JP2002093060A - 情報記録媒体、情報記録装置、情報記録方法、情報再生装置および情報再生方法 - Google Patents

情報記録媒体、情報記録装置、情報記録方法、情報再生装置および情報再生方法

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JP2002093060A
JP2002093060A JP2001207127A JP2001207127A JP2002093060A JP 2002093060 A JP2002093060 A JP 2002093060A JP 2001207127 A JP2001207127 A JP 2001207127A JP 2001207127 A JP2001207127 A JP 2001207127A JP 2002093060 A JP2002093060 A JP 2002093060A
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Hiroyuki Yabuno
寛之 薮野
Yoshihisa Fukushima
能久 福島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セクタデータ内のデータ符号のデータ構造を
変更することなく、データ符号以外のデータをセクタデ
ータに埋め込むことが可能な情報記録媒体を提供する。 【解決手段】 情報記録媒体101は、複数のデータ符
号を記録するための複数のデータ符号領域201と、複
数の同期符号を記録するための複数の同期符号領域20
0とを備えている。複数のデータ符号以外のデータが、
複数の同期符号領域200のうち少なくとも1つの同期
符号領域200に少なくとも1つの同期符号の形式で記
録されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体、情
報記録装置、情報記録方法、情報再生装置および情報再
生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の情報記録媒体1201
と、情報記録媒体1201に記録されるチャンネル信号
1203のデータ構造の一例とを示す。
【0003】チャンネル信号1203は、ピックアップ
1202によって情報記録媒体1201に記録される。
また、情報記録媒体1201に記録されたチャンネル信
号1203は、ピックアップ1202によって再生され
る。
【0004】チャンネル信号1203は、複数の同期符
号と複数のデータ符号とを含む。チャンネル信号120
3に含まれる複数のデータ符号を復号化することによ
り、データが得られる。
【0005】図13および図14は、情報記録媒体12
01に記録されるセクタデータの構造の一例を示す。
【0006】情報記録媒体1201には、通常、符号化
されたデータが記録される。典型的な符号化方法は、8
−16変調などのディジタル変調を行う方法である。こ
のようなディジタル変調を行うことにより、信号の周波
数成分を一定以下に制限することができる。
【0007】変調されたデータには、所定の間隔ごと
に、同期符号が挿入される。同期符号は、変調されたデ
ータには決して現れることがない特殊なデータパターン
を有している。このような同期符号を挿入しておくこと
により、データの読み取り時にビットずれが発生した場
合にも、同期符号を検出した時に正しいビット位置に再
設定することによって、以降は正しくデータを読み出す
ことができる。同期符号を付与する単位は、フレームと
呼ばれる。
【0008】セクタは、1つ以上のフレームを含む。セ
クタには、セクタアドレス(すなわち、セクタの通し番
号)が付与されている。セクタアドレスは、セクタ中の
特定の位置(例えば、第1フレームの先頭)に記録され
ている。
【0009】変調されたフレームデータ(データ符号)
に対して変調の逆変換である復調を行い、フレームデー
タを1セクタ分だけ集めることにより、復調(復号)後
のセクタデータが得られる。そのセクタデータを1つ以
上集め、データの並べ替えを行った後のデータ構造に対
して誤り訂正符号(例えば、リード・ソロモン符号)を
形成する。
【0010】誤り訂正を行う単位である1つ以上のセク
タを誤り訂正ブロックと呼ぶ。誤り訂正符号によって、
ある一定範囲内のデータ誤りを訂正することが可能とな
る。その結果、前述したようにデータ読み取り時にビッ
トずれが発生した場合でも、最終的に正しいデータを得
ることができる。
【0011】図13は、セクタデータの構造の一例を示
す。図13に示される例では、同期符号は、SY0およ
びSY1のいずれかである。同期符号SY0は、第1フ
レームの先頭に配置されており、同期符号SY1は、第
2フレームから第26フレームの先頭に配置されてい
る。このような同期符号の配置は、1セクタの先頭フレ
ームと、それ以外のフレームとを区別するために有益で
ある。
【0012】このように2種類の異なる同期符号を各フ
レームに割り当てることにより、変調されたデータ(デ
ータ符号)を復調することなく、セクタの先頭を認識す
ることができるという利点がある。
【0013】図14は、セクタデータの構造の他の例を
示す。この例は、DVD(Digital Versa
tile Disk)のセクタデータの構造を示したも
のである。図14に示される例では、同期符号は、SY
0〜SY7のいずれかである。同期符号SY0は、第1
フレームの先頭に配置されている。同期符号SY1は、
第3、第11および第19フレームの先頭に配置されて
いる。同期符号SY2は、第5、第13および第21フ
レームの先頭に配置されている。同期符号SY3は、第
7、第15および第23フレームの先頭に配置されてい
る。同期符号SY4は、第9、第17および第25フレ
ームの先頭に配置されている。同期符号SY5は、第
2、第4、第6、第8および第10フレームの先頭に配
置されている。同期符号SY6は、第12、第14、第
16および第18フレームの先頭に配置されている。同
期符号SY7は、第20、第22、第24および第26
フレームの先頭に配置されている。このような同期符号
の配置は、1セクタ中のフレーム位置を特定するために
有益である。
【0014】このように8種類の異なる同期符号を各フ
レームに割り当てることにより、変調されたデータ(デ
ータ符号)を復調することなく、1セクタ中のフレーム
位置を特定することができるという利点がある。
【0015】連続する2つのフレームに含まれる2つの
同期符号の並び(記録順序)に応じて、1セクタ中のフ
レーム位置は、以下に示すように特定される。 (SY7,SY0)=第1フレーム、 (SY0,SY5)=第2フレーム、 (SY5,SY1)=第3フレーム((SY0,SY
5,SY1))、 (SY1,SY5)=第4フレーム、 (SY5,SY2)=第5フレーム、 (SY2,SY5)=第6フレーム、 (SY5,SY3)=第7フレーム、 (SY3,SY5)=第8フレーム、 (SY5,SY4)=第9フレーム、 (SY4,SY5)=第10フレーム、 (SY5,SY1)=第11フレーム((SY4,SY
5,SY1))、 (SY1,SY6)=第12フレーム、 (SY6,SY2)=第13フレーム、 (SY2,SY6)=第14フレーム、 (SY6,SY3)=第15フレーム、 (SY3,SY6)=第16フレーム、 (SY6,SY4)=第17フレーム、 (SY4,SY6)=第18フレーム、 (SY6,SY1)=第19フレーム、 (SY1,SY7)=第20フレーム、 (SY7,SY2)=第21フレーム、 (SY2,SY7)=第22フレーム、 (SY7,SY3)=第23フレーム、 (SY3,SY7)=第24フレーム、 (SY7,SY4)=第25フレーム、 (SY4,SY7)=第26フレーム。
【0016】このように、連続する2つのフレームに含
まれる2つの同期符号の並びを判別することにより、第
1〜第2フレーム、第4〜第10フレームおよび第12
〜第26フレームを判別することが可能である。
【0017】なお、連続する2つのフレームに含まれる
2つの同期符号の並びによっては、第3フレームと第1
1フレームとを区別することができない。いずれのケー
スも、同期符号の並びが(SY5,SY1)となるから
である。この場合には、もう1つ前の同期符号を加え
て、連続する3つのフレームに含まれる3つの同期符号
の並びを判別するようにすればよい。もう1つ前の同期
符号が「SY0」である場合には、第3フレームと判別
され、もう1つ前の同期符号が「SY4」である場合に
は、第11フレームと判別される。
【0018】図15は、DVDにおいて使用される8種
類の同期符号のパターンをNRZ(Not Retur
n Zero)表記で表わしたものを示す。DVDで
は、記録される信号の直流成分が小さくなるように、図
15に示される同期符号1および同期符号2の一方が選
択的に使用される。
【0019】図16は、従来の情報再生装置1600の
構成の一例を示す。
【0020】情報再生装置1600は、ピックアップ1
601と、同期符号検出器1602と、復号化器160
3と、メモリ制御回路1604と、メモリ1605とを
含む。
【0021】ピックアップ1601は、情報記録媒体1
201に記録されたチャンネル信号を再生することによ
り、再生されたチャンネル信号を出力する。
【0022】同期符号検出器1602は、再生されたチ
ャンネル信号に含まれる同期符号を検出することによ
り、再生されたチャンネル信号に含まれるデータ符号と
同期符号とを分離する。同期符号によって正しく同期さ
れたデータ符号が復号化器1603に出力される。
【0023】復号化器1603は、データ符号を復号
(復調)することにより、フレーム毎のデータを生成す
る。フレーム毎のデータは、メモリ制御回路1604に
出力される。
【0024】メモリ制御回路1604は、フレーム毎の
データに基づいてデータを生成し、生成されたデータを
メモリ1605に格納する。
【0025】図17は、従来の情報再生装置1700の
構成の一例を示す。図17において、図16に示される
構成要素と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、
その説明を省略する。
【0026】情報再生装置1700は、図16に示され
る情報再生装置1600の構成要素に加えて、フレーム
位置推定器1701をさらに含む。
【0027】フレーム位置推定器1701は、同期符号
検出器1602から出力される同期符号(または種別符
号)に従ってフレームの正しい位置を推定する。フレー
ムの位置を示す信号がメモリ制御回路1604に出力さ
れる。
【0028】メモリ制御回路1604は、フレーム位置
推定器1701から出力されたフレームの位置を示す信
号に基づいて、データを生成する。これにより、より正
しいフレーム位置にデータを格納することが可能にな
る。
【0029】図18は、従来の情報記録装置1800の
構成の一例を示す。
【0030】情報記録装置1800は、ピックアップ1
801と、同期符号挿入器1802と、符号化器180
3と、メモリ制御回路1804と、メモリ1805とを
含む。
【0031】メモリ制御回路1804は、メモリ180
5に格納されているデータを読み出し、データに基づい
てフレーム毎のデータを生成する。フレーム毎のデータ
は、符号化器1803に出力される。
【0032】符号化器1803は、フレーム毎のデータ
を符号化することにより、データ符号を生成する。デー
タ符号は、同期符号挿入器1802に出力される。
【0033】同期符号挿入器1802は、データ符号の
間に同期符号を挿入することにより、チャンネル信号を
生成する。チャンネル信号は、ピックアップ1801に
出力される。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の構成によれば、データ符号以外のデータ(例え
ば、暗号鍵などの著作権保護のための属性情報)をセク
タデータまたは誤り訂正ブロックのデータに付加して情
報記録媒体に記録したい場合には、セクタデータ内のデ
ータ符号のデータ構造および誤り訂正ブロックのデータ
構造を変更しなければならなかった。このため、情報再
生装置や情報記録装置の設計を大幅に変更する必要があ
った。
【0035】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、セクタデータ内のデータ符号のデータ構造を変
更することなく、データ符号以外のデータをセクタデー
タに埋め込むことが可能な情報記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0036】また、本発明は、誤り訂正ブロックのデー
タ構造を変更することなく、データ符号以外のデータを
誤り訂正ブロックのデータに埋め込むことが可能な情報
記録媒体を提供することを目的とする。
【0037】さらに、本発明は、上述した情報記録媒体
のための情報記録装置、情報記録方法、情報再生装置お
よび情報再生方法を提供することを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録媒体
は、複数のデータ符号を記録するための複数のデータ符
号領域と、複数の同期符号を記録するための複数の同期
符号領域とを備えた情報記録媒体であって、前記複数の
データ符号以外のデータが、前記複数の同期符号領域の
うち少なくとも1つの同期符号領域に少なくとも1つの
同期符号の形式で記録されており、これにより、上記目
的が達成される。
【0039】前記データは、前記情報記録媒体に記録さ
れるコンテンツの著作権を保護するためのデータであっ
てもよい。
【0040】前記複数の同期符号領域のそれぞれは、前
記同期符号を識別する識別符号を記録するための識別符
号領域と前記同期符号の種別を示す種別符号を記録する
ための種別符号領域とを含み、前記データは、複数の種
別符号領域のうち少なくとも1つの種別符号領域に少な
くとも1つの種別符号の形式で記録されていてもよい。
【0041】前記複数の同期符号のそれぞれは、SY
0、SY1およびSY2のいずれかであり、同期符号S
Y0は、セクタデータを記録するためのセクタ領域の先
頭位置に配置された同期符号領域に記録されており、同
期符号SY1およびSY2のそれぞれは、前記セクタ領
域の先頭位置以外の位置に配置された同期符号領域に記
録されており、前記データは、同期符号SY1およびS
Y2うちの少なくとも1つを含む配列によって表現され
てもよい。
【0042】前記複数の同期符号のそれぞれは、SY0
〜SY7のいずれかであり、同期符号SY0は、複数の
フレームを有するセクタデータを記録するためのセクタ
領域の先頭位置に配置された同期符号領域に記録されて
おり、同期符号SY1〜SY7のそれぞれは、前記セク
タ領域の先頭位置以外の位置に配置された同期符号領域
に記録されており、前記データの少なくとも一部は、前
記複数のフレームのうち所定の連続する2フレームにそ
れぞれ含まれる2つの同期符号の並びによって表現され
てもよい。
【0043】前記2つの同期符号の並びは、(SY1,
SY1)、(SY1,SY2)、(SY1,SY3)、
(SY1,SY4)、(SY2,SY1)、(SY2,
SY2)、(SY2,SY3)、(SY2,SY4)、
(SY3,SY1)、(SY3,SY2)、(SY3,
SY3)、(SY3,SY4)、(SY4,SY1)、
(SY4,SY2)、(SY4,SY3)および(SY
4,SY4)のうちのいずれか1つであってもよい。
【0044】本発明の情報記録装置は、情報記録媒体に
情報を記録する情報記録装置であって、前記情報記録媒
体は、複数のデータ符号を記録するための複数のデータ
符号領域と、複数の同期符号を記録するための複数の同
期符号領域とを含み、前記情報記録装置は、付加データ
を符号化することにより、少なくとも1つの同期符号の
形式のデータを生成する符号化器と、前記少なくとも1
つの同期符号の形式のデータを前記複数の同期符号領域
のうちの少なくとも1つに記録する記録部とを備えてお
り、これにより、上記目的が達成される。
【0045】本発明の情報記録方法は、情報記録媒体に
情報を記録する情報記録方法であって、前記情報記録媒
体は、複数のデータ符号を記録するための複数のデータ
符号領域と、複数の同期符号を記録するための複数の同
期符号領域とを含み、前記情報記録方法は、付加データ
を符号化することにより、少なくとも1つの同期符号の
形式のデータを生成するステップと、前記少なくとも1
つの同期符号の形式のデータを前記複数の同期符号領域
のうちの少なくとも1つに記録するステップとを包含し
ており、これにより、上記目的が達成される。
【0046】本発明の情報再生装置は、情報記録媒体に
記録された情報を再生する情報再生装置であって、前記
情報記録媒体は、複数のデータ符号を記録するための複
数のデータ符号領域と、複数の同期符号を記録するため
の複数の同期符号領域とを含み、付加データを符号化す
ることによって得られるデータが、前記複数の同期符号
領域のうち少なくとも1つの同期符号領域に少なくとも
1つの同期符号の形式で記録されており、前記情報再生
装置は、前記少なくとも1つの同期符号領域に記録され
た前記少なくとも1つの同期符号の形式のデータを検出
する同期符号検出器と、前記検出された少なくとも1つ
の同期符号の形式のデータを復号化することにより、前
記付加データを生成する復号化器とを備えており、これ
により、上記目的が達成される。
【0047】本発明の情報再生方法は、情報記録媒体に
記録された情報を再生する情報再生方法であって、前記
情報記録媒体は、複数のデータ符号を記録するための複
数のデータ符号領域と、複数の同期符号を記録するため
の複数の同期符号領域とを含み、付加データを符号化す
ることによって得られるデータが、前記複数の同期符号
領域のうち少なくとも1つの同期符号領域に少なくとも
1つの同期符号の形式で記録されており、前記情報再生
方法は、前記少なくとも1つの同期符号領域に記録され
た前記少なくとも1つの同期符号の形式のデータを検出
するステップと、前記検出された少なくとも1つの同期
符号の形式のデータを復号化することにより、前記付加
データを生成するステップとを包含しており、これによ
り、上記目的が達成される。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0049】(実施の形態1)図1は、本発明の情報記
録媒体101と、情報記録媒体101に記録されるチャ
ンネル信号103のデータ構造の一例とを示す。
【0050】チャンネル信号103は、ピックアップ1
02によって情報記録媒体101に記録される。また、
情報記録媒体101に記録されたチャンネル信号103
は、ピックアップ102によって再生される。
【0051】チャンネル信号103は、複数のデータ符
号と、複数の同期符号とを含む。データ符号と同期符号
とは交互に形成されている。同期符号は、データ符号を
正しく同期するためにデータ符号に付与されている。こ
のようなチャンネル信号は、例えば、符号化されたデー
タストリームに複数の同期符号を所定の間隔(等間隔ま
たは非等間隔)で挿入することによって得られる。
【0052】複数の同期符号のそれぞれは、同期符号を
識別するための識別符号と、同期符号の種別を示す種別
符号とを含む。
【0053】チャンネル信号103に含まれる複数のデ
ータ符号を復号化することにより、第1のデータが得ら
れる。チャンネル信号103に含まれる複数の種別符号
のうちの少なくとも1つを復号化することにより、第1
のデータとは異なる第2のデータ(付加データ)が得ら
れる。これは、複数のデータ符号以外のデータが少なく
とも1つの種別符号の形式で情報記録媒体101に埋め
込まれているからである。このように情報記録媒体10
1に埋め込まれたデータとしては、例えば、情報記録媒
体101に記録されたコンテンツの著作権を保護するた
めのデータが挙げられる。
【0054】図2は、図1に示される情報記録媒体10
1に記録されるセクタデータの構造の一例を示す。セク
タデータは、情報記録媒体101に記録される最小単位
のデータである。
【0055】セクタデータは、複数のフレーム(図2に
示される例では、第1フレームから第26フレームの2
6個のフレーム)に分割されている。複数のフレームの
それぞれは、同期符号とデータ符号とを含む。同期符号
は、同期符号を識別するための識別符号と同期符号の種
別を示す種別符号とを含む。
【0056】図2に示される例では、識別符号は「S
Y」であり、種別符号は「(a)」から「(z)」まで
の記号によって表現される互いに区別可能な符号であ
る。種別符号は、例えば、0から25までの番号によっ
て表現され得る。
【0057】なお、識別符号は、Nビットのデータであ
ってもよい。この場合、識別符号は、0から(2^N)
−1までの番号によって表現され得る。ここで、Nは任
意の自然数を示し、^はべき乗演算子を示す。例えば、
N=1であり得る。
【0058】情報記録媒体101(図1)は、セクタデ
ータを記録するためのセクタ領域210を含む。セクタ
領域210は、複数の同期符号をそれぞれ記録するため
の複数の同期符号領域200と、複数のデータ符号をそ
れぞれ記録するための複数のデータ符号領域201とを
含む。複数の同期符号領域200のそれぞれは、識別符
号を記録するための識別符号領域203と、種別符号を
記録するための種別符号領域204とを含む。
【0059】図2において、参照符号202は、種別符
号の列(種別符号「(a)」、「(b)」、
「(c)」、「(d)」、「(e)」、「(f)」、・
・・)を示す。ここで、種別符号の列は、セクタデータ
に含まれるすべての種別符号の列であってもよいし、セ
クタデータに含まれる少なくとも1つの種別符号の列で
あってもよい。種別符号の列202を復号化することに
より、付加データ205が得られる。
【0060】図3は、図2に示されるセクタデータの構
造の具体例を示す。図3に示されるセクタデータの構造
は、図13に示される従来のセクタデータの構造を改良
したものである。図3に示されるセクタデータは、情報
記録媒体101(図1)のセクタ領域210に記録され
る。
【0061】セクタデータは、第1フレームから第26
フレームの26個のフレームに分割されている。第1フ
レームから第26フレームのそれぞれは、同期符号とデ
ータ符号とを含む。同期符号は、同期符号領域200に
記録される。データ符号は、データ符号領域201に記
録される。
【0062】図3に示される例では、同期符号は、SY
0、SY1およびSY2のいずれかである。SY0は、
種別符号=0の同期符号を示し、SY1は、種別符号=
1の同期符号を示し、SY2は、種別符号=2の同期符
号を示す。
【0063】同期符号SY0は、セクタ領域210の先
頭位置に配置された同期符号領域200に記録されてい
る。同期符号SY1およびSY2のそれぞれは、セクタ
領域210の先頭位置以外の位置に配置された同期符号
領域200に記録されている。
【0064】図3に示される例では、付加データは、第
2フレームに含まれる同期符号から第26フレームに含
まれる同期符号までをフレームの番号順(昇順)に並べ
ることにより同期符号の列を生成し、その同期符号の列
を復号化することによって得られる。例えば、同期符号
SY1を復号化することによって値0が得られ、同期符
号SY2を復号化することによって値1が得られると仮
定する。この場合、第2フレームから第26フレームに
含まれる同期符号の列(SY1,SY1,SY2,SY
1,SY2,SY2,SY1,SY2,SY1,SY
1,SY2,SY2,SY2,SY1,SY2,SY
2,SY2,SY1,SY2,SY1,SY1,SY
1,SY2,SY2,SY1)を復号化することによ
り、付加データ(0,0,1,0,1,1,0,1,
0,0,1,1,1,0,1,1,1,0,1,0,
0,0,1,1,0)が得られる。
【0065】このようにして、セクタデータに埋め込ま
れた同期符号の形式のデータに基づいて付加データ「0
010110100111011101000110」
を取得することが可能になる。
【0066】このように、付加データは、少なくとも1
つのフレームのそれぞれに含まれる同期符号SY1およ
びSY2のうちの少なくとも1つを含む同期符号の列を
復号化することによって得られる。
【0067】また、このセクタ当たりの付加データに対
して、誤り訂正符号を生成することにより、情報記録媒
体101から読み出されたチャンネル信号に誤りが生じ
た場合でも、誤り訂正符号を用いてその誤りを訂正する
ことにより、正しい付加データを取得することができ
る。さらに、このセクタ当たりの付加データを複数のセ
クタ分だけ集めることにより、より強力な誤り訂正符号
(例えば、リード・ソロモン符号など)を生成すること
も可能である。
【0068】また、同期符号領域200に記録されるデ
ータは、スクランブル(暗号化)されたデータであって
もよい。このようなデータのスクランブル(暗号化)
は、例えば、データの所定のビット同士を置換したり、
データと擬似乱数との排他的論理和をとることによって
達成される。スクランブル(暗号化)されたデータは、
デスクランブル(復号化)の方法が知られない限り、元
のデータに戻すことはできない。このように、データの
スクランブル(暗号化)は、暗号鍵など秘匿する必要が
ある情報を情報記録媒体101に記録する場合に好適に
行われ得る。
【0069】このように、本発明によれば、セクタデー
タに含まれるデータ符号のデータ構造や、誤り訂正ブロ
ックのデータ構造を変更することなく、セクタまたは誤
り訂正ブロック当たりのデータにデータ符号以外のデー
タを埋め込むことが可能な情報記録媒体を提供すること
が可能になる。また、本発明によれば、セクタまたは誤
り訂正ブロック当たりのデータに埋め込まれたデータ以
外のデータは、従来の情報再生装置を用いて再生され得
る。
【0070】(実施の形態2)図4は、図2に示される
セクタデータの構造の具体例を示す。図4に示されるセ
クタデータの構造は、図14に示される従来のDVDの
セクタデータの構造を改良したものである。図4に示さ
れるセクタデータは、情報記録媒体101(図1)のセ
クタ領域210に記録される。
【0071】セクタデータは、第1フレームから第26
フレームの26個のフレームに分割されている。第1フ
レームから第26フレームのそれぞれは、同期符号とデ
ータ符号とを含む。同期符号は、同期符号領域200に
記録される。データ符号は、データ符号領域201に記
録される。
【0072】図4に示される例では、同期符号は、SY
0〜SY7のいずれかである。SYiは、種別符号=i
の同期符号を示す。ここで、i=0、1、2、・・・、
7である。
【0073】図4に示される例では、セクタデータに埋
め込まれているデータの少なくとも一部が、連続する2
つのフレームに含まれる2つの同期符号の並び(記録順
序)によって表現される。セクタデータに埋め込まれて
いるデータの少なくとも一部を表現する2つの同期符号
の並びは、以下のとおりである。
【0074】(SY1,SY1)、(SY1,SY
2)、(SY1,SY3)、(SY1,SY4)、(S
Y2,SY1)、(SY2,SY2)、(SY2,SY
3)、(SY2,SY4)、(SY3,SY1)、(S
Y3,SY2)、(SY3,SY3)、(SY3,SY
4)、(SY4,SY1)、(SY4,SY2)、(S
Y4,SY3)、(SY4,SY4)。
【0075】これらの16種類の同期符号の並びは、
「DVD規格には存在しない同期符号の並び」である。
【0076】これらの16種類の同期符号の並びは、図
14を参照して説明したフレームの位置を特定する25
種類の同期符号の並びとは異なっている。従って、連続
する2つのフレームに含まれる2つの同期符号の並び
が、セクタデータに埋め込まれているデータの少なくと
も一部を表現するものか、フレームの位置を特定するも
のかは明確に区別され得る。
【0077】例えば、図4に示される連続する2つのフ
レームに含まれる2つの同期符号の並びを順番に復号化
することにより、2つの同期符号の並びの意味は以下の
ように解釈される。 (SY7,SY0)=第1フレーム、 (SY0,SY5)=第2フレーム、 (SY5,SY1)=第3フレームまたは第11フレー
ム、 (SY1,SY1)=埋め込まれたデータの一部を示す
情報(採用)、 (SY1,SY2)=埋め込まれたデータの一部を示す
情報(無視)、 (SY2,SY5)=第6フレーム、 (SY5,SY3)=第7フレーム、 (SY3,SY5)=第8フレーム、 (SY5,SY4)=第9フレーム、 (SY4,SY5)=第10フレーム、 (SY5,SY1)=第3フレームまたは第11フレー
ム、 (SY1,SY6)=第12フレーム、 (SY6,SY2)=第13フレーム、 (SY2,SY6)=第14フレーム、 (SY6,SY3)=第15フレーム、 (SY3,SY6)=第16フレーム、 (SY6,SY4)=第17フレーム、 (SY4,SY3)=埋め込まれたデータの一部を示す
情報(採用)、 (SY3,SY1)=埋め込まれたデータの一部を示す
情報(無視)、 (SY1,SY7)=第20フレーム、 (SY7,SY2)=第21フレーム、 (SY2,SY7)=第22フレーム、 (SY7,SY3)=第23フレーム、 (SY3,SY7)=第24フレーム、 (SY7,SY4)=第25フレーム、 (SY4,SY7)=第26フレーム。
【0078】このように、(SY1,SY1)、(SY
1,SY2)、(SY4,SY3)、(SY3,SY
1)の4種類の同期符号の並びが、埋め込まれたデータ
の一部を示す情報の候補として検出される。検出された
4種類の同期符号の並びのうち、(SY1,SY1)お
よび(SY4,SY3)は、埋め込まれたデータの一部
を示す情報として採用され、(SY1,SY2)および
(SY3,SY1)は、埋め込まれたデータの一部を示
す情報として採用されない(無視される)。これは、1
つのフレームの同期符号を置換すると、必然的に2組の
同期符号の並びに影響を与えるため、1組の同期符号の
並びのみを埋め込まれたデータの一部を示す情報として
採用することとしたためである。
【0079】上述したように、連続する2つのフレーム
に含まれる2つの同期符号の並びの意味を解釈すること
により、図14に示されるセクタデータに比較して、第
4フレームの同期符号がSY1に置換されており、第1
8フレームの同期符号がSY3に置換されていることが
検出される。
【0080】なお、図4に示される例では、連続する2
フレームに含まれる同期符号の並びに基づいて、第4フ
レーム、第5フレーム、第18フレームおよび第19フ
レームの位置を示す情報を検出することはできない。し
かし、これらのフレームの位置を示す情報を検出できな
いことは問題にならない。なぜなら、これらのフレーム
の位置を示す情報は、他のフレームの位置を示す情報
(例えば、これらのフレームの直前のフレームの位置を
示す情報)に基づいて補完され得るからである。図4に
示される例では、26フレーム中の4フレームについて
フレームの位置を示す情報が消失するにすぎない。従っ
て、これらのフレームの位置を示す情報は、他のフレー
ムの位置を示す情報に基づいて十分な精度で補完され得
る。
【0081】図4に示される例では、図14に示される
セクタデータに比較して、第4フレームおよび第18フ
レームの同期符号が置換されている。しかし、同期符号
の置換はこれに限定されない。
【0082】本発明の情報記録媒体101においては、
付加データを符号化する際に、第2フレーム、第4フレ
ーム、第6フレームおよび第8フレームのいずれか1つ
の同期符号がSY1、SY2、SY3およびSY4のい
ずれか1つに置換され、第12フレーム、第14フレー
ム、第16フレームおよび第18フレームのいずれか1
つの同期符号がSY1、SY2、SY3およびSY4の
いずれか1つに置換される。このような同期符号の置換
は、例えば、同期符号に含まれる種別符号を置換するこ
とによって達成され得る。
【0083】第2フレーム、第4フレーム、第6フレー
ムおよび第8フレームの同期符号のデフォルトはSY5
である。従って、上述した同期符号の置換により、4つ
のフレームのいずれか1つの同期符号はSY1〜SY4
のいずれか1つとなり、残りの3つのフレームの同期符
号はSY5となる。
【0084】第12フレーム、第14フレーム、第16
フレームおよび第18フレームの同期符号のデフォルト
はSY6である。従って、上述した同期符号の置換によ
り、4つのフレームのいずれか1つの同期符号はSY1
〜SY4のいずれか1つとなり、残りの3つのフレーム
の同期符号はSY6となる。
【0085】同期符号が置換される可能性のある8つの
フレーム(すなわち、第2フレーム、第4フレーム、第
6フレームおよび第8フレームの組と、第12フレー
ム、第14フレーム、第16フレームおよび第18フレ
ームの組)は、図4において太線の枠内に示されてい
る。
【0086】図4に示される例では、8ビットの付加デ
ータが、連続する2つのフレームに含まれる2つの同期
符号の並びに基づいて同期符号の置換を検出し、同期符
号の置換を復号化することによって得られる。
【0087】8ビットの付加データは、ビット7〜ビッ
ト0から構成されると仮定する。この場合、各ビットの
値は、以下に示すように決定される。
【0088】ビット7、ビット6の値:「00」 第2
フレームの同期符号が置換されていた場合 ビット7、ビット6の値:「01」 第4フレームの同
期符号が置換されていた場合 ビット7、ビット6の値:「10」 第6フレームの同
期符号が置換されていた場合 ビット7、ビット6の値:「11」 第8フレームの同
期符号が置換されていた場合 ビット5、ビット4の値:「00」 第2フレームから
第8フレームの範囲で置換された後の同期符号が(SY
1)である場合 ビット5、ビット4の値:「01」 第2フレームから
第8フレームの範囲で置換された後の同期符号が(SY
2)である場合 ビット5、ビット4の値:「10」 第2フレームから
第8フレームの範囲で置換された後の同期符号が(SY
3)である場合 ビット5、ビット4の値:「11」 第2フレームから
第8フレームの範囲で置換された後の同期符号が(SY
4)である場合 ビット3、ビット2の値:「00」 第12フレームの
同期符号が置換されていた場合 ビット3、ビット2の値:「01」 第14フレームの
同期符号が置換されていた場合 ビット3、ビット2の値:「10」 第16フレームの
同期符号が置換されていた場合 ビット3、ビット2の値:「11」 第18フレームの
同期符号が置換されていた場合 ビット1、ビット0の値:「00」 第12フレームか
ら第18フレームの範囲で置換された後の同期符号が
(SY1)である場合 ビット1、ビット0の値:「01」 第12フレームか
ら第18フレームの範囲で置換された後の同期符号が
(SY2)である場合 ビット1、ビット0の値:「10」 第12フレームか
ら第18フレームの範囲で置換された後の同期符号が
(SY3)である場合 ビット1、ビット0の値:「11」 第12フレームか
ら第18フレームの範囲で置換された後の同期符号が
(SY4)である場合 このようにして、セクタデータに埋め込まれた同期符号
の形式のデータに基づいて8ビットの付加データ「01
001110」(ビット7〜ビット0)を取得すること
が可能になる。
【0089】実施の形態1と同様に、このようにして得
られた付加データに対して誤り訂正符号を生成したり、
データスクランブルを施したりしてもよい。
【0090】なお、セクタデータに埋め込まれているデ
ータの少なくとも一部を表現する2つの同期符号の並び
として、以下の9種類の同期符号の並びを使用してもよ
い。これらの9種類の同期符号の並びは、「DVD規格
には存在しない同期符号の並び」である。
【0091】(SY5,SY5)、(SY5,SY
6)、(SY5,SY7)、(SY6,SY5)、(S
Y6,SY6)、(SY6、SY7)、(SY7、SY
5)、(SY7、SY6)、(SY7、SY7)。
【0092】また、同期符号の並びの数は2に限定され
ない。同期符号の並びの数はMであってもよい。ここ
で、Mは3以上の整数を示す。連続するM個のフレーム
に含まれるM個の同期符号の並びに基づいて同期符号の
置換を検出するようにしてもよい。同期符号が置換され
るフレームの位置L(=セクタ先頭から同期符号が置換
される第Lフレームまでの距離)は、固定されていても
よいし、一定の範囲で変化してもよい。例えば、上述し
た8ビットの付加データのビット6、ビット7の値は、
M=2、かつ、L=2、4、6、8のいずれかに応じて
決定される。上述した8ビットの付加データのビット
2、ビット3の値は、M=2、かつ、L=12、14、
16、18のいずれかに応じて決定される。
【0093】このように、本発明によれば、セクタデー
タに含まれるデータ符号のデータ構造や、誤り訂正ブロ
ックのデータ構造を変更することなく、セクタまたは誤
り訂正ブロック当たりのデータにデータ符号以外のデー
タを埋め込むことが可能な情報記録媒体を提供すること
が可能になる。また、本発明によれば、セクタまたは誤
り訂正ブロック当たりのデータに埋め込まれたデータ以
外のデータは、従来の情報再生装置を用いて再生され得
る。
【0094】(実施の形態3)図5は、本発明の情報再
生装置500の構成の一例を示す。
【0095】情報再生装置500は、ピックアップ50
1と、同期符号検出器502と、第1の復号化器503
と、メモリ制御回路504と、第1のメモリ505と、
第2の復号化器506と、第2のメモリ507とを含
む。
【0096】ピックアップ501は、情報記録媒体10
1に記録されたチャンネル信号を再生することにより、
再生されたチャンネル信号を出力する。このような再生
は、例えば、情報記録媒体101の物理特性の変化(例
えば、反射率の変化)をチャンネル信号に変換すること
によって行われる。
【0097】同期符号検出器502は、再生されたチャ
ンネル信号に含まれる同期符号を検出することにより、
再生されたチャンネル信号に含まれるデータ符号と同期
符号とを分離する。データ符号は、第1の復号化器50
3に出力される。同期符号は、第2の復号化器506に
出力される。
【0098】第1の復号化器503は、データ符号を復
号化することにより、フレーム毎の第1のデータを生成
する。フレーム毎の第1のデータは、メモリ制御回路5
04に出力される。
【0099】メモリ制御回路504は、フレーム毎の第
1のデータに基づいて第1のデータを生成し、生成され
た第1のデータを第1のメモリ505に格納する。
【0100】第2の復号化器506は、同期符号を復号
化することにより、第2のデータ(付加データ)を生成
し、生成された第2のデータ(付加データ)を第2のメ
モリ507に格納する。同期符号は、実施の形態1およ
び実施の形態2で説明した復号化方法に従って復号化さ
れ得る。
【0101】なお、同期符号検出器502は、同期符号
の代わりに種別符号を第2の復号化器506に出力する
ようにしてもよい。この場合、第2の復号化器506
は、種別符号を復号化することにより、第2のデータ
(付加データ)を生成し、生成された第2のデータ(付
加データ)を第2のメモリ507に格納する。種別符号
は、実施の形態1および実施の形態2で説明した復号化
方法に従って復号化され得る。
【0102】図6は、本発明の情報再生装置600の構
成を示す。図6において、図5に示される構成要素と同
一の構成要素には同一の参照番号を付し、その説明を省
略する。
【0103】情報再生装置600は、図5に示される情
報再生装置500の構成要素に加えて、フレーム位置推
定器601をさらに含む。
【0104】フレーム位置推定器601は、同期符号検
出器502から出力される同期符号(または種別符号)
に従ってフレームの正しい位置を推定する。フレームの
位置を示す信号がメモリ制御回路504に出力される。
【0105】メモリ制御回路504は、フレーム位置推
定器601から出力されたフレームの位置を示す信号に
基づいて、第1のデータを生成する。これにより、より
正しいフレーム位置にデータを格納することが可能にな
る。
【0106】本発明によれば、情報記録媒体に記録され
た同期符号(または種別符号)を復号化することによ
り、付加データを生成することが可能な情報再生装置を
提供することが可能になる。
【0107】(実施の形態4)図7は、本発明の情報記
録装置700の構成の一例を示す。
【0108】情報記録装置700は、ピックアップ70
1と、同期符号挿入器702と、第1の符号化器703
と、メモリ制御回路704と、第1のメモリ705と、
第2の符号化器706と、第2のメモリ707とを含
む。
【0109】メモリ制御回路704は、第1のメモリ7
05に格納されている第1のデータを読み出し、第1の
データに基づいてフレーム毎の第1のデータを生成す
る。フレーム毎の第1のデータは、第1の符号化器70
3に出力される。
【0110】第1の符号化器703は、フレーム毎の第
1のデータを符号化することにより、データ符号を生成
する。データ符号は、同期符号挿入器702に出力され
る。
【0111】第2の符号化器706は、第2のメモリ7
07に格納されている第2のデータ(付加データ)を読
み出し、第2のデータ(付加データ)を符号化すること
により、同期符号を生成する。第2のデータ(付加デー
タ)は、実施の形態1および実施の形態2で説明した復
号化方法の逆変換に相当する符号化方法に従って符号化
され得る。
【0112】同期符号挿入器702は、データ符号の間
に同期符号を挿入することにより、チャンネル信号を生
成する。チャンネル信号は、ピックアップ701に出力
される。なお、同期符号挿入器702は、セクタデータ
内のすべてのフレームに第2の符号化器706から出力
される同期符号を挿入する必要はない。例えば、同期符
号挿入器702は、セクタデータ内の特定の少なくとも
1つフレームには第2の符号化器706から出力される
同期符号を挿入し、その特定のフレーム以外のフレーム
には同期符号挿入器702自身が作成した同期符号(ま
たは所定の同期符号)を挿入するようにしてもよい。こ
のように、同期符号挿入器702は、データ符号の間に
同期符号を選択的に挿入してもよい。
【0113】ピックアップ701は、チャンネル信号を
情報記録媒体101に記録する。このような記録は、例
えば、チャンネル信号を情報記録媒体101の物理特性
の変化(例えば、反射率の変化)に変換することによっ
て行われる。
【0114】なお、第2の符号化器706は、同期符号
の代わりに種別符号を同期符号挿入器702に出力する
ようにしてもよい。この場合、第2の符号化器706
は、第2のデータ(付加データ)を符号化することによ
り、種別符号を生成する。第2のデータ(付加データ)
は、実施の形態1および実施の形態2で説明した復号化
方法の逆変換に相当する符号化方法に従って符号化され
得る。
【0115】本発明によれば、付加データを符号化する
ことによって得られる同期符号(または種別符号)を情
報記録媒体に記録することにより、セクタデータまたは
誤り訂正ブロックのデータに付加データに相当するデー
タを埋め込むことが可能な情報記録装置を提供すること
が可能になる。
【0116】(実施の形態5)図8は、音楽配信システ
ム800の構成の一例を示す。音楽配信システム800
は、符号化済音楽データを送信する音楽配信サーバ80
1と、音楽配置サーバ801から送信された符号化済音
楽データを通信媒体803を介して受け取り、符号化済
音楽データを情報記録媒体に記録する情報記録装置80
2とを含む。図8は、本発明の情報記録装置802の使
用環境の一例を示していると言うこともできる。
【0117】図9は、図8に示される音楽配信サーバ8
01の構成の一例を示す。
【0118】音楽配信サーバ801は、音楽データ送信
器902と、暗号鍵生成器903と、第2の暗号化器9
04と、第1の暗号化器905と、符号化器906とを
含む。
【0119】音楽データ送信器902は、音楽データを
送信する。この音楽データは、暗号化されていないデー
タである。音楽データは、第2の暗号化器904に送信
される。
【0120】暗号鍵生成器903は、鍵データを生成す
る。この鍵データは、暗号化されていないデータであ
る。鍵データは、第2の暗号化器904と第1の暗号化
器905とに出力される。
【0121】第2の暗号化器904は、暗号鍵生成器9
03から出力された鍵データを用いて、音楽データ送信
器902から送信された音楽データを暗号化する。暗号
化された音楽データ(暗号化済音楽データ)は、符号化
器906に出力される。
【0122】第1の暗号化器905は、暗号鍵生成器9
03から出力された鍵データを暗号化する。ここで、第
1の暗号化器905による暗号化方法は、第2の暗号化
器904による暗号化方法とは異なるものとする。暗号
化された鍵データ(暗号化済鍵データ)は、符号化器9
06に出力される。
【0123】符号化器906は、暗号化済音楽データと
暗号化済鍵データとを符号化することにより、符号化済
音楽データを生成する。
【0124】図10は、図8に示される情報記録装置8
02の構成の一例を示す。図10において、図7に示さ
れる構成要素と同一の構成要素には同一の参照番号を付
し、その説明を省略する。
【0125】情報記録装置802は、図7に示される構
成要素に加えて、第1の暗号解読器1008と、復号化
器1009と、システム制御マイコン1011とをさら
に含む。
【0126】復号化器1009は、音楽配信サーバ80
1から送信された符号化済音楽データを受け取り、符号
化済音楽データを復号化することにより、符号化済音楽
データを暗号化済音楽データと暗号化済鍵データとに分
解する。暗号化済音楽データは、第1のメモリ705に
格納される。暗号化済鍵データは、第1の暗号解読器1
008に出力される。
【0127】第1の暗号解読器1008は、暗号化済鍵
データの暗号を解くことにより、鍵データを出力する。
鍵データは、第2のメモリ707に格納される。
【0128】システム制御マイコン1011は、セクタ
データ中の制御情報やユーザ入力に従って、情報記録装
置802の全体を制御する。なお、システム制御マイコ
ン1011は、第1のメモリ705にはアクセス可能で
あるが、第2のメモリ707にはアクセス不可能である
ように構成される。これは、第2のメモリ707に格納
される鍵データへの不正なアクセスを防止するためであ
る。
【0129】第1のメモリ705に格納された暗号化済
音楽データを符号化することによって得られるデータ
と、第2のメモリ707に格納された鍵データを符号化
することによって得られるデータとが、情報記録媒体1
01に記録される。この記録動作は、図7を参照して実
施の形態4で説明した記録動作と同様である。図10の
暗号化済音楽データは、図7の第1のデータに相当す
る。図10の鍵データは、図7の第2のデータ(付加デ
ータ)に相当する。
【0130】本発明によれば、鍵データを符号化するこ
とによって得られる同期符号(または種別符号)を情報
記録媒体に記録することにより、セクタデータまたは誤
り訂正ブロックのデータに鍵データに相当するデータを
埋め込むことが可能な情報記録装置を提供することが可
能になる。
【0131】従来の情報記録装置においては、鍵データ
と暗号化済音楽データとは、同一のメモリ(例えば、第
1のメモリ)に格納されていた。システム制御マイコン
は、暗号化済音楽データが格納されているメモリにアク
セス可能に構成される。このため、システム制御マイコ
ンの制御プログラムが不正に書き換えられた場合には、
鍵データが不正に入手されたり、改竄される可能性があ
った。
【0132】本発明の情報記録装置802においては、
鍵データは、システム制御マイコン1011からのアク
セスが不可能な第2のメモリ707に格納されている。
このため、鍵データが不正に入手されたり、改竄される
ことがないという効果がある。
【0133】(実施の形態6)図11は、本発明の情報
再生装置1100の構成の一例を示す。図11におい
て、図5に示される構成要素と同一の構成要素には同一
の参照番号を付し、その説明を省略する。
【0134】情報再生装置1100は、図5に示される
情報再生装置500の構成要素に加えて、第2の暗号解
読器1108と、システム制御マイコン1109とをさ
らに含む。
【0135】情報記録媒体101には、暗号化済音楽デ
ータを符号化することによって得られるデータと鍵デー
タを符号化することによって得られるデータとが記録さ
れているものと仮定する。情報記録媒体101に記録さ
れている情報を再生することにより、第1のメモリ50
5には暗号化済音楽データが格納され、第2のメモリ5
07には鍵データが格納される。この再生動作は、図5
を参照して実施の形態3で説明した再生動作と同様であ
る。図11の暗号化済音楽データは、図5の第1のデー
タに相当する。図11の鍵データは、図5の第2のデー
タ(付加データ)に相当する。
【0136】第2の暗号解読器1108は、第2のメモ
リ507に格納された鍵データを用いて、第1のメモリ
505に格納された暗号化済音楽データの暗号を解くこ
とにより、音楽データを生成する。
【0137】システム制御マイコン1109は、セクタ
データ中の制御情報やユーザ入力に従って、情報再生装
置1100の装置全体を制御する。なお、システム制御
マイコン1109は、第1のメモリ505にはアクセス
可能であるが、第2のメモリ507にはアクセス不可能
であるように構成される。これは、第2のメモリ507
に格納される鍵データへの不正なアクセスを防止するた
めである。
【0138】本発明によれば、情報記録媒体に記録され
た同期符号(または種別符号)を復号化することによ
り、鍵データを生成することが可能な情報再生装置を提
供することが可能になる。
【0139】従来の情報再生装置においては、鍵データ
と暗号化済音楽データとは、同一のメモリ(例えば、第
1のメモリ)に格納されていた。システム制御マイコン
は、暗号化済音楽データが格納されているメモリにアク
セス可能に構成される。このため、システム制御マイコ
ンの制御プログラムが不正に書き換えられた場合には、
鍵データが不正に入手されたり、改竄される可能性があ
った。
【0140】本発明の情報再生装置1100において
は、鍵データは、システム制御マイコン1109からの
アクセスが不可能な第2のメモリ507に格納される。
このため、鍵データが不正に入手されたり、改竄される
ことがないという効果がある。
【0141】
【発明の効果】本発明によれば、セクタデータ内のデー
タ符号のデータ構造を変更することなく、データ符号以
外のデータをセクタデータに埋め込むことが可能な情報
記録媒体を提供することが可能になる。
【0142】また、本発明によれば、誤り訂正ブロック
のデータ構造を変更することなく、データ符号以外のデ
ータを誤り訂正ブロックのデータに埋め込むことが可能
な情報記録媒体を提供することが可能になる。
【0143】さらに、本発明によれば、上述した情報記
録媒体のための情報記録装置、情報記録方法、情報再生
装置および情報再生方法を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体101と、情報記録媒体
101に記録されるチャンネル信号103のデータ構造
の一例とを示す図
【図2】図1に示される情報記録媒体101に記録され
るセクタデータの構造の一例を示す図
【図3】図2に示されるセクタデータの構造の具体例を
示す図
【図4】図2に示されるセクタデータの構造の具体例を
示す図
【図5】本発明の情報再生装置500の構成の一例を示
す図
【図6】本発明の情報再生装置600の構成を示す図
【図7】本発明の情報記録装置700の構成の一例を示
す図
【図8】音楽配信システム800の構成の一例を示す図
【図9】図8に示される音楽配信サーバ801の構成の
一例を示す図
【図10】図8に示される情報記録装置802の構成の
一例を示す図
【図11】本発明の情報再生装置1100の構成の一例
を示す図
【図12】従来の情報記録媒体1201と、情報記録媒
体1201に記録されるチャンネル信号1203のデー
タ構造の一例とを示す図
【図13】従来のセクタデータの構造の一例を示す図
【図14】従来のセクタデータの構造の一例を示す図
【図15】DVDにおいて使用される8種類の同期符号
のパターンをNRZ(Not Return Zer
o)表記で表わしたものを示す図
【図16】従来の情報再生装置1600の構成の一例を
示す図
【図17】従来の情報再生装置1700の構成の一例を
示す図
【図18】従来の情報記録装置1800の構成の一例を
示す図
【符号の説明】
101 情報記録媒体 102 ピックアップ 103 チャンネル信号 200 同期符号領域 201 データ符号領域 202 種別符号の列 203 識別符号領域 204 種別符号領域 205 付加データ 210 セクタ領域 501 ピックアップ 502 同期符号検出器 503 第1の復号化器 504 メモリ制御回路 505 第1のメモリ 506 第2の復号化器 507 第2のメモリ 601 フレーム位置推定器 701 ピックアップ 702 同期符号挿入器 703 第1の符号化器 704 メモリ制御回路 705 第1のメモリ 706 第2の符号化器 707 第2のメモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ符号を記録するための複数
    のデータ符号領域と、 複数の同期符号を記録するための複数の同期符号領域と
    を備えた情報記録媒体であって、 前記複数のデータ符号以外のデータが、前記複数の同期
    符号領域のうち少なくとも1つの同期符号領域に少なく
    とも1つの同期符号の形式で記録されている、情報記録
    媒体。
  2. 【請求項2】 前記データは、前記情報記録媒体に記録
    されるコンテンツの著作権を保護するためのデータであ
    る、請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記複数の同期符号領域のそれぞれは、
    前記同期符号を識別する識別符号を記録するための識別
    符号領域と前記同期符号の種別を示す種別符号を記録す
    るための種別符号領域とを含み、 前記データは、複数の種別符号領域のうち少なくとも1
    つの種別符号領域に少なくとも1つの種別符号の形式で
    記録されている、請求項1に記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記複数の同期符号のそれぞれは、SY
    0、SY1およびSY2のいずれかであり、同期符号S
    Y0は、セクタデータを記録するためのセクタ領域の先
    頭位置に配置された同期符号領域に記録されており、同
    期符号SY1およびSY2のそれぞれは、前記セクタ領
    域の先頭位置以外の位置に配置された同期符号領域に記
    録されており、前記データは、同期符号SY1およびS
    Y2のうちの少なくとも1つを含む配列によって表現さ
    れる、請求項1に記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記複数の同期符号のそれぞれは、SY
    0〜SY7のいずれかであり、同期符号SY0は、複数
    のフレームを有するセクタデータを記録するためのセク
    タ領域の先頭位置に配置された同期符号領域に記録され
    ており、同期符号SY1〜SY7のそれぞれは、前記セ
    クタ領域の先頭位置以外の位置に配置された同期符号領
    域に記録されており、前記データの少なくとも一部は、
    前記複数のフレームのうち所定の連続する2フレームに
    それぞれ含まれる2つの同期符号の並びによって表現さ
    れる、請求項1に記載の情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記2つの同期符号の並びは、(SY
    1,SY1)、(SY1,SY2)、(SY1,SY
    3)、(SY1,SY4)、(SY2,SY1)、(S
    Y2,SY2)、(SY2,SY3)、(SY2,SY
    4)、(SY3,SY1)、(SY3,SY2)、(S
    Y3,SY3)、(SY3,SY4)、(SY4,SY
    1)、(SY4,SY2)、(SY4,SY3)および
    (SY4,SY4)のうちのいずれか1つである、請求
    項5に記載の情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 情報記録媒体に情報を記録する情報記録
    装置であって、 前記情報記録媒体は、複数のデータ符号を記録するため
    の複数のデータ符号領域と、複数の同期符号を記録する
    ための複数の同期符号領域とを含み、 前記情報記録装置は、 付加データを符号化することにより、少なくとも1つの
    同期符号の形式のデータを生成する符号化器と、 前記少なくとも1つの同期符号の形式のデータを前記複
    数の同期符号領域のうちの少なくとも1つに記録する記
    録部とを備えている、情報記録装置。
  8. 【請求項8】 情報記録媒体に情報を記録する情報記録
    方法であって、 前記情報記録媒体は、複数のデータ符号を記録するため
    の複数のデータ符号領域と、複数の同期符号を記録する
    ための複数の同期符号領域とを含み、 前記情報記録方法は、 付加データを符号化することにより、少なくとも1つの
    同期符号の形式のデータを生成するステップと、 前記少なくとも1つの同期符号の形式のデータを前記複
    数の同期符号領域のうちの少なくとも1つに記録するス
    テップとを包含する、情報記録方法。
  9. 【請求項9】 情報記録媒体に記録された情報を再生す
    る情報再生装置であって、 前記情報記録媒体は、複数のデータ符号を記録するため
    の複数のデータ符号領域と、複数の同期符号を記録する
    ための複数の同期符号領域とを含み、付加データを符号
    化することによって得られるデータが、前記複数の同期
    符号領域のうち少なくとも1つの同期符号領域に少なく
    とも1つの同期符号の形式で記録されており、 前記情報再生装置は、 前記少なくとも1つの同期符号領域に記録された前記少
    なくとも1つの同期符号の形式のデータを検出する同期
    符号検出器と、 前記検出された少なくとも1つの同期符号の形式のデー
    タを復号化することにより、前記付加データを生成する
    復号化器とを備えている、情報再生装置。
  10. 【請求項10】 情報記録媒体に記録された情報を再生
    する情報再生方法であって、 前記情報記録媒体は、複数のデータ符号を記録するため
    の複数のデータ符号領域と、複数の同期符号を記録する
    ための複数の同期符号領域とを含み、付加データを符号
    化することによって得られるデータが、前記複数の同期
    符号領域のうち少なくとも1つの同期符号領域に少なく
    とも1つの同期符号の形式で記録されており、 前記情報再生方法は、 前記少なくとも1つの同期符号領域に記録された前記少
    なくとも1つの同期符号の形式のデータを検出するステ
    ップと、 前記検出された少なくとも1つの同期符号の形式のデー
    タを復号化することにより、前記付加データを生成する
    ステップとを包含する、情報再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100665079B1 (ko) * 2003-02-21 2007-01-09 가부시끼가이샤 도시바 동기 프레임 구조, 정보 기억 매체, 정보 기록 방법, 정보재생 방법 및 정보 재생 장치
WO2010052817A1 (ja) 2008-11-04 2010-05-14 パナソニック株式会社 光ディスク、光ディスクの再生装置、光ディスクの製造装置及び製造方法

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