JP2002082238A - 光合分波器 - Google Patents

光合分波器

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JP2002082238A JP2000268982A JP2000268982A JP2002082238A JP 2002082238 A JP2002082238 A JP 2002082238A JP 2000268982 A JP2000268982 A JP 2000268982A JP 2000268982 A JP2000268982 A JP 2000268982A JP 2002082238 A JP2002082238 A JP 2002082238A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号チャネル間における波長特性の収差等に
よる歪みを積極的に補償するとともに、損失バラツキ等
を効果的に低減する構造を備えた光合分波器を提供す
る。 【解決手段】 当該光合分波器において、所定波長間隔
ごとに設定されたチャネル波長を有する信号それぞれに
対応して配列された出力導波路(150)の各光入力端は、
これら出力導波路(150)のうち少なくともいずれかの光
入力端がローランド円(200)内に位置するよう配列され
ている。この構成により、信号チャネル間における損失
バラツキ等が効果的に低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、波長分割多重
(WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送シ
ステムに波長選択素子として適用可能なアレイ導波路回
折格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)型の光
合分波器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】AWG型の光合分波器(以下、AWG回
路という)は、干渉による特定波長の取り出しあるいは
挿入を可能にする波長フィルタとしてWDM伝送システ
ムにおける波長選択素子に広く利用されている。また、
AWG回路は、回折格子ほどの精密な機械加工や、干渉
膜ほどの精密な多層膜形成が不要で、リソグラフィやエ
ッチングなどの一般的な微細加工プロセスで実現できる
ことから、他の光導波路素子との集積の可能性とも併せ
て今後のWDM伝送システムの中心的な光学部品として
その発展が期待されている。
【0003】このようなAWG回路は、単一基板上に、
入力導波路、入力用スラブ導波路、それぞれ長さの異な
るチャネル導波路(フェーズドアレイ)、出力用スラブ
導波路、出力導波路が一体的に作り込まれた構造を備え
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6は、従来のAWG
回路(光合分波器)における光出力部分の導波路構成を
示す平面図である。このAWG回路において、出力用ス
ラブ導波路20における一方の接続面にはそれぞれ長さ
の異なる複数のチャネル導波路10の一端が間隔dごと
に接続されている。また、該出力スラブ導波路20にお
ける他方の接続面には各チャネル波長の光に対応して、
すなわち信号チャネルごとに設けられた出力導波路30
の一端が接続されている。
【0005】一般に、複数のチャネル導波路の一端が接
続される出力スラブ導波路20の接続面は凸レンズの働
きをするよう設計されており、各チャネル導波路の一端
は、中心チャネル波長の光が集光する位置O1を中心と
した半径s(スラブ長)の円周上に配置されている。一
方、出力用スラブ導波路の他方の接続面に接続される各
出力導波路の一端は、このスラブ長を直径とするローラ
ンド円200の円周上に配置される(日本国特許第25
99786号、培風館発行「応用光学I」1990年7
月20日初版、参照)。
【0006】しかしながら、中心チャネル波長の信号に
ついては、確かに点O1に集光するが、ローランド円上
の点O1以外の点に集光すべき他のチャネル波長の信号
については収差等の影響により集光効率の低下や波長特
性の歪みが生じてしまう可能性があった。すなわち、従
来のAWG回路における各出力導波路(以下、出力CH
という)ごとの損失スペクトルは、図7に示されたよう
に、各チャネル波長間で4dB程度の損失バラツキが生
じてしまう。
【0007】図8には、図7に示された損失スペクトル
のうち中心チャネル波長に対応する出力導波路(中心付
近に位置する出力CH)における損失スペクトル(スペ
クトル幅W1)、及び信号波長帯域の最長チャネル波長
及び最短チャネル波長それぞれに対応した出力導波路
(周辺付近に位置する出力CH)における損失スペクト
ル(スペクトル幅W2(>W1))が模式的に示されて
いる。この図8からも分かるように、各出力CHにおけ
る損失は、中心付近に位置する出力CHから離れるに従
って大きくなるとともに、中心付近に位置する出力CH
から離れるに従って、その損失ピークの形状が鈍って出
力CHにおける損失スペクトルのスペクトル幅もW1か
らW2(>W1)へと広がってくるため(波長特性の歪
み)、信号波長帯域が全体的に長波長側あるいは短波長
側にシフトすると波長分離精度が著しく低下するという
課題があった。
【0008】この発明は、以上のような課題を解決する
ためになされたものであり、信号チャネル間における波
長特性の収差等による歪みを積極的に補償するととも
に、損失バラツキ等を効果的に低減することを可能にす
る構造を備えた光合分波器を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光合分波
器は、基板と、該基板上にそれぞれ設けられた、1又は
それ以上の入力導波路、第1スラブ導波路、複数のチャ
ネル導波路、第2スラブ導波路、及び各信号チャネルご
とに設けられた複数の出力導波路とを備え、WDM伝送
システムに波長選択素子として適用可能なAWG型の光
合分波器である。
【0010】この発明に係る光合分波器において、上記
第1及び第2スラブ導波路は、それぞれ所定のスラブ長
を有する。なお、スラブ長は、一般的に各スラブ導波路
のレンズ面として機能する光入力端の焦点距離に相当す
る。また、上記入力導波路は、信号チャネルとして所定
波長間隔ごとに設定されたチャネル波長を有する信号そ
れぞれを第1スラブ導波路に導くための導波路であっ
て、第1スラブ導波路の光入力端面にその光出力端が接
続されている。上記チャネル導波路は、互いに異なる長
さを有する導波路であって、入力導波路とともに第1ス
ラブ導波路を挟むように該第1スラブ導波路の光出力端
面にそれぞれの光入力端が接続される一方、出力導波路
とともに第2スラブ導波路を挟むように該第2スラブ導
波路の光入力端面にそれぞれの光出力端が接続された状
態で基板上に平面的に配列されている。さらに、上記出
力導波路は、第2スラブ導波路の光出力端面にそれぞれ
の光入力端が接続された状態で基板上に平面的に配列さ
れた導波路であって、所定波長間隔ごとに設定されたチ
ャネル波長を有する信号それぞれを個別に取り出すため
の導波路である。
【0011】特に、この発明に係る光合分波器は、上記
出力導波路のうち少なくともいずれかの光入力端が、第
2スラブ導波路の光入力端面の焦点距離よりも短い距離
だけ該第2スラブ導波路の光入力端面から離れた位置に
配置されていることを特徴としている。なお、上記出力
導波路のうち最も外側に位置する2つの出力導波路の各
光入力端は、第2スラブ導波路の光入力端面の焦点距離
を直径とするローランド円の円周上に配置される一方、
上記出力導波路のうち該2つの出力導波路を除いた残り
の出力導波路の各光入力端は、このローランド円内であ
って該2つの出力導波路の各光入力端を結んだ線上に配
置されるのが好ましい。換言すれば、上記出力導波路の
うち少なくとも2つの出力導波路の各光入力端は、第2
スラブ導波路の光入力端面の焦点距離を直径とするロー
ランド円の円周と該第2スラブ導波路の光出力端面とが
交差する位置に配置されるのが好ましい。ここで、上記
出力導波路のうち最も外側に位置する2つの出力導波路
の各光入力端を結ぶ線は、直線の一部(この場合、上記
ローランド円の弦に相当する)であってもよく、また曲
線の一部であってもよい。したがって、第2スラブ導波
路の光出力端面は、平面であっても、該第2スラブ導波
路の光入力端面に向かって突出した曲面であってもよ
い。このように、上記出力導波路のうち最も外側に位置
する2つの出力導波路の光入力端をローランド円の円周
上に配置することにより、当該光合分波器全体の損失を
増加させることなく、各チャネル波長間における損失バ
ラツキを低減することが可能になる。
【0012】また、この発明に係る光合分波器におい
て、上記出力導波路それぞれの光入力端を含む先端部分
は、上記ローランド円の円周上に配置された2つの出力
導波路の各光入力端を結んだ線の法線方向に沿って伸び
るよう配置されるのが好ましい。
【0013】上記出力導波路の各光入力端が上記ローラ
ンド円の弦上に配置される場合、これら出力導波路の各
光入力端は、各チャネル波長の光の集光位置と各出力導
波路における光入力端の中心を一致させるため、不等間
隔に配置されるのが好ましい。具体的に、上記出力導波
路の各光入力端は、上記弦の中央から該弦の両端に向か
って隣接する光入力端間の間隔が小さくなるよう配置さ
れるのが好ましい。
【0014】より具体的には、上記出力導波路の各光入
力端は、上記ローランド円の弦の法線のうち、該ローラ
ンド円の円周上あるいはチャネル導波路の光出力端から
出射された光線束が集光する位置を示す焦点円の円周上
に等間隔に集光する上記チャネル波長の各光線束の集光
位置を通る法線と、該弦との交点上にそれぞれ配置され
る。すなわち、出力導波路の本数をN、ローランド円あ
るいは焦点円の半径をr、該ローランド円あるいは該焦
点円の円周上に等間隔に集光するチャネル波長の各光線
束の集光位置間隔に対応する中心角をψとするとき、基
板上に平面的に配列された出力導波路のうち第n番目の
出力導波路の光入力端と第(n+1)番目の出力導波路
の光入力端との間隔Lnは、
【0015】
【数2】
【0016】なる式で与えられる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る光合分波器
の各実施形態を、図1〜図6を参照しながら説明する。
なお、各図において、同一部分には同一の番号を付して
重複する説明は省略する。また、必要に応じて図7及び
図8も参照する。
【0018】図1は、この発明に係る光合分波器の構成
を示す平面図である。この図1に示されたように、当該
光合分波器は、石英ガラス基板100上に光導波路部分
が一体的に形成された光部品である。すなわち、基板1
00上には、1又はそれ以上の入力導波路110、第1
スラブ導波路120(入力用スラブ導波路)、複数のチ
ャネル導波路130、第2スラブ導波路140(出力用
スラブ導波路)及び複数の出力導波路150が設けられ
ている。上記各導波路部分にはGeO2が添加されてお
り、該GeO2の添加量は、チャネル導波路130の曲
率半径の低減を可能にするため(光の閉じ込め効率の向
上)、基板100と導波路部分との比屈折率差は1%以
上である。なお、基板100は、石英ガラス基板に限ら
ず、シリコン基板と該シリコン基板上に成膜された10
〜数10μmのガラス層とにより構成されてもよい。こ
のガラス層上にGeO2が添加された導波路を形成して
も同様の作用・効果が得られる。
【0019】上記第1スラブ導波路120は、当該光合
分波器へ入力される光の入射角度に対して角度θをなす
よう配置されており、また、第1及び第2スラブ導波路
120、140は、それぞれスラブ長よりも短い全長f
を有する。なお、スラブ長は、第1及び第2スラブ導波
路120、140おのおのにおける光入力端面に位置す
る凸レンズ面の焦点距離に相当する。また、上記入力導
波路110は、信号チャネルとして所定波長間隔ごとに
設定されたチャネル波長を有する各信号を第1スラブ導
波路120に導くための導波路であって、この入力導波
路110の光出力端は第1スラブ導波路120に光入力
端面に接続されている。上記チャネル導波路130は、
互いに異なる長さを有する導波路であって、基板100
上に平面的に配列されている。これらチャネル導波路1
30は、入力導波路110とともに第1スラブ導波路1
20を挟むように該第1スラブ導波路120の光出力端
面にそれぞれの光入力端が間隔dごとに離間した状態で
接続される一方、出力導波路150とともに第2スラブ
導波路140を挟むように該第2スラブ導波路140の
光入力端面140aにそれぞれの光出力端が間隔dごと
に離間した状態で接続されている。さらに、上記出力導
波路150は、第2スラブ導波路140の光出力端面に
光入力端が接続された状態で上記基板100上に平面的
に配列された導波路であって、所定波長間隔ごとに設定
されたチャネル波長を有する各信号に対応して、すなわ
ち各信号チャネルに対応して設けられている。なお、図
1に示された光合分波器は、入力導波路110、第1ス
ラブ導波路120、チャネル導波路130、第2スラブ
導波路140及び出力導波路150の順に光が伝搬する
40チャネルの信号分離を可能にするAWG回路として
説明されているが、各信号チャネルに対応して複数の入
力導波路を設けることにより、信号合波を可能にするA
WG回路も実現できる。
【0020】(第1実施形態)図2は、この発明に係る
光号分波器の第1実施形態における光出力部分(図1に
おける光入力部分に相当)の導波路構成を示す平面図で
ある。この第1実施形態に係る光号分波器において、第
2スラブ導波路(出力用スラブ導波路)140の光入力
端面140aは、点O1(チャネル導波路130の光出
力端から出力される中心チャネル波長の光の集光位置)
を中心として半径s(スラブ長に一致)の円周の一部と
一致している。
【0021】この発明に係る光号分波器は、上記出力導
波路150のうち少なくともいずれかの光入力端が、第
2スラブ導波路140の光入力端面140aの焦点距離
(スラブ長s)よりも短い距離f(第2スラブ導波路1
40の全長)だけ該第2スラブ導波路140の光入力端
面140aから離れた位置に配置されていることを特徴
としているが、この第1実施形態では、上記出力導波路
150のうち最も外側に位置する2つの出力導波路の各
光入力端は、第2スラブ導波路140の光入力端面14
0aの焦点距離sを直径とするローランド円200の円
周上に配置される一方、上記出力導波路150のうち該
2つの出力導波路を除いた残りの出力導波路150の各
光入力端は、このローランド円200内であって該2つ
の出力導波路の各光入力端を結んだ線上に配置される。
換言すれば、上記出力導波路150のうち少なくとも2
つの出力導波路の各光入力端は、第2スラブ導波路14
0の光入力端面140aの焦点距離sを直径とするロー
ランド円200の円周と該第2スラブ導波路140の光
出力端面140bとが交差する位置に配置される。な
お、上記出力導波路150のうち最も外側に位置する2
つの出力導波路の各光入力端を結ぶ線は、上記ローラン
ド円200の弦に相当する。このように、上記出力導波
路150のうち少なくとも最外に位置する出力導波路の
光入力端をローランド円200の円周上に配置すること
により、当該光合分波器全体の損失を増加させることな
く、各チャネル波長間における損失バラツキを低減する
ことが可能になる。加えて、各チャネル間の損失スペク
トル幅のバラツキも低減することができる。
【0022】損失スペクトル幅の低減は、出力導波路1
50をローランド円200の法線方向に沿って配置する
のではなく、第2スラブ導波路140の長手方向と該出
力導波路150とのなす角度を小さくすることによって
実現される。例えば、図8に示されたように、出力導波
路150がローランド円200の法線方向に配置された
場合、最も外側に位置する出力導波路における損失スペ
クトルは、より外側に張り出した形状になってしまう。
一方、出力導波路150(少なくとも先端部分)の配置
角度を、上述のように第2スラブ導波路140の長手方
向とのなす角度が小さくなるように設定すると、該出力
導波路150へ入力される光の光強度の空間分布とチャ
ネル導波路130の開口数N.A.との関係により、図
8中に示されたような各損失スペクトルのより外側に張
り出した部分(W2−W1)に対応する光は、クラッド
モードに結合するため出力導波路150へ導かれないよ
うにすることが可能となる。
【0023】この第1実施形態では、上記出力導波路1
50それぞれの光入力端を含む先端部分は、設計や製造
を容易にするため、上記ローランド円200の円周上に
配置された2つの出力導波路の各光入力端を結んだ線の
法線方向に沿って伸びるよう配置されている。
【0024】上記出力導波路150の各光入力端が上記
ローランド円200の弦上に配置される場合、これら出
力導波路150の各光入力端は、各チャネル波長の光の
集光位置と各出力導波路150における光入力端の中心
を一致させるため、不等間隔に配置されている。すなわ
ち、上記出力導波路150のうち中心付近における導波
路間隔d01は周辺付近における導波路間隔d02より
も大きくなるように設定されている(図2参照)。
【0025】具体的に、発明者は信号波長間隔Δλが1
00GHzである、40チャネル信号分離を可能にする
AWG回路を設計した。
【0026】設計されたAWG回路において、基板10
0と各導波路部分との比屈折率差は1.5%、各導波路
の幅は4.3μm、チャネル導波路130における最小
曲率半径rminは2mm、基板100のサイズは20m
m×20mm、基板100の厚みは0.5mm、チャネ
ル導波路130の端部間隔dは6.0μm、チャネル導
波路130の本数は180、第1スラブ導波路120の
設置角度θは80゜、各チャネル導波路130間の長さ
の差ΔLは36.702μmに設定されている。
【0027】なお、第2スラブ導波路140は、図3に
示されたように設計された。すなわち、スラブ長sは4
800μm、点O2を中心とするローランド円200の
半径rは2400μm(=4800/2)である。出力
導波路150の配列幅を585μmとして該出力導波路
150のうち最も外側に位置する2つの出力導波路の光
入力端を該ローランド円200の円周上に配置したと
き、これら2つの出力導波路を除く残りの出力導波路の
各光入力端と当該第2スラブ導波路140の光入力端面
140aとの距離は、該ローランド円200の半径rよ
りも最大18μm短くなる(このとき、第2スラブ導波
路140の全長fは4782μm)。また、信号チャネ
ルの波長間隔は、該ローランド円200の円周上に等間
隔に集光するよう選択されている。
【0028】上記出力導波路150の各光入力端は、上
記ローランド円200の弦の法線のうち、該ローランド
円200の円周上に等間隔に集光する上記チャネル波長
の各光線束の集光位置を通る法線と、該弦との交点上に
それぞれ配置される。すなわち、出力導波路150の本
数をN、ローランド円200の半径をr、該ローランド
円200の円周上に等間隔に集光するチャネル波長の各
光線束の集光位置間隔に対応する中心角をψとすると
き、基板100上に平面的に配列された出力導波路15
0のうち第n番目の出力導波路の光入力端と第(n+
1)番目の出力導波路の光入力端との間隔Lnは、以下
の式で与えられ、例えば、中央付近に位置する第20番
目の出力導波路のの光出力端と第21番目の出力導波路
の光出力端との間隔は15μmに設定されている。
【0029】
【数3】
【0030】以上のように設計されたAWG回路の各出
力導波路における損失スペクトルが図4(a)及び図4
(b)に示されている。この第1実施形態に係るAWG
回路では、各信号チャネル間における損失バラツキは最
大1.5dBであった。また、各信号チャネル間におけ
る最悪クロストークは25dBであった。さらに、各信
号チャネルの損失20dBにおける損失スペクト幅のバ
ラツキは、0.89〜0.93nmであり、その偏差は
0.04nmであった。
【0031】これに対し、従来のAWG回路は、各信号
チャネルにおける損失バラツキが最大4.0dBであ
り、この実施形態に係るAWG回路と比較して著しく低
下している。なお、従来のAWG回路では各信号チャネ
ル間における最悪クロストークは23dBであるが、各
信号チャネル間の損失20dBにおける損失スペクトル
幅のバラツキは、0.85〜1.16nm(0.31n
m)であり、この実施形態と比較して著しく低下してい
る。
【0032】以上のように、この発明に係る光合分波器
によれば、各出力導波路により分離される各チャネル波
長の信号間の損失バラツキを、従来のAWG回路と比較
しても十分に低減できるとともに、分離される各信号の
損失20dBにおけるスペクトル幅のバラツキも十分に
低減できる。
【0033】(第2実施形態)次に、図5は、この発明
に係る光合分波器の第2実施形態における光出力部分
(図1の光出力部分に相当)の導波路構成を示す平面図
である。この第2実施形態は、第2スラブ導波路140
における光出力端面140bの形状が上述の第1実施形
態と異なっている。
【0034】すなわち、図5に示されたように、この第
2実施形態に係るAWG回路において、出力導波路15
0のうち最も外側に位置する2つの出力導波路の光出力
端がローランド円200の円周上に配置される。一方、
これら最も外側に位置する2つの出力導波路を除く残り
の出力導波路の光入力端は、ローランド円200の円周
と交差し、かつ第2スラブ導波路140の光入射端面1
40aに向かって突出した曲線上に配置されている。
【0035】以上のように各出力導波路150の光出力
端が第2スラブ導波路140の光入力端面140aに向
かって突出した曲線上に配置された第2実施形態によっ
ても第1実施形態と同様に、各出力導波路150間にお
ける損失や損失スペクトル幅のバラツキを効果的に低減
できる。なお、この第2実施形態においても各出力導波
路150の光出力端を含む先端部分は、各出力導波路1
50の光出力端が配置された曲線の法線方向に沿って伸
びるのが好ましい。
【0036】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、所定波
長間隔ごとに設定されたチャネル波長を有する各信号お
のおのに対応して配列された出力導波路の各光入力端
は、これら出力導波路のうち少なくともいずれかの光出
力端がローランド円内に位置するよう配置されている。
この構成により、出力導波路の光入力端全てがローラン
ド円の円周上に配置された光合分波器と比較して、信号
チャネル間における波長特性の収差等に起因した各歪み
や各信号チャネル間における損失バラツキ等が効果的に
低減されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光合分波器の構成を示す平面図
である。
【図2】この発明に係る光合分波器の第1実施形態にお
ける光出力部分の導波路構成を示す平面図である。
【図3】この発明に係る光号分波器の第1実施形態とし
て制作されたサンプルにおける光出力部分の具体的なサ
イズを説明するための図である。
【図4】この発明に係る光合分波器の第1実施形態とし
て制作されたサンプルの各出力導波路における損失スペ
クトルである。
【図5】この発明に係る光合分波器の第2実施形態にお
ける光出力部分の導波路構成を示す平面図である。
【図6】従来の光合分波器における光出力部分の導波路
構成を示す平面図である。
【図7】従来の光合分波器における各出力導波路ごとの
損失スペクトルである。
【図8】図7に示された損失スペクトルを簡略化し図で
あり、従来の光合分波器の構造的特徴に起因して発生す
る課題を説明するための図である。
【符号の説明】
100…AWG回路(光合分波器)、110…入力導波
路、120…入力側スラブ導波路、130…チャネル導
波路、140…出力側スラブ導波路、140a…出力側
スラブ導波路の光入力端面、140b…出力側スラブ導
波路の光出力端面、150…出力導波路、200…ロー
ランド円。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月1日(2001.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】(第1実施形態)図2は、この発明に係る
光合分波器の第1実施形態における光出力部分(図1に
おける光出力部分に相当)の導波路構成を示す平面図で
ある。この第1実施形態に係る光号分波器において、第
2スラブ導波路(出力用スラブ導波路)140の光入力
端面140aは、点O1(チャネル導波路130の光出
力端から出力される中心チャネル波長の光の集光位置)
を中心として半径s(スラブ長に一致)の円周の一部と
一致している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この発明に係る光合分波器は、上記出力導
波路150のうち少なくともいずれかの光入力端が、第
2スラブ導波路140の光入力端面140aの焦点距離
(スラブ長s)よりも短い距離f(第2スラブ導波路1
40の全長)だけ該第2スラブ導波路140の光入力端
面140aから離れた位置に配置されていることを特徴
としているが、この第1実施形態では、上記出力導波路
150のうち最も外側に位置する2つの出力導波路の各
光入力端は、第2スラブ導波路140の光入力端面14
0aの焦点距離sを直径とするローランド円200の円
周上に配置される一方、上記出力導波路150のうち該
2つの出力導波路を除いた残りの出力導波路150の各
光入力端は、このローランド円200内であって該2つ
の出力導波路の各光入力端を結んだ線上に配置される。
換言すれば、上記出力導波路150のうち少なくとも2
つの出力導波路の各光入力端は、第2スラブ導波路14
0の光入力端面140aの焦点距離sを直径とするロー
ランド円200の円周と該第2スラブ導波路140の光
出力端面140bとが交差する位置に配置される。な
お、上記出力導波路150のうち最も外側に位置する2
つの出力導波路の各光入力端を結ぶ線は、上記ローラン
ド円200の弦に相当する。このように、上記出力導波
路150のうち少なくとも最外に位置する出力導波路の
光入力端をローランド円200の円周上に配置すること
により、当該光合分波器全体の損失を増加させることな
く、各チャネル波長間における損失バラツキを低減する
ことが可能になる。加えて、各チャネル間の損失スペク
トル幅のバラツキも低減することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】なお、第2スラブ導波路140は、図3に
示されたように設計された。すなわち、スラブ長sは4
800μm、点O2を中心とするローランド円200の
半径rは2400μm(=4800/2)である。出力
導波路150の配列幅を585μmとして該出力導波路
150のうち最も外側に位置する2つの出力導波路の光
入力端を該ローランド円200の円周上に配置したと
き、これら2つの出力導波路を除く残りの出力導波路の
各光入力端と当該第2スラブ導波路140の光入力端面
140aとの距離は、該ローランド円200の直径より
も最大18μm短くなる(このとき、第2スラブ導波路
140の全長fは4782μm)。また、信号チャネル
の波長間隔は、該ローランド円200の円周上に等間隔
に集光するよう選択されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】上記出力導波路150の各光入力端は、上
記ローランド円200の弦の法線のうち、該ローランド
円200の円周上に等間隔に集光する上記チャネル波長
の各光線束の集光位置を通る法線と、該弦との交点上に
それぞれ配置される。すなわち、出力導波路150の本
数をN、ローランド円200の半径をr、該ローランド
円200の円周上に等間隔に集光するチャネル波長の各
光線束の集光位置間隔に対応する中心角をψとすると
き、基板100上に平面的に配列された出力導波路15
0のうち第n番目の出力導波路の光入力端と第(n+
1)番目の出力導波路の光入力端との間隔Lnは、以下
の式で与えられ、例えば、中央付近に位置する第20番
目の出力導波路の光入力端と第21番目の出力導波路の
光入力端との間隔は15μmに設定されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】すなわち、図5に示されたように、この第
2実施形態に係るAWG回路において、出力導波路15
0のうち最も外側に位置する2つの出力導波路の光入力
端がローランド円200の円周上に配置される。一方、
これら最も外側に位置する2つの出力導波路を除く残り
の出力導波路の光入力端は、ローランド円200の円周
と交差し、かつ第2スラブ導波路140の光入射端面1
40aに向かって突出した曲線上に配置されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】以上のように各出力導波路150の光入力
端が第2スラブ導波路140の光入力端面140aに向
かって突出した曲線上に配置された第2実施形態によっ
ても第1実施形態と同様に、各出力導波路150間にお
ける損失や損失スペクトル幅のバラツキを効果的に低減
できる。なお、この第2実施形態においても各出力導波
路150の光入力端を含む先端部分は、各出力導波路1
50の光出力端が配置された曲線の法線方向に沿って伸
びるのが好ましい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、所定波
長間隔ごとに設定されたチャネル波長を有する各信号お
のおのに対応して配列された出力導波路の各光入力端
は、これら出力導波路のうち少なくともいずれかの光入
力端がローランド円内に位置するよう配置されている。
この構成により、出力導波路の光入力端全てがローラン
ド円の円周上に配置された光合分波器と比較して、信号
チャネル間における波長特性の収差等に起因した各歪み
や各信号チャネル間における損失バラツキ等が効果的に
低減されるという効果がある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板上に設けられた、それぞれ所定のスラブ長を有
    する第1及び第2スラブ導波路と、 前記基板上に設けられた導波路であって、前記第1スラ
    ブ導波路の光入力端面にその光出力端が接続された1又
    はそれ以上の入力導波路と、 前記第2スラブ導波路の光出力端面にそれぞれの光入力
    端が接続された状態で前記基板上に平面的に配列された
    導波路であって、信号チャネルとして所定波長間隔ごと
    に設定されたチャネル波長を有する信号それぞれに対応
    して設けられた複数の出力導波路と、 前記入力導波路とともに前記第1スラブ導波路を挟むよ
    うに該第1スラブ導波路の光出力端面にそれぞれの光入
    力端が接続される一方、前記出力導波路とともに前記第
    2スラブ導波路を挟むように該第2スラブ導波路のレン
    ズ面として機能する光入力端面にそれぞれの光出力端が
    接続された状態で前記基板上に平面的に配列された導波
    路であって、互いに長さの異なる複数のチャネル導波路
    とを備え、 前記出力導波路のうち少なくともいずれかの光入力端
    は、前記第2スラブ導波路の光入力端面の焦点距離より
    も短い距離だけ該第2スラブ導波路の光入力端面から離
    れた位置に配置されている光合分波器。
  2. 【請求項2】 前記出力導波路のうち最も外側に位置す
    る2つの出力導波路の各光入力端は、前記第2スラブ導
    波路の光入力端面の焦点距離を直径とするローランド円
    の円周上に配置される一方、前記出力導波路のうち前記
    2つの出力導波路を除いた残りの出力導波路の各光入力
    端は、前記ローランド円内であって前記2つの出力導波
    路の各光入力端を結んだ線上に配置されていることを特
    徴とする請求項1記載の光合分波器。
  3. 【請求項3】 前記出力導波路のうち少なくとも2つの
    出力導波路の各光入力端は、前記第2スラブ導波路の光
    入力端面の焦点距離を直径とするローランド円の円周と
    前記第2スラブ導波路の光出力端面とが交差する位置に
    配置されていることを特徴とする請求項1記載の光合分
    波器。
  4. 【請求項4】 前記出力導波路それぞれの光入力端を含
    む先端部分は、前記ローランド円の円周上に配置された
    前記2つの出力導波路の各光入力端を結んだ前記線の法
    線方向に沿って伸びていることを特徴とする請求項2記
    載の光合分波器。
  5. 【請求項5】 前記出力導波路の各光入力端は、前記ロ
    ーランド円の円周上に配置された前記2つの出力導波路
    の各光入力端を結んだ該ローランド円の弦上に配置され
    ていることを特徴とする請求項2〜4項のいずれか一項
    記載の光合分波器。
  6. 【請求項6】 前記出力導波路の各光入力端は、不等間
    隔で前記弦上に配列されていることを特徴とする請求項
    5記載の光合分波器。
  7. 【請求項7】 前記出力導波路の各光入力端は、前記弦
    の中央から該弦の両端に向かって互いに隣接する光入力
    端間の間隔が小さくなるよう配置されていることを特徴
    とする請求項6記載の光合分波器。
  8. 【請求項8】 前記出力導波路の各光入力端は、前記弦
    の法線のうち、前記ローランド円の円周上あるいは前記
    チャネル導波路の光出力端から出射された光線束が集光
    する位置を示す焦点円の円周上に等間隔に集光する前記
    チャネル波長の各光線束の集光位置を通る法線と、該弦
    との交点上にそれぞれ配置されていることを特徴とする
    請求項6記載の光合分波器。
  9. 【請求項9】 前記出力導波路の本数をN、前記ローラ
    ンド円あるいは前記チャネル導波路の光出力端から出射
    された光線束が集光する位置を示す焦点円の半径をr、
    該ローランド円あるいは該焦点円の円周上に等間隔に集
    光する前記チャネル波長の各光線束の集光位置間隔に対
    応する中心角をψとするとき、前記基板上に平面的に配
    列された前記出力導波路のうち第n番目の出力導波路の
    光入力端と第(n+1)番目の出力導波路の光入力端と
    の間隔Lnは、 【数1】 なる式で与えられることを特徴とする請求項5記載の光
    合分波器。
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