JP2002099417A - 情報処理装置再構築方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
情報処理装置再構築方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002099417A JP2002099417A JP2000289744A JP2000289744A JP2002099417A JP 2002099417 A JP2002099417 A JP 2002099417A JP 2000289744 A JP2000289744 A JP 2000289744A JP 2000289744 A JP2000289744 A JP 2000289744A JP 2002099417 A JP2002099417 A JP 2002099417A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常使用するOSの動作環境の再構築を効率
的に行うことが可能な技術を提供する。 【解決手段】 情報処理装置が動作する際に用いられる
各種ファイルやデータの再構築を行う情報処理装置再構
築方法において、所定の条件が満たされた場合に保守用
OSを起動して再構築処理の動作を制御するステップ
と、保守用OSの動作により、マスタ情報処理装置の動
作環境で用いられているマスタファイルを通常使用OS
の動作環境で用いられるファイルとして格納するステッ
プと、前記マスタファイルの格納が行われた情報処理装
置の個別情報を設定するステップとを有するものであ
る。
的に行うことが可能な技術を提供する。 【解決手段】 情報処理装置が動作する際に用いられる
各種ファイルやデータの再構築を行う情報処理装置再構
築方法において、所定の条件が満たされた場合に保守用
OSを起動して再構築処理の動作を制御するステップ
と、保守用OSの動作により、マスタ情報処理装置の動
作環境で用いられているマスタファイルを通常使用OS
の動作環境で用いられるファイルとして格納するステッ
プと、前記マスタファイルの格納が行われた情報処理装
置の個別情報を設定するステップとを有するものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置が動作
する際に用いられる各種ファイルやデータの再構築を行
う情報処理装置再構築システムに関し、特に悪質ウイル
スや操作不備により正常な動作が行えなくなった情報処
理装置を再構築する情報処理装置再構築システムに適用
して有効な技術に関するものである。
する際に用いられる各種ファイルやデータの再構築を行
う情報処理装置再構築システムに関し、特に悪質ウイル
スや操作不備により正常な動作が行えなくなった情報処
理装置を再構築する情報処理装置再構築システムに適用
して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大学等の教育機関や企業には多く
のパーソナルコンピュータ(PC)が導入されており、
各種教育を行う際や業務を遂行する際にPCが利用され
ている。一方、この様なPCのソフトウェア環境はオペ
レーティングシステム(OS)の信頼性にもよるが、近
年の悪質ウイルスや操作不備によるソフトウェア環境の
不整合等により、動作が不安定となったり、また全く動
作しない状態となる場合がある。
のパーソナルコンピュータ(PC)が導入されており、
各種教育を行う際や業務を遂行する際にPCが利用され
ている。一方、この様なPCのソフトウェア環境はオペ
レーティングシステム(OS)の信頼性にもよるが、近
年の悪質ウイルスや操作不備によるソフトウェア環境の
不整合等により、動作が不安定となったり、また全く動
作しない状態となる場合がある。
【0003】この対処方法として、ユーザのアクセス権
限等による管理やアプリケーションプログラムのインス
トールの制限を行ったり、或いはハードプロテクトを行
う製品を利用して動作環境の変更を制限し、PCが異常
な状態となることを防止することが考えられている。
限等による管理やアプリケーションプログラムのインス
トールの制限を行ったり、或いはハードプロテクトを行
う製品を利用して動作環境の変更を制限し、PCが異常
な状態となることを防止することが考えられている。
【0004】なお着脱自在のハードディスク装置におい
て、装置単体で全体のライトプロテクトができ、また、
自由にライトプロテクトの解除ができないようにした簡
易なハードディスク装置については特開2000−17
3158号公報に記載されている。
て、装置単体で全体のライトプロテクトができ、また、
自由にライトプロテクトの解除ができないようにした簡
易なハードディスク装置については特開2000−17
3158号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の様に、ユーザに
よるアクセスを制限したり、ハードプロテクトを利用し
て、PCが異常な状態となることを防止したシステム
で、ソフトウェアのバージョンアップやウイルス定義フ
ァイルの更新等が発生した場合は、大きなアクセス権限
を持つシステム管理者の負担が増加したり、バージョン
アップやファイルの更新の度に前記ハードプロテクトに
よる制限を解除する作業が発生して運用負担となるとい
う問題がある。
よるアクセスを制限したり、ハードプロテクトを利用し
て、PCが異常な状態となることを防止したシステム
で、ソフトウェアのバージョンアップやウイルス定義フ
ァイルの更新等が発生した場合は、大きなアクセス権限
を持つシステム管理者の負担が増加したり、バージョン
アップやファイルの更新の度に前記ハードプロテクトに
よる制限を解除する作業が発生して運用負担となるとい
う問題がある。
【0006】また大学等の教育機関でPCの使用方法に
ついて教育を行う場合等では、操作の未熟なユーザに対
しても自由にPCを利用させることが必要となる為、前
記の様なアクセスの制限を行うことなく、悪質ウイルス
による影響や操作不備によるソフトウェア環境の不整合
等の問題を解消する方法が望まれている。
ついて教育を行う場合等では、操作の未熟なユーザに対
しても自由にPCを利用させることが必要となる為、前
記の様なアクセスの制限を行うことなく、悪質ウイルス
による影響や操作不備によるソフトウェア環境の不整合
等の問題を解消する方法が望まれている。
【0007】本発明の目的は上記問題を解決し、通常使
用するOSの動作環境の再構築を効率的に行うことが可
能な技術を提供することにある。
用するOSの動作環境の再構築を効率的に行うことが可
能な技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報処理装置
が動作する際に用いられる各種ファイルやデータの再構
築を行う情報処理装置再構築システムにおいて、マスタ
情報処理装置の動作環境で用いられているマスタファイ
ルにより通常使用OSの動作環境を再構築するものであ
る。
が動作する際に用いられる各種ファイルやデータの再構
築を行う情報処理装置再構築システムにおいて、マスタ
情報処理装置の動作環境で用いられているマスタファイ
ルにより通常使用OSの動作環境を再構築するものであ
る。
【0009】本発明では、通常使用するOS環境イメー
ジをマスタ情報処理装置上のマスタファイルとして事前
にパターン化(複数パターンが可能であるものとする)
しておき、別途用意するファイルサーバにマスタ情報処
理装置のマスタファイルを保管しておく。
ジをマスタ情報処理装置上のマスタファイルとして事前
にパターン化(複数パターンが可能であるものとする)
しておき、別途用意するファイルサーバにマスタ情報処
理装置のマスタファイルを保管しておく。
【0010】対象となるパーソナルコンピュータ(以下
PCと略す)にもう一つのオペレーティングシステム
(以下、保守用OSと記載する)を導入して、所定の条
件、例えば毎日ある決められた時刻になった場合に、P
Cを強制リブートして保守用OSを起動し、その保守用
OS上でファイルサーバから該当パターンをダウンロー
ドする。処理終了後、再起動した後に個々のPCで個別
情報の設定を行い、通常使用するOS環境を復元する。
PCと略す)にもう一つのオペレーティングシステム
(以下、保守用OSと記載する)を導入して、所定の条
件、例えば毎日ある決められた時刻になった場合に、P
Cを強制リブートして保守用OSを起動し、その保守用
OS上でファイルサーバから該当パターンをダウンロー
ドする。処理終了後、再起動した後に個々のPCで個別
情報の設定を行い、通常使用するOS環境を復元する。
【0011】またソフトウェアのバージョンアップ作業
やウイルス定義ファイルなどの定期更新作業を行う場合
には、1台のマスタ情報処理装置に対してバージョンア
ップ作業や定期更新作業を行い、そのマスタファイルに
よってファイルサーバのファイルを更新しておけば、ソ
フトウェアのバージョンアップ作業やウイルス定義ファ
イルなどの定期更新作業の内容を全てのPCに一斉に反
映させることができる。
やウイルス定義ファイルなどの定期更新作業を行う場合
には、1台のマスタ情報処理装置に対してバージョンア
ップ作業や定期更新作業を行い、そのマスタファイルに
よってファイルサーバのファイルを更新しておけば、ソ
フトウェアのバージョンアップ作業やウイルス定義ファ
イルなどの定期更新作業の内容を全てのPCに一斉に反
映させることができる。
【0012】前記の様に本発明では、マスタ情報処理装
置の動作環境で用いられているマスタファイルをファイ
ルサーバからダウンロードして通常使用OSの動作環境
を再構築しているので、悪質ウイルスによる影響や操作
不備によるソフトウェア環境の不整合が発生した場合で
も効率的に元の状態に戻すことができる。また本発明で
は、ユーザに対してPCの使用を特に制限しておらず、
問題が発生した場合には元の状態に戻すこととしている
為、操作の未熟なユーザに対してPCの操作方法の教育
を行う場合等、ソフトウェア環境の不整合を発生させる
可能性がある場合でもそれについて憂慮することなく自
由にPCを使用することができる。
置の動作環境で用いられているマスタファイルをファイ
ルサーバからダウンロードして通常使用OSの動作環境
を再構築しているので、悪質ウイルスによる影響や操作
不備によるソフトウェア環境の不整合が発生した場合で
も効率的に元の状態に戻すことができる。また本発明で
は、ユーザに対してPCの使用を特に制限しておらず、
問題が発生した場合には元の状態に戻すこととしている
為、操作の未熟なユーザに対してPCの操作方法の教育
を行う場合等、ソフトウェア環境の不整合を発生させる
可能性がある場合でもそれについて憂慮することなく自
由にPCを使用することができる。
【0013】以上の様に本発明の情報処理装置再構築シ
ステムによれば、マスタ情報処理装置の動作環境で用い
られているマスタファイルにより通常使用OSの動作環
境を再構築するので、通常使用するOSの動作環境の再
構築を効率的に行うことが可能である。
ステムによれば、マスタ情報処理装置の動作環境で用い
られているマスタファイルにより通常使用OSの動作環
境を再構築するので、通常使用するOSの動作環境の再
構築を効率的に行うことが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にマスタPCの動作環境で用
いられている各種ファイルやデータの内容を管理対象P
Cにダウンロードして管理対象PCの動作環境を再構築
する一実施形態の情報処理装置再構築システムについて
説明する。
いられている各種ファイルやデータの内容を管理対象P
Cにダウンロードして管理対象PCの動作環境を再構築
する一実施形態の情報処理装置再構築システムについて
説明する。
【0015】図1は本実施形態の情報処理装置再構築シ
ステムの概略構成を示す図である。図1に示す様に本実
施形態の情報処理装置再構築システムは、ファイルサー
バ100と、マスタPC110と、管理対象PC120
とを有している。
ステムの概略構成を示す図である。図1に示す様に本実
施形態の情報処理装置再構築システムは、ファイルサー
バ100と、マスタPC110と、管理対象PC120
とを有している。
【0016】ファイルサーバ100は、各マスタPC1
10のマスタファイルや管理対象PC120の再構築に
必要な各種ファイルを再構築用ファイルとして管理する
情報処理装置である。マスタPC110は、マスタPC
110の動作環境で用いられているOS本体やアプリケ
ーションプログラム等の各種ファイル及びデータをマス
タファイルとして格納している情報処理装置である。管
理対象PC120は、保守用OSの動作により、ファイ
ルサーバ100から再構築用ファイルをダウンロードし
て通常使用OSの動作環境を再構築する情報処理装置で
ある。
10のマスタファイルや管理対象PC120の再構築に
必要な各種ファイルを再構築用ファイルとして管理する
情報処理装置である。マスタPC110は、マスタPC
110の動作環境で用いられているOS本体やアプリケ
ーションプログラム等の各種ファイル及びデータをマス
タファイルとして格納している情報処理装置である。管
理対象PC120は、保守用OSの動作により、ファイ
ルサーバ100から再構築用ファイルをダウンロードし
て通常使用OSの動作環境を再構築する情報処理装置で
ある。
【0017】図1に示す様に本実施形態では、Wind
ows(登録商標)等の通常使用OSが動作するA〜C
等の複数の種類の動作環境で管理対象PC120を使用
している場合に、それらの動作環境で用いられている各
種ファイルやデータを、夫々異なるマスタPC110に
マスタファイルA〜Cとして構築しておき、それらのマ
スタファイルA〜Cを再構築用ファイルとしてファイル
サーバ100で管理しておく。
ows(登録商標)等の通常使用OSが動作するA〜C
等の複数の種類の動作環境で管理対象PC120を使用
している場合に、それらの動作環境で用いられている各
種ファイルやデータを、夫々異なるマスタPC110に
マスタファイルA〜Cとして構築しておき、それらのマ
スタファイルA〜Cを再構築用ファイルとしてファイル
サーバ100で管理しておく。
【0018】そして、現在時刻が予め定められた時刻に
なった際等、所定の条件が満たされた場合に各管理対象
PC120は、Linux等の保守用OSを起動してフ
ァイルサーバ100からマスタファイルA〜Cの何れか
及び再構築に必要なその他のファイルをダウンロード
し、通常使用OSの動作環境を再構築する。
なった際等、所定の条件が満たされた場合に各管理対象
PC120は、Linux等の保守用OSを起動してフ
ァイルサーバ100からマスタファイルA〜Cの何れか
及び再構築に必要なその他のファイルをダウンロード
し、通常使用OSの動作環境を再構築する。
【0019】この様に本実施形態では、マスタPC11
0のマスタファイルを複数の管理対象PC120へダウ
ンロードして各管理対象PC120の動作環境を再構築
するので、悪質ウイルスや操作不備により複数の管理対
象PC120が正常な動作を行うことができなくなった
場合でも、それらの動作環境を一斉に再構築することに
より、各管理対象PC120の状態をマスタPC110
と同じ状態に効率良く戻すことができる。
0のマスタファイルを複数の管理対象PC120へダウ
ンロードして各管理対象PC120の動作環境を再構築
するので、悪質ウイルスや操作不備により複数の管理対
象PC120が正常な動作を行うことができなくなった
場合でも、それらの動作環境を一斉に再構築することに
より、各管理対象PC120の状態をマスタPC110
と同じ状態に効率良く戻すことができる。
【0020】また管理対象PC120で用いられている
通常使用OSやアプリケーションプログラムのバージョ
ンアップ若しくはウイルス定義ファイルの更新を行った
り、新規にアプリケーションプログラムをインストール
する場合には、マスタPC110に対して更新や新規の
インストールを行ってそのマスタファイルの内容を変更
した後、ファイルサーバ100の再構築用ファイルの内
容を更新する。そして前記と同様にして複数の管理対象
PC120の再構築を一斉に行うことによって、通常使
用OSやアプリケーションプログラムのバージョンアッ
プ若しくはウイルス定義ファイルの更新、または新規な
アプリケーションプログラムのインストールを効率良く
行うことができる。
通常使用OSやアプリケーションプログラムのバージョ
ンアップ若しくはウイルス定義ファイルの更新を行った
り、新規にアプリケーションプログラムをインストール
する場合には、マスタPC110に対して更新や新規の
インストールを行ってそのマスタファイルの内容を変更
した後、ファイルサーバ100の再構築用ファイルの内
容を更新する。そして前記と同様にして複数の管理対象
PC120の再構築を一斉に行うことによって、通常使
用OSやアプリケーションプログラムのバージョンアッ
プ若しくはウイルス定義ファイルの更新、または新規な
アプリケーションプログラムのインストールを効率良く
行うことができる。
【0021】図2は本実施形態のファイルサーバ100
の概略構成を示す図である。図2に示す様に本実施形態
のファイルサーバ100は、CPU201と、メモリ2
02と、磁気ディスク装置203と、入力装置204
と、出力装置205と、CD−ROM装置206と、再
構築用ファイル207とを有している。
の概略構成を示す図である。図2に示す様に本実施形態
のファイルサーバ100は、CPU201と、メモリ2
02と、磁気ディスク装置203と、入力装置204
と、出力装置205と、CD−ROM装置206と、再
構築用ファイル207とを有している。
【0022】CPU201は、ファイルサーバ100全
体の動作を制御する装置である。メモリ202は、ファ
イルサーバ100全体の動作を制御する際にその為の各
種処理プログラムやデータをロードする記憶装置であ
る。
体の動作を制御する装置である。メモリ202は、ファ
イルサーバ100全体の動作を制御する際にその為の各
種処理プログラムやデータをロードする記憶装置であ
る。
【0023】磁気ディスク装置203は、前記各種処理
プログラムやマスタPC110のマスタファイルを格納
しておく記憶装置である。入力装置204は、管理対象
PC120の再構築を行う為の各種入力を行う装置であ
る。
プログラムやマスタPC110のマスタファイルを格納
しておく記憶装置である。入力装置204は、管理対象
PC120の再構築を行う為の各種入力を行う装置であ
る。
【0024】出力装置205は、管理対象PC120の
再構築に伴う各種出力を行う装置である。CD−ROM
装置206は、前記各種処理プログラムを記録したCD
−ROMの内容を読み出す装置である。再構築用ファイ
ル207は、マスタPC110から取得したマスタファ
イルの内容等を格納したファイルである。
再構築に伴う各種出力を行う装置である。CD−ROM
装置206は、前記各種処理プログラムを記録したCD
−ROMの内容を読み出す装置である。再構築用ファイ
ル207は、マスタPC110から取得したマスタファ
イルの内容等を格納したファイルである。
【0025】またファイルサーバ100は、再構築用フ
ァイル更新処理部210と、再構築用ファイル送信処理
部211とを有している。
ァイル更新処理部210と、再構築用ファイル送信処理
部211とを有している。
【0026】再構築用ファイル更新処理部210は、マ
スタPC110のマスタファイルが更新された場合にフ
ァイルサーバ100に格納されている再構築用ファイル
207の内容を更新する処理部である。再構築用ファイ
ル送信処理部211は、管理対象PC120での再構築
処理によって要求された再構築用ファイル207を管理
対象PC120に送信する処理部である。
スタPC110のマスタファイルが更新された場合にフ
ァイルサーバ100に格納されている再構築用ファイル
207の内容を更新する処理部である。再構築用ファイ
ル送信処理部211は、管理対象PC120での再構築
処理によって要求された再構築用ファイル207を管理
対象PC120に送信する処理部である。
【0027】ファイルサーバ100を再構築用ファイル
更新処理部210及び再構築用ファイル送信処理部21
1として機能させる為のプログラムは、CD−ROM等
の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、
メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記
プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他
の記録媒体でも良い。
更新処理部210及び再構築用ファイル送信処理部21
1として機能させる為のプログラムは、CD−ROM等
の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、
メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記
プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他
の記録媒体でも良い。
【0028】図2に示す様に再構築用ファイル207に
は、各マスタPC110の動作環境で用いられているO
S本体やアプリケーションプログラム等の各種ファイル
及びデータと、各管理対象PC120の動作環境の再構
築に必要なpcctrl.csvファイル、pcpro
p.csvファイル、flist.txtファイル及び
clist.batファイルが格納されている。ここで
pcctrl.csvファイル、pcprop.csv
ファイルは、個々の管理対象PC120毎に用意されて
おり、実際には各管理対象PC120のPC名が付加さ
れたファイル名になっているものとする。
は、各マスタPC110の動作環境で用いられているO
S本体やアプリケーションプログラム等の各種ファイル
及びデータと、各管理対象PC120の動作環境の再構
築に必要なpcctrl.csvファイル、pcpro
p.csvファイル、flist.txtファイル及び
clist.batファイルが格納されている。ここで
pcctrl.csvファイル、pcprop.csv
ファイルは、個々の管理対象PC120毎に用意されて
おり、実際には各管理対象PC120のPC名が付加さ
れたファイル名になっているものとする。
【0029】本実施形態のファイルサーバ100の再構
築用ファイル更新処理部210は、マスタPC110の
マスタファイルが更新された場合にファイルサーバ10
0に格納されている再構築用ファイル207の内容を更
新する処理を行う。
築用ファイル更新処理部210は、マスタPC110の
マスタファイルが更新された場合にファイルサーバ10
0に格納されている再構築用ファイル207の内容を更
新する処理を行う。
【0030】ファイルサーバ100のpcctrl.c
svファイルには、管理対象PC120の再構築の開始
時刻と、保守用OSにより再構築作業を行うか若しくは
保守用OSを通常のOSとして管理対象PC120の利
用を行うかを示す作業フラグと、flist.txtフ
ァイルで指定されたファイルをファイルサーバ100か
らダウンロードするかどうかを示すダウンロードフラグ
と、flist.txtファイルで指定されたファイル
をファイルサーバ100からダウンロードする際に:A
〜C等のどの動作環境のファイルをダウンロードするか
を示すダウンロード元情報が格納されている。
svファイルには、管理対象PC120の再構築の開始
時刻と、保守用OSにより再構築作業を行うか若しくは
保守用OSを通常のOSとして管理対象PC120の利
用を行うかを示す作業フラグと、flist.txtフ
ァイルで指定されたファイルをファイルサーバ100か
らダウンロードするかどうかを示すダウンロードフラグ
と、flist.txtファイルで指定されたファイル
をファイルサーバ100からダウンロードする際に:A
〜C等のどの動作環境のファイルをダウンロードするか
を示すダウンロード元情報が格納されている。
【0031】本実施形態では、pcctrl.csvフ
ァイルの作業フラグが「1」の場合に保守用OSにより
再構築作業を行い、作業フラグが「0」の場合には保守
用OSを通常のOSとして管理対象PC120を動作さ
せるものとする。
ァイルの作業フラグが「1」の場合に保守用OSにより
再構築作業を行い、作業フラグが「0」の場合には保守
用OSを通常のOSとして管理対象PC120を動作さ
せるものとする。
【0032】またファイルサーバ100の再構築用ファ
イル更新処理部210は、マスタPC110のマスタフ
ァイルが更新され、ファイルサーバ100に格納されて
いる再構築用ファイル207の内容を更新した場合に
は、pcctrl.csvファイルのダウンロードフラ
グに「1」を設定する。管理対象PC120は、再構築
処理の際にダウンロードフラグの内容を調べ、ダウンロ
ードフラグが「1」の場合にはflist.txtファ
イルで指定されたファイルをファイルサーバ100から
ダウンロードし、ダウンロードフラグが「0」の場合に
は管理対象PC120のバックアップドライブ中に格納
しておいた前回のファイルを用いるものとする。
イル更新処理部210は、マスタPC110のマスタフ
ァイルが更新され、ファイルサーバ100に格納されて
いる再構築用ファイル207の内容を更新した場合に
は、pcctrl.csvファイルのダウンロードフラ
グに「1」を設定する。管理対象PC120は、再構築
処理の際にダウンロードフラグの内容を調べ、ダウンロ
ードフラグが「1」の場合にはflist.txtファ
イルで指定されたファイルをファイルサーバ100から
ダウンロードし、ダウンロードフラグが「0」の場合に
は管理対象PC120のバックアップドライブ中に格納
しておいた前回のファイルを用いるものとする。
【0033】ファイルサーバ100のpcprop.c
svファイルには、各管理対象PC120で個別に設定
されるネットワークのホスト名やグループ名等の情報が
格納されているものとする。flist.txtファイ
ルには、ダウンロードの対象となるファイルが指定され
ており、保守用OSがダウンロードする通常使用OSの
本体やアプリケーションプログラム等のファイルについ
ては記号「L」で指定され、通常使用OSがダウンロー
ドするウイルス定義ファイル等のファイルについては記
号「W」で指定されているものとする。clist.b
atファイルには、管理対象PC120で個別の処理を
行う必要がある場合に個別コマンドが指定されるものと
する。
svファイルには、各管理対象PC120で個別に設定
されるネットワークのホスト名やグループ名等の情報が
格納されているものとする。flist.txtファイ
ルには、ダウンロードの対象となるファイルが指定され
ており、保守用OSがダウンロードする通常使用OSの
本体やアプリケーションプログラム等のファイルについ
ては記号「L」で指定され、通常使用OSがダウンロー
ドするウイルス定義ファイル等のファイルについては記
号「W」で指定されているものとする。clist.b
atファイルには、管理対象PC120で個別の処理を
行う必要がある場合に個別コマンドが指定されるものと
する。
【0034】図3は本実施形態の管理対象PC120の
概略構成を示す図である。図3に示す様に本実施形態の
管理対象PC120は、CPU301と、メモリ302
と、磁気ディスク装置303と、入力装置304と、出
力装置305と、CD−ROM装置306と、バックア
ップドライブ307とを有している。
概略構成を示す図である。図3に示す様に本実施形態の
管理対象PC120は、CPU301と、メモリ302
と、磁気ディスク装置303と、入力装置304と、出
力装置305と、CD−ROM装置306と、バックア
ップドライブ307とを有している。
【0035】CPU301は、管理対象PC120全体
の動作を制御する装置である。メモリ302は、管理対
象PC120全体の動作を制御する際にその為の各種処
理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
の動作を制御する装置である。メモリ302は、管理対
象PC120全体の動作を制御する際にその為の各種処
理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
【0036】磁気ディスク装置303は、前記各種処理
プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入
力装置304は、管理対象PC120の再構築を行う為
の各種入力を行う装置である。出力装置305は、管理
対象PC120の再構築に伴う各種出力を行う装置であ
る。
プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入
力装置304は、管理対象PC120の再構築を行う為
の各種入力を行う装置である。出力装置305は、管理
対象PC120の再構築に伴う各種出力を行う装置であ
る。
【0037】CD−ROM装置306は、前記各種処理
プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装
置である。バックアップドライブ307は、ファイルサ
ーバ100から取得したマスタファイルを格納しておく
記憶装置である。
プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装
置である。バックアップドライブ307は、ファイルサ
ーバ100から取得したマスタファイルを格納しておく
記憶装置である。
【0038】また管理対象PC120は、再構築制御処
理部310と、再構築用ファイル格納処理部311と、
個別情報設定処理部312とを有している。
理部310と、再構築用ファイル格納処理部311と、
個別情報設定処理部312とを有している。
【0039】再構築制御処理部310は、所定の条件が
満たされた場合に保守用OSを起動して再構築処理の動
作を制御する処理部である。再構築用ファイル格納処理
部311は、保守用OSの動作により、マスタPC11
0の動作環境で用いられているマスタファイルを通常使
用OSの動作環境で用いられるファイルとして格納する
処理部である。個別情報設定処理部312は、前記マス
タファイルの格納が行われた管理対象PC120の個別
情報を設定する処理部である。
満たされた場合に保守用OSを起動して再構築処理の動
作を制御する処理部である。再構築用ファイル格納処理
部311は、保守用OSの動作により、マスタPC11
0の動作環境で用いられているマスタファイルを通常使
用OSの動作環境で用いられるファイルとして格納する
処理部である。個別情報設定処理部312は、前記マス
タファイルの格納が行われた管理対象PC120の個別
情報を設定する処理部である。
【0040】管理対象PC120を再構築制御処理部3
10、再構築用ファイル格納処理部311及び個別情報
設定処理部312として機能させる為のプログラムは、
CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に
格納された後、メモリにロードされて実行されるものと
する。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−
ROM以外の他の記録媒体でも良い。
10、再構築用ファイル格納処理部311及び個別情報
設定処理部312として機能させる為のプログラムは、
CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に
格納された後、メモリにロードされて実行されるものと
する。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−
ROM以外の他の記録媒体でも良い。
【0041】図4は本実施形態の管理対象PC120の
電源投入/リブート時の処理手順を示すフローチャート
である。図4に示す様に本実施形態の管理対象PC12
0の再構築制御処理部310は、所定の条件が満たされ
た場合に保守用OSを起動して再構築処理の動作を制御
する処理を行う。
電源投入/リブート時の処理手順を示すフローチャート
である。図4に示す様に本実施形態の管理対象PC12
0の再構築制御処理部310は、所定の条件が満たされ
た場合に保守用OSを起動して再構築処理の動作を制御
する処理を行う。
【0042】ステップ401で管理対象PC120の再
構築制御処理部310は、管理対象PC120の所定の
ディレクトリにinit.datファイルが存在してい
るかどうかを調べる。ここでinit.datファイル
は、保守用OSによる通常使用OSの再構築が開始され
たかどうかを示す空のファイルである。ステップ401
の処理でinit.datファイルが存在していない場
合にはステップ402へ進む。
構築制御処理部310は、管理対象PC120の所定の
ディレクトリにinit.datファイルが存在してい
るかどうかを調べる。ここでinit.datファイル
は、保守用OSによる通常使用OSの再構築が開始され
たかどうかを示す空のファイルである。ステップ401
の処理でinit.datファイルが存在していない場
合にはステップ402へ進む。
【0043】ステップ402では、管理対象PC120
の所定のディレクトリにlin.datファイルが存在
しているかどうかを調べる。ここでlin.datファ
イルは、保守用OSを通常のOSとして特定の管理対象
PC120を動作させるかどうかを示す空のファイルで
ある。ステップ402の処理でlin.datファイル
が存在していない場合にはステップ403へ進む。
の所定のディレクトリにlin.datファイルが存在
しているかどうかを調べる。ここでlin.datファ
イルは、保守用OSを通常のOSとして特定の管理対象
PC120を動作させるかどうかを示す空のファイルで
ある。ステップ402の処理でlin.datファイル
が存在していない場合にはステップ403へ進む。
【0044】ステップ403では、管理対象PC120
の所定のディレクトリにpcctrl.csvファイル
が存在しているかどうかを調べる。ここで操作ミス等に
よりpcctrl.csvファイルが削除され、pcc
trl.csvファイルが存在していない場合にはステ
ップ404へ進み、ステップ404では、開始時刻に現
在時刻を設定し、作業フラグに「1」を設定し、ダウン
ロードフラグに「0」を設定してpcctrl.csv
ファイルを作成する。
の所定のディレクトリにpcctrl.csvファイル
が存在しているかどうかを調べる。ここで操作ミス等に
よりpcctrl.csvファイルが削除され、pcc
trl.csvファイルが存在していない場合にはステ
ップ404へ進み、ステップ404では、開始時刻に現
在時刻を設定し、作業フラグに「1」を設定し、ダウン
ロードフラグに「0」を設定してpcctrl.csv
ファイルを作成する。
【0045】ステップ405では、現在時刻とpcct
rl.csvファイル中の開始時刻とを比較し、それら
の差が15分以内であるかどうかを調べる。現在時刻と
pcctrl.csvファイル中の開始時刻との差が1
5分以内ではない場合にはステップ406で通常使用O
Sを起動し、15分以内である場合にはステップ407
へ進む。
rl.csvファイル中の開始時刻とを比較し、それら
の差が15分以内であるかどうかを調べる。現在時刻と
pcctrl.csvファイル中の開始時刻との差が1
5分以内ではない場合にはステップ406で通常使用O
Sを起動し、15分以内である場合にはステップ407
へ進む。
【0046】ステップ407では、pcctrl.cs
vファイル中の作業フラグの内容を調べ、その作業フラ
グが「0」である場合にはステップ408で保守用OS
を起動し、その作業フラグが「1」である場合にはステ
ップ409でinit.datを作成した後、保守用O
Sを起動する。
vファイル中の作業フラグの内容を調べ、その作業フラ
グが「0」である場合にはステップ408で保守用OS
を起動し、その作業フラグが「1」である場合にはステ
ップ409でinit.datを作成した後、保守用O
Sを起動する。
【0047】一方、ステップ401で管理対象PC12
0の所定のディレクトリにinit.datファイルが
存在しているかどうかを調べた結果、init.dat
ファイルが存在している場合にはステップ410へ進
み、通常使用OSを起動する。
0の所定のディレクトリにinit.datファイルが
存在しているかどうかを調べた結果、init.dat
ファイルが存在している場合にはステップ410へ進
み、通常使用OSを起動する。
【0048】また、ステップ402で管理対象PC12
0の所定のディレクトリにlin.datファイルが存
在しているかどうかを調べた結果、lin.datファ
イルが存在している場合にはステップ411へ進み、保
守用OSを起動する。
0の所定のディレクトリにlin.datファイルが存
在しているかどうかを調べた結果、lin.datファ
イルが存在している場合にはステップ411へ進み、保
守用OSを起動する。
【0049】図5は本実施形態の保守用OS起動時の処
理手順を示すフローチャートである。図5に示す様に管
理対象PC120の再構築用ファイル格納処理部311
は、保守用OSの動作により、マスタPC110の動作
環境で用いられているマスタファイルを通常使用OSの
動作環境で用いられるファイルとして格納する処理を行
う。
理手順を示すフローチャートである。図5に示す様に管
理対象PC120の再構築用ファイル格納処理部311
は、保守用OSの動作により、マスタPC110の動作
環境で用いられているマスタファイルを通常使用OSの
動作環境で用いられるファイルとして格納する処理を行
う。
【0050】ステップ501で管理対象PC120の再
構築用ファイル格納処理部311は、管理対象PC12
0の所定のディレクトリにinit.datファイルが
存在しているかどうかを調べ、init.datファイ
ルが存在している場合にはステップ502へ進む。
構築用ファイル格納処理部311は、管理対象PC12
0の所定のディレクトリにinit.datファイルが
存在しているかどうかを調べ、init.datファイ
ルが存在している場合にはステップ502へ進む。
【0051】ステップ502では、pcctrl.cs
vファイル、pcprop.csvファイル、flis
t.txtファイル及びclist.batファイルの
ダウンロードをファイルサーバ100へ要求する。ファ
イルサーバ100の再構築用ファイル送信処理部211
は、管理対象PC120での再構築処理によって要求さ
れたpcctrl.csvファイル、pcprop.c
svファイル、flist.txtファイル及びcli
st.batファイルを管理対象PC120に送信する
処理を行う。前記ファイルがファイルサーバ100から
送信されるとステップ502で管理対象PC120の再
構築用ファイル格納処理部311は、前記送信されたフ
ァイルを取得して所定のディレクトリに格納する。
vファイル、pcprop.csvファイル、flis
t.txtファイル及びclist.batファイルの
ダウンロードをファイルサーバ100へ要求する。ファ
イルサーバ100の再構築用ファイル送信処理部211
は、管理対象PC120での再構築処理によって要求さ
れたpcctrl.csvファイル、pcprop.c
svファイル、flist.txtファイル及びcli
st.batファイルを管理対象PC120に送信する
処理を行う。前記ファイルがファイルサーバ100から
送信されるとステップ502で管理対象PC120の再
構築用ファイル格納処理部311は、前記送信されたフ
ァイルを取得して所定のディレクトリに格納する。
【0052】ステップ503では、前記取得したpcc
trl.csvファイルの作業フラグの内容を調べ、そ
の作業フラグが「1」である場合にはステップ504へ
進む。ステップ504では、前記取得したpcctr
l.csvファイルのダウンロードフラグの内容を調
べ、そのダウンロードフラグが「1」である場合にはス
テップ505へ進む。
trl.csvファイルの作業フラグの内容を調べ、そ
の作業フラグが「1」である場合にはステップ504へ
進む。ステップ504では、前記取得したpcctr
l.csvファイルのダウンロードフラグの内容を調
べ、そのダウンロードフラグが「1」である場合にはス
テップ505へ進む。
【0053】ステップ505では、前記取得したfli
st.txtファイル中にて「L」で指定されたマスタ
ファイルの内容をpcctrl.csvファイルのダウ
ンロード元からダウンロードするダウンロード要求をフ
ァイルサーバ100へ送る。ファイルサーバ100の再
構築用ファイル送信処理部211は、管理対象PC12
0での再構築処理によって要求されたマスタファイルの
内容を管理対象PC120に送信する処理を行う。前記
マスタファイルの内容がファイルサーバ100から送信
されるとステップ505で管理対象PC120の再構築
用ファイル格納処理部311は、前記送信されたマスタ
ファイルの内容を取得してバックアップドライブ307
に格納する。この様にマスタファイルの内容が更新され
ている場合のみ、ダウンロードを行うことにより、ファ
イルサーバ100の通信負荷を低減させることができ
る。
st.txtファイル中にて「L」で指定されたマスタ
ファイルの内容をpcctrl.csvファイルのダウ
ンロード元からダウンロードするダウンロード要求をフ
ァイルサーバ100へ送る。ファイルサーバ100の再
構築用ファイル送信処理部211は、管理対象PC12
0での再構築処理によって要求されたマスタファイルの
内容を管理対象PC120に送信する処理を行う。前記
マスタファイルの内容がファイルサーバ100から送信
されるとステップ505で管理対象PC120の再構築
用ファイル格納処理部311は、前記送信されたマスタ
ファイルの内容を取得してバックアップドライブ307
に格納する。この様にマスタファイルの内容が更新され
ている場合のみ、ダウンロードを行うことにより、ファ
イルサーバ100の通信負荷を低減させることができ
る。
【0054】ステップ506では、バックアップドライ
ブ307からマスタファイルの内容を読み出して、通常
使用OSの動作環境で使用している領域に格納してステ
ップ507へ進み、管理対象PC120をリブートす
る。この様に本実施形態では、バックアップドライブ3
07の内容を、通常使用OSが使用する領域に上書きし
て動作環境の再構築を行っている為、以前の動作環境で
使用していたデータが上書きにより消去されてしまうこ
とが考えられるが、データを別ドライブや別パーティッ
ションとしてデータを保持することとしても良い。
ブ307からマスタファイルの内容を読み出して、通常
使用OSの動作環境で使用している領域に格納してステ
ップ507へ進み、管理対象PC120をリブートす
る。この様に本実施形態では、バックアップドライブ3
07の内容を、通常使用OSが使用する領域に上書きし
て動作環境の再構築を行っている為、以前の動作環境で
使用していたデータが上書きにより消去されてしまうこ
とが考えられるが、データを別ドライブや別パーティッ
ションとしてデータを保持することとしても良い。
【0055】一方、ステップ501で管理対象PC12
0の所定のディレクトリにinit.datファイルが
存在しているかどうかを調べた結果、init.dat
ファイルが存在していない場合にはステップ508へ進
み、lin.datを削除して保守用OSの動作下で管
理対象PC120を利用可能な状態とする。
0の所定のディレクトリにinit.datファイルが
存在しているかどうかを調べた結果、init.dat
ファイルが存在していない場合にはステップ508へ進
み、lin.datを削除して保守用OSの動作下で管
理対象PC120を利用可能な状態とする。
【0056】また、ステップ503でpcctrl.c
svファイルの作業フラグの内容を調べた結果、その作
業フラグが「0」である場合には、ステップ509でl
in.datを削除した後、ステップ510でログイン
画面表示を行って、保守用として指定されているOSの
動作下での各ユーザによる管理対象PC120の利用が
可能な状態とする。
svファイルの作業フラグの内容を調べた結果、その作
業フラグが「0」である場合には、ステップ509でl
in.datを削除した後、ステップ510でログイン
画面表示を行って、保守用として指定されているOSの
動作下での各ユーザによる管理対象PC120の利用が
可能な状態とする。
【0057】図6は本実施形態の通常使用OS起動時の
処理手順を示すフローチャートである。図6に示す様に
管理対象PC120の個別情報設定処理部312は、前
記マスタファイルの格納が行われた管理対象PC120
の個別情報を設定する処理を行う。
処理手順を示すフローチャートである。図6に示す様に
管理対象PC120の個別情報設定処理部312は、前
記マスタファイルの格納が行われた管理対象PC120
の個別情報を設定する処理を行う。
【0058】ステップ601で管理対象PC120の個
別情報設定処理部312は、管理対象PC120の所定
のディレクトリにinit.datファイルが存在して
いるかどうかを調べ、init.datファイルが存在
している場合にはステップ602へ進む。
別情報設定処理部312は、管理対象PC120の所定
のディレクトリにinit.datファイルが存在して
いるかどうかを調べ、init.datファイルが存在
している場合にはステップ602へ進む。
【0059】ステップ602では、pcprop.cs
vファイルからネットワークのホスト名やグループ名等
のその管理対象PC120に固有の情報を読み出して設
定する。ステップ603では、flist.txtファ
イル中にて「W」で指定されたウイルス定義ファイル等
をダウンロードするダウンロード要求をファイルサーバ
100へ送る。ファイルサーバ100の再構築用ファイ
ル送信処理部211は、管理対象PC120によって要
求されたファイルを管理対象PC120に送信する処理
を行う。前記要求したファイルがファイルサーバ100
から送信されるとステップ603で管理対象PC120
の個別情報設定処理部312は、前記送信されたファイ
ルを取得して所定のディレクトリに格納し、ウイルス定
義ファイル等の更新を行う。
vファイルからネットワークのホスト名やグループ名等
のその管理対象PC120に固有の情報を読み出して設
定する。ステップ603では、flist.txtファ
イル中にて「W」で指定されたウイルス定義ファイル等
をダウンロードするダウンロード要求をファイルサーバ
100へ送る。ファイルサーバ100の再構築用ファイ
ル送信処理部211は、管理対象PC120によって要
求されたファイルを管理対象PC120に送信する処理
を行う。前記要求したファイルがファイルサーバ100
から送信されるとステップ603で管理対象PC120
の個別情報設定処理部312は、前記送信されたファイ
ルを取得して所定のディレクトリに格納し、ウイルス定
義ファイル等の更新を行う。
【0060】ステップ604では、init.datを
削除し、ステップ605では、その管理対象PC120
のPC名の付いた空ファイルをファイルサーバ100へ
送信する。ファイルサーバ100では、前記PC名の付
いた空ファイルの名称と更新日時を当該再構築処理の終
了ログとして使用する。またステップ606では、その
管理対象PC120への個別コマンドを示すclis
t.batを実行し、当該管理対象PC120への個別
処理を行い、ステップ607では、当該管理対象PC1
20をリブートする。
削除し、ステップ605では、その管理対象PC120
のPC名の付いた空ファイルをファイルサーバ100へ
送信する。ファイルサーバ100では、前記PC名の付
いた空ファイルの名称と更新日時を当該再構築処理の終
了ログとして使用する。またステップ606では、その
管理対象PC120への個別コマンドを示すclis
t.batを実行し、当該管理対象PC120への個別
処理を行い、ステップ607では、当該管理対象PC1
20をリブートする。
【0061】一方、ステップ601で管理対象PC12
0の所定のディレクトリにinit.datファイルが
存在しているかどうかを調べた結果、init.dat
ファイルが存在していない場合にはステップ608へ進
む。
0の所定のディレクトリにinit.datファイルが
存在しているかどうかを調べた結果、init.dat
ファイルが存在していない場合にはステップ608へ進
む。
【0062】ステップ608では、デフォルト以外のシ
ョートカットをデスクトップから消去し、通常使用OS
の環境を初期化する。ステップ609では、ファイルサ
ーバ100からpcctrl.csvファイルを取得し
て所定のディレクトリに格納し、リブートする度にpc
ctrl.csvの内容を最新の状態にしておく。ステ
ップ610では、通常使用OSの管理下で管理対象PC
120を利用する。
ョートカットをデスクトップから消去し、通常使用OS
の環境を初期化する。ステップ609では、ファイルサ
ーバ100からpcctrl.csvファイルを取得し
て所定のディレクトリに格納し、リブートする度にpc
ctrl.csvの内容を最新の状態にしておく。ステ
ップ610では、通常使用OSの管理下で管理対象PC
120を利用する。
【0063】次に本実施形態において、管理対象PC1
20の動作環境の再構築処理を行う場合の一連の処理手
順について前記の図を参照して説明する。
20の動作環境の再構築処理を行う場合の一連の処理手
順について前記の図を参照して説明する。
【0064】まず管理対象PC120の電源が投入され
ると、図4のステップ401で管理対象PC120の再
構築制御処理部310は、管理対象PC120の所定の
ディレクトリにinit.datファイルが存在してい
るかどうかを調べる。この時点ではまだ再構築は開始さ
れていないのでinit.datファイル存在しておら
ず、よってステップ402へ進む。
ると、図4のステップ401で管理対象PC120の再
構築制御処理部310は、管理対象PC120の所定の
ディレクトリにinit.datファイルが存在してい
るかどうかを調べる。この時点ではまだ再構築は開始さ
れていないのでinit.datファイル存在しておら
ず、よってステップ402へ進む。
【0065】ステップ402では、管理対象PC120
の所定のディレクトリにlin.datファイルが存在
しているかどうかを調べる。ここでは保守用OSを通常
のOSとして特定の管理対象PC120を動作させる訳
ではないのでlin.datファイルは存在しておら
ず、よってステップ403へ進む。
の所定のディレクトリにlin.datファイルが存在
しているかどうかを調べる。ここでは保守用OSを通常
のOSとして特定の管理対象PC120を動作させる訳
ではないのでlin.datファイルは存在しておら
ず、よってステップ403へ進む。
【0066】ステップ403では、管理対象PC120
の所定のディレクトリにpcctrl.csvファイル
が存在しているかどうかを調べる。ここでは通常前回取
得したpcctrl.csvが存在しているのでステッ
プ405へ進む。
の所定のディレクトリにpcctrl.csvファイル
が存在しているかどうかを調べる。ここでは通常前回取
得したpcctrl.csvが存在しているのでステッ
プ405へ進む。
【0067】ステップ405では、現在時刻とpcct
rl.csvファイル中の開始時刻とを比較し、それら
の差が15分以内である場合にステップ407へ進む。
rl.csvファイル中の開始時刻とを比較し、それら
の差が15分以内である場合にステップ407へ進む。
【0068】ステップ407では、pcctrl.cs
vファイル中の作業フラグの内容を調べる。ここでは保
守用OSにより管理対象PC120を動作させる訳では
ないので、その作業フラグは「1」となっており、ステ
ップ409でinit.datを作成した後、保守用O
Sを起動する。
vファイル中の作業フラグの内容を調べる。ここでは保
守用OSにより管理対象PC120を動作させる訳では
ないので、その作業フラグは「1」となっており、ステ
ップ409でinit.datを作成した後、保守用O
Sを起動する。
【0069】保守用OSが起動されると、図5のステッ
プ501で管理対象PC120の再構築用ファイル格納
処理部311は、管理対象PC120の所定のディレク
トリにinit.datファイルが存在しているかどう
かを調べ、ステップ409で作成したinit.dat
ファイルが存在しているのでステップ502へ進む。
プ501で管理対象PC120の再構築用ファイル格納
処理部311は、管理対象PC120の所定のディレク
トリにinit.datファイルが存在しているかどう
かを調べ、ステップ409で作成したinit.dat
ファイルが存在しているのでステップ502へ進む。
【0070】ステップ502では、pcctrl.cs
vファイル、pcprop.csvファイル、flis
t.txtファイル及びclist.batファイルを
ファイルサーバ100から取得する。
vファイル、pcprop.csvファイル、flis
t.txtファイル及びclist.batファイルを
ファイルサーバ100から取得する。
【0071】ステップ503では、前記取得したpcc
trl.csvファイルの作業フラグの内容を調べる。
前記のステップ407と同様、その作業フラグは「1」
であるのでステップ504へ進む。
trl.csvファイルの作業フラグの内容を調べる。
前記のステップ407と同様、その作業フラグは「1」
であるのでステップ504へ進む。
【0072】ステップ504では、前記取得したpcc
trl.csvファイルのダウンロードフラグの内容を
調べ、そのダウンロードフラグが「1」である場合には
ステップ505へ進む。マスタファイルの内容が更新さ
れている場合には、ダウンロードフラグが「1」となっ
ているので、ステップ505では、ファイルサーバ10
0からマスタファイルの内容を取得してバックアップド
ライブ307に格納する。
trl.csvファイルのダウンロードフラグの内容を
調べ、そのダウンロードフラグが「1」である場合には
ステップ505へ進む。マスタファイルの内容が更新さ
れている場合には、ダウンロードフラグが「1」となっ
ているので、ステップ505では、ファイルサーバ10
0からマスタファイルの内容を取得してバックアップド
ライブ307に格納する。
【0073】ステップ506では、バックアップドライ
ブ307からマスタファイルの内容を読み出して、通常
使用OSの動作環境で使用している領域に格納してステ
ップ507へ進み、管理対象PC120をリブートす
る。
ブ307からマスタファイルの内容を読み出して、通常
使用OSの動作環境で使用している領域に格納してステ
ップ507へ進み、管理対象PC120をリブートす
る。
【0074】管理対象PC120をリブートすると、再
び図4のステップ401の処理が行われる。ここでは、
前回のステップ409の処理でinit.datファイ
ルが作成されているので、ステップ410へ進み、通常
使用OSを起動する。
び図4のステップ401の処理が行われる。ここでは、
前回のステップ409の処理でinit.datファイ
ルが作成されているので、ステップ410へ進み、通常
使用OSを起動する。
【0075】通常使用OSが起動されると、図6のステ
ップ601で管理対象PC120の個別情報設定処理部
312は、管理対象PC120の所定のディレクトリに
init.datファイルが存在しているかどうかを調
べる。前記の様にinit.datファイルが存在して
いるのでステップ602〜ステップ607へ進み、固有
情報の設定、ファイルのダウンロード、init.da
tの削除、終了ログの記録、個別コマンドの実行を行っ
た後、当該管理対象PC120をリブートする。
ップ601で管理対象PC120の個別情報設定処理部
312は、管理対象PC120の所定のディレクトリに
init.datファイルが存在しているかどうかを調
べる。前記の様にinit.datファイルが存在して
いるのでステップ602〜ステップ607へ進み、固有
情報の設定、ファイルのダウンロード、init.da
tの削除、終了ログの記録、個別コマンドの実行を行っ
た後、当該管理対象PC120をリブートする。
【0076】管理対象PC120をリブートすると、再
び図4のステップ401の処理が行われるが、前回のス
テップ604の処理でinit.datファイルが削除
されているので、ステップ402からステップ406へ
進み、再び通常使用OSを起動する。
び図4のステップ401の処理が行われるが、前回のス
テップ604の処理でinit.datファイルが削除
されているので、ステップ402からステップ406へ
進み、再び通常使用OSを起動する。
【0077】通常使用OSが起動されると、再び図6の
ステップ601の処理が行われ、init.datファ
イルが存在していないのでステップ608へ進む。ステ
ップ608では、デフォルト以外のショートカットをデ
スクトップから消去し、通常使用OSの環境を初期化
し、ステップ609では、ファイルサーバ100からp
cctrl.csvファイルを取得し、ステップ610
では、前記の様に再構築された通常使用OSの管理下で
管理対象PC120を利用可能な状態とする。
ステップ601の処理が行われ、init.datファ
イルが存在していないのでステップ608へ進む。ステ
ップ608では、デフォルト以外のショートカットをデ
スクトップから消去し、通常使用OSの環境を初期化
し、ステップ609では、ファイルサーバ100からp
cctrl.csvファイルを取得し、ステップ610
では、前記の様に再構築された通常使用OSの管理下で
管理対象PC120を利用可能な状態とする。
【0078】前記の様に本実施形態では、所定の条件の
条件が満たされた場合に保守用OSを起動して再構築処
理を開始し、保守用OSの動作により、マスタPC11
0の動作環境で用いられているマスタファイルの内容を
管理対象PC120に格納した後、管理対象PC120
の個別情報を設定して通常使用OSの動作環境を再構築
するので、複数の管理対象PC120の動作環境を再構
築する際にその動作環境の再構築を効率的に行うことが
可能である。
条件が満たされた場合に保守用OSを起動して再構築処
理を開始し、保守用OSの動作により、マスタPC11
0の動作環境で用いられているマスタファイルの内容を
管理対象PC120に格納した後、管理対象PC120
の個別情報を設定して通常使用OSの動作環境を再構築
するので、複数の管理対象PC120の動作環境を再構
築する際にその動作環境の再構築を効率的に行うことが
可能である。
【0079】例えば、悪質なウイルスに複数の管理対象
PC120が感染してしまった場合や、大学等の教育機
関で学生等の未熟な操作により多くの管理対象PC12
0の動作が不安定となってしまった場合には、複数の管
理対象PC120の動作環境を前記の様に一斉に再構築
することにより、管理対象PC120の状態をマスタP
C110と同じ状態に戻すことができる。
PC120が感染してしまった場合や、大学等の教育機
関で学生等の未熟な操作により多くの管理対象PC12
0の動作が不安定となってしまった場合には、複数の管
理対象PC120の動作環境を前記の様に一斉に再構築
することにより、管理対象PC120の状態をマスタP
C110と同じ状態に戻すことができる。
【0080】またソフトウェアのバージョンアップ作業
やウイルス定義ファイルなどの定期更新作業を行う際
に、1台のマスタPC110に対してバージョンアップ
作業や定期更新作業を行えば、その更新内容を全ての管
理対象PC120に一斉に反映させることが可能であ
り、管理対象PC120の数が多い程、運用コストを低
減させることができる。
やウイルス定義ファイルなどの定期更新作業を行う際
に、1台のマスタPC110に対してバージョンアップ
作業や定期更新作業を行えば、その更新内容を全ての管
理対象PC120に一斉に反映させることが可能であ
り、管理対象PC120の数が多い程、運用コストを低
減させることができる。
【0081】次に本実施形態において、保守用OSを通
常のOSとして特定の管理対象PC120を動作させる
場合の一連の処理手順について前記の図を参照して説明
する。保守用OSを通常のOSとして特定の管理対象P
C120を動作させる場合には、その特定の管理対象P
C120の所定のディレクトリにlin.datファイ
ルを作成してリブートする。
常のOSとして特定の管理対象PC120を動作させる
場合の一連の処理手順について前記の図を参照して説明
する。保守用OSを通常のOSとして特定の管理対象P
C120を動作させる場合には、その特定の管理対象P
C120の所定のディレクトリにlin.datファイ
ルを作成してリブートする。
【0082】管理対象PC120をリブートすると、ス
テップ401で管理対象PC120の再構築制御処理部
310は、init.datファイルが存在していなの
でステップ402へ進み、ステップ402では、li
n.datファイルが存在しているのでステップ411
へ進み、保守用OSを起動する。
テップ401で管理対象PC120の再構築制御処理部
310は、init.datファイルが存在していなの
でステップ402へ進み、ステップ402では、li
n.datファイルが存在しているのでステップ411
へ進み、保守用OSを起動する。
【0083】保守用OSが起動されると、図5のステッ
プ501で管理対象PC120の再構築用ファイル格納
処理部311は、init.datファイルが存在して
いないのでステップ508へ進み、lin.datを削
除して保守用OSの動作下で管理対象PC120を利用
可能な状態とする。
プ501で管理対象PC120の再構築用ファイル格納
処理部311は、init.datファイルが存在して
いないのでステップ508へ進み、lin.datを削
除して保守用OSの動作下で管理対象PC120を利用
可能な状態とする。
【0084】また本実施形態において、保守用OSを通
常のOSとして複数の管理対象PC120を動作させる
場合には、ファイルサーバ100のpcctrl.cs
vファイルの作業フラグに「0」を設定しておき、管理
対象PC120がそのpcctrl.csvファイルを
ファイルサーバ100から取得した後にリブートする。
常のOSとして複数の管理対象PC120を動作させる
場合には、ファイルサーバ100のpcctrl.cs
vファイルの作業フラグに「0」を設定しておき、管理
対象PC120がそのpcctrl.csvファイルを
ファイルサーバ100から取得した後にリブートする。
【0085】管理対象PC120をリブートすると、図
4のステップ407で管理対象PC120の再構築制御
処理部310は、pcctrl.csvファイル中の作
業フラグの内容を調べ、その作業フラグが「0」である
のでステップ408で保守用OSを起動する。
4のステップ407で管理対象PC120の再構築制御
処理部310は、pcctrl.csvファイル中の作
業フラグの内容を調べ、その作業フラグが「0」である
のでステップ408で保守用OSを起動する。
【0086】保守用OSが起動されると、図5のステッ
プ503で管理対象PC120の再構築用ファイル格納
処理部311は、pcctrl.csvファイルの作業
フラグの内容を調べ、その作業フラグが「0」であるの
で、ステップ509でlin.datを削除した後、ス
テップ510でログイン画面表示を行って、保守用とし
て指定されているOSの動作下での各ユーザによる管理
対象PC120の利用が可能な状態とする。
プ503で管理対象PC120の再構築用ファイル格納
処理部311は、pcctrl.csvファイルの作業
フラグの内容を調べ、その作業フラグが「0」であるの
で、ステップ509でlin.datを削除した後、ス
テップ510でログイン画面表示を行って、保守用とし
て指定されているOSの動作下での各ユーザによる管理
対象PC120の利用が可能な状態とする。
【0087】前記の様に本実施形態では、lin.da
tやpcctrl.csvファイルの作業フラグにより
保守用OSの動作下での管理対象PC120の利用を可
能とするので、特定の管理対象PC120や複数の管理
対象PC120で動作させるOSの変更を効率的に行う
ことが可能である。
tやpcctrl.csvファイルの作業フラグにより
保守用OSの動作下での管理対象PC120の利用を可
能とするので、特定の管理対象PC120や複数の管理
対象PC120で動作させるOSの変更を効率的に行う
ことが可能である。
【0088】以上説明した様に本実施形態の情報処理装
置再構築システムによれば、マスタ情報処理装置の動作
環境で用いられているマスタファイルにより通常使用O
Sの動作環境を再構築するので、通常使用するOSの動
作環境の再構築を効率的に行うことが可能である。
置再構築システムによれば、マスタ情報処理装置の動作
環境で用いられているマスタファイルにより通常使用O
Sの動作環境を再構築するので、通常使用するOSの動
作環境の再構築を効率的に行うことが可能である。
【0089】
【発明の効果】本発明によればマスタ情報処理装置の動
作環境で用いられているマスタファイルにより通常使用
OSの動作環境を再構築するので、通常使用するOSの
動作環境の再構築を効率的に行うことが可能である。
作環境で用いられているマスタファイルにより通常使用
OSの動作環境を再構築するので、通常使用するOSの
動作環境の再構築を効率的に行うことが可能である。
【図1】本実施形態の情報処理装置再構築システムの概
略構成を示す図である。
略構成を示す図である。
【図2】本実施形態のファイルサーバ100の概略構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本実施形態の管理対象PC120の概略構成を
示す図である。
示す図である。
【図4】本実施形態の管理対象PC120の電源投入/
リブート時の処理手順を示すフローチャートである。
リブート時の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態の保守用OS起動時の処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】本実施形態の通常使用OS起動時の処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
100…ファイルサーバ、110…マスタPC、120
…管理対象PC、201…CPU、202…メモリ、2
03…磁気ディスク装置、204…入力装置、205…
出力装置、206…CD−ROM装置、207…再構築
用ファイル、210…再構築用ファイル更新処理部、2
11…再構築用ファイル送信処理部、301…CPU、
302…メモリ、303…磁気ディスク装置、304…
入力装置、305…出力装置、306…CD−ROM装
置、307…バックアップドライブ、310…再構築制
御処理部、311…再構築用ファイル格納処理部、31
2…個別情報設定処理部。
…管理対象PC、201…CPU、202…メモリ、2
03…磁気ディスク装置、204…入力装置、205…
出力装置、206…CD−ROM装置、207…再構築
用ファイル、210…再構築用ファイル更新処理部、2
11…再構築用ファイル送信処理部、301…CPU、
302…メモリ、303…磁気ディスク装置、304…
入力装置、305…出力装置、306…CD−ROM装
置、307…バックアップドライブ、310…再構築制
御処理部、311…再構築用ファイル格納処理部、31
2…個別情報設定処理部。
Claims (3)
- 【請求項1】 情報処理装置が動作する際に用いられる
各種ファイルやデータの再構築を行う情報処理装置再構
築方法において、 所定の条件が満たされた場合に保守用OSを起動して再
構築処理の動作を制御するステップと、保守用OSの動
作により、マスタ情報処理装置の動作環境で用いられて
いるマスタファイルを通常使用OSの動作環境で用いら
れるファイルとして格納するステップと、前記マスタフ
ァイルの格納が行われた情報処理装置の個別情報を設定
するステップとを有することを特徴とする情報処理装置
再構築方法。 - 【請求項2】 情報処理装置が動作する際に用いられる
各種ファイルやデータの再構築を行う情報処理装置再構
築システムにおいて、 所定の条件が満たされた場合に保守用OSを起動して再
構築処理の動作を制御する再構築制御処理部と、保守用
OSの動作により、マスタ情報処理装置の動作環境で用
いられているマスタファイルを通常使用OSの動作環境
で用いられるファイルとして格納する再構築用ファイル
格納処理部と、前記マスタファイルの格納が行われた情
報処理装置の個別情報を設定する個別情報設定処理部と
を備えることを特徴とする情報処理装置再構築システ
ム。 - 【請求項3】 情報処理装置が動作する際に用いられる
各種ファイルやデータの再構築を行う情報処理装置再構
築システムとしてコンピュータを機能させる為のプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
おいて、 所定の条件が満たされた場合に保守用OSを起動して再
構築処理の動作を制御する再構築制御処理部と、保守用
OSの動作により、マスタ情報処理装置の動作環境で用
いられているマスタファイルを通常使用OSの動作環境
で用いられるファイルとして格納する再構築用ファイル
格納処理部と、前記マスタファイルの格納が行われた情
報処理装置の個別情報を設定する個別情報設定処理部と
してコンピュータを機能させる為のプログラムを記録し
たことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000289744A JP2002099417A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 情報処理装置再構築方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000289744A JP2002099417A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 情報処理装置再構築方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002099417A true JP2002099417A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18773082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000289744A Pending JP2002099417A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 情報処理装置再構築方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002099417A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009199360A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Fujitsu Fip Corp | サーバ構築方法、同方法用コンピュータソフトウェアおよび記憶媒体 |
JP2009282993A (ja) * | 2002-10-03 | 2009-12-03 | I-O Data Device Inc | ハードディスク管理装置 |
JP2012098972A (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Lenovo Singapore Pte Ltd | コンピュータを短時間で起動する方法およびコンピュータ |
JP2014038610A (ja) * | 2012-08-17 | 2014-02-27 | Systex Software & Service Corp | 仮想ディスク使用によるクラスタシステム構築の高速自動化方法 |
CN104317672A (zh) * | 2014-10-24 | 2015-01-28 | 北京奇虎科技有限公司 | 一种系统文件修复的方法、装置及系统 |
-
2000
- 2000-09-25 JP JP2000289744A patent/JP2002099417A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009282993A (ja) * | 2002-10-03 | 2009-12-03 | I-O Data Device Inc | ハードディスク管理装置 |
JP2009199360A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Fujitsu Fip Corp | サーバ構築方法、同方法用コンピュータソフトウェアおよび記憶媒体 |
JP2012098972A (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Lenovo Singapore Pte Ltd | コンピュータを短時間で起動する方法およびコンピュータ |
US8661236B2 (en) | 2010-11-04 | 2014-02-25 | Lenovo (Singapore) Pte Ltd | Partial initialization of divided programs in response to pre-boot and post-boot activation events to rapidly boot a computer system |
JP2014038610A (ja) * | 2012-08-17 | 2014-02-27 | Systex Software & Service Corp | 仮想ディスク使用によるクラスタシステム構築の高速自動化方法 |
CN104317672A (zh) * | 2014-10-24 | 2015-01-28 | 北京奇虎科技有限公司 | 一种系统文件修复的方法、装置及系统 |
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