JP2002106695A - 同期噛合式変速機の制御装置 - Google Patents

同期噛合式変速機の制御装置

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JP2002106695A JP2000303533A JP2000303533A JP2002106695A JP 2002106695 A JP2002106695 A JP 2002106695A JP 2000303533 A JP2000303533 A JP 2000303533A JP 2000303533 A JP2000303533 A JP 2000303533A JP 2002106695 A JP2002106695 A JP 2002106695A
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shift actuator
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shaft
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    • F16H59/72Inputs being a function of gearing status dependent on oil characteristics, e.g. temperature, viscosity

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】同期噛合式変速機において、シンクロメッシュ
機構部のスリーブに加わる荷重を訂正に制御する。 【解決手段】変速機は、カウンタギヤー52を持ち駆動
源からの入力により回転する入力軸51と、カウンタギ
ヤーと噛み合った遊転ギヤー61を持ち車輪に出力を伝
達する出力軸53と、該出力軸に対して相対回転不能で
軸方向に移動可能に取り付けられたスリーブ56を含み
該スリーブと遊転ギヤーとの同期噛合により所定の変速
段を選択するシンクロメッシュ機構と、シフト操作に基
づきスリーブを駆動するシフトアクチュエータ10と、
を備える。制御装置は、スリーブ56と遊転ギヤー61
との同期噛合時における入力軸51の回転変化率を検知
する回転変化率検知手段20と、該回転変化率検知手段
からの指令に基づきシフトアクチュエータ10の作動を
制御する制御手段25と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両における同期
噛合式変速機の制御装置、特にシフト操作に基づくシフ
トアクチュエータの駆動によりスリーブが作動される同
期噛合式変速機において、シフトアクチュエータの作動
を制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジンや電気モータ等を駆動
源とする自動車、バス等の車両は、道路の状態に応じた
最適の走行状態を実現するために変速機を備える。変速
機は、所望のトルクや速度を得るためにギヤーの組合せ
を変更、選択する。変速機には、変速の時期、変速段を
変速機自体が選択するオートマッチクトランスミッショ
ン(AT)の他に、マニュアルトランスミッション(M
T)がある。
【0003】MTは、図7に示すように、ガソリンエン
ジン等により駆動力を入力されるカウンタシャフト(入
力軸)51と、該カウンタシャフト51に固定された複
数の複数のカウンタギヤー52と、プロペラシャフト等
を介して車輪に駆動力を出力するメインシャフト(出力
軸)53と、該メインシャフト53上に遊転可能に取り
付けられ上記カウンタギヤー52と常時噛み合った複数
の遊転ギヤー54と、スリーブ56を含むシンクロメッ
シュ機構部55と、に大別される。
【0004】従来のMTでは、運転者のシフト操作に基
づき所定の変速段が選択されていた。即ち、運転者がシ
フトレバーをシフト操作すると、ケーブル等を介して伝
達されるシフト操作力によりフォーク軸が移動し、フォ
ーク軸によりスリーブが移動され遊転ギヤーを出力軸と
一体化する。
【0005】最近、基本的な構造をMTとしながら、運
転者の操作負担を軽減させるために、図8に示すよう
に、油圧モータや油圧シリンダ等から成るシフトアクチ
ュエータ65によりシフト操作を行う変速機が開発され
ている。このような変速機では、シフトレバー(不図
示)はECU66に運転者の変速意思、時期を知らせる
ために操作され、ECU66がシフトアクチュエータ6
5の作動時期、作動量を制御する。
【0006】シフトアクチュエータ65が作動すると、
その駆動部65aとフォーク軸67との間に配設された
インナレバー、インタロックプレート及びシフトヘッド
68を介してフォーク軸67が軸方向に移動する。そし
て、突起部67aと係合溝56aとの係合を介して、ス
リーブ56がフォーク軸67と一体的に移動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記変速機
において、同期時にシフトアクチュエータ65によりイ
ンナレバー等68を介してフォーク軸67及びスリーブ
56を移動させる際、スリーブ56に加える駆動力の大
きさをどの程度にするかは重要な問題である。つまり、
図7に示すシンクロメッシュ機構部55において、スリ
ーブ56は、メインシャフト51と一体的に回転するシ
ンクロナイザハブ57に対してスプライン嵌合されてい
る。スリーブ56に駆動力が加わると、シンクロナイザ
キー(以下「キー」と呼ぶ)58がスリーブ56ととも
に移動し、その端面でシンクロナイザリング59(以下
「リング」と呼ぶ)を遊転ギヤー61のコーン部に押し
付ける。これにより、遊転ギヤー61の回転数は徐々に
スリーブ56の回転数に近づく。
【0008】スリーブ56の更なる移動によりシンクロ
ナイザキー58との噛合が外れると、スリーブ56が直
接リング59を押す。すると、リング59と遊転ギヤー
61との間の摩擦により遊転ギヤー61の回転数がスリ
ーブ56の回転数と同じになる、即ち同期する。これに
より、リング59は回転自在になり、スリーブ56の移
動を妨げなくなる。その結果、スリーブ56はリング5
9を通過して遊転ギヤー61に完全に噛み合い、シフト
が完了する。
【0009】ここで、フォーク軸67からスリーブ56
に加わる駆動力が大きすぎると、リング59及び/又は
遊転ギヤー61のコーン部の傾斜摩擦面が摩耗して、耐
久性が低下することがある。反対に、上記駆動力が小さ
すぎると、同期に時間がかかるのみならず、同期が不確
実になることがある。従って、シンクロ機構部55の耐
久性を維持し、同期時間を短くするためには、シフトア
クチュエータ65によりフォーク軸67を介してスリー
ブ56に加える駆動力の適正な制御が不可欠となる。
【0010】こうした点を考慮して、従来は、図8に示
すようにスリーブ56上に荷重センサ63を配置してス
リーブ56に加わる駆動力を検知し、その検知結果をE
CU66に入力してシフトアクチュエータ65の駆動力
の大きさを制御していた。しかし、駆動力を検知するた
めに荷重センサを配置するには時間と手間がかかり、そ
の分製造コストが上昇する。
【0011】また、従来は、アクチュエータ65への出
力指示値(油圧モータの場合はコイルへの供給電流値
等、油圧シリンダの場合は電磁弁への電流値等)を検知
するとともに、油圧モータの回転部の回転数や油圧シリ
ンダのピストンのストロークを検知していた。出力指示
値が適正であっても、シフトアクチュエータの内部の抵
抗、摩擦等に基づく損失により所望の作動出力が得られ
ない場合があるからである。しかし、アクチュエータ6
5への出力指示値の検知、及び回転数又はストロークの
検知は面倒である。
【0012】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、シフトアクチュエータによりスリーブに加わる駆動
力を、荷重センサ等で実際に検知しなくても推定するこ
とができる同期噛合式変速機の制御装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、スリーブ
と出力軸に遊転可能の取り付けられた遊転ギヤーとの同
期と、カウンタギヤーが固設された入力軸の回転変化率
(角速度、角加速度)との関係に注目した。つまり、ス
リーブに駆動力が加わる(スリーブ上に荷重が発生す
る)と、リングが遊転ギヤーのコーン部に押し付けら
れ、両者間の摩擦により遊転ギヤーの回転数はスリーブ
の回転数に徐々に近づく。換言すれば、図3に示すよう
に、入力軸の角速度、角加速度が出力軸の角速度、角加
速度に近づく。スリーブ上の荷重が小さくリングの遊転
ギヤーへの押圧力が小さいと同期に時間がかかる。
【0014】これを考慮して、本願の第1発明では、カ
ウンタギヤーを持ち駆動源からの入力により回転する入
力軸と、カウンタギヤーと噛み合った遊転ギヤーを持ち
車輪に出力を伝達する出力軸と、該出力軸に対して相対
回転不能で軸方向に移動可能に取り付けられたスリーブ
を含み該スリーブと遊転ギヤーとの同期噛合により所定
の変速段を選択するシンクロメッシュ機構と、シフト操
作に基づきスリーブを駆動するシフトアクチュエータ
と、を備えた同期噛合式変速機において、スリーブと遊
転ギヤーとの同期噛合時における入力軸の回転変化率を
検知する回転変化率検知手段と、該回転変化率検知手段
からの指令に基づきシフトアクチュエータの作動を制御
する制御手段と、を設けた。これにより、スリーブ上の
荷重を荷重センサ等で実測することなく、その大きさを
正確に推定することができる。
【0015】また、本願発明者は、スリーブと遊転ギヤ
ーとの同期と、シフトアクチュエータへの出力指示値及
びこれに基づくシフトアクチュエータの作動出力との関
係に注目した。上述したように、シフトアクチュエータ
に所定の出力指示値を入力しても、その内部での損失に
より所望の作動出力が得られるとは限らない。しかし、
図4に示すように、出力指示値と作動出力との関係はシ
フトアクチュエータの特性に応じて設計又は実測により
算定することができる。
【0016】これを考慮して、本願の第2発明では、カ
ウンタギヤーを持ち駆動源からの入力により回転する入
力軸と、カウンタギヤーと噛み合った遊転ギヤーを持ち
車輪に出力を伝達する出力軸と、該出力軸に対して相対
回転不能で軸方向に移動可能に取り付けられたスリーブ
を含み該スリーブと遊転ギヤーとの同期噛合により所定
の変速段を選択するシンクロメッシュ機構と、シフト操
作に基づき該スリーブを駆動するシフトアクチュエータ
と、を備えた同期噛合式変速機において、シフトアクチ
ュエータへの出力指示値を該シフトアクチュエータの特
性に基づき変換指示値に変換する変換手段と、変換指示
値に基づきシフトアクチュエータの作動を制御する制御
手段と、を設けた。これにより、回転部の回転数やピス
トンの移動ストロークを実測することなく、スリーブに
発生する荷重の大きさを正確に推定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】<同期噛合式変速機、制御装置>
本願の第1及び第2発明において、同期噛合式変速機
は、カウンタギヤーが固設された入力軸と、遊転ギヤー
が遊転可能に取り付けられた出力軸と、シンクロメッシ
ュ機構部とから成る。
【0018】入力軸はクラッチシャフトのこともあるし
カウンタシャフトのこともあり、クラッチシャフトには
一つのカウンタギヤーが、カウンタシャフトには複数の
カウンタギヤーが固設されている。出力軸はメインシャ
フトであり、カウンタギヤーと常時噛み合っている複数
の遊転ギヤーが遊転可能に取り付けられている。シンク
ロメッシュ機構部は、出力軸に対して相対回転不能かつ
軸方向に移動可能に取り付けられたスリーブやその両側
に配置されたリング等を含む。
【0019】一方、制御装置は、シフトアクチュエー
タ、回転変化率検知手段、換算手段及び制御手段等を含
む。シフトアクチュエータは油圧モータや油圧シリンダ
から成る。シフトアクチュエータとスリーブとの間には
インナレバー、インタロックプレート及びシフトヘッド
等が配置される。 <回転変化率検知手段>第1発明において、回転変化率
検知手段は入力軸の回転変化率即ち角速度又は角加速度
を検知する。入力軸の回転変化率は、車両の減速時は負
であり、加速時は正である。入力軸の角速度等は、例え
ば入力軸に近接して配置された回転数検知センサにより
検知され、時間で一階又は二階微分された後制御手段に
出力される(制御手段内において時間で一階又は二階微
分しても良い)。 <変換手段>第2発明において、変換手段は、シフトア
クチュエータへの出力指示値を、シフトアクチュエータ
の特性に基づき変換指示値に変換する。出力指示値と
は、アクチュエータが油圧モータの場合はコイルの電流
値又は電圧値であり、油圧シリンダの場合は圧力調整
弁、流量調整弁等への電流値、電圧値である。これらは
電流計又は電圧計により計測することができる。
【0020】シフトアクチュエータの特性は、シフトア
クチュエータへの出力指示値とシフトアクチュエータか
らの実際の作動出力との関係を示す定数Cにより示され
る。この係数Cは実測又は設計値より求め、1より大き
くなることも小さくなることもある。これにより、シフ
トアクチュエータの作動出力に対する信頼性が向上す
る。なお、変換指示値は制御手段に入力される。 <制御手段>制御手段は上記回転数変化率検知手段(第
1発明)又は換算手段(第2発明)からの指示に基づ
き、シフトアクチュエータの作動出力特にその駆動力の
大きさを制御する。具体的には、第1の発明において、
回転変化率検知手段により検知された回転変化率が大き
いときはシフトアクチュエータの作動出力を小さくし、
回転変化率が小さいときは作動出力を大きくする。ま
た、第2の発明において、制御手段は、変換手段より変
換された変換指示値に基づき、指示出力値よりも大きな
又は小さな指示値でシフトアクチュエータの作動を制御
する。 <制御装置の変形態様> 第1発明において、制御装置は、更に、入力軸の引き
ずりによる回転数変化率(角速度又は角加速度)を検知
し、回転変化率検知手段により検知した角速度等を、該
引きずりによる角速度等により補正する第1補正手段を
含むことができる。入力軸の引きずりは、入力軸の回転
時カウンタギヤーが変速機のケーシング内に貯えられた
潤滑油を攪拌することにより生じ、シフトアクチュエー
タによる入力軸の角速度、角加速度を減ずる方向に作用
する。従って、回転変化率検知手段で検知された角速
度、角加速度から引きずりによる角速度、角加速度を差
し引くことにより、入力軸の回転変化率をより正確に検
知することができる。
【0021】なお、引きずりによる入力軸の角速度、角
加速度は、例えば以下に示す方法により検知することが
できる。
【0022】第1に、引きずりよる角速度、角加速度は
入力軸の回転数、又は入力軸と出力軸との相対回転数に
依存して変化する事実を利用する。即ち、一般に回転数
が低いときは引きずり角速度、角加速度は急激に上昇
し、その後は緩やかに上昇する。従って、例えば、図5
に示すように、引きずりによる角加速度等と回転数との
関係を予めマップ化しておけば、回転数から該回転数に
対応する角加速度等を容易に求めることができる。
【0023】第2に、シフトのニュートラル(中立)状
態を利用する。シフトの中立状態とは、全てのスリーブ
が中立状態にあり、何れの変速段も選択されていない状
態である。これは、何れかのシフトが選択された状態か
らシフト抜きされた状態、及びある変速段から別の変速
段にシフトする途中の状態を含む。この中立状態ではシ
ンクロメッシュ機構部における摩擦、抵抗等がないた
め、入力軸を回転させセンサを用いて引きずりによる角
速度、角加速度を測定することにより、その大きさを正
確に算定することができる。
【0024】また、制御装置は、回転数変化率検知手段
により測定された角速度、角加速度を、各シンクロメッ
シュ機構部において発生する摩擦力等、設計的に求めら
れる係数Bに基づき補正する第2補正手段を含むことが
できる。摩擦力は、例えば、低速段側から高速段側に向
かって漸増するように設定することができる。
【0025】第2発明において、制御装置は、更に、
上記変換指示値を、シフトアクチュエータからスリーブ
への駆動力の伝達効率等設計的に求められる係数Dに基
づき補正する第3補正手段を含むことができる。係数D
は、例えば減速比と、伝達効率と、レバー比とを乗じて
求めることができ、1より大きくなることも小さくなる
こともある。ここで、「伝達効率」とは、シフトアクチ
ュエータにおける入力に対するスリーブにおける出力の
比であり、例えば入力1に対して伝達効率が0.8であ
れば出力は0.8になる。伝達効率は、シフトアクチュ
エータが油圧モータで駆動力伝達部がギヤーであれば軸
受部やギヤーの歯面の摩擦によって決まり、シフトアク
チュエータが油圧シリンダで駆動力伝達部が油圧回路で
あれば圧力損失によって決まる。
【0026】なお、実際にスリーブ上に荷重が発生する
のは、スリーブの移動に起因してリングや遊転ギヤーか
らスリーブに軸方向の反力が加わる場合である。従っ
て、補正された出力指示値からスリーブの駆動力を推定
するにあたり、スリーブの移動ストロークがある範囲内
にあること及び/又はスリーブの移動速度がある速度以
下にあること等の条件を加えることができる。これによ
り、スリーブの荷重の推定に対する信頼性が更に向上す
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を基にして
説明する。 <第1実施例>本願の第1発明を実施する第1実施例に
つき図1を参照しつつ説明する。
【0028】図1に示すように、同期噛合式変速機は、
カウンタギヤー52が固設されたカウンタシャフト51
と、遊転ギヤー61が遊転可能に取り付けられたメイン
シャフト53と、スリーブ56を含むシンクロメッシュ
機構部とから成る。この同期噛合式変速機の制御装置
は、油圧シリンダ10と、駆動軸12と、フォーク軸1
5と、回転数検知センサ20と、ECU25と、第1補
正手段22と、第2補正手段23とを含む。
【0029】油圧シリンダ(シフトアクチュエータ)1
0は直線移動する駆動軸12を有する。駆動軸12上に
は減速機13が配置されている。フォーク軸15は軸方
向に移動可能に配置され、その突起はスリーブ16の係
合部に係合可能である。駆動軸とフォーク軸との間にイ
ンナレバー、インタロック及びシフトヘッド18が配置
され、駆動軸12の直線移動をフォーク軸15に伝達す
る。
【0030】回転数検知センサ20はカウンタシャフト
51に近接して配置され、その回転数を検知する。カウ
ンタシャフト51の単位時間あたりの回転数を計算する
ことにより、その回転変化率、即ち角速度又は角加速度
を算出することができる。回転数検知センサ20の検知
結果は第1補正手段22及び第2補正手段23に入力さ
れる。第1補正手段22は、図6に示すような回転数ー
ひきずり角加速度変換マップに基づき、カウンタシャフ
ト51の回転数からそれに対応するカウンタシャフト5
1の引きずりによる角加速度を算定する。
【0031】引きずりによる角加速度は、回転数が少な
いほど小さく、回転数の上昇につれて漸増している。ま
た、角加速度は、潤滑油の温度が高い方が低く、温度が
低い方が高くなっている。検知時点での潤滑油の温度に
対応した曲線に沿って回転数を引きずり角加速度に換算
すればよい。第1補正手段22は、上記変換マップに基
づき補正した角加速度を、回転数検知センサ20により
検知された角加速度から差し引き、補正した角加速度を
ECU25に入力する。
【0032】一方、第2補正手段23は、回転数検知セ
ンサ20により検知された角加速度を、ギヤーの諸元に
基づき補正するものである。ここで、「ギヤーの諸元」
とは、各シンクロメッシュ機構部のカウンタギヤー52
及び遊転ギヤー61において発生する摩擦力を言う。こ
の摩擦力は各変速段を構成するカウンタギヤーと遊転ギ
ヤーとの組合せにより異なるため、予め各変速段毎にテ
ーブルを用意しておく。摩擦力は、例えば第1速で最
小、第5速で最大で、その間は漸増するように選定する
ことができる。第2補正手段23は、変速段に応じた角
加速度を、回転数検知センサ20により検知された角加
速度から差し引き、補正した角加速度をECU25に入
力する。
【0033】ECU25は、第1及び第2補正手段22
及び23により補正された角加速度でシフトアクチュエ
ータ10の作動を制御する。
【0034】第1実施例では、上述したように、カウン
タシャフト51の角加速度を、カウンタシャフト51の
角加速度等の検知に影響を及ぼす引きずりによる角加速
度及びギヤーの諸元により補正し、該補正した角加速度
によりシフトクチュエータ10の作動を制御している。
従って、駆動軸12の移動量が適正に制御され、同期時
にスリーブ56は適当な駆動力によりリング59、遊転
ギヤー61に押圧される。 <第2実施例>本願の第2発明を実施する第2実施例に
つき図2を参照しつつ説明する。
【0035】第2実施例の同期噛合式変速機は、上記第
1実施例のそれと同じであるので説明を省略する。制御
装置は、油圧シリンダ10と、駆動軸12と、フォーク
軸15と、換算手段30と、第3補正手段32と、EC
U35とを含む。
【0036】換算手段30は、油圧シリンダ10の電磁
弁に入力される電流値、電圧値等の出力指示値を、油圧
シリンダ10の特性に応じた所定の係数Cに基づき、換
算電流値、換算電圧値に換算し、換算電流値等を第3補
正手段32に入力する。
【0037】一方、第3補正手段32は、上記変換電流
値等を、シフトアクチュエータ10からスリーブ56へ
の駆動力の伝達効率に基づき補正する。伝達効率は、油
圧回路における圧力損失等によって決める。第3補正手
段32により補正され補正電流値等はECU35に入力
される。ECU35はこの補正電流値等に基づきシフト
アクチュエータ10の作動を制御する。
【0038】第2実施例では、油圧シリンダ10への出
力指示値を、該出力指示値とスリーブ56の駆動力とが
異なる要因、即ち油圧シリンダ10内部での損失、及び
油圧シリンダ10からスリーブ56間での駆動力の伝達
効率により換算、補正し、該補正した指示値で油圧シリ
ンダ10の作動を制御している。従って、駆動軸12の
移動量が適正に制御され、同期時にスリーブ56は適当
な駆動力によりリング59、遊転ギヤー61に押圧され
る。
【0039】
【発明の効果】以上述べてきたように、本願の第1発明
では、入力軸の回転変化率に応じてシフトクチュエータ
の作動を制御する。これにより、スリーブ上の荷重を荷
重センサ等で実測することなく、その大きさを正確に推
定することができる。
【0040】また、第2発明では、シフトアクチュエー
タへの出力指示値を換算した換算指示値によりシフトク
チュエータの作動を制御する。これにより、シフトアク
チュエータの回転部の回転数やピストンの移動ストロー
クを実測することなく、スリーブに発生する荷重の大き
さを正確に推定することができる。
【0041】従って、第1発明及び第2発明によれば、
シンクロメッシュ機構部において摩耗を生ずることな
く、しかも短時間で同期が達成できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明の第1実施例による同期噛合式
変速機を示す説明図である。
【図2】本願の第2発明の第2実施例による同期噛合式
変速機を示す説明図である。
【図3】本発明における時間と入力軸の角加速度との関
係を示すグラフである。
【図4】本発明におけるシフトアクチュエータへの出力
指示値と作動出力との関係を示すグラフである。
【図5】本発明における入力軸の回転数と引きずりによ
り角加速度との関係を示すグラフである。
【図6】上記第1実施例における入力軸の回転数と引き
ずりにより角加速度との関係を示すグラフである。
【図7】公知のシンクロメッシュ機構部を示す正面図
(一部断面図)である。
【図8】従来の制御装置の一例を示す説明である。
【符号の説明】
10:油圧シリンダ 12:駆動
軸 15:フォーク軸 20:回転
数検知センサ 22:第1補正手段 23:第2
補正手段 30:換算手段 32:第3
補正手段 25,35:ECU 51:カウ
ンタシャフト 52:カウンタギヤー 53:メイ
ンシャフト 61:遊転ギヤー
フロントページの続き (72)発明者 宮崎 剛枝 愛知県西尾市小島町城山1番地 アイシ ン・エーアイ株式会社内 (72)発明者 調子 竜二 愛知県西尾市小島町城山1番地 アイシ ン・エーアイ株式会社内 (72)発明者 市川 義裕 岐阜県岐阜市須賀3丁目11番11−202号 Fターム(参考) 3J552 MA04 MA17 NA01 NB01 PA54 QB01 RA02 RA12 SA26 SA51 SB38 TA10 VA02W VA32Z VA33W VA37Z VA38Z VA62W VA65Z VA74W

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンタギヤーを持ち駆動源からの入力
    により回転する入力軸と、前記カウンタギヤーと噛み合
    った遊転ギヤーを持ち車輪に出力を伝達する出力軸と、
    該出力軸に対して相対回転不能で軸方向に移動可能に取
    り付けられたスリーブを含み該スリーブと該遊転ギヤー
    との同期噛合により所定の変速段を選択するシンクロメ
    ッシュ機構と、シフト操作に基づき該スリーブを駆動す
    るシフトアクチュエータと、を備えた同期噛合式変速機
    において、 前記スリーブと前記遊転ギヤーとの同期噛合時における
    前記入力軸の回転変化率を検知する回転変化率検知手段
    と、 該回転変化率検知手段からの指令に基づき前記シフトア
    クチュエータの作動を制御する制御手段と、を設けたこ
    とを特徴とする同期噛合式変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記入力軸の回転変化率を、前記
    入力軸に加わる引きずりに基づき補正する第1補正手段
    を設けた請求項1記載の同期噛合式変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記入力軸の回転変化率を、前記
    シンクロメッシュ機構部における摩擦力に基づき補正す
    る第2補正手段を設けた請求項1記載の同期噛合式変速
    機の制御装置。
  4. 【請求項4】 カウンタギヤーを持ち駆動源からの入力
    により回転する入力軸と、前記カウンタギヤーと噛み合
    った遊転ギヤーを持ち車輪に出力を伝達する出力軸と、
    該出力軸に対して相対回転不能で軸方向に移動可能に取
    り付けられたスリーブを含み該スリーブと該遊転ギヤー
    との同期噛合により所定の変速段を選択するシンクロメ
    ッシュ機構と、シフト操作に基づき該スリーブを駆動す
    るシフトアクチュエータと、を備えた同期噛合式変速機
    において、 前記シフトクチュエータへの出力指示値を該シフトアク
    チュエータの特性に基づき変換指示値に変換する変換手
    段と、 該変換手段からの変換指示値に基づき前記シフトアクチ
    ュエータの作動を制御する制御手段と、を設けたことを
    特徴とする同期噛合式変速機の制御装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記変換指示値を、前記シフトア
    クチュエータから前記スリーブへの駆動力の伝達効率に
    基づき補正する第3補正手段を設けた請求項4記載の同
    期噛合式変速機の制御装置。
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