JP2002090361A - 凝固因子欠乏血漿およびその製造方法 - Google Patents
凝固因子欠乏血漿およびその製造方法Info
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Abstract
又、免疫吸着法とは異なる手法を用いる迅速、効率良い
凝固因子欠乏血漿の製造方法の提供。更に原料血漿その
ものが失活していない凝固因子欠乏血漿、凝固因子測定
用凝固因子欠乏血漿もしくは精度管理用血漿、又はこれ
らの血漿を含む測定試薬キットの提供。 【解決手段】ヒト又は動物の血漿に、特定の凝固因子を
吸着する機能を有する合成ポリマーを混合することによ
り、該特定の凝固因子が吸着除去された凝固因子欠乏血
漿、凝固因子測定用血漿もしくは精度管理用血漿が製造
される。上記特定の血漿凝固因子が凝固第V因子及び/
又は凝固第VIII因子である。又、合成ポリマーを、
血漿容量の0.5〜50W/V%で用いることを特徴と
する。
Description
分野でとりわけ血液凝固因子測定用の凝固因子欠乏血漿
の製造方法、血液凝固検査用精度管理用血漿の製造方法
および血液凝固因子測定試薬に利用される。
液凝固異常を検査するため、広く行なわれている。先天
的な凝固異常として有名な血友病は、血液凝固第VII
I因子または第IX因子の欠乏によって起こる疾患であ
る。
れぞれの血液凝固因子(以下、単に「凝固因子」とい
う。)を測定する必要がある。凝固因子の測定は各凝固
因子欠乏血漿に被検血漿を加えて、凝固時間を測定する
ことにより行なわれている。該凝固因子測定に用いる凝
固因子欠乏血漿は、先天的欠乏症のヒトまたは動物の血
漿を用いるか、或いは各凝固因子に対する抗体を用いた
人工的な免疫吸着法で製造され提供されている。
先天的欠乏症の患者から血漿を入手することは患者に大
きな負担を強いることになるという問題がある。この問
題を解決するために考え出されたのが免疫吸着法である
が、免疫吸着法に使用する抗体の調製が非常に困難であ
ったり、大量の抗体を用いて長時間の処理によって調製
されるため、欠乏血漿の製造に多大な費用を要し、更に
原料血漿そのものが失活するといった問題があった。ま
た因子によっては吸着効率が悪く、欠乏度の高い欠乏血
漿が製造できないといった問題もあった。特に第V因子
または第VIII因子欠乏血漿を製造するのは困難であ
った。
症の患者血漿を用いることなく、また、免疫吸着法とは
異なる手法を用いることにより、迅速に効率良く凝固因
子欠乏血漿を製造する方法を提供することである。本発
明のさらなる課題は、原料血漿そのものが失活していな
い凝固因子欠乏血漿、凝固因子測定用凝固因子欠乏血漿
もしくは精度管理用血漿、またはこれらの血漿を含む測
定試薬キットを提供することである。
ヒトまたは動物の血漿に、特定の凝固因子を吸着する機
能を有する合成ポリマーを混合することにより、該特定
の凝固因子が効率よく吸着除去されることを見出した。
さらに、かかる手段により得られた凝固因子欠乏血漿を
用いることにより、凝固因子測定用凝固因子欠乏血漿も
しくは精度管理用血漿を簡単に製造できることを見出
し、本発明を完成させるに至った。
血漿中の特定の凝固因子を除去する方法において、該特
定の凝固因子を吸着する機能を有する合成ポリマーを用
いることを特徴とする凝固因子欠乏血漿の製造方法、
2.合成ポリマーが、少なくとも疎水性結合、イオン結
合、水素結合またはVan der Weals力のい
ずれかの結合能により該特定の凝固因子を吸着させる機
能を有することを特徴とする前項1に記載の凝固因子欠
乏血漿の製造方法、3.合成ポリマーを、血漿容量の
0.5〜50W/V%で用いることを特徴とする前項1
または前項2に記載の凝固因子欠乏血漿の製造方法、
4.特定の凝固因子が凝固第V因子及び/または凝固第
VIII因子であることを特徴とする前項1から3のい
ずれか1項に記載の凝固因子欠乏血漿の製造方法、5.
前項1から4のいずれか1項に記載の方法によって製造
されることを特徴とする凝固因子測定用凝固因子欠乏血
漿または凝固検査の精度管理用血漿、6.前項1から4
のいずれか1項に記載の方法によって製造された凝固因
子測定用凝固因子欠乏血漿または凝固検査の精度管理用
血漿、7.前項5または6に記載の凝固因子測定用凝固
因子欠乏血漿を用いることを特徴とする凝固因子測定方
法、8.前項6または7に記載の凝固因子測定用凝固因
子欠乏血漿および/または凝固検査の精度管理用血漿を
含むことを特徴とする凝固因子測定キット、からなる。
は、例えば凝固第V因子および/または凝固第VIII
因子をいう。原料血漿の活性は、正常人の血漿の凝固因
子活性を100%として、その相対活性で表される。
因子を吸着する機能を有する合成ポリマーとは、該凝固
因子を吸着する性質を有するものであればよく、特に限
定されないが、好ましくは該凝固因子との関係において
合成ポリマーの構造により少なくとも疎水性結合、イオ
ン結合、水素結合またはVan der Weals力
のいずれか1または2以上の結合能により該凝固因子を
吸着する機能を有するポリマーをいい、より好ましくは
主として疎水性結合により該凝固因子を吸着する機能を
有するポリマーをいう。
吸着除去するための合成ポリマーとして、ポリスチレ
ン、ポリジビニルベンゼン、ジビニルベンゼン−スチレ
ン共重合体またはポリアクリル、およびこれらのポリマ
ーの少なくとも一部に置換基を有しているものが例示さ
れる。
ンラテックス、ポリスチレン−ジビニルベンゼン共重合
体ラテックス、ダイアイオンHPシリーズ(HP10,HP20,H
P,21,HP30,HP40,HP50)、ダイアイオンSP800シリーズ
(SP800,SP825,SP850,SP875)、ダイアイオンSP200シリ
ーズ(SP205,SP206,SP207)、ダイアイオンHPM1G及びH
P2MG、アンバーライトXADシリーズ(XAD-2,XAD-4,XAD-1
6,XAD-2000,XAD-7HP)、ムロキレート、ダウエックスA-
1、アンバーライトCGシリーズ(CG50、CG120、CG400)
アンバーライトIRCシリーズ(IRC50,IRC76)ダイヤイオ
ンCRシリーズ(CR10、CR11、CR20,CRB02)および合成高
分子吸着マット等が挙げられる。
特定の凝固因子を吸着除去するための合成ポリマーは、
全血漿量に対し、好ましくは0.5〜50W/V%、よ
り好ましくは5〜20W/V%で用いられる。
漿は、上記に例示されたポリマーから選ばれた1または
2種類以上の合成ポリマーをヒトまたは動物血漿に混合
し、該合成ポリマーに該凝固因子を吸着させたのち、ろ
過または遠心除去等の方法で該合成ポリマーを除去する
ことにより得られる。
トまたは動物血漿中の特定の凝固因子の残存率が、吸着
前の該凝固因子に対して5%以下、好ましくは1%以
下、より好ましくは、0.5%以下となるまで除去され
た血漿をいう。より具体的には凝固第V因子および/ま
たは凝固第VIII因子の残存率が吸着前の各凝固因子
に対し5%以下、好ましくは1%以下より好ましくは、
0.5%以下となるまで除去された血漿をいう。凝固第
V因子欠乏血漿または、凝固第V因子および凝固第VI
II因子欠乏血漿は凝固第V因子の測定に重要であり、
凝固第VIII因子欠乏血漿は凝固第VIII因子の測
定に重要である。
よる凝固因子測定用試薬または凝固検査の精度管理用血
漿をも含む。また、本発明はかかる凝固因子測定用試薬
および/または凝固検査の精度管理用血漿を含む凝固因
子測定用キットにも及ぶ。
下の実施態様を例に詳細に説明する。健常人から抗凝固
剤として3.8%クエン酸を用いて採血された正常ヒト
プール血漿に合成ポリマーであるアンバーライトXAD-2
を血漿容量の0.5〜50W/V%、より好適には5〜
20W/V%を加え、室温で30分から3時間撹拌す
る。この操作により、凝固第V因子及び第VIII因子
の欠乏した血漿が調製できる。投入するアンバーライト
XAD-2の量と処理時間を調整することにより欠乏度を任
意に製造することが可能である。より高い欠乏度を求め
る場合には、上記の操作を複数回繰り返すことも可能で
ある。
定用試薬としての第V因子欠乏血漿として用いる場合に
は、調製した血漿をそのまま用いることも可能である
が、さらに適宜緩衝液、安定化剤等を加えて凍結乾燥
し、第V因子欠乏血漿として保存して用いることもでき
る。
用いて被検検体の第V因子活性を測定するには、第V因
子欠乏血漿および5〜10倍に生理食塩水または緩衝液
で希釈した被検検体を等量混合したものに、プロトンビ
ン時間測定試薬(例えば、市販品トロンボチェックP
T、国際試薬株式会社製)を加え、凝固時間を測定する
ことにより行なう。またプロトロンビン時間測定試薬で
はなく活性化部分トロンボプラスチン時間測定試薬(例
えば、市販品トロンボチェック APTT、国際試薬株
式会社製)を用いて凝固時間を測定するためには、別途
調製、精製したヒトまたは動物由来の凝固第VIII因
子の適当量を本発明により製造した血漿に加えて第V因
子欠乏血漿として利用することも可能である。
用試薬としての第VIII因子欠乏血漿として用いる場
合には、製造した血漿に、ヒトまたは動物由来の精製第
V因子を適量添加することにより製造できる。製造した
第VIII因子欠乏血漿はそのまま用いるか、或いは適
宜緩衝液、安定化剤等を加えて凍結乾燥し、第VIII
因子欠乏血漿として保存して用いることもできる。
血漿を用いて被検検体の第VIII因子活性を測定する
には、第VIII因子欠乏血漿と5〜10倍に生理食塩
水または緩衝液で希釈した被検検体を等量混合したもの
に、活性化部分トロンボプラスチン時間測定試薬(例え
ば、市販品トロンボチェックAPTT、国際試薬株式会
社製)を加え、所定時間放置後、20mM塩化カルシウ
ム液を加えて凝固時間を測定することにより行なう。
漿として用いる場合には、製造した血漿と正常血漿を適
当に混合し、所定の凝固時間を示す精度管理用血漿とし
て製造する。製造した血漿は、適宜緩衝液、安定化剤等
を加えて凍結乾燥し精度管理用血漿として凝固検査の精
度管理に用いることができる。
または精度管理用血漿を用いて凝固因子測定キットを構
成することもできる。
ーはポリスチレン、ポリジビニルベンゼン、ジビニルベ
ンゼン−スチレン共重合体またはポリアクリル(これら
のポリマーの少なくとも一部に置換基または官能基を有
していることもある)等の骨格を有する合成ポリマー或
いは合成樹脂が例示される。より具体的には、例えば、
ポリスチレンラテックス、ポリスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体ラテックス、さらにはイオン交換樹脂、キ
レート樹脂、或いは合成吸着剤に分類される、ダイアイ
オンHPシリーズ(HP10,HP20,HP,21,HP30,HP40,HP50)、
ダイアイオンSP800シリーズ(SP800,SP825,SP850,SP87
5)、ダイアイオンSP200シリーズ(SP205,SP206,SP20
7)、ダイアイオンHPM1G及びHP2MG、アンバーライトXA
Dシリーズ(XAD-2,XAD-4,XAD-16,XAD-2000,XAD-7HP)、
ムロキレート、ダウエックスA-1、アンバーライトCGシ
リーズ(CG50、CG120、CG400)アンバーライトIRCシリ
ーズ(IRC50,IRC76)ダイヤイオンCRシリーズ(CR10、C
R11、CR20,CRB02)および合成高分子吸着マット等が例
示される。本発明を実施するために、例示された合成ポ
リマーの中から選択して、その1種または2種以上を組
み合わせて用いることができる。
血漿に対する投入量と処理時間及び処理回数は、目標と
する因子の欠乏度に応じて適宜設定することができる。
が、本発明は実施例に限定されるものではない。
合成ポリマーであるアンバーライトXAD−2樹脂を混和
した。室温で1時間ゆっくりと混合した後、樹脂をろ過
で取り除き、血漿の各凝固因子を測定した。樹脂を添加
しない正常ヒトプール血漿を同様に操作し対照とした。
その結果を表1に示した。
を処理することにより凝固第V因子と第VIII因子が
特異的に吸着除去されることが判り、本発明の効果が確
かめられた。
て、凝固第V因子欠乏血漿として第V因子の測定を試み
た。対照として、市販の免疫吸着法で調製された凝固第
V因子欠乏血漿(商品名、データーファイ・ファクター
V、 デードベーリング社製)を用い、本発明の方法と
対照で測定された検体の第V因子活性を比較した。
試薬(商品名、トロンボチェックPT、国際試薬株式会
社製)を用い、凝固自動測定機器コアグレックス700
(島津製作所製)で測定した。10例の検体の測定結果
を表2に示した。
血漿と市販の免疫吸着法との測定値の比較において、ほ
ぼ同等の測定値が得られたことから、本発明の方法によ
り調製された第V因子欠乏血漿は第V因子測定に有用で
あることが判り、本発明の有用性が確かめられた。
て、凝固第VIII因子欠乏血漿を製造した。予め、牛
血漿より公知の方法により、牛第V因子を単離精製した
牛第V因子標品を準備しておき、製造した吸着処理血漿
に第V因子活性が約80〜100%となるように牛第V
因子標品を添加し、凝固第VIII因子欠乏血漿を製造
し、第VIII因子の測定を試みた。対照として、市販
の免疫吸着法で製造された凝固第VIII因子欠乏血漿
(商品名、データーファイ・ファクターVIII、 デ
ードベーリング社製)を用い、本発明の方法と対照で測
定された検体の第VIII因子活性を比較した。測定試
薬は市販の活性化部分トロンボプラスチン時間測定試薬
(商品名、トロンボチェックAPTT、国際試薬株式会
社製)を用い、凝固自動測定機器コアグレックス700
(島津製作所製)で測定した。10例の検体の測定結果
を表3に示した。
子欠乏血漿と市販の免疫吸着法との測定値の比較におい
て、ほぼ同等の測定値が得られたことから、本発明の方
法により製造された第VIII因子欠乏血漿は第VII
I因子測定に有用であることが判り、本発明の有用性が
確かめられた。
ール血漿を3v/v%及び7v/v%を加えそれぞれ精
度管理用血漿III及び精度管理用血漿IIとし、安定
化剤を加えて凍結乾燥処理し精度管理用血漿を製造し
た。その精度管理用血漿のプロトロンビン時間(P
T)、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
を測定し精度管理用血漿としての有用性を確かめた。そ
の結果を表4に示した。
管理用血漿では凝固時間が延長しており、異常値域の精
度管理用血漿として有用であることがわかった。さら
に、正常血書の添加割合を変化させることにより、凝固
時間を任意に設定できるため、目標の凝固時間を示す精
度管理用血漿を人工的に製造することも可能である。し
たがって本発明は精度管理用血漿の製造にも有用である
ことが判った。
を用いることなく、また、免疫吸着法とは異なる手法を
用いることにより、迅速に効率良く凝固因子欠乏血漿の
製造方法が提供される。さらに原料血漿そのものが失活
していない凝固因子欠乏血漿、凝固因子測定用凝固因子
欠乏血漿もしくは精度管理用血漿、またはこれらの血漿
を含む測定試薬キットが提供される。
Claims (8)
- 【請求項1】 ヒトまたは動物血漿中の特定の血液凝固
因子を除去する方法において、該特定の血液凝固因子を
吸着する機能を有する合成ポリマーを用いることを特徴
とする血液凝固因子欠乏血漿の製造方法。 - 【請求項2】合成ポリマーが、少なくとも疎水性結合、
イオン結合、水素結合またはVan der Weal
s力のいずれかの結合能により該特定の血液凝固因子を
吸着させる機能を有することを特徴とする請求項1に記
載の血液凝固因子欠乏血漿の製造方法。 - 【請求項3】合成ポリマーを、血漿容量の0.5〜50
W/V%で用いることを特徴とする請求項1または請求
項2に記載の血液凝固因子欠乏血漿の製造方法。 - 【請求項4】特定の血液凝固因子が凝固第V因子及び/
または凝固第VIII因子であることを特徴とする請求
項1から3のいずれか1に記載の血液凝固因子欠乏血漿
の製造方法。 - 【請求項5】請求項1から4のいずれか1に記載の方法
によって製造されることを特徴とする血液凝固因子測定
用凝固因子欠乏血漿また血液は凝固検査の精度管理用血
漿。 - 【請求項6】請求項1から4のいずれか1に記載の方法
によって製造された血液凝固因子測定用凝固因子欠乏血
漿または血液凝固検査の精度管理用血漿。 - 【請求項7】請求項5または6に記載の血液凝固因子測
定用凝固因子欠乏血漿を用いることを特徴とする血液凝
固因子測定方法。 - 【請求項8】請求項6または7に記載の血液凝固因子測
定用凝固因子欠乏血漿および/または血液凝固検査の精
度管理用血漿を含むことを特徴とする血液凝固因子測定
キット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000286307A JP4509341B2 (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 凝固因子欠乏血漿およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002090361A true JP2002090361A (ja) | 2002-03-27 |
JP2002090361A5 JP2002090361A5 (ja) | 2007-10-11 |
JP4509341B2 JP4509341B2 (ja) | 2010-07-21 |
Family
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4509341B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210315932A1 (en) * | 2017-04-26 | 2021-10-14 | Alkahest, Inc. | Dosing Regimen for Treatment of Cognitive and Motor Impairments with Blood Plasma and Blood Plasma Products |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03189559A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-19 | Chemo Sero Therapeut Res Inst | 血液凝固第8因子欠乏血漿及びその製造方法 |
JPH05262664A (ja) * | 1991-11-12 | 1993-10-12 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 血液凝固第viii因子の吸着材 |
JPH0674955A (ja) * | 1992-08-27 | 1994-03-18 | Tosoh Corp | 血液凝固因子活性測定法 |
-
2000
- 2000-09-21 JP JP2000286307A patent/JP4509341B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US20210315932A1 (en) * | 2017-04-26 | 2021-10-14 | Alkahest, Inc. | Dosing Regimen for Treatment of Cognitive and Motor Impairments with Blood Plasma and Blood Plasma Products |
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---|---|
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