JP2002095497A - 抗菌性試験用標準試験片及びそれを用いた抗菌性試験方法 - Google Patents

抗菌性試験用標準試験片及びそれを用いた抗菌性試験方法

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JP2002095497A
JP2002095497A JP2000289677A JP2000289677A JP2002095497A JP 2002095497 A JP2002095497 A JP 2002095497A JP 2000289677 A JP2000289677 A JP 2000289677A JP 2000289677 A JP2000289677 A JP 2000289677A JP 2002095497 A JP2002095497 A JP 2002095497A
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water
antibacterial
soluble
resin
test
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JP2000289677A
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English (en)
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Hiroshi Tominaga
浩史 冨永
Koji Ito
孝司 伊東
Yoshiaki Takenaka
義彰 竹中
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は抗菌性試験用標準試験片および試験
方法に関する。本発明は、土壌中等の自然環境下で分解
され得る生分解性のあるインキ、塗料等の被覆剤および
当該被覆剤を使用して得られた被覆物に関する。 【解決手段】水溶性樹脂及び水溶性抗菌剤を含む抗菌性
水溶性樹脂層をプラスチックフィルムに形成してなる抗
菌性試験用標準試験片およびそれを使用した試験方法で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抗菌性試験用標準試
験片および試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、消費者による、商品に対する清
潔、安全性に対する要求の高まりから、抗菌加工を施し
た商品の市場が大きくなりつつある。また、住宅等にお
いて、細菌の繁殖やカビの発生しやすい生活環境となっ
ており、抗菌加工を施した商品の需要が増大している。
【0003】しかし、抗菌加工商品や抗菌加工を施して
いない商品に対する、抗菌性の評価・基準の統一された
試験方法およびその方法に使用し得る標準試験片が要望
されていたが、従来の試験片では、満足し得るものでは
なかった。
【0004】すなわち、従来、抗菌性試験用標準試験片
は、水に不要の抗菌剤を樹脂にある割合で混合・分散し
た溶液を用いてフィルム基材などに塗布されていた。し
かしながら、抗菌剤が溶解しない微粒子であったり、樹
脂が水溶性でない試験片で、抗菌試験を行った場合、抗
菌効果がばらつく問題があり、試験片のばらつきか、ま
たは作業者のばらつきか、不明であった。その理由は定
かでないが、特に抗菌剤が水不溶の微粒子であれば樹脂
溶液中での抗菌剤の作用安定性が十分でなく、しかも塗
布初期と塗布後期では抗菌剤の濃度がばらつく問題があ
った。
【0005】そのために、樹脂を水溶性にして、できる
だけ抗菌剤の効果を最大限に発現させようと試みられて
いるが、必ずしも成功していない。また、水溶性抗菌剤
を使用して紙などのペ−パ−ディスク(濾紙片)を抗菌
性水溶液に浸漬させて、濾紙表面に付着している余剰液
を機械圧縮で除去し、さらに水分を乾燥させることによ
り製造されていた。しかしながら、紙の多孔性のために
抗菌剤の付着量がさまざまでバラツキが生じて正確な抗
菌効果を測定することができないのが現状であった。
【0006】さらに、標準試験片として、経時安定性も
要求され、少なくとも数カ月程度経過した後に、試験片
を使用して試験しても、試験片の製造出荷直後に試験し
た場合と同様の再現性が要求される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は抗菌性試験用
標準試験片および試験方法に関するもので、正確に、再
現性よく抗菌効果を発現できる標準試験片および試験方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明は、
水溶性樹脂及び水溶性抗菌剤を含む抗菌性水溶性樹脂層
をプラスチックフィルムに形成してなる抗菌性試験用標
準試験片である。
【0009】第二の発明は、水溶性樹脂及び該水溶性樹
脂に対して水溶性抗菌剤5000ppm以下を含む抗菌
性水溶性樹脂溶液をプラスチックフィルムに塗布してな
る抗菌性試験用標準試験片である。
【0010】第三の発明は、水溶性樹脂が、水酸基、カ
ルボキシル基、ポリエチレンオキサイド基、及び窒素を
含むヘテロ環から選ばれる水溶性官能基を少なくとも1
つ以上有する水溶性樹脂である上記抗菌性試験用標準試
験片である。
【0011】第四の発明は、上記いずれかの抗菌性試験
用標準試験片を用いて抗菌性試験を行う方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明で使用される水溶性樹脂
は、基本的に水に膨潤するか、溶解するものであれば良
い。それらの樹脂としては水酸基、カルボキシル基、ポ
リエチレンオキサイド基、又は窒素を含むヘテロ環の水
溶性官能基を少なくとも1つ以上有する水溶性樹脂をで
あれば良い。例えば水酸基を有する樹脂としてはポリビ
ニルアルコ−ル、ポリヒドロキシエチルアクリレ−ト、
ポリヒドロキシエチルメタクリレ−トなどの合成樹脂、
メチルセルロ−ス、エチルセルロ−ス、ヒドロキシエチ
ルセルロ−ス、ヒドロキシプロピルセルロ−スなどのセ
ルロ−ス樹脂、プルラン、多糖類、デンプン、寒天など
の天然樹脂等が挙げられる。
【0013】カルボキシル基を有する水溶性樹脂として
は、カルボキシメチルセルロ−ス、ポリアクリル酸樹
脂、ポリメタクリル酸樹脂、アクリル酸共重合体樹脂、
メタクリル酸共重合体樹脂、マレイン酸共重合体樹脂、
イタコン酸共重合体樹脂などが挙げられる。これらは水
溶性にするために塩基性化合物で中和することにより水
溶化可能である。塩基性化合物としては通常、アンモニ
ア水、有機アミン化合物、カセイソ−ダなどの無機化合
物を使用して水溶化できる。
【0014】ポリエチレンオキサイド基を有する樹脂と
しては、分子量3000以上のものが好ましいが、場合
によっては他の水溶性樹脂を併用して用いることができ
る。又、ポリプロピレンオキサイドとのブロック共重合
体樹脂も使用可能である。
【0015】窒素を含むヘテロ環の水溶性官能基を有す
る水溶性樹脂としては、ポリビニルピロリドン、ポリオ
キサゾリン、ポリエチレンイミンなどが挙げられるが、
ポリN,N−ジメチルエチル(メタ)アクリレ−ト、ポ
リアクリルアミド誘導体なども使用できる。
【0016】また、その他の水溶性樹脂としてはリン酸
基、スルホン酸基を有するモノマ−を共重合しても差し
支えない。
【0017】膨潤型水溶性樹脂としては、ポリエチレン
オキサイドを有する2官能性モノマーを、紫外線や電子
線等により、ラジエ−ション硬化させるシステムも使用
可能で、必ずしもこれらに限定されない。
【0018】以上のような水溶性樹脂が例示でき、本発
明では、これらの樹脂の1種または2種以上を併用して
抗菌性水溶性樹脂層が形成される。なお、本発明の効果
を阻害しない範囲で、水溶性でない水分散性樹脂やその
他の樹脂を一部併用することもできる。
【0019】水溶性抗菌剤としてはo−メルカプトベン
ゾアト銀(1)ナトリウム−水和物オリゴマ−(明治乳
業株式会社製、商品名:TSC−N),三愛石油株式会
社の有機ハロゲン系化合物−商品名:SK−AE,2−
フェニルフェノ−ルのナトリウム塩(三愛石油株式会
社、商品名:SK−OPP−Na)等が挙げられ、抗菌
剤が水溶性であればよく、必ずし もこれらに限定され
るものではない。
【0020】抗菌剤の使用量は樹脂固形分に対して50
00ppm以下で十分で、5000ppmを越える添加
では抗菌効果の著しい効果の向上が見られず、コスト高
になるだけである。使用される好ましい濃度範囲は10
0ppmから2000ppmである。さらに本発明に係
わる樹脂溶液の溶媒としては、水を主体に、アルコ−ル
等の親水性有機溶剤を混合しても差し支えない。その他
に濡れ剤などの添加剤なども添加可能である。
【0021】基材に使用されるフィルムとしては特に限
定されるものではなく、ポリエステルフィルム、ポリオ
レフィンフィルム、ポリアミドフィルム、塩ビフィルム
等が挙げられる。また、基材のフイルムとして、積層フ
イルムであったり、抗菌性水溶性樹脂層との密着性・接
着性を向上させるためのアンカーコート層を設けたフイ
ルムでもよく、さらにこれらの各種樹脂フイルムにコロ
ナ放電処理、けい素酸化物蒸着層を設けたフイルムでも
よい。
【0022】基材であるプラスチックフイルムとして
は、通常、透明であるが、着色してあるフイルムや抗菌
性水溶性樹脂層のある面を明確にするための印刷、例え
ば「抗菌面」、「裏面」等の印刷を施したフイルムであ
ってもよい。また、合成紙のようなフイルムも使用でき
る。
【0023】水溶性樹脂層を基材であるプラスチックフ
イルムに形成する手段としては、スクリ−ン印刷、フレ
キソ印刷、グラビア印刷などの印刷方式や、ロ−ルコ−
ティング、スプレ−コ−ティング、ディップコ−ティン
グ、リップコ−ティング、ダイコ−ティングなどのコ−
ティング方式で塗布できる。熱風乾燥条件としては10
0℃〜160℃で30秒から5分位で乾燥させることが
できる。塗布量はドライで1μmから50μmの範囲で
塗布される。なお、基材であるプラスチックフイルムの
一部分に抗菌性水溶性樹脂層を形成してもよく、例え
ば、抗菌性水溶性樹脂層が形成してない部分を人間が持
つことができるように、つまり、取扱い易い試験片とす
ることもできる。
【0024】本発明に係わる抗菌性水溶性樹脂層には、
必要に応じて、安定剤、染料、顔料、キレート化剤(水
溶性の程度を調整する)等の添加剤を使用することがで
きる。
【0025】目的とする標準試験片に応じて、抗菌剤の
種類・濃度を変えることができる。また、抗菌剤の濃度
を変えた2〜4種の試験片を製造し、これを一組の試験
片として抗菌性標準試験方法を実施することができる。
【0026】本発明の標準試験片は、通常、水蒸気透過
性の低いプラスチックフイルムにて包装され、湿気によ
る影響を受けない状態での製品化が望ましい。乾燥剤を
同封した包装も利用可能である。また、保存に際しても
冷暗所での保存が、試験片の経時安定性を保つ上で好ま
しい。
【0027】なお、本発明で、水溶性樹脂または水溶性
抗菌剤の「水溶性」とは、親水性有機溶剤が50重量%
以下である水との混合溶剤での光線透過率が70%以上
であることを示す。
【0028】
【抗菌性試験方法】試験概要:サンプルを適当な大きさ
に切り、試験片とした。試験片の試験面に黄色ぶどう球
菌の菌液をそれぞれ滴下後、35℃で保存し、フィルム
を被せて保存19時間後の生菌数を測定した。 試験菌:Staphylococcus aureu
s IFO 12732 試験菌液の調整 ・試験菌をSCD培地に移植し、35℃で8時間培養
(前培養)する。 ・前培養液を滅菌生理食塩水で菌数が約105 個/ml
となるように希釈し、試験菌液とした(抗菌剤以外の要
因により、菌数が減少せぬよう栄養素としてSCD培地
を0.2%添加した。)。 試験片の調整 サンプルを一辺約5cmの四角に切り取りこれを試験片
とした。 試験操作 試験片をシャ−レに入れ、試験片の試験面に菌液0.4
mlを滴下する。滴下水滴の上に被覆フィルムを被せ、
シャ−レのふたを閉め35℃、相対湿度90%で19時
間保存後、試験片の生菌数を測定した。 生菌数の測定 試験片を滅菌生理食塩水10mlで洗い流し、回収液と
する。この回収液について寒天培地を使用した寒天平板
法(35℃、24時間培養)により生菌数を測定し、保
存後の菌数を求めた。
【0029】
【実施例】以下実施例により、本発明をさらに詳しく説
明する。説明中、部とは重量部を表し、%とあるのは重
量%を表す。
【0030】
【実施例1】アクリル酸20部、メタクリル酸ブチル4
0部、メタクリル酸メチル40部をアゾイソブチロニト
リル1部、イソプロピルアルコ−ル100部を反応釜に
入れて80℃で5時間重合を行い、その後、アンモニア
水で中和して水と置換して固形分25%の水溶性樹脂を
得た。この樹脂1000部にo−メルカプトベンゾアト
銀(1)ナトリウム−水和物オリゴマ−の1%水溶液を
25部添加して抗菌剤200ppm濃度の水溶性樹脂溶
液を作成した。
【0031】その水溶性樹脂溶液を使用して、ポリエチ
レンテレフタレートフイルム(厚さ50μm)に、乾燥
膜厚が5μmとなるように、塗装し、試験片を得た。
【0032】
【実施例2】実施例1と同様の樹脂と抗菌剤を使用して
抗菌剤400ppm濃度の水溶性樹脂溶液を作成した。
実施例1と同様にして試験片を作成した。
【0033】
【実施例3】実施例1と同様の樹脂と抗菌剤を使用して
抗菌剤600ppm濃度の水溶性樹脂溶液を作成した。
実施例1と同様にして試験片を作成した。
【0034】
【実施例4】実験例1と同様の樹脂と抗菌剤を使用して
抗菌剤800ppm濃度の水溶性樹脂溶液を作成した。
実施例1と同様にして試験片を作成した。
【0035】
【実施例5】実験例1と同様の樹脂と抗菌剤を使用して
抗菌剤1000ppm濃度の水溶性樹脂溶液を作成し
た。実施例1と同様にして試験片を作成した。
【0036】
【比較例1】酢酸エチル中で重合開始剤をモノマ−に対
して1%使用し、モノマ−としてメタクリル酸ブチルエ
ステルを重合して固形分25%の樹脂有機溶剤溶液を得
た。この樹脂有機溶剤溶液1000部に抗菌剤濃度が対
固形分比200ppmになるように抗菌剤微粉末(旭電
化工業株式会社製、商品名:アデカロイヤルガ−ドBC
−200)を分散混合した。実施例と同様にして試験片
を作った。
【0037】
【比較例2】比較例1と同様の樹脂と抗菌剤を使用して
抗菌剤400ppm濃度の樹脂溶液を作成し、試験片を
作った。
【0038】
【比較例3】比較例1と同様の樹脂と抗菌剤を使用して
抗菌剤600ppm濃度の樹脂溶液を作成し、試験片を
作った。
【0039】
【比較例4】比較例1と同様の樹脂と抗菌剤を使用して
抗菌剤800ppm濃度の樹脂溶液を作成し、試験片を
作った。
【0040】
【比較例5】比較例1と同様の樹脂と抗菌剤を使用して
抗菌剤1000ppm濃度の樹脂溶液を作成し、試験片
を作った。
【0041】
【比較例6】ポリビニルアルコ−ルにメタノ−ル10%
含有する水で固形分25%の水溶性樹脂溶液を得た。こ
の樹脂水溶液1000部に水不溶性有機酸金属塩系抗菌
剤の水分散液(旭電化工業株式会社製、商品名:アデカ
ロイヤルガ−ド T−843固形分30%)を対樹脂比
4500ppm濃度になるように添加して抗菌性樹脂溶
液を得た。得られた樹脂溶液を使用し、実施例1と同様
にして試験片を得た。
【0042】抗菌性試験は接種菌数は何れのサンプルも
3.2×105 (個/ml)である。下記の表1より水
溶性樹脂と水溶性抗菌剤の系は抗菌剤の量とともに比例
して抗菌効果が発現している。しかしながら、比較例の
ように油性樹脂で、しかも抗菌剤が微粒子であれば抗菌
剤濃度とともに比例して抗菌効果が発現していない。ま
た、比較例6で見られるように水溶性樹脂に水分散型抗
菌剤を混合した系も経時安定性が悪く、沈殿が見られ
た。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】以上のことから、本発明の抗菌性試験用
標準試験片は水溶性樹脂と水溶性抗菌剤を併用すること
により抗菌効果が正確に発現できることがわかり、抗菌
試験において非常に有用であることがわかった。
【0045】すなわち、水分散型樹脂を使用した場合、
油性樹脂を使用した場合、抗菌剤が水不溶性である場合
に較べ、本発明の標準試験片は、樹脂および抗菌剤がい
ずれも水溶性であるため抗菌性水溶性樹脂層に抗菌剤が
均一に存在すること、樹脂が水溶性であるため抗菌性試
験において試験菌液を試験片に適用したとき樹脂層の表
面にある抗菌剤だけでなく層の内部にある抗菌剤も流動
化しやすく抗菌作用を発揮しやすいこと、により、ばら
つきの少ない試験片となっているものと推測される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B063 QA06 QQ05 QR68 QR84 4C058 AA01 BB07 CC01 EE26 JJ02 JJ04 JJ21 JJ23 JJ27 4H011 AA02 BA01 BB16 BC19 DA07 DA13 DH02 DH08 DH19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性樹脂及び水溶性抗菌剤を含む抗菌性
    水溶性樹脂層をプラスチックフィルムに形成してなる抗
    菌性試験用標準試験片。
  2. 【請求項2】水溶性樹脂及び該水溶性樹脂に対して水溶
    性抗菌剤5000ppm以下を含む抗菌性水溶性樹脂溶
    液をプラスチックフィルムに塗布してなる抗菌性試験用
    標準試験片。
  3. 【請求項3】水溶性樹脂が、水酸基、カルボキシル基、
    ポリエチレンオキサイド基、及び窒素を含むヘテロ環か
    ら選ばれる水溶性官能基を少なくとも1つ以上有する水
    溶性樹脂である請求項1または2記載の抗菌性試験用標
    準試験片。
  4. 【請求項4】請求項1〜3いずれか記載の抗菌性試験用
    標準試験片を用いて抗菌性試験を行う方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007291019A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Toagosei Co Ltd 抗菌性試験用標準試験片、その製造方法、及び抗菌性試験方法
JP2007312688A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Inax Corp 抗菌性試験用標準試験片、その製造方法及び抗菌性試験方法
JP2016021962A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 学校法人金沢工業大学 抗藻菌部材の抗藻菌性の評価方法

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