JP2002092409A - インターネット債券購入申込みシステム - Google Patents

インターネット債券購入申込みシステム

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JP2002092409A
JP2002092409A JP2000279105A JP2000279105A JP2002092409A JP 2002092409 A JP2002092409 A JP 2002092409A JP 2000279105 A JP2000279105 A JP 2000279105A JP 2000279105 A JP2000279105 A JP 2000279105A JP 2002092409 A JP2002092409 A JP 2002092409A
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Japan
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bond
customer
screen
price
application system
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JP2000279105A
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English (en)
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Hiromasa Ishibashi
宏正 石橋
Naohisa Nakagawa
尚久 中川
Masaji Iwata
正司 岩田
Toshio Amo
俊夫 天羽
Hisano Nakamura
尚乃 仲村
Toru Sakuma
徹 佐久間
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DAIICHI KANGYO SHOKEN KK
Original Assignee
DAIICHI KANGYO SHOKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 債券の売買に際し、債券販売会社に対してそ
の顧客がインターネットを利用して債券購入の申込みを
行なうインターネット債券購入申込みシステムを提供す
る。 【解決手段】 債券販売会社のホームページ上に掲載さ
れる販売債券に関する情報を参照して、顧客がインター
ネットを利用し、Web上の画面から前記債券販売会社
に対して債券購入の申込みを行なうことを特徴とするイ
ンターネット債券購入申込みシステムであって、付加価
値機能の一つとして例えば、顧客が予め条件選択画面で
銘柄抽出条件を選択することにより、選択した条件に合
致する銘柄を抽出して、その銘柄に関する情報を画面表
示する機能を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、債券の売買に際
し、債券販売会社に対してその顧客がインターネットを
利用して債券購入の申込みを行なうインターネット債券
購入申込みシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より我が国のインターネットの利用
料は米国等に比べて高額であり、それがインターネット
が欧米ほど普及しなかった理由の一つであった。利用者
側からは従量料金制ではなく、インターネット接続を前
提とした定額の料金体系が待ち望まれていたが、そうし
た中で、昨年、大手電話会社が定額料金サービスを開始
し、その後、各社が次々と値下げサービスを発表してい
る。無線等の通信技術の革新と電話会社に対する郵政省
の指導もあって、インターネット接続を前提とした環境
作りが整ってきている。1998年の郵政省の調査で
は、どの業界もインターネットを利用している企業の比
率が50%を越えており、利用率は更に上昇傾向にあ
る。特に金融業が多く、また大企業ほど利用率が高い。
【0003】一方、ネットビジネスの普及速度は著し
く、金融業界においてもインターネットのホームページ
を利用したインターネットバンキングやオンライン(ネ
ット)での株式取引やローン等の申込みといったサービ
スが開始されており、今後ますます本格化していくもの
と思われる。
【0004】インターネットの普及に伴うオンラインバ
ンキングやオンライントレーディングの動きは活発で、
特に1999年10月以降の株式売買手数料の自由化に
伴って株式売買をインターネット経由で行なうオンライ
ントレーディングが続々と開始されている。また、金融
機関ではないが、中古車に始まったインターネットを利
用したオークション方式による売買は、格好の在庫処分
形態の一つとして充分浸透しつつある。このようにイン
ターネットを利用した株式売買や、中古車等のオークシ
ョン取引は活発化してきている。
【0005】しかしながら、公社債等の債券に関して
は、同様にニーズが高いにもかかわらず、現在このよう
なインターネットによる債券の売買またはオークション
方式による債券取引については未だ行なわれていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みて、このような顧客の潜在ニーズに応えるため、イン
ターネットを利用して債券購入の申込みを行なえるよう
にした債券購入申込みシステムを提供することを目的と
するものである。また、本発明は、本システムの利用に
より、以下の課題を解決することを目的とするものであ
る。 (1)FAXや電話ベースでのやり取りを主体とする従
来のシステムは、フロント部門の電話での申込受付、約
定処理、ミドル部門での約定照合、リスク管理、バック
部門での勘定処理等、セールスおよび事務担当者の事務
負担が大きく、費用に占める人件費の割合も高い。 (2)資金の決済は、日本銀行に口座を保有する顧客を
除き、10日毎に決済を行なっており、日本銀行に口座
を持たない小口顧客に関しては、決済リスクが非常に高
い。 (3)FAXや電話ベースでの相対取引においては、顧
客は、他の顧客の取引状況が分からず、価格ひいては市
場の透明性が低い。 (4)顧客の債券購入申込は、電話・FAX等でやり取
りを行なう必要上、自席からのみ可能であり、申込可能
時間も、原則的には証券取引所が開催されている時間の
みである。したがって、場所的にも時間的にも制約が大
きいと言わざるを得ない。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1によるインターネット債券購入申
込みシステムは、債券販売会社のホームページ上に掲載
される販売債券に関する情報を参照して、顧客がインタ
ーネットを利用し、Web上の画面から債券購入の申込
みを行なうことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2による債券購入申
込みシステムは、上記した請求項1の債券購入申込みシ
ステムにおいて、債券の売買を、債券販売会社が売買価
格を提示する価格提示形式または顧客が競争入札を行な
うオークション形式により行なうことを特徴とするもの
である。
【0009】また、本発明の請求項3による債券購入申
込みシステムは、上記した請求項1の債券購入申込みシ
ステムにおいて、顧客が予め条件選択画面で銘柄抽出条
件を選択することにより、選択した条件に合致する銘柄
を抽出して、その銘柄に関する情報を画面表示すること
を特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項4による債券購入申
込みシステムは、上記した請求項1の債券購入申込みシ
ステムにおいて、日本国債のイールドカーブグラフ上に
提示銘柄をポイント表示したものを選択することによ
り、その銘柄に関する情報を画面表示することを特徴と
するものである。
【0011】また、本発明の請求項5による債券購入申
込みシステムは、上記した請求項1の債券購入申込みシ
ステムにおいて、提示銘柄またはその発行体に関するア
ナリストのコメントを画面表示することを特徴とするも
のである。
【0012】また、本発明の請求項6による債券購入申
込みシステムは、上記した請求項1の債券購入申込みシ
ステムにおいて、債券販売会社の営業担当者の現在の状
況または営業担当者からのメッセージを画面表示するこ
とを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の請求項7による債券購入申
込みシステムは、上記した請求項1の債券購入申込みシ
ステムにおいて、顧客がオークションで希望のスプレッ
ドを入力したときに、落札見込値の価格と金額の加重平
均を求めた落札予定価格と、入力されたスプレットを価
格に変換計算した購入希望価格との差額を画面表示する
ことを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の請求項8による債券購入申
込みシステムは、上記した請求項1の債券購入申込みシ
ステムにおいて、顧客に対し債券購入金額に応じて当該
システム上のポイントを付与し、そのポイント数に応じ
て利得または便宜等の得点を付与することを特徴とする
ものである。
【0015】更にまた、本発明の請求項9による債券購
入申込みシステムは、上記した請求項1の債券購入申込
みシステムにおいて、当該債券購入申込みシステムを特
定銀行のファームバンキングシステムと連携させて資金
決済を行なうことを特徴とするものである。
【0016】上記構成を備えた本発明の請求項1による
債券購入申込みシステムにおいては顧客がホームページ
およびインターネットを利用して債券購入の申込みを行
なうことにより、ホームページおよびインターネットの
利用による利便性を十分に享受することが可能となり、
また、債券販売会社にとってもセールスおよびその後の
事務作業に関して、顧客の端末とオンラインで接続され
たコンピュータの利用による利便性を十分に享受するこ
とが可能となる。
【0017】例えば、債券フロントシステムやファーム
バンキングシステム(FB)との接続により債券購入の
申込みから約定処理、資金決済までの処理がかなり自動
化されるために、セールスおよび事務作業にかかる負担
をかなり軽減することができる。また、資金決済までの
期間が短縮されるために、決済リスクも軽減され、更
に、オークション形式においては顧客が入札状況を画面
を通じて見ることができるため、市場の透明性が増す
他、インターネットを利用できる環境さえあれば本シス
テムを利用することができ、また、オークション形式に
ついては24時間申込みが可能であるなど、顧客の利便
性の大幅な向上に繋がる。
【0018】また、インターネット業務についての規制
緩和策として、旅行販売等では書面の交付義務の免除等
も検討されている他、企業のディスクロージャー制度を
電子化(EDINET)するために、政府は証券取引法
改正案を作成中で2001年6月にも施行予定であるな
ど、今後も引続きインターネット経由の取引は急拡大を
続けるものと想定され、本システムの利用価値は高いも
のと思われる。
【0019】更に、今回は単なるインターネットを利用
した価格提示型またはオークション型の債券売買申込み
システムのみにとどまらず、抽出条件選択による銘柄選
択機能(請求項3)、イールドカーブグラフからの銘柄
選択機能(請求項4)、アナリストによる分析表示機能
(請求項5)、営業担当者のスケジュールまたはメッセ
ージ表示機能(請求項6)、落札予想機能(請求項
7)、ポイントによる優遇制の導入(請求項8)、フ
ァームバンキング(FB)を利用した資金決済の簡素化
(請求項9)等を付加価値機能として備えているため、
これらの機能の発揮による一層の利便性を享受すること
が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0021】(1)当該実施例に係るインターネット債
券購入申込みシステムは、債券販売会社(以下、単に販
売会社とも称する)のホームページ上に掲載される販売
債券に関する情報を参照して、顧客がインターネットを
利用し、Web上の画面から販売会社に対して債券購入
の申込みを行なうものであって、債券の売買形式には、
販売会社が顧客に売買価格を提示する価格提示型と、販
売会社の案内に応じて顧客が競争入札を行なうオークシ
ョン型とが並列的に用意されている。当該システムが利
用するハードウェアとしては、図1に示すように、顧客
の手元のパソコン等の通信端末1と販売会社側のシステ
ムサーバ群(Webサーバ2およびDBサーバ3等)と
がインターネット通信手段4を介して双方向に接続され
る。
【0022】(1−1)価格提示型の売買形式は、以下
のようなものである。
【0023】すなわち、販売会社のホームページ上に、
その販売会社が保有する債券(既発債券)の銘柄名称、
募集金額、提供スプレッド、格付、受渡日、クーポン、
償還日、残存年数、終利、単価、複利等の銘柄属性を表
示し、また別途、国債指標銘柄とSWAPの基準金利を
表示する。顧客はこれらの提示情報を参照して購入銘柄
を選定し、インターネットを利用してWeb上の画面か
ら債券購入の申込みを行なう。販売会社は予め顧客に対
してユーザーIDの割当てを行なう。顧客は該当IDを
使用して販売会社ホームページにアクセスを行なう。顧
客の申込みが入力された時点で、販売会社の債券フロン
トシステムへも自動的に約定データが送付され、約定が
締結される。約定内容は電子メールで顧客宛に送付され
る。顧客による申込みの訂正・取消は受渡日の前営業日
の業務時間中まで可能である。販売会社の管理者による
顧客申込内容の訂正・取消は受渡日まで可能である。顧
客は、販売会社が予め定めた特定の銀行(以下、単に特
定銀行とも称する)に資金決済用口座を開設する。資金
決済は特定銀行のFB機能を利用して、資金決済情報を
販売会社から特定銀行に対して受渡日の前営業の一定時
限に送付することにより行なう。資金決済時限は通常、
受渡日の前営業日夜間であるが、該当時限において資金
決済ができなかった取引については、午前中に顧客に対
して資金不足の旨の電子メールが送付される。それでも
受渡日の一定時限までに入金されない場合は、販売会社
の管理者が申込みの訂正ないし取消を行なう。
【0024】(1−2)オークション型の売買形式は、
以下のようなものである。
【0025】すなわち、価格提示型と同様、販売会社の
ホームページ上に、販売会社が保有する債券(既発債
券)の銘柄属性(但し、価格提示型とは異なり、スプレ
ッドは表示しない)を表示し、また別途、国債指標銘柄
とSWAPの基準金利を表示する。顧客はこれらの提示
情報を参照して購入銘柄を選定し、インターネットを利
用してWeb上の画面から債券オークションの申込みを
行なう。ユーザーIDの割当ては価格提示型と同様であ
る。また、価格提示型とは異なり、販売会社の管理者が
オークション結果を登録する時点で、販売会社の債券フ
ロントシステムへも自動的に約定データが送付されて約
定が締結される。オークション結果は電子メールで顧客
宛に送付される。顧客によるオークション申込みの訂正
・取消はオークション終了時限まで可能である。販売会
社の管理者による顧客申込内容の訂正・取消は受渡日ま
で可能である。資金決済時限および資金決済のやり方に
ついては価格提示型と同様である。
【0026】(2)また、当該実施例に係る債券購入申
込みシステムは、以下に列記する諸機能を備えている。
これらの機能は、顧客側の機能と販売会社側の機能に大
別される。
【0027】(2−1)顧客側の機能 この顧客側の機能は、主に顧客が債券購入の申込みを行
なう際に利便性を提供するものであり、新規・追加の申
込み機能(価格提示型、図2参照)、申込みの確認・訂
正・キャンセル機能(価格提示型、図2参照)、新規の
申込み機能(オークション型、図3参照)、申込みの確
認・訂正・キャンセル機能(オークション型、図3参
照)、現在の申込状況照会機能(オークション型、図3
参照)、利用案内機能(共通、図4参照)、問い合わせ
機能(共通、図4参照)等がある。
【0028】(2−1−1)新規・追加の申込み機能
(価格提示型) この新規・追加の申込み機能(価格提示型)には、以下
の機能が含まれる。
【0029】(2−1−1−1)銘柄表示機能(一覧表
形式) 販売会社が保有する債券(既発債券)の銘柄名称、募集
金額、提供スプレッド、格付、受渡日、クーポン、償還
日、残存年数、終利、単価、複利等の銘柄属性を一覧表
形式で画面上に表示し、加えて、国債指標銘柄およびS
WAPの基準金利を画面上に表示する。顧客は、当該一
覧表から購入したい銘柄を選択し、購入金額を入力し、
申込みを行なう。
【0030】(2−1−1−2)銘柄表示機能(条件選
択形式) 顧客が、画面より、希望条件(クーポン、償還日、募集
金額、受渡日、残存年数、終利、単価、複利、格付情報
等)を入力すると、その結果として、販売会社が保有す
る債券(既発債券)の中から顧客の条件に添った銘柄属
性が画面上に表示される。顧客は、希望条件適合銘柄の
中から購入したい銘柄を選択し、購入金額を入力し、申
込みを行なう。
【0031】(2−1−1−3)銘柄表示機能(イール
ドカーブグラフ形式) 日本国債のイールドカーブグラフ(最終利回りと残存年
数の関係をグラフ化したもの)の上に、販売会社が保有
する債券(既発債券)の銘柄をポイントで表示したもの
を画面上に表示する。顧客は、イールドカーブとの比較
において、希望銘柄のポイントをクリックすると、その
銘柄属性が表形式で表示され、該当画面から購入金額を
入力し、申込みを行なう。
【0032】(2−1−1−4)アナリスト分析表示機
能 銘柄属性の一項目である「参考情報」項目をクリックす
ると、その銘柄について分析を加えているアナリストの
顔写真と名前、得意な業界の一覧が画面上に表示される
ので、顧客が該当一覧の中からアナリストを選び、顔写
真をクリックすると、アナリストの当該銘柄に対する一
言分析が画面上に表示される。また、表示される銘柄属
性の「証券コード」項目をクリックすると、その銘柄の
発行体について分析を加えているアナリストの顔写真と
名前、得意な業界の一覧が同じく画面上に表示されるの
で、顧客が該当一覧の中からアナリストを選び、顔写真
をクリックすると、アナリストの当該発行体に対する分
析レポートが画面上に表示される。アナリストは、販売
会社の所属社員に限らず、証券業界から広く募集するこ
とが可能である。
【0033】(2−1−1−5)営業担当者スケジュー
ル開示機能 銘柄属性表示画面の一角に、顧客のID毎に、当該顧客
の営業担当者の名前が表示されるので、これをクリック
すると、担当者の顔写真と在席状況が画面上に表示され
る。また、もう一度クリックすると、担当者からの一言
メッセージが画面上に表示される。
【0034】(2−1−1−6)価格優遇ポイント集計
・表示・入力機能 債券購入申込時点で、申込金額に応じて価格優遇ポイン
ト数をカウントする。カウントされたポイント数は集計
され、画面上に表示される。集計対象ポイント数は、顧
客が購入申込みないしは価格優遇ポイント数を照会した
日を基準日として、基準日の1年前の応答日の翌営業日
から基準日までの間にカウントされたポイント数とす
る。顧客は、債券購入申込時点で、今回使用するポイン
ト数を画面から入力することにより、該当ポイント数に
応じて提供スプレッドのディスカウントを受ける。入力
された価格優遇ポイントはその時点で消滅し、ポイント
数照会画面には表示されない。
【0035】(2−1−1−7)債券フロントシステム
との連携機能 申込時点で、当該システムから約定データがリアルタイ
ムで債券フロントシステムに電送される。つまり、当該
システムに申込みを行なうことにより、約定締結が自動
的に行なわれる。
【0036】(2−1−1−8)資金決済情報記録機能 債券を購入する顧客は、IDを登録する際、事前に、販
売会社が予め定めた特定銀行に当座預金口座を開設す
る。口座開設の際は、特定銀行の審査を経た上で顧客の
信用力に応じて、一定額の当座貸越しを設定する。ま
た、顧客の債券購入時に、顧客の名称、購入債券の名
称、購入金額、受渡日、申込日等の情報を資金決済情報
として記録する。
【0037】(2−1−2)申込みの確認・訂正・キャ
ンセル機能(価格提示型) この申込みの確認・訂正・キャンセル機能(価格提示
型)には、以下の機能が含まれる。
【0038】(2−1−2−1)申込み確認機能 顧客が、申込みをした銘柄および金額、今回使用する価
格優遇ポイント数等を画面上で確認するものであり、銘
柄名称、申込金額、価格優遇ポイント数のみならず、銘
柄属性の全項目を画面上に表示する。
【0039】(2−1−2−2)申込み訂正・取消機能 顧客の申込金額、今回使用する価格優遇ポイント数等を
訂正するものであり、また、申込みそのものを取り消す
ことも可能である。但し、受渡日が到来した後の訂正お
よび取消は、不可とする。
【0040】(2−1−2−3)価格優遇ポイント訂正
機能 顧客が申込金額を訂正した時点で、訂正金額に応じて、
カウントされたポイント数を訂正する。
【0041】(2−1−2−4)債券フロントシステム
との連携機能 申込み訂正・取消時点で、当該システムから約定データ
がリアルタイムで債券フロントシステムに電送される。
つまり、当該システムに申込みの訂正・取消を行なうこ
とにより、訂正・取消約定の締結が自動的に行なわれ
る。
【0042】(2−1−2−5)資金決済情報記録訂正
機能 申込金額の訂正時点で、顧客の債券購入時に記録した、
顧客の購入金額等の資金決済情報を訂正する。取消の場
合は、記録した資金決済情報を削除する。
【0043】(2−1−3)新規の申込み機能(オーク
ション型) この申込み機能(オークション型)には、以下の機能が
含まれる。
【0044】(2−1−3−1)銘柄表示機能(一覧表
形式) 販売会社が保有する債券(既発債券)の銘柄名称、募集
金額、格付、受渡日、クーポン、償還日、残存年数、終
利、単価、複利等の銘柄属性を一覧表形式で画面上に表
示し、また別途、国債指標銘柄とSWAPの基準金利を
表示する。顧客は、当該一覧表から購入したい銘柄を選
択し、購入金額と購入希望スプレッドを入力し、申込み
を行なう。
【0045】(2−1−3−2)銘柄表示機能(条件選
択形式) 顧客が、画面より、希望条件(クーポン、償還日、募集
金額、受渡日、残存年数、終利、単価、複利、格付情
報)を入力すると、その結果として、販売会社が保有す
る債券(既発債券)の中から顧客の条件に添った銘柄属
性が画面上に表示される。顧客は、希望条件適合銘柄の
中から購入したい銘柄を選択し、購入金額と購入希望ス
プレッドを入力し、申込みを行なう。
【0046】(2−1−3−3)落札予想機能 購入希望スプレッドを入力した時点で、国債指標銘柄ま
たはSWAPの基準金利と各顧客の入力スプレット、単
価から各顧客の購入希望価格を算出し、更に以下の算出
式を用いて、落札予定価格と該当顧客の購入希望価格
(入札価格)との差額を計算し、落札予定価格と該当差
額を画面上に表示する。 落札予定価格(注)−該当顧客の購入希望価格=差額 (注)落札予定価格は、落札見込値(その時点で落札可
能な入札価格)と該当落札見込値で申込まれた金額との
加重平均である(後記第111段落の具体例参照)。
【0047】(2−1−3−4)アナリスト分析表示機
能 銘柄属性の一項目である「参考情報」項目をクリックす
ると、その銘柄について分析を加えているアナリストの
顔写真と名前、得意な業界の一覧が画面上に表示される
ので、顧客が該当一覧の中からアナリストを選び、顔写
真をクリックすると、アナリストの当該銘柄に対する一
言分析が画面上に表示される。また、表示される銘柄属
性の「証券コード」項目をクリックすると、その銘柄の
発行体について分析を加えているアナリストの顔写真と
名前、得意な業界の一覧が同じく画面上に表示されるの
で、顧客が該当一覧の中からアナリストを選び、顔写真
をクリックすると、アナリストの当該発行体に対する分
析レポートが画面上に表示される。アナリストは、販売
会社の所属社員に限らず、証券業界から広く募集するこ
とが可能である。
【0048】(2−1−3−5)営業担当者スケジュー
ル開示機能 銘柄属性表示画面の一角に、顧客のID毎に、当該顧客
の営業担当者の名前が表示されるので、これをクリック
すると、担当者の顔写真と在席状況が画面上に表示され
る。また、もう一度クリックすると、担当者からの一言
メッセージが画面上に表示される。
【0049】(2−1−3−6)価格優遇ポイント入力
機能 顧客は、購入金額と購入希望スプレッドを入力すると同
時に、今回使用する価格優遇ポイント数を画面上で入力
する。ポイント数は入力された時点で、ポイント数を照
会する際の対象外となり、照会画面には表示されない。
落札時に適応スプレッドが優遇され、ポイント数は消滅
する。落札できなかった場合、入力されたポイント数は
再び照会対象となり、照会画面に表示される。
【0050】(2−1−4)申込みの確認・訂正・キャ
ンセル機能(オークション型) この申込みの確認・訂正・キャンセル機能(オークショ
ン型)には、以下の機能が含まれる。
【0051】(2−1−4−1)申込み確認機能 顧客が、申込みをした銘柄および金額、スプレッド、今
回使用する価格優遇ポイント数等を確認するものであ
り、銘柄名称、申込金額・購入希望スプレッドのみなら
ず、銘柄属性の全項目を表示する。
【0052】(2−1−4−2)申込み訂正・取消機能 顧客の申込金額、スプレッド、今回使用する価格優遇ポ
イント数等を訂正するものであり、申込みそのものを取
り消すことも可能である。但し、受渡日が到来した後の
訂正および取消は、不可とする。
【0053】(2−1−4−3)落札予想表示機能 申込内容を確認または購入希望スプレッドを修正した時
点で、国債指標銘柄またはSWAPの基準金利と各顧客
の入力スプレッド、単価から各顧客の購入希望価格を算
出し、更に以下の算出式を用いて、落札予定価格と該当
顧客の購入希望価格(入札価格)との差額を計算し、落
札予定価格と該当差額を画面上に表示する。 落札予定価格(注)−該当顧客の購入希望価格=差額 (注)落札予定価格は、落札見込値(その時点で落札可
能な入札価格)と該当落札見込値で申込まれた金額との
加重平均である(後記第111段落の具体例参照)。 (2−1−5)現在の申込状況照会機能(オークション
型) この現在の申込状況照会機能(オークション型)は、オ
ークション対象銘柄毎に、照会時点の申込件数、申込金
額合計、最小スプレッド等を銘柄属性項目と一緒に画面
上に表示する。また別途、国債指標銘柄とSWAPの基
準金利を画面上に表示する。
【0054】(2−1−6)利用案内機能(価格提示型
およびオークション型に共通) 債券購入または債券オークション入札に際しての申込方
法、受付時間、債券購入・債券オークション落札の手順
等の説明を画面上に表示する。
【0055】(2−1−7)問い合わせ機能(共通) 債券購入または債券オークション入札システムの利用に
際し、質問画面をWeb上に作成し、質問内容を画面上
に入力すると、質問内容が販売会社の担当者にメールで
配信される。
【0056】(2−2)販売会社側の機能 この販売会社側機能は、主に販売会社が当該システムを
運営する上で機能するものであり、銘柄メンテナンス
(登録・修正)機能(共通、図5参照)、提示銘柄設定
機能(共通、図5参照)、ID(ユーザー・管理者)メ
ンテナンス機能(共通、図5参照)、申込履歴照会・訂
正機能(共通、図5参照)、オークション条件設定機能
(オークション型、図6参照)、資金決済情報データ作
成機能(共通、図5参照)等がある。
【0057】(2−2−1)銘柄メンテナンス(登録・
修正)機能(共通) 債券購入または債券オークション入札システムの利用に
際し、顧客に提示する銘柄の属性を入力・修正する。
【0058】(2−2−2)提示銘柄設定機能(共通) この提示銘柄設定機能(共通)には、以下の機能が含ま
れる。
【0059】(2−2−2−1)提示銘柄募集金額設定
機能(価格提示型) 提示銘柄の募集金額・提示スプレッドを銘柄毎に設定す
る。その際、セールストーク等を備考欄に登録する。
尚、銘柄属性とは別途、国債指標銘柄とSWAPの基準
金利を登録する。
【0060】(2−2−2−2)提示銘柄募集金額設定
機能(オークション型) オークション対象銘柄の募集金額・申込可能最大スプレ
ッドを銘柄毎に設定する。その際、設定時点の国債指標
銘柄とSWAPの基準金利・セールストーク等を登録す
る。
【0061】(2−2−3)ID(ユーザー・管理者)
メンテナンス機能(共通) このID(ユーザー・管理者)メンテナンス機能(共
通)には、以下の機能が含まれる。
【0062】(2−2−3−1)顧客ユーザーIDメン
テナンス機能 新規・追加の申込み機能(価格提示型)や新規の申込み
機能(オークション型)で使用する顧客ユーザーIDを
登録する。登録事項は、顧客ユーザーID、初期パスワ
ード、会社名、担当者氏名、担当者電話・FAX番号、
メールアドレス、決済用口座番号等である。
【0063】(2−2−3−2)販売会社における管理
者IDメンテナンス機能 銘柄メンテナンス(登録・修正)機能、提示銘柄設定機
能、申込履歴照会・訂正機能、オークション条件設定機
能等で使用する販売会社における管理者IDを登録す
る。登録事項は、当社管理者ID、初期パスワード、担
当者氏名、担当者電話番号・FAX番号、メールアドレ
ス等である。
【0064】(2−2−4)申込履歴照会・訂正機能
(価格提示型) この申込履歴照会・訂正機能(価格提示型)には、以下
の機能が含まれる。
【0065】(2−2−4−1)顧客申込み内容確認機
能 銘柄および金額を確認するものであり、銘柄名称、申込
金額、適用ポイントのみならず、銘柄属性の全項目を表
示する。
【0066】(2−2−4−2)申込み訂正・取消機能 資金決済用口座に残高が不足し、資金決済ができない場
合に備えて、管理者が顧客の申込金額を訂正できるもの
であり、また、申込みそのものを取り消すことも可能で
ある。
【0067】(2−2−4−3)価格優遇ポイント訂正
機能 管理者が顧客の申込金額を訂正した時点で、訂正金額に
応じて、顧客のカウントされたポイントを訂正する。
【0068】(2−2−4−4)債券フロントシステム
との連携機能 管理者の金額訂正時点で、当該システムから約定訂正デ
ータがリアルタイムで債券フロントシステムに電送され
る。つまり、当該システムでの訂正処理を行なうことに
より、訂正約定の締結が自動的に行なわれる。
【0069】(2−2−4−5)資金決済情報記録訂正
機能 管理者の金額訂正時点で、顧客の債券購入時に記録し
た、資金決済情報を訂正する。取消の場合は、記録した
決済情報を削除する。
【0070】(2−2−5)申込履歴照会・訂正機能
(オークション型) この申込履歴照会・訂正機能(オークション型)には、
以下の機能が含まれる。
【0071】(2−2−5−1)顧客申込み内容確認機
能 管理者がユーザーIDと取引日付を入力することによ
り、顧客が申し込んだ銘柄および金額・スプレット・適
用ポイントを確認する。
【0072】(2−2−5−2)申込み訂正・取消機能 オークションで債券を落札した顧客の資金決済用口座に
残高が不足し、資金決済ができない場合に備えて、管理
者が顧客の申込金額を訂正できるものであり、申込みそ
のものを取り消すことも可能である。管理者がユーザー
IDと取引日付を入力することにより、顧客の申込金額
を訂正し、または申込みそのものを取り消す。
【0073】(2−2−5−3)価格優遇ポイント訂正
機能 オークション終了後の受渡日において、残高が不足し、
資金決済ができない顧客の申込金額を、管理者が訂正・
取消した時点で、訂正・取消金額に応じて顧客のカウン
トされた価格優遇ポイントを修正する。
【0074】(2−2−5−4)債券フロントシステム
との連携機能 オークション終了後の受渡日に、残高不足を理由に管理
者が顧客の申込金額を訂正・取消した時点で、当該シス
テムから約定訂正・取消データがリアルタイムで債券フ
ロントシステムに電送される。つまり、当該システムで
の訂正・取消処理を行なうことにより、訂正・取消約定
の締結が自動的に行われる
【0075】(2−2−5−5)資金決済情報記録訂正
機能 管理者の金額訂正時点で、顧客の債券落札時に記録し
た、資金決済情報を訂正する。取消の場合は、記録した
決済情報を削除する。
【0076】(2−2−6)オークション条件設定機能
(オークション型) このオークション条件設定機能(オークション型)に
は、以下の機能が含まれる。
【0077】(2−2−6−1)オークション情報設定
機能 オークション開始日時および基準金利の基準日を管理者
によって設定するものであり、設定された日時が到来す
るまで、顧客の画面からはオークション対象銘柄が見れ
ないよう、ガードをかけている。
【0078】(2−2−6−2)オークション落札結果
登録機能 上記オークション条件設定機能(オークション型)に含
まれるこのオークション落札結果登録機能には、更に以
下の機能が含まれる。
【0079】(2−2−6−2−1)狭義のオークショ
ン落札結果登録機能 オークション落札終了後、管理者が入札価格の高い順に
落札を行ない、落札結果を登録する。同一価格で募集金
額を超える入札がある場合は、先ず、集計ポイントが多
い顧客を優先して抽選する。同一スプレッドで、集計ポ
イントも同一の場合は、乱数を用いて機械的(ランダ
ム)に抽選を行なう。
【0080】(2−2−6−2−2)優遇ポイント集計
機能 債券落札結果が登録された時点で、落札金額に応じて価
格優遇ポイント数をカウントする。カウントされたポイ
ント数は集計され、画面上に表示される。集計対象ポイ
ント数は、顧客がオークション申込みないし価格優遇ポ
イント数を照会した日を基準日として、基準日1年前応
答日の翌営業日から基準日までの間にカウントされたポ
イント数とする。顧客はオークション申込時点で、今回
使用するポイント数を画面から入力することにより、該
当ポイント数に応じて落札債券価格(スプレッド)のデ
ィスカウントを受ける。尚、入力し、落札債券価格のデ
ィスカウントに使用された価格優遇ポイントは、その時
点で消滅する。落札できなかった場合、申込時に画面か
ら入力したポイント数は再び集計対象となり、照会画面
上に価格優遇ポイント数として表示される。
【0081】(2−2−6−2−3)債券フロントシス
テムとの連携機能 落札結果が登録された時点で、当該システムから約定デ
ータがリアルタイムで債券フロントシステムに電送され
る。つまり、当該システムで落札結果の登録を行なうこ
とにより、約定の締結が自動的に行なわれる。
【0082】(2−2−6−2−4)資金決済情報記録
機能 落札結果が登録された時点で、顧客の名称、落札債券の
名称、落札金額、受渡日、落札日等の情報を資金決済情
報として記録する。
【0083】(2−2−6−2−5)オークション落札
結果通知機能 顧客のメールアドレス宛に、オークション結果(落札で
きてもできなくても)と、落札できた場合は、落札金額
・落札価格等の落札情報をメールで送信する。
【0084】(2−2−7)資金決済情報データ作成機
能(共通) 毎営業日における夜間作業で、債券受渡日の2営業日前
の資金決済情報データを抽出し、FBの資金振替用デー
タを作成する。同時に、帳票でも該当データの一覧表を
作成し、管理者が内容の正当性確認を行なう。資金振替
用データは、翌営業日午前中に、特定銀行のファームバ
ンキング端末に電送されて、翌営業日夜間(受渡日前営
業日夜間)に特定銀行において口座振替処理が行なわれ
る。
【0085】以上で、当該システムの概略説明を終了
し、次いで、一部重複するが、上記抽出条件選択によ
る銘柄選択機能(請求項3)、イールドカーブグラフ
からの銘柄選択機能(請求項4)、アナリストによる
分析表示機能(請求項5)、営業担当者のスケジュー
ルまたはメッセージ表示機能(請求項6)、落札予想
機能(請求項7)、ポイントによる優遇制の導入(請
求項8)、ファームバンキング(FB)を利用した資
金決済の簡素化(請求項9)を順に説明する。
【0086】(3)抽出条件選択による銘柄選択機能 この抽出条件選択による銘柄選択機能は、価格提示型ま
たはオークション型において、その提示対象銘柄を全て
表示するのではなく、顧客の希望条件に合致する銘柄の
みを抽出して画面上に表示する機能である。希望条件
は、顧客が条件選択画面で抽出条件を選択する。選択条
件は保存が可能であり、次回以降のアクセス時には抽出
条件を選択しなくても良いようになっている。詳細は以
下のとおりである。
【0087】すなわち、図7に示すように、トップメニ
ュー11に価格提示型またはオークション型の「銘柄抽
出条件」の選択文字12があり、この選択文字12が次
画面の条件選択画面13にリンクしている。図8はこの
条件選択画面13の画面イメージを示している。この条
件選択画面13には、抽出条件14が一覧になったもの
が表示されている。抽出条件14の詳細は後記する。こ
の条件選択画面13で顧客は、希望する抽出条件14を
選択する。選択数に上限はなく、選択した項目に合致す
る銘柄が一件もない場合には、エラーメッセージ「該当
する銘柄がありません。」が出力する。また、この条件
選択画面13には条件保存ボタン15があり、この条件
保存ボタン15を押下することによって、選択した条件
14を保存することができる。保存した条件14は、ト
ップメニュー画面11から引き出される条件保存画面
(「My条件」画面)16に表示され、ここにある抽出
ボタン17を押下することによって、次回以降は条件選
択画面13から選択する必要はなくなる。条件14が保
存されていない場合、条件保存画面16には「条件が保
存されておりません。」というメッセージが表示され
る。選択終了後に抽出ボタン18を押下すると、次画面
19,20が表示される。条件保存画面16にも抽出ボ
タン17があり、これを押下することによって、次画面
19,20に遷移する。次画面19,20には、選択し
た抽出条件14に基づいた銘柄が表示される。価格提示
型は債券一覧画面19、オークション型はオークション
申込み状況画面20に表示される。抽出条件14の詳細
は以下のとおりである。
【0088】 クーポン:〜%以上、以下 償還日 :〜年〜月〜日以前、以後 募集金額:〜百万円以上、以下 受渡日 :〜年〜月〜日以前、以後 残存年数:〜年以上、以下 終利 :〜%以上、以下 単価 :〜円以上、以下 複利 :〜%以上、以下 格付情報:R&I、JCR、海外を選択し、格付けを入
力する。選択する格付け機関は一つのみとする。〜格以
上、以下
【0089】尚、顧客が選択した条件が一つである場合
には、その条件のみによって検索が行なわれ、複数であ
る場合には、顧客の指定により、それぞれを「and」
条件で結合するか「or」条件で結合するかを選択する
ことができる。
【0090】この抽出条件選択による銘柄選択機能によ
れば、顧客が予め条件選択画面で銘柄抽出条件を選択す
ることにより、選択した条件に合致する銘柄を抽出し
て、その銘柄に関する情報を画面上に表示するために、
顧客にとっては関心度の高い銘柄のみが提示され、販売
会社にとっては顧客の関心度の高い銘柄のみを顧客に対
して提示することができる。したがって、売買契約の成
約率が高まるのを期待することができる。また、顧客希
望の銘柄を、より多くの選択条件により、きめ細かく抽
出することができる。
【0091】(4)イールドカーブグラフからの銘柄選
択機能 このイールドカーブグラフからの銘柄選択機能は、価格
提示型における銘柄選択の機能であって、日本国債のイ
ールドカーブグラフ(最終利回りと残存年数の関係をグ
ラフ化したもの)上に提示銘柄をポイント表示したもの
を画面上に表示する機能である。顧客は、イールドカー
ブとの比較において希望銘柄のポイントを選択し、表示
ボタンを押下すると、その銘柄の詳細が表形式で表示さ
れる。詳細は以下のとおりである。
【0092】すなわち、図9に示すように、トップメニ
ュー11に価格提示型の「債券購入の申込み」の選択文
字21があり、その中のメニューに「イールドカーブか
らの選択」の選択文字22があるので、この選択文字2
2をクリックすると、日本国債のイールドカーブグラフ
24を描画したイールドカーブによる銘柄選択画面23
が表示され、図10に拡大して示すように、このイール
ドカーブグラフ24上に、提示銘柄が債券種類毎に色分
けされて☆型のポイント25で表示される。図10はイ
ールドカーブによる銘柄選択画面23の画面イメージで
ある。銘柄の色分けの詳細は後記する。顧客は、描画さ
れているイールドカーブとの比較において銘柄を選択
し、選択した銘柄のポイント25をクリックして表示ボ
タン26を押下すると、次画面である一覧表示画面27
の表示欄28に、選択した銘柄の詳細が表形式で表示さ
れる。銘柄の色分けの詳細は以下のとおりである。
【0093】 政府保証債:赤 特殊債 :青 地方債 :黄 利付金融債:黒 電力債等 :緑 一般事業債:茶色 その他 :紫
【0094】銘柄の表示は一般的に、表形式でのみ表示
されることが多いが、日本国債のイールドカーブグラフ
上に提示銘柄をポイント表示したものを画面上に表示す
ることによって、顧客は視覚的に希望銘柄を選択するこ
とができる。また、視覚的な効果と共に、イールドカー
ブを表示することによって提示銘柄が割安か割高かが直
感的に分かるようになる効果もある。
【0095】(5)アナリストによる分析表示機能 このアナリストによる分析表示機能には、一言分析表示
機能と分析レポート表示機能とがある。
【0096】前者の一言分析表示機能においては、当該
システム(価格提示型/オークション型)の銘柄一覧の
「参考情報」項目をクリックすると、複数のアナリスト
の顔写真と名前、得意な業界が表示される。顧客がその
アナリストの顔写真を一つ選択してクリックすると、そ
のアナリストの一言分析が表示される。詳細は以下のと
おりである。
【0097】すなわち、図11における矢印のよう
に、銘柄一覧表31中の特定銘柄の「参考情報」項目3
2にカーソルをもっていくと、指定した項目32が反転
点滅するので、これをクリックすると、欄外の表示欄3
3に複数のアナリストの顔写真34、名前35、得意分
野36が表示されるので、その中の一人を選択して写真
34上にカーソルをもっていくと、その写真34の部分
が反転点滅するので、これをクリックする。すると、そ
の選択したアナリストの一言分析37が吹出し38付き
の文章で表示される。保持するデータ項目は、アナリス
トの写真データ、名前、得意業務と一言分析である。
【0098】また、後者の分析レポート表示機能におい
ては、当該システム(価格提示型/オークション型)の
銘柄一覧の「証券コード」項目をクリックすると、複数
のアナリストの顔写真と名前、得意な業界が表示され
る。顧客がそのアナリストの顔写真を一つ選択してクリ
ックすると、そのアナリストの分析レポートが表示され
る。詳細は以下のとおりである。
【0099】すなわち、図12における矢印のよう
に、銘柄一覧表31中の特定銘柄の「銘柄」項目39に
カーソルをもっていくと、指定した項目39が反転点滅
するので、これをクリックすると、欄外の表示欄33に
複数のアナリストの顔写真34、名前35、得意分野3
6が表示されるので、その中の一人を選択して写真34
上にカーソルをもっていくと、その写真34の部分が反
転点滅するので、これをクリックする。すると、その選
択したアナリストの分析レポート40が図13に示すよ
うに図表付きの文章で表示される。保持するデータ項目
は、アナリストの写真データ、名前、得意業務と分析レ
ポートである。
【0100】尚、上記したようにアナリストの人選につ
いては、自社内のみでなく外部アナリストを採用しても
良く、この場合には、自社以外の第3者の立場のアナリ
ストを使用することにより、分析の客観性を向上させる
ことができる。
【0101】また、アナリストの分析を記録したDBの
アクセスにカウンター機能を盛り込んで、顧客のアクセ
ス件数をアナリスト別・業種別・銘柄別・企業別にカウ
ンターに保持するようにすると、顧客の関心動向を正確
に把握することができる。
【0102】このアナリスト分析表示機能によれば、提
示銘柄またはその発行体に関するアナリストのコメント
を画面上に表示するために、顧客はアナリストによる専
門的なコメントを参照することができる。したがって、
顧客にとっては有益な情報を獲得することができ、販売
会社にとっては顧客の関心度ないし購買意欲が高まるの
を期待することができる。
【0103】(6)営業担当者のスケジュールまたはメ
ッセージ表示機能 この営業担当者のスケジュールまたはメッセージ表示機
能は、営業担当者の現在の状況または営業担当者から顧
客へのメッセージを画面上に表示する機能である。当該
システムの銘柄一覧を表示した画面の一角に、営業担当
者の名前のボックスがあり、これをクリックすることに
より、営業担当者の顔写真と現在の状況が表示される。
また、もう一度クリックすると、営業担当者からの一言
メッセージが表示される。詳細は以下のとおりである。
【0104】すなわち先ず、図14に示すように初期画
面51があり、この初期画面51の一角に表示された営
業担当者名52をクリックすると、図15に示すよう
に、その営業担当者の在席状況等のスケジュールメッセ
ージ53が表示される。営業担当者は、離席時や休日・
出張前日にTBLに状況を登録する。初期画面51の営
業担当者名52がクリックされると、上記TBLを見
て、図15に示すように、営業担当者の顔写真54が表
示され、同時にスケジュールメッセージ53が吹出し5
5付きで表示される。スケジュールメッセージ53の内
容には以下のとおり種類がある。
【0105】 在席中⇒「在席中です」 食事中⇒「食事中です」 来客中⇒「来客中です」 休暇中⇒「お休み中です 連絡は○○[TEL03−3
596−1000]までお願いします。」 出張中⇒「出張中です 連絡は○○[TEL03−35
96−1000]までお願いします。」 帰宅 ⇒「帰宅しています 連絡先は[TEL03−3
596−1000]です」
【0106】上記図15の状態で顔写真54をクリック
すると、吹出し55中のメッセージの内容がスケジュー
ルメッセージ53から一言メッセージに変更される。一
言メッセージは営業担当者が打ち込み、毎日削除する。
但し、同一メッセージを継続するときは、チェックボッ
クスをチェックすれば削除されない。同一メッセージが
一定期間以上表示された時は、警告メッセージが出る。
【0107】この営業担当者のスケジュールまたはメッ
セージ表示機能によれば、営業担当者の現在の状況また
は営業担当者からのメッセージを画面上に表示するため
に、オンラインを通して営業担当者の顧客への連絡を密
にすることができる。したがって、顧客にとっては営業
担当者への連絡をとる上で便利であり、販売会社にとっ
ては顧客との連絡を密にして営業活動を行ない易くする
ことができる。
【0108】(7)落札予想機能 オークション型において、希望スプレッドを入札して確
定ボタンを押下したときに、内部的な計算を行ない、落
札予定価格を算出して入札価格との差額(実際にはスプ
レッドに変換して表示)を画面上に表示する。落札予想
値は、確定ボタンを押下した時点での値であり、その後
の入札内容によって変更が発生しても自動更新は行なわ
ない。詳細は以下のとおりである。
【0109】すなわち、図16に示すように、トップメ
ニュー11でオークション型の「申込み」61の選択文
字を選択すると、オークション債券一覧画面62が表示
されるので、その選択欄63でオークションする銘柄を
選択し、確定ボタン64を押下する。次いで、金額スプ
レッド入力画面65が表示されるので、その入力欄66
で落札希望金額と希望スプレッドを入力するが、同時に
「差額計算」のチェック欄67があるので、落札予定価
格と入札価格との差額計算を希望する場合にはこのチェ
ック欄67にチェックを入れておく。次いで確定ボタン
68を押下すると、「インターネット債券のお申込みを
承りました。」という文言70が記載された画面69が
表示され、このとき、差額計算のチェック欄68にチェ
ックが入っている場合には、計算結果(落札予定価格お
よび差額)71が同時に表示される。落札予定価格と入
札価格との差額計算は、以下の式によって行なわれる。
【0110】 落札予定価格(注1)−購入希望価格(注2)=差額 (注1)入力されたスプレッドを内部で価格に変換計算
する。 (注2)落札予定価格は、落札見込値の価格と金額の加
重平均を求めたものとする。
【0111】例:入札総額200億円の場合、申込時点
で以下の申込みがあったとする。 この場合、オークション優先順位は以下のとおりとな
り、 入札総額に満たない、10億円102円の札までが、落
札見込値となる(下線部分)。したがって、落札見込値
と金額との加重平均価格とは、上記例の場合、以下のと
おりとなり、これを落札予定価格とする。
【数1】 因みに、この例の場合の差額計算は以下のとおりであ
る。 103.757円−101円=2.757円
【0112】この落札予想機能によれば、落札予定価格
と入札価格との差額という計算を付加することによっ
て、顧客が入札時点での自分の入札価格の妥当性を数字
で確認することができ、これによって得られる適正な価
格情報(落札予定価格)を自分が入札する価格に反映さ
せることが可能となる。
【0113】(8)ポイントによる優遇制の導入 このポイントによる優遇制の導入は、一定期間中におけ
る債券購入金額に応じて顧客にシステム上のポイントを
付与し、そのポイント数に応じて顧客に様々な得点を与
えるものである。期間は例えば過去1年間とする。詳細
は以下のとおりである。
【0114】すなわち、顧客が当該システムを利用して
債券を購入した場合、例えば購入額1億円につき0.0
1ポイント(1億円未満切捨て)を付与し、1ポイント
につき0.1%スプレッドを優遇する。オークションに
おいて落札した場合には、保有ポイントに応じて申込時
に提示したスプレッドを優遇する。販売会社で価格を提
示している場合は、保有ポイントに応じて販売会社が提
示したスプレッドを優遇する。優遇が実施された時点で
該当保有ポイントは消滅する。オークション時におい
て、顧客が同一価格で多数申し込んでいる場合には抽選
を実施するが、その際に保有ポイントが多い順から当選
とする。実際に購入時にスプレッドが優遇され、当選の
際にはポイントは消滅しない。また、顧客は債券購入時
にポイント優遇を利用するか否か、または保有ポイント
のうち、どれだけのポイントを使うかを自分で決定する
ことになる。
【0115】このポイント付与による優遇制によれば、
以下の作用効果を奏することが可能となる。
【0116】すなわち先ず、従来のオークションにおい
ては一般に、同一価格の申込みが複数ある場合には無作
為に抽選を行なっているが、当該システムにおいては、
過去の取引実績等を考慮し、取引実績等に応じて抽選結
果が出るようになっている。取引実績の多い顧客は抽選
において、より当選し易くなっている。したがって、こ
のような優遇制の実施により、顧客との取引の継続性を
確保することが期待される。
【0117】また、従来、債券の売買は不特定多数の顧
客と行なわれており、よって顧客毎の取引履歴は把握・
管理していなかったが、当該システムにおいては、顧客
毎の取引履歴を把握・管理し、取引実績に応じてスプレ
ッド(売買価格)を優遇する等、顧客対応を考慮するこ
とが可能となる。管理項目は、取引日、取引銘柄、売買
価格、取引額、ポイント数等である。
【0118】(9)ファームバンキング(FB)を利用
した資金決済の簡素化 この機能は、日本銀行に口座を持たない投資家を対象と
し、販売会社から当該システムにより事業債等の債券を
購入した投資家について、FBを利用することにより、
資金決済方法を従来より容易化するものである。将来的
にはインターネットバンキング(IB)との接続によ
り、顧客からの要請に基づき、即時資金決済も可能とす
る。詳細は以下のとおりである。
【0119】すなわち、図17に示すように、債券販売
会社81と取引を行なう投資家(顧客)82は、この販
売会社81が予め定めた特定銀行83に資金決済用口座
84を保有することを前提とする。投資家82が販売会
社81から事業債等の債券を購入した場合に、当該シス
テムより資金決済に係るFB入力用データ85が作成さ
れると同時に、照合用のFB入力データ明細リストが出
力される。出力データは、顧客名、約定日、受渡日、受
渡金額、顧客口座番号、証券販売会社口座番号等であ
る。また、投資家82に対しては、当該システムより受
渡し情報(資金決済情報)86が送信される。また、F
B入力用データ85をフロッピー(登録商標)ディスク
等の媒体87を介して、販売会社81・特定銀行83間
のFBシステム88を利用することにより、投資家82
が開設した口座84から自動的に債券購入代金が引き落
とされ、特定銀行83内の販売会社口座89に振り込ま
れる。また、投資家82が債券を購入する際に、投資家
82の信用力に応じて一定額の当座貸越しを認める扱い
とし、投資家82の利便性を高める。
【0120】この機能によれば、債券購入に係る資金決
済に関して、FB用入力データを自動作成し、FB機能
を利用して、自動的に口座間振替えを行なうことにより
資金決済を行ない、決済資金の受渡し事務負担を大幅に
軽減することが可能となる。また従来、債券購入に係る
資金の決済は10日毎に纏めて行なっていたが、当該シ
ステムを利用することにより決済期間が短縮され、10
日毎の決済リスクを軽減することができる。
【0121】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0122】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1による債券購入申込みシステムにおいては、顧
客がホームページおよびインターネットを利用して債券
購入の申込みを行なうことにより、ホームページおよび
インターネットの利用による利便性を十分に享受するこ
とができ、また、債券販売会社にとってもセールスおよ
びその後の事務作業に関して、顧客の端末とオンライン
で接続されたコンピュータの利用による利便性を十分に
享受することができる。
【0123】また、これに加えて、請求項2による債券
購入申込みシステムにおいては、売買形式に関して価格
提示形式またはオークション形式を選択した上で、ホー
ムページおよびインターネットを利用して債券購入の申
込みを行なうことができ、請求項3によれば抽出条件選
択による銘柄選択機能、請求項4によればイールドカー
ブグラフからの銘柄選択機能、請求項5によればアナリ
ストによる分析表示機能、請求項6によれば営業担当者
のスケジュールまたはメッセージ表示機能、請求項7に
よれば落札予想機能、請求項8によればポイントによる
優遇制の導入、請求項9によればファームバンキング
(FB)を利用した資金決済の簡素化によりそれぞれ、
叙述したところの一層の利便性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る債券購入申込みシステム
の接続方式を示す説明図
【図2】価格提示型における顧客側機能を示すフロー図
【図3】オークション型における顧客側機能を示すフロ
ー図
【図4】価格提示型・オークション型(共通)における
顧客側機能を示すフロー図
【図5】価格提示型・オークション型(共通)における
販売会社側機能を示すフロー図
【図6】オークション型における販売会社側機能を示す
フロー図
【図7】抽出条件選択による銘柄選択機能における画面
遷移および操作手順を示す説明図
【図8】条件選択画面の説明図
【図9】イールドカーブグラフからの銘柄選択機能にお
ける画面遷移および操作手順を示す説明図
【図10】イールドカーブグラフによる銘柄選択画面の
説明図
【図11】銘柄一覧表画面の説明図
【図12】銘柄一覧表画面の説明図
【図13】分析レポートの説明図
【図14】銘柄一覧表画面の説明図
【図15】銘柄一覧表画面の説明図
【図16】落札予想機能における画面遷移および操作手
順を示す説明図
【図17】資金決済事務の説明図
【符号の説明】
1 通信端末 2 Webサーバ 3 DBサーバ 4 インターネット通信手段 11 トップメニュー画面 13 条件選択画面 14 抽出条件 16 条件保存画面 19 債券一覧画面 20 オークション申込み状況画面 23 イールドカーブによる銘柄選択画面 24 イールドカーブグラフ 25 ポイント 27 一覧表示画面 31 銘柄一覧表 37 一言分析 40 分析レポート 51 初期画面 53 スケジュールメッセージ 62 オークション債券一覧画面 65 金額スプレッド入力画面 67 チェック欄 71 計算結果 81 債券販売会社 82 投資家(顧客) 83 特定銀行 84 資金決済用口座 85 FB入力用データ 86 受渡し情報(資金決済情報) 87 媒体 88 FBシステム 89 証券販売会社口座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 正司 東京都千代田区丸の内1丁目6番1号 第 一勧業証券株式会社内 (72)発明者 天羽 俊夫 東京都千代田区丸の内1丁目6番1号 第 一勧業証券株式会社内 (72)発明者 仲村 尚乃 東京都千代田区丸の内1丁目6番1号 第 一勧業証券株式会社内 (72)発明者 佐久間 徹 東京都千代田区丸の内1丁目6番1号 第 一勧業証券株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB47 CC02 CC05 CC08 EE00 EE05 GG00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 債券販売会社のホームページ上に掲載さ
    れる販売債券に関する情報を参照して、顧客がインター
    ネットを利用し、Web上の画面から債券購入の申込み
    を行なうことを特徴とするインターネット債券購入申込
    みシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1の債券購入申込みシステムにお
    いて、 債券の売買を、債券販売会社が売買価格を提示する価格
    提示形式または顧客が競争入札を行なうオークション形
    式により行なうことを特徴とするインターネット債券購
    入申込みシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1の債券購入申込みシステムにお
    いて、 顧客が予め条件選択画面で銘柄抽出条件を選択すること
    により、選択した条件に合致する銘柄を抽出して、その
    銘柄に関する情報を画面表示することを特徴とするイン
    ターネット債券購入申込みシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1の債券購入申込みシステムにお
    いて、 日本国債のイールドカーブグラフ上に提示銘柄をポイン
    ト表示したものを選択することにより、その銘柄に関す
    る情報を画面表示することを特徴とするインターネット
    債券購入申込みシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1の債券購入申込みシステムにお
    いて、 提示銘柄またはその発行体に関するアナリストのコメン
    トを画面表示することを特徴とするインターネット債券
    購入申込みシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1の債券購入申込みシステムにお
    いて、 債券販売会社の営業担当者の現在の状況または営業担当
    者からのメッセージを画面表示することを特徴とするイ
    ンターネット債券購入申込みシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1の債券購入申込みシステムにお
    いて、 顧客がオークションで希望のスプレッドを入力したとき
    に、落札見込値の価格と金額の加重平均を求めた落札予
    定価格と、入力されたスプレットを価格に変換計算した
    購入希望価格との差額を画面表示することを特徴とする
    インターネット債券購入申込みシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1の債券購入申込みシステムにお
    いて、 顧客に対し債券購入金額に応じて当該システム上のポイ
    ントを付与し、そのポイント数に応じて利得または便宜
    等の得点を付与することを特徴とするインターネット債
    券購入申込みシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1の債券購入申込みシステムにお
    いて、 当該債券購入申込みシステムを特定銀行のファームバン
    キングシステムと連携させて資金決済を行なうことを特
    徴とするインターネット債券購入申込みシステム。
JP2000279105A 2000-09-14 2000-09-14 インターネット債券購入申込みシステム Withdrawn JP2002092409A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015210675A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 新日鉄住金ソリューションズ株式会社 為替予約システム、情報処理方法及びプログラム

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