JP2002081545A - ヘッドガスケット - Google Patents
ヘッドガスケットInfo
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Abstract
のシール性能に合ったシール面圧を設定して適切なシー
ルをすることができる、シール性能が良く耐久性に富む
ヘッドガスケットを提供する。 【解決手段】ヘッドガスケット1のシリンダボア用穴2
と液体穴3のそれぞれの周囲に第1、第2嵌合溝21、
22を形成すると共に、該第1及び第2嵌合溝21,2
2にリング状の第1及び第2ビード部材11,12をそ
れぞれ凸部を外側にして嵌合し、前記各嵌合溝21,2
2の幅を前記各ビード部材11,12の幅よりもそれぞ
れ大きくすると共に、第1ビード11b側のシール面圧
を、第2ビード12b側よりを大きくさせるべく、ビー
ド部材11,12の断面形状、又は、嵌合溝21,22
の断面形状の少なくとも一方を変化させて形成する。
Description
ダヘッドとシリンダブロックの二部材の間にメタルガス
ケットを挟持してシールするヘッドガスケットに関する
ものである。
た嵌合溝に嵌入したビードを有するビード部材によるシ
ール構造を持つガスケットであってこの嵌合溝とビード
部材の組み合わせを変化させることにより、シリンダボ
ア用のシール面圧と液体穴用のシール面圧をそれぞれに
適正なものに調整して、シールを効果的に行うヘッドガ
スケットに関する。
リンダブロック(シリンダボディ)の接合面をシールす
る場合に、ヘッドガスケットを間に挟持して、このヘッ
ドガスケットにより、燃焼ガス等をシールしている。
るように、シリンダブロック等のエンジン部材の形状に
合わせて製造され、ボア用穴2、水穴3やオイル穴4等
の液体穴、ボルト穴5等が形成されており、それぞれの
シール対象穴に対して様々なシール手段が設けられてい
る。
部材間で同じガスケットで行うシールであっても、対象
とする穴によって要求されるシール性能には大きな差異
がある。つまり、ボア用穴2では、シリンダ内の高温且
つ高圧の燃焼ガスをシールする必要があり、一方、液体
穴3、4では、比較的低温であり、しかも気体に対する
シールでは無く、液体に対するシールが要求される。
の軽量化および製造コストの低減の要請から、多数の金
属板を積層した積層タイプから、一枚乃至二枚の金属板
で形成する単純な構造のメタルガスケットとなって来て
おり、しかも、エンジン自体も軽量小型高出力エンジン
を指向しているため、このエンジンが小型化されシリン
ダボア間の距離が狭くなって来ている。
ードやグロメットやシム等を、多数枚の積層タイプのよ
うに組み合わせて使用することは難しい上に、シール手
段のために使用可能な面積も減少してきているので、単
純化した効果的なシール手段を使用する必要がある。
は、エンジン部材がアルミ製となり、従来の鋳鉄製エン
ジンに比較して剛性が低く、また傷付き易くなってきて
いる上に、エンジンの高出力化により必要なシール面圧
が高くなってきているので、弾力性のない折り返しやグ
ロメット等のシール手段は、アルミ製のエンジン部材を
傷付けるため、使用できなくなってきている。
ル構造に、弾力性があり隙間の変動に対する追従性が良
い円弧形状のビードや幅狭のビードを、シール対象穴の
周囲に一重で配置する構成にならざるを得ない場合が多
く、図11に示すようなガスケット1Xの構成となる。
11のガスケット1Xにおいては、シリンダボア用穴2
の周囲の第1ビード31と液体穴3周囲の第2ビード3
2とでエンジン部材の平坦面と接触及び当接してシール
面圧を発生することになるが、一枚の金属構成板30を
プレス加工して第1及び第2ビード31,32を形成し
ているために、この第1及び第2ビード31,32の材
質や板厚を変化させることができない。
変更しても、材質や板厚を変化できないので、ボア用穴
2周囲のシール特性と、その他の液体穴3、4周囲等の
シール特性との差異を大きくすることには限界があるた
め、また、ビードに適した材質と構成板に適した材質と
が違うため、それぞれのシール対象穴に最適なシール性
能を十分に付与することが困難であるという問題があ
る。
スケットにおいて、シリンダボア用穴2と液体穴3、4
が近接した場合には、両方のシール対象穴の間が狭くな
り、第1ビード31と第2ビード32を、それぞれのシ
ール対象穴に対して、十分なシール性能を持つ形状や大
きさで設けることが困難となるという問題や、また、第
1ビード31と第2ビード32が近接し過ぎると互いに
干渉してしまい、ビードの変形がこの干渉によって変化
するので、特にシール性能が重要となる部分であるこの
ビードの近接部分で局所的に目的とするビードの変形と
この変形に伴うシール面圧が得られなくなるという問題
が生じる。
されたものであり、本発明の目的は、エンジンのシリン
ダヘッドとシリンダブロックの接合面をメタルガスケッ
トでシールする場合に、シリンダボア用穴と液体穴に対
して、それぞれのシール性能に合ったシール面圧を設定
して適切なシールをすることができる、シール性能が良
く耐久性に富むヘッドガスケットを提供することにあ
る。
の本発明に係るヘッドガスケットは、シリンダボア用穴
の周囲に設けた第1嵌合溝に第1ビードを有するリング
状の第1ビード部材を凸部を外側にして嵌合すると共
に、液体穴の周囲に設けた第2嵌合溝に第2ビードを有
するリング状の第2ビード部材を凸部を外側にして嵌合
した、エンジンのシリンダヘッドとシリンダブロックの
間をシールするヘッドガスケットであって、次のように
構成される。
記第1、第2嵌合溝の幅を前記第1、第2ビード部材の
幅よりもそれぞれ大きく形成すると共に、前記第1ビー
ドに発生するシール面圧を、前記第2ビードに発生する
シール面圧より大きくさせるべく、前記第1ビード部材
と前記第2ビード部材の断面形状、又は、前記第1シー
ル溝と前記第2シール溝の断面形状の少なくとも一方を
変化させて形成して構成される。
ド材板厚も含み、シール溝の断面形状には、溝深さも含
む。
あって、前記第1、第2嵌合溝の幅を前記第1、第2ビ
ード部材の幅よりもそれぞれ大きく形成すると共に、前
記第1ビードに発生するシール面圧を、前記第2ビード
に発生するシール面圧より大きくさせるべく、前記第1
ビード部材と前記第2ビード部材の材質又は加工方法の
少なくとも一方を変化させて形成して構成される。
いて、前記第1嵌合溝の深さを前記第2嵌合溝の深さよ
りも小さく形成して構成される。
て、前記第1ビード部材の板厚を前記第1嵌合溝の深さ
よりも大きく形成して構成される。
て、前記第2ビード部材の板厚を前記第2嵌合溝の深さ
よりも小さく形成して構成される。
等の要求されるシール性能が異なる二種類以上のシール
対象穴に対して、嵌合溝の断面形状(溝深さも含む)及
び大きさやビードの断面形状(ビード材板厚も含む)及
び大きさ、あるいは、ビードの材質や、熱処理やプレス
加工等の加工方法を変えることにより、シール面圧を比
較的自由に調整することができる。
・高温の燃焼ガスをシールするため、高いシール面圧が
必要であるが、一方、液体穴周囲では冷却水や循環油等
をシールするため、比較的低いシール面圧でよい。
ールに対して、例えば、第1ビードを高く形成、また
は、嵌合溝の深さを浅く形成すれば、シール面圧を高め
ることができる。また、ビード断面形状を例えば、台形
形状や円弧形状等に変化させることにより、シール特性
を変化させることができる。
えば、第1嵌合溝の深さを第2嵌合溝よりも小さく(浅
く)形成すると、第1ビード側のシール面圧を高く形成
し易くなり、また、第1ビード部材の板厚を第1嵌合溝
の深さよりも大きく形成すると、発生するシール面圧を
高くし易くなり、第2ビード部材の板厚を第2嵌合溝の
深さよりも小さく形成すると発生するシール面圧を低く
し易くなる。
1、第2ビード部材の幅よりもそれぞれ大きく形成して
いるので、嵌合溝とビード部材の端部との間に、ビード
部材の幅方向の伸び吸収用の隙間が生じる。そのため、
エンジン部材の締結により、ビードが圧縮変形したり、
高温により熱膨張したりして伸びても、この隙間が伸び
を吸収するのでビード部材に大きな応力が発生せず、寿
命を長くすることができる。
トの片面のみに設けても、両面に設けても良く、さらに
は、シール対象穴によって設ける面を別にしてもよい。
スケットの積層板の数が単数の時に特に有効であるが、
積層板の数が複数ある場合においても効果を奏し、ビー
ドの断面形状や大きさ、ビード部材の材質や加工方法、
シール溝の断面形状や大きさ(特に幅と深さ)等も、要
求されるシール性能によって適宜、選択することができ
る。
ンジンのシール構造の実施の形態について説明する。
ッドガスケット1は、エンジンのシリンダヘッドとシリ
ンダブロック(シリンダボディ)との間に挟持されるメ
タルガスケットであって、シリンダボアの高温・高圧の
燃焼ガス、及び、冷却水通路や冷却オイル通路等の液体
通路の冷却水やオイル等の液体をシールするものであ
る。
明図であり、メタルガスケットの板厚やビードやシール
溝の寸法及び縦横比を実際のものとは異ならせて、シー
ル部分を誇張して示すことにより、より理解し易いよう
にしている。
トは、図1〜図9に示すように、ヘッドガスケット1の
構成板10のシリンダボア用穴2の周囲に、環状の第1
嵌合溝21を設け、この第1嵌合溝21に、構成板10
とは別体で形成したリング状の第1ビード部材11を嵌
合する。
bを有し、その内周縁で第1嵌合溝21の内周壁に嵌合
する。また、第1ビード部材11の外周縁と第1嵌合溝
21の外周壁との間に伸び吸収用の隙間S1が生じるよ
うにするように、第1ビード部材11の幅B1は、第1
嵌合溝21の幅X1よりも狭く形成する。
ド11bの外側に配置された水穴3やオイル穴4などの
液体穴3(以下水穴3で代表する)の周囲に、この液体
穴3用に、環状の第2嵌合溝22を設け、この第2嵌合
溝22に、構成板10とは別体で形成したリング状の第
2ビード部材12を嵌合する。
bを有し、その内周縁で第2嵌合溝12の内周壁に嵌合
する。また、第2ビード部材12の外周縁と第2嵌合溝
22の外周壁との間に伸び吸収用の隙間S2が生じるよ
うにするように、第2ビード部材12の幅B2は、第2
嵌合溝22の幅X2よりも狭く形成する。
は、ステンレス鋼板やバネ鋼板で形成され、ビード部材
は、金属構成板10と同じ材質で形成することもできる
が、アルミや銅等様々な材料で形成することができる。
要な面圧分布と液体穴3のシールに必要な面圧分布が異
なるので、それぞれに合わせて適正な面圧分布が得られ
るように、この第1ビード11bと第2ビード12b、
第1嵌合溝21と第2嵌合溝22を、以下に述べるよう
な幾つかの組み合わせで形成する。 [第1実施の形態]先ず、第1の実施の形態では、第1
及び第2嵌合溝21、22の断面形状又は大きさ、即
ち、幅X1,X2や深さD1,D2を変えて形成する。
第1嵌合溝の深さD1を第2嵌合溝の深さD2よりも小
さく(D1≦D2)形成した例を図3に示す。
ケット1Aでは、第1ビード11bと第2ビード12b
を共に半円形状で形成し、ビードの幅W1と幅W2を同
じに、又、ビードの高さH1と高さH2を同じにして形
成し、第1嵌合溝21と第2嵌合溝22は、溝の幅X1
と幅X2を同じにしているが、溝の深さD1を深さD2
よりも小さく形成している。
するシール面圧を、第2ビード12bで発生するシール
面圧より高くすることができる。 [第2実施の形態]次に、第2の実施の形態では、第1
ビード11bのシール面圧が第2ビード12bのシール
面圧よりも大きくなるように、第1ビード11b及び第
2ビード12bの断面形状を変えたり、又は大きさ(幅
W1、W2や高さH1、H2)を変えて形成する。
に、第2ビード12bの断面形状を台形形状に形成した
例を図2に示す。
第2ビード12bを、共に半円形状で形成するが、第1
ビード11bの幅W1と高さH1を、第2ビード12b
の幅W2と高さH2よりそれぞれ大きく形成し、第1嵌
合溝21と第2嵌合溝22の断面形状及び大きさを同じ
(X1=X2,D1=D2)に形成することにより、第
1ビード11bで発生するシール面圧を、第2ビード1
2bで発生する面シール圧より高くすることができる。 [第3実施の形態]更に、第3の実施の形態では、図5
に示すように、第1ビード部材11の板厚t1と第1嵌
合溝21の深さD1との関係を、第1ビード部材11の
板厚t1が第1嵌合溝21の深さD1よりも大きくなる
ように形成する。(t1≧D1)この構成により第1ビ
ード11bにおいて発生するシール面圧を高くする。 [第4実施の形態]また、第4の実施の形態では、図6
に示すように、第2ビード部材12の板厚t2と第2嵌
合溝22の深さD2との関係を、第2ビード部材12の
板厚t2が第2嵌合溝22の深さD2よりも小さくなる
ように形成する。(t2≦D2)この構成により第2ビ
ード12bにおいて発生するシール面圧を低くする。 [第5実施の形態]第5の実施の形態では、図7に示す
ように、金属構成板10Eの片面に第1ビード部材11
を設置し、反対面に第2ビード部材12を設置して形成
する。
液体穴3とが接近していても、シール性能を満たすのに
十分な大きさのビードをそれぞれのシール対象穴周囲に
設けることが、簡単にできる。 [第6の実施の形態]第6の実施の形態では、図8に示
すように、金属構成板10Fの両面にそれぞれ第1ビー
ド部材11を設置し、片面のみに第2ビード部材12を
設置して形成する。
ダボア用穴2側のシール性能を高めることができる。 [第7の実施の形態]第7の実施の形態では、図9に示
すように、金属構成板10Gの両面にそれぞれ第1ビー
ド部材11と、第2ビード部材12を設置して形成す
る。
ケットにおいて、両面にビードを設けることが容易にで
きるので、シール対象穴2、3に対するシール性能を高
めることができる。 [第8の実施の形態]第8の実施の形態では、図示しな
いが、第1ビード部材と第2ビード部材の材質を変えて
形成する。あるいは、加工処理時の熱処理温度やプレス
加工時のプレス圧力を変えたりする等、加工方法を変化
させて形成し、第1ビードに発生するシール面圧を第2
ビードに発生するシール面圧より大きくする。
ア用穴2の径が85mmφの場合に、構成板10の板厚
は150μm〜2500μm程度であり、ビード部材1
1、12の板厚t1,t2は、100μm〜800μm
程度であり、嵌合溝21,22の深さD1,D2は10
0μm〜1000m程度で、ビード11b,12bの高
さH1,H2は100μm〜500μm程度である。
必要なシール面圧の異なるシリンダボア用穴22と水穴や
オイル穴等の液体穴24をシールするのに、それぞれに適
したシール性能を付与でき、エンジン剛性の低いエンジ
ンにおいても良好なシールが得られる。
のシール構造によれば、ガスケット構成板とは、別体で
ビードを形成でき、しかも、伸び吸収用隙間を設けて、
ガスケット構成板に形成した嵌合溝に嵌合しているの
で、各シール対象穴の周囲で要求されるシール面圧を発
生するのに最適なビードを配設することが比較的簡単に
できる。
シール溝の断面形状及び大きさ、ビードの断面形状及び
大きさ、ビード部材の材質、熱処理や加工圧力等の加工
方法を変えることにより、発生するシール面圧を個別に
調整することが比較的容易にできるので、各シール対象
穴に必要なシール面圧を発生させることが簡単にでき、
適正なシールを行うことができる。
リンダボア用穴と水穴・油穴等の液体穴のシールに対し
て、それぞれに適したシール性能を簡単に付与できる。
ットを示す平面図である。
図面であり、(a)は図1のX−X部分における断面を
含む分解斜視図である。
ットを示す模式的な図面であり、嵌合一体化後の図1の
X−X部分における断面図である。
ットを示す模式的な図面であり、嵌合一体化後の図1の
X−X部分における断面図である。
ットを示す模式的な図面であり、嵌合一体化後の第1ビ
ード部分における部分断面図である。
ットを示す模式的な図面であり、嵌合一体化後の第2ビ
ード部分における部分断面図である。
ットを示す模式的な図面であり、嵌合一体化後の図1の
X−X部分における断面図である。
ットを示す模式的な図面であり、嵌合一体化後の図1の
X−X部分における断面図である。
ットを示す模式的な図面であり、嵌合一体化後の図1の
X−X部分における断面図である。
ある。
面を含む部分斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 シリンダボア用穴の周囲に設けた第1嵌
合溝に第1ビードを有するリング状の第1ビード部材を
凸部を外側にして嵌合すると共に、液体穴の周囲に設け
た第2嵌合溝に第2ビードを有するリング状の第2ビー
ド部材を凸部を外側にして嵌合した、エンジンのシリン
ダヘッドとシリンダブロックの間をシールするヘッドガ
スケットであって、 前記第1、第2嵌合溝の幅を前記第1、第2ビード部材
の幅よりもそれぞれ大きく形成すると共に、前記第1ビ
ードに発生するシール面圧を、前記第2ビードに発生す
るシール面圧より大きくさせるべく、前記第1ビード部
材と前記第2ビード部材の断面形状、又は、前記第1シ
ール溝と前記第2シール溝の断面形状の少なくとも一方
を変化させて形成したことを特徴とするヘッドガスケッ
ト。 - 【請求項2】 シリンダボア用穴の周囲に設けた第1嵌
合溝に第1ビードを有するリング状の第1ビード部材を
凸部を外側にして嵌合すると共に、液体穴の周囲に設け
た第2嵌合溝に第2ビードを有するリング状の第2ビー
ド部材を凸部を外側にして嵌合した、エンジンのシリン
ダヘッドとシリンダブロックの間をシールするヘッドガ
スケットであって、 前記第1、第2嵌合溝の幅を前記第1、第2ビード部材
の幅よりもそれぞれ大きく形成すると共に、前記第1ビ
ードに発生するシール面圧を、前記第2ビードに発生す
るシール面圧より大きくさせるべく、前記第1ビード部
材と前記第2ビード部材の材質又は加工方法の少なくと
も一方を変化させて形成したことを特徴とするヘッドガ
スケット。 - 【請求項3】 前記第1嵌合溝の深さを前記第2嵌合溝
の深さよりも小さく形成したことを特徴とする請求項1
又は2に記載のヘッドガスケット。 - 【請求項4】 前記第1ビード部材の板厚を前記第1嵌
合溝の深さよりも大きく形成したことを特徴とする請求
項1〜3のいずれか1項に記載のヘッドガスケット。 - 【請求項5】 前記第2ビード部材の板厚を前記第2嵌
合溝の深さよりも小さく形成したことを特徴とする請求
項1〜4 のいずれか1項に記載のヘッドガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000271667A JP3464780B2 (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | ヘッドガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000271667A JP3464780B2 (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | ヘッドガスケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002081545A true JP2002081545A (ja) | 2002-03-22 |
JP3464780B2 JP3464780B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=18757918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000271667A Expired - Fee Related JP3464780B2 (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | ヘッドガスケット |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012025263A1 (de) * | 2010-08-24 | 2012-03-01 | Federal-Mogul Sealing Systems Gmbh | Flachbauteil mit funktionselementen und verfahren zu seiner herstellung |
JP2013502547A (ja) * | 2009-08-19 | 2013-01-24 | フェデラル−モーグル コーポレイション | シリンダヘッドガスケットアセンブリ |
-
2000
- 2000-09-07 JP JP2000271667A patent/JP3464780B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013502547A (ja) * | 2009-08-19 | 2013-01-24 | フェデラル−モーグル コーポレイション | シリンダヘッドガスケットアセンブリ |
WO2012025263A1 (de) * | 2010-08-24 | 2012-03-01 | Federal-Mogul Sealing Systems Gmbh | Flachbauteil mit funktionselementen und verfahren zu seiner herstellung |
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