JP2002084031A - 発光素子の駆動回路 - Google Patents

発光素子の駆動回路

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JP2002084031A
JP2002084031A JP2000273960A JP2000273960A JP2002084031A JP 2002084031 A JP2002084031 A JP 2002084031A JP 2000273960 A JP2000273960 A JP 2000273960A JP 2000273960 A JP2000273960 A JP 2000273960A JP 2002084031 A JP2002084031 A JP 2002084031A
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Hisaki Nakayama
寿樹 仲山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準電圧出力端子をもつ発光素子の駆動回路
において、制御ピン数の増大を防ぐこと。 【解決手段】 基準電圧を発生する基準電圧発生回路
と、該基準電圧発生回路用の出力端子と、入力電圧に基
づいて発光素子に供給するDCバイアス電流を決定する
バイアス電流発生回路と、前記基準電圧発生回路の出力
を前記出力端子に供給するための抵抗と、前記抵抗と前
記出力端子との間のノードを前記バイアス電流発生回路
の前記入力電圧の入力部と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子の駆動回
路に関し、より詳しくは、レーザー・ビーム・プリンタ
の印字に用いられる半導体レーザーのような発光素子の
駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発光素子の駆動回路の例として、
三菱半導体データ・ブック95年版p4−283には図
5のような半導体レーザーの駆動回路の構成が開示され
ている。図5を用いて従来の半導体レーザーの駆動回路
を説明をする。
【0003】符号101は、LD端子にカソードが接続
される駆動対象のアノード・コモンのレーザー・ダイオ
ード(図示せず)にバイアス電流Ibを供給するバイア
ス電流源で、RB端子と接地との間に接続される抵抗と
VB端子に印加される電圧によって電流値が決定され
る。
【0004】符号102は駆動対象のレーザー・ダイオ
ードに、103のスイッチング回路を介してスイッチン
グ電流Iswを供給するスイッチング電流源で、CH端
子と接地電位間に接続した容量(図示せず)にホールド
される電圧とRS端子に接続される抵抗の抵抗の抵抗値
によってスイッチング電流値が決定される。
【0005】符号103のスイッチング回路はDATA
端子より入力するデータ信号、レーザー・ビーム・プリ
ンタにおいては通常画像信号、のハイ・ロウに応じてス
イッチング電流源から供給される電流Iswを、レーザ
ー・ダイオードとRO端子の接続される負荷抵抗(図示
せず)との間でスイッチングする電流スイッチング回路
である。
【0006】符号104は、レーザー・ダイオードの光
量を検出するフォト・ダイオード(図示せず)の電流I
pdをPD端子から入力し、符号1RM,符号2RM端
子間に接続した抵抗(図示せず)によりIV(電流−電
圧)変換し、発生した電圧を増幅する差動アンプであ
る。
【0007】符号105はS/H端子の入力がサンプリ
ングの論理の際、VR端子に印加される電圧と符号10
4の差動アンプの出力が比較し一致するようにCH端子
の電圧を制御し、S/H端子の入力がホールドの論理の
際、CH端子に接続した容量にこの電圧をホールドする
ように動作するサンプルホールド回路である。
【0008】本回路は、下記のようにレーザー・ダイオ
ードの発光光量を一定に制御するAPC(オート・パワ
ー・コントロール)の機能をもつ。すなわち、サンプリ
ング状態では、電流スイッチング回路103がレーザー
・ダイオードに電流を供給するように動作させ、CH端
子電圧で決まるスイッチング電流がレーザー・ダイオー
ドに流れ、フォト・ダイオードに光量に応じたフォトカ
レントが発生するようにする。このとき光量が所望の値
より小さいと1RM,2RM端子間に接続された抵抗で
発生する電圧は小さく差動アンプ104の出力も小さ
い。サンプルホールド回路105では、VR端子に印加
された電圧と、差動アンプの出力を比較し、後者が小さ
いとCH端子を充電し電圧は増大し、スイッチング電流
が増加するよう動作する。
【0009】一方、光量が所望の値より大きいと1R
M,2RM端子間に接続された抵抗で発生する電圧は大
きく差動アンプ104の出力も大きい。サンプルホール
ド回路105では、VR端子に印加された電圧と、差動
アンプの出力を比較し、後者が大きいとCH端子を放電
し電圧は低下し、スイッチング電流が低下するよう動作
する。このようにいずれの場合も負帰還がかかり、サン
プリング状態では発光光量が一定となるようにCH端子
の電圧が制御されAPC動作が実現される。
【0010】ここで、レーザー・ビーム・プリンタにお
いては画像に対応したレーザーON/OFF信号に基づ
いて発光されたレーザー光が感光体表面に照射されるこ
とによって静電潜像が形成され、現像手段によって可視
化される。この例においては、感光体へのビーム走査時
に記録区域以外の走査が行われている期間、レーザー・
ダイオード(LD)に電流(Ib+Isw)を流して連
続点灯させ、その間、記録区域外に置かれた前述のフォ
ト・ダイオードにてそのレーザビームの強度が検出され
る。この信号はパルス状の信号であり、このパルス状の
信号と所定のレベルとの差分をサンプリング・パルスで
サンプリングし、サンプルホールド105で少なくとも
1水平走査区間の間、次にサンプルホールドするまでの
期間、そのレベルをホールドする。
【0011】発光光量の大小は1RM,2RM端子間に
接続された抵抗値または、VR端子に印加された電圧を
調整することにより制御することができる。S/H端子
がサンプリング状態の場合、上述したような負帰還の閉
ループが形成されているが、この状態からサンプルホー
ルド回路をホールド状態にして、DATA端子に画像デ
ータを入力しスイッチング回路でスイッチング電流を切
り替えることにより発光した際の光量を一定として、発
光制御が可能となる。なお、CH端子に接続された容量
には有限のドループが発生するため、周期的にサンプリ
ングを繰り返すことが必要となる。
【0012】106は通常バンド・ギャップ回路やバッ
ファ・アンプによって構成される基準電流発生回路で、
出力がVREF端子に接続される。
【0013】/ENBL端子はバイアス回路101、ス
イッチング電流源102、サンプルホールド回路105
の動作を許可するイネーブル信号入力端子で、この例で
はロウ・レベルのとき許可、ハイ・レベルのとき禁止と
なる。
【0014】ここで、バイアス電流は高速スイッチング
が要求される場合、レーザー・ダイオードに閾値電流以
下の小さな電流を流し、レーザー・ダイオードの順方向
電圧をある程度立てておくために使われるが、低速の動
作の場合必ずしもその必要はない。発光素子に上述した
ようなバイアス電流を流すように構成する場合、本駆動
回路の実装基板上でVREF端子とVB端子を接続し、
そのように構成しない場合VB端子を接地することで本
駆動回路は汎用性を持ったままバイアス有り、バイアス
無しの用途に使い分けができるようになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上に示したように、
従来の発光素子の駆動回路では要求されるスイッチング
性能によって実装基板上の配線を変更し、バイアス電流
源の入力電圧を変えることによって、バイアス電流の有
無を切り替えることができる。
【0016】しかしながら、従来の構成では、基準電圧
出力端子(VREF)、バイアス電流生成用電圧(V
B)入力端子が独立に必要となり駆動回路を封止するP
KG(パッケージ)のピン数が増大し、さらにはコスト
・アップにつながるという問題点があった。また、電流
源回路のイネーブル信号の様な駆動回路の状態制御信号
を入力するために、別途入力端子が必要になりこちらも
PKGのピン数が増大し、さらにはコスト・アップにつ
ながるという問題点があった。
【0017】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、基準電圧出力端子
をもつ発光素子の駆動回路において、使用される用途の
要求に応じてバイアス電流有り無しの切り替えを、ピン
数の増大を防ぎ、それに伴うコスト・アップを抑制して
実現した発光素子の駆動回路を提供することにある。
【0018】また、基準電圧出力端子をもつ発光素子の
駆動回路において、使用される用途の要求に応じてバイ
アス電流有り無しの切り替えを、駆動回路の端子に設け
られた保護抵抗の影響をうけず、ピン数の増大を防ぎそ
れに伴うコスト・アップを抑制して実現した発光素子の
駆動回路を供給することに有る。
【0019】また、基準電圧出力端子をもつ発光素子の
駆動回路において、状態制御信号の入力をピン数の増大
を防ぎそれに伴うコスト・アップを抑制して実現した発
光素子の駆動回路を供給することに有る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するため、請求項1に記載の発明は、基準電圧
を発生する基準電圧発生回路と、該基準電圧発生回路用
の出力端子と、入力電圧に基づいて発光素子に供給する
DCバイアス電流を決定するバイアス電流発生回路と、
前記基準電圧発生回路の出力を前記出力端子に供給する
ための抵抗と、前記抵抗と前記出力端子との間のノード
を前記バイアス電流発生回路の前記入力電圧の入力部と
接続したことを特徴とする。
【0021】また、請求項2に記載の発明は、前記出力
端子は開放されるように、または接地されるように制御
されること可能にすることを特徴とするものである。
【0022】上記構成において基準電圧源と出力端子の
間に設けた抵抗は、出力端子が接地されたとき基準電圧
源の出力ノードと出力端子を分離し、開放されたとき基
準電圧出力ノードの電位を同一となるように作用し、ピ
ン数の増大無しにバイアス電流有り無しの切り替えを可
能とする様に作用する。
【0023】また、請求項3に記載の発明は、基準電圧
を発生する基準電圧発生回路と、該基準電圧発生回路用
の出力端子と、前記基準電圧発生回路の出力を前記出力
端子に供給するための抵抗と、前記基準電圧発生回路の
出力の基準電圧を入力電圧として入力し、当該入力電圧
に基づいて発光素子に供給するDCバイアス電流を決定
するバイアス電流発生回路と、前記抵抗と前記出力端子
との間のノードを一方の入力とするコンパレータとを備
え、前記コンパレータの出力に基づき前記DCバイアス
電流のON/OFFを制御するようにしたことを特徴と
するものである。
【0024】上記構成において抵抗は基準電圧源の出力
ノードと出力端子を分離するように作用し、コンパレー
タは、基準電圧出力端子に印加された電圧レベルを判定
し、バイアスの有りの状態と、無しの状態を切り替える
ように作用する。
【0025】また、請求項4に記載の発明は、基準電圧
を発生する基準電圧発生回路と、該基準電圧発生回路用
の出力端子と、データに応動して発光する発光素子のス
イッチング電流源、前記スイッチング電流源によって発
光量制御された発光素子の発光量を検出し基準レベルと
比較してその差分をサンプルホールドするサンプルホー
ルド回路と、前記基準電圧発生回路の出力を前記出力端
子に供給するための抵抗と、前記抵抗と前記出力端子と
の間のノードを一方の入力とする少なくとも2つのコン
パレータとを具え、前記少なくとも2つのコンパレータ
の一方の出力に基づき前記バイアス電流源の動作を制御
し、前記コンパレータの他方の出力に基づき前記バイア
ス電流源と前記スイッチング電流源と前記サンプルホー
ルド回路との動作を制御することを特徴とするものであ
る。
【0026】上記構成において抵抗は基準電圧源の出力
ノードと出力端子を分離するように作用し、コンパレー
タは、基準電圧出力端子に印加された電圧レベルを判定
し、バイアスの有無やイネーブル/ディセーブル等の判
定を行うように作用する。
【0027】また、請求項5の発明は、基準電圧を発生
する基準電圧発生回路と、基準電圧発生回路用の出力端
子と、前記基準電圧発生回路の出力を前記出力端子に供
給するための抵抗と、前記抵抗と前記出力端子との間の
ノードを一方の入力とする少なくとも1つのコンパレー
タとを具え、前記コンパレータの出力に基づき前記駆動
回路内の一部回路の動作/非動作の切換、または、発光
素子の発光の禁止あるいは許可、または、発光素子の強
制発光の動作を制御することを特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態を示す図である。前述した図5と同
一個所には同じ符号を付けて説明を省略する。また、発
光素子の駆動回路のうち、図1では本発明の説明に関係
するブロックについてのみ記述した。(具体的には、図
5において説明したスイッチング電流源102、スイッ
チング回路103、差動アンプ104を省略した。) まず構成を説明する。図1において符号1は基準電圧発
生回路の出力ノード33と出力端子VREF間に挿入さ
れた抵抗(抵抗値r0)で、符号2は駆動対象となるレ
ーザー・ダイオード、符号3はバイアス電流源の入力電
圧とともにバイアス電流値を決める抵抗(抵抗値r
b)、符号4はバンド・ギャップ回路で、出力はバッフ
ァ・アンプ5によりインピーダンス変換される。符号4
および5は基準電圧発生回路を形成し、ノード33に電
圧Vrefを出力する。オペアンプ6はNPNトランジ
スタ7,11,13,14、PNPトランジスタ8,
9,10とともに、レーザー・ダイオード2のバイアス
電流源を形成する。このうちPNPトランジスタ8,9
はエミッタがともに電源電圧Vccに接続され、ベース
が共通接続されPNP10のエミッタに接続される。P
NP10のベースはPNP8のコレクタに接続され、P
NP10をベース電流補償用のトランジスタとするカレ
ント・ミラー回路を形成する。本カレント・ミラーでは
NPNトランジスタ7のコレクタ電流を折り返し、PN
Pトランジスタ9のコレクタ電流として出力する。NP
Nトランジスタ11,12,13も同様にカレント・ミ
ラーを形成し、NPNトランジスタ11のコレクタ電流
を折り返しNPNトランジスタ12のコレクタ電流とし
て出力する。NPN12のコレクタは、LD端子を介し
てレーザー・ダイオード2のカソード接続され、NPN
12のコレクタ電流がレーザー・ダイオード2のバイア
ス電流となる。なお、図1においては省略しているが、
図5の従来例で示したように、LD端子はスイッチング
回路にも接続され、レーザー・ダイオード2にはさらに
画像信号DATAのハイ,ロウに応じたスイッチング電
流が付加される。
【0029】オペアンプ6の非反転入力端子には抵抗1
の出力端子側のノード14(すなわちVREF端子)が
接続される。また、図1の従来例で示したサンプルホー
ルド回路のVR端子が接続されるノードには、基準電圧
発生回路の出力、すなわちノード33が直接接続されて
いる。
【0030】次に動作を説明する。まず、駆動回路の出
荷テストの際にはVREF端子は、図1に示しているよ
うに接地されずに開放され、電圧計が接続され、基準電
圧の値が仕様の範囲内か否か検査され良品が選別され
る。このとき、電圧計の入力インピーダンスは極めて大
きいため、抵抗1には殆ど電流は流れず、基準電圧発生
回路の出力電圧(ノード33における電圧)を、そのま
ま出力端子VREFに置いて観測することができる。
【0031】図1に示す駆動回路を実装するにあたっ
て、バイアス電流を流さない用途の場合、実装基板上で
VREF端子を図1に示す様に接地する。この時オペア
ンプ6の非反転入力は接地電位となり、反転端子とRB
端子も接地電位となり抵抗3の両端の電位差は0のため
電流は流れず、NPNトランジスタ7さらにはカレント
・ミラーで折り返されたバイアス電流も流れない状態と
なる。この際、抵抗1の抵抗値r0を、バッファ・アン
プ5の最大出力電流以下の電流を流す抵抗値にしておけ
ば、基準電圧発生回路の出力(ノード33の)電圧はV
REF端子を開放にした場合に比較して変動量は無視で
き、サンプルホールド回路に対しては基準電圧発生回路
の出力33を直接接続しているため、VREF端子を接
地しても従来例で示したような発光素子のAPCのため
のサンプリング動作に影響は無い。なお、この場合サン
プルホールド回路に入力する電圧Vrefは一定値とな
り、外部より可変電圧を加えることのできる従来例とは
状況が異なるが、レーザー・ダイオードの所望の光量値
の設定は、モニター用のフォト・ダイオードのフォトカ
レントをIV変換する抵抗(従来例で1RM,2RM端
子間に設ける抵抗)の値を変えることによって実現でき
る。
【0032】一方、バイアス電流を流す用途の場合、実
装基板上でVREF端子は開放とする。この時抵抗1に
は電流が流れないため(厳密に言えばオペアンプ6の入
力電流分は流れるが、通常のオペアンプでは無視できる
ほどに十分小さい)ノード33と14の電圧が等しくな
り、バイアス電流源を構成するオペアンプ6の非反転入
力端子に基準電圧Vref が入力される。オペアンプ
6はNPNトランジスタ7とともにボルテージ・フォロ
アを形成し、この場合NPNトランジスタ7のエミッ
タ、すなわちRB端子にはVrefの電圧が現れる。R
B端子は抵抗値rbの抵抗3でプルダウンされているた
め、NPN7のエミッタにはVref/rbの電流が流
れる。この電流はPNPトランジスタ8,9,10によ
るカレント・ミラーと、NPNトランジスタ11,1
2,13によるカレント・ミラーにより折り返され、2
つのカレント・ミラーのミラー比の積をnとすると、n
*Vref/rbの電流がレーザー・ダイオードのバイ
アス電流となる。Vref は一定であるがrbの値を
選択することにより所望のバイアス電流を得ることがで
きる。なお、この場合もサンプルホールド回路に対して
は基準電圧発生回路の出力33を直接接続しているた
め、従来例で示したような発光素子のAPCのためのサ
ンプリング動作に影響は無い。
【0033】このように、本実施例では、従来必要であ
ったバイアス電流源の電圧入力端子VBを省いても、バ
イアス電流の有無の切換が可能であり汎用性を失わな
い。さらに、APC動作の際のサンプルホールド回路の
比較電圧を内蔵の基準電圧で代用することにより、比較
電圧入力端子VRをも省くことができ、ピン数の削減、
さらにはコストの削減がはかれる。
【0034】(第2の実施形態)実施形態1ではバイア
ス電流を使用しない場合VREF端子を直接接地した
が、駆動回路を集積化した場合、図2に示すように出力
パッド周辺に保護回路30が設けられ、保護抵抗31が
直列に接続される場合が多い。基準電圧発生回路の出力
と抵抗1と保護抵抗が直列に接続され、保護抵抗の他端
(VREF端子)が接地された場合、保護抵抗の抵抗値
をrpとすると、バイアス電流源の入力となる抵抗1の
出力端子側の電圧V1は
【0035】
【数1】 V1=Vref*rp/(rp +r0) ・・・式1 注:*は掛け算の記号となり、バイアス電流源には式1
のV1が入力するためバイアス電流を0とすることがで
きない。そこで本実施形態ではこの問題点を改善した駆
動回路を開示する。
【0036】図3に本発明の第2の実施形態を示す。図
1と同一個所には同一の符号を付けて説明を簡略化す
る。まず、構成を説明する。図2において符号1は基準
電圧発生回路の出力ノード33と出力端子VREF間に
挿入された抵抗(抵抗値r0)で、符号2は駆動対象と
なるレーザー・ダイオード、符号3はバイアス電流源の
入力電圧とともにバイアス電流値を決める抵抗、符号4
はバンド・ギャップ回路であり、バッファ・アンプ5と
ともに基準電圧発生回路を形成する。オペアンプ6はN
PNトランジスタ7,11,13,14、PNPトラン
ジスタ8,9,10とともにバイアス電流源を形成す
る。抵抗15は一端が基準電圧発生回路の出力33に接
続され、他端17は抵抗16とコンパレータ18の非反
転入力端子に接続され、抵抗16のもう一端は接地され
る。コンパレータの反転入力端子にはVREF端子(ノ
ード14)が接続される。
【0037】バイアス電流源の入力は実施形態1と違い
基準電圧出力回路の出力(ノード33)が直接接続され
る。NMOS19はソースが接地され、ドレインがNP
Nトランジスタ7のベースに接続され、ゲートはコンパ
レータ18の出力が接続される。
【0038】次に動作を説明する。まず、駆動回路の出
荷テストの際にはVREF端子は開放され、電圧計が接
続され、基準電圧の値が仕様の範囲内か否か検査され良
品が選別される点は実施形態1と同じである。
【0039】実装にあたってはバイアス電流を流さない
用途の場合、実装基板上で接地電位またはVREF端子
に次の式を満たす電圧Vinを印加する。
【0040】
【数2】 Vin<Vref*r2/(r1+r2) ・・・式2 Vinは式2を満たせば正確な電圧である必要は無いの
で、実装基板上で電源電圧を2本の抵抗で抵抗分割した
ような簡単な構成で作っても良い。この時コンパレータ
の反転入力端子の電圧はVin、非反転入力端子の電圧
はVref*r2/(r1+r2) であるから、上式
の条件よりコンパレータの出力はハイとなり、NMOS
19はオンする。したがってNPN7のベースは接地電
位となりカットオフするため、オペアンプ6の入力電圧
によらずバイアス電流は流れないこととなる。この際、
抵抗1の抵抗値および、抵抗15と抵抗16の抵抗値の
和(r1+r2) をボルテージ・フォロアのオペアン
プ5の最大出力電流以下の電流を流す抵抗値にしておけ
ば、基準電圧発生回路の出力33の電圧はVREF端子
を開放にした場合に比較して変動量は無視でき、サンプ
ルホールド回路に対しては基準電圧発生回路の出力33
を直接接続しているため、VREF端子に実装基板上で
電圧を印加しても、従来例で示した発光素子のAPCの
ためのサンプリング動作に影響は無い。
【0041】一方、バイアス電流を流す用途の場合、実
装基板上でVREF端子は開放または下式を満たす電圧
Vinを印加する。
【0042】
【数3】 Vin>Vref*r2/(r1+r2) ・・・式3 この時コンパレータの反転入力端子の電圧はVin、非
反転入力端子の電圧はVref*r1/(r1+r2)
であるから、上式の条件よりコンパレータの出力はロ
ウとなり、NMOS19はオフする。したがってNPN
7とオペアンプ6はボルテージ・フォロアを形成しNP
Nトランジスタ7のエミッタ、すなわちRB端子にはV
ref の電圧が現れる。RB端子は抵抗値rbの抵抗
3でプルダウンされているため、NPN7のエミッタに
はVref/rbの電流が流れる。この電流はPNPト
ランジスタ8,9,10によるカレント・ミラーと、N
PNトランジスタ11,12,13によるカレント・ミ
ラーにより折り返され、2つのカレント・ミラーのミラ
ー比の積をnとすると、n*Vref/rbの電流がレ
ーザー・ダイオードのバイアス電流となる。この場合も
サンプルホールド回路に対しては基準電圧発生回路の出
力33を直接接続しているため、従来例で示した発光素
子のAPCのためのサンプリング動作に影響は無い。
【0043】なお、VREF端子とノード14の間に保
護回路の一部として直列抵抗rpが存在する場合、抵抗
1と抵抗31の接続されるノードの電圧がコンパレータ
18の反転入力端子に入力するため、式2を
【0044】
【数4】 ( Vin*r0+Vref*rp) /(r0+rp) >Vref*r 1/(r1+r2) ・・・式4 式3を
【0045】
【数5】 ( Vin*r0+Vref*rp) /(r0+rp) <Vref*r 1/(r1+r2) ・・・式5 でそれぞれ置き換え、これらの条件を満たすVinを実
装基板上で印加すれば同一の結果が得られ、本回路の構
成では保護抵抗の存在はバイアス電流の有無に影響を与
えない。
【0046】なお、図3に示す構成の場合、抵抗1の抵
抗値r0の果す役割は、図1に示す場合と異なり、単に
コンパレータ18の入力レベルに関与するだけとなる。
したがって、それぞれの抵抗値を設定はより自由とな
り、rp/(r0+rp)<r2/(r1+r2)とな
るようにそれぞれの抵抗値を設定することで、VREF
端子を開放したり、接地したりすることで、それぞれ式
4と式5を満足させることができる。
【0047】なお、本実施形態ではコンパレータの非反
転入力を抵抗r1,r2と基準電圧発生回路の出力電圧
Vrefから作っているが、Vrefの代わりに電源電
圧を利用しても良いし、ダイオードの順方向電圧等その
他の電圧源を利用しても良いことは言うまでもない。
【0048】このように、本実施形態では、出力端子内
部に保護抵抗が存在している場合でも、従来必要であっ
たバイアス電流源の電圧入力端子VBを省いて、バイア
ス電流の有無の切換が可能となる。さらに、APC動作
の際のサンプルホールド回路の比較電圧を内蔵の基準電
圧Vref で代用することにより、比較電圧入力端子
VRをも省くことができ、ピン数の削減、さらにはコス
トの削減がはかれるのは実施形態1と同様である。
【0049】(第3の実施形態)上記した2つの実施形
態では、基準電圧出力端子VREFを、検査時の電圧モ
ニター用とバイアス電流の有無の制御信号の入力端子と
して使い分けた実施形態を示したが、制御すべき動作状
態はバイアス電流の有無に限らない。他の動作状態を制
御する場合の実施形態を示す。
【0050】図4に第3の実施形態を示す。図1と同一
個所には同一の番号を付け説明を簡略化する。まず、構
成を説明する。基準電圧発生回路106の出力ノード3
3はAPC用にサンプルホールド回路の従来例でVR端
子が接続されるノードに接続され、さらにバイアス電流
源と抵抗1,抵抗20(抵抗値r3)の一端に接続され
る。抵抗1の他端はVREF端子に接続されるととも
に、コンパレータ23,24の反転入力端子にそれぞれ
接続される。抵抗20の他端には、抵抗21(抵抗値r
4)、抵抗22(抵抗値r5)が直列に接続され、抵抗
22の一端は接地される。抵抗20と抵抗21の接続点
はコンパレータ23の非反転入力端子に、抵抗21と抵
抗22の接続点はコンパレータ24の非反転入力端子に
接続されている。コンパレータ23の出力はORゲート
25の一方の入力に接続され、コンパレータ24の出力
はORゲート25の他方の入力と、サンプルホールド回
路、スイッチング電源のイネーブル信号入力端子にそれ
ぞれ接続されている。ORゲート25の出力はバイアス
電流源内のNMOS19のゲートに接続されている。
【0051】次に動作を説明する。まず、駆動回路の出
荷テストの際にはVREF端子は開放され、電圧計が接
続され、基準電圧の値が仕様の範囲内か否か検査され良
品が選別される点は実施形態1と同じである。
【0052】従来例で/ENBL端子をハイとしてディ
セーブル状態を実現する機能は、本実施形態では次のよ
うに実現される。すなわち、VREF端子に
【0053】
【数6】 Vin<Vref*r5/(r3+r4+r5) ・・・式6 を満たす電圧Vinを印加する。このとき、コンパレー
タ24の出力はハイ、コンパレータ23の出力はハイ、
ORゲートの出力はハイとなる。サンプルホールド回
路、およびスイッチング電流源のイネーブル信号入力端
子はハイが入力したときディセーブル状態となる論理の
ため、これらの回路はディセーブルとなる。また、バイ
アス電流源ではNMOS19がオンするため、NPN7
のベースは接地電位となりカットオフするため、オペア
ンプ6の入力電圧によらずバイアス電流は流れずディセ
ーブル状態となる。
【0054】次に、実施形態2で示したようなサンプル
ホールド回路やスイッチング電流源はイネーブル状態
で、バイアス電流は不要という状態は次のように実現さ
れる。すなわちVREF端子に
【0055】
【数7】 Vref*r5/(r3+r4+r5)<Vin<Vref*(r4+r5) /(r3+r4+r5) ・・・式7 を満たす電圧Vinを印加する。このとき、コンパレー
タ24の出力はロウ、コンパレータ23の出力はハイ、
ORゲートの出力はハイとなる。サンプルホールド回
路、およびスイッチング電流源のイネーブル信号入力端
子にロウが入力したときイネーブル状態となる論理のた
め、これらの回路はイネーブルとなる。しかし、バイア
ス電流源ではNMOS19がオンするため、NPN7の
ベースは接地電位となりカットオフするため、オペアン
プ6の入力電圧によらずバイアス電流は流れない状態と
なる。
【0056】次にバイアス電流を使用する用途の場合の
状態は次のように実現される。すなわちVREF端子に
【0057】
【数8】 Vin>Vref*(r4+r5) /(r3+r4+r5) ・・・式8 を満たす電圧Vinを印加する、あるいは、VREF端
子を開放する。このとき、コンパレータ24の出力はロ
ウ、コンパレータ23の出力はロウ、ORゲートの出力
はロウとなる。サンプルホールド回路、およびスイッチ
ング電流源のイネーブル信号入力端子にロウが入力した
ときイネーブル状態となる論理のため、これらの回路は
イネーブルとなる。さらに、バイアス電流源ではNMO
S19がオフすめるため、NPN7とオペアンプ6はボ
ルテージ・フォロアを形成しNPNトランジスタ7のエ
ミッタ、すなわちRB端子にはVrefの電圧が現れ
る。RB端子は抵抗値rbの抵抗3でプルダウンされて
いるため、NPN7のエミッタにはVref/rbの電
流が流れる。この電流はPNPトランジスタ8,9,1
0によるカレント・ミラーと、NPNトランジスタ1
1,12,13によるカレント・ミラーにより折り返さ
れ、2つのカレント・ミラーのミラー比の積をnとする
と、n*Vref/rbの電流がレーザー・ダイオード
のバイアス電流となる。この場合もサンプルホールド回
路に対しては基準電圧発生回路の出力33を直接接続し
ているため、従来例で示したような発光素子のAPCの
ためのサンプリング動作に影響は無い。
【0058】なお、実施形態2のようにVREF端子と
抵抗1の間に保護回路の一部として直列抵抗rpが存在
する場合式6を
【0059】
【数9】 式7を
【0060】
【数10】 式8を
【0061】
【数11】
【0062】でそれぞれ置き換え、これらの条件を満た
すVinをVREF端子に印加すれば同一の結果が得ら
れ、本回路の構成では保護抵抗の存在は本実施形態の動
作に影響を与えない。
【0063】本実施形態では、従来例で必要であった/
ENBL端子と、バイアス電流の電圧入力VB、さらに
はサンプルホールド回路のサンプリング際の目標電圧V
Rを駆動回路内の基準電圧Vrefおよびその出力端子
で代用することにより、3端子を省略でき、駆動回路の
さらなる低コスト化が可能となる。
【0064】なお、本実施形態ではコンパレータの非反
転入力側の入力を抵抗r3,r4,r5と基準電圧発生
回路の出力電圧Vrefから作っているが、Vrefの
代わりに電源電圧を利用しても良いし、ダイオードの順
方向電圧等その他の電圧源を利用しても良いことは言う
までもない。また、本方式で制御される状態は、バイア
スの有無や/ENBL信号に限らず、駆動回路の機能に
応じてパワー・セーブ信号であったり発光素子の画像デ
ータによらず発光素子を点灯させる強制発光信号の様な
制御信号であっても良いことは言うまでもない。また、
たとえばVREF端子に加える電圧を式6と式8を満た
す状態の間でパルス的に変化させ、従来例1に示した他
の入力であるS/H信号等と組み合わせて駆動回路の状
態の動的制御する用途にも利用できることは言うまでも
ない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係わる第
1の発明によれば、基準電圧発生回路の出力ノードと出
力端子の間に抵抗を配置し、基準電圧発生回路の出力を
直接サンプルホールド回路に入力し、バイアス電流発生
回路には上記抵抗の出力端子側のノードを入力し、バイ
アス電流の必要性に応じて基準電圧出力端子を実装基板
上で開放、または接地するようにしたので、ピン数さら
にはコストの増大を抑え、バイアス電流の有無という点
で汎用性をもった発光素子の駆動回路が得られる。
【0066】本出願に係わる第2の発明によれば、基準
電圧発生回路の出力ノードと出力端子の間に抵抗を配置
し、基準電圧発生回路の出力を直接サンプルホールド回
路とバイアス電流源に入力し、上記抵抗の出力端子側の
ノードを一方の入力としたコンパレータを設け、基準電
圧出力端子に印加する電圧の大小をコンパレータで検出
して、バイアス電流の発生の有無を制御することによ
り、保護抵抗の有無によらず、ピン数さらにはコストの
増大を抑え、バイアス電流の有無という点で汎用性をも
った発光素子の駆動回路が得られる。
【0067】本出願に係わる第3の発明によれば、基準
電圧発生回路の出力ノードと出力端子の間に抵抗を配置
し、基準電圧発生回路の出力を直接サンプルホールド回
路とバイアス電流源に入力し、上記抵抗の出力端子側の
ノードを一方の入力とした1つ以上のコンパレータを設
け、上記出力端子に印加する電圧の大小をコンパレータ
で検出して、バイアス電流の発生の有無、イネーブル/
ディセーブルの切換等の制御を行うことができ、ピン数
さらにはコストの増大を抑えた発光素子の駆動回路が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す発光素子の駆動
回路のブロック図の一部を示す図である。
【図2】駆動回路の保護回路中の抵抗の影響を説明する
出力パッドの抵抗を含んだ図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す発光素子の駆動
回路のブロック図の一部を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施形態を示す発光素子の駆動
回路のブロック図の一部を示す図である。
【図5】従来の発光素子の駆動回路のブロック図を示す
図である。
【符号の説明】
1 基準電圧発生回路と出力端子を分離する抵抗 2 レーザー・ダイオード 3 バイアス電流設定用抵抗 4 バンド・ギャップ回路 5,6 アンプ 7,11,12,13 NPNトランジスタ 8,9,10 PNPトランジスタ 15,16,20,21,22 抵抗 18,23,24 コンパレータ 19 NMOS 25 ORゲート 30 入力保護回路 31 保護抵抗 101 バイアス電流源 102 スイッチング電流源 103 電流スイッチング回路 104 差動アンプ 105 サンプルホールド回路 106 基準電圧源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧を発生し出力する基準電圧発生
    回路と、該基準電圧発生回路用の出力端子と、入力電圧
    に基づいて発光素子に供給するDCバイアス電流を決定
    するバイアス電流発生回路と、 前記基準電圧発生回路の出力を前記出力端子に供給する
    ための抵抗と、 前記抵抗と前記出力端子との間のノードを前記バイアス
    電流発生回路の前記入力電圧の入力部と接続したことを
    特徴とする発光素子の駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記出力端子は開放されるように、また
    は接地されるように制御されることを可能にすることを
    特徴とする請求項1に記載の発光素子の駆動回路。
  3. 【請求項3】 基準電圧を発生し出力する基準電圧発生
    回路と、該基準電圧発生回路用の出力端子と、 前記基準電圧発生回路の出力を前記出力端子に供給する
    ための抵抗と、 前記基準電圧発生回路の出力の基準電圧を入力電圧とし
    て入力し、当該入力電圧に基づいて発光素子に供給する
    DCバイアス電流を決定するバイアス電流発生回路と、 前記抵抗と前記出力端子との間のノードを一方の入力と
    するコンパレータとを備え、 前記コンパレータの出力に基づき前記DCバイアス電流
    のON/OFFを制御するようにしたことを特徴とする
    発光素子の駆動回路。
  4. 【請求項4】 基準電圧を発生し出力する基準電圧発生
    回路と、該基準電圧発生回路用の出力端子と、データに
    応動して発光する発光素子のスイッチング電流源と、発
    光素子のバイアス電流を制御するバイアス電流源、前記
    スイッチング電流源によって発光量制御された発光素子
    の発光量を検出し基準レベルと比較してその差分をサン
    プルホールドするサンプルホールド回路と、 前記基準電圧発生回路の出力を前記出力端子に供給する
    ための抵抗と、 前記抵抗と前記出力端子との間のノードを一方の入力と
    する少なくとも2つのコンパレータとを備え、 前記少なくとも2つのコンパレータの一方の出力に基づ
    き前記バイアス電流源の動作を制御し、前記コンパレー
    タの他方の出力に基づき前記バイアス電流源と前記スイ
    ッチング電流源と前記サンプルホールド回路の動作を制
    御することを特徴とする発光素子の駆動回路。
  5. 【請求項5】 基準電圧を発生する基準電圧発生回路
    と、基準電圧発生回路用の出力端子と、 前記基準電圧発生回路の出力を前記出力端子に供給する
    ための抵抗と、 前記抵抗と前記出力端子との間のノードを一方の入力と
    する少なくとも1つのコンパレータとを具え、 前記コンパレータの出力に基づき前記駆動回路内の一部
    回路の動作/非動作の切換、または、発光素子の発光の
    禁止あるいは許可、または、発光素子の強制発光の動作
    を制御することを特徴とする発光素子の駆動回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157662A (ja) * 2009-01-05 2010-07-15 Sumitomo Electric Ind Ltd レーザダイオード駆動回路及びレーザダイオード駆動方法

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