JP2002099669A - 省エネルギー対策支援システムおよびその方法ならびにその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

省エネルギー対策支援システムおよびその方法ならびにその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002099669A
JP2002099669A JP2000291258A JP2000291258A JP2002099669A JP 2002099669 A JP2002099669 A JP 2002099669A JP 2000291258 A JP2000291258 A JP 2000291258A JP 2000291258 A JP2000291258 A JP 2000291258A JP 2002099669 A JP2002099669 A JP 2002099669A
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JP
Japan
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energy
saving
energy saving
unit
energy consumption
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JP2000291258A
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Sadami Ouchi
定美 大内
Takao Baba
孝夫 馬塲
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネルギー対象に対する適切な省エネルギ
ー化対策に資する情報を提供し、活用すること。 【解決手段】 ユーザ認証情報が予め登録された顧客デ
ータベース7と、ユーザにユーザ認証情報の入力を促す
ユーザ認証入力処理部3と、入力したユーザ認証情報と
登録されたユーザ認証情報とを照合し、利用の可否を判
断するユーザ認証判断部4と、許可されたユーザに消費
エネルギー量の入力を促す消費エネルギー量入力部5
と、入力された消費エネルギー量を、製造設備9の生産
量で除したエネルギー原単位を算出するエネルギー原単
位算出部6と、生産量に対するエネルギー原単位の変化
を示すエネルギー原単位特性グラフを作成するエネルギ
ー原単位特性グラフ作成部10と、エネルギー原単位特
性グラフをユーザに提供するエネルギー原単位特性グラ
フ提供手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、消費エネルギー
量計測装置によって製造設備などの被省エネルギー対象
の消費エネルギー量を計測し、この計測結果をもとに前
記被省エネルギー対象の省エネルギー化対策を支援する
省エネルギー対策支援システムおよびその方法ならびに
その方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境に調和した工業製品の設
計、開発が社会的に強く要請されており、省エネルギー
化は、その一つの手段として従来から鋭意、努力されて
いるものの、そのシステマチックな実現には様々な困難
を伴うのが現実である。たとえば、この省エネルギー化
の実現には、まず省エネルギー化対象のエネルギー消費
特性を把握し、この特性を分析し、省エネルギー化を達
成するための製品開発、あるいは製品の導入選択、この
製品の導入に伴う費用対効果など、様々な要因が複雑に
絡み合っており、簡単に省エネルギー化を成功させるこ
とはできないのが現実である。
【0003】一方、近年、コンピュータ技術やIPネッ
トワークの発展に伴って、インターネットあるいはイン
トラネット上での各種のサービスが実現されるようにな
っている。このようなサービスが提供されることによっ
て、従来とは比較にならない有用な情報を得ることがで
きる。
【0004】ここで、ネットワークを用いて、消費エネ
ルギー量を自動計測するシステムとして、たとえば、図
63に示す従来の自動検針システムがある(特開平11
−252263号公報参照)。図63において、この自
動検針システムは、検針機201とコントローラ200
と電力会社やガス会社などのセンター208とを有し、
コントローラ200は、検針機201との通信処理を行
う検針機通信部202、センター208との通信処理を
行うセンター通信部207、検針結果を表示する表示装
置203、検診結果をもとに表示や通信などの制御を行
う制御部205、制御部205の動作を行うプログラム
および検針結果を記憶する記憶部206、および入力装
置204を有し、センター208は、各戸からコントロ
ーラ200の消費エネルギー量のデータを吸い上げ、銀
行からの引き落とし、領収書の送付などの制御を行う。
なお、センター208およびコントローラ200からの
アクセスの認証は、発呼時の発信者番号によって行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の自動検針システムなどを用いて消費エネルギー
量を計測したとしても、この消費エネルギー量をもとに
省エネルギー化を達成するには、多大な時間と労力とが
かかるという問題点があった。
【0006】たとえば、現在の工場全体、製造ライン、
さらには各製造設備などの省エネルギー化対象に対する
省エネルギー化を図るために、どのような対策を講じる
べきかについては、省エネルギー化対象の消費エネルギ
ー量をもとにエネルギー消費特性などを把握する必要が
あるとともに、このエネルギー消費特性に対応して、具
体的にどのような対策を講じると最適な省エネルギー化
を図ることができるのかについては、多大な調査、分析
を必要とし、結果的に、省エネルギー化の達成には、多
大の時間と労力とがかかるという問題点があった。
【0007】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
省エネルギー対象に対する適切な省エネルギー化対策に
資する情報を提供し、活用することができる省エネルギ
ー対策支援システムおよびその方法ならびにその方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる省エネルギー対策支援システム
は、消費エネルギー量計測装置によって製造設備などの
被省エネルギー対象の消費エネルギー量を計測し、この
計測結果をもとに前記被省エネルギー対象の省エネルギ
ー化対策を支援する省エネルギー対策支援システムにお
いて、当該省エネルギー対策支援システムの利用を許可
するユーザのユーザ認証情報が予め登録された顧客デー
タベースと、当該省エネルギー対策支援システムを利用
するユーザに対して前記ユーザ認証情報の入力を指示す
るユーザ認証入力指示手段と、前記ユーザ認証入力指示
手段の指示によってユーザが入力したユーザ認証情報と
前記顧客データベースに登録されたユーザ認証情報とを
照合し、前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システ
ムを利用できるか否かを判断するユーザ認証判断手段
と、前記ユーザ認証判断手段が当該省エネルギー対策支
援システムを利用することができると判断されたユーザ
に対して前記消費エネルギー量の入力を指示する消費エ
ネルギー量入力指示手段と、前記消費エネルギー量入力
指示手段の指示によって入力された消費エネルギー量
を、該消費エネルギー量計測時における前記被省エネル
ギー対象の生産量あるいは生産高で除した値をエネルギ
ー原単位として算出するエネルギー原単位算出手段と、
前記エネルギー原単位算出手段によって算出された複数
のエネルギー原単位の値と該値を算出した時の前記生産
量あるいは前記生産高の複数の値との組データをもと
に、前記生産量あるいは前記生産高に対するエネルギー
原単位の変化を示すエネルギー原単位特性グラフを作成
するエネルギー原単位特性グラフ作成手段と、前記ユー
ザに対して、前記エネルギー原単位特性グラフを提供す
るエネルギー原単位特性グラフ提供手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0009】この発明によれば、ユーザ認証入力指示手
段が、当該省エネルギー対策支援システムを利用するユ
ーザに対して前記ユーザ認証情報の入力を指示し、ユー
ザ認証判断手段が、前記ユーザ認証入力指示手段の指示
によってユーザが入力したユーザ認証情報と当該省エネ
ルギー対策支援システムの利用を許可するユーザのユー
ザ認証情報が予め登録された顧客データベースに登録さ
れたユーザ認証情報とを照合し、前記ユーザが当該省エ
ネルギー対策支援システムを利用できるか否かを判断
し、消費エネルギー量入力指示手段が、前記ユーザ認証
判断手段が当該省エネルギー対策支援システムを利用す
ることができると判断されたユーザに対して前記消費エ
ネルギー量の入力を指示し、エネルギー原単位算出手段
が、前記消費エネルギー量入力指示手段の指示によって
入力された消費エネルギー量を、該消費エネルギー量計
測時における前記被省エネルギー対象の生産量あるいは
生産高で除した値をエネルギー原単位として算出し、エ
ネルギー原単位特性グラフ作成手段が、前記エネルギー
原単位算出手段によって算出された複数のエネルギー原
単位の値と該値を算出した時の前記生産量あるいは前記
生産高の複数の値との組データをもとに、前記生産量あ
るいは前記生産高に対するエネルギー原単位の変化を示
すエネルギー原単位特性グラフを作成し、エネルギー原
単位特性グラフ提供手段が、前記ユーザに対して、前記
エネルギー原単位特性グラフを提供するようにしてい
る。
【0010】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー原単
位特性グラフ上における前記組データが示す各点に対し
て近似処理を施し、この近似処理結果であるエネルギー
原単位特性式を決定するエネルギー原単位特性式決定手
段と、前記エネルギー原単位特性式を前記ユーザに対し
て提供するエネルギー原単位特性式提供手段とをさらに
備えたことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、エネルギー原単位特性
式決定手段が、前記エネルギー原単位特性グラフ上にお
ける前記組データが示す各点に対して近似処理を施し、
この近似処理結果であるエネルギー原単位特性式を決定
し、エネルギー原単位特性式提供手段が、前記エネルギ
ー原単位特性式を前記ユーザに対して提供するようにし
ている。
【0012】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー原単
位特性式の近似特性をもとに、該エネルギー原単位特性
式を複数のエネルギー消費特性のいずれかに分類するエ
ネルギー消費特性決定手段と、前記エネルギー消費特性
の分類結果を前記ユーザに対して提供するエネルギー消
費特性提供手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、エネルギー消費特性決
定手段が、前記エネルギー原単位特性式の近似特性をも
とに、該エネルギー原単位特性式を複数のエネルギー消
費特性のいずれかに分類する。たとえば、近似処理を一
次近似とし、エネルギー原単位特性式を一次近似式とし
て決定した場合、エネルギー消費特性は、その傾きによ
って複数のエネルギー消費特性に分類される。その後、
エネルギー消費特性提供手段が、前記エネルギー消費特
性の分類結果を前記ユーザに対して提供するようにして
いる。
【0014】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー原単
位の値、前記エネルギー消費特性の分類結果、および/
または前記エネルギー原単位特性グラフにおける組デー
タが示す各点の分布状態をもとに、複数の被省エネルギ
ー対象に対して省エネルギー対策活動効果に関する順序
を決定し、この決定された順序をもつ省エネ対象リスト
を作成する省エネ対象リスト決定手段と、前記省エネ対
象リストを前記ユーザに対して提供する省エネ対象リス
ト提供手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、省エネ対象リスト決定
手段が、前記エネルギー原単位の値、前記エネルギー消
費特性の分類結果、および/または前記エネルギー原単
位特性グラフにおける組データが示す各点の分布状態を
もとに、複数の被省エネルギー対象に対して省エネルギ
ー対策活動効果に関する順序を決定し、この決定された
順序をもつ省エネ対象リストを作成し、省エネ対象リス
ト提供手段が、前記省エネ対象リストを前記ユーザに対
して提供するようにしている。
【0016】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記被省エネルギー
対象に対して計画されている計画生産量あるいは計画生
産高の入力を指示する生産量入力指示手段と、前記被省
エネルギー対象に対応するエネルギー原単位特性式に前
記生産量入力指示手段の指示によって入力された計画生
産量あるいは計画生産高を適用して予測される予測消費
エネルギー量を算出する消費エネルギー量決定手段と、
前記予測消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供す
る消費エネルギー量提供手段とをさらに備えたことを特
徴とする。
【0017】この発明によれば、生産量入力指示手段
が、前記被省エネルギー対象に対して計画されている計
画生産量あるいは計画生産高の入力を指示し、消費エネ
ルギー量提供手段が、前記被省エネルギー対象に対応す
るエネルギー原単位特性式に前記生産量入力指示手段の
指示によって入力された計画生産量あるいは計画生産高
を適用して予測される予測消費エネルギー量を算出し、
消費エネルギー量提供手段が、前記予測消費エネルギー
量を前記ユーザに対して提供するようにしている。
【0018】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、最新のエネルギー原
単位の値に対する目標削減率および計画されている計画
生産量あるいは計画生産高の入力を指示する目標削減率
入力指示手段と、前記目標削減率に対応したエネルギー
原単位を算出し、この算出されたエネルギー原単位の値
と前記計画生産量あるいは計画生産高の値との組データ
を前記エネルギー原単位特性グラフ上に追加して、再度
エネルギー原単位特性グラフを作成するエネルギー原単
位特性グラフ再作成手段と、前記エネルギー原単位特性
グラフ再作成手段によって再作成されたエネルギー原単
位特性グラフを前記ユーザに対して提供する再作成エネ
ルギー原単位特性グラフ提供手段とをさらに備えたこと
を特徴とする。
【0019】この発明によれば、目標削減率入力指示手
段が、最新のエネルギー原単位の値に対する目標削減率
および計画されている計画生産量あるいは計画生産高の
入力を指示し、エネルギー原単位特性グラフ再作成手段
が、前記目標削減率に対応したエネルギー原単位を算出
し、この算出されたエネルギー原単位の値と前記計画生
産量あるいは計画生産高の値との組データを前記エネル
ギー原単位特性グラフ上に追加して、再度エネルギー原
単位特性グラフを作成し、再作成エネルギー原単位特性
グラフ提供手段が、前記エネルギー原単位特性グラフ再
作成手段によって再作成されたエネルギー原単位特性グ
ラフを前記ユーザに対して提供するようにしている。
【0020】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー原単
位特性グラフ再作成手段によって再作成されたエネルギ
ー原単位特性グラフに対応するエネルギー原単位特性式
を再作成するエネルギー原単位特性式再決定手段と、前
記エネルギー原単位特性式再決定手段によって再作成さ
れたエネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して提供
する再作成エネルギー原単位特性式提供手段とをさらに
備えたことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、エネルギー原単位特性
式再決定手段が、前記エネルギー原単位特性グラフ再作
成手段によって再作成されたエネルギー原単位特性グラ
フに対応するエネルギー原単位特性式を再作成し、再作
成エネルギー原単位特性式提供手段が、前記エネルギー
原単位特性式再決定手段によって再作成されたエネルギ
ー原単位特性式を前記ユーザに対して提供するようにし
ている。
【0022】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー原単
位特性式再決定手段によって再作成されたエネルギー原
単位特性式に、前記目標削減率入力指示手段の指示によ
って入力された計画生産量あるいは計画生産高を適用
し、計画消費エネルギー量を再計算する消費エネルギー
量再決定手段と、前記消費エネルギー量再決定手段によ
って再決定された消費エネルギー量を前記ユーザに対し
て提供する再決定消費エネルギー量提供手段とをさらに
備えたことを特徴とする。
【0023】この発明によれば、消費エネルギー量再決
定手段が、前記エネルギー原単位特性式再決定手段によ
って再作成されたエネルギー原単位特性式に、前記目標
削減率入力指示手段の指示によって入力された計画生産
量あるいは計画生産高を適用し、計画消費エネルギー量
を再計算し、再決定消費エネルギー量提供手段が、前記
消費エネルギー量再決定手段によって再決定された消費
エネルギー量を前記ユーザに対して提供するようにして
いる。
【0024】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー原単
位特性式決定手段によって決定されたエネルギー原単位
特性式と前記エネルギー原単位特性式再決定手段によっ
て再決定されたエネルギー原単位特性式との双方を前記
ユーザに対して提供するエネルギー原単位特性式比較提
供手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0025】この発明によれば、エネルギー原単位特性
式比較提供手段が、前記エネルギー原単位特性式決定手
段によって決定されたエネルギー原単位特性式と前記エ
ネルギー原単位特性式再決定手段によって再決定された
エネルギー原単位特性式との双方を前記ユーザに対して
提供するようにしている。
【0026】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー原単
位特性式決定手段によって決定されたエネルギー原単位
特性式と前記エネルギー原単位特性式再決定手段によっ
て再決定されたエネルギー原単位特性式との差異を算出
するエネルギー原単位特性式差異算出手段と、前記エネ
ルギー原単位特性式差異算出手段によって算出されたエ
ネルギー原単位特性式の差異を前記ユーザに対して提供
するエネルギー原単位特性式差異提供手段とをさらに備
えたことを特徴とする。
【0027】この発明によれば、エネルギー原単位特性
式差違算出手段が、前記エネルギー原単位特性式決定手
段によって決定されたエネルギー原単位特性式と前記エ
ネルギー原単位特性式再決定手段によって再決定された
エネルギー原単位特性式との差異を算出する。この差違
は、たとえばそれぞれのエネルギー原単位特性式が示す
傾きの値の差あるいはy切片の値などの固定値の差など
である。その後、エネルギー原単位特性式差違提供手段
が、前記エネルギー原単位特性式差異算出手段によって
算出されたエネルギー原単位特性式の差異を前記ユーザ
に対して提供するようにしている。
【0028】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー原単
位特性式の傾きを示す値の上限値あるいは前記エネルギ
ー原単位の値の上限値を省エネアラーム基準として設定
する省エネアラーム設定手段と、前記省エネアラーム基
準の設定後に入力された消費エネルギー量を用いて、前
記エネルギー原単位特性式決定手段によって決定された
エネルギー原単位特性式が前記省エネアラーム基準を満
足しているか否かを判断する省エネアラーム判断手段
と、前記省エネアラーム判断手段が前記省エネアラーム
基準を満足していないと判断した場合、前記ユーザに対
してアラーム情報を提供する省エネアラーム提供手段と
をさらに備えたことを特徴とする。
【0029】この発明によれば、省エネアラーム設定手
段が、前記エネルギー原単位特性式の傾きを示す値の上
限値あるいは前記エネルギー原単位の値の上限値を省エ
ネアラーム基準として設定し、省エネアラーム判断手段
が、前記省エネアラーム基準の設定後に入力された消費
エネルギー量を用いて、前記エネルギー原単位特性式決
定手段によって決定されたエネルギー原単位特性式が前
記省エネアラーム基準を満足しているか否かを判断し、
省エネアラーム提供手段が、前記省エネアラーム判断手
段が前記省エネアラーム基準を満足していないと判断し
た場合、前記ユーザに対してアラーム情報を提供するよ
うにしている。
【0030】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、過去に実施された省
エネルギー対策活動を省エネ事例として保持する省エネ
事例データベースと、前記省エネ事例データベースに対
し、前記ユーザが過去に実施した省エネルギー対策活動
の情報を登録する省エネ事例登録手段とをさらに備えた
ことを特徴とする。
【0031】この発明によれば、省エネ事例登録手段
が、過去に実施された省エネルギー対策活動を省エネ事
例として保持する省エネ事例データベースに対し、前記
ユーザが過去に実施した省エネルギー対策活動の情報を
登録するようにしている。
【0032】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー消費
特性に対応した省エネ事例を前記省エネ事例データベー
スから検索する省エネ事例検索手段と、前記省エネ事例
検索手段によって検索された省エネ事例を前記ユーザに
対して提供する省エネ事例提供手段とをさらに備えたこ
とを特徴とする。
【0033】この発明によれば、省エネ事例検索手段
が、前記エネルギー消費特性に対応した省エネ事例を前
記省エネ事例データベースから検索し、省エネ事例提供
手段が、前記省エネ事例検索手段によって検索された省
エネ事例を前記ユーザに対して提供するようにしてい
る。
【0034】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、被省エネルギー対象
に対するエネルギー管理目標として前記エネルギー原単
位および省エネルギー化の目標達成期日の各値の入力を
指示するエネルギー管理目標入力指示手段と、前記エネ
ルギー管理目標入力指示手段の指示によって入力された
エネルギー原単位の値と前記エネルギー原単位算出手段
によって算出されたエネルギー原単位の値との差である
ギャップを算出するエネルギー原単位ギャップ算出手段
と、前記ギャップを、現時点から前記目標達成期日まで
の期間で除し、今後、日単位に削減すべき日単位エネル
ギー原単位の値を算出する日毎削減目標算出手段と、前
記日毎削減目標算出手段によって算出された日単位エネ
ルギー原単位の値を前記ユーザに対して提供する日毎削
減目標提供手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0035】この発明によれば、エネルギー管理目標入
力指示手段が、被省エネルギー対象に対するエネルギー
管理目標として前記エネルギー原単位および省エネルギ
ー化の目標達成期日の各値の入力を指示し、エネルギー
原単位ギャップ算出手段が、前記エネルギー管理目標入
力指示手段の指示によって入力されたエネルギー原単位
の値と前記エネルギー原単位算出手段によって算出され
たエネルギー原単位の値との差であるギャップを算出
し、日毎削減目標算出手段が、前記ギャップを、現時点
から前記目標達成期日までの期間で除し、今後、日単位
に削減すべき日単位エネルギー原単位の値を算出し、日
毎削減目標提供手段が、前記日毎削減目標算出手段によ
って算出された日単位エネルギー原単位の値を前記ユー
ザに対して提供するようにしている。
【0036】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、省エネ支援機器の名
称および該省エネ支援機器の購入金額を含む省エネ支援
機器に関するデータを保持した省エネ支援機器データベ
ースと、省エネ支援機器に関する見積もり依頼の入力指
示を前記ユーザに促す省エネ支援機器導入依頼手段と、
前記省エネ支援機器導入依頼手段が前記ユーザから省エ
ネ支援機器に関する見積もり依頼を受けた場合、前記省
エネ対象リスト決定手段によって決定された省エネ対象
リストの上位に位置した省エネルギー効果の高い被省エ
ネルギー対象から順次、該被省エネルギー対象に対応す
る適切な省エネ支援機器を、前記省エネ支援機器データ
ベースから抽出する省エネ支援機器抽出手段と、前記省
エネ支援機器抽出手段によって抽出された省エネ支援機
器の情報をもとに省エネ支援機器導入見積書を作成する
省エネ支援機器導入見積書作成手段と、前記省エネ支援
機器導入見積書作成手段によって作成された省エネ支援
機器導入見積書を前記ユーザに対して提供する省エネ支
援機器導入見積書提供手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0037】この発明によれば、省エネ支援機器導入依
頼手段が、省エネ支援機器に関する見積もり依頼の入力
指示をユーザに促し、省エネ支援機器抽出手段が、前記
省エネ支援機器導入依頼手段が前記ユーザから省エネ支
援機器に関する見積もり依頼を受けた場合、前記省エネ
対象リスト決定手段によって決定された省エネ対象リス
トの上位に位置した省エネルギー効果の高い被省エネル
ギー対象から順次、該被省エネルギー対象に対応する適
切な省エネ支援機器を、省エネ支援機器の名称および該
省エネ支援機器の購入金額を含む省エネ支援機器に関す
るデータを保持した省エネ支援機器データベースから抽
出し、省エネ支援機器導入見積書作成手段が、前記省エ
ネ支援機器抽出手段によって抽出された省エネ支援機器
の情報をもとに省エネ支援機器導入見積書を作成し、省
エネ支援機器導入見積書提供手段が、前記省エネ支援機
器導入見積書作成手段によって作成された省エネ支援機
器導入見積書を前記ユーザに対して提供するようにして
いる。
【0038】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、省エネルギー対策の
設備投資計画立案に必要な条件である被省エネルギー対
象に対するエネルギー削減目標として、エネルギー原単
位、削減達成期日、および設備投資の予算額の入力指示
を促す省エネ設備投資条件入力手段と、前記省エネ設備
投資条件入力手段によって入力されたエネルギー原単位
の値と前記エネルギー原単位算出手段によって算出され
たエネルギー原単位の値との差を算出するとともに、こ
の算出されたエネルギー原単位の差の値と前記省エネ対
象リスト決定手段によって決定された省エネ対象リスト
とをもとに、前記省エネ支援機器データベースから適切
な省エネ支援機器を抽出する省エネ支援機器導入候補決
定手段と、前記省エネ支援機器導入候補決定手段によっ
て抽出された省エネ支援機器の中から、前記設備投資の
予算額以内の省エネ支援機器を決定する実施省エネ支援
機器決定手段と、前記実施省エネ支援機器決定手段によ
って決定された省エネ支援機器に対し、前記削減達成期
日までの導入計画を立案する省エネ支援機器導入計画手
段と、前記省エネ支援機器導入計画手段によって立案さ
れた導入計画から省エネ設備投資計画を作成する省エネ
設備投資計画立案手段と、前記省エネ設備投資計画立案
手段によって作成された省エネ設備投資計画を前記ユー
ザに対して提供する省エネ設備投資計画提供手段とをさ
らに備えたことを特徴とする。
【0039】この発明によれば、省エネ設備投資条件入
力手段が、省エネルギー対策の設備投資計画立案に必要
な条件である被省エネルギー対象に対するエネルギー削
減目標として、エネルギー原単位、削減達成期日、およ
び設備投資の予算額の入力指示を促し、省エネ支援機器
導入候補決定手段が、前記省エネ設備投資条件入力手段
によって入力されたエネルギー原単位の値と前記エネル
ギー原単位算出手段によって算出されたエネルギー原単
位の値との差を算出するとともに、この算出されたエネ
ルギー原単位の差の値と前記省エネ対象リスト決定手段
によって決定された省エネ対象リストとをもとに、前記
省エネ支援機器データベースから適切な省エネ支援機器
を抽出し、実施省エネ支援機器決定手段が、前記省エネ
支援機器導入候補決定手段によって抽出された省エネ支
援機器の中から、前記設備投資の予算額以内の省エネ支
援機器を決定し、省エネ支援機器導入計画手段が、前記
実施省エネ支援機器決定手段によって決定された省エネ
支援機器に対し、前記削減達成期日までの導入計画を立
案し、省エネ設備投資計画立案手段が、前記省エネ支援
機器導入計画手段によって立案された導入計画から省エ
ネ設備投資計画を作成し、省エネ設備投資計画提供手段
が、前記省エネ設備投資計画立案手段によって作成され
た省エネ設備投資計画を前記ユーザに対して提供するよ
うにしている。
【0040】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記省エネ事例提供
手段または前記省エネ支援機器抽出手段によって提供さ
れた前記省エネ事例または省エネ支援機器に対する実施
のし易さを示す情報の依頼入力を促す省エネ対策リスト
依頼手段と、前記省エネ対策リスト依頼手段によって依
頼された場合、各省エネ事例または各省エネ支援機器を
実施した場合の費用を算出する省エネ対策費用算出手段
と、前記省エネ対策費用算出手段によって算出された省
エネルギー対策費用の小さい順序で各省エネ事例または
各省エネ支援機器を並べ替えた省エネ対策リストを作成
する省エネ対策リスト作成手段と、前記省エネ対策リス
ト作成手段によって作成された省エネ対策リストを前記
ユーザに対して提供する省エネ対策リスト提供手段とを
さらに備えたことを特徴とする。
【0041】この発明によれば、省エネ対策リスト依頼
手段が、前記省エネ事例提供手段または前記省エネ支援
機器抽出手段によって提供された前記省エネ事例または
省エネ支援機器に対する実施のし易さを示す情報の依頼
入力を促し、省エネ対策費用算出手段が、前記省エネ対
策リスト依頼手段によって依頼された場合、各省エネ事
例または各省エネ支援機器を実施した場合の費用を算出
し、省エネ対策リスト作成手段が、前記省エネ対策費用
算出手段によって算出された省エネルギー対策費用の小
さい順序で各省エネ事例または各省エネ支援機器を並べ
替えた省エネ対策リストを作成し、省エネ対策リスト提
供手段が、前記省エネ対策リスト作成手段によって作成
された省エネ対策リストを前記ユーザに対して提供する
ようにしている。
【0042】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記省エネアラーム
提供手段によってアラーム情報を受信したユーザに対
し、一定時間周期毎に前記消費エネルギー量計測装置に
送出するアラーム情報の設定入力を指示するアラーム情
報設定手段と、前記アラーム情報設定手段によって設定
されたアラーム情報を前記消費エネルギー量計測装置に
送信するアラーム情報送信手段とをさらに備えたことを
特徴とする。
【0043】この発明によれば、アラーム情報設定手段
が、前記省エネアラーム提供手段によってアラーム情報
を受信したユーザに対し、一定時間周期毎に前記消費エ
ネルギー量計測装置に送出するアラーム情報の設定入力
を指示し、アラーム情報送信手段が、前記アラーム情報
設定手段によって設定されたアラーム情報を前記消費エ
ネルギー量計測装置に送信するようにしている。
【0044】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記省エネアラーム
提供手段によって提供されるアラーム情報をもとに、前
記消費エネルギー量計測装置に接続される被省エネルギ
ー対象の消費エネルギー量を削減させる制御命令を作成
する削減制御命令作成手段と、前記削減制御命令作成手
段によって作成された制御命令を前記被省エネルギー対
象に送信する削減制御命令送信手段とをさらに備えたこ
とを特徴とする。
【0045】この発明によれば、削減制御命令作成手段
が、前記省エネアラーム提供手段によって提供されるア
ラーム情報をもとに、前記消費エネルギー量計測装置に
接続される被省エネルギー対象の消費エネルギー量を削
減させる制御命令を作成し、削減制御命令送信手段が、
前記削減制御命令作成手段によって作成された制御命令
を前記被省エネルギー対象に送信するようにしている。
【0046】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、今後実施可能な省エ
ネ対策費用の入力を促す省エネ対策費用入力手段と、前
記省エネ対策費用入力手段によって入力された省エネ対
策費用に対し、前記省エネ対策リスト作成手段によって
作成された省エネ対策リストの中から、前記省エネ対策
費用入力手段によって入力された省エネ対策費用以内で
実施可能な省エネ対策事項を抽出する費用可能省エネ対
策抽出手段と、前記費用可能省エネ対策抽出手段によっ
て抽出された省エネ対策事項を前記ユーザに対して提供
する費用可能省エネ対策提供手段とをさらに備えたこと
を特徴とする。
【0047】この発明によれば、省エネ対策費用入力手
段が、今後実施可能な省エネ対策費用の入力を促し、費
用可能省エネ対策抽出手段が、前記省エネ対策費用入力
手段によって入力された省エネ対策費用に対し、前記省
エネ対策リスト作成手段によって作成された省エネ対策
リストの中から、前記省エネ対策費用入力手段によって
入力された省エネ対策費用以内で実施可能な省エネ対策
事項を抽出し、費用可能省エネ対策提供手段が、前記費
用可能省エネ対策抽出手段によって抽出された省エネ対
策事項を前記ユーザに対して提供するようにしている。
【0048】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー原単
位特性グラフ作成手段によって作成されたエネルギー原
単位特性グラフ上における組データの各点の分布状態お
よび前記エネルギー原単位特性式決定手段によって決定
されたエネルギー原単位特性式の近似特性をもとに、今
後の消費エネルギー量の計測および収集の停止を含めた
該消費エネルギー量の計測および収集の最適な時間周期
を決定する推奨時間周期決定手段と、前記推奨時間周期
決定手段によって決定された時間周期を前記ユーザに対
して提供する推奨時間周期提供手段とをさらに備えたこ
とを特徴とする。
【0049】この発明によれば、推奨時間周期決定手段
が、前記エネルギー原単位特性グラフ作成手段によって
作成されたエネルギー原単位特性グラフ上における組デ
ータの各点の分布状態および前記エネルギー原単位特性
式決定手段によって決定されたエネルギー原単位特性式
の近似特性をもとに、今後の消費エネルギー量の計測お
よび収集の停止を含めた該消費エネルギー量の計測およ
び収集の最適な時間周期を決定し、推奨時間周期提供手
段が、前記推奨時間周期決定手段によって決定された時
間周期を前記ユーザに対して提供するようにしている。
【0050】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記エネルギー原単
位特性グラフ作成手段によって作成されたエネルギー原
単位特性グラフ上における組データの各点の分布状態お
よび前記エネルギー原単位特性式決定手段によって決定
されたエネルギー原単位特性式の近似特性をもとに、エ
ネルギー原単位の値の上限値あるいはエネルギー原単位
特性式の傾きの上限値の最適な値を推奨する推奨省エネ
アラーム基準を決定する推奨省エネアラーム決定手段
と、前記推奨省エネアラーム決定手段によって決定され
た推奨省エネアラーム基準を前記ユーザに対して提供す
る推奨省エネアラーム提供手段とをさらに備えたことを
特徴とする。
【0051】この発明によれば、推奨省エネアラーム決
定手段が、前記エネルギー原単位特性グラフ作成手段に
よって作成されたエネルギー原単位特性グラフ上におけ
る組データの各点の分布状態および前記エネルギー原単
位特性式決定手段によって決定されたエネルギー原単位
特性式の近似特性をもとに、エネルギー原単位の値の上
限値あるいはエネルギー原単位特性式の傾きの上限値の
最適な値を推奨し、推奨省エネアラーム提供手段が、前
記推奨省エネアラーム決定手段によって決定された推奨
省エネアラーム基準を前記ユーザに対して提供するよう
にしている。
【0052】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記省エネ事例デー
タベースは、業種別および/または製品別を含む複数の
カテゴリー別に省エネ事例を格納した複数の省エネ事例
データベースであり、前記ユーザが当該省エネルギー対
策支援システムを利用した場合における省エネ事例を前
記複数の省エネ事例データベースのうちの適切な省エネ
事例データベースに登録する種別省エネ事例データ登録
手段と、前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システ
ムを利用した場合における操作履歴をデータベースとし
て保持する操作履歴データベースと、前記操作履歴デー
タベースの操作履歴をもとに、当該省エネルギー対策支
援システム利用時に最適な省エネ事例データベースを利
用させる処理を行う省エネ事例データ活用手段とをさら
に備えたことを特徴とする。
【0053】この発明によれば、種類別省エネ事例デー
タ登録手段が、前記ユーザが当該省エネルギー対策支援
システムを利用した場合における省エネ事例を前記複数
の省エネ事例データベースのうちの適切な省エネ事例デ
ータベースに登録し、省エネ事例データ活用手段が、前
記ユーザが当該省エネルギー対策支援システムを利用し
た場合における操作履歴をデータベースとして保持する
操作履歴データベースの操作履歴をもとに、当該省エネ
ルギー対策支援システム利用時に最適な省エネ事例デー
タベースを利用させる処理を行うようにしている。
【0054】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、1以上の前記ユーザ
はクライアントとして1以上のクライアントコンピュー
タを用いてネットワークに接続されるとともに、請求項
1〜23に記載の少なくとも一つの手段はサーバコンピ
ュータとしてネットワークに接続され、前記1以上のク
ライアントが前記サーバコンピュータを利用した利用情
報を記憶する利用課金データベースと、前記1以上のク
ライアントが前記サーバコンピュータを利用する毎に該
1以上のクライアントの利用情報を前記利用課金データ
ベースに登録する利用課金登録手段と、前記利用課金登
録手段によって登録された利用情報を実際の貨幣的価値
を有する貨幣情報に変換する利用課金貨幣変換手段と、
前記利用課金貨幣変換手段によって変換された貨幣情報
を前記クライアントに提供する利用課金請求手段とをさ
らに備えたことを特徴とする。
【0055】この発明によれば、利用課金登録手段が、
1以上のクライアントが前記サーバコンピュータを利用
する毎に該1以上のクライアントの利用情報を利用課金
データベースに登録し、利用課金貨幣変換手段が、前記
利用課金登録手段によって登録された利用情報を実際の
貨幣的価値を有する貨幣情報に変換し、利用課金請求手
段が、前記利用課金貨幣変換手段によって変換された貨
幣情報を前記クライアントに提供するようにしている。
【0056】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記省エネ事例デー
タベースから、一定期間以上登録されている省エネ事例
であって、最も設備投資コストが安くかつ省エネ効果が
高い省エネ事例を抽出する効果大省エネ事例データ検索
手段と、前記効果大省エネ事例データ検索手段によって
抽出された省エネ事例を登録した前記ユーザに対して表
彰を行う効果大省エネ事例データ表彰手段とをさらに備
えたことを特徴とする。
【0057】この発明によれば、効果大省エネ事例デー
タ検索手段が、省エネ事例データベースから、一定期間
以上登録されている省エネ事例であって、最も設備投資
コストが安くかつ省エネ効果が高い省エネ事例を抽出
し、効果大省エネ事例データ表彰手段が、前記効果大省
エネ事例データ検索手段によって抽出された省エネ事例
を登録した前記ユーザに対して表彰を行うようにしてい
る。
【0058】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記省エネ事例デー
タベースから、一定期間以上登録されている省エネ事例
であって、前記省エネ操作履歴データベースをもとに最
も参照回数が多かった省エネ事例を抽出する参照大省エ
ネ事例データ検索手段と、前記参照大省エネ事例データ
検索手段によって抽出された省エネ事例を登録した前記
ユーザに対して表彰を行う参照大省エネ事例データ表彰
手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0059】この発明によれば、参照大省エネ事例デー
タ検索手段が、前記省エネ事例データベースから、一定
期間以上登録されている省エネ事例であって、前記省エ
ネ操作履歴データベースをもとに最も参照回数が多かっ
た省エネ事例を抽出し、参照大省エネ事例データ表彰手
段が、前記参照大省エネ事例データ検索手段によって抽
出された省エネ事例を登録した前記ユーザに対して表彰
を行うようにしている。
【0060】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、前記省エネ事例デー
タベースに一定期間以上登録されている省エネ事例の中
から、ユーザが最も参考になった省エネ事例のデータ名
をユーザに対して投票させる省エネ事例データ投票手段
と、前記省エネ事例データ投票手段によって最も得票が
多かった省エネ事例を抽出する得票大省エネ事例データ
検索手段と、前記得票大省エネ事例データ検索手段によ
って抽出された省エネ事例を登録したユーザに対して表
彰を行う得票大省エネ事例データ表彰手段とをさらに備
えたことを特徴とする。
【0061】この発明によれば、省エネ事例データ投票
手段が、前記省エネ事例データベースに一定期間以上登
録されている省エネ事例の中から、ユーザが最も参考に
なった省エネ事例のデータ名をユーザに対して投票さ
せ、得票大省エネ事例データ検索手段が、前記省エネ事
例データ投票手段によって最も得票が多かった省エネ事
例を抽出し、得票大省エネ事例データ表彰手段が、前記
得票大省エネ事例データ検索手段によって抽出された省
エネ事例を登録したユーザに対して表彰を行うようにし
ている。
【0062】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
システムは、上記の発明において、一定期間内にユーザ
が前記省エネ事例データベースに省エネ事例を登録した
回数を登録する省エネ事例データ入力回数登録手段と、
前記省エネ事例データ入力回数登録手段によって登録さ
れた回数に対応した利用課金の割引率を算出する利用課
金割引率算出手段と、前記利用課金割引率算出手段によ
って算出された前記割引率を用いて、前記利用課金デー
タベースに登録された利用課金データを変更し、再登録
する利用課金再登録手段とをさらに備えたことを特徴と
する。
【0063】この発明によれば、省エネ事例データ入力
回数登録手段が、一定期間内にユーザが前記省エネ事例
データベースに省エネ事例を登録した回数を登録し、利
用課金割引率算出手段が、前記省エネ事例データ入力回
数登録手段によって登録された回数に対応した利用課金
の割引率を算出し、利用課金再登録手段が、前記利用課
金割引率算出手段によって算出された前記割引率を用い
て、前記利用課金データベースに登録された利用課金デ
ータを変更し、再登録するようにしている。
【0064】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、消費エネルギー量計測装置によって製造設備な
どの被省エネルギー対象の消費エネルギー量を計測し、
この計測結果をもとに前記被省エネルギー対象の省エネ
ルギー化対策を支援する省エネルギー対策支援方法にお
いて、当該省エネルギー対策支援システムの利用を許可
するユーザのユーザ認証情報が予め登録された顧客登録
工程と、当該省エネルギー対策支援システムを利用する
ユーザに対して前記ユーザ認証情報の入力を指示するユ
ーザ認証入力指示工程と、前記ユーザ認証入力指示工程
の指示によってユーザが入力したユーザ認証情報と前記
顧客登録工程によって登録されたユーザ認証情報とを照
合し、前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システム
を利用できるか否かを判断するユーザ認証判断工程と、
前記ユーザ認証判断工程が当該省エネルギー対策支援シ
ステムを利用することができると判断されたユーザに対
して前記消費エネルギー量の入力を指示する消費エネル
ギー量入力指示工程と、前記消費エネルギー量入力指示
工程の指示によって入力された消費エネルギー量を、該
消費エネルギー量計測時における前記被省エネルギー対
象の生産量あるいは生産高で除した値をエネルギー原単
位として算出するエネルギー原単位算出工程と、前記エ
ネルギー原単位算出工程によって算出された複数のエネ
ルギー原単位の値と該値を算出した時の前記生産量ある
いは前記生産高の複数の値との組データをもとに、前記
生産量あるいは前記生産高に対するエネルギー原単位の
変化を示すエネルギー原単位特性グラフを作成するエネ
ルギー原単位特性グラフ作成工程と、前記ユーザに対し
て、前記エネルギー原単位特性グラフを提供するエネル
ギー原単位特性グラフ提供工程とを含むことを特徴とす
る。
【0065】この発明によれば、顧客登録工程によっ
て、当該省エネルギー対策支援システムの利用を許可す
るユーザのユーザ認証情報を予め登録し、ユーザ認証入
力指示工程によって、当該省エネルギー対策支援システ
ムを利用するユーザに対して前記ユーザ認証情報の入力
を指示し、ユーザ認証判断工程によって、前記ユーザ認
証入力指示工程の指示によってユーザが入力したユーザ
認証情報と前記顧客登録工程によって登録されたユーザ
認証情報とを照合し、前記ユーザが当該省エネルギー対
策支援システムを利用できるか否かを判断し、消費エネ
ルギー量入力指示工程によって、前記ユーザ認証判断工
程が当該省エネルギー対策支援システムを利用すること
ができると判断されたユーザに対して前記消費エネルギ
ー量の入力を指示し、エネルギー原単位算出工程によっ
て、前記消費エネルギー量入力指示工程の指示によって
入力された消費エネルギー量を、該消費エネルギー量計
測時における前記被省エネルギー対象の生産量あるいは
生産高で除した値をエネルギー原単位として算出し、エ
ネルギー原単位特性グラフ作成工程によって、前記エネ
ルギー原単位算出工程によって算出された複数のエネル
ギー原単位の値と該値を算出した時の前記生産量あるい
は前記生産高の複数の値との組データをもとに、前記生
産量あるいは前記生産高に対するエネルギー原単位の変
化を示すエネルギー原単位特性グラフを作成し、エネル
ギー原単位特性グラフ提供工程によって、前記ユーザに
対して、前記エネルギー原単位特性グラフを提供するよ
うにしている。
【0066】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー原単位特
性グラフ上における前記組データが示す各点に対して近
似処理を施し、この近似処理結果であるエネルギー原単
位特性式を決定するエネルギー原単位特性式決定工程
と、前記エネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して
提供するエネルギー原単位特性式提供工程とをさらに含
むことを特徴とする。
【0067】この発明によれば、エネルギー原単位特性
式決定工程によって、前記エネルギー原単位特性グラフ
上における前記組データが示す各点に対して近似処理を
施し、この近似処理結果であるエネルギー原単位特性式
を決定し、エネルギー原単位特性式提供工程によって、
前記エネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して提供
するようにしている。
【0068】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー原単位特
性式の近似特性をもとに、該エネルギー原単位特性式を
複数のエネルギー消費特性のいずれかに分類するエネル
ギー消費特性決定工程と、前記エネルギー消費特性の分
類結果を前記ユーザに対して提供するエネルギー消費特
性提供工程とをさらに含むことを特徴とする。
【0069】この発明によれば、エネルギー消費特性決
定工程によって、前記エネルギー原単位特性式の近似特
性をもとに、該エネルギー原単位特性式を複数のエネル
ギー消費特性のいずれかに分類する。たとえば、近似処
理を一次近似とし、エネルギー原単位特性式を一次近似
式として決定した場合、エネルギー消費特性は、その傾
きによって複数のエネルギー消費特性に分類される。そ
の後、エネルギー消費特性提供工程によって、前記エネ
ルギー消費特性の分類結果を前記ユーザに対して提供す
るようにしている。
【0070】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー原単位の
値、前記エネルギー消費特性の分類結果、および/また
は前記エネルギー原単位特性グラフにおける組データが
示す各点の分布状態をもとに、複数の被省エネルギー対
象に対して省エネルギー対策活動効果に関する順序を決
定し、この決定された順序をもつ省エネ対象リストを作
成する省エネ対象リスト決定工程と、前記省エネ対象リ
ストを前記ユーザに対して提供する省エネ対象リスト提
供工程とをさらに含むことを特徴とする。
【0071】この発明によれば、省エネ対象リスト決定
工程によって、前記エネルギー原単位の値、前記エネル
ギー消費特性の分類結果、および/または前記エネルギ
ー原単位特性グラフにおける組データが示す各点の分布
状態をもとに、複数の被省エネルギー対象に対して省エ
ネルギー対策活動効果に関する順序を決定し、この決定
された順序をもつ省エネ対象リストを作成し、省エネ対
象リスト提供工程によって、前記省エネ対象リストを前
記ユーザに対して提供するようにしている。
【0072】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記被省エネルギー対象
に対して計画されている計画生産量あるいは計画生産高
の入力を指示する生産量入力指示工程と、前記被省エネ
ルギー対象に対応するエネルギー原単位特性式に前記生
産量入力指示手段の指示によって入力された計画生産量
あるいは計画生産高を適用して予測される予測消費エネ
ルギー量を算出する消費エネルギー量決定工程と、前記
予測消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供する消
費エネルギー量提供工程とをさらに含むことを特徴とす
る。
【0073】この発明によれば、生産量入力指示工程に
よって、前記被省エネルギー対象に対して計画されてい
る計画生産量あるいは計画生産高の入力を指示し、消費
エネルギー量決定工程によって、前記被省エネルギー対
象に対応するエネルギー原単位特性式に前記生産量入力
指示手段の指示によって入力された計画生産量あるいは
計画生産高を適用して予測される予測消費エネルギー量
を算出し、消費エネルギー量提供工程によって、前記予
測消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供するよう
にしている。
【0074】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、最新のエネルギー原単位
の値に対する目標削減率および計画されている計画生産
量あるいは計画生産高の入力を指示する目標削減率入力
指示工程と、前記目標削減率に対応したエネルギー原単
位を算出し、この算出されたエネルギー原単位の値と前
記計画生産量あるいは計画生産高の値との組データを前
記エネルギー原単位特性グラフ上に追加して、再度エネ
ルギー原単位特性グラフを作成するエネルギー原単位特
性グラフ再作成工程と、前記エネルギー原単位特性グラ
フ再作成工程によって再作成されたエネルギー原単位特
性グラフを前記ユーザに対して提供する再作成エネルギ
ー原単位特性グラフ提供工程とをさらに含むことを特徴
とする。
【0075】この発明によれば、目標削減率入力指示工
程によって、最新のエネルギー原単位の値に対する目標
削減率および計画されている計画生産量あるいは計画生
産高の入力を指示し、エネルギー原単位グラフ再作成工
程によって、前記目標削減率に対応したエネルギー原単
位を算出し、この算出されたエネルギー原単位の値と前
記計画生産量あるいは計画生産高の値との組データを前
記エネルギー原単位特性グラフ上に追加して、再度エネ
ルギー原単位特性グラフを作成し、再作成エネルギー原
単位特性グラフ提供工程によって、前記エネルギー原単
位特性グラフ再作成工程によって再作成されたエネルギ
ー原単位特性グラフを前記ユーザに対して提供するよう
にしている。
【0076】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー原単位特
性グラフ再作成工程によって再作成されたエネルギー原
単位特性グラフに対応するエネルギー原単位特性式を再
作成するエネルギー原単位特性式再決定工程と、前記エ
ネルギー原単位特性式再決定工程によって再作成された
エネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して提供する
再作成エネルギー原単位特性式提供工程とをさらに含む
ことを特徴とする。
【0077】この発明によれば、エネルギー原単位特性
式再決定工程によって、前記エネルギー原単位特性グラ
フ再作成工程によって再作成されたエネルギー原単位特
性グラフに対応するエネルギー原単位特性式を再作成
し、再作成エネルギー原単位特性式提供工程によって、
前記エネルギー原単位特性式再決定工程によって再作成
されたエネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して提
供するようにしている。
【0078】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー原単位特
性式再決定工程によって再作成されたエネルギー原単位
特性式に、前記目標削減率入力指示工程の指示によって
入力された計画生産量あるいは計画生産高を適用し、計
画消費エネルギー量を再計算する消費エネルギー量再決
定工程と、前記消費エネルギー量再決定工程によって再
決定された消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供
する再決定消費エネルギー量提供工程とをさらに含むこ
とを特徴とする。
【0079】この発明によれば、消費エネルギー量再決
定工程によって、前記エネルギー原単位特性式再決定工
程によって再作成されたエネルギー原単位特性式に、前
記目標削減率入力指示工程の指示によって入力された計
画生産量あるいは計画生産高を適用し、計画消費エネル
ギー量を再計算し、再決定消費エネルギー量提供工程に
よって、前記消費エネルギー量再決定工程によって再決
定された消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供す
るようにしている。
【0080】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー原単位特
性式決定工程によって決定されたエネルギー原単位特性
式と前記エネルギー原単位特性式再決定工程によって再
決定されたエネルギー原単位特性式との双方を前記ユー
ザに対して提供するエネルギー原単位特性式比較提供工
程をさらに含むことを特徴とする。
【0081】この発明によれば、エネルギー原単位特性
式比較提供工程によって、前記エネルギー原単位特性式
決定工程によって決定されたエネルギー原単位特性式と
前記エネルギー原単位特性式再決定工程によって再決定
されたエネルギー原単位特性式との双方を前記ユーザに
対して提供するようにしている。
【0082】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー原単位特
性式決定工程によって決定されたエネルギー原単位特性
式と前記エネルギー原単位特性式再決定工程によって再
決定されたエネルギー原単位特性式との差異を算出する
エネルギー原単位特性式差異算出工程と、前記エネルギ
ー原単位特性式差異算出工程によって算出されたエネル
ギー原単位特性式の差異を前記ユーザに対して提供する
エネルギー原単位特性式差異提供工程とをさらに含むこ
とを特徴とする。
【0083】この発明によれば、エネルギー原単位特性
式差異算出工程によって、前記エネルギー原単位特性式
決定工程によって決定されたエネルギー原単位特性式と
前記エネルギー原単位特性式再決定工程によって再決定
されたエネルギー原単位特性式との差異を算出する。こ
の差異は、たとえば各式がそれぞれ示す傾きの値の差あ
るいはy切片の値などの固定値の差などである。その
後、エネルギー原単位特性式差異提供工程によって、前
記エネルギー原単位特性式差異算出工程によって算出さ
れたエネルギー原単位特性式の差異を前記ユーザに対し
て提供するようにしている。
【0084】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー原単位特
性式の傾きを示す値の上限値あるいは前記エネルギー原
単位の値の上限値を省エネアラーム基準として設定する
省エネアラーム設定工程と、前記省エネアラーム基準の
設定後に入力された消費エネルギー量を用いて、前記エ
ネルギー原単位特性式決定工程によって決定されたエネ
ルギー原単位特性式が前記省エネアラーム基準を満足し
ているか否かを判断する省エネアラーム判断工程と、前
記省エネアラーム判断工程が前記省エネアラーム基準を
満足していないと判断した場合、前記ユーザに対してア
ラーム情報を提供する省エネアラーム提供工程とをさら
に含むことを特徴とする。
【0085】この発明によれば、省エネアラーム設定工
程によって、前記エネルギー原単位特性式の傾きを示す
値の上限値あるいは前記エネルギー原単位の値の上限値
を省エネアラーム基準として設定し、省エネアラーム判
断工程によって、前記省エネアラーム基準の設定後に入
力された消費エネルギー量を用いて、前記エネルギー原
単位特性式決定工程によって決定されたエネルギー原単
位特性式が前記省エネアラーム基準を満足しているか否
かを判断し、省エネアラーム提供工程によって、前記省
エネアラーム判断工程が前記省エネアラーム基準を満足
していないと判断した場合、前記ユーザに対してアラー
ム情報を提供するようにしている。
【0086】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、過去に実施された省エネ
ルギー対策活動を省エネ事例として保持する省エネ事例
データベースに対し、前記ユーザが過去に実施した省エ
ネルギー対策活動の情報を登録する省エネ事例登録工程
をさらに含むことを特徴とする。
【0087】この発明によれば、省エネ事例登録工程に
よって、過去に実施された省エネルギー対策活動を省エ
ネ事例として保持する省エネ事例データベースに対し、
前記ユーザが過去に実施した省エネルギー対策活動の情
報を登録するようにしている。
【0088】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー消費特性
に対応した省エネ事例を前記省エネ事例データベースか
ら検索する省エネ事例検索工程と、前記省エネ事例検索
工程によって検索された省エネ事例を前記ユーザに対し
て提供する省エネ事例提供工程とをさらに含むことを特
徴とする。
【0089】この発明によれば、省エネ事例検索工程に
よって、前記エネルギー消費特性に対応した省エネ事例
を前記省エネ事例データベースから検索し、省エネ事例
提供工程によって、前記省エネ事例検索工程によって検
索された省エネ事例を前記ユーザに対して提供するよう
にしている。
【0090】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、被省エネルギー対象に対
するエネルギー管理目標として前記エネルギー原単位お
よび省エネルギー化の目標達成期日の各値の入力を指示
するエネルギー管理目標入力指示工程と、前記エネルギ
ー管理目標入力指示工程の指示によって入力されたエネ
ルギー原単位の値と前記エネルギー原単位算出工程によ
って算出されたエネルギー原単位の値との差であるギャ
ップを算出するエネルギー原単位ギャップ算出工程と、
前記ギャップを、現時点から前記目標達成期日までの期
間で除し、今後、日単位に削減すべき日単位エネルギー
原単位の値を算出する日毎削減目標算出工程と、前記日
毎削減目標算出工程によって算出された日単位エネルギ
ー原単位の値を前記ユーザに対して提供する日毎削減目
標提供工程とをさらに含むことを特徴とする。
【0091】この発明によれば、エネルギー管理目標入
力指示工程によって、被省エネルギー対象に対するエネ
ルギー管理目標として前記エネルギー原単位および省エ
ネルギー化の目標達成期日の各値の入力を指示し、エネ
ルギー原単位ギャップ算出工程によって、前記エネルギ
ー管理目標入力指示工程の指示によって入力されたエネ
ルギー原単位の値と前記エネルギー原単位算出工程によ
って算出されたエネルギー原単位の値との差であるギャ
ップを算出し、日毎削減目標算出工程によって、前記ギ
ャップを、現時点から前記目標達成期日までの期間で除
し、今後、日単位に削減すべき日単位エネルギー原単位
の値を算出し、日毎削減目標提供工程によって、前記日
毎削減目標算出工程によって算出された日単位エネルギ
ー原単位の値を前記ユーザに対して提供するようにして
いる。
【0092】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、省エネ支援機器に関する
見積もり依頼の入力指示をユーザに促す省エネ支援機器
導入依頼工程と、前記省エネ支援機器導入依頼工程が前
記ユーザから省エネ支援機器に関する見積もり依頼を受
けた場合、前記省エネ対象リスト決定工程によって決定
された省エネ対象リストの上位に位置した省エネルギー
効果の高い被省エネルギー対象から順次、該被省エネル
ギー対象に対応する適切な省エネ支援機器を、省エネ支
援機器の名称および該省エネ支援機器の購入金額を含む
省エネ支援機器に関するデータを保持した省エネ支援機
器データベースから抽出する省エネ支援機器抽出工程
と、前記省エネ支援機器抽出工程によって抽出された省
エネ支援機器の情報をもとに省エネ支援機器導入見積書
を作成する省エネ支援機器導入見積書作成工程と、前記
省エネ支援機器導入見積書作成工程によって作成された
省エネ支援機器導入見積書を前記ユーザに対して提供す
る省エネ支援機器導入見積書提供工程とをさらに含むこ
とを特徴とする。
【0093】この発明によれば、省エネ支援機器導入依
頼工程によって、省エネ支援機器に関する見積もり依頼
の入力指示をユーザに促し、省エネ支援機器抽出工程に
よって、前記省エネ支援機器導入依頼工程が前記ユーザ
から省エネ支援機器に関する見積もり依頼を受けた場
合、前記省エネ対象リスト決定工程によって決定された
省エネ対象リストの上位に位置した省エネルギー効果の
高い被省エネルギー対象から順次、該被省エネルギー対
象に対応する適切な省エネ支援機器を、省エネ支援機器
の名称および該省エネ支援機器の購入金額を含む省エネ
支援機器に関するデータを保持し、省エネ支援機器導入
見積書作成工程によって、前記省エネ支援機器抽出工程
によって抽出された省エネ支援機器の情報をもとに省エ
ネ支援機器導入見積書を作成し、省エネ支援機器導入見
積書提供工程によって、前記省エネ支援機器導入見積書
作成工程によって作成された省エネ支援機器導入見積書
を前記ユーザに対して提供するようにしている。
【0094】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、省エネルギー対策の設備
投資計画立案に必要な条件である被省エネルギー対象に
対するエネルギー削減目標として、エネルギー原単位、
削減達成期日、および設備投資の予算額の入力指示を促
す省エネ設備投資条件入力工程と、前記省エネ設備投資
条件入力工程によって入力されたエネルギー原単位の値
と前記エネルギー原単位算出工程によって算出されたエ
ネルギー原単位の値との差を算出するとともに、この算
出されたエネルギー原単位の差の値と前記省エネ対象リ
スト決定工程によって決定された省エネ対象リストとを
もとに、前記省エネ支援機器データベースから適切な省
エネ支援機器を抽出する省エネ支援機器導入候補決定工
程と、前記省エネ支援機器導入候補決定工程によって抽
出された省エネ支援機器の中から、前記設備投資の予算
額以内の省エネ支援機器を決定する実施省エネ支援機器
決定工程と、前記実施省エネ支援機器決定工程によって
決定された省エネ支援機器に対し、前記削減達成期日ま
での導入計画を立案する省エネ支援機器導入計画工程
と、前記省エネ支援機器導入計画工程によって立案され
た導入計画から省エネ設備投資計画を作成する省エネ設
備投資計画立案工程と、前記省エネ設備投資計画立案工
程によって作成された省エネ設備投資計画を前記ユーザ
に対して提供する省エネ設備投資計画提供工程とをさら
に含むことを特徴とする。
【0095】この発明によれば、省エネ設備投資条件入
力工程によって、省エネルギー対策の設備投資計画立案
に必要な条件である被省エネルギー対象に対するエネル
ギー削減目標として、エネルギー原単位、削減達成期
日、および設備投資の予算額の入力指示を促し、省エネ
支援機器導入機器候補決定工程によって、前記省エネ設
備投資条件入力工程によって入力されたエネルギー原単
位の値と前記エネルギー原単位算出工程によって算出さ
れたエネルギー原単位の値との差を算出するとともに、
この算出されたエネルギー原単位の差の値と前記省エネ
対象リスト決定工程によって決定された省エネ対象リス
トとをもとに、前記省エネ支援機器データベースから適
切な省エネ支援機器を抽出し、実施省エネ支援機器決定
工程によって、前記省エネ支援機器導入候補決定工程に
よって抽出された省エネ支援機器の中から、前記設備投
資の予算額以内の省エネ支援機器を決定し、省エネ支援
機器導入計画工程によって、前記実施省エネ支援機器決
定工程によって決定された省エネ支援機器に対し、前記
削減達成期日までの導入計画を立案し、省エネ設備投資
計画立案工程によって、前記省エネ支援機器導入計画工
程によって立案された導入計画から省エネ設備投資計画
を作成し、省エネ設備投資計画提供工程によって、前記
省エネ設備投資計画立案工程によって作成された省エネ
設備投資計画を前記ユーザに対して提供するようにして
いる。
【0096】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記省エネ事例提供工程
または前記省エネ支援機器抽出工程によって提供された
前記省エネ事例または省エネ支援機器に対する実施のし
易さを示す情報の依頼入力を促す省エネ対策リスト依頼
工程と、前記省エネ対策リスト依頼工程によって依頼さ
れた場合、各省エネ事例または各省エネ支援機器を実施
した場合の費用を算出する省エネ対策費用算出工程と、
前記省エネ対策費用算出工程によって算出された省エネ
ルギー対策費用の小さい順序で各省エネ事例または各省
エネ支援機器を並べ替えた省エネ対策リストを作成する
省エネ対策リスト作成工程と、前記省エネ対策リスト作
成工程によって作成された省エネ対策リストを前記ユー
ザに対して提供する省エネ対策リスト提供工程とをさら
に含むことを特徴とする。
【0097】この発明によれば、省エネ対策リスト依頼
工程によって、前記省エネ事例提供工程または前記省エ
ネ支援機器抽出工程によって提供された前記省エネ事例
または省エネ支援機器に対する実施のし易さを示す情報
の依頼入力を促し、省エネ対策費用算出工程によって、
前記省エネ対策リスト依頼工程によって依頼された場
合、各省エネ事例または各省エネ支援機器を実施した場
合の費用を算出し、省エネ対策リスト作成工程によっ
て、前記省エネ対策費用算出工程によって算出された省
エネルギー対策費用の小さい順序で各省エネ事例または
各省エネ支援機器を並べ替えた省エネ対策リストを作成
し、省エネ対策リスト提供工程によって、前記省エネ対
策リスト作成工程によって作成された省エネ対策リスト
を前記ユーザに対して提供するようにしている。
【0098】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記省エネアラーム提供
工程によってアラーム情報を受信したユーザに対し、一
定時間周期毎に前記消費エネルギー量計測装置に送出す
るアラーム情報の設定入力を指示するアラーム情報設定
工程と、前記アラーム情報設定工程によって設定された
アラーム情報を前記消費エネルギー量計測装置に送信す
るアラーム情報送信工程とをさらに含むことを特徴とす
る。
【0099】この発明によれば、アラーム情報設定工程
によって、前記省エネアラーム提供工程によってアラー
ム情報を受信したユーザに対し、一定時間周期毎に前記
消費エネルギー量計測装置に送出するアラーム情報の設
定入力を指示し、アラーム情報送信工程によって、前記
アラーム情報設定工程によって設定されたアラーム情報
を前記消費エネルギー量計測装置に送信するようにして
いる。
【0100】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記省エネアラーム提供
工程によって提供されるアラーム情報をもとに、前記消
費エネルギー量計測装置に接続される被省エネルギー対
象の消費エネルギー量を削減させる制御命令を作成する
削減制御命令作成工程と、前記削減制御命令作成工程に
よって作成された制御命令を前記被省エネルギー対象に
送信する削減制御命令送信工程とをさらに含むことを特
徴とする。
【0101】この発明によれば、削減制御命令作成工程
によって、前記省エネアラーム提供工程によって提供さ
れるアラーム情報をもとに、前記消費エネルギー量計測
装置に接続される被省エネルギー対象の消費エネルギー
量を削減させる制御命令を作成し、削減制御命令送信工
程によって、前記削減制御命令作成工程によって作成さ
れた制御命令を前記被省エネルギー対象に送信するよう
にしている。
【0102】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、今後実施可能な省エネ対
策費用の入力を促す省エネ対策費用入力工程と、前記省
エネ対策費用入力工程によって入力された省エネ対策費
用に対し、前記省エネ対策リスト作成工程によって作成
された省エネ対策リストの中から、前記省エネ対策費用
入力工程によって入力された省エネ対策費用以内で実施
可能な省エネ対策事項を抽出する費用可能省エネ対策抽
出工程と、前記費用可能省エネ対策抽出工程によって抽
出された省エネ対策事項を前記ユーザに対して提供する
費用可能省エネ対策提供工程とをさらに含むことを特徴
とする。
【0103】この発明によれば、省エネ対策費用入力工
程によって、今後実施可能な省エネ対策費用の入力を促
し、費用可能省エネ対策抽出工程によって、前記省エネ
対策費用入力工程によって入力された省エネ対策費用に
対し、前記省エネ対策リスト作成工程によって作成され
た省エネ対策リストの中から、前記省エネ対策費用入力
工程によって入力された省エネ対策費用以内で実施可能
な省エネ対策事項を抽出し、費用可能省エネ対策提供工
程によって、前記費用可能省エネ対策抽出工程によって
抽出された省エネ対策事項を前記ユーザに対して提供す
るようにしている。
【0104】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー原単位特
性グラフ作成工程によって作成されたエネルギー原単位
特性グラフ上における組データの各点の分布状態および
前記エネルギー原単位特性式決定工程によって決定され
たエネルギー原単位特性式の近似特性をもとに、今後の
消費エネルギー量の計測および収集の停止を含めた該消
費エネルギー量の計測および収集の最適な時間周期を決
定する推奨時間周期決定工程と、前記推奨時間周期決定
工程によって決定された時間周期を前記ユーザに対して
提供する推奨時間周期提供工程とをさらに含むことを特
徴とする。
【0105】この発明によれば、推奨時間周期決定工程
によって、前記エネルギー原単位特性グラフ作成工程に
よって作成されたエネルギー原単位特性グラフ上におけ
る組データの各点の分布状態および前記エネルギー原単
位特性式決定工程によって決定されたエネルギー原単位
特性式の近似特性をもとに、今後の消費エネルギー量の
計測および収集の停止を含めた該消費エネルギー量の計
測および収集の最適な時間周期を決定し、推奨時間周期
提供工程によって、前記推奨時間周期決定工程によって
決定された時間周期を前記ユーザに対して提供するよう
にしている。
【0106】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記エネルギー原単位特
性グラフ作成工程によって作成されたエネルギー原単位
特性グラフ上における組データの各点の分布状態および
前記エネルギー原単位特性式決定工程によって決定され
たエネルギー原単位特性式の近似特性をもとに、エネル
ギー原単位の値の上限値あるいはエネルギー原単位特性
式の傾きの上限値の最適な値を推奨する推奨省エネアラ
ーム基準を決定する推奨省エネアラーム決定工程と、前
記推奨省エネアラーム決定工程によって決定された推奨
省エネアラーム基準を前記ユーザに対して提供する推奨
省エネアラーム提供工程とをさらに含むことを特徴とす
る。
【0107】この発明によれば、推奨省エネアラーム決
定工程によって、前記エネルギー原単位特性グラフ作成
工程によって作成されたエネルギー原単位特性グラフ上
における組データの各点の分布状態および前記エネルギ
ー原単位特性式決定工程によって決定されたエネルギー
原単位特性式の近似特性をもとに、エネルギー原単位の
値の上限値あるいはエネルギー原単位特性式の傾きの上
限値の最適な値を推奨する推奨省エネアラーム基準を決
定し、推奨省エネアラーム提供工程によって、前記推奨
省エネアラーム決定工程によって決定された推奨省エネ
アラーム基準を前記ユーザに対して提供するようにして
いる。
【0108】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記省エネ事例データベ
ースは、業種別および/または製品別を含む複数のカテ
ゴリー別に省エネ事例を格納した複数の省エネ事例デー
タベースであり、前記ユーザが当該省エネルギー対策支
援システムを利用した場合における省エネ事例を前記複
数の省エネ事例データベースのうちの適切な省エネ事例
データベースに登録する種別省エネ事例データ登録工程
と、前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システムを
利用した場合における操作履歴をデータベースとして保
持する操作履歴データベースの操作履歴をもとに、当該
省エネルギー対策支援システム利用時に最適な省エネ事
例データベースを利用させる処理を行う省エネ事例デー
タ活用工程とをさらに含むことを特徴とする。
【0109】この発明によれば、種別省エネ事例データ
登録工程によって、前記ユーザが当該省エネルギー対策
支援システムを利用した場合における省エネ事例を前記
複数の省エネ事例データベースのうちの適切な省エネ事
例データベースに登録し、省エネ事例データ活用工程に
よって、前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システ
ムを利用した場合における操作履歴をデータベースとし
て保持する操作履歴データベースの操作履歴をもとに、
当該省エネルギー対策支援システム利用時に最適な省エ
ネ事例データベースを利用させる処理を行うようにして
いる。
【0110】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、1以上の前記ユーザはク
ライアントとして1以上のクライアントコンピュータを
用いてネットワークに接続されるとともに、請求項29
〜51に記載の少なくとも一つの工程は前記ネットワー
クに接続されたサーバコンピュータによって実行され、
前記1以上のクライアントが前記サーバコンピュータを
利用する毎に該1以上のクライアントの利用情報を、前
記1以上のクライアントが前記サーバコンピュータを利
用した利用情報を記憶する利用課金データベースに登録
する利用課金登録工程と、前記利用課金登録工程によっ
て登録された利用情報を実際の貨幣的価値を有する貨幣
情報に変換する利用課金貨幣変換工程と、前記利用課金
貨幣変換工程によって変換された貨幣情報を前記クライ
アントに提供する利用課金請求工程とをさらに含むこと
を特徴とする。
【0111】この発明によれば、利用課金登録工程によ
って、1以上のクライアントが前記サーバコンピュータ
を利用する毎に該1以上のクライアントの利用情報を、
前記1以上のクライアントが前記サーバコンピュータを
利用した利用情報を記憶する利用課金データベースに登
録し、利用課金貨幣変換工程によって、前記利用課金登
録工程によって登録された利用情報を実際の貨幣的価値
を有する貨幣情報に変換し、利用課金請求工程によっ
て、前記利用課金貨幣変換工程によって変換された貨幣
情報を前記クライアントに提供するようにしている。
【0112】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記省エネ事例データベ
ースから、一定期間以上登録されている省エネ事例であ
って、最も設備投資コストが安くかつ省エネ効果が高い
省エネ事例を抽出する効果大省エネ事例データ検索工程
と、前記効果大省エネ事例データ検索工程によって抽出
された省エネ事例を登録した前記ユーザに対して表彰を
行う効果大省エネ事例データ表彰工程とをさらに含むこ
とを特徴とする。
【0113】この発明によれば、効果大省エネ事例デー
タ検索工程によって、前記省エネ事例データベースか
ら、一定期間以上登録されている省エネ事例であって、
最も設備投資コストが安くかつ省エネ効果が高い省エネ
事例を抽出し、効果大省エネ事例データ表彰工程によっ
て、前記効果大省エネ事例データ検索工程によって抽出
された省エネ事例を登録した前記ユーザに対して表彰を
行うようにしている。
【0114】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記省エネ事例データベ
ースから、一定期間以上登録されている省エネ事例であ
って、前記省エネ操作履歴データベースをもとに最も参
照回数が多かった省エネ事例を抽出する参照大省エネ事
例データ検索工程と、前記参照大省エネ事例データ検索
工程によって抽出された省エネ事例を登録した前記ユー
ザに対して表彰を行う参照大省エネ事例データ表彰工程
とをさらに含むことを特徴とする。
【0115】この発明によれば、参照大省エネ事例デー
タ検索工程によって、前記省エネ事例データベースか
ら、一定期間以上登録されている省エネ事例であって、
前記省エネ操作履歴データベースをもとに最も参照回数
が多かった省エネ事例を抽出し、参照大省エネ事例デー
タ表彰工程によって、前記参照大省エネ事例データ検索
工程によって抽出された省エネ事例を登録した前記ユー
ザに対して表彰を行うようにしている。
【0116】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、前記省エネ事例データベ
ースに一定期間以上登録されている省エネ事例の中か
ら、ユーザが最も参考になった省エネ事例のデータ名を
ユーザに対して投票させる省エネ事例データ投票工程
と、前記省エネ事例データ投票工程によって最も得票が
多かった省エネ事例を抽出する得票大省エネ事例データ
検索工程と、前記得票大省エネ事例データ検索工程によ
って抽出された省エネ事例を登録したユーザに対して表
彰を行う得票大省エネ事例データ表彰工程とをさらに含
むことを特徴とする。
【0117】この発明によれば、省エネ事例データ投票
工程によって、前記省エネ事例データベースに一定期間
以上登録されている省エネ事例の中から、ユーザが最も
参考になった省エネ事例のデータ名をユーザに対して投
票させ、得票大省エネ事例データ検索工程によって、前
記省エネ事例データ投票工程によって最も得票が多かっ
た省エネ事例を抽出し、得票大省エネ事例データ表彰工
程によって、前記得票大省エネ事例データ検索工程によ
って抽出された省エネ事例を登録したユーザに対して表
彰を行うようにしている。
【0118】つぎの発明にかかる省エネルギー対策支援
方法は、上記の発明において、一定期間内にユーザが前
記省エネ事例データベースに省エネ事例を登録した回数
を登録する省エネ事例データ入力回数登録工程と、前記
省エネ事例データ入力回数登録工程によって登録された
回数に対応した利用課金の割引率を算出する利用課金割
引率算出工程と、前記利用課金割引率算出工程によって
算出された前記割引率を用いて、前記利用課金データベ
ースに登録された利用課金データを変更し、再登録する
利用課金再登録工程とをさらに含むことを特徴とする。
【0119】この発明によれば、省エネ事例データ入力
回数登録工程によって、一定期間内にユーザが前記省エ
ネ事例データベースに省エネ事例を登録した回数を登録
し、利用課金割引率算出工程によって、前記省エネ事例
データ入力回数登録工程によって登録された回数に対応
した利用課金の割引率を算出し、利用課金再登録工程に
よって、前記利用課金割引率算出工程によって算出され
た前記割引率を用いて、前記利用課金データベースに登
録された利用課金データを変更し、再登録するようにし
ている。
【0120】つぎの発明にかかる記憶媒体は、請求項2
9〜58に記載されたいずれかの方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
【0121】この発明によれば、記録媒体に、上述した
発明のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラ
ムが機械読み取り可能となり、これによって、上述した
方法のいずれか一つの動作をコンピュータによって実行
することができる。
【0122】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる省エネルギー対策支援システムおよびその
方法ならびにその方法をコンピュータに実行させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0123】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1である省エネルギー対策支援システムの構成を示
すブロック図である。図1において、この省エネルギー
対策支援システムは、入出力装置100、省エネ対策支
援処理装置101、顧客データベース7、および消費エ
ネルギー量計測装置8を有し、それぞれ通信線Nに接続
される。入出力装置100は、表示装置1およびデータ
入力装置2を有する。また、省エネ対策支援処理装置1
01は、ユーザ認証入力処理部3、ユーザ認証判断部
4、消費エネルギー量入力部5、エネルギー原単位算出
部6、エネルギー原単位特性グラフ作成部10、および
エネルギー原単位特性グラフ提供部11を有する。ここ
で、消費エネルギー量計測装置8は、製造設備9の電力
供給ケーブル類に対し、電力計測センサーなどを接続し
て、消費エネルギー量を計測する。なお、消費エネルギ
ー量計測装置8は、製造設備9に限らず、省エネルギー
の対象であればよく、工場全体や製造ラインなどに対す
る消費エネルギーを計測するものであってもよい。さら
に、製造設備9は1以上であってもよい。
【0124】ここで、図2に示すフローチャートを参照
して、図1に示した省エネルギー対策支援システムの動
作処理手順について説明する。まず、ユーザ認証入力処
理部3は、省エネルギー対策の依頼者がデータ入力装置
2から入力したユーザ名とパスワードとを含むユーザ認
証情報を読み込む処理を行う(ステップST1)。
【0125】その後、ユーザ認証判断部4は、入力され
たユーザ認証情報のユーザ名とパスワードとが、顧客デ
ータベース7に記憶されているか否かの照合を行う(ス
テップST2)。さらに、ユーザ認証判断部4は、ユー
ザ認証情報の照合が成功したか否かを判断する(ステッ
プST3)。ユーザ認証情報の照合が成功しなかった場
合(ステップST3,NO)には、この省エネルギー対
策支援システム100による支援を受ける権利がないも
のとし、本処理を終了する。
【0126】一方、ユーザ認証情報の照合が成功した場
合(ステップST3,YES)、この省エネルギー対策
支援システム100による支援を受ける権利があるもの
とし、消費エネルギー量入力処理部5は、このユーザ認
証に成功したユーザのデータ入力装置2から、消費エネ
ルギー量計測装置8によって収集された消費エネルギー
量と、これに対応する生産量または生産高の値の組とか
らなるデータ群を読み込む入力処理を行い、表示装置1
に表示する(ステップST4)。
【0127】さらに、エネルギー原単位算出部6は、入
力された消費エネルギー量を、これに対応する生産量ま
たは生産高で除した値であるエネルギー原単位を算出す
る(ステップST5)。その後、エネルギー原単位特性
グラフ作成部10は、算出されたエネルギー原単位の値
と、これに対応する生産量または生産高の値との組に対
し、横軸に生産量または生産高の値をとり、縦軸にエネ
ルギー原単位の値をとったエネルギー原単位特性グラフ
を作成する(ステップST6)。このエネルギー原単位
特性グラフは、生産量または生産高の増加に伴うエネル
ギー原単位の値の散布傾向を明示的に表現する散布グラ
フである。
【0128】その後、エネルギー原単位特性グラフ提供
部11は、ユーザ認証に成功した省エネルギー対策の依
頼者に対し、エネルギー原単位特性グラフ作成部10に
よって作成された散布グラフを表示装置1に表示出力す
る提供処理を行い(ステップST7)、本処理を終了す
る。
【0129】この実施の形態1では、省エネルギー対策
の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、エ
ネルギー原単位算出部6が算出したエネルギー原単位と
生産量または生産高の値との組をもとに、横軸に生産量
または生産高をとり、縦軸にエネルギー原単位をとった
エネルギー原単位特性グラフ、すなわち生産量の増加に
伴ってエネルギー原単位の散布傾向を明示的に示す散布
グラフであるエネルギー原単位特性グラフを作成し、提
供することができる。
【0130】実施の形態2.つぎに、この発明の実施の
形態2について説明する。図3は、この発明の実施の形
態2である省エネルギー対策支援システムの構成を示す
ブロック図である。図3において、この省エネルギー対
策支援システムでは、実施の形態1に示した省エネ対策
支援処理装置101が、エネルギー原単位特性式決定部
12およびエネルギー原単位特性式提供部13をさらに
有する。その他の構成は実施の形態1と同じであり、同
一構成部分には同一符号を付している。
【0131】ここで、図4に示すフローチャートを参照
して、図3に示した省エネルギー対策支援システムの動
作処理手順について説明する。まず、実施の形態1のス
テップST1〜ST6と同じ処理を行って、エネルギー
原単位特性グラフを作成する(ステップステップST1
1〜ST16)。すなわち、省エネルギー対策の依頼者
がユーザ認証を受け、認証に成功した場合のみ、エネル
ギー原単位の値と、これに対応する生産量または生産高
の値との組に対し、横軸に生産量または生産高をとり、
縦軸にエネルギー原単位の値をとった散布グラフであ
る、エネルギー原単位特性グラフを作成する。
【0132】その後、エネルギー原単位特性式決定部1
2は、エネルギー原単位特性グラフ作成部10によって
作成されたエネルギー原単位特性グラフ上にプロットさ
れた各点に対する線形近似を行う(ステップST1
4)。そして、この線形近似によって得られた一次近似
式をエネルギー原単位特性式として決定する(ステップ
ST18)。その後、エネルギー原単位特性式提供部1
3は、省エネルギー対策の依頼者に対し、エネルギー原
単位特性式決定部12によって決定されたエネルギー原
単位特性式およびこのエネルギー原単位特性式によって
示される直線を表示装置1に表示する提供処理を行い
(ステップST19)、本処理を終了する。
【0133】この実施の形態2では、省エネルギー対策
の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、自
動決定されたエネルギー原単位特性グラフ上にプロット
された各点を線形近似した一次近似式である、エネルギ
ー原単位特性式を決定し、提供することによって、省エ
ネルギー対策の依頼者が、エネルギー消費特性を把握し
やすいようにしている。
【0134】実施の形態3.つぎに、この発明の実施の
形態3について説明する。図5は、この発明の実施の形
態3である省エネルギー対策支援システムの構成を示す
ブロック図である。図5において、この省エネルギー対
策支援システムでは、実施の形態2に示した省エネ対策
支援処理装置101が、エネルギー消費特性決定部14
およびエネルギー消費特性提供部15をさらに有する。
その他の構成は実施の形態2と同じであり、同一構成部
分には同一符号を付している。
【0135】ここで、図6に示すフローチャートを参照
して、図5に示した省エネルギー対策支援システムの動
作処理手順について説明する。まず、実施の形態2のス
テップST11〜ST18と同じ処理を行って、エネル
ギー原単位特性式の算出を行う(ステップST21〜S
T28)。すなわち、省エネルギー対策の依頼者がユー
ザ認証を受け、認証に成功した場合のみ、エネルギー原
単位の値と、これに対応する生産量または生産高の値と
の組に対し、横軸に生産量または生産高をとり、縦軸に
エネルギー原単位の値をとった散布グラフである、エネ
ルギー原単位特性グラフを作成し、さらにエネルギー原
単位特性グラフ上にプロットされた各点に対し、線形近
似を行い、この結果得られる一次近似式をエネルギー原
単位特性式として決定する処理を行う。
【0136】その後、エネルギー消費特性決定部14
は、エネルギー原単位特性式決定部12によって決定さ
れた一次近似式に対し、その傾きを示す値が、「0」、
「正」、または「負」のいずれであるかを判断する(ス
テップST29,ST30)。この判断処理は、まず一
次近似式の傾きの値が「0」であるか否かを判断し(ス
テップST29)、一次近似式の傾きの値が「0」でな
い場合(ステップST29,NO)に、さらに一次近似
式の値が「正」であるか否かを判断する(ステップST
30)ことによって行われる。一次近似式の値が「0」
である場合(ステップST29,YES)には、エネル
ギー消費特性を「比例増加型」として決定する(ステッ
プST31)。また、一次近似式が「正」である場合
(ステップST30,YES)には、エネルギー消費特
性を「指数関数的増加型」として決定する(ステップS
T32)。さらに、一次近似式が「負」である場合(ス
テップST30,NO)には、エネルギー消費特性を
「固定型」として決定する(ステップST33)。その
後、決定されたエネルギー消費特性を、エネルギー消費
特性分類結果として設定する(ステップST34)。
【0137】その後、エネルギー消費特性提供部15
は、省エネルギー対策の依頼者に対しエネルギー消費特
性決定部14によって決定、分類されたエネルギー消費
特性を表示装置1に表示する提供処理を行い(ステップ
ST35)、本処理を終了する。
【0138】この実施の形態3では、省エネルギー対策
の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、自
動決定されたエネルギー原単位特性式の傾きの値をもと
に、エネルギー消費特性を「比例増加型」、「指数関数
的増加型」、「固定型」の3種類に分類し、この結果を
省エネルギー対策の依頼者に提供することによって、省
エネルギー対策の依頼者は、エネルギー消費特性を一
層、明確に把握することができる。
【0139】実施の形態4.つぎに、この発明の実施の
形態4について説明する。図7は、この発明の実施の形
態4である省エネルギー対策支援システムの構成を示す
ブロック図である。図7において、この省エネルギー対
策支援システムでは、実施の形態3に示した省エネ対策
支援処理装置101が、省エネ対象リスト決定部16お
よび省エネ対象リスト提供部17をさらに有する。その
他の構成は実施の形態3と同じであり、同一構成部分に
は同一符号を付している。
【0140】ここで、図8および図9に示すフローチャ
ートを参照して、図7に示した省エネルギー対策支援シ
ステムの動作処理手順について説明する。まず、実施の
形態3のステップST21〜ST34と同じ処理を行っ
て、エネルギー消費特性の分類結果の設定を行う(ステ
ップST41〜ST54)。すなわち、省エネルギー対
策の依頼者がユーザ認証を受け、認証に成功した場合の
み、エネルギー原単位特性グラフを作成し、エネルギー
原単位特性式を決定し、エネルギー消費特性を比例増加
型、指数関数的増加型、固定型の3種類に分類する処理
を行う。
【0141】その後、省エネ対象リスト決定部16は、
最初に与えられた少なくとも2つ以上の製造設備9に対
するエネルギー原単位の値を大きな順番に並べ替えた製
造設備などの名前のリストを作成する(ステップST5
5)。つぎに、省エネ対象リスト決定部16は、与えら
れた少なくとも2つ以上の製造設備などに対するエネル
ギー原単位特性式の傾きの値を「正」の値、「0」の
値、「負」の値の順番で並べ替えた製造設備などの名前
のリストを作成する(ステップST56)。さらに、省
エネ対象リスト決定部16は、与えられた少なくとも2
つ以上の製造設備などに対し、エネルギー原単位特性グ
ラフ上のプロット点の分布の大きな順番に並べ替えた製
造設備などの名前のリストを作成する(ステップST5
7)。
【0142】その後、これら3種類の並び替えられたリ
スト群に対し、エネルギー原単位の値、エネルギー原単
位特性式の傾きの値、エネルギー原単位特性グラフの分
布の大きさの順番でそれぞれ重み付けを行ない、これら
3種類の基準を統合化して並び替えた製造設備などの名
前のリスト(省エネ対象リスト)を作成する(ステップ
ST58)。
【0143】その後、省エネ対象リスト提供部17は、
省エネルギー対策の依頼者に対し省エネ対象リスト決定
部16によって作成された省エネ対象リストを表示装置
1に表示する提供処理を行い(ステップST59)、本
処理を終了する。
【0144】この実施の形態4では、省エネルギー対策
の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、自
動決定されたエネルギー原単位特性式によって、複数の
製造設備などに関して、省エネルギー対策活動を実施す
る上で効果が上がる順番のリストである省エネ対象リス
トを作成できるようにし、これによって省エネルギー対
策の依頼者が省エネルギー対策の対象を特定することが
できる。
【0145】実施の形態5.つぎに、この発明の実施の
形態5について説明する。図10は、この発明の実施の
形態5である省エネルギー対策支援システムの構成を示
すブロック図である。図10において、この省エネルギ
ー対策支援システムでは、実施の形態4に示した省エネ
対策支援処理装置101が、生産量入力処理部18、消
費エネルギー量決定部19および消費エネルギー量提供
部20をさらに有する。その他の構成は実施の形態4と
同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0146】ここで、図11に示すフローチャートを参
照して、図10に示した省エネルギー対策支援システム
の動作処理手順について説明する。まず、実施の形態4
のステップST41〜ST48と同じ処理を行って、エ
ネルギー原単位特性式の算出を行う(ステップST61
〜ST68)。すなわち、省エネルギー対策の依頼者が
ユーザ認証を受け、認証に成功した場合のみ、エネルギ
ー原単位特性グラフを作成し、エネルギー原単位特性式
を決定する処理を行う。
【0147】その後、生産量入力処理部18は、省エネ
ルギー対策の依頼者がデータ入力装置2を通して、計画
されている生産量または生産高を入力し、この入力され
たデータを、今から省エネルギー対策支援対象とする製
造設備等の消費エネルギー量の計算に用いるデータとし
て設定する(ステップST69)。
【0148】その後、消費エネルギー量決定部19は、
対象とする製造設備などに対し、エネルギー原単位特性
式決定部12によって決定されたエネルギー原単位特性
式に、省エネルギー対策の依頼者が入力した計画されて
いる生産量または生産高を代入し、エネルギー原単位の
値を算出する(ステップST70)。さらに、算出され
たエネルギー原単位の値に、省エネルギー対策の依頼者
が入力した計画されている生産量または生産高を掛けて
消費エネルギー量を算出する(ステップST71)。そ
して、消費エネルギー量提供部20は、省エネルギー対
策の依頼者に対し、消費エネルギー量決定部19によっ
て算出された消費エネルギー量を表示装置1に表示する
提供処理を行い(ステップST72)、本処理を終了す
る。
【0149】この実施の形態5では、省エネルギー対策
の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、自
動決定されたエネルギー原単位特性式に対し、計画され
ている生産量または生産高を適用することで消費エネル
ギー量を算出できるようにし、これによって、省エネル
ギー対策の依頼者は、事前に対象とする製造設備などの
消費エネルギー量を予測することができる。
【0150】実施の形態6.つぎに、この発明の実施の
形態6について説明する。図12は、この発明の実施の
形態6である省エネルギー対策支援システムの構成を示
すブロック図である。図12において、この省エネルギ
ー対策支援システムでは、実施の形態5に示した省エネ
対策支援処理装置101が、目標削減率入力処理部2
1、エネルギー原単位特性グラフ再作成部22、再作成
エネルギー原単位特性グラフ提供部23、エネルギー原
単位特性式再決定部24、再作成エネルギー原単位特性
式提供部25、消費エネルギー量再決定部26、および
再決定消費エネルギー量提供部27をさらに有する。そ
の他の構成は実施の形態5と同じであり、同一構成部分
には同一符号を付している。
【0151】ここで、図13および図14に示すフロー
チャートを参照して、図12に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態5のステップST61〜ST68と同じ処理
を行って、エネルギー原単位特性式の算出を行う(ステ
ップST81〜ST88)。すなわち、省エネルギー対
策の依頼者がユーザ認証を受け、認証に成功した場合の
み、エネルギー原単位特性グラフを作成し、エネルギー
原単位特性式を決定する処理を行う。
【0152】その後、目標削減率入力処理部21は、省
エネルギー対策の依頼者がデータ入力装置2を通して、
最新のエネルギー原単位の値に対して設定したい目標削
減率と、その時点における生産量または生産高とを入力
する(ステップST89)。
【0153】さらに、エネルギー原単位特性グラフ再作
成部22は、最新のエネルギー原単位の値に、目標削減
率入力処理部21によって入力された目標削減率を掛け
て、目標とするエネルギー原単位の値を算出し(ステッ
プST90)、この値と目標削減率入力処理部21によ
って入力された生産量または生産高の値との組を、既に
作成されているエネルギー原単位特性グラフの新たな点
として追加し、再度、エネルギー原単位特性グラフを作
成する(ステップST91)。
【0154】その後、エネルギー原単位特性式再決定部
24は、エネルギー原単位特性グラフ再作成部22によ
って再作成されたエネルギー原単位特性グラフ上にプロ
ットされた各点に対し、線形近似を行い(ステップST
92)、この再近似によって決定された一次近似式をエ
ネルギー原単位特性式として算出する(ステップST9
3)。さらに、再作成エネルギー原単位特性式提供部2
5は、省エネルギー対策の依頼者に対し、エネルギー原
単位特性式再決定部24によって再決定されたエネルギ
ー原単位特性式を表示装置1に表示する提供処理を行
う。
【0155】その後、消費エネルギー量再決定部26
は、エネルギー原単位特性式再決定部24によって再決
定されたエネルギー原単位特性式に対して、目標削減率
入力処理部21によって省エネルギー対策の依頼者から
入力された生産量または生産高の値を代入し、エネルギ
ー原単位の値を再計算する(ステップST94)。さら
に、算出されたエネルギー原単位の値に、目標削減率入
力部21によって入力された生産量または生産高を掛け
て、目標となる消費エネルギー量を算出する(ステップ
ST95)。
【0156】その後、再作成エネルギー原単位特性グラ
フ提供部23は、省エネルギー対策の依頼者に対し、エ
ネルギー原単位特性グラフ再作成部22によって再作成
されたエネルギー原単位特性グラフを表示装置1に表示
する提供処理を行い、また、再作成エネルギー原単位特
性式提供部25は、省エネルギー対策の依頼者に対し、
エネルギー原単位特性式再決定部24によって再決定さ
れたエネルギー原単位特性式を表示装置1に表示する提
供処理を行い、さらに、再決定消費エネルギー量提供部
27は、省エネルギー対策の依頼者に対し消費エネルギ
ー量再決定部26によって再決定された消費エネルギー
量を表示装置1に表示する提供処理を行い(ステップS
T96)、本処理を終了する。
【0157】この実施の形態6では、省エネルギー対策
の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、最
新のエネルギー原単位に対して目標とする削減率を入力
し、入力された目標削減率に対応するエネルギー原単位
特性グラフおよびエネルギー原単位特性式を再作成でき
るようにし、再作成されたエネルギー原単位特性式を適
用することで消費エネルギー量を確認できるようにした
ので、省エネルギー対策の依頼者は、省エネルギー対策
の効果を事前に予測することができる。
【0158】実施の形態7.つぎに、この発明の実施の
形態7について説明する。図15は、この発明の実施の
形態7である省エネルギー対策支援システムの構成を示
すブロック図である。図15において、この省エネルギ
ー対策支援システムでは、実施の形態6に示した省エネ
対策支援処理装置101が、再作成エネルギー原単位特
性式比較提供部28、エネルギー原単位特性式差異算出
部29、およびエネルギー原単位特性式差異提供部30
をさらに有する。その他の構成は実施の形態6と同じで
あり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0159】ここで、図16および図17に示すフロー
チャートを参照して、図15に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態6のステップST81〜ST93と同じ処理
を行って、再近似されたエネルギー原単位特性式の算出
を行う(ステップST101〜ST113)。すなわ
ち、まず、省エネルギー対策の依頼者がユーザ認証を受
け、認証に成功した場合のみにエネルギー原単位特性グ
ラフを作成し、エネルギー原単位特性式を決定し、ま
た、最新のエネルギー原単位に対して目標とする削減率
を入力し、入力された目標削減率に対応するエネルギー
原単位特性グラフおよびエネルギー原単位特性式を再作
成する処理を行う。
【0160】その後、エネルギー原単位特性式比較提供
部28は、省エネルギー対策の依頼者に対し、目標削減
率を入力する前のエネルギー原単位特性式と、目標削減
率を入力した後、エネルギー原単位特性式再決定部24
によって再決定されたエネルギー原単位特性式との2つ
のエネルギー原単位特性式を表示装置1に表示する提供
処理を行う(ステップST114)。
【0161】さらに、エネルギー原単位特性式差異算出
部29は、エネルギー原単位特性式比較提供部28によ
って表示された2つのエネルギー原単位特性式の傾きの
値および固定値の差を算出する(ステップST11
5)。その後、エネルギー原単位特性式差異提供部30
は、省エネルギー対策の依頼者に対し、エネルギー原単
位特性式差異算出部29によって算出された2つのエネ
ルギー原単位特性式の傾きの値および固定値(すなわ
ち、エネルギー原単位特性式のy切片)の差を表示装置
1に表示する提供処理を行い(ステップST116)、
本処理を終了する。
【0162】この実施の形態7では、省エネルギー対策
の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、自
動決定された複数のエネルギー原単位特性式を同一のエ
ネルギー原単位特性グラフ上に表示することで比較で
き、かつその差異を算出できるようにしているので、こ
れによって省エネルギー対策の依頼者は、複数の省エネ
ルギー対策活動の対象に対するエネルギー消費特性を比
較検討することができる。
【0163】実施の形態8.つぎに、この発明の実施の
形態8について説明する。図18は、この発明の実施の
形態8である省エネルギー対策支援システムの構成を示
すブロック図である。図18において、この省エネルギ
ー対策支援システムでは、実施の形態7に示した省エネ
対策支援処理装置101が、省エネアラーム設定部3
1、省エネアラーム判断部32、および省エネアラーム
提供部33をさらに有する。その他の構成は実施の形態
7と同じであり、同一構成部分には同一符号を付してい
る。
【0164】ここで、図19に示すフローチャートを参
照して、図18に示した省エネルギー対策支援システム
の動作処理手順について説明する。まず、実施の形態7
のステップST101〜ST108と同じ処理を行っ
て、近似されたエネルギー原単位特性式の算出を行う
(ステップST121〜ST128)。すなわち、ま
ず、省エネルギー対策の依頼者がユーザ認証を受け、認
証に成功した場合のみにエネルギー原単位特性グラフを
作成し、エネルギー原単位特性式を決定する処理を行
う。
【0165】その後、省エネアラーム設定部31は、対
象とする製造設備などの消費エネルギー量の許容値また
は消費エネルギー量の目標値に対し、省エネルギー対策
の依頼者がそれを超えることのないようにするために、
データ入力装置2を通して、エネルギー原単位特性式の
傾きの上限値および/またはエネルギー原単位の上限値
を、省エネアラーム基準として設定する(ステップST
129)。
【0166】その後、省エネアラーム判断部32は、省
エネアラーム設定部31によって省エネアラーム基準を
設定した後に、対象とする製造設備などの消費エネルギ
ー量を計測し、収集し、エネルギー原単位特性グラフお
よびエネルギー原単位特性式を作成した結果、エネルギ
ー原単位特性式の傾きの値および/またはエネルギー原
単位の値が、設定された省エネアラーム基準であるエネ
ルギー原単位特性式の傾きの値および/またはエネルギ
ー原単位の値を満足するか否かを判断する(ステップS
T130)。
【0167】その後、省エネアラーム提供部33は、省
エネアラーム判断部32が、省エネアラーム基準を満足
すると判断した場合(ステップST130,YES)に
は、そのまま本処理を終了し、省エネアラーム基準を満
足しないと判断した場合(ステップST130,NO)
には、省エネルギー対策の依頼者に対し、アラーム情報
を表示装置1に表示する提供処理を行って(ステップS
T131)、本処理を終了する。
【0168】この実施の形態8では、省エネルギー対策
の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、自
動決定されたエネルギー原単位特性式に対し、消費エネ
ルギー量の許容値または消費エネルギー量の目標値に対
する省エネアラーム基準を設定し、その基準を超えた場
合にアラームを表示できるようにし、これによって、省
エネルギー対策の依頼者は、目標とする消費エネルギー
量を超えないように管理することができる。
【0169】実施の形態9.つぎに、この発明の実施の
形態9について説明する。図20は、この発明の実施の
形態9である省エネルギー対策支援システムの構成を示
すブロック図である。図20において、この省エネルギ
ー対策支援システムでは、実施の形態8に示した省エネ
対策支援処理装置101が、省エネ事例登録部34をさ
らに有するとともに、省エネ事例データベース35をさ
らに有する。その他の構成は実施の形態8と同じであ
り、同一構成部分には同一符号を付している。
【0170】ここで、図21に示すフローチャートを参
照して、図20に示した省エネルギー対策支援システム
の動作処理手順について説明する。まず、実施の形態4
のステップST41〜ST54と同じ処理を行って、エ
ネルギー消費特性を比例増加型、指数関数的増加型、固
定型の3種類に分類する処理を行う(ステップST14
1〜ST154)。すなわち、省エネルギー対策の依頼
者は、ユーザ認証を受け、認証に成功した場合のみにエ
ネルギー原単位特性グラフを作成し、エネルギー原単位
特性式を決定し、エネルギー消費特性を比例増加型、指
数関数的増加型、固定型の3種類に分類する処理を行
う。
【0171】その後、省エネ事例登録部34は、省エネ
ルギー対策の依頼者がデータ入力装置2を通して、対象
とする製造設備などに対し、過去に実施した省エネルギ
ー対策活動に関するデータを入力し(ステップST15
5)、入力されたデータを既に把握されている3種類の
エネルギー消費特性別に省エネ事例データベース35に
登録する処理を行って(ステップST156)、本処理
を終了する。
【0172】この実施の形態9では、省エネルギー対策
の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、自
動決定されたエネルギー原単位特性式より判断された3
種類のエネルギー消費特性別に、過去に実施した省エネ
ルギー対策活動を容易に登録することができる。
【0173】実施の形態10.つぎに、この発明の実施
の形態10について説明する。図22は、この発明の実
施の形態10である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図22において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態9に示した
省エネ対策支援処理装置101が、省エネ事例検索部3
6および省エネ事例提供部37をさらに有する。その他
の構成は実施の形態9と同じであり、同一構成部分には
同一符号を付している。
【0174】ここで、図23に示すフローチャートを参
照して、図22に示した省エネルギー対策支援システム
の動作処理手順について説明する。まず、実施の形態9
のステップST141〜ST154と同じ処理を行っ
て、エネルギー消費特性を比例増加型、指数関数的増加
型、固定型の3種類に分類する処理を行う(ステップS
T161〜ST174)。すなわち、省エネルギー対策
の依頼者は、ユーザ認証を受け、認証に成功した場合の
みにエネルギー原単位特性グラフを作成し、エネルギー
原単位特性式を決定し、エネルギー消費特性を比例増加
型、指数関数的増加型、固定型の3種類に分類する処理
を行う。
【0175】その後、省エネ事例検索部36は、対象と
する製造設備などに対し、既に決定されたエネルギー消
費特性に従って、省エネ事例データベース35に登録さ
れている過去の省エネルギー対策活動の事例データ群か
ら、そのエネルギー消費特性に対応する事例データを検
索する(ステップST175)。さらに、省エネ事例デ
ータベース35内に、エネルギー消費特性に対応した事
例データが存在するか否かを判断する(ステップST1
76)。
【0176】エネルギー消費特性に対応した事例データ
が存在しない場合(ステップST176,NO)には、
本処理を終了し、エネルギー消費特性に対応した事例デ
ータが存在する場合(ステップS176,YES)、省
エネルギー対策の依頼者に対し、この事例データを表示
装置1に表示する提供処理を行って(ステップST17
7)、本処理を終了する。
【0177】この実施の形態10では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
自動決定されたエネルギー原単位特性式より判断された
3種類のエネルギー消費特性別に、過去に実施した省エ
ネルギー対策活動の事例データを登録した省エネ事例デ
ータベース35からエネルギー消費特性毎に事例データ
を参照することができるようにしたので、これによっ
て、省エネルギー対策の依頼者は、省エネルギー対策活
動を実施する上で過去の事例を簡単に参考することがで
きる。
【0178】実施の形態11.つぎに、この発明の実施
の形態11について説明する。図24は、この発明の実
施の形態11である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図24において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態1に示した
省エネ対策支援処理装置101に、エネルギー管理目標
入力処理部38、エネルギー原単位ギャップ算出部3
9、日毎削減目標算出部40、および日毎削減目標提供
部41をさらに付加している。その他の構成は実施の形
態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付して
いる。
【0179】ここで、図25に示すフローチャートを参
照して、図24に示した省エネルギー対策支援システム
の動作処理手順について説明する。まず、実施の形態1
のステップST1〜ST5と同じ処理を行って、エネル
ギー原単位の算出を行う(ステップST181〜ST1
85)。すなわち、省エネルギー対策の依頼者がユーザ
認証を受け、認証に成功した場合のみにエネルギー原単
位を算出する処理を行う。
【0180】その後、エネルギー管理目標入力処理部3
8は、製造設備などのエネルギー管理目標としてのエネ
ルギー原単位の値と、その値に達成する期日を目標達成
期日として入力する処理を行い、こららのデータを設定
する(ステップST186)。さらに、エネルギー原単
位ギャップ算出部39は、自動的に決定された最新のエ
ネルギー原単位の値と、エネルギー管理目標入力処理部
38によって入力された目標とするエネルギー原単位の
値との差を算出する(ステップST187)。
【0181】さらに、日毎削減目標算出部40は、エネ
ルギー原単位ギャップ算出部39によって算出されたエ
ネルギー原単位のギャップ値を、エネルギー管理目標入
力処理部38によって入力された目標達成期日に対し、
現時点から達成期日まで何日間であるかを算出し、この
算出した期間で除することによって、現時点から目標達
成期日までに毎日削減すべきエネルギー原単位の値を算
出する(ステップST188)。
【0182】その後、日毎削減目標提供部41は、省エ
ネルギー対策の依頼者に対し、日毎削減目標算出部40
によって算出された毎日削減すべきエネルギー原単位の
目標値を表示装置1に表示する提供処理を行い(ステッ
プST189)、本処理を終了する。
【0183】この実施の形態11では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
対象とした製造設備等に対するエネルギー管理目標に対
応した日毎の削減目標を容易に確認することができる。
【0184】実施の形態12.つぎに、この発明の実施
の形態12について説明する。図26は、この発明の実
施の形態12である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図26において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態4に示した
省エネ対策支援処理装置101に、省エネ支援機器導入
依頼部42、省エネ支援機器抽出部43、省エネ支援機
器導入見積書作成部44、および省エネ支援機器導入見
積書提供部45をさらに付加するとともに、省エネ支援
機器データベース46をさらに付加している。その他の
構成は実施の形態4と同じであり、同一構成部分には同
一符号を付している。
【0185】ここで、図27および図28に示すフロー
チャートを参照して、図26に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態4のステップST41〜ST58と同じ処理
を行って、省エネ対象リストを作成する(ステップST
191〜ST208)。すなわち、省エネルギー対策の
依頼者がユーザ認証を受け、認証に成功した場合のみに
エネルギー原単位特性グラフを作成し、エネルギー原単
位特性式を決定し、エネルギー消費特性の分類し、さら
に省エネ対象リストを作成する処理を行う。
【0186】その後、省エネ支援機器導入依頼部42
は、省エネルギー対策の依頼者が省エネルギーを支援す
る機器を導入するための見積もり依頼があったか否かを
判断し(ステップST209)、見積もり依頼があった
場合(ステップST209,YES)には、ステップS
T210に移行し、見積もり依頼がない場合(ステップ
ST209,NO)には、そのまま本処理を終了する。
【0187】見積もり依頼があった場合(ステップST
209,YES)、省エネ支援機器導入依頼部42は、
見積もり依頼情報を設定し、省エネ支援機器抽出部43
は、省エネ支援機器導入依頼部42によって設定された
見積もり依頼情報をもとに、省エネ対象リスト決定部1
6よって決定された省エネ対象リストの上位に位置する
製造設備などから順番に、適切な省エネ支援機器を省エ
ネ支援機器データベースから抽出する(ステップST2
10)。
【0188】その後、省エネ支援機器導入見積書作成部
44は、省エネ支援機器抽出部43よって抽出された省
エネ支援機器の情報をもとに、省エネ支援機器導入見積
書を作成する(ステップST211)。さらに、省エネ
支援機器導入見積書提供部45は、省エネルギー対策の
依頼者に対し、省エネ支援機器導入見積書作成部44に
よって作成された省エネ支援機器導入見積書を表示装置
1に表示する提供処理を行い(ステップST212)、
本処理を終了する。
【0189】この実施の形態12では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
自動決定された省エネ対象リストの製造設備等に対応す
る省エネ支援機器の導入見積書を簡単に、素早く入手す
ることができる。
【0190】実施の形態13.つぎに、この発明の実施
の形態13について説明する。図29は、この発明の実
施の形態13である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図29において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態12に示し
た省エネ対策支援処理装置101に、省エネ設備投資条
件入力処理部47、省エネ支援機器導入候補決定部4
8、実施省エネ支援機器決定部49、省エネ支援機器導
入計画部50、省エネ設備投資計画立案部51、および
省エネ設備投資計画提供部52をさらに付加している。
その他の構成は実施の形態12と同じであり、同一構成
部分には同一符号を付している。
【0191】ここで、図30および図31に示すフロー
チャートを参照して、図29に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態4のステップST41〜ST58と同じ処理
を行って、省エネ対象リストを作成する(ステップST
221〜ST238)。すなわち、省エネルギー対策の
依頼者がユーザ認証を受け、認証に成功した場合のみに
エネルギー原単位特性グラフを作成し、エネルギー原単
位特性式を決定し、エネルギー消費特性の分類し、さら
に省エネ対象リストを作成する処理を行う。
【0192】その後、省エネ設備投資条件入力処理部4
7は、省エネルギー対策の依頼者が省エネルギー対策の
ための設備投資計画立案に必要とされる製造設備などの
エネルギー削減目標としてのエネルギー原単位の値、削
減達成期日の値、および設備投資の予算額を入力し、こ
れらの情報を設定する(ステップST239)。
【0193】さらに、省エネ支援機器導入候補決定部4
8は、省エネ設備投資条件入力処理部47によって入力
されたエネルギー原単位の値と、エネルギー原単位算出
部6によって算出されているエネルギー原単位との差を
算出し(ステップST240)、算出されたエネルギー
原単位の差と、省エネ対象リスト決定部16によって決
定された省エネ対象リストとを2つの制約条件として、
省エネ支援機器データベース46から、適切な省エネ支
援機器を抽出する(ステップST241)。
【0194】その後、実施省エネ支援機器決定部49
は、省エネ支援機器導入候補決定部48によって抽出さ
れた省エネ支援機器群に対し、省エネ設備投資条件入力
処理部47によって設定された設備投資の予算額内で導
入可能な省エネ支援機器の組み合わせを決定する(ステ
ップST242)。
【0195】さらに、省エネ支援機器導入計画部50
は、実施省エネ支援機器決定部49によって決定された
導入可能な省エネ支援機器の組み合わせに対し、省エネ
支援機器データベース46に設定されている納期情報
と、省エネ設備投資条件入力処理部47によって設定さ
れた削減達成期日の情報とを用いて、削減達成期日まで
の省エネ支援機器導入計画を立案する(ステップST2
43)。
【0196】その後、省エネ設備投資計画立案部51
は、省エネ支援機器導入計画部50によって立案された
省エネ支援機器導入計画に対し、導入時期に発生する導
入費用などを追加して省エネ設備投資計画を立案する
(ステップST244)。さらに、省エネ設備投資計画
提供部52は、省エネルギー対策の依頼者に対し、省エ
ネ設備投資計画立案部51によって立案された省エネ設
備投資計画を表示装置1に表示する提供処理を行い(ス
テップST245)、本処理を終了する。
【0197】この実施の形態13では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
省エネルギーための設備投資予算額以内に対応する省エ
ネ支援機器の導入計画を簡単に素早く入手することがで
きる。
【0198】実施の形態14.つぎに、この発明の実施
の形態14について説明する。図32は、この発明の実
施の形態14である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図32において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態13に示し
た省エネ対策支援処理装置101に、省エネ対策リスト
依頼部53、省エネ対策費用算出部54、省エネ対策リ
スト作成部55、および省エネ対策リスト提供部56を
さらに付加している。その他の構成は実施の形態13と
同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0199】ここで、図33および図34に示すフロー
チャートを参照して、図32に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態12のステップST191〜ST210と同
じ処理を行う(ステップST251〜ST270)。す
なわち、省エネルギー対策の依頼者がユーザ認証を受
け、認証に成功した場合のみにエネルギー原単位特性グ
ラフを作成し、エネルギー原単位特性式を決定し、エネ
ルギー消費特性の分類を行い、省エネ対象リストを作成
し、さらにそのリストに対応する省エネ支援機器などを
省エネ支援機器データベース46から抽出する処理を行
う。
【0200】その後、省エネ対策リスト依頼部53は、
省エネルギー対策の依頼者が予め提供した省エネ事例ま
たは省エネ支援機器などに対し、その実施のしやすさを
把握するための省エネ対策リスト依頼情報を設定する
(ステップST271)。さらに、省エネ対策費用算出
部54は、省エネ対策リスト依頼部53によって依頼さ
れた省エネ事例または省エネ支援機器などに対し、省エ
ネ支援機器データベース46を検索することによって、
対応する導入費用を算出する(ステップST272)。
【0201】その後、省エネ対策リスト作成部55は、
省エネ対策費用算出部54によって算出された導入費用
を小さい順番に並べ替え、依頼された省エネ事例または
省エネ支援機器などを各導入費用に対応させたリストで
ある省エネ対策リストを作成する(ステップST27
3)。さらに、省エネ対策リスト提供部56は、省エネ
ルギー対策の依頼者に対し、省エネ対策リスト作成部5
5によって作成された省エネ対策リストを表示装置1に
表示する提供処理を行い(ステップST274)、本処
理を終了する。
【0202】この実施の形態14では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
複数の省エネルギー対策に対し経済的な実施しやすさが
簡単に素早く確認することができる。
【0203】実施の形態15.つぎに、この発明の実施
の形態15について説明する。図35は、この発明の実
施の形態15である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図35において、この省エ
ネルギー対策支援システムの省エネ対策支援装置101
は、実施の形態8に示したユーザ認証入力処理部3、ユ
ーザ認証判断部4、消費エネルギー量入力処理部5、エ
ネルギー原単位算出部6、エネルギー原単位特性グラフ
作成部10、エネルギー原単位特性グラフ提供部11、
エネルギー原単位特性式決定部12、エネルギー原単位
特性式提供部13、エネルギー消費特性決定部14、エ
ネルギー消費特性提供部15、省エネアラーム設定部3
1、省エネアラーム判断部32、および省エネアラーム
提供部33を有するとともに、新たにアラーム情報設定
部57およびアラーム情報送信部58を有する。その他
の構成は実施の形態8と同じであり、同一構成部分には
同一符号を付している。
【0204】ここで、図36に示すフローチャートを参
照して、図35に示した省エネルギー対策支援システム
の動作処理手順について説明する。まず、実施の形態8
のステップST121〜ST129と同じ処理を行う
(ステップST281〜ST289)。すなわち、省エ
ネルギー対策の依頼者がユーザ認証を受け、認証に成功
した場合のみにエネルギー原単位特性グラフを作成し、
エネルギー原単位特性式を決定し、省エネアラーム基準
を設定して発生したアラーム情報を受信する処理を行
う。
【0205】その後、アラーム情報設定部57は、省エ
ネルギー対策の依頼者が省エネアラーム提供部33によ
って提供されたアラーム情報を、対応する消費エネルギ
ー量計測装置8に対して送信するための情報として設定
する(ステップST290)。さらに、アラーム情報送
信部58は、アラーム情報設定部57によって設定され
たアラーム情報を、対応する消費エネルギー量計測装置
8に対して送信する処理を行い(ステップST29
1)、本処理を終了する。
【0206】この実施の形態15では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
製造設備9などに接続されている消費エネルギー量計測
装置8に対して自動的に、アラーム情報を送信すること
ができる。
【0207】実施の形態16.つぎに、この発明の実施
の形態16について説明する。図37は、この発明の実
施の形態16である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図37において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態15に示し
た省エネ対策支援装置101に、削減制御命令作成部5
9および削減制御命令送信部60をさらに付加してい
る。その他の構成は実施の形態15と同じであり、同一
構成部分には同一符号を付している。
【0208】ここで、図38に示すフローチャートを参
照して、図37に示した省エネルギー対策支援システム
の動作処理手順について説明する。まず、実施の形態8
のステップST121〜ST129と同じ処理を行う
(ステップST301〜ST309)。すなわち、省エ
ネルギー対策の依頼者がユーザ認証を受け、認証に成功
した場合のみにエネルギー原単位特性グラフを作成し、
エネルギー原単位特性式を決定し、省エネアラーム基準
を設定して発生したアラーム情報を受信する処理を行
う。
【0209】その後、削減制御命令作成部59は、省エ
ネアラーム提供部33によって提供されたアラーム情報
が、省エネアラーム基準を満足するか否かを判断する
(ステップST310)。省エネアラーム基準を満足す
る場合(ステップST310,YES)には、アラーム
情報をもとに、対応する製造設備9等に対し消費エネル
ギー量を削減するための制御命令を作成する(ステップ
ST311)。
【0210】さらに、削減制御命令送信部60は、削減
制御命令作成部59によって作成された制御命令情報
を、対応する製造設備9等に送信する処理を行って(ス
テップST312)、本処理を終了する。一方、省エネ
アラーム基準を満足しない場合(ステップ310,N
O)には、そのまま本処理を終了する。
【0211】この実施の形態16では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
発生したアラーム情報に対応する製造設備9等に自動的
に、素早く省エネルギー対策のための制御命令を送信す
ることができる。
【0212】実施の形態17.つぎに、この発明の実施
の形態17について説明する。図39は、この発明の実
施の形態17である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図39において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態14に示し
た省エネ対策支援装置101に、省エネ対策費用入力処
理部61、費用可能省エネ対策抽出部62、および費用
可能省エネ対策提供部63をさらに付加している。その
他の構成は実施の形態14と同じであり、同一構成部分
には同一符号を付している。
【0213】ここで、図40および図41に示すフロー
チャートを参照して、図39に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態14のステップST251〜ST273と同
じ処理を行う(ステップST321〜ST343)。す
なわち、まず、省エネルギー対策の依頼者がユーザ認証
を受け、認証に成功した場合のみにエネルギー原単位特
性グラフを作成し、エネルギー原単位特性式を決定し、
エネルギー消費特性の分類を行い、省エネ対象リストを
作成し、さらにそのリストに対応する省エネ支援機器等
を省エネ支援機器データベース46から抽出し、省エネ
支援機器等導入費用の小さい順番に並び替える処理を行
う。
【0214】その後、省エネ対策費用入力処理部61
は、省エネルギー対策の依頼者によってデータ入力装置
2から入力された今後実施可能な省エネルギー対策のた
めの費用を読み込む(ステップST344)。さらに、
費用可能省エネ対策抽出部62は、省エネ対策リスト作
成部55によって作成された省エネ対策リストの中か
ら、省エネ対策費用入力処理部61によって読み込まれ
た費用以内で実施可能な省エネ対策事項を抽出する(ス
テップST345)。
【0215】その後、費用可能省エネ対策提供部63
は、省エネルギー対策の依頼者に対し、費用可能省エネ
対策抽出部62によって抽出された省エネ対策事項を表
示装置1に表示する提供処理を行って(ステップST3
46)、本処理を終了する。
【0216】この実施の形態17では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
今後の省エネルギー対策費用以内で実施可能な省エネ対
策事項を自動的に、簡単に入手することができる。
【0217】実施の形態18.つぎに、この発明の実施
の形態18について説明する。図42は、この発明の実
施の形態18である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図42において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態2に示した
省エネ対策支援装置101に、推奨時間周期決定部64
および推奨時間周期提供部65をさらに付加している。
その他の構成は実施の形態2と同じであり、同一構成部
分には同一符号を付している。
【0218】ここで、図43に示すフローチャートを参
照して、図42に示した省エネルギー対策支援システム
の動作処理手順について説明する。まず、実施の形態2
のステップST11〜ST18と同じ処理を行う(ステ
ップST351〜ST358)。すなわち、省エネルギ
ー対策の依頼者がユーザ認証を受け、認証に成功した場
合のみにエネルギー原単位特性グラフを作成し、エネル
ギー原単位特性式を決定する処理を行う。
【0219】その後、推奨時間周期決定部64は、エネ
ルギー原単位特性グラフ作成部10によって作成された
エネルギー原単位特性グラフ上のプロット点の分布状態
や、エネルギー原単位特性式決定部12によって決定さ
れたエネルギー原単位特性式の傾きの値などを分析する
ことによって、今後の消費エネルギー量データを収集す
るか否かを判断する(ステップST359)。消費エネ
ルギー量データを収集しない場合(ステップST35
9,NO)には、そのまま本処理を終了し、消費エネル
ギー量データを収集する場合(ステップST359,Y
ES)には、推奨時間周期決定部64は、消費エネルギ
ー量データを収集する時間周期を、収集するか否かを含
めて再設定する(ステップST360)。なお、ここで
の分析および判断は、たとえばプロット点の分布が小さ
い場合は今後収集しないと判断し、分布が大きい場合
は、現在の時間周期を大きくしたり、エネルギー原単位
特性式の傾きがマイナスの場合は、今後収集しないと判
断する。
【0220】その後、推奨時間周期提供部65は、省エ
ネルギー対策の依頼者に対し、推奨時間周期決定部64
によって決定された推奨時間周期を表示装置1に表示す
る提供処理を行い(ステップST361)、本処理を終
了する。
【0221】この実施の形態18では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
エネルギー原単位特性グラフおよびエネルギー原単位特
性式が分析されることによって、推奨するエネルギーデ
ータ収集時間周期が自動的に決定され、これによって省
エネルギー対策の依頼者が、一層、効率的なエネルギー
測定に役立つ情報を、素早く入手することができる。
【0222】実施の形態19.つぎに、この発明の実施
の形態19について説明する。図44は、この発明の実
施の形態19である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図44において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態2に示した
省エネ対策支援装置101に、推奨省エネアラーム決定
部66および推奨省エネアラーム提供部67をさらに付
加している。その他の構成は実施の形態2と同じであ
り、同一構成部分には同一符号を付している。
【0223】ここで、図45に示すフローチャートを参
照して、図42に示した省エネルギー対策支援システム
の動作処理手順について説明する。まず、実施の形態2
のステップST11〜ST18と同じ処理を行う(ステ
ップST371〜ST378)。すなわち、省エネルギ
ー対策の依頼者がユーザ認証を受け、認証に成功した場
合のみにエネルギー原単位特性グラフを作成し、エネル
ギー原単位特性式を決定する処理を行う。
【0224】その後、推奨省エネアラーム決定部66
は、エネルギー原単位特性グラフ作成部10によって作
成されたエネルギー原単位特性グラフ上のプロット点の
分布状態や、エネルギー原単位特性式決定部12によっ
て決定されたエネルギー原単位特性式の傾きの値などを
分析することによって、適切と考えられるエネルギー原
単位の値の上限値を推奨する省エネアラーム基準を決定
する(ステップST379)。この分析では、たとえば
エネルギー原単位特性グラフ上のプロット点の最大値に
10%上乗せした値を省エネアラーム基準として設定す
る。
【0225】その後、推奨省エネアラーム提供部67
は、省エネルギー対策の依頼者に対し、推奨省エネアラ
ーム決定部66によって決定された省エネアラーム基準
を表示装置1に表示する提供処理を行い(ステップST
380)、本処理を終了する。
【0226】この実施の形態19では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
推奨される省エネアラーム基準を自動的に、素早く入手
することができる。
【0227】実施の形態20.つぎに、この発明の実施
の形態20について説明する。図46は、この発明の実
施の形態20である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図46において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態10に示し
た省エネ対策支援装置101に、種別省エネ事例データ
登録部69、省エネ操作履歴登録部70、および省エネ
事例データベース活用部71をさらに設けるとともに、
さらに業種別省エネ事例データベース72および操作履
歴データベース72をさらに設けている。なお、実施の
形態10における省エネ対象リスト決定部16、省エネ
対象リスト提供部17、生産量入力処理部18、消費エ
ネルギー量決定部19、消費エネルギー量提供部20、
目標削減率入力処理部21、エネルギー原単位特性グラ
フ再作成部22、再作成エネルギー原単位特性グラフ提
供部23、エネルギー原単位特性式再決定部24、再作
成エネルギー原単位特性式提供部25、消費エネルギー
量再決定部26、再決定消費エネルギー量提供部27、
エネルギー原単位特性式比較提供部28、エネルギー原
単位特性式差違算出部29、エネルギー原単位特性式差
違提供部30、省エネアラーム設定部31、省エネアラ
ーム判断部32、省エネアラーム提供部33は、削除し
た構成としている。その他の構成は実施の形態10と同
じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0228】ここで、図47および図48に示すフロー
チャートを参照して、図46に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態10のステップST161〜ST175と同
じ処理を行う(ステップST381〜ST394)。す
なわち、省エネルギー対策の依頼者がユーザ認証を受
け、認証に成功した場合のみにエネルギー原単位特性グ
ラフを作成、エネルギー原単位特性式を決定し、エネル
ギー消費特性を分類する処理を行う。さらに、過去に実
施した省エネ対策活動データの入力する処理を行う(ス
テップST395)。
【0229】その後、種別省エネ事例データ登録部69
は、入力された過去に実施した省エネ対策活動データ
を、省エネルギー対策の依頼者の業種に対応させ、業種
別省エネ事例データベース68に登録する(ステップS
T396)。さらに、省エネ操作履歴登録部70は、省
エネルギー対策の依頼者が省エネに関係する各部を利用
した履歴データを操作履歴データベース72に格納する
(ステップST397)。
【0230】その後、省エネ事例データベース活用部7
1は、省エネ操作履歴登録部70によって登録された操
作履歴データに対し、使用した省エネ事例データベース
の種類や使用回数などによって、次回以降の使用の際に
最も適した省エネ事例データベースを活用できるように
業種別省エネ事例データベース68を更新する処理を行
い(ステップST398)、本処理を終了する。
【0231】この実施の形態20では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功した場合のみ、
適切な省エネ事例データベースを自動的に利用すること
ができる。
【0232】実施の形態21.つぎに、この発明の実施
の形態21について説明する。図49は、この発明の実
施の形態21である省エネルギー対策支援システムの構
成を示す図である。図49において、この省エネルギー
対策支援システムでは、省エネルギー対策の支援処理を
行う省エネ支援サーバ80と省エネルギー対策を依頼す
る省エネ対策依頼クライアント82とがネットワーク8
1に接続されたクライアントサーバシステムを構築して
いる。省エネ支援サーバ80は、利用課金データベース
83、処理部84、通信処理部85、利用課金登録部8
6、利用課金貨幣変換部87、および利用課金請求部8
8を有する。処理部84は、実施の形態1〜20に示し
た省エネルギー対策支援システムにおける入出力装置1
00を除いた構成をとる。なお、省エネ対策依頼クライ
アント82は、実施の形態1〜20の入出力装置100
に対応した構成を有する。また、省エネ支援サーバ80
は、入出力装置100に対応した管理用の図示しない入
出力装置を設けるようにしてもよい。
【0233】ここで、図50に示すフローチャートを参
照して、図49に示した省エネルギー対策支援システム
の動作処理手順について説明する。まず、省エネルギー
対策の依頼者は、省エネ対策依頼クライアント82をネ
ットワーク81を介して省エネ支援サーバ80に接続
し、ユーザ認証を受ける(ステップST401〜ST4
04)。すなわち、省エネ支援サーバ80は、通信処理
部85を介して省エネ対策依頼クライアント82から、
ユーザ認証情報を受け付けると、これを読み込み(ステ
ップST401)、このユーザ認証情報と顧客データベ
ース7に登録されている情報とを照合し(ステップST
402)、照合するか否かを判断する(ステップST4
03)。照合しない場合(ステップST403,NO)
には、省エネ対策クライアント82との接続を切断し、
本処理を終了する。一方、照合した場合(ステップST
403,YES)には、省エネ支援サーバ80が提供す
る省エネルギー対策支援処理の利用を許可する通知を、
省エネ対策依頼クライアント83に送出する(ステップ
ST404)。
【0234】その後、省エネ支援サーバ80の利用課金
登録部86は、省エネ対策依頼クライアント82が省エ
ネ支援サーバ80内に備わっている処理部84にある省
エネルギー対策支援処理を利用した際に、利用手段の名
前、利用時間等を利用課金データベース83に登録する
(ステップST405)。さらに、利用課金貨幣変換部
87は、利用課金登録部86によって利用課金データベ
ース83に登録された利用情報を実際の貨幣的価値を有
する情報に変換する(ステップST406)。その後、
利用課金請求部88は、利用課金貨幣変換部87によっ
て変換された貨幣的価値の情報を、ネットワーク81を
介して省エネ対策依頼クライアント82に通知し、省エ
ネルギー対策の依頼者に請求し(ステップST40
7)、本処理を終了する。
【0235】この実施の形態21では、省エネルギー対
策の依頼者が、ネットワーク81を介したクライアント
サーバシステムによって比較的安価で簡単に省エネ対策
支援システムを構築することができる。
【0236】実施の形態22.つぎに、この発明の実施
の形態22について説明する。図51は、この発明の実
施の形態22である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図51において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態20に示し
た省エネ対策支援装置101に、効果大省エネ事例デー
タ検索部91および効果大省エネ事例データ表彰部92
をさらに設けている。その他の構成は実施の形態20と
同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0237】ここで、図52および図53に示すフロー
チャートを参照して、図51に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態20のステップST381〜ST396と同
じ処理を行う(ステップST411〜ST429)。す
なわち、省エネルギー対策の依頼者がユーザ認証を受
け、認証に成功した場合のみに、過去に実施した省エネ
対策活動のデータが業種別省エネ事例データベース68
に登録する処理を行う。
【0238】その後、効果大省エネ事例データ検索部9
1は、半年間や1年間などの一定期間が経過した時点で
業種別省エネ事例データベース68から省エネ事例デー
タを読み込み(ステップST427)、読み込んだ省エ
ネ事例データの中から最も設備等コストが安く、かつ最
も省エネ効果が上がった省エネ事例データを抽出する
(ステップST428)。
【0239】その後、効果大省エネ事例データ表彰部9
2は、効果大省エネ事例データ検索部91が抽出した省
エネ事例データを、登録した省エネルギー対策の依頼者
に対して表彰を行い(ステップST429)、本処理を
終了する。なお、この表彰は、表彰状を発行する場合、
賞金・商品を出す場合、あるいは利用課金を割り引くな
どの様々な表彰形態が適用される。
【0240】この実施の形態22では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功し、省エネ効果
が最も高い省エネ事例データを登録していた場合のみ、
表彰を受けることができる。
【0241】実施の形態23.つぎに、この発明の実施
の形態23について説明する。図54は、この発明の実
施の形態23である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図54において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態22に示し
た省エネ対策支援装置101に、参照大省エネ事例デー
タ検索部93および参照大省エネ事例データ表彰部94
をさらに設けている。その他の構成は実施の形態22と
同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0242】ここで、図55および図56に示すフロー
チャートを参照して、図54に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態20のステップST381〜ST396と同
じ処理を行う(ステップST431〜ST447)。す
なわち、省エネルギー対策の依頼者がユーザ認証を受
け、認証に成功した場合のみに、過去に実施した省エネ
対策活動のデータが業種別省エネ事例データベース68
に登録する処理を行う。
【0243】その後、参照大省エネ事例データ検索部9
3は、半年間や1年間などの一定期間が経過した時点で
業種別省エネ事例データベース68から省エネ事例デー
タを読み込み(ステップST448)、読み込んだ省エ
ネ事例データの中から最も参照回数の多い省エネ事例デ
ータを抽出する(ステップST449)。
【0244】その後、参照大省エネ事例データ表彰部9
4は、参照大省エネ事例データ検索部93によって抽出
された省エネ事例データを登録した省エネルギー対策の
依頼者に対して表彰を行い(ステップST450)、本
処理を終了する。なお、この表彰には、表彰状を発行す
る場合、賞金・賞品を出す場合、利用課金を割り引くな
どの様々な表彰形態が適用される。
【0245】この実施の形態23では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功し、最も参照さ
れた省エネ事例データを登録していた場合のみ、表彰を
受けることができる。
【0246】実施の形態24.つぎに、この発明の実施
の形態24について説明する。図57は、この発明の実
施の形態24である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図57において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態23に示し
た省エネ対策支援装置101に、省エネ事例データ投票
部95、得票大省エネ事例データ検索部96、および得
票大省エネ事例データ表彰部97をさらに設けている。
その他の構成は実施の形態23と同じであり、同一構成
部分には同一符号を付している。
【0247】ここで、図58および図59に示すフロー
チャートを参照して、図57に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態20のステップST381〜ST396と同
じ処理を行う(ステップST451〜ST466)。す
なわち、省エネルギー対策の依頼者がユーザ認証を受
け、認証に成功した場合のみに、過去に実施した省エネ
対策活動のデータが業種別省エネ事例データベース68
に登録する処理を行う。
【0248】その後、省エネ事例データ投票部95は、
半年間や1年間などの一定期間が経過した時点で業種別
省エネ事例データベース68から省エネ事例データを読
み込み(ステップST467)、読み込んだ省エネ事例
データの中から、省エネルギー対策の依頼者が最も参考
になった省エネ事例データがどれであるかの投票データ
を読み込む(ステップST468)。
【0249】その後、得票大省エネ事例データ検索部9
6は、省エネ事例データ投票部95から読み込まれた投
票データをもとに、最も多く得票した省エネ事例データ
を抽出する(ステップST469)。さらに、得票大省
エネ事例データ表彰部97は、得票大省エネ事例データ
検索部96によって抽出された省エネ事例データを登録
した省エネルギー対策の依頼者に対して表彰を行い(ス
テップST470)、本処理を終了する。なお、この表
彰には、表彰状を発行する場合、賞金・賞品を出す場
合、利用課金を割り引く場合などの様々な表彰形態が適
用される。
【0250】この実施の形態24では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功し、最も参考に
なった省エネ事例データを登録していた場合のみ、表彰
を受けることができる。
【0251】実施の形態25.つぎに、この発明の実施
の形態25について説明する。図60は、この発明の実
施の形態25である省エネルギー対策支援システムの構
成を示すブロック図である。図60において、この省エ
ネルギー対策支援システムでは、実施の形態24に示し
た省エネ対策支援装置101に、省エネ事例データ入力
回数登録部111、利用課金割引率算出部112、利用
課金再登録部113、および利用課金データベース11
4をさらに設けている。その他の構成は実施の形態23
と同じであり、同一構成部分には同一符号を付してい
る。
【0252】ここで、図61および図62に示すフロー
チャートを参照して、図60に示した省エネルギー対策
支援システムの動作処理手順について説明する。まず、
実施の形態20のステップST381〜ST396と同
じ処理を行う(ステップST471〜ST486)。す
なわち、省エネルギー対策の依頼者がユーザ認証を受
け、認証に成功した場合のみに、過去に実施した省エネ
対策活動のデータが業種別省エネ事例データベース68
に登録する処理を行う。
【0253】その後、省エネ事例データ入力回数登録部
111は、半年間や1年間などの一定期間が経過した時
点で、業種別省エネ事例データベース68を検索するこ
とによって、省エネ対策活動データの入力回数を把握す
る(ステップST487)。さらに、利用課金割引率算
出部112は、省エネ事例データ入力回数登録部111
によって把握された入力回数に対して、一定の基準をも
とに利用課金の割引率を算出する(ステップST48
8)。たとえば、1回の利用に対し、0.1%の割引率
を基準とする。
【0254】その後、利用課金再登録部113は、利用
課金データベース114から、省エネルギー対策の依頼
者に対する利用課金データを読み込み(ステップST4
89)、この読み込んだ利用課金データに対し、利用課
金割引率算出部112によって算出された割引率に相当
する割引を行い、この割引された利用課金データを利用
課金データベース114に再登録し(ステップST49
0)、本処理を終了する。
【0255】この実施の形態25では、省エネルギー対
策の依頼者が、ユーザ認証を受けて成功し、少なくとも
一つ以上の省エネ対策活動データを登録していた場合の
み、利用課金が割引される。
【0256】なお、上述した実施の形態1〜25に示し
た方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コ
ンピュータやワークステーションなどのコンピュータで
実行することによって実現することができる。このプロ
グラムは、ハードディスク、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュー
タで読み取り可能な記憶媒体から読み出されることによ
って実行される。また、このプログラムは、上述した記
録媒体を介して、インターネットなどのネットワークを
介して配布することができる。
【0257】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ユーザ認証入力指示手段が、当該省エネルギー対策
支援システムを利用するユーザに対して前記ユーザ認証
情報の入力を指示し、ユーザ認証判断手段が、前記ユー
ザ認証入力指示手段の指示によってユーザが入力したユ
ーザ認証情報と当該省エネルギー対策支援システムの利
用を許可するユーザのユーザ認証情報が予め登録された
顧客データベースに登録されたユーザ認証情報とを照合
し、前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システムを
利用できるか否かを判断し、消費エネルギー量入力指示
手段が、前記ユーザ認証判断手段が当該省エネルギー対
策支援システムを利用することができると判断されたユ
ーザに対して前記消費エネルギー量の入力を指示し、エ
ネルギー原単位算出手段が、前記消費エネルギー量入力
指示手段の指示によって入力された消費エネルギー量
を、該消費エネルギー量計測時における前記被省エネル
ギー対象の生産量あるいは生産高で除した値をエネルギ
ー原単位として算出し、エネルギー原単位特性グラフ作
成手段が、前記エネルギー原単位算出手段によって算出
された複数のエネルギー原単位の値と該値を算出した時
の前記生産量あるいは前記生産高の複数の値との組デー
タをもとに、前記生産量あるいは前記生産高に対するエ
ネルギー原単位の変化を示すエネルギー原単位特性グラ
フを作成し、エネルギー原単位特性グラフ提供手段が、
前記ユーザに対して、前記エネルギー原単位特性グラフ
を提供するようにしているので、ユーザ認証を受けたユ
ーザのみが、エネルギー原単位特性グラフをもとに、生
産量あるいは生産高の増加に伴うエネルギー原単位の変
化を容易に把握し、確認することができるという効果を
奏する。
【0258】つぎの発明によれば、エネルギー原単位特
性式決定手段が、前記エネルギー原単位特性グラフ上に
おける前記組データが示す各点に対して近似処理を施
し、この近似処理結果であるエネルギー原単位特性式を
決定し、エネルギー原単位特性式提供手段が、前記エネ
ルギー原単位特性式を前記ユーザに対して提供するよう
にしているので、ユーザ認証を受けたユーザのみが、エ
ネルギー原単位特性式を容易に得ることができ、確認す
ることができるという効果を奏する。
【0259】つぎの発明によれば、エネルギー消費特性
決定手段が、前記エネルギー原単位特性式の近似特性を
もとに、該エネルギー原単位特性式を複数のエネルギー
消費特性のいずれかに分類する。たとえば、近似処理を
一次近似とし、エネルギー原単位特性式を一次近似式と
して決定した場合、エネルギー消費特性は、その傾きに
よって複数のエネルギー消費特性に分類される。その
後、エネルギー消費特性提供手段が、前記エネルギー消
費特性の分類結果を前記ユーザに対して提供するように
しているので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、被
省エネルギー対象のエネルギー消費特性の分類結果を得
ることができ、被省エネルギー対象のエネルギー消費特
性を容易に確認することができるという効果を奏する。
【0260】つぎの発明によれば、省エネ対象リスト決
定手段が、前記エネルギー原単位の値、前記エネルギー
消費特性の分類結果、および/または前記エネルギー原
単位特性グラフにおける組データが示す各点の分布状態
をもとに、複数の被省エネルギー対象に対して省エネル
ギー対策活動効果に関する順序を決定し、この決定され
た順序をもつ省エネ対象リストを作成し、省エネ対象リ
スト提供手段が、前記省エネ対象リストを前記ユーザに
対して提供するようにしているので、ユーザー認証を受
けたユーザのみが、被省エネルギー対象の省エネルギー
対策活動効果の度合いを自動的に順番付けし、この結果
をリストとして容易に得ることができるという効果を奏
する。
【0261】つぎの発明によれば、生産量入力指示手段
が、前記被省エネルギー対象に対して計画されている計
画生産量あるいは計画生産高の入力を指示し、消費エネ
ルギー量提供手段が、前記被省エネルギー対象に対応す
るエネルギー原単位特性式に前記生産量入力指示手段の
指示によって入力された計画生産量あるいは計画生産高
を適用して予測される予測消費エネルギー量を算出し、
消費エネルギー量提供手段が、前記予測消費エネルギー
量を前記ユーザに対して提供するようにしているので、
ユーザー認証を受けたユーザのみが、被省エネルギー対
象の計画生産量あるいは計画生産高に対して予測され計
画消費エネルギー量を容易に確認することができるとい
う効果を奏する。
【0262】つぎの発明によれば、目標削減率入力指示
手段が、最新のエネルギー原単位の値に対する目標削減
率および計画されている計画生産量あるいは計画生産高
の入力を指示し、エネルギー原単位特性グラフ再作成手
段が、前記目標削減率に対応したエネルギー原単位を算
出し、この算出されたエネルギー原単位の値と前記計画
生産量あるいは計画生産高の値との組データを前記エネ
ルギー原単位特性グラフ上に追加して、再度エネルギー
原単位特性グラフを作成し、再作成エネルギー原単位特
性グラフ提供手段が、前記エネルギー原単位特性グラフ
再作成手段によって再作成されたエネルギー原単位特性
グラフを前記ユーザに対して提供するようにしているの
で、ユーザー認証を受けたユーザのみが、被省エネルギ
ー対象における最新のエネルギー原単位の値に対する目
標削減率に対応したエネルギー原単位特性グラフを容易
に確認することができるという効果を奏する。
【0263】つぎの発明によれば、エネルギー原単位特
性式再決定手段が、前記エネルギー原単位特性グラフ再
作成手段によって再作成されたエネルギー原単位特性グ
ラフに対応するエネルギー原単位特性式を再作成し、再
作成エネルギー原単位特性式提供手段が、前記エネルギ
ー原単位特性式再決定手段によって再作成されたエネル
ギー原単位特性式を前記ユーザに対して提供するように
しているので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、被
省エネルギー対象における最新のエネルギー原単位の値
に対する目標削減率に対応したエネルギー原単位特性式
を容易に確認することができるという効果を奏する。
【0264】つぎの発明によれば、消費エネルギー量再
決定手段が、前記エネルギー原単位特性式再決定手段に
よって再作成されたエネルギー原単位特性式に、前記目
標削減率入力指示手段の指示によって入力された計画生
産量あるいは計画生産高を適用し、計画消費エネルギー
量を再計算し、再決定消費エネルギー量提供手段が、前
記消費エネルギー量再決定手段によって再決定された消
費エネルギー量を前記ユーザに対して提供するようにし
ているので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、被省
エネルギー対象における最新のエネルギー原単位の値に
対する目標削減率に対応した計画消費エネルギー量を予
め容易に確認することができるという効果を奏する。
【0265】つぎの発明によれば、エネルギー原単位特
性式比較提供手段が、前記エネルギー原単位特性式決定
手段によって決定されたエネルギー原単位特性式と前記
エネルギー原単位特性式再決定手段によって再決定され
たエネルギー原単位特性式との双方を前記ユーザに対し
て提供するようにしているので、ユーザー認証を受けた
ユーザのみが、被省エネルギー対象における最新のエネ
ルギー原単位の値に対する目標削減率入力前後に対応し
た2つのエネルギー原単位特性式を容易に確認し、比較
検討することができるという効果を奏する。
【0266】つぎの発明によれば、エネルギー原単位特
性式差違算出手段が、前記エネルギー原単位特性式決定
手段によって決定されたエネルギー原単位特性式と前記
エネルギー原単位特性式再決定手段によって再決定され
たエネルギー原単位特性式との差異を算出する。この差
違は、たとえばそれぞれのエネルギー原単位特性式が示
す傾きの値の差あるいはy切片の値などの固定値の差な
どである。その後、エネルギー原単位特性式差違提供手
段が、前記エネルギー原単位特性式差異算出手段によっ
て算出されたエネルギー原単位特性式の差異を前記ユー
ザに対して提供するようにしているので、ユーザー認証
を受けたユーザのみが、被省エネルギー対象における最
新のエネルギー原単位の値に対する目標削減率入力前後
に対応した2つのエネルギー原単位特性式の差異を容易
に確認することができるという効果を奏する。
【0267】つぎの発明によれば、省エネアラーム設定
手段が、前記エネルギー原単位特性式の傾きを示す値の
上限値あるいは前記エネルギー原単位の値の上限値を省
エネアラーム基準として設定し、省エネアラーム判断手
段が、前記省エネアラーム基準の設定後に入力された消
費エネルギー量を用いて、前記エネルギー原単位特性式
決定手段によって決定されたエネルギー原単位特性式が
前記省エネアラーム基準を満足しているか否かを判断
し、省エネアラーム提供手段が、前記省エネアラーム判
断手段が前記省エネアラーム基準を満足していないと判
断した場合、前記ユーザに対してアラーム情報を提供す
るようにしているので、ユーザー認証を受けたユーザの
みが、設定した省エネアラーム基準を満足しているか否
かを容易に知ることができるという効果を奏する。
【0268】つぎの発明によれば、省エネ事例登録手段
が、過去に実施された省エネルギー対策活動を省エネ事
例として保持する省エネ事例データベースに対し、前記
ユーザが過去に実施した省エネルギー対策活動の情報を
登録するようにしているので、ユーザー認証を受けたユ
ーザのみが、過去に実施した省エネルギー対策活動の情
報を簡単に登録することができるという効果を奏する。
【0269】つぎの発明によれば、省エネ事例検索手段
が、前記エネルギー消費特性に対応した省エネ事例を前
記省エネ事例データベースから検索し、省エネ事例提供
手段が、前記省エネ事例検索手段によって検索された省
エネ事例を前記ユーザに対して提供するようにしている
ので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、被省エネル
ギー対象のエネルギー消費特性に対応した省エネルギー
対策に関する省エネ事例を簡単に検索することができる
という効果を奏する。
【0270】つぎの発明によれば、エネルギー管理目標
入力指示手段が、被省エネルギー対象に対するエネルギ
ー管理目標として前記エネルギー原単位および省エネル
ギー化の目標達成期日の各値の入力を指示し、エネルギ
ー原単位ギャップ算出手段が、前記エネルギー管理目標
入力指示手段の指示によって入力されたエネルギー原単
位の値と前記エネルギー原単位算出手段によって算出さ
れたエネルギー原単位の値との差であるギャップを算出
し、日毎削減目標算出手段が、前記ギャップを、現時点
から前記目標達成期日までの期間で除し、今後、日単位
に削減すべき日単位エネルギー原単位の値を算出し、日
毎削減目標提供手段が、前記日毎削減目標算出手段によ
って算出された日単位エネルギー原単位の値を前記ユー
ザに対して提供するようにしているので、ユーザー認証
を受けたユーザのみが、被省エネルギー対象に対するエ
ネルギー管理目標に対応した日毎の削減目標を容易に得
ることができるという効果を奏する。
【0271】つぎの発明によれば、省エネ支援機器導入
依頼手段が、省エネ支援機器に関する見積もり依頼の入
力指示をユーザに促し、省エネ支援機器抽出手段が、前
記省エネ支援機器導入依頼手段が前記ユーザから省エネ
支援機器に関する見積もり依頼を受けた場合、前記省エ
ネ対象リスト決定手段によって決定された省エネ対象リ
ストの上位に位置した省エネルギー効果の高い被省エネ
ルギー対象から順次、該被省エネルギー対象に対応する
適切な省エネ支援機器を、省エネ支援機器の名称および
該省エネ支援機器の購入金額を含む省エネ支援機器に関
するデータを保持した省エネ支援機器データベースから
抽出し、省エネ支援機器導入見積書作成手段が、前記省
エネ支援機器抽出手段によって抽出された省エネ支援機
器の情報をもとに省エネ支援機器導入見積書を作成し、
省エネ支援機器導入見積書提供手段が、前記省エネ支援
機器導入見積書作成手段によって作成された省エネ支援
機器導入見積書を前記ユーザに対して提供するようにし
ているので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、省エ
ネ対象リストの被省エネルギー対象に対応する省エネ支
援機器の導入見積書を簡単かつ迅速に得ることができる
という効果を奏する。
【0272】つぎの発明によれば、省エネ設備投資条件
入力手段が、省エネルギー対策の設備投資計画立案に必
要な条件である被省エネルギー対象に対するエネルギー
削減目標として、エネルギー原単位、削減達成期日、お
よび設備投資の予算額の入力指示を促し、省エネ支援機
器導入候補決定手段が、前記省エネ設備投資条件入力手
段によって入力されたエネルギー原単位の値と前記エネ
ルギー原単位算出手段によって算出されたエネルギー原
単位の値との差を算出するとともに、この算出されたエ
ネルギー原単位の差の値と前記省エネ対象リスト決定手
段によって決定された省エネ対象リストとをもとに、前
記省エネ支援機器データベースから適切な省エネ支援機
器を抽出し、実施省エネ支援機器決定手段が、前記省エ
ネ支援機器導入候補決定手段によって抽出された省エネ
支援機器の中から、前記設備投資の予算額以内の省エネ
支援機器を決定し、省エネ支援機器導入計画手段が、前
記実施省エネ支援機器決定手段によって決定された省エ
ネ支援機器に対し、前記削減達成期日までの導入計画を
立案し、省エネ設備投資計画立案手段が、前記省エネ支
援機器導入計画手段によって立案された導入計画から省
エネ設備投資計画を作成し、省エネ設備投資計画提供手
段が、前記省エネ設備投資計画立案手段によって作成さ
れた省エネ設備投資計画を前記ユーザに対して提供する
ようにしているので、ユーザー認証を受けたユーザのみ
が、省エネルギーのための設備投資予算額以内に対応す
る省エネ支援機器の導入計画を簡単かつ迅速に得ること
ができるという効果を奏する。
【0273】つぎの発明によれば、省エネ対策リスト依
頼手段が、前記省エネ事例提供手段または前記省エネ支
援機器抽出手段によって提供された前記省エネ事例また
は省エネ支援機器に対する実施のし易さを示す情報の依
頼入力を促し、省エネ対策費用算出手段が、前記省エネ
対策リスト依頼手段によって依頼された場合、各省エネ
事例または各省エネ支援機器を実施した場合の費用を算
出し、省エネ対策リスト作成手段が、前記省エネ対策費
用算出手段によって算出された省エネルギー対策費用の
小さい順序で各省エネ事例または各省エネ支援機器を並
べ替えた省エネ対策リストを作成し、省エネ対策リスト
提供手段が、前記省エネ対策リスト作成手段によって作
成された省エネ対策リストを前記ユーザに対して提供す
るようにしているので、ユーザー認証を受けたユーザの
みが、複数の省エネルギー対策費用に対し、経済的な実
施のしやすさを簡単かつ迅速に確認することができると
いう効果を奏する。
【0274】つぎの発明によれば、アラーム情報設定手
段が、前記省エネアラーム提供手段によってアラーム情
報を受信したユーザに対し、一定時間周期毎に前記消費
エネルギー量計測装置に送出するアラーム情報の設定入
力を指示し、アラーム情報送信手段が、前記アラーム情
報設定手段によって設定されたアラーム情報を前記消費
エネルギー量計測装置に送信するようにしているので、
ユーザー認証を受けたユーザのみが、被省エネルギー対
象に接続されている消費エネルギー量計測装置に対して
自動的にアラーム情報を送信することができるという効
果を奏する。
【0275】つぎの発明によれば、削減制御命令作成手
段が、前記省エネアラーム提供手段によって提供される
アラーム情報をもとに、前記消費エネルギー量計測装置
に接続される被省エネルギー対象の消費エネルギー量を
削減させる制御命令を作成し、削減制御命令送信手段
が、前記削減制御命令作成手段によって作成された制御
命令を前記被省エネルギー対象に送信するようにしてい
るので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、アラーム
情報に対応する被省エネルギー対象に対して自動的、か
つ迅速に省エネルギー対策のための制御命令を送信する
ことができるという効果を奏する。
【0276】つぎの発明によれば、省エネ対策費用入力
手段が、今後実施可能な省エネ対策費用の入力を促し、
費用可能省エネ対策抽出手段が、前記省エネ対策費用入
力手段によって入力された省エネ対策費用に対し、前記
省エネ対策リスト作成手段によって作成された省エネ対
策リストの中から、前記省エネ対策費用入力手段によっ
て入力された省エネ対策費用以内で実施可能な省エネ対
策事項を抽出し、費用可能省エネ対策提供手段が、前記
費用可能省エネ対策抽出手段によって抽出された省エネ
対策事項を前記ユーザに対して提供するようにしている
ので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、今後実施可
能な省エネ対策費用以内で実施が可能な省エネ対策事項
を自動的、かつ迅速に得ることができるという効果を奏
する。
【0277】つぎの発明によれば、推奨時間周期決定手
段が、前記エネルギー原単位特性グラフ作成手段によっ
て作成されたエネルギー原単位特性グラフ上における組
データの各点の分布状態および前記エネルギー原単位特
性式決定手段によって決定されたエネルギー原単位特性
式の近似特性をもとに、今後の消費エネルギー量の計測
および収集の停止を含めた該消費エネルギー量の計測お
よび収集の最適な時間周期を決定し、推奨時間周期提供
手段が、前記推奨時間周期決定手段によって決定された
時間周期を前記ユーザに対して提供するようにしている
ので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、今後の消費
エネルギー量を収集する最適な時間周期を自動的、かつ
迅速に得ることができるという効果を奏する。
【0278】つぎの発明によれば、推奨省エネアラーム
決定手段が、前記エネルギー原単位特性グラフ作成手段
によって作成されたエネルギー原単位特性グラフ上にお
ける組データの各点の分布状態および前記エネルギー原
単位特性式決定手段によって決定されたエネルギー原単
位特性式の近似特性をもとに、エネルギー原単位の値の
上限値あるいはエネルギー原単位特性式の傾きの上限値
の最適な値を推奨し、推奨省エネアラーム提供手段が、
前記推奨省エネアラーム決定手段によって決定された推
奨省エネアラーム基準を前記ユーザに対して提供するよ
うにしているので、ユーザー認証を受けたユーザのみ
が、推奨される推奨省エネアラーム基準を自動的、かつ
迅速に得ることができるという効果を奏する。
【0279】つぎの発明によれば、種類別省エネ事例デ
ータ登録手段が、前記ユーザが当該省エネルギー対策支
援システムを利用した場合における省エネ事例を前記複
数の省エネ事例データベースのうちの適切な省エネ事例
データベースに登録し、省エネ事例データ活用手段が、
前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システムを利用
した場合における操作履歴をデータベースとして保持す
る操作履歴データベースの操作履歴をもとに、当該省エ
ネルギー対策支援システム利用時に最適な省エネ事例デ
ータベースを利用させる処理を行うようにしているの
で、ユーザー認証を受けたユーザのみが、適切な省エネ
事例データベースを自動的に利用することができるとい
う効果を奏する。
【0280】つぎの発明によれば、利用課金登録手段
が、1以上のクライアントが前記サーバコンピュータを
利用する毎に該1以上のクライアントの利用情報を利用
課金データベースに登録し、利用課金貨幣変換手段が、
前記利用課金登録手段によって登録された利用情報を実
際の貨幣的価値を有する貨幣情報に変換し、利用課金請
求手段が、前記利用課金貨幣変換手段によって変換され
た貨幣情報を前記クライアントに提供するようにしてい
るので、省エネルギー対策を依頼するユーザは、安価で
容易に省エネ対策支援システムを構築でき、しかも安全
に利用することができるという効果を奏する。
【0281】つぎの発明によれば、効果大省エネ事例デ
ータ検索手段が、省エネ事例データベースから、一定期
間以上登録されている省エネ事例であって、最も設備投
資コストが安くかつ省エネ効果が高い省エネ事例を抽出
し、効果大省エネ事例データ表彰手段が、前記効果大省
エネ事例データ検索手段によって抽出された省エネ事例
を登録した前記ユーザに対して表彰を行うようにしてい
るので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、効果の大
きかった省エネ事例を登録した際に表彰を受けることが
できるという効果を奏する。
【0282】つぎの発明によれば、参照大省エネ事例デ
ータ検索手段が、前記省エネ事例データベースから、一
定期間以上登録されている省エネ事例であって、前記省
エネ操作履歴データベースをもとに最も参照回数が多か
った省エネ事例を抽出し、参照大省エネ事例データ表彰
手段が、前記参照大省エネ事例データ検索手段によって
抽出された省エネ事例を登録した前記ユーザに対して表
彰を行うようにしているので、ユーザー認証を受けたユ
ーザのみが、参照回数の多い省エネ事例データを登録し
た際に表彰を受けることができるという効果を奏する。
【0283】つぎの発明によれば、省エネ事例データ投
票手段が、前記省エネ事例データベースに一定期間以上
登録されている省エネ事例の中から、ユーザが最も参考
になった省エネ事例のデータ名をユーザに対して投票さ
せ、得票大省エネ事例データ検索手段が、前記省エネ事
例データ投票手段によって最も得票が多かった省エネ事
例を抽出し、得票大省エネ事例データ表彰手段が、前記
得票大省エネ事例データ検索手段によって抽出された省
エネ事例を登録したユーザに対して表彰を行うようにし
ているので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、最も
参考になる省エネ事例データを登録した際に表彰を受け
ることができるという効果を奏する。
【0284】つぎの発明によれば、省エネ事例データ入
力回数登録手段が、一定期間内にユーザが前記省エネ事
例データベースに省エネ事例を登録した回数を登録し、
利用課金割引率算出手段が、前記省エネ事例データ入力
回数登録手段によって登録された回数に対応した利用課
金の割引率を算出し、利用課金再登録手段が、前記利用
課金割引率算出手段によって算出された前記割引率を用
いて、前記利用課金データベースに登録された利用課金
データを変更し、再登録するようにしているので、ユー
ザー認証を受けたユーザのみが、省エネ事例の入力回数
に見合う利用課金の割引きを受けることができるという
効果を奏する。
【0285】つぎの発明によれば、顧客登録工程によっ
て、当該省エネルギー対策支援システムの利用を許可す
るユーザのユーザ認証情報を予め登録し、ユーザ認証入
力指示工程によって、当該省エネルギー対策支援システ
ムを利用するユーザに対して前記ユーザ認証情報の入力
を指示し、ユーザ認証判断工程によって、前記ユーザ認
証入力指示工程の指示によってユーザが入力したユーザ
認証情報と前記顧客登録工程によって登録されたユーザ
認証情報とを照合し、前記ユーザが当該省エネルギー対
策支援システムを利用できるか否かを判断し、消費エネ
ルギー量入力指示工程によって、前記ユーザ認証判断工
程が当該省エネルギー対策支援システムを利用すること
ができると判断されたユーザに対して前記消費エネルギ
ー量の入力を指示し、エネルギー原単位算出工程によっ
て、前記消費エネルギー量入力指示工程の指示によって
入力された消費エネルギー量を、該消費エネルギー量計
測時における前記被省エネルギー対象の生産量あるいは
生産高で除した値をエネルギー原単位として算出し、エ
ネルギー原単位特性グラフ作成工程によって、前記エネ
ルギー原単位算出工程によって算出された複数のエネル
ギー原単位の値と該値を算出した時の前記生産量あるい
は前記生産高の複数の値との組データをもとに、前記生
産量あるいは前記生産高に対するエネルギー原単位の変
化を示すエネルギー原単位特性グラフを作成し、エネル
ギー原単位特性グラフ提供工程によって、前記ユーザに
対して、前記エネルギー原単位特性グラフを提供するよ
うにしているので、ユーザ認証を受けたユーザのみが、
エネルギー原単位特性グラフをもとに、生産量あるいは
生産高の増加に伴うエネルギー原単位の変化を容易に把
握し、確認することができるという効果を奏する。
【0286】つぎの発明によれば、エネルギー原単位特
性式決定工程によって、前記エネルギー原単位特性グラ
フ上における前記組データが示す各点に対して近似処理
を施し、この近似処理結果であるエネルギー原単位特性
式を決定し、エネルギー原単位特性式提供工程によっ
て、前記エネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して
提供するようにしているので、ユーザ認証を受けたユー
ザのみが、エネルギー原単位特性式を容易に得ることが
でき、確認することができるという効果を奏する。
【0287】つぎの発明によれば、エネルギー消費特性
決定工程によって、前記エネルギー原単位特性式の近似
特性をもとに、該エネルギー原単位特性式を複数のエネ
ルギー消費特性のいずれかに分類する。たとえば、近似
処理を一次近似とし、エネルギー原単位特性式を一次近
似式として決定した場合、エネルギー消費特性は、その
傾きによって複数のエネルギー消費特性に分類される。
その後、エネルギー消費特性提供工程によって、前記エ
ネルギー消費特性の分類結果を前記ユーザに対して提供
するようにしているので、ユーザー認証を受けたユーザ
のみが、被省エネルギー対象のエネルギー消費特性の分
類結果を得ることができ、被省エネルギー対象のエネル
ギー消費特性を容易に確認することができるという効果
を奏する。
【0288】つぎの発明によれば、省エネ対象リスト決
定工程によって、前記エネルギー原単位の値、前記エネ
ルギー消費特性の分類結果、および/または前記エネル
ギー原単位特性グラフにおける組データが示す各点の分
布状態をもとに、複数の被省エネルギー対象に対して省
エネルギー対策活動効果に関する順序を決定し、この決
定された順序をもつ省エネ対象リストを作成し、省エネ
対象リスト提供工程によって、前記省エネ対象リストを
前記ユーザに対して提供するようにしているので、ユー
ザー認証を受けたユーザのみが、被省エネルギー対象の
省エネルギー対策活動効果の度合いを自動的に順番付け
し、この結果をリストとして容易に得ることができると
いう効果を奏する。
【0289】つぎの発明によれば、生産量入力指示工程
によって、前記被省エネルギー対象に対して計画されて
いる計画生産量あるいは計画生産高の入力を指示し、消
費エネルギー量決定工程によって、前記被省エネルギー
対象に対応するエネルギー原単位特性式に前記生産量入
力指示手段の指示によって入力された計画生産量あるい
は計画生産高を適用して予測される予測消費エネルギー
量を算出し、消費エネルギー量提供工程によって、前記
予測消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供するよ
うにしているので、ユーザー認証を受けたユーザのみ
が、被省エネルギー対象の計画生産量あるいは計画生産
高に対して予測され計画消費エネルギー量を容易に確認
することができるという効果を奏する。
【0290】つぎの発明によれば、目標削減率入力指示
工程によって、最新のエネルギー原単位の値に対する目
標削減率および計画されている計画生産量あるいは計画
生産高の入力を指示し、エネルギー原単位グラフ再作成
工程によって、前記目標削減率に対応したエネルギー原
単位を算出し、この算出されたエネルギー原単位の値と
前記計画生産量あるいは計画生産高の値との組データを
前記エネルギー原単位特性グラフ上に追加して、再度エ
ネルギー原単位特性グラフを作成し、再作成エネルギー
原単位特性グラフ提供工程によって、前記エネルギー原
単位特性グラフ再作成工程によって再作成されたエネル
ギー原単位特性グラフを前記ユーザに対して提供するよ
うにしているので、ユーザー認証を受けたユーザのみ
が、被省エネルギー対象における最新のエネルギー原単
位の値に対する目標削減率に対応したエネルギー原単位
特性グラフを容易に確認することができるという効果を
奏する。
【0291】つぎの発明によれば、エネルギー原単位特
性式再決定工程によって、前記エネルギー原単位特性グ
ラフ再作成工程によって再作成されたエネルギー原単位
特性グラフに対応するエネルギー原単位特性式を再作成
し、再作成エネルギー原単位特性式提供工程によって、
前記エネルギー原単位特性式再決定工程によって再作成
されたエネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して提
供するようにしているので、ユーザー認証を受けたユー
ザのみが、被省エネルギー対象における最新のエネルギ
ー原単位の値に対する目標削減率に対応したエネルギー
原単位特性式を容易に確認することができるという効果
を奏する。
【0292】つぎの発明によれば、消費エネルギー再決
定工程によって、前記エネルギー原単位特性式再決定工
程によって再作成されたエネルギー原単位特性式に、前
記目標削減率入力指示工程の指示によって入力された計
画生産量あるいは計画生産高を適用し、計画消費エネル
ギー量を再計算し、再決定消費エネルギー量提供工程に
よって、前記消費エネルギー量再決定工程によって再決
定された消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供す
るようにしているので、ユーザー認証を受けたユーザの
みが、被省エネルギー対象における最新のエネルギー原
単位の値に対する目標削減率に対応した計画消費エネル
ギー量を予め容易に確認することができるという効果を
奏する。
【0293】つぎの発明によれば、エネルギー原単位特
性式比較提供工程によって、前記エネルギー原単位特性
式決定工程によって決定されたエネルギー原単位特性式
と前記エネルギー原単位特性式再決定工程によって再決
定されたエネルギー原単位特性式との双方を前記ユーザ
に対して提供するようにしているので、ユーザー認証を
受けたユーザのみが、被省エネルギー対象における最新
のエネルギー原単位の値に対する目標削減率入力前後に
対応した2つのエネルギー原単位特性式を容易に確認
し、比較検討することができるという効果を奏する。
【0294】つぎの発明によれば、エネルギー原単位特
性式差異算出工程によって、前記エネルギー原単位特性
式決定工程によって決定されたエネルギー原単位特性式
と前記エネルギー原単位特性式再決定工程によって再決
定されたエネルギー原単位特性式との差異を算出する。
この差異は、たとえば各式がそれぞれ示す傾きの値の差
あるいはy切片の値などの固定値の差などである。その
後、エネルギー原単位特性式差異提供工程によって、前
記エネルギー原単位特性式差異算出工程によって算出さ
れたエネルギー原単位特性式の差異を前記ユーザに対し
て提供するようにしているので、ユーザー認証を受けた
ユーザのみが、被省エネルギー対象における最新のエネ
ルギー原単位の値に対する目標削減率入力前後に対応し
た2つのエネルギー原単位特性式の差異を容易に確認す
ることができるという効果を奏する。
【0295】つぎの発明によれば、省エネアラーム設定
工程によって、前記エネルギー原単位特性式の傾きを示
す値の上限値あるいは前記エネルギー原単位の値の上限
値を省エネアラーム基準として設定し、省エネアラーム
判断工程によって、前記省エネアラーム基準の設定後に
入力された消費エネルギー量を用いて、前記エネルギー
原単位特性式決定工程によって決定されたエネルギー原
単位特性式が前記省エネアラーム基準を満足しているか
否かを判断し、省エネアラーム提供工程によって、前記
省エネアラーム判断工程が前記省エネアラーム基準を満
足していないと判断した場合、前記ユーザに対してアラ
ーム情報を提供するようにしているので、ユーザー認証
を受けたユーザのみが、設定した省エネアラーム基準を
満足しているか否かを容易に知ることができるという効
果を奏する。
【0296】つぎの発明によれば、省エネ事例登録工程
によって、過去に実施された省エネルギー対策活動を省
エネ事例として保持する省エネ事例データベースに対
し、前記ユーザが過去に実施した省エネルギー対策活動
の情報を登録するようにしているので、ユーザー認証を
受けたユーザのみが、過去に実施した省エネルギー対策
活動の情報を簡単に登録することができるという効果を
奏する。
【0297】つぎの発明によれば、省エネ事例検索工程
によって、前記エネルギー消費特性に対応した省エネ事
例を前記省エネ事例データベースから検索し、省エネ事
例提供工程によって、前記省エネ事例検索工程によって
検索された省エネ事例を前記ユーザに対して提供するよ
うにしているので、ユーザー認証を受けたユーザのみ
が、被省エネルギー対象のエネルギー消費特性に対応し
た省エネルギー対策に関する省エネ事例を簡単に検索す
ることができるという効果を奏する。
【0298】つぎの発明によれば、エネルギー管理目標
入力指示工程によって、被省エネルギー対象に対するエ
ネルギー管理目標として前記エネルギー原単位および省
エネルギー化の目標達成期日の各値の入力を指示し、エ
ネルギー原単位ギャップ算出工程によって、前記エネル
ギー管理目標入力指示工程の指示によって入力されたエ
ネルギー原単位の値と前記エネルギー原単位算出工程に
よって算出されたエネルギー原単位の値との差であるギ
ャップを算出し、日毎削減目標算出工程によって、前記
ギャップを、現時点から前記目標達成期日までの期間で
除し、今後、日単位に削減すべき日単位エネルギー原単
位の値を算出し、日毎削減目標提供工程によって、前記
日毎削減目標算出工程によって算出された日単位エネル
ギー原単位の値を前記ユーザに対して提供するようにし
ているので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、被省
エネルギー対象に対するエネルギー管理目標に対応した
日毎の削減目標を容易に得ることができるという効果を
奏する。
【0299】つぎの発明によれば、省エネ支援機器導入
依頼工程によって、省エネ支援機器に関する見積もり依
頼の入力指示をユーザに促し、省エネ支援機器抽出工程
によって、前記省エネ支援機器導入依頼工程が前記ユー
ザから省エネ支援機器に関する見積もり依頼を受けた場
合、前記省エネ対象リスト決定工程によって決定された
省エネ対象リストの上位に位置した省エネルギー効果の
高い被省エネルギー対象から順次、該被省エネルギー対
象に対応する適切な省エネ支援機器を、省エネ支援機器
の名称および該省エネ支援機器の購入金額を含む省エネ
支援機器に関するデータを保持し、省エネ支援機器導入
見積書作成工程によって、前記省エネ支援機器抽出工程
によって抽出された省エネ支援機器の情報をもとに省エ
ネ支援機器導入見積書を作成し、省エネ支援機器導入見
積書提供工程によって、前記省エネ支援機器導入見積書
作成工程によって作成された省エネ支援機器導入見積書
を前記ユーザに対して提供するようにしているので、ユ
ーザー認証を受けたユーザのみが、省エネ対象リストの
被省エネルギー対象に対応する省エネ支援機器の導入見
積書を簡単かつ迅速に得ることができるという効果を奏
する。
【0300】つぎの発明によれば、省エネ設備投資条件
入力工程によって、省エネルギー対策の設備投資計画立
案に必要な条件である被省エネルギー対象に対するエネ
ルギー削減目標として、エネルギー原単位、削減達成期
日、および設備投資の予算額の入力指示を促し、省エネ
支援機器導入機器候補決定工程によって、前記省エネ設
備投資条件入力工程によって入力されたエネルギー原単
位の値と前記エネルギー原単位算出工程によって算出さ
れたエネルギー原単位の値との差を算出するとともに、
この算出されたエネルギー原単位の差の値と前記省エネ
対象リスト決定工程によって決定された省エネ対象リス
トとをもとに、前記省エネ支援機器データベースから適
切な省エネ支援機器を抽出し、実施省エネ支援機器決定
工程によって、前記省エネ支援機器導入候補決定工程に
よって抽出された省エネ支援機器の中から、前記設備投
資の予算額以内の省エネ支援機器を決定し、省エネ支援
機器導入計画工程によって、前記実施省エネ支援機器決
定工程によって決定された省エネ支援機器に対し、前記
削減達成期日までの導入計画を立案し、省エネ設備投資
計画立案工程によって、前記省エネ支援機器導入計画工
程によって立案された導入計画から省エネ設備投資計画
を作成し、省エネ設備投資計画提供工程によって、前記
省エネ設備投資計画立案工程によって作成された省エネ
設備投資計画を前記ユーザに対して提供するようにして
いるので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、省エネ
ルギーのための設備投資予算額以内に対応する省エネ支
援機器の導入計画を簡単かつ迅速に得ることができると
いう効果を奏する。
【0301】つぎの発明によれば、省エネ対策リスト依
頼工程によって、前記省エネ事例提供工程または前記省
エネ支援機器抽出工程によって提供された前記省エネ事
例または省エネ支援機器に対する実施のし易さを示す情
報の依頼入力を促し、省エネ対策費用算出工程によっ
て、前記省エネ対策リスト依頼工程によって依頼された
場合、各省エネ事例または各省エネ支援機器を実施した
場合の費用を算出し、省エネ対策リスト作成工程によっ
て、前記省エネ対策費用算出工程によって算出された省
エネルギー対策費用の小さい順序で各省エネ事例または
各省エネ支援機器を並べ替えた省エネ対策リストを作成
し、省エネ対策リスト提供工程によって、前記省エネ対
策リスト作成工程によって作成された省エネ対策リスト
を前記ユーザに対して提供するようにしているので、ユ
ーザー認証を受けたユーザのみが、複数の省エネルギー
対策費用に対し、経済的な実施のしやすさを簡単かつ迅
速に確認することができるという効果を奏する。
【0302】つぎの発明によれば、アラーム情報設定工
程によって、前記省エネアラーム提供工程によってアラ
ーム情報を受信したユーザに対し、一定時間周期毎に前
記消費エネルギー量計測装置に送出するアラーム情報の
設定入力を指示し、アラーム情報送信工程によって、前
記アラーム情報設定工程によって設定されたアラーム情
報を前記消費エネルギー量計測装置に送信するようにし
ているので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、被省
エネルギー対象に接続されている消費エネルギー量計測
装置に対して自動的にアラーム情報を送信することがで
きるという効果を奏する。
【0303】つぎの発明によれば、削減制御命令作成工
程によって、前記省エネアラーム提供工程によって提供
されるアラーム情報をもとに、前記消費エネルギー量計
測装置に接続される被省エネルギー対象の消費エネルギ
ー量を削減させる制御命令を作成し、削減制御命令送信
工程によって、前記削減制御命令作成工程によって作成
された制御命令を前記被省エネルギー対象に送信するよ
うにしているので、ユーザー認証を受けたユーザのみ
が、アラーム情報に対応する被省エネルギー対象に対し
て自動的、かつ迅速に省エネルギー対策のための制御命
令を送信することができるという効果を奏する。
【0304】つぎの発明によれば、省エネ対策費用入力
工程によって、今後実施可能な省エネ対策費用の入力を
促し、費用可能省エネ対策抽出工程によって、前記省エ
ネ対策費用入力工程によって入力された省エネ対策費用
に対し、前記省エネ対策リスト作成工程によって作成さ
れた省エネ対策リストの中から、前記省エネ対策費用入
力工程によって入力された省エネ対策費用以内で実施可
能な省エネ対策事項を抽出し、費用可能省エネ対策提供
工程によって、前記費用可能省エネ対策抽出工程によっ
て抽出された省エネ対策事項を前記ユーザに対して提供
するようにしているので、ユーザー認証を受けたユーザ
のみが、今後実施可能な省エネ対策費用以内で実施が可
能な省エネ対策事項を自動的、かつ迅速に得ることがで
きるという効果を奏する。
【0305】つぎの発明によれば、推奨時間周期決定工
程によって、前記エネルギー原単位特性グラフ作成工程
によって作成されたエネルギー原単位特性グラフ上にお
ける組データの各点の分布状態および前記エネルギー原
単位特性式決定工程によって決定されたエネルギー原単
位特性式の近似特性をもとに、今後の消費エネルギー量
の計測および収集の停止を含めた該消費エネルギー量の
計測および収集の最適な時間周期を決定し、推奨時間周
期提供工程によって、前記推奨時間周期決定工程によっ
て決定された時間周期を前記ユーザに対して提供するよ
うにしているので、ユーザー認証を受けたユーザのみ
が、今後の消費エネルギー量を収集する最適な時間周期
を自動的、かつ迅速に得ることができるという効果を奏
する。
【0306】つぎの発明によれば、推奨省エネアラーム
決定工程によって、前記エネルギー原単位特性グラフ作
成工程によって作成されたエネルギー原単位特性グラフ
上における組データの各点の分布状態および前記エネル
ギー原単位特性式決定工程によって決定されたエネルギ
ー原単位特性式の近似特性をもとに、エネルギー原単位
の値の上限値あるいはエネルギー原単位特性式の傾きの
上限値の最適な値を推奨する推奨省エネアラーム基準を
決定し、推奨省エネアラーム提供工程によって、前記推
奨省エネアラーム決定工程によって決定された推奨省エ
ネアラーム基準を前記ユーザに対して提供するようにし
ているので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、推奨
される推奨省エネアラーム基準を自動的、かつ迅速に得
ることができるという効果を奏する。
【0307】つぎの発明によれば、種別省エネ事例デー
タ登録工程によって、前記ユーザが当該省エネルギー対
策支援システムを利用した場合における省エネ事例を前
記複数の省エネ事例データベースのうちの適切な省エネ
事例データベースに登録し、省エネ事例データ活用工程
によって、前記ユーザが当該省エネルギー対策支援シス
テムを利用した場合における操作履歴をデータベースと
して保持する操作履歴データベースの操作履歴をもと
に、当該省エネルギー対策支援システム利用時に最適な
省エネ事例データベースを利用させる処理を行うように
しているので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、適
切な省エネ事例データベースを自動的に利用することが
できるという効果を奏する。
【0308】つぎの発明によれば、利用課金登録工程に
よって、1以上のクライアントが前記サーバコンピュー
タを利用する毎に該1以上のクライアントの利用情報
を、前記1以上のクライアントが前記サーバコンピュー
タを利用した利用情報を記憶する利用課金データベース
に登録し、利用課金貨幣変換工程によって、前記利用課
金登録工程によって登録された利用情報を実際の貨幣的
価値を有する貨幣情報に変換し、利用課金請求工程によ
って、前記利用課金貨幣変換工程によって変換された貨
幣情報を前記クライアントに提供するようにしているの
で、省エネルギー対策を依頼するユーザは、安価で容易
に省エネ対策支援システムを構築でき、しかも安全に利
用することができるという効果を奏する。
【0309】つぎの発明によれば、効果大省エネ事例デ
ータ検索工程によって、前記省エネ事例データベースか
ら、一定期間以上登録されている省エネ事例であって、
最も設備投資コストが安くかつ省エネ効果が高い省エネ
事例を抽出し、効果大省エネ事例データ表彰工程によっ
て、前記効果大省エネ事例データ検索工程によって抽出
された省エネ事例を登録した前記ユーザに対して表彰を
行うようにしているので、ユーザー認証を受けたユーザ
のみが、効果の大きかった省エネ事例を登録した際に表
彰を受けることができるという効果を奏する。
【0310】つぎの発明によれば、参照大省エネ事例デ
ータ検索工程によって、前記省エネ事例データベースか
ら、一定期間以上登録されている省エネ事例であって、
前記省エネ操作履歴データベースをもとに最も参照回数
が多かった省エネ事例を抽出し、参照大省エネ事例デー
タ表彰工程によって、前記参照大省エネ事例データ検索
工程によって抽出された省エネ事例を登録した前記ユー
ザに対して表彰を行うようにしているので、ユーザー認
証を受けたユーザのみが、参照回数の多い省エネ事例デ
ータを登録した際に表彰を受けることができるという効
果を奏する。
【0311】つぎの発明によれば、省エネ事例データ投
票工程によって、前記省エネ事例データベースに一定期
間以上登録されている省エネ事例の中から、ユーザが最
も参考になった省エネ事例のデータ名をユーザに対して
投票させ、得票大省エネ事例データ検索工程によって、
前記省エネ事例データ投票工程によって最も得票が多か
った省エネ事例を抽出し、得票大省エネ事例データ表彰
工程によって、前記得票大省エネ事例データ検索工程に
よって抽出された省エネ事例を登録したユーザに対して
表彰を行うようにしているので、ユーザー認証を受けた
ユーザのみが、最も参考になる省エネ事例データを登録
した際に表彰を受けることができるという効果を奏す
る。
【0312】つぎの発明によれば、省エネ事例データ入
力回数登録工程によって、一定期間内にユーザが前記省
エネ事例データベースに省エネ事例を登録した回数を登
録し、利用課金割引率算出工程によって、前記省エネ事
例データ入力回数登録工程によって登録された回数に対
応した利用課金の割引率を算出し、利用課金再登録工程
によって、前記利用課金割引率算出工程によって算出さ
れた前記割引率を用いて、前記利用課金データベースに
登録された利用課金データを変更し、再登録するように
しているので、ユーザー認証を受けたユーザのみが、省
エネ事例の入力回数に見合う利用課金の割引きを受ける
ことができるという効果を奏する。
【0313】つぎの発明によれば、記録媒体に、上述し
た発明のいずれか一つに記載された方法をコンピュータ
に実行させるプログラムを記録したことで、そのプログ
ラムが機械読み取り可能となり、これによって、上述し
た方法のいずれか一つの動作をコンピュータによって実
行することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である省エネルギー
対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した省エネルギー対策支援システム
による動作処理手順を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2である省エネルギー
対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図4】 図3に示した省エネルギー対策支援システム
による動作処理手順を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3である省エネルギー
対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示した省エネルギー対策支援システム
による動作処理手順を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態4である省エネルギー
対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図8】 図7に示した省エネルギー対策支援システム
による動作処理手順を示すフローチャートである(その
1)。
【図9】 図7に示した省エネルギー対策支援システム
による動作処理手順を示すフローチャートである(その
2)。
【図10】 この発明の実施の形態5である省エネルギ
ー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図11】 図10に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態6である省エネルギ
ー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図13】 図12に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図14】 図12に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図15】 この発明の実施の形態7である省エネルギ
ー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図16】 図15に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図17】 図15に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図18】 この発明の実施の形態8である省エネルギ
ー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図19】 図18に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである。
【図20】 この発明の実施の形態9である省エネルギ
ー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図21】 図20に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである。
【図22】 この発明の実施の形態10である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図23】 図22に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである。
【図24】 この発明の実施の形態11である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図25】 図24に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである。
【図26】 この発明の実施の形態12である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図27】 図26に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図28】 図26に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図29】 この発明の実施の形態13である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図30】 図29に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図31】 図29に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図32】 この発明の実施の形態14である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図33】 図32に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図34】 図32に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図35】 この発明の実施の形態15である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図36】 図35に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである。
【図37】 この発明の実施の形態16である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図38】 図37に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである。
【図39】 この発明の実施の形態17である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図40】 図39に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図41】 図39に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図42】 この発明の実施の形態18である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図43】 図42に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである。
【図44】 この発明の実施の形態19である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図45】 図44に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである。
【図46】 この発明の実施の形態20である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図47】 図46に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図48】 図46に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図49】 この発明の実施の形態21である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図50】 図49に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである。
【図51】 この発明の実施の形態22である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図52】 図51に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図53】 図51に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図54】 この発明の実施の形態23である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図55】 図54に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図56】 図54に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図57】 この発明の実施の形態24である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図58】 図57に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図59】 図57に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図60】 この発明の実施の形態25である省エネル
ギー対策支援システムの構成を示すブロック図である。
【図61】 図60に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その1)。
【図62】 図60に示した省エネルギー対策支援シス
テムによる動作処理手順を示すフローチャートである
(その2)。
【図63】 エネルギー量を自動計測する従来の自動検
針システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 表示装置、2 データ入力装置、3 ユーザ認証入
力処理部、4 ユーザ認証判断部、5 消費エネルギー
量入力処理部、6 エネルギー原単位算出部、7 顧客
データベース、8 消費エネルギー量計測装置、9 製
造設備、10エネルギー原単位特性グラフ作成部、11
エネルギー原単位特性グラフ提供部、12 エネルギ
ー原単位特性式決定部、13 エネルギー原単位特性式
提供部、14 エネルギー消費特性決定部、15 エネ
ルギー消費特性提供部、16省エネ対象リスト決定部、
17 省エネ対象リスト提供部、18 生産量入力処理
部、19 消費エネルギー量決定部、20 消費エネル
ギー量提供部、21目標削減率入力処理部、22 エネ
ルギー原単位特性グラフ再生成部、23 再作成エネル
ギー原単位特性グラフ提供部、24 エネルギー原単位
特性式再決定部25 再作成エネルギー原単位特性式提
供部、26 消費エネルギー量再決定部、27 再決定
消費エネルギー量提供部、28 エネルギー原単位特性
式比較提供部、29 エネルギー原単位特性式差違算出
部、30 エネルギー原単位特性式差違提供部、31
省エネアラーム設定部、32 省エネアラーム判断部、
33 省エネアラーム提供部、34 省エネ事例登録
部、35 省エネ事例データベース、36 省エネ事例
検索部、37 省エネ事例提供部、38 エネルギー管
理目標入力処理部、39 エネルギー原単位ギャップ算
出部、40 日毎削減目標算出部、41 日毎削減目標
提供部、42 省エネ支援機器導入依頼部、43 省エ
ネ支援機器抽出部、44 省エネ支援機器導入見積書作
成部、45省エネ支援機器導入見積書提供部、46 省
エネ支援機器データベース、47省エネ設備投資条件入
力処理部、48 省エネ支援機器導入候補決定部、49
実施省エネ支援機器決定部、50 省エネ支援機器導入
計画部、51 省エネ設備投資計画立案部、52 省エ
ネ設備投資計画提供部、53 省エネ対策リスト依頼
部、54 省エネ対策費用算出部、55 省エネ対策リ
スト作成部、56省エネ対策リスト提供部、57 アラ
ーム情報設定部、58 アラーム情報送信部、59 削
減制御命令作成部、60 削減制御命令送信部、61
省エネ対策費用入力処理部、62 費用可能省エネ対策
抽出部、63 費用可能省エネ対策提供部、64 推奨
時間周期決定部、65 推奨時間周期提供部、66 推
奨省エネアラーム決定部、67 推奨省エネアラーム提
供部、68 業種別省エネ事例データベース、69 種
別省エネ事例データ登録部、70 省エネ操作履歴登録
部、71 省エネ事例データベース活用部、72 操作
履歴データベース、80 省エネ支援サーバ、81 ネ
ットワーク、82 省エネ対策依頼クライアント、83
利用課金データベース、84 処理部、85 通信処
理部、86 利用課金登録部、87 利用課金貨幣変換
部、88 利用課金請求部、91 効果大省エネ事例デ
ータ検索部、92 効果大省エネ事例データ表彰部、9
3 参照大省エネ事例データ検索部、94 参照大省エ
ネ事例データ表彰部、95 省エネ事例データ投票部、
96 得票大省エネ事例データ検索部、97 得票大省
エネ事例データ表彰部、100 入出力装置、101
省エネ対策支援処理装置、111 省エネ事例データ入
力回数登録部、112 利用課金割引率算出部、113
利用課金再登録部、114 利用課金データベース、
N 通信線。

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費エネルギー量計測装置によって製造
    設備などの被省エネルギー対象の消費エネルギー量を計
    測し、この計測結果をもとに前記被省エネルギー対象の
    省エネルギー化対策を支援する省エネルギー対策支援シ
    ステムにおいて、 当該省エネルギー対策支援システムの利用を許可するユ
    ーザのユーザ認証情報が予め登録された顧客データベー
    スと、 当該省エネルギー対策支援システムを利用するユーザに
    対して前記ユーザ認証情報の入力を指示するユーザ認証
    入力指示手段と、 前記ユーザ認証入力指示手段の指示によってユーザが入
    力したユーザ認証情報と前記顧客データベースに登録さ
    れたユーザ認証情報とを照合し、前記ユーザが当該省エ
    ネルギー対策支援システムを利用できるか否かを判断す
    るユーザ認証判断手段と、 前記ユーザ認証判断手段が当該省エネルギー対策支援シ
    ステムを利用することができると判断されたユーザに対
    して前記消費エネルギー量の入力を指示する消費エネル
    ギー量入力指示手段と、 前記消費エネルギー量入力指示手段の指示によって入力
    された消費エネルギー量を、該消費エネルギー量計測時
    における前記被省エネルギー対象の生産量あるいは生産
    高で除した値をエネルギー原単位として算出するエネル
    ギー原単位算出手段と、 前記エネルギー原単位算出手段によって算出された複数
    のエネルギー原単位の値と該値を算出した時の前記生産
    量あるいは前記生産高の複数の値との組データをもと
    に、前記生産量あるいは前記生産高に対するエネルギー
    原単位の変化を示すエネルギー原単位特性グラフを作成
    するエネルギー原単位特性グラフ作成手段と、 前記ユーザに対して、前記エネルギー原単位特性グラフ
    を提供するエネルギー原単位特性グラフ提供手段と、 を備えたことを特徴とする省エネルギー対策支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記エネルギー原単位特性グラフ上にお
    ける前記組データが示す各点に対して近似処理を施し、
    この近似処理結果であるエネルギー原単位特性式を決定
    するエネルギー原単位特性式決定手段と、 前記エネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して提供
    するエネルギー原単位特性式提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の省エ
    ネルギー対策支援システム。
  3. 【請求項3】 前記エネルギー原単位特性式の近似特性
    をもとに、該エネルギー原単位特性式を複数のエネルギ
    ー消費特性のいずれかに分類するエネルギー消費特性決
    定手段と、 前記エネルギー消費特性の分類結果を前記ユーザに対し
    て提供するエネルギー消費特性提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の省エ
    ネルギー対策支援システム。
  4. 【請求項4】 前記エネルギー原単位の値、前記エネル
    ギー消費特性の分類結果、および/または前記エネルギ
    ー原単位特性グラフにおける組データが示す各点の分布
    状態をもとに、複数の被省エネルギー対象に対して省エ
    ネルギー対策活動効果に関する順序を決定し、この決定
    された順序をもつ省エネ対象リストを作成する省エネ対
    象リスト決定手段と、 前記省エネ対象リストを前記ユーザに対して提供する省
    エネ対象リスト提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  5. 【請求項5】 前記被省エネルギー対象に対して計画さ
    れている計画生産量あるいは計画生産高の入力を指示す
    る生産量入力指示手段と、 前記被省エネルギー対象に対応するエネルギー原単位特
    性式に前記生産量入力指示手段の指示によって入力され
    た計画生産量あるいは計画生産高を適用して予測される
    予測消費エネルギー量を算出する消費エネルギー量決定
    手段と、 前記予測消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供す
    る消費エネルギー量提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  6. 【請求項6】 最新のエネルギー原単位の値に対する目
    標削減率および計画されている計画生産量あるいは計画
    生産高の入力を指示する目標削減率入力指示手段と、 前記目標削減率に対応したエネルギー原単位を算出し、
    この算出されたエネルギー原単位の値と前記計画生産量
    あるいは計画生産高の値との組データを前記エネルギー
    原単位特性グラフ上に追加して、再度エネルギー原単位
    特性グラフを作成するエネルギー原単位特性グラフ再作
    成手段と、 前記エネルギー原単位特性グラフ再作成手段によって再
    作成されたエネルギー原単位特性グラフを前記ユーザに
    対して提供する再作成エネルギー原単位特性グラフ提供
    手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  7. 【請求項7】 前記エネルギー原単位特性グラフ再作成
    手段によって再作成されたエネルギー原単位特性グラフ
    に対応するエネルギー原単位特性式を再作成するエネル
    ギー原単位特性式再決定手段と、 前記エネルギー原単位特性式再決定手段によって再作成
    されたエネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して提
    供する再作成エネルギー原単位特性式提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の省エ
    ネルギー対策支援システム。
  8. 【請求項8】 前記エネルギー原単位特性式再決定手段
    によって再作成されたエネルギー原単位特性式に、前記
    目標削減率入力指示手段の指示によって入力された計画
    生産量あるいは計画生産高を適用し、計画消費エネルギ
    ー量を再計算する消費エネルギー量再決定手段と、 前記消費エネルギー量再決定手段によって再決定された
    消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供する再決定
    消費エネルギー量提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載の省エ
    ネルギー対策支援システム。
  9. 【請求項9】 前記エネルギー原単位特性式決定手段に
    よって決定されたエネルギー原単位特性式と前記エネル
    ギー原単位特性式再決定手段によって再決定されたエネ
    ルギー原単位特性式との双方を前記ユーザに対して提供
    するエネルギー原単位特性式比較提供手段をさらに備え
    たことを特徴とする請求項7に記載の省エネルギー対策
    支援システム。
  10. 【請求項10】 前記エネルギー原単位特性式決定手段
    によって決定されたエネルギー原単位特性式と前記エネ
    ルギー原単位特性式再決定手段によって再決定されたエ
    ネルギー原単位特性式との差異を算出するエネルギー原
    単位特性式差異算出手段と、 前記エネルギー原単位特性式差異算出手段によって算出
    されたエネルギー原単位特性式の差異を前記ユーザに対
    して提供するエネルギー原単位特性式差異提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載の省エ
    ネルギー対策支援システム。
  11. 【請求項11】 前記エネルギー原単位特性式の傾きを
    示す値の上限値あるいは前記エネルギー原単位の値の上
    限値を省エネアラーム基準として設定する省エネアラー
    ム設定手段と、 前記省エネアラーム基準の設定後に入力された消費エネ
    ルギー量を用いて、前記エネルギー原単位特性式決定手
    段によって決定されたエネルギー原単位特性式が前記省
    エネアラーム基準を満足しているか否かを判断する省エ
    ネアラーム判断手段と、 前記省エネアラーム判断手段が前記省エネアラーム基準
    を満足していないと判断した場合、前記ユーザに対して
    アラーム情報を提供する省エネアラーム提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項2〜10のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  12. 【請求項12】 過去に実施された省エネルギー対策活
    動を省エネ事例として保持する省エネ事例データベース
    と、 前記省エネ事例データベースに対し、前記ユーザが過去
    に実施した省エネルギー対策活動の情報を登録する省エ
    ネ事例登録手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜11のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  13. 【請求項13】 前記エネルギー消費特性に対応した省
    エネ事例を前記省エネ事例データベースから検索する省
    エネ事例検索手段と、 前記省エネ事例検索手段によって検索された省エネ事例
    を前記ユーザに対して提供する省エネ事例提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項12に記載の省
    エネルギー対策支援システム。
  14. 【請求項14】 被省エネルギー対象に対するエネルギ
    ー管理目標として前記エネルギー原単位および省エネル
    ギー化の目標達成期日の各値の入力を指示するエネルギ
    ー管理目標入力指示手段と、 前記エネルギー管理目標入力指示手段の指示によって入
    力されたエネルギー原単位の値と前記エネルギー原単位
    算出手段によって算出されたエネルギー原単位の値との
    差であるギャップを算出するエネルギー原単位ギャップ
    算出手段と、 前記ギャップを、現時点から前記目標達成期日までの期
    間で除し、今後、日単位に削減すべき日単位エネルギー
    原単位の値を算出する日毎削減目標算出手段と、 前記日毎削減目標算出手段によって算出された日単位エ
    ネルギー原単位の値を前記ユーザに対して提供する日毎
    削減目標提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜13のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  15. 【請求項15】 省エネ支援機器の名称および該省エネ
    支援機器の購入金額を含む省エネ支援機器に関するデー
    タを保持した省エネ支援機器データベースと、 省エネ支援機器に関する見積もり依頼の入力指示をユー
    ザに促す省エネ支援機器導入依頼手段と、 前記省エネ支援機器導入依頼手段が前記ユーザから省エ
    ネ支援機器に関する見積もり依頼を受けた場合、前記省
    エネ対象リスト決定手段によって決定された省エネ対象
    リストの上位に位置した省エネルギー効果の高い被省エ
    ネルギー対象から順次、該被省エネルギー対象に対応す
    る適切な省エネ支援機器を、前記省エネ支援機器データ
    ベースから抽出する省エネ支援機器抽出手段と、 前記省エネ支援機器抽出手段によって抽出された省エネ
    支援機器の情報をもとに省エネ支援機器導入見積書を作
    成する省エネ支援機器導入見積書作成手段と、 前記省エネ支援機器導入見積書作成手段によって作成さ
    れた省エネ支援機器導入見積書を前記ユーザに対して提
    供する省エネ支援機器導入見積書提供手段と、 を備えたことを特徴とする請求項4〜14のいずれか一
    つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  16. 【請求項16】 省エネルギー対策の設備投資計画立案
    に必要な条件である被省エネルギー対象に対するエネル
    ギー削減目標として、エネルギー原単位、削減達成期
    日、および設備投資の予算額の入力指示を促す省エネ設
    備投資条件入力手段と、 前記省エネ設備投資条件入力手段によって入力されたエ
    ネルギー原単位の値と前記エネルギー原単位算出手段に
    よって算出されたエネルギー原単位の値との差を算出す
    るとともに、この算出されたエネルギー原単位の差の値
    と前記省エネ対象リスト決定手段によって決定された省
    エネ対象リストとをもとに、前記省エネ支援機器データ
    ベースから適切な省エネ支援機器を抽出する省エネ支援
    機器導入候補決定手段と、 前記省エネ支援機器導入候補決定手段によって抽出され
    た省エネ支援機器の中から、前記設備投資の予算額以内
    の省エネ支援機器を決定する実施省エネ支援機器決定手
    段と、 前記実施省エネ支援機器決定手段によって決定された省
    エネ支援機器に対し、前記削減達成期日までの導入計画
    を立案する省エネ支援機器導入計画手段と、 前記省エネ支援機器導入計画手段によって立案された導
    入計画から省エネ設備投資計画を作成する省エネ設備投
    資計画立案手段と、 前記省エネ設備投資計画立案手段によって作成された省
    エネ設備投資計画を前記ユーザに対して提供する省エネ
    設備投資計画提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項4〜15のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  17. 【請求項17】 前記省エネ事例提供手段または前記省
    エネ支援機器抽出手段によって提供された前記省エネ事
    例または省エネ支援機器に対する実施のし易さを示す情
    報の依頼入力を促す省エネ対策リスト依頼手段と、 前記省エネ対策リスト依頼手段によって依頼された場
    合、各省エネ事例または各省エネ支援機器を実施した場
    合の費用を算出する省エネ対策費用算出手段と、 前記省エネ対策費用算出手段によって算出された省エネ
    ルギー対策費用の小さい順序で各省エネ事例または各省
    エネ支援機器を並べ替えた省エネ対策リストを作成する
    省エネ対策リスト作成手段と、 前記省エネ対策リスト作成手段によって作成された省エ
    ネ対策リストを前記ユーザに対して提供する省エネ対策
    リスト提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項13〜16のい
    ずれか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  18. 【請求項18】 前記省エネアラーム提供手段によって
    アラーム情報を受信した前記ユーザに対し、一定時間周
    期毎に前記消費エネルギー量計測装置に送出するアラー
    ム情報の設定入力を指示するアラーム情報設定手段と、 前記アラーム情報設定手段によって設定されたアラーム
    情報を前記消費エネルギー量計測装置に送信するアラー
    ム情報送信手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項11〜17のい
    ずれか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  19. 【請求項19】 前記省エネアラーム提供手段によって
    提供されるアラーム情報をもとに、前記消費エネルギー
    量計測装置に接続される被省エネルギー対象の消費エネ
    ルギー量を削減させる制御命令を作成する削減制御命令
    作成手段と、 前記削減制御命令作成手段によって作成された制御命令
    を前記被省エネルギー対象に送信する削減制御命令送信
    手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項11〜17のい
    ずれか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  20. 【請求項20】 今後実施可能な省エネ対策費用の入力
    を促す省エネ対策費用入力手段と、 前記省エネ対策費用入力手段によって入力された省エネ
    対策費用に対し、前記省エネ対策リスト作成手段によっ
    て作成された省エネ対策リストの中から、前記省エネ対
    策費用入力手段によって入力された省エネ対策費用以内
    で実施可能な省エネ対策事項を抽出する費用可能省エネ
    対策抽出手段と、 前記費用可能省エネ対策抽出手段によって抽出された省
    エネ対策事項を前記ユーザに対して提供する費用可能省
    エネ対策提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項17〜19のい
    ずれか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  21. 【請求項21】 前記エネルギー原単位特性グラフ作成
    手段によって作成されたエネルギー原単位特性グラフ上
    における組データの各点の分布状態および前記エネルギ
    ー原単位特性式決定手段によって決定されたエネルギー
    原単位特性式の近似特性をもとに、今後の消費エネルギ
    ー量の計測および収集の停止を含めた該消費エネルギー
    量の計測および収集の最適な時間周期を決定する推奨時
    間周期決定手段と、 前記推奨時間周期決定手段によって決定された時間周期
    を前記ユーザに対して提供する推奨時間周期提供手段
    と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜20のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  22. 【請求項22】 前記エネルギー原単位特性グラフ作成
    手段によって作成されたエネルギー原単位特性グラフ上
    における組データの各点の分布状態および前記エネルギ
    ー原単位特性式決定手段によって決定されたエネルギー
    原単位特性式の近似特性をもとに、エネルギー原単位の
    値の上限値あるいはエネルギー原単位特性式の傾きの上
    限値の最適な値を推奨する推奨省エネアラーム基準を決
    定する推奨省エネアラーム決定手段と、 前記推奨省エネアラーム決定手段によって決定された推
    奨省エネアラーム基準を前記ユーザに対して提供する推
    奨省エネアラーム提供手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項11〜21のい
    ずれか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  23. 【請求項23】 前記省エネ事例データベースは、業種
    別および/または製品別を含む複数のカテゴリー別に省
    エネ事例を格納した複数の省エネ事例データベースであ
    り、 前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システムを利用
    した場合における省エネ事例を前記複数の省エネ事例デ
    ータベースのうちの適切な省エネ事例データベースに登
    録する種別省エネ事例データ登録手段と、 前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システムを利用
    した場合における操作履歴をデータベースとして保持す
    る操作履歴データベースと、 前記操作履歴データベースの操作履歴をもとに、当該省
    エネルギー対策支援システム利用時に最適な省エネ事例
    データベースを利用させる処理を行う省エネ事例データ
    活用手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項12〜22のい
    ずれか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  24. 【請求項24】 1以上の前記ユーザはクライアントと
    して1以上のクライアントコンピュータを用いてネット
    ワークに接続されるとともに、請求項1〜23に記載の
    少なくとも一つの手段はサーバコンピュータとしてネッ
    トワークに接続され、 前記1以上のクライアントが前記サーバコンピュータを
    利用した利用情報を記憶する利用課金データベースと、 前記1以上のクライアントが前記サーバコンピュータを
    利用する毎に該1以上のクライアントの利用情報を前記
    利用課金データベースに登録する利用課金登録手段と、 前記利用課金登録手段によって登録された利用情報を実
    際の貨幣的価値を有する貨幣情報に変換する利用課金貨
    幣変換手段と、 前記利用課金貨幣変換手段によって変換された貨幣情報
    を前記クライアントに提供する利用課金請求手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜23のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  25. 【請求項25】 前記省エネ事例データベースから、一
    定期間以上登録されている省エネ事例であって、最も設
    備投資コストが安くかつ省エネ効果が高い省エネ事例を
    抽出する効果大省エネ事例データ検索手段と、 前記効果大省エネ事例データ検索手段によって抽出され
    た省エネ事例を登録した前記ユーザに対して表彰を行う
    効果大省エネ事例データ表彰手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜24のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  26. 【請求項26】 前記省エネ事例データベースから、一
    定期間以上登録されている省エネ事例であって、前記省
    エネ操作履歴データベースをもとに最も参照回数が多か
    った省エネ事例を抽出する参照大省エネ事例データ検索
    手段と、 前記参照大省エネ事例データ検索手段によって抽出され
    た省エネ事例を登録した前記ユーザに対して表彰を行う
    参照大省エネ事例データ表彰手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜25のいず
    れか一つに記載のエネルギー対策支援システム。
  27. 【請求項27】 前記省エネ事例データベースに一定期
    間以上登録されている省エネ事例の中から、ユーザが最
    も参考になった省エネ事例のデータ名をユーザに対して
    投票させる省エネ事例データ投票手段と、 前記省エネ事例データ投票手段によって最も得票が多か
    った省エネ事例を抽出する得票大省エネ事例データ検索
    手段と、 前記得票大省エネ事例データ検索手段によって抽出され
    た省エネ事例を登録したユーザに対して表彰を行う得票
    大省エネ事例データ表彰手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜26のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  28. 【請求項28】 一定期間内にユーザが前記省エネ事例
    データベースに省エネ事例を登録した回数を登録する省
    エネ事例データ入力回数登録手段と、 前記省エネ事例データ入力回数登録手段によって登録さ
    れた回数に対応した利用課金の割引率を算出する利用課
    金割引率算出手段と、 前記利用課金割引率算出手段によって算出された前記割
    引率を用いて、前記利用課金データベースに登録された
    利用課金データを変更し、再登録する利用課金再登録手
    段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項24〜27のい
    ずれか一つに記載の省エネルギー対策支援システム。
  29. 【請求項29】 消費エネルギー量計測装置によって製
    造設備などの被省エネルギー対象の消費エネルギー量を
    計測し、この計測結果をもとに前記被省エネルギー対象
    の省エネルギー化対策を支援する省エネルギー対策支援
    方法において、 当該省エネルギー対策支援システムの利用を許可するユ
    ーザのユーザ認証情報が予め登録された顧客登録工程
    と、 当該省エネルギー対策支援システムを利用するユーザに
    対して前記ユーザ認証情報の入力を指示するユーザ認証
    入力指示工程と、 前記ユーザ認証入力指示工程の指示によってユーザが入
    力したユーザ認証情報と前記顧客登録工程によって登録
    されたユーザ認証情報とを照合し、前記ユーザが当該省
    エネルギー対策支援システムを利用できるか否かを判断
    するユーザ認証判断工程と、 前記ユーザ認証判断工程が当該省エネルギー対策支援シ
    ステムを利用することができると判断されたユーザに対
    して前記消費エネルギー量の入力を指示する消費エネル
    ギー量入力指示工程と、 前記消費エネルギー量入力指示工程の指示によって入力
    された消費エネルギー量を、該消費エネルギー量計測時
    における前記被省エネルギー対象の生産量あるいは生産
    高で除した値をエネルギー原単位として算出するエネル
    ギー原単位算出工程と、 前記エネルギー原単位算出工程によって算出された複数
    のエネルギー原単位の値と該値を算出した時の前記生産
    量あるいは前記生産高の複数の値との組データをもと
    に、前記生産量あるいは前記生産高に対するエネルギー
    原単位の変化を示すエネルギー原単位特性グラフを作成
    するエネルギー原単位特性グラフ作成工程と、 前記ユーザに対して、前記エネルギー原単位特性グラフ
    を提供するエネルギー原単位特性グラフ提供工程と、 を含むことを特徴とする省エネルギー対策支援方法。
  30. 【請求項30】 前記エネルギー原単位特性グラフ上に
    おける前記組データが示す各点に対して近似処理を施
    し、この近似処理結果であるエネルギー原単位特性式を
    決定するエネルギー原単位特性式決定工程と、 前記エネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して提供
    するエネルギー原単位特性式提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項29に記載の省エ
    ネルギー対策支援方法。
  31. 【請求項31】 前記エネルギー原単位特性式の近似特
    性をもとに、該エネルギー原単位特性式を複数のエネル
    ギー消費特性のいずれかに分類するエネルギー消費特性
    決定工程と、 前記エネルギー消費特性の分類結果を前記ユーザに対し
    て提供するエネルギー消費特性提供工程と、をさらに含
    むことを特徴とする請求項30に記載の省エネルギー対
    策支援方法。
  32. 【請求項32】 前記エネルギー原単位の値、前記エネ
    ルギー消費特性の分類結果、および/または前記エネル
    ギー原単位特性グラフにおける組データが示す各点の分
    布状態をもとに、複数の被省エネルギー対象に対して省
    エネルギー対策活動効果に関する順序を決定し、この決
    定された順序をもつ省エネ対象リストを作成する省エネ
    対象リスト決定工程と、 前記省エネ対象リストを前記ユーザに対して提供する省
    エネ対象リスト提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項29〜31のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  33. 【請求項33】 前記被省エネルギー対象に対して計画
    されている計画生産量あるいは計画生産高の入力を指示
    する生産量入力指示工程と、 前記被省エネルギー対象に対応するエネルギー原単位特
    性式に前記生産量入力指示手段の指示によって入力され
    た計画生産量あるいは計画生産高を適用して予測される
    予測消費エネルギー量を算出する消費エネルギー量決定
    工程と、 前記予測消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供す
    る消費エネルギー量提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項29〜32のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  34. 【請求項34】 最新のエネルギー原単位の値に対する
    目標削減率および計画されている計画生産量あるいは計
    画生産高の入力を指示する目標削減率入力指示工程と、 前記目標削減率に対応したエネルギー原単位を算出し、
    この算出されたエネルギー原単位の値と前記計画生産量
    あるいは計画生産高の値との組データを前記エネルギー
    原単位特性グラフ上に追加して、再度エネルギー原単位
    特性グラフを作成するエネルギー原単位特性グラフ再作
    成工程と、 前記エネルギー原単位特性グラフ再作成工程によって再
    作成されたエネルギー原単位特性グラフを前記ユーザに
    対して提供する再作成エネルギー原単位特性グラフ提供
    工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項29〜33のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  35. 【請求項35】 前記エネルギー原単位特性グラフ再作
    成工程によって再作成されたエネルギー原単位特性グラ
    フに対応するエネルギー原単位特性式を再作成するエネ
    ルギー原単位特性式再決定工程と、 前記エネルギー原単位特性式再決定工程によって再作成
    されたエネルギー原単位特性式を前記ユーザに対して提
    供する再作成エネルギー原単位特性式提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項34に記載の省エ
    ネルギー対策支援方法。
  36. 【請求項36】 前記エネルギー原単位特性式再決定工
    程によって再作成されたエネルギー原単位特性式に、前
    記目標削減率入力指示工程の指示によって入力された計
    画生産量あるいは計画生産高を適用し、計画消費エネル
    ギー量を再計算する消費エネルギー量再決定工程と、 前記消費エネルギー量再決定工程によって再決定された
    消費エネルギー量を前記ユーザに対して提供する再決定
    消費エネルギー量提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載の省エ
    ネルギー対策支援方法。
  37. 【請求項37】 前記エネルギー原単位特性式決定工程
    によって決定されたエネルギー原単位特性式と前記エネ
    ルギー原単位特性式再決定工程によって再決定されたエ
    ネルギー原単位特性式との双方を前記ユーザに対して提
    供するエネルギー原単位特性式比較提供工程をさらに含
    むことを特徴とする請求項35に記載の省エネルギー対
    策支援方法。
  38. 【請求項38】 前記エネルギー原単位特性式決定工程
    によって決定されたエネルギー原単位特性式と前記エネ
    ルギー原単位特性式再決定工程によって再決定されたエ
    ネルギー原単位特性式との差異を算出するエネルギー原
    単位特性式差異算出工程と、 前記エネルギー原単位特性式差異算出工程によって算出
    されたエネルギー原単位特性式の差異を前記ユーザに対
    して提供するエネルギー原単位特性式差異提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載の省エ
    ネルギー対策支援方法。
  39. 【請求項39】 前記エネルギー原単位特性式の傾きを
    示す値の上限値あるいは前記エネルギー原単位の値の上
    限値を省エネアラーム基準として設定する省エネアラー
    ム設定工程と、 前記省エネアラーム基準の設定後に入力された消費エネ
    ルギー量を用いて、前記エネルギー原単位特性式決定工
    程によって決定されたエネルギー原単位特性式が前記省
    エネアラーム基準を満足しているか否かを判断する省エ
    ネアラーム判断工程と、 前記省エネアラーム判断工程が前記省エネアラーム基準
    を満足していないと判断した場合、前記ユーザに対して
    アラーム情報を提供する省エネアラーム提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項30〜38のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  40. 【請求項40】 過去に実施された省エネルギー対策活
    動を省エネ事例として保持する省エネ事例データベース
    に対し、前記ユーザが過去に実施した省エネルギー対策
    活動の情報を登録する省エネ事例登録工程をさらに含む
    ことを特徴とする請求項29〜39のいずれか一つに記
    載の省エネルギー対策支援方法。
  41. 【請求項41】 前記エネルギー消費特性に対応した省
    エネ事例を前記省エネ事例データベースから検索する省
    エネ事例検索工程と、 前記省エネ事例検索工程によって検索された省エネ事例
    を前記ユーザに対して提供する省エネ事例提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項40に記載の省エ
    ネルギー対策支援方法。
  42. 【請求項42】 被省エネルギー対象に対するエネルギ
    ー管理目標として前記エネルギー原単位および省エネル
    ギー化の目標達成期日の各値の入力を指示するエネルギ
    ー管理目標入力指示工程と、 前記エネルギー管理目標入力指示工程の指示によって入
    力されたエネルギー原単位の値と前記エネルギー原単位
    算出工程によって算出されたエネルギー原単位の値との
    差であるギャップを算出するエネルギー原単位ギャップ
    算出工程と、 前記ギャップを、現時点から前記目標達成期日までの期
    間で除し、今後、日単位に削減すべき日単位エネルギー
    原単位の値を算出する日毎削減目標算出工程と、 前記日毎削減目標算出工程によって算出された日単位エ
    ネルギー原単位の値を前記ユーザに対して提供する日毎
    削減目標提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項29〜41のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  43. 【請求項43】 省エネ支援機器に関する見積もり依頼
    の入力指示をユーザに促す省エネ支援機器導入依頼工程
    と、 前記省エネ支援機器導入依頼工程が前記ユーザから省エ
    ネ支援機器に関する見積もり依頼を受けた場合、前記省
    エネ対象リスト決定工程によって決定された省エネ対象
    リストの上位に位置した省エネルギー効果の高い被省エ
    ネルギー対象から順次、該被省エネルギー対象に対応す
    る適切な省エネ支援機器を、省エネ支援機器の名称およ
    び該省エネ支援機器の購入金額を含む省エネ支援機器に
    関するデータを保持した省エネ支援機器データベースか
    ら抽出する省エネ支援機器抽出工程と、 前記省エネ支援機器抽出工程によって抽出された省エネ
    支援機器の情報をもとに省エネ支援機器導入見積書を作
    成する省エネ支援機器導入見積書作成工程と、 前記省エネ支援機器導入見積書作成工程によって作成さ
    れた省エネ支援機器導入見積書を前記ユーザに対して提
    供する省エネ支援機器導入見積書提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項32〜42のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  44. 【請求項44】 省エネルギー対策の設備投資計画立案
    に必要な条件である被省エネルギー対象に対するエネル
    ギー削減目標として、エネルギー原単位、削減達成期
    日、および設備投資の予算額の入力指示を促す省エネ設
    備投資条件入力工程と、 前記省エネ設備投資条件入力工程によって入力されたエ
    ネルギー原単位の値と前記エネルギー原単位算出工程に
    よって算出されたエネルギー原単位の値との差を算出す
    るとともに、この算出されたエネルギー原単位の差の値
    と前記省エネ対象リスト決定工程によって決定された省
    エネ対象リストとをもとに、前記省エネ支援機器データ
    ベースから適切な省エネ支援機器を抽出する省エネ支援
    機器導入候補決定工程と、 前記省エネ支援機器導入候補決定工程によって抽出され
    た省エネ支援機器の中から、前記設備投資の予算額以内
    の省エネ支援機器を決定する実施省エネ支援機器決定工
    程と、 前記実施省エネ支援機器決定工程によって決定された省
    エネ支援機器に対し、前記削減達成期日までの導入計画
    を立案する省エネ支援機器導入計画工程と、 前記省エネ支援機器導入計画工程によって立案された導
    入計画から省エネ設備投資計画を作成する省エネ設備投
    資計画立案工程と、 前記省エネ設備投資計画立案工程によって作成された省
    エネ設備投資計画を前記ユーザに対して提供する省エネ
    設備投資計画提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項32〜43のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  45. 【請求項45】 前記省エネ事例提供工程または前記省
    エネ支援機器抽出工程によって提供された前記省エネ事
    例または省エネ支援機器に対する実施のし易さを示す情
    報の依頼入力を促す省エネ対策リスト依頼工程と、 前記省エネ対策リスト依頼工程によって依頼された場
    合、各省エネ事例または各省エネ支援機器を実施した場
    合の費用を算出する省エネ対策費用算出工程と、 前記省エネ対策費用算出工程によって算出された省エネ
    ルギー対策費用の小さい順序で各省エネ事例または各省
    エネ支援機器を並べ替えた省エネ対策リストを作成する
    省エネ対策リスト作成工程と、 前記省エネ対策リスト作成工程によって作成された省エ
    ネ対策リストを前記ユーザに対して提供する省エネ対策
    リスト提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項41〜44のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  46. 【請求項46】 前記省エネアラーム提供工程によって
    アラーム情報を受信した前記ユーザに対し、一定時間周
    期毎に前記消費エネルギー量計測装置に送出するアラー
    ム情報の設定入力を指示するアラーム情報設定工程と、 前記アラーム情報設定工程によって設定されたアラーム
    情報を前記消費エネルギー量計測装置に送信するアラー
    ム情報送信工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項39〜45のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  47. 【請求項47】 前記省エネアラーム提供工程によって
    提供されるアラーム情報をもとに、前記消費エネルギー
    量計測装置に接続される被省エネルギー対象の消費エネ
    ルギー量を削減させる制御命令を作成する削減制御命令
    作成工程と、 前記削減制御命令作成工程によって作成された制御命令
    を前記被省エネルギー対象に送信する削減制御命令送信
    工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項39〜45のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  48. 【請求項48】 今後実施可能な省エネ対策費用の入力
    を促す省エネ対策費用入力工程と、 前記省エネ対策費用入力工程によって入力された省エネ
    対策費用に対し、前記省エネ対策リスト作成工程によっ
    て作成された省エネ対策リストの中から、前記省エネ対
    策費用入力工程によって入力された省エネ対策費用以内
    で実施可能な省エネ対策事項を抽出する費用可能省エネ
    対策抽出工程と、 前記費用可能省エネ対策抽出工程によって抽出された省
    エネ対策事項を前記ユーザに対して提供する費用可能省
    エネ対策提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項39〜45のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  49. 【請求項49】 前記エネルギー原単位特性グラフ作成
    工程によって作成されたエネルギー原単位特性グラフ上
    における組データの各点の分布状態および前記エネルギ
    ー原単位特性式決定工程によって決定されたエネルギー
    原単位特性式の近似特性をもとに、今後の消費エネルギ
    ー量の計測および収集の停止を含めた該消費エネルギー
    量の計測および収集の最適な時間周期を決定する推奨時
    間周期決定工程と、 前記推奨時間周期決定工程によって決定された時間周期
    を前記ユーザに対して提供する推奨時間周期提供工程
    と、 をさらに含むことを特徴とする請求項29〜48のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  50. 【請求項50】 前記エネルギー原単位特性グラフ作成
    工程によって作成されたエネルギー原単位特性グラフ上
    における組データの各点の分布状態および前記エネルギ
    ー原単位特性式決定工程によって決定されたエネルギー
    原単位特性式の近似特性をもとに、エネルギー原単位の
    値の上限値あるいはエネルギー原単位特性式の傾きの上
    限値の最適な値を推奨する推奨省エネアラーム基準を決
    定する推奨省エネアラーム決定工程と、 前記推奨省エネアラーム決定工程によって決定された推
    奨省エネアラーム基準を前記ユーザに対して提供する推
    奨省エネアラーム提供工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項39〜49のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  51. 【請求項51】 前記省エネ事例データベースは、業種
    別および/または製品別を含む複数のカテゴリー別に省
    エネ事例を格納した複数の省エネ事例データベースであ
    り、 前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システムを利用
    した場合における省エネ事例を前記複数の省エネ事例デ
    ータベースのうちの適切な省エネ事例データベースに登
    録する種別省エネ事例データ登録工程と、 前記ユーザが当該省エネルギー対策支援システムを利用
    した場合における操作履歴をデータベースとして保持す
    る操作履歴データベースの操作履歴をもとに、当該省エ
    ネルギー対策支援システム利用時に最適な省エネ事例デ
    ータベースを利用させる処理を行う省エネ事例データ活
    用工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項39〜50のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  52. 【請求項52】 1以上の前記ユーザはクライアントと
    して1以上のクライアントコンピュータを用いてネット
    ワークに接続されるとともに、請求項29〜51に記載
    の少なくとも一つの工程は前記ネットワークに接続され
    たサーバコンピュータによって実行され、 前記1以上のクライアントが前記サーバコンピュータを
    利用する毎に該1以上のクライアントの利用情報を、前
    記1以上のクライアントが前記サーバコンピュータを利
    用した利用情報を記憶する利用課金データベースに登録
    する利用課金登録工程と、 前記利用課金登録工程によって登録された利用情報を実
    際の貨幣的価値を有する貨幣情報に変換する利用課金貨
    幣変換工程と、 前記利用課金貨幣変換工程によって変換された貨幣情報
    を前記クライアントに提供する利用課金請求工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項29〜51のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  53. 【請求項53】 前記省エネ事例データベースから、一
    定期間以上登録されている省エネ事例であって、最も設
    備投資コストが安くかつ省エネ効果が高い省エネ事例を
    抽出する効果大省エネ事例データ検索工程と、 前記効果大省エネ事例データ検索工程によって抽出され
    た省エネ事例を登録した前記ユーザに対して表彰を行う
    効果大省エネ事例データ表彰工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項29〜52のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  54. 【請求項54】 前記省エネ事例データベースから、一
    定期間以上登録されている省エネ事例であって、前記省
    エネ操作履歴データベースをもとに最も参照回数が多か
    った省エネ事例を抽出する参照大省エネ事例データ検索
    工程と、 前記参照大省エネ事例データ検索工程によって抽出され
    た省エネ事例を登録した前記ユーザに対して表彰を行う
    参照大省エネ事例データ表彰工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項29〜53のいず
    れか一つに記載のエネルギー対策支援方法。
  55. 【請求項55】 前記省エネ事例データベースに一定期
    間以上登録されている省エネ事例の中から、ユーザが最
    も参考になった省エネ事例のデータ名をユーザに対して
    投票させる省エネ事例データ投票工程と、 前記省エネ事例データ投票工程によって最も得票が多か
    った省エネ事例を抽出する得票大省エネ事例データ検索
    工程と、 前記得票大省エネ事例データ検索工程によって抽出され
    た省エネ事例を登録したユーザに対して表彰を行う得票
    大省エネ事例データ表彰工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項29〜54のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  56. 【請求項56】 一定期間内にユーザが前記省エネ事例
    データベースに省エネ事例を登録した回数を登録する省
    エネ事例データ入力回数登録工程と、 前記省エネ事例データ入力回数登録工程によって登録さ
    れた回数に対応した利用課金の割引率を算出する利用課
    金割引率算出工程と、 前記利用課金割引率算出工程によって算出された前記割
    引率を用いて、前記利用課金データベースに登録された
    利用課金データを変更し、再登録する利用課金再登録工
    程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項52〜55のいず
    れか一つに記載の省エネルギー対策支援方法。
  57. 【請求項57】 請求項29〜56に記載されたいずれ
    かの方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録
    したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134688A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 環境経営情報システム、環境経営情報管理方法及びプログラム
JP2012027536A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Yamatake Corp 省エネルギー評価支援装置および省エネルギー評価支援方法
JP2012160091A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Fujitsu Ltd 消費物理量管理装置、消費物理量管理方法、およびプログラム
JP2014078111A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Yokogawa Electric Corp 省エネルギー操業評価システム
JP2020149133A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 オムロン株式会社 管理装置、管理装置の制御方法および制御プログラム

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