JP2002078019A - 携帯電話通信システム - Google Patents

携帯電話通信システム

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JP2002078019A
JP2002078019A JP2000263673A JP2000263673A JP2002078019A JP 2002078019 A JP2002078019 A JP 2002078019A JP 2000263673 A JP2000263673 A JP 2000263673A JP 2000263673 A JP2000263673 A JP 2000263673A JP 2002078019 A JP2002078019 A JP 2002078019A
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JP2000263673A
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English (en)
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Yoshiteru Uchiyama
喜照 内山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現在の通信回線容量を増やすことなく音声とと
もにテキストデータを送信可能とする。 【解決手段】基地局1は、端末2に送るべき音声信号か
ら有音/無音を判別する有音/無音判別部11と、有音
区間を圧縮する有音圧縮部12と、無音区間を圧縮する
無音圧縮部13と、データを保持するデータ記憶部14
と、無音圧縮信号にデータを多重化するデータ多重化部
15と、データが多重化された無音圧縮信号と有音圧縮
信号を端末2に送る信号送信部16とを有する。一方、
端末2は、有音/無音を判別する有音/無音判別部21
と、無音圧縮信号からデータを分離するデータ分離部2
3と、有音圧縮信号を伸長処理する有音伸長部22と、
データの分離された無音圧縮信号を伸長処理する無音伸
長部24と、伸長処理された音声を出力する音声出力部
26と、前記分離されたデータを記憶するデータ記憶部
25、そのデータを表示するデータ表示部27とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通話中の無音区間に
テキストデータなどのデータを多重化して伝送可能とす
る携帯電話通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話通信システムでは、通話中は音
声のみの送受信に限られ、データ通信中はデータのみの
送受信に限られる。また、通話中はたとえ無音区間であ
っても、回線は確保されなければならない。そのため、
他のデータの通信用に一時的に回線を割り当てたり、チ
ャネルを割り当てたりすることはできないのが普通であ
る。
【0003】このような制約のある携帯電話通信システ
ムにおいて、無音区間を検出しその無音区間を利用して
データを送信しようとする手法が提案されている。たと
えば、特開平08−84201号公報に記載の「電話機」もそ
の1つである。この公報には、無音区間を検出すると、
音声通信モードからデータ通信モードに移行するという
ことが記述されており、通信モードの切り換えを行い、
データを送る際はデータ通信モードとした上でデータを
送るようにしているものと考えられる。つまり、有音区
間は通常の音声圧縮を行って音声を伝送し、無音区間に
対してはデータ通信のみを行うというように、音声通信
モードとデータ通信モードを分けて通信を行うものと考
えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯電話では
音声圧縮の比率が高く、有音部分でも小さな情報量に圧
縮されるために、無音区間を利用してもあまり多くの情
報を送ることができない。さらに無音区間を利用したデ
ータ通信では、音声の内容、つまりは有音/無音の比率
によって通信されるデータ量が左右されてしまうので、
音声の内容によっては、1回の通話の間に必要な情報が
送りきれない問題が発生する。
【0005】一方で、携帯電話に限らないが、電話で天
気予報案内など音声による自動応答の案内を聞いたりす
る場合、最後まで聞かないと自分の欲しい情報が得られ
ないこともある。そのため、必要でない情報を聞きなが
ら自分の欲しい情報が出てくるまで待たされることにな
り、また、情報を一旦聞き逃すと、その案内を最後まで
聞いたのち、再び始めから聞き直さなければならないと
いったことになる。
【0006】また、電話で対話的音声ガイダンスによっ
て何らかの操作、たとえば、「○○の場合は#1を、×
×の場合は#2を押して下さい」といった音声案内に従
ってボタン操作などを行う場合では、案内の都度、その
案内に従った操作を行って行く必要があり、操作する段
階が多いと多くの時間を要することになる。また、ボタ
ン操作を行う際は、一旦、携帯電話機を耳から遠ざけて
目で操作ボタンを見ながら操作する必要があるため、耳
で案内を聞いて携帯電話を耳から外して操作ボタンを見
て操作するという動作を繰り返し行わなければならず、
操作性が悪いといった問題もある。
【0007】これを改善するためには、前述したよう
に、音声とともに上述の天気予報やガイダンスなどを文
字データとして送ることができれば、きわめて便利なも
のとなる。 そこで本発明は、現在の通信回線容量を増
やすことなく、音声とともにテキストデータなどのデー
タを送信可能とすることにより、ユーザに様々な情報を
効率よく提供できるようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の携帯電話通信システムは、基地局とこ
の基地局に接続可能なディジタル携帯電話機とからなる
携帯電話通信システムにおいて、前記基地局は、端末に
送るデータを記憶するデータ記憶手段と、自己に接続さ
れたディジタル携帯電話機に送るべき音声信号から有音
区間と無音区間の判別を行う有音/無音判別手段と、こ
れによって判別された有音区間および無音区間それぞれ
に対して音声圧縮処理を行い有音圧縮信号および無音圧
縮信号を生成する音声圧縮処理手段と、前記無音圧縮信
号にデータを多重化するデータ多重化手段と、この多重
化された無音圧縮信号と前記有音圧縮信号を前記携帯電
話機側に送る信号送信手段とを有し、前記ディジタル携
帯電話機側は、前記基地局から送られてきた圧縮信号に
対し、有音区間と無音区間の判別を行う有音/無音判別
手段と、前記無音圧縮信号から多重化されたデータを分
離するデータ分離手段と、前記有音圧縮信号およびデー
タの分離された無音圧縮信号をそれぞれ伸長処理する伸
長処理手段と、伸長処理された音声を出力する音声出力
手段と、前記分離されたデータを表示するデータ表示手
段とを有する構成としている。
【0009】この携帯電話通信システムにおいて、前記
多重化されるデータはテキストデータであることが望ま
しい。
【0010】また、この携帯電話通信システムにおい
て、前記ディジタル携帯電話機側には、前記分離された
データを記憶するデータ記憶手段を有するようにする。
【0011】また、この携帯電話通信システムにおい
て、前記基地局側は、複数のデータを保持するデータベ
ースと、その中から前記ディジタル携帯電話機に送るべ
きデータを選択するデータ選択手段を有することも可能
である。
【0012】さらに、この携帯電話通信システムにおい
て、前記ディジタル携帯電話機に送るデータが当該ディ
ジタル携帯電話機に送るべき音声と同期を取る必要性が
ある場合、前記基地局側には、前記有音圧縮信号と同期
を取って前記無音圧縮信号にデータを多重化させるタイ
ミング制御手段を設けることも可能である。
【0013】このように本発明は、基地局にデータを記
憶しておくことで、通話中に音声品質を落とすことな
く、基地局から端末へ情報を送ることができる。
【0014】多重化されるデータはテキストデータとす
るのが望ましい。これは、テキストデータは音声データ
や画像データなどに比べてデータ量が少なく、一定の制
限の枠内で効率よく伝送することができるからである。
【0015】そして、受信側では、そのデータを保存で
きるようにすることによって、送られてきたデータをあ
とで確認したり再利用したりすることも可能となる。
【0016】また、受信側に送るデータが複数種類存在
する場合、送信側ではその複数種類のテキストデータの
中から受信側に送るべきデータを選択して多重化するよ
うにしているので、その受信側に対応した特定のデータ
を選択して多重化して送ることができる。
【0017】また、受信側に送るべき音声と同期を取っ
て無音圧縮信号にデータを多重化させることができるよ
うにしたので、受信側では、送られてきた音声を聞きな
がらそれに対応するデータを同時に確認するといったこ
とができる。
【0018】以上のように、携帯電話通信システムにお
いて、現在の携帯電話システムを殆ど変更することな
く、しかも、音声品質にも影響を与えずにデータを多重
化して伝送可能となることで、これまで実現しにくかっ
た様々な利用法が考えられるようになり、より多様化し
た機能を持たせることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、具体的な実施の形態を説明する前にまず
本発明の概要について説明する。
【0020】ディジタル携帯電話は、音声信号を圧縮し
て通話を行っている。通話中の音声には有音部分と無音
部分が存在する。一般に、人間が普通の状態で連続して
話し続けた場合でも、通常、その1/4程度は息継ぎや
会話の間(ま)による無音区間であることがわかってい
る。また、無音部分は有音部分よりも少ない圧縮レート
で圧縮できることが知られている。
【0021】このように、音声による通信を行う際、通
話中には無音部分が比較的多く存在することと、無音部
分は有音部分よりも少ない情報量で圧縮できることを利
用し、本発明では圧縮後の無音部分にデータを多重化し
て送信するようにしている図1は本発明の実施の形態で
ある携帯電話通信システムを説明する構成図であり、本
発明の実施の形態を説明するに必要な構成要素として、
基地局1と携帯電話機(端末という)2が示されてい
る。
【0022】基地局1は、端末2に送るべき音声信号か
ら有音区間と無音区間を判別する有音/無音判別部1
1、有音区間を圧縮する有音圧縮部12、無音区間を圧
縮する無音圧縮部13、ユーザに提供するデータ(音声
以外のデータ)が格納されているデータ記憶部14、デ
ータ記憶部14に格納されているデータを、圧縮後の無
音区間の信号に多重化するデータ多重化部15、端末2
に信号を送信する信号送信部16などを有している。
【0023】一方、端末2は、基地局1から送られてき
た音声信号から有音部分と無音部分を判別する有音/無
音判別部21、有音部分を伸長する有音伸長部22、無
音部分に多重化されているデータを分離して取り出すデ
ータ分離部23、無音部分を伸長する無音伸長部24、
データ分離部23で分離されて取り出されたデータを保
持するデータ記憶部25、伸長処理された音声を出力す
る音声出力部26、データ分離部23で分離されたデー
タ(データ記憶部25で保持されたデータ)を表示する
データ表示部27などを有している。
【0024】なお、図1における基地局1と端末2は、
本発明に必要な構成要素のみが示されている。実際に
は、基地局1あるいは端末2として必要な構成要素が多
数存在するがそれらの図示は省略する。
【0025】このような構成において、基地局1では端
末2に送るべき音声信号に対し、まず、有音/無音判別
部11がそれぞれのフレームごと、つまり、所定の時間
単位で有音区間と無音区間の判別を行う。そして、有音
区間と無音区間が判定されると、これら有音区間および
無音区間に対しそれぞれ音声圧縮処理がなされる。この
場合、有音区間においては有音圧縮部12で通常の音声
圧縮処理が行われ、無音区間に対しては、無音圧縮部1
3で通常の音声圧縮処理がなされる。
【0026】なお、無音区間の音声圧縮処理は、前述し
たように、有音区間よりもより少ない情報量に圧縮する
ことができる。この有音区間よりも少ない情報量に圧縮
された部分、つまり、有音区間を圧縮して得られた圧縮
信号(有音圧縮信号という)と、無音区間を圧縮して得
られた圧縮信号(無音圧縮信号)との差の部分にデータ
(ここではテキストデータとする)を多重化する。
【0027】図2(a)は基地局1から端末2に送るべ
き音声信号を示すもので、その音声信号に対し、有音/
無音判別部11によって、1フレーム(時間T)ごとに
有音/無音の判定を行う。この有音/無音判定手法は本
発明では特に限定するものではなく、何らかの手法で有
音/無音の判定がなされるものとする。
【0028】この場合、第1のフレームF1と第2のフ
レームF2はともに有音と判定され、第3のフレームF
3と第4のフレームF4はともに無音と判定され、第5
のフレームF5は有音と判定され、第6のフレームF6
と第7のフレームF7はともに無音と判定されたとす
る。
【0029】このようにして、有音区間と無音区間の判
定が行われると、有音区間に対しては、有音圧縮部12
によって通常の音声圧縮処理がなされる。また、無音区
間に対してもその無音区間に存在する情報(無音区間で
あっても背景雑音などの信号が存在する)に対する音声
圧縮処理が無音圧縮部13によってなされる。そして、
無音区間のフレームに対する圧縮処理がなされると、そ
のフレームにおいて、有音圧縮信号と無音圧縮信号との
差の部分を使って、データを多重化する。
【0030】図2(b)は、有音圧縮信号、無音圧縮信
号およびこの無音圧縮信号にデータが多重化された状態
をそれぞれ模式化して示すものである。なお、多重化さ
れるデータのデータ量は、それぞれのフレームごとに、
有音圧縮信号と無音圧縮信号との差の部分の範囲であれ
ば、多重化するデータに応じて任意のデータ量とするこ
とができる。
【0031】このように、それぞれのフレームごとに有
音か無音かを判別して、無音区間と判定されたフレーム
に対しては、有音圧縮信号と無音圧縮信号との差の範囲
内でデータを多重化することができる。そして、このよ
うに有音圧縮信号とデータが多重化された無音圧縮信号
は、信号送信部16から端末2に送出される。このと
き、それぞれのフレームには、端末2側でそれぞれのフ
レームが有音であるか無音であるかが判別できるように
有音/無音を示すフラグが付加される。
【0032】一方、端末2では、基地局1から発信され
る図2(b)に示すような信号を受け取ると、まず、有
音/無音判別部21で有音区間か無音区間かを判別す
る。これは、送られてくる信号の各フレームに付加され
たフラグによって判別することができる。
【0033】そして、有音と判定されたフレームに対し
ては、通常行われている伸長処理を行い有音再生信号を
生成する。また、無音と判定されたフレームに対しては
データ分離部23によって、無音圧縮信号とデータとを
分離し、無音圧縮信号に対しては通常の伸長処理を行う
ことで無音再生信号を生成する。また、データ分離部2
3で分離されたデータはデータ記憶部25に記憶される
とともに、端末2に設けられているデータ表示部27で
表示される。なお、有音伸長部22と無音伸長部24で
伸長処理された有音再生信号と無音再生信号は、音声出
力部26から音声として出力される。以下に幾つかの具
体例を参照しながら本発明を説明する。
【0034】〔具体例その1〕ここでは、音声自動応答
として音声案内の天気予報を端末2側で聞く場合につい
て説明する。
【0035】この場合、基地局1側のデータ記憶部14
には、音声応答すべき天気予報内容と同じ情報のテキス
トデータを用意しておく。そして、端末2を所有するユ
ーザがその天気予報案内サービスを受けようとして、そ
の電話番号を入力すると、基地局1は音声案内による天
気予報とともにそれと同じ内容のテキストデータを多重
化して送る。以下、詳細に説明する。
【0036】基地局1では、上述したようにその音声案
内の音声信号に対し、有音/無音判別部11によって、
1フレームごとに有音/無音の判定を行う。そして、有
音区間と無音区間の判定が行われると、有音区間に対し
ては、有音圧縮部12が通常の音声圧縮処理を行い、こ
れによって有音圧縮信号が生成される。また、無音区間
に対してもその無音区間に対する音声圧縮処理が無音圧
縮部13によってなされ、無音圧縮信号が生成される。
そして、この無音圧縮信号には、音声案内による天気予
報と同じ内容のテキストデータが図2(b)で示したよ
うに多重化される。
【0037】なお、この場合、多重化されるデータは、
たとえば、音声案内による天気予報が「今日の天気は晴
れ時々曇り、降水確率は・・・」といった内容であれ
ば、それと同じ内容を文字列で示したものである。
【0038】このようにして生成された有音圧縮信号と
データの多重化された無音圧縮信号は、信号送信部16
によって端末2に送信される。このとき、それぞれのフ
レームには、端末2側でそれぞれのフレームが有音であ
るか無音であるかが判別できるように有音/無音を示す
フラグが付加される。
【0039】そして、基地局1から発信される図2
(b)に示すような信号を端末2が受け取ると、まず、
有音/無音判別部21で有音区間か無音区間かを判別す
る。これは、送られてくる信号のフレームごとに付加さ
れたフラグによって判別することができる。
【0040】そして、有音と判定されたフレームに対し
ては、有音伸長部22によって通常行われている伸長処
理が行われ有音再生信号が生成される。また、無音と判
定されたフレームに対してはデータ分離部23によっ
て、無音圧縮信号とテキストデータとが分離され、無音
圧縮信号に対しては無音伸長部24によって伸長処理が
なされて無音再生信号が生成される。これら有音再生信
号と無音再生信号は音声出力部26に与えられ、音声と
して出力される。
【0041】一方、データ分離器23で分離されたテキ
ストデータはデータ記憶部25に保持されるとともに、
データ表示部27で表示される。この場合、データ表示
部27で表示されるテキストデータは、「今日の天気は
晴れ時々曇り、降水確率は・・・」といった音声案内さ
れる天気予報の内容がそのまま文字表示される。
【0042】なお、このような自動応答による音声案内
は、不特定多数のユーザが聞き取りやすいように、ゆっ
くりとした口調での案内となっているのが普通である。
このため、音声案内の天気予報を最後まで聞くには、数
十秒以上を要する場合が多いが、それを文字列で表せ
ば、せいぜい、数十文字程度か多くても百文字程度あれ
ば十分である。しかも、無音区間はそれよりも十分長い
時間存在するのが普通であるので、音声案内よりもテキ
ストデータを先行して送ることができる。さらに、音声
による応答がこのような固定メッセージを自動的に返す
通話先であれば、音声情報に対してテキストデータがど
の程度多重化できるかをあらかじめ知ることができる。
このことから逆に、データの多重化が十分できるような
音声応答メッセージを作ることも可能である。したがっ
て、音声案内で、ある1サイクルの天気予報単位をすべ
て案内し終わる前に、その天気予報単位をテキストデー
タとして端末2側に表示させることができる。
【0043】このように、音声案内の天気予報に存在す
る無音区間に、その天気予報案内と同じ内容のテキスト
データを多重化して端末2に送ることにより、端末2側
では音声案内による天気予報を最後まで聞かなくても、
音声案内と同じ内容が文字表示されるので、その文字表
示を見れば、必要な情報をいち早く得ることができる。
また、音声案内のみでは、途中に聞き逃しがあると、も
う一度始めから聞き直さなければならないが、文字表示
も同時になされることにより、始めから聞き直すといっ
た手間を省くことができる。
【0044】また、端末2側に蓄えられたテキストデー
タは、電話を切った状態としても保存されるので、あと
からその内容を確認することもできる。なお、基地局1
のデータ記憶部14に保存されるテキストデータは、天
気予報内の更新がなされるごとに更新すればよい。
【0045】〔具体例その2〕ここでは、対話的音声ガ
イダンスに利用する場合について考える。この対話的音
声ガイダンスは、前述したように、たとえば、「○○の
場合は#1を、××の場合は#2を押して下さい」とい
った音声案内に従ってボタン操作などを行うものであ
る。
【0046】この場合も、前述の天気予報の音声案内と
同様、音声ガイダンスと同じ内容のテキストデータを予
め基地局1側のデータ記憶部14に用意しておく。そし
て、基地局1は端末2との通信時にそのテキストデータ
を音声ガイダンスの無音区間に多重化する。なお、この
場合、音声ガイダンスの内容とそれに対応するテキスト
データは同期を取って端末2側に送るようにすることが
望ましい。以下、具体的に説明する。なお、図1の各構
成要素を用いての説明は「具体例その1」などで詳細に
説明がなされているので、以降は簡略化して説明する。
【0047】基地局1では音声ガイダンスの音声信号に
対し、それぞれのフレームごとに有音/無音の判定を行
う。そして、有音区間と無音区間の判定が行われると、
有音区間に対しては、通常の音声圧縮処理を行い、これ
により有音圧縮信号が生成される。また、無音区間に対
してもその無音区間に対する音声圧縮処理がなされ、無
音圧縮信号が生成される。そして、この無音圧縮信号に
テキストデータを多重化する。
【0048】この場合、多重化されるテキストデータ
は、上述したように、「○○の場合は#1を、××の場
合は#2を押して下さい」といった音声ガイダンスに対
応したテキストデータであり、ユーザはその音声案内に
従ってボタン操作などを行う場合であるので、音声ガイ
ダンスの内容に対応したテキストデータが同時に表示さ
れるのが望ましい。したがって、テキストデータは音声
によるガイダンスと同期を取りながら送信されるように
する。
【0049】そして、基地局1から送信される信号を端
末2が受け取ると、端末2は、有音区間か無音区間かを
判別する。そして、有音と判定されたフレームに対して
は、通常行われている伸長処理を行い、有音再生信号を
生成する。また、無音と判定されたフレームに対して
は、無音圧縮信号とテキストデータとが分離され、無音
圧縮信号に対しては伸長処理がなされて無音再生信号が
生成される。これら有音再生信号と無音再生信号は音声
出力部26に与えられ、音声として出力される。
【0050】一方、データ分離部23で分離されたテキ
ストデータは、データ記憶部25に保持されるととも
に、データ表示部27で表示される。この場合は、音声
ガイダンスの内容とそれに対応したテキストデータが同
期を取って送信されてくるので、音声ガイダンスの内容
に対応してテキストデータが表示される。
【0051】このように、音声ガイダンスと同じ内容の
テキストデータがデータ表示部27に表示されることに
より、ユーザはその表示を見ながら操作を行うことがで
きる。これにより、端末2を耳に当てて音声ガイダンス
を聞き、そのあとで、端末2を耳から話してボタン操作
するというような煩わしい操作を行う必要がなくなる。
また、聞き取り誤りによる操作ミスをなくすこともで
き、さらに、データはデータ記憶部27に保存されるの
で、あとで操作を再確認することもできる。
【0052】〔具体例その3〕ここでは、通話先電話番
号に特定したテキストデータを多重化して端末2に送る
場合について説明する。たとえば、あるユーザがある店
舗などに電話して、店舗側の人と通話した場合に、店舗
側からユーザに対して送られる音声信号に、その店舗に
関するテキストデータを多重化する。以下、具体例につ
いて説明する。
【0053】この場合、基地局1のデータ記憶部14に
は、その店舗の所在地、開店時間、閉店時間、定休日、
特売品など、その店舗に関する情報をテキストデータと
して用意しておく。
【0054】基地局1では店舗側から端末2に対して送
られる音声信号に対し、それぞれのフレームごとに有音
/無音の判定を行う。そして、有音区間と無音区間の判
定が行われると、有音区間に対しては、通常の音声圧縮
処理を行い、これにより有音圧縮信号が生成される。ま
た、無音区間に対してもその無音区間に対する音声圧縮
処理がなされ、無音圧縮信号が生成される。そして、こ
の無音圧縮信号にテキストデータを多重化する。この場
合、多重化されるテキストデータは、上述したように、
その店舗の所在地、開店時間、閉店時間、定休日、特売
品など、その店舗に関する情報である。
【0055】そして、基地局1から発信される信号を端
末2が受け取ると、端末2は、有音区間か無音区間かを
判別する。そして、有音と判定されたフレームに対して
は、通常行われている伸長処理を行い、有音再生信号を
生成する。また、無音と判定されたフレームに対して
は、無音圧縮信号とテキストデータとが分離され、無音
圧縮信号に対しては伸長処理がなされることで無音再生
信号が生成される。これら有音再生信号と無音再生信号
は音声出力部26に与えられ、音声として出力される。
【0056】一方、データ分離部23で分離されたテキ
ストデータは、データ記憶部25に保持されるととも
に、データ表示部27で表示される。この場合は、ユー
ザが店舗側と何らかの会話をしている間に、ユーザが意
識することなくユーザ側の端末2に、上述した店舗に関
する情報がテキストデータとして保持される。したがっ
て、店舗側からすれば、電話をかけてくれたユーザに対
し、暗黙のうちに店舗側の宣伝を行うことができる。ユ
ーザ側はその店に電話をかけて通話している間に、その
店に関する情報が自然にテキストデータとしてデータ記
憶部25に保持されることになるので、その情報を有効
に活用することができる。
【0057】〔具体例その4〕携帯電話は基地局の所在
から現在地の地域を特定することができる。そこで、あ
る地域の基地局1にその基地局1がカバーする地域に限
定した情報(たとえば、地域のイベント情報、交通情
報、気象情報など)を、テキストデータとしてユーザに
提供するころができる。この場合、基地局1のデータ記
憶部14には、その基地局がカバーする地域に限定した
情報(たとえば、地域のイベント情報、交通情報、気象
情報など)をテキストデータとして用意しておく。以
下、具体的な例について説明する。
【0058】今、ある基地局1のエリア内にいる端末2
がその基地局1と接続状態となっているとする。このと
き、基地局1からその端末2に対し何らかの音声信号
(たとえば、端末1と通話状態となっている他の端末か
らの音声信号)を送る際、基地局1では、端末2へ送る
音声信号に対し、それぞれのフレームごとに有音/無音
の判定を行う。
【0059】そして、有音区間と無音区間の判定が行わ
れると、有音区間に対しては、通常の音声圧縮処理を行
い、これにより有音圧縮信号が生成される。また、無音
区間に対してもその無音区間に対する音声圧縮処理がな
され、無音圧縮信号が得られる。そして、この無音圧縮
信号にテキストデータを多重化する。この場合、多重化
されるデータは上述したように、たとえば、当該地域の
イベント情報、交通情報、気象情報などである。
【0060】そして、基地局1から発信される信号を端
末2が受け取ると、端末2は、有音区間か無音区間かを
判別する。そして、有音と判定されたフレームに対して
は、通常行われている伸長処理を行い、有音再生信号を
生成する。また、無音と判定されたフレームに対して
は、無音圧縮信号とテキストデータとが分離され、無音
圧縮信号に対しては伸長処理がなされて無音再生信号が
生成される。これら有音再生信号と無音再生信号は音声
出力部に与えられ、音声として出力される。
【0061】一方、データ分離部23で分離されたテキ
ストデータ(たとえば、当該地域のイベント情報、交通
情報、気象情報など)は、データ記憶部25に記憶され
るとともに、データ表示部27で表示される。
【0062】このように、基地局1のエリア内で端末2
がその基地局と接続状態となると、その通話中にユーザ
が意識することなくユーザ側の端末2に、上述した当該
地域のイベント情報、交通情報、気象情報などその地域
に関するテキストデータが端末2のデータ記憶部25に
記録される。
【0063】このテキストデータは、基地局1のエリア
内で端末2を使用すれば、自動的にその端末に上述した
ようなテキストデータが取り込まれることになる。この
場合通話先がどこであるかは関係なく、端末2が基地局
1のエリア内に存在した状態で通話を行えば、上述した
ような当該基地局1の存在する地域に関する情報がテキ
ストデータとしてその端末2に取り込まれる。
【0064】なお、この場合、ユーザに提供するテキス
トデータは随時更新可能とすることで、ユーザはその地
域に関する最新の情報を知ることができる。
【0065】以上、幾つかの具体例について説明した
が、このような様々な状況に応じたテキストデータを端
末2側に提供する場合、それぞれのデータをデータベー
スに登録しておいて、そのデータベースから必要なテキ
ストデータを取り出す機能や、前述の「具体例その2」
のように、音声信号とテキストデータとを同期を取る必
要がある場合には、データベースから取り出されたテキ
ストデータを音声に対して同期を取りながら多重化する
ための機能が必要となってくる。
【0066】図3はこれに対応できるようにした基地局
1の構成を示すもので、図1で示した構成に対し、基地
局1側には、種々のテキストデータが蓄積されるデータ
ベース17とそのデータベース17から必要なテキスト
データを取り出すデータ選択部18と、多重化する際に
音声と同期を取る必要のある場合には、音声との同期を
取りながら多重化する処理を行うタイミング制御部19
などが設けられている。
【0067】このデータベース17に蓄積されるテキス
トデータは、ユーザにどのようなテキストデータを提供
するかによって任意に設定することができる。
【0068】たとえば、電話番号に対応付けられたテキ
ストデータを多重化する場合は、前述した天気予報案内
のテキストデータに対しては、天気予報案内の電話番号
「177」とそれに対するテキストデータ、また、ある
店舗の宣伝などのテキストデータに対しては、その店舗
の電話番号「0××−×××−××××」とそれに対す
るテキストデータというように、電話番号とそれに対す
るテキストデータがデータベース17内に格納される。
そして、通話先の電話番号によってデータ選択部18がデ
ータベースから対応するテキストデータを選択し、端末
2へと多重化して送信する。
【0069】また、「具体例その2」では音声によるガ
イダンスと表示するテキストデータはその都度整合が取
れていなければならない。音声データだけが先に進んで
しまったりすると、誤操作の原因となる。このため、タ
イミング制御部19では操作のやりとりの中で適切なテキ
ストデータを送信できるよう、音声案内と同期を取る役
目を果たしている。
【0070】以上の実施の形態で説明したように、本発
明は音声信号に存在する無音区間を利用し、基地局1側
ではその無音区間にテキストデータを多重化して端末2
側に送るようにしている。
【0071】基地局1側からのこのような音声信号(無
音区間にデータの多重化された音声信号)を端末2が受
け取ると、端末2では有音圧縮信号に対しては通常の伸
長処理を行って音声を再生し、テキストデータが多重化
された無音圧縮信号に対してはテキストデータを分離し
たのち、その無音圧縮信号を伸長処理して再生する。
【0072】このように、本発明では、無音区間であっ
ても音声圧縮処理を行い、その無音圧縮信号が有音圧縮
信号に比べて情報量が少ないことを利用して、その情報
量の少ない部分にテキストデータを多重化する。これに
よって、無音区間に存在する背景雑音なども伝達される
ので、端末2側で伸長処理して再生された音声信号は、
有音区間と無音区間とのつなぎ目が自然な状態で連続性
のある音声とすることができ、また、現在の音声伝送レ
ートの枠内でテキストデータを送信することが可能とな
る。
【0073】また、本発明はパケット通信と異なり、基
地局1側と端末2側でのリアルタイム圧縮伸長であり、
現在の携帯電話での通常の音声通信の規格などを変える
ことなくそのまま利用できることもその特徴の1つであ
る。
【0074】さらに、端末2側に送られてきたテキスト
データは端末2側で保存することもできるので、そのテ
キストデータをあとで再利用することもできる。
【0075】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。たとえば、上
述の実施の形態では、通話先の電話番号や端末の位置情
報に基づく情報が基地局側の設定に基づいて送られてく
るもので、ユーザの欲しい情報をユーザが選べるという
ものではなかったが、ユーザが欲しい情報を選択できる
ようにすることも可能である。たとえば、ユーザが天気
予報のテキストデータを得るような設定を予め行った状
態で、知人などに電話をかけると、その通話中に、その
日の天気予報のテキストデータが取得できるといったこ
とも可能である。
【0076】また、本発明は、以上説明した本発明を実
現するための処理手順が記述された処理プログラムを作
成し、その処理プログラムをフロッピィディスク、光デ
ィスク、ハードディスクなどの記録媒体に記録させてお
くことができ、本発明はその処理プログラムが記録され
た記録媒体をも含むものである。また、ネットワークか
ら当該処理プログラムを得るようにしてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、送信側
では有音区間および無音区間それぞれに対して音声圧縮
処理を行い、圧縮処理された無音区間にデータを多重化
し、その多重化された無音圧縮信号と有音圧縮信号を受
信側に送っている。その受信側では、送信側から送られ
てきた圧縮信号に対し、無音圧縮信号に対しては多重化
されたデータを分離するとともに、データの分離された
圧縮後の無音区間信号と有音圧縮信号に対しそれぞれ伸
長処理を行い、音声を再生しながらデータの表示を行う
ようにしている。結果として無音圧縮信号にデータを多
重化して送信することで、圧縮処理後の情報量の少ない
無音部分の有効利用を図ることができ、現在の音声伝送
レートの枠内でデータ通信を行うことができる。
【0078】本発明は、このような音声・データ多重通
信方法を携帯電話通信システムに適用することにより、
携帯電話通信システムにおける音声通信の幾つかの問題
点を解消することができる。たとえば、本発明では、音
声情報に加えてテキストデータを端末に送ることができ
るので、テキストデータを音声情報の補助情報として送
信すれば、より確実に情報を伝達することができる。一
方で、音声情報とは別の広告情報をテキストデータとし
て送ることで、ユーザは無意識のうちにさまざまな情報
を端末に得ることができる。
【0079】このように、携帯電話通信システムにおい
て、音声とデータを多重化して伝送する上での幾つかの
問題点を解消することができ、現在の携帯電話通信シス
テムを殆ど変更することなく、しかも、音声品質にも影
響を与えずにデータを多重化して伝送可能となること
で、これまで実現しにくかった様々な利用法が考えられ
るようになり、携帯電話通信システムにより多様化した
機能を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話通信システムの概略的な構成
を示す図である。
【図2】基地局から端末に送るべき音声信号に対する有
音圧縮信号およびデータが多重化された無音圧縮信号を
それぞれ模式化して示す図である。
【図3】図1の携帯電話通信システムにおいて、基地局
側で複数のテキストデータを用意し、その中から適宜、
テキストデータを選択可能とするとともに音声とテキス
トデータの同期を取って送信可能とした場合の構成図で
ある。
【符号の説明】
1 基地局 2 端末(携帯電話機) 11 有音/無音判別部(基地局側) 12 有音圧縮部 13 無音圧縮部 14 データ記憶部(基地局側) 15 データ多重化部 16 信号送信部 17 データベース 18 データ選択部 19 タイミング制御部 21 有音/無音判別部(端末側) 22 有音伸長部 23 データ分離部 24 無音伸長部 25 データ記憶部(端末側) 26 音声出力部 27 データ表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/533 G10L 3/00 S 11/06 Fターム(参考) 5D045 AB04 DA20 5K015 AB01 AB04 AD01 GA02 GA07 5K024 AA71 CC11 FF03 GG10 5K067 AA21 BB04 DD53 EE02 EE10 FF23 FF25 HH21 HH23 5K101 KK02 KK16 KK20 LL12 NN18 SS01 SS05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局とこの基地局に接続可能なディジ
    タル携帯電話機とからなる携帯電話通信システムにおい
    て、 前記基地局は、端末に送るデータを記憶するデータ記憶
    手段と、自己に接続されたディジタル携帯電話機に送る
    べき音声信号から有音区間と無音区間の判別を行う有音
    /無音判別手段と、これによって判別された有音区間お
    よび無音区間それぞれに対して音声圧縮処理を行い有音
    圧縮信号および無音圧縮信号を生成する音声圧縮処理手
    段と、前記無音圧縮信号に前記データを多重化するデー
    タ多重化手段と、この多重化された無音圧縮信号と前記
    有音圧縮信号を前記携帯電話機側に送る信号送信手段と
    を有し、 前記ディジタル携帯電話機側は、前記基地局から送られ
    てきた圧縮信号に対し、有音区間と無音区間の判別を行
    う有音/無音判別手段と、前記無音圧縮信号から多重化
    されたデータを分離するデータ分離手段と、前記有音圧
    縮信号およびデータの分離された無音圧縮信号をそれぞ
    れ伸長処理する伸長処理手段と、伸長処理された音声を
    出力する音声出力手段と、前記分離されたデータを表示
    するデータ表示手段とを有する、 ことを特徴とする携帯電話通信システム。
  2. 【請求項2】 前記多重化されるデータはテキストデー
    タであることを特徴とする請求項1記載の携帯電話通信
    システム。
  3. 【請求項3】 前記ディジタル携帯電話機側には、前記
    分離されたデータを記憶するデータ記憶手段を有したこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の携帯電話通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記基地局は、複数のデータを保持する
    データベースと、その中から前記ディジタル携帯電話機
    に送るべきデータを選択するデータ選択手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯電
    話通信システム。
  5. 【請求項5】 前記ディジタル携帯電話機に送るデータ
    が当該ディジタル携帯電話機に送るべき音声と同期を取
    る必要性がある場合、前記基地局側には、前記有音圧縮
    信号と同期を取って前記無音圧縮信号にデータを多重化
    させるタイミング制御手段を設けることを特徴とする請
    求項1から4のいずれかに記載の携帯電話通信システム。
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