JP2002084030A - 導波路型レーザ - Google Patents
導波路型レーザInfo
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Abstract
要な微細加工又は紫外線照射プロセスを省いて導波路型
レーザを提供すること。 【解決手段】 符号11はSi基板上に作成された比屈
折率が1%の石英系導波路で、12はアレイ導波路格子
であり、アレイ導波路格子12のポート13とポート1
4が3dBカップラ15に接続されて導波路型ループミ
ラーを形成している。16は半導体アンプで、端面19
には高反射コートがなされ、18の石英系導波路チップ
上に実装されている。このように、導波路型ループミラ
ー内にアレイ導波路格子を設けたので、導波路型ループ
ミラー中に発振波長を選択することにより、光通信に有
用なシングルモード発振をすることができる。
Description
関し、より詳細には、導波路型波長可変レーザであっ
て、光通信で欠かすことのできないレーザ光源に関する
ものである。
波形が長距離を伝搬して劣化しないように、シングルモ
ード発振することが不可欠である。通信用に用いられる
代表的なレーザとしては、半導体レーザにグレーティン
グを組み込んだDFB(Distributed Feedback;分布帰
還)またはDBR(Distributed Bragg Reflector;分
布ブラッグ反射器)レーザなどがある。しかし、半導体
材料のみで作成したレーザは温度変化に対し、発振波長
が大きくシフトしてしまうという問題がある。
ているDWDMシステム(Dense Wavelength Division
Multiplexing System)に用いるには、温度調整機構を
内蔵するなどの工夫が必要で、コスト的にも問題があっ
た。これらの問題を解決するために、半導体材料より温
度依存性が小さい石英系導波路にグレーティングを書き
込み、半導体増幅器とハイブリッド集積したレーザが提
案されている。
したレーザの代表的な構成を示す図である。図中符号2
1は石英系導波路、22はファイバ接続部、23はグレ
ーティング、24は半導体アンプである。このレーザ
は、温度変化に対する発振波長のシフト量が8分の1に
なるだけでなく、レンズ系を用いることなく、光通信に
は不可欠なファイバとの接続が可能になり、生産コスト
も低く押さえることが可能になった。しかし、環境温度
の大きな変化に対しては、発振波長がホッピングしてし
まうという新たな問題が生じた。
石英系導波路上に微細な溝を作成し、屈折率の温度変化
が半導体材料や石英系ガラス材料とは正負が逆向きのポ
リマー等の材料を導波路上の溝の中に流し込むことによ
り、レーザ共振器全体として共振器長の温度変化を石英
導波路上のグレーティング波長の温度依存性とを一致さ
せ、発振波長の温度依存性を低く抑えかつホッピングを
抑制することが提案・報告されている(Tanaka et.al."H
ybrid integration external cavity laser without te
mperature dependent mode hopping",Electron Lett.19
99,35,pp179-180)。
の温度依存性を完全に消すことは出来ず、温度調整機構
をモジュール内に内蔵する必要性は残ったままであっ
た。さらに、これらのグレーティングを用いたレーザ
は、グレーティング作成のために微細加工または紫外線
照射などの特別なプロセスが必要であるというコスト上
の問題がある。
合わせたシングルモードレーザでは、グレーティングで
決まる一定の波長でしか発振できず、発振波長を大きく
変えて、かつ安定にシングルモード発振を実現したとい
う報告はまだなされていない。
レーザとしては、Grating CoupledSampled Refrector L
aser(B.Broberg et.al.,"Widely tunable semiconducto
r lasers",LEOS'98 ThQ1,1998) やSuper Structure Gra
ting DBR Laser(H.Ishii et.al.,"Quasicontinuous Wav
elength Tuning in Super-Structure-Grarting(SSG)DBR
Lasers",IEEE J.Quantum Electron,vol.32,pp.433-45
5,1996) がある。しかし、実際に発振波長を制御するに
は発振波長をモニタしながらの微調整が必要であるとい
う問題があり、また、発振波長の温度無依存化機能を付
与するのが難しいという大きな問題があった。
システムでは、それぞれの信号を目的の場所まで、どの
ようにして届けるかというシステム上の課題があり、様
々な研究が行われている。小規模なネットワークの場合
では使用する波長とパスとを1対1対応させることが可
能だが、電話のように不特定多数から不特定多数へ信号
を伝えるネットワークを考えると、全ての発信者から全
ての受信者まで個別の波長とパスを用意することは実質
的に不可能で、何らかの区間毎にパスを切り替える必要
がある。このパス切り替え方法としては、物理的に光信
号のルートを変える方法(特開平5−72575号公報
参照)と、光信号の波長を切り替える方法がある。
(M.Koga et.al."Design and perfomance of an optical
path cross-connect system based on wavelength pat
h concept",IEEE Journal of Lightwave Tech.,vol.14,
No.6,pp.1106-1119,1996) 等があげられる。これらの方
法では、各入力チャンネル毎に全ての出力チャンネル数
だけ波長の異なるシングルモードレーザを用意する必要
があるが、ある特定の一瞬時に動作しているレーザは各
チャンネル毎に1台以下であり、高額なレーザを余分に
持たなければならないという問題があった。
たもので、その目的とするところは、温度調整機構と、
グレーティング作成時に必要な微細加工又は紫外線照射
プロセスを省いて導波路型レーザを提供することにあ
る。
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、共振器
内に波長選択性を有する反射鏡を内蔵する導波路型レー
ザにおいて、少なくとも1端の反射鏡に導波路型ループ
ミラーを用い、該導波路型ループミラー内にアレイ導波
路格子を設けたことを特徴とするものである。
存性または線膨張係数が異なる複数の材料を用いること
により、前記アレイ導波路格子の透過波長の温度依存性
と、共振器全体の共振器長の温度依存性を小さく抑えた
ことを特徴とするものである。
路格子における個々のアレイ導波路にあたえる導波路長
差が、一種類一定ではなく、2種類以上の複数の導波路
長差を個々のアレイ導波路にあたえたことを特徴とする
ものである。
に記載の発明において、前記アレイ導波路のFSR(Fr
ee Spectral Range)とは異なるFSRを有する導波路
型フィルタを具備することを特徴とするものである。
の発明において、前記導波路型フィルタとして透過波長
可変な導波路型フィルタを用いることを特徴とするもの
である。
いずれか1項に記載の発明において、前記導波路型ルー
プミラー内のアレイ導波路格子の透過域の中心波長がI
TU(International Telecommunication Union)グリ
ッドに搭載されていることを特徴とするものである。
いずれか1項に記載の発明において、石英系導波路と、
該石英系導波路上にハイブリッド実装した半導体増幅器
とから共振器が構成されていることを特徴とするもので
ある。
施例について説明する。
ーザの一実施例を示す構成図で、図中、11はSi基板
上に作成された比屈折率が1%の石英系導波路で、12
はアレイ導波路格子であり、アレイ導波路格子12のポ
ート13とポート14が3dBカップラ15に接続され
て導波路型ループミラーを形成している。16は半導体
アンプで、端面19には高反射コートがなされ、18の
石英系導波路チップ上に実装されている。さらにアレイ
導波路格子には、ポリマー材料を挿入するための溝17
が掘られていて、アレイ導波路格子のもつ屈折率の温度
依存性と半導体アンプの有する温度依存性とをキャンセ
ルするように設計されている。
路からなり、最も内側の導波路より4番目までのm番目
のアレイ導波路の導波路長を隣接する内側の導波路より
ΔL1だけ長くなるように設計され、5番目から9番目
までアレイ導波路の導波路長を隣接する内側の導波路よ
りΔL2だけ長くなるように設計されている。なお、導
波路の有効屈折率をnとし、真空中の光速をCとする
と、C/nΔL1=200・109、C/nΔL2=2
14・109となるように設計した。実施例に用いたΔ
1%の導波路の1.5μm帯での有効屈折率はおよそ
1.45であるのでΔL1=1034μm、ΔL2=9
65μmになった。
アレイ導波路の長さに比例した幅の溝を、9本のアレイ
導波路型上に作成した。この溝は伝搬損失も考慮して溝
幅が太くなりすぎないように複数の溝に分け、溝幅の総
和が横切る導波路の導波路長差に比例するように設計し
た。また、使用する半導体アンプと石英導波路からなる
共振器長全体の温度依存性をキャンセルするように9本
の導波路すべてを横断する溝も作成した。溝を作成した
後、石英系導波路や半導体アンプとは屈折率の温度依存
性の正負が逆向きのポリマー材料を選択し溝に注入し
た。
ト14をMMI(Multi Mode Interferometer)からな
る3dBカップラ15に同じ向きから導き入れ、反対側
の2つのポートのうち一方を半導体アンプ実装部に、も
う一方をファイバ実装部に導いた。
半導体増幅器を用いた。半導体増幅器の全長はおよそ5
00μmであった。石英導波路端面と向き合わない反対
面19には1.5μm帯で高反射になるHRコートを施
してあるものを用いた。
ープミラーと半導体アンプとからなる共振器長は真空中
換算でおよそ30mmになった。共振器1周の長さが真
空中換算でおよそ30mmであるということは約10G
Hz間隔でレーザ発振しうることを示している。
分の特性を示す図である。アレイ導波路格子12のポー
ト13からポート14への透過波長依存性である。用い
た半導体アンプの増幅帯域を鑑み1545nmから15
65nmの波長域の特性を評価した。通常のアレイ導波
路格子と同様に周期的に透過率が高いピークが繰り返し
現れている。しかし、上述のような複数の導波路長差を
アレイ導波路にあたえたので、すべてのピークの透過率
が等しくはならず、ひとつの波長近傍のみで透過率が最
大になる。その結果、半導体アンプの10nm前後の利
得帯域全体から、上述の透過率が最大になる1つのピー
ク内に、レーザ発振できる波長領域が限られることにな
る。
図である。この図5には併せて10GHz間隔のガイド
ラインを示している。この10GHzという値はレーザ
発振しうる共振周期に相当する。10GHz隣の透過率
は大きく異なることから、この透過率のピークの中から
単一の波長の光のみレーザ発振することがわかる。
−L特性図である。発振閾値は45mAで、100mA
注入したとき1.2mWの光出力を得た。その時のレー
ザ発振スペクトルを図7に示す。発振はシングルモード
発振であり、アイソレーションは約40dBであった。
次に、作成したレーザ全体を乾燥空気を満した恒温槽に
入れて環境温度を5度から50度まで変化させてレーザ
発振特性を評価した。図8にレーザの発振強度を、図9
に発振波長の温度依存性を示す。いずれも100mA電
流注入時のデータである。半導体アンプの利得の温度依
存性のため、レーザ発振強度は1.25mWから0.6
mWまで変化したが、レーザ発振波長は、波長選択素子
であるAWGの温度依存性と、共振器長の温度依存性を
同時に温度依存性に設計したため、ほとんど温度変化は
見られず、5度から50度の環境温度変化全域にわたっ
て±2.5GHz以下であった。
ーザの第2の実施例を示す図である。図中31はSi基
板上に作製された比屈折率が1%の石英系導波路で、3
2は第1のアレイ導波路格子であり、第1のアレイ導波
路格子のポート33とポート34が3dBカップラ35
に接続され導波路型ループミラーを形成している。この
導波路型ループミラーの片方の出口をファイバ接続部4
0に導き導波路型レーザの出力ポートとした。さらに導
波路型ループミラーのもう片方の出口は第2のアレイ導
波路格子37に導かれ、その第2のアレイ導波路格子の
反対側は、半導体アンプ36に接続されている。さらに
端面39には高反射コートがなされている。符号38は
石英系導波路チップである。
イ導波路からなり、最も内側の導波路型よりm番目のア
レイ導波路の導波路長が隣接する内側の導波路長よりΔ
L3だけ長くなるように設計されている。なお、導波路
の有効屈折率をnとし、真空中の光速をCとすると、C
/nΔL3=100・109となるように設計した。実
施例に用いたΔ1%の導波路型の1.5μm帯での有効
屈折率はおよそ1.45であるのでΔL3=2069μ
mになった。
イ導波路格子からなり、最も下側の導波路よりm番目の
アレイ導波路の導波路長が隣接する下側の導波路長より
ΔL4だけ長くなるように設計されている。なお、導波
路の有効屈折率をnとし、真空中の光速をCとすると、
C/nΔL4=2199・109となるように設計し、
ΔL4=94μmになった。
構造図である。この第2のアレイ導波路格子37にはヒ
ータ41による波長シフト動作が出来るように、最も上
側のアレイ導波路型上に4mm長×40μm幅のヒータ
41aを、中心のアレイ導波路に2mm長×40μm幅
のヒータ41bを装荷して直列駆動できるように電極4
2a,42bを接続した。また、3本のアレイ導波路4
5a,45b,45cに分配される光強度が等しくなる
ように中央のアレイ導波路に比べ、両側のアレイ導波路
にテーパー部43,44を設けた。さらに透過帯域波長
可変な第2のアレイ導波路格子のフィルタ特性を補うた
め、第2のアレイ導波路格子37は導波路型ループミラ
ー外におき、共振器を一周する光が第2のアレイ導波路
格子を2回通過するように工夫した。
を駆動したときの透過特性の変化を示す図である。電圧
の増加と共に、第2のアレイ導波路の透過帯域は約15
50nmから1560nmまで制御することができた。
路型ループミラーと、第2のアレイ導波路格子と、半導
体アンプとから構成される共振器長が、真空中換算で6
0mmになるように、導波路型ループミラーと第2のア
レイ導波路格子との間の長さを設計した。共振器一周の
長さが60mmであるということは、共振器周波数は
5.0GHzとなる。
特性と、第2のアレイ導波路格子の透過特性と、共振器
のうち石英導波路部分を1周する時のトータルの透過特
性とを、搭載した半導体アンプの利得帯域である154
5nmから1565nmまでにわたり示したものであ
る。
は100GHz間隔に並び、かつ、ITUグリッドにの
っている。また第2のアレイ導波路格子の透過特性によ
り、10nm前後にわたる半導体アンプの利得帯域のう
ち発振できる領域を選択している。
ループミラーと第2のアレイ導波路格子からなる共振器
の石英導波路部分を一周する時のトータルの透過特性の
うち、最も透過率が大きくなった波長領域の拡大図を図
13と図14に示す。図13をみると、トータルの透過
特性に100GHz毎に透過率のピークがあることが判
るが、第2のアレイ導波路格子の特性のため、1つのピ
ークのみ選択的に透過率が大きくなっていることがわか
る。さらに図14をみると、トータルの透過特性のひと
つの透過ピークの幅は十分にせまく、5GHzの共振器
周波数だけずれたレーザの縦モードは十分に抑圧できる
ことがわかる。
I−L特性の一例を示す図である。第2のアレイ導波路
格子のヒータに0.4W電力を印加したときの特性で、
レーザ発振の閾値は110mAで、150mA印加した
ときに0.45mWのレーザ出力を得た。このときのレ
ーザからの出力光を図16に示す。発振はシングルモー
ド発振で、サイドモード等は十分に抑圧され、30dB
前後のアイソレーションを得た。つぎに半導体アンプに
150mA印加して、第2のアレイ導波路格子のヒータ
ーに徐々に電力を印加していったときのレーザ発振波長
の変化を図17に示す。ヒータの駆動電力の増加に伴い
レーザ発振波長が離散的に変化していき、かつ発振波長
はITUグリッド上(100GHz間隔 ±2.5GH
z)に制御されていた。発振波長切替時以外は全ての波
長でシングルモード発振であった。
イ導波路格子を有する導波路型ループミラーを作製した
が、InPなどの半導体導波路やポリマーなどの有機物
材料、ガーネットなどの無機材料を用いた導波路を使用
しても構わない。
ィルタとしてアレイ導波路本数の少ないアレイ導波路格
子を用いたが、マッハツェンダー型フィルタやラティス
型フィルタ、トランスバーサルフィルタ等を用いても同
様の効果が得られる。
過波長調整にヒーターによる熱光学効果を用いたが、紫
外線や電子線、放射線の照射によっても調整可能であ
り、導波路型フィルタを半導体導波路等で作製した場合
には電流注入等によっても調整可能である。
複数の材料を用いて導波路型レーザの発振波長の温度依
存性を消失させたが、線膨張係数の異なる複数の材料を
用いて光導波路部分に加わる応力を制御する方法でも導
波路型レーザの発振波長の温度依存性を消失させること
が可能である。
ープミラー中のアレイ導波路格子のアレイ導波路を内側
と外側とで2群に分けたが、アレイ導波路1本毎に2群
に分けても同様の効果が得られる。
導波路を2群にわけ2種類の導波路長差を与えたが、3
群以上にわけ3種類以上の導波路長差を与えても同様の
効果が得られる。
中に1つの導波路格子を入れたが、複数のアレイ導波路
格子を具備し、バーニア効果で発振波長を選択すること
も可能である。
なくとも1端の反射鏡に導波路型ループミラーを用い、
該導波路型ループミラー内にアレイ導波路格子を設けた
ので、導波路型ループミラー中に発振波長を選択するこ
とにより、光通信に有用なシングルモード発振をするこ
とができる。また、微細加工や紫外線照射などの特殊な
工程を必要とせずに、通常の導波路型フィルタとプロセ
ス技術が供用できるので、安価なレーザが提供できる。
子の透過帯域波長と、半導体アンプを含む共振器全体の
共振器長の温度依存性とを同時にアサーマル化できるの
で、できあがった導波路型レーザの発振波長の温度無依
存化が可能である。そのため高価な温度制御機構を省く
ことが可能で、安価なレーザモジュールが作製可能であ
る。
することにより、波長選択性が緩いが波長可変であるフ
ィルタと組み合わせて、可変幅の大きな波長可変レーザ
を安価に作製することが可能になった。また、アレイ導
波路格子の周期性により決まった周期でレーザ発振波長
を選択することが可能であるので、発振波長を変更時に
波長をグリッドに乗せる等の微細調整の手間も必要なく
なった。
シングルモードレーザや、レーザ発振波長が広範囲に可
変なシングルモードレーザは従来非常に高価であった
が、本発明によれば、安価かつ小型な導波路型シングル
モードレーザが提供可能であり、WDM光システムの構
築に価格面で大きく寄与し、交換器などの装置の小型化
にも寄与するものである。
る。
ある。
る。
導波路型部分の透過特性を示すグラフである。
導波路型部分の透過特性のうち透過率の高いところを詳
細に示すグラフである。
示すグラフである。
を示すグラフである。
度の温度依存性を示すグラフである。
長の温度依存性を示すグラフである。
のアレイ導波路型の構造を詳細に示した構成図である。
のアレイの導波路型の波長シフト動作を示したグラフで
ある。
のアレイ導波路型を含む導波路型型ループミラーの透過
スペクトルと、第2のアレイ導波路型の透過スペクトル
と、共振器のうち石英導波路型部分の透過スペクトルを
重ねて示したグラフである。
を示すグラフである。
性を示すグラフである。
変動作を示すグラフである。
面 20,40 ファイバ接続部 21 石英系導波路チップ 22 ファイバ接続部 23 グレーティング、 24 半導体アンプ 32 第1のアレイ導波路格子 33,34 第1のアレイ導波路格子の入出力ポート 37 第2のアレイ導波路型 41a,41b,41c ヒータ 41a,42b 電極 43,44 テーパー部 45a,45b,45c アレイ導波路
Claims (7)
- 【請求項1】 共振器内に波長選択性を有する反射鏡を
内蔵する導波路型レーザにおいて、少なくとも1端の反
射鏡に導波路型ループミラーを用い、該導波路型ループ
ミラー内にアレイ導波路格子を設けたことを特徴とする
導波路型レーザ。 - 【請求項2】 屈折率の温度依存性または線膨張係数が
異なる複数の材料を用いることにより、前記アレイ導波
路格子の透過波長の温度依存性と、共振器全体の共振器
長の温度依存性を小さく抑えたことを特徴とする請求項
1に記載の導波路型レーザ。 - 【請求項3】 前記アレイ導波路格子における個々のア
レイ導波路にあたえる導波路長差が、一種類一定ではな
く、2種類以上の複数の導波路長差を個々のアレイ導波
路にあたえたことを特徴とする請求項1に記載の導波路
型レーザ。 - 【請求項4】 前記アレイ導波路のFSRとは異なるF
SRを有する導波路型フィルタを具備することを特徴と
する請求項1又は請求項2に記載の導波路型レーザ。 - 【請求項5】 前記導波路型フィルタとして透過波長可
変な導波路型フィルタを用いることを特徴とする請求項
4に記載の導波路型レーザ。 - 【請求項6】 前記導波路型ループミラー内のアレイ導
波路格子の透過域の中心波長がITUグリッドに搭載さ
れていることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項
に記載の導波路型レーザ。 - 【請求項7】 石英系導波路と、該石英系導波路上にハ
イブリッド実装した半導体増幅器とから共振器が構成さ
れていることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項
に記載の導波路型レーザ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013232682A (ja) * | 2004-09-16 | 2013-11-14 | Corning Inc | InPベース縦型共振器表面発光レーザの作成方法及びこの方法で作成されるデバイス |
CN113328336A (zh) * | 2021-05-28 | 2021-08-31 | 北京工业大学 | 一种反馈式窄线宽高功率半导体激光芯片及使用方法 |
-
2000
- 2000-09-07 JP JP2000271959A patent/JP3600785B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN113328336A (zh) * | 2021-05-28 | 2021-08-31 | 北京工业大学 | 一种反馈式窄线宽高功率半导体激光芯片及使用方法 |
CN113328336B (zh) * | 2021-05-28 | 2022-07-26 | 北京工业大学 | 一种反馈式窄线宽高功率半导体激光芯片及使用方法 |
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