JP2002084288A - 信号処理回路および信号処理方法 - Google Patents

信号処理回路および信号処理方法

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JP2002084288A
JP2002084288A JP2000271228A JP2000271228A JP2002084288A JP 2002084288 A JP2002084288 A JP 2002084288A JP 2000271228 A JP2000271228 A JP 2000271228A JP 2000271228 A JP2000271228 A JP 2000271228A JP 2002084288 A JP2002084288 A JP 2002084288A
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asynchronous
synchronous
time
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Shinichi Tachiki
信一 立木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理効率の向上を図ることが可能な信号処理
回路を提供すること。 【解決手段】 ストリームパケットデータを同期型パケ
ットとしてシリアルインタフェースバスに伝送する際に
発生する伝送遅延時間が伝送遅延設定部3に設定され、
任意の送信遅延時間が送信遅延設定部18に設定され
る。タイムスタンプ付加部6は、ストリームパケットデ
ータの到着時刻に、伝送遅延設定部3に設定された値と
送信遅延設定部18に設定された値とを加算して生成さ
れたタイムスタンプを同期型パケットに付加する。そし
て、非同期/同期送信タイミング制御部20は、I−F
IFO8に格納されたパケットを、送信遅延設定部18
に設定された値だけ遅延させて出力する。したがって、
I−FIFO8に格納されたパケットデータから同期型
パケットを生成する前に、同じパケットデータから非同
期型パケットを生成することができ、信号処理における
処理効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルシリアル
インタフェースに用いられる信号処理技術に関し、特
に、MPEG(Moving Picture Experts Group)トラン
スポートストリーム(以下、MPEG−TSと略す。)
を同期型パケットおよび非同期型パケットに分割して送
信する信号処理回路および信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアに対する関心が高
まってきており、それに利用される技術が盛んに開発さ
れている。マルチメディアに不可欠な技術として、デジ
タル動画像および音響の符号化技術があり、MPEGに
よって提唱されたMPEG2(国際規格ISO/IEC
13818−1)が主流となりつつある。
【0003】また、マルチメディア・データ転送のため
のインタフェースとして、高速データ転送およびリアル
タイム転送を実現するIEEE(The Institute of Ele
ctrical and Electronic Engineers)1394、High P
erformance Serial Busが規格化された。このIEEE
1394シリアルインタフェースのデータ転送には、伝
送路への送出優先順位を高め、ノードから125μse
cに必ず1回データが転送される同期転送(アイソクロ
ナス転送)と、時間的な束縛がない非同期転送(アシン
クロナス転送)とがある。このように、2つの転送モー
ドを有するIEEE1394シリアルインタフェース
は、パケット単位でデータを転送している。
【0004】図6は、MPEG−TSを同期型パケット
および非同期型パケットに分割して送信する、従来の信
号処理回路の概略構成を示すブロック図である。この信
号処理回路は、MPEGトランスポータ101と、IE
EE1394シリアルバスを直接ドライブするフィジカ
ルレイヤ回路111と、フィジカルレイヤ回路111を
制御するリンクレイヤ回路112と、MPU(Micro Pr
ocessor Unit)113とを含む。
【0005】リンクレイヤ回路112は、MPEG−T
SがIEEE1394シリアルインタフェースを通過す
ることによってジッタが発生して、MPEG−TSをデ
コードする際に不可欠なソースパケット間の相対時間間
隔がずれるのを解消するために、タイムスタンプを付加
したパケットを生成して出力する。受信側の機器は、こ
のタイムスタンプを参照することによって、ジッタを含
んだソースパケットを本来のソースパケットの時間軸に
復元することができる。
【0006】リンクレイヤ回路112は、到着タイミン
グ取得部102と、伝送遅延設定部103と、サイクル
タイムレジスタ(Cycle Time Register)104と、タ
イムスタンプ生成部105と、タイムスタンプ付加部1
06と、伝送パケット変換部107と、I−FIFO
(Isochronous-First In First Out)108と、リンク
コア(LINK Core)109と、ホストI/F(HOST Inte
rface)114と、非同期送信用FIFO(AT#FIFO)1
15と、非同期受信用FIFO(AR#FIFO)116とを
含む。また、リンクコア109は、同期型パケット処理
部110と、非同期型パケット処理部117とを含む。
【0007】(同期型パケットとしてMPEG−TSを
転送する場合)MPEGトランスポータ101から出力
されたMPEG−TSがリンクレイヤ回路112に入力
されると、到着タイミング取得部102がサイクルタイ
ムレジスタ104のカウント値をラッチすることによっ
て、ソースパケットの到着時刻を取得する。サイクルタ
イムレジスタ104は、伝送路に接続された各機器間で
時刻合わせが行なわれている時計であって、伝送路上の
各機器間で共通して取り扱うことができる値である。
【0008】タイムスタンプ生成部105は、到着タイ
ミング取得部102によってラッチされたソースパケッ
トの到着時刻に対して、送信機および受信機による最大
遅延時間が設定された伝送遅延設定部103の値を加算
して、伝送タイムスタンプを生成する。この送信機およ
び受信機による最大遅延時間は、リンクレイヤ回路11
2の内部処理に要する時間や、IEEE1394シリア
ルインタフェースにパケットを送出する際に同期を取る
ための待ち時間等を考慮したものであり、通常数百μs
ec以下の値となる。
【0009】タイムスタンプ付加部106は、タイムス
タンプ生成部105によって生成された伝送タイムスタ
ンプをソースパケットに付加して伝送パケット変換部1
07へ出力する。伝送パケット変換部107は、タイム
スタンプ付加部106から出力されたタイムスタンプが
付加された後のソースパケットを効率よく伝送できるよ
うに、複数を連結したり、複数に分割したりして、伝送
に適した容量にパケット化してI−FIFO108に格
納する。I−FIFO108に格納されたパケットは、
同期サイクルに合せて順次同期型パケット処理部110
へ転送される。
【0010】同期型パケット処理部110は、転送され
たパケットをシリアルデータに変換してフィジカルレイ
ヤ回路111へ転送する。そして、フィジカルレイヤ回
路111は、IEEE1394シリアルバスをドライブ
して、伝送路に同期型パケットデータを伝送する。
【0011】図7は、IEEE1394規格の同期転送
によってデータを送信するときの元のデータであるソー
スパケットと、IEEE1394シリアルバス上に送出
されるパケットとの対応関係を説明するための図であ
る。図7に示すように、ソースパケット(トランスポー
トストリームデータ)にタイムスタンプが付加されて出
力される。このパケットがIEEE1394シリアルバ
ス上に実際に送出されるまでにジッタが含まれ、タイム
スタンプはこのバス上のジッタや受信側の復元処理時間
も見込んで付加され、タイムスタンプに相当する時間よ
りやや早いタイミングで送出される。
【0012】図8は、ソースパケットヘッダのフォーマ
ットを示す図である。ソースパケットヘッダのうち下位
25ビットには、上述したタイムスタンプが書込まれ
る。たとえば、このタイムスタンプは、DVB(Digita
l Video Broadcast)方式のデジタル衛星放送等で利用
されるMPEG−TSデータをアイソクロナス通信で送
信する場合、ジッタを抑制するために利用される。
【0013】(非同期型パケットとしてMPEG−TS
を転送する場合)MPU113は、MPEGトランスポ
ータ101からMPEG−TSデータを取込み、非同期
型パケット用のプロトコルに合せてホストI/F114
へパケットを出力する。ホストI/F114は、このパ
ケットを非同期送信用FIFO115に格納する。非同
期送信用FIFO115に格納されたパケットは、MP
U113からの指示によって非同期型パケット処理部1
17へ転送される。非同期型パケット処理部117は、
非同期送信用FIFO115から転送されたパケットを
シリアルデータに変換して、フィジカルレイヤ回路11
1へ転送する。そして、フィジカルレイヤ回路111
は、IEEE1394シリアルバスをドライブして、伝
送路に非同期パケットデータを伝送する。
【0014】また、送信先から非同期型パケットに対す
るレスポンスまたはリクエストがあれば、このパケット
は非同期受信用FIFO116に格納される。そして、
MPU113がホストI/F114を介して非同期用受
信FIFO116に格納されたデータを取得する。な
お、レスポンスまたはリクエストの内容は、プロトコル
の取決めによる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の信号処理回路においては、同期転送でデータを送信す
ると同時に、同じデータを非同期転送によっても送信す
る場合、同期型のデータ処理部分と非同期型のデータ処
理部分とが完全に分離しているため、MPEG−TSデ
ータの伝送経路のように2つの経路を設ける必要があ
り、非効率的であるという問題点があった。
【0016】特に、非同期型パケットの送受信はMPU
113によって行なわれるため、データを非同期送信用
FIFO115に入力するという単純な処理であっても
MPU113が行なわなければならないため、MPU1
13の負担が大きくなり、処理効率が悪化するという問
題点があった。
【0017】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、処理効率の向上を図
ることが可能な信号処理回路および信号処理方法を提供
することである。
【0018】第2の目的は、非同期型パケットの処理を
行なうMPUの処理負担を軽減し、処理効率を向上させ
ることが可能な信号処理回路および信号処理方法を提供
することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従え
ば、信号処理回路は、ストリームパケットデータを同期
型パケットとしてシリアルインタフェースバスに伝送す
る際に発生する伝送遅延時間を設定するための伝送遅延
設定手段と、任意の送信遅延時間を設定するための送信
遅延設定手段と、ストリームパケットデータの到着時刻
に、伝送遅延設定手段に設定された値と送信遅延設定手
段に設定された値とを加算してタイムスタンプを生成
し、タイムスタンプを同期型パケットに付加するための
タイムスタンプ付加手段と、タイムスタンプ付加手段に
よってタイムスタンプが付加されたパケットを格納する
ためのパケット格納手段と、パケット格納手段に格納さ
れたパケットを、送信遅延設定手段に設定された値だけ
遅延させて出力するためのタイミング制御手段と、タイ
ミング制御手段によって出力された同期型パケットをシ
リアルデータに変換するための同期型パケット処理手段
とを含む。
【0020】タイミング制御手段は、パケット格納手段
に格納されたパケットを、送信遅延設定手段に設定され
た値だけ遅延させて出力するので、パケット格納手段に
格納されたパケットを非同期型パケットの生成にも使用
することができ、信号処理における処理効率を向上させ
ることが可能となる。
【0021】好ましくは、タイミング制御手段は、スト
リームパケットデータの到着時刻に前記送信遅延設定手
段に設定された値を加算し、送信タイミングとして格納
するための送信タイミング格納手段と、送信タイミング
格納手段に格納された送信タイミングと現在の時刻とが
一致する場合、当該送信タイミングに対応するパケット
をパケット格納手段から同期型パケット処理手段へ転送
するための同期型パケット転送手段とを含む。
【0022】したがって、パケットの送信遅延を容易に
行なえるようになる。さらに好ましくは、タイミング制
御手段はさらに、同期型パケット転送手段によるパケッ
トの転送に先立って、当該パケットを非同期型パケット
として転送するための非同期型パケット転送手段を含
み、信号処理回路はさらに、非同期型パケット転送手段
によって転送される非同期型パケットをシリアルデータ
に変換するための非同期型パケット処理手段を含む。
【0023】非同期型パケット転送手段は、同期型パケ
ット転送手段によるパケットの転送に先立って、当該パ
ケットを非同期型パケットとして転送するので、MPU
が非同期型パケットの転送を行なう必要がなくなり、M
PUの処理効率を向上させることが可能となる。
【0024】さらに好ましくは、信号処理回路は、パケ
ット格納手段に格納された複数のパケットを格納し、複
数のパケットを1つの非同期型パケットとして非同期型
パケット処理手段へ転送するための非同期送信用格納手
段を含む。
【0025】したがって、伝送経路の高効率化、受信装
置との応答確認の高速化および非同期型パケットの転送
レートの向上が可能となる。
【0026】好ましくは、パケット格納手段の容量をM
ビットとし、トランスポートストリームデータの最大レ
ートをSビット/秒とし、信号処理回路内における伝送
遅延時間をT秒とすると、送信遅延設定手段に設定され
る送信遅延時間は(M/S−T)秒以下である。
【0027】したがって、パケット格納手段がオーバフ
ローすることなく、同期型パケット処理手段へ同期型パ
ケットを出力することが可能となる。
【0028】本発明の別の局面に従えば、信号処理方法
は、ストリームパケットデータを同期型パケットとして
シリアルインタフェースバスに伝送する際に発生する伝
送遅延時間を設定するステップと、任意の送信遅延時間
を設定するステップと、ストリームパケットデータの到
着時刻に、設定された伝送遅延時間と設定された送信遅
延時間とを加算してタイムスタンプを生成し、タイムス
タンプを同期型パケットに付加するステップと、タイム
スタンプが付加されたパケットを格納するステップと、
格納されたパケットを、設定された送信遅延時間だけ遅
延させて出力するステップと、出力された同期型パケッ
トをシリアルデータに変換するステップとを含む。
【0029】格納されたパケットを設定された送信遅延
時間だけ遅延させて出力するので、格納されたパケット
を非同期型パケットの生成にも使用することができ、信
号処理における処理効率を向上させることが可能とな
る。
【0030】好ましくは、格納されたパケットを、設定
された送信遅延時間だけ遅延させて出力するステップ
は、ストリームパケットデータの到着時刻に設定された
送信遅延時間を加算し、送信タイミングとして格納する
ステップと、格納された送信タイミングと現在の時刻と
が一致する場合、当該送信タイミングに対応する格納さ
れたパケットを同期型パケットとして出力するステップ
とを含む。
【0031】したがって、パケットの送信遅延を容易に
行なえるようになる。さらに好ましくは、信号処理方法
はさらに、同期型パケットの出力に先立って、当該パケ
ットを非同期型パケットとして転送するステップと、転
送された非同期型パケットをシリアルデータに変換する
ステップとを含む。
【0032】同期型パケットの出力に先立って、当該パ
ケットを非同期型パケットとして転送するので、MPU
が非同期型パケットの転送を行なう必要がなくなり、M
PUの処理効率を向上させることが可能となる。
【0033】さらに好ましくは、非同期型パケットとし
て転送するステップは、格納された複数のパケットを1
つの非同期型パケットとして転送するステップを含む。
【0034】したがって、伝送経路の高効率化、受信装
置との応答確認の高速化および非同期型パケットの転送
レートの向上が可能となる。
【0035】好ましくは、パケットが格納されるバッフ
ァの容量をMビットとし、トランスポートストリームデ
ータの最大レートをSビット/秒とし、信号処理におけ
る伝送遅延時間をT秒とすると、設定される送信遅延時
間は(M/S−T)秒以下である。
【0036】したがって、パケット格納手段がオーバフ
ローすることなく、同期型パケット処理手段へ同期型パ
ケットを出力することが可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1における信号処理回路の概略構成を示す
ブロック図である。この信号処理回路は、MPEGトラ
ンスポータ1と、IEEE1394シリアルバスを直接
ドライブするフィジカルレイヤ回路11と、フィジカル
レイヤ回路11を制御するリンクレイヤ回路12と、M
PU13とを含む。
【0038】リンクレイヤ回路12は、MPEG−TS
がIEEE1394シリアルインタフェースを通過する
ことによってジッタが発生して、MPEG−TSをデコ
ードする際に不可欠なソースパケット間の相対時間間隔
がずれるのを解消するために、タイムスタンプを付加し
たパケットを生成して出力する。受信側の機器は、この
タイムスタンプを参照することによって、ジッタを含ん
だソースパケットを本来のソースパケットの時間軸に復
元することができる。また、後述するように非同期型パ
ケットを同期型パケットに先立って伝送するために、同
期型パケットのタイムスタンプに所定時間を加算し、そ
の所定時間だけ同期型パケットの伝送を遅延させる。
【0039】リンクレイヤ回路12は、到着タイミング
取得部2と、伝送遅延設定部3と、サイクルタイムレジ
スタ(Cycle Time Register)4と、タイムスタンプ生
成部5と、タイムスタンプ付加部6と、伝送パケット変
換部7と、I−FIFO8と、リンクコア(LINK Cor
e)9と、ホストI/F(HOST Interface)14と、非
同期送信用FIFO(AT#FIFO)15と、非同期受信用
FIFO(AR#FIFO)16と、送信遅延設定部18と、
同期パケット送出タイミング生成部19と、非同期/同
期送信タイミング制御部20とを含む。また、リンクコ
ア9は、同期型パケット処理部10と、非同期型パケッ
ト処理部17とを含む。
【0040】(同期型パケットとしてMPEG−TSを
転送する場合)MPEGトランスポータ1から出力され
たMPEG−TSがリンクレイヤ回路12に入力される
と、到着タイミング取得部2がサイクルタイムレジスタ
4のカウント値をラッチすることによって、ソースパケ
ットの到着時刻を取得する。サイクルタイムレジスタ4
は、伝送路に接続された各機器間で時刻合わせが行なわ
れている時計であって、伝送路上の各機器間で共通して
取り扱うことができる値である。
【0041】タイムスタンプ生成部5は、到着タイミン
グ取得部2によってラッチされたソースパケットの到着
時刻に対して、送信機および受信機による最大遅延時間
が設定された伝送遅延設定部3の値と、送信を遅延させ
る任意の時間が設定された送信遅延設定部18の値とを
加算して、伝送タイムスタンプを生成する。この送信機
および受信機による最大遅延時間は、リンクレイヤ回路
12の内部処理に要する時間や、IEEE1394シリ
アルインタフェースにパケットを送出する際に同期を取
るための待ち時間等を考慮したものであり、通常数百μ
ssec以下の値となる。また、送信遅延設定部18に
設定される最大許容時間は、I−FIFO8の容量M
[bit]と、MPEG−TSの最大レートS[bp
s]と、リンクレイヤ回路12内の伝送遅延時間Tとか
ら、次式によって算出される。
【0042】 最大許容時間=(M/S−T)[sec] …(1) タイムスタンプ付加部6は、タイムスタンプ生成部5に
よって生成された伝送タイムスタンプをソースパケット
に付加して伝送パケット変換部7へ出力する。伝送パケ
ット変換部7は、タイムスタンプ付加部6から出力され
たタイムスタンプが付加された後のソースパケットを効
率よく伝送できるように、複数を連結したり、複数に分
割したりして、伝送に適した容量にパケット化してI−
FIFO8に格納する。
【0043】同期パケット送出タイミング生成部19
は、到着タイミング取得部2によって取得されたソース
パケットの到着時刻と、送信遅延設定部18に設定され
た送信遅延時間とを加算した値(以下、送信タイミング
と呼ぶ。)を非同期/同期送信タイミング制御部20へ
出力する。I−FIFO8に格納されたパケットは、非
同期/同期送信タイミング制御部20によって生成され
た送信タイミングに合せて順次同期型パケット処理部1
0および非同期型パケット処理部17へ転送される。
【0044】同期型パケット処理部10は、転送された
パケットをシリアルデータに変換してフィジカルレイヤ
回路11へ転送する。そして、フィジカルレイヤ回路1
1は、IEEE1394シリアルバスをドライブして、
伝送路に同期パケットデータを伝送する。
【0045】図2は、IEEE1394規格の同期転送
によってデータを送信するときの元のデータであるソー
スパケットと、IEEE1394シリアルバス上に送出
される同期型パケットとの対応関係を説明するための図
である。図2に示すように、ソースパケット(トランス
ポートストリームデータ)にタイムスタンプが付加され
て出力される。このパケットはIEEE1394シリア
ルバス上に実際に送出されるまでのジッタが含まれる
が、およそ送信遅延設定部18に設定された時間だけ送
出が遅延される。なお、遅延処理の内容を分かり易くす
るために、非同期パケットの記載を省略しており、送信
遅延設定部18に設定される遅延時間を250μsec
としている。
【0046】(非同期型パケットとしてMPEG−TS
を転送する場合)I−FIFO8にパケットデータが格
納されると、MPU13は非同期/同期送信タイミング
制御部20に対してI−FIFO8に格納されたパケッ
トデータを非同期型パケット処理部17へ転送するよう
指示する。非同期型パケット処理部17は、I−FIF
O8から転送されたパケットをシリアルデータに変換し
て、フィジカルレイヤ回路11へ転送する。そして、フ
ィジカルレイヤ回路11は、IEEE1394シリアル
バスをドライブして、伝送路に非同期パケットデータを
伝送する。なお、MPU13は、I−FIFO8にパケ
ットデータが格納されたことを、伝送パケット変換部7
からの割込み等によって認識することができる。
【0047】また、送信先から非同期型パケットに対す
るレスポンスまたはリクエストがあれば、このパケット
は非同期受信用FIFO16に格納される。そして、M
PU13がホストI/F14を介して非同期受信用FI
FO16に格納されたデータを取得する。なお、レスポ
ンスまたはリクエストの内容は、プロトコルの取決めに
よる。
【0048】図3は、非同期/同期送信タイミング制御
部20の概略構成を示すブロック図である。非同期/同
期送信タイミング制御部20は、一致検出部21と、同
期型パケットポインタ(I-Packet-Pointer)22と、非
同期型パケットポインタ(A-Packet-Pointer)23と、
送出タイミングFIFO28とを含む。
【0049】I−FIFO8にパケットデータが格納さ
れると、同期パケット用送出タイミング生成部19によ
って生成された送信タイミングがパケットデータに対応
して送出タイミングFIFO28に順次格納される。ま
た、同期パケットポインタ22には、次に同期型パケッ
トとして送出すべきI−FIFO8内のパケットデータ
のポインタと、送出タイミングFIFO28内の送信タ
イミングのポインタとが格納されている。
【0050】一致検出部21は、サイクルタイムレジス
タ4の時刻と、同期型パケットポインタ22によって指
定される送出タイミングFIFO28内の送信タイミン
グとの一致を検出する。一致検出部21によって一致が
検出されると、同期型パケットポインタ22に格納され
たポインタに対応するパケットデータがI−FIFO8
から同期パケット処理部10へ転送され、同期型パケッ
トポインタ22が次のパケットデータおよび送信タイミ
ングが格納されるポインタに更新される。
【0051】非同期型パケットポインタ23には、次に
非同期型パケットとして送出すべきI−FIFO8内の
パケットデータのポインタが、MPU13によって書込
まれる。MPU13によって非同期型パケットポインタ
23にパケットデータのポインタが書込まれると、その
ポインタに対応するI−FIFO8内のパケットデータ
が非同期パケット処理部17へ転送される。この非同期
型パケットポインタ23の更新は、MPU13によって
更新されるようにしても良いし、パケットデータが非同
期パケット処理部17に転送された後にインクリメント
されて自動的に更新されるようにしても良い。
【0052】図4は、本実施の形態における信号処理回
路の処理手順を説明するための図である。まず、MPE
Gトランスポータ1からトランスポートストリームデー
タ(以下、TSデータと呼ぶ。)1が信号処理回路に入
力されると、同期パケット送出タイミング生成部19に
よって送出タイミングFIFO28に送信タイミング1
が格納され、伝送パケット変換部7によってI−FIF
O8にパケットデータ1が格納される。そして、MPU
13によって非同期パケットポインタ23にポインタが
書込まれることによって、パケットデータ1が非同期パ
ケット処理部17に転送され、非同期型パケット1とし
てIEEE1394シリアルインタフェースに出力され
る。
【0053】次に、MPEGトランスポータ1からTS
データ2が信号処理回路に入力されると、送出タイミン
グFIFO28に送信タイミング2が格納され、I−F
IFO8にパケットデータ2が格納される。そして、非
同期パケットポインタ23のポインタが更新されること
によって、パケットデータ2が非同期パケット処理部1
7に転送され、非同期型パケット2としてIEEE13
94シリアルインタフェースに出力される。
【0054】実際の非同期型パケット送出に要する時間
は、MPU13の処理時間、送信先のノードの処理能
力、バスのトラフィック状態等の多くの要素に影響され
る。同期型パケットを送出する前に非同期型パケットの
送出処理を完了させるため、上述したように送信遅延設
定部18に設定される送信遅延時間の許容値がI−FI
FO8の容量と、トランスポートストリームの最大レー
トとから算出される。すなわち、I−FIFO8がオー
バフローしない範囲で、最大許容時間に近い値を設定す
るのが望ましい。
【0055】また、最初のTSデータ1が信号処理回路
に入力された後、一致検出部21がサイクルタイムレジ
スタ4の時刻と送出タイミングFIFO28内の送信タ
イミング1の値との一致を検出すると、同期型パケット
ポインタ22によって指し示されるパケットデータ1が
同期パケット処理部10に転送され、同期型パケット1
としてIEEE1394シリアルインタフェースに出力
される。同期型パケット1が出力されると、I−FIF
O8からパケットデータ1が削除される。以下同様にし
て、非同期型パケット3、同期型パケット2、非同期型
パケット4、同期型パケット3、同期型パケット4の順
にIEEE1394シリアルインタフェースに出力され
る。
【0056】なお、図3においては、送信先ノードから
受取り確認を意味するAcknowledgeパケットが不要であ
るAsync Stream送信の場合を記載した。しかし、Write
Transactionを使用する場合には、1つのデータパケッ
トの送信に伴って送信先ノードからAcknowledgeパケッ
トが返送されるので、MPU13がそのAcknowledgeパ
ケットの内容を確認して、Write Transactionの終了を
判断すれば良い。
【0057】以上説明したように、本実施の形態におけ
る信号処理回路によれば、同じ内容のパケットデータを
同期型パケットおよび非同期型パケットで送出する際
に、送信遅延設定部18に設定された送信遅延時間だけ
同期型パケットの送信タイミングを遅延して、I−FI
FO8内にパケットデータを一時的に保持するようにし
たので、I−FIFO8に格納されたパケットデータか
ら同期型パケットと非同期型パケットとの両方を生成す
ることができ、処理効率の向上を図ることが可能となっ
た。また、MPU13がソースパケットから非同期パケ
ットを生成する必要がなくなり、MPU13の処理効率
を向上させることが可能となった。
【0058】また、同じ内容のパケットデータを同期型
パケットおよび非同期型パケットで送出するようにした
ので、たとえば同期型パケットをデジタルテレビへ送出
しながら、非同期型パケットをストレージデバイスへ送
出してストリームデータを記録するシステムを構築する
ことが可能となった。
【0059】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2における信号処理回路の概略構成を示すブロック
図である。本実施の形態における信号処理回路は、I−
FIFO8から出力されたパケットデータが非同期送信
用FIFO15に格納される点、および非同期送信用F
IFO15から非同期パケット処理部17への転送がM
PU13によって制御される点のみが異なる。したがっ
て、重複する構成および機能の詳細な説明は繰返さな
い。なお、本実施の形態における非同期送信用FIFO
の参照符号を15’として説明する。
【0060】MPU13は、非同期/同期送信タイミン
グ制御部20内の非同期パケットポインタ23のポイン
タを順次更新することによって、複数のパケットデータ
を非同期送信用FIFO15’へ転送する。そして、M
PU13は、非同期送信用FIFO15’に格納されて
いる複数のパケットデータを、1つの非同期型パケット
として非同期パケット処理部17へ転送する。このよう
に複数のパケットデータを1つの非同期型パケットとし
て転送する理由は、一般に同容量のデータであれば分割
せずに1つのパケットとして転送した方が、伝送路の高
効率化や受信装置との応答確認の高速化を図る上で有利
であり、非同期型パケットの転送レートを向上させるこ
とが可能だからである。
【0061】また、通常の非同期型パケットの転送経路
として、MPU13、ホストI/F14および非同期転
送用FIFO15’の経路を利用することができ、必要
に応じて非同期型パケットデータに付加的なデータをM
PUによって加えることも可能となる。
【0062】以上説明したように、本実施の形態におけ
る信号処理回路によれば、実施の形態1において説明し
た効果に加えて、複数のパケットデータを1つの非同期
型パケットとして転送することができ、伝送経路の高効
率化、受信装置との応答確認の高速化および非同期型パ
ケットの転送レートの向上が可能となった。
【0063】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における信号処理回路
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の信号処理回路におけ
るソースパケットと同期型パケットとの対応関係を説明
するための図である。
【図3】 非同期/同期送信タイミング制御部20の概
略構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態1における信号処理回路
の処理手順を説明するための図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における信号処理回路
の概略構成を示すブロック図である。
【図6】 従来の信号処理回路の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 従来の信号処理回路におけるソースパケット
と同期型パケットとの対応関係を説明するための図であ
る。
【図8】 ソースパケットヘッダのフォーマットを示す
図である。
【符号の説明】
1 MPEGトランスポータ、2 到着タイミング取得
部、3 伝送遅延設定部、4 送信遅延設定部、5 タ
イムスタンプ生成部、6 タイムスタンプ付加部、7
伝送パケット変換部、8 I−FIFO、9 リンクコ
ア、10 同期型パケット処理部、11 フィジカルレ
イヤ回路、12 リンクレイヤ回路、13 MPU、1
4 ホストI/F、15,15’ 非同期送信用FIF
O、16非同期受信用FIFO、17 非同期型パケッ
ト処理部、18 送信遅延設定部、19 同期パケット
送出タイミング生成部、20 非同期/同期送信タイミ
ング制御部、21 一致検出部、22 同期型パケット
ポインタ、23 非同期型パケットポインタ、28 送
出タイミングFIFO。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリームパケットデータを同期型パケ
    ットとしてシリアルインタフェースバスに伝送する際に
    発生する伝送遅延時間を設定するための伝送遅延設定手
    段と、 任意の送信遅延時間を設定するための送信遅延設定手段
    と、 前記ストリームパケットデータの到着時刻に、前記伝送
    遅延設定手段に設定された値と前記送信遅延設定手段に
    設定された値とを加算してタイムスタンプを生成し、該
    タイムスタンプを前記同期型パケットに付加するための
    タイムスタンプ付加手段と、 前記タイムスタンプ付加手段によってタイムスタンプが
    付加されたパケットを格納するためのパケット格納手段
    と、 前記パケット格納手段に格納されたパケットを、前記送
    信遅延設定手段に設定された値だけ遅延させて出力する
    ためのタイミング制御手段と、 前記タイミング制御手段によって出力された同期型パケ
    ットをシリアルデータに変換するための同期型パケット
    処理手段とを含む信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記タイミング制御手段は、前記ストリ
    ームパケットデータの到着時刻に前記送信遅延設定手段
    に設定された値を加算し、送信タイミングとして格納す
    るための送信タイミング格納手段と、 前記送信タイミング格納手段に格納された送信タイミン
    グと現在の時刻とが一致する場合、当該送信タイミング
    に対応するパケットを前記パケット格納手段から前記同
    期型パケット処理手段へ転送するための同期型パケット
    転送手段とを含む、請求項1記載の信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記タイミング制御手段はさらに、前記
    同期型パケット転送手段によるパケットの転送に先立っ
    て、当該パケットを非同期型パケットとして転送するた
    めの非同期型パケット転送手段を含み、 前記信号処理回路はさらに、前記非同期型パケット転送
    手段によって転送される非同期型パケットをシリアルデ
    ータに変換するための非同期型パケット処理手段を含
    む、請求項2記載の信号処理回路。
  4. 【請求項4】 前記信号処理回路は、前記パケット格納
    手段に格納された複数のパケットを格納し、複数のパケ
    ットを1つの非同期型パケットとして前記非同期型パケ
    ット処理手段へ転送するための非同期送信用格納手段を
    含む、請求項3記載の信号処理回路。
  5. 【請求項5】 前記パケット格納手段の容量をMビット
    とし、前記トランスポートストリームデータの最大レー
    トをSビット/秒とし、前記信号処理回路内における伝
    送遅延時間をT秒とすると、前記送信遅延設定手段に設
    定される送信遅延時間は(M/S−T)秒以下である、
    請求項1〜4のいずれかに記載の信号処理回路。
  6. 【請求項6】 ストリームパケットデータを同期型パケ
    ットとしてシリアルインタフェースバスに伝送する際に
    発生する伝送遅延時間を設定するステップと、 任意の送信遅延時間を設定するステップと、 前記ストリームパケットデータの到着時刻に、前記設定
    された伝送遅延時間と前記設定された送信遅延時間とを
    加算してタイムスタンプを生成し、該タイムスタンプを
    前記同期型パケットに付加するステップと、 前記タイムスタンプが付加されたパケットを格納するス
    テップと、 前記格納されたパケットを、前記設定された送信遅延時
    間だけ遅延させて出力するステップと、 前記出力された同期型パケットをシリアルデータに変換
    するステップとを含む信号処理方法。
  7. 【請求項7】 前記格納されたパケットを、前記設定さ
    れた送信遅延時間だけ遅延させて出力するステップは、
    前記ストリームパケットデータの到着時刻に前記設定さ
    れた送信遅延時間を加算し、送信タイミングとして格納
    するステップと、 前記格納された送信タイミングと現在の時刻とが一致す
    る場合、当該送信タイミングに対応する前記格納された
    パケットを同期型パケットとして出力するステップとを
    含む、請求項6記載の信号処理方法。
  8. 【請求項8】 前記信号処理方法はさらに、前記同期型
    パケットの出力に先立って、当該パケットを非同期型パ
    ケットとして転送するステップと、 前記転送された非同期型パケットをシリアルデータに変
    換するステップとを含む、請求項7記載の信号処理方
    法。
  9. 【請求項9】 前記非同期型パケットとして転送するス
    テップは、前記格納された複数のパケットを1つの非同
    期型パケットとして転送するステップを含む、請求項8
    記載の信号処理方法。
  10. 【請求項10】 前記パケットが格納されるバッファの
    容量をMビットとし、前記トランスポートストリームデ
    ータの最大レートをSビット/秒とし、信号処理におけ
    る伝送遅延時間をT秒とすると、前記設定される送信遅
    延時間は(M/S−T)秒以下である、請求項6〜9の
    いずれかに記載の信号処理方法。
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CN111475318B (zh) * 2020-04-29 2021-02-23 中国人民解放军军事科学院国防科技创新研究院 一种支持多用户访问的串口通信装置、方法及系统

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