JP2002107441A - 位置把握システム - Google Patents

位置把握システム

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JP2002107441A
JP2002107441A JP2000298126A JP2000298126A JP2002107441A JP 2002107441 A JP2002107441 A JP 2002107441A JP 2000298126 A JP2000298126 A JP 2000298126A JP 2000298126 A JP2000298126 A JP 2000298126A JP 2002107441 A JP2002107441 A JP 2002107441A
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signal
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grasping
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JP2000298126A
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English (en)
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Takeshi Kamisa
健 神佐
Akinobu Yoshizawa
昭宣 吉澤
Takeo Furumi
丈夫 古見
Hideki Yoshihara
秀樹 吉原
Yoshihide Mukoyama
佳秀 向山
Masatoshi Matsuba
雅俊 松葉
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置把握対象の正確な位置が把握できると共
に、その位置を第三者に伝達することができる位置把握
システムを提供する。 【解決手段】 通信回線網3と、位置把握対象に付帯
し、ID信号を含む電波の送信手段を備える移動局5
と、通信回線網3に接続され、該通信回線網3を通じて
伝達される移動局5からのID信号及び電波の電界強度
に基づいて該移動局5の位置を把握する移動局位置把握
手段9と、通信回線網3に設けた、移動局5からの電波
を受信する受信手段及び該移動局5からの信号を該通信
回線網3を通じて移動局位置把握手段9に送信する送信
手段を備える固定局7と、から位置把握システム1を構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルテレビ回
線網等の通信回線網を利用して、位置把握対象が付帯す
る移動局の位置を把握する位置把握システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ストーカーや、営利誘拐等の犯罪
が多発しており、これらの犯罪に対応するために警察や
地域社会共同体を中心に防犯活動を実施する防犯機構が
各地で形成されつつある。
【0003】また、痴呆症のお年寄り等の被介護者がふ
と目を離したすきにどこかに徘徊に出てしまう徘徊老人
を、介護者が捜索する場合や、大型のテーマパークなど
で、迷子になった子供を、保護者が捜索する場合、さら
に、猫や犬などのペットが行方不明になった場合、その
所在位置を知るための手がかりが無いまま位置把握対象
の捜索活動が実施される場合がある。
【0004】このため、各個人レベルで、ストーカー
や、営利誘拐等の犯罪に対する危機管理を行うことや位
置把握対象の手がかりとなる情報伝達の手段が求められ
ており、特に個人レベルで危機管理を行う場合には、犯
罪を未然に防ぐことや、たとえ犯罪に巻き込まれたとし
ても、第三者に早急に救援を求められることが重要にな
ってくる。
【0005】これら防犯活動および捜索活動のために、
位置把握対象に位置信号を送受信可能な移動局を携帯さ
せ、この移動局が衛星からの電波を受信し、移動局の位
置を把握する手段である管理センターに前記移動局の位
置情報をのせた電波を送信させる、GPS(Globa
l Positioning System)利用の移
動局の位置を把握するシステムが提唱されている。この
システムは犯罪に対する緊急通報や、徘徊老人等の位置
把握に利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、GPS
を利用した移動局の位置を把握するシステムでは、衛星
からの電波を受信しにくい場所に移動局がある場合(例
えば、集合住宅内)には、移動局の正確な位置を把握す
ることが困難になるという問題がある。
【0007】また、ストーカーや、営利誘拐等の犯罪に
巻き込まれそうになった場合、移動局から位置情報と緊
急信号とを同時に管理センターに送信しても利用者の周
辺の人に報知することがなかったので、犯罪抑止の効果
がないという問題がある。
【0008】また、徘徊老人の介護者(移動局に係る利
用者)に徘徊老人の正確な位置を知らせる手段が確立さ
れておらず、介護者が徘徊老人の現在地を把握しようと
した場合、介護者の負担が増加するという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、位置把握対象の正確な位置
が把握できると共に、その位置を第三者に伝達すること
ができる位置把握システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通信回線網と、位置把握対象に付帯し、ID信号を含む
電波の送信手段を備える移動局と、前記通信回線網に接
続され、該通信回線網を通じて伝達される前記移動局か
らの前記ID信号及び電波の電界強度に基づいて該移動
局の位置を把握する移動局位置把握手段と、前記通信回
線網に設けた、前記移動局からの電波を受信する受信手
段及び該移動局からの信号を該通信回線網を通じて前記
移動局位置把握手段に送信する送信手段を備える固定局
と、から構成されることを特徴とする、位置把握システ
ムである。
【0011】この発明によれば、複数の固定局を通信回
線網に沿って例えば、地表上に網目状に張り巡らすこと
ができ、この固定局を利用して、移動局位置把握手段
が、位置把握対象の付帯する移動局の位置を把握するこ
とができる。
【0012】請求項2記載の発明は、通信回線網と、位
置把握対象に付帯し、ID信号を含む電波の送信手段及
び固定局からの電波を受信する受信手段を備える移動局
と、前記通信回線網に接続され、該通信回線網を通じて
伝達される前記移動局からの前記ID信号及び電波の電
界強度に基づいて該移動局の位置を把握する移動局位置
把握手段と、前記通信回線網上に設けた、前記移動局か
らの電波を受信する受信手段、移動局位置把握手段から
発信要求信号を該通信回線を通じて該移動局に送信する
第一送信手段及び該移動局から返答信号を該通信回線網
を通じて該移動局位置把握手段に送信する第二送信手段
を備える固定局と、から構成されることを特徴とする、
位置把握システムである。
【0013】この発明によれば、複数の固定局を通信回
線網に沿って例えば、地表上に網目状に張り巡らすこと
ができ、この固定局の第一送信手段を利用して、移動局
位置把握手段から発信要求信号を移動局に送信し、固定
局の第二送信手段を利用して、移動局から送信された返
答信号を移動局位置把握手段に送信することで、移動局
位置把握手段が、位置把握対象の付帯する移動局の位置
を把握することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の位置把握システムにおいて、前記通信回線網はケー
ブルテレビ回線網であることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、複数の固定局をケーブ
ルテレビ回線網に沿って例えば、地表上に網目状に張り
巡らすことができ、この固定局を利用して、移動局位置
把握手段が、位置把握対象の付帯する移動局の位置を把
握することができる。このため、GPSを利用した移動
局の位置を把握するシステムに比べ、例えば、移動局が
集合住宅内にあっても、固定局が集合住宅内のケーブル
テレビ回線網に設けられており、移動局から発信される
電波を固定局が受信可能なので、正確に移動局の位置を
移動局位置把握手段で把握することができる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記
載の位置把握システムにおいて、緊急時移動局位置把握
手段を備えることを特徴とする。
【0017】この発明によれば、位置把握システムが位
置把握対象の位置を把握するとともに、緊急時移動局位
置把握手段によって、位置把握対象の緊急事態を関知す
ることができる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4記載の位
置把握システムにおいて、前記緊急時移動局位置把握手
段は、前記移動局に備えた緊急信号発信手段と、前記移
動局位置把握手段に備えた緊急信号把握手段と、を含む
ことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、移動局が緊急信号発信
手段を備え、移動局位置把握手段が緊急信号把握手段を
備えているので、位置把握対象が緊急信号発信手段と送
信手段とによって、緊急信号をID信号とともに発信す
ると、移動局位置把握手段が緊急信号把握手段によって
位置把握対象の緊急事態を関知すると共に移動局の位置
を把握でき、犯罪に対する緊急通報に利用できる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項4記載の位
置把握システムにおいて、前記緊急時移動局位置把握手
段は、前記移動局に備えた、前記発信要求信号を得られ
なくなったことを判別する判別手段と、前記移動局に備
えた、前記発信要求信号を得られなくなった場合に、間
欠的又は/及び連続的に受信不可信号を発信する受信不
可信号発信手段と、を含むことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、位置把握対象の移動局
が、移動局位置把握手段からの発信要求信号を得られな
くなったと判別手段によって判別した場合、自動的に受
信不可信号を発信するので、位置把握対象の移動局が、
固定局からの電波の受信範囲外に移動してしまった際
に、例えば、位置把握対象が高齢者である場合、徘徊に
出てしまったと移動局位置把握手段側で判断でき、捜索
活動を実施できる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項4記載の位
置把握システムにおいて、前記緊急時移動局位置把握手
段は、前記移動局位置把握手段に備えた前記移動局の位
置情報を保持する保持手段と、前記移動局に備えた、前
記発信要求信号を得られなくなったことを判別する判別
手段と、前記移動局に備えた、前記発信要求信号を得ら
れなくなった場合に、間欠的又は/及び連続的に受信不
可信号を発信する受信不可信号発信手段と、前記移動局
から発信される前記受信不可信号の電界強度に基づいて
前記移動局の位置を捜索する捜索用移動局と、を含むこ
とを特徴とする。
【0023】この発明によれば、位置把握対象の移動局
が、移動局位置把握手段からの発信要求信号を得られな
くなったと判別手段によって判別した場合、自動的に受
信不可信号を発信するので、位置把握対象の移動局が、
固定局からの電波の受信範囲外に移動してしまった際
に、例えば、位置把握対象が高齢者である場合、徘徊に
出てしまったと移動局位置把握手段側で判断でき、捜索
活動を実施できる。この捜索活動を実施する際に、移動
局位置把握手段が、固定局からの電波の受信範囲外に出
る前の捜索対象移動局の位置情報が保持されているの
で、捜索対象移動局のおおよその位置を把握できるとと
もに、捜索用移動局が捜索対象移動局から発信される受
信不可信号の電界強度に基づいて捜索対象移動局の正確
な位置を把握することができる。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項4記載の位
置把握システムにおいて、前記緊急時移動局位置把握手
段は、前記移動局に備えた、位置把握対象の体調を把握
する手段と、位置把握対象の体調が悪化したときに緊急
信号を発信する緊急信号発信手段と、を含むことを特徴
とする。
【0025】この発明によれば、移動局が、位置把握対
象の体調を把握する手段によって、位置把握対象の体調
が悪化したと把握した場合に、緊急信号発信手段と送信
手段とによって、緊急信号とID信号とその他必要とさ
れる信号とを含む電波を固定局に送信して、位置把握シ
ステムが、位置把握対象の緊急事態を関知し、位置を把
握することができ、位置把握対象の救援捜索活動を実施
できる。
【0026】請求項9記載の発明は、請求項4記載の位
置把握システムにおいて、前記緊急時移動局位置把握手
段は、前記移動局に備えた緊急信号発信手段と、前記固
定局が前記移動局からの緊急信号を受信したときに緊急
信号を表示する緊急信号表示手段と、を含むことを特徴
とする。
【0027】この発明によれば、固定局が移動局からの
緊急信号を受信したときに緊急信号を表示する緊急信号
表示手段を備えているので、位置把握対象が緊急事態に
あることを第三者に伝達し、救援を求めることができ、
犯罪を防止することができる。
【0028】請求項10記載の発明は、請求項1乃至9
記載の位置把握システムにおいて、前記移動局位置把握
手段が、前記移動局に係る利用者に、把握した移動局の
位置を伝達する伝達手段を備えることを特徴とする。
【0029】この発明によれば、移動局位置把握手段が
移動局に係る利用者に把握した移動局の位置を伝達する
伝達手段を備えているので、移動局に係る利用者が移動
局を付帯した位置把握対象の位置を把握することができ
る。
【0030】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の位置把握システムにおいて、前記移動局位置把握手段
は、前記移動局に係る利用者からの要求があった場合に
は、要求に応じて前記伝達手段によって、把握した移動
局の位置を前記利用者に伝達し、前記移動局に係る利用
者からの要求がない場合であっても、前記移動局からの
電波を前記移動局位置把握手段が把握できないときに
は、把握した移動局の位置を前記利用者に伝達すること
を特徴とする。
【0031】この発明によれば、移動局位置把握手段が
移動局に係る利用者に把握した移動局の位置を伝達する
伝達手段を備えており、移動局に係る利用者は、移動局
位置把握手段に要求することで、移動局を付帯した位置
把握対象の位置を把握することができ、さらに、移動局
に係る利用者は、移動局位置把握手段に要求しない場合
であっても、移動局からの電波を移動局位置把握手段が
把握できないときには、把握した移動局の位置を利用者
に伝達するので、例えば、位置把握対象が高齢者である
場合に徘徊に出てしまったと利用者側で判断でき、伝達
手段によって伝達された移動局の位置情報に基づいて捜
索活動を実施できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0033】(位置把握システム)図1に、本発明によ
る位置把握システムの説明図を示す。図1において、符
号1は、位置把握システムを示しており、この位置把握
システム1は、地表上に張り巡らされた通信回線網3
と、位置把握対象が付帯する移動局5と、通信回線網3
上に設けられた固定局7と、通信回線網3に接続された
移動局5の位置を把握する移動局位置把握手段9とによ
って構成されている。
【0034】この実施の形態では、通信回線網3はケー
ブルテレビ回線網である。以下、この通信回線網3は、
ケーブルテレビ回線網3として説明する。但し、通信回
線網3は、ケーブルテレビ回線網3に限定されることな
く、例えば、大型のテーマパーク内に張り巡らされた通
信回線網等の特定の地域に張り巡らされた既存の通信回
線網でよい。既存の通信回線網を利用するのであれば、
設備コストを安価に、この位置把握システム1を実現で
きる。
【0035】移動局位置把握手段9はケーブルテレビ局
(以下、ケーブルテレビをCATVと、ケーブルテレビ
局をCATV局という。)内に設けられている。
【0036】まず、ケーブルテレビ回線網3、固定局
7、移動局位置把握手段9、移動局5の順に各構成を説
明する。
【0037】(ケーブルテレビ回線網)ケーブルテレビ
回線網3は、図1に示すように、CATV局から分岐し
て一般住宅及び集合住宅等まで張り巡らされている同軸
ケーブルと、この同軸ケーブルの幹線及び分岐点に設け
られた中継器11等の伝送設備と、一般住宅及び集合住
宅内に設けられた分配器13、端末装置15等の宅内設
備とによって構成されている。後述する移動局位置把握
手段から固定局に情報を送信する回線を下り回線とし、
固定局から移動局位置把握手段に情報を送信する回線を
上り回線とする。通常のケーブルテレビ回線網3は、N
TTのサービスであるISDN回線(64Kbps)の
数倍の通信速度を誇っており、一般住宅及び集合住宅等
とCATV局とを結ぶ双方向の通信媒体として、大都市
及び地上波の受信が困難な地域において普及している。
【0038】(固定局)固定局7は、この実施の形態で
は、ケーブルテレビ回線網3の各中継器11、各分配器
13、各端末装置15に複数設けられており、図2に示
すように、CATV回線3に接続されるモデム17と、
移動局位置把握手段9から移動局5に送信される発信要
求信号を発信し、移動局3からの返答信号、緊急信号、
受信不可信号を受信するモデム及び送受信アンテナ19
と、受信した返答信号に固定局7のID、受信時刻、受
信した電界強度を付加する情報付加部21とによって構
成されている。
【0039】ケーブルテレビ回線網3の下り回線から情
報を送信する、モデム17とモデム及び送受信アンテナ
19とを第一送信手段とし、ケーブルテレビ回線網3の
上り回線に情報を送信する、モデム及び送受信アンテナ
19と情報付加部21とモデム17とを第二送信手段と
する。
【0040】また、この固定局7は、一般住宅の玄関上
部や電柱の上部など第三者が目視可能な場所に設置さ
れ、図示を省略したが、後述する移動局から緊急信号を
受信した際に、第三者に、位置把握対象の緊急事態を伝
達する緊急信号表示手段を備えている。この緊急信号表
示手段はパトライト等の発光設備または警報設備等で構
成され、位置把握対象の緊急事態のレベルに応じて、表
示する色や点滅回数等が変化する構成となっている。
【0041】(移動局位置把握手段)移動局位置把握手
段9は、この実施の形態では、CATV局内に設けられ
ており、図3に示すように、各移動局5のID、移動局
5が発信した返答信号の受信時刻、受信した固定局7の
ID、電界強度等の情報を蓄積しているデータベース2
3と、CATV回線3の下り線を使用し、固定局7を介
して移動局5に発信要求信号を送信する送信手段(不図
示)と、CATV回線3の上り線を使用し、固定局7を
介して移動局5からの返答信号、緊急信号等を受信する
受信手段(不図示)とによって構成される。
【0042】また、移動局位置把握手段9は後述する移
動局からの緊急信号を把握する緊急信号把握手段(不図
示)と、移動局からの受信不可信号を把握する受信不可
信号把握手段(不図示)とを備えている。さらに、移動
局からのID信号を含む電波から移動局の位置情報算出
する位置情報算出手段(不図示)と、この移動局の位置
情報を地図上にプロットし、移動局に係る利用者に、要
求に応じて伝達する伝達手段(不図示)とを備えてい
る。
【0043】(移動局)移動局5は、図4に示すよう
に、固定局7を介して移動局位置把握手段9と発信要求
信号及び返答信号を送受信するモデム及び送受信アンテ
ナ25と、移動局5の制御を司るCPU29及び移動局
5のIDを保持するROM31を含む1チップIC27
と、位置把握対象が緊急時に押すための緊急スイッチ3
3(緊急信号発信手段)と、ライフセンサ(不図示)に
接続されるオプション部35とによって構成されてい
る。
【0044】この実施の形態では、移動局5に備えた緊
急スイッチ33(緊急信号発信手段)と、判別手段と、
体調を把握する手段と、移動局位置把握手段9に備えた
緊急信号把握手段及び位置情報保持手段とによって緊急
時移動局位置把握手段が構成されている。
【0045】オプション部35はライフセンサに接続さ
れるA/D変換器37と、位置把握対象の体調に関する
ライフデータを読み書きするRAM39と、D/A変換
器41と、位置把握対象の体調に異常があると判断され
た場合に作動させるブザー43とによって構成されてい
る。このオプション部35は、ライフセンサからの信号
に基づいて、自動的に作動する。すなわち、位置把握対
象が、急病等で倒れ込んだりした場合に、ライフセンサ
が位置把握対象の異常を検出し、自動的にブザー43が
鳴り出すとともに、緊急信号及びライフデータ等の信号
を固定局7に発信する。ライフセンサは体温、脈拍等を
測定するものであればよい。
【0046】この移動局5は、固定局7からの発信要求
信号を一定時間受信しないときに、固定局7からの発信
要求信号が受信できないと判別する判別手段(不図示)
と、固定局7に間欠的又は/及び連続的に受信不可信号
を発信する受信不可信号発信手段(不図示)とを備えて
いる。この実施の形態では、固定局7からの発信要求信
号が受信できないと判別手段が判別した場合には、上述
したオプション部35のブザー43が鳴り出すように構
成されている。
【0047】この実施の形態では、この移動局5の通常
の電波出力は50〜100mWであり、緊急信号、受信
不可信号の電波出力は0.5〜1Wであり、800〜9
00MHzの周波数帯を使用している。この電波出力を
使用する理由は、移動局5の電池の寿命を延ばすため
と、位置把握対象への影響を減少させるためであり、8
00〜900MHzの周波数帯を使用する理由は、この
周波数用の安価な素子が多数出回っており、位置把握シ
ステム1を構築するコストを抑えられるためである。
【0048】この移動局5の形状は、位置把握対象が付
帯しやすいものであれば、時計型、ベスト型、カード
型、お守り型、首輪型等、どのような形状であってもよ
い。位置把握対象が高齢者、慢性的な病気を持った人で
ある場合には、ライフセンサの種類によって移動局5の
形状を決定すればよい。
【0049】(捜索用移動局)また、位置把握システム
1には、図5に示すような、固定局7からの電波の受信
範囲外にある捜索対象の移動局を捜索するための捜索用
移動局45が備えられている。この捜索用移動局45
は、指向性を有するアンテナ47を備え、捜索対象の移
動局5に発信要求信号を発信し、捜索対象の移動局5か
らの受信不可信号を受信するモデム及び送受信アンテナ
49と、このモデム及び送受信アンテナ49に接続さ
れ、受信不可信号の電界強度を測定する電界強度計51
と、A/D変換器53と、このA/D変換器53とモデ
ム及び送受信アンテナ49とに接続され、捜索用移動局
45の制御を司るCPU55と、このCPU55に接続
されるROMとRAMとからなるメモリ57と、移動局
位置把握手段9に接続可能なインターフェース59(R
S−232C、RS422、USB等)とから構成され
ている。
【0050】この捜索用移動局45を捜索者が携帯又は
車載し、固定局7からの電波の受信範囲外にある捜索対
象の移動局5の位置を特定する方法を述べる。
【0051】まず、捜索者は、移動局位置把握手段9の
データベース23に保持されている捜索対象の移動局5
の位置情報に示された場所に向かう。次に、捜索用移動
局45の指向性を有するアンテナ47を、複数の固定局
7によって形成される受信可能エリアの最外部の方向に
向けて、捜索対象の移動局5から発信されている受信不
可信号を追跡する。ある程度捜索範囲を絞り込んだら、
捜索用移動局45から発信要求信号(呼び出し信号)を
含む電波を発信する。この電波の電界強度は、捜索用移
動局45から捜索対象の移動局5までの距離が大きいほ
ど減少するので、電界強度計51によって検出される電
界強度の大きい方向に向かえば、捜索対象の移動局5の
場所を特定できる。
【0052】複数の捜索用移動局45を利用すれば、効
率よく捜索対象の移動局5の場所を特定できる。
【0053】次に、位置把握システム1の動作について
図6のフローチャートを参照して説明する。
【0054】移動局位置把握手段9は、一定時間ごと
に、ケーブルテレビ回線網3上に設けられた全ての固定
局7に対し、移動局5のIDの小さい順に移動局5の発
信要求信号を発信する(S1)。この移動局位置把握手
段9からの発信要求信号は、この実施の形態では、10
分ごとに発信される。
【0055】移動局5は、固定局7から発信要求信号を
受信すると、返答信号を固定局7に送信する(S2)。
固定局7は移動局5からの返答信号を受信すると(S
3)、返答信号を受信した固定局7は、固定局7の情報
付加部21によって、固定局7のIDと、返答信号を受
信した時刻と、受信した際の電界強度の情報とを返答信
号に付加した情報付加返答信号を移動局位置把握手段9
に送信する(S4)。
【0056】移動局位置把握手段9は、複数の固定局7
から情報付加返答信号を受信すると、各固定局7からの
受信した際の電界強度の大小に基づいて移動局5の位置
を特定するとともに、返答信号に緊急信号が含まれてい
たかを確認する(S5)。S1からS5までの動作を移
動局5のIDの小さい順に各移動局5に実施する。
【0057】移動局5の位置を特定するためには、図7
に示すように少なくとも3台の固定局7が移動局5から
の返答信号を受信する必要がある。すなわち、電波の強
さは、発信された地点からの距離とともに減衰するの
で、固定局7で受信した電波の受信強度をもとに固定局
7から移動局5までの距離が算出できる。算出した距離
を半径とする円周上に移動局5があることになる。そし
て、少なくとも3台の固定局7で受信した電波の受信強
度をもとに固定局7から移動局5までの距離の算出を行
って、移動局5の位置を特定する。
【0058】返答信号に緊急信号が含まれているかどう
かを判断し(S6)、緊急信号が含まれていない場合に
は、移動局5の位置情報を一定時間、移動局位置把握手
段9のデータベース23に保持する(S7)。移動局5
に係る利用者から問い合わせ(リクエスト)がない場合
(S8)には、一定時間経過後、移動局5の位置情報を
破棄する(S12)。
【0059】移動局5に係る利用者から問い合わせ(リ
クエスト)がある場合(S9)には、一定時間前から現
在までの移動局5の位置情報を地図上に示し(S1
0)、利用者からの要求に応じて、地図上に示した位置
情報を、CATV放送、FAX、ホームセキュリティー
等の媒体に合わせて変換し送信する(S11)。一定時
間経過後、移動局5の位置情報を破棄する(S12)。
【0060】S6にて、返答信号に緊急信号が含まれて
いると判断された場合には、一定時間前から現在までの
移動局5の位置情報を地図上に示し(S10)、利用者
からの要求に応じて、地図上に示した位置情報を、CA
TV放送、FAX、ホームセキュリティー等の媒体に合
わせて変換し送信する(S11)。一定時間経過後、移
動局5の位置情報を破棄する(S12)。
【0061】この位置把握システム1のケーブルテレビ
回線網3内を信号を図8に示す。移動局位置把握手段9
から固定局7に送信される下り回線では、CATVの高
周波及び情報配信と、移動局5に係る利用者の要求に応
じた位置情報サービスと、移動局5への発信要求信号と
が送られ、固定局7から移動局位置把握手段9に送信さ
れる上り回線では、移動局5に係る利用者からの移動局
5の位置情報の要求(リクエスト)と、緊急信号及び受
信不可信号と、返答信号(情報付加返答信号)とが送ら
れる。
【0062】さらに、この位置把握システム1では、移
動局位置把握手段9が受信した返答信号に緊急信号が含
まれていた場合、図9に示すように、移動局5の位置情
報を警備会社に伝達し、この警備会社が巡回中の警備員
に、位置把握対象の救助に向かうように要請すること
や、巡回中の警備員が位置把握対象の付近にいない場合
にタクシー会社に位置把握対象の救助を要請することな
どに利用できる。
【0063】この実施の形態では以下の効果を奏す。
【0064】複数の固定局7をケーブルテレビ回線網3
に沿って、例えば、地表上に網目状に張り巡らすことが
でき、この固定局7の第1の送信手段を利用して、移動
局位置把握手段9から発信要求信号を移動局5に送信
し、固定局7の第2の送信手段を利用して、移動局5か
ら送信された返答信号を移動局位置把握手段9に送信す
ることで、移動局位置把握手段9が、位置把握対象の付
帯する移動局5の位置を把握することができる。
【0065】このため、GPSを利用した移動局の位置
を把握するシステムに比べ、例えば、移動局5が集合住
宅内にあっても、固定局7が集合住宅内のケーブルテレ
ビ回線網3に設けられており、移動局5及び固定局7の
発信する電波が送受信可能なので、正確に移動局5の位
置を移動局位置把握手段9で把握することができる。
【0066】すなわち、この位置把握システム1では、
ケーブルテレビ回線網3上に設けた固定局7の単位面積
当たりの台数を増加させれば、それに伴い、より正確
に、移動局5の位置を把握できる。例えば、何処の番地
の、誰それの家の前といったレベルまで移動局5の位置
を特定することができる。
【0067】移動局5が緊急信号発信手段を備え、移動
局位置把握手段9が緊急信号把握手段を備えているの
で、位置把握対象が移動局5の緊急信号発信手段と送信
手段とによって、緊急信号をID信号とともに発信する
と、移動局位置把握手段9が緊急信号把握手段によって
位置把握対象の緊急事態を関知すると共に移動局5の位
置を把握できるので、犯罪に対する緊急通報に利用でき
る。
【0068】位置把握対象の移動局5が、移動局位置把
握手段9からの発信要求信号を得られなくなったと判別
手段によって判別した場合、自動的に受信不可信号を間
欠的又は/及び連続的に発信するので、位置把握対象の
移動局が、固定局7からの電波の受信範囲外に移動して
しまった際に、例えば、位置把握対象が高齢者である場
合、徘徊に出てしまったと移動局位置把握手段9側で判
断でき、捜索活動を実施できる。さらに、この捜索活動
を実施する際に、移動局位置把握手段9が、固定局7か
らの電波の受信範囲外に出る前の捜索対象移動局5の位
置情報が保持されているので、捜索対象移動局5のおお
よその位置を把握できるとともに、捜索用移動局45が
捜索対象移動局5から発信される受信不可信号の電界強
度に基づいて捜索対象移動局5の正確な位置を把握する
ことができる。
【0069】移動局5が、位置把握対象の体調を把握す
る手段によって、位置把握対象の体調が悪化したと把握
した場合に、緊急信号発信手段と送信手段とによって、
緊急信号とID信号とその他必要とされる信号とを含む
電波を固定局7に送信して、位置把握システム1が、位
置把握対象の緊急事態を関知し、位置を把握することが
でき、位置把握対象の救援捜索活動を実施できる。
【0070】固定局7が移動局5からの緊急信号を受信
したときに緊急信号を表示する緊急信号表示手段を備え
ているので、位置把握対象が緊急事態にあることを第三
者に伝達し、救援を求めることができ、犯罪を防止する
ことができる。例えば、位置把握対象が、声を出せない
状況下でも確実に救援を求めることができる。
【0071】移動局位置把握手段9が移動局5に係る利
用者に把握した移動局5の位置を伝達する伝達手段を備
えているので、移動局5に係る利用者が移動局を付帯し
た位置把握対象の位置を把握することができる。
【0072】また、移動局5に係る利用者は、移動局位
置把握手段9に要求することで、移動局5を付帯した位
置把握対象の位置を把握することができ、さらに、移動
局5に係る利用者は、移動局位置把握手段9に要求しな
い場合であっても、移動局5からの電波を移動局位置把
握手段9が把握できないときには、把握した移動局5の
位置を移動局5に係る利用者に伝達するので、例えば、
位置把握対象が高齢者である場合に徘徊に出てしまった
と利用者側で判断でき、伝達手段によって伝達された移
動局の位置情報に基づいて、移動局5に係る利用者は捜
索活動を実施できる。
【0073】また、GPSを利用した移動局の位置を把
握するシステムでは、移動局が送受信する電波の電界強
度が強く、心臓のペースメーカー等の医療器具を装着し
た位置把握対象には、この医療器具が誤作動する可能性
があるが、このケーブルテレビ回線網3を利用した位置
把握システム1では、固定局7から電波の電界強度が弱
く、医療器具の誤作動の可能性が低いという利点があ
る。
【0074】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0075】
【発明の効果】複数の固定局を通信回線網に沿って、例
えば、地表上に網目状に張り巡らすことができ、この固
定局を利用して、移動局位置把握手段が、位置把握対象
の付帯する移動局の位置を正確に把握することができ
る。また、移動局に緊急信号発信手段、固定局に緊急表
示手段とを備えたので、位置把握対象が緊急事態に陥っ
た場合に、その位置を第三者に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置把握システムの概略図であ
る。
【図2】固定局のブロック図である。
【図3】移動局位置把握手段のブロック図である。
【図4】移動局のブロック図である。
【図5】捜索用移動局のブロック図である。
【図6】位置把握システムの動作を示すフローチャート
である。
【図7】移動局の位置の特定方法を説明する説明図であ
る。
【図8】ケーブルテレビ回線網内の情報を表記した図で
ある。
【図9】本発明による位置把握システムの利用例を説明
した説明図である。
【符号の説明】
1 位置把握システム 3 通信回線網(ケーブルテレビ回線網、CATV回
線) 5 移動局 7 固定局 9 移動局位置把握手段 17 モデム 19 モデム及び送受信アンテナ 21 情報付加部 25 モデム及び送受信アンテナ 31 緊急スイッチ(緊急信号発信手段) 35 オプション部 45 捜索用移動局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向山 佳秀 東京都新宿区高田馬場1丁目2番15−208 号 (72)発明者 松葉 雅俊 東京都立川市若葉町2丁目25番7号 Fターム(参考) 5H180 AA22 BB04 BB15 EE08 FF03 FF13 5J062 AA07 AA08 BB05 CC18 5K067 AA21 BB36 DD17 DD44 EE02 EE10 EE16 FF24 FF27 HH21 HH23 JJ53 JJ54 JJ64 KK13 KK15

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線網と、 位置把握対象に付帯し、ID信号を含む電波の送信手段
    を備える移動局と、 前記通信回線網に接続され、該通信回線網を通じて伝達
    される前記移動局からの前記ID信号及び電波の電界強
    度に基づいて該移動局の位置を把握する移動局位置把握
    手段と、 前記通信回線網に設けた、前記移動局からの電波を受信
    する受信手段及び該移動局からの信号を該通信回線網を
    通じて前記移動局位置把握手段に送信する送信手段を備
    える固定局と、から構成されることを特徴とする、位置
    把握システム。
  2. 【請求項2】 通信回線網と、 位置把握対象に付帯し、ID信号を含む電波の送信手段
    及び固定局からの電波を受信する受信手段を備える移動
    局と、 前記通信回線網に接続され、該通信回線網を通じて伝達
    される前記移動局からの前記ID信号及び電波の電界強
    度に基づいて該移動局の位置を把握する移動局位置把握
    手段と、 前記通信回線網上に設けた、前記移動局からの電波を受
    信する受信手段、移動局位置把握手段から発信要求信号
    を該通信回線を通じて該移動局に送信する第一送信手段
    及び該移動局から返答信号を該通信回線網を通じて該移
    動局位置把握手段に送信する第二送信手段を備える固定
    局と、から構成されることを特徴とする、位置把握シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記通信回線網はケーブルテレビ回線網
    であることを特徴とする、請求項1又は2記載の位置把
    握システム。
  4. 【請求項4】 緊急時移動局位置把握手段を備えること
    を特徴とする、請求項1乃至3記載の位置把握システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記緊急時移動局位置把握手段は、 前記移動局に備えた緊急信号発信手段と、 前記移動局位置把握手段に備えた緊急信号把握手段と、
    を含むことを特徴とする、請求項4記載の位置把握シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記緊急時移動局位置把握手段は、前記
    移動局に備えた、前記発信要求信号を得られなくなった
    ことを判別する判別手段と、 前記移動局に備えた、前記発信要求信号を得られなくな
    った場合に、間欠的又は/及び連続的に受信不可信号を
    発信する受信不可信号発信手段と、を含むことを特徴と
    する、請求項4記載の位置把握システム。
  7. 【請求項7】 前記緊急時移動局位置把握手段は、前記
    移動局位置把握手段に備えた前記移動局の位置情報を保
    持する保持手段と、 前記移動局に備えた、前記発信要求信号を得られなくな
    ったことを判別する判別手段と、 前記移動局に備えた、前記発信要求信号を得られなくな
    った場合に、間欠的又は/及び連続的に受信不可信号を
    発信する受信不可信号発信手段と、 前記移動局から発信される前記受信不可信号の電界強度
    に基づいて前記移動局の位置を捜索する捜索用移動局
    と、を含むことを特徴とする、請求項4記載の位置把握
    システム。
  8. 【請求項8】 前記緊急時移動局位置把握手段は、前記
    移動局に備えた、位置把握対象の体調を把握する手段
    と、 位置把握対象の体調が悪化したときに緊急信号を発信す
    る緊急信号発信手段と、を含むことを特徴とする、請求
    項4記載の位置把握システム。
  9. 【請求項9】 前記緊急時移動局位置把握手段は、前記
    移動局に備えた緊急信号発信手段と、 前記固定局が前記移動局からの緊急信号を受信したとき
    に緊急信号を表示する緊急信号表示手段と、を含むこと
    を特徴とする、請求項4記載の位置把握システム。
  10. 【請求項10】 前記移動局位置把握手段が、前記移動
    局に係る利用者に、把握した移動局の位置を伝達する伝
    達手段を備えることを特徴とする請求項1乃至9記載の
    位置把握システム。
  11. 【請求項11】 前記移動局位置把握手段は、 前記移動局に係る利用者からの要求があった場合には、
    要求に応じて前記伝達手段によって、把握した移動局の
    位置を前記利用者に伝達し、 前記移動局に係る利用者からの要求がない場合であって
    も、前記移動局からの電波を前記移動局位置把握手段が
    把握できないときには、把握した移動局の位置を前記利
    用者に伝達することを特徴とする請求項10記載の位置
    把握システム。
JP2000298126A 2000-09-29 2000-09-29 位置把握システム Pending JP2002107441A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025992A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Chugoku Electric Power Co Inc:The 位置検索システム
JP2011118728A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Chung-Shan Inst Of Science & Technology Armaments Bureau Ministry Of National Defense 緊急救助システムおよび救助情報判定方法

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JP2011118728A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Chung-Shan Inst Of Science & Technology Armaments Bureau Ministry Of National Defense 緊急救助システムおよび救助情報判定方法

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Effective date: 20040204