JP2002078707A - X線透視撮影台 - Google Patents

X線透視撮影台

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JP2002078707A JP2000272385A JP2000272385A JP2002078707A JP 2002078707 A JP2002078707 A JP 2002078707A JP 2000272385 A JP2000272385 A JP 2000272385A JP 2000272385 A JP2000272385 A JP 2000272385A JP 2002078707 A JP2002078707 A JP 2002078707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体軸に対して直交方向(体側方向)のX線斜
入機能を、簡便に、構造を複雑化せずに実現することが
できるX線透視撮影台を提供する。 【解決手段】 オーバチューブ式のX線透視撮影台で、
X線管1の放射口に取付けられた可動絞り2内に設けら
れた羽根2a、2bが、体軸方向に対して直角な方向
に、左右に独立して可動し、X線ビーム3を斜入する機
構を備え、それに連動して天板5が左右に移動し、被検
者4を斜めからX線照射し(b)または(c)の状態に
して、斜入透視撮影を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線透視撮影台に
係わり、特に、被検者の体軸方向と直交する方向にX線
ビームを斜め入射して撮像を行うオーバチューブ式のX
線透視撮影台に関する。
【0002】
【従来の技術】オーバチューブ式のX線透視撮影台は、
X線管が天板の上方にあり、スポット撮影やイメージン
グシステムが天板の下にあって、X線管が天板から離れ
た位置にあるため上部空間が大きく、被検者の体位変換
などが行いやすく、診断効率が良い。上部空間が広いた
め被検者に対する多種の診断(例えばミエログラフィ、
IVR)を行う場合や、他の診断(例えば内視鏡診断、
超音波診断等)を併用する場合に便利である。また、重
いスポット撮影装置を天板の下部に保持し易い構造であ
る。X線透視撮影台は、図3に示すように、支柱9から
支持アーム7で保持されたX線管1の放射口に、X線用
の可動絞り2が取りつけられ、その可動絞り2によって
X線がX線ビーム3に絞られる。そして、天板5に被検
者4を載せて、天板5の背面の保持部8に、イメージイ
ンテンシファイア又はフラットパネルの受像装置6が取
りつけられ、全体が支持部10に支持されている。そし
て、X線管1と受像装置6が天板5を挟んで対向して配
置された状態で、支柱9によって支持アーム7と保持部
8を介して両者が連動し、X線ビーム3が被検者4に垂
直に照射される。
【0003】図4にX線用の可動絞り2の構造を示す。
X線照射野を調整するためのX線用の可動絞り2の役割
は、被爆線量を低減することと画質を向上することであ
る。X線管1の焦点1aからのX線は、可動絞り2に設
けられた左右前後のX線を制限する、下羽根26、27
と線錐制限羽根36、39(上羽根ともいう)と焦点外
X線低減羽根21、22(奥羽根ともいう)の3段の羽
根によってX線ビーム3となって被検者4の診断部位に
照射される。鉛板を主材料とした線錐制御羽根36、3
9(上羽根ともいう)は、利用線錐を必要最小限のX線
照射野に設定する。この羽根の駆動方法は、ギアとリン
ク機構による円弧運動、またはワイヤーロープとプーリ
及び平行に配置したシャフトによる平行運動の2つの方
法があるが、前者は機構が簡素であり、後者は設定する
X線照射野の精度が良い。この線錐制御羽根36、39
に連動し、下羽根26、27及び焦点外X線低減羽根2
1、22(奥羽根ともいう)が動作する。駆動には小型
モータが使用される。下羽根26、27は、散乱線の減
少および可動絞りの漏れ線量低減に大きく寄与し、焦点
外X線低減羽根21、22は、焦点外X線を効果的に低
減させる羽根である。以上の3組の羽根の個々の性能は
もちろんのこと、相互の幾何学的関係と組み立て寸法精
度により総合性能が決定される。X線照射野の表示は、
照射ランプ28から出た光がミラー29、30と線錐制
限羽根36、39を通過して形成した光照射野を被検者
4上で目視する方法と、線錐制限羽根36、39と連動
する指針33がX線照射野の目盛板34を指示して開度
を表示する2つの方法があり、X線を放射せずに確認す
ることができる。ただし、照射ランプ28を備えないも
のもある。また、X線の線質を規定する総濾過を守るた
め、脱着可能な付加フィルタ25などが備えられてい
る。また、近年、単純X線撮影装置に使用されていたX
線フィルムやイメージングプレートに代わり、半導体の
X線面センサーを用いたフラットパネルの受像装置6が
開発されている。このX線面センサーは、通常、X線を
光に変換するX線変換膜と、その直下に行列状に配置さ
れたフォトダイオードアレイと、各フォトダイオードア
レイに接続されたTFTスイッチによって構成され、X
線照射後、各TFTスイッチを順次ONすることで、各
画素に蓄積された信号電荷を読み出しX線画像を形成す
るタイプのものと、放射線に感応し入射線量に対応した
電荷信号を直接出力する変換層からなる放射線センサー
アレイを有し、その直下に行列状に配置され電極にTF
Tスイッチが接続され、照射時に各TFTスイッチを順
次ONすることで、各画素に蓄積された信号電荷を読み
出しX線画像を形成するタイプの2種類のものがある。
ここでは、後者のタイプのものについて説明する。
【0004】図5に、後者のタイプのX線変換層12を
有するフラットパネルの受像装置6の構造を示す。この
フラットパネルの受像装置6は、X線変換層12にバイ
アス電圧が上部電極11から供給され、X線変換層12
の直下のアクティブマトリックス基板16に、行列状に
配置された画素電極13にTFT15のスイッチ素子が
接続され、照射時に各TFT15のスイッチ素子を、ゲ
ートドライバ回路17で、FPC(Flexible
Printed Circuit:柔軟性がある絶縁基
板を用いたプリント配線板)20を介して順次ONする
ことにより、各画素の蓄積容量14に蓄積された信号電
荷が、増幅回路18にFPC19を介して読出される。
そして、増幅回路18からA/D変換器を介して、TV
回路に入力され、TV回路で信号処理が行なわれモニタ
にX線画像が表示される。
【0005】X線変換層12は、X線の照射強度に応じ
て良好な光導電特性を有し、電荷信号を発生する。例え
ば、蒸着により大面積成膜が容易で、厚み300〜60
0μmに成膜された非晶質(アモルファス)セレニウム
(a−Se)などが用いられる。そのX線入射側の面に
はX線変換層12の上部電極11が形成され、X線入射
側とは反対の側には各画素に対応する位置に画素電極1
3が形成されている。蓄積容量14は、画素電極13と
接地間に接続されている。そして、バイアス印加部から
X線変換層12にバイアス電圧が印加され、X線照射強
度に応じてX線変換層12で発生した電荷が、蓄積容量
14のコンデンサに蓄積される。トランジスタースイッ
チ、例えば、信号読出しスイッチ機能を有するTFT1
5は、各画素毎に2次元に配列されゲートドライバ回路
17からのスイッチパルスにより、蓄積容量14の電荷
信号が増幅回路18に読出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線透視撮影台
は以上のように構成されているが、オーバーチューブ式
の装置においては、映像系(X線管1とイメージインテ
ンシファイア、速写撮影装置、又はフラットパネルなど
の受像装置6)が、被検者4の体軸に対して直交方向
(体側方向)に固定されて、移動できないため、斜め方
向からX線を照射することは困難である。その実現のた
めにX線管1と受像装置6(イメージインテンシファイ
ア、速写撮影装置、又はフラットパネルなど)を機械的
に切り離して斜入撮像を実現している装置もあるが、斜
め方向からX線を照射することを実現するためには、X
線管1を体側方向(体軸と直角方向)に移動させる手段
と、かつ、体側方向に回転する手段が必要である。しか
し、これらの機能を実現するためには、X線管1を保持
する支持アーム7を移動させたり、X線管1を回転する
保持部分の構造が複雑になり、かつ、質量的にも重く大
きくなってしまい、装置構造が複雑化してしまうという
問題がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、体軸に対して直交方向(体側方向)の
X線の斜入機能を、簡便に、装置構造を複雑化せずに実
現することができるX線透視撮影台を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のX線透視撮影台は、天板上の被検者の前方
に設けられたX線管と被検者を挟んで天板の裏側に対向
して配置されたフラットパネルの受像装置とを有するオ
ーバチューブ式のX線透視撮影台において、被検者の体
軸方向と直交する方向にX線ビームが移動するように、
X線管放射口に取付けられた可動絞り内の左右の羽根を
単独で動作させる羽根駆動手段と、左右の羽根の動作情
報を取りこみそのX線ビームの動きに連動して天板を左
右に移動する天板連動手段とを備えるものである。
【0009】また、請求項2のX線透視撮影台は、被検
者の体軸方向と直交する方向にX線ビームが移動するよ
うに、X線管を回転させる回転手段と、X線管の回転角
度情報を取りこみそのX線ビームの動きに連動して天板
を左右に移動する天板連動手段とを備えるものである。
【0010】本発明のX線透視撮影台は上記のように構
成されており、フラットパネルの受像装置を備えたオー
バチューブ式の装置において、X線用の可動絞り内に設
けられた左右の羽根を単独で動作させる羽根駆動手段
と、その羽根の動作に応じて連動し天板を左右に移動す
る天板連動手段とを設けて、被検者の体軸方向と直交す
る方向からX線ビームを被検者に斜入し、斜入撮像を行
うことができる。また、支持アームに取付けられたX線
管を被検者の体軸方向と直交する方向に回転する回転手
段と、その回転角度に応じて連動し天板を左右に移動す
る天板連動手段とを設けて、被検者の体軸方向と直交す
る方向からX線ビームを被検者に斜入し、斜入撮像を行
うことができる。上記のような機構により、体軸に対し
て直交方向(体側方向)のX線の斜入機能を、簡便に、
装置構造を複雑化せずに実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のX線透視撮影台の一実施
例を図1を参照しながら説明する。図1は本発明のX線
透視撮影台の体軸と直角方向の断面を示し、可動絞り2
と天板5と受像装置6との関係を示す図である。(a)
は受像装置6の中央に被検者4を撮像する通常の状態を
示し、(b)は被検者4をセンターから左に距離Aだけ
天板5を移動させ、可動絞り2の左右の羽根2a、2b
を、それぞれ左に移動させた斜入撮像状態を、(c)は
被検者4をセンターから右に距離Aだけ天板5を移動さ
せ、可動絞り2の左右の羽根2a、2bを、それぞれ右
に移動させた斜入撮像状態を示す図である。本X線透視
撮影台は、天板上の被検者4の前方に位置するX線管1
と、被検者4を挟んで天板5の裏側に対向して配置され
たフラットパネルの受像装置6と、被検者4の体軸方向
と直交する方向にX線ビーム3が移動するように、X線
管放射口に取付けられた可動絞り2内の左右の羽根2
a、2bを単独で動作させる羽根駆動手段と、左右の羽
根2a、2bの動作情報を取りこみX線ビーム3の動き
に連動して天板5を左右に移動する天板連動手段とから
構成されている。
【0012】X線管1の放射口に取付けられた可動絞り
2内の左右の羽根2a、2bは、図4に示す線錐制限羽
根(上羽根)39、36と下羽根27、26と焦点外X
線低減羽根(奥羽根)21、22の3段で構成される羽
根を総称したものである。3段の各羽根は、可動絞り2
に設けられたつまみ31、指針33、目盛板34を正面
にした状態で、左右に線錐制限羽根(上羽根)39と下
羽根27と焦点外X線低減羽根(奥羽根)21が設けら
れ、前後に線錐制限羽根(上羽根)36と下羽根26と
焦点外X線低減羽根(奥羽根)22が設けられている。
その左右の各羽根と前後の各羽根は独立して駆動される
が、上下の3段で構成される各羽根は連動して移動す
る。そして、左右に設けられた各羽根(線錐制限羽根3
9の左羽根と右羽根、下羽根27の左羽根と右羽根、焦
点外X線低減羽根21の左羽根と右羽根)は、左右独立
して、羽根駆動手段によって駆動される。図1で示す羽
根2aは線錐制限羽根39の左羽根と下羽根27の左羽
根と焦点外X線低減羽根21の左羽根で構成される左羽
根を総称し、羽根2bは線錐制限羽根39の右羽根と下
羽根27の右羽根と焦点外X線低減羽根21の右羽根で
構成される右羽根の総称をいう。
【0013】羽根駆動手段は、羽根2aを駆動する小型
モータと、羽根2bを駆動する小型モータが独立して駆
動され、可動絞り2内に内設される。この小型モータに
制御器から信号が送られ、羽根2a及び羽根2bが独立
して移動し、所定の開口度とその左右の位置が決められ
る。それにより所定の斜め入射角度でX線ビーム3を放
射することができる。そして、X線ビーム3は羽根2
a、2bによって所定の幅に絞りこむことができ、フラ
ットパネルの受像装置6の撮像エリアを超えないよう
に、制御器内に設けられたCPUが制御する。天板連動
手段は、制御器内に設けられたCPUが、左右の羽根2
a、2bを駆動するために2個の小型モータに送った2
つの信号から天板5の水平移動距離とその移動速度を算
出し、天板5を所定の位置にX線ビーム3の中心と一定
の間隔を保ちながら体側方向に移動させる。例えば、X
線ビーム3の中心と天板5の短手方向の中心が常に一致
するように天板5が移動する。
【0014】受像装置6は、図5で説明したX線変換層
12を有するフラットパネルの受像装置6が保持部8内
に組み込まれ、X線管1と連動する。フラットパネルの
受像装置6は、厚さが薄くて軽く、イメージインテンシ
ファイアのような大きな空間を占有しない。そしてイメ
ージインテンシファイアの場合、周辺部においては画像
の歪みを生じ、入力面が最大で円形であり、周辺部では
解像度が低下する。それに対してフラットパネルの受像
装置6は、入力面の線形性があり、四角形の広い面積か
ら一様な解像度で画像を得ることができる。受像装置6
は、X線管1と連動するが、斜入撮像時には移動しな
い。その時被検者4を透過したX線像は、受像装置6の
一方の周辺部に入射し、X線情報は周辺部に入る。しか
し、本X線透視撮影台では、受像装置6のTV回路で、
斜入撮像時には、制御器から可動絞り2の小型モータに
送った信号と同じ信号を、TV回路に送り、受像装置6
の周辺部に入射した画像データをモニタの中央に表示す
るとともに、それと同じデータを記憶装置に記憶する。
【0015】次に、本X線透視撮影台の操作について説
明する。先ず、被検者4を天板5上に載せる。そして、
図1の(a)に示す状態で、X線管1に取り付けられた
可動絞り2の照射ランプ28を点灯し、被検者4の関心
部位との位置合せと照射野を確認する。そして、制御卓
に設けられた斜入操作スイッチを回転操作し、任意の斜
入位置になるように可動絞り2の羽根2a及び2bを移
動させ、図1の(b)または(c)に示す状態にする。
この操作を行うと制御器内に設けられたCPUは、斜入
操作スイッチの操作による信号を受けて、斜入角から演
算された天板5の水平移動距離とその移動速度を算出
し、天板5を所定の位置に移動させる。この状態でX線
透視を行い、撮影すべき関心部位の斜入透視によるX線
像が、モニタの中央に表示されておればX線ONのボタ
ンを押し、撮影を完了する。透視時にはモニタの中央に
被検者4の関心部位の斜入透視像が観察でき、また、撮
影が完了すれば、記憶装置に保存され、完了後にモニタ
上に撮影像を表示することもできる。
【0016】次に、本発明のX線透視撮影台の他の実施
例を図2を参照しながら説明する。図2は、本発明のX
線透視撮影台の体軸と直角方向の断面を示し、X線管1
と天板5と受像装置6との関係を示す図である。(a)
は受像装置6の中央に被検者4を撮像する通常の状態を
示し、(b)は被検者4をセンターから左に距離Aだけ
天板5を移動させ、X線管1を左方向に所定の角度回転
した斜入撮像状態を、(c)は被検者4をセンターから
右に距離Aだけ天板5を移動させ、X線管1を右方向に
所定の角度回転した斜入撮像状態を示す図である。本X
線透視撮影台は、天板上の被検者4の前方に位置するX
線管1と、被検者4を挟んで天板5の裏側に対向して配
置されたフラットパネルの受像装置6と、被検者4の体
軸方向と直交する方向にX線ビーム3が移動するように
X線管1を回転させる回転手段と、X線管1の回転角度
情報を取りこみそのX線ビーム3の動きに連動して天板
5が左右に移動する天板連動手段とから構成されてい
る。この実施例は、X線管1を回転させる回転手段を必
要とするが、それを支持する支持アーム7を天板5に平
行に移動させたり、また、支持アーム7を保持している
支柱9を回転させたりする複雑な機構を必要としないの
で、構造は簡単になる。
【0017】X線管1を回転させる回転手段は、X線透
視撮影台の支持アーム7の先端に回転機構を備え、制御
卓に設けられた斜入スイッチを回転操作すれば、任意の
角度に、X線管1を回転することができる。その回転速
度と回転角度の情報は制御器に設けられたCPUに入力
され、CPUはその情報にしたがって斜入角から演算さ
れた天板5の水平移動距離とその移動速度を算出し、天
板5を所定の位置に移動させる。天板連動手段は、制御
卓に設けられた斜入操作スイッチを回転操作すれば、X
線管1を任意の角度に回転すると同時に、CPUがその
情報にしたがって斜入角から演算された天板5の水平移
動距離とその移動速度を算出し、天板5を所定の位置に
移動させる。
【0018】
【発明の効果】本発明のX線透視撮影台は上記のように
構成されており、オーバチューブ式の装置にフラットパ
ネルの受像装置を用い、体軸と直角方向に、可動絞りの
左右の羽根を単独で可動させることができ、その絞りに
連動して天板を左右に移動させることができるので、被
検者の体軸方向と直交する方向からX線ビームを被検者
に斜入し、斜入透視撮影を行うことができる。そのた
め、装置の構造を従来のものから大きく変更することな
く、かつ、複雑化する必要もなくなる。そして、体側方
向の斜入が可能になることにより、部位の重なりを避け
て像を見ることが可能になり、血管や気管支など奥行き
方向に構造を持った部位を、三次元的に把握することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のX線透視撮影台の一実施例を示す図
である。
【図2】 本発明のX線透視撮影台の他の実施例を示す
図である。
【図3】 オーバチューブ式透視撮影台の構造を示す図
である。
【図4】 X線用の可動絞りの構造を示す図である。
【図5】 フラットパネルの受像装置の構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…X線管 2…可動絞り 2a…羽根 2b…羽根 5…天板 6…受像装置 7…支持アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板上の被検者の前方に設けられたX線管
    と、被検者を挟んで天板の裏側に対向して配置されたフ
    ラットパネルの受像装置とを有するオーバチューブ式の
    X線透視撮影台において、被検者の体軸方向と直交する
    方向にX線ビームが移動するように、X線管放射口に取
    付けられた可動絞り内の左右の羽根を単独で動作させる
    羽根駆動手段と、左右の羽根の動作情報を取りこみその
    X線ビームの動きに連動して天板を左右に移動する天板
    連動手段とを備えることを特徴とするX線透視撮影台。
  2. 【請求項2】天板上の被検者の前方に設けられたX線管
    と、被検者を挟んで天板の裏側に対向して配置されたフ
    ラットパネルの受像装置とを有するオーバチューブ式の
    X線透視撮影台において、被検者の体軸方向と直交する
    方向にX線ビームが移動するように、X線管を回転させ
    る回転手段と、X線管の回転角度情報を取りこみそのX
    線ビームの動きに連動して天板を左右に移動する天板連
    動手段とを備えることを特徴とするX線透視撮影台。
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