JP2002105487A - ろうそく製造用の透明な弾性のある自立性配合物、およびこの配合物から得られた自立性ろうそく - Google Patents

ろうそく製造用の透明な弾性のある自立性配合物、およびこの配合物から得られた自立性ろうそく

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JP2002105487A
JP2002105487A JP2001209471A JP2001209471A JP2002105487A JP 2002105487 A JP2002105487 A JP 2002105487A JP 2001209471 A JP2001209471 A JP 2001209471A JP 2001209471 A JP2001209471 A JP 2001209471A JP 2002105487 A JP2002105487 A JP 2002105487A
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GABRIEL GUTBEZAHL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の主目的は、ろうそく製造用の透明な
弾性のある自立性配合物、および該配合物から得られた
ろうそくであり、該配合物は、一般にろうそく製造の原
料として適し、同じ目的で現在使用されている原料にお
いては達成或いは得ることのできないろうそく構造にお
ける新規な可能性を提供する。 【解決手段】 約88〜75重量%の炭化水素油と約12〜25
重量%のトリブロックおよびジブロックポリマーからな
る群から選ばれた少なくとも1種のコポリマーとの混合
物を含み;上記炭化水素油が、37℃(100°F)で少なくと
も180 SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃(104°F)で32
よりも高い粘度、および220℃(425°F)よりも高い引火
点(VCA)を有することを特徴とする配合物に関する。ま
た、この配合物から製造した自立性ろうそくにも関し、
このろうそくは、ろうそく本体内を通ってその末端の1
つの外側に向って突出している灯心の燃焼の結果として
生じた炎により点灯させたときでさえも自立状態を維持
し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主目的は、ろ
うそく製造用の透明な弾性のある自立性配合物、および
該配合物から得られたろうそくであり、該配合物は、一
般にろうそく製造の原料として適し、同じ目的で現在使
用されている原料においては達成或いは得ることのでき
ないろうそく構造における新規な可能性を提供する。
【0002】“透明”とは、ろうそく本体に光を透過さ
せ得る状態である。“弾性”とは、表面を押圧したとき
伸縮変形し、押圧を終えたとき元の形に戻り得る性質で
ある。“自立性(free Standing)”とは、使用中におい
ても室温でそれ自体で立つことのできる能力であり、ろ
うそく灯心の燃焼熱によってろうそく本体が溶融または
変形しないことを意味する。
【0003】さらに詳細には、本発明は、炭化水素油と
りわけホワイトオイルとブロックコポリマーとの混合物
から得られた配合物に関する。本発明は、透明性を保ち
ながら自立性であり且つ弾力特性を維持するのに十分な
コンシステンシー、並びに一般のろうそくにおいて使用
される形状およびデザインと同様な、少なくとも1本の
灯心の挿入を可能にする独自性を有する種々の形状およ
びデザインの本体成型の可能性を有し、それによって、
不愉快な臭いを発生させることなく安定で持続性のある
炎を発生させる配合物に関する。
【0004】本発明の配合物は、とりわけ、自立性、即
ち、支持容器を必要としない透明ろうそく製造用に調製
される。また、ろうそくは、倒れたり或いは突然の打撃
を受けたときに、弾力性があり破壊しない状態を有し、
染料および芳香成分(aromatic fragances)と混合し得、
さらに、外部から人目を引く装飾要素或いは種々の環境
を照明し装飾する技術に関連する他のまたは内部機能源
を有する。
【0005】
【従来の技術】従来のろうそくは、点火し照明を与える
ものとして知られており、長めの本体を形作っており、
一般的に円筒形であり、その縦軸に沿って内蔵させた延
長灯心を有する。これらのろうそくは、パラフィン、ワ
ックス、牛脂またはステアリンのような材料から製造す
る。これらのろうそくは、自己支持性ではあるけれど
も、透明でも弾性でもなく、従って、その装飾的能力は
限定されている。
【0006】また、液状であり、従って、製造および使
用時に容器を必要とする“オイルキャンドル”も周知で
あるが、これも、燃料を収容する容器に頼っていること
から、その容器が装飾能力に対してまた外部構造物に対
しての障害となっている。一方、これらのオイルキャン
ドルは、使用者に合わせなければならないために、その
配合物を個々に販売しなければならず、現在ではあまり
売られていない。
【0007】ろうそくの成型に使用し得る配合組成物を
開示する種々の試みが公知であり、それらの試みは、90
%〜70%割合の炭化水素油と2%〜30%割合のトリブロ
ックおよびジブロックポリマーから選ばれた1種以上の
コポリマーとの混合物を含む。これは、上記の割合にお
いて、熱処理によって成型し得る固形で透明なゲルを形
成させることが可能であるという事実に基づく。この事
実にもかかわらず、透明ゲルから、使用中の燃焼時に変
形もフラッシュもしない自立性ろうそく本体を形成でき
る可能性を開示する先行技術は存在していない。
【0008】この意味において、Morrison 等に付与さ
れた米国特許第5 879 694号は、炭化水素油、灯心、お
よび熱可塑性弾性体を構成する1種以上のトリブロック
またはマルチブロックコポリマーを含む固形の透明ゲル
ろうそくを教示している。ジブロックコポリマーは、任
意成分としてのみ使用している(アブストラクト参照)。
上記発明によって開示された好ましい組成物は、およそ
4%〜20%のポリマーとおよそ80%〜96%の炭化水素油
好ましくはホワイトオイルとを含有している。使用され
たポリマーは、“Kraton G”、さらに詳細には“Kraton
G-1650”のようなトリブロックポリマーである(第6
欄、7〜12行参照)。
【0009】しかしながら、上記のMorrison文献は、ろ
うそくの燃焼時に自立状態を維持することのできる配合
物の可能性を開示も示唆もしていない。事実、好ましい
ポリマーとして、“Kraton G-1650”を使用している。
その理由として、Morrison は、“好ましくは、透明ガ
ラスびん(ジャー)をジャーキャンドルにおいては使用
し”(第6欄、64〜65行参照)、炎の熱の結果として流体
となったときに予想される配合物の変形を防止すると述
べている。
【0010】また、Morrisonに付与された米国特許第6
066 329号は、炭化水素油、灯心、1種以上の熱可塑性ゴ
ムトリブロックまたはマルチブロックコポリマー、およ
び任意成分としてのジブロックコポリマーを含む透明硬
質ゲルろうそくを開示している(アブストラクト参照)。
このMorrison発明の好ましい組成物は、約4〜約20%の
ポリマーと約80〜約96%の適切な炭化水素油好ましくは
ホワイトオイルを含有する。使用されたポリマーは、
“Kraton G”、とりわけ“Kraton G-1650”のようなト
リブロックポリマーである(第6欄、39〜44行参照)。
【0011】また、上記米国特許は、ろうそくを通常の
ジャー内で保持することが好ましいと述べており、透明
ジャー、着色ジャー、彫刻ジャー、カットグラスジャ
ー、好ましくは透明ガラスジャーをろうそく容器として
使用している(第7欄、27〜35行参照)。このMorrison文
献は、自立性ろうそくの成型可能性を含み得る上記鉱油
の特別な性質を何ら教示していない。また、本発明によ
って提案された組成物のような組成物については示唆す
らしていない。
【0012】Mathaiに付与された米国特許第6 096 102
号は、93〜98重量%の炭化水素油“ホワイトオイル”、
7〜10重量%のトリブロック、放射ブロックおよびマル
チブロックコポリマーからなる群から選ばれたコポリマ
ー、および0〜10重量%のジブロックコポリマーを含む
基本材料からのろうそくを詳細に開示している(第3欄、
18〜28行参照)。Mathaiの発明においては、オイル、コ
ポリマーおよび合成パラフィンから調製した第1成分を
通常のパラフィンを含む第2成分と混合し、第1成分と第
2成分は、層中で交互に配列されている。
【0013】このMathai発明においても、自立性ろうそ
くを製造する可能性は明らかにされていない。その添付
図面においては、すべて、容器(7)として示されたガラ
ス体が明確に描かれており、“さらに、透明ガラス体7
を、領域3を囲い、キャンドル構造体を与えるように設
ける”としている(第7欄、43〜44行参照)。Mathaiの配
合物の組合せによっては、ガラス容器(7)なしで自立性
ろうそくを形成できてないことが明らかである。
【0014】Elsamalotyに付与された米国特許第5 578
089号は、合成熱可塑性ゴム系のジブロックおよびトリ
ブロックコポリマーと混合した鉱油を含むゲルによる透
明ろうそくを開示している。この透明ろうそくは、安定
であり、分離せず、燃焼時にフラッシュしない。このろ
うそくは、室温では自立性であるけれども、好ましくは
容器内で供給され、着色物であり、芳香付けされている
(アブストラクト参照)。
【0015】Elsamaloty文献は室温で自立性であるゲル
を開示しているものの、その自立状態は、ろうそく燃焼
時には維持できないことが明らかである。さらに、“以
下で製造するろうそく用の容器は、ゲルを収容し得、燃
焼せず且つ溶融しない任意の各種装置を含み得る。好ま
しくは、面付け(faceted)ガラス容器を美的目的で使用
できる。本発明に従って製造した透明ろうそくは容器な
しで提供できるように意図しているけれども、ろうそく
自体のゲル様性質およびその燃焼時の潜在的流動性のた
め、そのようなろうそくは適切な容器を含むことが好ま
しい。”とさえ述べている(第8欄、38〜46行参照)。
【0016】正確には、Elsamalotyが言わんとしている
上記潜在的流動性が、本発明の配合物によって明白に克
服された事柄である。本発明において提案された特別な
配合物は、確実に、得られるろうそくが使用中に溶融も
せず流体にもならないようにする。従って、容器は必要
でない。本発明のこの明白な特徴は、本発明において見
出した特別な組成物の直接的結果である。
【0017】Vivian Bergerに付与された米国特許第6 1
11 055号も、70〜98重量%の炭化水素油、2〜30重量%
のトリブロック、放射ブロックおよびマルチブロックコ
ポリマーからなる群から選ばれたコポリマー、および0
〜10重量%のジブロックコポリマーの使用を開示してい
る(第4欄、22〜28行参照)。Bergerの発明は、正確に
は、上記ゲルと固形コーティングの使用との組合せであ
り、このコーティングにより、ろうそく燃焼中の変形と
フラッシュを回避している。Bergerは、Morrison組成物
を唯一新規の固形コーティングと一緒に使用しているだ
けである。この点、本発明によって提案された解決法
は、固形コーティングを使用する必要はない。
【0018】実験し、幾つかの実験室証明を実施しなが
ら、本発明者は、下記の組成物が特別な性質を有するこ
と、即ち、本発明の組成物が変形せず使用中に流体とな
らないで安定した炎を有するろうそくを製造するのに十
分な一貫性をもって、透明であり、自立性であり、弾性
であることを見出した。
【0019】
【発明の効果】本発明の配合物からは、下記の特徴を有
するために、卓越したろうそくを製造することが可能で
ある: a) 弾性を有しているため、本発明のろうそくは、その
正常な機能において、容器を必要としないで自己支持性
であるための十分なコンシステンシー固形物を提供す
る。 b) 本発明のろうそくは、パラフィンろうそくにおいて
生ずるような望ましくない破裂、分裂または挫傷を生ず
ることなく、機械的打撃に耐える状態を持続する。 c) 本発明のろうそくは、高度に透明であり、従って、
光がろうそく本体を透過し得る。 d) 本発明のろうそくは、芳香成分と混合し得、その結
果、燃焼時の本体焼滅中に好ましい臭いを発生させる。 e) 本発明のろうそくは、染料と混合でき、装飾的見地
からも適応している。 f) 製造中、装飾源として使用できる各種サイズの気泡
をろうそく全体に亘って分布させることが可能である。 g) 本発明のろうそくは、あらゆる種類とタイプの顆粒
状粒子のような装飾要素と混合でき、これら粒子も製造
したろうそく本体の厚さ中に分布させて、外部からの観
賞性を維持する。これらの装飾要素は、ろうそくを点灯
したときにさらに高揚する。その意味で、“プルプリン
(purpurin)”または“ブリリアンティン(brilliantin
e)”と通常称せられるもののような、種々の色合いの光
を反射する粒状製品は、脚光を浴び得る。 h) 本発明のろうそくの厚さは、他の製品或いは文字、
数字、小動物または他のオブジェクトのような装飾物用
の支持体を構成する。 i) 本発明のろうそくは、後で加熱溶融し、室温に冷却
したときに同じ成分特性を保つことができるので、可逆
性またはリサイクル性配合物と称せられる。しかも、上
記の特徴と状態が互いに影響し合うことなく維持される
ことは注目に値することである。
【0020】本発明の組成物が優れた予期し得ないタイ
プの結果を提供する理由は、ホワイトオイルの化学特性
に関係している。本発明において特定した数値を維持す
る場合、粘度と引火点の間に極めて特別な関係が得られ
る。何故ならば、各数値が特定値よりも低い場合、その
配合物は、室温では自立性であり得るが、灯心の燃焼熱
により配合物が液体点まで溶融され得るからである。そ
の代わりに、ポリマーをもっと多く使用して組成物を固
化した場合には、その配合物は、灯心によって生じた燃
焼によっては引火しない可能性がある。
【0021】
【課題を解決するための手段】結果として、本発明の主
目的は、約88〜75重量%の炭化水素油と約12〜25重量%
のトリブロックおよびジブロックポリマーからなる群か
ら選ばれた少なくとも1種のコポリマーとの混合物から
調製した自立性ろうそく製造用の透明な弾性のある自立
性配合物であり;上記炭化水素油が、37℃(100°F)で少
なくとも180 SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃(104°
F)で32よりも高い粘度、および220℃(425°F)よりも高
い引火点(VCA)を有することを特徴とする。
【0022】好ましい実施態様においては、上記炭化水
素油は、37℃(100°F)で340 SSUの粘度、即ち、40℃(10
4°F)で67.8以上のCST粘度を有する。好ましい実施態様
においては、上記炭化水素油は、240℃(464°F)の引火
点を有する。好ましい実施態様においては、使用したコ
ポリマーは、トリブロックコポリマー“Kraton G 165
2”である。
【0023】また、本発明の目的は、約88〜75重量%の
炭化水素油と約12〜25重量%のトリブロックおよびジブ
ロックポリマーからなる群から選ばれた少なくとも1種
のコポリマーとの混合物から製造した自立性ろうそくで
あり;上記炭化水素油が、37℃(100°F)で少なくとも18
0 SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃(104°F)で32より
高い粘度、および220℃(425°F)よりも高い引火点(VCA)
を有し;得られたろうそくが、ろうそく本体内を通って
その末端の1つの外側に向って突出している灯心の燃焼
の結果として生じた炎により点灯させたときでさえも自
立状態を維持し得ることを特徴とする。
【0024】好ましくは、上記のろうそく灯心は、松脂
のような植物樹脂のアルコール溶液中に埋め込んだ綿糸
である。本発明のろうそく配合物の弾性力により、ろう
そく灯心が、ろうそく本体内をその下方基部からの対称
軸に縦方向に通っている、配合物を冷却したとき形成さ
せた通し孔内で、強固に保持されていることは強調する
に値する。
【0025】本発明の上記特徴に基づき、この自立性ろ
うそくは、1連の複数の種々のフォーマット(体裁)の小
部分から製造でき;これらの小部分は、約88〜75重量%
の炭化水素油と約12〜25重量%のトリブロックおよびジ
ブロックポリマーからなる群から選ばれた少なくとも1
種のコポリマーを含み;上記炭化水素油が、37℃(100°
F)で少なくとも180 SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃
(104°F)で32よりも高い粘度、および220℃(425°F)よ
りも高い引火点(VCA)を有することを特徴とする混合物
から製造される。
【0026】また、上記混合物は、染料エッセンスを含
み得、芳香成分も混合し得、さらに種々のサイズに従っ
て厚さ全体に分布させた気泡も含み得る。また、本発明
のろうそく本体は、その厚さ内部に配列させた装飾要素
も含み、この装飾要素は、本発明配合物の特別な透明性
のために、外部からの観賞性を保持するが、ろうそく灯
心に隣接した配合物部分の外に配置させる。
【0027】本発明および本発明の多くの利点は、添付
図面に関連しての下記の詳細な説明を参照することによ
って容易に明らかとなるであろう。添付図面において、
同じ参照記号は、同じまたは同様な構成成分を示す。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の配合物は、炭化水素油を
トリブロックコポリマーと混合し、この混合物を加熱
し、150〜160℃(302〜320°F)に達するまで一様に攪拌
することによって調製する。混合物の機械または手によ
る攪拌は、ポリマーを炭化水素油中に完全に溶解させる
のに好都合である。この配合物において用いた炭化水素
油は、下記の特性を有するホワイトオイル(“ワセリ
ン”)である。 ASTM = 米国材料試験協会(American Society for testi
ng andMaterial) (サイト:www.astm.org) 方法 = 分析方法 SSUおよびCST(センチストークス)は、各分析の測定単位
である。
【0029】上記の数値のうちの2つは、ホワイトオイ
ル(“ワセリン”)を選定する場合に極めて重要である;
即ち、引火点は200℃(392°F)を下回ることはできず、
粘度は32CSTを下回るべきでない。その他の数値は、製
品仕様の範囲内で、本発明の配合物の処方を変えること
なく変動し得る。
【0030】トリブロックコポリマーに関して、最も好
都合なのは、ポリスチレンの各末端ブロックとゴム状ポ
リ(エチレンブチレン)中間ブロックを含むトリブロック
コポリマーである。本発明の配合物の調製において使用
するポリマーの好ましい特性は、下記の各特性において
比較すべきである: 引張強度 4,500 psi (316.4 kg/cm2) 破壊時の伸び 500% 300%伸びでの弾性率 700 psi (49.2 kg/cm2) フィルム外観 透明、ウォターホワイト トルエン中25重量%での溶液粘度* 1800 cps 溶融粘度、メルトインデックス、条件G 1gms-10min スチレン-ゴム比 30-7 *ブルックフィールド粘度計 Model RTV使用、25℃(77°F)で測定
【0031】この特性に良好に適するポリマーは、Shel
l Chemicals社のKraton G 1652である。本発明の配合物
を得るためには、0℃(32°F)〜200℃(392°F)の温度範
囲で液体である特性、および透明で高密度の状態を有す
る炭化水素油から出発する。上記の条件に最良に適する
材料の1つは、180密度のホワイトオイル(“ワセリン”)
である。
【0032】また、本発明の配合物の組成においては、
ポリマー類も使用する。第1工程は、ジブロックまたは
トリブロックポリマー、とりわけその重量の20倍以上を
保持し得るS-EB-S鎖を炭化水素油中に混合することであ
る。市場において見出されるポリマー類において、“Kr
aton”なる銘柄は、最良の結果を達成し得るポリマーで
ある。周知のように、種々の種類があるが、“Kraton
G”群が最良である。これらの群は、“S-EB-S”タイプ
のようなトリブロックポリマー類に相応する。“Kraton
D”群タイプも使用可能であるが、これらは、従来の場
合と同様に、良好な結果が得られない。使用するポリマ
ーの量は、混合物において意図する硬度値に関係する。
【0033】上述の材料から出発し、得られた混合物
を、80℃(176°F)〜160℃(320°F)の温度範囲におい
て、混合物の溶解により透明溶液になるまで通常攪拌に
供する。モールド内への注ぎ込みにおいては、精密に仕
上げされた160℃までの温度に耐える材料を使用でき
る。注ぎ込み温度と速度を変えることにより、種々のサ
イズの気泡を含ませ或いは含ませないで、材料の最終仕
上げにおいて種々の変化を与え得る。
【0034】図1において、内径(a)と高さ(b)を有する
完全開放型上部を有する本発明において使用できるモー
ルドを示す。モールド内へ本発明の配合物を注ぎ込み場
合、そのモールドは、160℃(320°F)までの温度に変形
なして耐え得なければならず、ステンレススチール、黄
銅、アルミニウム、銅、青銅、シリコンゴム等がモール
ド用の最も好都合な材料である。モールドの表面1に関
しては、この内表面が光沢を有し、清浄であり、研磨さ
れていることが極めて重要である。何故ならば、配合物
が、同じ清浄性と光沢性を有するようになるからであ
る。配合物のモールド内への注ぎ込み温度と速度を変え
ることによって、異なる仕上げを得ることができる。
【0035】室温に冷却すると、150℃(302°F)〜160℃
(320°F)の温度で配合物をモールド内に注ぎ込んだ場
合、完全に透明で透過性の気泡のない配合物が得られる
(図2、3、4および5)。代りに、配合物の温度が注ぎ込み
時に100℃(212°F)〜120℃(248°F)である場合には、配
合物は、冷却(室温への)時に、気泡2を有する(図7)。ま
た、気泡2は、注ぎ込み速度と高さを変化させた場合も
配合物中への空気の入り込みを多くまたは少なくするの
で発生する。
【0036】図2は、図1で示したモールドのフォーマッ
トと寸法に従って既に成型させた自立性ろうそくを示
す。ろうそくの成型に当っては、本発明の配合物に、通
常のろうそくにおいて挿入させるのと同じ方法で灯心3
を保持させ得る。通常のパラフィンろうそく用の灯心、
並びに松脂溶液中で含浸させた綿糸からなる本発明タイ
プのゲルまたはろうそく用に特別に製造した灯心を使用
できる。
【0037】上記の灯心は、ろうそく製造中に、従来の
方法、即ち、灯心をモールドの縦軸に沿って配列し、配
合物を注ぎ込む間、灯心が動かないように延ばすか立ち
上げる形で固定することによって配置させる。また、灯
心は、本発明配合物の弾性特性の利点を用いても配置さ
せることができる、即ち、ろうそくを成型させた直後
は、配合物は、灯心3全体が使用状態になるまで通る孔4
(図4および6参照)を作るのに十分な状態にある。灯心
は、上述の材料の弾力性により、相対的な置き換えなし
で安定を保つ。上述の条件において、異なる大きさと寸
法を有するろうそくを成型することが可能であり、得ら
れるろうそくは、生ずる燃焼温度と灯心に隣接する溶融
材料量が灯心の大きさに依存することから、最初は、使
用する灯心3の大きさに依存する最小サイズを有する。
【0038】異なる形状および大きさを有するろうそく
を製造することも、灯心がろうそくの最小直径を状態調
節するので、灯心の厚さおよび溶融直径を勘案すること
によって可能である。溶融直径よりもろうそく直径を大
きくした場合、溶融しないろうそく部分はその元の構造
を保持しているので、極めて好ましい装飾効果を達成す
るであろう。例えば、灯心3の燃焼中に生じた溶融直径
の2倍の直径を有するろうそくを製造した場合、灯心の
炎6が灯心3の周りの配合物の一定直径を溶融させるがろ
うそくの残り部分は変化しないままであるので、トンネ
ル孔5の形成を観察できる。炎6は燃焼中灯心3を減ら
し、結果として、灯心3はこの燃焼により短くなるの
で、ろうそく内部の炎6によって生じた光は、ろうそく
の透明本体を通過して極めて特別で美しい特異的な効果
を達成する。
【0039】図3は、異なる形状と大きさを有する複数
の本発明配合物の小部分から製造した自立性ろうそくを
示し、参照数字7、8および9で示すものが、モールディ
ング、ラミネーティング、押出等のような種々の方法で
形成させた上記小部分である。これらの小部分を互いに
組合せて、前述の場合で述べたろうそく同様に機能する
自立性ろうそくを得ることができる。得られたこの配合
物形状とフォーマットは、ラミネート物、円筒物、矩形
物および所望する他のデザインであり得る。得られた小
部分2つの接合点において配合物を加熱溶融することに
よって、両部分の溶融配合物が混合し、冷却したとき、
2つの部分が組合さって単一片を構成する。これによっ
て、例えば、芸術家が、種々のカラー、仕上げおよび形
状を有する配合物小部分を製造し接合させることによっ
て特異なろうそくをデザインし製造することが可能にな
る。
【0040】図5においては、本発明の組成物が2本以上
の灯心を配置させることを可能にする大直径の自立性ろ
うそくの製造を可能にすることを示しており、この場
合、灯心3a、3bおよび3cが燃焼により短くなって、炎6
a、6bおよび6cによって照らされたトンネル孔5a、5bお
よび5cを形成している。また、本発明の配合物は、染料
を添加することによって着色剤と混合して配合物を着色
することもでき、さらにまた、芳香成分と混合して燃焼
中の周辺空気を芳香で満たすこともできる。
【0041】図6は、本発明の配合物を“プルプリン”1
0のような粒状物質と混合したろうそく本体の態様を示
す。図8は、本発明のろうそく本体が、その内部に分布
させた種々の装飾要素を含む態様を示す。この態様は、
複数の装飾要素をモールド内に注ぎ込み、冷却する前の
本発明配合物中に入れることによって得られる。その配
合物は、装飾要素を保持し、本発明配合物の透明性に基
づき、装飾要素は、外部からの観賞性を有する。
【0042】
【実施例】実施例1 75〜88重量%のホワイトオイルと25〜12重量%の“Krat
on G”群タイプのトリブロックポリマーとを含む混合物
を調製した。本配合物は、上記混合物を100℃(212°F)
〜160℃(320°F)範囲の温度で加熱し、混合物が清澄且
つ透明になるまで普通に攪拌することによって得た。こ
の態様においては、染料と芳香成分を加え、得られた混
合物を、直径7 cm、高さ7 cmの円筒状モールドに注ぎ込
み、冷却し固化させた。室温に冷却させると同時に、離
型を行い、この態様においては松脂のアルコール溶液中
で含浸させた綿糸から製造したろうそく芯即ち灯心の挿
入をおこなった。そうするためには、円筒状本体の対称
軸に沿って通し孔を開け、この孔に灯心を挿入した。上
述の方法によって、自立性の透明カラーろうそくを得
た。このろうそくは、炎、即ち、灯心から発生した燃焼
生成物を保持し、連続40時間変化なく維持した。
【0043】実施例2 実施例1の混合物と同じような混合物を調製し、冷却工
程前に、複数の異なるモールド中に注ぎ込んだ。これら
の小部分を異なる着色エッセンスと混合し、次いで、前
述したようにして個々に冷却させた。通常の方法と異な
り、前述したような種々の大きさのシート、種々の厚さ
の糸状物、並びにフォーマットが限定されずすべてが色
の変わった小部分のような種々の形状の配合物が得られ
たことは、注目に値する。
【0044】固形状の上述の各小部分を用いて、種々の
構造物を手作りデザインしてろうそくを成型し;各異な
る部分を一緒に接合し、加熱して、前述したような種々
の形状と大きさを有する本体を得た。実施例1で説明し
た同じ方法に従って、相応する灯心をろうそく本体に挿
入した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配合物から自立性ろうそくを成型する
ためのモールドの1つの実施態様を示す透視図である。
【図2】図1で示したようなモールド内で成型させた自
立性ろうそくの透視図である。
【図3】本発明の配合物から製造した複数の小部分から
形成し互いにユニットさせた自立性ろうそくを示す透視
図である。
【図4】高さの半分(おおよそ)まで焼滅した灯心を有す
る燃焼中の自立性ろうそくを示す透視図である。
【図5】本発明の配合物から製造した3本の点灯した灯
心を含む燃焼中の自立性ろうそくを示す透視図である。
【図6】“プルプリン”を含む本発明の配合物から製造
した自立性ろうそくを示す透視図である。
【図7】気泡を含む本発明の配合物から製造した自立性
ろうそくを示す透視図である。
【図8】装飾要素を含む本発明の配合物から製造した自
立性ろうそくを示す透視図である。
【符号の説明】
1 モールドの表面 2 気泡 3 灯心 4 孔 5 トンネル孔 6 炎 7 小部分 8 小部分 9 小部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08L 91/00 (C08L 91/00 53:00) 53:00)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約88〜75重量%の炭化水素油と約12〜25
    重量%のトリブロックおよびジブロックポリマーからな
    る群から選ばれた少なくとも1種のコポリマーとの混合
    物を含み;上記炭化水素油が、37℃(100°F)で少なくと
    も180 SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃(104°F)で32
    よりも高い粘度、および220℃(425°F)よりも高い引火
    点(VCA)を有することを特徴とするろうそく製造用の透
    明な弾性のある自立性配合物。
  2. 【請求項2】 上記炭化水素油の粘度が、37℃(100°F)
    で340 SSU即ちCSTで測定したときは40℃(104°F)で67.8
    である請求項1記載のろうそく製造用の透明な弾性のあ
    る自立性配合物。
  3. 【請求項3】 上記炭化水素油が、240℃(464°F)の引
    火点を有する請求項1記載のろうそく製造用の透明な弾
    性のある自立性配合物。
  4. 【請求項4】 上記コポリマーが、Shell Chemicals社
    のトリブロックコポリマー“Kraton G 1652”である請
    求項1項記載のろうそく製造用の透明な弾性のある自立
    性配合物。
  5. 【請求項5】 約88〜75重量%の炭化水素油と約12〜25
    重量%のトリブロックおよびジブロックポリマーからな
    る群から選ばれた少なくとも1種のコポリマーとの混合
    物から得られ;上記炭化水素油が、37℃(100°F)で少な
    くとも180 SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃(104°F)
    で32より高い粘度、および220℃(425°F)よりも高い引
    火点(VCA)を有し;得られたろうそくが、ろうそく本体
    内を通ってその末端の1つの外側に向って突出している
    灯心の燃焼の結果として生じた炎により点灯させたとき
    でさえも自立状態を維持し得ることを特徴とする自立性
    ろうそく。
  6. 【請求項6】 約88〜75重量%の炭化水素油と約12〜25
    重量%のトリブロックおよびジブロックポリマーからな
    る群から選ばれた少なくとも1種のコポリマーとの混合
    物から得られ;上記炭化水素油が、37℃(100°F)で少な
    くとも180 SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃(104°F)
    で32より高い粘度、および220℃(425°F)よりも高い引
    火点(VCA)を有し;得られたろうそくが、ろうそく本体
    内を通ってその末端の1つの外側に向って突出している
    灯心の燃焼の結果として生じた炎により点灯させたとき
    でさえも自立状態を維持し得;そのろうそく灯心が植物
    樹脂のアルコール溶液に埋め込んだ綿糸であることを特
    徴とする請求項5記載の自立性ろうそく。
  7. 【請求項7】 ろうそく灯心を、配合物を冷却したとき
    形成させた、ろうそく本体内をその下方基部からの対称
    軸に縦方向に通っている通し孔内で、室温で強固に保持
    させる請求項5記載の自立性ろうそく。
  8. 【請求項8】 1連の複数の異なる小部分から製造さ
    れ;これらの小部分が、約88〜75重量%の炭化水素油と
    約12〜25重量%のトリブロックおよびジブロックポリマ
    ーからなる群から選ばれた少なくとも1種のコポリマー
    との混合物から個々に製造され;上記炭化水素油が、37
    ℃(100°F)で少なくとも180 SSUの粘度即ちCST粘度の場
    合は40℃(104°F)で32よりも高い粘度、および220℃(42
    5°F)よりも高い引火点(VCA)を有することを特徴とする
    請求項5記載の自立性ろうそく。
  9. 【請求項9】 約88〜75重量%の炭化水素油と約12〜25
    重量%のトリブロックおよびジブロックポリマーからな
    る群から選ばれた少なくとも1種のコポリマーとの混合
    物から得られ;上記炭化水素油が、37℃(100°F)で少な
    くとも180 SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃(104°F)
    で32より高い粘度、および220℃(425°F)よりも高い引
    火点(VCA)を有し;得られたろうそくが、ろうそく本体
    内を通ってその末端の1つの外側に向って突出している
    灯心の燃焼の結果として生じた炎により点灯させたとき
    でさえも自立状態を維持し得;上記混合物が着色エッセ
    ンスを含むことを特徴とする請求の範囲第5項記載の自
    立性ろうそく。
  10. 【請求項10】 約88〜75重量%の炭化水素油と約12〜
    25重量%のトリブロックおよびジブロックポリマーから
    なる群から選ばれた少なくとも1種のコポリマーとの混
    合物から得られ;上記炭化水素油が、37℃(100°F)で少
    なくとも180SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃(104°
    F)で32より高い粘度、および220℃(425°F)よりも高い
    引火点(VCA)を有し;得られたろうそくが、ろうそく本
    体内を通ってその末端の1つの外側に向って突出してい
    る灯心の燃焼の結果として生じた炎により点灯させたと
    きでさえも自立状態を維持し得;上記混合物が芳香成分
    を含むことを特徴とする請求項5記載の自立性ろうそ
    く。
  11. 【請求項11】 約88〜75重量%の炭化水素油と約12〜
    25重量%のトリブロックおよびジブロックポリマーから
    なる群から選ばれた少なくとも1種のコポリマーとの混
    合物から得られ;上記炭化水素油が、37℃(100°F)で少
    なくとも180SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃(104°
    F)で32より高い粘度、および220℃(425°F)よりも高い
    引火点(VCA)を有し;得られたろうそくが、ろうそく本
    体内を通ってその末端の1つの外側に向って突出してい
    る灯心の燃焼の結果として生じた炎により点灯させたと
    きでさえも自立状態を維持し得;上記混合物が気泡を含
    み、その気泡は異なるサイズを有し、混合物の厚さ全体
    に亘って分布していることを特徴とする請求項5記載の
    自立性ろうそく。
  12. 【請求項12】 約88〜75重量%の炭化水素油と約12〜
    25重量%のトリブロックおよびジブロックポリマーから
    なる群から選ばれた少なくとも1種のコポリマーとの混
    合物から得られ;上記炭化水素油が、37℃(100°F)で少
    なくとも180SSUの粘度即ちCST粘度の場合は40℃(104°
    F)で32より高い粘度、および220℃(425°F)よりも高い
    引火点(VCA)を有し;得られたろうそくが、ろうそく本
    体内を通ってその末端の1つの外側に向って突出してい
    る灯心の燃焼の結果として生じた炎により点灯させたと
    きでさえも自立状態を維持し得;上記混合物がその厚さ
    の内部に配列させた装飾要素を含み、その装飾要素が外
    部からの観賞性を維持することを特徴とする請求項5記
    載の自立性ろうそく。
  13. 【請求項13】 外部からの観賞性を維持する厚さ内部
    に配列させた装飾要素が、ろうそく灯心に隣接する配合
    物部分の外側に配置されている請求項12記載の自立性
    ろうそく。
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