JP2002102809A - キャビテーションジェットノズル - Google Patents

キャビテーションジェットノズル

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JP2002102809A
JP2002102809A JP2000296222A JP2000296222A JP2002102809A JP 2002102809 A JP2002102809 A JP 2002102809A JP 2000296222 A JP2000296222 A JP 2000296222A JP 2000296222 A JP2000296222 A JP 2000296222A JP 2002102809 A JP2002102809 A JP 2002102809A
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cavitation
pressure water
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cavitation jet
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Toshiaki Ikohagi
利明 井小萩
Jiro Higuchi
二郎 樋口
Nobuhiro Yamazaki
展博 山崎
Kazunori Sato
一教 佐藤
Tadaaki Mizoguchi
忠昭 溝口
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回をさせながら水中に広がるキャビテーシ
ョンジェットを作り出すためのノズル構造を提供する。 【解決手段】 ノズル本体(1)の先端に設けられた細
孔形の噴出孔(7)と、この噴出孔(7)の上流側に設
けられた、前記噴出孔(7)より径大の軸方向高圧水流
路(4)とを有するキャビテーションジェットノズルで
あって、前記噴出孔(7)と軸方向高圧水流路(4)の
間に、旋回室(5)および該旋回室の内周接線方向に開
口する接線方向高圧水流路(9)とを設けたことを特徴
とするキャビテーションジェットノズル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビテーション
を伴うウォータージェット(キャビテーションジェッ
ト)を利用する洗浄技術に係り、特にキャビテーション
ジェットに旋回を与えるノズル構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】水中において、水中に設置したノズルか
ら高速でウォータージェットを吹き出すと、このウォー
タージェットには激しいキャビテーションが発生する。
このようなウォータージェットは、キャビテーションジ
ェット(CavitatingJet)と呼ばれる。気
相中における通常のウォータージェットであれば、ジェ
ットが衝突する際の最大衝撃圧力は、原理的にノズルに
おけるジェットの噴射圧力を超えることがない。したが
って、気相中のウォータージェットの威力を強めようと
すれば、高圧ポンプの吐出圧力を高めねばならず、エネ
ルギーコスト的なメリットは消滅する。これに対して水
中で高速のウオータージェットを吹き出すキャビテーシ
ョンジェットの場合には、ジェットの衝突圧力に加えて
気泡崩壊時に生じる衝撃圧を活用することができる。こ
の衝撃圧力は200MPa(およそ200kgf/cm2
を超えるものであって、ノズルにおけるウォータージェ
ットの噴射圧力の数倍にも達する。このキャビテーショ
ンの衝撃圧力とジェット水量の洗い流し作用で洗浄効果
が高まるため、キャビテーションジェットは、さまざま
な分野の洗浄に最適である。
【0003】通常の気相中ウォータージェットと比較し
た場合、キャビテーションジェット法の特徴は、上記し
たキャビテーションの衝撃圧利用のほかに以下の2点で
ある。 (1)キャビテーションジェットからは線香花火のよう
に四方八方に衝撃圧が放射されるので、洗浄対象物に直
角に衝突させなくてもキャビテーションジェットの側面
を用いることでも洗浄が可能である。 (2)上記(1)とも関係するが、洗浄対象物の側面や
背面までも洗浄が可能である。特に、細い円柱体などが
洗浄対象の場合、1方向からのジェット衝突によって円
柱体の全側面が洗浄になる。従ってさまざまな方向から
ジェットを当てるようなノズルやワーク(被洗浄物)の
複雑な動きの操作が不要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、図11に示すよ
うなキャビテーション促進型のノズル1を用いて、細い
円錐型のキャビテーションジェット3をノズルから吹き
出させ、洗浄に利用していた。図中、2は高圧水、4は
周囲水、5は噴出孔、6は高圧水供給流路、7はしぼり
部(径収縮部)である。しかし、このようなノズルで
は、キャビテーションジェット3の領域が狭く、局部的
な洗浄には適しているが、広い領域の洗浄や、比較的マ
イルドなキャビテーションが必要とされる場合には、そ
の適用に限界があった。例えば繊維質の洗浄などでは、
マイルドなキャビテーションが要求されるが、過度にパ
ワフルなキャビテーションでは母材を傷めてしまうし、
またエネルギーコスト的に不利になる場合がある。
【0005】一般にジェットを広げる手段として旋回法
があるが、通常の旋回式ノズルでは圧力損失が大きく、
ノズル内の減圧部でキャビテーションが生じると気泡が
ノズルを閉塞させたり、キャビテーションがノズルに損
傷を与えたりする。圧力損失が大きいということは、旋
回ノズルから吹き出すジェットの勢いが低下することで
あって、キャビテーションを促進するという観点からは
不利である。本発明の課題は、上記のような問題を解決
し、旋回をさせながら水中に広がるキャビテーションジ
ェットを作り出すためのノズル構造を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願で特許請求される発明は下記のとおりである (1)ノズル本体と、該ノズル本体の先端に設けられた
細孔形の噴出孔と、該ノズル本体内の噴出孔の上流側に
設けられた、前記噴出孔より径大の軸方向高圧水流路と
を有するキャビテーションジェットノズルであって、前
記噴出孔と軸方向高圧水流路の間に、旋回室および該旋
回室の内周接線方向に開口する接線方向高圧水流路とを
設けたことを特徴とするキャビテーションジェットノズ
ル。 (2)前記噴出孔と前記軸方向高圧水流路の間に勾配を
有する径収縮部を設け、該径収縮部と該軸方向高圧水流
路の間に前記旋回室を設けたことを特徴とする(1)記
載のキャビテーションジェットノズル。
【0007】(3)前記噴出孔の出口周囲に環状のくぼ
みを設け、該噴出孔を吹き出た旋回キャビテーションジ
ェットがノズル本体に直接接触しないようにしたことを
特徴とする(1)または(2)記載のキャビテーション
ジェットノズル。 (4)前記軸方向高圧水流路と旋回方向高圧水流路にそ
れぞれ供給する高圧水は、同じポンプから噴出した高圧
水を途中で分岐したものであることを特徴とする(1)
または(2)記載のキャビテーションジェットノズル。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
により詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示
すキャビテーションジェットノズルの軸方向断面図、図
2は図1のII-II 線から見た矢視方向の正面図である。
このノズルは、ノズル本体1と、該ノズル本体1の先端
に設けられた細孔形の噴出孔7と、該ノズル本体1内の
噴出孔7の上流方向に順次設けられた径収縮部(しぼり
部)6および旋回室5と、該旋回室5の内周接線方向に
開口する接線方向高圧水流路10と、該旋回室の上流方
向に同軸に設けられた軸方向高圧水流路4と、前記噴出
孔出口の周囲に設けられた環状のくぼみ8と、前記接線
方向および軸方向高圧水流路にそれぞれ高圧水を供給す
る手段(図示せず)とを有する。
【0009】上記ノズルは水中に沈められ、ノズル本体
1内の旋回室5には、まずその接線方向に開口する接線
方向高圧水流路9から同開口部10を通して高圧水が供
給される。一方、旋回室5の上流に同軸に設けられた高
圧水供給流路4を通じて高圧水3が旋回室5の中心軸上
から供給される。このノズルにおいては、旋回室5にお
いて軸方向高圧水3と旋回方向高圧水2が合流混合し、
先端の噴出孔7から水中へ噴射する。噴射する水中水噴
流は旋回成分と直進成分を有していて、両成分の相乗作
用によって激しいキャビテーションを伴いながら水中の
広い領域に広がっていく。その際、噴出孔7の出口に
は、噴出孔の周囲に凹形のくぼみ8が設けられているの
で、旋回して広がるキャビテーションジェットがノズル
本体1の表面に直接接触しないようにしてエロージョン
(壊食)の発生を防ぐ。本実施例では、できるだけ構造
を簡略化するために旋回室5において旋回方向高圧水は
1個所のみから供給されるようにしているが、複数の個
所から供給してもよい。また径収縮部6は、後述するよ
うに(図10)、噴出孔7の軸方向の長さを延長し、噴
出孔7の入口部分で縮流を生じるようにすれば、勾配を
有するしぼり部6は設けなくてもよい。また旋回室5
は、軸方向高圧水供給流路4を延長または兼用した形で
設けてもよい。
【0010】
【作用】ノズルの噴出孔7から吹き出すキャビテーショ
ンジェットは、中心が「中抜け」になった円錐形、すな
わちホローコン状になる。中心軸上にジェットがないた
め、通常のノズルからのキャビテーションジェット(図
11)に生じるような後述する「第1ピーク」(図6)
に相当する現象は生じない。したがって、本発明におけ
る旋回キャビテーションジェットには、その全域におい
て壊食性の強い領域は存在せず、洗浄に対しても母材の
健全性が確保される。また、ホローコン状に広がるため
周囲水との接触が多く、周囲水中から気泡核(Cavi
tation nuclei)がジェット中に供給され
てキャビテーションを促進する。また、この旋回キャビ
テーションジェットは、周囲水との間に剪断層を作り出
す面積も多いので、キャビテーションの界面に由来する
キャビテーションが発達する。以上のような作用によっ
て、発達したキャビテーションを伴う旋回水流が水中に
広がる。この水流を利用すれば、洗浄の効果を充分に高
めることができる。
【0011】図3は、本発明のキャビテーションジェッ
トノズルを水中洗浄に適用した場合の装置系統図であ
る。洗浄水310は高圧ポンプ306へ送られて、所定
の圧力(例えば700kgf/cm2 )まで加圧される。こ
の加圧された洗浄水は、高圧ホース307を通じて送給
され、途中で旋回用高圧水308と直進用高圧水309
とに分岐する。これらの高圧水は、水槽305内に設置
したノズル301の旋回室で混合しながら噴出孔から吹
き出し、旋回しながら大きく広がる旋回キャビテーショ
ン・ジェット302となる。この旋回キャビテーション
ジェット302は、被洗浄物303に衝突し汚れを除去
する。水槽305内の水(周囲水304)は汲み上げポ
ンプ311で汲み上げられ、フィルタ312で異物を除
去した後、再び洗浄水310となって循環使用される。
【0012】図4は、本発明のキャビテーションジェッ
トノズルにおいて生じる現象を模式的に描いた説明図で
ある。旋回キャビテーションジェット503は、ホロー
コン(Hollow cone、中抜けの円錐)状に広
がり旋回(α)する。断面で見ると、ジェット自体は薄
く周囲水502がジェット中に流入するのに伴い、周囲
水502中の気泡核(Cavitation nucl
ei)もジェット中に供給されるようになる。このジェ
ットにはパワフルな渦キャビテーション505が生成す
る。また、旋回キャビテーションジェット503の中心
には大規模循環渦506が生じて、キャビテーションが
旋回キャビテーションジェット503中に巻き込まれる
ので、ジェット全体が激しいキャビテーションで覆われ
るようになる。
【0013】図5は、本発明の実施例によるキャビテー
ションジェットノズル(図1〜3)と従来からある非旋
回ジェット(図11)において、各キャビテーションジ
ェットにおけるジェット幅方向衝撃圧分布を比較した図
である。
【0014】従来の非旋回ジェット(図11)では、図
5に示すように、壊食性が強く、母材に損傷の生じるお
それのある「第1ピーク」が現れるのに対し、本発明の
ノズルでは、このような「第1ピーク」は発現せず、緩
やかな丘陵形状のピークが現れ、このピークはむしろ図
11の非旋回ジェットで現れる第2ピークと似ている。
本発明のノズルにおけるこのようなピークは、エネルギ
ーが広い領域に分散するため、壊食性がないものの、非
旋回ジェット(図11)におけるピークに較べてノズル
に近く、ピークのレベルは高い(衝撃圧が大きい)とい
う特徴がある。壊食性がなく、また衝撃圧のレベルが高
いことは、旋回キャビテーションジェットが洗浄にとっ
て極めて好ましい特徴を有するということである。
【0015】本発明になるノズルでは、ジェットの貫通
力の確保とノズルにおける圧力損失を低減するために旋
回流と直進流を組合わせているが、図6は、本発明のノ
ズルにおいて旋回のみの場合と本発明実施例(図1〜
3)の場合における圧力損失を比較したものである。縦
軸における圧力損失△Pは、旋回のみの場合の圧力損失
△P* で割ることにより無次元化している。本発明のノ
ズルは、旋回のみの場合と比較して、△P/△P*
0.59であり、約4割の圧力損失低減の効果が実証さ
れた。
【0016】図7は、従来技術(図11)と本発明実施
例になる旋回キャビテーションジェットノズルにおい
て、洗浄に要する時間tを比較したものである。縦軸に
おける洗浄時間tは、従来技術(図11)における洗浄
時間t* で割ることにより無次元化した。従来技術にお
いてt/t* =1.0となる。これに対して、本発明実
施例ではt/t* =0.62であって、大幅な時間短縮
が実現した。これは本発明になるノズルにおける旋回キ
ャビテーションジェットの広がりと、高い衝撃圧力発生
の効果が反映されたものである。
【0017】洗浄時間が短ければ水洗の流量が少なくて
済むし、排水量も低減できる。図8は、水洗流量Qwを
従来技術(図11)における水洗流量Qw* と比較した
ものである。縦軸は無次元化した水洗流量Qw/Qw*
を示し、したがって、従来技術においてはQw/Qw*
=1.0となる。これに対して、本発明実施例ではQw
/Qw* =0.72となり、洗浄促進の効果によって3
割ほど水洗流量を減らせることがわかる。
【0018】図9は、従来技術(図11)と本発明実施
例(図1〜3)に対して、洗浄に適用する際のエネルギ
ーコストを比較したものである。縦軸におけるエネルギ
ーコストEは、従来技術(図11)におけるエネルギー
コストE* で割ることにより無次元化した。したがっ
て、従来技術においては、E/E* =1.0となる。こ
れに対して、本発明実施例ではE/E* =0.81であ
る。以上から、本発明になる旋回キャビテーションジェ
ットを洗浄へ適用したときにはエネルギーコストをおよ
そ2割低減できることが実証された。
【0019】図10は、本発明のノズルの他の実施例を
示すノズル軸方向断面図である。基本的には図1に示し
たノズルと同じであるが、噴出孔407の入口に収縮流
408が発生するように、噴出孔の軸方向の距離を長く
し、勾配を有するしぼり部をなくしたものである。本ノ
ズルでは、高圧水供給流路404が旋回室を兼ねる。こ
の縮流408を起点に、微細な気泡が気泡核(Cavi
tation nuclei)として旋回キャビテーシ
ョンジェット411の内部に流入する。したがって、こ
のような微細気泡は流入核(Inflow nucle
i)と呼ばれる。
【0020】旋回キャビテーションジェット411に流
入した気泡核は、このジェット411中において強い圧
力変動を受けて励起され、爆発的に成長して激しいキャ
ビテーションとなる。このようにしてキャビテーション
が促進されるため、洗浄に用いる場合には本発明になる
ノズルで作り出す旋回キャビテーションジェットの洗浄
能力が高まる。
【0021】
【発明の効果】請求項1ないし3記載の発明によれば下
記の効果が得られる。 (1)キャビテーションジェットが水中の広い領域に拡
大するため、広い面積の洗浄を短時間で効率よく実施で
きるようになる。また、エネルギーコストも低減する。 (2)上記(1)の効果によって洗浄に用いた排水量も
削減することが可能になる。 (3)エロージョンの原因となる衝撃圧分布の第1ピー
クが消滅する。したがって、洗浄対象物の健全性を維持
できるようになる。 (4)旋回流のみならず、直進流を並用するため、ノズ
ルにおける圧力損失が小さくなる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば,前記効果
に加えてノズル表面の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャビテーションジェットノズルの一
実施例を示す軸方向の断面図。
【図2】図1のII-II 線から見た矢視方向の正面図。
【図3】本発明のキャビテーションジェットノズルルを
用いた洗浄装置の系統図。
【図4】本発明のキャビテーションジェットノズルにお
ける旋回キャビテーション現象を模式的に説明する図。
【図5】本発明のキャビテーションジェットノズルの特
性を、従来技術と比較した説明図。
【図6】本発明のキャビテーションジェットノズルの特
性を、従来技術と比較した説明図。
【図7】本発明のキャビテーションジェットノズルの特
性を、従来技術と比較した説明図。
【図8】本発明のキャビテーションジェットノズルの特
性を、従来技術と比較した説明図。
【図9】本発明のキャビテーションジェットノズルの特
性を、従来技術と比較した説明図。
【図10】本発明の他の実施例を示すキャビテーション
ジェットノズルの軸方向断面図。
【図11】従来のノズルから吹き出すキャビテーション
ジェットを模式的に描いた説明図。
【符号の説明】
1…ノズル、2…旋回方向高圧水、3…軸方向高圧水、
4…軸方向高圧水供給流路、5…旋回室、6…径収縮部
(しぼり部)、7…噴出孔、8…くぼみ、9…接線方向
高圧水流路、10…接線方向流路開口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 展博 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号 東北大学 流体科学研究所 (72)発明者 佐藤 一教 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 溝口 忠昭 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 Fターム(参考) 3B201 AB01 BB22 BB36 BB43 BB62 BB72 BB75 BB90 BB98 4F033 AA04 BA04 CA01 DA01 EA01 KA03 NA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル本体と、該ノズル本体の先端に設
    けられた細孔形の噴出孔と、該ノズル本体内の噴出孔の
    上流側に設けられた、前記噴出孔より径大の軸方向高圧
    水流路とを有するキャビテーションジェットノズルであ
    って、前記噴出孔と軸方向高圧水流路の間に、旋回室お
    よび該旋回室の内周接線方向に開口する接線方向高圧水
    流路とを設けたことを特徴とするキャビテーションジェ
    ットノズル。
  2. 【請求項2】 前記噴出孔と前記軸方向高圧水流路の間
    に勾配を有する径収縮部を設け、該径収縮部と該軸方向
    高圧水流路の間に前記旋回室を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のキャビテーションジェットノズル。
  3. 【請求項3】 前記噴出孔の出口周囲に環状のくぼみを
    設け、該噴出孔を吹き出た旋回キャビテーションジェッ
    トがノズル本体に直接接触しないようにしたことを特徴
    とする請求項1または2記載のキャビテーションジェッ
    トノズル。
  4. 【請求項4】 前記軸方向高圧水流路と旋回方向高圧水
    流路にそれぞれ供給する高圧水は、同じポンプから噴出
    した高圧水を途中で分岐したものであることを特徴とす
    る請求項1または2記載のキャビテーションジェットノ
    ズル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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