JP2002086031A - 塗装指示情報作成支援システム - Google Patents

塗装指示情報作成支援システム

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JP2002086031A
JP2002086031A JP2000282543A JP2000282543A JP2002086031A JP 2002086031 A JP2002086031 A JP 2002086031A JP 2000282543 A JP2000282543 A JP 2000282543A JP 2000282543 A JP2000282543 A JP 2000282543A JP 2002086031 A JP2002086031 A JP 2002086031A
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JP2000282543A
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Keiji Hatori
佳二 羽鳥
Kotaro Hirano
耕太郎 平野
Hiroshi Nagano
弘 永野
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建設機械の塗装指示情報を効率よく、正確に作
成する塗装指示情報作成支援システムを提供する。 【解決手段】建設機械を指定すると、建設機械のブーム
や建屋などの塗装対象部位が一覧表示される。一覧表示
から塗装対象部位を選択し、さらに、塗装色を選択する
と、指定された塗装対象部位に選択された塗装色で色つ
けを行って表示モニタに表示される。指定された建設機
械に対する塗装指示情報がデータベースに記憶される。
データベースには指定された塗装対象部位の部位情報
と、選択された塗装色の色情報とが記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械などの作
業機の塗装色を決定して塗装指示情報を作成する塗装指
示情報作成支援システムに関する。また本発明は、塗装
指示情報作成支援システムで作成された塗装指示情報を
塗装作業者へ通知する塗装作業支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば油圧ショベルやクレーンなどの
建設機械を購入するリース会社やレンタル会社、あるい
は土木建設業者は、建設機械に独自の塗装色を指定する
ことがある。この場合、建設機械メーカの営業マンは、
色見本を見せながら顧客の塗装色に関する要望を聞き取
り、塗装指示書を作成する。この塗装指示書には、対象
となる建設機械の塗装対象部位欄と、塗装対象部位欄ご
との標準色欄およびユーザ指定色欄とが設けられてい
る。また、対象となる建設機械の4面図が描かれてい
る。工場の塗装作業者はこの塗装指示書にしたがって塗
装を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た塗装指示書による塗装色決定法には、ユーザ側とメー
カ側の双方に次のような問題がある。まずユーザ側に
は、 色見本は小さいので、実際の色と感じが異なる、 4面図はシートに記載されているものの、指定色に塗
り分けるのではないから、全体の塗装色のバランスがつ
かめない、という問題がある。
【0004】メーカ側には、 塗装指示書による指示であり、記入漏れが発生したり
指示内容が不明確な場合がある。また、一つの塗装対象
部位に対して塗装色を塗り分け分ける場合、範囲指定が
不明瞭となる。 過去に同一の建設機械を購入した場合、過去の塗装指
示書を探すのが煩雑である。 建設機械は多種類ある上、装着されるフロント装置や
オプション部品も多く、塗装指示書の様式が多種類にお
よび、管理が大変である。その上、モデルチェンジが頻
繁にあるので、その都度、各営業所に改訂した塗装指示
書を配布するのは煩雑である。
【0005】本発明の目的は、建設機械などの作業機の
塗装指示情報を効率よく、しかも正確に作成できるよう
にした塗装指示情報作成支援システムおよび塗装指示情
報作成支援方法を提供することにある。本発明の他の目
的は、建設機械などの作業機の塗装指示情報を効率よ
く、しかも正確に作成できるようにした塗装指示情報作
成支援プログラムを記録した記録媒体を提供することに
ある。本発明のさらに他の目的は、塗装対象となる作業
機の塗装指示情報を上記塗装指示情報作成支援システム
から読み出して塗装指示情報を塗装作業者に通知するよ
うにした塗装作業支援システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1の塗装指
示情報作成支援システムは、作業機を指定する作業機指
定手段と、指定された作業機の塗装対象部位を表す図柄
を表示モニタに表示する表示制御手段と、表示されてい
る作業機の図柄に基づいて塗装対象部位を指定する部位
指定手段と、指定された塗装対象部位の塗装色を選択す
る選択手段と、選択された塗装色を用いて、指定された
塗装対象部位に色つけを行って表示モニタに表示する色
つけ手段と、指定された作業機に対する塗装指示情報と
して、指定された塗装対象部位の部位情報と、選択され
た塗装色の色情報とを記憶する記憶手段とを備えること
により、上述した目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の塗装指示情
報作成支援装置において、 作業機、塗装対象部位、お
よび塗装色のデータベースを備える。そして、表示制御
手段は、指定された作業機に基づいてデータベースをア
クセスして塗装対象部位の部位情報を読み出し、塗装対
象部位の部位形状を表示モニタに表示する。色つけ手段
は、選択された塗装色に基づいてデータベースをアクセ
スして塗装色の色情報を読み出し、指定された塗装対象
部位に色づけを行う。 (3)請求項3の発明は、請求項1に記載の塗装指示情
報作成支援装置において、部位指定手段は、塗装対象部
位を複数色で塗り分ける範囲を指定する範囲指定手段を
含むことを特徴とする。 (4)請求項4の発明は、請求項1に記載の塗装指示情
報作成支援装置において、記憶手段には、塗装指示情報
と対応づけて作業機を特定する作業機特定情報が記憶さ
れていることを特徴とする。 (5)請求項5の発明は、請求項1に記載の塗装指示情
報作成支援装置において、 色つけ手段は、選択された
色が表示モニタに忠実に発色されるように色調整を行う
ことを特徴とする。 (6)以上の支援装置と同等の機能を通信回線で接続さ
れた第1および第2のコンピュータにより行うことがで
きる。すなわち、請求項6の発明は、第1のコンピュー
タと、通信回線を介して第1のコンピュータと接続され
る第2のコンピュータとを備え、第2のコンピュータか
ら入力される各種データにしたがって作業機の塗装色を
決定する塗装指示情報作成支援システムに適用されるも
のである。 (7)請求項7〜9の発明に対しても、請求項2〜5に
記載の発明と同様な機能を持たせることができる。 (8)請求項10の発明による塗装指示情報作成支援方
法は、作業機を指定し、指定された作業機の塗装対象部
位を表す図柄を表示モニタに表示し、表示されている作
業機の図柄に基づいて塗装対象部位を指定し、指定され
た塗装対象部位の塗装色を選択し、選択された塗装色を
用いて、指定された塗装対象部位に色つけを行って表示
モニタに表示し、指定された作業機に対する塗装指示情
報として、指定された塗装対象部位の部位情報と、選択
された塗装色の色情報とを記憶することにより、上記目
的を達成する。 (9)請求項11の発明は、請求項10記載の塗装指示
情報作成支援方法において、色つけ手段は、選択された
色が表示モニタに忠実に発色されるように色調整を行う
ことを特徴とする。 (10)請求項12の発明による記録媒体には、作業機
を指定する処理と、指定された作業機の塗装対象部位を
表す図柄を表示モニタに表示する処理と、表示されてい
る作業機の図柄に基づいて塗装対象部位を指定する処理
と、指定された塗装対象部位の塗装色を選択する処理
と、選択された塗装色を用いて、指定された塗装対象部
位に色つけを行って表示モニタに表示する処理と、指定
された作業機に対する塗装指示情報として、指定された
塗装対象部位の部位情報と、選択された塗装色の色情報
とを記憶する処理を含む塗装指示情報作成支援プログラ
ムが格納される。 (11)請求項13の発明による塗装作業支援システム
は、請求項8記載の塗装指示情報作成支援システムと、
作業機特定情報に基づいて塗装指示情報を読み出し、そ
の読み出された塗装指示情報に基づいて塗装作業者へ塗
装指示を出力する塗装指示出力手段とを備えることによ
り、上述した目的を達成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面にしたがって本発明に
よる塗装指示情報作成支援システムの一実施の形態を説
明する。図1は本発明の一実施の形態による塗装指示情
報作成支援システムの構成例を示す。図1に示すよう
に、ホストコンピュータ10は通信回線網IT1を経由
して日本全国に点在する営業所のサーバ20,30,4
0,50と、工場のサーバ60に接続されている。営業
所のサーバ20,30,40,50には各営業マンのコ
ンピュータ21〜23,31〜33,41〜43、51
〜53が接続されている。工場のサーバ60には、工程
管理部門や塗装部門のコンピュータ61〜63が接続さ
れている。
【0008】サーバ20,30,40,50は、営業マ
ンの携帯端末装置80とも接続可能である。すなわち、
携帯端末装置80に接続された携帯電話81は最寄りの
基地局82および公衆電話回線網IT1を介してサーバ
20,30,40,50に接続可能となっている。した
がって、携帯端末装置80は,サーバ20,30,4
0,50を介してホストコンピュータ10と接続可能で
ある。携帯端末装置80として例えばモデム付きノート
パソコンを使用することができる。携帯端末装置80を
通信回線網IT1を介してホストコンピュータ10と直
接接続してもよい。
【0009】ホストコンピュータ10はたとえば建設機
械メーカの本社に設置され、このコンピュータ10には
データベース70が接続されている。このデータベース
70は、図2に示すように、顧客データベース71、販
売する機種データベース72、塗装対象部位に関するデ
ータベース73、塗装色に関するデータベース74など
を備えている。
【0010】顧客データベース71には、顧客に関する
各種情報が格納されている。たとえば顧客名、住所、顧
客コード番号、過去の取引一覧、過去の塗装指示書、売
買契約書番号などである。機種データベース72には販
売している建設機械の各種情報が格納されている。たと
えば、機種名、機種コード番号、機種ごとの外観形状に
関するデータ、機種ごとのフロント装置に関する情報な
どが格納されている。塗装対象部位データベース73に
は、フロント装置名、フロント装置コード番号、フロン
ト装置の塗装対象部位の形状に関する情報などが格納さ
れている。塗装色データベース74には、塗装色名、塗
装色コード、色番号、色調整値などに関する情報等が格
納されている。
【0011】営業マンは、携帯端末装置80あるいは営
業所のコンピュータ21〜23,31〜33,41〜4
3,51〜53から建設機械の塗装指示書を作成するこ
とができる。以下の説明は、携帯端末装置80から営業
所サーバ20を経由してホストコンピュータ10をアク
セスする場合について説明する。
【0012】建設機械の塗装色を決定する際、営業マン
は携帯端末装置80を起動し、その表示画面上に表示さ
れている塗装指示情報作成支援プログラムのショートカ
ットアイコンをクリックする。これにより、サーバ20
経由でホストコンピュータ10の塗装指示情報作成支援
プログラムが立ち上がる。携帯端末装置80の画面には
操作ガイダンスが表示され、これにしたがって必要なデ
ータを入力すると、建設機械の塗装指示書が作成され
る。以下、詳細に説明する。
【0013】図3および図4は塗装指示情報作成支援プ
ログラムによる処理手順を示すフローチャートである。
図6〜図12に示す画面の操作ガイダンスを参照して塗
装指示書作成処理を説明する。
【0014】図3および図4のプログラムが起動される
と、ステップS1において塗装指示情報作成支援プログ
ラムの初期画面である機種選択画面(図6)が表示され
る。ステップS2で所望の機種名が選択されたと判定さ
れると、ステップS3において、フロント選択画面(図
7)が表示される。ステップS4において、フロントの
種類が選択されたと判定されると、ステップS5におい
て、塗装対象部位選択画面(図8)が表示される。ステ
ップS6において、塗装対象部位が選択されたと判定さ
れると、ステップS7において、選択された塗装対象部
位を標準色で表示した塗装色選択画面(図9)が表示さ
れる。このとき色調整を行って、表示モニタ上の標準色
が真の塗装色で表示されるようにする。色調整について
は後述する。
【0015】ステップS8において、塗装色を標準色か
ら変更する指示が入力されたと判定されると、ステップ
S9に進み、選択された塗装対象部位を変更した塗装色
で表示した塗装範囲指定画面A(図10)が表示され
る。このときも上述した色調整を行う。ステップS10
において、変更された塗装色が確定されるとステップS
11に進む。ステップS10において、塗装色が確定さ
れない場合にはステップS8に戻る。ステップS11に
おいて塗装範囲指定を行うと判定され、次いで、ステッ
プS12において塗装範囲指定が入力されたと判定され
ると、ステップS13において、塗装対象物を2色で塗
り分けた塗り分け塗装範囲指定画面B(図11)が表示
される。
【0016】ステップS14において2色塗り分け表示
が確認(了承)されると、ステップS5へ戻り塗装対象
部位選択画面(図8)に切換わる。ここで次の塗装対象
部位を選択して塗装条件を入力する。ステップS14に
おいて2色塗り分けた表示が確認(了承)されない場合
には、ステップS8に戻り同様な処理を通して塗装色の
変更や塗り分けの変更を行う。ステップS5の塗装対象
部位選択画面(図8)が表示されているときに、塗装対
象部位のボックス選択が行われず、塗装指示書作成終了
のボックス8cが選択されると、ステップS6が否定判
定され、次いで、ステップS15が肯定判定されてステ
ップS16に進む。
【0017】ステップS16において、このようにして
作成された塗装指示書に基づいて、図12に示すような
建設機械の全体塗装図が表示モニタに表示される。ステ
ップS17で全体塗装イメージ図が確認(了承)される
と、ステップS18に進む。ステップS17で全体塗装
イメージ図が確認(了承)されない場合にはステップS
5に戻り、繰り返し同様な処理を行って、所望の塗装条
件を入力する。ステップS18では、以上の手順で完成
した塗装指示書を、購入する建設機械と対応づけて顧客
データベース71に登録する。たとえば、顧客との間で
締結される売買契約書番号と対応づけて登録する。ステ
ップS19では、この塗装指示書が顧客データベース7
1に登録されたことを工場の工程管理者にメールで通知
する。メールには塗装指示書を特定する顧客名、契約書
番号などが含まれる。
【0018】図5は、塗装指示書作成支援プログラムで
作成された塗装指示書により、工場の工程管理部門が塗
装作業部門へ塗装指示を行う手順を示すフローチャート
である。
【0019】ステップS31において、工場のサーバ6
0に接続されている工程管理部門のコンピュータ61か
ら、ホストコンピュータ10に格納されている塗装作業
支援プログラムを立ち上げ、メールで通知されてきた塗
装指示書の契約書番号を入力する。ステップS32にお
いて、顧客データベース71を契約書番号で検索し、検
索された塗装指示書がコンピュータ61の表示モニタに
表示される。ステップS33において、塗装指示書に塗
装作業の工程(日程などを含む)を添付し、ステップS
34において、塗装作業部門のコンピュータ62に送信
する。なお、塗装指示書を通信回線ではなくFAXによ
り配布してもよい。
【0020】以上の処理手順を表示モニタの表示画面を
参照しながら具体的に説明する。図3および図4のプロ
グラムが起動されると図6の機種選択画面が表示され
る。営業マンは所望の機種のボックス6aを選択し、機
種名選択終了釦6bをクリックする。これにより、表示
画面は図7のフロント選択画面に切換わる。図7の画面
上で所望のフロントに対応するボックス7aを選択し、
フロント選択終了釦7bをクリックすると、表示画面は
図8の塗装対象部位選択画面に切換わる。
【0021】(1)ブームを標準色と選択色の2色で塗
り分けるとき 図8の画面において、ブーム(001)のボックス8a
を選択し、塗装対象部位選択終了釦8bをクリックする
と、図9の塗装色選択画面に切換わる。図9の塗装色選
択画面において、標準色(色コード001:タキシーイ
エロー)以外の塗装色(色コード002:○○イエロ
ー)に対応するボックス9aを選択して塗装色選択終了
のボックス9bを選択すると、図10の塗装範囲指定画
面Aが表示される。このとき、ブームのすべての領域
(塗装対象部位)は選択色の○○イエローで表示され
る。そして、図10の塗装範囲指定画面A上で塗装色確
定ボックス10bを選択すると、表示画面は図11の塗
装範囲指定画面Bに切換わる。塗装範囲Wの始点WSと
終点WEが表示される。始点WSと終点WEをマウスで
移動させることで図11のような所定長の範囲が指定さ
れる。そして、標準色のタキシーイエローと選択色の○
○イエローの2色に塗り分けられる。
【0022】このような操作を繰り返すことにより、ブ
ーム以外の図8に示すカウンタウエイト(003)や建
屋右側面(004)などの塗装対象部位を選択し、か
つ、図9〜図11において、所望の色や塗り分け範囲を
指定することにより、顧客の好みの塗装に建設機械を塗
装することができる。そして、図11で全塗装対象部位
の選択終了のボックス11bが選択されると、図12の
全体イメージ図が表示される。全体イメージ画面により
所望の塗装色、塗り分けであると判断する場合には、図
12の画面の全体塗装イメージOKボックス12aを選
択する。これにより、塗装指示書が作成される。全体イ
メージ画面により所望の塗装色、塗り分けでないと判断
する場合には、図12の画面の全体塗装イメージNGボ
ックス12bを選択する。これにより、塗装指示書の再
作成処理に移行する。
【0023】図10の塗装範囲指定画面Aで表示された
ブームの塗装色がイメージしている色と違ったときは、
図10の画面において○○イエローとは別の塗装色のボ
ックス、たとえば色コード003のボックス10cを選
択する。これにより、図10のブームの色がブルーで表
示される。また、図11の塗装範囲指定画面Bにおいて
は、塗り分け範囲を変更する操作に追従してブームの○
○イエローの領域が変更される。
【0024】(2)すべての部位を標準色で塗るとき 図8の塗装対象部位選択画面において、塗装対象部位の
すべてのボックスを選択せず、塗装指示書作成終了のボ
ックス8cを選択すると、すべての塗装対象部位が標準
色で塗られた図12の全体塗装図が表示される。
【0025】表示モニタで塗装色を表示する際、上述し
たように色調整が行われる。この色調整は、事前に次の
ようにして設定された色合い調整値に基づいて行われ
る。まず、塗装に使用されるすべての色を表示モニタ上
に表示する。このとき、表示色と色見本(紙に印刷され
た色見本、あるいは塗装された鋼板サンプルの色見本)
との間に微妙な違いがある。そこで、携帯端末装置80
の表示色調整処理を利用して、各塗装色を画面上に表示
したときに色が色見本とほぼ同一な色合いとなるよう
に、色相、彩度、明度を微調整する。この微調整は、
赤、緑、青3色のγ曲線を補正して行うことができる。
【0026】以上説明した実施の形態のように、画面上
の塗装指示書作成ガイダンスにしたがって塗装指示書を
電子データとして作成することができるので、以下のよ
うな効果を奏する。 塗装指示書の記入漏れや不明瞭な指示内容が解消され
る。 過去に同一の建設機械を購入した顧客が前回と同様な
塗装を希望したときは、ホストコンピュータ10からそ
の塗装指示書を読み出すことができるので、塗装指示書
を再作成する必要がない。 多種類の建設機械、多種類のフロント装置やオプショ
ン部品が存在する場合でも、塗装指示書作成ガイダンス
は共通にできる。モデルチェンジが頻繁にあっても、ホ
ストコンピュータ10に接続されているデータベースの
登録データを変更するだけでよく、効率がよい。
【0027】一つの塗装対象部位に対して塗装色を塗
り分け分ける場合でも、範囲指定が明瞭となる。 表示画面の色合いを塗装色ごとに微調整するので、色
見本とほぼ同一の色合いを表示できる。 全体の塗装イメージ図が表示されるので、全体の色の
バランスがつかみやすい。
【0028】営業マンが作成した塗装指示書は、顧客
データベースに電子データとして登録されるから、工場
の工程管理者はデータベースから容易に塗装指示書を読
み出して塗装作業者へ塗装指示を出すことができる。
【0029】以上では、油圧ショベルを例にして説明し
たが、2以上の塗装対象部位を有する建設機械,農業機
械、トラック、その他の産業車両の塗装指示書を作成す
る場合にも本発明を適用できる。また、以上では、塗装
指示書作成支援プログラムをホストコンピュータ10に
格納した。しかし、各営業所のサーバ20,30,4
0,50に格納したり、場合によっては、営業所の各コ
ンピュータ21〜23,31〜33,41〜43、51
〜53に格納してもよい。つまり、本発明の塗装指示書
作成支援装置は通信回線を用いずに、スタンドアローン
の装置にも適用できる。さらには、このような塗装指示
書作成支援プログラムをCDROM等のコンピュータ読
取可能な記録媒体に格納し、これを単独で販売すること
もできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、作
業機の塗装指示書のような塗装指示情報をだれでも簡単
に、かつ正しく電子データとして作成することができ
る。機種データなどを変更するだけでモデルチェンジな
どにも迅速に対応できる。電子データとして保管される
から管理も容易である。色調整を行って色見本に忠実な
色をモニタ上で表現できるようにしたので、モニタ上で
実際の塗装イメージとほぼ同一な色を表現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗装指示情報作成支援システムの
一実施の形態を示すブロック図
【図2】データベースの一例を説明する図
【図3】塗装指示情報作成支援プログラムを示すフロー
チャート
【図4】図3に引き続くフローチャート
【図5】塗装作業を指示する手順を示すフローチャート
【図6】機種選択画面を示す図
【図7】フロント選択画面を示す図
【図8】塗装対象部位選択画面を示す図
【図9】塗装色選択画面を示す図
【図10】塗装範囲指定画面Aを示す図
【図11】塗装範囲指定画面Bを示す図
【図12】塗装全体イメージ図
【符号の説明】
10:ホストコンピュータ 20,30,40,5
0:営業所サーバ 21〜23,31〜33,41〜43、51〜53:営
業マンが使用するコンピュータ 60:工場サーバ 61:工程管理部門の
コンピュータ 62:塗装作業部門のコンピュータ 70:データべー
ス 80:携帯端末装置 81:携帯電話 IT1:通信回線J
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 弘 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 4D075 AA81 AB51 AC91 4F035 BA01 BA11 BA21

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業機を指定する作業機指定手段と、 指定された作業機の塗装対象部位を表す図柄を表示モニ
    タに表示する表示制御手段と、 表示されている作業機の図柄に基づいて塗装対象部位を
    指定する部位指定手段と、 指定された塗装対象部位の塗装色を選択する選択手段
    と、 選択された塗装色を用いて、指定された塗装対象部位に
    色つけを行って前記表示モニタに表示する色つけ手段
    と、 前記指定された作業機に対する塗装指示情報として、指
    定された塗装対象部位の部位情報と、選択された塗装色
    の色情報とを記憶する記憶手段とを備えることを特徴と
    する塗装指示情報作成支援装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の塗装指示情報作成支援装
    置において、 前記作業機、前記塗装対象部位、および塗装色のデータ
    ベースを備え、 前記表示制御手段は、前記指定された作業機に基づいて
    前記データベースをアクセスして前記塗装対象部位の部
    位情報を読み出し、前記塗装対象部位の部位形状を前記
    表示モニタに表示し、 前記色つけ手段は、前記選択された塗装色に基づいて前
    記データベースをアクセスして前記塗装色の色情報を読
    み出し、前記指定された塗装対象部位に色づけを行うこ
    とを特徴とする塗装指示情報作成支援装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の塗装指示情報作成支援装
    置において、 前記部位指定手段は、前記塗装対象部位を複数色で塗り
    分ける範囲を指定する範囲指定手段を含むことを特徴と
    する塗装指示情報作成支援装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の塗装指示情報作成支援装
    置において、 前記記憶手段には、前記塗装指示情報と対応づけて作業
    機を特定する作業機特定情報が記憶されていることを特
    徴とする塗装指示情報作成支援装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の塗装指示情報作成支援装
    置において、 前記色つけ手段は、前記選択された色が前記表示モニタ
    に忠実に発色されるように色調整を行うことを特徴とす
    る塗装指示情報作成支援装置。
  6. 【請求項6】作業機の塗装色を決定する塗装指示情報作
    成支援システムにおいて、 第1のコンピュータと、 通信回線を介して前記第1のコンピュータと接続される
    第2のコンピュータとを備え、 前記第1のコンピュータは、作業機、塗装対象部位、お
    よび塗装色のデータベースを備え、 前記第2のコンピュータ側で作業機を指定すると、前記
    第1のコンピュータは、前記指定された作業機に基づい
    て前記データベースをアクセスして前記塗装対象部位の
    部位情報を読み出して前記第2のコンピュータへ送信
    し、 前記第2のコンピュータは送信されてきた前記部位情報
    に基づいて、その部位形状を表示モニタに表示し、 前記第2のコンピュータ側で塗装対象部位と塗装色を指
    定すると、前記第1のコンピュータは、前記指定された
    塗装色に基づいて前記データベースをアクセスして前記
    塗装色の色情報を読み出して前記第2のコンピュータへ
    送信し、 前記第2のコンピュータは送信されてきた前記色情報に
    基づいて、指定された塗装対象部位に色づけを行って前
    記表示モニタに表示し、 前記指定された作業機に対する塗装指示情報として、指
    定された塗装対象部位の部位情報と、選択された塗装色
    の色情報とを記憶することを特徴とする塗装指示情報作
    成支援システム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の塗装指示情報作成支援シ
    ステムにおいて、 前記塗装対象部位および塗装色指定処理では、塗装対象
    部位を複数色で塗り分ける範囲を指定することを特徴と
    する塗装指示情報作成支援システム。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の塗装指示情報作成支援シ
    ステムにおいて、 前記記憶処理では、前記塗装指示情報と対応づけて前記
    作業機を特定する作業機特定情報を記憶することを特徴
    とする塗装指示情報作成支援システム。
  9. 【請求項9】請求項6に記載の塗装指示情報作成支援シ
    ステムにおいて、 前記色つけ処理では、前記選択された色が前記表示モニ
    タに忠実に発色されるように色調整を行うことを特徴と
    する塗装指示情報作成支援システム。
  10. 【請求項10】作業機を指定し、 指定された作業機の塗装対象部位を表す図柄を表示モニ
    タに表示し、 表示されている作業機の図柄に基づいて塗装対象部位を
    指定し、 指定された塗装対象部位の塗装色を選択し、 選択された塗装色を用いて、指定された塗装対象部位に
    色つけを行って前記表示モニタに表示し、 前記指定された作業機に対する塗装指示情報として、指
    定された塗装対象部位の部位情報と、選択された塗装色
    の色情報とを記憶することを特徴とする塗装指示情報作
    成支援方法。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の塗装指示情報作成支
    援方法において、 前記色つけ工程に際しては、前記選択された色が前記表
    示モニタに忠実に発色されるように色調整を行うことを
    特徴とする塗装指示情報作成支援方法。
  12. 【請求項12】作業機を指定する処理と、 指定された作業機の塗装対象部位を表す図柄を表示モニ
    タに表示する処理と、 表示されている作業機の図柄に基づいて塗装対象部位を
    指定する処理と、 指定された塗装対象部位の塗装色を選択する処理と、 選択された塗装色を用いて、指定された塗装対象部位に
    色つけを行って前記表示モニタに表示する処理と、 前記指定された作業機に対する塗装指示情報として、指
    定された塗装対象部位の部位情報と、選択された塗装色
    の色情報とを記憶する処理を含む塗装指示情報作成支援
    プログラムが格納された記録媒体。
  13. 【請求項13】請求項8に記載の塗装指示情報作成支援
    システムと、 前記作業機特定情報に基づいて前記塗装指示情報を読み
    出し、その読み出された塗装指示情報に基づいて塗装作
    業者へ塗装指示を出力する塗装指示出力手段とを備える
    塗装作業支援システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011103601T5 (de) 2010-10-25 2013-09-05 Mazda Motor Corporation Verfahren zum Erzeugen eines Arbeitsanweisungsblatts und System zum Unterstützen der Erzeugung eines Arbeitsanweisungsblatts
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