JP2002082305A - 画像表示装置および頭部装着型表示装置 - Google Patents

画像表示装置および頭部装着型表示装置

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JP2002082305A
JP2002082305A JP2000274484A JP2000274484A JP2002082305A JP 2002082305 A JP2002082305 A JP 2002082305A JP 2000274484 A JP2000274484 A JP 2000274484A JP 2000274484 A JP2000274484 A JP 2000274484A JP 2002082305 A JP2002082305 A JP 2002082305A
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Toru Ohara
亨 大原
Akihiro Fujiwara
昭広 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の両眼に明るさの等しい画像が投影さ
れる画像表示装置、頭部装着型表示装置を提供する。 【解決手段】 使用者の左眼に対応する液晶ディスプレ
イ10Lの明るさを光センサ16Lで検出し、右眼に対
応する液晶ディスプレイ10Rの明るさを光センサ16
Rで検出し、この光センサ16L,16Rの出力に応じ
て透過光量制御手段18により液晶ディスプレイ10
L,10Rの明るさのバランスを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭部装着型表示装
置等の画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】使用者(鑑賞者ともいう)の両眼にそれ
ぞれ映像表示する表示画面が近接して配置され、頭部に
装着して使用する映像表示装置(HMD:head・m
ounted・display、頭部装着型表示装置と
もいう)は、古くはUSP2,966,156号明細書
等で知られている。このようなHMDは近年、より小型
薄型軽量化と表示画面の高精細化が進み、今後長時間の
映像鑑賞も容易となる方向に向かいつつある。
【0003】従来のHMDの表示ユニットの構成を図7
に示す。図7において、80R,80Lは各々右眼用及
び左眼用の画像表示手段で小型の液晶ディスプレイ等が
用いられる。81R,81Lは照明手段で、例えば液晶
ディスプレイの場合は、この液晶ディスプレイ80R,
80Lを照明する光源となるバックライトであり薄型平
面蛍光灯等が用いられる。
【0004】83R,83Lは使用者の両眼であり、8
2R,82Lは、液晶ディスプレイ80R,80Lに映
し出された映像光をそれぞれの眼83R,83Lに導
き、投影させる接眼光学系である。84は外部から入力
される映像信号を液晶ディスプレイ80R,80Lに映
し出すための表示制御手段で、入力された映像信号を同
期分離し(R),(G),(B)信号へと変換するデコー
ダや、液晶ディスプレイ80R,80Lに再び映し出す
映像信号へと再構成する映像メモリや、液晶ディスプレ
イ80R,80Lを駆動するためのタイミング信号を発
生させるタイミングジェネレータ(TG)等から構成さ
れる。
【0005】85は表示制御手段84から出力される液
晶ディスプレイの映像信号を受けて液晶ディスプレイ8
0R,80Lを直接駆動する液晶ディスプレイドライバ
バッファである。86R,86Lは表示制御手段84の
TG信号に同期してバックライト81R,81Lを駆動
するバックライトドライバである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のような構成にお
いては、左右液晶ディスプレイの特性のバラツキ等によ
り、表示画面の明るさのバランスを保持することが難し
く不都合であった。
【0007】本発明は,このような状況のもとでなされ
たもので、使用者の両眼に明るさの等しい画像が投影さ
れる画像表示装置、頭部装着型表示装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明で、画像表示装置をつぎの(1)ないし(1
0)のとおり構成し、頭部装着型表示装置をつぎの(1
1)のとおりに構成する。
【0009】(1)使用者の左眼に対応する左画像表示
手段と、右眼に対応する右画像表示手段と、前記左画像
表示手段の明るさを検出する左明るさ検出手段と、前記
右画像表示手段の明るさを検出する右明るさ検出手段
と、前記左明るさ検出手段と前記右明るさ検出手段の出
力に応じて前記左画像表示手段と前記右画像表示手段の
明るさのバランスを制御する制御手段とを備えた画像表
示装置。
【0010】(2)前記(1)記載の画像表示装置にお
いて、前記制御手段は、前記左画像表示手段と前記右画
像表示手段の両方の明るさを制御するものである画像表
示装置。
【0011】(3)前記(1)記載の画像表示装置にお
いて、前記制御手段は、前記左画像表示手段と前記右画
像表示手段のいずれか一方の明るさを固定したまま、他
方の明るさを前記一方の明るさに合わせるように制御す
るものである画像表示装置。
【0012】(4)前記(1)ないし(3)のいずれか
に記載の画像表示装置において、前記制御手段は、前記
画像表示手段のバックライトの明るさを制御して前記明
るさのバランスを制御するものである画像表示装置。
【0013】(5)前記(1)ないし(3)のいずれか
に記載の画像表示装置において、前記制御装置は、前記
画像表示手段に供給する映像信号のブライト調整により
前記明るさのバランスを制御するものである画像表示装
置。
【0014】(6)映像信号により画像表示をする複数
の画像表示手段と、前記複数の画像表示手段の各々を照
明する複数の照明手段と、前記複数の画像表示手段から
投影された光を使用者の眼まで導く複数の光学系と、前
記複数の画像表示手段から前記複数の光学系を介して使
用者の眼に至る光路の各々の光量を検知する複数の光量
検知手段と、前記複数の光量検知手段からの信号を受け
て、前記光路の各々の光量が等しくなるよう制御する制
御手段とを備えた画像表示装置。
【0015】(7)前記(6)記載の画像表示装置にお
いて、前記画像表示手段、前記照明手段、前記光学系、
前記光量検知手段は、使用者の左右の眼に各々対応し、
前記制御手段は左右の画像表示手段の光量のバランスを
制御するものである画像表示装置。
【0016】(8)前記(6)または(7)記載の画像
表示装置において、前記制御手段は、左右の眼に対応す
る照明手段への印加電圧または印加パルス幅を変化させ
ることにより調光するものである画像表示装置。
【0017】(9)前記(6)または(7)記載の画像
表示装置において、前記制御手段は、左右の眼に対応す
る画像表示手段へ供給する映像信号のブライト調整によ
り調光するものである画像表示装置。
【0018】(10)前記(1)〜(9)のいずれかに
記載の画像表示装置において、前記制御手段は、電源立
ち上げ後一定時間経過してから調光制御を実行するもの
であることを特徴とする画像表示装置。
【0019】(11)前記(1)〜(10)のいずれか
に記載の画像表示装置を備えたことを特徴とする頭部装
着型表示装置。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を頭部装
着型表示装置の実施例により詳しく説明する。
【0021】
【実施例】(実施例)図1は、実施例1である“頭部装
着型表示装置”の構成を示すブロック図であり、図2は
その動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【0022】図1において、10R,10Lは、各々右
眼用及び左眼用の画像表示手段である0.5〜1インチ
の液晶ディスプレイである。11R,11Lは、液晶デ
ィスプレイ10R,10Lの光源となるバックライトで
あり薄型平面蛍光灯等が用いられる。13R,13Lは
使用者の両眼であり、12R,12Lは液晶ディスプレ
イ10R,10Lに映し出された映像画面をそれぞれの
眼13R,13Lに投影する接眼光学系である。
【0023】14は、外部から入力される映像信号を液
晶ディスプレイ10R,10Lに映し出すための表示制
御手段で、入力された映像信号を同期分離し、(R),
(G),(B)信号へと変換するデコーダ、このデコー
ダから出力される映像信号を液晶ディスプレイ10R,
10Lに映し出す液晶映像信号へと変換する映像メモ
リ、液晶ディスプレイ10R,10Lを駆動するための
タイミング信号を発生するタイミングジェネレータ(T
G)等から構成される。15は、表示制御手段14から
出力される液晶映像信号を受けて液晶ディスプレイ10
R,10Lを直接駆動する液晶ドライババッファであ
る。
【0024】16R,16Lは、液晶ディスプレイ10
R,10Lを透過したバックライトの光を、ハーフミラ
ー(透過光誘導手段)17R,17Lを介して入射し、
明るさ(輝度,照度を指す、ここでは光量という)を検
知するフォトダイオード(PD)等の光センサ(光検知
手段)である。18は、左右の光センサ16R,16L
の信号を受けて、左右の光量差を判別し、光量補正信号
を出力する、マイコン等によって構成される透過光量制
御手段であり、光量差がある場合にはその差分量に応じ
て光量補正信号を出力する。
【0025】19R,19Lはバックライトドライバで
あり、表示制御手段14や透過光量制御手段18から出
力される信号により、バックライト11R,11Lに印
加する電圧とパルスを可変させて、バックライト11
R,11Lの光量を調整する。
【0026】この構成により、ハーフミラー17R,1
7Lを透過する透過光量に比例する光量がハーフミラー
17R,17Lを介して光センサ16R,16Lにより
検知されて透過光制御手段18に入力し、透過光制御手
段18により、左右のバックライトの透過光量が常に等
しくなるよう自動制御される。
【0027】次に図2のフローチャートを参照しながら
左右の映像画面の明るさのバランスをとる調光制御の動
作説明を行う。
【0028】まず、本頭部装着型表示装置の電源が入り
映像信号が入力されると、表示制御手段14により液晶
ディスプレイ10R,10Lに映像画像を表示するため
の表示制御を実行し、映像信号はデコーダやTGを介し
て液晶入力信号へと再構成される(S201→S202
参照、以下同様)。また、同時にバックライト11R,
11L駆動信号は、初期設定された電圧とパルス幅で、
ビデオ同期信号に同期しながら出力され、バックライト
11R,11Lを点灯することで、液晶面は透過光を発
色する(S203)。
【0029】次に、バックライト11R,11Lの点灯
立ち上がり時や表示制御手段14の作動立ち上がりの不
安定期間を回避するため、透過光量制御手段18の内部
タイマで所定時間(約1秒)カウント経過させる(S2
04)。次に点灯安定状態での左右各々の液晶面発光量
はハーフミラー17R,17Lを介して光センサ16
R,16Lにより検知され、左右の光量差を、透過光量
制御手段18が判定する(S204→S205)。なお
判定で左右の光量差が許容範囲内である場合は図上では
“G(Good)”と記し、左右の光量差が許容範囲外
である場合は、“B(Bad)”と記す。
【0030】透過光量制御手段18は、右眼光センサ1
6Rと左眼光センサ16Lから得られる信号△r,△l
の平均値を基準値(△ref=(△r+△l)/2)と
して、各々の差分値(vr=△ref−△r、vl=△
ref一△l)を算出する。差分値vr,vlがほぼゼ
ロならば、判定はOK(G)であり、光量バランス制御
ルーチンから抜けるが(S205,G→エンド)、差分
値vr,vlがほぼ0でない場合(B)には、左右光量
バランス制御を行う(S205→S206)。
【0031】ここで例えば、右光量が小、左光量が大で
あった場合では、まず始めに右画面の右バックライトド
ライブ19Rの制御のうち電圧コントロールを操作し、
バックライト11Rへの印加電圧を補正し微増していく
ことで右バックライト光量を徐々に大きくする(S20
7→S208→S209→S207)。やがて右差分値
がvr=0となれば右画面の調光は終了する(S207
→S208,G)。右差分値がvr>0で、印加電圧補
正限度を超えた場合には、次に右バックライトドライブ
19Rの制御のパルスコントロールを操作し、バックラ
イト11Rへの印加パルス幅を徐徐に補正して微増して
いく(S210→S211→S212→S210)。や
がて右差分値がvr=0となるか、またはパルス補正限
度を超えた場合に右画面の調光は終了し(S210→S
211,G、S212,YES)、次に左画面の調光を
右画面と同様に行う。
【0032】即ち、左画面の左バックライトドライブ1
9Lの電圧コントロールを操作し、バックライト19L
への印加電圧を補正し微減していくことでバックライト
光量を徐徐に小さくする(S213→S214→S21
5→S213)。やがて左差分値がvl=0となれば左
画面の調光は終了するが(S213→S214,G)、
左差分値がvl<0で、印加電圧補正限度を超えた場合
には次に右バックライトドライブ19Lのパルスコント
ロールを操作し、バックライト11Lへの印加パルス幅
を徐々に補正して微減していく(S216→S217→
S218→S216)。やがて右差分値がvl=0とな
ると左画面の調光は終了する(S216→S217,
G)。
【0033】また、パルス補正限度を超えた場合に、も
う一度制御ルーチンを回り、左右の調光を完了する(S
218,YES)。
【0034】図6には、バックライトドライブの内部構
成の例を示す。60aは制御パルス入力ライン、60b
は制御電圧入力ライン、61はFET等の半導体スイッ
チング素子、62は昇圧トランス、63はバックライト
の蛍光灯である。昇圧トランス62は印加電圧60bと
パルス信号60aを介したスイッチング動作によって数
百vまで昇圧され、蛍光灯63を点灯する。
【0035】この時、制御パルス幅60aと制御電圧6
0bによって蛍光灯63の明るさは制御される。
【0036】このようにして、使用者の両眼には、最適
な明るさで、明るさの等しい画像が投影される。
【0037】なお本実施例1では、透過光量制御手段1
8が左右のバックライトドライバ19R,19L各々に
よってバックライト11R,11Lを調光したが、左右
いずれか一方、例えば左のバックライトの透過光量値を
基準として、右のバックライトドライバ19Rによって
右のバックライト11Rを調光して、左右の透過光量の
バランスをとることもできる。
【0038】図3にこの場合のブロック図を示す(詳細
説明は省略する)。
【0039】また、本実施例1では、画像表示手段とし
てバックライト付きの液晶ディスプレイを用いている
が、これに限らず、適宜の種類の画像表示手段を用い、
その光量を光量制御手段で制御する形で実施することも
できる。
【0040】(実施例2)前述の実施例1は、左右の表
示画面の明るさをバックライトの調光よって変更し、明
るさのバランスを調整する例であるが、本実施例2は映
像信号の輝度調整によって左右の明るさのバランスを調
整する例である。
【0041】図4は実施例2である“頭部装着型表示装
置”の構成を示すブロック図であり、図5はその動作ア
ルゴリズムを示すフローチャートである。
【0042】図4のおいて、40R,40Lは各々右眼
用及び左眼用の画面表示手段である0.5〜1インチの
液晶ディスプレイである。41R,41Lは液晶ディス
プレイ40R,40Lの光源となるバックライトであ
り、薄型平面蛍光灯等が用いられる。43R,43Lは
使用者の両眼であり、42R,42Lは液晶ディスプレ
イ40R,40Lに映し出された映像画面をそれぞれの
眼43R,43Lに投影させる接眼光学系である。
【0043】45は外部から入力される映像信号であ
り、44Rは入力された映像信号を右眼液晶ディスプレ
イ40Rに映し出すための表示制御手段、44Lは入力
された映像信号を左眼液晶ディスプレイ40Lに映し出
すための表示制御手段である。各々の表示制御手段40
R,40Lは、入力された映像信号を同期分離し
(R),(G),(B)原色信号へと変換するデコー
ダ、このデコーダから出力される(R),(G),
(B)信号を液晶ディスプレイ40R,40Lに映し出
す映像信号へと再変換する映像メモリやタイミングジェ
ネレータ(TG)等から構成される。46R,46L
は、表示制御手段44R,44Lのタイミングジェネレ
ータから出力される同期信号を受けてバックライト41
R,41Lを駆動するバックライトドライバである。
【0044】48R,48Lは、液晶ディスプレイ40
R,40L及び接眼光学系42R,42Lを透過したバ
ックライトの明るさを検知するフォトダイオード(P
D)等の光センサである。この光センサ48R,48L
は液晶ディスプレイ40R,40Lの各々の視野枠近傍
等に配置される。
【0045】47は左右の光センサ48R,48Lから
出力される光量信号を受けて左右の光量が等しくなるよ
うに光量制御するマイクロコンピュータ等の透過光量制
御手段で、片方の光量信号(例えば左眼光量信号)を基
準にしてもう一方の光量信号(例えば右眼光量信号)が
同じになるように、右眼表示制御手段44Rにおけるデ
コーダの出力信号の振幅を調整することで、つまりは、
映像信号のブライト調整を行うことで、液晶ディスプレ
イ40Rの透過率を調整し、つまりは、表示画面40R
の輝度を調整することで、各々の光センサ48R,48
Lの光量信号が等しなるよう制御する。
【0046】次に図5のフローチャートを参照しながら
左右の映像画面の明るさバランスを制御する透過光量制
御手段47の動作説明を行う。
【0047】まず、本頭部装着型表示装置の電源が入り
映像信号45が外部から入力されると、表示制御手段4
4R,44Lにより液晶ディスプレイ10R,10Lに
表示するための表示制御が実行され、映像信号45はデ
コーダにより(R),(G),(B)信号へ変換された
後、映像メモリを介して液晶駆動信号へと再変換され、
TG信号と共に表示画面である液晶ディスプレイ40
R,40Lに入力される(S501→S502)。次に
表示制御手段44R,44LのTG信号の一部に同期
し、バックライト駆動信号をバックライトドライバ46
R,46Lに出力し、表示画面の照明手段であるバック
ライト41R,41Lを点灯させる(S503)。次
に、バックライト41R,41Lの光は、液晶ディスプ
レイ40R,40Lと接眼光学系42R,42Lを介し
てその一部の光が左右の光センサ48R,48Lに導か
れ、この各光センサ48R,48Lによって検知された
左右の光量の差を、透過光量制御手段47であるマイコ
ンが判定するが、その前に、バックライト41R.41
Lの点灯立ち上がり時の不安定期間を避けるために、マ
イコン47は内部タイマで約1秒間カウント後に、左右
の光センサ出力を各々読み込む(S504→S50
5)。読み込まれた左右の光量値に差がなければ(判定
G)調整を終了する(S508)。読み込まれた左右の
光量値(△vr,△vl)に差があれば、左右光量値の
バランスを取る為の補正量を算出する(vr=△vl−
△vr)。右光量が大きければ(△vr>△vl)その
補正量に応じた補正信号(vr)を右表示制御手段44
Rに出力し、デコーダのブライト信号基準値を引き下げ
液晶ディスプレイ48Rの輝度を下げる。また、右光量
が小さければ(△vr<△vl)その補正量に応じた補
正信号(vr)を右表示制御手段44Rに出力し、デコ
ーダのブライト信号基準値を引き上げて、液晶表示ディ
スプレイ48Rの輝度を上げる(S505→S506→
S507)。このように左光量値(vl)を基準として
右表示制御手段44Rのデコーダのブライト調整をマイ
コン47が行うことで、自動的に左右の光量バランスは
保たれる(S505→S506→S507→S505,
G→S508)。
【0048】このようにして、使用者の両眼には、明る
さの等しい画像が投影される。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者の両眼には、最適な明るさで、明るさのバランス
した画像が投影される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示すブロック図
【図2】 実施例1の動作を示すフローチャート
【図3】 実施例1の変形の構成を示すブロック図
【図4】 実施例2の構成を示すブロック図
【図5】 実施例2の動作を示すフローチャート
【図6】 実施例1で用いるバックライトドライバの構
成を示す図
【図7】 従来例の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10L,10R 液晶ディスプレイ 11L,11R バックライト 16L,16R 光センサ 18 透過光量制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA08 EA10 HA22 HA28 MA02 MA04 MA06 2H091 FA15X LA17 LA18 MA02 2H093 NC42 NC54 ND05 ND09 NE06 NG01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の左眼に対応する左画像表示手段
    と、右眼に対応する右画像表示手段と、前記左画像表示
    手段の明るさを検出する左明るさ検出手段と、前記右画
    像表示手段の明るさを検出する右明るさ検出手段と、前
    記左明るさ検出手段と前記右明るさ検出手段の出力に応
    じて前記左画像表示手段と前記右画像表示手段の明るさ
    のバランスを制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    する画像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像表示装置において、
    前記制御手段は、前記左画像表示手段と前記右画像表示
    手段の両方の明るさを制御するものであることを特徴と
    する画像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像表示装置において、
    前記制御手段は、前記左画像表示手段と前記右画像表示
    手段のいずれか一方の明るさを固定したまま、他方の明
    るさを前記一方の明るさに合わせるように制御するもの
    であることを特徴とする画像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の画
    像表示装置において、前記制御手段は、前記画像表示手
    段のバックライトの明るさを制御して前記明るさのバラ
    ンスを制御するものであることを特徴とする画像表示装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載の画
    像表示装置において、前記制御装置は、前記画像表示手
    段に供給する映像信号のブライト調整により前記明るさ
    のバランスを制御するものであることを特徴とする画像
    表示装置。
  6. 【請求項6】 映像信号により画像表示をする複数の画
    像表示手段と、前記複数の画像表示手段の各々を照明す
    る複数の照明手段と、前記複数の画像表示手段から投影
    された光を使用者の眼まで導く複数の光学系と、前記複
    数の画像表示手段から前記複数の光学系を介して使用者
    の眼に至る光路の各々の光量を検知する複数の光量検知
    手段と、前記複数の光量検知手段からの信号を受けて、
    前記光路の各々の光量が等しくなるよう制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像表示装置において、
    前記画像表示手段、前記照明手段、前記光学系、前記光
    量検知手段は、使用者の左右の眼に各々対応し、前記制
    御手段は左右の画像表示手段の光量のバランスを制御す
    るものであることを特徴とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載の画像表示
    装置において、前記制御手段は、左右の眼に対応する照
    明手段への印加電圧または印加パルス幅を変化させるこ
    とにより調光するものであることを特徴とする画像表示
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項6または請求項7記載の画像表示
    装置において、前記制御手段は、左右の眼に対応する画
    像表示手段へ供給する映像信号のブライト調整により調
    光するものであることを特徴とする画像表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれかに記載
    の画像表示装置において、前記制御手段は、電源立ち上
    げ後一定時間経過してから調光制御を実行するものであ
    ることを特徴とする画像表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれかに記
    載の画像表示装置を備えたことを特徴とする頭部装着型
    表示装置。
JP2000274484A 2000-09-11 2000-09-11 画像表示装置および頭部装着型表示装置 Withdrawn JP2002082305A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010166456A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Nikon Corp 映像システム
WO2012144466A1 (ja) * 2011-04-22 2012-10-26 シャープ株式会社 表示装置、および表示装置の制御方法
JP2018010084A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 株式会社リコー 調光装置及び調光方法
US10176754B2 (en) 2016-01-28 2019-01-08 Seiko Epson Corporation Electro-optical apparatus and control method of electro-optical apparatus

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