JP2002080856A - 炭化装置 - Google Patents

炭化装置

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JP2002080856A
JP2002080856A JP2000274904A JP2000274904A JP2002080856A JP 2002080856 A JP2002080856 A JP 2002080856A JP 2000274904 A JP2000274904 A JP 2000274904A JP 2000274904 A JP2000274904 A JP 2000274904A JP 2002080856 A JP2002080856 A JP 2002080856A
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carbonization
carbonized
gas
carbonizing
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JP2000274904A
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Toru Moriyama
透 森山
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TOOMU KK
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TOOMU KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作に熟練を要さず、品質の均一な炭を
容易に製造できる炭化装置の提供。 【解決手段】 軸線の回りに回転しつつ、投入された被
炭化物を炭化する炭化室(8)と、燃料を燃焼させて前
記被炭化物を炭化する炭化用熱ガスを発生させ、発生し
た炭化用熱ガスを炭化室に供給する熱ガス供給手段(1
8)とを備えてなる炭化装置(2)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化装置に関し、
特に原料を均一に炭化できる炭化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】木炭は、燃焼としてばかりでなく、土壌
の改良、河川の水質浄化、一般家庭の床下調湿材等、多
種の用途で注目されている。
【0003】従来は、木炭製造装置などの炭製造装置と
しては、空気供給孔を備えた焚口と、焚口に接続された
炭化室と、炭化室の下部に一端が接続された煙突等とを
備えるものが一般的であった。
【0004】前記木炭製造装置で木炭を製造するには、
まず、炭化室に原木を充填する。そして、焚口にて焚木
を燃焼して炭化室に空気の含まれた煙を供給し、炭化室
内に充填された原木を加熱する。原木の加熱が始まった
ら、空気供給口を残して焚口を閉じ、過剰な空気が炭化
室に供給されないようにする。原木は、空気の少ない状
態で、前記焚口から供給される煙により加熱され、炭化
する。
【0005】原木の炭化が終了したら、空気供給孔を大
きくしてガス抜きを行う。これにより、炭化室内部の煙
を外部に排出する。ガス抜きが終了したら、空気供給孔
を閉じ、更に、煙突を閉じて、冷却する。
【0006】以上のように、前記木炭製造装置では、空
気が含まれた煙を焚口で発生させ、この煙を炭化室に供
給して炭化室内部の原木を炭化するので、過剰な空気が
供給されて原木が燃え出さないように、原木の炭化の進
み具合に応じて空気供給量を微妙に調整する必要があっ
た。したがって、前記木炭製造装置においては、空気供
給量の調整に熟練を要していた。
【0007】又、前記木炭製造装置においては、たとえ
ば、原木の上端部には煙がよく接触するが、下端部には
あまり接触しないなど、原木への煙の当たり方が不均一
になることがあったので、品質の均一な木炭が得られな
いことがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、操作に熟練を要さず、しかも、品質の均一な炭
が容易に得られる炭化装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、軸線の回りに回転しつつ、投入された被炭化物を炭
化する炭化室と、燃料を燃焼させて前記被炭化物を炭化
する炭化用熱ガスを発生させ、発生した炭化用熱ガスを
炭化室に供給する熱ガス供給手段とを備えてなることを
特徴とする炭化装置である。
【0010】前記炭化装置における熱ガス供給手段にお
いて発生する炭化用熱ガスには酸素は殆ど含まれていな
い。したがって、前記炭化室において、被炭化物が前記
炭化用熱ガスと接触して燃えることは殆どないから、前
記熱ガス供給手段においては、空気量をこまめに調節す
る必要はない。
【0011】又、前記炭化装置によれば、被炭化物は、
回転する炭化室の内壁面上を転動しつつ炭化用熱ガスと
接触するから、炭化用熱ガスとの接触が均一になる。し
たがって、前記被炭化物の炭化の度合いが均一になるか
ら、均一性の高い炭が得られる。又、木質系チップ及び
建築廃材など、比較的細かい故に、過熱されると燃え易
い廃棄物も被炭化物として用いることができる。
【0012】請求項2の発明は、前記炭化室で生成した
炭を冷却する冷却室を更に備えてなる炭化装置である。
【0013】前記炭化装置によれば、被炭化物で前記被
炭化物が炭化して生成した炭は、冷却室で冷却してから
取出されるから、前記炭が高温の状態で空気に接触して
燃え出すことがない。したがって、前記炭化装置は更に
安全性が高い。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記炭化室に投
入する被炭化物を乾燥する乾燥室を更に備えてなる炭化
装置である。
【0015】前記炭化装置においては、乾燥室におい
て、被炭化物が乾燥されて水蒸気を主成分とする排ガス
が発生する。一方、炭化室においては、被炭化物が炭化
されて炭と可燃性の炭化ガスとが生成する。
【0016】前記炭化ガスには、水蒸気が混入しないこ
とが炭化ガスのカロリーの点から好ましい。前記炭化装
置においては、乾燥室と炭化室とは分離しているから、
炭化室において発生した炭化ガスに、乾燥室からの水蒸
気を主成分とする排ガスが混入することは殆どない故
に、高カロリーの炭化ガスが得られる。
【0017】請求項4の発明は、軸線の回りに回転可能
であり、内部が、前記乾燥室、前記炭化室、及び前記冷
却室に区分されてなる一軸回転窯を備える前記炭化装置
である。
【0018】前記炭化装置においては、被炭化物は、前
記一軸回転窯における乾燥室に連続的に投入されて乾燥
され、次いで炭化室において、燃焼室から供給された炭
化用熱ガスにより炭化され、炭と炭化ガスとが発生す
る。前記炭化室で生成した炭は、冷却室に移動し、前記
冷却室で放冷されたのち、連続的に外部に取り出され
る。
【0019】したがって、前記炭化装置においては、被
炭化物を連続的に処理できる。
【0020】請求項5の発明は、前記熱ガス供給手段
が、燃料を燃焼させる燃焼室である炭化装置に関する。
【0021】前記炭化装置においては、燃焼室において
炭化用熱ガスを発生させて炭化室に導入するから、炭化
室内に導入された炭化用熱ガスは、より均一性が高い。
【0022】請求項6の発明は、前記燃焼室が、前記乾
燥室の外側に位置し、発生した炭化用熱ガスを、前記一
軸回転窯における前記燃焼室と前記炭化室との間から前
記炭化室に供給する前記炭化装置である。
【0023】前記炭化装置においては、燃焼室で燃料を
燃焼させて発生した熱が、前記乾燥室の外壁から内部に
向かって伝達するから、乾燥室の内部を効率的に加熱で
きる。更に、燃焼室と炭化室との間の炭化用熱ガスの漏
れを極小にできるから、熱効率が高い。
【0024】請求項7の発明は、前記熱ガス供給手段
が、前記炭化室において前記被炭化物を炭化するときに
発生する炭化ガスを燃料の少なくとも一部として使用す
る炭化装置である。
【0025】前記炭化ガスは、一酸化炭素、水素ガス、
及び木酢分を主成分とするから可燃性である。前記炭化
装置においては、熱ガス供給手段において、前記炭化ガ
スを燃料として使用することにより、燃料の消費量を大
幅に節減できる。又、前記炭化ガスは、燃焼させること
により、炭酸ガスと水蒸気とに変化するから、一軸回転
窯から排出される排気ガス中の未燃ガス分等を大幅に減
らすことができる。
【0026】請求項8に記載の発明は、前記熱ガス供給
手段が、発生した炭化用熱ガスに水蒸気を混合して前記
炭化室に供給する前記炭化装置に関する。
【0027】被炭化物を、水蒸気を含有する炭化用熱ガ
スに接触させると、特に高い収率で炭が得られる。した
がって、前記炭化装置は、被炭化物の供給量に対する炭
の収率が特に優れている。
【0028】
【発明の実施の形態】1.第1実施形態 本発明の炭化装置のうち、内部が乾燥室と炭化室と冷却
室とに区分された一軸回転窯を有する炭化装置の一例を
図1に示す。
【0029】図1に示すように、第1実施形態に係る炭
化装置2は、図1における左端部と中央部と右端部とに
おいて、ローラ24a、24b、及び24cによって水
平方向に伸びる軸線の回りに回転可能に支持された略円
筒状の一軸回転窯4を備えている。ローラ24a、24
b、及び24cは、それぞれモータ(図示せず。)によ
って同方向に回転するように形成されているから、ロー
ラ24a、24b、及び24cが回転することにより、
一軸回転窯4も回転する。
【0030】一軸回転窯4は、投入された被炭化物を図
1における右方に送りつつ乾燥する乾燥室6と、乾燥室
6で乾燥した被炭化物を、図1における右方に送りつつ
炭化する炭化室8と、炭化室8で生成した炭を冷却する
冷却室10とに仕切られている。以下、被炭化物及び炭
が送られる方向を「下流」方向といい、前記方向とは反
対の方向を「上流」方向という。
【0031】炭化装置2で処理できる被炭化物として
は、たとえば木質系チップや建築廃材、枝、落ち葉など
の木質系原料、及び食品残滓や家畜糞尿、畜産汚泥など
の高含水性原料などが挙げられるが、加熱により炭にな
るものであれば、前記木質系原料及び高含水性原料には
限定されない。
【0032】一軸回転窯4における乾燥室6の上流側に
は、図1に示すように、乾燥室6に被炭化物を投入する
被炭化物投入シュート12が設けられている。被炭化物
投入シュート12は、後述する燃焼室18を介して台座
22の上流側の端部に固定されている。
【0033】一軸回転窯4における冷却室10の下流側
には、冷却室10で冷却された炭を取り出す炭化製品取
出し部14が設けられている。炭化製品取出し部14の
中心部には、炭化室8で生成した炭化ガスを一軸回転窯
4の外部に導出する固定側炭化ガス導出管16が固定さ
れている。固定側炭化ガス導出管16は、図1に示すよ
うに全体として逆L字型の形状を有し、下端部からは、
後述する回収ガスバーナN1に前記炭化ガスを供給する
炭化ガス供給管16aが分岐している。
【0034】炭化製品取出し部14は、図1に示すよう
に、支柱(図示せず。)を介して台座22における下流
側の端部に固定され、冷却室10は、下流側の一端にお
いて炭化製品取出し部14に回転可能に保持されてい
る。
【0035】乾燥室6は、炭化室8及び冷却室10の内
径よりも外径が小さく、乾燥室6と炭化室8との間には
段部が形成されている。更に、乾燥室6の図1における
下流側の端部は、炭化室8の内部に突出している。
【0036】乾燥室6の内壁面には、図1に示すよう
に、被炭化物供給シュート12から投入された被炭化物
を上流から下流に向かって移送する螺旋状のスクリュー
6aが設けられている。スクリュー6aは、上流側から
見て右回りの螺旋を形成している。したがって、一軸回
転窯4が上流側から見て時計回りの方向に回転すると、
乾燥室6内部の被炭化物は、スクリュー6aによって上
流側から下流側に向かって押され、乾燥室6内を炭化室
8に向かって移動する。
【0037】図1に示すように、台座22における上流
側の端部には、乾燥室6を加熱すると同時に、燃料を燃
焼させて炭化用熱ガスを発生させる燃焼室18が固定さ
れている。
【0038】燃焼室18を、下流側から見た側面図を図
2に示す。
【0039】図1及び図2に示すように、燃焼室18
は、略直方体状に形成され、内部は耐火煉瓦で内張りさ
れている。燃焼室18は、4つの側壁18a、18b、
18c、及び18dを有し、側壁18aと側壁18b、
および側壁18cと側壁18dとが向かい合っている。
【0040】そして、乾燥室6は、燃焼室18を、上流
側の側壁18a及び下流側の側壁18bに対して直角
に、しかも燃焼室18に対して回転可能に貫通してい
る。側壁18aにおける貫通孔は、内周面が、乾燥室6
の外周面にほぼ密接するように形成されている。一方、
側壁18bにおける挿通孔の上半部は、乾燥室6の外周
面にほぼ密接するように形成されているが、前記挿通孔
における下半部の内周面と乾燥室6の外周面との間には
中心角が180°である扇型の隙間が形成されている。
前記隙間は、燃焼室18で発生した炭化用熱ガスを炭化
室6に向かって導出する熱ガス供給口18eである。
【0041】燃焼室18の上面は、図1及び図2に示す
ように、乾燥室6に対して同心な円筒面状に形成されて
いる。
【0042】燃焼室18における乾燥室6の下方には、
上流側から下流側に向かって、炭化室8で発生し、固定
側炭化ガス導出管16及び炭化ガス供給管16aを通し
て回収された炭化ガスを燃焼させる回収ガスバーナN
1、灯油を燃焼させる灯油バーナN2、微粉炭を燃焼さ
せる微粉炭バーナN3、及び過熱水蒸気を噴射するスチ
ームノズルN4が設けられている。回収ガスバーナN
1、灯油バーナN2、微粉炭バーナN3、及びスチーム
ノズルN4は、何れも側壁18a及び18bに隣接する
側壁18dに固定されている。
【0043】燃焼室18には、更に、燃焼室18で発生
した燃焼ガスが燃焼室18と炭化室8との間から漏洩す
るのを防止する機能を有する短円筒状の燃焼ガス漏洩防
止メカニカルシール18fが、炭化室8の上流側の末端
部を外側から覆うように設けられている。
【0044】炭化室8を上流側から見たところを、図3
における(A)に示し、炭化室8を下流側から見たとこ
ろを、図3における(B)に示す。
【0045】図1、図2、及び図3に示すように、炭化
室8は、乾燥室6よりも外径も内径も大きな略円筒状で
あり、上流側、即ち乾燥室6側の端板8aの中心部には
乾燥室6の下流側端部を嵌装する乾燥室取付孔8cが設
けられ、更に乾燥室取付孔8cの周囲に、熱ガス導入管
8dが等間隔に10本設けられている。
【0046】熱ガス導入管8dは、燃焼室18における
熱ガス供給口18eから導出された炭化用熱ガスを炭化
室8に導入する両端開口円筒であり、端板8aから下流
方向、即ち炭化室8の内側に向かって突出している。そ
して、熱ガス導入管8dにおける下流側の開口部は、図
1に示すように、炭化室8の内壁を形成する内壁面8e
に向かって斜めに開口している。又、図2に示すよう
に、10本の熱ガス導入管8dのうち、下方に位置する
5本の熱ガス導入管8dのみが、熱ガス供給口18eに
連通している。したがって、燃焼室18で発生した炭化
用熱ガスは、乾燥室6及び炭化室8の回転に応じ、内壁
面8eにおける炭化室8の軸線よりも下方の部分に向か
って導入される。
【0047】内壁面8eの詳細を図4に示す。図1、図
3、及び図4に示すように、内壁面8eは、八角柱面状
に形成され、8つの側面が何れも長方形状の耐火煉瓦板
8fから形成されている。内壁面8eにおいては、長手
方向に対して一定の角度を成し、互いに平行な溝8g
が、それぞれの耐火煉瓦板8fについて5本づつ形成さ
れている。溝8gは、上流側から見て右回りの螺旋をな
すように形成されている。したがって、炭化室8が上流
側から見て時計回りに回転すると、炭化室8内の被炭化
物及び炭は、溝8gによって上流側から下流側に向かっ
て押され、炭化室8内を冷却室10に向かって移動す
る。
【0048】尚、内壁面8eを形成する耐火煉瓦板8f
の数は8枚には限定されず、又、耐火煉瓦板8fに形成
される溝8gの数は5本に限定されない。
【0049】図1及び図3に示すように、炭化室8にお
ける下流側の端板8bは、炭化室8と冷却室10とを仕
切る仕切りである。
【0050】端板8bの中心には、炭化室8の軸線に沿
って延在し、炭化室8で発生した炭化ガスを一軸回転窯
4の外部に導出する炭化ガス導出管20の一端が固定さ
れている。
【0051】端板8bには、更に、両端が開口した短円
筒状であり、被炭化物が炭化室8内で炭化して生成した
炭を冷却室10に導出する炭導出管8hが、炭化ガス導
出管20の周囲に、等間隔に6個設けられている。炭導
出管8hは、端板8bから上流側、即ち炭化室8の内部
に向かって突出している。
【0052】冷却室10を半径方向に切断し、上流側か
ら下流側に向かって見た断面を図5に示す。
【0053】図1及び図5に示すように、冷却室10
は、炭化室8と同一の外径を有する円筒状であり、中心
部を炭化ガス導出管20が貫通している。炭化ガス導出
管20の他端は、固定側炭化ガス導出管16に回転可能
に接続されている。
【0054】冷却室10の内壁面には、炭化ガス導出管
20に向かって内側に伸びるフィン状の襞10aが等間
隔に6個設けられている。
【0055】冷却室10の下流側端板10bには、冷却
室10で冷却した炭を炭化製品取出し部14に向かって
導出する短円筒状の炭取出し管10cが、炭化ガス導出
管20を囲んで等間隔に6個設けられている。炭取出し
管10cは、図1及び図5に示すように、下流側端板1
0bから上流側に向かって突出している。
【0056】図1に示すように、炭化製品取出し部14
は、冷却室10側の一端が開口した円筒状であり、開口
側端部が、冷却室10の下流側の端部を外側から覆うよ
うに形成され、前記開口側端部における内周面と冷却室
10の外周面との間には、冷却室10に導入された燃焼
ガスと炭化ガスとの混合ガスが外部に漏洩するのを防ぐ
ガス漏洩防止メカニカルシール部14cが形成されてい
る。
【0057】炭化製品取出し部14の側面には、炭を取
り出す炭化製品取り出し口14aが下方に向かって開口
し、排気ガスを一軸回転窯4の外部に導出する排気ガス
導出管14bが上方に向かって延在している。排気ガス
導出管14bからは、前記排気ガスを被炭化物投入シュ
ート12に導入する管路が分岐している。
【0058】炭化装置2を用いて炭を製造する手順につ
いて以下に説明する。
【0059】一軸回転窯4を、上流側から見て時計回り
の方向に回転させた状態で、被炭化物投入シュート12
に被炭化物を投入すると、前記被炭化物は、乾燥室6に
落下し、スクリュー6aにより、乾燥室6内部を炭化室
8に向かって押し出される。
【0060】燃焼室18においては、回収ガスバーナN
1において、炭化室8で発生した炭化ガスを燃焼させ、
灯油バーナN2と微粉炭バーナN3とにおいて、それぞ
れ灯油、及び微粉炭を燃焼させることにより、燃焼ガス
を発生させると同時に、乾燥室6の内部を300℃程度
に加熱する。したがって、前記被炭化物は、水分が多い
場合であっても、乾燥室6内部を移動しつつ、含水量が
殆ど0になるまで乾燥される。
【0061】炭化室8における炭化室内壁面8eには、
前述のように、上流側から見て右回りの螺旋を形成する
ように溝8gが設けられているから、炭化室8が上流側
から見て時計回りの方向に回転することにより、炭化室
8中に押し出された被炭化物は、炭化室8内を上流側か
ら下流側に向かって移動する。
【0062】一方、燃焼室18における燃焼ガスとスチ
ームノズルN4からの過熱水蒸気との混合ガスである炭
化用熱ガスは、燃焼室18の熱ガス供給口18eと熱ガ
ス導入管8dとを通って、炭化室内壁面8eに沿って導
入される。前記燃焼ガスは、約1000℃前後の高温で
あり、しかも酸素を殆ど含まないから、炭化室8内を移
動する被炭化物は、炭化室内壁面8e上を転動しつつ、
前記炭化用熱ガスと接触して炭化し、炭が生成すると同
時に可燃性の炭化ガスが発生する。したがって、被炭化
物が炭化室内壁面8eの表面に付着した状態で炭化して
焦げ付きが生じることが防止される。更に、前記炭化用
熱ガスは、前述のように過熱水蒸気を含有するから、前
記被炭化物は、前記炭化ガスが水蒸気を含まない場合に
比較して更に高い収率で炭化される。
【0063】炭化室8で生成した炭は、炭化室8内を上
流から下流に向かって移動する被炭化物により、炭導出
管8hから冷却室10に押し出される。
【0064】一方、前記炭化ガスは、大部分が炭化ガス
導出管20及び固定側炭化ガス導出管16を通って回収
ガスバーナN1に導入され、残りは、前記炭化用熱ガス
とともに炭導出管8hを通って排気ガスとして冷却室1
0に導出され、炭化製品取出し部14及び排気ガス導出
管14bを通って再び被炭化物投入シュート12に導入
される。これにより、乾燥室6において、より効率的に
被炭化物を乾燥できると同時に、被炭化物投入シュート
12を通じて乾燥室6及び炭化室8に外気が侵入するこ
とが防止される。
【0065】冷却室10も、前述のように乾燥室6及び
炭化室8と一体に回転するから、冷却室10に押し出さ
れた炭は、襞10aによって掻き上げられる。そして、
炭の熱は、冷却質10の外壁を通して外気に放散され、
これにより、炭が冷却される。
【0066】炭は、冷却室10において冷却されると同
時に、炭化室8から押し出される炭によって炭化製品取
出し部14に向かって押し出され、炭化製品取り出し口
14aから製品として取り出される。
【0067】炭化ガス導出管20及び固定側炭化ガス導
出管16を通って一軸回転窯4の外部に導出された炭化
ガスは、一酸化炭素と水素と木酢分とを主成分として含
有する。前記炭化ガス中の木酢分は、固定側炭化ガス導
出管16の内部において凝縮する。前記木酢分が凝縮し
た木酢液は、固定側炭化ガス導出管16の下端部に溜ま
るから、固定側炭化ガス導出管16の下端を開けて回収
できる。一方、残余の炭化ガスは、大部分が、炭化ガス
供給管16aを通って回収ガスバーナN1に導入され、
燃焼室18内で燃焼される。
【0068】炭化装置2によれば、前述のように、炭化
室8において焦げ付きを生じることがなく、被炭化物を
均一に炭化できるから、品質にむらのない炭が容易に製
造できる。
【0069】又、建築廃材などのように発火し易い廃棄
物、及び食品残滓、家畜糞尿、及び畜産汚泥などのよう
に水分の多い廃棄物を原料として連続的に炭を製造でき
るから、製材所、住宅の解体現場、大型レストラン、養
豚場、牧場など、前記廃棄物が大量に排出される現場及
びその近傍で効率良く使用できる。
【0070】又、得られる炭は、燃料としてだけでな
く、建築用除湿材及び脱臭剤などとしても利用できるか
ら、付加価値が高い。
【0071】更に、前記原料を炭化する際に発生する炭
化ガスの多くの部分を燃焼室18で燃焼させているか
ら、系外に排出される排気ガスは極めて清浄である。
【0072】2.第2実施形態本発明に係る炭化装置の
別の例を図6に示す。図6において、図1〜図5と同一
の符号は、前記符号が図1〜図5において示す構成要素
と同一の構成要素を示す。
【0073】図6に示すように、第2実施形態に係る炭
化装置200は、台座22の上面に設けられたローラ3
8a及び38bにより、水平方向に伸びる軸線の回りに
回転可能に支持された円筒状の一軸回転窯26を備えて
いる。
【0074】一軸回転窯26は、上流側から下流側に向
かって、炭化室28と冷却室30とに区分されている。
【0075】炭化室28の内壁面28aは、図1〜図5
に示す炭化装置2が備える炭化室8の内壁面8eと同様
に、八角柱面状に形成され、8つの側面が何れも長方形
状の耐火煉瓦板28bから形成されている。内壁面28
aには、長手方向に対して一定の角度を成し、互いに平
行な溝28cが、それぞれの耐火煉瓦板28bについて
6本づつ形成されている。そして、溝28cは、上流側
から見て右回りの螺旋をなすように形成されている。し
たがって、炭化室28が上流側から見て時計回りに回転
すると、炭化室28内の被炭化物は、溝28cによって
上流側から下流側に向かって押され、炭化室28内を冷
却室30に向かって移動する。
【0076】炭化室28の上流側の開口部は、図6に示
すように、端板32により覆蓋されている。炭化室28
は、端板32に対して回転可能に形成され、端板32
は、支柱(図示せず。)により、台座22における上流
側の端部に固定されている。端板32と炭化室28との
間には、炭化用熱ガスが外部に漏洩するのを防止するガ
ス漏洩防止メカニカルシール部32aが設けられてい
る。
【0077】端板32を下流側から見たところを図7に
示す。
【0078】図6及び図7に示すように、端板32の中
央部には、炭化室28に被炭化物を投入するスクリュー
フィーダ36が固定され、その回りには、回収ガスバー
ナN1と灯油バーナN2とが、6個づつ等間隔に円周上
に固定されている。回収ガスバーナN1と灯油バーナN
2とは、互いに交互に配置されている。回収ガスバーナ
N1と灯油バーナN2とは、本発明の炭化装置における
熱ガス供給手段に相当する。
【0079】スクリューフィーダ36は、一端が閉塞し
た略円筒状であり、開口側端部において端板32に水平
に固定されている。
【0080】スクリューフィーダ36の閉塞した側の端
部には、被炭化物を投入する管状の被炭化物投入部36
cが、上方に向かって設けられている。
【0081】スクリューフィーダ36の内部には、被炭
化物投入部36cから投入された被炭化物を炭化室28
に向かってフィードするスクリュー36aが設けられて
いる。スクリュー36aは、スクリューフィーダ36の
軸線上において回転する回転軸36bに固定されてい
る。回転軸36bは、スクリューフィーダ36の閉塞面
を貫通している。
【0082】炭化室28における端板32の反対側に
は、冷却室30との仕切りである仕切り34が設けられ
ている。
【0083】仕切り34の中心部には、炭化室28にお
いて発生した炭化ガスを外部に導出する炭化ガス導出管
20の上流側端部が固定され、炭化ガス導出管20の周
囲には、被炭化物が炭化室28内で炭化して生成した炭
を冷却室30に導出する炭導出管34aが、等間隔に6
個設けられている。
【0084】炭化ガス導出管20は、炭化室28の回転
中心、言い替えれば一軸回転窯26の軸線に沿って下流
に向かって延在し、下流側端部において、後述する固定
側炭化ガス導出管16に回転可能に接続されている。
【0085】炭導出管34aは、仕切り板34から上流
側、言い替えれば炭化室28の内部に向かって突出して
いる。
【0086】冷却室30は、図1〜図5に示す炭化装置
における冷却室10と同様に、中心方向に向かって設け
られた襞30aと、下流側の端板30bとを有する。端
板30bの中心部には、炭化ガス導出管20が固定さ
れ、その周囲には、図1〜図5に示す炭化装置における
炭取出し管10cと同様の炭取出し管30cが等間隔に
6個設けられている。
【0087】冷却室30の下流側には、炭化製品取出し
部14が設けられている。炭化製品取出し部14は、支
柱(図示せず。)によって、台座22における下流側の
端部に固定されている。炭化製品取出し部14における
排気ガス導出管14bは、被炭化物投入部36cに接続
されている。尚、固定側炭化ガス導出管16から分岐し
た炭化ガス供給管16aは、回収ガスバーナN1に接続
されている。
【0088】炭化装置200を用いて炭を製造する手順
について以下に説明する。
【0089】被炭化物投入部36cから被炭化物を投入
すると、前記被炭化物は、スクリュー36aにより、ス
クリューフィーダ36内を下流に向かって押され、炭化
室28における上流側の端部に投入される。
【0090】炭化室28内部には、回収ガスバーナN1
及び灯油バーナN2から、酸素を殆ど含まない燃焼ガス
が、内壁面28aに沿って導入されている。しかも、炭
化室28は、軸線の回りに回転している。したがって、
炭化室28に投入された被炭化物は、内壁面28a上を
転動しつつ、前記燃焼ガスと接触して炭化し、炭にな
る。したがって、炭化装置200においても内壁面28
a上で焦げ付きが生じることが防止される。
【0091】炭化室28で生成した炭は、炭導出管34
aを通って冷却室30に導出され、冷却室30において
冷却された後に、炭化製品取り出し口14aから製品と
して取出される。
【0092】炭化室28の内部で生成した炭化ガスは、
大部分が、炭化ガス導出管20及び固定側炭化ガス導出
管16を通って炭化装置200の外部に導出され、炭化
ガス供給管16aを通って回収ガスバーナN1に供給さ
れる。
【0093】一方、前記炭化ガスの残余は、回収ガスバ
ーナN1及び灯油バーナN2からの燃焼ガスとともに、
排気ガスとして排気ガス導出管14bから外部に導出さ
れる。前記排気ガスの主成分の1つである炭化ガスは、
その殆どが一酸化炭素、水素、及び木酢分からなり、酸
素を殆ど含まない。又、前記排気ガスのもう1つの主成
分である燃焼ガスもその殆どが炭酸ガスであり、酸素を
殆ど含まない。したがって、前記排気ガスを前述のよう
に被炭化物投入部36cに導入することにより、スクリ
ューフィーダ36の内部を殆ど酸素を含まない雰囲気に
保持できる。
【0094】炭化装置200は、乾燥室を有しないか
ら、木質チップ及び建築廃材などの比較的乾燥した被炭
化物を連続的に処理するのに適している。
【0095】炭化装置200も、第1の実施形態に係る
炭化装置2と同様に、被炭化物を均一に炭化できるか
ら、良質であり、品質にむらのない炭が容易に製造でき
る。
【0096】更に、前記原料を炭化する際に発生する炭
化ガスを回収ガスバーナN1で燃焼させたり、排気ガス
としてスクリューフィーダ36に戻したりしているか
ら、炭化ガスが外部に排出される量は少ない。
【0097】炭化装置200は、更に、燃焼室を有しな
いから、第1の実施形態に係る炭化装置2に比較して構
造が更に単純であり、小型化が可能である。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作に熟練を要さず、しかも、良質の炭を容易に製造で
きる炭化装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の炭化装置の一例を示す縦断面
図である。
【図2】図2は、図1に示す炭化装置における燃焼室を
下流側から見た側面図である。
【図3】図3は、前記炭化装置における炭化室を上流側
及び下流側から見た側面図である。
【図4】図4は、前記炭化室の内壁面の詳細を示す斜視
図である。
【図5】図5は、前記炭化装置における冷却室の詳細を
示す横断面図である。
【図6】図6は、本発明に係る炭化装置の別の例を示す
縦断面図である。
【図7】図7は、前記炭化装置における炭化室の上流側
開口部を覆蓋する端板を下流側から見た側面図である。
【符号の説明】
2 炭化装置 4 一軸回転窯 6 乾燥室 8 炭化室 10 冷却室 18 燃焼室 26 一軸回転窯 28 炭化室 30 冷却室 200 炭化装置 N1 回収ガスバーナ(熱ガス供給手段) N2 灯油バーナ(熱ガス供給手段) N3 微粉炭バーナ(熱ガス供給手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線の回りに回転しつつ、投入された被
    炭化物を炭化する炭化室と、 燃料を燃焼させて前記被炭化物を炭化する炭化用熱ガス
    を発生させ、発生した炭化用熱ガスを炭化室に供給する
    熱ガス供給手段とを備えてなることを特徴とする炭化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記炭化室で生成した炭を冷却する冷却
    室を更に備えてなる請求項1に記載の炭化装置。
  3. 【請求項3】 前記炭化室に投入する被炭化物を乾燥す
    る乾燥室を更に備えてなる請求項2に記載の炭化装置。
  4. 【請求項4】 軸線の回りに回転可能であり、内部が、
    前記乾燥室、炭化室、及び冷却室に区分されてなる一軸
    回転窯を備える請求項3に記載の炭化装置。
  5. 【請求項5】 前記熱ガス供給手段は、燃料を燃焼させ
    る燃焼室である請求項1〜4の何れか1項に記載の炭化
    装置。
  6. 【請求項6】 前記燃焼室は、前記乾燥室の外側に位置
    し、発生した炭化用熱ガスを、前記一軸回転窯における
    前記燃焼室と前記炭化室との間から前記炭化室に供給す
    る請求項5に記載の炭化装置。
  7. 【請求項7】 前記熱ガス供給手段は、前記炭化室にお
    いて前記被炭化物を炭化するときに発生する炭化ガスを
    燃焼の少なくとも一部として使用する請求項1〜6の何
    れか1項に記載の炭化装置。
  8. 【請求項8】 前記熱ガス供給手段は、発生した炭化用
    熱ガスに水蒸気を混合して前記炭化室に供給する請求項
    1〜7の何れか1項に記載の炭化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106010599A (zh) * 2016-08-04 2016-10-12 山东农业大学 低耗环保型生物炭生产设备
JP6028186B1 (ja) * 2015-10-23 2016-11-16 村上産業株式会社 イグサ炭化物、イグサ活性炭

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