JP2002086834A - 印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法 - Google Patents

印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法

Info

Publication number
JP2002086834A
JP2002086834A JP2000283355A JP2000283355A JP2002086834A JP 2002086834 A JP2002086834 A JP 2002086834A JP 2000283355 A JP2000283355 A JP 2000283355A JP 2000283355 A JP2000283355 A JP 2000283355A JP 2002086834 A JP2002086834 A JP 2002086834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
data
layout
management data
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000283355A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Komagamine
克己 駒ケ嶺
Mikiya Shimada
幹也 嶋田
Masaru Hoshino
勝 星野
Atsushi Hatta
敦司 八田
Nobuhisa Takabayashi
信久 高林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000283355A priority Critical patent/JP2002086834A/ja
Publication of JP2002086834A publication Critical patent/JP2002086834A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の指示した順序で逐次印刷を行うと、
特にA3等の比較的大きな印刷用紙に印刷を行うに際し
て大きな余白を生じてしまうので、コスト低下に対する
障害となっていた。 【解決手段】 サーバとクライアントとを双方向通信可
能に接続し、サーバにおいて双方向通信を介して印刷デ
ータを取得し、同印刷データを印刷するための印刷管理
データを取得して、同印刷管理データに基づいて上記印
刷データに基づく印刷対象を印刷する際のレイアウトを
構築し、同構築したレイアウトに基づいて印刷対象を印
刷させる。ここで、印刷管理データにはレイアウトを動
的に変更可能にするためのデータが記載されるので、印
刷用紙の余白を低減することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷制御プログラ
ムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DPEショップにおいてデジタル
写真画像プリント用機器が普及しつつあり、デジタルカ
メラによる撮像画像や銀塩写真による撮像フィルムをデ
ータ化したものや、DPEショップにてプロ用デジタル
カメラで撮影した写真を高性能インクジェットプリンタ
で印刷することができる。
【0003】当該デジタル写真画像プリント用機器にお
いては、印刷する写真画像がデータ化されているので、
レタッチ等によって利用者が望む発色になるように調整
すること等が可能であり、銀塩写真のプリントと比較し
て多様なサービスを提供可能である。また、近年の当該
高性能インクジェットプリンタ等では、銀塩写真と同等
の画質で印刷を行うことが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデジタ
ル写真画像プリント用機器においては、以下の問題があ
った。すなわち、当該デジタル写真画像プリント用機器
をより普及させるためには、上記銀塩写真と同等あるい
はそれ以上の価格競争力を有していることが望まれる
が、本サービスを提供する上で上記高性能インクジェッ
トプリンタにて使用する専用の印刷用紙のコストは全コ
ストに対して大きな比重を占めている。しかし、上述の
従来のデジタル写真画像プリント用機器においては、利
用者の指示した順序で逐次印刷を行っており、特にA3
等の比較的大きな印刷用紙に印刷を行うに際して大きな
余白を生じてしまうので、コスト低下に対する障害とな
っていた。本発明は、上記課題にかんがみてなされたも
ので、印刷用紙の余白を低減することが可能な印刷制御
プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制
御方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、得られる印刷結果のレイ
アウトを動的に変更しつつ印刷を実行する印刷制御プロ
グラムを記録した媒体であって、双方向通信を介して印
刷データを取得する印刷データ取得機能と、同取得した
印刷データに基づく印刷対象の印刷用紙に対する割り付
けを指示した印刷管理データを双方向通信を介して取得
する印刷管理データ取得機能と、同印刷管理データ取得
機能が取得した印刷管理データに基づいて上記印刷対象
を印刷する際のレイアウトを構築するレイアウト構築機
能と、同レイアウト構築機能が構築したレイアウトに基
づいて上記印刷対象を印刷させる印刷制御機能とをコン
ピュータに実現させる構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、印刷データ取得機能によって、双方向通
信を介して印刷データを取得し、印刷管理データ取得機
能によって、同取得した印刷データに基づく印刷対象の
印刷用紙に対する割り付けを指示した印刷管理データを
双方向通信を介して取得する。そして、レイアウト構築
機能によって同印刷管理データ取得機能が取得した印刷
管理データに基づいて上記印刷対象を印刷する際のレイ
アウトを構築し、印刷制御機能によって同レイアウト構
築機能が構築したレイアウトに基づいて上記印刷対象を
印刷させる。
【0007】すなわち、これらの機能が実現されるコン
ピュータは印刷管理データに基づいてレイアウトを構築
するので、印刷対象として複数のデジタル写真画像等を
印刷する際にこれらのレイアウトを動的に変更しつつ印
刷を実行することが可能であり、単に印刷指示がなされ
た印刷対象を順番に印刷するのみではなく多様な印刷を
実行することができる。また、本コンピュータは双方向
通信を介して印刷データと印刷管理データとを取得する
ので、印刷対象の印刷を集中的に管理することができ
る。ここで、印刷データは同印刷対象を印刷させること
ができるデータであればよく、印刷対象が画像である場
合にはRGBデータであってもよいし、プリンタを駆動
させるためのページ記述言語等であってもよい。むろ
ん、印刷対象は画像に限ることはなく表や文章であって
もよい。
【0008】このように、印刷管理データに種々のデー
タを記載すると、多様な印刷や印刷管理を行うことがで
きる。その具体例としては、上記印刷データに基づく印
刷対象を印刷する際の優先順位と上記レイアウトを動的
に変更可能な単位である割付単位と上記印刷データのカ
ラープロファイルとのいずれかまたは組み合わせを指示
するデータであることが挙げられる。
【0009】すなわち、印刷データに基づく印刷対象を
印刷する際の優先順位を指示するデータによれば、印刷
指示を行った順番によらず利用者の意図通りの順序で印
刷を実行することができる。レイアウトを動的に変更可
能な単位である割付単位を指示するデータによれば、こ
の割付単位毎にレイアウトが変更させることができる。
印刷データのカラープロファイルによれば、個々のプリ
ンタや画像入力装置独自の発色傾向等に依存することな
く所望の発色で印刷対象を印刷することができる。
【0010】このような印刷管理データによって印刷対
象の印刷レイアウトを動的に変更可能になるが、そのた
めの処理の具体例として請求項3にかかる発明は、上記
請求項1または請求項2のいずれかに記載の印刷制御プ
ログラムを記録した媒体において、上記レイアウト構築
機能では、上記印刷管理データに基づいて上記印刷デー
タを上記レイアウトを動的に変更可能な単位である割付
単位毎の印刷ジョブに分割する構成としてある。
【0011】すなわち、得られる印刷結果のレイアウト
を動的に変更するにしても、レイアウトを変更してもよ
い割付単位が指定されなければどのようにレイアウトを
変更すべきかが不明であるところ、印刷管理データにて
指示された割付単位に分割することによってこの割付単
位毎にレイアウトを変更することが可能になる。また、
一度に複数枚の印刷対象の印刷を指示した場合、これら
の印刷対象が全く別の位置に印刷されることを望まない
場合もある。このとき、レイアウトを変更してもよい割
付単位を指定しておき、当該割付単位毎にレイアウトを
変更すれば、本コンピュータにてレイアウトを動的に変
更しても利用者の意図と全く異なる印刷結果となること
はない。
【0012】さらに、請求項4にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項3に記載の印刷制御プログラムを記録し
た媒体において、上記レイアウト構築機能では、上記印
刷管理データに基づいて優先順位の高い順に上記印刷デ
ータに基づく印刷対象の印刷用紙に対する割り付けを行
う構成としてある。すなわち、レイアウトを動的に変更
するにあたり、優先順位が高い順に割り付けを行えば、
印刷指示を行った順序にとらわれることなく印刷を行う
ことが可能であり、顧客が短納期で印刷を依頼した場合
等に容易にその要望に応えることができる。
【0013】さらに、割付単位に分割し優先順位に従っ
て割り付けを行うに当たり、その具体的な割り付け手法
は様々である。その一例として請求項5にかかる発明
は、上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の印刷制
御プログラムを記録した媒体において、上記レイアウト
構築機能では、印刷用紙の未割り付け領域において用紙
送り方向に対して略直角方向の余白が少なくなるように
印刷結果の向きを印刷用紙送り方向に対して相対的に回
転させ、同用紙送り方向に対して略直角方向の片側に印
刷結果を詰めるようにしてレイアウトを構築する構成と
してある。
【0014】すなわち、余白が少なくなるようにレイア
ウトを構築することによって、印刷用紙の無駄を省くこ
とができる。さらに、用紙送り方向に対して略直角方向
の余白が少なくなるようにすることによって、印刷用紙
において先に印刷がなされる側の余白を埋めていくこと
が可能であり、早期に印刷を開始することができる。用
紙送り方向に対して略平行方向の余白を少なくするよう
にすると、印刷用紙を送る際の先頭の余白を埋めるのが
後回しになり、余白が埋まるまで印刷を待つとすると、
印刷開始が遅くなるからである。
【0015】さらに、請求項6にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項5のいずれかに記載の印刷制御プログラ
ムを記録した媒体において、上記レイアウト構築機能で
は、予め保持する複数のレイアウトテンプレートに従っ
て上記印刷データに基づく印刷対象を印刷する際のレイ
アウトを構築する構成としてある。すなわち、レイアウ
トを動的に変更するとしても、印刷対象として複数枚の
デジタル写真画像等をアルバムのようにして印刷したい
場合があり、このようなよく使用するレイアウトをテン
プレートとして登録し、このテンプレートにデジタル写
真画像を貼り付けるようにすると好適である。むろん、
この場合もテンプレートを一つの割付単位としておけ
ば、このテンプレートと他の印刷対象とにおいてレイア
ウトを動的に変更することができる。
【0016】さらに、請求項7にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項6のいずれかに記載の印刷制御プログラ
ムを記録した媒体において、上記印刷データ取得機能で
は双方向通信を介して外部機器より上記印刷データを取
得し、上記印刷管理データ取得機能では双方向通信を介
して外部機器より上記印刷管理データを取得する構成と
してある。すなわち、外部機器より印刷データと印刷管
理データとを取得することにより、本発明にかかるコン
ピュータはネットワーク接続され、レイアウト変更と印
刷制御を行うサーバとして機能する。
【0017】さらに、請求項8にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項7のいずれかに記載の印刷制御プログラ
ムを記録した媒体において、上記外部機器では、外部画
像入力機器から双方向通信によって上記印刷データを取
得する印刷データ入力機能と、上記印刷管理データの入
力を受け付ける印刷管理データ入力機能と、上記印刷デ
ータ入力機能によって取得した印刷データを出力し、上
記印刷管理データ入力機能によって受け付けた印刷管理
データを上記双方向通信を介して出力するデータ出力機
能とを実現させる構成としてある。
【0018】すなわち、当該外部機器では印刷データを
取得し、印刷管理データを取得して双方向通信を介して
出力するので、同外部機器は本発明にかかるコンピュー
タがサーバとして機能したときに、クライアントとして
機能することとなる。このように、本発明をサーバとク
ライアントとによって構成すれば、DPEショップにお
いて顧客の対応を行う場所にクライアントを設置し、高
速大量に印刷するプリンタとサーバとを別の場所に設置
することなどが可能になる。
【0019】さらに、請求項9にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項8のいずれかに記載の印刷制御プログラ
ムを記録した媒体において、上記印刷データ入力機能と
印刷管理データ入力機能とは物理的に別体の外部機器に
備えられる構成としてある。すなわち、外部機器で行う
処理を別々のクライアントで行うようにすれば、作業の
効率化を図ることができる。
【0020】例えば、印刷データ入力機能と印刷管理デ
ータ入力機能とが別体のクライアントに備えられていれ
ば、ある顧客が印刷データ入力機能にて印刷データを入
力した後にはこの顧客は別のクライアントで印刷管理デ
ータを入力可能である。従って、この顧客が印刷管理デ
ータ入力機能にて印刷管理データを入力し終えるのを待
つことなく、別の顧客が印刷データ入力機能にて印刷デ
ータを入力することができる。むろん、印刷データ入力
機能と印刷管理データ入力機能とが備えられたクライア
ントを複数台用意しても同様の効率化を図ることができ
る。
【0021】むろん、以上述べてきた記録媒体は、磁気
記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよ
いし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く
同様に考えることができる。また、一次複製品、二次複
製品などの複製段階については全く問う余地無く同等で
ある。上記媒体とは異なるが、供給方法として通信回線
を利用して行なう場合であれば通信回線が伝送媒体とな
って本発明が利用されることになる。さらに、一部がソ
フトウェアであって、一部がハードウェアで実現されて
いる場合においても発明の思想において全く異なるもの
ではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて必要に応
じて適宜読み込まれるような形態のものとしてあっても
よい。
【0022】このように、印刷管理データに基づいてレ
イアウトを構築する手法は実体のあるコンピュータにお
いて実現され、その意味で本発明をそのようなコンピュ
ータからなる装置としても適用可能であることは容易に
理解できる。このため、請求項10〜請求項18にかか
る発明においても、基本的には同様の作用となる。むろ
ん、このような装置は単独で実施される場合もあるし、
ある機器に組み込まれた状態で他の方法とともに実施さ
れることもあるなど、発明の思想としてはこれに限ら
ず、各種の態様を含むものであって、適宜、変更可能で
ある。
【0023】また、このような印刷制御プログラムを記
録した媒体はかかる制御に従って処理を進めていく上
で、その根底にはその手順に発明が存在するということ
は当然であり、方法としても適用可能であることは容易
に理解できる。このため、請求項19〜請求項27にか
かる発明においても、基本的には同様の作用となる。す
なわち、必ずしも実体のある媒体などに限らず、その方
法としても有効であることに相違はない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、請求項1
0、請求項19にかかる本発明によれば、複数の印刷対
象を印刷する際にこれらのレイアウトを動的に変更しつ
つ印刷を実行することが可能であり、単に印刷指示がな
された印刷対象を順番に印刷するのみではなく多様な印
刷を実行することが可能であり、また、印刷対象の印刷
を集中的に管理することが可能な印刷制御プログラムを
記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法を提供
することができる。また、請求項2、請求項11、請求
項20にかかる発明によれば、印刷指示を行った順番に
よらず利用者の意図通りの順序で印刷を実行することが
可能であり、割付単位毎にレイアウトが変更させること
が可能であり、個々のプリンタや画像入力装置独自の発
色傾向等に依存されることなく所望の発色で印刷対象を
印刷することができる。さらに、請求項3、請求項1
2、請求項21にかかる発明によれば、割付単位毎にレ
イアウトを変更することが可能になる。さらに、請求項
4、請求項13、請求項22にかかる発明によれば、印
刷指示を行った順にとらわれることなく印刷を行うこと
が可能であり、顧客が短納期で印刷を依頼した場合等に
容易に要望に応えることができる。
【0025】さらに、請求項5、請求項14、請求項2
3にかかる発明によれば、印刷用紙の無駄を省くことが
できる。さらに、請求項6、請求項15、請求項24に
かかる発明によれば、予め決められたレイアウト通りに
印刷することも可能になる。さらに、請求項7、請求項
16、請求項25にかかる発明によれば、本発明にかか
るコンピュータがネットワーク接続され、レイアウト変
更と印刷制御を行うサーバとして機能するようになる。
さらに、請求項8、請求項17、請求項26にかかる発
明によれば、外部機器をクライアントとし、同クライア
ントで印刷データと印刷管理データとを取得し、双方向
通信を介して出力することができる。さらに、請求項
9、請求項18、請求項27にかかる発明によれば、作
業の効率化を図ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明にかかる印刷制御プ
ログラムを実現するサーバとクライアントとからなるシ
ステムの具体的構成例である。同図において、本システ
ムは、複数のクライアントコンピュータ10,100,
101とプリンタを備えたサーバコンピュータ40とが
100BASE−Tケーブルで接続されて構成される。
また、同100BASE−Tケーブルによって形成され
るLANと上記クライアントコンピュータ10,10
0,101とサーバコンピュータ40とは、顧客の要求
に応じてプリントを行うDPE店舗に設置されている。
本システムは、高機能プリンタにて大量に印刷をし、ま
た、比較的大きな印刷用紙にて印刷を行う場合のコスト
を低減できる点で、店舗に導入すると好適であるもの
の、むろん、システムの全部または一部を個人的利用に
かかるコンピュータによって構成することもできる。
【0027】さらに、上記LANには所定のルータが接
続されており、サーバコンピュータ40は同ルータを介
して外部インターネットと双方向通信可能なwebサー
バとしても機能する。本実施形態においてはクライアン
トコンピュータ10,100,101の役割がそれぞれ
異なっており、クライアントコンピュータ10にてデジ
タル写真画像のキャプチャを行い、クライアントコンピ
ュータ100にてデジタル写真画像のレタッチを行い、
クライアントコンピュータ101にて印刷管理を行う。
図2はクライアントコンピュータ10の概略ハードウェ
ア構成を示しており、上記クライアントコンピュータ1
00,101においてもほぼ同様のハード構成である。
ただし、クライアントコンピュータ10には画像入力装
置であるデジタルカメラ50が接続されている。
【0028】まず、図2に示す概略ハードウェア構成に
ついて説明する。クライアントコンピュータ10は演算
処理の中枢をなすCPU11を備えており、このCPU
11はシステムバス12を介してBIOSなどの記載さ
れたROM13やRAM14にアクセス可能となってい
る。また、システムバス12には外部記憶装置としての
ハードディスクドライブ(HDD)15とフロッピー
(登録商標)ディスクドライブ16とCD−ROMドラ
イブ17とが接続されており、HDD15に記憶された
OS20や各種アプリケーションプログラム(APL)
25a〜25c等がRAM14に転送され、CPU11
はROM13とRAM14に適宜アクセスしてソフトウ
ェアを実行する。すなわち、RAM14を一時的なワー
クエリアとして種々のプログラムを実行する。
【0029】シリアル通信用I/O19aにはキーボー
ド31やマウス32等の操作用入力機器が接続され、図
示しないビデオボードを介して表示用のディスプレイ1
8も接続されている。また、サーバコンピュータ40と
は100BASE−T用I/O19cを介してネットワ
ーク接続されている。さらに、クライアントコンピュー
タ10は1394用I/O19bを介して外部画像入力
装置としての上記デジタルカメラ50と接続されてい
る。ここで、1394用I/O19bはIEEE139
4規格に準じた高速シリアル接続を実現するためのI/
Oである。本実施形態において、デジタルカメラ50は
銀塩写真と共通のカメラ本体に対してCCD素子を使用
したカメラパックが取り付けられてなり、同デジタルカ
メラ50での撮像画像はCCD素子によってデータ化さ
れ、上記1394用I/O19bを介してRAWデータ
として上記クライアントコンピュータ10に入力され
る。
【0030】尚、本クライアントコンピュータ10の構
成は簡略化して説明しているが、パーソナルコンピュー
タとして一般的な構成を有するものを採用することがで
きる。むろん、本発明が適用されるコンピュータはパー
ソナルコンピュータに限定されるものではない。この実
施例はいわゆるデスクトップ型コンピュータであるが、
ノート型であるとか、モバイル対応のものであっても良
い。また、クライアントコンピュータ10とサーバコン
ピュータ40およびデジタルカメラ50の接続インタフ
ェースも上述のものに限る必要はなくSCSI,USB
接続など種々の接続態様を採用可能であるし、今後開発
されるいかなる接続態様であっても同様である。さら
に、デジタルカメラ50の構成としては、銀塩写真と共
通のカメラ本体を使用すると交換レンズ等従来からの洗
練されたハードウェア資源を使用でき、カメラパックを
使用すると技術進歩に応じて画素数や感度が向上したこ
とに応じて適宜必要な部品を交換可能である点で好適で
あるものの、むろんかかる構成に限る必要はなく、レン
ズ一体型デジタルカメラや他の撮像機器等を使用するこ
とも可能である。
【0031】この例では各プログラムの類はHDD15
に記憶されているが、記録媒体はこれに限定されるもの
ではない。例えば、フロッピーディスク16aであると
か、CD−ROM17aであってもよい。これらの記録
媒体に記録されたプログラムはフロッピーディスクドラ
イブ16やCD−ROMドライブ17を介してクライア
ントコンピュータ10にて読み込まれ、HDD15にイ
ンストールされる。そして、HDD15を介してRAM
14上に読み込まれてコンピュータを制御することにな
る。また、記録媒体はこれに限らず、光磁気ディスクな
どであってもよい。また、半導体デバイスとしてフラッ
シュカードなどの不揮発性メモリなどを利用することも
可能であるし、モデムや通信回線を介して外部のファイ
ルサーバにアクセスしてダウンロードする場合には通信
回線が伝送媒体となって本発明が利用される。
【0032】図3〜図5は、それぞれクライアントコン
ピュータ10,100,101の制御系の構成を示すブ
ロック図である。上述のようにこれらのクライアントコ
ンピュータは役割がそれぞれ異なっていることから、図
に示すように制御系の構成はそれぞれ異なるが、むろ
ん、制御系の全てあるいは一部を同様の構成としたクラ
イアントコンピュータを一台あるいは複数台備えるシス
テム構成とすることもできるし、上記操作用入力機器の
制御等、図示しない制御についての構成は多くの点で共
通している。クライアントコンピュータ10には上述の
ようにデジタルカメラ50が接続されており、DPEシ
ョップの店員が来店した顧客の画像を撮影し、当該画像
を顧客の要望に応じて印刷するにあたり、同画像を撮影
するのに使用するクライアントコンピュータである。
【0033】図3に示すように本実施形態にかかるクラ
イアントコンピュータ10では、デジタルカメラドライ
バ(デジタルカメラDRV)22がOS20に組み込ま
れている。上記デジタルカメラ50によって撮影された
デジタル写真画像データは同デジタルカメラ50内の図
示しないメモリに格納されているが、利用者はキャプチ
ャAPL25aを実行しつつ上記キーボード31やマウ
ス32を介して所定の操作を行うことによってクライア
ントコンピュータ10内にRAWデータを取り込むこと
ができる。
【0034】具体的には、上記キャプチャAPL25a
の実行とともにデジタルカメラDRV22が起動され、
同デジタルカメラDRV22が上記1394用I/O1
9bとのデータ通信を制御して上記デジタルカメラ50
内のメモリに格納されたRAWデータをクライアントコ
ンピュータ10内に取り込む。さらに、同デジタルカメ
ラDRV22は、デジタルカメラ50のメーカ独自のフ
ォーマットで記述されたRAWデータをコンピュータに
おいてデジタル画像を扱う際の汎用的な態様であるRG
Bデータに変換する。同変換されたRGBデータはHD
D15に格納されるが、このときデジタルカメラ50や
ディスプレイ18やプリンタの機器依存性を低減しなが
ら印刷結果において所定の発色を行わせるために、上記
RGBデータにはICC規格に準拠したICCプロファ
イルが付加される。
【0035】これらのICCプロファイルとRGBデー
タとは後述する印刷ジョブ投入に際して、上記OS20
の制御によって100BASE−T19cを介して上記
サーバコンピュータ40に対して送信されるものであ
る。また、本実施形態において、ICCプロファイルは
印刷管理に使用されると言う意味で印刷管理データの一
部を構成すると言え、上記RGBデータに基づいて印刷
が行われるため同RGBデータは上記サーバコンピュー
タ40にて取得される印刷データである。すなわち、1
394用I/O19bとデジタルカメラDRV22とキ
ャプチャAPL25aとが上記印刷データ入力機能を実
現する。むろん、ここで印刷データとしては画像データ
のみならず表や文章を印刷させるデータであってもよ
い。
【0036】クライアントコンピュータ100はDPE
ショップの店員が来店した顧客の要望に応じて画像の印
刷を行うに当たり、印刷結果において要望通りの発色や
撮影対象の大きさになるようレタッチを行うクライアン
トコンピュータである。図4に示すように本実施形態に
かかるクライアントコンピュータ100では、OS20
0の実行下にてレタッチAPL25bを実行可能に構成
されている。同レタッチAPL25bはいわゆるフォト
レタッチを実行するアプリケーションであり、100B
ASE−T用I/O190cを介して双方向通信を行
い、上記HDD15に格納されたRGBデータに基づく
デジタル写真画像データを読み込んで、当該画像をディ
スプレイ18にて利用者に対して視認可能に表示するこ
とができる。
【0037】さらに、利用者は上記キーボード31やマ
ウス32を介して所定の操作を行って同デジタル写真画
像の色合いや傷、露出などを修正するために、所望のフ
ィルタ処理を実行したり、シャープネス処理やアンシャ
ープネス処理、拡大および縮小処理等を実行してデジタ
ル写真画像データを修正することができる。この修正後
のデジタル写真画像データは上記HDD15に格納可能
であるほか、HDD150に格納し、後述するクライア
ントコンピュータ101のHDD151に格納すること
ができる。
【0038】クライアントコンピュータ101はDPE
ショップの店員が来店した顧客の要望に応じて画像の印
刷を行うに当たり、印刷ジョブの投入や印刷管理を行う
クライアントコンピュータである。図5に示すように本
実施形態にかかるクライアントコンピュータ101で
は、OS201の実行下において印刷ジョブ25cを実
行可能に構成されている。同プリントAPL25cは印
刷のレイアウトや顧客IDを入力して印刷ジョブを投入
するアプリケーションであり、100BASE−T用I
/O191cを介して双方向通信を行い、上記HDD1
5に格納されたRGBデータに基づく所望のデジタル写
真画像データを読み込んで、印刷ジョブとして印刷実行
を指示することができる。
【0039】より具体的には、利用者は印刷ジョブ管理
APL25cを実行しつつ上記キーボード31やマウス
32を介して所定の操作を行って印刷実行指示を行い、
当該印刷実行画面にて印刷管理データを入力する。この
入力データは印刷管理データファイルとしてHDD15
1に格納される。また、上記OS201には上記サーバ
コンピュータ40の制御下にあるプリンタに対応したプ
リンタドライバ(PRTDRV)211が組み込まれて
いる。そして、印刷実行においては、上記作成された印
刷管理データファイルと当該印刷管理データファイルに
記載された印刷指示にかかるデジタル写真画像データと
対応するICCプロファイルとを上記HDD15から抽
出し、これらを上記100BASE−T用I/O19c
を介して出力する。
【0040】以上のクライアントコンピュータにおいて
は、3台のクライアントコンピュータがそれぞれの機能
を分担しているが、1台のクライアントコンピュータに
てキャプチャAPL25aとレタッチAPL25bと印
刷ジョブ管理APL25cとの全てあるいは組み合わせ
を起動可能に構成しても本発明にかかるシステムを構築
することができるし、上記サーバコンピュータ40に同
様のAPLを実行可能に構成しても便利である。また、
双方向通信としてLANのみならずインターネット接続
されたコンピュータにてこれらのAPLを実行可能に構
成してもよい。
【0041】図6は上記印刷管理データファイルに記載
される情報の一例を示しており、同図に示すように印刷
管理データファイルには「クライアントID_日付.J
OB」というファイル名が付与され、その内容はテキス
トデータで記載されている。尚、図に示すファイル名に
おいてはクライアントIDが「01234」であり、同
クライアントIDはクライアントコンピュータ10に対
して一意に与えられている。すなわち、本実施形態にお
いてはサーバコンピュータ40はネットワーク接続され
るため、クライアントコンピュータ101と同様に印刷
ジョブ管理APL25cを実行可能な他のコンピュータ
からも印刷を実行することが可能であり、クライアント
IDによっていずれのクライアントコンピュータから印
刷が実行されたのかを判別することができる。また、日
付は「0007011000」であって、2000年7
月1日10時00分に印刷が実行されたことを示してい
る。
【0042】印刷管理データファイルにおいては、大き
く分けて基本情報とプリンタ情報とレイアウト情報と画
像情報とが記載されている。基本情報には印刷に関する
基本的な情報が記載されており、各種IDとページ数と
印刷の優先度とサーバコンピュータ40にて自動でレイ
アウト変更を行わせるか否かを示すレイアウトフラグ等
から構成されている。上記各種IDは、上記クライアン
トIDの他、ジョブを一意に識別するためのジョブID
や顧客を一意に識別するための顧客IDや利用者を一意
に識別するためのオペレータIDやDPEショップを一
意に識別する店舗IDからなる。
【0043】ページ数は印刷するページ数を指定するも
のであり、印刷ジョブを繰り返し実行させる指示を行う
ことによって重複した印刷を行わせる情報も含んでい
る。印刷の優先度はこの印刷管理データファイルにて指
示される印刷の実行優先度を指定するのもであり、サー
バコンピュータ40にて原則としてこの優先度が高いも
のから印刷される。レイアウトフラグは上記サーバコン
ピュータ40にて自動でレイアウト変更を行わせるか否
かを「0」か「1」かの二進数で記述するものである。
これらの他にも基本情報には種々の情報を記載すること
が可能であり、印刷実行日時や再印刷を許容するか否か
のフラグやサーバコンピュータ40においてデジタル写
真画像データや印刷管理データファイルを破棄する時刻
を指定するデータや印刷終了後にメール等にて所定の通
知を行うために使用するデータ等を記載することができ
る。
【0044】プリンタ情報においては出力プリンタを指
定するための種々の定義がなされており、出力プリンタ
を一意に指定するプリンタIDやプリンタにて使用する
用紙サイズや用紙種類を示すデータが記載されている。
レイアウト情報においては、サーバコンピュータ40に
予め保持された後述のテンプレートを使用するか否かを
示すテンプレートIDや印刷に当たり切断位置を示すカ
ットガイドを印刷するか否かを示すガイドフラグが記載
されている。このほかにも顧客やページ数,個々のデジ
タル写真画像データを識別するための種々の情報を印刷
するか否かを記載することができる。
【0045】画像情報においては印刷する画像を定義し
ており、印刷指示がなされた上記デジタル写真画像デー
タのファイル名の他、印刷するに当たって画像の回転を
許容するか否かやトリミングを許容するか否かを示す情
報も記載されている。尚、上記例ではデジタル写真画像
データのファイル名は「0123401.tif」であ
り、いわゆるTIFFファイルを例として示している
が、むろんJPEGファイルやGIFファイル等種々の
ファイルフォーマットを採用可能である。
【0046】図7は、サーバコンピュータ40のハード
ウェア構成を示すブロック図であり、図8はサーバコン
ピュータ40の制御系の構成を示すブロック図である。
図7において、サーバコンピュータ40は演算処理の中
枢をなすCPU41を備えており、このCPU41はシ
ステムバス42を介してROM43やRAM44にアク
セス可能となっている。また、システムバス42にはH
DD46と100BASE−T用I/O48が接続され
ており、上記クライアントコンピュータ101から送信
されるデジタル写真画像データを同100BASE−T
用I/O48を介して取得し、HDD46にスプールす
ることができる。また、投入されたジョブにかかるデジ
タル写真画像データを後述するようにして所定の割付単
位である1ページ分の印刷ジョブ毎に分割してスプール
することが可能であり、他にも後述するレイアウトのテ
ンプレートを格納することができる。尚、本実施形態に
おいて上記所定の割付単位は1ページであり、1ページ
であれば種々の用紙サイズが選択可能である。
【0047】かかる構成によりCPU41はROM43
やRAM44に適宜アクセスしてOS47に組み込まれ
たソフトウェアを実行する。すなわち、RAM44は印
刷実行時のデジタル写真画像データを格納するバッファ
メモリであり、またソフトウェア実行時のワークエリア
であって、同CPU41はRAM44に記憶されたデジ
タル写真画像データに基づいてプリンタコントローラ4
5を制御して画像の印刷を実行する。すなわち、本実施
形態においてサーバコンピュータ40に備えるプリンタ
は図示しないADFや印字ヘッド等を備えており、プリ
ンタコントローラ45はこれらのメカを制御する。尚、
本実施形態においてはADFにてA3用紙が装填されて
いる状態を想定して説明するが、むろん他の大きさの印
刷用紙を装填可能なADFやいわゆるロール紙を使用し
たADF等を採用可能であるし、これらの双方を備える
ような構成も可能である。
【0048】また、CPU41はOS47に組み込まれ
た各モジュールに従って、上記クライアントコンピュー
タ101から100BASE−T用I/O48を介して
取得する印刷管理データファイルを参照しつつ印刷レイ
アウトを構築することができる。サーバコンピュータ4
0のOS47は図8に示すモジュール群からなり、取得
モジュール47aは100BASE−T用I/O48及
びHDD46を制御し、ICCプロファイルと画像のR
GBデータと印刷管理データファイルとを100BAS
E−T用I/O48を介して取得し、HDD46に格納
する。
【0049】分割モジュール47bはHDD46に格納
された印刷管理データファイルを参照し、格納されてい
るRGBデータを割付単位である1ページ毎のデータに
分割し、1ページ毎の印刷ジョブを生成する。すなわ
ち、印刷ジョブが投入された段階では複数の画像や複数
のページを含む印刷ジョブであったとしても、当該分割
モジュール47bはレイアウトを変更可能である割付単
位、すなわち1ページ単位に印刷ジョブを分割する。
【0050】ソートモジュール47cは、上記HDD4
6に格納された印刷管理データファイルに記載された印
刷優先度を参照し、上記分割された印刷ジョブを優先度
順にソートする。ソートされた印刷ジョブにおいては優
先度が高い順に分割された印刷ジョブが並べられるとと
もに、後述するレイアウト構築モジュールが必要とする
印刷ジョブのページサイズやレイアウトフラグやテンプ
レートIDや画像回転を許容するか否かや画像情報を印
刷するか否かを示す情報等も付加されている。
【0051】レイアウト構築モジュール47dは、上記
ソートモジュール47cにてソートされた各印刷ジョブ
を優先度順に処理し、各印刷ジョブにおいて割付単位に
デジタル写真データを割り付け、さらにこの割付単位を
回転させるなどしてA3用紙に割り付けてレイアウトを
構築する。すなわち、本実施形態においてはまず所定単
位への割り付けによってページ内の配置を規定し、さら
にそのページを印刷用紙に対して割り付けることによっ
て印刷対象の印刷用紙に対する割り付けを規定してい
る。具体的には、上記図6に示すテンプレートIDによ
って使用するテンプレートが指定されているときには、
当該テンプレートにRGBデータの画像を配置した状態
で印刷されるように各画像を割り付ける。また、上記レ
イアウトフラグがオフになっている場合には、割り付け
後のページの回転等を行うことなく印刷用紙の余白の左
隅に配置するようにしてレイアウトを構築する。レイア
ウトフラグがオンになっている場合には、後述するフロ
ーチャートに従って印刷用紙の用紙送り方向に対して略
直角方向の余白が少なくなるように印刷結果の向きを印
刷用紙送り方向に対して相対的に回転させ、同用紙送り
方向に対して略直角方向の片側に印刷結果を詰めるよう
にしてレイアウトを構築する。
【0052】印刷モジュール47eは印刷対象のデジタ
ル写真データに基づいてプリンタコントローラ45に受
け渡すための印刷データを生成し、プリンタコントロー
ラ45に図示しない印刷ヘッド等の駆動機構を駆動さ
せ、上記レイアウト構築モジュール47dが構築したレ
イアウト通りに印刷を行わせる。むろん、ここで、印刷
モジュール47eは上記格納されたICCプロファイル
に基づいてプリンタの機器依存性を低減した発色を行う
ように印刷データを生成する。ログ生成モジュール47
fは上記取得モジュール47a,分割モジュール47
b,ソートモジュール47c,レイアウト構築モジュー
ル47d,印刷モジュール47eにて行った処理のログ
を監視しており、同ログを逐一ファイルに記載してログ
ファイルを生成し、上記HDD46に格納するようにな
っている。
【0053】また、本サーバコンピュータ40は上述の
ようにwebサーバとしても機能するようになってお
り、CGIプログラム49は100BASE−T用I/
O48を介して受信する所定の命令に基づいてHDD4
6にアクセスすることができる。HDD46には上述の
印刷管理データファイルやログファイル等が格納されて
いるので、同CGIプログラム49はこれらのファイル
を参照し、外部インターネットを介してアクセスするコ
ンピュータのブラウザでこれらの情報を認識可能にする
べくHTMLファイルを作成する。具体的には、CGI
プログラム49はブラウザからのリクエストに応じて所
定のプログラムを実行してインターネットを介してアク
セスするコンピュータに対して所定の結果を戻すインタ
フェースであり、本実施形態においては、ブラウザから
ステータス照会やログ照会に応じて上記作成したHTM
Lファイルを出力する。
【0054】また、上述の種々のファイル等が格納され
るHDD46は、図9に示すツリー構造にてファイルや
デジタル写真画像データが分類保存される。すなわち、
いわゆるルートディレクトリに印刷制御システム用のフ
ォルダが作成されており、同フォルダの下に「¥INF
O」と「¥SPOOL」と「¥STORE」と「¥LO
G」と「¥HOMEPAGE」というフォルダが作成さ
れている。「¥INFO」フォルダの下にはさらに「¥
DATA」と「¥PRINTER」と「¥TEMPLA
TE」と「¥印刷管理データファイル」というフォルダ
が作成されており、「¥DATA」フォルダには「01
23401.tif」等のファイル名がつけられた上記
デジタル写真画像データが格納されている。
【0055】「¥PRINTER」フォルダにはプリン
タのプリンタID等のプリンタを特定するための情報や
プリンタのステータスを記載した「PRINTER.t
xt」というファイルが保存される。また、「¥TEM
PLATE」フォルダにはどのような印刷用紙の所定位
置にいずれのサイズでデジタル写真画像を割り付けるか
否かを示すレイアウトテンプレートが保存され、「¥印
刷管理データファイル」フォルダには上記印刷管理デー
タファイルが保存される。「¥SPOOL」フォルダに
は上記ソートモジュールによってソートされ、印刷待ち
状態になっている各印刷ジョブのデータが保存される。
「¥STORE」フォルダには再印刷可能状態となって
いる印刷ジョブのデータが保存される。
【0056】「¥LOG」フォルダには上記ログ生成モ
ジュール47fが生成するログファイルが保存される。
「¥HOMEPAGE」フォルダには上記CGIプログ
ラムが作成するHTMLファイルを保存する。これらの
フォルダはそれぞれ上記100BASE−T用I/O4
8を介して外部からアクセス可能に設定されており、上
記クライアントコンピュータ101からプリンタのステ
ータスを参照したりすることができる。むろん、これら
のフォルダにおいてはアクセス制限をすることが可能で
あり、特定の情報にのみアクセス可能にしたり、特定の
コンピュータからのアクセスのみを受け付けるように構
成することもできる。
【0057】以下、上記構成におけるクライアントコン
ピュータ101とサーバコンピュータ40とにおいて行
う処理をフローに基づいて説明する。図10は、上記印
刷ジョブ管理APL25cの概略処理フローチャートで
ある。同図において、利用者は上記キーボード31やマ
ウス32等を使用して上記HDDに保存されているデジ
タル写真画像データから印刷を実行させたい所望の画像
を選択する。印刷ジョブ管理APL25cはステップS
110にて当該選択された画像の印刷を指示されたか否
かを判別しており、同ステップS110にて印刷を指示
されたと判別したときには、ステップS120にて図1
1に示す印刷指示のインタフェース画面60を表示す
る。インタフェース画面60には、顧客ID入力ボック
ス61が設けられており、顧客を識別するためのIDを
入力するようになっている。オペレータ入力ボックス6
2ではDPEショップのどの店員が操作を行ったかが分
かるようにオペレータを入力するようになっている。自
動レイアウトチェックボックス63には自動レイアウト
を行うか否かをチェックして入力するようになってい
る。
【0058】優先度入力ボックス64には、当該印刷指
示にかかる印刷ジョブの印刷優先度を入力するようにな
っている。テンプレート入力ボックス65では、テンプ
レートを使用したいときに、その番号により所望のテン
プレートを指定できるようになっている。画像ファイル
指定ボックス66では、印刷させようとするデジタル写
真画像データをファイル名で指定するようになってい
る。さらに、インタフェース画面60には詳細設定67
ボタンが設けられており、同詳細設定ボタン67をクリ
ックして別画面を表示させることによって上述の顧客I
D等の他、印刷管理データに記載するデータを入力する
ことができる。また、インタフェース画面60には印刷
指示ボタン68が設けられており、上記各入力ボックス
等に所定のデータを入力した状態で印刷指示ボタン68
を押すことによって印刷ジョブを投入することができ
る。
【0059】上記図10に示すフローにおいて、ステッ
プS120にてこのインタフェース画面60を表示する
と、ステップS130にて上述の各入力ボックス等に対
する種々の情報の入力を受け付け、ステップS140に
て上記印刷指示ボタン68のクリックによる印刷実行指
示が行われたか否かを判別する。ステップS140にて
印刷実行指示が行われたと判別されたときには、ステッ
プS150にて上記デジタル写真画像データファイルと
ICCプロファイルとを上記サーバコンピュータ40に
対して送信する。また、このとき、上記インタフェース
画面60にて入力したデータに基づいて、上記印刷管理
データファイルが生成され、上記HDD151に格納さ
れるとともにサーバコンピュータ40に対して送信され
る。すなわち、このステップS130,S140の処理
が上記印刷管理データ入力機能に該当し、ステップS1
50の処理が上記データ出力機能に該当する。
【0060】一方、上記ステップS110にて印刷を指
示されたと判別しないときには、ステップS160にて
ジョブ管理実行を指示されたか否かを判別する。同ステ
ップS160にてジョブ管理実行を指示されたと判別し
たときには、ステップS170のジョブ管理処理を行
う。図12は当該ジョブ管理処理を示すフローチャート
である。上図に示すジョブ管理処理では、ステップS2
10にて図13に示すインタフェース画面70を表示
し、ステップS220にて上記マウス32によって同イ
ンタフェース画面70に表示されたボタンが押されたか
否かの操作を受け付ける。
【0061】インタフェース画面70は右側の表示ウィ
ンドウ76と左側の各種ボタンとからなり、同左側には
印刷管理データ参照ボタン71とプリンタステータス参
照ボタン72と実行中ジョブ参照ボタン73とログ参照
ボタン74と終了ボタン75とが備えられている。表示
ウィンドウ76はこれらのボタンが押されている状態に
おいて、対応する情報を表示するためのウィンドウであ
り、同図13においては実行中ジョブ参照ボタン73が
押され、表示ウィンドウ76には実行中のジョブが優先
度順に表示されている。この実行中ジョブは後述するよ
うにしてサーバコンピュータ40が分割/ソートしたジ
ョブである。
【0062】印刷管理データ参照ボタン71は印刷管理
データを参照するためのボタンであり、このボタンの押
し込み操作によって上記印刷管理データファイルの内容
が表示ウィンドウ76に表示されるようになっている。
プリンタステータス参照ボタン72はサーバコンピュー
タ40に接続されるプリンタのステータスを参照するた
めのボタンであり、このボタンの押し込み操作によって
当該プリンタのステータスが表示ウィンドウ76に表示
される。ログ参照ボタン74はサーバコンピュータ40
が行った処理のログを表示するためのボタンであり、こ
のボタンの押し込み操作によって当該ログが表示ウィン
ドウ76に表示される。また、終了ボタン75を押し込
み操作することによって当該ジョブ管理処理を終了する
ことができる。
【0063】上記図12のフローのステップS220に
おいて、インタフェース画面70の印刷管理データ参照
ボタン71が押されたと判別されたときには、ステップ
S230にて上記100BASE−T用I/O191c
を介してサーバコンピュータ40にアクセスし、上記H
DD40の「¥印刷管理データファイル」フォルダに保
存された印刷管理データファイルを取得する。そして、
ステップS235にて上記表示ウィンドウ76に当該取
得ファイルの内容を表示し、上記ステップS220以降
の処理を繰り返す。同ステップS220にてインタフェ
ース画面70のプリンタステータス参照ボタン72が押
されたと判別されたときには、ステップS240にて上
記100BASE−T用I/O191cを介してサーバ
コンピュータ40にアクセスし、上記HDD40の「¥
PRINTER」フォルダに保存されたPRINTE
R.txtファイルを取得する。そして、ステップS2
45にて上記表示ウィンドウ76に当該取得ファイルの
内容を表示し、上記ステップS220以降の処理を繰り
返す。
【0064】同ステップS220にてインタフェース画
面70のログ参照ボタン74が押されたと判別されたと
きには、ステップS250にて上記100BASE−T
用I/O191cを介してサーバコンピュータ40にア
クセスし、上記HDD40の「¥LOG」フォルダに保
存されたログファイルを取得する。そして、ステップS
255にて上記表示ウィンドウ76に当該取得ファイル
の内容を表示し、上記ステップS220以降の処理を繰
り返す。
【0065】同ステップS220にてインタフェース画
面70の実行中ジョブ参照ボタン73が押されたと判別
されたときには、ステップS260にて上記100BA
SE−T用I/O191cを介してサーバコンピュータ
40にアクセスし、上記HDD40の「¥SPOOL」
フォルダに保存された各印刷ジョブのデータを取得す
る。そして、ステップS262にて上記表示ウィンドウ
76に図13に示すようにして当該取得データの内容を
表示し、上記マウス32の操作入力を受け付ける。
【0066】ここで、表示ウィンドウ76においてマウ
ス32のポインタで印刷ジョブをポイントしつつマウス
32の右ボタンをクリックすると、所定のプルダウンメ
ニューが表示されるようになっており、同プルダウンメ
ニューによって印刷ジョブの削除と順序変更とを実行さ
せることができる。ステップS264では当該プルダウ
ンメニューによる印刷ジョブの変更等の指示がなされた
か否かを受け付けており、同ステップS264にて変更
等の指示がなされたときにはステップS266にて当該
指示通りに上記「¥SPOOL」フォルダに保存された
データを書き換え、上記ステップS220以降の処理を
繰り返す。同ステップS220にてインタフェース画面
70の終了ボタンが押されたと判別されたときには、上
記図10の処理に復帰する。
【0067】一方、サーバコンピュータ40は図14〜
図16に示す処理を行う。図14はサーバコンピュータ
40が行う処理の概略フローチャートである。同図にお
いて、ステップS310では、上記取得モジュール47
aが上記100BASE−T用I/O48を介して上記
クライアントコンピュータ101が出力する上記デジタ
ル写真画像データファイルとICCプロファイルとを取
得し、これらをHDD46に格納する。ステップS31
5では、同取得モジュール47aが印刷管理データファ
イルを取得し、HDD46に格納する。すなわち、この
ステップS310における処理が上記印刷データ取得機
能に該当し、ステップS315における処理が上記印刷
管理データ取得機能に該当する。
【0068】ステップS320においては、上記分割モ
ジュール47bが、上記HDD46に格納された複数の
印刷ジョブにかかるデジタル写真画像データに関して一
つの印刷ジョブにて複数の画像あるいは複数のページを
印刷するように指示されているか否かに関わらず、1ペ
ージ毎の印刷単位に上記ジョブを分割する。そして、ス
テップS325では上記ソートモジュール47cが上記
印刷管理データファイルを参照しつつ上記分割されたジ
ョブをその優先度順にソートする。このソートされたジ
ョブにかかるデータは上記HDD46の「¥SPOO
L」フォルダに保存される。
【0069】そして、ステップS330では上記レイア
ウト構築モジュール47dがHDD46の「¥印刷管理
データファイル」に保存された印刷管理データファイル
を参照し、上記レイアウトのテンプレートを使用するよ
う指定されているか否かを判別する。同ステップS33
0にてテンプレートを使用するように指定していると判
別したときには、ステップS340にて当該指定された
テンプレートの所定位置に上記ソートされた印刷ジョブ
のデジタル写真画像データを割り付ける。ステップS3
30にてテンプレートを使用するように指定されている
と判別しないときには、ステップS335にて通常通
り、すなわち上記ソートされた印刷ジョブのデジタル写
真画像データを印刷ページの余白部分に左詰めで割り付
ける。
【0070】このように、ステップS335,S340
にて印刷ページに対してデジタル写真画像データが割り
付けられた後には、さらにレイアウトフラグの指定に応
じて当該印刷ページの回転等を行い、レイアウト構築処
理を行う。すなわち、ステップS345では、上記印刷
管理データファイルを参照し、上記分割されたそれぞれ
の印刷ジョブのレイアウトフラグがオンになっているか
否かを判別する。同ステップS345にてレイアウトフ
ラグがオンになっていると判別されたときには、ステッ
プS350にて後述するレイアウト構築処理を実行す
る。このステップS350におけるレイアウト構築処理
は上記レイアウト構築機能に該当する。ステップS34
5にてレイアウトフラグがオンになっていると判別され
ないときには、印刷ページの回転等は行わず、通常通り
に印刷用紙の余白部分に印刷するレイアウトとする。
【0071】このようにして、ある印刷ジョブにかかる
印刷ページの印刷用紙におけるレイアウトを構築した後
には、ステップS355にて上記ソートされた印刷ジョ
ブの全てに関して印刷用紙におけるレイアウトを構築し
たか否かを判別する。同ステップS355にて全印刷ジ
ョブのレイアウト構築が終了したと判別されないときに
は、さらにステップS360にて印刷用紙に余白がある
か否かを判別し、余白がない場合にはステップS365
にて印刷モジュール47eが上記プリンタコントローラ
45を制御して印刷を実行する。ステップS360にて
余白があると判別されたときにはステップS330以降
の処理を繰り返す。また、ステップS355にて全印刷
ジョブのレイアウト構築が終了したと判別されたときに
もステップS365の印刷処理を実行する。すなわち、
このステップS365における処理が上記印刷制御機能
に該当する。
【0072】このように印刷処理を実行した際には、上
記印刷モジュール47eはステップS370にて上記H
DD46に格納された印刷管理データファイルを参照
し、印刷ジョブを投入したクライアントのそれぞれのメ
ールアドレスを抽出し、メールを送信して印刷が完了し
た旨を通知する。さらに、上記ログ生成モジュール47
fが上記ステップS310〜S370の処理のログをロ
グファイルに書き出しており、ステップS375におい
て当該ファイルをHDD46の「¥LOG」フォルダに
保存する。
【0073】図15,16は上記レイアウト構築処理を
示すフローチャートである。図において、ステップS4
10では印刷用紙において印刷ページが割り付けられて
いない余白である印刷可能領域を取得する。ここで、上
述のように本説明の印刷用紙はA3用紙を想定してお
り、ある印刷用紙に対して印刷ページを割り付けていな
いときにはA3用紙のすべてが印刷可能領域として取得
されているし、すでに割り付けられているときには、後
述するように余白部分にて重複を許しつつ最大の長方形
となるようにして印刷可能領域を取得する。
【0074】ステップS412においては、こうして取
得した印刷可能領域の幅と高さを取得する。ステップS
414では、上記ソートされた印刷ジョブの印刷ページ
の幅と高さを取得する。ここで、印刷可能領域の幅とは
印刷時の紙送り方向に対して直角の方向の長さをいい、
印刷可能領域の高さとは印刷時の紙送り方向の長さを言
う。印刷ページの幅とは印刷ページの左右方向の長さを
いい、印刷ページの高さとは印刷ページの上下方向の長
さを言う。
【0075】ステップS416では、印刷可能領域の幅
が印刷ページの幅以上であり、かつ印刷可能領域の高さ
が印刷ページの高さ以上であるか否かを判別している。
すなわち、印刷ページが印刷ページの上下方向と印刷時
の紙送り方向とを平行にした状態である縦方向で印刷可
能領域内に収まるか否かを判別している。同ステップS
416にて印刷可能領域の幅が印刷ページの幅以上であ
り、かつ印刷可能領域の高さが印刷ページの高さ以上で
あると判別されたときには、ステップS418にて印刷
可能領域の幅を「0.9」倍したものが印刷ページ幅よ
り小さいか否かを判別している。すなわち、印刷可能領
域の幅を「0.9」倍したものが印刷ページ幅より小さ
いときには、印刷可能領域の幅方向に十分な余白がある
こととなりこのステップS418にて印刷可能領域の幅
が印刷ページ幅に比べて十分大きいか否かを判別してい
るといえる。
【0076】同ステップS418にて印刷可能領域の幅
を「0.9」倍したものが印刷ページの幅より小さいと
判別しないとき、すなわち、幅方向に十分な余白がある
ときは、印刷ページを90°回転させた方が余白が小さ
くなるかもしれないので、ステップS420において縦
方向で左詰配置にて印刷ページの印刷用紙に対する割付
を仮決定する。ステップS418にて印刷可能領域の幅
を「0.9」倍したものが印刷ページ幅より小さいと判
別したときには、幅方向に大きな余白はないのでステッ
プS428において縦方向で左詰配置にて印刷ページの
印刷用紙に対する割付を決定する。
【0077】ステップS422では、印刷可能領域の幅
が印刷ページの高さ以上であり、かつ印刷可能領域の高
さが印刷ページの幅以上であるか否かを判別している。
すなわち、印刷ページが印刷ページの上下方向と印刷時
の紙送り方向とを直角にした状態である横方向で印刷可
能領域内に収まるか否かを判別している。同ステップS
422にて印刷可能領域の幅が印刷ページの高さ以上で
あり、かつ印刷可能領域の高さが印刷ページの幅以上で
あると判別されると、ステップS424にて印刷可能領
域の幅を「0.9」倍したものが印刷ページの高さより
小さいか否かを判別する。すなわち、横方向配置をした
ときに幅方向に十分な余白があるか否かを判別してい
る。
【0078】同ステップS424にて印刷可能領域の幅
を「0.9」倍したものが印刷ページの高さより小さい
と判別したときには、横方向配置にて幅方向に大きな余
白はないので、ステップS430において横方向で左詰
配置にて印刷ページの印刷用紙に対する割付を決定す
る。ステップS424にて印刷可能領域の幅を「0.
9」倍したものが印刷ページの高さより小さいと判別し
ないときには、ステップS426にてすでに縦方向配置
で仮決定済か否かを判別し、同ステップS426にて仮
決定済と判別しないときには、上記ステップS430に
おいて横方向で左詰配置にて印刷ページの印刷用紙に対
する割付を決定する。
【0079】ステップS426にてすでに縦方向配置で
仮決定済と判別したときには、ステップS428におい
て縦方向で左詰配置に印刷ページの印刷用紙に対する割
付を決定する。ステップS432では、以上の一連の処
理において印刷ページの割付が決定済であるか否かを判
別し、同ステップS432において決定済であると判別
されたときには、ステップS434にて当該割り付けた
領域を上記ステップS410にて取得した印刷可能領域
から削除する。このようにして、所定の印刷ジョブにお
ける割付処理を完了し、上記図14のフローに復帰す
る。
【0080】以下、上述の構成及びフローにおける本シ
ステムの動作例について説明する。この動作例において
DPEショップの店員は複数の顧客の要望に応じてクラ
イアントコンピュータ101を操作して複数の印刷ジョ
ブを投入することを想定している。具体的には、上記図
11のインタフェース画面60にてページサイズがA
5,A6,A4,A5,A6の印刷ジョブを投入し、ま
た、それぞれに対して図13のインタフェース画面70
における表示ウィンドウ76に示すように優先度、レイ
アウトフラグ、テンプレートIDを指定したことを想定
する。
【0081】このようにしてDPEショップの店員が複
数の印刷ジョブを投入すると、サーバコンピュータ40
はそれぞれの印刷ジョブに対してステップS310〜S
325の処理を行って上記表示ウィンドウ76に示すよ
うに印刷ジョブを分割し、ソートする。ここで、印刷ジ
ョブ1において印刷ジョブはレイアウトフラグが「0」
であって、テンプレートID「1」のテンプレートを使
用するように指定されている。印刷ジョブ2〜5はレイ
アウトフラグが「1」であって、上記レイアウト構築処
理によってレイアウトが変更され、サーバコンピュータ
40のプリンタにおいて装填されている印刷用紙である
A3用紙の所定の位置に適宜割り付けられる。
【0082】具体的には、図17の左に示すように、印
刷用紙はA3であって、各印刷ジョブの印刷ページは同
図上下方向が縦方向である。印刷ジョブ1においてはテ
ンプレートID1が指定されているので、ステップS3
30にてテンプレート使用指示が判別されるとともに、
A5の大きさの図に示すテンプレートにデジタル写真画
像が割り付けられ、さらにA3印刷用紙の上部左隅に印
刷ページが割り付けられる。その後、ステップS35
5,S360,S330,S345の判別を経て、印刷
ジョブ2に対してはレイアウト構築処理を実行するが、
このとき、ステップS410にて図17の右に示すよう
に、印刷ジョブ1を割り付けた後の余白部分にて重複を
許しつつ最大の長方形となるような印刷可能領域1,2
を取得する。
【0083】さらに、印刷ジョブ2は縦方向にて印刷可
能領域1の幅および高さに収まるので、ステップS41
6の判別を経て、印刷可能領域1の幅を「0.9」倍し
たものが印刷ジョブ2の幅より小さいか否かを判別す
る。ここで、印刷用紙はA3であって印刷可能領域1の
幅はその半分の幅であり、印刷ジョブ2の幅はA6であ
ることから、ステップS418で印刷可能領域1の幅を
「0.9」倍したものが印刷ジョブ2の幅より小さいと
判別し、ステップS428にて印刷可能領域1内でA6
印刷ジョブ2を縦方向左詰、すなわち図18左に示すよ
うに印刷可能領域1の一番上に割り付ける。
【0084】さらに、印刷ジョブ3に対しては、図18
に示すようにステップS410にて印刷可能領域3,4
が取得される。印刷ジョブ3はA4サイズであることか
ら、印刷可能領域3には収まらず、ステップS416,
ステップS432の判別によって印刷可能領域3には割
り付けられない。一方、印刷ジョブ3は印刷可能領域4
に対して横配置にしてのみ収まることから、ステップS
422,S424の判別を経てステップS430にて図
18右に示すように横方向で割り付ける。
【0085】残る印刷可能領域5には、図19に示すよ
うに印刷ジョブ4のA5用紙は収まらない。従って、レ
イアウト構築処理において割付は行われず、上記「¥S
POOL」フォルダに保存されたまま印刷待ち状態で保
留される。一方、印刷ジョブ5のA6用紙は横方向にし
て印刷可能領域5に収まることから、ステップS42
2,S424の判別を経てステップS430にて図19
に示すように横方向にて割り付けられる。以上のように
して印刷ジョブ1,2,3,5が印刷用紙A3に対して
割り付けられると、印刷用紙に余白はなくなるので、ス
テップS360の判別を経てステップS365にて印刷
が実行され、ステップS370にてクライアントに実行
完了を示すメールが送信され、ステップS375にてロ
グファイルを保存する。このログファイルには上記印刷
ジョブ4が印刷待ちにされたことが記述される。この
後、さらに印刷ジョブが投入されている場合には印刷ジ
ョブ4を含めたレイアウト構築処理等がなされるし、印
刷ジョブが投入されていなければ印刷ジョブ4のみを縦
方向左詰で割り付けつつ印刷を行う。
【0086】以上のようにして、印刷を実行した後、印
刷管理データを参照すれば、各印刷ジョブについての顧
客を識別することができるので、各顧客毎に印刷した回
数あるいは印刷した面積を取得し、当該回数あるいは面
積に応じて課金するようにすれば、プリンタのインク種
類等に依存しないで課金を行うことができる。また、本
システムを各DPEショップに対してリースしている場
合にも、リース元がDPEショップに対して印刷した回
数あるいは印刷した面積に応じて課金するようにすれ
ば、プリンタのインク種類等に依存しないで課金を行う
ことができる。
【0087】このように、本発明においては、サーバと
クライアントとを双方向通信可能に接続し、サーバにお
いて双方向通信を介して印刷データを取得し、同印刷デ
ータを印刷するための印刷管理データを取得して、同印
刷管理データに基づいて上記印刷データに基づく印刷対
象を印刷する際のレイアウトを構築し、同構築したレイ
アウトに基づいて印刷対象を印刷させる。ここで、印刷
管理データにはレイアウトを動的に変更可能にするため
のデータが記載されるので、印刷用紙の余白を低減する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる印刷制御システムの具体的構成
例を示す図である。
【図2】クライアントコンピュータの概略ハードウェア
構成を示す図である。
【図3】クライアントコンピュータの制御系の構成を示
すブロック図である。
【図4】クライアントコンピュータの制御系の構成を示
すブロック図である。
【図5】クライアントコンピュータの制御系の構成を示
すブロック図である。
【図6】印刷管理データファイルに記載される情報の一
例を示す図である。
【図7】サーバコンピュータのハードウェア構成を示す
ブロック図である。
【図8】サーバコンピュータの制御系の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】HDDにて構成されるツリー構造を示す図であ
る。
【図10】印刷ジョブ管理APLの概略処理フローチャ
ートである。
【図11】印刷指示のインタフェース画面を示す図であ
る。
【図12】ジョブ管理処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】印刷ジョブ管理APLのインタフェース画面
を示す図である。
【図14】サーバコンピュータが実行する処理のフロー
チャートである。
【図15】サーバコンピュータが実行する処理のフロー
チャートである。
【図16】サーバコンピュータが実行する処理のフロー
チャートである。
【図17】レイアウト構築例を示す図である。
【図18】レイアウト構築例を示す図である。
【図19】レイアウト構築例を示す図である。
【符号の説明】 10…クライアントコンピュータ 11…CPU 12…システムバス 13…ROM 14…RAM 15…HDD 16…フロッピーディスクドライブ 16a…フロッピーディスク 17…CD−ROMドライブ 17a…CD−ROM 18…ディスプレイ 20…OS 211…PRTDRV 22…デジタルカメラDRV 25a…キャプチャAPL 25b…レタッチAPL 25c…印刷ジョブ管理APL 31…キーボード 32…マウス 40…サーバコンピュータ 41…CPU 42…システムバス 43…ROM 44…RAM 45…プリンタコントローラ 46…HDD 47a…取得モジュール 47b…分割モジュール 47c…ソートモジュール 47d…レイアウト構築モジュール 47e…印刷モジュール 47f…ログ生成モジュール 49…CGIプログラム 50…デジタルカメラ 60…インタフェース画面 61…顧客ID入力ボックス 62…オペレータ入力ボックス 63…自動レイアウトチェックボックス 64…優先度入力ボックス 65…テンプレート入力ボックス 66…画像ファイル指定ボックス 67…詳細設定ボタン 68…印刷指示ボタン 70…インタフェース画面 71…印刷管理データ参照ボタン 72…プリンタステータス参照ボタン 73…実行中ジョブ参照ボタン 74…ログ参照ボタン 75…終了ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 勝 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 八田 敦司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 高林 信久 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AB01 AB05 AC07 BD10 BD24 BD46 BD53 CA02 CA03 CA04 CB20 2C187 AC08 AE01 CD17 5B021 AA01 BB02 DD15 KK02 NN23

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 得られる印刷結果のレイアウトを動的に
    変更しつつ印刷を実行する印刷制御プログラムを記録し
    た媒体であって、 双方向通信を介して印刷データを取得する印刷データ取
    得機能と、 同取得した印刷データに基づく印刷対象の印刷用紙に対
    する割り付けを指示した印刷管理データを双方向通信を
    介して取得する印刷管理データ取得機能と、 同印刷管理データ取得機能が取得した印刷管理データに
    基づいて上記印刷対象を印刷する際のレイアウトを構築
    するレイアウト構築機能と、 同レイアウト構築機能が構築したレイアウトに基づいて
    上記印刷対象を印刷させる印刷制御機能とをコンピュー
    タに実現させることを特徴とする印刷制御プログラムを
    記録した媒体。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の印刷制御プログラ
    ムを記録した媒体において、 上記印刷管理データは、上記印刷データに基づく印刷対
    象を印刷する際の優先順位と上記レイアウトを動的に変
    更可能な単位である割付単位と上記印刷データのカラー
    プロファイルとのいずれかまたは組み合わせを指示する
    データであることを特徴とする印刷制御プログラムを記
    録した媒体。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の印刷制御プログラムを記録した媒体において、 上記レイアウト構築機能では、上記印刷管理データに基
    づいて上記印刷データを上記レイアウトを動的に変更可
    能な単位である割付単位毎の印刷ジョブに分割すること
    を特徴とする印刷制御プログラムを記録した媒体。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3に記載の印刷制
    御プログラムを記録した媒体において、 上記レイアウト構築機能では、上記印刷管理データに基
    づいて優先順位の高い順に上記印刷データに基づく印刷
    対象の印刷用紙に対する割り付けを行うことを特徴とす
    る印刷制御プログラムを記録した媒体。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の印刷制御プログラムを記録した媒体において、 上記レイアウト構築機能では、印刷用紙の未割り付け領
    域において用紙送り方向に対して略直角方向の余白が少
    なくなるように印刷結果の向きを印刷用紙送り方向に対
    して相対的に回転させ、同用紙送り方向に対して略直角
    方向の片側に印刷結果を詰めるようにしてレイアウトを
    構築することを特徴とする印刷制御プログラムを記録し
    た媒体。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の印刷制御プログラムを記録した媒体において、 上記レイアウト構築機能では、予め保持する複数のレイ
    アウトテンプレートに従って上記印刷データに基づく印
    刷対象を印刷する際のレイアウトを構築することを特徴
    とする印刷制御プログラムを記録した媒体。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載の印刷制御プログラムを記録した媒体において、 上記印刷データ取得機能では双方向通信を介して外部機
    器より上記印刷データを取得し、上記印刷管理データ取
    得機能では双方向通信を介して外部機器より上記印刷管
    理データを取得することを特徴とする印刷制御プログラ
    ムを記録した媒体。
  8. 【請求項8】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
    載の印刷制御プログラムを記録した媒体において、 上記外部機器では、 外部画像入力機器から双方向通信によって上記印刷デー
    タを取得する印刷データ入力機能と、 上記印刷管理データの入力を受け付ける印刷管理データ
    入力機能と、 上記印刷データ入力機能によって取得した印刷データを
    出力し、上記印刷管理データ入力機能によって受け付け
    た印刷管理データを上記双方向通信を介して出力するデ
    ータ出力機能とを実現させることを特徴とする印刷制御
    プログラムを記録した媒体。
  9. 【請求項9】 上記請求項1〜請求項8のいずれかに記
    載の印刷制御プログラムを記録した媒体において、 上記印刷データ入力機能と印刷管理データ入力機能とは
    物理的に別体の外部機器に備えられることを特徴とする
    印刷制御プログラムを記録した媒体。
  10. 【請求項10】 得られる印刷結果のレイアウトを動的
    に変更しつつ印刷を実行する印刷制御装置であって、 双方向通信を介して印刷データを取得する印刷データ取
    得手段と、 同取得した印刷データに基づく印刷対象の印刷用紙に対
    する割り付けを指示した印刷管理データを取得する印刷
    管理データ取得手段と、 同印刷管理データ取得手段が取得した印刷管理データに
    基づいて上記印刷対象を印刷する際のレイアウトを構築
    するレイアウト構築手段と、 同レイアウト構築手段が構築したレイアウトに基づいて
    上記印刷対象を印刷させる印刷制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 上記請求項10に記載の印刷制御装置
    において、 上記印刷管理データは、上記印刷データに基づく印刷対
    象を印刷する際の優先順位と上記レイアウトを動的に変
    更可能な単位である割付単位と上記印刷データのカラー
    プロファイルとのいずれかまたは組み合わせを指示する
    データであることを特徴とする印刷制御装置。
  12. 【請求項12】 上記請求項10または請求項11のい
    ずれかに記載の印刷制御装置において、 上記レイアウト構築手段は、上記印刷管理データに基づ
    いて上記印刷データを上記レイアウトを動的に変更可能
    な単位である割付単位毎の印刷ジョブに分割することを
    特徴とする印刷制御装置。
  13. 【請求項13】 上記請求項10〜請求項12に記載の
    印刷制御装置において、 上記レイアウト構築手段は、上記印刷管理データに基づ
    いて優先順位の高い順に上記印刷データに基づく印刷対
    象の印刷用紙に対する割り付けを行うことを特徴とする
    印刷制御装置。
  14. 【請求項14】 上記請求項10〜請求項13のいずれ
    かに記載の印刷制御装置において、 上記レイアウト構築手段は、印刷用紙の未割り付け領域
    において用紙送り方向に対して略直角方向の余白が少な
    くなるように印刷結果の向きを印刷用紙送り方向に対し
    て相対的に回転させ、同用紙送り方向に対して略直角方
    向の片側に印刷結果を詰めるようにしてレイアウトを構
    築することを特徴とする印刷制御装置。
  15. 【請求項15】 上記請求項10〜請求項14のいずれ
    かに記載の印刷制御装置において、 上記レイアウト構築手段は、予め保持する複数のレイア
    ウトテンプレートに従って上記印刷データに基づく印刷
    対象を印刷する際のレイアウトを構築することを特徴と
    する印刷制御装置。
  16. 【請求項16】 上記請求項10〜請求項15のいずれ
    かに記載の印刷制御装置において、 上記印刷データ取得手段は双方向通信を介して外部機器
    より上記印刷データを取得し、上記印刷管理データ取得
    手段は双方向通信を介して外部機器より上記印刷管理デ
    ータを取得することを特徴とする印刷制御装置。
  17. 【請求項17】 上記請求項10〜請求項16のいずれ
    かに記載の印刷制御装置において、 上記外部機器は、 外部画像入力機器から双方向通信によって上記印刷デー
    タを取得する印刷データ入力手段と、 上記印刷管理データの入力を受け付ける印刷管理データ
    入力手段と、 上記印刷データ入力手段によって取得した印刷データを
    出力し、上記印刷管理データ入力手段によって受け付け
    た印刷管理データを上記双方向通信を介して出力するデ
    ータ出力手段とを実現させることを特徴とする印刷制御
    装置。
  18. 【請求項18】 上記請求項10〜請求項17のいずれ
    かに記載の印刷制御装置において、 上記印刷データ入力と印刷管理データ入力手段とは物理
    的に別体の外部機器に備えられることを特徴とする印刷
    制御装置。
  19. 【請求項19】 得られる印刷結果のレイアウトを動的
    に変更しつつ印刷を実行する印刷制御方法であって、 双方向通信を介して印刷データを取得する印刷データ取
    得工程と、 同取得した印刷データに基づく印刷対象の印刷用紙に対
    する割り付けを指示した印刷管理データを取得する印刷
    管理データ取得工程と、 同印刷管理データ取得工程が取得した印刷管理データに
    基づいて上記印刷対象を印刷する際のレイアウトを構築
    するレイアウト構築工程と、 同レイアウト構築工程が構築したレイアウトに基づいて
    上記印刷対象を印刷させる印刷制御工程とを具備するこ
    とを特徴とする印刷制御方法。
  20. 【請求項20】 上記請求項19に記載の印刷制御方法
    において、 上記印刷管理データは、上記印刷データに基づく印刷対
    象を印刷する際の優先順位と上記レイアウトを動的に変
    更可能な単位である割付単位と上記印刷データのカラー
    プロファイルとのいずれかまたは組み合わせを指示する
    データであることを特徴とする印刷制御方法。
  21. 【請求項21】 上記請求項19または請求項20のい
    ずれかに記載の印刷制御方法において、 上記レイアウト構築工程は、上記印刷管理データに基づ
    いて上記印刷データを上記レイアウトを動的に変更可能
    な単位である割付単位毎の印刷ジョブに分割することを
    特徴とする印刷制御方法。
  22. 【請求項22】 上記請求項19〜請求項21に記載の
    印刷制御方法において、 上記レイアウト構築工程は、上記印刷管理データに基づ
    いて優先順位の高い順に上記印刷データに基づく印刷対
    象の印刷用紙に対する割り付けを行うことを特徴とする
    印刷制御方法。
  23. 【請求項23】 上記請求項19〜請求項22のいずれ
    かに記載の印刷制御方法において、 上記レイアウト構築工程は、印刷用紙の未割り付け領域
    において用紙送り方向に対して略直角方向の余白が少な
    くなるように印刷結果の向きを印刷用紙送り方向に対し
    て相対的に回転させ、同用紙送り方向に対して略直角方
    向の片側に印刷結果を詰めるようにしてレイアウトを構
    築することを特徴とする印刷制御方法。
  24. 【請求項24】 上記請求項19〜請求項23のいずれ
    かに記載の印刷制御方法において、 上記レイアウト構築工程は、予め保持する複数のレイア
    ウトテンプレートに従って上記印刷データに基づく印刷
    対象を印刷する際のレイアウトを構築することを特徴と
    する印刷制御方法。
  25. 【請求項25】 上記請求項19〜請求項24のいずれ
    かに記載の印刷制御方法において、 上記印刷データ取得工程は双方向通信を介して外部機器
    より上記印刷データを取得し、上記印刷管理データ取得
    工程は双方向通信を介して外部機器より上記印刷管理デ
    ータを取得することを特徴とする印刷制御方法。
  26. 【請求項26】 上記請求項19〜請求項25のいずれ
    かに記載の印刷制御方法において、 上記外部機器は、 外部画像入力機器から双方向通信によって上記印刷デー
    タを取得する印刷データ入力工程と、 上記印刷管理データの入力を受け付ける印刷管理データ
    入力工程と、 上記印刷データ入力工程によって取得した印刷データを
    出力し、上記印刷管理データ入力工程によって受け付け
    た印刷管理データを上記双方向通信を介して出力するデ
    ータ出力工程とを実現させることを特徴とする印刷制御
    方法。
  27. 【請求項27】 上記請求項19〜請求項26のいずれ
    かに記載の印刷制御方法において、 上記印刷データ入力と印刷管理データ入力工程とは物理
    的に別体の外部機器に備えられることを特徴とする印刷
    制御方法。
JP2000283355A 2000-09-19 2000-09-19 印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法 Withdrawn JP2002086834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000283355A JP2002086834A (ja) 2000-09-19 2000-09-19 印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000283355A JP2002086834A (ja) 2000-09-19 2000-09-19 印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002086834A true JP2002086834A (ja) 2002-03-26

Family

ID=18767728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000283355A Withdrawn JP2002086834A (ja) 2000-09-19 2000-09-19 印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002086834A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005215975A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Konica Minolta Holdings Inc 画像処理装置、画像記録装置及び画像記録システム
JP2007156619A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Canon Inc 印刷処理システム、印刷処理方法及びプログラム
JP2012234352A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Canon Inc ジョブ制御装置、ジョブ制御方法、およびプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005215975A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Konica Minolta Holdings Inc 画像処理装置、画像記録装置及び画像記録システム
JP2007156619A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Canon Inc 印刷処理システム、印刷処理方法及びプログラム
JP4673200B2 (ja) * 2005-12-01 2011-04-20 キヤノン株式会社 印刷処理システムおよび印刷処理方法
JP2012234352A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Canon Inc ジョブ制御装置、ジョブ制御方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7207735B2 (en) Device and its operation method for enabling printer to print page of desired design
JPH11149131A (ja) 注文情報記録方法および装置、プリント注文受付方法および装置、プリント方法および装置並びにコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP3938857B2 (ja) 画像形成装置
JP3980689B2 (ja) 写真画像のプリント方法およびその方法に使用する写真プリンタ
JP3856997B2 (ja) プリント制御方法および装置並びに記録媒体
JPH11167594A (ja) 写真サービス用の注文情報記録媒体および注文ファイル作成装置
JPH1120275A (ja) 画像印刷システム及び画像印刷方法
JP2977947B2 (ja) 電子印刷装置
US7605936B2 (en) Print job creation apparatus and print job creation and output method
US20040236789A1 (en) Techniques for creation and execution of print jobs
JP2004310213A (ja) 印刷管理システムおよびこれに用いられるプログラム並びに印刷管理方法
US8817278B2 (en) Information processing apparatus, information processing method and computer-readable medium for job settings for device functions
JP2002086834A (ja) 印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法
JP3661749B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムを記録した媒体
JP2002094909A (ja) デジタル写真画像の集中プリントシステム、デジタル写真画像の集中プリントプログラムを記録した媒体およびデジタル写真画像の集中プリント方法
JP3821372B2 (ja) 写真プリント作成システム及びこのシステムに用いられるプリンタドライバ
JP4497539B2 (ja) 印刷条件判定方法
JP2006302309A (ja) デジタル写真画像の集中プリントシステム、デジタル写真画像の集中プリントプログラムを記録した媒体およびデジタル写真画像の集中プリント方法
JPH11320845A (ja) 印刷制御方法
JP3741057B2 (ja) 写真プリント作成システム及びこのシステムに用いられる写真処理装置
JP2001249990A (ja) 画像サービスシステム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP4377981B2 (ja) マルチファンクションシステム、入力機器及びその制御方法
JPH11232001A (ja) プリンタ制御装置
JP4098346B2 (ja) プリント注文方法および装置、並びに記録媒体
JP3804546B2 (ja) 写真プリント作成システム及びこのシステムに用いられる写真処理装置及びこのシステムに用いられるコンピュータにインストールされるプリンタドライバ及び写真処理装置により実行されるオーダー管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060607

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060616

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060707

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080616