JP2002085936A - 高周波照射により再生可能な乾燥剤組成物及び乾燥剤の再生方法 - Google Patents

高周波照射により再生可能な乾燥剤組成物及び乾燥剤の再生方法

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JP2002085936A
JP2002085936A JP2000279347A JP2000279347A JP2002085936A JP 2002085936 A JP2002085936 A JP 2002085936A JP 2000279347 A JP2000279347 A JP 2000279347A JP 2000279347 A JP2000279347 A JP 2000279347A JP 2002085936 A JP2002085936 A JP 2002085936A
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Tatsuo Ogushi
達夫 大串
Mitsuko Wakana
晃子 若菜
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Nagoya Industrial Science Research Institute
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波照射により繰り返し再生可能な乾燥剤
を提供する。 【解決手段】 高周波照射による昇温がその水分脱着温
度以上となる第1のゼオライトと、高周波照射による昇
温がその水分脱着温度未満である第2のゼオライトとの
混合組成からなることを特徴とする、高周波照射により
再生可能な乾燥剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波照射による
再生可能な乾燥剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ゼオライトは水分の吸着容量が大きく大
体自重の20数%あり、また、吸着力が強いために、他
の吸着剤では吸着能がかなり減少する高温や低水蒸気圧
の条件下においても大きく減少することはない。このた
め強力な脱水乾燥剤として工業的に利用されている。
【0003】ゼオライトの水に対する強い吸着力は空洞
内のイオンによる強い極性効果によるもので、吸着した
水は脱離と再結合を可逆的に起こすことができる。この
吸着した水分を脱着する方法としては、高温加熱による
もの、真空排気によるもの、または両者を併用する方
法、さらには水蒸気の置換除去をより効果的に行うため
にパージガスを併用することも行われる。
【0004】しかし電熱などの外部加熱による方法では
水分の脱着、すなわち乾燥には500〜600℃の高温
で長時間を要するため、多量のエネルギーの投入や高額
な設備等の経済性の面から非専門的な分野では乾燥剤と
して利用されていない。
【0005】ところで、ゼオライトに高周波を照射する
と、内部発熱により高温まで昇温するものがあることは
これまでに知られている。しかし昇温可能なゼオライト
は、温度が上昇するに伴い高周波の吸収と更なる昇温が
相乗的に起こり、温度暴走を起こして800℃あるいは
それ以上にも達し、ゼオライト構造は破壊され、ゼオラ
イト本来の性能が消失する。
【0006】一方、2価金属イオンを含むゼオライトは
高周波を照射しても200℃程度の温度までしか上がら
ないので、水分脱着率(乾燥率)は50%程度しか達成
されず、再生処理は不十分である。これは高周波の吸収
効率が低いためである。
【0007】以上の理由から、従来、吸湿したゼオライ
トの再生方法として高周波照射を利用することは実用的
でなかった。
【0008】一方、特開平9−75725号で、吸湿し
たシリカゲルを高周波照射による誘電加熱により水分を
脱着するために、シリカゲルに対し内部発熱性のNA系
A型ゼオライトを10〜80重量%混合して使用するこ
とが開示されている。この場合においても、ゼオライト
が80重量%を超えると、温度が高くなりすぎてシリカ
ゲルの性能を損なうおそれがあることが記載されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は水分の吸着に
対して乾燥剤として高い能力を持つゼオライトの吸着能
力を低下させずに、高周波照射によって迅速かつ簡便に
再生し、繰り返し使用できる乾燥剤を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ゼオライ
トには、高周波照射により急激に温度上昇しその温度が
水分脱着温度(ほぼ450℃)を超える性質を有するも
の(第1のゼオライト)と、温度がほぼ200℃程度ま
でしか上がらず実質的に水分脱着温度まで達しないもの
(第2のゼオライト)とがあることに注目し、その具体
的なものとして1価の金属イオンを持つゼオライト(第
1のゼオライトの例)と2価の金属イオン、3価の金属
イオン及び金属イオンを水素イオンで置換したゼオライ
トから選ばれる少なくとも1種(第2のゼオライトの
例)との混合組成からなるゼオライト組成物が、水分の
吸着能力を低下させず、高周波照射による温度暴走を起
こさず、さらに高周波照射により吸着した水分の脱着率
も高く、繰返し再生可能な乾燥剤組成物となることを見
出した。
【0011】具体的には、第1のゼオライトを10〜9
0重量%、第2のゼオライトを90〜10重量%混合し
たゼオライト組成物が好ましい。ここで、両者の混合比
は第1のゼオライトを20〜80重量%、第2のゼオラ
イトを80〜20重量%とすることが更に好ましく、更
に更に好ましくは第1のゼオライトを30〜70重量
%、第2のゼオライトを70〜30重量%とする。
【0012】ここで、第1のゼオライトが10重量%未
満(第2のゼオライト90重量%超)であると高周波を
照射してもゼオライト組成物は全体として十分に昇温さ
れず、ゼオライト組成物から充分に水分を脱着させるこ
とができない。また、第1のゼオライトが90重量%を
超える(第2のゼオライト10重量%未満)と高周波照
射により骨格構造が破壊されるまでゼオライト組成物が
昇温されるおそれがある。
【0013】本発明においてゼオライトとは、結晶性含
水アルミノケイ酸塩であり、合成されたものも天然産の
ものも含まれる。このうち特に有効なゼオライトはA
型、X型若しくはY型である。高周波照射による昇温が
その水分着脱温度以上となる第1のゼオライトは陽イオ
ンとして主に1価の金属イオンを含む。当該1価の金属
イオンとして特に有効なものとしてナトリウムイオンや
カリウムイオンが挙げられる。第1のゼオライトとして
異種の金属イオンを含むものを併用することが可能であ
る。
【0014】第2のゼオライトは陽イオンとして主に2
価の金属イオン、3価の金属イオン又は水素イオンを含
む。当該2価の金属イオンとして特に有効なものとして
カルシウムイオンがある。当該3価の金属イオンとして
特に有効なものとして鉄イオン、ランタンイオンがあ
る。第2のゼオライトとして異種の陽イオンを含むもの
を併用することが可能である。
【0015】本発明のゼオライト組成物へ他の物理的乾
燥剤を混合させることができる。かかる物理的乾燥剤と
してシリカゲルを挙げることができる。コバルト含有の
シリカゲルをインジケータとして併用することが好まし
い。シリカゲルに比べてゼオライト組成物の吸水力が強
いので、ゼオライトが水分で飽和した後にCo−シリカ
ゲルがピンクに変色することとなる。また、ゼオライト
が水分吸着可能な状態ではCo−シリカゲルは青色であ
るので、使用者は容易にゼオライトの再生要求時期を知
ることが出来る。
【0016】高周波加熱による再生時に分離可能であれ
ば、塩化カルシウム等の化学的吸着剤を使用することも
できる。
【0017】本発明のゼオライト組成物は第1のゼオラ
イトと第2のゼオライトとを単に機械的に撹拌・混合さ
せればよい。
【0018】乾燥剤としては第1のゼオライトと第2の
ゼオライトを別々に使用し(乾燥剤としての使用は一方
のみでもよい)、高周波加熱による再生時にのみ両者を
混合することもできる。この場合、再生後に第1のゼオ
ライトと第2のゼオライトを容易に分離できるように両
者の粒径を異なるものとすることが好ましい。一方の平
均粒径を他方の平均粒径の1.2〜10倍とする。更に
好ましくは2〜5倍とする。一方を粉末、他方をペレッ
ト状若しくは球状とすることも出来る。いずれも、高周
波加熱時には均等に混合されているものとする。高周波
加熱時における均等混合性を確保するため、ゼオライト
組成物を撹拌状態に置くことが好ましい。
【0019】ゼオライトの形状は粉末状、造粒(ペレッ
ト、球)状のいずれでもよいが、取り扱い易さからペレ
ット状が好ましい。ゼオライト組成物(混合物)は圧縮
成形機等により型成形品として使用してもよい。通気性
のある袋状または箱型容器に入れて使用してもよい。
【0020】高周波照射で使用する周波数は2〜3GH
zの範囲の周波数が適当であるが、工業用途だけでなく
一般家庭用途として利用した時に手軽に再生できること
を考慮し、広く普及している一般家庭用電子レンジに使
用されている2.45GHz近くの周波数を採用するこ
とが好ましい。
【0021】このような高周波加熱により本発明のゼオ
ライト組成物は200℃を超えて、好ましくは300℃
以上に実質的に均一に昇温される。これにより、第1の
ゼオライト及び第2のゼオライトからともに水分が放出
されて再生されることとなる。なお、本発明者らの検討
によれば、再生した後の本発明ゼオライト組成物の飽和
吸水量と当初のそれの飽和吸水量との間に有為な差は見
られなかった。ゼオライト組成物の温度は450℃〜6
00℃とすることがこのましい。450℃以上とするこ
とにより乾燥率が確実に90%を超える。600℃を超
えると、ゼオライトの骨格に影響のでるおそれがある。
また、家庭用での使用を考えた場合、ゼオライト組成物
を入れる容器の耐熱性などの使い勝手の観点から、ゼオ
ライト組成物の高周波加熱温度を350〜500℃とす
ることが好ましい。
【0022】なお、電気炉等による加熱によっても本発
明のゼオライト組成物が再生可能であることはいうまで
もない。
【0023】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0024】以下に各実施例に用いた合成ゼオライトを
説明する。 4A:Na系A型合成ゼオライト、ペレット状、商品名
モレキュラーシーブ4A 13X:Na系A型合成ゼオライト、ペレット状、商品
名モレキュラーシーブ13X NaY:Na系Y型合成ゼオライト、ペレット状、商品
名モレキュラーシーブNaY 5A:Ca系A型合成ゼオライト、ペレット状、商品名
モレキュラーシーブ5A
【0025】高周波照射による再生度合いの指標として
乾燥率を用いた。乾燥率は十分に吸湿させた状態から高
周波を照射させたときにどのくらい水分が脱離している
かを示し、式1により求められる。
【0026】
【式1】
【0027】式中の飽和吸湿ゼオライト重量は水分で飽
和させたゼオライトの重量であり、照射ゼオライト重量
は高周波を一定時間照射した後のゼオライトの重量であ
り、乾燥ゼオライト重量は電気炉で500℃30分間乾
燥後のゼオライトの重量を示す。
【0028】実施例1〜4および比較例1,2 表1に示す組成でそれぞれの合成ゼオライトを均一に混
合し、25℃80%RH雰囲気下で十分に吸湿させた。
得られた試料を石英性無蓋容器に入れ市販の調理用電子
レンジ(定格高周波出力500W、周波数2.45GH
z)内で照射し、各照射時間での容器内のゼオライトの
中心温度と乾燥率について測定を行った。温度測定は電
子レンジより容器をすばやく取り出し、熱電対の先端を
試料中に挿入し測定した。その結果を表2に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】4A(第1のゼオライト)と5A(第2の
ゼオライト)のゼオライト組成物を、1:2,1:1,
2:1と配合比を変えた乾燥剤組成物を用いて、上記と
同じ調理用電子レンジで高周波照射を行った際の温度変
化の様子を図1に示す。なお、比較例として4Aのみ及
び5Aのみの実験結果についても示す。同図から、同図
記載の条件において4Aと5Aの組合せ(重量%)につ
いては、20:80〜80:20とすることが好まし
い。加熱温度が飽和するゼオライト組成物では、特に加
熱時間を監視しなくても過剰加熱を防止できるので高周
波照射制御が容易となる。この見地から4Aと5Aの組
合せ(重量%)については、20:80〜60:40と
することが好ましい。また、ゼオライト組成物から十分
に水分を放出させる(脱着)させるにはその温度を45
0℃以上とすることが好ましい。この見地から、4Aと
5Aの組合せ(重量%)については、55:55〜8
0:20とすることが好ましい。従って、最も好ましく
は55:55〜60:40である。
【0032】13X(第1のゼオライト)と5A(第2
のゼオライト)の合成ゼオライトを、2:8,3:7,
4:6,5:5と配合比を変えた乾燥剤組成物を用い
て、電子レンジで高周波照射を行った際の温度変化の様
子を図2に示す。なお、比較例として13Xのみ及び5
Aのみの実験結果についても示す。同図から、同図記載
の条件において13Xと5Aの組合せ(重量%)につい
ては、10:90〜90:10とすることが好ましい。
加熱温度が飽和するゼオライト組成物では、特に加熱時
間を監視しなくても過剰加熱を防止できるので高周波照
射制御が容易となる。この見地から13Xと5Aの組合
せ(重量%)については、10:90〜40:60とす
ることが好ましい。また、ゼオライト組成物から十分に
水分を放出させる(脱着)させるにはその温度を450
℃以上とすることが好ましい。この見地から、13Xと
5Aの組合せ(重量%)については、25:75〜8
0:20とすることが好ましい。従って、最も好ましく
は25:75〜40:60である。
【0033】図3には13Xと5Aの組成比と合成ゼオ
ライトの高周波加熱特性との関係を示している。なお、
図2との相違点は試料の重量(図2では16g、図3で
は80g)にある。同図から、同図記載の条件において
13Xと5Aの組合せ(重量%)については、10:9
0〜90:10とすることが好ましい。加熱温度が飽和
するゼオライト組成物では、特に加熱時間を監視しなく
ても過剰加熱を防止できるので高周波照射制御が容易と
なる。この見地から13Xと5Aの組合せ(重量%)に
ついては、10:90〜45:55とすることが好まし
い。また、ゼオライト組成物から十分に水分を放出させ
る(脱着)させるにはその温度を450℃以上とするこ
とが好ましい。この見地から、13Xと5Aの組合せ
(重量%)については、30:70〜90:10とする
ことが好ましい。従って、最も好ましくは30:70〜
45:55である。
【0034】以上の例からわかる通り、第1のゼオライ
トと第2のゼオライトの配合比率は、ゼオライト自体の
特性、ゼオライト組成物のボリュームによりその好適値
が変化するものである。さらには、高周波のパワーなど
によってもその好適値が変化すると考えられる。
【0035】以上を総合して、本発明者らは以下の知見
を得た。即ち、第1のゼオライトと第2のゼオライトの
好適な配合比は第1のゼオライトを10〜90重量%、
第2のゼオライトを90〜10重量%である。両者の混
合比は第1のゼオライトを20〜80重量%、第2のゼ
オライトを80〜20重量%とすることが更に好まし
い。更に更に好ましくは、第1のゼオライトを30〜7
0重量%、第2のゼオライトを70〜30重量%とす
る。
【0036】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されず、その要旨を逸脱
しない限り他の形態にて実施することができる。
【0037】例えば、助剤としてシリカゲル等の他の乾
燥剤を加えてもよい。
【0038】以下の事項を開示する。高周波照射加熱に
よりその温度が再生温度を超える第1のゼオライトと、
高周波照射によりその温度が再生温度未満である第2の
ゼオライトとを混合してなる、高周波照射により再生可
能なゼオライト組成物。
【0039】ここに、再生温度はゼオライトに吸着され
ている水分を実質的に脱着する温度である。第1のゼオ
ライト及び第2のゼオライトに関するその他の特徴は請
求項1〜11に記載のもとの同じである。
【0040】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、高
周波照射により繰り返し再生可能な乾燥剤を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のゼオライト組成物の実施例の高周
波加熱特性を示すグラフである。
【図2】 他の実施例の高周波加熱特性を示すグラフで
ある。
【図3】 他の実施例の高周波加熱特性を示すグラフで
ある。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波照射による昇温がその水分脱着温
    度以上となる第1のゼオライトと、高周波照射による昇
    温がその水分脱着温度未満である第2のゼオライトとの
    混合組成からなることを特徴とする、高周波照射により
    再生可能な乾燥剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記第1のゼオライトは高周波照射によ
    り急激に昇温するものであり、前記第2のゼオライトは
    前記高周波照射によりほぼ200℃まで昇温される、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の乾燥剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記第1のゼオライトは1価の金属イオ
    ンを持つゼオライトからなり、前記第2のゼオライトは
    2価の金属イオンを持つゼオライト、3価の金属イオン
    を持つゼオライト及び金属イオンを水素で置換したゼオ
    ライトから選ばれる少なくとも1種からなる、ことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の乾燥剤組成物。
  4. 【請求項4】 第1のゼオライトがA型ゼオライト、X
    型ゼオライト及びY型ゼオライトから選ばれる少なくと
    も1種であり、前記第2のゼオライトがA型ゼオライト
    である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の乾燥剤組成物。
  5. 【請求項5】 前記第1のゼオライトの10〜90重量
    %と前記第2のゼオライトの90〜10重量%の混合組
    成からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の乾燥剤組成物。
  6. 【請求項6】 前記第1のゼオライトの20〜80重量
    %と前記第2のゼオライトの80〜20重量%の混合組
    成からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の乾燥剤組成物。
  7. 【請求項7】 前記第1のゼオライトの30〜70重量
    %と前記第2のゼオライトの70〜30重量%の混合組
    成からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の乾燥剤組成物。
  8. 【請求項8】 シリカゲルが更に配合されていることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の乾燥剤組成
    物。
  9. 【請求項9】 前記シリカゲルはその水分吸着量に応じ
    て色変化する、ことを特徴とする請求項8に記載の乾燥
    剤組成物。
  10. 【請求項10】 前記第1のゼオライトの粒径と前記第
    2のゼオライトの粒径とが異なっている、ことを特徴と
    する請求項1〜9の何れかに記載の乾燥剤組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜11の何れかに記載の乾燥
    剤組成物に対して高周波を照射する、ことを特徴とする
    乾燥剤の再生方法。
  12. 【請求項12】 高周波照射により急激に温度上昇する
    性質を有する第1のゼオライト10〜90重量%と、高
    周波照射により所定の温度までしか上がらない性質を有
    する第2のゼオライト90〜10重量%の混合組成から
    なることを特徴とする、高周波照射により再生可能な乾
    燥剤組成物。
  13. 【請求項13】 1価の金属イオンを持つゼオライトの
    1種または2種以上10〜90重量%と、2価の金属イ
    オンを持つゼオライトの1種または2種以上90〜10
    重量%の混合組成からなることを特徴とする、高周波照
    射により再生可能な乾燥剤組成物。
  14. 【請求項14】 1価の金属イオンを持つゼオライトの
    1種または2種以上20〜80重量%と、2価の金属イ
    オンを持つゼオライトの1種または2種以上80〜20
    重量%の混合組成からなることを特徴とする、高周波照
    射により再生可能な乾燥剤組成物。
  15. 【請求項15】 1価の金属イオンを持つゼオライトの
    1種または2種以上30〜70重量%と、2価の金属イ
    オンを持つゼオライトの1種または2種以上70〜30
    重量%の混合組成からなることを特徴とする、高周波照
    射により再生可能な乾燥剤組成物。
  16. 【請求項16】 前記1価の金属イオンを持つ合成ゼオ
    ライトがA型ゼオライト、X型ゼオライト、Y型ゼオラ
    イトのいずれかであり、前記2価の金属イオンを持つ合
    成ゼオライトがA型ゼオライトであることを特徴とする
    請求項13〜請求項15のいずれかに記載の高周波照射
    により再生可能な乾燥剤組成物。
  17. 【請求項17】 前記1価の金属イオンがナトリウムイ
    オン、カリウムイオンまたはそれらの混合組成のもので
    あり、前記2価の金属イオンがカルシウムイオンである
    ことを特徴とする請求項13〜請求項16のいずれかに
    記載の高周波照射により再生可能な乾燥剤組成物。
  18. 【請求項18】 1価の金属イオンを持つゼオライトの
    1種または2種以上10〜90重量%と、3価の金属イ
    オンを持つゼオライトの1種または2種以上90〜10
    重量%の混合組成からなることを特徴とする、高周波照
    射により再生可能な乾燥剤組成物。
  19. 【請求項19】 1価の金属イオンを持つゼオライトの
    1種または2種以上10〜90重量%と、2価及び3価
    の金属イオンを持つゼオライトの1種または2種以上9
    0〜10重量%の混合組成からなることを特徴とする、
    高周波照射により再生可能な乾燥剤組成物。
  20. 【請求項20】 請求項12〜請求項19のいずれかに
    記載の乾燥剤組成物を、調理用電子レンジにより高周波
    照射することにより乾燥剤として再生する乾燥剤の再生
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1657747A1 (en) * 2004-11-11 2006-05-17 Süd-Chemie Ag Method of manufacturing highly moisture-sensitive electronic device elements
WO2006050924A1 (en) * 2004-11-11 2006-05-18 Süd-Chemie AG Method of manufacturing highly moisture-sensitive electronic device elements

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1657747A1 (en) * 2004-11-11 2006-05-17 Süd-Chemie Ag Method of manufacturing highly moisture-sensitive electronic device elements
WO2006050924A1 (en) * 2004-11-11 2006-05-18 Süd-Chemie AG Method of manufacturing highly moisture-sensitive electronic device elements

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