JP2002101553A - 電源監視装置及びこれを用いた電源監視システム - Google Patents

電源監視装置及びこれを用いた電源監視システム

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JP2002101553A
JP2002101553A JP2000291562A JP2000291562A JP2002101553A JP 2002101553 A JP2002101553 A JP 2002101553A JP 2000291562 A JP2000291562 A JP 2000291562A JP 2000291562 A JP2000291562 A JP 2000291562A JP 2002101553 A JP2002101553 A JP 2002101553A
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power
power consumption
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specific electric
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JP2000291562A
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Seiya Kato
誠也 加藤
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Casio Computer Co Ltd
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源ラインにおける消費電力の管理を簡単に
行えるようにする。 【解決手段】 プリンタ4、パソコン5〜8等の電気機
器と電源ライン101,102との間に設けられる電源
監視装置3である。電源監視装置3に、電源ライン10
1,102の許容電力、それに接続されている電気機器
の定格消費電力を記憶する記憶手段、他の電源監視装置
3との通信を可能にする通信手段を設ける。動作時に
は、他の電源監視装置3が測定した各々の電気機器の実
際の消費電力等の情報を送受信した後、受信情報に基づ
き、自己と同一の電源ライン101,102に接続され
ている電気機器の消費電力を集計し、対応する電源ライ
ン101,102の負荷状態を確認する。次に、自己に
接続されている電気機器を稼動させるだけの余裕がある
か否かを判断し、その結果を使用者に報知する。余裕が
なければ、電気機器への給電経路を遮断し、ブレーカに
よる電源経路の強制遮断を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源監視装置及び
これを用いた電源監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭、オフィスでの消費電力の管
理は、配電盤や分電盤にブレーカ(電流制限器)を設け
ておき、許容量以上の電力を消費しようとした場合、す
なわちブレーカに接続され使用されている電気機器の合
計消費電力が電源ライン(本実施の形態においてはブレ
ーカによって遮断される回路を意味する。)の許容量を
オーバーした場合には、ブレーカによって電源ラインを
遮断し安全を確保している。したがって、ブレーカに設
定されている許容量を超えて電気機器を動作させた場合
には、ブレーカの動作により稼働中の電気機器の全てが
瞬時に動作を停止することとなる。このため、同じ電源
ラインから複数の電気機器の電源をとる場合には、事前
に、それら全ての機器の合計消費電力を加算することに
よって、電気機器を使用する際その電源ラインの許容量
をオーバーするかどうかを確認することが必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような合計消費電力の計算は煩雑であり、また同じ電源
ラインに接続されている電気機器は、その全てが稼働し
ているとは限らない。このため、任意の電気機器を使用
するとき、いちいち合計消費電力を計算するような煩雑
な作業は行われていないのが実状であり、電気機器に電
源を投入したことによりブレーカによって電源ラインが
遮断されてしまい、これに伴い稼働中の機器が故障した
り、特にオフィス等のパーソナルコンピュータにあって
は、最悪の場合にはデータが破壊されたりする危険性が
依然として存在しているという問題があった。
【0004】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、電源ラインにおける消費電力を簡単に
管理することができる電源監視装置及びこれを用いた電
源監視システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の電源監視装置にあっては、予め設定され
た、自己が監視する特定の電気機器の定格消費電力、及
びその特定の電気機器が接続されている電源ラインの許
容電力を記憶する記憶手段と、前記特定の電気機器の稼
働中の消費電力を測定する測定手段と、前記電源ライン
に接続されている稼働中の他の電気機器における消費電
力の測定値を他の装置から受信する受信手段と、この受
信手段により受信した測定値を集計する集計手段と、こ
の集計手段により集計結果と前記記憶手段に記憶されて
いる定格消費電力及び許容電力とに基づき前記特定の電
気機器の使用の可否を判断し、前記特定の電気機器の使
用が不可であると判断したとき、前記特定の電気機器の
使用を制限する管理動作を実行する管理手段とを備えた
ものとした。
【0006】かかる構成においては、特定の電気機器が
接続されている電源ラインの許容量に、特定の電気機器
を使用するだけの余裕がないとき、その使用の制限が可
能となる。
【0007】また、請求項2の発明にあっては、前記管
理手段は、前記特定の電気機器の使用が不可であると判
断したとき、その旨を報知するものとした。かかる構成
においては、特定の電気機器を使用するだけの余裕がな
いときには、それが報知されることにより、その使用の
制限が可能となる。
【0008】また、請求項3の発明にあっては、前記特
定の電気機器と電源ラインとの接続を断続する開閉手段
をさらに備え、前記管理手段は、前記特定の電気機器の
使用が不可であると判断したとき、前記開閉手段により
電気機器と電源ラインとの接続を切断するものとした。
かかる構成においては、特定の電気機器を使用するだけ
の余裕がないときには、電源の投入が禁止されることに
より、その使用の制限が可能となる。
【0009】また、請求項4の発明にあっては、前記記
憶手段に記憶された電気機器の定格消費電力を、前記測
定手段により測定された消費電力の最大値に更新する更
新手段を備えたものとした。かかる構成においては、特
定の電気機器の定格消費電力に誤った値が設定された場
合であっても、それが自動的に是正される。
【0010】また、請求項5の発明にあっては、前記測
定手段により測定された消費電力を、前記特定の電気機
器の定格消費電力として前記記憶手段に記憶させる設定
手段を備えたものとした。かかる構成においては、特定
の電気機器の定格消費電力を事前に設定する作業が不要
となる。
【0011】また、請求項6の発明にあっては、前記受
信手段は、前記他の電源監視装置から前記電源ラインの
許容電力の値を受信し、前記記憶手段は、前記受信手段
により受信された許容電力の値を記憶するものとした。
かかる構成においては、特定の電気機器が接続される電
源ラインの許容電力を設定する作業が不要となる。
【0012】また、請求項7の発明にあっては、前記特
定の電気機器を複数の電源ラインに切り換え接続する切
換手段をさらに備え、前記記憶手段は、前記複数の電源
ラインのそれぞれ許容電力を記憶し、前記受信手段は、
前記複数の電源ラインに接続されている稼働中の他の電
気機器における消費電力の測定値を他の装置から受信
し、前記集計手段は、前記受信手段により受信した測定
値を前記複数の電源ライン毎にグループ分けして集計
し、前記管理手段は、前記集計手段によるグループ毎の
集計結果と、このグループ毎の集計結果に対応する前記
記憶手段に記憶されている各々の許容電力とに基づき前
記複数の電源ラインの各々の使用可能な電力を演算する
とともに、前記管理動作に加え、前記切換手段を制御
し、前記特定の電気機器の接続先を使用可能な電力が最
も多い電源ラインに切り換えるものとした。かかる構成
においては、特定の電気機器は、常に許容量に余裕のあ
る電源ラインに接続される。
【0013】また、請求項8の発明にあっては、自己が
監視する特定の電気機器を複数の電源ラインに切り換え
接続する切換手段と、予め設定された、前記特定の電気
機器の定格消費電力、及び前記複数の電源ラインのそれ
ぞれ許容電力を記憶する記憶手段と、前記特定の電気機
器の稼働中の消費電力を測定する測定手段と、前記複数
の電源ラインに接続されている稼働中の他の電気機器に
おける消費電力の測定値を他の装置から受信する受信手
段と、この受信手段により受信した測定値を前記複数の
電源ライン毎にグループ分けして集計する集計手段と、
この集計手段によるグループ毎の集計結果と、このグル
ープ毎の集計結果に対応する前記記憶手段に記憶されて
いる各々の許容電力とに基づき前記複数の電源ラインの
各々の使用可能な電力を演算する演算手段と、前記切換
手段の動作を制御し、前記特定の電気機器の接続先を前
記演算手段により演算された使用可能な電力が最も多い
電源ラインに切り換える管理手段とを備えたものとし
た。
【0014】かかる構成においては、特定の電気機器
は、常に許容量に余裕のある電源ラインに接続される。
【0015】また、請求項9の発明にあっては、前記測
定手段により測定された消費電力の値を前記他の装置に
送信する送信手段を備えたものとした。かかる構成にお
いては、本発明の電源監視装置を前述した他の装置とし
て使用することができ、複数台を使用することにより、
電源ラインの消費電力を効率的に管理することができ
る。
【0016】また、請求項10の発明にあっては、請求
項1乃至9いずれか記載の電源監視装置を複数備えたも
のとした。かかる構成においても、前述したものと同様
の作用が得られる。
【0017】また、請求項11の発明にあっては、各々
が特定の電気機器に割り当てられている複数の端末監視
装置と、これらの複数の端末監視装置と通信によって接
続された電源監視装置とからなり、前記複数の端末監視
装置は、自己が割り当てられている電気機器の稼働中の
消費電力を測定する測定手段と、この測定手段による測
定値を前記監視装置へ送信する送信手段とをそれぞれ備
え、前記電源監視装置は、前記複数の端末監視装置の各
送信手段から送信された前記測定値を受信する受信手段
と、この受信手段により受信された稼働中の電気機器の
消費電力の測定値を集計する集計手段と、この集計手段
による集計結果を出力する出力手段とを備えものとし
た。かかる構成においては、1又は複数の電源ラインの
消費電力を容易にしかも一か所で管理することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。
【0019】(第1の実施の形態)
【0020】図1は、本発明の第1の実施の形態にかか
る電源監視システムの構成図である。すなわち、この構
成図は、オフィス内における機器の配電状態を示したも
のであって、オフィス内には、ビル内の分岐幹線から分
岐するとともに第1のブレーカ1が設けられた第1の電
源ライン101、第2のブレーカ2が設けられた第2の
電源ライン102とが確保されている。第1の電源ライ
ン101にはプリンタ4、第1〜第4のパソコン5〜8
の各々が本発明に係る電源監視装置3を介してそれぞれ
接続されている。同様に、第2の電源ライン102には
ファクシミリ9、テレビ10、第5〜第7のパソコン1
1〜13の各々が電源監視装置3を介してそれぞれ接続
されている。
【0021】前記電源監視装置3は、第1及び第2の電
源ライン101,102の消費電力を管理するための装
置であって、図2に示すように、CPU31、メモリ3
2、入力装置33、表示装置34、電力計35、給電ス
イッチ36、通信装置37によって構成されている。C
PU31は、電源監視装置3の動作を制御し、本発明の
集計手段、管理手段として機能するものであって、実際
には、その動作プログラムが記憶されたROMや作業用
のRAMが共に内蔵された、いわゆるワンチップマイコ
ンである。メモリ32は、後述する設定作業時に入力又
は取得されたデータを記憶する本発明の記憶手段であ
る。
【0022】メモリ32には、図3に示すように、電源
番号32a、許容電力32b、定格消費電力32cとい
ったデータが記憶されている。電源番号32aは、前記
電力計35に接続された電源ライン(第1又は第2の電
源ライン101,102)の識別に用いられる識別情報
であり、許容電力32bは電源番号32aに特定される
電源ラインの許容電力、すなわち第1又は第2のブレー
カ1,2の許容電力であり、定格消費電力32cは、自
己に接続された(自己が監視する)各電気機器の定格消
費電力の値である。
【0023】入力装置33は、メモリ32に記憶させる
上記各データを入力するための装置であってテンキー等
の簡単な入力キーを有している。表示装置34は、電源
監視装置3の動作時に、使用者に対して各種の情報を提
供するための表示手段であって、例えば小型液晶表示器
や複数のLED等の簡易な表示素子を有している。電力
計35は、自己に接続された各電気機器の消費電力を周
知の方法により測定し、その測定結果をCPU31へ送
る本発明の測定手段であって、第1及び第2の電源ライ
ン101,102に供給された電力は電力計35、及び
給電スイッチ36を介して各電気機器へ供給されるよう
構成されている。給電スイッチ36は、CPU31に制
御され各電気機器への給電をオン・オフする本発明の開
閉手段である。
【0024】通信装置37は、他の電源監視装置3との
間で、メモリ32に記録されている電源no、及び電力
計35により測定した消費電力のデータを、所定の通信
プロトコルにより送受信する本発明の受信手段及び送信
手段であって、本実施の形態ではBluetoothに
よる無線通信装置である。なお、通信装置37は、前記
データの通信を無線によらず有線によって行うものとす
ることもできる。
【0025】図4は、電源監視装置3の使用に先立って
使用者が事前設定を行うときにおける電源監視装置3の
動作を示すフローチャートである。
【0026】事前設定においては、まず使用者によって
電源監視装置3が接続されている電源ラインを示す電源
番号(ここでは、第1の電源ライン101を示す「1」
等)と、その許容電力32bとを入力させ、入力データ
をメモリ32に記憶する(ステップSA1)。次に、自
己を介して第1及び第2の電源ライン101,102に
接続されている電気機器の定格消費電力の設定を自動で
行うか手動で行うかを選択させ(ステップSA2)、こ
こで、入力による設定が選択された場合には、使用者に
よる入力待ちを行うとともに(ステップSA3でN
O)、入力された定格消費電力をメモリ32に記憶し
(ステップSA5)、設定を終了する。
【0027】また、定格消費電力の自動設定が選択され
た場合には(ステップSA2でYES)、給電スイッチ
36をオン状態として電力計35により実際の消費電力
を測定し(ステップSA4)、その測定結果を定格消費
電力としてメモリ32に記憶し(ステップSA5)、設
定を終了する。なお、かかる自動設定を行わせる場合に
は、使用者は事前に対応する電気機器の電源投入を行い
その電気機器を稼動状態としておく必要がある。
【0028】ただし、かかる自動設定によれば、使用者
は煩雑な入力操作を最小限とすることができるととも
に、定格消費電力として誤った値を入力してしまうこと
がなく、都合がよい。
【0029】図5は、使用者によって事前設定が行われ
た後、電源監視装置3のCPU31が実行する監視処理
動作を示すフローチャートである。以下、かかる監視処
動作の内容を、図1における第3のパソコン7が接続さ
れている電源監視装置3を例に説明する。
【0030】すなわちCPU31は、前述した事前設定
の終了後に動作を開始し、まず電力計35により第3の
パソコン7の消費電力を測定するとともに、測定結果を
前記RAM等に一時的に記憶した後(ステップSB
1)、他のいずれかの電源監視装置3から測定値の要求
があるか否かを判別する(ステップSB2)。要求があ
れば、メモリ32に記憶されている電源番号(「1」
等)と測定値とを要求元の電源監視装置3に送信し(ス
テップSB3)、要求がなければそのままステップSB
4へ進み、ステップSB1の測定結果に基づき第3のパ
ソコン7が稼働中か否かを判別する。ここで、第3のパ
ソコン7が稼働していなければ(ステップSB4でN
O)、他の全ての電源監視装置3から、各々が監視して
いる他の電気機器の消費電力の測定値を電源番号と共に
受信する(ステップSB5)。
【0031】次に、受信したデータのうち設定されてい
る電源番号32aと同じ電源番号の測定値、ここではプ
リンタ4、第1,第2,第4のパソコン5,6,8の消
費電力を集計し(ステップSB6)、その集計結果に、
メモリ32に記憶されている定格消費電力32cを加算
する(ステップSB7)。その加算結果が、メモリ32
に記憶されている第1の電源ライン101の許容電力を
超えているか否かを判別し(ステップSB8)、超えて
いる場合には、前記表示装置34により「使用不可」を
表す警告表示を行うとともに、給電スイッチ36をオフ
状態に制御し(ステップSB9)、超えている場合に
は、表示装置34により「使用可能」を表す表示を行う
とともに、給電スイッチ36をオン状態に制御する(ス
テップSB10)。
【0032】したがって、表示装置34の表示内容によ
って、第1の電源ライン101に加わっている負荷に第
3のパソコン7を使用するだけの余裕があるか否かを使
用者に知らせることができ、負荷に余裕がない状態での
第3のパソコン7の使用を制限することができる。これ
により、第1の電源ライン101における消費電力量を
簡単に管理することができる。しかも、負荷に余裕がな
い状態にもかかわらず、使用者が誤って第3のパソコン
7の電源投入操作を行った場合における第3のパソコン
7の稼働をも防止することができる。なお、本発明の電
源監視装置にあっては、給電スイッチ36は必ずしも必
要ではなく、それを省いた構成であっても構わない。
【0033】一方、第1の電源ライン101の負荷に余
裕があって、第3のパソコン7が電源を投入され稼動す
ることによって、ステップSB4の判別結果がYESに
なると、ステップSB1で測定した消費電力が、メモリ
32に記憶されている定格消費電力32cの値を超えて
いるか否かを判別する(ステップSB11)。そして、
測定した消費電力が定格消費電力32c以下であれば、
そのままステップSB1へ戻り、逆に定格消費電力32
cの値を超えている場合には、メモリ32に記憶されて
いる定格消費電力32cの値を測定された消費電力の値
に更新した後(ステップSB12)、前述した処理を繰
り返す。
【0034】したがって、前述した事前設定時に定格消
費電力の設定作業が手動によって行われ、それに誤りあ
った場合であっても、それを自動的に是正することによ
り確実な動作が確保できる。また、電気機器の実際の消
費電力が、その製品の定格消費電力よりも大きな場合で
あっても、それに対応することができる。
【0035】なお、本実施の形態においては、同一の機
能を有する複数の電源監視装置3を用いた電源監視シス
テムについて示したが、例えば第3のパソコン7が接続
された電源監視装置3のみを本発明の電源監視装置とし
て機能するシステムとしてもよい。その場合、図示に示
したその他の電源監視装置3は、図2に示した入力装置
33、表示装置34、給電スイッチ36を備えることな
く、単に測定した消費電力の値を送信する機能だけを有
する装置に代えることができ、かつ第3のパソコン7が
接続された電源監視装置3にあっては、電力計35によ
る消費電力の測定値を送信する動作を省くことができ
る。
【0036】また、本実施の形態における各パソコン5
〜8,11〜13は本発明における特定の電気機器であ
り、同一の電源監視装置3(給電スイッチ36)に接続
された複数の電気機器の全て、つまりパソコン本体とモ
ニタとを合わせたものが特定の電気機器に該当する。し
たがって、例えばいずれかの電源監視装置3(給電スイ
ッチ36)に電源タップが接続され、さらに電源タップ
に複数台のパソコンが接続されている場合には、複数台
のパソコンが1組で本発明の特定の電気機器となる。
【0037】(第2の実施の形態)
【0038】図6は、本発明の第2の実施の形態にかか
る電源監視システムの構成図である。以下、図1に示し
たものと同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0039】すなわち、本実施の形態においては、プリ
ンタ4、第1〜第4のパソコン5〜8、ファクシミリ
9、テレビ10、第5〜第7のパソコン11〜13の各
々が、本発明に係る電源監視装置41を介して、第1の
電源ライン101と第2の電源ライン102の双方に接
続されている。なお、図6では、便宜上第3のパソコン
7以外の電気機器が第1又は第2の電源ライン101,
102のいずれか一方側に接続された構成を示してあ
る。
【0040】前記電源監視装置41は、第1及び第2の
電源ライン101,102の消費電力を管理するための
装置であって、図7に示すように、CPU31、メモリ
32、入力装置33、表示装置34、電力計35、切換
スイッチ42、通信装置37によって構成されている。
切換スイッチ42は第1及び第2の電源ライン101,
102の双方と接続され、切換スイッチ42の出力側が
電力計35に接続されるとともに、電力計35の出力側
に前述した各電気機器が接続されている。切換スイッチ
42は本発明の切換手段、開閉手段であって、CPU3
1の制御に伴い動作し、各電気機器を第1又は第2の電
源ライン101,102のいずれか一方側に接続した
り、或いは各電気機器への給電を遮断したりする。
【0041】また、本実施の形態において、メモリ32
は、後述する設定作業時に入力又は取得されたデータを
記憶する本発明の記憶手段である。メモリ32には、図
8に示すように、互いに対をなす電源番号32a及び許
容電力32bと、定格消費電力32cが記憶されてい
る。電源番号32aは、切換スイッチ42が接続される
第1又は第2の電源ライン101,102等の複数の電
源ラインを識別するための識別情報、例えば「1」、
「2」といった番号であり、許容電力32bは、それと
対応する各電源ラインの許容電力の値であって、電源番
号32aと許容電力32bとは、切換スイッチ42が接
続されている電源ライン数に応じた数だけ記憶されてい
る(本実施の形態では2組)。また、定格消費電力32
cは、第1の実施の形態と同様に、自己が監視する各電
気機器の定格消費電力の値である。
【0042】そして、本実施の形態における電源監視装
置41においても、その使用に先立って使用者に事前設
定を行わせることによって、前記メモリ32に前述した
各データが記憶される。なお、その場合の動作について
は、第1の実施の形態で図4に示したものと同様であ
る。
【0043】図9は、使用者によって事前設定が行われ
た後、前記電源監視装置41のCPU31が実行する監
視処理動作を示すフローチャートである。以下、かかる
監視処動作の内容を、図1における第3のパソコン7が
接続されている電源監視装置41を例に説明する。
【0044】すなわちCPU31は、前述した事前設定
の終了後に動作を開始し、まず電力計35により第3の
パソコン7の消費電力を測定するとともに、測定結果を
前記RAM等に一時的に記憶した後(ステップSC
1)、他のいずれかの電源監視装置3から測定値の要求
があるか否かを判別する(ステップSC2)。要求があ
れ、その時点で選択されている電源ラインの電源番号
(「1」又は「2」)又は電源が断たれた状態を示す電
源番号(例えば「0」)と測定値とを要求元の電源監視
装置3に送信する(ステップSC3)。また、要求がな
ければそのままステップSC4へ進み、ステップSC1
の測定結果に基づき第3のパソコン7が稼働中か否かを
判別する。ここで、第3のパソコン7が稼働していなけ
れば(ステップSC4でNO)、他の全ての電源監視装
置41から、各々が監視している他の電気機器の消費電
力の測定値を、それが接続されている電源番号と共に受
信する(ステップSC5)。
【0045】次に、受信したデータに基づき、電源番号
のグループ毎に測定値を集計した後(ステップSC
6)、切換スイッチ42を制御することにより、集計し
た測定値つまり負荷が最も軽い電源番号の電源ラインに
第3のパソコン7の接続先を切り換える(ステップSC
7)。引き続き、負荷が最も軽い電源番号の合計消費電
力に、メモリ32に記憶されている定格消費電力32c
を加算し(ステップSC8)、その加算結果が、メモリ
32に記憶されている第1の電源ライン101の許容電
力を超えているか否かを判別する(ステップSC9)。
ここで、許容電力を超えている場合には、前記表示装置
34により「使用不可」を表す警告表示を行うととも
に、切換スイッチ42をオフ状態に制御して第3のパソ
コン7と第1又は第2の電源ライン101,102との
接続を切断し(ステップSC10)、超えていない場合
には、表示装置34により「使用可能」を表す表示を行
う(ステップSC11)。
【0046】したがって、表示装置34の表示内容によ
って、第1又は第2の電源ライン101,102に加わ
っている負荷に第3のパソコン7を使用するだけの余裕
があるか否かを使用者に知らせることができ、負荷に余
裕がない状態での第3のパソコン7の使用を制限するこ
とができる。また、第1及び第2の電源ライン101,
102のいずれにも余裕がない状態にもかかわらず、使
用者が誤って第3のパソコン7の電源投入操作を行った
場合における第3のパソコン7の稼働をも防止すること
ができる。
【0047】これに加え、第3のパソコン7は常に許容
量の余裕が多い方の電源ラインに接続されることとな
り、同一の電源ラインに接続されている他の電気機器の
負荷が異常に上昇する不測の事態が発生した場合であっ
ても、電源ラインが遮断される危険性を低下させること
ができる。また、第1及び第2の電源ライン101,1
02を効率的に使用することができる。
【0048】一方、第1又は第2の電源ライン101,
102の負荷に余裕があって、第3のパソコン7が電源
を投入され稼動することによって、ステップSC4の判
別結果がYESになると、ステップSC1で測定した消
費電力が、メモリ32に記憶されている定格消費電力3
2cの値を超えているか否かを判別する(ステップSC
12)。そして、測定した消費電力が定格消費電力32
c以下であれば、そのままステップSC1へ戻り、逆に
定格消費電力32cの値を超えている場合には、メモリ
32に記憶されている定格消費電力32cの値を測定さ
れた消費電力の値に更新した後(ステップSC13)、
前述した処理を繰り返す。
【0049】したがって、第1の実施の形態と同様、前
述した事前設定時に定格消費電力の設定作業が手動によ
って行われ、それに誤りあった場合であっても、それを
自動的に是正することにより確実な動作が確保できる。
また、電気機器の実際の消費電力が、その製品の定格消
費電力よりも大きな場合であっても、それに対応するこ
とができる。
【0050】なお、本実施の形態においては、同一の機
能を有する複数の電源監視装置41を用いた電源監視シ
ステムについて示したが、例えば第3のパソコン7が接
続された電源監視装置41以外のものを第1の実施の形
態で説明した電源監視装置3や、第1の実施の形態で言
及した、単に測定した消費電力の値を送信する機能だけ
を有する装置に代えることができる。
【0051】(第3の実施の形態)
【0052】図10は、本発明の第3の実施の形態にか
かる電源監視システムの構成図である。以下、図1に示
したものと同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0053】本実施の形態は、第1の実施の形態で示し
た電源監視システムに、各々の電源監視装置3と通信可
能で管理用電源監視装置51が付加されたシステムであ
って、本実施の形態では各々の電源監視装置3が本発明
の端末監視装置として用いられている。管理用電源監視
装置51は、各々が電源監視装置3を構成するものと同
様の機能を有するCPU31、メモリ32、入力装置3
3、表示装置34、通信装置37によって構成されてい
る。ただし、表示装置34についてはCRTやLCD等
を有するものであるとともに本発明の出力手段として機
能する。また、CPU31は決められたプログラムに基
づき動作することにより本発明の集計手段として機能す
るとともに、管理用電源監視装置51は、CPU31の
制御に基づき、以下のように動作するようになってい
る。
【0054】すなわち、管理用電源監視装置51は、定
期的に各々の電源監視装置3と通信し、各電源監視装置
3から、各々に設定されている電源番号と、各々が監視
しているプリンタ4、第1〜第4のパソコン5〜8、フ
ァクシミリ9、テレビ10、第5〜第7のパソコン11
〜13といった電気機器の消費電力の測定値を受信す
る。しかる後、受信した各測定値を電源番号のグループ
毎に集計し、その集計結果を表示装置34に画面出力す
る。
【0055】したがって、本実施の形態の電源監視シス
テムにおいては、第1及び第2の電源ライン101,1
02の消費電力を容易に、しかも一か所で管理すること
ができる。
【0056】なお、定期的に各々の電源監視装置3と通
信する際に、電源監視装置3から、それを識別するため
の端末IDを受信するようにしておき、前述した集計結
果を表示装置34に画面出力する際には、電源監視装置
3毎、つまり前述した電気機器毎の消費電力を画面出力
する構成としてもよい。その場合には、第1及び第2の
電源ライン101,102の消費電力を細かく管理する
ことができる。
【0057】また、本実施の形態では、本発明の端末監
視装置として第1の実施の形態に示した電源監視装置3
を用いたものを示したが、これ以外にも、自己に割り当
てられている電気機器の消費電力を測定するとともに、
その測定値結果を送信する機能を有するものであればよ
く、第2の実施の形態で説明した電源監視装置41等の
他の装置を端末監視装置として使用することができる。
【0058】さらに、管理用電源監視装置51と同様の
動作を、図10における複数の電源監視装置3のいずれ
か1つに行わせたり、又は第2の実施の形態に示した他
の電源監視装置41に行わせたりすれば、管理用電源監
視装置51を別途設けることなく、第1及び第2の電源
ライン101,102の消費電力を容易に、しかも一か
所で管理することができる。無論、その場合には、管理
用電源監視装置51に代わる電源監視装置3,41を構
成する表示装置34には、CRTやLCD等を有するも
のを採用する必要がある。
【0059】また、以上の実施の形態においては、電源
監視装置3,41を、それらが管理する電気機器とは別
体に構成したものについのみ示したが、電源監視装置
3,41は、前記電気機器に内蔵された構成であっても
よい。その場合には、前述した事前設定における定格消
費電力の入力作業、自動による設定作業を不要にするこ
とができ、都合がよい。また、前述した電源監視装置
3,41を動作させる電源については、前記電気機器と
同様に第1,第2の電源ライン101,102から供給
する構成としたり、他の電源から供給する構成としても
よい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電源監視装
置においては、特定の電気機器が接続されている電源ラ
インの許容量に、特定の電気機器を使用するだけの余裕
がないときには、その旨を報知したり、電源の投入を禁
止することによって、特定の電気機器の使用の制限が可
能となるようにした。よって、電源ラインにおける消費
電力を簡単に管理することが可能となる。
【0061】また、特定の電気機器の定格消費電力に誤
った値が設定された場合であっても、それが自動的に是
正されるようにしたことから、確実な動作が確保でき
る。また、特定の電気機器の定格消費電力や電源ライン
の許容電力を事前に設定する作業が不要となるようにし
たことから、使い勝手が向上する。また、複数台を使用
することにより、電源ラインの消費電力を効率的に管理
することができる。
【0062】また、特定の電気機器が常に許容量に余裕
のある電源ラインに接続されるようにしたものにあって
は、同一の電源ラインに接続されている他の電気機器の
負荷が異常に上昇する不測の事態が発生したとき電源ラ
インが遮断されるといった危険性を低下させることがで
きる消費電力の管理を簡単に行うことができる。また、
複数台を使用することにより、電源ラインの消費電力を
効率的に管理することができる。
【0063】また、本発明の電源監視システムにおいて
も、上記の同様の効果が得られる。また、他の電源監視
システムによれば、1又は複数の電源ラインの消費電力
を容易にしかも一か所で管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す電源監視シス
テムの構成図である。
【図2】同実施の形態における電源監視装置のブロック
図である。
【図3】メモリに記憶される設定データを示す図であ
る。
【図4】同電源監視装置における事前設定時の動作を示
すフローチャートである。
【図5】同電源監視装置における監視処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す電源監視シス
テムの構成図である。
【図7】同実施の形態における電源監視装置のブロック
図である。
【図8】メモリに記憶される設定データを示す図であ
る。
【図9】同電源監視装置における監視処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示す電源監視シ
ステムの構成図である。
【図11】同実施の形態における管理用電源監視装置の
ブロック図である。
【符号の説明】
3 電源監視装置 31 CPU 32 メモリ 33 入力装置 34 表示装置 35 電力計 36 給電スイッチ 37 通信装置 41 電源監視装置 42 切換スイッチ 51 管理用電源監視装置 101 第1の電源ライン 102 第2の電源ライン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された、自己が監視する特定の
    電気機器の定格消費電力、及びその特定の電気機器が接
    続されている電源ラインの許容電力を記憶する記憶手段
    と、 前記特定の電気機器の稼働中の消費電力を測定する測定
    手段と、 前記電源ラインに接続されている稼働中の他の電気機器
    における消費電力の測定値を他の装置から受信する受信
    手段と、 この受信手段により受信した測定値を集計する集計手段
    と、 この集計手段により集計結果と前記記憶手段に記憶され
    ている定格消費電力及び許容電力とに基づき前記特定の
    電気機器の使用の可否を判断し、前記特定の電気機器の
    使用が不可であると判断したとき、前記特定の電気機器
    の使用を制限する管理動作を実行する管理手段とを備え
    たことを特徴とする電源監視装置。
  2. 【請求項2】 前記管理手段は、前記特定の電気機器の
    使用が不可であると判断したとき、その旨を報知するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電源監視装置。
  3. 【請求項3】 前記特定の電気機器と電源ラインとの接
    続を断続する開閉手段をさらに備え、前記管理手段は、
    前記特定の電気機器の使用が不可であると判断したと
    き、前記開閉手段により電気機器と電源ラインとの接続
    を切断することを特徴とする請求項1又は2記載の電源
    監視装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶された電気機器の定
    格消費電力を、前記測定手段により測定された消費電力
    の最大値に更新する更新手段を備えたことを特徴とする
    請求項1,2又は3記載の電源監視装置。
  5. 【請求項5】 前記測定手段により測定された消費電力
    を、前記特定の電気機器の定格消費電力として前記記憶
    手段に記憶させる設定手段を備えたことを特徴とする
    1,2又は3記載の電源監視装置。
  6. 【請求項6】 前記受信手段は、前記他の電源監視装置
    から前記電源ラインの許容電力の値を受信し、前記記憶
    手段は、前記受信手段により受信された許容電力の値を
    記憶することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載
    の電源監視装置。
  7. 【請求項7】 前記特定の電気機器を複数の電源ライン
    に切り換え接続する切換手段をさらに備え、前記記憶手
    段は、前記複数の電源ラインのそれぞれ許容電力を記憶
    し、前記受信手段は、前記複数の電源ラインに接続され
    ている稼働中の他の電気機器における消費電力の測定値
    を他の装置から受信し、前記集計手段は、前記受信手段
    により受信した測定値を前記複数の電源ライン毎にグル
    ープ分けして集計し、前記管理手段は、前記集計手段に
    よるグループ毎の集計結果と、このグループ毎の集計結
    果に対応する前記記憶手段に記憶されている各々の許容
    電力とに基づき前記複数の電源ラインの各々の使用可能
    な電力を演算するとともに、前記管理動作に加え、前記
    切換手段を制御し、前記特定の電気機器の接続先を使用
    可能な電力が最も多い電源ラインに切り換えることを特
    徴とする請求項1乃至6いずれか記載の電源監視装置。
  8. 【請求項8】 自己が監視する特定の電気機器を複数の
    電源ラインに切り換え接続する切換手段と、 予め設定された、前記特定の電気機器の定格消費電力、
    及び前記複数の電源ラインのそれぞれ許容電力を記憶す
    る記憶手段と、 前記特定の電気機器の稼働中の消費電力を測定する測定
    手段と、 前記複数の電源ラインに接続されている稼働中の他の電
    気機器における消費電力の測定値を他の装置から受信す
    る受信手段と、 この受信手段により受信した測定値を前記複数の電源ラ
    イン毎にグループ分けして集計する集計手段と、 この集計手段によるグループ毎の集計結果と、このグル
    ープ毎の集計結果に対応する前記記憶手段に記憶されて
    いる各々の許容電力とに基づき前記複数の電源ラインの
    各々の使用可能な電力を演算する演算手段と、 前記切換手段の動作を制御し、前記特定の電気機器の接
    続先を前記演算手段により演算された使用可能な電力が
    最も多い電源ラインに切り換える管理手段とを備えたこ
    とを特徴とする電源監視装置。
  9. 【請求項9】 前記測定手段により測定された消費電力
    の値を前記他の装置に送信する送信手段を備えたことを
    特徴とする請求項1乃至8いずれか記載の電源監視装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至8いずれか記載の電源監
    視装置を複数備えたことを特徴とする電源監視システ
    ム。
  11. 【請求項11】 各々が特定の電気機器に割り当てられ
    ている複数の端末監視装置と、これらの複数の端末監視
    装置と通信によって接続された電源監視装置とからな
    り、 前記複数の端末監視装置は、自己が割り当てられている
    電気機器の稼働中の消費電力を測定する測定手段と、こ
    の測定手段による測定値を前記監視装置へ送信する送信
    手段とをそれぞれ備え、 前記電源監視装置は、前記複数の端末監視装置の各送信
    手段から送信された前記測定値を受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された稼働中の電気機器の消費
    電力の測定値を集計する集計手段と、この集計手段によ
    る集計結果を出力する出力手段とを備えたことを特徴と
    する電源監視システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010515411A (ja) * 2006-12-27 2010-05-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 電力使用量制御の方法、システム、コンピュータ・プログラム、およびサービス
KR101103364B1 (ko) * 2009-11-24 2012-01-05 (주) 솔루윈스 전력사용량 모니터링 시스템 및 방법
JP2012223028A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Mitsubishi Electric Corp バッテリ充電システム
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JP2018081723A (ja) * 2018-01-24 2018-05-24 住友電気工業株式会社 センサ

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