JP2002084582A - ネットワークシステムにおける機器制御のロックシステム及びロック制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネットワークシステムにおける機器制御のロックシステム及びロック制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2002084582A
JP2002084582A JP2000270708A JP2000270708A JP2002084582A JP 2002084582 A JP2002084582 A JP 2002084582A JP 2000270708 A JP2000270708 A JP 2000270708A JP 2000270708 A JP2000270708 A JP 2000270708A JP 2002084582 A JP2002084582 A JP 2002084582A
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lock
command
unit
network
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JP2000270708A
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Nobuhiro Funasako
宣宏 船迫
Minako Masubuchi
美奈子 増渕
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Original Assignee
Sharp Corp
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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して機器を操作する場合に
おいても、ネットワークを介さない操作においても、使
用要求者が意図する操作を維持して行うことができる、
ネットワークシステムにおける機器制御のロックシステ
ムを提供する。 【解決手段】 機器A100は、自身の入力装置105
又はIEEE1394バス100により接続されている
機器B150からのロックコマンド、及び自身のロック
状態に基づいて自身のロック状態を決定するロックオン
オフ部104と、ロックオンオフ部104による決定に
基づいて機器B150からのコマンドのみに応じてその
機能を実行する機能部103を有する。機器B150
は、ロックコマンドを入力する入力装置154等と、入
力装置154からのロックコマンドをIEEE1394
バス110により接続されている機器A100に送信
し、ロックオン成功かロックオン不成功かを受信する機
能制御部153を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークシス
テムにおける機器制御のロックシステムに関し、特に、
ネットワークに接続された複数の情報処理機器に対し、
複数の利用者の操作が競合した場合の制御を行うロック
システム及びロック制御プログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する公知技術として、特開
2000−21145号公報にはタイマ制御装置、受信
機及び記録装置が開示されている。この公知技術では、
複数機器が接続されたネットワークで、複数機器からの
タイマ予約によって発生する記録部の重複を防ぐ方法と
して、予約情報を記録する記録部を各機器に設けてい
る。各機器に設けられた記録部を使用する前に、記録部
に対して予め問い合わせることで、タイマ予約情報の重
複が発生することを防いでいる。
【0003】現実にIEEE(Institute of Electrica
l and Electronics Engineering)1394 High Perfo
rmance Serial Bus規格のバス(以下、IEEE139
4バスと呼ぶ)を用いて、異なるメーカの2台のVTR
1,VTR2と、1台のチューナとが接続されているネ
ットワークにおいては、異なるメーカのVTR1,VT
R2間で情報を共有するための共通のフォーマットによ
る記憶機能を有していない。
【0004】したがって、VTR1がチューナの特定チ
ャネルの番組録画を行っている最中でも、VTR2に登
録されているタイマ予約の命令に従って、自動でVTR
2がチューナに対して、IEEE1394バスで接続さ
れている機器に対して共通に定義されているチャネル変
更のコマンドを使用することで、チューナの録画チャネ
ルが変更されてしまい、VTR1は録画に失敗してしま
う。
【0005】また、チューナ用リモートコントロール装
置によるダイレクトなチャネル選局の動作によっても、
VTR1に既に登録されているタイマ予約等に従って、
チューナの特定チャネルを録画中のVTR1の正常終了
を妨げることになり、上記同様VTR1は録画に失敗し
てしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークに接続さ
れた異なるメーカの機器間においても、互いの機器の予
約状況が確認でき、1つの機器に対する複数の機器から
の予約/占有状況を管理するための記憶手段に対する共
通のフォーマット、及び予約/占有の有無の問い合わせ
あるいは、占有の実行及び調停を行うための、IEEE
1394バスによって定義されるプロトコル(FCP)
に基づくコマンド体系を定義することが求められる。
【0007】また、この共通のフォーマット及びコマン
ドによって、ネットワークを介して使用要求者が他の機
器を操作する場合だけでなく、自機器に対するネットワ
ークを介さない直接のリモートコントロール装置や入力
機器からの操作においても、既に予約/占有されている
状態であったならば制御命令を重複して実行することを
防ぐことを可能にし、使用要求者が意図する操作を維持
し続けることを可能にするシステムを構築することが求
められる。
【0008】すなわち、以下の事項を実現することが求
められる。 1.異なるメーカ間でも予約/占有状況の確認が可能 2.異なるメーカ間のネットワークアクセスでも重複の
回避が可能 3.異なるメーカ間のネットワークアクセスに対して調
停が可能 4.自機器のリモートコントロール装置とネットワーク
アクセス間でも重複の回避が可能 5.自機器のリモートコントロール装置とネットワーク
アクセス間でも調停が可能 本発明の目的は、ネットワークに接続された複数の情報
処理機器に対し、複数の利用者の操作が競合した場合の
制御を行うロックシステム及びロック制御プログラムを
記録した記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワークシ
ステムにおける機器制御のロックシステムは、入力手段
又は通信回線により接続されている機器からのロックコ
マンド及び自身のロック状態に基づいて自身のロック状
態を決定するロックオンオフ手段と、該ロックオンオフ
手段による決定に基づいて所定の機器からのコマンドの
みに応じてその機能を実行する機能手段と、を備えるも
のである。
【0010】他の観点において、本発明のネットワーク
システムにおける機器制御のロックシステムは、ロック
コマンドを入力する入力手段と、該入力手段からのロッ
クコマンドを通信回線により接続されている機器に送信
し、ロックオン成功かロックオン不成功かを受信する機
能制御手段と、を備えるものである。
【0011】以上により、上記項目1,2の課題が解決
される。すなわち、異なるメーカ間でも予約/占有状況
の確認が可能になり、異なるメーカ間のネットワークア
クセスでも重複を回避できる。
【0012】この場合、使用要求者が遠隔操作するリモ
ートコントロール手段と、自機器の動作管理を行うアプ
リケーション手段と、ネットワークに接続するインタフ
ェース手段とを有し、少なくとも2つ以上の機器が通信
回線により接続されているネットワークシステムであっ
て、第1の機器は自機器を動作させるか否かを管理する
ためのロックオンオフ手段を備え、第2、第3の機器は
第1の機器の機能を動作実行する機能制御手段を備え
る。ネットワークを介して、第1の機器を第2の機器が
制御中の時、第3の機器が第1の機器を制御しようとす
る場合、第2の機器に対して、第1の機器の制御の重複
を避けることが可能になる。
【0013】他の観点において、本発明のネットワーク
システムにおける機器制御のロックシステムは、入力手
段又は通信回線により接続されている機器からのロック
コマンド及び自身のロック状態に基づいて自身のロック
状態を決定し、ロックオン不成功の場合に通信回線によ
り接続されている機器であってその時にロックオン状態
にしている機器に前記ロックコマンドを送信するロック
オンオフ手段と、該ロックオンオフ手段による決定に基
づいて所定の機器からのコマンドのみに応じてその機能
を実行する機能手段と、を備えるものである。
【0014】他の観点において、本発明のネットワーク
システムにおける機器制御のロックシステムは、通信回
線により接続されている機器をロックオン状態にしてい
る時に、該機器からロックコマンドを受信して該機器を
使いたい意思を出力する出力手段と、ロックコマンドを
入力する入力手段と、該入力手段からのロックコマンド
を前記機器に送信する機能制御手段と、を備えるもので
ある。以上により、上記項目3の課題が解決される。す
なわち、異なるメーカ間のネットワークアクセスに対し
て調停が可能になる。
【0015】この場合、使用者が遠隔操作するリモート
コントロール手段と、自機器の動作管理を行うアプリケ
ーション手段と、ネットワークに接続するインタフェー
ス手段と、自機器を動作させるか否かを管理するロック
オンオフ手段と、動作状況を表示する出力手段を有す
る、少なくとも2つ以上の機器が通信回線により接続さ
れているネットワークシステムであって、第2、第3の
機器は第1の機器の機能を動作実行する機能制御手段を
備える。ネットワークを介して、第1の機器を第2の機
器が制御中の時、第3の機器が第1の機器を制御しよう
とした場合、第2の機器と第3の機器の間で、第1の機
器の制御の調停を行うことが可能になる。
【0016】また、上記項目4の課題が解決される。す
なわち、自機器のリモートコントロール装置と、ネット
ワークアクセス間でも重複が回避される。この場合、使
用要求者が遠隔操作するリモートコントロール手段と、
自機器の動作管理を行うアプリケーション手段と、ネッ
トワークに接続するインタフェース手段と、動作状況を
表示する出力手段とを有する、少なくとも2つ以上の機
器が通信回線に接続されているネットワークシステムで
あって、第1の機器は自機器を動作させるか否かを管理
するロックオンオフ手段を備え、第2の機器は第1機器
の機能を動作実行する機能制御手段を備える。ネットワ
ークを介して、第1の機器を第2の機器が制御中の時、
第1の機器がネットワークを介さない直接操作(リモー
トコントロール装置、入力装置等)で第1の機器を制御
しようとした場合、第1の機器と第2の機器の制御の重
複を回避することが可能となる。
【0017】また、上記項目5の課題が解決される。す
なわち、自機器のリモートコントロール装置とネットワ
ークアクセス間でも調停が可能になる。この場合、使用
要求者が遠隔操作するリモートコントロール手段と、自
機器を動作させるか否かを管理を行うアプリケーション
手段と、ネットワークに接続するインタフェース手段
と、自機器を動作させるか否かを管理するロックオンオ
フ手段と、動作状況を表示する出力手段とを有する、少
なくとも2つ以上の機器が通信回線により接続されたネ
ットワークシステムであって、第2の機器は第1の機器
の機能を動作実行する機能制御手段を備える。ネットワ
ークを介して、第2の機器が第1の機器を制御中の時、
第1の機器がネットワークを介さない直接操作(リモー
トコントロール装置、入力装置)で第1の機器を制御し
ようとした場合、第1の機器と第2の機器の制御の調停
が可能になる。
【0018】他の観点において本発明は、コンピュータ
を、入力手段又は通信回線により接続されている機器か
らのロックコマンド及び自身のロック状態に基づいて自
身のロック状態を決定するロックオンオフ手段と、該ロ
ックオンオフ手段による決定に基づいて所定の機器から
のコマンドのみに応じてその機能を実行する機能手段
と、を備えるネットワークシステムにおける機器制御の
ロックシステムとして機能させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0019】他の観点において本発明は、コンピュータ
を、ロックコマンドを入力する入力手段と、該入力手段
からのロックコマンドを通信回線により接続されている
機器に送信し、ロックオン成功かロックオン不成功かを
受信する機能制御手段と、を備えるネットワークシステ
ムにおける機器制御のロックシステムとして機能させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面と対応して詳細に説明する。図1は、本発明の第1
実施の形態によるネットワークにおける機器制御のロッ
クシステムを構成する各機器A〜D,イ〜ロ(図2及び
図5)の構成を示すブロック図である。
【0021】図1に示す機器は、CPU1、入力部3、
ROM5、RAM7、表示部9、CD−ROMドライブ
11により構成される。CPU1は、本機器全体の動作
を制御するものであり、具体的には、ロックオンオフ部
104,302,872(図2、図5参照)による入力
部3及び表示部9等の入出力制御、ロックオン及びロッ
ク状態変更動作、機能部103並びに機能制御部15
3,863による動作等を行う。
【0022】入力部3は、キーボード、マウス又は操作
パネル等の入力装置105,154,864、又はリモ
ートコントロール装置106,155,865等であ
り、ロックコマンド及び制御コマンドの入力、並びに後
述するネゴシエーション処理時の利用確認への回答を入
力する。
【0023】ROM5は、本機器の処理プログラム等を
固定的に記憶する。RAM7は、本機器の処理に必要な
データ等を一時的に記憶する。具体的には、図17〜図
21に定義されたデータ、各機器で実行されるアプリケ
ーション101,152,862等を記憶する。表示部
9は、CRTディスプレイ又は液晶表示装置等であり、
本機器の利用状態を表示する。
【0024】CD−ROMドライブ11は、CPU1か
らの指示に基づいて、CD−ROM13に記憶されてい
るプログラム等を読み出し、RAM7等に書き込む。図
2は、本発明の第1実施の形態によるネットワークにお
ける機器制御のロックシステムを説明する機能ブロック
図である。本システムは、機器A100、該機器A10
0とIEEE1394バス110により接続される機器
B150及び機器イ860により構成される。
【0025】機器A100は、アプリケーション10
1、インタフェース回路(以下、I/Fと呼ぶ)10
2、機能部103、ロックオンオフ部104、入力装置
105及びリモートコントロール装置106により構成
される。アプリケーション101は、人を介さずに機器
A100自身が実行する機能である。I/F102は、
IEEE1394バス110を介して、機器B150と
の間でインタフェース処理を実行する機能である。
【0026】機能部103は、機器A100の機能を実
行する。具体的には、ロックオンオフ部104による決
定に基づいて、機器B150からの制御コマンドのみに
応じてその機能を実行する。ロックオンオフ部104
は、機器A100を動作させるか否かを決定する。具体
的には、IEEE1394バス110により接続されて
いる機器B150からのロックコマンド及び自身のロッ
ク状態に基づいて、自身のロック状態を決定する。
【0027】入力装置105は、使用要求者からの機器
A100に対する入力操作を受付け、ロックコマンド、
制御コマンドをロックオンオフ部104に発行する。リ
モートコントロール装置106は、入力装置105を遠
隔操作する。次に、機器B150及び機器イ860は同
様な構成であり、アプリケーション152,862、I
/F151,861、機能制御部153,863、入力
装置154,864及びリモートコントロール装置15
5,865により構成される。
【0028】I/F151,861は、IEEE139
4バス110で機器A100、機器イ860との間でI
/F処理を実行する。機能制御部153,863は、I
EEE1394バス110を介して機器A100の機能
を実行する。具体的には、入力装置154,864から
のロックコマンドをIEEE1394バス110により
接続されている機器A100に送信し、ロックオン成功
かロックオン不成功かを受信する。
【0029】アプリケーション152,862は、機器
B150,機器イ860がIEEE1394バス110
を介して機器A100を操作する機能を有する。入力装
置154,864は、使用要求者からの機器B150、
機器イ860に対する入力操作を受付け、ロックコマン
ド、制御コマンドを機能制御部153,863に発行す
る。
【0030】リモートコントロール装置155,865
は、入力装置154,864を遠隔操作する。図10
は、本実施の形態によるロックオンオフ部104の詳細
構成を説明する機能ブロック図である。ここでは、機器
A100のロックオンオフ部104を例に説明するが、
図5にて後述する機器C200のロックオンオフ部10
4、機器D300、機器ロ900のロックオンオフ部3
02,872と同じ機能を有する。
【0031】ロックオンオフ部104は、コマンド分類
部501、ロックコマンドチェック部502、占有チェ
ック部503、占有者ID登録部504、IDチェック
部505、占有解除部506、優先順位チェック部50
7、及びロックコマンド構築部508により構成され
る。
【0032】コマンド分類部501は、I/F102、
アプリケーション101又は入力装置105より入力さ
れたコマンドがロックを設定するためのコマンドかその
他のコマンドかを図11のフローチャートに基づき判断
する。この場合、ロックコマンドの場合は、入力したコ
マンドをロックコマンドチェック部502に、その他の
コマンドの場合は、IDチェック部505に振り分け
る。
【0033】図11は、コマンド分類部501の内部処
理を示すフローチャートである。ステップ判断部511
では、コマンド分類部501に入力されたデータは、図
18で定義されたデータ領域611のパラメータが“0
xE”であるかどうかを判断する。Yesの場合はステ
ップ判断部512に、Noの場合はステップ判断部51
3に渡される。
【0034】ステップ判断部512では、ステップ判断
部511より渡されたデータは、図18で定義されたデ
ータ領域612のパラメータが“0x1C”であるかど
うかを判断する。Yesの場合はロックコマンドチェッ
ク部502に、Noの場合は任意のエラー処理517を
行う。
【0035】ステップ判断部513では、ステップ判断
部511より渡されたデータは、図18で定義されたデ
ータ領域611のパラメータが“0x1”であるかどう
かを判断する。Yesの場合はステップ判断部512
に、Noの場合はステップ判断部514に渡される。
【0036】ステップ判断部514では、ステップ判断
部513より渡されたデータは、図18で定義されたデ
ータ領域611のパラメータが“0x3”であるかどう
かを判断する。Yesの場合はステップ判断部515
に、Noの場合はIDチェック部505に渡される。
【0037】ステップ判断部515では、ステップ判断
部514より渡されたデータは、図18で定義されたデ
ータ領域613のパラメータが“0x1c”であるかど
うかを判断する。Yesの場合はロックコマンドチェッ
ク部502に、Noの場合は任意のエラー処理516を
行う。
【0038】次に、ロックコマンドチェック部502
は、コマンド分類部501より渡されたロックコマンド
の種類がロックを設定するためのコマンド(ロックコマ
ンド)かそれ以外のコマンドかを図12のフローチャー
トに基づき判断する。この場合、前者の場合は、入力し
たコマンドを占有チェック部503に、後者の場合は、
入力装置105に振り分ける。
【0039】図12は、ロックコマンドチェック部50
2の内部処理を示すフローチャートである。ステップ判
断部521では、ロックコマンドチェック部502に入
力されたデータの、図19で定義されたデータ領域62
1がコマンドLock_ONであるかどうかを判断する。Ye
sの場合は占有チェック部503に、Noの場合はステ
ップ判断部522に振り分ける。
【0040】ステップ判断部522では、ステップ判断
部521より渡されたデータの、図19で定義されたデ
ータ領域621がコマンドLock_OFFと同一かどうかを判
断する。Yesの場合はIDチェック部505に、No
の場合は入力装置105に振り分ける。
【0041】次に、占有チェック部503は、ロックコ
マンドチェック部502よりロックコマンドが渡された
時、機器A100のアプリケーションあるいは、入力装
置105が制御しようとしている対象である機能部10
3が既に他のアプリケーションに占有されているかどう
かを図13のフローチャートに基づき判断する。この場
合、既に占有されている場合は、入力したロックコマン
ドをIDチェック部505に、占有者がいない場合は、
占有者ID登録部504に振り分ける。
【0042】図13は、占有チェック部503の内部処
理を示すフローチャートである。ステップ判断部531
では、占有チェック部503に入力されたデータの、占
有者ID登録部504に登録されている図21で定義さ
れたデータの有無を判断する。Yes(データが有)の
場合はIDチェック部505に、No(データが無)の
場合はステップ判断部532に振り分ける。この時のデ
ータが存在しないことを示すデータ列はこの他の構成で
もかまわない。
【0043】ステップ判断部532では、ステップ判断
部531から渡されたデータの、図19で定義されたデ
ータ領域621がコマンドLock_ONであるかどうかを判
断する。Yesの場合は占有者ID登録部504に、N
oの場合はIDチェック部505に振り分ける。次に、
占有者ID登録部504は、占有チェック部503から
渡されたロックコマンドを受け、占有者に関するデータ
を図21に定義されたデータに基づいて登録する。
【0044】次に、IDチェック部505は、コマンド
分類部501と占有チェック部503から渡されたコマ
ンドの送信者IDと占有者ID登録部504にて登録し
たIDを図14のフローチャートに基づき比較し、比較
結果に基づいて占有解除部506、優先順位チェック部
507、又は機能部103に振り分ける。
【0045】図14は、IDチェック部505の内部処
理を示すフローチャートである。ステップ判断部541
では、IDチェック部505に入力されたデータが、占
有者ID登録部504に登録されている図21で定義さ
れたデータ領域641に登録されている占有者ID(No
de_ID)と図19で定義されたデータ領域622に登録
されている認識IDとが同一であるか否かを判断する。
ここで、Yes(同一)の場合はステップ判断部542
に、No(同一で無い)の場合は優先順位チェック部5
07に振り分ける。
【0046】ステップ判断部542では、ステップ判断
部541から渡されたデータの、図19で定義されたデ
ータ領域621がLock_OFFコマンドと同一かどうかを判
断する。ここで、Yes(同一)の場合は占有解除部5
06に、No(同一で無い)の場合は機能部103に振
り分ける。
【0047】次に、占有解除部506は、IDチェック
部505から渡されたロック解除コマンドを受けて、占
有者ID登録部504にて登録したデータをクリアした
後、ロックコマンド構築部508に渡す。次に、優先順
位チェック部507は、IDチェック部505から渡さ
れたコマンドを図20の優先順位マトリクスに基づき比
較した後、ロックコマンド構築部508に渡す。
【0048】図15は、優先順位チェック部507の内
部処理を示すフローチャートである。ステップ判断部5
51では、優先順位チェック部507に入力されたデー
タが、図19で定義されたデータ領域623の値が、
「自動」か「手動」かを判断し、使用要求者の状況を得
る。
【0049】かつ、占有者ID登録部504に登録され
ている図21で定義したデータ領域642の値が「自
動」か「手動」かを判断し、占有者の状況を得る。使用
要求者の状況と占有者の状況を図20に示す優先順位マ
トリクスに合わせて判定を行う。
【0050】図21で定義されたデータ領域642が
「自動」の場合は、図20の優先順位マトリクスの「占
有者」欄の「自動」を参照し、次に、図20の優先順位
マトリクスの「要求者」欄を参照して、「自動」/「手
動」のどちらの場合でも同じ値であると判定でき、図1
9で定義されたデータ領域623の値が「自動」/「手
動」のどちらの場合でもパラメータLock_Req_NGをロッ
クコマンド構築部508に渡す。これは、使用要求者の
使用要求が認められなかったことを示す場合である。
【0051】図21で定義されたデータ領域642の値
が「手動」の場合は、図20の優先順位マトリクスの
「占有者」欄の「手動」を参照し、図19で定義された
データ領域623の値が「自動」の場合は、図21の優
先順位マトリクスの「要求者」欄を参照した結果、パラ
メータLock_Res_OKをロックコマンド構築部508に渡
し、かつ要求者を新占有者に変更するLock_ONコマンド
の処理を行う。これは、使用要求者の使用要求が認めら
れたことを示す場合である。
【0052】図21で定義されたデータ領域642の値
が「手動」の場合は、図20の優先順位マトリクスの
「占有者」欄の「手動」を参照し、図19で定義された
データ領域623の値が「手動」の場合は、図20に優
先順位マトリクスの「要求者」欄を参照した結果、パラ
メータLock_Res_Negoをロックコマンド構築部508に
渡す。これは、使用要求が交渉中であることを示し、占
有者に対して交渉を行っている場合である。
【0053】次に、ロックコマンド構築部508は、占
有者ID登録部504、IDチェック部505、占有解
除部506、優先順位チェック部507から渡されたコ
マンドに基づき、図19に定義されたロックコマンドを
構築する。
【0054】図16は、ロックコマンド構築部508の
内部処理を示すフローチャートである。ステップ判断部
561では、ロックコマンド構築部508に入力された
データの、図19で定義されたデータ領域621がLock
_Resコマンド、かつデータ領域623がNegoであるかど
うかを判断する。Yes(同一)の場合はLock_Reqコマ
ンドを新たに構築し、I/F102に発信する。No
(同一で無い)の場合はステップ判断部562に渡す。
【0055】ステップ判断部562では、ステップ判断
部561から渡されたデータが図19で定義されたデー
タ領域621の、Lock_Reqコマンドと同一であるかどう
かを判断する。Yes(同一)の場合は出力装置201
に任意の手段で交渉を行う。No(同一で無い)の場合
は使用要求者に対し、任意の手段で回答を発信する。交
渉の結果として、得た回答はコマンドLock_Resとして再
度返信を行う。
【0056】本実施の形態では、ロックコマンドを判断
するために、判別コードを設定する領域としてIEEE
1394で定義されるFunction Control Protocol(以
降、FCPと称す。)領域を使用する。以下、図17〜
図21を用いて説明する。
【0057】図17は、ロックオンオフ部104で使用
するAV/Cコマンドの場合のFCP領域の構造を説明
する図である。図17において、データ領域601が示
す4bitのデータ領域にAV/Cコマンドを表す“0
x1”が入っている。次の4bitのデータ領域は、本
発明には関係ないデータ領域である。次のデータ領域6
02の5bitのデータ領域には、AV/Cコマンドで
Subunit_typeと呼ばれるデータが入っている。
【0058】本実施の形態では、このデータ領域602
でvender uniqueに指定されている“0x1C”をロッ
クコマンドを判断するためのコードとして設定する。次
の3bitのデータ領域は、本発明には関係ないデータ
領域である。次のデータ領域603から、AV/Cコマ
ンドはopcodeとして実際のコマンドの中身が入力される
データ領域になるが、本発明では、図20にて説明する
ロックコマンドの中身を入力するデータ領域として設定
する。
【0059】図18は、ロックオンオフ部104で使用
するFCP領域へのロックコマンドコードの対応を説明
する図である。図18は、上述したルールに従ってFC
P領域にロックコマンドコードを定義した表であり、F
CP領域に当該発明を可能にするためのコードの割り振
りを行った構造を示している。
【0060】AV/Cコマンドの場合は、データ領域6
11で表される4bitは“0x1”で、データ領域6
12で表される5bitに“0x1C”が入力され、デ
ータ領域613よりコマンドの中身が入力されるデータ
領域構造となる。
【0061】HAVi(Home Audio/Video Interoperab
ility)の場合は、データ領域611で表される4bi
tは“0x3”で、データ領域613で表される領域の
頭から5bitに“0x1C”が入力され、それから3
bitを越えたデータ領域614よりコマンドの中身が
入力されるデータ領域構造となる。
【0062】本発明で定義するロックコマンド専用の名
称であるLockの場合は、データ領域611で表され
る4bitにvender uniqueとしてReserveされている
“0xE”をロックコマンド用として設定する。この場
合は、データ領域612で表される5bitに“0x1
C”が入力され、データ領域613よりコマンドの中身
が入力されるデータ領域構造となる。
【0063】図19は、ロックオンオフ部104を実現
するためのロックコマンドの割り振りを行った構造を説
明する図である。この図は、当該発明を実現するための
ロックコマンドの割り振りの一覧を示している。図19
で定義したデータ領域621は、ロックコマンドとして
定義する4つのコマンドのいずれかを入力する。
【0064】Lock_ONは、アプリケーション101又は
入力装置105が、機能部103を占有しようと試みる
ときに使用するコマンドである。Lock_OFFは、機能部1
03を占有していたアプリケーション101又は入力装
置105が占有を解除するときに使用するコマンドであ
る。Lock_Reqは、既に占有されている機能部103を他
のアプリケーション又は他の入力装置が新たに占有しよ
うとする時に使用するコマンドである。
【0065】Lock_Resは、上記3つのコマンドの使用者
であるアプリケーション又は入力装置への返信として使
用されるコマンドである。図19で定義されたデータ領
域622,623,624は、データ領域621のコマ
ンドに対して添付されるパラメータである。
【0066】データ領域622には、ネットワークに接
続されている複数の機器からデータ領域621で定義さ
れているコマンドを発行するアプリケーション又は入力
装置が存在する機器を特定するための認識IDが記憶さ
れる。本発明では、認識IDとしてIEEE1394バ
スで定義される接続機器(Node)を認識するためのID
であるNode_IDを例示しているが、認識IDの方式に関
してはこの他の構成でもかまわない。
【0067】データ領域623には、データ領域621
で定義されたコマンドの、Lock_ONコマンド及びLock_Re
sコマンドの場合にのみ添付されるパラメータが記憶さ
れる。Lock_ONコマンドの場合は、コマンドの発行者が
アプリケーションで代表されるような自動で機器制御を
行う場合は、データ領域623に「自動」パラメータが
設定され、アプリケーションが制御コマンドを発信す
る。
【0068】入力装置で代表されるような人が機器の前
に存在して手動で制御を行う場合は、手動の入力を認識
して、「手動」パラメータが図19で定義されたデータ
領域623に設定され、入力装置が制御コマンドを発信
する。Lock_Resコマンドの場合は、コマンドによる申込
の内容に対する判断を、ロックオンオフ部104で行
い、了解の場合は「OK」パラメータが、了解しない場合
は「NG」パラメータがデータ領域に623に設定され
る。
【0069】データ領域624は、データ領域621で
定義されたコマンドの、コマンドLock_ON及びコマンドL
ock_Reqの場合にのみ添付される。Lock_ONコマンドの場
合は、使用要求者が、データ領域623に「自動」と設
定してあるアプリケーションで、かつアプリケーション
が終了時刻を認識している場合にはアプリケーション終
了時刻をデータ領域624に設定する。設定する数字の
形式は、この他の構成でもかまわない。これにより、調
停が成立しない場合にも、使用要求者は、機器の空く時
間を知ることが可能になる。
【0070】Lock_Reqコマンドの場合は、上記と同様、
使用要求者がデータ領域623に「自動」と設定してあ
るアプリケーションで、かつアプリケーションが終了時
刻を認識している場合にはアプリケーション終了時刻を
データ領域624に設定する。これにより、調停が成立
しない場合にも使用要求者は、機器の空く時間を知るこ
とが可能になる。
【0071】図20は、ロックオンオフ部を実現するた
めの優先順位チェック部507で優先順位を判断するた
めのマトリクスを説明するための図である。この図は、
図19で定義されたデータ領域623の値と、図21の
データ領域642の値から予想される、組合せによる実
際のアクションをまとめた図である。図20に示すよう
な優先順位を判断するためのマトリクスに基づき、現在
占有している入力装置に調停を申し込む場合には「Neg
o」パラメータをデータ領域623(図19参照)に設
定する。
【0072】図21は、ロックオンオフ部104を構成
する占有者ID登録部504に登録するデータ構造を説
明する図である。データ領域641には、この機器の機
能部103を占有している占有者の識別IDであるNode
_IDが登録される。データ領域642には、上記機器の
状態識別子「自動」か「手動」かのどちらかが登録され
る。
【0073】次に、以上の構成のシステムを使用して、
本実施の形態によるネットワークにおける機器制御のロ
ックシステムの動作を説明する。図3及び図4は、本実
施の形態によるネットワークにおける機器制御のロック
システムの動作を説明する図である。ここでは、機器B
150から機器A100を操作した状態で、機器イ86
0からも機器A100を制御しようとした場合の処理を
説明する。
【0074】図3において、使用要求者の操作により、
機器B150の入力装置154又はリモートコントロー
ル装置155から機器A100を操作すると、まず、ス
テップS100で、入力装置154又はリモートコント
ロール装置155は、機能制御部153に対して、ロッ
クコマンドを発行する。次に、ステップS101では、
機能制御部153は、ロックコマンドをI/F151か
らIEEE1394バス110を介して機器A100に
送り、機器A100のI/F102からロックオンオフ
部104へ送る。
【0075】次に、ステップS102では、ロックオン
オフ部104は、ロックコマンドの判定を行い、ロック
コマンド成功が機器A100のI/F102からIEE
E1394バス110を介して、機器B150のI/F
151から機能制御部153へ送られる。次に、ステッ
プS103では、機能制御部153は、ロックコマンド
成功を入力装置154又はリモートコントロール装置1
55に送る。
【0076】次に、ステップS104では、入力装置1
54はロックコマンド成功を受けて、制御コマンドを発
行準備し、機能制御部153へ送る。次に、ステップS
105では、機能制御部153は、制御コマンドをI/
F151からIEEE1394バス110を介して、機
器A100のI/F102よりロックオンオフ部104
へ送る。
【0077】最後に、ステップS106では、ロックオ
ンオフ部104は、制御コマンドを機能部103に送
り、機能部103は制御コマンドを実行して、機器A1
00を動作させる。この状態の時、機器イ860の使用
要求者が、リモートコントロール装置106又は入力装
置105から操作して、ネットワークを介して機器A1
00を制御する場合の処理について図4を参照して説明
する。
【0078】まず、ステップS140では、リモートコ
ントロール装置865又は入力装置865を操作する
と、入力装置865は、ロックコマンドを機能制御部8
63に送る。次に、ステップS141では、機能制御部
863よりロックコマンドをI/F861からIEEE
1394バス110を介して、機器A100のI/F1
02よりロックオンオフ部104へ送る。
【0079】次に、ステップS142では、機器A10
0のロックオンオフ部104の判定により、現在機器A
100は、機器B150によってロックオンがかかって
いると判定され、ロックコマンド不成功がI/F102
からIEEE1394バス110を介して、機器イ86
0のI/F861より機能制御部863へ送られる。次
に、ステップS143では、機能制御部863から入力
装置864にロックコマンド不成功が送られる。これに
より、機器A100に対する使用要求者の操作を阻止す
ることが可能となる。
【0080】以上のように、本実施の形態によるネット
ワークにおける機器制御のロックシステムは、少なくと
も2台以上の機器を通信回線にて接続したネットワーク
システムであって、一方の機器(ここでは機器A10
0)は入力装置105、機能部103、I/F102、
機能部103及びロックオンオフ部104を備え、この
ロックオンオフ部104は、コマンド分類部501、ロ
ックコマンドチェック部502、占有チェック部50
3、占有者ID登録部504、占有解除部506、ロッ
クコマンド構築部508、IDチェック部505及び優
先順位チェック部507を有している。また、他方の機
器(ここでは機器イ860)は入力装置864、機能制
御部863、I/F861及びリモートコントロール装
置865を備える。
【0081】このシステム構成は、メーカごとに依存し
ない共通の制御コマンドに準拠させる手段を備えるもの
であり、異なるメーカ間でも予約/占有状況の確認が可
能になり、異なるメーカ間のネットワークアクセスでも
重複を回避することができる。
【0082】図5は、本発明の第2実施の形態によるネ
ットワークにおける機器制御のロックシステムの機能を
説明する機能ブロック図である。本実施の形態は、異な
るメーカ間のネットワークアクセスに対して調停が可能
なシステムである。具体的には、機器D300がIEE
E1394バス110を介して機器C200を制御中に
機器ロ900の使用要求者が機器C200を使いたい場
合、機器D300の使用要求者に対してネゴシエーショ
ンを行う。
【0083】図5の機器D300,機器ロ900は、図
2の機器B150,機器イ860の構成に加えて、出力
装置301,871及びロックオンオフ部302,87
2を有している。図2に示す構成と対応する部分には同
一の符号を付けてあり、その説明は省略する。このロッ
クオンオフ部302,872は、機器D300,機器ロ
900を動作させるか否かを決定するもので、出力装置
301,871は、使用要求者に現在のシステムの状態
を告知する装置である。
【0084】図6は、本実施の形態によるネットワーク
における機器制御のロックシステムの動作を説明するフ
ローチャートである。ここでは、図5に示されるネット
ワークにおける機器制御のロックシステムにより、機器
D300がIEEE1394バス110を介して、機器
C200をロックオン状態にする処理を示しており各ス
テップS301〜306は、上述の第1実施の形態で説
明した図3のステップS101〜S106の処理と同じ
である。
【0085】これらの処理により機器D300が機器C
200をロックオン状態になる。この後、ネットワーク
を介して、機器ロ900から機器C200を使用しよう
とした場合の処理を以下に示す。
【0086】図7は、本発明の第2実施の形態によるネ
ットワークにおける機器制御のロックシステムの処理を
説明するフローチャートである。ここでは、IEEE1
394バス110を介して機器D300が機器C200
を制御中に、機器ロ900の使用要求者が機器D300
のユーザと調停を行う場合の処理を説明する。
【0087】図7において、はじめに、ステップS20
1では、機器ロ900の使用要求者が、リモートコント
ロール装置865又は入力装置864で機器C200を
操作する。ここで、入力装置864は、ロックコマンド
を機能制御部863に送る。次に、ステップS202で
は、ロックコマンドは機能制御部863から、I/F8
61及びIEEE1394バス110を介して、機器C
200のI/F102からロックオンオフ部104に送
られる。
【0088】次に、ステップS203では、ロックオン
オフ部104は判定を行い、判定の結果として機器D3
00がロックオン状態にしていることわかり、ロックオ
ン不成功がI/F102及びIEEE1394バス11
0を介して、機器ロ860のI/F861から入力装置
864に送られる。ステップS203に続いてステップ
S204では、ロックオン不成功の旨を出力装置871
に表示する。
【0089】ステップS203と同時に、ステップS2
05では、機器C200のロックオンオフ部104は、
ロックコマンドをI/F102及びIEEE1394バ
ス110を介して、機器D300のI/F151からロ
ックオンオフ部302に送る。
【0090】次に、ステップS206では、ロックオン
オフ部302は、機器D300の出力装置301に対し
て、機器ロ900から機器C200を利用したい意思
と、機器C200の操作を終わらせていいかを問い合わ
せる調停処理を行う。次に、ステップS207では、機
器D300の使用要求者の回答を入力装置154から受
付けてロックコマンドを発行し、入力装置154は、ロ
ックコマンドを機能制御部153に送る。
【0091】次に、ステップS208では、機能制御部
153は、I/F151及びIEEE1394バス11
0を介して、機器C200のI/F102からロックオ
ンオフ部104にロックコマンドを送る。次に、ステッ
プS209では、機器C200のロックオンオフ部10
4は、機器D300の使用要求者の回答を解読する。さ
らに、I/F102及びIEEE1394バス110を
介して、機器ロ860のI/F861から出力装置87
1に機器D300の使用要求者の回答を出力装置871
に表示する。
【0092】次に、ステップS210では、機器C20
0のロックオンオフ部104の指示に応じて、機能部1
03は、現在の状態を変更するか状態を維持する。以上
のように、本実施の形態によるネットワークにおける機
器制御のロックシステムは、上述の第1実施の形態によ
る構成に加えて、出力装置301,871及びロックオ
ンオフ部302,872を備える。これにより、利用者
に現在の機器及びシステムの状態を告知することが可能
になり、利用者の意向を伝えることが可能になり、異な
るメーカ間のネットワークアクセスに対して調停を可能
にする。
【0093】以上、この発明の実施の形態を図面を参照
して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形
態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲の設計の変更等があってもよい。たとえば、上記
第1実施の形態では、機器B150が機器A100をロ
ックオンしている状態で、機器B150と機器イ860
とのアクセスの重複を回避する例を示している。さら
に、機器B150が機器A100をロックオンしている
状態で、機器B150と機器A100とのアクセスの重
複を回避することも可能である。これについて以下に説
明する。
【0094】図8は、本発明の第3実施の形態によるネ
ットワークにおける機器制御のロックシステムの動作の
一部を説明するフローチャートである。この図は、図4
に対応する。本実施の形態によるシステムは、自機器
(ここでは機器A100)のリモートコントロール装置
106又は入力装置105と、ネットワークアクセス間
でも重複を回避するものであり、機器A100及び機器
B150の構成、並びに機器B150から機器A100
をロックオン状態にした場合の処理については図2及び
図3に示したものと同じである。
【0095】図8は、機器B150が機器A100をロ
ックオン状態にした後、機器A100の使用要求者が、
リモートコントロール装置106又は入力装置105か
ら操作する重複を回避する処理を示している。はじめ
に、ステップS120では、リモートコントロール装置
106又は入力装置105を操作すると、入力装置10
5は、ロックコマンドをロックオンオフ部104に送
る。
【0096】次に、ステップS121では、ロックオン
オフ部104の判定により、現在機器A100は機器B
150によってロックオンがかかっていると判定し、ロ
ックコマンド不成功を入力装置105に返す。これによ
り、機器A100の使用要求者操作を阻止することがで
きる。
【0097】また、上記第2実施の形態では、機器D3
00が機器C200をロックオンしている状態で、機器
D300と機器イ860とのアクセスの重複を回避する
例を示している。さらに、機器D300が機器C200
をロックオンしている状態で、機器D300と機器C2
00とのアクセスの重複を回避することも可能である。
これについて以下に説明する。
【0098】図9は、本発明の第4実施の形態によるネ
ットワークにおける機器制御のロックシステムの動作の
一部を説明するフローチャートである。この図は、図7
に対応する。本実施の形態によるシステムは、自機器
(ここでは機器C200)のリモートコントロール装置
106又は入力装置105と、ネットワークアクセス間
でも重複を回避するものであり、機器C200及び機器
D300の構成、並びに機器D300から機器C200
をロックオン状態にした場合の処理については図5及び
図6に示したものと同じである。
【0099】まず、ステップS350では、機器C20
0の使用要求者が、リモートコントロール装置106又
は入力装置105で機器C200を操作する。ここで、
入力装置864は、ロックコマンドをロックオンオフ部
104に送る。次に、ステップS351では、ロックオ
ンオフ部104は判定を行い、判定の結果、機器C20
0は機器D300がロックオン状態にしていることがわ
かり、ロックオン不成功を入力装置105に戻す。
【0100】ステップS351と同時に、ステップS3
52では、ロックオンオフ部104は、I/F102を
介してIEEE1394バス110に送信し、機器D3
00に送信する。次に、ステップS353では、ロック
オンオフ部302は、出力装置301に対して、機器C
200の使用要求者が機器C200を使いたい意思と、
機器C200の操作を終わらせていいかを問い合わせる
調停処理を行う。
【0101】次に、ステップS354では、機器D30
0の使用要求者の回答を入力装置154から受付けてロ
ックコマンドを発行し、入力装置154はロックコマン
ドを機能制御部153に送る。次に、ステップS355
では、機能制御部153は、I/F151からIEEE
1394バス110を介して機器C200のI/F10
2からロックオンオフ部104を送る。
【0102】次に、ステップS356では、ロックオン
オフ部104は、機器D300の使用要求者の回答を解
読し、出力装置201に機器D300の使用要求者の回
答を表示する。次に、ステップS357では、機能部1
03は、ロックオンオフ部104からの指示に基づいて
現在の状態を変更するか、状態を維持する。
【0103】以上、第1実施の形態、第2及び第3実施
の形態によるネットワークにおける機器制御のロックシ
ステムを説明してきたが、本ネットワークにおける機器
制御のロックシステムは、本システムを機能させるため
のプログラムでも実現される。このプログラムは、コン
ピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。
【0104】本発明では、この記録媒体として、図1に
示されるROM5そのものがプログラムメディアであっ
てもよいし、また外部記憶装置としてCD−ROMドラ
イブ11等のプログラム読み取り装置が設けられ、そこ
に記録媒体を挿入することで読み取り可能なCD−RO
M13等のプログラムメディアであってもよい。いずれ
の場合においても、格納されているプログラムはCPU
1がアクセスして実行させる構成であってもよいし、プ
ログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示
されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされ
て、そのプログラムが実行される方式であってもよい。
このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納
されているものとする。
【0105】ここで上記プログラムメディアは、本体と
分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカ
セットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)デ
ィスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−RO
M/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、
ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカー
ド系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPRO
M、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固
定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0106】さらに、送信/受信部(I/F102,1
51等)を介して通信ネットワークからプログラムをダ
ウンロードするように、流動的にプログラムを担持する
媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワー
クからプログラムをダウンロードする場合には、そのダ
ウンロード用プログラムは予め装置本体に格納しておく
か、あるいは別な記録媒体からインストールされるもの
であってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容
としてはプログラムに限定されず、データであってもよ
い。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークを介して
制御しようとする機器とネットワークを介さない直接操
作との制御命令の管理を行うことで、機器の状況(予約
/占有状況)を把握することが可能となり、異なるメー
カの機器がネットワーク接続され、単一の機器をネット
ワークを介して複数の機器が制御しようとする場合に、
アクセスの重複を回避することができる。
【0108】また、ネットワークを介して制御しようと
する機器の制御命令の管理を行うことが可能なため、異
なるメーカの機器がネットワーク接続され、単一の機器
をネットワークを介して複数の機器が制御命令の管理を
行うと共に、機器の状況を告知し、入力装置を備えるこ
とで、ネットワークを介して制御しようとする機器とネ
ットワークを介さない直接操作が同時に起こった場合、
利用者間での操作の調停が可能になる。
【0109】また、ネットワークを介して制御しようと
する機器とネットワークを介さない直接操作との制御命
令の管理を行うことが可能なため、異なるメーカの機器
がネットワーク接続され、単一の機器をネットワークを
介して制御しようとする場合と、ネットワークを介さな
い直接操作の、アクセスの重複を回避することが可能と
なる。
【0110】また、ネットワークを介して制御しようと
する機器とネットワークを介さない直接操作との制御命
令の管理を行うと共に、機器の状況を告知し、入力装置
を備えることで、ネットワークを介して制御しようとす
る機器とネットワークを介さない直接操作が同時に起こ
った場合、利用者間での操作の調停を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態によるネットワークに
おける機器制御のロックシステムの構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の第1実施の形態によるネットワークに
おける機器制御のロックシステムを説明する機能ブロッ
ク図である。
【図3】本発明の第1実施の形態によるネットワークに
おける機器制御のロックシステムの処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の第1実施の形態によるネットワークに
おける機器制御のロックシステムの処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の第2実施の形態によるネットワークに
おける機器制御のロックシステムの機能を説明する機能
ブロック図である。
【図6】本発明の第2実施の形態によるネットワークに
おける機器制御のロックシステムの処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の第2実施の形態によるネットワークに
おける機器制御のロックシステムの処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の第3実施の形態によるネットワークに
おける機器制御のロックシステムの動作の一部を説明す
る機能ブロック図である。
【図9】本発明の第4実施の形態によるネットワークに
おける機器制御のロックシステムの動作の一部を説明す
るフローチャートである。
【図10】本発明のロックオンオフ部の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図11】本発明のロックオンオフ部を構成するコマン
ド分類部の詳細構成を示すフローチャートである。
【図12】本発明のロックオンオフ部を構成するロック
コマンドチェック部の詳細構成を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明のロックオンオフ部を構成する占有チ
ェック部の詳細構成を示すフローチャートである。
【図14】本発明のロックオンオフ部を構成するIDチ
ェック部の詳細構成を示すフローチャートである。
【図15】本発明のロックオンオフ部を構成する優先順
位チェック部の詳細構成を示すフローチャートである。
【図16】本発明のロックオンオフ部を構成するロック
コマンド構築部の詳細構成を示すフローチャートであ
る。
【図17】本発明のロックオンオフ部で使用するAV/
Cコマンドの場合のFCP領域の構造を説明する図であ
る。
【図18】本発明のロックオンオフ部で使用するFCP
領域へのロックコマンドコードの対応を説明する図であ
る。
【図19】本発明のロックオンオフ部を実現するための
ロックコマンドの割り振りを行った構造を説明する図で
ある。
【図20】本発明のロックオンオフ部を実現するための
優先順位チェック部で優先順位を判断するためのマトリ
クスを説明するための図である。
【図21】本発明のロックオンオフ部を構成する占有者
ID登録部に登録するデータ構造を説明する図である。
【符号の説明】
100 機器A 150 機器B 200 機器C 300 機器D 860 機器イ 900 機器ロ 101,152,862 アプリケーション 102,151,861 I/F 103 機能部 104,302,872 ロックオンオフ部 105,154,864 入力装置 106,155,865 リモートコントロール装置 153,863 機能制御部 201,301,871 出力装置 501 コマンド分類部 502 ロックコマンドチェック部 503 占有チェック部 504 占有者ID登録部 505 IDチェック部 506 占有解除部 507 優先順位チェック部 508 ロックコマンド構築部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 H04L 11/00 310A Fターム(参考) 5B014 EA04 EB03 FA04 FB03 GA05 GA06 GA36 HC13 5B083 AA05 AA08 BB01 CE06 DD10 EE07 EF05 EF14 GG04 5B089 HA18 JA35 JB15 JB22 KA01 KA13 KB04 KC49 MC08 ME16 5K033 AA05 BA01 BA08 CB17 DA01 DA13 5K048 AA06 BA03 DA05 EA14 EB02 FC01 HA04 HA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段又は通信回線により接続されて
    いる機器からのロックコマンド及び自身のロック状態に
    基づいて自身のロック状態を決定するロックオンオフ手
    段と、該ロックオンオフ手段による決定に基づいて所定
    の機器からのコマンドのみに応じてその機能を実行する
    機能手段と、を備えることを特徴とするネットワークシ
    ステムにおける機器制御のロックシステム。
  2. 【請求項2】 ロックコマンドを入力する入力手段と、
    該入力手段からのロックコマンドを通信回線により接続
    されている機器に送信し、ロックオン成功かロックオン
    不成功かを受信する機能制御手段と、を備えることを特
    徴とするネットワークシステムにおける機器制御のロッ
    クシステム。
  3. 【請求項3】 入力手段又は通信回線により接続されて
    いる機器からのロックコマンド及び自身のロック状態に
    基づいて自身のロック状態を決定し、ロックオン不成功
    の場合に通信回線により接続されている機器であってそ
    の時にロックオン状態にしている機器に前記ロックコマ
    ンドを送信するロックオンオフ手段と、該ロックオンオ
    フ手段による決定に基づいて所定の機器からのコマンド
    のみに応じてその機能を実行する機能手段と、を備える
    ことを特徴とするネットワークシステムにおける機器制
    御のロックシステム。
  4. 【請求項4】 通信回線により接続されている機器をロ
    ックオン状態にしている時に、該機器からロックコマン
    ドを受信して該機器を使いたい意思を出力する出力手段
    と、ロックコマンドを入力する入力手段と、該入力手段
    からのロックコマンドを前記機器に送信する機能制御手
    段と、を備えることを特徴とするネットワークシステム
    における機器制御のロックシステム。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、入力手段又は通信回線
    により接続されている機器からのロックコマンド及び自
    身のロック状態に基づいて自身のロック状態を決定する
    ロックオンオフ手段と、該ロックオンオフ手段による決
    定に基づいて所定の機器からのコマンドのみに応じてそ
    の機能を実行する機能手段と、を備えるネットワークシ
    ステムにおける機器制御のロックシステムとして機能さ
    せるためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、ロックコマンドを入力
    する入力手段と、該入力手段からのロックコマンドを通
    信回線により接続されている機器に送信し、ロックオン
    成功かロックオン不成功かを受信する機能制御手段と、
    を備えるネットワークシステムにおける機器制御のロッ
    クシステムとして機能させるためのプログラムを記録し
    たことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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