JP2002089559A - 磁気軸受装置 - Google Patents
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- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0444—Details of devices to control the actuation of the electromagnets
- F16C32/0457—Details of the power supply to the electromagnets
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/44—Centrifugal pumps
- F16C2360/45—Turbo-molecular pumps
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 応答性(速応性)の高い磁気軸受を低コスト
で提供する。 【解決手段】 制御形磁気軸受の電磁石のコイルに制御
電流を供給するパワーアンプを具備する磁気軸受装置に
おいて、パワーアンプの制御入力信号S1と電流帰還信
号S2とを加算した後段に、非線形要素7を設けた。
で提供する。 【解決手段】 制御形磁気軸受の電磁石のコイルに制御
電流を供給するパワーアンプを具備する磁気軸受装置に
おいて、パワーアンプの制御入力信号S1と電流帰還信
号S2とを加算した後段に、非線形要素7を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高速回転機械用の高
速応答性能を要求される磁気軸受に関するものである。
また、半導体デバイス製造装置用の低速ではあるが非接
触支持できることをメリットとし、且つ磁気回路からの
ガス放出低減、耐蝕性向上のためにソリッドなヨーク構
造を採用する磁気軸受に関し、例えば、CVD装置(化
学的気相薄膜形成装置)やRTP(急速熱処理装置)用
の基板回転器やガス循環ファンに好適な磁気軸受装置に
関するものである。
速応答性能を要求される磁気軸受に関するものである。
また、半導体デバイス製造装置用の低速ではあるが非接
触支持できることをメリットとし、且つ磁気回路からの
ガス放出低減、耐蝕性向上のためにソリッドなヨーク構
造を採用する磁気軸受に関し、例えば、CVD装置(化
学的気相薄膜形成装置)やRTP(急速熱処理装置)用
の基板回転器やガス循環ファンに好適な磁気軸受装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス製造装置の分野で、磁気
軸受が特に浸透・普及している装置にターボモレキュラ
ポンプがある。これらの殆どに採用されている磁気軸受
は、制御形磁気軸受と呼ばれるものである。図1は1自
由度分の磁気軸受の構成例を示す図である。図示するよ
うに、磁気軸受は、変位センサ1、補償器2、パワーア
ンプ3及び電磁石4を備え、電磁石4に巻かれたコイル
にパワーアンプ3から制御電離流を供給し、発生する磁
気力で制御対象5を磁気浮上支持する。制御対象5の変
位Xは変位センサ1により検出され、目標値X0と比較
され、その偏差を補償器2を介してパワーアンプ3に入
力している。
軸受が特に浸透・普及している装置にターボモレキュラ
ポンプがある。これらの殆どに採用されている磁気軸受
は、制御形磁気軸受と呼ばれるものである。図1は1自
由度分の磁気軸受の構成例を示す図である。図示するよ
うに、磁気軸受は、変位センサ1、補償器2、パワーア
ンプ3及び電磁石4を備え、電磁石4に巻かれたコイル
にパワーアンプ3から制御電離流を供給し、発生する磁
気力で制御対象5を磁気浮上支持する。制御対象5の変
位Xは変位センサ1により検出され、目標値X0と比較
され、その偏差を補償器2を介してパワーアンプ3に入
力している。
【0003】上記パワーアンプ3の負荷は、電磁石4で
あるから、遅れ負荷である。この負荷に対して入力信号
に応じた出力電流で電磁石4を駆動しようとする。その
ため、入力信号と出力電流の関係は、遅れ特性となる。
通常はこの遅れ特性を改善するために、電磁石4のコイ
ルに供給されるコイル電流をパワーアンプ3の入力に帰
還させるループを備えている。
あるから、遅れ負荷である。この負荷に対して入力信号
に応じた出力電流で電磁石4を駆動しようとする。その
ため、入力信号と出力電流の関係は、遅れ特性となる。
通常はこの遅れ特性を改善するために、電磁石4のコイ
ルに供給されるコイル電流をパワーアンプ3の入力に帰
還させるループを備えている。
【0004】図2はパワーアンプ3の構成例を示す図で
ある。パワーアンプ3は制御部3−1、ドライブ部3−
2、電流検出器3−3及び電流信号帰還ループ3−4で
構成される。パワーアンプ3内は役割から大きく制御部
3−1とドライブ部3−2の2つに分けることができ
る。制御部3−1は補償器2(図1参照)からの入力信
号S1と電流帰還信号S2とに基づき後段のドライブ部
3−2を制御する信号S3を形成する。ドライブ部3−
2は制御部3−1の出力信号S3に基づき電磁石4のコ
イルにコイル電流を供給する。
ある。パワーアンプ3は制御部3−1、ドライブ部3−
2、電流検出器3−3及び電流信号帰還ループ3−4で
構成される。パワーアンプ3内は役割から大きく制御部
3−1とドライブ部3−2の2つに分けることができ
る。制御部3−1は補償器2(図1参照)からの入力信
号S1と電流帰還信号S2とに基づき後段のドライブ部
3−2を制御する信号S3を形成する。ドライブ部3−
2は制御部3−1の出力信号S3に基づき電磁石4のコ
イルにコイル電流を供給する。
【0005】制御部3−1を今日多く採用されている図
3に示すPWM(パルス幅変調)方式を例に説明する。
制御部3−1は信号調整器3−1−1、信号調整器3−
1−2、加減算器3−1−3、ゲインアンプ3−1−
4、PWM用キャリア信号発生器3−1−5及びPWM
器(コンパレータ回路)3−1−6から構成される。制
御部3−1では、入力信号S1に電磁石4のコイル電流
信号を負帰還した電流帰還信号S2を比較的大きなゲイ
ン(10〜100)のゲインアンプ3−1−4に供給す
る。その後、PWM用キャリア信号発生器3−1−5か
らの三角波などの基準キャリア信号S4と比較するPW
M器(コンパレータ回路)3−1−6によって、パルス
幅変調信号である出力信号S3を発生する。このパルス
幅変調信号S3をドライブ部3−2に送り、電磁石4の
コイルにコイル電流Iが供給される。
3に示すPWM(パルス幅変調)方式を例に説明する。
制御部3−1は信号調整器3−1−1、信号調整器3−
1−2、加減算器3−1−3、ゲインアンプ3−1−
4、PWM用キャリア信号発生器3−1−5及びPWM
器(コンパレータ回路)3−1−6から構成される。制
御部3−1では、入力信号S1に電磁石4のコイル電流
信号を負帰還した電流帰還信号S2を比較的大きなゲイ
ン(10〜100)のゲインアンプ3−1−4に供給す
る。その後、PWM用キャリア信号発生器3−1−5か
らの三角波などの基準キャリア信号S4と比較するPW
M器(コンパレータ回路)3−1−6によって、パルス
幅変調信号である出力信号S3を発生する。このパルス
幅変調信号S3をドライブ部3−2に送り、電磁石4の
コイルにコイル電流Iが供給される。
【0006】この時、パワーアンプ3の増幅応答性能
(入力信号に対する出力電流)は、入力信号S1に対す
るコイル電流Iの帰還量の割合が1の時、ゲイン=1
[A/V]である。このゲインは、コイル電流Iの帰還
割合に反比例する。また、速応性能(追従性能)は、入
力信号S1に対するコイル電流Iの帰還量の割合に比例
し、また、後段の比較的大きなゲインアンプ3−1−4
のゲインに比例する。
(入力信号に対する出力電流)は、入力信号S1に対す
るコイル電流Iの帰還量の割合が1の時、ゲイン=1
[A/V]である。このゲインは、コイル電流Iの帰還
割合に反比例する。また、速応性能(追従性能)は、入
力信号S1に対するコイル電流Iの帰還量の割合に比例
し、また、後段の比較的大きなゲインアンプ3−1−4
のゲインに比例する。
【0007】しかし、磁気軸受の応答性(速応性)を高
めようとして、コイル電流Iの帰還量や、後段のゲイン
アンプ3−1−4のゲインを大きく設定すると、コイル
電流信号(電流帰還信号S2)に含まれるPWM用のキ
ャリア信号成分も増幅してしまい、後段のパルス幅変調
用のコンパレータ回路3−1−6の動作が不安定にな
る。更に、ゲインアンプ3−1−4の応答性(速応性)
は、そのゲインの大きさに反比例する。そのため、ゲイ
ンを大きくできないのが現実である。付け加えれば、コ
イル電流Iの帰還割合を多くすると、パワーアンプ3の
増幅応答性能(入力信号に対する出力電流)が低下する
ので、通常1対1以下で使用することが多い。
めようとして、コイル電流Iの帰還量や、後段のゲイン
アンプ3−1−4のゲインを大きく設定すると、コイル
電流信号(電流帰還信号S2)に含まれるPWM用のキ
ャリア信号成分も増幅してしまい、後段のパルス幅変調
用のコンパレータ回路3−1−6の動作が不安定にな
る。更に、ゲインアンプ3−1−4の応答性(速応性)
は、そのゲインの大きさに反比例する。そのため、ゲイ
ンを大きくできないのが現実である。付け加えれば、コ
イル電流Iの帰還割合を多くすると、パワーアンプ3の
増幅応答性能(入力信号に対する出力電流)が低下する
ので、通常1対1以下で使用することが多い。
【0008】続いて、先のゲインアンプ3−1−4の応
答性(速応性)は、信号振幅に反比例する。そのため、
あまりにもコイル電流Iがパワーアンプ3の入力信号S
1に対して遅れると、入力信号S1と電流帰還信号S2
との和(偏差)が大きくなる(加減算器3−1−3の出
力値にぴったりの応答時は、この和がゼロ)。従って、
先のゲインアンプ3−1−4への入力振幅は大きくな
り、ゲイン倍率によっては、アンプ内で飽和してしま
う。この飽和現象も応答性(速応性)の劣化要因とな
る。
答性(速応性)は、信号振幅に反比例する。そのため、
あまりにもコイル電流Iがパワーアンプ3の入力信号S
1に対して遅れると、入力信号S1と電流帰還信号S2
との和(偏差)が大きくなる(加減算器3−1−3の出
力値にぴったりの応答時は、この和がゼロ)。従って、
先のゲインアンプ3−1−4への入力振幅は大きくな
り、ゲイン倍率によっては、アンプ内で飽和してしま
う。この飽和現象も応答性(速応性)の劣化要因とな
る。
【0009】以上の通り、応答性(速応性)の方向に
は、課題が山積しており、一般的な解決手段としてはド
ライブ部3−2の駆動電圧Edを上げる方法がとられ
る。しかしながら、このドライブ部3−2の駆動電圧E
dの上昇は、高電圧をスイッチングすることとなり、電
磁ノイズの増加は避けられないといった問題が発生す
る。
は、課題が山積しており、一般的な解決手段としてはド
ライブ部3−2の駆動電圧Edを上げる方法がとられ
る。しかしながら、このドライブ部3−2の駆動電圧E
dの上昇は、高電圧をスイッチングすることとなり、電
磁ノイズの増加は避けられないといった問題が発生す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、応答性(速応性)の高い磁気軸受
を低コストで提供することを目的とする。
みてなされたもので、応答性(速応性)の高い磁気軸受
を低コストで提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、制御形磁気軸受の電磁石のコ
イルに制御電流を供給するパワーアンプを具備する磁気
軸受装置において、パワーアンプの制御入力信号と電流
帰還信号とを加算した後段に、非線形要素を設けたこと
を特徴とする。
請求項1に記載の発明は、制御形磁気軸受の電磁石のコ
イルに制御電流を供給するパワーアンプを具備する磁気
軸受装置において、パワーアンプの制御入力信号と電流
帰還信号とを加算した後段に、非線形要素を設けたこと
を特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の磁気軸受装置において、非線形要素は、コンパレータ
回路であることを特徴とする。
の磁気軸受装置において、非線形要素は、コンパレータ
回路であることを特徴とする。
【0013】上記のように、パワーアンプの制御入力信
号と電流帰還信号とを加算した後段に、非線形要素を設
けたので、パワーアンプ3の速応性を向上させることが
できる。特に、非線形要素として、基準電位と比較し、
出力を「高」と「低」の定値出力とするコンパレータ
は、基準電圧近傍の入力信号に対しては略ゲイン倍率=
∞のアンプと等価であるため、パワーアンプの速応性を
向上させることができる。
号と電流帰還信号とを加算した後段に、非線形要素を設
けたので、パワーアンプ3の速応性を向上させることが
できる。特に、非線形要素として、基準電位と比較し、
出力を「高」と「低」の定値出力とするコンパレータ
は、基準電圧近傍の入力信号に対しては略ゲイン倍率=
∞のアンプと等価であるため、パワーアンプの速応性を
向上させることができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の磁気軸受装置において、非線形要素の後段に変
位センサ用のキャリア周波数信号帯域を除去する除去器
を設けたことを特徴とする。
に記載の磁気軸受装置において、非線形要素の後段に変
位センサ用のキャリア周波数信号帯域を除去する除去器
を設けたことを特徴とする。
【0015】上記のように非線形要素の出力段に、変位
センサ用キャリア周波数信号成分を除去する除去器を設
けることにより、非線形要素の矩形波状の出力信号に含
まれる高次調波成分内の変位センサ用のキャリア周波数
信号成分が除去される。
センサ用キャリア周波数信号成分を除去する除去器を設
けることにより、非線形要素の矩形波状の出力信号に含
まれる高次調波成分内の変位センサ用のキャリア周波数
信号成分が除去される。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の磁気軸受装置において、非線形要素の前段にパ
ルス幅変調(PWM)式パワーアンプのキャリア周波数
信号帯域を除去する除去器を設けたことを特徴とする。
に記載の磁気軸受装置において、非線形要素の前段にパ
ルス幅変調(PWM)式パワーアンプのキャリア周波数
信号帯域を除去する除去器を設けたことを特徴とする。
【0017】電磁石のコイル電流の検出信号には、多少
なりともPWM用のキャリア周波数信号成分が含まれ
る。そのため、帰還する前にこの信号成分を除去するこ
とが行われるが、必ずしも十分な除去ができない場合が
ある。そこで上記のように非線形要素の前段にPWM用
のキャリア周波数信号成分を除去する除去器を設けるこ
とにより、このPWM用のキャリア周波数信号成分が除
去される。
なりともPWM用のキャリア周波数信号成分が含まれ
る。そのため、帰還する前にこの信号成分を除去するこ
とが行われるが、必ずしも十分な除去ができない場合が
ある。そこで上記のように非線形要素の前段にPWM用
のキャリア周波数信号成分を除去する除去器を設けるこ
とにより、このPWM用のキャリア周波数信号成分が除
去される。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の磁気軸受装置において、非線形要素の前段にパ
ルス幅変調(PWM)式パワーアンプのキャリア周波数
信号帯域を除去する除去器を設け、後段に、変位センサ
用のキャリア周波数信号帯域を除去する除去器を設けた
ことを特徴とする。
に記載の磁気軸受装置において、非線形要素の前段にパ
ルス幅変調(PWM)式パワーアンプのキャリア周波数
信号帯域を除去する除去器を設け、後段に、変位センサ
用のキャリア周波数信号帯域を除去する除去器を設けた
ことを特徴とする。
【0019】上記のように、非線形要素の前段にパルス
幅変調(PWM)式パワーアンプのキャリア周波数信号
帯域を除去する除去器を設け、後段に変位センサ用のキ
ャリア周波数信号帯域を除去する除去器を設けることに
より、上記請求項3に記載の発明の作用と請求項4に記
載の発明の作用との両作用が奏されることになる。
幅変調(PWM)式パワーアンプのキャリア周波数信号
帯域を除去する除去器を設け、後段に変位センサ用のキ
ャリア周波数信号帯域を除去する除去器を設けることに
より、上記請求項3に記載の発明の作用と請求項4に記
載の発明の作用との両作用が奏されることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図4は本発明に係る磁気軸受の
パワーアンプ(図1のパワーアンプ3)の構成を示す図
である。図示するように、パワーアンプ3の速応性を向
上させるために、信号合成調整部3−1A(図3の3−
1Aと同じ)とコンパレータ回路3−1−6の間に、非
線形要素7を挿入する。非線形要素7としては、例えば
コンパレータを用いる。特に、基準電位と比較し、出力
を「高」と「低」の定値出力とするコンパレータは、速
応性がよい。基準電圧近傍の入力信号に対しては、略ゲ
イン倍率=∞のアンプと等価である。そのため、パワー
アンプの速応性を向上させることができる。
面に基づいて説明する。図4は本発明に係る磁気軸受の
パワーアンプ(図1のパワーアンプ3)の構成を示す図
である。図示するように、パワーアンプ3の速応性を向
上させるために、信号合成調整部3−1A(図3の3−
1Aと同じ)とコンパレータ回路3−1−6の間に、非
線形要素7を挿入する。非線形要素7としては、例えば
コンパレータを用いる。特に、基準電位と比較し、出力
を「高」と「低」の定値出力とするコンパレータは、速
応性がよい。基準電圧近傍の入力信号に対しては、略ゲ
イン倍率=∞のアンプと等価である。そのため、パワー
アンプの速応性を向上させることができる。
【0021】図5(a)、(b)は非線形要素7の具体
例を示す図で、(a)はオペアンプ7−1を利用した場
合であり、(b)はオープンコレクタ出力のコンパレー
タを利用した場合を示す。図5(c)は(a)及び
(b)に示す非線形要素7の入力−出力特性を示す図で
ある。非線形要素7は入力が0Vと近傍ではゲイン≒∞
のアンプと等価である。なお、非線形要素7は図5
(a)、(b)に示す構成に限定されるものではなく、
今日のデジタル数値演算手段でも容易に実現できる。
例を示す図で、(a)はオペアンプ7−1を利用した場
合であり、(b)はオープンコレクタ出力のコンパレー
タを利用した場合を示す。図5(c)は(a)及び
(b)に示す非線形要素7の入力−出力特性を示す図で
ある。非線形要素7は入力が0Vと近傍ではゲイン≒∞
のアンプと等価である。なお、非線形要素7は図5
(a)、(b)に示す構成に限定されるものではなく、
今日のデジタル数値演算手段でも容易に実現できる。
【0022】図3の制御部3−1において、信号調整器
3−1−1の一部、信号調整器3−1−2の一部、加減
算器3−1−3及びゲインアンプ3−1−4は、アナロ
グ回路では、図6に示すように、一つのオペアンプ10
7と受動素子(抵抗器101、102、103、コンデ
ンサ104、ツェナーダイオード105、106)の構
成で簡単に実現できる。入力信号S1と電流帰還信号S
2との割合、ゲインアンプ3−1−4のゲイン倍率は連
動している。そこで、主要目的を入力信号S1と電流帰
還信号S2との割合決めとし、ここでのゲイン倍率はオ
ペアンプ107の内部飽和を避けるため、比較的小さく
(1〜10倍程度)することが望ましい。
3−1−1の一部、信号調整器3−1−2の一部、加減
算器3−1−3及びゲインアンプ3−1−4は、アナロ
グ回路では、図6に示すように、一つのオペアンプ10
7と受動素子(抵抗器101、102、103、コンデ
ンサ104、ツェナーダイオード105、106)の構
成で簡単に実現できる。入力信号S1と電流帰還信号S
2との割合、ゲインアンプ3−1−4のゲイン倍率は連
動している。そこで、主要目的を入力信号S1と電流帰
還信号S2との割合決めとし、ここでのゲイン倍率はオ
ペアンプ107の内部飽和を避けるため、比較的小さく
(1〜10倍程度)することが望ましい。
【0023】なお、図6において、入力信号S1と電流
帰還信号S2との割合は、抵抗器101、102の抵抗
値R1、R2で決まる。ゲイン倍率はR3/R1、R3
/R2で決まる。但し、R3は抵抗器103の抵抗値で
ある。従って、入力信号S1と電流帰還信号S2は抵抗
値R1、R2の大きさに反比例する。また、コンデンサ
104はオペアンプ107の内部発振を防止するなどの
目的で設けられている。また、ツェナーダイオード10
5、106は、出力電圧の最大振幅を制限する場合に用
いられる。この制限の目的は、後段のコンパレータ回路
3−1−6で、比較対象のPWM用キャリア信号発生器
3−1−5からの基準キャリア信号S4の振幅より大き
くならないようにするためである。
帰還信号S2との割合は、抵抗器101、102の抵抗
値R1、R2で決まる。ゲイン倍率はR3/R1、R3
/R2で決まる。但し、R3は抵抗器103の抵抗値で
ある。従って、入力信号S1と電流帰還信号S2は抵抗
値R1、R2の大きさに反比例する。また、コンデンサ
104はオペアンプ107の内部発振を防止するなどの
目的で設けられている。また、ツェナーダイオード10
5、106は、出力電圧の最大振幅を制限する場合に用
いられる。この制限の目的は、後段のコンパレータ回路
3−1−6で、比較対象のPWM用キャリア信号発生器
3−1−5からの基準キャリア信号S4の振幅より大き
くならないようにするためである。
【0024】更に、図7に示すように、非線形要素7の
出力段に、変位センサ1(図1参照)の機能を保護する
目的で、変位センサ用キャリア周波数信号成分を除去す
る除去器8を設けるとよい。非線形要素7の出力は、矩
形波状の信号となる。これに含まれる高次調波成分内
に、変位センサ用のキャリア周波数信号成分が含まれて
いると、変位センサの機能そのものを劣化させてしまう
ことがあるためである(詳細は、特願平10−4629
6号明細書参照)。
出力段に、変位センサ1(図1参照)の機能を保護する
目的で、変位センサ用キャリア周波数信号成分を除去す
る除去器8を設けるとよい。非線形要素7の出力は、矩
形波状の信号となる。これに含まれる高次調波成分内
に、変位センサ用のキャリア周波数信号成分が含まれて
いると、変位センサの機能そのものを劣化させてしまう
ことがあるためである(詳細は、特願平10−4629
6号明細書参照)。
【0025】加えて、非線形要素7の前段に、図8に示
すようにPWM用のキャリア周波数信号成分を除去する
除去器9を設けるとよい。電磁石4のコイル電流Iを電
流検出器3−3(図4参照)で検出する信号には、多少
なりとも同信号成分が含まれる。そのため、帰還する前
にこの信号成分を除去することが行われる。しかしなが
ら、必ずしも十分な除去ができない場合がある。また、
ゲインアンプ3−1−4(信号合成調整部3−1A)で
増幅される構成であるため,非線形要素7の前段近傍
に、PWM用のキャリア周波数信号成分を除去する除去
器9を設けるとよい。
すようにPWM用のキャリア周波数信号成分を除去する
除去器9を設けるとよい。電磁石4のコイル電流Iを電
流検出器3−3(図4参照)で検出する信号には、多少
なりとも同信号成分が含まれる。そのため、帰還する前
にこの信号成分を除去することが行われる。しかしなが
ら、必ずしも十分な除去ができない場合がある。また、
ゲインアンプ3−1−4(信号合成調整部3−1A)で
増幅される構成であるため,非線形要素7の前段近傍
に、PWM用のキャリア周波数信号成分を除去する除去
器9を設けるとよい。
【0026】本発明に係る磁気軸受の制御部は図4に示
すように、パワーアンプの速応性を向上させるために、
信号合成調整部3−1Aとコンパレータ回路3−1−6
の間に、非線形要素7を挿入し、非線形要素7の出力段
に変位センサ用キャリア周波数信号成分を除去する除去
器8を設け、前段にPWM用のキャリア周波数信号成分
を除去する除去器9を設けるので、応答性の高い磁気軸
受装置を提供でき、下記〜のような問題点を克服で
きる。
すように、パワーアンプの速応性を向上させるために、
信号合成調整部3−1Aとコンパレータ回路3−1−6
の間に、非線形要素7を挿入し、非線形要素7の出力段
に変位センサ用キャリア周波数信号成分を除去する除去
器8を設け、前段にPWM用のキャリア周波数信号成分
を除去する除去器9を設けるので、応答性の高い磁気軸
受装置を提供でき、下記〜のような問題点を克服で
きる。
【0027】速応性を高めようとして、電磁石4のコ
イル電流の帰還量や、ゲインアンプ3−1−4(図3参
照)のゲインを大きく設定すると、コイル電流信号に含
まれるPWM用のキャリア信号成分も増幅してしまい、
パルス変調用のコンパレータ回路3−1−6の動作が不
安定になる。
イル電流の帰還量や、ゲインアンプ3−1−4(図3参
照)のゲインを大きく設定すると、コイル電流信号に含
まれるPWM用のキャリア信号成分も増幅してしまい、
パルス変調用のコンパレータ回路3−1−6の動作が不
安定になる。
【0028】ゲインアンプ3−1−4の応答性(速応
性)は、そのゲインの大きさに反比例する。そのため、
ゲインを大きくできないのが現実である。
性)は、そのゲインの大きさに反比例する。そのため、
ゲインを大きくできないのが現実である。
【0029】上記のように、ゲインアンプ3−1−4
の応答性(速応性)は、そのゲインの大きさに反比例す
る。そのため、あまりにも電磁石4のコイル電流がパワ
ーアンプ3の入力信号に対して遅れると、入力信号S1
とコイル電流Iの電流帰還信号S2との和(偏差)が大
きくなる。従って、ゲインアンプ3−1−4への入力振
幅は大きくなり、ゲイン倍率によっては、ゲインアンプ
3−1−4内で飽和してしまう。この飽和現象も応答性
(速応性)の劣化要因となる。
の応答性(速応性)は、そのゲインの大きさに反比例す
る。そのため、あまりにも電磁石4のコイル電流がパワ
ーアンプ3の入力信号に対して遅れると、入力信号S1
とコイル電流Iの電流帰還信号S2との和(偏差)が大
きくなる。従って、ゲインアンプ3−1−4への入力振
幅は大きくなり、ゲイン倍率によっては、ゲインアンプ
3−1−4内で飽和してしまう。この飽和現象も応答性
(速応性)の劣化要因となる。
【0030】応答性(速応性)の向上のために、ドラ
イブ部3−2の駆動電圧Edを高めると、高電圧をスイ
ッチングすることになり、電磁ノイズの増加は避けられ
ない。変位センサ1に影響を生じ、正確な位置制御性能
が劣化する。
イブ部3−2の駆動電圧Edを高めると、高電圧をスイ
ッチングすることになり、電磁ノイズの増加は避けられ
ない。変位センサ1に影響を生じ、正確な位置制御性能
が劣化する。
【0031】図9は除去器8及び9を説明するための図
で、図9(a)は除去器110と入力信号Sin及び出
力信号Soutを示す図である。図9(b)、(c)は
それぞれローパスフィルタ(LPF)とバンド・エリミ
ネイト・フィルタ(BEF)の伝達率G=Sout/S
inと周波数の関係を示す図である。Aが通過領域、B
が除去領域を示す。
で、図9(a)は除去器110と入力信号Sin及び出
力信号Soutを示す図である。図9(b)、(c)は
それぞれローパスフィルタ(LPF)とバンド・エリミ
ネイト・フィルタ(BEF)の伝達率G=Sout/S
inと周波数の関係を示す図である。Aが通過領域、B
が除去領域を示す。
【0032】図10(a)、(b)はそれぞれ受動型除
去器であるLPFの構成例とその特性を示す。図10
(c)は受動型除去器であるBEFの構成例とその特性
を示す。図において、Rは抵抗、Cはコンデンサ、Lは
インダクタンス、Eはグランド(基準電圧)、fは周波
数を示す。
去器であるLPFの構成例とその特性を示す。図10
(c)は受動型除去器であるBEFの構成例とその特性
を示す。図において、Rは抵抗、Cはコンデンサ、Lは
インダクタンス、Eはグランド(基準電圧)、fは周波
数を示す。
【0033】図11(a)、(b)はそれぞれ能動型除
去器であるLPFの構成例とその特性を示す。図におい
て、Rは抵抗、Cはコンデンサ、Lはインダクタンス、
Eはグランド(基準電圧)、fは周波数、111はオペ
アンプを示す。
去器であるLPFの構成例とその特性を示す。図におい
て、Rは抵抗、Cはコンデンサ、Lはインダクタンス、
Eはグランド(基準電圧)、fは周波数、111はオペ
アンプを示す。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように各請求項に記載の発
明によれば下記のような優れた効果が得られる。
明によれば下記のような優れた効果が得られる。
【0035】請求項1及び2に記載の発明によれば、パ
ワーアンプの制御入力信号と電流帰還信号とを加算した
後段に、非線形要素を設けたので、パワーアンプの速応
性を向上させることができる。特に、非線形要素として
基準電位と比較し、出力を「高」と「低」の定値出力と
するコンパレータは、基準電圧近傍の入力信号に対して
は略ゲイン倍率=∞のアンプと等価であるため、パワー
アンプの速応性を向上させることができる。
ワーアンプの制御入力信号と電流帰還信号とを加算した
後段に、非線形要素を設けたので、パワーアンプの速応
性を向上させることができる。特に、非線形要素として
基準電位と比較し、出力を「高」と「低」の定値出力と
するコンパレータは、基準電圧近傍の入力信号に対して
は略ゲイン倍率=∞のアンプと等価であるため、パワー
アンプの速応性を向上させることができる。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、非線形要
素の出力段に、変位センサ用キャリア周波数信号成分を
除去する除去器を設けることにより、非線形要素の矩形
波状の出力信号に含まれる高次調波成分内の変位センサ
用のキャリア周波数信号成分が除去され、変位センサの
機能の劣化を防止できる。
素の出力段に、変位センサ用キャリア周波数信号成分を
除去する除去器を設けることにより、非線形要素の矩形
波状の出力信号に含まれる高次調波成分内の変位センサ
用のキャリア周波数信号成分が除去され、変位センサの
機能の劣化を防止できる。
【0037】請求項4に記載の発明によれば、非線形要
素の前段にPWM用のキャリア周波数信号成分を除去す
る除去器を設けることにより、このPWM用のキャリア
周波数信号成分が除去され、パルス変調用のコンパレー
タの動作が安定する。
素の前段にPWM用のキャリア周波数信号成分を除去す
る除去器を設けることにより、このPWM用のキャリア
周波数信号成分が除去され、パルス変調用のコンパレー
タの動作が安定する。
【0038】請求項5に記載の発明によれば、非線形要
素の前段にパルス幅変調(PWM)式パワーアンプのキ
ャリア周波数信号帯域を除去する除去器を設け、後段に
変位センサ用のキャリア周波数信号帯域を除去する除去
器を設けることにより、上記請求項3に記載の発明の効
果と請求項4に記載の効果の両効果が得られる。
素の前段にパルス幅変調(PWM)式パワーアンプのキ
ャリア周波数信号帯域を除去する除去器を設け、後段に
変位センサ用のキャリア周波数信号帯域を除去する除去
器を設けることにより、上記請求項3に記載の発明の効
果と請求項4に記載の効果の両効果が得られる。
【図1】1自由度分の磁気軸受の構成例を示す図であ
る。
る。
【図2】図1のパワーアンプの構成例を示す図である。
【図3】図2の制御部の構成例を示す図である。
【図4】本発明に係る磁気軸受のパワーアンプの構成を
示す図である。
示す図である。
【図5】本発明に係る磁気軸受の非線形要素及び入力−
出力特性を示す図である。
出力特性を示す図である。
【図6】本発明に係る磁気軸受のパワーアンプ内の一部
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図7】本発明に係る磁気軸受の変位センサ用キャリア
周波数信号成分の除去構成例を示す図である。
周波数信号成分の除去構成例を示す図である。
【図8】本発明に係る磁気軸受の変位センサ用キャリア
周波数信号成分及びPWM周波数信号成分の除去構成例
を示す図である。
周波数信号成分及びPWM周波数信号成分の除去構成例
を示す図である。
【図9】本発明に係る磁気軸受に用いる除去器を説明す
るための図である。
るための図である。
【図10】本発明に係る磁気軸受に用いる除去器の構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図11】本発明に係る磁気軸受に用いる除去器の構成
例を示す図である。
例を示す図である。
1 変位センサ 2 補償器 3 パワーアンプ 3−1 制御部 3−1−1 信号調整器 3−1−2 信号調整器 3−1−3 加減算器 3−1−4 ゲインアンプ 3−1−5 PWM用キャリア信号発生器 3−1−6 PWM器(コンパレータ) 3−2 ドライブ部 3−3 電流検出器 3−4 電流信号帰還ループ 4 電磁石 5 制御対象 7 非線形要素 7−1 オペアンプ 8 除去器 9 除去器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月4日(2000.10.
4)
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (5)
- 【請求項1】 制御形磁気軸受の電磁石のコイルに制御
電流を供給するパワーアンプを具備する磁気軸受装置に
おいて、 前記パワーアンプの制御入力信号と電流帰還信号とを加
算した後段に、非線形要素を設けたことを特徴とする磁
気軸受装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の磁気軸受装置におい
て、 前記非線形要素は、コンパレータ回路であることを特徴
とする磁気軸受装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の磁気軸受装置に
おいて、 前記非線形要素の後段に、変位センサ用のキャリア周波
数信号帯域を除去する除去器を設けたことを特徴とする
磁気軸受装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の磁気軸受装置に
おいて、 前記非線形要素の前段に、パルス幅変調(PWM)式パ
ワーアンプのキャリア周波数信号帯域を除去する除去器
を設けたことを特徴とする磁気軸受装置。 - 【請求項5】 請求項1又は2に記載の磁気軸受装置に
おいて、 前記非線形要素の前段に、パルス幅変調(PWM)式パ
ワーアンプのキャリア周波数信号帯域を除去する除去器
を設け、後段に、変位センサ用のキャリア周波数信号帯
域を除去する除去器を設けたことを特徴とする磁気軸受
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000276845A JP2002089559A (ja) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | 磁気軸受装置 |
US09/912,332 US20020047405A1 (en) | 2000-09-12 | 2001-07-26 | Magnetic bearing apparatus of quick response |
EP01118168A EP1191243A3 (en) | 2000-09-12 | 2001-07-26 | Magnetic bearing apparatus of quick response |
KR1020010045407A KR20020020990A (ko) | 2000-09-12 | 2001-07-27 | 신속응답 자기베어링장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000276845A JP2002089559A (ja) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | 磁気軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002089559A true JP2002089559A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18762256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000276845A Pending JP2002089559A (ja) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | 磁気軸受装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020047405A1 (ja) |
EP (1) | EP1191243A3 (ja) |
JP (1) | JP2002089559A (ja) |
KR (1) | KR20020020990A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6921997B2 (en) * | 2002-12-23 | 2005-07-26 | National Chung Cheng University | Active magnetic bearing with improved configuration reference cited |
CN110996455A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-10 | 上海晶丰明源半导体股份有限公司 | 调光控制电路、包含其的芯片以及调光控制方法 |
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---|---|---|---|---|
WO2004104275A1 (en) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Caracal, Inc. | Electromagnetic rotation of platter |
JP4746619B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-08-10 | 株式会社荏原製作所 | 磁気軸受装置および磁気軸受方法 |
JP5025505B2 (ja) * | 2008-01-24 | 2012-09-12 | 株式会社荏原製作所 | 磁気軸受装置 |
DE102010013682B4 (de) * | 2010-04-01 | 2020-06-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Adaption eines Widerstandswertes eines Elektromagneten eines Magnetlagers und zur sensorlosen Positionsermittlung eines in einem magnetischen Lager gelagerten Objekts unter Berücksichtigung des adaptierten Widerstandswertes |
CN102261343A (zh) * | 2010-05-26 | 2011-11-30 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种风扇调速的装置及方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3146038A (en) * | 1962-02-07 | 1964-08-25 | Gen Motors Corp | Three-axis magnetic suspension |
US4983869A (en) * | 1989-08-08 | 1991-01-08 | Sundstrand Corporation | Magnetic bearing |
US5179308A (en) * | 1992-01-14 | 1993-01-12 | Charles Stark Draper Laboratory, Inc. | High-speed, low-loss antifriction bearing assembly |
US5666013A (en) * | 1992-12-07 | 1997-09-09 | Seiko Seiki Kabushiki Kaisha | Magnetic bearing |
JP3478876B2 (ja) * | 1994-09-06 | 2003-12-15 | 株式会社 日立インダストリイズ | 磁気軸受の励磁制御装置 |
JP3701115B2 (ja) * | 1998-02-12 | 2005-09-28 | 株式会社荏原製作所 | 磁気軸受制御装置 |
-
2000
- 2000-09-12 JP JP2000276845A patent/JP2002089559A/ja active Pending
-
2001
- 2001-07-26 EP EP01118168A patent/EP1191243A3/en not_active Withdrawn
- 2001-07-26 US US09/912,332 patent/US20020047405A1/en not_active Abandoned
- 2001-07-27 KR KR1020010045407A patent/KR20020020990A/ko not_active Application Discontinuation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6921997B2 (en) * | 2002-12-23 | 2005-07-26 | National Chung Cheng University | Active magnetic bearing with improved configuration reference cited |
CN110996455A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-10 | 上海晶丰明源半导体股份有限公司 | 调光控制电路、包含其的芯片以及调光控制方法 |
CN110996455B (zh) * | 2019-12-31 | 2022-01-28 | 上海晶丰明源半导体股份有限公司 | 调光控制电路、包含其的芯片以及调光控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1191243A3 (en) | 2004-01-07 |
US20020047405A1 (en) | 2002-04-25 |
KR20020020990A (ko) | 2002-03-18 |
EP1191243A2 (en) | 2002-03-27 |
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