JP2002093449A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム

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JP2002093449A
JP2002093449A JP2000277141A JP2000277141A JP2002093449A JP 2002093449 A JP2002093449 A JP 2002093449A JP 2000277141 A JP2000277141 A JP 2000277141A JP 2000277141 A JP2000277141 A JP 2000277141A JP 2002093449 A JP2002093449 A JP 2002093449A
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Japan
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combustor
fuel cell
exhaust gas
hydrogen
separation membrane
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JP2000277141A
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Yoichi Yagi
洋一 八木
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、システム停止時に行うパージを現
実的な構成で効果的に行うことができる燃料電池システ
ムを提供することにある。 【解決手段】 バルブ操作により燃焼器17内の圧力を
一時的に水素分離膜装置5の一次側圧力まで高めた後、
昇圧された高圧の燃焼排ガスをパージガスとして用い
て、水素分離膜装置5の一次側と二次側をパージする。
その際、燃焼器17の排空気入口で排空気温度をモニタ
して、排空気温度が所定値以上になるまで燃焼器17へ
の空気の供給を継続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池システム
に関し、詳しくは、水素を燃料とする車両用燃料電池シ
ステムにおけるシステム停止時の残留水素処理技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の残留水素処理技術としては、例え
ば、特開平11−26003号公報に開示されているも
のが知られている。
【0003】これは、システム停止時において、最初、
残留水素と空気により発電された電力を放電抵抗で消費
して順次にスタック電圧を下げ、スタック電圧が一定値
以下になると窒素などの不活性ガスを用いて燃料極に残
った残留水素をパージしてスタック電圧を0Vにするよ
うにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の残留水素処理技術にあっては、不活性ガスを
用いてパージを行うため、システム内に不活性ガスを所
持しておかなければならず、実用性の点で以下のような
問題があった。
【0005】すなわち、車両に搭載するための燃料電池
システムでは、実用性の見地から重量やコスト、レイア
ウトなどに厳しい制約があるため、不活性ガスの所持
は、重量面、コスト面、レイアウト面および補給面のい
ずれの観点からしても現実的ではなかった。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、システム停止時に行うパージを現実
的な構成で効果的に行うことができる燃料電池システム
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、改質ガスから水素分離膜装置
で分離された水素ガスと、空気供給装置から供給される
空気とを用いて燃料電池スタックで発電させ、改質器で
改質された余剰の改質ガスと前記燃料電池スタックから
排出される余剰の空気とを燃焼器で燃焼させる燃料電池
システムにおいて、前記燃焼器の排ガスを前記水素分離
膜装置に導く排ガス供給経路を開閉する開閉手段と、シ
ステム停止時に、前記燃焼器からの排ガスを前記水素分
離膜装置に導くように前記開閉手段を制御する制御手段
とを有することを要旨とする。
【0008】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、改質ガスから一酸化炭素変成器で一酸化炭素を
取り除いた水素ガスと、空気供給装置から供給される空
気とを用いて燃料電池スタックで発電させ、改質器で改
質された余剰の改質ガスと前記燃料電池スタックから排
出される余剰の空気とを燃焼器で燃焼させる燃料電池シ
ステムにおいて、前記燃焼器の排ガスを前記一酸化炭素
変成器に導く排ガス供給経路を開閉する開閉手段と、シ
ステム停止時に、前記燃焼器からの排ガスを前記一酸化
炭素変成器に導くように前記開閉手段を制御する制御手
段とを有することを要旨とする。
【0009】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、改質ガスから水素分離膜装置で分離された水素
ガスと、空気供給装置から供給される空気とを用いて燃
料電池スタックで発電させ、改質器で改質された余剰の
改質ガスと前記燃料電池スタックから排出される余剰の
空気とを燃焼器で燃焼させる燃料電池システムにおい
て、前記燃焼器の排ガスを前記水素分離膜装置に導く第
1の排ガス供給経路を開閉する第1の開閉手段と、前記
水素分離膜装置から排出された排ガスを前記燃料電池ス
タックの燃料極に導く第2の排ガス供給経路を開閉する
第2の開閉手段と、システム停止時に、前記燃焼器から
の排ガスを前記水素分離膜装置に導くように前記第1の
開閉手段を制御するとともに、前記水素分離膜装置から
排出された排ガスを前記燃料電池スタックの燃料極に導
くように前記第2の開閉手段を制御する制御手段とを有
することを要旨とする。
【0010】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記燃焼器内の圧力を上昇させる昇圧手段と、
前記燃焼器内の圧力を検出する圧力検出手段とを有し、
前記制御手段は、前記燃焼器内の圧力が所定値まで上昇
するように昇圧手段を制御することを要旨とする。
【0011】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記燃焼器に供給される空気の温度を検出する
温度検出手段を有し、前記制御手段は、前記燃焼器に供
給される空気の温度が所定値以上である場合、前記空気
供給装置を停止させることを要旨とする。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、システ
ム停止時に、燃焼器からの排ガスを水素分離膜装置に導
くように排ガス供給経路を開閉するので、水素分離膜装
置から不必要な水素ガスをパージすることができる。
【0013】請求項2記載の本発明によれば、システム
停止時に、燃焼器からの排ガスを一酸化炭素変成器に導
くように排ガス供給経路を開閉するので、水素分離膜装
置から不必要な水素ガスをパージすることができる。
【0014】請求項3記載の本発明によれば、システム
停止時に、燃焼器からの排ガスを水素分離膜装置に導く
ように第1の排ガス供給経路を開閉するとともに、水素
分離膜装置から排出された排ガスを燃料電池スタックの
燃料極に導くように第2の排ガス供給経路を開閉するの
で、水素分離膜装置と燃料電池スタックの燃料極から不
必要な水素ガスをパージすることができる。
【0015】請求項4記載の本発明によれば、燃焼器内
の圧力が所定値まで上昇するように昇圧するので、燃焼
器から昇圧された排ガスを用いて水素分離膜装置や燃料
電池スタックの燃料極から不必要な水素ガスを短時間で
効果的にパージすることができる。
【0016】請求項5記載の本発明によれば、燃焼器に
供給される空気の温度が所定値以上である場合に空気供
給装置を停止させるので、水素分のない排ガスを燃焼器
で生成することができ、燃焼排ガスでパージを行ったと
しても水素分離膜装置の水素脆化を防止することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る燃料電池システムの構成を示す図
である。なお、この燃料電池システムは、燃料電池自動
車などの車両に特に好適なシステムである。
【0019】図1において、メタノールや石油系の燃料
は、改質反応器1で、水素を多量に含む水素リッチガス
に改質された後、バルブ3を介して水素分離膜装置5に
送られ、この水素分離膜装置5を透過した純水素のみが
バルブ7を介して燃料電池スタック9の燃料極に供給さ
れる。燃料電池スタック9では、水素分離膜装置5を透
過して燃料極に供給される純水素と、空気供給装置(圧
縮機)11から空気極に供給される空気中の酸素とを用
いて発電を行う。なお、バルブ3は、改質反応器1と水
素分離膜装置5を遮断するためのもので、通常は、開状
態に設定されている。また、改質反応器1で生成される
改質ガス(水素リッチガス)は、水素、メタン、一酸化
炭素(CO)、二酸化炭素(CO2 )、水蒸気からなる
混合ガスである。
【0020】水素分離膜装置5を透過できなかった水素
や一酸化炭素などのガス(以下「残ガス」という)は、
絞り機構13およびバルブ15を介して燃焼器17に供
給される。また、燃料器17には、燃料電池スタック9
から排出される空気、すなわち、燃料電池スタック9で
酸素が消費されて酸素濃度の低下した排空気も、流量調
整弁19およびバルブ21を介して供給される。
【0021】ここで、燃焼器17に供給される残ガス
は、その圧力を圧力センサ23で計測し、また、燃焼器
17に供給される排空気は、その温度を温度センサ25
で計測している。圧力センサ23および温度センサ25
は、当該燃料電池システムを制御するためのコントロー
ルユニット27にそれぞれ接続されており、それぞれの
測定信号をコントロールユニット27に出力する。な
お、後述するように、システム停止時に燃焼排ガスでパ
ージを行う際に、圧力センサ23の測定値は、燃焼器1
7内の圧力に相当している。
【0022】燃焼器17は、水素分離膜装置5からの残
ガスと燃料電池スタック9からの排空気とを燃焼反応さ
せる。この燃焼反応によって発生する熱は、改質反応器
1および水素分離膜装置5を加熱するための熱源として
利用される。
【0023】燃焼器17の排ガス(燃焼排ガス)は、通
常は、バルブ29を介して大気解放されるが、本実施の
形態では、分岐管31およびバルブ33を介して、水素
分離膜装置5の一次側(上流側または入口側)と二次側
(下流側または出口側)にそれぞれ供給される。
【0024】詳しくは、分岐管31は、バルブ33の下
流においてさらに水素分離膜装置5の一次側と二次側に
分岐しており、このうち水素分離膜装置5の二次側に分
岐されている部分は、水素分離膜装置5の下流側に設け
られた後述する冷却器と前記バルブ7の間に接続されて
いる。
【0025】水素分離膜装置5の二次側のガス、すなわ
ち、水素分離膜装置5を透過した純水素は、バルブ35
を開くと大気解放される。また、水素分離膜装置5の一
次側のガス、すなわち、改質反応器1から水素分離膜装
置5の一次側に供給される水素リッチガスは、バルブ3
7を開くと大気解放される。
【0026】一般に、水素分離膜装置5を透過する水素
の流量Qは、水素分離膜装置5の一次側水素分圧をP1
H、二次側水素分圧をP2Hとすると、P1Hの正の平方根
とP2Hの正の平方根の差に比例する。すなわち、 Q∝(√P1H-√P2H) という関係がある。
【0027】水素透過量を大きくするため、通常、P1H
は、大きい値(例えば、1MPa )に設定され、P2H
は、小さい値(例えば、0.2MPa )に設定される。
P2Hの値は、燃料電池を保護するため、燃料電池スタッ
ク9に供給される空気の圧力(空気圧)とほぼ等しいこ
とが求められており、従って、空気を供給する前記空気
供給装置(圧縮機)11の駆動馬力を低減する点から
も、小さい値に設定される。
【0028】水素分離膜装置5は、通常、パラジウム
(Pd )またはパラジウム(Pd )合金で構成されてお
り、200℃以下の温度領域で水素濃度が高いと水素脆
化してしまうため、システム運転時は、300〜450
℃程度に温度がコントロールされる。一方、システム停
止時は、200℃以下に温度が低下する前に、パージに
より一次側も二次側も共に水素を除去しなければならな
い。なお、水素分離膜装置5を透過した二次側の純水素
は、水素分離膜装置5とほぼ同じ温度になっているた
め、冷却器39で、燃料電池スタック9に供給可能な温
度(例えば、80℃)になるまで冷却された後、バルブ
7および加湿器41を介して燃料電池スタック9に供給
される。
【0029】詳しくは、水素分離膜装置5は、図2に示
すよに、一次ガス(改質ガス)が流入する流入口5a、
改質ガスから分離された二次ガス(水素ガス)が流出す
る流出口5b、改質ガスから分離された残ガスが流出す
る流出口5c、システム停止時に燃焼器17から排ガス
が流入する流入口5d、システム停止時に燃焼器17か
らの排ガスによりパージされた水素ガスなどが流出する
流出口5eがケース5kの外部に突出している。また、
ケース5k内の中央部位には水素分離膜5mが突出する
一次ガス室5oと、ケース5k内の上方部位には二次ガ
ス室5nが設けられ、ケース5k内の下方部位には絞り
穴5pを介して残ガス室5qが設けられている。
【0030】そして、システム運転時は、改質反応器1
からバルブ3を介して一酸化炭素を含む改質ガスが流入
口5aから一次ガス室5o内に流入し、水素分離膜5m
を透過した純水素ガスが二次ガス室5nに通過して流出
口5bから流出する。この時、水素分離膜5mを透過で
きなかった一酸化炭素ガスは、一次ガス室5oから絞り
穴5pを通過して残ガス室5qに流入し、さらに、流出
口5cから残ガスとして流出する。
【0031】一方、システム停止時は、燃焼器17から
バルブ33を介して排ガスが流入口5dから残ガス室5
q内に流入し、絞り穴5pを通過してさらに一次ガス室
5oを通過して流入口5aから流出する。同時に、燃焼
器17からバルブ33を介して排ガスが流出口5bから
二次ガス室5n内に流入し、二次ガス室5nを通過して
流出口5eから流出する。
【0032】燃料電池スタック9に供給された純水素の
うち燃料電池スタック9で消費しきれなかった分は、水
素の有効活用を図るため、循環ポンプ43で燃料電池ス
タック9(の燃料極)の上流に戻され、再度、燃料電池
スタック9(の燃料極)に供給される。なお、循環ポン
プ43を含む水素循環系に設けられたバルブ45は、燃
料電池スタック9内に溜まった水を吹き飛ばす際に開け
るバルブである。
【0033】上記の各バルブ3,7,15,21,2
9,33,35,37,45は、例えば、ソレノイドバ
ルブで構成されており、空気供給装置(圧縮機)11、
流量調整弁19および循環ポンプ43と共にコントロー
ルユニット27にそれぞれ接続されている。コントロー
ルユニット27は、図示しないが、内部に制御プログラ
ムを記憶したROMと制御時のワークエリアとなるRA
Mとを有しており、圧力センサ23および温度センサ2
5からの測定信号に基づいてシステム停止時のパージを
制御し、各バルブ3,7,15,21,29,33,3
5,37,45、空気供給装置(圧縮機)11、流量調
整弁19および循環ポンプ43に制御信号を出力する。
【0034】システム停止前の通常運転時において、バ
ルブ33、バルブ35、バルブ37、バルブ45は、閉
状態にそれぞれ設定され、バルブ3、バルブ7、バルブ
15、バルブ21、バルブ29は、開状態にそれぞれ設
定される。これにより、改質反応器1で生成された改質
ガス(水素リッチガス)は、途中で漏れることなくすべ
て水素分離膜装置5に導かれ、水素分離膜装置5を透過
した純水素のみが、冷却器39、バルブ7および加湿器
41を介して燃料電池スタック9に供給される。
【0035】一方、水素分離膜装置5を透過できなかっ
た残ガスは、絞り機構13およびバルブ15を介して燃
焼器17に導かれ、燃焼器17で排空気と燃焼反応され
て排ガスとしてバルブ29を介して大気解放される。
【0036】次に、図3に示す制御フローチャートを参
照して、システム停止時のパージに関する燃料電池シス
テムの制御動作を説明する。なお、図2に示す制御フロ
ーチャートは、コントロールユニット27のROMに制
御プログラムとして記憶されている。
【0037】まず、ステップS100では、コントロー
ルユニット27は、システムが停止モードに入ると、燃
料の供給を停止するなどの通常の停止操作を行う。な
お、燃料の供給を停止しても、改質反応器1内に残って
いる燃料により改質反応が進行する。
【0038】そして、ステップS110では、燃料電池
スタック9の出力の取出しを停止するとともに、循環ポ
ンプ43を停止させる。燃料電池スタック9の出力の取
出しを停止することで、水素循環系内(特に燃料極)の
水素の圧力(水素圧)が上昇を始める。
【0039】そして、ステップS120では、バルブ2
9を開状態から閉状態に切り替える。これにより、燃料
電池スタック9の空気極側の圧力(空気圧)も上昇を始
める。また、水素分離膜装置5を透過できなかった残ガ
スは、絞り機構13およびバルブ15を介して燃焼器1
7に供給されるが、バルブ29は閉状態に切り替えられ
たため、燃焼器17の排ガスは大気解放されることがな
く、その結果、燃焼器17内の圧力が上昇する。
【0040】そして、ステップS130では、燃焼器1
7の排空気入口に設けられた温度センサ25から排空気
の温度Tを読み込む。
【0041】そして、ステップS140では、温度セン
サ25から読み込まれた排空気の温度Tが所定値T0
(例えば、100℃)以上であるか否かを判断する。こ
の判断は、燃焼排ガスの空気供給ラインへの逆流の有無
を検知するために行われる。通常は、燃焼器17内の圧
力上昇に伴って排空気の圧力(排空気圧)も上昇するた
め、燃焼器17の排ガスが空気供給ラインに逆流するこ
とはなく、T<T0 である。ここで、T0 の値につい
て、固体高分子膜型の燃料電池の場合、排空気の温度T
は、通常、80℃程度であり、100℃以上になること
はないので、例えば、T0 =100℃とする。
【0042】この判断の結果として排空気の温度Tが所
定値T0 以上である場合は(S140:YES)、ステ
ップS150に進み、排空気の温度Tが所定値T0 未満
である場合は(S140:NO)、ステップS250に
進む。
【0043】ステップS150では、T≧T0 の場合で
あり、空気供給装置(圧縮機)11の吐出圧が燃焼器1
7内の圧力まで上昇しきれなくなり、燃焼排ガスの空気
供給ラインへの逆流を検知したことを示しているので、
バルブ21を開状態から閉状態に切り替えて、燃焼器1
7の排ガスが空気供給ラインに逆流するのを防止する。
【0044】そして、ステップS160では、空気供給
装置(圧縮機)11を停止させる。すなわち、燃焼排ガ
スの空気供給ラインへの逆流が検知されるまで燃焼器1
7に空気(排空気)を供給し続けて、排ガス中に未燃焼
の水素が含まれないようにする。
【0045】そして、ステップS170では、さらに、
バルブ7を開状態から閉状態に切り替えて、燃料電池ス
タック9の燃料極と空気極の差圧が大きくならないよう
にする。
【0046】そして、ステップS180では、燃焼器1
7の残ガス入口に設けられた圧力センサ23から燃焼器
17内の圧力Pを読み込む。この場合、水素供給系の圧
力および燃焼器17内の圧力が上昇しているため、圧力
センサ23の測定値は、燃焼器17内の圧力(ひいて
は、燃焼排ガスの圧力)に相当している。
【0047】そして、ステップS190では、圧力セン
サ23から読み込まれた燃焼器17内の圧力Pが所定値
P0 として例えば1MPa 以上であるか否かを判断す
る。この判断は、燃焼排ガスの圧力がパージに適した高
圧になったか否かを検知するために行われる。
【0048】ここで、パージに適した高圧は、例えば、
水素分離膜装置5の一次側圧力である。よって、P0 の
値は、水素分離膜装置5の一次側圧力以上に設定される
必要があるが、上記のように、水素分離膜装置5の一次
側圧力は、例えば、1MPa程度であるから、P0 ≧1
MPa (例えば、P0 =1MPa )とする。
【0049】この判断の結果、燃焼器17内の圧力Pが
所定値P0 以上である場合は(S190:YES)、ス
テップS210に進み、燃焼器17内の圧力Pが所定値
P0未満である場合は(S190:NO)、ステップS
200に進む。
【0050】ステップS200では、P<P0 の場合で
あり、燃焼器17内の圧力上昇が不十分であると判断さ
れるので、所定時間(ΔT)の経過を待って、ステップ
S180に戻る。
【0051】一方、ステップS210では、P≧P0 の
場合であり、燃焼器17内の圧力上昇は十分であると判
断されるので、バルブ15を開状態から閉状態に切り替
える。これにより、水素分離膜装置5の一次側の残ガス
(改質ガス)の燃焼器17への流れが遮断される。
【0052】そして、ステップS220では、バルブ3
を開状態から閉状態に切り替える。これにより、水素分
離膜装置5の一次側の改質ガスの改質反応器1への逆流
が防止される。
【0053】そして、ステップS230では、バルブ3
5とバルブ37の双方を閉状態から開状態に切り替え
て、水素分離膜装置5の一次側の改質ガス、二次側の純
水素をそれぞれ大気解放する。このとき、バルブ3は閉
状態に切り替えられているため、水素分離膜装置5の一
次側の改質ガスが改質反応器1に逆流することはない。
【0054】そして、ステップS240では、バルブ3
3を閉状態から開状態に切り替えて、燃焼器17内およ
びその周辺配管(分岐管31を含む)内に蓄えられた高
圧の燃焼排ガスを水素分離膜装置5の一次側の流入口5
dと二次側の流出口5bの双方に導き、水素分離膜装置
5の一次側と二次側に残留している水素ガスを一気にパ
ージする。
【0055】一方、ステップS250では、T<T0 の
場合であり、燃焼器17内の圧力上昇に伴って排空気圧
も上昇しており、燃焼排ガスが空気供給ラインに逆流し
ていないこと、すなわち、正常状態であることを示して
いるので、ただちに、燃焼器17の残ガス入口に設けら
れた圧力センサ23から燃焼器17内の圧力Pを読み込
む(ステップS180参照)。
【0056】そして、ステップS260では、圧力セン
サ23から読み込まれた燃焼器17内の圧力Pが所定値
P0 として例えば1MPa 以上であるか否かを判断する
(ステップS190参照)。燃焼器17内の圧力Pが所
定値P0 以上である場合は(S260:YES)、ステ
ップS280に進み、燃焼器17内の圧力Pが所定値P
0 未満である場合は(S260:NO)、ステップS2
70に進む。
【0057】ステップS270では、P<P0 の場合で
あり、燃焼器17内の圧力上昇が不十分であると判断さ
れるので、所定時間(ΔT)の経過を待って(ステップ
S200参照)、ステップS250に戻る。
【0058】一方、ステップS280では、P≧P0 の
場合であり、燃焼器17内の圧力上昇は十分であると判
断されるので、燃焼排ガスによるパージを実行するため
に、バルブ21、バルブ7およびバルブ15を開状態か
ら閉状態にそれぞれ切り替えるとともに空気供給装置
(圧縮機)11を停止させた後、ステップS220に進
む。そして、前述したとおり、ステップS220、ステ
ップS230およびステップS240を経ることで、水
素分離膜装置5の一次側と二次側が高圧の燃焼排ガスで
一気にパージされる。
【0059】上記のように、T≧T0 の場合とT<T0
の場合のいずれの場合においても、水素分離膜装置5の
一次側と二次側を燃焼器17の排ガスでパージすること
になるが、水素分離膜装置5は低温状態で水素を嫌う
(水素脆化する)ため、燃焼排ガス中に未燃焼の水素が
残っていることは望ましくない。
【0060】そこで、燃焼器17内の圧力を上昇させる
ために燃焼器17に水素リッチの改質ガスが供給されて
いる間、燃焼器17に空気を送り込んで水素を燃焼させ
る必要がある。そのため、本実施の形態では、温度セン
サ25で燃焼排ガスの空気供給ラインへの逆流を検知す
るまで、換言すれば、空気供給装置(圧縮機)11の能
力の限界まで燃焼器17への空気の供給を継続すること
で、未燃焼の水素をなくすようにしている。
【0061】この結果、第1の実施の形態に関する効果
としては、システム停止時に、燃焼器からの排ガスを水
素分離膜装置に導くように排ガス供給経路を開閉するの
で、水素分離膜装置から不必要な水素ガスをパージする
ことができる。
【0062】また、パージに燃焼排ガスを使用すること
で、システム内に窒素などの不活性ガスをボンベなどで
所持せずに済み、システム停止時に行うパージを現実的
な構成で行うことができる。
【0063】さらに、バルブ操作により燃焼排ガスの圧
力を一時的に水素分離膜装置5の一次側圧力(システム
作動圧)まで高めた後、昇圧された高圧の燃焼排ガスを
パージガスとして使用することで、効果的(短時間)に
パージを完了することができ、システム停止時に行うパ
ージを効果的(短時間)に行うことができる。
【0064】また、燃焼器17の排空気入口で排空気温
度をモニタして、たとえ燃焼排ガスの圧力が高くなって
も排空気温度が所定値以上になるまで、つまり、空気供
給装置(圧縮機)11の能力限界まで燃焼器17に空気
を供給し続けることで、十分に水素濃度が低下した排ガ
スを燃焼器17で生成することができ、燃焼排ガスでパ
ージを行ったとしても水素分離膜装置5の水素脆化を防
止することができる。
【0065】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態に係る燃料電池システムの構成を示す図
である。なお、第2の実施の形態は、図1に示す第1の
実施の形態に対応する燃料電池システムと同様の基本的
構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付
し、その説明を省略することとする。
【0066】第2の実施の形態は、一酸化炭素処理器と
して、水素分離膜装置に代えて、触媒を使って改質ガス
中の一酸化炭素を選択酸化させ、もって改質ガス中の一
酸化炭素濃度を減少させる一酸化炭素変成器を有するシ
ステムに対して、本発明を適用したものである。
【0067】第2の実施の形態の特徴は、図3に示すよ
うに、改質反応器1で生成された改質ガスを一酸化炭素
変成器47で処理して一酸化炭素を取り除いた後、バル
ブ7を介して燃料電池スタック9に供給するとともに、
燃料電池スタック9で消費さされなかった水素その他の
残ガスを、圧力をコントロールするための流量調整弁4
9およびバルブ51を介して燃焼器17に供給すること
にある。流量調整弁49、バルブ51、および燃料電池
スタック9から燃焼器17に供給される残ガスの圧力を
検出する圧力センサ23aは、当該燃料電池システムを
制御するためのコントロールユニット27aに接続され
ている。また、本実施の形態では、燃焼器17の排ガス
は、分岐管31aおよびバルブ33を介して一酸化炭素
変成器47に供給される。
【0068】システム停止時のパージに関する燃料電池
システムの基本的な制御動作は、図2に示す制御フロー
チャートに従ってほぼ同様に説明することができるの
で、ここでは、その概要を説明するにとどめることとす
る。
【0069】システム停止時には、第1の実施の形態の
場合と同様、まず、燃料電池スタック9の出力の取出し
を停止し、バルブ29を開状態から閉状態に切り替え
る。このとき、燃料の供給を停止しても、改質反応器1
内に残っている燃料で改質反応が進行し、第1の実施の
形態の場合と同様に、水素供給系の圧力、燃焼器17内
の圧力が上昇してくる。
【0070】この圧力上昇を圧力センサ23aでモニタ
しながら、同時に温度センサ25で燃焼排ガスの空気供
給ラインへの逆流の有無を検知する。そして、燃焼器1
7内の圧力が十分に上昇してP≧P0 になったら、バル
ブ21、バルブ51およびバルブ7を開状態から閉状態
にそれぞれ切り替える。
【0071】そして、バルブ3を開状態から閉状態に切
り替え、バルブ37を閉状態から開状態に切り替えた
後、最後にバルブ33を閉状態から開状態に切り替え
て、高圧の燃焼排ガスで一酸化炭素変成器47を一気に
パージする。
【0072】この結果、第2の実施の形態に関する効果
は、システム停止時に、燃焼器からの排ガスを一酸化炭
素変成器に導くように排ガス供給経路を開閉するので、
一酸化炭素変成器から不必要な水素ガスをパージするこ
とができる。
【0073】また、システム内に窒素などの不活性ガス
を例えばボンベなどで所持することなく、一酸化炭素変
成器47を、水素分のない燃焼排ガスで効果的(短時
間)にパージすることができる。
【0074】なお、本実施の形態では、一酸化炭素変成
器47をパージする構成を示しているが、一酸化炭素変
成器47に代えてまたはこれと共に改質反応器1をパー
ジする構成も容易に実現することができる。
【0075】(第3の実施の形態)図5は、本発明の第
3の実施の形態に係る燃料電池システムの構成を示す図
である。なお、第3の実施の形態は、図1に示す第1の
実施の形態に対応する燃料電池システムと同様の基本的
構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付
し、その説明を省略することとする。
【0076】第3の実施の形態の特徴は、図5に示すよ
うに、水素分離膜装置5をパージした後のガスを燃料電
池スタック9の水素循環系に導入するための配管53
(第2の排ガス供給経路)を設けて、第1の実施の形態
において水素分離膜装置5をパージした後のガスで燃料
電池スタック9をもパージすることにある。
【0077】次に、図5に示す制御フローチャートに従
ってシステム停止時のパージに関する燃料電池システム
の制御動作を説明する。なお、図5に示す制御フローチ
ャートは、コントロールユニット27bのROMに制御
プログラムとして記憶されている。
【0078】本実施の形態では、図6に示す制御フロー
チャートのように、ステップS235を図2に示す制御
フローチャートに挿入している。
【0079】ステップS100〜S230は、図2に示
す制御フローチャートの各ステップと同様であるので、
その説明を省略する。
【0080】そして、ステップS235では、バルブ4
5を閉状態から開状態に切り替えて、水素分離膜装置5
の一次側の改質ガスおよび二次側の純水素ならびに燃料
電池スタック9の水素循環系内の残水素をそれぞれ大気
解放する。
【0081】そして、ステップS240で、開放弁33
を閉状態から開状態に切り替える。これにより、水素分
離膜装置5の一次側と二次側をパージした高圧の燃焼排
ガスは、バルブ35、バルブ37および配管53を介し
て燃料電池スタック9の水素循環系内に導かれ、この水
素循環系内をパージしながらバルブ45を介して大気解
放される。
【0082】このように、水素分離膜装置5のみならず
燃料電池スタック9をも燃焼排ガスでパージできるか否
かは、燃焼器17内およびその周辺配管に封止される高
圧の燃焼排ガスの体積と、燃料電池スタック9の水素循
環系の容積との関係で決まる。すなわち、燃焼器17内
およびその周辺配管に封止される高圧の燃焼排ガスの体
積で十分パージできるくらい燃料電池スタック9の水素
循環系の容積が小さい場合は、パージ可能であり、そう
でない場合(燃料電池スタック9の水素循環系の容積が
比較的大きい場合)は、一応パージはできるが、パージ
不十分となる。
【0083】ステップS250〜S280は、図2に示
すフローチャートの各ステップと同様であるので、その
説明を省略する。
【0084】この結果、第3の実施の形態に関する効果
は、システム停止時に、燃焼器からの排ガスを水素分離
膜装置に導くように第1の排ガス供給経路を開閉すると
ともに、水素分離膜装置から排出された排ガスを燃料電
池スタックの燃料極に導くように第2の排ガス供給経路
を開閉するので、水素分離膜装置と燃料電池スタックの
燃料極から不必要な水素ガスをパージすることができ
る。
【0085】また、水素分離膜装置5のみならず燃料電
池スタック9をも、システム内に不活性ガスをボンベな
どで所持することなく、水素分のない燃焼排ガスで効果
的(短時間)にパージすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池シス
テムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の燃料電池システム
に用いられる水素分離膜装置の内部構造を示す側面断面
図である。
【図3】第1の実施の形態の燃料電池システムの、シス
テム停止時のパージに関する制御動作を説明するための
制御フローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池シス
テムの構成を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る燃料電池シス
テムの構成を示す図である。
【図6】第3の実施の形態の燃料電池システムの、シス
テム停止時のパージに関する制御動作を説明するための
制御フローチャートである。
【符号の説明】
1 改質反応器 3,7,15,21,29,33,35,37,45,
51 バルブ 5 水素分離膜装置 9 燃料電池スタック 11 空気供給装置(圧縮機) 13 絞り機構 17 燃焼器 19,49 流量調整弁 23,23a 圧力センサ 25 温度センサ 27,27a,27b コントロールユニット 31,31a 分岐管 39 冷却器 41 加湿器 43 循環ポンプ 47 一酸化炭素変成器 53 配管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改質ガスから水素分離膜装置で分離され
    た水素ガスと、空気供給装置から供給される空気とを用
    いて燃料電池スタックで発電させ、改質器で改質された
    余剰の改質ガスと前記燃料電池スタックから排出される
    余剰の空気とを燃焼器で燃焼させる燃料電池システムに
    おいて、 前記燃焼器の排ガスを前記水素分離膜装置に導く排ガス
    供給経路を開閉する開閉手段と、 システム停止時に、前記燃焼器からの排ガスを前記水素
    分離膜装置に導くように前記開閉手段を制御する制御手
    段とを有することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 【請求項2】 改質ガスから一酸化炭素変成器で一酸化
    炭素を取り除いた水素ガスと、空気供給装置から供給さ
    れる空気とを用いて燃料電池スタックで発電させ、改質
    器で改質された余剰の改質ガスと前記燃料電池スタック
    から排出される余剰の空気とを燃焼器で燃焼させる燃料
    電池システムにおいて、 前記燃焼器の排ガスを前記一酸化炭素変成器に導く排ガ
    ス供給経路を開閉する開閉手段と、 システム停止時に、前記燃焼器からの排ガスを前記一酸
    化炭素変成器に導くように前記開閉手段を制御する制御
    手段とを有することを特徴とする燃料電池システム。
  3. 【請求項3】 改質ガスから水素分離膜装置で分離され
    た水素ガスと、空気供給装置から供給される空気とを用
    いて燃料電池スタックで発電させ、改質器で改質された
    余剰の改質ガスと前記燃料電池スタックから排出される
    余剰の空気とを燃焼器で燃焼させる燃料電池システムに
    おいて、 前記燃焼器の排ガスを前記水素分離膜装置に導く排ガス
    供給経路を開閉する第1の開閉手段と、 前記水素分離膜装置から排出された排ガスを前記燃料電
    池スタックの燃料極に導く第2の排ガス供給経路を開閉
    する第2の開閉手段と、 システム停止時に、前記燃焼器からの排ガスを前記水素
    分離膜装置に導くように前記第1の開閉手段を制御する
    とともに、前記水素分離膜装置から排出された排ガスを
    前記燃料電池スタックの燃料極に導くように前記第2の
    開閉手段を制御する制御手段とを有することを特徴とす
    る燃料電池システム。
  4. 【請求項4】 前記燃焼器内の圧力を上昇させる昇圧手
    段と、 前記燃焼器内の圧力を検出する圧力検出手段とを有し、 前記制御手段は、 前記燃焼器内の圧力が所定値まで上昇するように昇圧手
    段を制御することを特徴とする請求項1乃至3項に記載
    の燃料電池システム。
  5. 【請求項5】 前記燃焼器に供給される空気の温度を検
    出する温度検出手段を有し、 前記制御手段は、 前記燃焼器に供給される空気の温度が所定値以上である
    場合、前記空気供給装置を停止させることを特徴とする
    請求項1乃至3項に記載の燃料電池システム。
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