JP2002087746A - エレベータの敷居 - Google Patents

エレベータの敷居

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Publication number
JP2002087746A
JP2002087746A JP2000279061A JP2000279061A JP2002087746A JP 2002087746 A JP2002087746 A JP 2002087746A JP 2000279061 A JP2000279061 A JP 2000279061A JP 2000279061 A JP2000279061 A JP 2000279061A JP 2002087746 A JP2002087746 A JP 2002087746A
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JP
Japan
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brush
sill
door
groove
sill groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000279061A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Anzai
秀之 安斉
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP2000279061A priority Critical patent/JP2002087746A/ja
Publication of JP2002087746A publication Critical patent/JP2002087746A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 敷居溝への小石等の介入を確実に防ぐ。 【解決手段】 敷居溝1bの開口部にブラシ具2を設け
る。ブラシ具2はサラビス2cにより着脱可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータの敷
居に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来におけるエレベータの敷居
の構成を示す。従来におけるエレベータの敷居4は、こ
の図に示すように、上方に向け開口した敷居溝4bが形
成されるよう、敷居溝形成部材4aを配置した構成を有
している。この敷居溝4bは、エレベータの扉3が開閉
する際に、その下部、例えばドアシュー3aを案内す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように敷居溝が上
方に向け開口していることから、エレベータの室内又は
エレベータ乗場の床面に落ちている小石、紙屑等の小物
体(図5中、符号5)が敷居溝内にころがりこみ、扉の
開閉に際し障害あるいは抵抗となることがある。従来か
ら、例えば、敷居溝の開口部を部分的にふさぐ板等を設
けることで、敷居溝内への小物体の介入を防止するよう
にしているが、その種の対処には限界がある。即ち、開
閉時に扉を案内するという本来の目的からすれば、敷居
溝を完全にふさいでしまうことはできないため、板等に
より実現できるのは高々敷居溝の一部をふさぎ“大きめ
の小物体”の介入を防ぐことにとどまらざるを得ない。
【0004】この発明は、このような問題点を解決する
ことを課題としてなされたものであり、扉の開閉に支障
を来すことなく敷居溝内への小物体の介入をより確実に
防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、この発明に係るエレベータの敷居においては、
エレベータの扉の下部を案内するための敷居溝を提供す
る敷居溝形成部材を設けると共に、敷居溝内の側壁面に
ブラシを設け、扉が存在していない状況においては直伸
したこのブラシによって敷居溝の開口部を閉ざし、また
扉が存在している状況においては扉と接触するこのブラ
シによって扉と敷居溝の側壁面との間隙を閉ざすことと
している。また、より好ましくは、ブラシを敷居溝の側
壁面に着脱可能に固定することとしている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態に関
し図面に基づき説明する。なお、図5に示した従来の技
術と同様の又は対応する構成には同一の符号を付し、重
複する説明を省略する。
【0007】実施の形態1.図1に、この発明の実施の
形態1に係るエレベータの敷居の構成を示す。この図に
示す敷居1は、敷居溝形成部材1a及びブラシ具2から
構成されている。敷居溝形成部材1aは、上方に向け開
口する敷居溝1bを提供する部材であり、その表面のう
ち敷居溝1bの側壁面となる部分には、切欠部分1cが
設けられている。この切欠部分1cは、ブラシ具2を固
定するための部分である。ブラシ具2は、図2及び図3
に示すように、L字状断面を有する長尺部材である取付
台2aと、この取付台2aの一側面に扉3の開閉方向に
沿い所定長に亘り設けられたブラシ2bとから構成され
ている。図1に示した切欠部分1cは取付台2aを受容
できる形状を有しており、取付台2aは、その一片に所
定個数設けられているビス穴2dを介しサラビス2cを
用いて切欠部分1cの壁面に固定される。また、サラビ
ス2cをゆるめブラシ具2を取り外すことも可能であ
る。
【0008】図1に示すように、切欠部分1cは敷居溝
1bの図中左右両側(扉3を基準としていえば表裏両
側)に設けられており、ブラシ具2は各切欠部分1cに
それぞれ装着固定されている。従って、図中左右のブラ
シ具2のブラシ2bは相対向する。この実施の形態にお
いては、図中左右のブラシ具2のブラシ2bの協働によ
って敷居溝1bの開口部が閉ざされるよう、各ブラシ2
bを構成する多数の刷毛の長さを、敷居溝1bの開口幅
の約1/2としている。このようにして開口部を閉ざす
ことにより、扉3が存在していない状況・個所で小物体
5が敷居溝1b内に介入することを、概ね防ぐことがで
きる。なお、この発明を実施するに際し、刷毛の長さを
必ず開口幅の約1/2とする必要はない。即ち、図中左
右各側のブラシ2bの刷毛の長さが互いに多少違ってい
ても構わない。また、いずれか一方の側からについてだ
け小物体5の介入を防げればよい場合等には、片側だけ
にブラシ具2を設けてもよい。
【0009】また、図4に示すように、扉3が存在して
いる状況・個所でも、扉3の下部例えばドアシュー3a
と敷居溝1bの側壁面との間隙は、ブラシ2bによって
閉ざされるため、小物体5は概ね敷居溝1b内には介入
しない。むしろ、ブラシ2bを構成する多数の刷毛のう
ち上側に位置する刷毛が、その先端とドアシュー3aと
の接触に伴い湾曲するため、小物体5には敷居溝1bの
直上から離れる方向に向けて刷毛の抗力が加わる。その
ため、扉3を閉じるときに小物体5が敷居溝1bの直上
から去ることもある。この点でも、この実施の形態は、
利点を有している。また、ブラシ2bとドアシュー3a
との接触によりブラシ2bはいずれ磨耗する。この実施
の形態では、サラビス2cをゆるめブラシ具2を取り外
すことができるため、磨耗の進行に応じてあるいは定期
的にブラシ具2を交換し、介入防止効果を所定水準以上
に保守することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るエ
レベータの敷居によれば、敷居溝内の各側壁面にブラシ
を設けるようにしたため、扉が存在していない状況にお
いても存在している状況においても敷居溝の開口部ある
いは扉と敷居溝の側壁面との間隙を閉ざすことができ、
従って敷居溝内への小物体の介入を従来より確実に防止
できる。また、その手段として用いているブラシは低コ
ストで実現でき構造上も簡素である。更に、このブラシ
を敷居溝の側壁面に着脱可能な構造とすることも容易で
あり、その様にした場合には、磨耗したときにあるいは
定期的にブラシを交換することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る敷居の構成を
示す横断方向縦断面図である。
【図2】 ブラシ具を上から見た平面図である。
【図3】 ブラシ具のA−A断面図である。
【図4】 ドアシューとブラシの関係を示す横断方向断
面図である。
【図5】 一従来技術に係る敷居の構成を示す横断方向
縦断面図である。
【符号の説明】
1 敷居、1a 敷居溝形成部材、1b 敷居溝、1c
切欠部分、2 ブラシ具、2a 取付台、2b ブラ
シ、2c サラビス、2d ビス穴、3 扉、3a ド
アシュー、5 小物体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの扉の下部を案内するための
    敷居溝を提供する敷居溝形成部材と、敷居溝内の側壁面
    に設けられたブラシとを備え、このブラシが、扉が存在
    していない状況においては直伸して敷居溝の開口部を閉
    ざし、また扉が存在している状況においては扉と接触し
    て扉と上記側壁面との間隙を閉ざすことを特徴とするエ
    レベータの敷居。
  2. 【請求項2】 上記ブラシが敷居溝の側壁面に着脱可能
    に固定されたことを特徴とする請求項1記載のエレベー
    タの敷居。
JP2000279061A 2000-09-14 2000-09-14 エレベータの敷居 Pending JP2002087746A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112960525A (zh) * 2021-04-22 2021-06-15 苏州美嘉智选电梯有限公司 一种电梯的层门地坎装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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