JP2002099874A - 時間軸バーコード発生装置及び時間軸バーコード読み取り装置並びに時間軸バーコード表示装置を備える携帯用通信機器 - Google Patents

時間軸バーコード発生装置及び時間軸バーコード読み取り装置並びに時間軸バーコード表示装置を備える携帯用通信機器

Info

Publication number
JP2002099874A
JP2002099874A JP2000290975A JP2000290975A JP2002099874A JP 2002099874 A JP2002099874 A JP 2002099874A JP 2000290975 A JP2000290975 A JP 2000290975A JP 2000290975 A JP2000290975 A JP 2000290975A JP 2002099874 A JP2002099874 A JP 2002099874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barcode
time axis
signal
time
bar code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000290975A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Shiio
一郎 椎尾
Hitoshi Natori
仁 名取
Keiichi Tamura
圭一 田村
Isao Tsuchida
勲 土田
Taro Shinto
太郎 新堂
Hiroshi Kagoshima
浩志 鹿児島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Media Portal Japan Co Ltd
Original Assignee
Media Portal Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Media Portal Japan Co Ltd filed Critical Media Portal Japan Co Ltd
Priority to JP2000290975A priority Critical patent/JP2002099874A/ja
Publication of JP2002099874A publication Critical patent/JP2002099874A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像度の低い小さな表示装置上にバーコード
を表示することができ、それを直接バーコードリーダで
読み込むことができる時間軸バーコード発生装置を提供
する。 【解決手段】 本発明に係る時間軸バーコード発生装置
は、データを受けてこれを動的な時間軸バーコードに変
換するエンコーダと、前記エンコーダにより変換された
時間軸バーコードに対応するパルス信号を発生するパル
ス発生器と、前記パルス信号を受けて対応する光信号を
発生するための駆動部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、時間軸バーコー
ド発生装置及び時間軸バーコード読み取り装置並びに時
間軸バーコード表示装置を備える携帯用通信機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、さまざまな分野、例えば商品管理
や物流の分野でバーコードが用いられ、業務の効率化を
実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多数の種類のバーコー
ドが存在するが、これらはいずれも印刷により固定的に
表現されたものである。印刷されたバーコードをバーコ
ードリーダが読み取って元のデータにデコードし、さま
ざま用途に使用されている。ところで、バーコードを印
刷でなく、液晶表示装置(LCD)のような表示装置上
に表現しようとする試みがなされている。データを伝達
しようとするときにそのデータをもつ装置の表示装置上
にバーコードを表現し、これを広く普及しているバーコ
ードリーダで読み取ることができれば非常に便利であ
る。
【0004】しかし、装置によっては表示装置の大きさ
・解像度が十分でなく、バーコードを表示することが難
しい場合がある。この発明は、係る課題を解決するため
になされたものであり、解像度の低い小さな表示装置上
にバーコードを表示することができ、それを直接バーコ
ードリーダで読み込むことができる時間軸バーコード発
生装置及び時間軸バーコード読み取り装置並びに時間軸
バーコード表示装置を備える携帯用通信機器を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】係る課題を解決するため
に、本発明に係る時間軸バーコード発生装置は、データ
を受けてこれを動的な時間軸バーコードに変換するエン
コーダと、前記エンコーダにより変換された時間軸バー
コードに対応するパルス信号を発生するパルス発生器
と、前記パルス信号を受けて対応する光信号を発生する
ための駆動部とを備える。
【0006】時間軸バーコード発生装置は表示装置上に
バーコードをひとつづつ表示する。これを例えばスポッ
ト式のバーコードリーダで読むと、その出力信号はバー
コードをスキャンした場合と同様になる。時間軸バーコ
ードは省スペースのバーコード表示方法である。また、
バーコードデータを印刷する必要はない。バーコードデ
ータを表示変調データとして用いてバーコードリーダか
ら直接読み込ませることができる。
【0007】好ましくは、前記エンコーダは、受けたデ
ータをそれぞれ予め定められた時間幅をもつ複数の白レ
ベルのパルスを発生するためのデータ及び予め定められ
た時間幅をもつ複数の黒レベルのパルスを発生するため
のデータに変換し、前記複数の白レベルのパルス及び前
記複数の黒レベルのパルスは前記時間軸バーコードを構
成し、前記複数の白レベルのパルス及び前記複数の黒レ
ベルのパルスの幅及び順序は、読み取り側により読み取
り可能なバーコード形式に合致するように設定されてい
る。
【0008】好ましくは、前記パルス発生器は、開始信
号を受けたときに前記時間軸バーコードに対応するパル
ス信号を発生する。
【0009】好ましくは、読み取り側から光信号を受け
てこれを電気信号に変換する受光部を備え、前記パルス
発生器は、前記受光部から開始信号を受ける。
【0010】好ましくは、開始スイッチを備え、前記パ
ルス発生器は、前記開始スイッチから開始信号を受け
る。
【0011】好ましくは、前記パルス発生器は、無線又
は有線による通信により外部から開始信号を受ける。
【0012】好ましくは、所定の場所に載置されたこと
を検出する位置検出部を備え、前記パルス発生器は、前
記位置検出部から開始信号を受ける。
【0013】この発明に係る時間軸バーコード読み取り
装置は、動的な時間軸バーコードの光信号を受ける受光
素子と、前記時間軸バーコードを構成するバーの表示時
間を測定する時間測定部と、前記バーの表示時間に基づ
き前記時間軸バーコードを元のデータに戻すデコーダと
を備える。
【0014】好ましくは、時間軸バーコード発生装置に
対して読み取り準備完了を示す信号を送出する送信部を
備え、前記時間測定部は、前記読み取り準備完了信号の
送出後に前記バーの表示時間の測定動作を開始する。
【0015】この発明に係る時間軸バーコード表示装置
を備える携帯用通信機器は、表示部と、前記表示部を駆
動する駆動部と、外部とデータ通信を行う送受信部と、
データを記憶する記憶部と、前記送受信部又は前記記憶
部からデータを受けてこれを動的な時間軸バーコードに
変換するエンコーダと、前記エンコーダにより変換され
た時間軸バーコードに対応するパルス信号を発生するパ
ルス発生器とを備え、前記駆動部は前記パルス信号を受
けて前記表示部に前記時間軸バーコードを構成する複数
のバーを所定の順番及び所定の時間間隔でひとつづつ表
示することを特徴とする。
【0016】好ましくは、前記送受信部はインターネッ
トから前記データを受信する。
【0017】好ましくは、前記記憶部は前記データを予
め記憶している。
【0018】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.この発明の
実施の形態1について図1〜図3を参照しつつ説明す
る。図1は、この発明の実施の形態1に係る時間軸バー
コード発生部1と、時間軸バーコード読み取り部2のブ
ロック図を示す。時間軸バーコード発生器1は、データ
を時間軸バーコードに変換するエンコーダ11、時間軸
バーコードに対応するパルス信号を発生するパルス発生
器12、時間軸バーコードに対応する光信号を発生する
駆動部13及び発光素子14を備える。時間軸バーコー
ド読み取り部2は、時間軸バーコードの光信号を受ける
受光素子21、波形整形回路22、白バー(スペース)
と黒バー(バー)の幅を量子化するカウンタ23及び時
間軸バーコードを元のデータに戻すデコーダを備える。
【0019】エンコーダ11はデータを受け、当該デー
タをバーコードのデータ、すなわち白バー(スペース)
と黒バー(バー)を表示するためのコードに変換する。
なお、エンコーダ11に入力されるデータはキーボード
等の入力装置から与えられたり、メモリなどの記憶装置
から読み出されたり、通信回線を通じて与えられたり、
あるいは図示しないバーコードリーダから与えられる。
【0020】エンコーダ11により時間軸バーコードに
エンコードされたデータは、パルス発生器12に入り、
ここで時系列のパルス信号に変換される。駆動部13
は、変換された信号を受けて発光素子14を駆動する。
発光素子14による光信号の時間変化は、前記データの
バーコードに対応している。
【0021】なお、発光素子14として発光ダイオー
ド、レーザーダイオード、ランプなどとともに、CRT
を用いることができる。例えば、CRTに表示される画
面の一部を明滅させることにより、時間軸バーコードを
表現できる。また、発光素子14としてバックライト付
きLCDを用いることもできる。
【0022】受光素子21は時間軸バーコードの光信号
を受けてこれを電気信号に変換する。波形整形回路22
は変換された電気信号を受けてこれを元のパルス信号に
戻す。カウンタ23はパルス信号の幅をカウントするこ
とにより、白バー(スペース)の幅と黒バー(バー)の
幅を求める。具体的には、パルス信号は高い(H)電圧
レベルと低い(L)電圧レベルをもつから、カウンタ2
2は十分高い周波数のサンプリング信号でHレベルの信
号及びLレベルの信号をサンプリングする。サンプリン
グされたHレベルの数及びLレベルの数からパルス信号
の幅を計測する。
【0023】デコーダ24は、エンコーダ11とは逆の
手順で、白バー(スペース)と黒バー(バー)の幅と順
序から元のデータを生成する。このデータは時間軸バー
コードから得られたデータとして出力される。
【0024】なお、時間軸バーコード読み取り部2は、
従来のバーコードリーダが備える空間をスキャンする機
能は不要である。もっとも、時間軸バーコード読み取り
部2として従来のバーコードリーダをそのまま、あるい
は従来のバーコードリーダのバー幅量子化とデーコード
の部分のソフトウエアに修正を加えた状態で、利用する
ことができる。
【0025】図2は時間軸バーコードの発生処理及び読
み出し処理のフローチャートである。ステップS1〜S
4が時間軸バーコードの発生処理であり、ステップS5
〜S7は時間軸バーコードの読み出し処理である。図2
を参照してこの発明の実施の形態1の動作について説明
する。
【0026】S1:時間軸バーコードに変換して伝達す
べきデータを受ける。このデータはキーボード等の入力
装置から与えられたり、メモリなどの記憶装置から読み
出されたり、通信回線を通じて与えられたり、あるいは
図示しないバーコードリーダから与えられる。
【0027】S2:受けたデータを対応する幅をもつ白
バー(スペース)(「Hレベル」の光信号に対応)と黒
バー(バー)(「Lレベル」の光信号に対応)に変換す
る。この変換は、エンコードされた時間軸バーコードが
読み取り側により読めるバーコード形式に合致するよう
に行われる。例えば、ITF、CODE39、DODA
BARのようなバイナリコードの場合、バイナリコード
は太い白バー(黒バー)と細い白バー(黒バー)の2種
類から構成されるから、データを太い白バー(黒バー)
と細い白バー(黒バー)の組み合わせに変換する。JA
N、EAN、UPC、CODE128のようなマルチレ
ベルコードの場合、マルチレベルコードはいくつかの幅
の異なる白バー(スペース)と黒バー(バー)から構成
されるから、データを幅の異なる白バー(スペース)と
黒バー(バー)の組み合わせに変換する。
【0028】S3:エンコードされたデータに基づき時
系列パルス信号を発生する。例えば、エンコードされた
時間軸バーコードが「細い黒バー、細い白バー、細い黒
バー、細い白バー、太い白バー、太い黒バー、・・・」
であるとき、「短いLレベル信号、短いHレベル信号、
短いLレベル信号、短いHレベル信号、長いHレベル信
号、長いLレベル信号、・・・」に変換する(HLの論
理は逆であってもよい。例えば、Lが白バーに対応し、
Hが黒バーに対応するようにしてもよい)。
【0029】S4:発生された時系列パルス信号に基づ
き発光素子あるいはLCDなどの表示素子を駆動して、
光信号を発生させる。上記の例によれば、「短い暗い光
信号、短い明るい光信号、短い暗い光信号、短い明るい
光信号、長い明るい光信号、長い暗い光信号、・・・」
を発生する。この信号は図3(a)のようになる。この
信号は、印刷されたバーコードをスキャンしたときに得
られる図3(b)の信号と等価である。もっとも、図3
(b)ではスキャンの速度がばらつくとパルス幅が変化
し誤読の原因になるが、図3(a)ではそのようなこと
はなく、時間軸バーコードは読み取り精度の点で優れて
いる。
【0030】S5:光信号の時間変化を検出する。検出
される信号は図3(a)のようである。具体的には、パ
ルス信号は高い(H)電圧レベルと低い(L)電圧レベ
ルをもつから、十分高い周波数のサンプリング信号でH
レベルの信号及びLレベルの信号をサンプリングする。
サンプリングされたHレベルの数及びLレベルの数から
パルス信号の幅を計測する。
【0031】S6:検出された信号に基づき、白バー
(スペース)の時間幅及び黒バー(バー)の時間幅を測
定する。この処理はステップS3の逆の操作である。 S7:白バー(スペース)の時間幅及び黒バー(バー)
の時間幅とその順番に基づき、元のデータを得る。この
処理はステップS2の逆の操作である。
【0032】以上説明したように、時間軸バーコード発
生部1は与えられたデータを時間軸バーコードに変換
し、時間軸バーコード読み取り部2は時間軸バーコード
から元のデータを得る。したがって、本発明の実施の形
態1によれば、従来のバーコードと互換性のある時間軸
バーコードを提供できる。時間軸バーコード発生部1の
出力信号はバーコードをスキャンした場合と同じである
から、この時間軸バーコードは従来のPOSなどでその
まま読むことができる。
【0033】この時間軸バーコードを用いれば、小さな
解像度の低い表示装置、例えば携帯電話の液晶画面上に
もバーコードを表示することができ、それを直接POS
などで読み込むことができる。この時間軸バーコードは
省スペースである点に特徴がある。また、時間軸バーコ
ードはバーコードを印刷する必要がないので、印刷の手
間を省ける。
【0034】発明の実施の形態2.この発明の実施の形
態2の装置のブロック図を図4に示す。この発明の実施
の形態2の装置は、発光素子14に代えて自らは発光し
ないLCD14を備える。LCD14に表示される時間
軸バーコードを読むために、時間軸バーコード読み取り
部2に発光素子26を備え、この光をLCD14に照射
してその反射光を受光素子21で読み取る。LCD14
に従来のバーコードに対応する細長いバーを表示すれ
ば、時間軸バーコード読み取り部2として従来のペン型
バーコードリーダをそのまま用いることができる。もち
ろん、この場合はペン型バーコードリーダを動かす必要
はない。
【0035】この発明の実施の形態2の装置のほかの部
分の動作は、発明の実施の形態1の装置の場合と同様で
あるので、その説明を省略する。
【0036】発明の実施の形態3.この発明の実施の形
態3の装置のブロック図を図5に示す。この発明の実施
の形態3の装置のパルス発生器は、外部からスタート信
号を受けてパルスを発生し、時間軸バーコードを表示さ
せる。
【0037】印刷されたバーコードでは、左右に十分な
空白領域が確保されていてバーコード部分とそれ以外を
区別している。時間軸バーコードにおいても、パルスの
提示の前後に、時間的に十分に長い無信号状態を提示す
ることで、バーコードリーダにバーコード信号の開始と
終了を知らせることが出来る。この結果、時間軸バーコ
ードをすくなくとも2回以上提示すれば、バーコードリ
ーダで読み取ることが可能である。一方、レーザなどに
より光点を走査して読み取るタイプのバーコードリーダ
では、走査に同期して信号解析を行う装置も有る。その
ような装置における読み取り効率を向上させる目的で、
リーダーから読み取りの準備が完了した信号を時間軸バ
ーコード発生部1に送り、その信号を受けて時間軸バー
コードの発生を開始させることが有効である。
【0038】図5の装置では、時間軸バーコード読み取
り部2の発光素子26が読み取り準備完了信号を、時間
軸バーコード発生部1の受光素子16に送る。パルス発
生器12は、受光素子16から前記読み取り準備完了信
号を受け、これをスタート信号としてパルス信号を発生
する。時間軸バーコード発生部1に受光素子16を設け
ることにより、時間軸バーコードの発生と読み取りのタ
イミングを一致させることができる。
【0039】なお、パルス発生器12がスタート信号を
受け取る手段は受光素子16に限定されない。例えば、
図示しないスタートスイッチを設け、このスタートスイ
ッチが押されたらパルス発生を開始してもよいし、図示
しない無線/有線信号受信部を設け、無線/有線で読み
取り準備完了信号を受けてもよい。あるいは時間軸バー
コード発生部が所定の場所に置かれた状態を検出してパ
ルス発生を開始してもよい。
【0040】時間軸バーコード発生部を携帯電話に設け
た場合を例にとり、さらに具体的に説明する。あるキー
を押したときに時間軸バーコードの発生を開始するよう
にしてもよい。無線であるいは外部接続用コネクタを通
じてバーコード用のデータを受信したとき、あるいは所
定のスタートコードを受信したとき時間軸バーコードの
発生を開始するようにしてもよい。携帯電話をPOSに
接続された専用台に置かれたときに時間軸バーコードの
発生を開始するようにしてもよい。この場合、専用台に
置かれたかどうかは、充電端子あるいは外部接続用コネ
クタに電源あるいは信号を受けたことにより検出する。
【0041】この発明の実施の形態3の装置のほかの部
分の動作は、発明の実施の形態1の装置の場合と同様で
あるので、その説明を省略する。
【0042】時間軸バーコードの応用として次のような
ものが考えられる。携帯電話やPDA(personal digit
al assistant:個人用のデジタル情報処理を補助する道
具。携帯情報端末、メッセージパッドなどとも呼ぶ)の
表示部に時間軸バーコードを表示し、割引券、チケッ
ト、商品券、図書券、電子マネーの情報、クレジットカ
ードの番号、会員証、引換券、URL、レンタルビデオ
の貸し出し証、その他さまざまな情報の提示、認証、照
合に用いる。
【0043】例えば、Webページから割引券をダウン
ロードし、それを時間軸バーコードに変換して支払い時
に提示して割引を受ける。例えば、チケットなどの情報
を電子メールで送ってもらい、これを時間軸バーコード
に変換して入場時に提示する。例えば、商品券、図書
券、電子マネーなどの情報を電子メールで送ってもら
い、これらを時間軸バーコードに変換して支払い時に提
示する。
【0044】例えば、クレジットカードの番号を予め携
帯電話に入力しておき、これを時間軸バーコードに変換
して支払い時に提示する。例えば、会員証、引換券の認
証情報を予め携帯電話に入力しておき、これを時間軸バ
ーコードに変換して入場時/支払い時に提示する。例え
ば、所望のURLを送信してもらい、パソコンで当該U
RLを閲覧するときに当該URLを時間軸バーコードに
変換して表示する。パソコンはバーコードリーダを備
え、これからURLを受けて当該URLのWebページ
を表示する。例えば、レンタルビデオの借り出しのと
き、借り出し情報を携帯電話に電子メールで送ってもら
い、これを返却時に時間軸バーコードに変換して提示す
る。
【0045】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
【0046】また、本明細書において、部/手段とは必
ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機
能が、ソフトウェアによって実現される場合も包含す
る。さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手
段により実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機
能が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る時間軸バーコ
ード発生部及び読み取り部のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る装置の処理フ
ローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る装置の動作説
明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る時間軸バーコ
ード発生部及び読み取り部のブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る時間軸バーコ
ード発生部及び読み取り部のブロック図である。
【符号の説明】
1 時間軸バーコード発生部 2 時間軸バーコード読み取り部 11 エンコーダ 12 パルス発生器 13 駆動部 14 発光素子 15 LCD(液晶表示装置) 16 受光素子 21 受光素子 22 波形整形回路(バー幅デジタル信号生成部) 23 カウンタ(バー幅の量子化部) 24 デコーダ 25 駆動部 26 発光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名取 仁 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比 寿ガーデンプレイスタワー13階 メディア ポータルジャパン株式会社内 (72)発明者 田村 圭一 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比 寿ガーデンプレイスタワー13階 メディア ポータルジャパン株式会社内 (72)発明者 土田 勲 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比 寿ガーデンプレイスタワー13階 メディア ポータルジャパン株式会社内 (72)発明者 新堂 太郎 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比 寿ガーデンプレイスタワー13階 メディア ポータルジャパン株式会社内 (72)発明者 鹿児島 浩志 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比 寿ガーデンプレイスタワー13階 メディア ポータルジャパン株式会社内 Fターム(参考) 5B072 CC24 DD01 FF38 LL11 LL18

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを受けてこれを動的な時間軸バー
    コードに変換するエンコーダと、前記エンコーダにより
    変換された時間軸バーコードに対応するパルス信号を発
    生するパルス発生器と、前記パルス信号を受けて対応す
    る光信号を発生するための駆動部とを備える時間軸バー
    コード発生装置。
  2. 【請求項2】 前記エンコーダは、受けたデータをそれ
    ぞれ予め定められた時間幅をもつ複数の白レベルのパル
    スを発生するためのデータ及び予め定められた時間幅を
    もつ複数の黒レベルのパルスを発生するためのデータに
    変換し、前記複数の白レベルのパルス及び前記複数の黒
    レベルのパルスは前記時間軸バーコードを構成し、前記
    複数の白レベルのパルス及び前記複数の黒レベルのパル
    スの幅及び順序は、読み取り側により読み取り可能なバ
    ーコード形式に合致するように設定されていることを特
    徴とする請求項1記載の時間軸バーコード発生装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス発生器は、開始信号を受けた
    ときに前記時間軸バーコードに対応するパルス信号を発
    生することを特徴とする請求項1記載の時間軸バーコー
    ド発生装置。
  4. 【請求項4】 読み取り側から光信号を受けてこれを電
    気信号に変換する受光部を備え、前記パルス発生器は、
    前記受光部から開始信号を受けることを特徴とする請求
    項3記載の時間軸バーコード発生装置。
  5. 【請求項5】 開始スイッチを備え、前記パルス発生器
    は、前記開始スイッチから開始信号を受けることを特徴
    とする請求項3記載の時間軸バーコード発生装置。
  6. 【請求項6】 前記パルス発生器は、無線又は有線によ
    る通信により外部から開始信号を受けることを特徴とす
    る請求項3記載の時間軸バーコード発生装置。
  7. 【請求項7】 所定の場所に載置されたことを検出する
    位置検出部を備え、前記パルス発生器は、前記位置検出
    部から開始信号を受けることを特徴とする請求項3記載
    の時間軸バーコード発生装置。
  8. 【請求項8】 パルス信号の提示の前後に時間的に十分
    に長い無信号状態を提示することで、バーコードリーダ
    にバーコード信号の開始と終了を知らせることを特徴と
    する請求項1記載の時間軸バーコード発生装置。。
  9. 【請求項9】 動的な時間軸バーコードの光信号を受け
    る受光素子と、前記時間軸バーコードを構成するバーの
    表示時間を測定する時間測定部と、前記バーの表示時間
    に基づき前記時間軸バーコードを元のデータに戻すデコ
    ーダとを備える時間軸バーコード読み取り装置。
  10. 【請求項10】 時間軸バーコード発生装置に対して読
    み取り準備完了を示す信号を送出する送信部を備え、前
    記時間測定部は、前記読み取り準備完了信号の送出後に
    前記バーの表示時間の測定動作を開始することを特徴と
    する請求項8記載の時間軸バーコード読み取り装置。
  11. 【請求項11】 表示部と、前記表示部を駆動する駆動
    部と、外部とデータ通信を行う送受信部と、データを記
    憶する記憶部と、前記送受信部又は前記記憶部からデー
    タを受けてこれを動的な時間軸バーコードに変換するエ
    ンコーダと、前記エンコーダにより変換された時間軸バ
    ーコードに対応するパルス信号を発生するパルス発生器
    とを備え、前記駆動部は前記パルス信号を受けて前記表
    示部に前記時間軸バーコードを構成する複数のバーを所
    定の順番及び所定の時間間隔でひとつづつ表示すること
    を特徴とする時間軸バーコード表示装置を備える携帯用
    通信機器。
  12. 【請求項12】 前記送受信部はインターネットから前
    記データを受信することを特徴とする時間軸バーコード
    表示装置を備える携帯用通信機器。
  13. 【請求項13】 前記記憶部は前記データを予め記憶し
    ていることを特徴とする時間軸バーコード表示装置を備
    える携帯用通信機器。
JP2000290975A 2000-09-25 2000-09-25 時間軸バーコード発生装置及び時間軸バーコード読み取り装置並びに時間軸バーコード表示装置を備える携帯用通信機器 Pending JP2002099874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000290975A JP2002099874A (ja) 2000-09-25 2000-09-25 時間軸バーコード発生装置及び時間軸バーコード読み取り装置並びに時間軸バーコード表示装置を備える携帯用通信機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000290975A JP2002099874A (ja) 2000-09-25 2000-09-25 時間軸バーコード発生装置及び時間軸バーコード読み取り装置並びに時間軸バーコード表示装置を備える携帯用通信機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002099874A true JP2002099874A (ja) 2002-04-05

Family

ID=18774125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000290975A Pending JP2002099874A (ja) 2000-09-25 2000-09-25 時間軸バーコード発生装置及び時間軸バーコード読み取り装置並びに時間軸バーコード表示装置を備える携帯用通信機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002099874A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260326A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Washington Hotel Corp 宿泊予約システム
JP2015179392A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 カシオ計算機株式会社 コードシンボル表示装置、情報処理装置及びプログラム
JP2018106753A (ja) * 2018-03-20 2018-07-05 カシオ計算機株式会社 表示制御装置及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260326A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Washington Hotel Corp 宿泊予約システム
JP2015179392A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 カシオ計算機株式会社 コードシンボル表示装置、情報処理装置及びプログラム
JP2018106753A (ja) * 2018-03-20 2018-07-05 カシオ計算機株式会社 表示制御装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7028906B2 (en) System, method, and apparatus for communicating information between a mobile communications device and a bar code scanner
US5939699A (en) Bar code display apparatus
US20030058261A1 (en) Static display of a bar code on a display of a mobile communications device
US20090084840A1 (en) System and method for payment at a point-of-sale terminal
JP2007034916A (ja) 商品販売登録データ処理装置
KR100455802B1 (ko) 휴대용 단말장치에 시변 코드를 표시하는 방법 및 장치,및 이를 이용한 결제 및 인증 방법 및 장치
CN101524220B (zh) 盲人自助购物的方法
KR20020009379A (ko) 액정 바코드 스캔기능을 구비한 무선 바코드 스캐너
JPH05314299A (ja) 複数バーコードラベルの走査方法
US20070045421A1 (en) [barcode display device having data processing ability and its operation procedure]
CN110674661B (zh) 可执行的机器可读的符号体系
US20090233648A1 (en) Device for controlling display of mobile terminal and method thereof
JP2002099874A (ja) 時間軸バーコード発生装置及び時間軸バーコード読み取り装置並びに時間軸バーコード表示装置を備える携帯用通信機器
US20030042313A1 (en) Method and system for acquiring bar code encoded information
CN111241863A (zh) 一种可变补光强度的移动条码扫描设备和扫描方法
JP2004240922A (ja) 表示端末、シンボル生成装置及びシンボル表示システム
WO2017012584A1 (en) Method and system of light pulse communication
TW200949719A (en) Dynamic bar-code display and authentication method
JP2003281483A (ja) バーコードおよびこれを用いたバーコードシステム、バーコード発生装置、バーコード読取装置
KR200217840Y1 (ko) 액정 바코드 스캔기능을 구비한 무선 바코드 스캐너
KR100446233B1 (ko) 바코드 및 이차원 코드 판독 장치
KR20010091545A (ko) 모바일 통신망을 이용하여 마케팅 정보를 수집하기 위한시스템 및 방법
JP2002281171A (ja) 携帯端末装置
KR100601826B1 (ko) 바코드 전송이 가능한 이동통신단말기 및 광신호를 이용한능동형 바코드 시스템
KR200283554Y1 (ko) 바코드 스캔기능과 직접회로 칩 및 아이알디에이 회로를포함한 유,무선 양방향 액정표시창 바코드 스캐너