JP2002108297A - 輝度階調調整方法および画像表示装置 - Google Patents

輝度階調調整方法および画像表示装置

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JP2002108297A
JP2002108297A JP2000298764A JP2000298764A JP2002108297A JP 2002108297 A JP2002108297 A JP 2002108297A JP 2000298764 A JP2000298764 A JP 2000298764A JP 2000298764 A JP2000298764 A JP 2000298764A JP 2002108297 A JP2002108297 A JP 2002108297A
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Akira Yamaguchi
晃 山口
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モノクロの画像表示装置において、使用するビ
デオカードとは無関係に、ディスプレイ単体で輝度キャ
リブレーションを行うことができる輝度調整方法および
画像表示装置を提供する。 【解決手段】ビデオカードとデジタル接続可能で、か
つ、サブピクセルを持つモノクロ液晶ディスプレイを用
い前記モノクロ液晶ディスプレイの輝度階調特性を測定
したデータを用いて、バックライト光量を制御し、か
つ、供給された画像データを前記モノクロ液晶ディスプ
レイのサブピクセル毎の画像データに変換する変換LU
Tを作成し、この変換LUTによって変換された画像デ
ータで前記モノクロ液晶ディスプレイを作動することに
より、前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノクロ液晶ディ
スプレイを用いた画像表示の技術分野に属し、詳しく
は、モノクロ液晶ディスプレイの輝度キャリブレーショ
ンをディスプレイ単体で行うことができる輝度階調調整
方法および画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型化が容易である、薄い、軽量である
等、非常に多くの利点をを有することから、近年では、
ワードプロセッサやコンピュータのディスプレイとし
て、液晶ディスプレイ(LCD)の使用頻度が大幅に増
大している。また、モノクロのLCDは、超音波診断装
置、CT診断装置、MRI診断装置、X線診断装置、F
CR(富士コンピューテッドラジオグラフィー)等の医
療用測定装置で撮影された診断画像等、従来は、CRT
(Cathode Ray Tube)が主流であった医療用診断装置のモ
ニタとしても利用が検討されている。
【0003】ところで、このようなLCDの表示輝度に
は、個々の装置で機差があり、また、LCDの表示輝度
は、経時的な劣化等によっても変動する。そのため、L
CDにおいては、所定の輝度階調による適正な画像表示
を行うための、いわゆる輝度キャリブレーションが行わ
れる。
【0004】現在の主流は、アナログ入力のLCDであ
る。このようなLCDにおける輝度キャリブレーション
は、ビデオカードを利用して行われている。このような
ビデオカードは、多くの場合、8ビットの入力データに
対して、10ビットのD/A(デジタル/アナログ)変
換を行うルックアップテーブル(LUT)を有してい
る。従来のLCDでは、輝度測定手段によって各種のレ
ベルによる表示輝度を測定し、この輝度測定結果に応じ
て、入力データを非線形変換補正して適正な輝度階調が
得られるように、前記D/A変換のLUTを更新するこ
とによって、キャリブレーションが行われ、これによ
り、規定の輝度階調特性での画像表示を実現している。
【0005】すなわち、従来のLCDは、ディスプレイ
単体での輝度キャリブレーションを行うことができず、
ビデオカードを含めた状態で輝度キャリブレーションが
行われている。また、ビデオカードのアナログ出力の特
性は、個々のカードで異なるため、従来のLCDでは、
ビデオカードを交換する度に輝度キャリブレーションを
やり直す必要がある。しかも、アナログの出力は、温度
変動等によって変化する。そのため、輝度キャリブレー
ション時と、その後の使用時とで温度が異なる場合に
は、輝度キャリブレーション行ったにも関わらず、輝度
特性が変動してしまい、輝度階調が不安定になってしま
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の問題点を解決することにあり、モノクロの画
像表示装置において、近年、普及しつつある、デジタル
入力が可能なモノクロ液晶ディスプレイを利用すること
により、使用するビデオカードの特性とは無関係に、デ
ィスプレイ単体で輝度キャリブレーションを行うことが
でき、しかも、キャリブレーション時と使用時とで温度
差を有する場合でも、キャリブレーション後には安定し
た輝度階調を得ることができる、モノクロ画像表示装置
の輝度階調調整方法、および、これを利用する画像表示
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の輝度階調調整方法は、液晶ディスプレイを
用いるモノクロの画像表示装置における輝度階調調整方
法であって、ビデオカードとデジタル接続可能で、か
つ、サブピクセルを持つモノクロ液晶ディスプレイを用
い、前記モノクロ液晶ディスプレイの輝度階調特性を測
定したデータを用いて、前記モノクロ液晶ディスプレイ
のバックライト光量を制御し、かつ、供給された画像デ
ータを前記モノクロ液晶ディスプレイのサブピクセル毎
の画像データに変換する変換LUTを作成し、この変換
LUTによって変換された画像データで前記モノクロ液
晶ディスプレイを作動することを特徴とする輝度階調調
整方法を提供する。
【0008】また、前記本発明の輝度階調調整方法にお
いて、前記モノクロ液晶ディスプレイの輝度階調特性の
測定を、画像表示装置のみで行うのが好ましい。
【0009】さらに、本発明の画像表示装置は、ビデオ
カードとデジタル接続可能で、かつ、サブピクセルを持
つモノクロ液晶ディスプレイと、前記モノクロ液晶ディ
スプレイの輝度階調特性データを用いて作成された、供
給された画像データを前記モノクロ液晶ディスプレイの
サブピクセル毎の画像データに変換する変換LUTと、
前記モノクロ液晶ディスプレイの輝度階調特性データを
用いて、前記モノクロ液晶ディスプレイのバックライト
光量を調整する光量調整手段とを有することを特徴とす
る画像表示装置を提供する。
【0010】また、前記本発明の画像表示装置におい
て、前記モノクロ液晶ディスプレイの輝度階調特性を、
画像表示装置のみで測定する手段を有するのが好まし
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の輝度階調調整方法
および画像表示装置について、添付の図面に示される好
適実施例を基に詳細に説明する。
【0012】図1に、本発明の輝度階調調整方法を利用
する、本発明の画像表示装置の一例の概念図を示す。図
1に示される画像表示装置10(以下、表示装置10と
する)は、モノクロ液晶ディスプレイ12(以下、モノ
クロLCD12とする)を利用するモノクロの画像表示
装置であって、変換LUT(ルックアップテーブル)1
4と、モノクロLCD12を駆動するドライバ16と、
モノクロLCD12のバックライト18を駆動するドラ
イバ20と、輝度階調調整部22と、ROM30とを有
して構成される。なお、図1は、本発明の表示装置10
の主要部を示すものであり、必要に応じて、各種のモノ
クロLCDを用いた表示装置に配置される公知各種の部
材が配置されるのはもちろんである。
【0013】このような表示装置10において、CT診
断装置やMRI診断装置等の画像データ供給源Rから出
力された画像データは、ビデオカード24でモノクロL
CD12による画像表示に対応する、例えば8ビットの
画像データに変換された後に、I/F(インターフェイ
ス)26によって、本発明の表示装置10(変換LUT
14)に供給される。
【0014】本発明の表示装置10において、モノクロ
LCD12は、ビデオカード24とデジタル接続可能な
LCD(デジタル入力が可能なLCD)である。ディス
プレイ表示用デバイスであるビデオカード24は、これ
に対応できるデジタルのビデオカード(ディスプレイカ
ード、グラフィックスカード、グラフィックスサブシス
テム)であれば、各種のものが利用可能である。同様
に、I/F26も、デジタルのビデオカードとデジタル
入力可能なLCDとを接続できるものであれば、各種の
I/Fが利用可能であり、例えば、DVI(Digital Vis
ual Interface)等が例示される。
【0015】本発明の表示装置10において、モノクロ
LCD12は、1画素を複数で表現するサブピクセルを
有し、かつ、デジタル入力が可能なモノクロのLCDで
あれば、各種のものが利用可能である。図示例は、一例
として、デジタル入力可能なR(赤)、G(緑)、B
(青)のカラーLCDから、カラーフィルタを除去した
モノクロLCD12であって、従って、3つのサブピク
セルを有している。
【0016】モノクロLCD12としては、上記条件を
満たすものであれば、各種のものが利用可能である。従
って、動作モードも、TN(Twisted Nematic) モード、
STN(Super Twisted Nematic) モード、ECB(Elect
rically Controlled Birefringence) モード、IPS(I
n-Plane Swiching) モード、MVA(Multi-domain Vert
ical Alignement)モード等の全ての動作モードが利用可
能であり、さらに、スイッチング素子やマトリクスにも
限定はない。また、バックライト18も、蛍光灯、白色
のLEDアレイ等、公知のものが各種利用可能である。
【0017】変換LUT14は、I/F26から供給さ
れた画像データを、モノクロLCD12のサブピクセル
毎の画像データに変換する部位である。この変換LUT
14は、供給された画像データを非線形補正して、規定
の輝度階調を有する画像とするもので、I/F26から
供給された8ビットの画像データを、3つのサブピクセ
ルの合計で9.5ビットに相当する画像データに変換し
て、モノクロLCD12のドライバ16に供給する。例
えば、供給されたビットの128(128,128,1
28)の画像データを、9.5ビットの386に相当す
る(128,129,129)の画像データに変換す
る。本発明においては、このようなサブピクセルを利用
した画像データの変換を行うことによって、非線形の補
正を可能にし、ビデオカード24の特性を含まない、表
示装置10単体での輝度キャリブレーションを可能にし
ている。この点に関しては、後に詳述する。
【0018】輝度階調調整部22(以下、階調調整部2
2とする)は、キャリブレーションによって、前述の変
換LUT14を作成すると共に、モノクロLCD12の
バックライト18の光量を設定し、バックライト18の
ドライバ20を制御するものである。以下、表示装置1
0のキャリブレーションについて、説明することによ
り、本発明について、より詳細に説明する。
【0019】まず、公知の輝度測定装置28を用いて、
バックライト18の光量を一定にして、画像データ(表
示輝度レベル)を各種変更して、各種の画像データにお
ける、モノクロLCD12の表示輝度を測定する。この
際におけるバックライト18の光量には、特に限定はな
いが、大きな輝度データが得られる等の点で、最大光量
に設定するのが好ましい。また、画像データの刻み幅に
も、特に限定はなく、モノクロLCD12の輝度分解能
や要求画質等に応じて、適宜、決定すればよい。
【0020】ここで、この測定における画像データは、
ビデオカード24からデジタル画像データを供給して行
ってもよいが、好ましくは、図示例のように、表示装置
10にROM30を配置し、ここに、輝度階調特性測定
用の画像データを記憶しておき、これを用いて輝度階調
特性の測定を行うのが好ましい。これにより、ビデオカ
ード24からデジタル画像データを供給しなくても、R
OM30から画像データを供給して輝度階調特性を測定
することができるので、ビデオカード24を接続しなく
ても、表示装置10のみでモノクロLCD12の輝度階
調特性を測定することができる。
【0021】また、バックライト18の駆動調整よる光
量変動が非線形である場合には、好ましい態様として、
表示輝度レベルを一定にして、バックライト18の光量
を各種変更してモノクロLCD12の表示輝度を測定
し、バックライト18の非線形特性も測定する。なお、
バックライト18の特性が線形である場合には、最大光
量と、もう一点の2点で測定を行って、特性を得ればよ
い。この際における画像データには、特に限定はない
が、同様の理由で、最大輝度に対応する画像データとす
るのが好ましい。光量の刻み幅にも、特に限定はなく、
モノクロLCD12の輝度分解能や要求画質等に応じ
て、適宜、決定すればよい。
【0022】本例においては、好ましい態様として、各
画像データにおける表示輝度は、最大のバックライト光
量で、各バックライト光量における表示輝度は、最大の
輝度レベルの画像データで、それぞれ測定する。また、
この測定で、所望する最大輝度が得られないことが判明
した場合には、音声や表示で、その旨を警告してもよ
い。
【0023】上記輝度測定手段28によるモノクロLC
D12の表示輝度の測定結果は、共に、階調調整部22
に送られる。階調調整部22は、まず、測定された、画
像データに対する表示輝度を用いて、モノクロLCD1
2の表示輝度が、所望の輝度階調特性となるように、I
/F26から供給された画像データを変換する変換LU
Tを作成する。
【0024】図2にその一例を示す。図2において、横
軸[QL]は画像データで、縦軸は測定輝度を示す。ま
た、QL100%とは、最大輝度であり、例えば、画像
データが大きくなるほど高輝度となる8ビットの画像表
示であれば、255の画像データである。例えば、測定
によって得られた表示輝度が、図2中実線aで示される
ような特性であった場合に、所望する輝度階調が点線b
のような直線状である場合には、全体として、図中実線
cに示されるような変換特性(補正カーブ)を有するよ
うに、変換LUT14を作成すればよい。
【0025】ここで、通常のデジタルのモノクロLCD
では、同一画素のサブピクセルには、同一の画像データ
が供給される。すなわち、例えば、8ビットのモノクロ
LCDを用いる際においては、8ビットを8ビットに変
換するLUTしか持ち得ず、ビット分解能が不足してい
るので、図2に示されるような非線形の補正を行って、
目標とする輝度階調特性を得るLUTを作成すると、階
調の飛びが発生してしまう。これに対し、本発明の表示
装置10においては、サブピクセルを有するデジタル入
力可能なモノクロLCDを用い、サブピクセルを利用し
て表示輝度を調整することにより、ビット数の増大(高
階調分解能化)を図り、これにより、非線形補正を可能
にして、ビデオカード24の特性によらない、表示装置
10単体のキャリブレーションによって、規定の輝度階
調特性を実現することができる。
【0026】例えば、図示例のような8ビットで、3つ
のサブピクセルを有するモノクロLCDにおいて、1画
素に対して128の画像データが入力された場合には、
各サブピクセルを利用することにより、(128,12
8,128)、(128,128,129)および(1
28,129,129)の3種の輝度表現が可能であ
る。すなわち、入力された128の画像データに対し
て、サブピクセルの合計で、384から386の画像デ
ータを表現することができる。従って、本例であれば、
3つのサブピクセルに対して3つの変換LUTを利用す
ることにより、画像データ0〜765までの、9.5ビ
ットの階調を表現することができ、ビット数の増大を図
って、キャリブレーションによる非線形の補正を行うこ
とができる。
【0027】また、変換LUT14は、供給された3つ
の8ビットの画像データを合計して9.5ビットの画像
データとし、9.5ビットのLUTを用いて画像データ
を変換(補正)した後に、8ビットの画像データに分割
(好ましくは、可能な限り均等に分割)して各サブピク
セルに割り振るものであってもよい。
【0028】階調調整部22は、このようにして変換L
UT14を作成したら、次いで、バックライト18の光
量を決定する。例えば、最終的に目標とする輝度階調特
性が図2中点線dである場合には、先に測定した、バッ
クライト18の非線形特性を用いて、モノクロLCD1
2の最高輝度が点xとなるように、バックライト18の
光量を設定する。以降、階調調整部22は、これに応じ
てドライバ20(すなわち、バックライト18の光量)
を制御する。
【0029】ここで、変換LUT14の作成は、バック
ライト18の光量を最大にして行われている。その際に
おける表示の最高輝度は、図中xmax で示される点で、
また、変換LUT14は、全体として、図2の点線cに
示されるような変換特性を有している。バックライト1
8の光量は表示全体にかかる。従って、最大輝度がx
max からxで示される点となるように、バックライト1
8の光量を設定すると、変換LUT14の変換特性は、
相似形を保ったまま変動し、図中線eに示されるような
特性となる。その結果、変換LUT14において変換さ
れた画像データは、図中点線dで示される、目標とする
輝度階調となる。
【0030】すなわち、本発明は、上述のように、サブ
ピクセルを有するデジタル入力可能なモノクロLCD1
2を用い、かつ、このサブピクセルを活用することによ
り、非線形な補正を可能にして、モノクロLCDを用い
た画像表示装置において、ビデオカードの特性を含まな
い、表示装置10単体での容易な輝度キャリブレーショ
ンを可能にしている。特に、図示例のように、輝度階調
特性測定用の画像データを記憶するROM30を有する
ことにより、ビデオカードを用いず、表示装置10のみ
での輝度キャリブレーションを行うことが可能になる。
しかも、ビデオカードの特性によらない、表示装置10
単体でのキャリブレーションを行うことができるので、
ビデオカードを交換する度にキャリブレーションをやり
直す必要もなく、また、ビデオカードの特性、例えば、
温度変動等によるビデオカードの出力変動を考慮する必
要がなく、このような変動に起因する、不安定な輝度階
調表示もない。
【0031】以下、表示装置10の作用を説明する。前
述のように、図示例の表示装置10においては、画像デ
ータ供給源Rから供給された画像データは、ビデオカー
ド24で変換され、I/F26によって変換LUT14
に供給される。一方、階調調整部22は、キャリブレー
ションによって設定した光量に応じて、モノクロLCD
12のバックライト18のドライバ20を制御し、バッ
クライト18を点灯する。変換LUT14は、キャリブ
レーションによって階調調整部22が作成したLUTを
用いて、供給された画像データをモノクロLCD12の
各サブピクセル毎の画像データに変換(非線形補正)
し、ドライバ16に供給する。ドライバ16は、供給さ
れた画像データに応じて、モノクロLCD12を駆動し
て、画像を表示する。表示装置10においては、これに
より、好適にキャリブレーションされた、規定の輝度階
調特性での画像表示を実現できる。
【0032】以上、本発明の輝度階調調整方法および画
像表示装置について詳細に説明したが、本発明は上記実
施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろ
んである。
【0033】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、モノクロの画像表示装置において、デジタル入
力が可能なサブピクセルを有するモノクロLCDを利用
することにより、ビデオカードとは無関係に、画像表示
装置単体で容易にキャリブレーションを行うことができ
る。しかも、ビデオカードとは無関係にキャリブレーシ
ョンを行うことができるので、ビデオカードを交換する
毎にキャリブレーションをやり直す必要はなく、かつ、
温度変動等に起因する不安定な輝度階調表現も防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像表示装置の一例の概念図であ
る。
【図2】 図1に示される画像表示装置におけるキャリ
ブレーションの一例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 (画像)表示装置 12 モノクロLCD 14 変換LUT 16,18 ドライバ 22 (輝度)階調調整部 24 ビデオカード 26 I/F(インターフェイス) 28 輝度測定手段 30 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 641 G09G 3/20 641P 642 642E 670 670Q 3/34 3/34 J // A61B 5/055 A61B 5/05 380 Fターム(参考) 2H093 NA51 NC42 NC54 NC59 ND07 4C096 AB37 AD15 DD05 DD06 5C006 AA02 AF13 AF46 AF61 AF78 BB11 BB29 BF01 BF08 EA01 EB01 EB04 FA19 FA20 FA21 5C080 AA10 BB05 DD03 DD28 EE28 JJ02 JJ05 KK26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶ディスプレイを用いるモノクロの画像
    表示装置における輝度階調調整方法であって、 ビデオカードとデジタル接続可能で、かつ、サブピクセ
    ルを持つモノクロ液晶ディスプレイを用い、前記モノク
    ロ液晶ディスプレイの輝度階調特性を測定したデータを
    用いて、前記モノクロ液晶ディスプレイのバックライト
    光量を制御し、かつ、供給された画像データを前記モノ
    クロ液晶ディスプレイのサブピクセル毎の画像データに
    変換する変換LUTを作成し、この変換LUTによって
    変換された画像データで前記モノクロ液晶ディスプレイ
    を作動することを特徴とする輝度階調調整方法。
  2. 【請求項2】前記モノクロ液晶ディスプレイの輝度階調
    特性の測定を、画像表示装置のみで行う請求項1に記載
    の輝度階調調整方法。
  3. 【請求項3】ビデオカードとデジタル接続可能で、か
    つ、サブピクセルを持つモノクロ液晶ディスプレイと、 前記モノクロ液晶ディスプレイの輝度階調特性データを
    用いて作成された、供給された画像データを前記モノク
    ロ液晶ディスプレイのサブピクセル毎の画像データに変
    換する変換LUTと、 前記モノクロ液晶ディスプレイの輝度階調特性データを
    用いて、前記モノクロ液晶ディスプレイのバックライト
    光量を調整する光量調整手段とを有することを特徴とす
    る画像表示装置。
  4. 【請求項4】前記モノクロ液晶ディスプレイの輝度階調
    特性を、画像表示装置のみで測定する手段を有する請求
    項3に記載の画像表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191393A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Ueda Japan Radio Co Ltd 超音波映像表示装置及び表示方法
WO2010087264A1 (ja) * 2009-01-30 2010-08-05 コニカミノルタエムジー株式会社 画像表示システム及び画像表示プログラム
JP2016087219A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 株式会社東芝 医用画像観察装置、読影画像表示制御装置および読影画像表示制御方法

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