JP2002104625A - ラック部品管理システム、ラック部品管理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ラック部品管理システム、ラック部品管理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002104625A
JP2002104625A JP2000300490A JP2000300490A JP2002104625A JP 2002104625 A JP2002104625 A JP 2002104625A JP 2000300490 A JP2000300490 A JP 2000300490A JP 2000300490 A JP2000300490 A JP 2000300490A JP 2002104625 A JP2002104625 A JP 2002104625A
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JP
Japan
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rack
information
rack component
article
dwell time
Prior art date
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Application number
JP2000300490A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Arai
智昭 荒井
Satoru Ishihara
哲 石原
Sakae Ishikawa
栄 石川
Isamu Tanaka
勇 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機中のラック部品のみならず現在使用中の
ラック部品の状況についても迅速かつ効率良く把握し、
またラック部品を早期に回収してラックの回転率を高め
ること。 【解決手段】 あらかじめラック部品にバーコードを付
与しておき、ラックが巡回する各拠点のバーコードリー
ダ42a〜46aによりバーコードの情報を読み取り、
このデータを拠点IDおよび読み取り時刻とともにラッ
ク情報管理装置40に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管理センターに
集積した複数のラック部品により分解可能に組み立てら
れたラックを用いて配送対象となる物品を顧客に配送
し、配送後に生ずる空きラックを前記管理センターに回
収して再利用するラック部品管理システム、ラック部品
管理方法、およびその方法をコンピュータに実行させる
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に関し、特に、待機中のラック部品のみならず現在
使用中のラック部品の状況についても迅速かつ効率良く
把握することができ、またラック部品を早期に回収して
ラックの回転率を高めることができるラック部品管理シ
ステム、ラック部品管理方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メーカーが顧客から複写機やファ
クシミリなどの製品の注文を受けると、この製品を段ボ
ールなどの紙ラックにより梱包して注文先の顧客まで配
送し、使用済みの紙ラックの処分を顧客に任せていた。
【0003】ところが、精密機械である製品を配送する
ためには、かかる紙ラックにある程度の強度を持たせね
ばならないので、使い捨て型の紙ラックと言えども比較
的高価なものとなる。また、近年の環境問題を鑑みる
と、使い捨て型の紙ラックを使用するとその処分にかか
る顧客の負担が大きくなる。
【0004】このため最近では、樹脂や金属などのラッ
ク部品により分解可能に組み立てられるラックを用い
て、物品の配送に繰り返し使用するケースが増えてい
る。たとえば、本願出願人が出願した特願平11−29
0551号には、物品を載置するパレットの四隅に着脱
可能に取り付けられる各支柱の間隔を自由に変えること
ができるように、隣り合う2本の支柱の間に連結部材設
け、支柱を取り外したパレットを上下に重ねたとき、そ
の内部に支柱と連結部材で形成される支柱ユニットを収
納できるようにした物品運搬保管装置が記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
行技術に代表される従来のラックは、顧客に物品を配送
した後にこれを回収して再利用しなければならないわけ
であるが、かかる物品は様々な拠点を経て配送および回
収されるものであるので、再使用可能な状態となるまで
にはかなりの時間を要するという問題がある。
【0006】また、新製品を開発したような場合に、既
存のラック部品の中で使えるものについてはこの新製品
の配送用に再利用すべきであるが、使えるラック部品が
どの程度存在するのかを正確に把握することができない
ので、大まかな見込みのもとで不足が予想されるラック
部品を発注せざるを得ない。
【0007】特に、管理センターなどに滞留する待機中
のラック部品については、その数を比較的容易に把握で
きるが、現在使用中のラック部品の現況を把握すること
は極めて困難である。
【0008】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するためになされたものであり、待機中のラッ
ク部品のみならず現在使用中のラック部品の状況につい
ても迅速かつ効率良く把握することができ、またラック
部品を早期に回収してラックの回転率を高めることがで
きるラック部品管理システム、ラック部品管理方法、お
よびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るラック部品
管理システムは、管理センターに集積した複数のラック
部品により分解可能に組み立てられたラックを用いて配
送対象となる物品を顧客に配送し、配送後に生ずる空き
ラックを前記管理センターに回収して再利用するラック
部品管理システムにおいて、前記配送対象となる物品に
応じて形成された種別の異なる複数のラック部品を管理
するラック部品管理手段と、前記ラック部品管理手段に
より管理された複数のラック部品のうちの所望のラック
部品の状況を表示制御する表示制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0010】この請求項1の発明によれば、配送対象と
なる物品に応じて形成された種別の異なる複数のラック
部品を管理しておき、管理した複数のラック部品のうち
の所望のラック部品の状況を表示制御することとしたの
で、新製品が開発されたような場合に、該新製品の配送
に利用できる各ラック部品の現況を一見して把握するこ
とができる。
【0011】また、請求項2の発明に係るラック部品管
理システムは、請求項1の発明において、前記ラック部
品管理手段は、前記物品を載置する載置台と、該載置台
に着脱可能に取り付けられる複数の支柱と、前記複数の
支柱に被せられる上蓋と、前記支柱と物品の間に配設さ
れる緩衝部材を前記ラック部品として管理することを特
徴とする。
【0012】この請求項2の発明によれば、物品を載置
する載置台と、該載置台に着脱可能に取り付けられる複
数の支柱と、複数の支柱に被せられる上蓋と、支柱と物
品の間に配設される緩衝部材をラック部品として管理す
ることとしたので、載置台に物品を載せてその周囲に緩
衝部材を装着した支柱を立てて上蓋を被せて形成される
ラックの各ラック部品の状況を効率良く管理することが
できる。
【0013】また、請求項3の発明に係るラック部品管
理システムは、請求項1または2の発明において、前記
物品の配送に現に使用されているラック部品に係る情報
を収集する情報収集手段をさらに備え、前記ラック部品
管理手段は、前記管理センターに集積したラック部品に
係る情報並びに前記情報収集手段により収集されたラッ
ク部品に係る情報を管理することを特徴とする。
【0014】この請求項3の発明によれば、物品の配送
に現に使用されているラック部品に係る情報と、管理セ
ンターに集積したラック部品に係る情報を管理すること
としたので、待機中のラック部品のみならず、現に使用
中のラック部品の状況についても管理することができ
る。
【0015】また、請求項4の発明に係るラック部品管
理システムは、請求項3の発明において、前記情報収集
手段は、前記管理センターから物品の生産拠点に供給さ
れたラック部品、前記生産拠点で物品とともに組み上げ
られ販売用倉庫に保管された包装物品の一部をなすラッ
ク部品、前記販売用倉庫から出荷された納品用作業店に
より顧客に配送される包装物品の一部をなすラック部
品、前記納品用作業店が顧客から回収したラック部品並
びに前記納品用作業店から回収拠点に回収されたラック
部品に係る情報を収集することを特徴とする。
【0016】この請求項4の発明によれば、管理センタ
ーから物品の生産拠点に供給されたラック部品、生産拠
点で物品とともに組み上げられ販売用倉庫に保管された
包装物品の一部をなすラック部品、販売用倉庫から出荷
された納品用作業店により顧客に配送される包装物品の
一部をなすラック部品、納品用作業店が顧客から回収し
たラック部品並びに納品用作業店から回収拠点に回収さ
れたラック部品に係る情報を収集することとしたので、
生産拠点、販売用倉庫および納品用作業店を介して顧客
に物品を配送し、納品用作業店および回収拠点を介して
空きラックを回収する業務フローを採用する場合に、各
拠点でのラック部品の状況を収集することができる。
【0017】また、請求項5の発明に係るラック部品管
理システムは、請求項3または4の発明において、前記
情報収集手段は、前記管理センターからラック部品を供
給する際に各ラック部品にバーコードを付与するバーコ
ード付与手段と、前記バーコード付与手段により付与さ
れたバーコードを前記ラック部品が経由する各拠点で読
み取るバーコード読取手段と、前記バーコード読取手段
により読み取られたバーコードの情報を当該拠点の情報
並びに読み取り時間とともに前記ラック部品管理手段に
出力するデータ送出手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0018】この請求項5の発明によれば、管理センタ
ーからラック部品を供給する際に各ラック部品にバーコ
ードを付与しておき、付与したバーコードをラック部品
が経由する各拠点で読み取り、読み取ったバーコードの
情報を当該拠点の情報並びに読み取り時間とともに出力
することとしたので、管理センターにおけるバーコード
の付与並びに各拠点でのバーコードの読み取りという簡
単な作業で効率良く各ラック部品の情報を収集すること
ができる。
【0019】また、請求項6の発明に係るラック部品管
理システムは、請求項3、4または5の発明において、
前記情報収集手段は、載置台、複数の支柱、上蓋および
緩衝部材を一組にしたラックを前記管理センターから供
給する際に、各組に含まれる所定のラック部品に代表バ
ーコードを付与する代表バーコード付与手段と、前記載
置台、複数の支柱、上蓋および緩衝部材が前記配送物品
とともに組み上げられている場合に、前記代表バーコー
ド付与手段により付与された代表バーコードを前記ラッ
ク部品が経由する各拠点で読み取る代表バーコード読取
手段と、前記バーコード読取手段により読み取られたバ
ーコードの情報を当該拠点の情報並びに読み取り時間と
ともに前記ラック部品管理手段に出力するデータ送出手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0020】この請求項6の発明によれば、載置台、複
数の支柱、上蓋および緩衝部材を一組にしたラックを管
理センターから供給する際に、各組に含まれる所定のラ
ック部品に代表バーコードを付与しておき、載置台、複
数の支柱、上蓋および緩衝部材が配送物品とともに組み
上げられている場合に、代表バーコードをラック部品が
経由する各拠点で読み取り、読み取ったバーコードの情
報を当該拠点の情報並びに読み取り時間とともに出力す
ることとしたので、載置台、複数の支柱、上蓋および緩
衝部材を組として取り扱う場合に、そのうちの一つのラ
ック部品に付与した代表バーコードを用いて、より迅速
かつ効率良く各ラック部品の情報を収集することができ
る。
【0021】また、請求項7の発明に係るラック部品管
理システムは、請求項3〜6の発明において、前記情報
収集手段により収集されたラック部品に係る情報に基づ
いて、当該ラック部品が各拠点で滞留する滞留時間を算
定する滞留時間算定手段をさらに備えたことを特徴とす
る。
【0022】この請求項7の発明によれば、収集された
ラック部品に係る情報に基づいて、当該ラック部品が各
拠点で滞留する滞留時間を算定することとしたので、ラ
ック部品の回転状況または使用効率を把握することがで
きる。
【0023】また、請求項8の発明に係るラック部品管
理システムは、請求項7の発明において、前記滞留時間
算定手段により算定された滞留時間を所定の最大滞留時
間と比較し、該滞留時間が所定の最大滞留時間よりも長
い場合には、当該滞留時間の間ラック部品が滞留する拠
点の管理者に課金する課金手段をさらに備えたことを特
徴とする。
【0024】この請求項8の発明によれば、算定された
滞留時間を所定の最大滞留時間と比較し、該滞留時間が
所定の最大滞留時間よりも長い場合には、当該滞留時間
の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に課金すること
としたので、ラック部品を次の拠点に迅速に送付すべき
とのインセンティブを高め、もってラック部品の迅速な
再利用を図ることができる。
【0025】また、請求項9の発明に係るラック部品管
理システムは、請求項7または8の発明において、前記
滞留時間算定手段により算定された滞留時間を所定の最
小滞留時間と比較し、該滞留時間が所定の最小滞留時間
よりも短い場合には、当該滞留時間の間ラック部品が滞
留する拠点の管理者に奨励金を付与する奨励金付与手段
をさらに備えたことを特徴とする。
【0026】この請求項9の発明によれば、算定された
滞留時間を所定の最小滞留時間と比較し、該滞留時間が
所定の最小滞留時間よりも短い場合には、当該滞留時間
の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に奨励金を付与
することとしたので、ラック部品を次の拠点に迅速に送
付すべきとのインセンティブを高め、もってラック部品
の迅速な再利用を図ることができる。
【0027】また、請求項10の発明に係るラック部品
管理システムは、請求項1〜9の発明において、前記表
示制御手段は、新たな物品を配送対象とした場合に、前
記ラック部品管理手段により管理された複数のラック部
品のうちの当該物品の配送に使用し得るラック部品の状
況を表示制御することを特徴とする。
【0028】この請求項10の発明によれば、新たな物
品を配送対象とした場合に、管理された複数のラック部
品のうちの当該物品の配送に使用し得るラック部品の状
況を表示制御することとしたので、新製品が開発された
ような場合に、該新製品の配送に利用できる各ラック部
品の現況を一見して把握することができる。
【0029】また、請求項11の発明に係るラック部品
管理方法は、管理センターに集積した複数のラック部品
により分解可能に組み立てられたラックを用いて配送対
象となる物品を顧客に配送し、配送後に生ずる空きラッ
クを前記管理センターに回収して再利用するラック部品
管理システムのラック部品管理方法において、前記配送
対象となる物品に応じて形成された種別の異なる複数の
ラック部品を管理するラック部品管理工程と、前記ラッ
ク部品管理工程により管理された複数のラック部品のう
ちの所望のラック部品の状況を表示制御する表示制御工
程と、を含んだことを特徴とする。
【0030】この請求項11の発明によれば、配送対象
となる物品に応じて形成された種別の異なる複数のラッ
ク部品を管理しておき、管理した複数のラック部品のう
ちの所望のラック部品の状況を表示制御することとした
ので、新製品が開発されたような場合に、該新製品の配
送に利用できる各ラック部品の現況を一見して把握する
ことができる。
【0031】また、請求項12の発明に係るラック部品
管理方法は、請求項11の発明において、前記ラック部
品管理工程は、前記物品を載置する載置台と、該載置台
に着脱可能に取り付けられる複数の支柱と、前記複数の
支柱に被せられる上蓋と、前記支柱と物品の間に配設さ
れる緩衝部材を前記ラック部品として管理することを特
徴とする。
【0032】この請求項12の発明によれば、物品を載
置する載置台と、該載置台に着脱可能に取り付けられる
複数の支柱と、複数の支柱に被せられる上蓋と、支柱と
物品の間に配設される緩衝部材をラック部品として管理
することとしたので、載置台に物品を載せてその周囲に
緩衝部材を装着した支柱を立てて上蓋を被せて形成され
るラックの各ラック部品の状況を効率良く管理すること
ができる。
【0033】また、請求項13の発明に係るラック部品
管理方法は、請求項11または12の発明において、前
記物品の配送に現に使用されているラック部品に係る情
報を収集する情報収集工程をさらに含み、前記ラック部
品管理工程は、前記管理センターに集積したラック部品
に係る情報並びに前記情報収集工程により収集されたラ
ック部品に係る情報を管理することを特徴とする。
【0034】この請求項13の発明によれば、物品の配
送に現に使用されているラック部品に係る情報と、管理
センターに集積したラック部品に係る情報を管理するこ
ととしたので、待機中のラック部品のみならず、現に使
用中のラック部品の状況についても管理することができ
る。
【0035】また、請求項14の発明に係るラック部品
管理方法は、請求項13の発明において、前記情報収集
工程は、前記管理センターから物品の生産拠点に供給さ
れたラック部品、前記生産拠点で物品とともに組み上げ
られ販売用倉庫に保管された包装物品の一部をなすラッ
ク部品、前記販売用倉庫から出荷された納品用作業店に
より顧客に配送される包装物品の一部をなすラック部
品、前記納品用作業店が顧客から回収したラック部品並
びに前記納品用作業店から回収拠点に回収されたラック
部品に係る情報を収集することを特徴とする。
【0036】この請求項14の発明によれば、管理セン
ターから物品の生産拠点に供給されたラック部品、生産
拠点で物品とともに組み上げられ販売用倉庫に保管され
た包装物品の一部をなすラック部品、販売用倉庫から出
荷された納品用作業店により顧客に配送される包装物品
の一部をなすラック部品、納品用作業店が顧客から回収
したラック部品並びに納品用作業店から回収拠点に回収
されたラック部品に係る情報を収集することとしたの
で、生産拠点、販売用倉庫および納品用作業店を介して
顧客に物品を配送し、納品用作業店および回収拠点を介
して空きラックを回収する業務フローを採用する場合
に、各拠点でのラック部品の状況を収集することができ
る。
【0037】また、請求項15の発明に係るラック部品
管理方法は、請求項13または14の発明において、前
記情報収集工程は、前記管理センターからラック部品を
供給する際に各ラック部品にバーコードを付与するバー
コード付与工程と、前記バーコード付与工程により付与
されたバーコードを前記ラック部品が経由する各拠点で
読み取るバーコード読取工程と、前記バーコード読取工
程により読み取られたバーコードの情報を当該拠点の情
報並びに読み取り時間とともに前記ラック部品管理工程
に出力するデータ送出工程と、を含んだことを特徴とす
る。
【0038】この請求項15の発明によれば、管理セン
ターからラック部品を供給する際に各ラック部品にバー
コードを付与しておき、付与したバーコードをラック部
品が経由する各拠点で読み取り、読み取ったバーコード
の情報を当該拠点の情報並びに読み取り時間とともに出
力することとしたので、管理センターにおけるバーコー
ドの付与並びに各拠点でのバーコードの読み取りという
簡単な作業で効率良く各ラック部品の情報を収集するこ
とができる。
【0039】また、請求項16の発明に係るラック部品
管理方法は、請求項13、14または15の発明におい
て、前記情報収集工程は、載置台、複数の支柱、上蓋お
よび緩衝部材を一組にしたラックを前記管理センターか
ら供給する際に、各組に含まれる所定のラック部品に代
表バーコードを付与する代表バーコード付与工程と、前
記載置台、複数の支柱、上蓋および緩衝部材が前記配送
物品とともに組み上げられている場合に、前記代表バー
コード付与工程により付与された代表バーコードを前記
ラック部品が経由する各拠点で読み取る代表バーコード
読取工程と、前記バーコード読取工程により読み取られ
たバーコードの情報を当該拠点の情報並びに読み取り時
間とともに前記ラック部品管理工程に出力するデータ送
出工程と、を含んだことを特徴とする。
【0040】この請求項16の発明によれば、載置台、
複数の支柱、上蓋および緩衝部材を一組にしたラックを
管理センターから供給する際に、各組に含まれる所定の
ラック部品に代表バーコードを付与しておき、載置台、
複数の支柱、上蓋および緩衝部材が配送物品とともに組
み上げられている場合に、代表バーコードをラック部品
が経由する各拠点で読み取り、読み取ったバーコードの
情報を当該拠点の情報並びに読み取り時間とともに出力
することとしたので、載置台、複数の支柱、上蓋および
緩衝部材を組として取り扱う場合に、そのうちの一つの
ラック部品に付与した代表バーコードを用いて、より迅
速かつ効率良く各ラック部品の情報を収集することがで
きる。
【0041】また、請求項17の発明に係るラック部品
管理方法は、請求項13〜16の発明において、前記情
報収集工程により収集されたラック部品に係る情報に基
づいて、当該ラック部品が各拠点で滞留する滞留時間を
算定する滞留時間算定工程をさらに含んだことを特徴と
する。
【0042】この請求項17の発明によれば、収集され
たラック部品に係る情報に基づいて、当該ラック部品が
各拠点で滞留する滞留時間を算定することとしたので、
ラック部品の回転状況または使用効率を把握することが
できる。
【0043】また、請求項18の発明に係るラック部品
管理方法は、請求項17の発明において、前記滞留時間
算定工程により算定された滞留時間を所定の最大滞留時
間と比較し、該滞留時間が所定の最大滞留時間よりも長
い場合には、当該滞留時間の間ラック部品が滞留する拠
点の管理者に課金する課金工程をさらに含んだことを特
徴とする。
【0044】この請求項18の発明によれば、算定され
た滞留時間を所定の最大滞留時間と比較し、該滞留時間
が所定の最大滞留時間よりも長い場合には、当該滞留時
間の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に課金するこ
ととしたので、ラック部品を次の拠点に迅速に送付すべ
きとのインセンティブを高め、もってラック部品の迅速
な再利用を図ることができる。
【0045】また、請求項19の発明に係るラック部品
管理方法は、請求項17または18の発明において、前
記滞留時間算定工程により算定された滞留時間を所定の
最小滞留時間と比較し、該滞留時間が所定の最小滞留時
間よりも短い場合には、当該滞留時間の間ラック部品が
滞留する拠点の管理者に奨励金を付与する奨励金付与工
程をさらに含んだことを特徴とする。
【0046】この請求項19の発明によれば、算定され
た滞留時間を所定の最小滞留時間と比較し、該滞留時間
が所定の最小滞留時間よりも短い場合には、当該滞留時
間の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に奨励金を付
与することとしたので、ラック部品を次の拠点に迅速に
送付すべきとのインセンティブを高め、もってラック部
品の迅速な再利用を図ることができる。
【0047】また、請求項20の発明に係るラック部品
管理方法は、請求項11〜19の発明において、前記表
示制御工程は、新たな物品を配送対象とした場合に、前
記ラック部品管理工程により管理された複数のラック部
品のうちの当該物品の配送に使用し得るラック部品の状
況を表示制御することを特徴とする。
【0048】この請求項20の発明によれば、新たな物
品を配送対象とした場合に、管理された複数のラック部
品のうちの当該物品の配送に使用し得るラック部品の状
況を表示制御することとしたので、新製品が開発された
ような場合に、該新製品の配送に利用できる各ラック部
品の現況を一見して把握することができる。
【0049】また、請求項21の発明に係る記録媒体
は、請求項11〜20のいずれか一つに記載された方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこと
で、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これに
よって、請求項11〜20のいずれか一つの動作をコン
ピュータによって実現することができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るラック部品管理システム、ラック部品管理方
法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の
好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0051】まず最初に、本実施の形態で用いるラック
について説明する。図1は、本実施の形態で用いるラッ
クの構成を示す斜視図である。同図に示すように、この
ラック10は、載置台11と、支柱12と、上蓋13
と、パッド14とを分解可能に組み立てたものである。
【0052】載置台11は、2本の脚部とその両脚部に
一体形成された載置板とを有し、両脚部が床面などの設
置面上に載置される。このとき、設置面と載置板との間
には、フォークリフトのフォークを差し入れることがで
きる隙間が形成される。
【0053】支柱12は、載置台に物品を載置した後に
載置台の四隅にそれぞれ別個に着脱可能に組み付けられ
る支柱であり、上蓋13は、支柱12の上部に被せる物
品の上部を保護するための蓋であり、パッド14は、搬
送する物品の形状に応じて形成された緩衝部材であり、
支柱12に着脱可能に組み付けられる。
【0054】このように、かかるラック10は、載置台
11、支柱12、上蓋13およびパッド14をそのラッ
ク部品とするものである。各ラック部品には、それぞれ
バーコードが付与される。すなわち、載置台11には、
載置台バーコード11aが付与され、支柱12には支柱
バーコード12aが付与され、上蓋13には上蓋バーコ
ード13aが付与され、パッド14にはパッドバーコー
ドが付与される。このため、かかるラック部品を組み立
てた状態で使用している場合でも、各拠点においてバー
コードを読み取ることにより、ラック部品ごとの状況を
把握することができる。
【0055】また、載置台11には、この載置台バーコ
ード11aの他に、代表バーコード15が付与されてい
る。この代表バーコード15は、載置台11としてのバ
ーコードではなく、ラック10として付与されるバーコ
ードである。したがって、かかる代表バーコード15を
各拠点で読み取ると、各ラック部品のバーコードを読み
取らなくても、ラック10およびその構成部品である各
ラック部品の状況を把握することができる。
【0056】次に、図1に示したラックを取り扱う各拠
点および業務フローについて説明する。図2は、図1に
示したラックを取り扱う各拠点を説明するための説明図
であり、図3は、図2に示した各拠点におけるバーコー
ドに主体をおいた業務フローを説明するための説明図で
ある。
【0057】図2に示すように、このラックを取り扱う
拠点には、ラックメーカー20と、管理センター21
と、生産拠点22と、販売用倉庫23と、納品用作業店
14と、回収拠点26とがある。
【0058】管理センター21が、ラックメーカー20
にラックを発注し、ラックメーカー20からラックの納
品を受け付けると、該管理センター21は生産拠点22
からの発注に応答して該生産拠点22に対してラックを
供給する。そして、生産拠点22は、製品とともにラッ
クを組み上げ、該組み上げた製品を販売用倉庫23に出
荷し、販売用倉庫23は、納品用作業店24に対して製
品を出荷する。
【0059】その後、納品用作業店24は、顧客25に
対して製品を出荷し、顧客のもとでこれを開梱して空き
ラックを回収し、回収拠点26に空きラックを送付す
る。そして、この回収拠点26で空きラックが所定数以
上となった場合には、管理センター21に空きラックを
返送する。
【0060】具体的には、図3に示すように、管理セン
ター21は、初期投資としてラック部品の不足数量をラ
ックメーカー20に発注し(ステップS301)、ラッ
クメーカー20がこれを受注すると(ステップS30
2)、受注したラックを製造して管理センター21に納
品する(ステップS303)。
【0061】その後、管理センター21は、仕入れたラ
ックを検品した後(ステップS304)、バーコードを
発行して資産登録および在庫確定数を入力して(ステッ
プS305)これを在庫とする(ステップS306)。
【0062】そして、生産拠点22が商品生産数量計画
に基づいてラック必要数量を発注すると(ステップS3
07)、管理センター21は、このラックの必要数量を
確認してこれを受注し(ステップS308)、ラックを
出荷する(ステップS309)。
【0063】この出荷をおこなう際に、管理センター2
1はラック部品に付与されたバーコードを読み取り(ス
テップS310)、生産区にラックを供給する(ステッ
プS311)。その後、生産拠点22がラックの供給を
受け付けたならば(ステップS312)、製品とラック
とを組み付け(ステップS313)、バーコードを読み
取った後に販売用倉庫23に出荷する(ステップS31
4)。
【0064】そして、販売用倉庫23では、バーコード
を読み取った後に製品を入庫して検収し、これを保管す
るとともに(ステップS315)、バーコードで出荷情
報を読み取った後に出荷する(ステップS316)。
【0065】納品用作業店24が、この製品を受け入れ
て検品したならば(ステップS317)、納品日に合わ
せてバーコードを読み取り製品を配送し(ステップS3
18)、顧客25のもとでこれを開梱して製品を設置
し、空きラックを収容する(ステップS319)。
【0066】その後、納品用作業店24は、空きラック
一式を持ち帰り(ステップS320)、空きラック一式
のバーコードを読み取り、空きラックを回収拠点26に
送付する(ステップS321)。
【0067】回収拠点26は、これを受け入れ(ステッ
プS322)、バーコードを読み取って回収情報を入力
した後に(ステップS323)、空きラックが一定量に
達するまでラックを保管する(ステップS324)。そ
して、かかる空きラックが一定量に達したならば、管理
センター21へ返送情報を出力した後(ステップS32
5)、該管理センター21に空きラックを返送する(ス
テップS326)。
【0068】その後、管理センター21は、回収ラック
を受け入れたならば(ステップS327)、欠品・損傷
を検査し(ステップS328)、良品に関してはそのま
ま保管する(ステップS329)。また、欠品・損傷が
発生したラック部品の補充をラックメーカー20に手配
し(ステップS330)、ラックメーカー20がこれを
受注し(ステップS331)、ラック部品を製造して納
品したならば(ステップS332)、管理センター21
がこれを保管する(ステップS333)。
【0069】次に、本実施の形態に係るラック部品管理
システムのシステム構成について説明する。図4は、本
実施の形態に係るラック部品管理システムのシステム構
成を示す構成図である。
【0070】同図に示すように、このラック部品管理シ
ステムは、待機中または使用中のラック部品を管理する
ラック情報管理装置と、管理センター21に配設した管
理センターPOS端末42およびバーコードリーダ42
aと、生産拠点22に配設した生産拠点POS端末43
およびバーコードリーダ43aと、販売用倉庫23に配
設した販売用倉庫POS端末44およびバーコードリー
ダ44aと、納品用作業店24に配設した納品用作業店
POS端末45およびバーコードリーダ45aと、回収
拠点26に配設した回収拠点POS端末46およびバー
コードリーダ46aとを公衆回線網41を介して接続し
たシステム構成となる。
【0071】そして、各拠点に配設したバーコードリー
ダでラック部品に付与されたバーコードを読み取ったな
らば、該バーコードの情報が拠点IDおよび読み取り時
刻とともにラック情報管理装置40に送信される。この
ため、ラック情報管理装置40では、待機中のラック部
品だけではなく、使用中のラック部品の状況についても
管理することができる。
【0072】図4に示すように、このラック情報管理装
置40は、入力部40aと、表示部40bと、インター
フェース部40cと、ラック情報管理部40dと、ラッ
ク情報データベース40eと、期間算定部40fと、課
金算定部40gと、制御部40hとを有する。
【0073】入力部40aは、キーボードやマウスなど
の入力デバイスであり、表示部40bは、液晶パネルや
ディスプレイなどの表示デバイスである。インターフェ
ース部40cは、公衆回線網41を介して各POS端末
42〜46との間でデータの授受をおこなうためのデー
タ入出力部である。
【0074】ラック情報管理部40dは、各種ラックの
ラック部品である載置台、支柱、上蓋およびパッドに係
る情報を格納したラック情報データベース40eを用い
てラック部品の情報を管理する管理部である。このた
め、利用者が入力部40aから所望のラック部品の識別
情報を入力すると、該ラック部品の現況をラック情報管
理部40dから取得し、これを表示部40bに表示する
ことができる。
【0075】期間算定部40fは、各拠点からバーコー
ドのデータとともに受け付けた読み取り時間に基づい
て、ラック部品が各拠点に滞留している期間を算定する
処理部である。たとえば、管理センター21が生産拠点
22にラックを供給する際にバーコードを読み取った読
み取り時間と、生産拠点22が販売用倉庫23に製品を
出荷する際にバーコードを読み取った読み取り時間との
差分を求めて、ラックの移動時間を含んだ生産拠点22
における滞留時間を求めることになる。
【0076】課金算定部40gは、期間算定部40fに
より算定された滞留期間を最大滞留時間または最短滞留
時間と比較して課金額を算定する処理部である。具体的
には、ある生産拠点22での滞留時間が最大滞留時間を
超えている場合には、この生産拠点22での作業が遅延
しているものと考えられるので、違約金として追加徴収
する課金額を算定する。また、ある生産拠点22での滞
留時間が最最短留時間以下である場合には、この生産拠
点22での作業が非常に効率的であるものと考えられる
ので、奨励金として還元するための額を算定する。
【0077】制御部40hは、ラック情報管理装置40
の全体制御をおこなう制御部であり、具体的には、各拠
点のPOS端末装置42〜46からバーコードのデー
タ、拠点IDおよび読み取り時間を受け取ったならば、
これらのデータをラック情報管理部40dに出力すると
ともに、必要に応じて読み取り時間を期間算定部40f
に出力する。
【0078】次に、図4に示した各拠点およびラック情
報管理装置40の処理手順について説明する。図5は、
図4に示した各拠点およびラック情報管理装置40の処
理手順を示すフローチャートである。なおここでは、代
表バーコードを読み取り対象とする場合について説明す
る。
【0079】同図に示すように、たとえば生産拠点43
のバーコードリーダ43aによりラックの載置台11に
付与された代表バーコード15が読み取られると(ステ
ップS501)、生産拠点POS端末43は、この代表
バーコードのIDを拠点IDおよび読み取り時刻ととも
にラック情報管理装置40に送信し(ステップS50
2)、その送信ログを保存する(ステップS503)。
【0080】これに対して、ラック情報管理装置40
は、このデータを受信したならば(ステップS50
4)、代表バーコードIDから載置台、支柱、上蓋およ
びパッドを特定し(ステップS505)、ラック情報デ
ータベース40e内の情報に追加する(ステップS50
6)。
【0081】これにより、ラックに付与された代表バー
コードに基づいて、使用中のラックを形成するラック部
品である載置台、支柱、上蓋およびパッドの情報を更新
することができる。
【0082】次に、ラックの滞留に伴う課金処理手順に
ついて説明する。図6は、ラックの滞留に伴う課金処理
手順を示すフローチャートである。なお、ここでは説明
の便宜上、最大滞留時間と比較して違約金としての課金
をおこなう場合を示すこととする。
【0083】同図に示すように、管理センター21から
ラックの供給を開始したならば(ステップS601)、
各拠点からラックに関するデータを取得する(ステップ
S602)。具体的には、かかるラックに関するデータ
は、ラックに付与されたバーコードから読み取ったバー
コードID、拠点IDおよび読み取り時刻からなる。
【0084】その後、かかるデータはラック情報管理装
置40に送信され、期間算定部40fにより各拠点での
ラックの滞留期間が算定され(ステップS603)、課
金算定部40gは、期間算定部40fにより算定された
各拠点でのラックの滞留期間を所定の最大滞留期間(し
きい値)と比較する(ステップS604)。
【0085】その結果、しきい値を越える場合には(ス
テップS605否定)、違約金としての課金額を算定し
(ステップS606)、しきい値以下の場合には(ステ
ップS605肯定)、そのまま処理を終了する。
【0086】上述してきたように、本実施の形態では、
あらかじめラック部品にバーコードを付与しておき、ラ
ックが巡回する各拠点のバーコードリーダ42a〜46
aによりバーコードの情報を読み取り、このデータを拠
点IDおよび読み取り時刻とともにラック情報管理装置
40に送信するよう構成したので、ラック情報管理装置
40では、使用中のラック部品の状況を効率良く管理す
ることができる。
【0087】なお、本実施の形態では、説明の便宜上、
POS端末にバーコードリーダを接続した場合を示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、パソコン
にバーコードリーダを接続することもできる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、配送対象となる物品に応じて形成された種別の
異なる複数のラック部品を管理しておき、管理した複数
のラック部品のうちの所望のラック部品の状況を表示制
御するよう構成したので、新製品が開発されたような場
合に、該新製品の配送に利用できる各ラック部品の現況
を一見して把握することが可能なラック部品管理システ
ムが得られるという効果を奏する。
【0089】また、請求項2の発明によれば、物品を載
置する載置台と、該載置台に着脱可能に取り付けられる
複数の支柱と、複数の支柱に被せられる上蓋と、支柱と
物品の間に配設される緩衝部材をラック部品として管理
するよう構成としたので、載置台に物品を載せてその周
囲に緩衝部材を装着した支柱を立てて上蓋を被せて形成
されるラックの各ラック部品の状況を効率良く管理する
ことが可能なラック部品管理システムが得られるという
効果を奏する。
【0090】また、請求項3の発明によれば、物品の配
送に現に使用されているラック部品に係る情報と、管理
センターに集積したラック部品に係る情報を管理するよ
う構成したので、待機中のラック部品のみならず、現に
使用中のラック部品の状況についても管理することが可
能なラック部品管理システムが得られるという効果を奏
する。
【0091】また、請求項4の発明によれば、管理セン
ターから物品の生産拠点に供給されたラック部品、生産
拠点で物品とともに組み上げられ販売用倉庫に保管され
た包装物品の一部をなすラック部品、販売用倉庫から出
荷された納品用作業店により顧客に配送される包装物品
の一部をなすラック部品、納品用作業店が顧客から回収
したラック部品並びに納品用作業店から回収拠点に回収
されたラック部品に係る情報を収集するよう構成したの
で、生産拠点、販売用倉庫および納品用作業店を介して
顧客に物品を配送し、納品用作業店および回収拠点を介
して空きラックを回収する業務フローを採用する場合
に、各拠点でのラック部品の状況を収集することが可能
なラック部品管理システムが得られるという効果を奏す
る。
【0092】また、請求項5の発明によれば、管理セン
ターからラック部品を供給する際に各ラック部品にバー
コードを付与しておき、付与したバーコードをラック部
品が経由する各拠点で読み取り、読み取ったバーコード
の情報を当該拠点の情報並びに読み取り時間とともに出
力するよう構成したので、管理センターにおけるバーコ
ードの付与並びに各拠点でのバーコードの読み取りとい
う簡単な作業で効率良く各ラック部品の情報を収集する
ことが可能なラック部品管理システムが得られるという
効果を奏する。
【0093】また、請求項6の発明によれば、載置台、
複数の支柱、上蓋および緩衝部材を一組にしたラックを
管理センターから供給する際に、各組に含まれる所定の
ラック部品に代表バーコードを付与しておき、載置台、
複数の支柱、上蓋および緩衝部材が配送物品とともに組
み上げられている場合に、代表バーコードをラック部品
が経由する各拠点で読み取り、読み取ったバーコードの
情報を当該拠点の情報並びに読み取り時間とともに出力
するよう構成したので、載置台、複数の支柱、上蓋およ
び緩衝部材を組として取り扱う場合に、そのうちの一つ
のラック部品に付与した代表バーコードを用いて、より
迅速かつ効率良く各ラック部品の情報を収集することが
可能なラック部品管理システムが得られるという効果を
奏する。
【0094】また、請求項7の発明によれば、収集され
たラック部品に係る情報に基づいて、当該ラック部品が
各拠点で滞留する滞留時間を算定するよう構成したの
で、ラック部品の回転状況または使用効率を把握するこ
とが可能なラック部品管理システムが得られるという効
果を奏する。
【0095】また、請求項8の発明によれば、算定され
た滞留時間を所定の最大滞留時間と比較し、該滞留時間
が所定の最大滞留時間よりも長い場合には、当該滞留時
間の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に課金するよ
う構成したので、ラック部品を次の拠点に迅速に送付す
べきとのインセンティブを高め、もってラック部品の迅
速な再利用を図ることが可能なラック部品管理システム
が得られるという効果を奏する。
【0096】また、請求項9の発明によれば、算定され
た滞留時間を所定の最小滞留時間と比較し、該滞留時間
が所定の最小滞留時間よりも短い場合には、当該滞留時
間の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に奨励金を付
与するよう構成したので、ラック部品を次の拠点に迅速
に送付すべきとのインセンティブを高め、もってラック
部品の迅速な再利用を図ることが可能なラック部品管理
システムが得られるという効果を奏する。
【0097】また、請求項10の発明によれば、新たな
物品を配送対象とした場合に、管理された複数のラック
部品のうちの当該物品の配送に使用し得るラック部品の
状況を表示制御するよう構成したので、新製品が開発さ
れたような場合に、該新製品の配送に利用できる各ラッ
ク部品の現況を一見して把握することが可能なラック部
品管理システムが得られるという効果を奏する。
【0098】また、請求項11の発明によれば、配送対
象となる物品に応じて形成された種別の異なる複数のラ
ック部品を管理しておき、管理した複数のラック部品の
うちの所望のラック部品の状況を表示制御するよう構成
したので、新製品が開発されたような場合に、該新製品
の配送に利用できる各ラック部品の現況を一見して把握
することが可能なラック部品管理方法が得られるという
効果を奏する。
【0099】また、請求項12の発明によれば、物品を
載置する載置台と、該載置台に着脱可能に取り付けられ
る複数の支柱と、複数の支柱に被せられる上蓋と、支柱
と物品の間に配設される緩衝部材をラック部品として管
理するよう構成としたので、載置台に物品を載せてその
周囲に緩衝部材を装着した支柱を立てて上蓋を被せて形
成されるラックの各ラック部品の状況を効率良く管理す
ることが可能なラック部品管理方法が得られるという効
果を奏する。
【0100】また、請求項13の発明によれば、物品の
配送に現に使用されているラック部品に係る情報と、管
理センターに集積したラック部品に係る情報を管理する
よう構成したので、待機中のラック部品のみならず、現
に使用中のラック部品の状況についても管理することが
可能なラック部品管理方法が得られるという効果を奏す
る。
【0101】また、請求項14の発明によれば、管理セ
ンターから物品の生産拠点に供給されたラック部品、生
産拠点で物品とともに組み上げられ販売用倉庫に保管さ
れた包装物品の一部をなすラック部品、販売用倉庫から
出荷された納品用作業店により顧客に配送される包装物
品の一部をなすラック部品、納品用作業店が顧客から回
収したラック部品並びに納品用作業店から回収拠点に回
収されたラック部品に係る情報を収集するよう構成した
ので、生産拠点、販売用倉庫および納品用作業店を介し
て顧客に物品を配送し、納品用作業店および回収拠点を
介して空きラックを回収する業務フローを採用する場合
に、各拠点でのラック部品の状況を収集することが可能
なラック部品管理方法が得られるという効果を奏する。
【0102】また、請求項15の発明によれば、管理セ
ンターからラック部品を供給する際に各ラック部品にバ
ーコードを付与しておき、付与したバーコードをラック
部品が経由する各拠点で読み取り、読み取ったバーコー
ドの情報を当該拠点の情報並びに読み取り時間とともに
出力するよう構成したので、管理センターにおけるバー
コードの付与並びに各拠点でのバーコードの読み取りと
いう簡単な作業で効率良く各ラック部品の情報を収集す
ることが可能なラック部品管理方法が得られるという効
果を奏する。
【0103】また、請求項16の発明によれば、載置
台、複数の支柱、上蓋および緩衝部材を一組にしたラッ
クを管理センターから供給する際に、各組に含まれる所
定のラック部品に代表バーコードを付与しておき、載置
台、複数の支柱、上蓋および緩衝部材が配送物品ととも
に組み上げられている場合に、代表バーコードをラック
部品が経由する各拠点で読み取り、読み取ったバーコー
ドの情報を当該拠点の情報並びに読み取り時間とともに
出力するよう構成したので、載置台、複数の支柱、上蓋
および緩衝部材を組として取り扱う場合に、そのうちの
一つのラック部品に付与した代表バーコードを用いて、
より迅速かつ効率良く各ラック部品の情報を収集するこ
とが可能なラック部品管理方法が得られるという効果を
奏する。
【0104】また、請求項17の発明によれば、収集さ
れたラック部品に係る情報に基づいて、当該ラック部品
が各拠点で滞留する滞留時間を算定するよう構成したの
で、ラック部品の回転状況または使用効率を把握するこ
とが可能なラック部品管理方法が得られるという効果を
奏する。
【0105】また、請求項18の発明によれば、算定さ
れた滞留時間を所定の最大滞留時間と比較し、該滞留時
間が所定の最大滞留時間よりも長い場合には、当該滞留
時間の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に課金する
よう構成したので、ラック部品を次の拠点に迅速に送付
すべきとのインセンティブを高め、もってラック部品の
迅速な再利用を図ることが可能なラック部品管理方法が
得られるという効果を奏する。
【0106】また、請求項19の発明によれば、算定さ
れた滞留時間を所定の最小滞留時間と比較し、該滞留時
間が所定の最小滞留時間よりも短い場合には、当該滞留
時間の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に奨励金を
付与するよう構成したので、ラック部品を次の拠点に迅
速に送付すべきとのインセンティブを高め、もってラッ
ク部品の迅速な再利用を図ることが可能なラック部品管
理方法が得られるという効果を奏する。
【0107】また、請求項20の発明によれば、新たな
物品を配送対象とした場合に、管理された複数のラック
部品のうちの当該物品の配送に使用し得るラック部品の
状況を表示制御するよう構成したので、新製品が開発さ
れたような場合に、該新製品の配送に利用できる各ラッ
ク部品の現況を一見して把握することが可能なラック部
品管理方法が得られるという効果を奏する。
【0108】また、請求項21の発明によれば、請求項
11〜20のいずれか一つに記載された方法をコンピュ
ータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプ
ログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請
求項11〜20のいずれか一つの動作をコンピュータに
よって実現することが可能な記録媒体が得られるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るラックの構成を示
す斜視図である。
【図2】図1に示したラックを取り扱う各拠点を説明す
るための説明図である。
【図3】図2に示した各拠点におけるバーコードに主体
をおいた業務フローを説明するための説明図である。
【図4】本実施の形態に係るラック部品管理システムの
システム構成を示す構成図である。
【図5】図4に示した各拠点およびラック情報管理装置
の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】ラックの滞留に伴う課金処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 ラック 11 載置台 12 支柱 13 上蓋 14 パッド 11a〜14a バーコード 15 代表バーコード 20 ラックメーカー 21 管理センター 22 生産拠点 23 販売用倉庫 24 納品用作業店 25 顧客 26 回収拠点 40 ラック情報管理装置 40a 入力部 40b 表示部 40c インターフェース部 40d ラック情報管理部 40e ラック情報データベース 40f 期間算定部 40g 課金算定部 41 公衆回線網 42〜46 各拠点のPOS端末 42a〜46a 各拠点のバーコードリーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 栄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田中 勇 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 3F022 MM02 MM08 MM21 PP04 5B049 BB31 CC21 DD02 GG02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理センターに集積した複数のラック部
    品により分解可能に組み立てられたラックを用いて配送
    対象となる物品を顧客に配送し、配送後に生ずる空きラ
    ックを前記管理センターに回収して再利用するラック部
    品管理システムにおいて、 前記配送対象となる物品に応じて形成された種別の異な
    る複数のラック部品を管理するラック部品管理手段と、 前記ラック部品管理手段により管理された複数のラック
    部品のうちの所望のラック部品の状況を表示制御する表
    示制御手段と、 を備えたことを特徴とするラック部品管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ラック部品管理手段は、前記物品を
    載置する載置台と、該載置台に着脱可能に取り付けられ
    る複数の支柱と、前記複数の支柱に被せられる上蓋と、
    前記支柱と物品の間に配設される緩衝部材を前記ラック
    部品として管理することを特徴とする請求項1に記載の
    ラック部品管理システム。
  3. 【請求項3】 前記物品の配送に現に使用されているラ
    ック部品に係る情報を収集する情報収集手段をさらに備
    え、前記ラック部品管理手段は、前記管理センターに集
    積したラック部品に係る情報並びに前記情報収集手段に
    より収集されたラック部品に係る情報を管理することを
    特徴とする請求項1または2に記載のラック部品管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記情報収集手段は、前記管理センター
    から物品の生産拠点に供給されたラック部品、前記生産
    拠点で物品とともに組み上げられ販売用倉庫に保管され
    た包装物品の一部をなすラック部品、前記販売用倉庫か
    ら出荷された納品用作業店により顧客に配送される包装
    物品の一部をなすラック部品、前記納品用作業店が顧客
    から回収したラック部品並びに前記納品用作業店から回
    収拠点に回収されたラック部品に係る情報を収集するこ
    とを特徴とする請求項3に記載のラック部品管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記情報収集手段は、前記管理センター
    からラック部品を供給する際に各ラック部品にバーコー
    ドを付与するバーコード付与手段と、前記バーコード付
    与手段により付与されたバーコードを前記ラック部品が
    経由する各拠点で読み取るバーコード読取手段と、前記
    バーコード読取手段により読み取られたバーコードの情
    報を当該拠点の情報並びに読み取り時間とともに前記ラ
    ック部品管理手段に出力するデータ送出手段と、を備え
    たことを特徴とする請求項3または4に記載のラック部
    品管理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報収集手段は、載置台、複数の支
    柱、上蓋および緩衝部材を一組にしたラックを前記管理
    センターから供給する際に、各組に含まれる所定のラッ
    ク部品に代表バーコードを付与する代表バーコード付与
    手段と、前記載置台、複数の支柱、上蓋および緩衝部材
    が前記配送物品とともに組み上げられている場合に、前
    記代表バーコード付与手段により付与された代表バーコ
    ードを前記ラック部品が経由する各拠点で読み取る代表
    バーコード読取手段と、前記バーコード読取手段により
    読み取られたバーコードの情報を当該拠点の情報並びに
    読み取り時間とともに前記ラック部品管理手段に出力す
    るデータ送出手段と、を備えたことを特徴とする請求項
    3、4または5に記載のラック部品管理システム。
  7. 【請求項7】 前記情報収集手段により収集されたラッ
    ク部品に係る情報に基づいて、当該ラック部品が各拠点
    で滞留する滞留時間を算定する滞留時間算定手段をさら
    に備えたことを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つ
    に記載のラック部品管理システム。
  8. 【請求項8】 前記滞留時間算定手段により算定された
    滞留時間を所定の最大滞留時間と比較し、該滞留時間が
    所定の最大滞留時間よりも長い場合には、当該滞留時間
    の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に課金する課金
    手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載の
    ラック部品管理システム。
  9. 【請求項9】 前記滞留時間算定手段により算定された
    滞留時間を所定の最小滞留時間と比較し、該滞留時間が
    所定の最小滞留時間よりも短い場合には、当該滞留時間
    の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に奨励金を付与
    する奨励金付与手段をさらに備えたことを特徴とする請
    求項7または8に記載のラック部品管理システム。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段は、新たな物品を配
    送対象とした場合に、前記ラック部品管理手段により管
    理された複数のラック部品のうちの当該物品の配送に使
    用し得るラック部品の状況を表示制御することを特徴と
    する請求項1〜9のいずれか一つに記載のラック部品管
    理システム。
  11. 【請求項11】 管理センターに集積した複数のラック
    部品により分解可能に組み立てられたラックを用いて配
    送対象となる物品を顧客に配送し、配送後に生ずる空き
    ラックを前記管理センターに回収して再利用するラック
    部品管理システムのラック部品管理方法において、 前記配送対象となる物品に応じて形成された種別の異な
    る複数のラック部品を管理するラック部品管理工程と、 前記ラック部品管理工程により管理された複数のラック
    部品のうちの所望のラック部品の状況を表示制御する表
    示制御工程と、 を含んだことを特徴とするラック部品管理方法。
  12. 【請求項12】 前記ラック部品管理工程は、前記物品
    を載置する載置台と、該載置台に着脱可能に取り付けら
    れる複数の支柱と、前記複数の支柱に被せられる上蓋
    と、前記支柱と物品の間に配設される緩衝部材を前記ラ
    ック部品として管理することを特徴とする請求項11に
    記載のラック部品管理方法。
  13. 【請求項13】 前記物品の配送に現に使用されている
    ラック部品に係る情報を収集する情報収集工程をさらに
    含み、前記ラック部品管理工程は、前記管理センターに
    集積したラック部品に係る情報並びに前記情報収集工程
    により収集されたラック部品に係る情報を管理すること
    を特徴とする請求項11または12に記載のラック部品
    管理方法。
  14. 【請求項14】 前記情報収集工程は、前記管理センタ
    ーから物品の生産拠点に供給されたラック部品、前記生
    産拠点で物品とともに組み上げられ販売用倉庫に保管さ
    れた包装物品の一部をなすラック部品、前記販売用倉庫
    から出荷された納品用作業店により顧客に配送される包
    装物品の一部をなすラック部品、前記納品用作業店が顧
    客から回収したラック部品並びに前記納品用作業店から
    回収拠点に回収されたラック部品に係る情報を収集する
    ことを特徴とする請求項13に記載のラック部品管理方
    法。
  15. 【請求項15】 前記情報収集工程は、前記管理センタ
    ーからラック部品を供給する際に各ラック部品にバーコ
    ードを付与するバーコード付与工程と、前記バーコード
    付与工程により付与されたバーコードを前記ラック部品
    が経由する各拠点で読み取るバーコード読取工程と、前
    記バーコード読取工程により読み取られたバーコードの
    情報を当該拠点の情報並びに読み取り時間とともに前記
    ラック部品管理工程に出力するデータ送出工程と、を含
    んだことを特徴とする請求項13または14に記載のラ
    ック部品管理方法。
  16. 【請求項16】 前記情報収集工程は、載置台、複数の
    支柱、上蓋および緩衝部材を一組にしたラックを前記管
    理センターから供給する際に、各組に含まれる所定のラ
    ック部品に代表バーコードを付与する代表バーコード付
    与工程と、前記載置台、複数の支柱、上蓋および緩衝部
    材が前記配送物品とともに組み上げられている場合に、
    前記代表バーコード付与工程により付与された代表バー
    コードを前記ラック部品が経由する各拠点で読み取る代
    表バーコード読取工程と、前記バーコード読取工程によ
    り読み取られたバーコードの情報を当該拠点の情報並び
    に読み取り時間とともに前記ラック部品管理工程に出力
    するデータ送出工程と、を含んだことを特徴とする請求
    項13、14または15に記載のラック部品管理方法。
  17. 【請求項17】 前記情報収集工程により収集されたラ
    ック部品に係る情報に基づいて、当該ラック部品が各拠
    点で滞留する滞留時間を算定する滞留時間算定工程をさ
    らに含んだことを特徴とする請求項13〜16のいずれ
    か一つに記載のラック部品管理方法。
  18. 【請求項18】 前記滞留時間算定工程により算定され
    た滞留時間を所定の最大滞留時間と比較し、該滞留時間
    が所定の最大滞留時間よりも長い場合には、当該滞留時
    間の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に課金する課
    金工程をさらに含んだことを特徴とする請求項17に記
    載のラック部品管理方法。
  19. 【請求項19】 前記滞留時間算定工程により算定され
    た滞留時間を所定の最小滞留時間と比較し、該滞留時間
    が所定の最小滞留時間よりも短い場合には、当該滞留時
    間の間ラック部品が滞留する拠点の管理者に奨励金を付
    与する奨励金付与工程をさらに含んだことを特徴とする
    請求項17または18に記載のラック部品管理方法。
  20. 【請求項20】 前記表示制御工程は、新たな物品を配
    送対象とした場合に、前記ラック部品管理工程により管
    理された複数のラック部品のうちの当該物品の配送に使
    用し得るラック部品の状況を表示制御することを特徴と
    する請求項11〜19のいずれか一つに記載のラック部
    品管理方法。
  21. 【請求項21】 前記請求項11〜20に記載された方
    法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこ
    とを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040020113A (ko) * 2002-08-29 2004-03-09 현대자동차주식회사 무선 바코드 시스템을 이용한 부품의 랙 투입 장치 및 방법
JP2005206377A (ja) * 2003-12-24 2005-08-04 Ricoh Co Ltd 梱包納品部材の管理システム
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