JP2002079534A - 溶液製膜方法 - Google Patents
溶液製膜方法Info
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Abstract
発生する製品化できない部分を有効利用してコストを低
下させ、かつ品質のよいフィルムを安定して提供できる
手段を提供する。 【解決手段】 上記課題は、ポリマーを溶剤に溶解して
ポリマー溶液とし、該ポリマー溶液を流延してフィルム
を製造する方法において、製造されたフィルムから製品
フィルムを取得し、残余を前記ポリマー溶液の調製に使
用されるポリマーの一部として使用することを特徴とす
る溶液製膜方法によって解決される。
Description
持体などに使用されるポリマーフィルムを溶液製膜法に
より製造する方法に関するものである。
製膜したフィルムの端部はネックイン等の影響により均
一の厚みに成形することが困難である。従って必要な均
一厚さのフィルムとするためには厚みの不均一なフィル
ム端部を切除する必要がある。
品は通常製品部分以外が廃棄物となる。特に、製品端部
の切除部分は定常的に発生し、量的にも問題である。こ
れらを有効に活用しなければ原料費が増加する。さらに
は資源の有効利用の観点からも問題である。
フィルムの厚味の品質を低下させる恐れがあると同時
に、例えば、ロールとして巻きずれを発生したり、巻き
シワを発生させたりする。また、切除率を大きくしすぎ
ると製品の得率が低下し、生産性の低下をまねく。
生する製品化できない部分を有効利用してコストを低下
させ、かつ品質のよいフィルムを安定して提供できる手
段を提供することにある。
決するべくなされたものであり、ポリマーを溶剤に溶解
してポリマー溶液とし、該ポリマー溶液を流延してフィ
ルムを製造する方法において、製造されたフィルムから
製品フィルムを取得し、残余を前記ポリマー溶液の調製
に使用されるポリマーの一部として使用することを特徴
とする溶液製膜方法によってかかる目的を達成したもの
である。
ポリマー溶液の素材ポリマーとしては、セルロースアシ
レートが用いられる。セルロースアシレートの詳細につ
いて、以下に記載する。好ましいセルロースアシレート
は、セルロースの水酸基への置換度が下記式〜のす
べてを満足するものである。 2.6≦A+B≦3.0 2.0≦A≦3.0 0≦B≦0.8 1.9<A−B
基に置換されているアシル基の置換基を表し、Aはアセ
チル基の置換度、またBは炭素原子数3〜5のアシル基
の置換度である。セルロースには1グルコース単位に3
個の水酸基があり、上記の数字はその水酸基3.0に対
する置換度を表すもので、最大の置換度が3.0であ
る。セルローストリアセテートは一般にAの置換度が
2.6以上3.0以下であり(この場合、置換されなか
った水酸基が最大0.4もある)、B=0の場合がセル
ローストリアセテートである。本発明の溶液製膜方法の
ポリマー溶液に用いるセルロースアシレートは、アシル
基が全部アセチル基のセルローストリアセテート、及び
アセチル基が2.0以上で、炭素原子数が3〜5のアシ
ル基が0.8以下、置換されなかった水酸基が0.4以
下のものが好ましく、置換度2.6〜3.0のセルロー
ストリアセテートが特に好ましい。なお、置換度は、セ
ルロースの水酸基に置換する酢酸及び炭素原子数3〜5
の脂肪酸の結合度を測定し、計算によって得られる。測
定方法としては、ASTMのD−817−91に準じて
実施することができる。
ル基はプロピオニル基(C2H5CO−)、ブチリル基
(C3H7CO−)(n−、iso−)、バレリル基
(C4H9CO−)(n−、iso−、sec−、te
rt−)で、これらのうちn−置換のものがフィルムに
した時の機械的強さ、溶解し易さ等から好ましく、特に
n−プロピオニル基が好ましい。また、アセチル基の置
換度が低いと機械的強さ、耐湿熱性が低下する。炭素原
子数3〜5のアシル基の置換度が高いと有機溶剤への溶
解性は向上するが、それぞれの置換度が前記の範囲であ
れば良好な物性を示す。
均)は200〜700が好ましく、特に250〜550
のものが好ましい。粘度平均重合度(DP)は、オスト
ワルド粘度計で求めることができ、測定されたセルロー
スアシレートの固有粘度[η]から下記式により求めら
れる。 DP=[η]/Km(式中、Kmは定数6×10−4)
しては、綿花リンターや木材パルプなどがあるが、何れ
の原料セルロースから得られるセルロースアシレートで
も使用でき、また、これらを混合して使用してもよい。
の例には、炭化水素(例:ベンゼン、トルエン)、ハロ
ゲン化炭化水素(例:メチレンクロライド、クロロベン
ゼン)、アルコール(例:メタノール、エタノール、ジ
エチレングリコール)、ケトン(例:アセトン)、エス
テル(例:酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル)及
びエーテル(例:テトラヒドロフラン、メチルセロソル
ブ)などがあげられる。
好ましく用いられ、メチレンクロライドが最も好ましく
用いられる。セルロースアシレートの溶解性、支持体か
らの剥ぎ取り性、フィルムの機械強度等、光学特性等の
物性の観点から、メチレンクロライドの他に炭素原子数
1〜5のアルコールを一種、ないし数種類混合すること
が好ましい。アルコールの含有量は、溶剤全体に対し2
〜25質量%が好ましく、5〜20質量%がより好まし
い。アルコールの具体例としては、メタノール、エタノ
ール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタ
ノール等があげられるが、メタノール、エタノール、n
−ブタノール、あるいはこれらの混合物が好ましく用い
られる。
ルからなり、その溶剤比率が酢酸メチルが20〜90質
量%、ケトン類が5〜60質量%、アルコールが5〜3
0質量%である溶剤を用いることが好ましい。
ため、メチレンクロライドを用いない溶媒組成も提案さ
れている。この目的に対しては、炭素原子数が3〜12
のエーテル、炭素原子数が3〜12のケトン、炭素原子
数が3〜12のエステルが好ましく、これらを適宜混合
して用いる。これらのエーテル、ケトン及びエステル
は、環状構造を有していてもよい。エーテル、ケトン及
びエステルの官能基(すなわち、−O−、−CO−及び
−COO−)のいずれかを二つ以上有する化合物も、有
機溶剤として用いることができる。有機溶剤は、アルコ
ール性水酸基のような他の官能基を有していてもよい。
二種類以上の官能基を有する有機溶剤の場合、その炭素
原子数は、いずれかの官能基を有する化合物の規定範囲
内であればよい。
は、ジイソプロピルエーテル、ジメトキシメタン、ジメ
トキシエタン、1,4−ジオキサン、1,3−ジオキソ
ラン、テトラヒドロフラン、アニソール及びフェネトー
ルがあげられる。炭素原子数が3〜12のケトン類の例
には、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケト
ン、ジイソブチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘ
キサノン及びメチルシクロヘキサノンがあげられる。炭
素原子数が3〜12のエステル類の例には、エチルホル
メート、プロピルホルメート、ペンチルホルメート、メ
チルアセテート、エチルアセテート及びペンチルアセテ
ートがあげられる。二種類以上の官能基を有する有機溶
剤の例には、2−エトキシエチルアセテート、2−メト
キシエタノール及び2−ブトキシエタノールがあげられ
る。
の多くなる系では、溶解時に冷却又は加熱あるいは両者
を組み合わせて用いると、良好なポリマー溶液が調製で
きる。冷却溶解法は、ポリマー中に溶剤を急速かつ有効
に浸透せしめることにより溶解が促進される。有効な温
度条件は−100〜−10℃であり、冷却後室温〜20
0℃に加熱することによってさらに良好な溶解性のポリ
マー溶液が得られる。
溶液を流延してフィルムを製造する方法において、製造
されたフィルムから製品フィルムを取得し、残余を前記
ポリマー溶液の調製に使用されるポリマーの一部として
使用するものである。
ム内の揮発成分量が乾量基準で80質量%以下になって
から行うことが好ましく、50質量%以下になってから
行うことがより好ましい。揮発成分量が乾量基準で80
質量%を超えると、フィルム剛性が低下するためにカッ
ターブロワーやクラッシャーによる粉砕が効率よくでき
ない。また、乾燥に伴ってカールが生じて風送工程での
搬送不良を生じさせることがある。
時排出されるので、これを空気圧により連続的に輸送
し、カッターブロワー又はクラッシャーにて粉砕してフ
ィルムチップとする。このフィルムチップをポリマー溶
液の原料として全量又は一部を溶解工程に投入すること
により、いわゆる屑フィルムの保管、処理を簡略化する
ことで資源も有効に活用することになる。
ース及び処理工程が全く不要で最も効率的であるが、部
分的に貯蔵しつつ再生原料として利用しても効果が得ら
れる。製品フィルムに対して2〜25質量%に当たる製
品以外の部分を原料として用いることがこのましい。2
質量%未満であると、端部の厚味の均一でない部分も製
品になるために望ましくない。あるいは、耳部の切除を
連続的に安定して行うことが困難となる。例えば、切除
された耳部の巾が極端に狭くなると、風送工程に導入す
る前に切断するなどの不都合が生ずる。また、25質量
%を超えると、十分な製品巾を確保することができず、
生産効率が低下し問題である。
(√(フィルム片を形成する面のうち最大の面積)/フ
ィルム厚さ)が5〜2000であることが好ましく、5
0〜1000であることがより好ましい。平均アスペク
ト比が5未満であると、溶解工程においてままこが発生
し、均一に分散させることが困難になり、また、平均ア
スペクト比が2000を超えると、チップ同士が接着し
て溶解が困難となる。
原料として使用する際の水分含有率が0.5%以下であ
ることが好ましく、0.3%以下であることがより好ま
しい。水分含有率が0.5%を超えると、ポリマー溶液
に白濁を生じたり、ポリマー溶液をフィルム化した場合
のフィルムの光学的性質が変化することがあり問題とな
る。
において原料ポリマー、フィルムチップを溶解して調製
されるが、この分散又は混合溶解タンク内の酸素濃度は
10%以下であることが好ましく、5%以下であること
がより好ましい。酸素濃度が10%を超えると、静電気
などにより着火の危険が生ずる。
一例を図1に示す。この装置は、ポリマー溶液を調製す
る溶解タンク1、該ポリマー溶液をフィルム状に押し出
す流延ダイ2、流延されたフィルムを支持して固化させ
る流延バンド3、流延バンド3から剥ぎ取られたフィル
ムを巾収縮を抑制しながら、又は横方向に延伸しながら
乾燥するテンター搬送機4、テンター4から排出される
フィルムの両側端を切り取るカッター5、切り取られた
両側端を空気搬送するブロワ6と搬送ダクト7、搬送さ
れてきた両側端を細断するクラッシャー8、この細断フ
ィルムを捕集するサイクロン9、サイクロン9で捕集さ
れた細断フィルムを溶解タンク1に送り込むフィーダー
10よりなっている。
等を投入する投入口11がそれぞれ設けられ、さらに内
部を攪拌する攪拌機12が付設されている。溶解タンク
1と流延ダイ2の間にはポリマー溶液を送るポンプ13
が設けられている。
液には、各調製工程において用途に応じた種々の添加剤
(例えば、可塑剤、紫外線吸収剤、劣化防止剤、微粒子
粉体、離型剤、光学特性調整剤、フッ素系界面活性剤)
を加えることができる。またその添加する時期はポリマ
ー溶液作製工程において何れでも添加しても良いが、ポ
リマー溶液調製工程の最後の調製工程に添加剤を添加し
調製する工程を加えて行ってもよい。
カルボン酸エステルが用いられる。リン酸エステルの例
には、トリフェニルフォスフェート(TPP)及びトリ
クレジルフォスフェート(TCP)、クレジルジフェニ
ルフォスフェート、オクチルジフェニルフォスフェー
ト、ジフェニルビフェニルフォスフェート、トリオクチ
ルフォスフェート、トリブチルフォスフェート等があげ
られる。カルボン酸エステルとしては、フタル酸エステ
ル及びクエン酸エステルが代表的である。フタル酸エス
テルの例には、ジメチルフタレート(DMP)、ジエチ
ルフタレート(DEP)、ジブチルフタレート(DB
P)、ジオクチルフタレート(DOP)、ジフェニルフ
タレート(DPP)及びジエチルヘキシルフタレート
(DEHP)が含まれる。クエン酸エステルの例には、
O−アセチルクエン酸トリエチル(OACTE)及びO
−アセチルクエン酸トリブチル(OACTB)、クエン
酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチルが
含まれる。
レイン酸ブチル、リシノール酸メチルアセチル、セバシ
ン酸ジブチル、トリメチルトリメリテート等のトリメリ
ット酸エステルが含まれる。グリコール酸エステルの例
としては、トリアセチン、トリブチリン、ブチルフタリ
ルブチルグリコレート、エチルフタリルエチルグリコレ
ート、メチルフタリルエチルグリコレート、ブチルフタ
リルブチルグリコレートなどがある。
ニルフォスフェート、ビフェニルジフェニルフォスフェ
ート、トリクレジルフォスフェート、クレジルジフェニ
ルフォスフェート、トリブチルフォスフェート、ジメチ
ルフタレート、ジエチルフタレート、ジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレート、ジエチルヘキシルフタレー
ト、トリアセチン、エチルフタリルエチルグリコレー
ト、トリメチルトリメリテートらを用いることが好まし
い。特にトリフェニルフォスフェート、ビフェニルジフ
ェニルフォスフェート、ジエチルフタレート、エチルフ
タリルエチルグリコレート、トリメチルトリメリテート
が好ましい。
以上併用してもよい。可塑剤の添加量は、セルロースア
シレートに対して0.1〜20質量%が好ましく、5〜
15質量%がより好ましい。添加量が0.1質量%未満
では添加効果を十分に発揮することができず、添加量が
20質量%を超えると、フィルム表面にブリードアウト
する場合がある。
性を小さくする可塑剤として、特開平11−12444
5号記載の(シ゛)ペンタエリスリトールエステル類、特開
平11−246704号記載のグリセロールエステル
類、特開2000−63560号記載のジグリセロール
エステル類、特開平11−92574号記載のクエン酸
エステル類、特開平11−90946号記載の置換フェ
ニルリン酸エステル類などが好ましく用いられる。
類のものを選択することができ、サリチル酸エステル
系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾ
エート系、シアノアクリレート系、ニッケル錯塩系等の
吸収剤を用いることができるが、ベンゾフェノン系、ベ
ンゾトリアゾール系、サリチル酸エステル系が好まし
い。ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の例として、2,4
−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
アセトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、2,2’−ジ−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジ−ヒドロキシ−
4,4’−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−n−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシ)プロポキ
シベンゾフェノン等をあげることができる。ベンゾトリ
アゾール系紫外線吸収剤としては、2(2’−ヒドロキ
シ−3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)
−5−クロルベンゾトリアゾール、2(2’−ヒドロキ
シ−5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−ter
t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2(2’−
ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニ
ル)−5−クロルベンゾトリアゾール、2(2’−ヒド
ロキシ−5’−tert−オクチルフェニル)ベンゾト
リアゾール等をあげることができる。サリチル酸エステ
ル系としては、フェニルサリシレート、p−オクチルフ
ェニルサリシレート、p−tert−ブチルフェニルサ
リシレート等をあげることができる。これら例示した紫
外線吸収剤の中でも、特に2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、2,2’−ジ−ヒドロキシ−4,
4’−メトキシベンゾフェノン、2(2’−ヒドロキシ
−3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)−
5−クロルベンゾトリアゾール、2(2’−ヒドロキシ
−5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert
−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニ
ル)−5−クロルベンゾトリアゾールが特に好ましい。
吸収剤を複合して用いることが、広い波長範囲で高い遮
断効果を得ることができるので好ましい。液晶用紫外線
吸収剤は、液晶の劣化防止の観点から、波長370nm
以下の紫外線の吸収能に優れ、かつ、液晶表示性の観点
から、波長400nm以上の可視光の吸収が少ないもの
が好ましい。例えば、オキシベンゾフェノン系化合物、
ベンゾトリアゾール系化合物、サリチル酸エステル系化
合物、ベンゾフェノン系化合物、シアノアクリレート系
化合物、ニッケル錯塩系化合物などが挙げられる。特に
好ましい紫外線吸収剤は、ベンゾトリアゾール系化合物
やベンゾフェノン系化合物である。中でも、ベンゾトリ
アゾール系化合物は、セルロースエステルに対する不要
な着色が少ないことから、好ましい。
0−235852号、特開平3−199201号、同5
−1907073号、同5−194789号、同5−2
71471号、同6−107854号、同6−1182
33号、同6−148430号、同7−11056号、
同7−11055号、同7−11056号、同8−29
619号、同8−239509号、特開2000−20
4173号の各公報に記載がある。
レートに対し0.001〜5質量%が好ましく、0.0
1〜1質量%がより好ましい。添加量が0.001質量
%未満では添加効果を十分に発揮することができず、添
加量が5質量%を超えると、フィルム表面へ紫外線吸収
剤がブリードアウトする場合がある。
ト溶解時に同時に添加しても良いし、溶解後のポリマー
溶液に添加しても良い。特にスタティックミキサ等を用
い、流延直前にポリマー溶液に紫外線吸収剤溶液を添加
する形態が、分光吸収特性を容易に調整することができ
るので好ましい。
ート等が劣化、分解するのを防止することができる。劣
化防止剤としては、ブチルアミン、ヒンダードアミン化
合物(特開平8−325537号公報)、グアニジン化
合物(特開平5−271471号公報)、ベンゾトリア
ゾール系UV吸収剤(特開平6−235819号公
報)、ベンゾフェノン系UV吸収剤(特開平6−118
233号公報)などの化合物がある。
しては、t−ブチルアミン、トリフェニルアミン、トリ
ベンジルアミン等がある。また、グアニジン誘導体とし
て、下記式(1a)、(1b)で示される化合物等があ
る。
が好ましく、0.01〜1%がより好ましい。添加量が
0.001%未満であると添加効果が少なく、添加量が
5%を超えると、原料コストが上昇して不利である。
ン、タルク、ケイソウ土、石英、炭酸カルシウム、硫酸
バリウム、酸化チタン、アルミナなどを目的に応じ、任
意に用いることができる。これら微粒子粉体はポリマー
溶液に添加する前に、高速ミキサー、ボールミル、アト
ライター、超音波分散機等、任意の手段でバインダー溶
液中に分散を行うことが好ましい。バインダーとしては
セルロースアシレートが好ましい。紫外線吸収剤等、他
の添加物と共に分散を行うことも好ましい。分散溶媒は
任意であるが、ポリマー溶液溶媒と近い組成であること
が好ましい。
0μmが好ましく、0.1〜10μmが特に好ましい。
上記の分散液はセルロースアシレート溶解工程に同時に
添加しても良いし、任意の工程でポリマー溶液に添加で
きるが、紫外線吸収剤同様スタティックミキサ等を用
い、流延直前に添加する形態が好ましい。
ートに対して0.001〜5質量%であることが好まし
く、0.01〜1質量%であることがより好ましい。添
加量が0.001質量%未満では添加効果を十分に発揮
することができず、添加量が5質量%を超えると、外観
面状が悪くなる場合がある。
あり、リン酸系、スルフォン酸系、カルボン酸系、ノニ
オン系、カチオン系など特に限定されない。これらは、
例えば特開昭61−243837号などに記載されてい
る。離型剤の添加量は、セルロースアシレートに対して
0.001〜2質量%が好ましく、0.01〜1質量%
がより好ましい。添加量が0.001質量%未満であれ
ば添加効果を十分に発揮することができず、添加量が2
質量%を超えると、析出したり、不溶解物を生じたりす
ることがある。
シエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレ
ン、ポリグリシジルやソルビタンをノニオン性親水性基
とする界面活性剤であり、具体的には、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニールエーテル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプ
ロピレングリコール、多価アルコール脂肪酸部分エステ
ル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸部分エス
テル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、脂肪酸ジエタノールアミド、トリ
エタノールアミン脂肪酸部分エステルを挙げることがで
きる。
塩、硫酸塩、スルフォン酸塩、リン酸エステル塩であ
り、代表的なものとしては脂肪酸塩、アルキルベンゼン
スルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルフォン酸塩、
アルキルスルフォン酸塩、α−オレフィンスルフォン酸
塩、ジアルキルスルフォコハク酸塩、α−スルフォン化
脂肪酸塩、N−メチルーNオレイルタウリン、石油スル
フォン酸塩、アルキル硫酸塩、硫酸化油脂、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン
アルキルフェニールエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレ
ンスチレン化フェニールエーテル硫酸塩、アルキルリン
酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、
ナフタレンスルフォン酸塩ホルムアルデヒド縮合物など
である。
4級アンモニウム塩、ピリジュム塩などを挙げることが
でき、第一〜第3脂肪アミン塩、第4級アンモニウム塩
(テトラアルキルアンモニウム塩、トリアルキルベンジ
ルアンモニウム塩、アルキルピリジウム塩、アルキルイ
ミダゾリウム塩など)を挙げることができる。両性系界
面活性剤としてはカルボキシベタイン、スルフォベタイ
ンなどであり、N−トリアルキル−N−カルボキシメチ
ルアンモニウムベタイン、N−トリアルキル−N−スル
フォアルキレンアンモニウムベタインなどである。
より、帯電防止効果を発揮することができる。フッ素系
界面活性剤の添加量は、セルロースアシレートに対して
0.002〜2質量%が好ましく、0.01〜0.5質
量%がより好ましい。添加量が0.002質量%未満で
あれば添加効果を十分に発揮することができず、添加量
が2質量%を超えると、析出したり、不溶解物を生じた
りすることがある。
剤(光学特性調整剤)を添加することができる。レター
デーション上昇剤を添加することにより、光学異方性を
コントロールすることができる。レターデーション上昇
剤は、セルロースアシレートフイルムのレターデーショ
ンを調整するため、少なくとも二つの芳香族環を有する
芳香族化合物を使用することが好ましい。芳香族化合物
は、セルロースアシレート100質量部に対して、0.
01〜20質量部の範囲で使用する。芳香族化合物は、
セルロースアセレート100質量部に対して、0.05
〜15質量部の範囲で使用することが好ましく、0.1
〜10質量部の範囲で使用することがさらに好ましい。
二種類以上の芳香族化合物を併用してもよい。芳香族化
合物の芳香族環には、芳香族炭化水素環に加えて、芳香
族性ヘテロ環を含む。
ベンゼン環)であることが特に好ましい。芳香族性ヘテ
ロ環は一般に、不飽和ヘテロ環である。芳香族性ヘテロ
環は、5員環、6員環又は7員環であることが好まし
く、5員環又は6員環であることがさらに好ましい。芳
香族性ヘテロ環は一般に、最多の二重結合を有する。ヘ
テロ原子としては、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子が
好ましく、窒素原子が特に好ましい。芳香族性ヘテロ環
の例には、フラン環、チオフェン環、ピロール環、オキ
サゾール環、イソオキサゾール環、チアゾール環、イソ
チアゾール環、イミダゾール環、ピラゾール環、フラザ
ン環、トリアゾール環、ピラン環、ピリジン環、ピリダ
ジン環、ピリミジン環、ピラジン環及び1,3,5−ト
リアジン環が含まれる。
ができる。着色剤を添加することにより、感光材料支持
体等に用いる場合、ライトパイピングを防止することが
できる。着色剤の添加量は、セルロースアシレートに対
する質量割合で10〜1000ppmが好ましく、50
〜500ppmが更に好ましい。
ルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金属の塩な
どの熱安定剤、帯電防止剤、難燃剤、滑剤、油剤など
を、必要に応じて適宜添加することができる。
ィルムの光学特性について記す。まず、フィルムの面内
のレターデーション(Re)について記すと、その測定
法はエリプソメーター(偏光解析計AEP−100:島
津製作所(株)製)を用いて、波長632.8nmにお
ける面内の縦横の屈折率差にフィルム膜厚さを乗じたも
のであり、下記の式で求められる。 Re=(nx−ny)×d nx:横方向の屈折率 ny:縦方向の屈折率
面内方向の光学異方性がないことを示し、0〜300n
mの範囲で用途に応じて用いられる。また、フィルムの
厚さ方向のレターデーション(Rth)も重要であり、
波長632.8nmにおける厚さ方向の複屈折にフィル
ム膜厚さを乗じたものであり、下記の式で求められる。 Rth={(nx+ny)/2−nz}×d nx:横方向の屈折率 ny:縦方向の屈折率 nz:厚さ方向の屈折率
の光学異方性がないことを示すが、その使用用途によっ
て好ましい範囲は定まる。一般には、本発明により製造
されたセルロースアシレートフィルムのRthは100
μm当たり、0nm〜600nmであり、さらには0n
m〜400nmで用いられる。
ムは、例えば、偏光板保護膜、光学補償シート、AR、
LR、AG膜用支持体フィルム等の光学用途フィルム、
写真感光材料用支持体フィルムとしても利用することが
できる。
ムを光学補償シートに利用する場合、フイルムそのもの
を光学補償シートとして用いることができる。なお、フ
イルムそのものを光学補償シートとして用いる場合は、
偏光板の透過軸と、光学補償シートの遅相軸とを実質的
に平行又は垂直になるように配置することが好ましい。
このような偏光板と光学補償シートとの配置について
は、特開平10−48420号公報に記載がある。液晶
表示装置は、二枚の電極基板の間に液晶を担持してなる
液晶セル、その両側に配置された二枚の偏光板、及び該
液晶セルと該偏光板との間に少なくとも一枚の光学補償
シートを配置した構成を有している。
の間にスペーサーを挟み込んで形成した空間に液晶を封
入して形成する。透明電極層は、導電性物質を含む透明
な膜として基板上に形成する。液晶セルには、さらにガ
スバリアー層、ハードコート層あるいは(透明電極層の
接着に用いる)アンダーコート層(下塗り層)を設けて
もよい。これらの層は、通常、基板上に設けられる。液
晶セルの基板は、一般に50μm〜2mmの厚さを有す
る。
示装置の表示画面の着色を取り除いたり、視野角特性を
改善したりする目的で用いられる。本発明によるセルロ
ースアシレートフィルムそのものを、光学補償シートと
して用いることができる。さらに反射防止層、防眩性
層、λ/4層や2軸延伸セルロースアシレートフィルム
として機能を付与してもよい。また、液晶表示装置の視
野角を改良するため、本技術のセルロースアシレートフ
ィルムと、それとは(正/負の関係が)逆の複屈折を示
すフィルムを重ねて光学補償シートとして用いてもよ
い。
ィスコティック液晶性分子)を含む光学的異方性層を設
けた光学補償シートも提案されている(特開平3−93
25号、同6−148429号、同8−50206号、
同9−26572号の各公報記載)。本発明の溶液製膜
方法で製造されるフィルムそのような光学補償シートの
支持体としても用いることができる。
膜、二色性染料を用いる染料系偏光膜やポリエン系偏光
膜がある。いずれの偏光素子も、一般にポリビニルアル
コール系フィルムを用いて製造する。偏光板の保護膜
は、25〜350μmの厚さを有することが好ましく、
40〜200μmの厚さを有することがさらに好まし
い。液晶表示装置には、表面処理膜を設けてもよい。表
面処理膜の機能には、ハードコート、防曇処理、防眩処
理及び反射防止処理が含まれる。
傾斜配向したディスコティック液晶性分子を含む層であ
ることが好ましい。ディスコティック液晶性分子を含む
層が、円盤面と支持体面とのなす角が光学的異方性層の
深さ方向において変化したハイブリッド配向していても
構わないし、円盤面が支持体面と平行なホメオトロピッ
ク配向、円盤面が支持体面と垂直なホモジニアス配向、
又は、円盤面が光学的異方性層の深さ方向でねじれてい
るツイスト配向を取っていても構わない。また、これら
の配向が混在した配向(例えば、ハイブリッド配向+ツ
イスト配向)していても構わない。そのなかでもハイブ
リッド配向していることが好ましい。ディスコティック
液晶性分子ひとつひとつの光軸は、円盤面の法線方向に
存在する。しかし、ディスコティック液晶性分子がハイ
ブリッド配向している層全体としては、光軸は存在しな
い。
ィルムは、様々な表示モードの液晶セルに用いることが
できる。TN(Twisted Nematic)、I
PS(In−Plane Switching)、FL
C(Ferroelectric Liquid Cry
stal)、AFLC(Anti−ferroelec
tric Liquid Crystal)、OCB(O
ptically Compensatory Ben
d)、STN(Supper TwistedNema
tic)、VA(Vertically Aligne
d)及びHAN(Hybrid Aligned Nem
atic)のような様々な表示モードが提案されてい
る。また、上記表示モードを配向分割した表示モードも
提案されている。セルロースアシレートフィルムは、い
ずれの表示モードの液晶表示装置においても有効であ
る。また、透過型、反射型、半透過型のいずれの液晶表
示装置においても有効である。
ムをTNモードの液晶セルを有するTN型液晶表示装置
の光学補償シートの支持体として用いてもよい。TNモ
ードの液晶セルとTN型液晶表示装置については、古く
から良く知られている。TN型液晶表示装置に用いる光
学補償シートについては、特開平3−9325号、同6
−148429号、同8−50206号、同9−265
72号の各公報に記載がある。また、モリ(Mori)
他の論文(Jpn.J.Appl.Phys.Vol.
36(1997)p.143や、Jpn.J.App
l.Phys.Vol.36(1997)p.106
8)に記載がある。TN型液晶表示装置については、特
開平10−123478号、WO9848320号、特
許第3022477号の各公報に記載がある。
ムをSTNモードの液晶セルを有するSTN型液晶表示
装置の光学補償シートの支持体として用いてもよい。一
般的にSTN型液晶表示装置では、液晶セル中の棒状液
晶性分子が90〜360度の範囲にねじられており、棒
状液晶性分子の屈折率異方性(Δn)とセルギャップ
(d)との積(Δnd)が300〜1500nmの範囲
にある。STN型液晶表示装置に用いる光学補償シート
については、特開2000−105316号公報に記載
がある。
ムをVAモードの液晶セルを有するVA型液晶表示装置
の光学補償シートの支持体として用いてもよい。VA型
液晶表示装置に用いる光学補償シートには、レターデー
ションの絶対値が最小となる方向が光学補償シートの面
内にも法線方向にも存在しないことが好ましい。VA型
液晶表示装置に用いる光学補償シートの光学的性質は、
光学的異方性層の光学的性質、支持体の光学的性質及び
光学的異方性層と支持体との配置により決定される。V
A型液晶表示装置に光学補償シートを二枚使用する場合
は、光学補償シートの面内レターデーションを、−5n
m〜5nmの範囲内にすることが好ましい。従って、二
枚の光学補償シートのそれぞれの面内レターデーション
の絶対値は、0〜5とすることが好ましい。VA型液晶
表示装置に光学補償シートを一枚使用する場合は、光学
補償シートの面内レターデーションを、−10nm〜1
0nmの範囲内にすることが好ましい。
ムを、OCBモードの液晶セルを有するOCB型液晶表
示装置あるいはHANモードの液晶セルを有するHAN
型液晶表示装置の光学補償シートの支持体として用いて
もよい。OCB型液晶表示装置あるいはHAN型液晶表
示装置に用いる光学補償シートには、レターデーション
の絶対値が最小となる方向が光学補償シートの面内にも
法線方向にも存在しないことが好ましい。OCB型液晶
表示装置あるいはHAN型液晶表示装置に用いる光学補
償シートの光学的性質も、光学的異方性層の光学的性
質、支持体の光学的性質及び光学的異方性層と支持体と
の配置により決定される。OCB型液晶表示装置あるい
はHAN型液晶表示装置に用いる光学補償シートについ
ては、特開平9−197397号公報に記載がある。ま
た、モリ(Mori)他の論文(Jpn.J.App
l.Phys.Vol.38(1999)p.283
7)に記載がある。
ムをASM(Axially Symmetric Al
igned Microcell)モードの液晶セルを
有するASM型液晶表示装置の光学補償シートの支持体
として用いてもよい。ASMモードの液晶セルは、セル
の厚さが位置調整可能な樹脂スペーサーにより維持され
ているとの特徴がある。その他の性質は、TNモードの
液晶セルと同様である。ASMモードの液晶セルとAS
M型液晶表示装置については、クメ(Kume)外の論
文(Kume et al.,SID 98 Digest
1089(1998))に記載がある。
フィルム端部切除幅を両端部をそれぞれ15mmずつ切
除し風送ブロワにより連続的に風送し、カッターブロワ
により裁断しチップ化して再生原料とした。
mフィルム端部切除幅を両端部をそれぞれ180mmず
つ切除し風送ブロワにより連続的に風送し、クラッシャ
ーにより粉砕しチップ化して再生原料とした。
mフィルム端部切除幅を両端部をそれぞれ5mmずつ切
除し風送ブロワにより連続的に風送し、カッターブロワ
により裁断しチップ化して再生原料とした。
mフィルム端部切除幅を両端部をそれぞれ200mmず
つ切除し風送ブロワにより連続的に風送しクラッシャー
により裁断、粉砕しチップ化して再生原料とした。
15、ブタノール5の混合溶剤に酢化度59.2%のセ
ルロースアセテート17、トリフェニルフォスフェート
3を分散したのち、−70℃に冷却し、しかるのちに1
20℃まで加熱して得た固形分濃度20質量%のドープ
を支持体上に流延した。フィルム残留溶剤の量が65質
量%になるまで乾燥した。流延ベースの幅が1500m
mでフィルム端部切除幅を両端部をそれぞれ50mmず
つ切除し風送ブロワにより連続的に風送しクラッシャー
により粉砕しチップ化して再生原料とした。
ィルム残留溶剤の量が80質量%になるまで乾燥した。
流延ベースの幅が1500mmでフィルム端部切除幅を
両端部をそれぞれ50mmずつ切除し風送ブロワにより
連続的に風送しクラッシャーにより粉砕しチップ化して
再生原料とした。
をコア層として乾膜78μm相当とし、その両面表層に
実施例1のドープにマット剤としてシリカ粒子を1%分
散添加したものを乾膜1μm相当ずつ共流延により付与
した。共流延の方式はマルチマニホールド方式により外
層部分のフィルム幅を1450mm、コア部分のフィル
ム幅を1500mmとなるように流延し、残留揮発分が
乾量基準で65質量%まで乾燥し、実施例1と同様に耳
部をそれぞれ25mmずつ切除し風送し、粉砕して再生
原料とした。
のフィルムの揮発分を90質量%とした以外は、実施例
4と同じ条件で耳部を風送し、再生原料とした。
コールフィルムにヨウ素を吸着させて偏光膜を作製し、
ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、実施例及び比
較例で作製したセルローストリアセテートフィルム試料
を、その遅相軸が偏光膜の透過軸と平行になるように両
側に貼り付けた。
の雰囲気下で500時間暴露した。いずれの実施例にお
いても偏光度は99.66%以上であり、十分な耐久性
が認められた。
域における並行透過率Yp、直行透過率Ycを求め、次
式に基づき偏光度Pを決定した。 P=√((Yp−Yc)/(Yp+Yc))
ビニルアルコールフィルムにヨウ素を吸着させて偏光膜
を作製し、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、実
施例及び比較例で作製したセルローストリアセテートフ
ィルム試料を、その遅相軸が偏光膜の透過軸と平行にな
るように方側に貼り付けた。さらに、実施例のセルロー
ストリアセテートフィルムにケン化処理を行い、ポリビ
ニルアルコール系接着剤を用いて、偏光膜の反対側に貼
り付けた。
ム(株)製,『WVフィルム』)を同偏光板のセルロー
スアセテートフィルム側に遅相軸が互いに平行となるよ
うに、粘着剤を介して貼り合わせた。このようにして光
学補償膜を貼合した偏光板を作製した。
(薄膜トランジスター)方式の液晶表示装置に実装した
結果、良好な視野角及び紺とコントラストを達成するこ
とができた。
するステンレス性溶解タンクに、下記の溶媒混合溶液に
よく攪拌しつつ、セルローストリアセテート粉体(平均
サイズ2mm)を徐々に添加し、仕込んだ。添加後、室
温(25℃)にて3時間,25℃にて放置し、セルロー
ストリアセテートを膨潤させた。なお、溶媒である酢酸
メチルとシクロペンタノン、アセトン、メタノール及び
エタノールは、すべてその含水率が0.2質量%以下の
ものを利用した。
溶液の粘度は160Pa・S(45℃)であった。
解>上述したセルローストリアセテート溶液をスクリュ
ー押し出し機で送液して、−70℃で3分間となるよう
に冷却部分を通過させた。冷却は冷凍機で冷却した−8
0℃の冷媒(3M社製,『フロリナート』)を用いて実
施した。そして、冷却により得られた溶液は、静止型混
合器を設置した熱交換器により120℃まで温度を上昇
させ、3分間保持した後冷却し50℃としてステンレス
製の容器に移送し、50℃で2時間撹拌し脱泡を行っ
た。このように調製したセルローストリアセテート溶液
を、絶対濾過精度0.01mmの濾紙(東洋濾紙(株)
製,『#63』)で濾過し、さらに、絶対濾過精度0.
0025mmの濾紙(ポール社製,『FH 025』)
にて濾過した。
製及び切除>上記を鏡面仕上げを施した金属ドラム支持
体上に、フィルムの平均厚さが40μmになるように流
延し、フィルム残留溶剤が60質量%になるまで乾燥し
て剥ぎ取った。次に、テンターにより搬送しつつ乾燥
し、揮発分が5%の状態で両端を45mm巾で切除し
た。切除した両端部を風送し、カッターブロワ及びクラ
ッシャーにより粉砕しフィルムチップを得た。この切除
した両端部は、製品フィルム対し、7質量%である。ま
た、このフィルムチップのクラッシャー出口での平均ア
スペクト比が250になるようにした。また、フィルム
チップの水分含有率は0.3%であった。このフィルム
チップを、酸素濃度が6%に保たれた分散・混合溶解タ
ンクに投入した。
送は、極めて良好に行うことができた。また、フィルム
チップは、分散・混合溶解タンクにおいて、均一に分散
されていた。
ルコールフィルムにヨウ素を吸着させて偏光素子を作製
し、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、上記セル
ローストリアセテートフィルムを、その遅相軸が偏光素
子の透過軸と平行になるように両側に貼り付けた。
下で500時間暴露し、上述した方法で偏光度を測定し
た。偏光度は99.6%以上であり、十分な耐久性が認
められた。
ルコールフィルムにヨウ素を吸着させて偏光素子を作製
し、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、上記セル
ローストリアセテートフィルムを、その遅相軸が偏光膜
の透過軸と平行になるように片側に貼り付けるととも
に、上記セルローストリアセテートフィルムにケン化処
理を行い、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、偏
光膜の反対側に貼り付けた。さらに、光学補償シート
(富士写真フイルム(株)製,『WVフィルム』)をセ
ルローストリアセテートフィルム側に、その遅相軸が互
いに平行になるように粘着剤を用いて貼り付け、光学補
償シートを貼合した偏光板を作製した。
下で500時間暴露し、上述した方法で偏光度を測定し
た。偏光度は99.5%以上であり、十分な耐久性が認
められた。
び偏光板bをTFT(薄膜トランジスター)方式の液晶
表示装置に実装した。その結果、良好な視野角及びコン
トラストを得ることができた。
トリアセテート溶液を用い、同一の製造条件でセルロー
ストリアセテートフィルムを製造した。但し、両端部の
切除の巾を45mmから60mmに変更し、また、フィ
ルムチップのクラッシャー出口での平均アスペクト比を
250から2200に変更し、水分含水率を0.6%に
した。
送は良好であった。また、フィルムチップを分散・混合
溶解タンクに投入したところ、チップ同士が接着した状
態となり、溶解することができなかった。
根を有するステンレス性溶解タンクに、下記の溶剤混合
溶液によく攪拌しつつ、セルローストリアセテート粉体
(平均サイズ2mm)を徐々に添加して仕込んだ。添加
後、室温(25℃)にて3時間放置し、セルローストリ
アセテートを膨潤させた。なお、溶剤である酢酸メチル
とシクロペンタノン、アセトン、メタノール及びエタノ
ールは、すべてその含水率が0.2質量%以下のものを
利用した。
度は60Pa・S(45℃)であった。
解>上述したセルローストリアセテート溶液をスクリュ
ー押し出し機で送液して、−70℃で3分間となるよう
に冷却部分を通過させた。冷却は冷凍機で冷却した−8
0℃の冷媒(3M社製,『フロリナート』)を用いて実
施した。そして、冷却により得られた溶液は静止型混合
器を設置した熱交換器により120℃まで温度を上昇さ
せ、3分間保持した後、冷却し50℃としてステンレス
製の容器に移送し、50℃で2時間撹拌し脱泡を行っ
た。このセルローストリアセテート溶液を絶対濾過精度
0.01mmの濾紙(東洋濾紙(株)製,『#63』)
で濾過し、さらに、絶対濾過精度0.0025mmの濾
紙(ポール社製,『FH 025』)で濾過した。
調整>上述した内層用セルローストリアセテート溶液に
おいて、セルローストリアセテートを19質量部、酢酸
メチルを44質量部に変更した他は、同様に仕込んだ。
なお、冷却溶解法で得られたこの溶液の粘度は25Pa
・S(45℃)であった。
解>上述したセルローストリアセテート溶液をスクリュ
ー押し出し機で送液して、−70℃で3分間となるよう
に冷却部分を通過させた。冷却は冷凍機で冷却した−8
0℃の冷媒(3M社製,『フロリナート』)を用いて実
施した。そして、冷却により得られた溶液は静止型混合
器を設置した熱交換器により120℃まで温度を上昇さ
せ、3分間保持した後、冷却し50℃としてステンレス
製の容器に移送し、50℃で2時間撹拌し脱泡を行っ
た。このセルローストリアセテート溶液を絶対濾過精度
0.01mmの濾紙(東洋濾紙(株)製,『#63』)
で濾過し、さらに、絶対濾過精度0.0025mmの濾
紙(ポール社製,『FH 025』)で濾過した。
製>上述したセルローストリアセテート溶液を三層共流
延ダイを用い、内層用セルローストリアセテート溶液が
内側に、外層用セルローストリアセテート溶液が両外側
になるように配置して、金属ならなる流延支持体上に同
時に吐出させて重層流延した後、流延膜を流延支持体か
ら剥ぎ取り、乾燥して三層構造のセルローストリアセテ
ートフィルム積層体(内層の厚さ:80μm、各表面層
の厚さ:2μm)を作製した。
ンターにより搬送しつつ乾燥させ、100℃で3分、1
30℃で5分乾燥させた後、150℃で10分で段階的
に乾燥させて溶剤を蒸発させてセルローストリアセテー
トフィルムを得た。
つ、揮発分が5%の状態で両端を30mm巾で切除し
た。切除した両端部を風送し、カッターブロワ及びクラ
ッシャーにより粉砕し、クラッシャー出口での平均アス
ペクト比が125であるフィルムチップを得た。また、
フィルムチップの水分含水率は0.3%であった。そし
て、このフィルムチップを、酸素濃度が6%に保たれた
分散・混合溶解タンクに投入した。
送は、極めて良好に行うことができた。また、フィルム
チップは、分散・混合溶解タンクにおいて、均一に分散
されていた。
ルコールフィルムにヨウ素を吸着させて偏光素子を作製
し、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、上記セル
ローストリアセテートフィルムを、その遅相軸が偏光素
子の透過軸と平行になるように両側に貼り付けた。この
偏光板cを80℃、90RHの雰囲気下で500時間暴
露し、上述した方法で偏光度を測定した。偏光度は9
9.6%以上であり、十分な耐久性が認められた。
ルコールフィルムにヨウ素を吸着させて偏光素子を作製
し、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、上記セル
ローストリアセテートフィルムを、その遅相軸が偏光素
子の透過軸と平行になるように片側に貼り付けるととも
に、上記セルローストリアセテートフィルムにケン化処
理を行い、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、偏
光素子の反対側に貼り付けた。さらに、光学補償シート
(富士写真フイルム(株)製,『WVフィルム』)をセ
ルローストリアセテートフィルム側に、その遅相軸が互
いに平行になるように粘着剤を用いて貼り付け、光学補
償シートを貼合した偏光板を作製した。
下で500時間暴露し、上述した方法で偏光度を測定し
た。偏光度は99.6%以上であり、十分な耐久性が認
められた。
び偏光板dをTFT(薄膜トランジスター)方式の液晶
表示装置に実装した。その結果、良好な視野角及びコン
トラストを得ることができた。
的に発生するフィルムの非製品化部分を有効利用してフ
ィルムの製造コストを下げるとともに製品フィルムの品
質を安定して良好にすることができる。
例の構成を示す図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 ポリマーを溶剤に溶解してポリマー溶液
とし、該ポリマー溶液を流延してフィルムを製造する方
法において、製造されたフィルムから製品フィルムを取
得し、残余を前記ポリマー溶液の調製に使用されるポリ
マーの一部として使用することを特徴とする溶液製膜方
法 - 【請求項2】 溶剤が酢酸メチル又はアセトンを主とす
るものであり、ポリマーと該溶剤を−100〜−10℃
に冷却し、この両者を混合状態で加熱してポリマー溶液
とすることを特徴とする請求項1記載の溶液製膜方法 - 【請求項3】 前記ポリマー溶液がセルロースアシレー
ト溶液である請求項1又は2記載の溶液製膜方法。 - 【請求項4】 前記セルロースアシレート溶液が、少な
くとも一種の可塑剤をセルロースアシレートに対して
0.1〜20質量%含有している請求項3記載の溶液製
膜方法。 - 【請求項5】 前記セルロースアシレート溶液が、少な
くとも一種の紫外線吸収剤をセルロースアシレートに対
して0.001〜5質量%含有している請求項3又は4
記載の溶液製膜方法。 - 【請求項6】 前記セルロースアシレート溶液が、少な
くとも一種の微粒子粉体をセルロースアシレートに対し
て0.001〜5質量%含有している請求項3、4又は
5記載の溶液製膜方法。 - 【請求項7】 前記セルロースアシレート溶液が、少な
くとも一種の離型剤をセルロースアシレートに対して
0.001〜2質量%含有している請求項3、4、5又
は6記載の溶液製膜方法。 - 【請求項8】 前記セルロースアシレート溶液が、少な
くとも一種のフッ素系界面活性剤をセルロースアシレー
トに対して0.002〜2質量%含有している請求項
3、4、5、6又は7記載の溶液製膜方法。 - 【請求項9】 前記製品フィルムに対して2〜25質量
%に当たる製品以外の部分を、ポリマー溶液の調製にお
ける溶解工程に供給し、原料の一部として再利用する請
求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の溶液製膜
方法。 - 【請求項10】 前記フィルム製造工程で連続的に発生
するフィルム端部の切除部分を空気圧で輸送し、粉砕し
た後溶解工程に供給し、原料の一部として再利用する請
求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の溶液
製膜方法。 - 【請求項11】 前記製品フィルム以外の残余のフィル
ムを粉砕してフィルムチップとし、このフィルムチップ
の平均アスペクト比(√(フィルム片を形成する面のう
ち最大の面積)/フィルム厚さ)が5〜2000である
請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記
載の溶液製膜方法。 - 【請求項12】 前記製品フィルム以外の残余のフィル
ムの水分含有量が0.5%以下である請求項1、2、
3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の溶液
製膜方法。 - 【請求項13】 前記ポリマー溶液の調製工程におい
て、分散又は混合溶解タンク内の酸素濃度が10%以下
である請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
0、11又は12記載の溶液製膜方法。 - 【請求項14】 前記ポリマー溶液を流延してフィルム
を製造する際、2種類以上のセルロースアシレート溶液
を共流延する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12又は13記載の溶液製膜方法。 - 【請求項15】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10、11、12、13又は14記載の溶液製
膜方法により作製されたフィルムを用いることを特徴と
する偏光板保護膜。 - 【請求項16】 請求項15記載の偏光板保護膜を用い
ることを特徴とする偏光板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001054429A JP2002079534A (ja) | 2000-07-07 | 2001-02-28 | 溶液製膜方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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