JP2002078719A - 歯冠の製造方法及びその製造に用いるトレ−パタ−ン - Google Patents

歯冠の製造方法及びその製造に用いるトレ−パタ−ン

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィクスチャ−と歯冠の結合を正確に行うこ
とができ、作業性がよくて作り易く、しかも経済的に作
ることができる歯冠の製造方法及びその製造に利便なト
レ−パタ−ンを提供する。 【解決手段】 加熱により焼却可能に形成されたトレ−
パタ−ン(4)を用い、トレ−パタ−ン(4)は外周部
にこれに付設する印象材(14)に対し相対的な移動を阻止
する面(15)を有し、このトレ−パタ−ン(4)をフィク
スチャ−に仮止めした状態で印象を採り、印象材を付設
したトレ−パタ−ンの下にフィクスチャ−アナログ(19)
を用いて仮座(22)を形成し、この仮座(22)に仮止めした
トレ−パタ−ンにワックスアップし、ワックスアップし
たトレ−パタ−ンを鋳型内で焼却し、焼却して形成され
る空洞部に歯科用金属を注入し歯冠を鋳造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用インプラン
トの歯冠の製造方法及びその製造の際に用いるトレ−パ
タ−ンに関する。
【0002】
【従来の技術】本願発明者は、歯科用インプラントの製
造方法として、顎骨に植立したフィクスチャ−の上部に
断面非円形を有する孔を形成し、この孔に対応した断面
非円形の軸部を有する補綴物を歯科用金属で鋳造し、補
綴物の軸部をフィクスチャ−の孔に接合剤を介して嵌合
することにより、補綴物をフィクスチャ−に一体的に結
合するという方法を創作した(特許第2896997
号)。
【0003】この方法は、フィクスチャ−と補綴物(歯
冠)を接合剤で一体的に結合するものであるから、結合
がしっかりしていて丈夫であり、結合状態を長く維持す
ることができる等の特長を有している。
【0004】しかし、その後に新たな需要が生じた。そ
れは、上記補綴物が破損した場合に、補綴物をフィクス
チャ−から外して補修したり新たな補綴物と交換したり
する必要が生じたことであり、また、寝たきりの病人や
老人等の場合において、一時的に補綴物を外しておき歯
をみがき易くすると共に細菌の繁殖を防止するという必
要が生じたことである。
【0005】更に、上記補綴物を製作する場合に印象材
を用いて印象を採得しているが、その際に、一般に印象
用カッコトレ−を用いて印象材を対象物に当て手で軽く
押えこれを歯で噛んで保持しておき、印象材がある程度
の硬さに硬まったときに印象材を外しているために、印
象材を軽く噛み過ぎて押えが十分でなかったり、噛んで
いる最中に噛み加減が分からず強く噛んだり弱く噛んだ
りしてその噛み具合に変化を与えたりするので、印象材
と採得対象物の間にわずかなクリアランスが生じ正確な
印象を採ることができなかった。
【0006】このためにフィクスチャ−と歯冠を結合す
る際に、嵌合部の心がずれていて嵌合できなかったり、
嵌合部にクリアランスが生じガタついたりすることがあ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の需要
に応えると共に、フィクスチャ−と歯冠の結合を正確に
行うようにし、しかも作業性がよく、作り易く、かつ経
済的に作ることができる歯冠の製造方法及びその方法を
利便に行うことができるトレ−パタ−ンを提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、鋳造の際に加
熱により焼却可能に形成されたトレ−パタ−ンを用い、
トレ−パタ−ンは外周部にこれに付設する印象材に対し
相対的な移動を阻止する面を有し、このトレ−パタ−ン
をフィクスチャ−に仮止めした状態で印象を採り、印象
材を付設したトレ−パタ−ンの下にフィクスチャ−アナ
ログを用いて仮座を形成し、この仮座に仮止めしたトレ
−パタ−ンにワックスアップし、ワックスアップしたト
レ−パタ−ンを鋳型内で焼却し、焼却して形成される空
洞部に歯科用金属を注入し歯冠を鋳造するようにしたも
のである。
【0009】また、上記仮座にトレ−パタ−ンを仮止め
してワックスアップする際に、トレ−パタ−ンを前歯用
歯冠の母体となるように切除しこれにワックスアップし
たものを模型として鋳造してカスタムアバットメントを
形成し、このカスタムアバットメントを台座に仮止めし
てワックスアップし、ワックスアップした部分を模型と
して歯科用金属で鋳造して前歯用の歯冠を形成するよう
にしたものである。
【0010】更に、上記トレ−パタ−ンを用いて簡便に
かつ能率良く経済的に歯冠を得るようにしたものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】フィクスチャ−(1)は、図1に
示すように歯肉(2)内の顎骨(3)に植立され、この
フィクスチャ−(1)の上部に、後記のトレ−パタ−ン
(4)の軸部(5)を嵌合するための孔部(6)が形成
されている。
【0012】トレ−パタ−ン(4)は、鋳造の際に加熱
によって焼却可能である材料で形成されており、例えば
アクリル樹脂やポリプロピレン、ポリメチルメタクリレ
−ト(PMMA)等のメタクリル樹脂、AS樹脂、ポリ
エチレン(LDPE)等のプラスチック材やろう材等の
材料が用いられる。
【0013】上記軸部(5)及び孔部(6)は、断面が
三角形、四角形、五角形、六角形、(図示の場合)等の
多角形や楕円等の非円形に形成されていて、軸部を孔部
に嵌合した際にトレ−パタ−ンの回転を阻止するように
なっている。
【0014】また、この例では、フィクスチャ−(1)
に孔部(6)を設け、トレ−パタ−ン(4)に軸部
(5)を設けているが、これらの位置関係は逆にしても
よい。
【0015】上記のように形成したフィクスチャ−
(1)の孔部(6)に、トレ−パタ−ン(4)の軸部
(5)を嵌合し、トレ−パタ−ンのほぼ軸心に形成され
ているビス挿通用の孔(7)に、図3に示す印象用ビス
(8)を挿入し、そのネジ部(9)を上記フィクスチャ
−(1)に形成したネジ孔(10)に係合して仮止めする。
【0016】この場合、トレ−パタ−ンのビス挿通用の
孔(7)に段部(11)を設け、この段部に上記印象用ビス
に形成した段部(12)を係合することにより、トレ−パタ
−ン(4)をフィクスチャ−(1)にしっかりと固定し
ている。
【0017】なお、印象用ビス(8)の上部には、断面
多角形の凹部(13)が形成されていてビスが締め付け易く
なっている。
【0018】フィクスチャ−(1)にトレ−パタ−ン
(4)を仮止めした後、図4に示すようにトレ−パタ−
ンの周囲に印象材(14)を付設して印象を採得する。
【0019】図2に示すように、トレ−パタ−ン(4)
の外周部には、溝(15)と平面部(16)が設けられており、
これによって印象を採る際にトレ−パタ−ンと印象材の
間の相対的な移動(軸方向の動き及び回転)を阻止して
いる。なお、上記溝(15)を断続的な周溝とした場合は、
上記平面部(16)を省略することができ、又この移動阻止
手段としてその他適宜の手段を用いることができる。
【0020】印象材(14)の外周には、カッコトレ−(17)
が用いられており、この場合カッコトレ−に上記印象用
ビスの凹部(8)を外出させるための孔(18)が形成され
ている。
【0021】印象を採った後に、印象用ビス(8)を外
し、印象材を付けた状態でトレ−パタ−ン(4)をフィ
クスチャ−(1)から取り出す(図5)。
【0022】取り出したトレ−パタ−ン(4)の軸部
(5)を、図6に示すフィクスチャ−アナログ(19)の上
部に形成した孔部(20)に嵌合させる。なお、フィクスチ
ャ−アナログの孔部(20)は、上記フィクスチャ−(1)
に設けた孔部(6)と同様の形状になっている。
【0023】図7に示すように、トレ−パタ−ン(4)
をフィクスチャ−アナログ(19)に上記印象用ビス(8)
を用いて仮止めし、このフィクスチャ−アナログの周囲
を石膏、石灰、白亜等の支持体(21)で固めて仮座(22)を
形成する(図8)。
【0024】この場合、フィクスチャ−アナログ(19)の
外周部に、溝(23)や平面部(24)を形成しているので、フ
ィクスチャ−アナログ(19)と支持体(21)間の相対的な移
動が阻止される。なお、フィクスチャ−アナログは別途
設けた他のフィクスチャ−で代用することができる。
【0025】仮座(22)を形成した後、トレ−パタ−ン
(4)より印象材(14)を取り除き、印象用ビス(8)を
外し、そのビス挿通用の孔(7)に図9に示す歯冠用ビ
ス(25)挿入してトレ−パタ−ン(4)を仮止めする。
【0026】歯冠用ビス(25)には、フィクスチャ−アナ
ログに形成されたネジ孔(26)に係合するネジ部(27)と、
上記印象用ビス(8)と同様に形成された段部(28)及び
凹部(29)が設けられている。
【0027】なお、印象用ビス(8)と歯冠用ビス(25)
は、適当な長さに形成することによって共用することが
できる。
【0028】仮座に仮止めしたトレ−パタ−ン(4)の
外周部に、ろう材等で歯冠状にワックスアップ(30)する
(図10)。
【0029】ワックスアップした後、歯冠用ビスを外し
てトレ−パタ−ン(4)を仮座(22)から取り出す(図1
1)。
【0030】図12に示すように、ワックスアップした
トレ−パタ−ンを鋳型(31)に埋設し、これを加熱してト
レ−パタ−ンとワックスアップした部分を焼却し、焼却
によって形成される空洞部に湯口(32)より溶融した白金
加金合金、銀パラジウム合金、ゴバルトクロム合金等の
歯科用金属を注入して鋳造し、歯冠体(33)を作る(図1
3)。なお、歯冠体(33)は上記トレ−パタ−ンと同様の
軸部(5)と、ビス挿通用の孔(7)と、段部(11)を
備えている。
【0031】歯冠体(33)の表面を研磨し、これにポ−セ
レン焼き付け等の仕上げ加工を施して歯冠(34)を形成す
る。
【0032】図14に示すように、歯冠(34)の軸部
(5)を接合材を介し、または介さずにフィクスチャ−
の孔部(6)に挿入し、歯冠の孔部(7)に通した歯冠
用ビス(25)を用いて歯冠をフィクスチャ−(1)に固定
する。この場合、歯冠用ビスの上方に形成された空間に
レジン等の充填材(35)が挿入されている。
【0033】次に、前歯用の歯冠を作る場合について図
15〜図19を用いて示す。図1〜図8に示す方法によ
って形成した仮座(22)のフィクスチャ−アナログ(19)に
トレ−パタ−ン(4)を嵌合し、これを歯冠用ビス(25)
で仮止めする。
【0034】図15に示すように、トレ−パタ−ン
(4)の上部を、前歯用歯冠の基部となるように切除(3
6)し、そのトレ−パタ−ンの外周部に前歯用歯冠の母体
となるようワックスアップ(37)する。
【0035】ワックスアップしたトレ−パタ−ンを仮座
(22)から取り外し、これを模型として図12に示す鋳造
方法と同様の方法を用いて鋳造しカスタムアバットメン
ト(38)を形成する(図16)。なお、カスタムアバット
メント(38)は上記トレ−パタ−ンと同様の軸部(5)
と、ビス挿通用の孔(7)と、段部(11)を備えてい
る。
【0036】図17に示すように、カスタムアバットメ
ント(38)の軸部(5)を仮座のフィクスチャ−アナログ
(19)の孔部(6)に嵌合し、カスタムアバットメントを
フィクスチャ−アナログに歯冠用ビス(25)で仮止めし、
そのカスタムアバットメントの外周部に前歯用歯冠状に
ワックスアップ(39)する。
【0037】ワックスアップしたカスタムアバットメン
トを仮座(22)から取り外し、これを模型として再び図1
2に示す鋳造方法と同様の方法を用いて鋳造し、前歯用
の歯冠体(40)を作る(図18)。
【0038】その歯冠体の表面を研磨し、これに仕上げ
加工を施して前歯用の歯冠(41)を形成する。
【0039】歯冠(41)は、図19に示すように、フィク
スチャ−(1)に固定したカスタムアバットメント(38)
の外周にセメント等の接合剤を用いて合着される。
【0040】
【発明の効果】本発明は、上記のようにフィクスチャ−
にトレ−パタ−ンを仮止めした状態で印象を採ると共
に、そのトレ−パタ−ンを仮座のフィクスチャ−アナロ
グに仮止めした状態でワックスアップしているから、印
象の採得の際やワックスアップの際にトレ−パタ−ンが
軸方向や回転方向に動いたり前後左右に傾いたりするこ
とがなく、これによって印象やワックスアップを正確に
行うことができ、鋳造された歯冠とフィクスチャ−の間
に心ずれが生じて歯冠が嵌入しにくかったり、嵌合部に
ガタが生じたり、歯の噛合いが悪くなったりすることが
なく、歯冠をフィクスチャ−にぴったりと嵌合させるこ
とができ、良好な歯の噛合い状態を得ることができる。
【0041】また、トレ−パタ−ンの上部を前歯用とし
て切除したものを模型としてカスタムアバットメントを
鋳造し、このカスタムアバットメントを用いて歯冠体を
鋳造することにより精度の高い前歯用の歯冠を簡便に得
ることができる。
【0042】更に、上記構造のトレ−パタ−ンを用いて
効率よく、かつ経済的に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】顎骨にフィクスチャ−を植立させた状態を示す
断面図である。
【図2】トレ−パタ−ンの拡大正面図である。
【図3】印象用ビスの拡大正面図である。
【図4】印象を採得する場合を示す断面図である。
【図5】印象を採得した後の印象材部分の断面図であ
る。
【図6】フィクスチャ−アナログの拡大正面図である。
【図7】仮座を形成する場合を示す断面図である。
【図8】仮座の断面図である。
【図9】歯冠用ビスの拡大正面図である。
【図10】ワックスアップをする場合を示す断面図であ
る。
【図11】ワックスアップした鋳造模型の拡大断面図であ
る。
【図12】鋳造する場合を示す拡大断面図である。
【図13】歯冠体の拡大正面図である。
【図14】歯冠をフィクスチャ−に取り付けた状態を示す
断面図である。
【図15】トレ−パタ−ンの上部を切除し、これにワック
スアップした場合を示す断面図である。
【図16】カスタムアバットメントの拡大正面図である。
【図17】カスタムアバットメントにワックスアップした
場合を示す断面図である。
【図18】前歯用の歯冠体の拡大断面図である。
【図19】フィクスチャ−に固定したカスタムアバットメ
ントに前歯用の歯冠を取り付けた状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フィクスチャ− 4 トレ−パタ−ン 5 軸
部 6 孔部 7ビス挿通用の孔 8 印象用ビ
ス 14 印象材 15 溝 16 平面部 19 フィクスチャ−アナログ 22 仮座 25 歯冠
用ビス 30,37,39 ワックスアップ 34,41 歯
冠 38 カスタムアバットメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 志津夫 埼玉県入間郡大井町大字亀久保609番地1 Fターム(参考) 4C059 RR02 RR05 RR15 SS03 TT01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顎骨に植立されるフィクスチャ−の上部
    に形成した断面非円形の孔部または軸部に嵌合し得るよ
    う断面非円形の軸部または孔部を有する軸状のトレ−パ
    タ−ンを用い、トレ−パタ−ンは、加熱によって焼却可
    能であり、その外周部に印象材との相対的移動を阻止す
    る移動阻止面を有すると共にほぼ軸心にビス挿通用の孔
    を有し、上記トレ−パタ−ンの軸部または孔部を上記フ
    ィクスチャ−の孔部または軸部に嵌合し、トレ−パタ−
    ンをフィクスチャ−にビスで仮止めし、トレ−パタ−ン
    の外周部に印象材を付設して印象をとり、印象材を付設
    した状態でトレ−パタ−ンをフィクスチャ−より取り外
    し、トレ−パタ−ンの下に仮座を形成し、仮座は上記フ
    ィクスチャ−と同様の孔部または軸部を有すると共に外
    周面に移動阻止面を有するフィクスチャ−アナログを用
    い、このフィクスチャ−アナログの孔部または軸部にト
    レ−パタ−ンの軸部または孔部を嵌合してこれをビスで
    仮止めし、上記フィクスチャ−アナログの外周部を石膏
    等の支持体で固め、上記トレ−パタ−ンに付設した印象
    材を取り除いてトレ−パタ−ンの外周部に歯冠状にワッ
    クスアップし、ワックスアップしたトレ−パタ−ンを仮
    座より取り外して鋳型内で焼却し、焼却により形成され
    た空洞部に歯科用金属を注入して鋳造することを特徴と
    する歯冠の製造方法。
  2. 【請求項2】 顎骨に植立されるフィクスチャ−の上部
    に形成した断面非円形の孔部または軸部に嵌合し得るよ
    う断面非円形の軸部または孔部を有する軸状のトレ−パ
    タ−ンを用い、トレ−パタ−ンは加熱によって焼却可能
    であり、その外周部に印象材との相対的移動を阻止する
    移動阻止面を有すると共にほぼ軸心にビス挿通用の孔を
    有し、上記トレ−パタ−ンの軸部または孔部を上記フィ
    クスチャ−の孔部または軸部に嵌合し、トレ−パタ−ン
    をフィクスチャ−にビスで仮止めし、トレ−パタ−ンの
    外周部に印象材を付設して印象をとり、印象材を付設し
    た状態でトレ−パタ−ンをフィクスチャ−より取り外
    し、トレ−パタ−ンの下に仮座を形成し、仮座は上記フ
    ィクスチャ−と同様の孔部または軸部を有すると共に外
    周面に移動阻止面を有するフィクスチャ−アナログを用
    い、このフィクスチャ−アナログの孔部または軸部にト
    レ−パタ−ンの軸部または孔部を嵌合してこれをビスで
    仮止めし、上記フィクスチャ−アナログの外周部を石膏
    等の支持体で固め、上記トレ−パタ−ンに付設した印象
    材を取り除いて前歯用歯冠の基部となり得るようトレ−
    パタ−ンの上部を切除し、その外周部に前歯用歯冠の母
    体となるようワックスアップし、ワックスアップしたト
    レ−パタ−ンを仮座より取り外して鋳型内で焼却し、焼
    却により形成された空洞部に歯科用金属を注入し鋳造し
    てカスタムアバットメントを形成し、カスタムアバット
    メントを上記台座のフィクスチャ−アナログに嵌合して
    これをビスで仮止めし、カスタムアバットメントの外周
    部に前歯の歯冠状にワックスアップし、ワックスアップ
    した部分を仮座より取り外しこれを鋳型内で焼却し、焼
    却により形成された空洞部に歯科用金属を注入して鋳造
    することを特徴とする歯冠の製造方法。
  3. 【請求項3】 顎骨に植立されるフィクスチャ−の上部
    に形成した断面非円形の孔部または軸部に嵌合し得るよ
    うそれぞれ対応した断面非円形の軸部または孔部を有す
    る軸状のトレ−パタ−ンであって、このトレ−パタ−ン
    は加熱によって焼却可能であり、その外周部に印象材と
    の相対的移動を阻止する移動阻止面を有すると共に、ほ
    ぼ軸心にビス挿通用の孔を有する歯冠製造用のトレ−パ
    タ−ン。
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