JP2002094742A - 密着型イメージセンサー - Google Patents

密着型イメージセンサー

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JP2002094742A
JP2002094742A JP2000278972A JP2000278972A JP2002094742A JP 2002094742 A JP2002094742 A JP 2002094742A JP 2000278972 A JP2000278972 A JP 2000278972A JP 2000278972 A JP2000278972 A JP 2000278972A JP 2002094742 A JP2002094742 A JP 2002094742A
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JP
Japan
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light
reading glass
image sensor
glass
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JP2000278972A
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English (en)
Inventor
Daisaku Okuwaki
大作 奥脇
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Citizen Electronics Co Ltd
Original Assignee
Citizen Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDの使用個数の低減、製品容積を小さく
する。 【解決手段】 読み取りガラス9の原稿8面を照射する
線状光源(LED)5と、LED5による原稿8面の反
射光を結像するロッドレンズアレイ7と、原稿8面から
の反射光をロッドレンズアレイ7を通して受光し光電変
換するための受光素子アレイ4と、これらの部材を支持
するフレーム10とを備え、ガラス9の側面にLED5
を配置し、ガラス9とフレーム10の間に光線反射物1
2を配設する。LED5からの出射光をガラス内に導光
させて原稿面を照射する。光線反射物12は、読み取り
ガラス9の下面側又はフレーム10の読み取りガラス受
け面10aに配設する。LEDの使用個数が低減し、消
費電力低減、部品組込みコスト削減、製品容積縮小等の
効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、複
写機、バーコードリーダ、コンピューター用光学式スキ
ャナー、モバイルスキャナー及び携帯用ハンドスキャナ
ー等の画像読み取り装置として用いられるス密着イメー
ジセンサーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年ファクシミリ等に広く使用されてい
るイメージスキャナー装置は、原稿を読み取るために、
原稿面を一定の明るさに照明するために光源として発光
ダイオードや冷陰極管等の光源と、原稿からの反射光を
読み取るホトダイオード等の受光素子を集積したICを
内蔵している。
【0003】図8〜図10は、従来の密着型イメージセ
ンサーである。図8は、センサー基板にLEDを実装し
た密着イメージセンサーの断面図、図9は、LED基板
にLEDを実装した密着イメージセンサーの断面図、図
10は、原稿読み取り用光源に導光板(ライトガイド)
を使用した密着イメージセンサーの断面図である。
【0004】図8及び図9において、従来の密着イメー
ジセンサーの概要について説明する。図8に示すよう
に、センサーユニットは、光電変換を行う画素が複数配
列された原稿読み取りセンサーIC1と、保護膜2と、
これが実装されたセンサー基板3とからなる受光素子ア
レイ4と、原稿を照射する線状光源でスキャニング幅に
応じてLEDを複数個配列したLEDアレイ5(LED
は図7ではセンサー基板、図8ではLED基板6に実
装)と、光源の像をセンサー受光部に結像するロッドレ
ンズアレイ7と、原稿8を載置する読み取りガラス9
と、これらの部材を支持するフレーム10より構成され
ている。前記LEDアレイ5の配設個数は、例えば、原
稿B4幅で例えば、モノクロで略20〜44個程度、カ
ラーでは3倍の60〜132個程度である。
【0005】図10において、LEDの個数を減らした
導光板(ライトガイド)を用いたものである。導光板
(ライトガイド)11の端に図示しないLEDをモノク
ロで1個、カラーで3個(赤、緑、青)配置し、原稿読
み取り光源としている。その他の構成は上記した図7、
図8と同様であるので説明は省略する。前記導光板(ラ
イトガイド)を用いた密着型イメージセンサーの特徴と
しては、高輝度で均一性に優れ、LEDの個数を減らす
ことにより、低消費電力が実現できるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、図8及び図9で示した密着イメージセンサー
は、LEDの使用個数が多く製品コストが下がらない。
また、LEDの消費電力を低減することができない。ま
た、図10で示した導光板(ライトガイド)用いた密着
イメージセンサーは、LEDの個数がモノクロで1個、
カラーで3個(赤、緑、青)になるので、製品コスト及
び消費電力を下げることはできるが、導光板(ライトガ
イド)の寸法が大きく、導光板の上に読み取りガラスを
配置するので、スキャナーの製品容積が大きくなってし
まうと言う問題があった。
【0007】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、読み取りガラスを導光板として
使用し、LEDの個数を減らし、製品コストとLEDの
消費電力を削減し、スキャナーの製品容積が小さくでき
る密着イメージセンサーを提供するするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における密着イメージセンサーは、原稿と接
触する読み取りガラスと、該読み取りガラスの原稿面を
照射する線状光源と、該線状光源による原稿面の反射光
を結像するロッドレンズアレイと、前記原稿面からの反
射光をロッドレンズアレイを通して受光し光電変換する
ための受光素子アレイと、これらの部材を支持するフレ
ームとを備えた密着型イメージセンサーにおいて、前記
読み取りガラスの側面に光源を配置し、該光源からの出
射光を読み取りガラス内へ導光させて、前記原稿面を照
射することを特徴とするものである。
【0009】また、前記読み取りガラスと前記フレーム
との間に光線反射物を配設したことを特徴とするもので
ある。
【0010】また、前記光線反射物は、読み取りガラス
の下面側に配設したことを特徴とするものである。
【0011】また、前記光線反射物は、フレームの読み
取りガラス受け面に配設したことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、前記光線反射物は、読み取りガラス
の表面に、白色又は銀色等の塗膜を印刷した反射膜層よ
りなることを特徴とするものである。
【0013】また、前記光線反射物は、読み取りガラス
の表面に、金、銀、アルミ等の金属薄膜を蒸着した反射
膜層よりなることを特徴とするものである。
【0014】また、前記光線反射物は、読み取りガラス
の表面に、白、金、銀等の反射シールを貼付した反射膜
層よりなることを特徴とするものである。
【0015】また、前記光源は、LEDであることを特
徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明におけ
る密着イメージセンサーについて説明する。図1は本発
明の実施の形態に係わる密着型イメージセンサーの要部
断面図である。図において、従来技術と同一部材は同一
符号で示す。
【0017】図1において、従来技術で説明した密着イ
メージセンサーと異なるところは、読み取りガラス9の
端面にLED5を配置し、LED5の出射光を読み取り
ガラス9内へ導き、一方、原稿8と接触する読み取りガ
ラス9とフレーム10の間に後述する光線反射物12を
配設することにより、読み取りガラス9に導かれた光は
光線反射物12によって散乱され、散乱された光は読み
取りガラス9の表面から出射する。前記読み取りガラス
9を導光板(ライトガイド)として使用するものであ
る。
【0018】図2(a)は、導光板としての機能を有す
る読み取りガラスの平面図、図2(b)は、図2(a)
のA−A線断面図である。図2において、前記読み取り
ガラス9の一方の端面に光源としてのLED5を配置
し、該LED5からの出射光を反射させる光線反射物1
2を光源LED5から離れるに従って光線反射物12の
ピッチは狭く、面積は大きくなるように読み取りガラス
9の下面側に配設する。これは読み取りガラス9上に適
当な輝度均一性を得るためである。
【0019】図3(a)は、読み取りガラス内の光散乱
の様子を示す説明図、図3(b)は、図3(a)のC−
C線断面図である。図3において、読み取りガラス9の
作用について説明する。前記読み取りガラス(導光板)
9の一方の端部に配設したLED5からの出射光L1は
読み取りガラス9に入射し、この光は読み取りガラス9
の下面側に配設された光線反射物12によって散乱され
ながら進行する。読み取りガラス9上に適当な輝度均一
性を得るために、読み取りガラス9の下面側には前述し
たように光源LED5から離れるほど光線反射物12の
ピッチは狭く、面積は大きくなるように配設されてい
る。前記光線反射物12で散乱された光L2は読み取り
ガラス9の表面から出射する。この出射光L3は原稿8
面を照射する
【0020】次に、前記光線反射物12の形成方法につ
いて説明する。図4は、転写印刷により読み取りガラス
の表面に光線反射物の形成方法を示し、図4(a)はス
タンプの断面図、図4(b)は読み取りガラスの表面に
インクが転写された状態を示す平面図である。図4にお
いて、前記した図2に示すように読み取りガラス9の表
面に光線反射物12を形成する所定の位置に対応するス
タンプ面13aを有する転写スタンプ13を作成して、
そのスタンプ面13aに所定の白色又は銀色インク14
を付け、前記読み取りガラス9に押し付けて所望の光線
反射物12を転写印刷する。転写印刷の他に図示しない
印刷マスクを使ってスクリーン印刷等の印刷手段で行っ
ても良い。
【0021】また、図5は、蒸着方法により読み取りガ
ラスの表面に光線反射物の形成方法を示し、図5(a)
は蒸着マスクの平面図、図5(b)は読み取りガラス上
に蒸着マスクを載せた状態の断面図である。図5におい
て、前記した図2に示すように読み取りガラス9の表面
に光線反射物12を形成する所定の位置に対応する孔1
5aを有する蒸着マスク15を用いて、金、銀、アルミ
等の金属薄膜を蒸着手段により形成しても良い。
【0022】また、図6は、シール貼付方法により読み
取りガラスの表面に光線反射物の形成方法を示し、図6
(a)はシールの平面図、図6(b)は図6(a)のB
−B線断面図である。図6において、前記光線反射物1
2の形成は、読み取りガラスラス9の表面に、ベースフ
ィルム(透明フィルム)16上に粘着剤17等で光線反
射物(フィルム)12を、前記した図2に示すように読
み取りガラス9の表面に光線反射物12を形成する所定
の位置に対応するように白色又は銀色の光線反射物(フ
ィルム)12を配置したシール18を貼付して形成して
も良い。
【0023】上記したように、光線反射物12のは読み
取りガラス9の下面側に配設したが、読み取りガラス9
とフレーム10との間であれば良く、フレーム10の読
み取りガラス9のガラス受け面10a(図1参照)側に
配置しても良い。
【0024】図7は、両端にLEDを配設し導光板とし
ての機能を有する読み取りガラスの平面図である。図7
において、読み取りガラス9の両端にLED5を配設
し、両端のLED5から離れるに従って光線反射物12
のピッチは狭く、面積は大きくなり中央で終了するによ
うに光線反射物12を配置する。
【0025】本実施の形態では、読み取りガラスの材質
は、ガラスでなくても透明プラスチック、例えばポリカ
ーボネイト、アクリル等でも良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
密着型イメージセンサーは、密着型イメージセンサーを
構成する読み取りガラス(カバーガラス)の側面に光源
を配置し、読み取りガラス内を導光させることにより、
読み取りガラスを導光板(ライトガイド)として使用
し、光源としてのLEDの使用個数を大幅に減らすこと
ができ、製品コスト及び消費電力を削減することができ
る。
【0027】また、読み取りガラス(カバーガラス)を
導光板(ライトガイド)として使用することができるの
でスキャナーの製品容積が小さくできる。また、軽量化
することが可能である。
【0028】また、LED基板費、LED実装費、導光
板(ライトガイド)等のスキャナー組み込み部品点数が
減り、その結果、部品代、部品組み込み費用等でコスト
が低減できる。
【0029】また、製品幅が小さくできるのでセンサ基
板の面積が削減でき、センサ基板のコストが削減でき
る。
【0030】また、カラータイプスキャナーにも対応可
能で、カラー製品は、RED、GREEN、BLUEの
3色のLEDを使用する。なお、センサーICにカラー
フィルター内蔵の場合は白LEDを使用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる密着型イメージセ
ンサーの要部断面図である。
【図2】図1の読み取りガラスで、図2(a)は、導光
板としての機能を有する読み取りガラスの平面図、図2
(b)は、図2(a)のA−A線断面図である。
【図3】図3(a)は、読み取りガラス内の光散乱の様
子を示す説明図、図3(b)は、図3(a)のC−C線
断面図である。
【図4】図2の読み取りガラスの表面に光線反射物の形
成方法を示し、図4(a)はスタンプの断面図、図4
(b)は読み取りガラスの表面にインクが転写された状
態の平面図である。
【図5】図2の読み取りガラスの表面に光線反射物の形
成方法を示し、図5(a)は蒸着マスクの平面図、図5
(b)は読み取りガラス上に蒸着マスクを載せた状態の
断面図である。
【図6】図2の読み取りガラスの表面に光線反射物の形
成方法を示し、図6(a)はシールの平面図、図6
(b)は図6(a)のB−B線断面図である。
【図7】両端にLEDを配設し導光板としての機能を有
する読み取りガラスの平面図である。
【図8】従来の密着型イメージセンサーの要部断面図で
ある。
【図9】従来の他の密着型イメージセンサーの要部断面
図である。
【図10】従来の更に他の密着型イメージセンサーの要
部断面図である。
【符号の説明】
1 センサーIC 3 センサー基板 4 受光素子アレイ 5 LED 7 ロッドレンズアレイ 8 原稿 9 読み取りガラス 10 フレーム 10a ガラス受け面 12 光線反射物 13 転写スタンプ 15 蒸着マスク 16 ベースフィルム 17 粘着剤 18 シール
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BB02 BC05 BC09 BC12 BC20 5C051 AA01 BA04 DA03 DB01 DB22 DB24 DB29 DC02 DC04 DC05 DC07 FA01 5C072 AA01 BA01 BA06 CA05 CA15 DA02 DA04 DA16 DA21 EA07 XA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿と接触する読み取りガラスと、該読
    み取りガラスの原稿面を照射する線状光源と、該線状光
    源による原稿面の反射光を結像するロッドレンズアレイ
    と、前記原稿面からの反射光をロッドレンズアレイを通
    して受光し光電変換するための受光素子アレイと、これ
    らの部材を支持するフレームとを備えた密着型イメージ
    センサーにおいて、前記読み取りガラスの側面に光源を
    配置し、該光源からの出射光を読み取りガラス内へ導光
    させて、前記原稿面を照射することを特徴とする密着型
    イメージセンサー。
  2. 【請求項2】 前記読み取りガラスと前記フレームとの
    間に光線反射物を配設したことを特徴とする請求項1記
    載の密着型イメージセンサー。
  3. 【請求項3】 前記光線反射物は、読み取りガラスの下
    面側に配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の
    密着型イメージセンサー。
  4. 【請求項4】 前記光線反射物は、フレームの読み取り
    ガラス受け面に配設したことを特徴とする請求項1又は
    2記載の密着型イメージセンサー。
  5. 【請求項5】 前記光線反射物は、読み取りガラスの表
    面に、白色又は銀色等の塗膜を印刷した反射膜層よりな
    ることを特徴とする請求項2記載の密着型イメージセン
    サー。
  6. 【請求項6】 前記光線反射物は、読み取りガラスの表
    面に、金、銀、アルミ等の金属薄膜を蒸着した反射膜層
    よりなることを特徴とする請求項2記載の密着型イメー
    ジセンサー。
  7. 【請求項7】 前記光線反射物は、読み取りガラスの表
    面に、白、金、銀等の反射シールを貼付した反射膜層よ
    りなることを特徴とする請求項2記載の密着型イメージ
    センサー。
  8. 【請求項8】 前記光源は、LEDであることを特徴と
    する請求項1記載の密着型イメージセンサー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101990052A (zh) * 2010-12-03 2011-03-23 威海华菱光电有限公司 一种接触式图像传感器

Cited By (1)

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