JP2002093184A - メモリ回路 - Google Patents
メモリ回路Info
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Abstract
み接続構造のメモリ回路において、y方向の寸法を縮小
してセル領域の面積を縮小し、1チップ当たりの製造コ
ストの低減。 【解決手段】 メモリ素子MOS-Trがx方向とy方向に配
列された複数個のコードブロック(メモリブロック)RO
MCODE1〜4 と、コードブロック内のメモリ素子を選択す
るためのx方向デコーダDEC1とy方向デコーダDEC2とを
備え、選択されたメモリ素子からデータ出力端NA0 …NL
255 にメモリデータを出力する構成のメモリ回路におい
て、コードブロックROMCODE1〜4 はy方向に配列した複
数のメモリ素子を所定の数毎に分割した複数の単位コー
ドブロックU-ROCODE-A〜H で構成されており、該単位コ
ードブロックはそれぞれデータ出力端に対して並列接続
されるとともに、x方向デコーダDEC1は該単位メモリブ
ロックすべてに共用されている。x方向デコーダDEC1は
メモリブロック単位で設ければよい。
Description
特にIC、LSI全体の面積の縮小化を図り、1チップ
当たりの製造コストを低減することを可能にしたメモリ
回路に関するものである。
求に伴い、メモリ素子としてROM素子を用いるROM
回路では、縦積み型ROM回路が提案されている。この
縦積み型ROM回路は、特にROM回路におけるデータ
バス配線増加分を減らし、ROM回路全体のセル面積を
出来る限り小さくさせる為に構成されている。例えば、
1文字が12×12ドットの8192文字データ容量を出力する
ROM回路として、図3に示されているものがある。こ
のROM回路は、16分割されたROMコードブロック
ROMCODE1〜16で構成されており、各ROMコードブロッ
クROMCODE の1個当りの容量は、縦2文字、横256 文字
の 2×256=512 文字コード分となる。また、前記各RO
MコードブロックROMCODE1〜16には、それぞれx方向デ
コーダDEC1とy方向デコーダDEC2が1組ずつ接続されて
おり、ROMコードブロックROMCODE1〜16内の各アドレ
スにアクセスさせる動作を行う。さらに、外部入力信号
を受け取り、コード出力信号を外部出力させるインター
フェースブロックROM-IFを有する。このインターフェー
スブロックROM-IFでは、外部入力信号よりコード出力さ
せるROMアドレスが決定され、当該ROMアドレスを
ROMコードブロック選択アドレスとx方向アドレスと
y方向アドレスに分解させる機能を有する。なお、前記
x方向デコーダDEC1にはアクセスされたコード出力を前
記インターフェースブロックROM-IFに転送するデータバ
ス配線も有する。
構成を図4に示す。MOSトランジスタMOS-Trが、y方
向(縦方向)に、文字分としての12×2(2 文字分) =24
個と、制御トランジスタとしての1個とで、計25個が配
列されており、それぞれデータアドレス端子A0〜A11 、
B0〜B11 及びROMコード制御信号端子SDに接続されて
いる。また、x方向に12(1文字分) ×256(256 文字分)
=3072個配列されており、最上のMOSトランジスタMO
S-Trの各出力端子は共通接続されて、ROMコード出力
端子NA0 〜NL0 ,NA1 〜NL1 ,…,NA255 〜NL255 とし
て図外のデータバスへデータを出力する。そして、y方
向のデータアドレス端子A0〜A11 、B0〜B11 を前記y方
向デコーダDEC2で選択し、x方向のROMコード出力端
子NA0 〜NL0 ,NA1 〜NL1 ,…,NA255 〜NL255 を前記
x方向デコーダDEC1で選択してMOSトランジスタを選
択し、ROMコード制御信号端子SDで制御トランジスタ
のオン、オフを制御する。
ロックROMCODE を縦積み型ROM回路として構成する場
合、縦積みできるMOSトランジスタMOS-Trの個数には
必ず限界が存在する。何故ならば、縦積み段数が多けれ
ば多い程、直列接続されたMOSトランジスタMOS-Trの
オン抵抗による合成抵抗値は大きくなり、各ROMコー
ドブロックROMCODE の下部領域のコード出力応答時間が
極端に大きくなるからである。或いはこの縦積みMOS
トランジスタMOS-Trのデバイス特性であるスレッショル
ド電圧特性により、プリチャージ時におけるROMコー
ドブロックROMCODE の下部領域では所望の初期バイアス
に十分印加されずに動作不良を引き起こす要因にもなっ
ている。このような問題点は最近のLSIにおける電源
電圧動作範囲の低電圧化に伴って顕著なものとなる。し
たがって、縦積み出来る段数は自ずと制限され、通常の
ROMコードブロックROMCODE は、20〜40段程度で縦積
みされたROM回路として提供されており、図4に示し
たROMコードブロックROMCODE では、その縦積みMO
SトランジスタMOS-Trの段数を25段に抑えている。
し)動作手順は次のフローにて行われる。インターフェ
ースブロックROM-IFでは、外部入力信号よりコード出力
させるROMアドレスが決定され、当該ROMアドレス
をROMコードブロック選択アドレスとx方向アドレス
とy方向アドレスに分解させる。このROMアドレスを
x方向デコーダーDEC1とy方向デコーダーDEC2が受け取
りデコード決定するまでの間、各ROMコードブロック
ROMCODE1〜16はプリチャージを開始する。プリチャージ
開始初期設定として、ROMコード制御信号端子SDをLo
w にする。また、プリチャージ状態として、ROMコー
ド出力端子NA0 〜NL0 ,NA1 〜NL1 ,…,NA255 〜NL25
5 をHigh状態にさせ、y方向データアドレス端子A0〜A1
1,B0〜B11 は全てHighとする。この時、各ROMコード
ブロックROMCODE のMOSトランジスタMOS-Trは全てが
ONとなり、プリチャージが完了する。
AD 状態では、まずROMコードブロック選択アドレス
より該当するROMコードブロックROMCODE1〜16が選択
され、x方向アドレスよりx方向256 文字分のROMコ
ード出力端子NA0 〜NL0 ,NA1 〜NL1 ,…,NA255 〜NL
255 から1文字分(12ドット)のみを選択し、データバ
ス配線に接続する。また、y方向デコーダDEC2よりy方
向データアドレス端子A0〜A11,B0〜B11 の中の1つがLo
w に切り換わり、ROMアドレスが選択される。最後
に、ROMコード制御信号端子SDをHighに切り換えてデ
ータバス配線にコード出力を行う。
ROM回路では、各ROMコードブロックROMCODE 単位
にx方向デコーダDEC1とy方向デコーダDEC2が必要とさ
れるが、図3に示したように、特にx方向デコーダDEC1
は、MOSトランジスタMOS-Trの縦方向(y方向)に配
列されるため、当該x方向デコーダDEC1とそのデータバ
ス配線を含む領域がROM回路の縦方向(y方向)の長
さに加算されることになる。そのため、ROM回路のy
方向の寸法を縮小することが難しく、結果としてROM
回路の高集積化が困難になるとともに、1チップ当たり
の製造コストが高価なものになる。
に、インターフェースブロックROM-IF、y方向デコーダ
DEC2、ROMコードブロックROMCODE1〜16のそれぞれx
方向の寸法をx1,x2,x3とし、ROMコードブロ
ックROMCODE1〜16、x方向デコーダDEC1のそれぞれy方
向の寸法をy1,y2とする。これから、x1=40μ
m、x2=180 μm、x3= 3760 μmとなり、x方向
の全寸法x4=3980μmとなる。また、y1=36.5μ
m、y2=57.0μmとなり、y方向の全寸法y3=1496
μmとなる。したがって、ROM回路の面積S2は、S
2=(x1+x2+x3)×y3≒5.97〔mm2 〕となる。
法として、x方向デコーダの数を低減すること、すなわ
ちROMコードブロックROMCODE のブロック数を減らす
ことが考えられる。このROMコードブロックのブロッ
ク数を低減するには各ROMコードブロックROMCODE 内
の縦積みMOSトランジスタMOS-Trの縦積み段数を増加
すれば良いが、前述したように縦積みMOSトランジス
タの縦積み段数には限度があるので、このような対策は
事実上不可能である。また、横方向(x方向)のサイズ
を上げることが考えられるが、x方向のサイズを上げて
も、セル面積自体は同じで本質的な解決にはならない。
更に、データバス配線遅延増加に伴うタイミング動作不
具合という別の弊害が生じてしまう。
リ素子におけるy方向の寸法を縮小し、これによりメモ
リ回路を構成するセル領域の面積を縮小して1チップ当
たりの製造コストを低減することを可能にしたメモリ回
路を提供することにある。
ジスタ等のメモリ素子がx方向とy方向に配列された複
数個のメモリブロックと、前記メモリブロック内の前記
メモリ素子を選択するためのx方向デコーダとy方向デ
コーダとを備え、前記選択されたメモリ素子からデータ
出力端にメモリデータを出力する構成のメモリ回路にお
いて、前記メモリブロックは、前記y方向に配列した複
数のメモリ素子を所定の数毎に分割した複数の単位メモ
リブロックで構成され、前記複数の単位メモリブロック
はそれぞれ前記データ出力端に対して並列接続されると
ともに、前記x方向デコーダは前記複数の単位メモリブ
ロックに共用されていることを特徴とする。
向デコーダは前記メモリブロックの各単位メモリブロッ
クを選択する機能と、選択された単位メモリブロック内
のyアドレスのメモリ素子を選択する機能を有し、前記
x方向デコーダは前記各単位メモリブロックのそれぞれ
同一xアドレスのメモリ素子を選択する機能を有してい
る。また、本発明のメモリ回路は、単位メモリブロック
を構成するy方向のトランジスタの数は、任意のビット
数構造のコード出力、例えば一つの文字コードに対応し
た個数のトランジスタと、前記単位メモリブロックが選
択されるときにオン状態にされる1個のスイッチ素子と
してのトランジスタとで構成される数として構成され
る。
ックを複数の単位メモリブロックで構成しており、特
に、y方向デコーダで各メモリブロックないし単位メモ
リブロック内のメモリ素子のy方向データアドレスを選
択し、x方向デコーダで全単位メモリブロック内のメモ
リ素子のx方向データアドレスを選択することが可能と
なる。これにより、x方向デコーダはメモリブロック単
位で設ければよく、単位メモリブロック毎にx方向デコ
ーダを設ける必要がなくなり、x方向デコーダの数が削
減でき、当該x方向デコーダが占有する領域とデータバ
ス配線が占有する領域が不要になり、レイアウト面積を
削減させた大規模なメモリ回路を得ることが可能にな
る。
参照して説明する。図1は本発明を図3に示した従来構
成と同様に、1文字が12×12ドットの8192文字データ容
量を出力するROM回路として構成した実施形態であ
る。この文字データ容量の文字コード数は第1種JIS コ
ード数を網羅出来る容量を意味する。このROM回路
は、4分割されたROMコードブロックROMCODE1〜4 で
構成されており、各ROMコードブロックROMCODE の1
個当りの容量は、縦8文字、横256 文字の 8×256=2048
文字コード分となる。また、前記各ROMコードブロッ
クROMCODE1〜4 には、それぞれx方向デコーダDEC1とy
方向デコーダDEC2が1組ずつ接続されており、ROMコ
ードブロックROMCODE1〜4 内の各アドレスにアクセスさ
せる動作を行う。さらに、外部入力信号を受け取り、コ
ード出力信号を外部出力させるインターフェースブロッ
クROM-IFを有する。このインターフェースブロックROM-
IFでは、外部入力信号よりコード出力させるROMアド
レスが決定され、当該ROMアドレスをROMコードブ
ロック選択アドレスとx方向アドレスとy方向アドレス
に分解させる機能を有する。それに伴って、x方向デコ
ーダDEC1及びy方向デコーダDEC2が動作し、ROMアド
レスにアクセスする。なお、前記x方向デコーダDEC1に
はアクセスされたコード出力を前記インターフェースブ
ロックROM-IFに転送するデータバス配線も有する。
構成を図2に示す。MOSトランジスタMOS-Trが、y方
向(縦方向)に、文字分としての12×8(8 文字分) =96
個と、各文字に対応する制御トランジスタとしての 8個
とで、計104 個が配列されており、それぞれデータアド
レス端子A0〜A11,B0〜B11,…, H0〜H11 とROMコード
制御信号端子SDA,SDB,…,SDHに接続されている。また、
x方向に12(1文字分)×256(256 文字分) =3072個配列
されており、最上のMOSトランジスタMOS-Trの各出力
端子は共通接続されて、ROMコード出力端子NA0 〜NL
0 ,NA1 〜NL1,…,NA255 〜NL255 として図外のデー
タバスへデータを出力する。そして、y方向のデータア
ドレス端子A0〜A11,…,H0 〜H11 とROMコード制御信
号端子SDA,SDB,…,SDHを前記y方向デコーダDEC2で選択
し、x方向のROMコード出力端子NA0 〜NL0 ,NA1 〜
NL1 ,…,NA255 〜NL255 を前記x方向デコーダDEC1で
選択してMOSトランジスタを選択する。
の12個のMOSトランジスタMOS-TRと、当該1文字分
の制御トランジスタMOS-TRとの13個のMOSトランジ
スタMOS-Trは一つの単位のROMコードブロックU-ROMC
ODE として構成されている。すなわち、前記データアド
レス端子A0〜A11 とROMコード制御信号端子SDA につ
ながるMOSトランジスタが一つの単位ROMコードブ
ロックU-ROMCODE1-Aとして構成されている。同様に、デ
ータアドレス端子B0〜B11 とROMコード制御信号端子
SDB のようにデータアドレス端子H0〜H11 とROMコー
ド制御信号端子SDH に至るまで、各端子につながるMO
Sトランジスタがそれぞれ一つの単位ROMコードブロ
ックU-ROMCODE-B,…,U-ROMCODE-Hとして構成され、合計
でy方向に配列された文字数分の8個の単位ROMコー
ドブロックU-ROMCODE-A 〜H として構成されている。そ
して、前記各単位ROMコードブロックU-ROMCODE-A 〜
Hにおけるデータアドレス端子A0,B0,C0, …,H0 につな
がるそれぞれ縦積み接続されたMOSトランジスタMOS-
Trにおいては、並列接続されたデータ線DL-A,DL-B,…,D
L-H によって、前記ROコード出力端子NA0 〜NL0 ,NA
1 〜NL1 ,…,NA255 〜NL255 に並列状態に接続され、
また、各単位ROMコードブロックU-ROMCODE-A 〜H に
おけるデータアドレス端子A11,B11,C11,…,H11につなが
るMOSトランジスタMOS-Trにおいて接地されている。
すなわち、前記各単位ROMコードブロックU-ROMCODE-
A 〜H はそれぞれy方向において並列に接続されている
ことになる。
み出し)動作につき説明する。インターフェースブロッ
クROM-IFでは、外部入力信号よりコード出力させるRO
Mアドレスが決定され、当該ROMアドレスをROMコ
ードブロック選択アドレスとx方向アドレスとy方向ア
ドレスに分解させる。この外部入力信号からROMアド
レスをx方向デコーダDEC1とy方向デコーダDEC2が受け
取りデコード決定するまでの間、ROMコードブロック
ROMCODE1〜4 自体はプリチャージを開始する。プリチャ
ージ開始初期設定として、ROMコード制御信号端子SD
A,SDB,…,SDHをLow にする。プリチャージ状態として、
全てのROMコード出力端子NA0 〜NL0,NA1 〜NL1 ,
…,NA255 〜NL255 をHigh状態にし、y方向データアド
レス端子A0〜A11,B0〜B11,…,H0 〜H11 は全てHighとす
る。この時、ROMコードブロックROMCODE1〜4 のMO
SトランジスタMOS-Trは全てONとなり、プリチャージが
完了する。
READ状態では、まずROMコードブロック選択アドレス
により該当するROMコードブロックROMCODE1〜4 のい
ずれかが選択される。次いで、x方向アドレスにより、
x方向デコーダDEC1はx方向256 文字分のROMコード
出力端子NA0 〜NL0 ,NA1 〜NL1 ,…,NA255 〜NL255
から1文字分(12ドット)のみを選択し、データバス配
線に接続する。また、y方向アドレスにより、y方向デ
コーダDEC2はy方向データアドレス端子A0〜A11,B0〜B1
1,…,H0 〜H11 の中の一つがLow に切り換わり、ROM
アドレスが選択される。最後に、ROMコード制御信号
端子SDA,SDB,…,SDHの中で、y方向データアドレスで選
択されたROMコードブロックに該当する端子をHighに
切り換えてデータバス配線にコード出力を行う。かくし
て、任意のROMアドレスによるデータ読み出しが可能
となる。
は、ROM回路を構成する4つのROMコードブロック
ROMCODE1〜4 をそれぞれ8つの単位ROMコードブロッ
クU-ROMCODE-A 〜H で構成しており、特に、y方向デコ
ーダDEC2とインターフェースブロックROM-IFとで、各R
OMコードブロックROMCODE1〜4 のいずれを選択し、か
つ選択したROMコードブロック内の単位ROMコード
ブロックU-ROMCODE-A 〜H のいずれかを選択した上で、
当該選択された単位ROMコードブロックU-ROMCODE 内
のy方向データアドレス端子を選択することが可能とな
る。したがって、単位ROMコードブロックU-ROMCODE
毎にx方向デコーダDEC1を設ける必要はなく、ROMコ
ードブロックROMCODE1〜4 単位でx方向デコーダDEC1を
設けることで良く、x方向デコーダDEC1の数が削減で
き、かつ当該x方向デコーダDEC1が占有する領域とデー
タバス配線が占有する領域が不要になる。これにより、
レイアウト面積を削減させた大規模ROM回路を得るこ
とが可能になる。
比較すると、8個の単位ROMコードブロックU-ROMCOD
E が縦方向(y方向)にレイアウト配置されたROMコ
ードブロックROMCODE1〜4 において、y方向の長さy4
は、 y4=y1÷25×13×8 ≒152 [ μm] となる。ここで、y1は、従来のROMコードブロック
ROMCODE1〜16でy方向が2文字で構成された25段縦積み
MOSトランジスタMOS-Trのy方向の長さである。すな
わち、前記y1÷25は、MOSトランジスタの1個当たり
のy方向の長さとなる。また、x方向デコーダDEC1のy
方向の長さy2は従来と同じである。したがって、ROM
回路全体のy方向の長さy5は、 y5=(y4+y2)×4 ≒840[μm] である。一方、x方向の長さx1,x2,x3は、従来
と同じであり、ROM回路のx方向の全体の長さx4も
同じであり、x4=3980〔μm〕である。したがって、
ROM回路全体の面積S1は、 S1=(x1+x2+x3)×y5≒3.34〔mm2 〕 となる。
積S1=3.34〔mm2 〕と、従来のROM回路の面積S
2=5.97〔mm2〕とを比較すると、両者の面積比R
(R=S1/S2)は、 R=3.34÷5.97×100 ≒55.9〔%〕 となる。このことから、本実施形態のROM回路では、
従来に比較してROM回路の面積をほぼ半減(1/2)
させることができ、チップ面積の縮小化(シュリンク
化)が可能になることが判る。
リ回路を、文字コードROMセルとして使用されるRO
M回路に適用した例を示したが、本発明では、文字コー
ドROMセル以外の用途として構成されるROM回路、
ないしメモリ回路の全般に適用することが可能である。
また、この場合、単位ROMコードブロックとして、前
記した文字コードの場合のデータバス幅は1文字分のド
ット数である12×12ビットであったが、単位ROMコー
ドブロックを構成するビット数は前記12×12ビットに限
られるものではなく、適宜設定を変更したビット数のデ
ータバス配線手段に置き換えても良い。したがって、単
位ROMコードブロックにおいて1単位分の高さである
12ドットに応じた13段縦積みMOSトランジスタの構成
を、適宜縦積みMOSトランジスタの段数の異なる単位
ROMコードブロックとして構成してもよい。さらに、
前記実施形態では、一つのROMコードブロックを構成
する単位ROMコードブロック数は8個であったが、こ
の単位ROMコードブロック数についても適宜構成数を
変更することが可能である。
ロックはy方向に配列した複数のメモリ素子を所定の数
毎に分割した複数の単位メモリブロックで構成され、前
記複数の単位メモリブロックはそれぞれデータ出力端に
対して並列接続されるとともに、x方向デコーダが複数
の単位メモリブロックに共用されているので、y方向デ
コーダで各単位メモリブロック内のメモリ素子のy方向
データアドレスを選択し、x方向デコーダで全単位メモ
リブロック内のメモリ素子のx方向データアドレスを選
択することが可能となる。これにより、x方向デコーダ
はメモリブロック単位で設ければよく、単位メモリブロ
ック毎にx方向デコーダを設ける必要がなくなり、x方
向デコーダの数が削減でき、当該x方向デコーダが占有
する領域とデータバス配線が占有する領域が不要にな
り、レイアウト面積を削減し、かつ製造コストを低減し
た大規模なメモリ回路を得ることが可能になる。
形態のブロック構成図である。
ブロックの内部回路構成を示す回路図である。
構成図である。
ブロックの内部回路構成を示す回路図である。
ック) MOS-Tr MOSトランジスタ(メモリ素子) DEC1 x方向デコーダ DEC2 y方向デコーダ ROM-IF インターフェースブロック NA0 〜NL0 ,NA1 〜NL1 ,…,NA255 〜NL255 ROM
コード出力端子 A0〜A11 ,B0〜B11,…,H0〜H11 データアドレス端子 SDA 〜SDH ROMコード制御信号端子
Claims (5)
- 【請求項1】 メモリ素子がx方向とy方向に配列され
た複数個のメモリブロックと、前記メモリブロック内の
前記メモリ素子を選択するためのx方向デコーダとy方
向デコーダとを備え、前記選択されたメモリ素子からデ
ータ出力端にメモリデータを出力する構成のメモリ回路
において、前記メモリブロックは、前記y方向に配列し
た複数のメモリ素子を所定の数毎に分割した複数の単位
メモリブロックで構成され、前記複数の単位メモリブロ
ックはそれぞれ前記データ出力端に対して並列接続され
るとともに、前記x方向デコーダは前記複数の単位メモ
リブロックに共用されていることを特徴とするメモリ回
路。 - 【請求項2】 前記y方向デコーダは前記メモリブロッ
クの各単位メモリブロックを選択する機能と、選択され
た単位メモリブロック内のyアドレスのメモリ素子を選
択する機能を有し、前記x方向デコーダは前記各単位メ
モリブロックのそれぞれ同一xアドレスのメモリ素子を
選択する機能を有することを特徴とする請求項1に記載
のメモリ回路。 - 【請求項3】 前記メモリ素子はトランジスタで構成さ
れ、y方向に縦積み接続された複数個の前記トランジス
タは、y方向に複数の単位メモリブロックとして分割さ
れ、前記各単位メモリブロック内の縦積み接続されたト
ランジスタは前記単位メモリブロック毎に前記データ出
力端に接続されていることを特徴とする請求項1または
2に記載のメモリ回路。 - 【請求項4】 前記単位メモリブロックを構成するy方
向のトランジスタの数は、任意のビット数構造のコード
出力に対応した個数のトランジスタと、前記単位メモリ
ブロックが選択されるときにオン状態にされる1個のス
イッチ素子としてのトランジスタとで構成される数であ
ることを特徴とする請求項3に記載のメモリ回路。 - 【請求項5】 前記単位メモリブロックは、y方向には
一つの文字コードを構成するのに必要とされる数のトラ
ンジスタと前記スイッチ素子としてのトランジスタとが
接続され、x方向には複数の文字コードに対応する個数
のトランジスタがx方向に接続されていることを特徴と
する請求項4に記載のメモリ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000275803A JP2002093184A (ja) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | メモリ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000275803A JP2002093184A (ja) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | メモリ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002093184A true JP2002093184A (ja) | 2002-03-29 |
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ID=18761363
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000275803A Pending JP2002093184A (ja) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | メモリ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002093184A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7843733B2 (en) | 2007-06-12 | 2010-11-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Flash memory devices having three dimensional stack structures and methods of driving same |
-
2000
- 2000-09-12 JP JP2000275803A patent/JP2002093184A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7843733B2 (en) | 2007-06-12 | 2010-11-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Flash memory devices having three dimensional stack structures and methods of driving same |
USRE46994E1 (en) | 2007-06-12 | 2018-08-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Flash memory devices having three dimensional stack structures and methods of driving same |
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