購入希望商品のお奨
め品をその使用環境や使用態様を勘案して探し出してく
れる。
【0006】例えば、デジタルカメラを購入しようとす
る場合には、主たる被写体は何であるのか?、撮影画像
の主たる用途は何か?、誰が使うのか?、使用頻度はど
れくらいなのか?などの質問をされ、商品購入希望者の
使用環境や使用態様を考慮した適切な性能や機能を持つ
デジタルカメラを探し出してもらうことができる。この
ため、商品購入希望者にとっては、わざわざ商品カタロ
グを詳しく調べて商品を比較検討する手間が省け、特に
知識の乏しい購入希望者にとっては商品選定の上で極め
て有用な助言が得られる。
【0007】ただし、店員の商品知識が乏しい場合に
は、このような有用なアドバイスを店員から受けるのは
難しい。また、店員の中には、店サイドまたはメーカー
サイドの利益誘導を行う者もおり、利用者にとっていつ
も有益な客観的なアドバイスが店員から提供されるとは
限らない。
【0008】本発明は、このような店員のコンサルティ
ングに代わるサービスをWWWサーバー上で実現しよう
とするもので、その目的は、利用者にとって有益な客観
的な情報を提供して、利用者の満足のゆく商品を紹介す
ることができ、特に商品知識に乏しい利用者にとって極
めて有用な、商品コンサルティング機能を備えたWWW
サーバーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明にかかる、商品コンサルティング機能を備えた
WWWサーバーにあっては次の各事項(1)〜(5)に
より特定される。 (1)インターネットを介して接続されたクライアント
コンピュータと相互に通信して情報交換するWWWサー
バーとして機能し、利用者の要求に応えてデータベース
に蓄積してある情報を適宜に提供する。 (2)前記データベースは、種々の分類の商品群別にそ
の個々の商品の価格・機能・性能などの各種の選定評価
要素となるデータを記憶した商品データベースを有する
とともに、利用者が購入希望する分類の商品群の中から
購入商品を選定するにあたって重要視すべき前記選定評
価要素の優先度情報を利用者から得るための各種質問を
列挙した質問リストを各分類毎に関連づけて用意してあ
る質問リスト集と、該各質問リストに対応された回答分
析データが記憶された回答分析データ集とを有する。 (3)前記質問リストの質問は回答項目選択形式でな
り、前記回答分析データは、前記質問リストの回答項目
毎に優先度を付加したデータ形式となっている。 (4)利用者により購入希望商品の分類指定がなされる
と、前記質問リスト集から該当する分類の質問リストを
取り出して、これをクライアントコンピュータのブラウ
ザに表示させる画面構成データにして送出し、利用者に
質問リストへの回答入力と返信とを促す。 (5)前記回答返信を受けると、対応する回答分析デー
タに基づいて各選定評価要素に重み付けをした商品選定
判断データを作成し、該商品選定判断データと前記商品
データベースの選定評価要素データとを照合して、デー
タ整合性の高いものをピックアップしたお奨め商品リス
ト画面構成データを送出する。
【0010】このようなWWWサーバーにあっては、利
用者が購入希望する分類の商品に対する質問リストを提
示して、当該利用者による購入商品の使用環境や使用態
様を聞き出し、購入商品の選定に際して当該利用者にと
って重要視すべき要素を引き出し、この要素に基づいて
商品データベースの中から適した商品を検索してピック
アップするので、利用者にとって適切なお奨め商品を素
早く提示することができる。利用者としては、ただ単に
質問に対して回答返信するだけで、自分の使用環境や使
用態様に相応したお奨め商品が提示されるので、商品知
識の乏しい利用者であっても、店員のコンサルティング
に匹敵したサービスを受けて自分にとって満足のいく商
品を見つけ出すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明にかかるWWWサー
バーの実施の形態について詳細に説明する。図1および
図2は、本発明にかかるWWW(World Wide Web)サー
バーとクライアントコンピュータとの関係を概略的に示
したものである。図1に示すように、本発明のWWWサ
ーバー2は、インターネット6に接続されており、同じ
くこのインターネット6に接続された多数のクライアン
トコンピュータ4とインターネット6を介して相互に通
信して情報交換することができる。
【0012】図2に示すように、WWWサーバー2に
は、多種多様な分類の商品群について、その個々に名前
や価格、仕様など、利用者が商品を購入するにあたって
必要とする様々な情報を蓄積した商品データベースを備
えている。ここで商品データベースに情報が蓄積される
商品としては、冷蔵庫やテレビ、ビデオデッキ、掃除
機、エアコン、ファンヒーター、電子レンジといったい
わゆる家庭用電化製品をはじめ、自動車やバイク、自転
車、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ等といっ
たあらゆる商品が取扱対象となる。
【0013】利用者は、自分のクライアントコンピュー
タ4に搭載されたWWWブラウザを使ってインターネッ
トを通じてWWWサーバー2にアクセスする。WWWサ
ーバー2は、アクセスしてきたクライアントコンピュー
タ4からの要求に応じて、適宜に商品に関する各種の情
報を掲載したWebページを送信する。
【0014】ところで、前記商品データベースに蓄積さ
れた各種のデータのうち、種々の分類の商品群別に、所
定の共通データが商品選定の評価要素として設定されて
いる。即ち、その商品分類における個々の商品について
の価格や機能・性能など、利用者が購入するにあたって
の比較検討対象となる評価要素であり、例えば、掃除機
であれば、「吸い込み率」、「ヘッド」、「静粛性」、
「排気」などが選定評価要素となる。また、エアコンで
あれば、冷暖房能力や消費電力、室内外機の静粛性、そ
の他各種機能等が選定評価要素となる。また、デジタル
カメラであれば、撮像画素数や記録可能枚数、電池消耗
時間、速写性などが選定評価要素となる。このように選
定評価要素は、分類商品群別にそれぞれ個別に設定され
ており、かつその評価要素毎にその優劣度に応じた評価
が例えば得点として付加されている。
【0015】また、WWWサーバー2は、商品分類毎に
用意された複数の質問リストからなる質問リスト集と、
この質問リスト集の各質問リストに各々対応して用意さ
れた複数の回答分析データからなる回答分析データ集と
を備えている。質問リスト集の各質問リストには、利用
者が購入希望する分類の商品群の中から購入商品を選定
するにあたって、その利用者にとって重要視すべき選定
評価要素の優先度情報を利用者から得るための各種質問
が列挙されている。各質問は回答項目選択式となってお
り、各質問毎に複数の選択肢が用意されている。利用者
は、複数の選択肢の中から1つまたは複数の回答項目を
選択して各質問に回答するようになっている。各質問リ
ストは商品分類別に用意され、その商品分類別に適切な
質問が設定され、それぞれに異なる質問内容になってい
る。
【0016】また、回答分析データ集の回答分析データ
は、利用者からその商品の各選定評価要素の優先度情報
を取得するための基礎となるデータである。回答分析デ
ータは、質問リスト毎に対応づけられて用意され、回答
分析データ集に記憶されている。各回答分析データは、
各質問リストで選択された回答項目毎に優先度(例えば
得点)を付加したデータ形式でなる。
【0017】WWWサーバー2は、アクセスしてきた利
用者が購入希望する商品の分類を指定すると、その指定
された商品分類に対応する質問リストを質問リスト集か
ら取り出して、これをWWWブラウザで表示できる形式
にしてクライアントコンピュータ4に向けて送信する。
利用者は、WWWサーバー2から送られてきた質問リス
トに列挙された各質問に対し、それぞれの質問に対応づ
けられて複数設定されている回答項目を選択して回答す
る。この回答結果はクライアントコンピュータ4からW
WWサーバー2へと返信される。
【0018】WWWサーバー2は、利用者のクライアン
トコンピュータ4から送られてきた回答結果を回答分析
データに基づき分析し、商品選定にあたって当該利用者
にとって重要視すべき各選定評価要素の優先度(重要
度)情報を取得して、各選定評価要素に重み付けをした
当該利用者固有の商品選定判断データを作成する。ここ
で、上記重み付けは前記商品データベースに記憶されて
いる選定評価要素の評価形式に対応づけられており、例
えば得点化されて付加される。
【0019】そして、この商品選定判断データと前記商
品データベースに予め記憶されている選定評価要素デー
タとを照合して、データ整合性の高いもの順にソートす
る。ここで、WWWサーバー2は、あらかじめ決められ
た所定のアルゴリズムに従って、商品選定判断データと
選定評価要素データとのデータ整合性を調べる。例え
ば、利用者から得た商品選定判断データに基づいて、そ
の各選定評価要素を評価軸としたレーダーチャートを作
成する一方、これに対応させて商品データベースに記憶
された選定評価要素データから同様にレーダーチャート
を作成し、これら両レーダーチャートの整合性で調べる
ようにすることもできる。そして、この調査の結果とし
てデータ整合性の高い商品をピックアップするととも
に、そのデータ整合性の高い順にソートしてお奨め商品
リストを作成し、そのお奨め商品リストを画面構成デー
タにしてクライアントコンピュータ4に向けて送信す
る。
【0020】以下に、具体例として商品の分類として利
用者から「掃除機」が指定された場合を示して詳しく説
明する。図3は、商品分類の「掃除機」に対応して用意
された質問リストと回答分析データとを示したものであ
る。ここでは、質問としてQ1〜Q5の5つが用意さ
れ、また各質問に対してはそれぞれ2〜4つの回答項目
が選択肢として付帯されており、利用者は各質問に対し
て2〜4つの選択肢の回答項目中から択一式に回答する
ようになっている。
【0021】一方、回答分析データは、表形式になって
おり、各質問の選択肢ごとに重み付けとして評価点が設
定されている。つまり、この評価点は商品群の中から購
入商品を選定するにあたって重要視すべき選定評価要素
の優先度情報であり、利用者により選択される各回答項
目毎に応じて予め設定してある優先度の重み付けデータ
である。よって評価点は、各選定評価要素別に配点され
ている。なお、ここで、「吸い込み率」、「ヘッド」、
「静粛性」、「排気」の4つの項目が「掃除機」の選定
評価要素となっている。また、評価点は、0〜2の3段
階で表されている。 質問リストの質問内容とこれに対
応する回答選択肢の項目内容は次の通りである。
【0022】Q1.あなたの掃除に対するこだわりは? a.ちり一つあっても気になるほど几帳面。 b.特にこだわりはないけどそれなりにきちんとする。 c.目立つごみがなくなれば十分。 Q2.あなたが掃除をする時間帯や状況は? a.家には誰もいなくて昼間に気兼ねなく。 b.夜遅くや家に家族などがいる昼間など気をつかいな
がら。 Q3.購入する掃除機で掃除するエリアは? a.机やソファーの上など細かいところ。 b.自分の部屋だけ、あるいは一人暮らしのコンパクト
な家。 c.家族の住む家全体。 Q4.あなた(家族を含む)には、下に示すような特別
な事情がある? a.アトピーやぜんそくなどのアレルギーに悩んでい
る。 b.家には厚手のじゅうたんがいっぱいでそうじが大
変。 c.特にない。 Q5.今までの掃除機の何が不満? a.吸い込み力が不足。 b.音がうるさい。 c.排気が気になる。 d.特に不満はない。
【0023】ここで、『Q1.あなたの掃除に対するこ
だわりは?』という質問に対して、『a.ちり一つあっ
ても気になるほど几帳面。』という回答選択肢を選ぶ人
は、吸引力と仕上がりに重みを置いているものと考えら
れるので、「吸い込み率」および「ヘッド」には評価点
『2』を、「排気」については若干の重みがあると考
え、評価点『1』を設定している。また『b.特にこだ
わりはないけどそれなりにきちんとする。』という回答
選択肢を選ぶ人は、「吸い込み率」および「ヘッド」に
ついては、『a.』と回答した人よりもこだわり度は低
いと考えられるので、評価点『1』を設定している。ま
た『c.目立つごみがなくなれば十分。』という回答選
択肢を選ぶ人は、掃除に関してあまりこだわりを持って
いないことが推測されるので、「吸い込み率」、「ヘッ
ド」および「排気」の評価点を『0』と設定している。
【0024】また、『Q2.あなたが掃除をする時間帯
や状況は?』という質問に対して、『a.家には誰もい
なくて昼間に気兼ねなく。』という回答選択肢を選ぶ人
は、特に「静粛性」や「排気」に関しては問題にならな
いことから、評価点を『0』と設定しており、『b.夜
遅くや家に家族などがいる昼間など気をつかいなが
ら。』という回答選択肢を選ぶ人は、「静粛性」や「排
気」に気を配ることからこれらの要素につき、『2』と
『1』の評価点を設定している。
【0025】また、『Q3.購入する掃除機で掃除する
エリアは?』という質問に対して、『a.机やソファー
の上など細かいところ。』という回答選択肢を選ぶ人
は、「吸い込み率」や「ヘッド」に関してあまり性能が
要求されないものと考えられ、「吸い込み率」および
「ヘッド」につき評価点を『0』と設定している。また
『b.自分の部屋だけ、あるいは一人暮らしのコンパク
トな家。』という回答選択肢を選ぶ人は、「吸い込み
率」や「ヘッド」に若干の性能が要求されるものと考え
られ、「吸い込み率」や「ヘッド」につき評価点を
『1』と設定している。また『c.家族の住む家全
体。』と回答する人は、「吸い込み率」や「ヘッド」に
ある程度の性能が要求されるものと考えられ、「吸い込
み率」および「ヘッド」につき評価点を『2』と設定し
ている。
【0026】また、『Q4.あなた(家族を含む)に
は、下に示すような特別な事情がある?』という質問に
対して、『a.アトピーやぜんそくなどのアレルギーに
悩んでいる。』または『b.家には厚手のじゅうたんが
いっぱいでそうじが大変。』と回答する人には、「吸い
込み率」および「ヘッド」の性能が良いもの奨めるべ
く、「吸い込み率」および「ヘッド」につき評価点
『2』を設定し、さらに『a.アトピーやぜんそくなど
のアレルギーに悩んでいる。』と回答する人には、「排
気」についても気になるから、評価点『2』を設定して
いる。『c.特にない。』と回答する人には、特になく
各選定評価要素を評価点『0』と設定している。
【0027】また、『Q5.今までの掃除機の何が不満
?』という質問に対して、『a.吸い込み力が不足。』
と回答する人には、「吸い込み率」および「ヘッド」の
性能が良いものを奨めるべく、これらの「吸い込み率」
および「ヘッド」につき評価点『2』を設定している。
またここで『b.音がうるさい。』と回答する人には、
「静粛性」の高いものを奨めるべく、「静粛性」につき
評価点『2』を設定し、『c.排気が気になる。』と回
答する人には、「排気」の良いものを奨めるべく、「排
気」につき評価点『2』を設定している。『d.特に不
満はない。』と回答する人には、特に何も要求していな
いことから、各選定評価要素の評価点を『0』と設定し
ている。
【0028】これらの質問と回答選択肢につき、例えば
Aさんが、質問Q1については回答選択肢『a』を、質
問Q2については回答選択肢『b』を、質問Q3につい
ては回答選択肢『c』を、質問Q4については回答選択
肢『a』を、質問Q5については回答選択肢『c』を選
んで回答したとする。この回答結果から、図4に示すよ
うに、前記回答分析データに基づき、Aさんが選んだ回
答選択肢に対応する評価点を選定評価要素別にそれぞれ
積算して各選定評価要素の合計評価点を求める。そし
て、これら各選定評価要素の合計評価点を素点として、
各質問につきそれぞれ最も評価点の高い回答選択肢を選
んだとき、すなわち最も点数が高くなるときの点数(満
点)に対する比率を各選定評価要素別に求める。この求
めた比率を各選定評価要素ごとの評価ポイントとする。
そして、この評価ポイントが、各選定評価要素別に重み
付けをした本発明の商品選定判断データとなる。評価ポ
イントが1に近ければ近いほど、その選定評価要素への
こだわり度が高いものと推測することができる。
【0029】Aさんの場合、「吸い込み率」の評価ポイ
ントが0.75、「ヘッド」の評価ポイントが0.7
5、「静粛性」の評価ポイントが0.5、「排気」の評
価ポイントが1.0であるから、4つの選定評価要素全
てにわたって比較的こだわりがあるものと推測できる。
中でも特に「排気」については妥協できないことを伺い
知ることができる。このようにして利用者から購入商品
を選定するにあたって重要視すべき各選定評価要素の優
先度情報を商品選定判断データとして取得する。この商
品選定判断データをレーダーチャートで示すと、図4に
示すようになる。
【0030】WWWサーバー2は、商品データベースか
ら、その分類の商品群、すなわちここでは「掃除機」に
かかる商品の選定評価要素データを取得し、利用者から
取得した商品選定判断データと照らし合わせる。そし
て、これらのデータ整合性について調べる。ここでは、
商品の選定評価要素データと、利用者から取得した商品
選定判断データとをそれぞれレーダーチャートで表して
説明する。つまり、商品の選定評価要素データと利用者
から取得した商品選定判断データの各レーダーチャート
の形態が非常に近似している場合には親和性も高く、デ
ータ整合性も高くなる。ここで、レーダチャートの形態
が相互にあまり近似していない場合には、商品購入希望
者のこだわり度が高い選定評価要素の親和性を優先して
相互に比較する。また、商品購入希望者からの商品選定
判断データにあまりはっきりとした特徴が見受けられな
い場合、すなわちこのレーダーチャートでいうと多角形
が極めて原点に近い状態の場合には、よりコストパフォ
ーマンスの良いものを推奨する。基本的には、商品選定
判断データのレーダーチャートが商品データベースから
得られる選定評価要素データのレーダーチャートに包含
されていれば、十分親和性が高くデータ整合性が高いも
のと判断される。
【0031】Aさんの場合、「吸い込み率」、「ヘッ
ド」、「静粛性」、「排気」の4つの項目全てにおいて
こだわりが高いことから、図5に示すように、「排気」
や「ヘッド」の性能に劣る『M社製品』よりも、選定評
価要素全てが比較的高い『N社製品』との方が親和性が
高くデータ整合性が高いことから、『N社製品』をお奨
め商品と判断する。そして、この商品をお奨め商品リス
トに登録する。このお奨め商品リストに複数の商品が登
録された場合には、データ整合性の高いもの順にソート
をかけてリストに登録しておく。
【0032】このほか、例えば、夫と子供一人の社宅住
まいの少しずぼらな専業主婦Bさんの場合には、図6に
示すように、掃除機には最低限の基本性能しか求めてお
らず、掃除機はなんでも構わないというタイプであるこ
とが読みとれ、前記選定評価要素すべてにおいて高い評
価を受け価格も高いN社製品よりも、評価は劣るがコス
トパフォーマンスの良いお買い得なM社製品を推奨す
る。また、都内の1Kマンション住まいのちょっときれ
い好きの独身一人暮らしのCさんの場合、掃除機に高い
静粛性を求めていることが読みとれ、静粛性の劣るN社
製品よりも静粛性能に優れたT社製品を推奨する。
【0033】以上に説明したように、このWWWサーバ
ー2にあっては、利用者である商品購入希望者に対して
質問リストを提示して、当該商品購入希望者から商品の
使用環境やその態様の概要情報を聞き出し、この概要情
報により商品選定にあたって重要視すべき選定評価要素
に重み付けをし、この商品選定判断データの重み付けの
結果から購入希望者固有の商品選定判断データを作成す
る。そして、この商品選定判断データを元に、これとの
整合性の高い商品をデータベースの中から検索して1つ
または複数の商品を選出して紹介するので、商品購入希
望者に対して適切な商品コンサルティングを行うことが
できる。このため、商品知識の乏しい購入希望者であっ
ても、自分のほしい商品を容易に探し出すことができ
る。よって、わざわざ町中にあるの実在の店舗に出向か
なくても、店員によるアドバイスなどのコンサルティン
グに匹敵するようなサービスを得ることができる。
【0034】なお、本発明にかかる回答分析データのデ
ータ形式にあっては、前述したような0〜2の3段階の
評価点方式に限らず、質問リストの回答項目毎に優先度
(重要度)を付加した形式であれば、どのような形式で
あっても構わない。また、本発明にかかる商品選定判断
データにあっては、前述したようなレーダーチャートで
表されるものに限らず、他の形式で表されていても構わ
ない。
【0035】また、WWWサーバーの利用者が予め登録
された会員である場合には、顧客の個人データ、例えば
年齢や住まい、既婚・未婚、同居家族の構成、収入など
といったデータを商品のピックアップに際して加味する
ようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上、実施形態で詳しく述べたように、
本発明にかかる商品コンサルティング機能を備えたWW
Wサーバーによれば、商品購入希望の利用者に対して予
め用意した希望商品分類別の質問リストを提示して、利
用者の使用環境や使用態様を聞き出し、商品選定にあた
って当該利用者にとって重要視すべき要素を引き出し、
この要素に基づいて商品データベースの中から商品をピ
ックアップするから、利用者にとって適切な商品を素早
く選び出すことができる。このため、商品知識の乏しい
利用者であっても、自分にとって満足のいく商品を容易
に選定することができ、わざわざお町中の実在の店舗に
出向かなくても、店員のコンサルティングに匹敵したサ
ービスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる商品コンサルティング機能を備
えたWWWサーバとクライアントコンピュータとを概略
的に示した図である。
【図2】本発明にかかる商品コンサルティング機能を備
えたWWWサーバと利用者コンピュータとの間のやりと
りを概略的に示した図である。
【図3】本発明にかかる商品コンサルティング機能を備
えたWWWサーバに備えられる質問リストとこれに対応
する回答分析データの一実施形態を示した図である。
【図4】本発明にかかる質問リストに対する回答の分析
例とその分析結果を示したレーダーチャートの図であ
る。
【図5】本発明にかかる商品購入希望者から取得した商
品選定判断データと、商品の選定評価要素データとをレ
ーダーチャートで比較する場合の一例を模式的に表現し
た図である。
【図6】本発明にかかる商品購入希望者から取得した商
品選定判断データと、商品の選定評価要素データとをレ
ーダーチャートで比較する場合の他例を模式的に表現し
た図である。
【符号の説明】
2 WWWサーバー 4 クライアントコンピュータ 6 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 雄介 東京都港区六本木3−17−10 株式会社ス ーパーリンク内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 BB11 BB49 CC02 CC05 DD01 EE05 EE12 FF03 GG02 GG04 GG07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各事項(1)〜(5)で特定され
    る、商品コンサルティング機能を備えたWWWサーバ
    ー。 (1)インターネットを介して接続されたクライアント
    コンピュータと相互に通信して情報交換するWWWサー
    バーとして機能し、利用者の要求に応えてデータベース
    に蓄積してある情報を適宜に提供する。 (2)前記データベースは、種々の分類の商品群別にそ
    の個々の商品の価格・機能・性能などの各種の選定評価
    要素となるデータを記憶した商品データベースを有する
    とともに、利用者が購入希望する分類の商品群の中から
    購入商品を選定するにあたって重要視すべき前記選定評
    価要素の優先度情報を利用者から得るための各種質問を
    列挙した質問リストを各分類毎に関連づけて用意してあ
    る質問リスト集と、該各質問リストに対応された回答分
    析データが記憶された回答分析データ集とを有する。 (3)前記質問リストの質問は回答項目選択形式でな
    り、前記回答分析データは、前記質問リストの回答項目
    毎に優先度を付加したデータ形式となっている。 (4)利用者により購入希望商品の分類指定がなされる
    と、前記質問リスト集から該当する分類の質問リストを
    取り出して、これをクライアントコンピュータのブラウ
    ザに表示させる画面構成データにして送出し、利用者に
    質問リストへの回答入力と返信とを促す。 (5)前記回答返信を受けると、対応する回答分析デー
    タに基づいて各選定評価要素に重み付けをした商品選定
    判断データを作成し、該商品選定判断データと前記商品
    データベースの選定評価要素データとを照合して、デー
    タ整合性の高いものをピックアップしたお奨め商品リス
    ト画面構成データを送出する。
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