JP2002104540A - レンジ用蒸気抜きラベル - Google Patents

レンジ用蒸気抜きラベル

Info

Publication number
JP2002104540A
JP2002104540A JP2000303476A JP2000303476A JP2002104540A JP 2002104540 A JP2002104540 A JP 2002104540A JP 2000303476 A JP2000303476 A JP 2000303476A JP 2000303476 A JP2000303476 A JP 2000303476A JP 2002104540 A JP2002104540 A JP 2002104540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
steam
food
adhesive
sealant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000303476A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Miyazaki
和夫 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIZUNO SANGYO KK
Original Assignee
MIZUNO SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIZUNO SANGYO KK filed Critical MIZUNO SANGYO KK
Priority to JP2000303476A priority Critical patent/JP2002104540A/ja
Publication of JP2002104540A publication Critical patent/JP2002104540A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品包装体の蒸気抜部を流通・販売段階で塞
ぐのに手間やコストがかからない手段を提供する。 【解決手段】 蒸気抜部としての小孔3を有する食品容
器に貼付するラベルであり、裏面に強着部1と電子レン
ジ加熱時に食品容器の小孔3から噴出する蒸気により剥
離する弱着部2とを有し、強着部1は強着接シーラント
11により構成され、弱着部2は、無接着部分21と、
該無接着部分21の縁に設けた強着接シーラント22と
の組み合わせにより構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】
【0002】本発明はレンジ用蒸気抜きラベルに関し、
詳細には、電子レンジで加熱して解凍や温めを行うのに
適した食品を包装する袋や容器等の食品包装体に貼付す
る、レンジ用蒸気抜きラベルに関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0004】袋や容器に入ったままの食品を、そのまま
電子レンジに入れて加熱した場合には、加熱された食品
から大量の蒸気が噴出するので、予め食品を包装する袋
や容器等の食品包装体に、小孔や小開口部等による蒸気
抜部が設けられている場合がある。
【0005】ここで、1日数回も製造される弁当等の食
品包装体には、商品名、製造日時、価格、バーコード、
販売者等を印刷したラベルを貼付していたが、該ラベル
は、単に商品の内容を説明するための機能を有するにす
ぎなかった。
【0006】最近、食品包装体に設けた蒸気抜部は、異
物混入事件の多発化等の影響により、流通・販売段階で
は塞がれていることが望ましいとされている。
【0007】そこで、流通・販売段階で蒸気抜部にシー
ルを貼っておき、使用前に利用者が剥がすことが考えら
れるが、食品表示用のラベルとは別に専用のシールを貼
り付けることは、製造上や使用上の手間がかかることに
加え、コストも余計にかかるものであった。
【0008】従って、食品包装体の蒸気抜部を流通・販
売段階で塞ぐのに手間やコストがかからない手段が望ま
れていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】本発明の課題を解決するための手段は、次
のとおりである。
【0011】第1に、蒸気抜部を有する食品包装体に貼
付するラベルであり、強着部と弱着部とを有し、弱着部
が電子レンジ加熱時に食品包装体の蒸気抜部から噴出す
る蒸気により剥離するものである、レンジ用蒸気抜きラ
ベル。第2に、弱着部が、無接着部分を有する、上記第
1に記載のレンジ用蒸気抜きラベル。
【0012】食品包装体とは、食品を包装するものであ
ればよく、例えば、袋や容器等が例示される。
【0013】食品包装体の蒸気抜部とは、加熱時に食品
から出る蒸気を外部に逃がすものであればよく、袋や容
器に設けた小孔や小開口部等が例示される。
【0014】強着部とは、ラベルを食品包装体に貼り付
けた後で、流通・販売段階や電子レンジで加熱した場合
でも剥離することがない強度を有する接着部のことをい
い、例えば、強着接シーラントにより構成される。
【0015】弱着部とは、ラベルを食品包装体に貼り付
けた後で、流通・販売段階では剥離することがないが、
電子レンジで加熱した場合には剥離し、蒸気を食品包装
体外へ逃がすことができる接着部のことをいい、例え
ば、接着面積に応じて、弱着接シーラントのみや、無接
着部分と強着接シーラントとの組み合わせ、弱着接シー
ラントと強着接シーラントとの組み合わせにより構成さ
れる。
【0016】この弱着部は、例えば、ラベルの半分を強
着部とすると、残り半分全部を強着部の十分の一程度の
弱い接着力のシーラントで構成することができる他に、
残り半分の内で蒸気抜部に対応する部分を無接着部分若
しくは接着力が弱いシーラントで構成し、該無接着部分
若しくは接着力が弱いシーラントの縁に0.5〜3mm幅
の強着接シーラントを施すことで構成することもでき
る。
【0017】
【実施例】
【0018】以下、図面を参照しながら本発明の一実施
例について説明する。
【0019】図1は、本発明に係るレンジ用蒸気抜きラ
ベルの一実施例の説明図である。
【0020】本実施例のレンジ用蒸気抜きラベルは、蒸
気抜部として蓋に小孔を有する食品包装体としての食品
容器(図示は省略)に貼付するラベルであり、縦50m
m、横60mmの大きさを有するものである。
【0021】該レンジ用蒸気抜きラベルは、表面に食品
の製造日時や価格、バーコード、販売者等を印刷した表
示部(図示は省略)を有し、裏面に強着部1と弱着部2
とを有している。
【0022】強着部1は、縦25mm、横60mmの面積を
有し、ラベルを食品容器の蓋に貼り付けた後で、流通・
販売段階や電子レンジで加熱した場合でも剥離すること
がない強度を有する接着部のことであり、図1では一点
鎖線による45度の縦横斜線のハッチングで示すよう
に、1〜2kg/15mmの強着接シーラント11により
構成されている。
【0023】弱着部2は、縦25mm、横60mmの面積を
有し、ラベルを食品包装体に貼り付けた後で、流通・販
売段階では剥離することがないが、電子レンジで加熱し
た場合には剥離し、蒸気を食品容器外へ逃がすことがで
きる接着部のことであり、図1では無接着部分21と、
該無接着部分21の縁に設けた、45度の斜線のハッチ
ングで示す2mm幅の1〜2kg/15mmの強着接シーラ
ント22との組み合わせにより構成されている。
【0024】図中、番号3は、食品容器の蓋に蒸気抜部
として設けられた小孔の位置を示している。
【0025】本実施例のレンジ用蒸気抜きラベルは、食
品容器の蓋に貼る場合に、蓋に設けた小孔3を弱着部2
の無接着部分21で塞ぐように貼付することで使用す
る。
【0026】すると、流通・販売段階では、蓋に設けた
小孔3がレンジ用蒸気抜きラベルで塞がれた状態が保た
れ剥離することがないので、外部からは小孔3を確認す
ることができず、異物混入の疑いを持たれることがな
い。
【0027】電子レンジで加熱すると、小孔3からの蒸
気圧により、弱着部2が剥離し、蒸気を外部に逃がすこ
とができる。
【0028】加熱終了後は、弱着部2の強着接シーラン
ト22が再び食品容器の蓋に、弱いながらも張り付くの
で、水分の多い食品を持ち帰る場合でも、スープ等が漏
れることがない。
【0029】
【発明の効果】
【0030】本発明のレンジ用蒸気抜きラベルによる
と、別に専用のシールを用意することなく、食品表示の
ために必ず使用される食品表示用ラベルを利用するの
で、製造上や使用上の手間がかからず、さらに、コスト
的にも優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレンジ用蒸気抜きラベルの一実施
例の説明図
【符号の説明】
1 強着部 11 強着接シーラント 2 弱着部 21 無接着部分 22 強着接シーラント 3 小孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気抜部を有する食品包装体に貼付する
    ラベルであり、強着部と弱着部とを有し、弱着部が電子
    レンジ加熱時に食品包装体の蒸気抜部から噴出する蒸気
    により剥離するものである、レンジ用蒸気抜きラベル。
  2. 【請求項2】 弱着部が、無接着部分を有する、請求項
    1に記載のレンジ用蒸気抜きラベル。
JP2000303476A 2000-10-03 2000-10-03 レンジ用蒸気抜きラベル Pending JP2002104540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000303476A JP2002104540A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 レンジ用蒸気抜きラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000303476A JP2002104540A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 レンジ用蒸気抜きラベル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002104540A true JP2002104540A (ja) 2002-04-10

Family

ID=18784672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000303476A Pending JP2002104540A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 レンジ用蒸気抜きラベル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002104540A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295383A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Aohata Corp パウチ詰液状食品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295383A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Aohata Corp パウチ詰液状食品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001213483A (ja) 包装食品および包装食品用容器
JP2005178903A5 (ja)
US8251214B2 (en) Method for providing background graphics on blister card
WO1999061346A1 (fr) Materiau d'emballage et contenant destine a conditionner des boissons et des aliments
AU2003217099B2 (en) Single-use one-way valve for food package that emits sound signal at sufficient heating
US6508900B1 (en) Integrated pressure sensitive adhesive label application surface and pull card holder
JP2002104540A (ja) レンジ用蒸気抜きラベル
KR101696899B1 (ko) 포장용기용 양면 사용 스티커 라벨
JP3069746U (ja) 再利用機能付き粘着ラベル
JP6912905B2 (ja) ラベル付き物品
GB2382562A (en) A closure means for a bag or the like
JP3789602B2 (ja) 粘着プレミアムシール
JP4287634B2 (ja) ラベル連続体及びラベル付き容器
JP6771281B2 (ja) 電子レンジ加熱可能容器の気体放出用空隙の封鎖テープ
CN217945896U (zh) 一种易拉密封垫片
JP7356494B2 (ja) ラベルおよびラベル付き容器
JPH10101153A (ja) 電子レンジ用カップ容器
JP2008044632A (ja) 封緘用タックラベル
JPH03240608A (ja) 容器のシール方法
JP5236172B2 (ja) 粘着ラベルおよびこのラベルを備える密封包装体
JP2002104505A (ja) シール付包装体
JP2004331084A (ja) 包装袋およびそれを用いた包装容器
JP2010204618A (ja) 封印シール
JP4002333B2 (ja) 蓋材
JP4354741B2 (ja) 容器用シールおよび包装容器