JP2002095636A - 脳検査事業システム - Google Patents

脳検査事業システム

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JP2002095636A
JP2002095636A JP2000293076A JP2000293076A JP2002095636A JP 2002095636 A JP2002095636 A JP 2002095636A JP 2000293076 A JP2000293076 A JP 2000293076A JP 2000293076 A JP2000293076 A JP 2000293076A JP 2002095636 A JP2002095636 A JP 2002095636A
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pupil
medical institution
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JP2000293076A
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Shogo Fukushima
省吾 福島
Takeyuki Suzuki
健之 鈴木
Soji Murakami
宗司 村上
Ryoji Nakajima
了治 仲島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】脳検査のための瞳孔反応の計測を被験者の自宅
や公共施設にて実施し、在宅での瞳孔反応計測に基づく
脳検査を実施可能とした脳検査事業システムを提供する
ことにある。 【解決手段】医療機関30より購入または賃借した瞳孔
計測器を用いて、被験者は自宅1a若しくは公共施設1
bにおいて、瞳孔反応を計測する。この計測データはネ
ットワークNTを通じてサーバ管理会社20に設けられ
ているサーバ2に送信される。サーバ2はこの計測デー
タに加え、当該被験者の過去の計測データ若しくは比較
のための他の被験者の計測データをネットワークNTを
通じて医療機関30に送信する。医療機関30はこれら
データを分析した後、その分析結果若しくは分析結果に
基づく処方を直接被験者へ返信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被験者の瞳孔反応
を計測して脳機能検査や脳神経活動検査のような脳検査
を行う、特に被験者の瞳孔対光反応のデータを、ネット
ワークを通じて被験者とデータ分析者間で送受信するこ
とにより、脳機能または神経活動の老化度合いや、自律
神経系疾患や痴呆症さらにアルツハイマー病などの検査
を行う脳検査事業システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に瞳孔の大きさは年齢とともに小さ
くなると一般に言われている(例えば、石川氏ら「普及
型電子瞳孔計イリスコーダ(C−2514)につい
て」、神経眼科、第10巻、第2号、pp.106-110,199
3)。瞳孔の大きさを調節する平滑筋は自律神経系に支配
されており、瞳孔の大きさや瞳孔反応は自律神経系の活
動状態を反映している。また原因は不明であるが、脳機
能と密接な関係があるとされるアルツハイマー病と瞳孔
との関連も指摘されている。
【0003】Scintoらは、散瞳剤を点眼した前後の瞳孔
の拡大率を測定することにより、アルツハイマー病の診
断が可能であると報告している(L.F.M.Scinto氏ら、
「A potentia1 nonivasive neurobio1ogica1 test for
A1zheimer's disease」,Science,266,pp.1051-1054, 1
994)。
【0004】また、瞳孔対光反応が健常者と痴呆患者と
で異なることも報告されている(史ら、「瞳孔対光反応
を用いた痴呆簡易検査法の研究」、医用電子と生体工
学、VoL36,No.3,PP.210-214, 1998)。この瞳孔対光
反応は上記の点眼法と比較して副作用が全くなく短時間
で完了するという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように瞳孔反
応は神経活動を反映しており、神経疾患の検査において
重要な検査対象となるものの、現状では瞳孔反応の定期
検査を行うことは多いとは言えない。
【0006】また通常、医師の元を訪れるのは心身に何
らかの異常を来してからであり、健常時に検査目的で診
療に訪れることは少ない。このことは、例えばアルツハ
イマー病などの進行性疾患のように、個人での病識がな
く徐々に健常状態から疾患へと進行していくような場
合、診断が手遅れとなり有効な処方がとれなくなるとい
う問題が生じる。
【0007】血圧や体温などの検査指標は広く社会に浸
透しており、計測器を個人で所有し個人で健康管理を行
うことが可能である。しかしながら瞳孔計測に関しては
社会に浸透しているとは言えず、その計測結果を個人で
解釈するのは非常に困難である。
【0008】一方、先に述べたように、瞳孔計測を定期
的に行うことは、神経性の進行性疾患の早期診断を行う
ために非常に重要であると考えられるが、健常な状態で
定期的に通院することは時間を要し、つい怠られる傾向
にある。
【0009】本発明は,これらの問題点を解決するため
に為されたもので,脳検査のための瞳孔反応の計測を被
験者の自宅や公共施設にて実施し、在宅での瞳孔反応計
測に基づく脳検査を実施可能とした脳検査事業システム
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、医療機関より購入または賃借し
た瞳孔計測器を用いて被験者の瞳孔反応を計測し、該計
測データをサーバにネットワークを通じて送信し、上記
サーバからは上記計測データの他に、少なくとも当該被
験者の過去の計測データ若しくは比較のための他の被験
者の計測データを上記医療機関にネットワークを通じて
送信し、上記医療機関では上記当該被験者の今回の瞳孔
反応の上記計測データを分析した後、その分析結果若し
くは分析結果に基づく処方を上記医療機関より上記当該
被験者へ直接返信することを特徴とする。
【0011】請求項2の発明では、瞳孔計測器の提供会
社より購入または賃借した瞳孔計測器を用いて被験者の
瞳孔反応を計測し、該計測データをサーバにネットワー
クを通じて送信し、上記サーバでは上記計測データの他
に、少なくとも当該被験者の過去の計測データ若しくは
比較のための他の被験者の計測データを上記医療機関に
ネットワークを通じて送信し、上記医療機関では上記当
該被験者の今回の瞳孔反応の上記計測データを分析した
後、その分析結果または処方を上記医療機関より上記当
該被験者側へ直接返信することを特徴とする。
【0012】請求項3の発明では、医療機関若しくは瞳
孔計測器の提供会社より購入または賃借した瞳孔計測器
を用いて被験者の瞳孔反応を計測し、該計測データをサ
ーバにネットワークを通じて送信し、上記サーバでは上
記計測データの他に、少なくとも当該被験者の過去の計
測データ若しくは比較のための他被験者の計測データを
上記医療機関にネットワークを通じて送信し、上記医療
機関では上記当該被験者の今回の瞳孔反応の上記計測デ
ータを分析した後、その分析結果または処方を上記医療
機関より上記サーバとネットワークとを経由して上記当
該被験者側へ返信することを特徴とする。
【0013】請求項4の発明では、瞳孔計測器の提供会
社より購入または賃借した瞳孔計測器を用いて被験者の
瞳孔反応を計測し、該計測データをサーバにネットワー
クを通じて送信し、上記サーバではサーバ内蔵のソフト
ウェアプログラムによって上記瞳孔反応に関するデータ
を分析した後、その分析結果に基づいた瞳孔反応にかか
る関連データをネットワークを通じて当該被験者側へ自
動的に送信することを特徴とする。
【0014】請求項5の発明では、医療機関より購入ま
たは賃借した瞳孔計測器を用いて被験者の瞳孔反応を計
測し、該計測データをサーバにネットワークを通じて送
信し、上記サーバでは上記計測データの他に、少なくと
も当該被験者の過去の計測データ若しくは比較のための
他被験者の計測データを上記医療機関にネットワークを
通じて送信し、上記医療機関では上記当該被験者の今回
の上記瞳孔反応の上記計測データを分析した後、その分
析結果または分析結果に基づく処方を、上記医療機関よ
り直接若しくはネットワークを経由して上記当該被験者
側へ返信するとともに上記医療機関から当該医療行為に
対する診療報酬を保険支払機関に請求し、上記保険支払
機関では上記請求に応じて保険支払を上記医療機関に支
払うことを特徴とする。
【0015】請求項6の発明では、請求項1乃至5の何
れかの発明において、各年代別の健常男女の瞳孔反応に
関するデータベースを備えた上記サーバによって当該被
験者の今回の瞳孔反応の計測データと上記データベース
の計測データとを比較して分析した分析結果または分析
結果に基づく処方を、被験者側へ返信することを特徴と
する。
【0016】請求項7の発明では、請求項1乃至5の何
れかの発明において、特定症例の患者の瞳孔反応に関す
るデータベースを備えたサーバによって当該被験者の今
回の瞳孔反応の計測データと上記特定症例の患者の計測
データとを比較して分析した分析結果または分析結果に
基づく処方を、被験者側へ返信することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。 (実施形態1)図1は本実施形態のシステム構成を示し
ており、図1に示すように本システムでは瞳孔計測器を
賃借若しくは購入した被験者の自宅1a或いは公共施設
(介護施設を含む)1bのような被験場所10と、シス
テムの中枢となるサーバ2を管理しているサーバ管理会
社20と、病院、契約医師等を含む医療機関30とに別
れている。サーバ管理会社20は本脳検査事業の運営も
兼ねているが,サーバ管理とサービス運営を別々の事業
者で行ってもよい。
【0018】本実施形態のサーバ管理会社20はまず医
療機関30に瞳孔計測器を販売または貸与する(矢印
で示す)。
【0019】医療機関30は、瞳孔検査希望者若しくは
瞳孔検査を受ける必要のある者、つまり被験者に瞳孔計
測器を有料で貸与若しくは販売する(矢印で示す)。
計測の実施する被験場所10は、自宅1aでもよいし公
共施設1bでもよい。高齢者の場合はデイサービスやデ
イケアを行っている介護施設でもよい。
【0020】ここで上記瞳孔計測器について簡単に説明
する。
【0021】この瞳孔計測器の概略構成は図2に示すよ
うに照明手段Aと、瞳孔検出手段Bと、信号処理手段C
とで構成され、照明手段Aは白色の発光ダイオードLE
D1…から構成され、この発光ダイオードLED1…を
点灯若しくは消灯することにより瞳孔反応を誘発するも
のであり、被験者の目Mに対しての光刺激を付与する。
【0022】瞳孔検出手段Bは、赤外線発光ダイオード
LED2…、ハーフミラーHM、CCDカメラCA、遮
光板S1及び遮光板S2から構成され、瞳孔画像を得る
ための手段である。
【0023】演算処理手段Cは、瞳孔画像より瞳孔の大
きさを求める手段であって、例えば瞳孔の大きさとして
瞳孔径を求めるようになっている。
【0024】さらに演算処理手段Cでは、瞳孔径のデー
タに重畳した計測ノイズを除去するために加算平均や移
動平均などのデータ処理を行うとともに、瞳孔変動を示
す種々の指標、例えば縮瞳速度や散瞳速度などの指標を
算出する。
【0025】具体的には本実施形態の演算処理手段3
は、瞳孔画像から瞳孔データを求めてその瞳孔データを
導出する処理を行う画像処理機能と、瞳孔データから瞳
孔径を求めるとともに、重畳した計測ノイズを除去する
ために加算平均や移動平均などのデータ処理を行い、更
に瞳孔変動を示す種々の指標、例えば縮瞳速度や散瞳速
度などの指標を演算する演算処理機能と、演算処理機能
で求めた計測データを記憶保持する記憶手段と、インタ
ーネットNTを通じてサーバ管理会社20のサーバ2に
対して計測データを送信する通信機能とで構成されてい
る。
【0026】使用時には照明手段1を構成する白色発光
ダイオードLED1点灯若しくは消灯することにより瞳
孔反応を誘発するための光刺激を被験者に与える。
【0027】一方人間の眼の網膜は赤外線に対して感度
をもたないので、瞳孔反応を誘発しないため瞳孔検出手
段2のように赤外線に対して感度を持つCCDカメラC
Aを用いることで被験者にとって暗環境であっても瞳孔
を撮像することができるのである。そして瞳孔検出手段
2は赤外線発光ダイオードLED2の赤外線aを瞳孔観
察用の環境光として用いている。
【0028】尚瞳孔の像はハーフミラーHMによって向
きを変更された後CCDカメラCAによって撮像され
る。CCDカメラCAの背後に配置している遮光板S1
は、被験者の意識がCCDカメラCAに向けられるのを
防ぐために、CCDカメラCAが見えないようにするた
めのものである。遮光板S2は、CCDカメラCAが瞳
孔の像以外のものを撮像しないようにハーフミラーHM
をMB面からMA面への透過する光がないように遮光す
るためのものである。尚bはハーフミラーHMの背後か
らの可視光を示す。
【0029】このように構成された瞳孔計測器は例えば
照明手段A及び瞳孔検出手段Bを眼鏡等に組み込むこと
で被験者の装着を容易としている。
【0030】さて上記瞳孔計測器を用いて行う対光反応
計測(瞳孔反応計測)に要する時間は通常10秒程度で
あるが、より信頼性のあるデータを得るためには計測を
複数回行えばよい。
【0031】一方計測対象は光刺激に対する瞳孔の大き
さの変化であるが、具体的には、初期瞳孔の大きさ、潜
時、縮瞳速度、散瞳速度、縮瞳加速度、縮瞳量、縮瞳率
などであり、その数値の意味するところを理解するのは
一般の被験者にとっては非常に困難であるので、得られ
た計測データは演算処理手段Cの通信機能を使用し、イ
ンターネットNTとサーバ2とを経由して医療機関30
に送信される(矢印、)。
【0032】ここでこの送信方法の例として、サーバ管
理会社20のサーバ2が提供するホームページを利用す
る形式が考えられる。ホームページへのアクセスは、イ
ンターネットNTを利用する上での基本操作であり、容
易に操作が可能となる。ホームページにはデータ送信方
法が詳細に記述されており、マニュアル文書をみること
なく画面操作のみで操作可能とすれば操作が容易とな
る。
【0033】さてサーバ2に計測データが送信される
と、サーバ2では予め設定された計測データの送信先の
医療機関30に対して被験者側から計測データを新規に
受け付けた旨の内容の電子メールをインターネットNT
を介して送信する。
【0034】ホームページにアクセスする操作は操作者
の能動的操作を要求するが、電子メールでの送信は、医
療機関30側の端末に電子メールソフトを立ち上げてお
くことによって、新規計測データがあることが受動的に
認知することが可能となり、医療機関30側の従事者へ
の注意を促すことが可能となる。
【0035】医療機関30側は、サーバ2が提供するホ
ームページにアクセスすることにより新規計測データを
ダウンロードすることができる。またサーバ2には、医
療機関30が被験者の計測データの分析に用いる際に比
較参照することができる神経疾患等の特定症例の患者の
瞳孔反応データや同一被験者の過去の瞳孔反応データ、
更には各年代別の健常男女の瞳孔反応に関するデータ等
を蓄積したデータベースを備え、これらの瞳孔反応に関
するデータを医療機関30に対して提供できるようにな
っている。
【0036】従って医療機関30側は診断にあたって、
サーバ2のホームページを介してこれらデータなどの閲
覧・ダウンロードする事が可能となる(矢印)。
【0037】尚サーバ2側では医療機関30側がサーバ
2にアクセスしようとした場合、予め登録されている暗
証番号の入力を要求し、暗証番号が登録されているもの
と一致したときのみにアクセスを許可することで、セキ
ュリティを図っている。
【0038】さて医療機関30では、サーバ2よりダウ
ンロードによって送られきた新規計測データを、瞳孔反
応に関する諸データに基づいて分析し、この分析が完了
すれば分析結果に基づいた検査・診断結果や処方を被験
者に郵送などで直接返信する(矢印で示す)。
【0039】インターネットNT経由で返信しない理由
は、検査・診断結果や処方が非常に個人的な内容であ
り、サーバ管理会社2に対してもその結果を知らせない
ためである。ただし、医療機関30側は、被験者の名前
や連絡先など被験者を第三者が特定できる情報を削除し
てサーバ2に登録することができ、今後の計測データと
の比較を可能としている。
【0040】また被験者に対する医療機関30の検査料
の課金に関しては、被験者が医療機関30に検査料を納
付する形をとっている。一方医療機関30は受領した検
査料の一部をサービス料(データ販売料・データベース
使用料・機器代金)としてサーバ管理会社20に納付す
る。上記課金は一定期間定額でもよいし、データ1件あ
たりに課金する従量制でもよい。
【0041】而して本実施形態では、サーバ管理会社2
0は最低限運営に必要な業務のみを行っているので、被
験者から見てサーバ管理会社20の存在が感じられず、
医療機関30とのつながりがより密になり、安心して検
査を受けることができるという利点がある。 (実施形態2)本実施形態は、図3に示すように瞳孔計
測器の販売または貸与の手続き(機器代金の回収を含
む)が医療機関30によらずサーバ管理会社2によって
行われる(矢印’で示す)点で実施形態1と相違す
る。
【0042】従って本実施形態の場合、医療機関30と
してサーバ管理会社20に支払うサービス料は、データ
販売料・データベース使用料からなる。
【0043】その他の計測データの流れ等を含む情報の
流れや、医療機関30の被験者に対する検査料の課金な
どは実施形態1と同じであるので、ここでは説明は省略
し、図3において、実施形態1と同じデータの流れや構
成要素に対しては図1と同じ符号を付して示す。
【0044】而して本実施形態では、医療機関30が瞳
孔計測器の販売・貸与などの業務を行う必要がなく、サ
ーバ管理会社20に任せているので業務に要する時間や
手間を省けることに利点がある。 (実施形態3)本実施形態は、図4に示すように医療機
関30による分析に基づいた検査・診断結果や処方をイ
ンターネットNT経由で被験者に返信する(矢印’、
’’で示す)点で実施形態2と相違する。その他は実
施形態2と同じあるから図4に示すデータの流れや構成
要素に対しては図3と同じ符号を付して示す。
【0045】本実施形態では被験者の検査・診断結果や
処方は非常に個人的な情報であるためサービス管理会社
20のサーバ2には、第三者がアクセス不可能なように
厳重なセキュリティを施しているのは言うまでもない。
【0046】而して本実施形態では、検査・診断結果や
処方をインターネットNTで返信できるので医療機関3
0での返信に要する業務が簡単になるという利点があ
る。
【0047】尚本実施形態では実施形態2と同様にサー
バ管理会社20から被験者に瞳孔計測器を有料で貸与或
いは販売する方法をとっているが、返信業務の簡単化の
みを図る場合には、実施形態1と同様に医療機関30に
よって被験者に瞳孔計測器を有料で貸与或いは販売する
ようにしても良い。 (実施形態4)実施形態1乃至3の場合、被験者の瞳孔
反応の計測データを医療機関30が分析し、その分析結
果に基づく検査・診断結果や処方を被験者へ送るように
なっているが、本実施形態は医療機関30が介在しない
点に特徴がある。
【0048】つまり本実施形態では、図5に示すように
被験者にはサーバ管理会社20から瞳孔計測器の販売或
いは有料の貸与が為され(矢印’)、瞳孔計測器の計
測データはインターネットNTを通じてサーバ2へ矢印
に示すように送るが、サーバ管理会社20のサーバ2
は送られてきた計測データに対応した種々の瞳孔反応に
関するデータをデータベースから検索するソフトウェア
を実行することで、計測データに近い他の被験者の瞳孔
反応データや、神経疾患等の特定症例の患者の瞳孔反応
データ、更には、同一被験者の過去の瞳孔反応データ或
いは各年代別の健常男女の瞳孔反応に関するデータの内
の対応するデータの閲覧・ダウンロード(矢印)を可
能とし、被験者は瞳孔反応の各指標の意味については理
解できなくても、ダウンロードした他のデータと自己の
計測データとを比較することによって相対的に被験者自
身の神経活動度合を認知することができるのである。
【0049】本実施形態では、被験者に対しては瞳孔計
測器の代金及データベース使用料からなるサービス料が
サーバ管理会社20から請求される。
【0050】而して本実施形態は、医療機関30からの
診断結果や処方が得られないものの、被験者の瞳孔反応
データが、医療機関30も含めた第三者に閲覧されるこ
とが一切ないという点という利点がある。これは、通常
の疾患の場合は医師に相談するのが一般的であるが、前
述したように瞳孔反応は、アルツハイマー病などの種々
の進行性疾患神経系疾患の検査に利用可能であるため、
被験者が他者に検査結果を知られたくない場合などに大
変有効な方法である。 (実施形態5)本実施形態は、図6に示すように脳検査
が保険適用になった場合に保険支払機関40によって保
険料が支払われるため課金方法が実施形態1と相違す
る。つまり医療機関30は検査完了後、保険支払機関4
0に診療報酬請求(矢印)を行い認められれば保険に
よって支払われる。これによって被験者の費用負担は軽
減されるという利点がある。
【0051】本実施形態の場合、医療機関30から被験
者には瞳孔計測器の有料による貸与や購入代金と患者負
担の医療費が請求が為される(矢印)。
【0052】その他の計測データの流れ等を含む情報の
流れや、医療機関30の被験者に対する検査料の課金な
どは実施形態1と同じである。また医療機関30から被
験者へ返信する分析結果や処方はインターネットNTを
介して行うようになっている。勿論医療機関30から直
接被験者に返信するようにしてもよい。
【0053】図6において、他の実施形態と同じデータ
の流れや構成要素に対しては夫々の実施形態の図面で付
した符号と同じ符号を付す。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、医療機関より購入ま
たは賃借した瞳孔計測器を用いて被験者の瞳孔反応を計
測し、該計測データをサーバにネットワークを通じて送
信し、上記サーバからは上記計測データの他に、少なく
とも当該被験者の過去の計測データ若しくは比較のため
の他の被験者の計測データを上記医療機関にネットワー
クを通じて送信し、上記医療機関では上記当該被験者の
今回の瞳孔反応の上記計測データを分析した後、その分
析結果若しくは分析結果に基づく処方を上記医療機関よ
り上記当該被験者へ直接返信するので、分析結果または
分析結果に基づく処方を、被験者側へ返信することを特
徴とする。するので、被験者が医療機関に出かけること
なく、医療機関に対して脳機能や脳神経活動の検査を託
することができ、しかも瞳孔計測器の貸与や購入の窓口
が医療機関であり、且つ分析結果や処方を直接医療機関
から受け取るため、被験者からみてサーバの存在が感じ
られず、そのため医療機関への密なるつながり感を被験
者に与え、被験者が安心して検査を託することができる
という効果がある。
【0055】請求項2の発明は、瞳孔計測器の提供会社
より購入または賃借した瞳孔計測器を用いて被験者の瞳
孔反応を計測し、該計測データをサーバにネットワーク
を通じて送信し、上記サーバでは上記計測データの他
に、少なくとも当該被験者の過去の計測データ若しくは
比較のための他の被験者の計測データを上記医療機関に
ネットワークを通じて送信し、上記医療機関では上記当
該被験者の今回の瞳孔反応の上記計測データを分析した
後、その分析結果または処方を上記医療機関より上記当
該被験者側へ直接返信するので、被験者が医療機関に出
かけることなく、医療機関に対して脳機能や脳神経活動
の検査を託することができ、しかも医療機関側からみて
瞳孔計測器の販売や、貸与の業務を行う必要がないた
め、これら業務に要する時間や手間を省け、更に被験者
からみて計測、分析結果や処方の受け取りという行為に
おいて特にサーバを意識することがないため、医療機関
への密なるつながり感を被験者に与え、被験者が安心し
て検査を託することができるという効果がある。
【0056】請求項3の発明は、医療機関若しくは瞳孔
計測器の提供会社より購入または賃借した瞳孔計測器を
用いて被験者の瞳孔反応を計測し、該計測データをサー
バにネットワークを通じて送信し、上記サーバでは上記
計測データの他に、少なくとも当該被験者の過去の計測
データ若しくは比較のための他被験者の計測データを上
記医療機関にネットワークを通じて送信し、上記医療機
関では上記当該被験者の今回の瞳孔反応の上記計測デー
タを分析した後、その分析結果または処方を上記医療機
関より上記サーバとネットワークとを経由して上記当該
被験者側へ返信するので、被験者が医療機関に出かける
ことなく、医療機関に対して脳機能や脳神経活動の検査
を託することができ、しかも医療機関側からみて瞳孔計
測器の販売や、貸与の業務を行う必要がないため、これ
ら業務に要する時間や手間を省け、また分析結果や処方
の被験者への返信をネットワークを介して行えるため、
医療機関での郵便等による返信に比べて作業量を減らす
ことができ、結果返信業務が簡単になるという効果があ
る。
【0057】請求項4の発明は、瞳孔計測器の提供会社
より購入または賃借した瞳孔計測器を用いて被験者の瞳
孔反応を計測し、該計測データをサーバにネットワーク
を通じて送信し、上記サーバではサーバ内蔵のソフトウ
ェアプログラムによって上記瞳孔反応に関するデータを
分析した後、その分析結果に基づいた瞳孔反応にかかる
関連データをネットワークを通じて当該被験者側へ自動
的に送信するので、医療機関に検査を託することなく、
被験者自身が瞳孔反応計測を行うだけで、自己の瞳孔反
応の分析結果に基づいたデータをサーバから受け取るこ
とができ、そのため被験者が該データを参照することに
より自己の脳機能や脳神経活動状態を被験者が知ること
ができ、被験者が他者に検査結果を知られたくないとい
うような場合に、被験者が安心して使用できるという効
果がある。
【0058】請求項5の発明は、医療機関より購入また
は賃借した瞳孔計測器を用いて被験者の瞳孔反応を計測
し、該計測データをサーバにネットワークを通じて送信
し、上記サーバでは上記計測データの他に、少なくとも
当該被験者の過去の計測データ若しくは比較のための他
被験者の計測データを上記医療機関にネットワークを通
じて送信し、上記医療機関では上記当該被験者の今回の
上記瞳孔反応の上記計測データを分析した後、その分析
結果または分析結果に基づく処方を、上記医療機関より
直接若しくはネットワークを経由して上記当該被験者側
へ返信するとともに上記医療機関から当該医療行為に対
する診療報酬を保険支払機関に請求し、上記保険支払機
関では上記請求に応じて保険支払を上記医療機関に支払
うので、被験者の費用負担の軽減が図れる保険診療を考
慮したシステムを構築することができるという効果があ
る。
【0059】請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れ
かの発明において、各年代別の健常男女の瞳孔反応に関
するデータベースを備えた上記サーバによって当該被験
者の今回の瞳孔反応の計測データと上記データベースの
計測データとを比較して分析した分析結果または分析結
果に基づく処方を、被験者側へ返信するので、また請求
項7の発明は、請求項1乃至5の何れかの発明におい
て、特定症例の患者の瞳孔反応に関するデータベースを
備えたサーバによって当該被験者の今回の瞳孔反応の計
測データと上記特定症例の患者の計測データとを比較し
て分析したので、医療機関が被験者の計測データに基づ
いて診断を行う場合や、或いは被験者自身が自己の状態
の認知する際にサーバのデータベース上のデータを使用
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のシステムの説明図であ
る。
【図2】本発明に用いる瞳孔計測器の一例の構成図であ
る。
【図3】本発明の実施形態2のシステムの説明図であ
る。
【図4】本発明の実施形態3のシステムの説明図であ
る。
【図5】本発明の実施形態4のシステムの説明図であ
る。
【図6】本発明の実施形態5のシステムの説明図であ
る。
【符号の説明】
1a 自宅 1b 公共施設 10 被験場所 20 サーバ管理会社 30 医療機関 NT インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 宗司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 仲島 了治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療機関より購入または賃借した瞳孔計測
    器を用いて被験者の瞳孔反応を計測し、該計測データを
    サーバにネットワークを通じて送信し、上記サーバから
    は上記計測データの他に、少なくとも当該被験者の過去
    の計測データ若しくは比較のための他の被験者の計測デ
    ータを上記医療機関にネットワークを通じて送信し、上
    記医療機関では上記当該被験者の今回の瞳孔反応の上記
    計測データを分析した後、その分析結果若しくは分析結
    果に基づく処方を上記医療機関より上記当該被験者へ直
    接返信することを特徴とする脳検査事業システム。
  2. 【請求項2】瞳孔計測器の提供会社より購入または賃借
    した瞳孔計測器を用いて被験者の瞳孔反応を計測し、該
    計測データをサーバにネットワークを通じて送信し、上
    記サーバでは上記計測データの他に、少なくとも当該被
    験者の過去の計測データ若しくは比較のための他の被験
    者の計測データを上記医療機関にネットワークを通じて
    送信し、上記医療機関では上記当該被験者の今回の瞳孔
    反応の上記計測データを分析した後、その分析結果また
    は処方を上記医療機関より上記当該被験者側へ直接返信
    することを特徴とする脳検査事業システム。
  3. 【請求項3】医療機関若しくは瞳孔計測器の提供会社よ
    り購入または賃借した瞳孔計測器を用いて被験者の瞳孔
    反応を計測し、該計測データをサーバにネットワークを
    通じて送信し、上記サーバでは上記計測データの他に、
    少なくとも当該被験者の過去の計測データ若しくは比較
    のための他被験者の計測データを上記医療機関にネット
    ワークを通じて送信し、上記医療機関では上記当該被験
    者の今回の瞳孔反応の上記計測データを分析した後、そ
    の分析結果または処方を上記医療機関より上記サーバと
    ネットワークとを経由して上記当該被験者側へ返信する
    ことを特徴とする脳検査事業システム。
  4. 【請求項4】瞳孔計測器の提供会社より購入または賃借
    した瞳孔計測器を用いて被験者の瞳孔反応を計測し、該
    計測データをサーバにネットワークを通じて送信し、上
    記サーバではサーバ内蔵のソフトウェアプログラムによ
    って上記瞳孔反応に関するデータを分析した後、その分
    析結果に基づいた瞳孔反応にかかる関連データをネット
    ワークを通じて当該被験者側へ自動的に送信することを
    特徴とする脳検査事業システム。
  5. 【請求項5】医療機関より購入または賃借した瞳孔計測
    器を用いて被験者の瞳孔反応を計測し、該計測データを
    サーバにネットワークを通じて送信し、上記サーバでは
    上記計測データの他に、少なくとも当該被験者の過去の
    計測データ若しくは比較のための他被験者の計測データ
    を上記医療機関にネットワークを通じて送信し、上記医
    療機関では上記当該被験者の今回の上記瞳孔反応の上記
    計測データを分析した後、その分析結果または分析結果
    に基づく処方を、上記医療機関より直接若しくはネット
    ワークを経由して上記当該被験者側へ返信するとともに
    上記医療機関から当該医療行為に対する診療報酬を保険
    支払機関に請求し、上記保険支払機関では上記請求に応
    じて保険支払を上記医療機関に支払うことを特徴とする
    脳検査事業システム。
  6. 【請求項6】各年代別の健常男女の瞳孔反応に関するデ
    ータベースを備えた上記サーバによって当該被験者の今
    回の瞳孔反応の計測データと上記データベースの計測デ
    ータとを比較して分析した分析結果または分析結果に基
    づく処方を、被験者側へ返信することを特徴とする請求
    項1乃至5の何れかに記載の脳検査事業システム。
  7. 【請求項7】特定症例の患者の瞳孔反応に関するデータ
    ベースを備えたサーバによって当該被験者の今回の瞳孔
    反応の計測データと上記特定症例の患者の計測データと
    を比較して分析した分析結果または分析結果に基づく処
    方を、被験者側へ返信することを特徴とする請求項1乃
    至5の何れかに記載の脳検査事業システム。
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JP2016538016A (ja) * 2013-10-22 2016-12-08 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 対象のバイタルサインをモニタするセンサ装置及び方法
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