JP2002098391A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002098391A JP2000292246A JP2000292246A JP2002098391A JP 2002098391 A JP2002098391 A JP 2002098391A JP 2000292246 A JP2000292246 A JP 2000292246A JP 2000292246 A JP2000292246 A JP 2000292246A JP 2002098391 A JP2002098391 A JP 2002098391A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可燃性冷媒が漏洩した場合でも火災等の事故
を防止できる空気調和機を提供する。 【解決手段】 室内機1の外表面に可燃性冷媒ガスを検
知するためのセンサ11を備える。センサ11は、室内
機1のケーシング下部の開口部30に配置されて、室内
機1の外部および内部に漏洩した可燃性冷媒ガスを検知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機に関
し、より詳しくは、可燃性冷媒(微燃性冷媒も含む。こ
の明細書の全体を通して同様。)を用いた空気調和機に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、R22に代わる代替冷媒としてR32などの可燃性
冷媒を用いた空気調和機が提案されている。この種の可
燃性冷媒を用いた空気調和機では、室内機内部や室内機
につながる冷媒配管(連絡配管)から外部へ可燃性冷媒
が漏洩して、火災を起こしたり、酸欠や熱分解による有
毒ガスが発生したりするような事故(以下「火災等の事
故」という。)が懸念される。
【0003】しかしながら、従来の空気調和機では、可
燃性冷媒が漏洩した場合の対策が十分にとられていると
は言えない。
【0004】そこで、この発明の目的は、可燃性冷媒が
漏洩した場合でも火災等の事故を防止できる空気調和機
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の空気調和機は、可燃性冷媒を用い
た空気調和機において、室内機の外表面に可燃性冷媒ガ
スを検知するためのセンサを備えたことを特徴とする。
【0006】この請求項1の空気調和機では、室内機の
外表面に可燃性冷媒ガスを検知するためのセンサを備え
ているので、室内機につながる冷媒配管(連絡配管)か
ら室内へ可燃性冷媒が漏洩した場合や、室内機内部で漏
洩した可燃性冷媒がケーシングの隙間を通して室内機の
外部へ流出した場合に、漏洩してガス化した冷媒をその
センサによって検知できる。したがって、そのセンサの
出力に基づいて警報を発生したり、冷媒回路を遮断した
りすることができ、この結果、火災等の事故を防止でき
る。
【0007】請求項2に記載の空気調和機は、請求項1
に記載の空気調和機において、上記室内機は床置きタイ
プになっており、上記センサは上記室内機の下部に設け
られていることを特徴とする。
【0008】R32などの可燃性冷媒は、空気よりも重
いという性質を有している。したがって、室内機が床に
置かれている場合は、室内機につながる冷媒配管(連絡
配管)から室内へ漏洩した可燃性冷媒や、室内機内部で
漏洩してケーシングの隙間を通して室内機の外部へ流出
した可燃性冷媒が、室内の床に溜まる傾向がある。ここ
で、この請求項2の空気調和機では、上記センサは上記
室内機の下部に設けられているので、室内の床に溜まっ
た可燃性冷媒ガスを、上記センサによって確実に検知で
きる。したがって、火災等の事故を確実に防止できる。
【0009】請求項3に記載の空気調和機は、請求項1
に記載の空気調和機において、上記室内機は天井嵌め込
みタイプになっており、上記センサは上記室内機の天井
裏に面する下部に設けられていることを特徴とする。
【0010】既述のように、R32などの可燃性冷媒
は、空気よりも重いという性質を有している。したがっ
て、室内機が天井に嵌め込まれている場合は、室内機に
つながる冷媒配管(連絡配管)から室内へ漏洩した可燃
性冷媒や、室内機内部で漏洩してケーシングの隙間を通
して室内機の外部へ流出した可燃性冷媒が、天井裏に溜
まる可能性がある。ここで、この請求項3の空気調和機
では、上記センサは上記室内機の天井裏に面する下部に
設けられているので、天井裏に溜まった可燃性冷媒ガス
を、上記センサによって確実に検知できる。したがっ
て、火災等の事故を確実に防止できる。
【0011】請求項4に記載の空気調和機は、請求項1
に記載の空気調和機において、上記センサは、上記室内
機のケーシング下部の開口部に配置されて、上記室内機
の外部および内部に漏洩した可燃性冷媒ガスを検知する
ことを特徴とする。
【0012】既述のように、R32などの可燃性冷媒
は、空気よりも重いという性質を有している。したがっ
て、室内機内部で漏洩した可燃性冷媒は室内機の下部に
溜まる傾向がある。ここで、この請求項4の空気調和機
では、上記センサは、上記室内機のケーシング下部の開
口部に配置されて、上記室内機の外部および内部に漏洩
した可燃性冷媒ガスを検知するので、上記室内機の外部
へ漏洩した可燃性冷媒ガスだけでなく、室内機内部で漏
洩した可燃性冷媒ガスを、上記センサによって確実に検
知できる。したがって、火災等の事故を確実に防止でき
る。
【0013】また、1台の室内機およびその周りから漏
洩した可燃性冷媒ガスを上記センサによって必ず検知で
きるので、火災等の事故を防止するために、1台の室内
機に対して可燃性冷媒ガス検知センサを一つで済ませる
ことができ、コストアップを抑えることができる。な
お、冷媒漏洩の可能性がある箇所、例えば室内機の内部
における冷媒配管と熱交換器との各接続箇所にそれぞれ
冷媒ガスを検知するためのセンサを設けることは、セン
サの数が多くなって、コストアップが大きくなる。
【0014】請求項5に記載の空気調和機は、請求項1
乃至4のいずれか一つに記載の空気調和機において、上
記センサが可燃性冷媒ガスを検知したとき警報を発する
手段を備えたことを特徴とする。
【0015】この請求項5の空気調和機では、上記セン
サが可燃性冷媒ガスを検知したとき警報を発する。した
がって、ユーザは、可燃性冷媒が漏洩したことを知るこ
とができ、室内を換気する、修理のためにサービスマン
を呼ぶなどの処置をとることができる。
【0016】請求項6に記載の空気調和機は、請求項1
乃至5のいずれか一つに記載の空気調和機において、上
記センサが可燃性冷媒ガスを検知したときこの空気調和
機の冷媒回路の運転を停止する制御を行う制御部を備え
たことを特徴とする。
【0017】この請求項6の空気調和機では、上記セン
サが可燃性冷媒ガスを検知したとき、制御部がこの空気
調和機の冷媒回路の運転を停止する制御を行う。したが
って、冷媒回路上に存在する弁によって冷媒回路が遮断
されて、可燃性冷媒の漏洩が抑制される。なお、冷媒配
管に残存した可燃性冷媒は、問題の漏洩箇所から或る程
度流出するが、もはや加圧されないので流出量は少なく
なる。
【0018】請求項7に記載の空気調和機は、請求項1
乃至6のいずれか一つに記載の空気調和機において、上
記可燃性冷媒は、R32若しくはR32を70重量パー
セント以上含む混合冷媒、またはプロパン若しくはプロ
パンを含む混合冷媒であることを特徴とする。
【0019】R32若しくはR32を70重量パーセン
ト以上含む混合冷媒、またはプロパン若しくはプロパン
を含む混合冷媒は、R22に代わる代替冷媒として有望
視されている。この請求項6の空気調和機では、R22
に代わる代替冷媒として有望視されている、R32若し
くはR32を70重量パーセント以上含む混合冷媒、ま
たはプロパン若しくはプロパンを含む混合冷媒が漏洩し
た場合に、火災等の事故を防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
【0021】図1は、一実施形態の空気調和機の室内機
1を、前面パネルを省略して前方から見たところを示し
ている。図2は、その室内機1を、ケーシング2を部分
的に破断して右側方から見たところを示している。この
室内機1は床置きタイプになっていて、略直方体状のケ
ーシング2を備え、室内100の床101に置かれてい
る。
【0022】図2によって分かるように、室内機1のケ
ーシング2内には、前面側に略直方体状の外形を持つ熱
交換器3が設けられ、その背後にファン7が設けられて
いる。熱交換器3の直下には、熱交換器3のフィンの表
面に発生した露を受けるためのドレンパン4が設けられ
ている。さらに、このドレンパン4の直下には、空気を
吹き出すための吹出口5が設けられている。
【0023】図1に示すように、室外機(図示せず)と
室内機1との間で冷媒を循環させるための一対の連絡配
管10が、ケーシング2の左側板2aの下部に設けられ
た穴31を通して室内機1内部に導入されている。この
連絡配管10は、図示を省略しているが、熱交換器3の
伝熱管6に接続されている。この空気調和機では、冷媒
としてR32からなる可燃性冷媒が採用されている。
【0024】室内機1のケーシング2の右側板2bの下
部には、開口部として、ケーシング2を内外に貫通する
穴30が設けられている。この穴30には、R32など
の可燃性冷媒ガスを検知するためのガスセンサ11が収
容されている。このガスセンサ11はケーシング2の外
と内との両方に面しており、室内機1の外部および内部
に漏洩した可燃性冷媒ガスを検知することができる。
【0025】また、室内機1のケーシング2内には、熱
交換器3の右側に隣り合う上部の空間に、この空気調和
機全体の動作を制御するための制御部9が設置されてい
る。制御部9の下方の空間には、可燃性冷媒が漏洩した
とき等の異常発生時に警報を発するための警報器12が
設けられている。この警報器12は、視覚および聴覚を
通して居住者に異常発生を知らせるために、LED(発
光ダイオード)からなるランプ(図示しない前面パネル
を通して居住者に見えるようになっている。)と、ブザ
ーとを含んでいる。
【0026】なお、制御部9は、図示しない蓄電池によ
ってバックアップされており、この空気調和機の運転停
止時(電源スイッチオフ時)であっても、ガスセンサ1
1による可燃性冷媒ガス検知、警報器12の制御を行う
ことができる。
【0027】この空気調和機の運転時には、制御部9の
制御によって、可燃性冷媒が、室外機から連絡配管10
の一方を通して室内機1内部に送られ、熱交換器3の伝
熱管6を通して流れた後、室内機1外部へ出て、連絡配
管10の他方を通して室外機へ戻される。それととも
に、図2中に示すファン7が回転される。これにより、
室内100の空気が前面パネルのグリルを通してケーシ
ング2内に吸い込まれ、熱交換器3のフィンの間を通っ
て可燃性冷媒との間で熱交換をする。熱交換後の空気
は、ファン7とケーシング2の背板2cとの間の隙間を
通って下方へ流れ、吹出口5を通して室内100へ吹き
出される。
【0028】さて、この空気調和機では、室内機1のケ
ーシング2の右側板2bの下部に、ケーシング2の外と
内との両方に面して可燃性冷媒ガスを検知するためのガ
スセンサ11を備えているので、連絡配管10から室内
100へ可燃性冷媒が漏洩した場合や、室内機1内部で
漏洩した可燃性冷媒がケーシング2の隙間を通して室内
機1の外部へ流出した場合に、漏洩してガス化した冷媒
をそのガスセンサ11によって検知できる。
【0029】すなわち、R32などの可燃性冷媒は、空
気よりも重いという性質を有している。したがって、連
絡配管10から室内100へ漏洩した可燃性冷媒や、室
内機1内部で漏洩してケーシング2の隙間を通して室内
機1の外部へ流出した可燃性冷媒が、室内100の床1
01に溜まる傾向がある。ここで、ガスセンサ11はケ
ーシング2の下部に設けられ、かつケーシング2の外に
面しているので、室内100の床101に溜まった可燃
性冷媒ガスを、ガスセンサ11によって確実に検知でき
る。なお、連絡配管10は室内機1から左方へ延在して
いるが、連絡配管10から漏洩した可燃性冷媒は、室内
100の床101を速やかに拡散して、室内機1の右側
板2bに設けられたガスセンサ11のところまで達す
る。
【0030】また、室内機1内部で漏洩した可燃性冷媒
は室内機1の下部に溜まる傾向がある。例えば図1にお
いて、熱交換器3の左上部の伝熱管接続箇所Xから漏洩
した可燃性冷媒は、下方へ降りてドレンパン4の左端部
に達し、ドレンパン4上を右方向へ移動して、ドレンパ
ン4の右端部から落下してガスセンサ11の近傍に達す
る。ここで、ガスセンサ11は、ケーシング2の下部に
設けられ、かつケーシング2の外だけでなく内にも面し
ているので、室内機1の外部へ漏洩した可燃性冷媒ガス
だけでなく、このような室内機1内部で漏洩した可燃性
冷媒ガスを、ガスセンサ11によって確実に検知でき
る。
【0031】図3は、熱交換器3の左上部の伝熱管接続
箇所Xから可燃性冷媒が漏洩した場合の、冷媒濃度Cの
変化に伴うガスセンサ11の出力(センサ検知電圧)V
outの変化を、漏洩開始からの時間経過に従って示し
ている。分かるように、冷媒濃度Cが増加するに伴って
センサ検知電圧Voutが高くなっている。なお、図3
中に示す基準値Vrefは、可燃性冷媒ガスの濃度Cが
燃焼下限濃度CCLになったときセンサ検知電圧Vout
が示す値に対応している。
【0032】図4に示すように、制御部9は常時、ガス
センサ11によって冷媒濃度Cを検出して(S1)、セ
ンサ検知電圧Voutが基準値Vref以上であるか否
かを判断する(S2)。センサ検知電圧Voutが基準
値Vrefを下回っていれば、可燃性冷媒が漏洩してい
ないと判断して、ガスセンサ11による冷媒濃度検出を
継続する。一方、センサ検知電圧Voutが基準値Vr
ef以上であれば、可燃性冷媒が漏洩したと判断して、
直ちに警報器12によって警報を発する(S3)。具体
的には、LEDランプを点滅させるとともにブザーを鳴
らして、視覚および聴覚を通して居住者に可燃性冷媒が
漏洩したことを知らせる。これにより、ユーザは、可燃
性冷媒が漏洩したことを知ることができ、室内100を
換気する、修理のためにサービスマンを呼ぶなどの処置
をとることができる。また、制御部9は、可燃性冷媒が
漏洩したと判断すると、直ちに冷媒回路の運転を停止す
る制御を行う(S4)。これにより、この空気調和機が
運転中であっても、冷媒回路上に存在する弁によって冷
媒回路を直ちに遮断でき、可燃性冷媒が大量に漏洩する
のを抑制できる。この結果、火災等の事故を防止でき
る。
【0033】この実施形態では、室内機1のケーシング
2の右側板2bの下部に、ケーシング2の外と内との両
方に面して可燃性冷媒ガスを検知するためのガスセンサ
11を設けているので、この室内機1およびその周りか
ら漏洩した可燃性冷媒ガスをガスセンサ11によって必
ず検知できる。したがって、火災等の事故を防止するた
めに、この室内機1に対して可燃性冷媒ガスを検知する
ためのガスセンサを一つで済ませることができ、コスト
アップを抑えることができる。
【0034】図5は、別の実施形態の空気調和機の室内
ユニット50を側方から見た断面を示している。この室
内ユニット50は天井嵌め込みタイプになっていて、略
直方体状のケーシング51を備え、室内200側から天
井201に嵌め込まれている。ケーシング51の下面の
化粧パネル52には、中央部に空気の吸込グリル54
が、周辺部に吹出口55,55,…が形成され、吸込グ
リル54と吹出口55,55,…の間に空気通路56が
形成されている。ケーシング51の内部には、中央部に
ターボファン58が内蔵され、このターボファン58は
主板58aと側板58bとの間に周方向に等間隔で複数
配設されたブレード59,59,…を有している。そし
て、このターボファン58を取り囲み、ブレード59,
59,…に面するように熱交換器60が配設されてい
る。
【0035】建物全体に1箇所設けられた中央ユニット
(図示せず)とこの室内ユニット50との間で冷媒を循
環させるための一対の連絡配管80が、天井ふところ2
03を通りケーシング51の側板を貫通して室内ユニッ
ト50内部に導入されている。この連絡配管10は、図
示を省略しているが、熱交換器60の伝熱管に接続され
ている。この空気調和機では、冷媒としてR32からな
る可燃性冷媒が採用されている。
【0036】室内ユニット50のケーシング51の、天
井裏202に面する下部には、可燃性冷媒ガスを検知す
るためのガスセンサ71が取り付けられている。このガ
スセンサ71は、ケーシング51の外表面に露出してい
るが、天井201の穴に室内ユニット50を嵌めこむ作
業等の邪魔にならないように、ケーシング51の外表面
に埋め込まれている。
【0037】この空気調和機の運転時には、制御部(図
示せず)の制御によって、可燃性冷媒が、中央ユニット
から連絡配管80の一方を通して室内ユニット50内部
に送られ、熱交換器60の伝熱管を通して流れた後、室
内ユニット50外部へ出て、連絡配管80の他方を通し
て中央ユニットへ戻される。それとともに、ターボファ
ン58が回転される。これにより、室内200の空気が
吸込グリル54を通してケーシング51内に吸い込ま
れ、上昇してターボファン58のブレード59,59,
…によって遠心方向に吹き出された後、熱交換器60の
フィンの間を通って可燃性冷媒との間で熱交換をする。
熱交換後の空気は、空気通路56を通って下方へ流れ、
吹出口55を通して室内200へ吹き出される。
【0038】連絡配管80から天井ふところ203へ可
燃性冷媒が漏洩した場合や、室内ユニット50内部内部
で漏洩した可燃性冷媒がケーシング51の隙間を通して
天井ふところ203へ流出した場合、R32などの可燃
性冷媒は空気よりも重いという性質を有していることか
ら、漏洩した可燃性冷媒は天井裏202に溜まる。ここ
で、ガスセンサ71は室内機50の天井裏202に面す
る下部に、ケーシング51の外表面に露出して設けられ
ているので、漏洩した可燃性冷媒を、ガスセンサ71に
よって確実に検知できる。したがって、制御部の制御に
よって、そのセンサの出力に基づいて警報を発生した
り、冷媒回路を遮断したりすることができ、この結果、
火災等の事故を防止できる。
【0039】なお、各実施形態では、可燃性冷媒はR3
2からなるものとしたが、当然ながらこれに限られるも
のではない。この発明は、R32を70重量パーセント
以上含む混合冷媒、またはプロパン若しくはプロパンを
含む混合冷媒など、可燃性冷媒を用いる空気調和機に広
く適用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1乃至
6の空気調和機では、可燃性冷媒が漏洩した場合でも、
漏洩した可燃性冷媒をセンサによって検知できる。した
がって、火災等の事故を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の空気調和機の室内機
を、前面パネルを省略して前方から見たところを示す断
面図である。
【図2】 上記室内機を、ケーシングを部分的に破断し
て右側方から見たところを示す図である。
【図3】 冷媒濃度Cの変化に伴うセンサ検知電圧Vo
utの変化を、漏洩開始からの時間経過に従って示す図
である。
【図4】 上記空気調和機の制御部による制御のフロー
を示す図である。
【図5】 この発明の一実施形態の空気調和機の室内ユ
ニットを、側方から見たところを示す断面図である。
【符号の説明】
1 室内機 2,51 ケーシング 9 制御部 10,80 連絡配管 11,71 ガスセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平良 繁治 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 3L061 BA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃性冷媒を用いた空気調和機におい
    て、 室内機(1,50)の外表面に可燃性冷媒ガスを検知す
    るためのセンサ(11,71)を備えたことを特徴とす
    る空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記室内機(1)は床置きタイプになっており、 上記センサ(11)は上記室内機(1)の下部に設けら
    れていることを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記室内機(50)は天井嵌め込みタイプになってお
    り、 上記センサ(71)は上記室内機(50)の天井裏20
    2に面する下部に設けられていることを特徴とする空気
    調和機。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記センサ(11)は、上記室内機(1)のケーシング
    下部の開口部(30)に配置されて、上記室内機(1)
    の外部および内部に漏洩した可燃性冷媒ガスを検知する
    ことを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の
    空気調和機において、 上記センサ(11)が可燃性冷媒ガスを検知したとき警
    報を発する手段(12,9)を備えたことを特徴とする
    空気調和機。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の
    空気調和機において、 上記センサ(11)が可燃性冷媒ガスを検知したときこ
    の空気調和機の冷媒回路の運転を停止する制御を行う制
    御部(9)を備えたことを特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の
    空気調和機において、 上記可燃性冷媒は、R32若しくはR32を70重量パ
    ーセント以上含む混合冷媒、またはプロパン若しくはプ
    ロパンを含む混合冷媒であることを特徴とする空気調和
    機。
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