JP2002101243A - 画像形成装置、画像形成装置の管理システム、及び、画像形成装置の管理方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の管理システム、及び、画像形成装置の管理方法

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JP2002101243A
JP2002101243A JP2000292691A JP2000292691A JP2002101243A JP 2002101243 A JP2002101243 A JP 2002101243A JP 2000292691 A JP2000292691 A JP 2000292691A JP 2000292691 A JP2000292691 A JP 2000292691A JP 2002101243 A JP2002101243 A JP 2002101243A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後の処理内容を容易に把握することがで
きる画像形成装置、画像形成装置の管理システム及び画
像形成装置の管理方法を提供すること。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、使用後の処理
に関する基本処理情報を記憶した記憶手段32と、使用
後の処理に関する処理情報を外部から受信するための受
信手段37と、記憶手段32に記憶された基本処理情報
を受信手段37で受信した処理情報に更新する更新手段
33と、記憶手段32に記憶された基本処理情報又は処
理情報を出力する出力手段34,24と、を備えること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済みとなった
複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置を管理する
ための画像形成装置の管理システム、画像形成装置の管
理方法、及び、これに好適に用いられる画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機のリース契約期間が終了したり、
ユーザが複写機を新製品に買い換える場合に、使用済み
の複写機を処理する方法として様々なものがある。例え
ば、その使用済みの複写機をリサイクルできる場合は再
生工場に搬送し、ここで複写機を修理、点検した後に再
び市場に流通させる。また、リサイクルできない程度ま
で使用されているような場合は再資源化し、或いは、複
写機のある部品をリサイクルできる場合は当該部品を再
生工場に搬送して残りの部品を再資源化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した使
用済み複写機の処理内容は、その複写機のメンテナンス
員等が各複写機の使用後の処理内容を一括管理する管理
センタに電話やFAX等で問い合わせなければ把握する
ことができなかった。このため、メンテナンス員等は、
使用済みの複写機をどのようにして処理するかを迅速に
把握することができず、使用済み複写機の管理が非常に
煩わしいという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、使用後の処理内容を容易に把握するこ
とができる画像形成装置、画像形成装置の管理システ
ム、及び画像形成装置の管理方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、使用後の処理に関する基
本処理情報を記憶した記憶手段と、使用後の処理に関す
る処理情報を外部から受信するための受信手段と、記憶
手段に記憶された基本処理情報を受信手段で受信した処
理情報に更新する更新手段と、記憶手段に記憶された基
本処理情報又は処理情報を出力する出力手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0006】本発明の画像形成装置では、使用後の処理
に関する基本処理情報がデフォルト内容として予め記憶
手段に記憶されている。また、状況に応じて変化する処
理情報を受信部で受信した場合に、更新手段は、記憶手
段に記憶された基本処理情報を当該処理情報に更新す
る。そして、出力手段は、外部から新規な処理情報を受
信しない場合は、基本処理情報を出力し、処理情報を受
信した場合は、更新された当該処理情報を出力する。こ
のように、本発明の画像形成装置によれば、画像形成装
置の使用後の処理に関する情報が出力手段から出力され
るため、当該出力内容を見てメンテナンス員等は容易に
処理内容を把握することができる。また、記憶手段に記
憶された処理情報はデフォルト内容に固定されることな
く適切な内容に更新されるため、記憶手段の処理情報は
信頼度の高いものとなる。
【0007】また、本発明の画像形成装置において、基
本処理情報及び処理情報は、使用後の画像形成装置を回
収する場所に関する情報を含むことが好ましい。このよ
うな構成を採用した場合、画像形成装置から出力される
基本処理情報又は処理情報を見て、メンテナンス員等は
使用済みの画像形成装置を何処へ搬送すればよいかを容
易に把握することができる。
【0008】さらに、本発明の画像形成装置において、
出力手段は、処理情報を不可読状態にして出力すること
が好ましい。
【0009】処理情報を不可読状態にして出力すること
で、それを読み取る手段を有する者のみが処理内容を把
握することができる。
【0010】また、本発明の画像形成装置の管理システ
ムは、使用済みの画像形成装置を管理するためのシステ
ムであって、上記の画像形成装置と、画像形成装置とネ
ットワークを介して接続され、画像形成装置に処理情報
を送信可能な管理センタと、を備えることを特徴とす
る。
【0011】本発明に係る画像形成装置の管理システム
では、状況に応じて変化する処理情報が管理センタから
ネットワークを介して画像形成装置に送信される。画像
形成装置の受信部がこの処理情報を受信すると、画像形
成装置の更新手段は記憶手段に記憶された基本処理情報
を当該処理情報に更新し、出力手段は更新された処理情
報を出力する。このように、本発明の画像形成装置の管
理システムによれば、画像形成装置の使用後の処理に関
する情報が出力手段から出力されるため、当該出力内容
を見てメンテナンス員等は容易に処理内容を把握するこ
とができる。また、記憶手段に記憶された処理情報はデ
フォルト内容に固定されることなく適切な内容に更新さ
れるため、記憶手段の処理情報は信頼度の高いものとな
る。
【0012】また、本発明の画像形成装置の管理システ
ムにおいて、画像形成装置は、管理センタに対して処理
情報の送信を要求するための要求手段を更に備え、管理
センタは、画像形成装置からの要求に応じて、処理情報
を画像形成装置に送信することが好ましい。
【0013】画像形成装置の処理内容は需要等の状況に
応じて変化するが、このような要求手段を設けることに
より、メンテナンス員等は処理すべき画像形成装置の最
新の処理内容を迅速に把握することができる。
【0014】また、本発明の画像形成装置の管理システ
ムにおいて、画像形成装置は、当該画像形成装置の使用
量に関する使用情報を管理センタに送信し、管理センタ
は、使用情報に基づいて処理情報を作製することが好ま
しい。
【0015】画像形成装置の処理内容を定めるにあたっ
て印刷回数、原稿送り回数、ソート回数等で示される使
用量を考慮することで、その処理内容を適切なものにす
ることができる。例えば、印刷回数が基準値を超えてい
る場合は画像形成装置を再資源化し、印刷回数が基準値
未満の場合は画像形成装置をリサイクルするように処理
内容が定められる。
【0016】また、本発明の画像形成装置の管理方法
は、使用済みの画像形成装置を管理するための方法であ
って、使用後の処理に関する基本処理情報を記憶した記
憶手段を有する画像形成装置が、ネットワークを介して
接続された管理センタから送信される画像形成装置の使
用後の処理に関する処理情報を受信するステップと、画
像形成装置が処理情報を受信した場合に、記憶手段に記
憶された基本処理情報を処理情報に更新するステップ
と、記憶手段に記憶された基本処理情報又は処理情報を
出力するステップと、を含むことを特徴とする。
【0017】本発明に係る画像形成装置の管理方法によ
れば、画像形成装置の使用後の処理内容が基本処理情報
又は処理情報として画像形成装置から出力されるため、
当該出力内容を見ることで、メンテナンス員等は容易に
処理内容を把握することができる。また、記憶手段に記
憶された処理情報はデフォルト内容に固定されることな
く適切な内容に更新されるため、記憶手段の処理情報は
信頼度の高いものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る画像形成装置、画像形成装置の管理システム、
及び画像形成装置の管理方法の好適な実施形態について
詳細に説明する。尚、同一要素には同一符号を用いるも
のとし、重複する説明は省略する。
【0019】図1は、本実施形態の複写機の管理システ
ム(画像形成装置の管理システム)10を利用して構築
した複写機回収システム1を示す図である。複写機回収
システム1は、リース期間が満了した等の理由で使用済
みとなった複写機(画像形成装置)20を回収するため
のシステムであり、より詳しくは、管理システム10で
定められる各複写機20の後述する回収区分に従って、
当該複写機20を中央倉庫70、解体工場80、又は再
資源化場90に搬送するように構成されている。
【0020】管理システム10は、管理の対象となる上
記複写機20と、これにネットワーク(例えばインター
ネット)55を介して接続された管理センタ50と、を
備えている。
【0021】複写機20は、通常のプリント機能を有し
ており、複写機20のケーシング12内には、コピーガ
ラス27上の原稿の画像を読み取って画像データに変換
する画像読取部22と、画像読取部22からの画像デー
タに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成部24
と、この画像形成部24に対して給紙トレイに蓄えられ
た用紙を供給する給紙部26と、が設けられている。ま
た、ケーシング12の図中左側には、画像が形成された
用紙を振り分けるためのソータ28が配設されている。
【0022】図示は省略するが、画像形成部24には用
紙に画像を形成するための公知の機器が含まれており、
当該機器としては、例えば、帯電装置によって帯電させ
られる感光体ドラム、画像読取部22から入力された画
像データに基づいてレーザビームを出力して感光体ドラ
ムの表面に静電潜像を形成する書込装置、この静電潜像
をトナーで可視化して現像する現像装置、感光体ドラム
表面に形成された現像画像を給紙部26から供給された
用紙に転写する転写器、及び、用紙に転写された画像を
当該用紙に定着させる定着装置等がある。
【0023】また、ソータ28の上方には、用紙サイズ
や画像濃度等の情報を入力することができ、且つ、これ
らの情報をディスプレイ表示するタッチパネル23が設
けられている。
【0024】また、複写機20には、複写機20が使用
済みとなった場合の処理内容を管理するための処理内容
制御部30が内蔵されている。図2は、処理内容制御部
30を詳細に示した管理システム10の構成図である。
同図に示すように、処理内容制御部30は、管理センタ
50との間で各種信号の送受信を行うためのI/Oポー
ト31と、複写機の使用後の基本回収区分及び基本再生
区分(基本処理情報)等を予め記憶した記憶手段として
の複写機情報データベース(以下、「複写機情報DB」
と略す)32と、管理センタ50から送信される新規な
回収区分及び再生区分(処理情報)を受信する受信部
(受信手段)37と、処理情報を受信部37で受信した
場合に複写機情報DB32に記憶された基本処理情報を
新規な処理情報に更新する更新部(更新手段)33と、
複写機情報DB32に記憶されている基本処理情報又は
処理情報を画像形成部24に出力する出力部34と、を
備えている。
【0025】図3に、複写機情報DB32に記憶された
データの一例を示す。同図に示すように、複写機情報D
B32には、「契約番号」「契約形態」「商品コード」
「使用量」「設置日」「基本回収区分」「基本再生区
分」の各データが記憶されている。
【0026】「契約番号」は、各複写機の契約に伴って
重複無く付与され、契約された商品及び契約内容を特定
するキーとなるものである。「契約形態」は、複写機2
0がどのような形態で販売又は貸与されているかを示す
情報であり、契約形態としては短期レンタル、リース、
販売等がある。「商品コード」は、複写機20の種類を
識別するコードであり、同タイプの複写機については同
一の商品コードが付されることになる。「使用量」は、
複写機がコピーを行った枚数(以下、「C/V(Copy V
olume)」と称す)によってその複写機20が使用され
た程度を表すものである。ここで、複写機情報DB32
に記憶されているC/Vは、複写機20がコピーを行う
度に自動的に更新されるように構成されている。尚、複
写機20のメンテナンス員等が複写機20を定期的又は
要求により点検した際にC/Vを測定し、この測定値を
メンテナンス員等がタッチパネル23を操作して複写機
情報DB32に入力するようにしてもよい。「設置日」
は、契約を結んだ複写機20が設置された日を意味し、
使用期間の指標となるものである。
【0027】「基本回収区分」は、複写機20が使用済
みとなった場合に、当該複写機20を回収する場所、詳
しくは図1に示した中央倉庫70、解体工場80、又は
再資源化場90のうちの何処に回収するのかを指示する
ものであり、複写機20がユーザによって使用される前
に製造段階等で予め複写機情報DB32に記憶されてい
る。
【0028】「基本再生区分」は、複写機20を「II
T」「IOT」「ソータ」といった大きな3つのユニッ
トに分けて考え、これらの各ユニットを複写機20の使
用後にリサイクルするか再資源化するのかを示すもので
ある。IIT(Image InputTerminal)とは、図1に示
す画像読取部22を意味し、IOT(Image Output Ter
minal)とは、複写機20全体のうちソータ28及び画
像読取部22を除いて画像形成部24を含む部分を意味
する。このような基本再生区分は、基本回収区分と共に
基本処理情報を構成するものであり、ユーザへ複写機2
0を搬入する前に複写機情報DB32に予め記憶され
る。
【0029】また、上記の基本回収区分の「中央倉庫」
は、リサイクルする複写機を保管しておく倉庫であり、
IIT,IOT,ソータの全ての基本再生区分がリサイ
クルとなっている場合に、基本回収区分が中央倉庫とな
る。この場合、複写機20が使用済みになると、ユーザ
の元から直接又は地方倉庫を経由して中央倉庫70へ搬
送されることになる。中央倉庫70へ搬入された複写機
20は、修理、点検を受けて、再び市場に流通されるま
で保管される。ここで、地方倉庫とは、中央倉庫から遠
方に設けられた倉庫であり、複写機20を地方倉庫を経
由して中央倉庫70に回収するのは、設置場所が地方倉
庫に近い複写機20をまとめて中央倉庫70に搬送する
ためである。
【0030】基本回収区分の「再資源化場」は、リサイ
クルしない複写機20を再資源化する場所であり、II
T,IOT,ソータの全ての基本再生区分が再資源化と
なっている場合に、基本回収区分が再資源化場となる。
この場合、複写機20が使用済みになると、ユーザの元
から直接又は地方倉庫を経由して再資源化場90へ搬送
されることになる。
【0031】基本回収区分の「解体工場」は、複写機2
0の一部のユニットをリサイクルするために複写機20
を解体するための工場であり、IIT,IOT,ソータ
のうちの1つ又は2つの基本再生区分がリサイクルで、
残りのユニットの基本再生区分が再資源化となっている
場合に、基本回収区分が解体工場となる。この場合、複
写機20が使用済みになると、ユーザの元から直接又は
地方倉庫を経由して解体工場80へ搬送されることにな
る。そして、解体工場80で解体されてリサイクルされ
るユニットは中央倉庫70に搬送され、リサイクルしな
い残りのユニットは再資源化場90に搬送される。
【0032】尚、本実施形態では基本再生区分をII
T,IOT,ソータというユニット毎に定めているが、
このようにユニット毎に分けずに複写機20全体として
基本再生区分を定めてもよいし、或いは、更に細かいユ
ニットや部品毎に基本再生区分を定めてもよい。
【0033】また、上記の基本再生区分及び基本回収区
分は、管理センタ50内のコンピュータによって決定さ
れる。管理センタ50は、複写機の「需要」、複写機の
「在庫数」、複写機の「製造過程」、「契約形態」、
「リサイクルコスト」等に基づいて、各複写機20毎に
基本再生区分及び基本回収区分を定める。
【0034】複写機の「需要」とは、複写機のリース、
短期レンタル、又は購入を希望するユーザの数をいい、
複写機の「在庫数」とは、本実施形態では中央倉庫70
に保管されている複写機又はユニットの台数をいう。管
理センタ50は、複写機の需要と複写機の在庫数との差
によって、複写機の不足台数又は余剰台数を求める。ま
た、管理センタ50は、複写機の不足台数又は余剰台数
に併せて、IIT,IOT,ソータの各ユニットの需要
と在庫数とに基づいて各ユニットの不足台数又は余剰台
数を求める。そして、例えばあるタイプの複写機の需要
が高く中央倉庫70に保管された台数では足りない場合
は、管理センタ50は、その複写機の基本回収区分を中
央倉庫とすると共に、全てのユニットの基本再生区分を
リサイクルとする。尚、このような場合でも、「リサイ
クルコスト」を求め、この結果複写機をリサイクルする
ことによるコスト的なメリットが無いと判断された場合
は、基本再生区分を再資源化としてもよい。また、ある
複写機のソータのみをユーザに搬入する必要がある場合
は、基本回収区分を解体工場とすると共に、ソータの基
本再生区分をリサイクルとして、残りのIIT及びIO
Tの基本再生区分を再資源化とする。このように、必要
な台数の複写機又はユニットを中央倉庫70に保管し、
不要な複写機又はユニットを再資源化することで、複写
機やユニットの保管コスト及び中央倉庫70への搬送コ
ストを低減させることができる。尚、管理センタ50
は、ネットワーク56を介して、中央倉庫70に保管さ
れている複写機やユニットの台数に関する情報を取得す
ることができる。
【0035】複写機の「製造過程」とは、複写機がどの
ようにして製造されたかを示す情報であり、「新造」
「再生」「改造」の3つのタイプがある。「新造」とは
新しく製造されたものを意味し、「再生」とは使用済み
の複写機の部品を用いて製造されたものを意味し、「改
造」は仕向地別(例えば海外用)に製造した複写機の使
用を国内用に変更したものを意味する。そして、複写機
が「新造」である場合は、リース契約が切れる等の理由
で当該複写機が使用済みとなった場合にリサイクルでき
ると判断し、管理センタ50は、その複写機のリース終
了時に中央倉庫70に保管スペースがあることが予測さ
れれば、基本回収区分を中央倉庫とすると共に全てのユ
ニットの基本再生区分をリサイクルとする。一方、複写
機が「再生」又は「改造」である場合は、管理センタ5
0は、一度使用済みとなった後に再度リサイクルして使
用することに大半の部品が耐えられないと判断し、その
複写機の基本回収区分を再資源化場とすると共に全ての
ユニットの基本再生区分を再資源化とする。
【0036】複写機の「契約形態」とは、上述のように
複写機のリース、短期レンタル、販売等の種別、及び、
リースやレンタルの期間等の契約内容を意味し、例えば
ライフサイクルが約10年の複写機をユーザがリースす
る場合に、リース契約の終了時期がその複写機の生産日
から10年経過後になるようなときは、管理センタ50
は、その複写機を再度リースすることは不可能であると
判断し、基本回収区分を再資源化場とすると共に基本再
生区分を全てのユニットについて再資源化とする。一
方、リース期間が比較的短く、契約終了後に再度リース
できる程度の期間的余裕がある場合は、管理センタ50
は、その複写機の基本回収区分を中央倉庫とすると共に
全てのユニットの基本再生区分をリサイクルとする。
【0037】以上のようにして決定された基本回収区分
及び基本再生区分は、複写機20がユーザに搬入される
前に複写機情報DB32に記憶されることになる。
【0038】また、複写機20をユーザに搬入した後、
管理センタ50は、複写機20の「回収区分」及び「再
生区分」を随時検討する。上記の基本回収区分及び基本
再生区分が複写機20をユーザに搬入する前に決定され
るものであるのに対し、これらの回収区分及び再生区分
は、複写機20がユーザの手元に渡ってから随時決定さ
れるものである。
【0039】このような回収区分及び再生区分を決定す
るにあたっては、複写機の「需要」、複写機の「在庫
数」、複写機の「使用量」等が考慮される。「回収区
分」は、基本回収区分と同様に、複写機20が使用済み
となった場合に、中央倉庫70、解体工場80、又は再
資源化場90のうちの何処に回収するのかを指示するも
のである。「再生区分」は、基本再生区分と同様に、複
写機20の使用後にIIT,IOT,ソータの各ユニッ
トにリサイクル又は再資源化のいずれの処理を施すのか
を示すものである。
【0040】そして、回収区分及び再生区分が基本回収
区分及び基本再生区分と異なるものになった場合は、管
理センタ50は、図1及び図2に示すネットワーク55
を介して、回収区分及び再生区分に関する情報を複写機
20の処理内容制御部30に送信する。複写機20の受
信部37が回収区分及び再生区分に関する情報を受信す
ると、上述のように、更新部33は複写機情報DB32
の基本回収区分及び基本再生区分を回収区分及び再生区
分に更新する。このように本実施形態では、複写機情報
DB32に記憶された回収区分及び再生区分は、ユーザ
への搬入時のデフォルト内容に固定されることはなく適
切な内容に更新されるため、複写機情報DB32に記憶
された処理情報は信頼度の高いものとなる。また、更新
部33は、新規な回収区分及び再生区分が管理センタ5
0から送信されてくる度に、回収区分及び再生区分を更
新する。これにより、複写機情報DB32に記憶された
処理情報は、一層信頼度の高いものとなる。尚、回収区
分及び再生区分を更新した場合に、更新前の回収区分及
び再生区分は複写機情報DB32に記憶させたままでも
よいし削除してもよい。
【0041】回収区分及び再生区分を決定する要因のう
ちの複写機の「需要」と「在庫数」によって、複写機の
不足台数又は余剰台数が求められる。複写機の「需要」
は、時代の推移に伴って変化し予測通りにならないもの
であるため、回収区分及び再生区分を決定する要因とな
る。例えば、複写機20をユーザへ搬入する前は需要が
多くないと予測して基本回収区分を再資源化場としたに
も関わらず、後に複写機20の実際の需要が予想を遥か
に超え、中央倉庫70の保管台数では補えない程度まで
増加するような場合がある。この場合、複写機20の実
際の需要と中央倉庫70の保管台数との差を求めること
で、複写機20の不足台数が得られる。そして、管理セ
ンタ50は、様々なユーザが使用している複数の複写機
20のうち得られた不足台数と同数又は同数以上の複写
機20について、回収区分を中央倉庫とすると共に各ユ
ニットの再生区分をリサイクルとする。
【0042】複写機の「使用量」は、上述のようにC/
Vで示されるものであり、複写機20のC/Vが例えば
市場における平均のような基準値を遥かに上回っている
場合は、管理センタ50は、その複写機20の各ユニッ
トをリサイクルできないと判断し、複写機20の回収区
分を再資源化場とすると共に各ユニットの再生区分を再
資源化とする。一方、複写機20のC/Vが平均値より
遥かに少ない場合は、例えばその複写機20の製造過程
が「再生」であったり、生産日から約10年後にリース
契約が終了するような場合であっても、管理センタ50
は、複写機20の各部品がもう1サイクルの使用に耐え
られると判断し、複写機20の回収区分を中央倉庫とす
ると共に各ユニットの再生区分をリサイクルとする。
【0043】図4は、図3に示した複写機情報DB32
の基本回収区分及び基本再生区分を更新した一例を示す
図である。同図に示すように、回収区分については中央
倉庫から解体工場に更新され、IIT及びIOTの再生
区分についてはリサイクルから再資源化に更新されてい
る。
【0044】また、図2に示すように、複写機20の処
理内容制御部30には、複写機20のC/Vに関する情
報(使用情報)をネットワーク55を介して管理センタ
50へ定期的に送信する使用情報送信部35が設けられ
ており、この使用情報送信部35からのC/V情報に基
づいて、管理センタ50は回収区分及び再生区分からな
る複写機20の新規な処理情報を作製することになる。
このように使用情報を考慮して処理情報を作製すること
で、処理内容を適切なものにすることができる。尚、複
写機20のC/Vは、メンテナンス員等が管理センタ5
0に報告するようにしてもよい。また、使用情報送信部
35が複写機20の使用情報として、IITにおける原
稿送り回数やソータにおけるソート回数等を管理センタ
50に送信するようにしてもよい。この場合、管理セン
タ50は、ユニット単位で使用状況を把握でき、各ユニ
ットに適切な処理情報を作製することができる。
【0045】以上のような複写機20の処理情報は、管
理センタ50から定期的に処理内容制御部30に送信さ
れるが、処理内容制御部30には、最新の処理情報の送
信を管理センタ50に要求する処理情報要求部(要求手
段)36が設けられている。処理情報要求部36に処理
情報を要求させるにあたっては、タッチパネル23を操
作する。
【0046】図5に、複写機20のタッチパネル23を
示す。図5(a)は、タッチパネル23の基本画面を示
すものであり、用紙サイズを決定するキーやコピー濃度
を決定するキーが表示されている。また、タッチパネル
23の専門画面表示キー23sをタッチすると、図5
(b)に示す専門画面が表示される。
【0047】タッチパネル23の専門画面には、最新の
処理情報(回収区分及び再生区分)を要求するための処
理情報要求キー23aが表示されている。そして、メン
テナンス員等が処理情報要求キー23aをタッチする
と、処理情報要求部36(図2参照)は最新の処理情報
を管理センタ50に要求し、この要求に応じて管理セン
タ50は処理情報を複写機20の処理内容制御部30に
送信する。
【0048】また、タッチパネル23には、基本処理情
報又は処理情報を印刷させるための処理情報印刷キー2
3bが設けられている。メンテナンス員等が処理情報印
刷キー23bをタッチすると、上記の出力部34は、複
写機情報DB32に記憶されている基本処理情報又は更
新された最新の処理情報を画像形成部24に出力する。
この際、出力部34は、処理情報と処理情報を一定の形
式で印刷するためのフォーマットとを合成したデータを
画像形成部24に送信する。
【0049】出力部34から出力された基本処理情報又
は処理情報は画像形成部24の上記書込装置(図示省
略)に入力され、書込装置はこの情報に基づいて感光体
ドラムに静電潜像を形成する。その後、現像、転写、定
着の各工程を経て、基本処理情報又は処理情報が印刷さ
れた「回収区分指示書」が複写機20から出力される。
この回収区分指示書の詳細は、後述する。
【0050】以上が、複写機の管理システム10を利用
して構築した複写機回収システム1の構成である。次
に、図6のフローチャートを参照して、このようなシス
テムによって実現される複写機の管理方法を説明する。
【0051】まず、ステップ101(以下、ステップを
「S」と略す)において、管理センタ50は、複写機の
需要、複写機の在庫台数、複写機の製造過程、及び契約
形態に基づいて、複写機20の基本処理情報(基本回収
区分及び基本再生区分)を決定する。本実施形態では、
複写機20の需要が高くなって中央倉庫70の在庫数を
上回ることが予測され、製造過程は新造で、契約形態は
3年間のリースであるとする。管理センタ50は、これ
らの情報のうち需要が在庫数よりも高いことに基づいて
複写機20を使用後にリサイクルする必要があると判断
し、且つ、製造過程が新造であると共に契約形態が期間
3年のリースであることに基づいて複写機20を使用後
にリサイクルすることができると判断する。このような
判断をした後、管理センタ50は、基本回収区分を中央
倉庫とし、基本再生区分を全てのユニットについてリサ
イクルとする。そして、図7に示すように、決定された
基本処理情報(基本回収区分及び基本再生区分)は、複
写機20の複写機情報DB32に記憶される(S20
1)。尚、複写機20の製造過程は新造であるため、ユ
ーザに搬入された時点での複写機20の使用量は「0」
とされている。
【0052】複写機情報DB32に基本処理情報を記憶
した後に、複写機20はユーザの手元に搬入される(S
202)。そして、複写機20の使用が開始されると、
複写機20の使用情報送信部35は定期的にC/V情報
を管理センタ50に送信する(S203)。一方、管理
センタ50は、複写機20からのC/V情報と、複写機
の需要と中央倉庫70から送信される複写機の在庫台数
とから求められる複写機の不足台数又は余剰台数と、に
基づいて、複写機20の回収区分及び再生区分(処理情
報)を決定する(S102)。また、管理センタ50
は、決定した処理情報が基本処理情報と異なる場合に、
この処理情報をネットワーク55を介して定期的に複写
機20に送信する(S104)。
【0053】ここで、基本再生区分は全てのユニットに
ついてリサイクルとしていたが、複写機20をユーザが
使用し始めた後に、複写機20の需要が低下して中央倉
庫70に保管されている複写機20に余りが出ることが
予測され、且つ、他のタイプの複写機を再生するために
複写機20のソータのみの需要が増加して中央倉庫70
に保管されているソータが不足することが予測されたと
する。また、複写機20から受信したC/Vが平均より
も少なく、複写機20の各部品がリサイクルに耐えられ
るとする。このような場合、管理センタ50は、余剰台
数分の複写機20の再生区分をIIT及びIOTについ
ては再資源化にすると共にソータについてはリサイクル
とし、回収区分を解体工場とする。
【0054】このような処理情報の決定を、管理センタ
50は複写機20のリース期間が終了するまで繰り返す
(S104)。そして、前回決定した処理情報と異なる
処理情報が得られる度に、管理センタ50はその処理情
報を複写機20に送信する。
【0055】一方、複写機20は、管理センタ50から
処理情報が送信されてくるのを待つ(S204)。そし
て、複写機20の受信部37が管理センタ50からの処
理情報を受信した場合に、複写機20の更新部33は、
複写機情報DB32に記憶された基本処理情報を受信し
た処理情報に更新する(S205)。図8は、複写機情
報DB32の基本処理情報を、上記のようにして管理セ
ンタ50で決定された処理情報に更新したデータを示す
図である。同図に示すように、回収区分は解体工場とさ
れ、IIT及びIOTの再生区分は再資源化とされ、ソ
ータの再生区分はリサイクルとされている。
【0056】また、基本処理情報を処理情報に更新した
後においても、新たな処理情報が管理センタ50から送
信されてくると、複写機20の更新部33は処理情報を
更新する。
【0057】さらに、メンテナンス員等がタッチパネル
23の処理情報要求キー23aをタッチすれば、複写機
20の処理情報要求部26は管理センタ50に処理情報
を送信することを要求し、この要求を受信した管理セン
タ50は最新の処理情報をネットワーク55を介して複
写機20に送信する。このように、複写機20に処理情
報要求部26を設けたため、メンテナンス員等が最新の
処理情報を知りたい場合に迅速に管理センタ50から複
写機20へ情報を送信することができる。
【0058】リース期間が終了すると(S206)、複
写機20は「回収区分指示書」の印刷指示を待つ(S2
07)。そして、複写機20を回収しに来たメンテナン
ス員等がタッチパネル23の処理情報印刷キー23bを
タッチすると、以下のように、複写機20は回収区分指
示書の印刷を実行する(S208)。
【0059】処理情報印刷キー23bがタッチされる
と、まず、複写機20の処理内容制御部30の出力部3
4は、複写機情報DB32に記憶されている最新の処理
情報を印刷フォーマットと合成して画像形成部24に出
力する。この処理情報を受信した画像形成部24の書込
装置は当該情報に基づいて感光体ドラムに静電潜像を形
成し、その後、現像、転写、定着の各工程を経て、処理
情報が印刷された「回収区分指示書」が複写機20から
出力される。すなわち、処理内容制御部30の出力部3
4と画像形成部24によって、複写機情報DB32に記
憶された基本処理情報又は処理情報を出力する出力手段
が構成されている。この際、複写機20は、再生区分の
対象となるユニット数(本実施形態ではIIT,IO
T,ソータの3つ)と等しい枚数だけ回収区分指示書を
印刷する。
【0060】図9に、複写機20から出力された回収区
分指示書を示す。同図に示すように、指示書の下欄に
は、回収区分が解体工場で、IIT及びIOTの再生区
分が再資源化で、ソータの再生区分がリサイクルである
ことが明記されている。このように、本実施形態では、
使用後の回収区分及び再生区分が印刷された回収区分指
示書が複写機20から出力されるため、回収区分指示書
を見たメンテナンス員等は容易に複写機20の回収区分
及び再生区分を把握することができる。このため、複写
機20の回収にあたって、従来のようにメンテナンス員
等がわざわざ管理センタ等に回収区分や再生区分を電話
やFAX等で問い合わせる必要が無くなる。特に、本実
施形態では回収区分指示書に複写機20を回収する場所
(回収区分)が記載されているため、メンテナンス員等
は使用済み複写機20の搬送先を迅速に把握することが
できる。
【0061】そして、メンテナンス員等は、回収区分指
示書を複写機20のIIT、IOT、及びソータ28に
一枚ずつ貼り付けた後、回収区分に示された解体工場8
0に複写機20を搬送する(S209)。この際、上述
のように、複写機20を直接解体工場80に搬送しても
よいし、他の複写機とまとめて搬送するために地方倉庫
等を経由してもよい。
【0062】解体工場80に搬入された複写機20は、
IIT、IOT、ソータに分割される。そして、このう
ち再生区分が再資源化であるIIT及びIOTは、再資
源化場90に搬送されて再資源化される。一方、再生区
分がリサイクルであるソータは、中央倉庫70に搬送さ
れて複写機の再生に使用されるまで保管される。ここ
で、上述のようにIIT、IOT、及びソータにはそれ
ぞれ回収区分指示書が貼り付けられているため、複写機
20をこれらのユニットに解体した後でも、各ユニット
の回収区分及び再生区分を一目で把握することができ
る。
【0063】また、本実施形態において、複写機20の
出力部34及び画像形成部24は、処理情報を2次元コ
ードにして出力してもよい。このように、処理情報を2
次元コードのように不可読状態にすると、例えば当該コ
ードを読み取るQRリーダを所持するメンテナンス員等
のみが複写機20の処理情報を把握することができ、ユ
ーザ等に処理情報を知られるのを防止することができ
る。
【0064】以上、本発明者らによってなされた発明を
実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実
施形態に限定されるものではない。例えば、基本処理情
報及び処理情報に、画像形成装置の回収区分と再生区分
との双方を含める必要はなく、一方のみを含めてもよ
い。また、回収区分及び再生区分以外の画像形成装置の
使用後の処理に関する情報を基本処理情報及び処理情報
に含めてもよい。
【0065】また、基本処理情報又は更新された処理情
報を印刷出力するのに伴って、或いは、印刷出力するの
に代えて、例えばタッチパネル等に基本処理情報又は処
理情報をディスプレイ表示させるようにしてもよい。
【0066】さらに、画像形成装置には、複写機のみな
らず、画像を形成することができるプリンタ、FAX等
のあらゆる装置が含まれる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置の使用後の処理に関する情報が出力手段か
ら出力されるため、当該出力内容を見てメンテナンス員
等は容易に処理内容を把握することができる。また、記
憶手段に記憶された処理情報はデフォルト内容に固定さ
れることなく適切な内容に更新されるため、記憶手段の
処理情報は信頼度の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の管理システムを利用し
て構築した複写機回収システムを示す図である。
【図2】処理内容制御部を詳細に示した管理システムの
構成図である。
【図3】複写機情報DBに記憶されたデータを示す図で
ある。
【図4】複写機情報DBに記憶された図3の回収区分及
び再生区分が更新されたデータを示す図である。
【図5】図5(a)は、タッチパネルの基本画面を示す
図であり、図5(b)は、タッチパネルの専門画面を示
す図である。
【図6】複写機を回収するまでの管理センタ及び複写機
の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】複写機をユーザに搬入した段階での複写機情報
DBに記憶されたデータを示す図である。
【図8】図7に示した基本回収区分及び基本再生区分を
更新したデータを示す図である。
【図9】回収区分指示書を示す図である。
【符号の説明】
1…複写機回収システム、10…複写機管理システム
(画像形成装置の管理システム)、12…ケーシング、
20…複写機(画像形成装置)、22…画像読取部、2
3…タッチパネル、23a…処理情報要求キー(要求手
段)、23b…処理情報印刷キー、24…画像形成部
(出力手段)、26…給紙部、27…コピーガラス、2
8…ソータ、30…処理内容制御部、32…複写機情報
DB(記憶手段)、33…更新部(更新手段)、34…
出力部(出力手段)、35…使用情報送信部、36…処
理情報要求部(要求手段)、37…受信部(受信手
段)、50…管理センタ、55,56…ネットワーク、
70…中央倉庫、80…解体工場、90…再資源化場。
フロントページの続き (72)発明者 川口 正次 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 HJ08 HK15 HN15 HN23 2H027 DA45 EJ08 EJ13 EJ15 ZA07 5C062 AA05 AB22 AB42 AC04 AC22 AC34

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用後の処理に関する基本処理情報を記
    憶した記憶手段と、 使用後の処理に関する処理情報を外部から受信するため
    の受信手段と、 前記記憶手段に記憶された前記基本処理情報を前記受信
    手段で受信した前記処理情報に更新する更新手段と、 前記記憶手段に記憶された前記基本処理情報又は前記処
    理情報を出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記基本処理情報及び前記処理情報は、
    使用後の画像形成装置を回収する場所に関する情報を含
    むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、前記処理情報を不可読
    状態にして出力することを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 使用済みの画像形成装置を管理するため
    のシステムであって、 請求項1〜請求項3のうち何れか一項記載の画像形成装
    置と、 前記画像形成装置とネットワークを介して接続され、前
    記画像形成装置に前記処理情報を送信可能な管理センタ
    と、 を備えることを特徴とする画像形成装置の管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置は、前記管理センタに
    対して前記処理情報の送信を要求するための要求手段を
    更に備え、 前記管理センタは、前記画像形成装置からの前記要求に
    応じて、前記処理情報を前記画像形成装置に送信するこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像形成装置の管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置は、当該画像形成装置
    の使用量に関する使用情報を前記管理センタに送信し、 前記管理センタは、前記使用情報に基づいて前記処理情
    報を作製することを特徴とする請求項4又は請求項5記
    載の画像形成装置の管理システム。
  7. 【請求項7】 使用済みの画像形成装置を管理するため
    の方法であって、 使用後の処理に関する基本処理情報を記憶した記憶手段
    を有する画像形成装置が、ネットワークを介して接続さ
    れた管理センタから送信される前記画像形成装置の使用
    後の処理に関する処理情報を受信するステップと、 前記画像形成装置が前記処理情報を受信した場合に、前
    記記憶手段に記憶された前記基本処理情報を前記処理情
    報に更新するステップと、 前記記憶手段に記憶された前記基本処理情報又は前記処
    理情報を出力するステップと、 を含むことを特徴とする画像形成装置の管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023063293A1 (ja) * 2021-10-14 2023-04-20 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、消耗品メモリおよびリサイクル方法

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