JP2002104987A - 消臭剤およびその用途 - Google Patents
消臭剤およびその用途Info
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- JP2002104987A JP2002104987A JP2000292219A JP2000292219A JP2002104987A JP 2002104987 A JP2002104987 A JP 2002104987A JP 2000292219 A JP2000292219 A JP 2000292219A JP 2000292219 A JP2000292219 A JP 2000292219A JP 2002104987 A JP2002104987 A JP 2002104987A
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- deodorizing
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- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Seasonings (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ニンニク臭消臭用の新しい消臭剤の提供。
【解決手段】 セリ科植物の搾汁又は抽出物を有効成分
とする、特にニンニク臭消臭用の消臭剤及びそれを用い
た加工食品。セリ科植物が特にイノンド、トウキ、キャ
ラウェイ、フェンネル、アマウィキョウ、フェンドロ、
ハマボウフウ、及びアニス以外の薬用乃至食用のセリ科
植物であることを特長とするもので、具体的にはイタリ
アンパセリ、あしたば、やまぜり、オランダミツバ、ニ
ンジン、オオウィキョウ、セリ等から選ばれる。又は抽
出溶媒としては水又は50〜80%含水低級アルコール
を用いる。上記消臭剤は飲食物の消臭用又は口臭の消臭
用として利用される。
とする、特にニンニク臭消臭用の消臭剤及びそれを用い
た加工食品。セリ科植物が特にイノンド、トウキ、キャ
ラウェイ、フェンネル、アマウィキョウ、フェンドロ、
ハマボウフウ、及びアニス以外の薬用乃至食用のセリ科
植物であることを特長とするもので、具体的にはイタリ
アンパセリ、あしたば、やまぜり、オランダミツバ、ニ
ンジン、オオウィキョウ、セリ等から選ばれる。又は抽
出溶媒としては水又は50〜80%含水低級アルコール
を用いる。上記消臭剤は飲食物の消臭用又は口臭の消臭
用として利用される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は口臭や飲食物の消臭
用の消臭剤、特にニンニク臭の消臭剤およびその用途に
関する。
用の消臭剤、特にニンニク臭の消臭剤およびその用途に
関する。
【0002】
【従来の技術】ニンニクは滋養・強壮など、優れた効用
を有する食品として世界中で広く食されている植物であ
るが、独特の不快な臭いを有するため、これを食すのを
避けることも多い。この不快な臭いは、調理時にニンニ
クを切断、破砕等した場合の他、これを食した後の呼気
中にも生じる。このようなニンニク臭を弱めたり、消臭
するために従来から種々の方法が開発されており、ある
種のセリ科植物の抽出物の使用も提唱されている。例え
ば、特開昭63−262156号には、パセリなどのセ
リ科植物の凍結乾燥粉末を消臭剤として使用することが
記載されている。特開平5−317397号には、トウ
キまたはその処理物を有効成分とする消臭剤が記載され
ている。また、特開平6−190027号には、イノン
ド、キャラウエイ、フェンネル、アマウイキョウ、フェ
ンドロ、ハマボウフウ、アニスから選ばれるセリ科植物
抽出物を有効成分とする消臭剤が記載されている。
を有する食品として世界中で広く食されている植物であ
るが、独特の不快な臭いを有するため、これを食すのを
避けることも多い。この不快な臭いは、調理時にニンニ
クを切断、破砕等した場合の他、これを食した後の呼気
中にも生じる。このようなニンニク臭を弱めたり、消臭
するために従来から種々の方法が開発されており、ある
種のセリ科植物の抽出物の使用も提唱されている。例え
ば、特開昭63−262156号には、パセリなどのセ
リ科植物の凍結乾燥粉末を消臭剤として使用することが
記載されている。特開平5−317397号には、トウ
キまたはその処理物を有効成分とする消臭剤が記載され
ている。また、特開平6−190027号には、イノン
ド、キャラウエイ、フェンネル、アマウイキョウ、フェ
ンドロ、ハマボウフウ、アニスから選ばれるセリ科植物
抽出物を有効成分とする消臭剤が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は口臭の消臭や
食品への使用に適した新たな消臭剤、特にニンニク臭の
消臭剤を提供することを目的とする。
食品への使用に適した新たな消臭剤、特にニンニク臭の
消臭剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはニンニク臭
の消臭について鋭意検討した結果、従来提案されている
もの以外のセリ科植物にも優れたニンニク臭消臭作用が
あることを見出し、本発明を完成するに至った。
の消臭について鋭意検討した結果、従来提案されている
もの以外のセリ科植物にも優れたニンニク臭消臭作用が
あることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、 (1)イノンド、トウキ、キャラウェイ、フェンネル、
アマウイキョウ、フェンドロ、ハマボウフウおよびアニ
ス以外の薬用ないし食用のセリ科植物の搾汁または抽出
物を有効成分とする消臭剤。 (2)セリ科植物が、オランダゼリ属、セリ属またはミ
ツバ属に属す1種または2種以上のセリ科植物である請
求項1記載の消臭剤。 (3)抽出物が、抽出の前に疎水性溶媒で洗浄されたセ
リ科植物から抽出した抽出物である請求項1記載の消臭
剤。 (4)抽出物が水または低級アルコール抽出物である上
記(3)記載の消臭剤。 (5)抽出物が50〜80%含水低級アルコール抽出物
である上記(3)記載の消臭剤。 (6)抽出物が、水、50〜80%含水低級アルコール
および低級アルコールからなる群から選択される溶媒に
よりセリ科植物を抽出した粗抽出物を、疎水性溶媒洗浄
により精製して得られた抽出物である上記(1)記載の
消臭剤。 (7)疎水性溶媒が、クロロホルム、エーテル、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、トルエン、ジクロロメタン、石油
エーテルおよびベンゼンからなる群から選択される疎水
性溶媒である上記(3)または(6)記載の消臭剤。 (8)飲食物の消臭用である上記(1)記載の消臭剤。 (9)口臭消臭用である上記(1)記載の消臭剤。 (10)上記(1)〜(7)のいずれか1項記載の消臭
剤を含有する食品。を提供するものである。
アマウイキョウ、フェンドロ、ハマボウフウおよびアニ
ス以外の薬用ないし食用のセリ科植物の搾汁または抽出
物を有効成分とする消臭剤。 (2)セリ科植物が、オランダゼリ属、セリ属またはミ
ツバ属に属す1種または2種以上のセリ科植物である請
求項1記載の消臭剤。 (3)抽出物が、抽出の前に疎水性溶媒で洗浄されたセ
リ科植物から抽出した抽出物である請求項1記載の消臭
剤。 (4)抽出物が水または低級アルコール抽出物である上
記(3)記載の消臭剤。 (5)抽出物が50〜80%含水低級アルコール抽出物
である上記(3)記載の消臭剤。 (6)抽出物が、水、50〜80%含水低級アルコール
および低級アルコールからなる群から選択される溶媒に
よりセリ科植物を抽出した粗抽出物を、疎水性溶媒洗浄
により精製して得られた抽出物である上記(1)記載の
消臭剤。 (7)疎水性溶媒が、クロロホルム、エーテル、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、トルエン、ジクロロメタン、石油
エーテルおよびベンゼンからなる群から選択される疎水
性溶媒である上記(3)または(6)記載の消臭剤。 (8)飲食物の消臭用である上記(1)記載の消臭剤。 (9)口臭消臭用である上記(1)記載の消臭剤。 (10)上記(1)〜(7)のいずれか1項記載の消臭
剤を含有する食品。を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるセリ科植物と
しては、イノンド、トウキ、キャラウェイ、フェンネ
ル、アマウイキョウ、フェンドロ、ハマボウフウおよび
アニス以外の薬用ないし食用に供されるセリ科植物であ
ればいずれでもよい。例えば、シシウド属(例、あした
ば、えぞにう、のだけ)、ヤマゼリ属(例、やまぜ
り)、オランダミツバ属(例、オランダミツバ、マツバ
ゼリ)、ハマゼリ属(例、センキュウ)、シラネニンジ
ン属(例、いぶきぜり)、コエンドロ属(例、コエンド
ロ)、ミツバ属(例、みつば、むらさきみつば、ミツバ
セリモドキ)、ニンジン属(例、ニンジン)、オオウイ
キョウ属(例、オオウイキョウ)、ハナウド属(例、ハ
ナウド)、セリ属(例、セリ)、アメリカボウフウ属
(例、アメリカボウフウ)、オランダゼリ属(例、オラ
ンダゼリ(パセリ))またはサワゼリ属(例、ムカゴニ
ンジン、サワゼリ)に属するセリ科植物が挙げられる。
これらは単独でも、2種以上を併用しても良い。
しては、イノンド、トウキ、キャラウェイ、フェンネ
ル、アマウイキョウ、フェンドロ、ハマボウフウおよび
アニス以外の薬用ないし食用に供されるセリ科植物であ
ればいずれでもよい。例えば、シシウド属(例、あした
ば、えぞにう、のだけ)、ヤマゼリ属(例、やまぜ
り)、オランダミツバ属(例、オランダミツバ、マツバ
ゼリ)、ハマゼリ属(例、センキュウ)、シラネニンジ
ン属(例、いぶきぜり)、コエンドロ属(例、コエンド
ロ)、ミツバ属(例、みつば、むらさきみつば、ミツバ
セリモドキ)、ニンジン属(例、ニンジン)、オオウイ
キョウ属(例、オオウイキョウ)、ハナウド属(例、ハ
ナウド)、セリ属(例、セリ)、アメリカボウフウ属
(例、アメリカボウフウ)、オランダゼリ属(例、オラ
ンダゼリ(パセリ))またはサワゼリ属(例、ムカゴニ
ンジン、サワゼリ)に属するセリ科植物が挙げられる。
これらは単独でも、2種以上を併用しても良い。
【0007】本発明の消臭剤は、生体内に取り入れるも
のであるので、セリ科植物であっても、毒性物質を含有
するドクゼリ属またはドクニンジン属に属する植物は適
さない。また、入手しやすさおよび安全性などの観点か
ら、セリ、オランダゼリ(パセリ)およびミツバなどの
ようなセリ属、オランダゼリ属およびミツバ属の植物が
好ましい。本発明においては、これらのセリ科の植物の
花、種子以外の、葉、茎および根など、植物体のいずれ
の部分でもよく、複数の部位を混合してもよい。また、
経済性の観点からは、食用に用いず通常廃棄される茎部
等を用いることも好ましい。植物の採取時期は特に限定
するものではなく、使用する植物体は、生のものでも、
乾燥物でもよい。
のであるので、セリ科植物であっても、毒性物質を含有
するドクゼリ属またはドクニンジン属に属する植物は適
さない。また、入手しやすさおよび安全性などの観点か
ら、セリ、オランダゼリ(パセリ)およびミツバなどの
ようなセリ属、オランダゼリ属およびミツバ属の植物が
好ましい。本発明においては、これらのセリ科の植物の
花、種子以外の、葉、茎および根など、植物体のいずれ
の部分でもよく、複数の部位を混合してもよい。また、
経済性の観点からは、食用に用いず通常廃棄される茎部
等を用いることも好ましい。植物の採取時期は特に限定
するものではなく、使用する植物体は、生のものでも、
乾燥物でもよい。
【0008】本発明の消臭剤は、原料のセリ科植物の搾
汁または抽出物を有効成分とする。原料のセリ科植物
は、必要に応じて枯葉、石、土および害虫などを取り除
き、水洗浄した後、水切りしたものを用いる。原料のセ
リ科植物は、搾汁または抽出の効率を高めるため、搾汁
または抽出の前に、原料を細断(約1〜20mm)し、
またはミキサーなどで破砕したものであってもよい。
汁または抽出物を有効成分とする。原料のセリ科植物
は、必要に応じて枯葉、石、土および害虫などを取り除
き、水洗浄した後、水切りしたものを用いる。原料のセ
リ科植物は、搾汁または抽出の効率を高めるため、搾汁
または抽出の前に、原料を細断(約1〜20mm)し、
またはミキサーなどで破砕したものであってもよい。
【0009】搾汁の調製は、濾布や、各種のフィルタ
ー、メッシュ金網などを用いて通常の方法で行うことが
できる。この場合、加圧して作業効率を高めてもよい。
別法として、遠心分離(1000〜20000rpm)
により搾汁を得ることもできる。
ー、メッシュ金網などを用いて通常の方法で行うことが
できる。この場合、加圧して作業効率を高めてもよい。
別法として、遠心分離(1000〜20000rpm)
により搾汁を得ることもできる。
【0010】抽出液の調製も、溶媒として、水のほか、
各種の有機溶媒およびそれらの混合物を用い、自体公知
方法で行う。抽出操作を行う前に、原料をそのまま、ま
たは粗く細断したものを、疎水性もしくは親水性溶媒単
独または混合有機溶媒で洗浄し、色素等の不要物を除去
してもよい。疎水性溶媒としては、クロロホルム、エー
テル、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、ジクロロ
メタン、石油エーテルおよびベンゼンなどが挙げられ、
親水性溶媒としては低級アルコール(例、メチル、エチ
ル、n−プロピル、イソブチルまたはブチルアルコール
など)、酢酸エチル、アセトン、イソプロピルアルコー
ルおよびアセトニトリルなどが挙げられる。所望により
原料に水を適宜加え、原料を湿潤させてもよい。
各種の有機溶媒およびそれらの混合物を用い、自体公知
方法で行う。抽出操作を行う前に、原料をそのまま、ま
たは粗く細断したものを、疎水性もしくは親水性溶媒単
独または混合有機溶媒で洗浄し、色素等の不要物を除去
してもよい。疎水性溶媒としては、クロロホルム、エー
テル、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、ジクロロ
メタン、石油エーテルおよびベンゼンなどが挙げられ、
親水性溶媒としては低級アルコール(例、メチル、エチ
ル、n−プロピル、イソブチルまたはブチルアルコール
など)、酢酸エチル、アセトン、イソプロピルアルコー
ルおよびアセトニトリルなどが挙げられる。所望により
原料に水を適宜加え、原料を湿潤させてもよい。
【0011】水で抽出を行うには、例えば、原料1重量
部に対し、水0.5〜10重量部を加え、40〜120
℃で、5分〜2時間、好ましくは10〜60分間、さら
に好ましくは10〜20分間抽出を行うことができる。
このとき、撹拌により抽出効率を高めることもできる。
また、抽出は、加熱還流により行うこともできる。抽出
後、熱時、濾布、フィルターまたはメッシュ金網などを
用いて濾過または圧搾を行う。ここで、熱時濾過を行う
ことは、高い回収率の観点から重要である。この場合、
加圧して作業効率を高めてもよい。別法として、遠心分
離(1000〜20000rpm)により抽出液を得る
こともできる。回収率を高めるために、この抽出・濾過
工程を1〜5回繰り返すことができるが、抽出液の濃度
および作業効率の観点から1〜3回が好ましい。
部に対し、水0.5〜10重量部を加え、40〜120
℃で、5分〜2時間、好ましくは10〜60分間、さら
に好ましくは10〜20分間抽出を行うことができる。
このとき、撹拌により抽出効率を高めることもできる。
また、抽出は、加熱還流により行うこともできる。抽出
後、熱時、濾布、フィルターまたはメッシュ金網などを
用いて濾過または圧搾を行う。ここで、熱時濾過を行う
ことは、高い回収率の観点から重要である。この場合、
加圧して作業効率を高めてもよい。別法として、遠心分
離(1000〜20000rpm)により抽出液を得る
こともできる。回収率を高めるために、この抽出・濾過
工程を1〜5回繰り返すことができるが、抽出液の濃度
および作業効率の観点から1〜3回が好ましい。
【0012】有機溶媒で抽出を行うには、例えば、原料
1重量部に対し、溶媒0.5〜10重量部を加え、水で
の抽出におけると同様にして抽出物を得ることができ
る。用いる溶媒としては上記した疎水性、親水性溶媒が
単独で、または2種以上を組み合わせて使用することが
でき、含水溶媒も使用できる。特に、上記のように抽出
前に原料を疎水性溶媒で洗浄して色素等の不要物を除去
する場合および下記のように抽出後の粗抽出物を疎水性
溶媒で洗浄する場合において、抽出に用いる溶媒として
は、水、低級アルコール、50〜80%(v/v)含水
低級アルコールが好ましい。これらの低級アルコールと
しては上記と同様のものを例示できる。溶媒の除去は、
濾過、遠心分離、蒸留などの常法に従って行うことがで
きる。
1重量部に対し、溶媒0.5〜10重量部を加え、水で
の抽出におけると同様にして抽出物を得ることができ
る。用いる溶媒としては上記した疎水性、親水性溶媒が
単独で、または2種以上を組み合わせて使用することが
でき、含水溶媒も使用できる。特に、上記のように抽出
前に原料を疎水性溶媒で洗浄して色素等の不要物を除去
する場合および下記のように抽出後の粗抽出物を疎水性
溶媒で洗浄する場合において、抽出に用いる溶媒として
は、水、低級アルコール、50〜80%(v/v)含水
低級アルコールが好ましい。これらの低級アルコールと
しては上記と同様のものを例示できる。溶媒の除去は、
濾過、遠心分離、蒸留などの常法に従って行うことがで
きる。
【0013】本発明においては、得られた搾汁または抽
出物(抽出液を含む)は、そのまま本発明の消臭剤とし
て使用することができる。また、所望により、精製、濃
縮、乾燥などの処理を行ってもよい。
出物(抽出液を含む)は、そのまま本発明の消臭剤とし
て使用することができる。また、所望により、精製、濃
縮、乾燥などの処理を行ってもよい。
【0014】精製は、上記搾汁または抽出物を、親水性
溶媒または含水溶媒(水5〜50%(v/v)、好まし
くは10〜40%(v/v))に分散または溶解させ、
濃縮して析出物を取得することを繰り返すことによって
行える。別法として、該分散液または溶解液に疎水性溶
媒を加え、色素等の不要物を該疎水性溶媒に移行させ、
相を分離させて色素等の不要物を含む疎水性溶媒層を除
去する相分離法などの疎水性溶媒洗浄によって行うこと
もできる。これらの精製操作は繰り返して行うことがで
き、その回数は要求される消臭剤の品質等に応じて決定
される。
溶媒または含水溶媒(水5〜50%(v/v)、好まし
くは10〜40%(v/v))に分散または溶解させ、
濃縮して析出物を取得することを繰り返すことによって
行える。別法として、該分散液または溶解液に疎水性溶
媒を加え、色素等の不要物を該疎水性溶媒に移行させ、
相を分離させて色素等の不要物を含む疎水性溶媒層を除
去する相分離法などの疎水性溶媒洗浄によって行うこと
もできる。これらの精製操作は繰り返して行うことがで
き、その回数は要求される消臭剤の品質等に応じて決定
される。
【0015】濃縮は、上記搾汁もしくは抽出物または精
製後の搾汁もしくは抽出物を、5分〜2時間(好ましく
は10〜60分間)、加熱(40〜120℃)して行う
ことができる。濃縮は、常圧下または減圧下で行うこと
ができる。乾燥は、スプレードライ法、棚乾燥、回転式
乾燥または凍結乾燥法等の方法によって行うことができ
る。加熱して乾燥する場合、60〜150℃の温度が好
ましく、特に好ましくは60〜100℃である。乾燥
は、常圧下または減圧下で行うことができる。
製後の搾汁もしくは抽出物を、5分〜2時間(好ましく
は10〜60分間)、加熱(40〜120℃)して行う
ことができる。濃縮は、常圧下または減圧下で行うこと
ができる。乾燥は、スプレードライ法、棚乾燥、回転式
乾燥または凍結乾燥法等の方法によって行うことができ
る。加熱して乾燥する場合、60〜150℃の温度が好
ましく、特に好ましくは60〜100℃である。乾燥
は、常圧下または減圧下で行うことができる。
【0016】かくして、本発明の消臭剤は、搾汁、抽出
物またはこれらの精製物であってもよく、これらの濃縮
液、ペーストまたは乾燥粉末であってもよい。また、常
法に従い、単糖類、2糖類、可溶性多糖類等の賦形剤を
加え、粉末化したものであってもよい。本発明の消臭剤
は、さらに、これらのバルク形態の消臭剤を配合した錠
剤、粉末剤、顆粒剤、飴錠剤、カプセル剤、ドリンク剤
または口腔スプレー剤等の形態の口臭(ニンニク臭)予
防剤または口臭(ニンニク臭)除去剤であってもよい。
また、バルク形態の消臭剤を配合し、口臭(ニンニク
臭)予防機能または口臭(ニンニク臭)除去機能を持た
せた菓子類:飴類(あめ、飴玉、粉あめ、水飴など)、
キャンディー類(キャンデー、ゼリーキャンデー、キャ
ラメル、ドロップ、ヌガーなど)、ゼリー類、メープル
シロップまたはスナック菓子などの形態であってもよ
い。
物またはこれらの精製物であってもよく、これらの濃縮
液、ペーストまたは乾燥粉末であってもよい。また、常
法に従い、単糖類、2糖類、可溶性多糖類等の賦形剤を
加え、粉末化したものであってもよい。本発明の消臭剤
は、さらに、これらのバルク形態の消臭剤を配合した錠
剤、粉末剤、顆粒剤、飴錠剤、カプセル剤、ドリンク剤
または口腔スプレー剤等の形態の口臭(ニンニク臭)予
防剤または口臭(ニンニク臭)除去剤であってもよい。
また、バルク形態の消臭剤を配合し、口臭(ニンニク
臭)予防機能または口臭(ニンニク臭)除去機能を持た
せた菓子類:飴類(あめ、飴玉、粉あめ、水飴など)、
キャンディー類(キャンデー、ゼリーキャンデー、キャ
ラメル、ドロップ、ヌガーなど)、ゼリー類、メープル
シロップまたはスナック菓子などの形態であってもよ
い。
【0017】また、上記消臭剤を、ニンニクを含有する
加工食品の製造時に混合することにより、ニンニク臭が
抑制されたニンニク含有加工食品を製造することがで
き、また、食後に不快な口臭を生じないニンニク含有加
工食品を製造することができる。当該加工食品として
は、キムチ、ニンニク漬物(例、みそ漬、しょうゆ
漬)、焼飯、ギョーザ、ニンニクペースト、焼き肉、焼
肉のタレ、ラーメンスープ、ビーフカレーまたはかつお
のたたきの付けたれ、牛肉のたたきのたれ等、通常ニン
ニクを含有する加工食品の他、例えば、菓子類:飴類
(あめ、飴玉、粉あめ、水飴など)、キャンディー類
(キャンデー、ゼリーキャンデー、キャラメル、ドロッ
プ、ヌガーなど)、ゼリー類、メープルシロップまたは
スナック菓子などのように通常はニンニクを含有しない
が本発明のニンニク臭消臭剤を配合することにより、ニ
ンニクを含有させることが可能になる食品も挙げられ
る。上記消臭剤の配合比率は、その精製度および加工食
品中のニンニクの使用量などによって異なるが、通常
0.001〜5.0%(w/w)、好ましくは0.1〜
3.0%(w/w)である。
加工食品の製造時に混合することにより、ニンニク臭が
抑制されたニンニク含有加工食品を製造することがで
き、また、食後に不快な口臭を生じないニンニク含有加
工食品を製造することができる。当該加工食品として
は、キムチ、ニンニク漬物(例、みそ漬、しょうゆ
漬)、焼飯、ギョーザ、ニンニクペースト、焼き肉、焼
肉のタレ、ラーメンスープ、ビーフカレーまたはかつお
のたたきの付けたれ、牛肉のたたきのたれ等、通常ニン
ニクを含有する加工食品の他、例えば、菓子類:飴類
(あめ、飴玉、粉あめ、水飴など)、キャンディー類
(キャンデー、ゼリーキャンデー、キャラメル、ドロッ
プ、ヌガーなど)、ゼリー類、メープルシロップまたは
スナック菓子などのように通常はニンニクを含有しない
が本発明のニンニク臭消臭剤を配合することにより、ニ
ンニクを含有させることが可能になる食品も挙げられ
る。上記消臭剤の配合比率は、その精製度および加工食
品中のニンニクの使用量などによって異なるが、通常
0.001〜5.0%(w/w)、好ましくは0.1〜
3.0%(w/w)である。
【0018】本発明の消臭剤は、錠剤または粉末剤など
の形態に適した通常の方法により、ニンニク含有食品の
摂食前、摂食時または摂食後に摂取することができ、消
臭効果が得られる。また、本発明の食品は、通常の食品
と同様に摂食でき、通常のニンニク含有と比べて呼気中
のニンニク臭が抑制される。
の形態に適した通常の方法により、ニンニク含有食品の
摂食前、摂食時または摂食後に摂取することができ、消
臭効果が得られる。また、本発明の食品は、通常の食品
と同様に摂食でき、通常のニンニク含有と比べて呼気中
のニンニク臭が抑制される。
【0019】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明するが、これらに限定されるものではない。 実施例1 イタリアンパセリの茎1kgを約5mmに裁断し、これ
に5Lの水を加え、常圧で加熱して沸騰させた後、さら
に10分間加熱した。温度が高いうちに、ガラスフィル
ター(160P)で濾過し、濾液を得た。当該抽出・濾
過操作を3回繰り返した。その結果得られた濾液を、減
圧下50℃で500mlまで濃縮した。析出物を含む濃
縮液を凍結乾燥し、40gの淡黄色の粉末を得た。
説明するが、これらに限定されるものではない。 実施例1 イタリアンパセリの茎1kgを約5mmに裁断し、これ
に5Lの水を加え、常圧で加熱して沸騰させた後、さら
に10分間加熱した。温度が高いうちに、ガラスフィル
ター(160P)で濾過し、濾液を得た。当該抽出・濾
過操作を3回繰り返した。その結果得られた濾液を、減
圧下50℃で500mlまで濃縮した。析出物を含む濃
縮液を凍結乾燥し、40gの淡黄色の粉末を得た。
【0020】実施例2 実施例1で得た粉末を、生ニンニクをミキサーで破砕す
る際に、ニンニクに対して0.05%(w/w)混合
し、ニンニクペーストを調製した。このニンニクペース
トを用いて、餃子を調理した(ひき肉100g、ニラ1
把、白菜400g、ニンニクペースト10g、醤油・塩
・胡椒・酒・ごま油を適当量、餃子の皮24枚)。18
〜22歳の男性50名をパネリストとして、これを食し
た1時間後および1晩経過後に、その呼気の官能検査を
行った。その結果、50名全員について、味覚は通常の
餃子と変わらず、1時間後および1晩経過後ともに、呼
気中にニンニク臭がしないという結果が得られた。
る際に、ニンニクに対して0.05%(w/w)混合
し、ニンニクペーストを調製した。このニンニクペース
トを用いて、餃子を調理した(ひき肉100g、ニラ1
把、白菜400g、ニンニクペースト10g、醤油・塩
・胡椒・酒・ごま油を適当量、餃子の皮24枚)。18
〜22歳の男性50名をパネリストとして、これを食し
た1時間後および1晩経過後に、その呼気の官能検査を
行った。その結果、50名全員について、味覚は通常の
餃子と変わらず、1時間後および1晩経過後ともに、呼
気中にニンニク臭がしないという結果が得られた。
【0021】実施例3 実施例2で使用したニンニクペーストと同一のニンニク
ペーストを醤油に混ぜ、カツオたたき用のタレを調製し
た。40歳代の主婦20名をパネリストとして、このタ
レを使ってカツオのたたきを食してもらい、食した直後
の呼気の官能検査を行った。その結果、20名全員につ
いて、呼気中にニンニク臭がしないという結果が得られ
た。
ペーストを醤油に混ぜ、カツオたたき用のタレを調製し
た。40歳代の主婦20名をパネリストとして、このタ
レを使ってカツオのたたきを食してもらい、食した直後
の呼気の官能検査を行った。その結果、20名全員につ
いて、呼気中にニンニク臭がしないという結果が得られ
た。
【0022】実施例4 下記の製法により、表1に示す組成Aおよび組成Bの2
種類の口臭予防タブレットを製造した。 製法 実施例1の抽出物を予め乳糖で10倍散に調製した後、
滑沢剤を除いた原料をV型混合機で5〜10分間混合
し、ついで滑沢剤を入れ、さらに2〜3分混合した後、
次の打錠条件で打錠した。 打錠条件 打錠機:菊水製作所6HUK 打錠圧:1.6トン 杵:8.5mmφ10R 300mg/錠
種類の口臭予防タブレットを製造した。 製法 実施例1の抽出物を予め乳糖で10倍散に調製した後、
滑沢剤を除いた原料をV型混合機で5〜10分間混合
し、ついで滑沢剤を入れ、さらに2〜3分混合した後、
次の打錠条件で打錠した。 打錠条件 打錠機:菊水製作所6HUK 打錠圧:1.6トン 杵:8.5mmφ10R 300mg/錠
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、セリ科植物の搾汁また
は抽出物を有効成分とする新しい消臭剤が得られ、それ
を用いることにより、食後の口臭にニンニク臭のしない
ニンニク含有加工食品を製造できる。
は抽出物を有効成分とする新しい消臭剤が得られ、それ
を用いることにより、食後の口臭にニンニク臭のしない
ニンニク含有加工食品を製造できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 1/02 A61P 1/02 4C083 43/00 43/00 4C088 // A23L 1/22 A23L 1/22 D 1/48 1/48 A61L 9/01 A61L 9/01 R Fターム(参考) 4B016 LC01 LG16 LP02 4B035 LC02 LE17 LE20 LG32 LG37 LK07 LP22 4B036 LC02 LF11 LH34 LP07 4B047 LB03 LB09 LG37 LP01 4C080 AA03 BB02 CC02 CC14 HH01 JJ01 KK01 LL02 MM31 4C083 AA111 AA112 AC132 AC302 AD212 AD222 AD412 AD632 CC41 DD17 EE34 4C088 AB40 AC01 CA02 CA05 CA06 MA35 MA43 MA52 ZA66 ZC80
Claims (10)
- 【請求項1】 イノンド、トウキ、キャラウェイ、フェ
ンネル、アマウイキョウ、フェンドロ、ハマボウフウお
よびアニス以外の薬用ないし食用のセリ科植物の搾汁ま
たは抽出物を有効成分とする消臭剤。 - 【請求項2】 セリ科植物が、オランダゼリ属、セリ属
またはミツバ属に属す1種または2種以上のセリ科植物
である請求項1記載の消臭剤。 - 【請求項3】 抽出物が、抽出の前に疎水性溶媒で洗浄
されたセリ科植物から抽出した抽出物である請求項1記
載の消臭剤。 - 【請求項4】 抽出物が水または低級アルコール抽出物
である請求項3記載の消臭剤。 - 【請求項5】 抽出物が50〜80%含水低級アルコー
ル抽出物である請求項3記載の消臭剤。 - 【請求項6】 抽出物が、水、50〜80%含水低級ア
ルコールおよび低級アルコールからなる群から選択され
る溶媒によりセリ科植物を抽出した粗抽出物を、疎水性
溶媒洗浄により精製して得られた抽出物である請求項1
記載の消臭剤。 - 【請求項7】 疎水性溶媒が、クロロホルム、エーテ
ル、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、ジクロロメ
タン、石油エーテルおよびベンゼンからなる群から選択
される疎水性溶媒である請求項3または6記載の消臭
剤。 - 【請求項8】 飲食物の消臭用である請求項1記載の消
臭剤。 - 【請求項9】 口臭消臭用である請求項1記載の消臭
剤。 - 【請求項10】 請求項1〜7のいずれか1項記載の消
臭剤を含有する食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000292219A JP2002104987A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 消臭剤およびその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000292219A JP2002104987A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 消臭剤およびその用途 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002104987A true JP2002104987A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18775185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000292219A Pending JP2002104987A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 消臭剤およびその用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002104987A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003105599A1 (ja) * | 2002-06-14 | 2003-12-24 | 小川香料株式会社 | 香味劣化抑制剤およびシトラールの劣化臭生成抑制剤 |
JP2006506990A (ja) * | 2002-11-22 | 2006-03-02 | エムシーエヌ バイオプロダクツ インク. | 野菜スラリーの濾過 |
JP2006298824A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Kao Corp | 口腔内のスカトール産生抑制剤 |
JP2009284900A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-12-10 | Taisho Pharmaceutical Co Ltd | 飲料 |
CN104225255A (zh) * | 2014-09-30 | 2014-12-24 | 李宝 | 智齿镇痛缓解药剂 |
JP2015196657A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 株式会社ナリス化粧品 | 体臭除去剤 |
CN105188407A (zh) * | 2013-03-14 | 2015-12-23 | 高砂香料工业株式会社 | 香味劣化抑制剂 |
CN107684006A (zh) * | 2017-09-22 | 2018-02-13 | 邵子杰 | 一种小茴香茎叶提取液及其制备方法和应用 |
-
2000
- 2000-09-26 JP JP2000292219A patent/JP2002104987A/ja active Pending
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