JP2002077955A - カメラ特性評価用筐体、カメラ特性評価方法およびカメラ特性評価装置 - Google Patents

カメラ特性評価用筐体、カメラ特性評価方法およびカメラ特性評価装置

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JP2002077955A JP2000264297A JP2000264297A JP2002077955A JP 2002077955 A JP2002077955 A JP 2002077955A JP 2000264297 A JP2000264297 A JP 2000264297A JP 2000264297 A JP2000264297 A JP 2000264297A JP 2002077955 A JP2002077955 A JP 2002077955A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ワイドダイナミックレンジなどのカメラ特性を
正確に評価できるようにする。 【解決手段】ケース本体22内に第1の光源28と、第
2の光源29が板24で遮蔽された状態で収納され、そ
れぞれの光源の光路上には被測定用カメラによって撮像
されるカメラ特性評価用被写体18が取り付けられて筐
体10が構成される。第1および第2の光源は、照度お
よび色温度の異なる光源が使用される。被写体はグレー
スケール板などを使用する。カメラ特性を評価するに
は、被写体を被測定用カメラで撮像し、その出力信号を
波形モニタやオシロスコープに供給して、ホワイトバラ
ンス、階調再現性、ダイナミックレンジなどのカメラ特
性を評価する。照度と色温度が異なる少なくとも2種類
の光源を使用することで、屋内外の被写体を同時に撮像
するような環境を実現できるので、そのときのワイドダ
イナミックレンジのカメラ特性を正確に評価できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラ特性評価
用筐体、カメラ特性評価方法およびカメラ特性評価装置
に関する。詳しくは、被写体光量に対してダイナミック
レンジの広いビデオカメラなどのカメラ特性を評価する
に当たって、照度と色温度の違う2つの光源からの光を
利用してカメラ特性評価用被写体を同時に撮像できるよ
うにすることで、ダイナミックレンジの広いビデオカメ
ラなどでも、そのカメラ特性を正確に評価できるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラなどの撮像装置にあって
は、最良の撮像条件で被写体を撮像する必要があるた
め、前もって使用するビデオカメラのホワイトバランス
を始めとして、被写体光量に対するダイナミックレンジ
や、階調再現性などの各種撮像特性(カメラ特性)を知
る必要がある。
【0003】このような目的を達成するために従来から
カメラ特性評価装置が使用されている。図11はこのカ
メラ特性評価装置1の具体例であって、カメラ特性評価
用筐体10と、被測定用カメラ12と、測定手段14と
で構成される。
【0004】カメラ特性評価用筐体10はそのケース本
体前面に被写体18が装着されると共に、その内部に光
源16が収納されており、光源16によって映し出され
たその被写体18を被測定用カメラ12で撮像する。
【0005】撮像した出力信号は測定機器14に供給さ
れて、各種カメラ特性が測定、評価され、さらには必要
に応じて被測定用カメラ12に対する調整処理などが行
われる。カメラ特性のうち評価の対象となる特性として
は、上述したようにホワイトバランス、ダイナミックレ
ンジ、階調再現性、色再現性などである。
【0006】カメラ特性評価用被写体18としては、例
えば図12に示すような階調が順次変化するグレースケ
ール板などが使用される。グレースケール板を使用する
と、ホワイトバランス、ダイナミックレンジ、階調再現
性などを評価できる。色再現性を評価するときにはこの
グレースケール板に代えてカラーバー板などが使用され
る。
【0007】被測定用カメラ12としては、通常のダイ
ナミックレンジを有するビデオカメラの他に、通常取り
扱える光量よりもさらに広い範囲の光量を取り扱うこと
のできる、したがってダイナミックレンジの広いビデオ
カメラなどがその対象となる。ここでダイナミックレン
ジの広いビデオカメラをワイドダイナミックレンジ(W
DR)用のビデオカメラという。
【0008】このワイドダイナミックレンジ用ビデオカ
メラは既に公知(特開平6−153089号公報、特開
平7−177427号公報、特開平6−269009号
公報など)である。この種ビデオカメラは、例えば室内
から窓の外側を撮像するようなときでも、室内の人物が
いわゆる黒つぶれせず、しかも室外の風景や人物などが
いわゆる白飛びしないように撮像できるようにするため
に開発されたものである。
【0009】そのためには被写体光量に対して取り扱え
るダイナミックレンジを拡大する(ワイド化する)必要
がある。ダイナミックレンジをワイド化する手法は種々
存在するが、その1つの方法は同一フィールドに対して
2回撮像するのが一般的である。
【0010】この場合同一撮像画枠(撮像エリア)に対
して、前半の1/2フィールドでは例えばシャッター速
度を下げて撮像して第1の撮像信号を得る。そして後半
の1/2フィールドではシャッター速度を上げて撮像し
て第2の撮像信号を得る。シャッター速度が遅い(通常
のシャッター速度)ときの撮像は、主として同一画枠内
の低照度用被写体(例えば室内の被写体)を撮像するた
めであり、シャッター速度が遅いため室内の被写体でも
黒つぶれなく撮像できる。これに対してシャッター速度
が速いときの撮像は、主として高照度用被写体(例えば
屋外の被写体)を撮像するためで、シャッター速度が速
いために明るい被写体であっても白飛びなしに被写体を
撮像できる。
【0011】これら第1および第2の撮像信号を適当に
合成して1つの撮像信号として出力し、この合成された
撮像信号がワイドダイナミックレンジ用ビデオカメラの
信号として利用される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、被測定用カ
メラとして、通常のダイナミックレンジを持つビデオカ
メラではなく、上述ようなワイドダイナミックレンジの
ビデオカメラを使用する場合、従来のカメラ特性評価装
置ではそのカメラ特性を正確に評価できないことが判明
した。それは次のような理由に基づく。
【0013】従来のカメラ特性評価装置1を使用して例
えばホワイトバランスを評価したり調整する場合にまず
問題が起きる。従来装置では図11に示すように単一の
光源16を使用しているからである。
【0014】ワイドダイナミックレンジのビデオカメラ
では室内と室外のように、照度と色温度の違う2つの被
写体を撮像しなければならない。したがって単一の光源
16を使用する場合には、照度を調整したり、色温度変
換用フィルタ(NDフィルタ)を交換しながら使用しな
ければならない。したがって照度の調整ミス、色温度変
換用フィルタの特性のばらつきなどによって、正確にホ
ワイトバランスを評価したり、調整することができな
い。
【0015】特に、実際に使用されるホワイトバランス
は、第1および第2の撮像信号を合成した後の信号であ
るから、この合成された撮像信号に対するホワイトバラ
ンスの評価および調整手段は存在しない。そのため従来
装置では、ワイドダイナミックレンジのホワイトバラン
ス特性を正確に測定できないことになり、その結果ホワ
イトバランスの調整も不十分なまま使用されていること
になる。
【0016】階調再現性などに関しても、グレースケー
ルが1つであるため、このグレースケールで計測できる
光量の範囲以上の光量に対してまで取り扱えるビデオカ
メラでは、評価不能に陥る。
【0017】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、特に照度や色温度の異なる撮
像時におけるカメラ特性の評価を正確に行えるようにし
たカメラ特性評価装置などを提案するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係るカメラ特性評価
用筐体では、ケース本体内に第1の光源と、第2の光源
が遮蔽された状態で収納され、上記それぞれの光源の光
路上には被測定用カメラによって撮像されるカメラ特性
評価用被写体が取り付けられ、上記第1および第2の光
源は、照度および色温度の異なる光源が使用されたこと
を特徴とする。
【0019】請求項7に記載したこの発明に係るカメラ
特性評価装置では、ケース本体内に第1の光源と、第2
の光源が遮蔽された状態で収納され、それぞれの光源の
光路上には被測定用カメラによって撮像されるカメラ特
性評価用被写体が取り付けられると共に、上記第1およ
び第2の光源は、照度および色温度の異なる光源が使用
されたカメラ特性評価用筐体と、上記カメラ特性評価用
被写体を撮像する被測定用カメラと、この被測定用カメ
ラの出力信号からカメラ特性を測定する測定手段とで構
成されたことを特徴とする。
【0020】請求項9に記載したこの発明に係るカメラ
特性評価方法では、ケース本体内に照度および色温度の
異なる2つの光源が収納され、その前面にカメラ特性評
価用被写体が装着されたカメラ特性評価用筐体を使用し
て、被測定用カメラのカメラ特性を評価するカメラ特性
評価方法において、上記被測定用カメラとして、被写体
光量に対するダイナミックレンジの広いカメラを使用す
ると共に、そのカメラ特性としてホワイトバランスの評
価を行うときには、上記第1の光源を使用して上記カメ
ラ特性評価用被写体を撮像したときに得られる出力信号
と、上記第2の光源を使用して上記カメラ特性評価用被
写体を撮像したときに得られる出力信号とを利用して上
記ホワイトバランスの評価を行うようにしたことを特徴
とする。
【0021】請求項12に記載したこの発明に係るカメ
ラ特性評価方法では、ケース本体内に照度および色温度
の異なる2つの光源が収納され、その前面にカメラ特性
評価用被写体が装着されたカメラ特性評価用筐体を使用
して、被測定用カメラのカメラ特性を評価するカメラ特
性評価方法において、上記被測定用カメラとして、被写
体光量に対するダイナミックレンジの広いカメラを使用
すると共に、そのカメラ特性としてダイナミックレンジ
の評価を行うときには、上記カメラ特性評価用被写体と
してグレースケール板が使用されると共に、一方のグレ
ースケールのうちの1つのスケールを基準照度に設定
し、この基準グレースケールを基準にしてダイナミック
レンジを測定するようにしたことを特徴とする。
【0022】この発明では、被測定用被写体を照射する
光源として、照度と色温度が異なる少なくとも2種類の
光源を使用する。これらの光源相互は遮蔽されている。
そしてそれらの光源によって照射された被写体を介して
被測定用カメラで撮像する。被写体としては無色透明板
(クリアシート板)、グレースケール板、カラーバー板
などが使用される。
【0023】グレースケール板には上下に同じパターン
の2つのグレースケールが印刷されている。したがって
グレースケール板を被写体として使用すると、高照度用
として使用される第1の光源で照らされた第1のグレー
スケール(上側のグレースケール)を撮像して第1の撮
像信号が得られ、低照度用として使用される、第1の光
源とは色温度が異なる第2の光源で照射された第2のグ
レースケールを撮像して第2の撮像信号が得られる。
【0024】第1の撮像信号を使用してホワイトバラン
スが測定されて評価され、基準と相違しているときは調
整して高照度時のホワイトバランスが調整される。同様
に第2の撮像信号を使用してホワイトバランスが測定さ
れて評価され、これが基準と異なるときにはカメラの出
力段を調整して低照度時のホワイトバランスが調整され
る。
【0025】そして、第1の撮像信号と第2の撮像信号
とを合成したときの撮像信号によるホワイトバランスが
測定されて評価される。その結果、基準と相違するとき
には調整されて、ワイドダイナミックレンジでのホワイ
トバランスが調整される。このようにワイドダイナミッ
クレンジのビデオカメラであっても同時に撮像して得ら
れた第1および第2の撮像信号を利用すれば、ワイドダ
イナミックレンジでのホワイトバランスを正確に評価し
て、しかも正しく調整できる。
【0026】次に、ワイドダイナミックレンジを評価す
るとき、例えば第2のグレースケールを基準にして測定
した結果、このグレースケールの範囲を超える光量まで
取り扱えるようなときには、第1のグレースケールを利
用して評価する。このとき、第1と第2の光源の照度差
は予めわかっているので、この照度差を加味して第1と
第2のグレースケールから、そのカメラのワイドダイナ
ミックレンジを計測することができる。したがって、ワ
イドダイナミックレンジを正確に評価できることにな
る。
【0027】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係るカメラ特
性評価用筐体、カメラ特性評価装置およびカメラ特性評
価方法の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0028】説明の都合上カメラ特性評価装置から説明
する。図1はこの発明に係るカメラ特性評価装置1の実
施の形態であって、構成的にはカメラ特性評価用筐体を
除いて、従来と殆ど変わらない。したがってカメラ特性
評価用筐体10と、被測定用カメラ12と、測定手段1
4とで構成され、測定手段14には測定種別を入力した
りするキーボードなどを使用した操作部19が使用され
る。測定手段14はどのカメラ特性を主として計測して
評価するかによって、ベクトルスコープを使用したり、
オシロスコープを使用したりする。
【0029】カメラ特性評価用筐体10は図2のように
構成される。図2において、ほぼ方形状をなすケース本
体22を有し、このケース本体22は中間部に設けられ
た遮蔽板24によって上下2段に分割され、上段に位置
する第1の分割室26aには第1の光源28が収納さ
れ、下段に位置する第2の分割室26bには第2の光源
29が収納されている。光源28,29としては照度お
よび色温度の異なる光源が使用される。これは室内と室
外で撮像するようなときには、照度も色温度も相違する
からである。
【0030】実施の形態では、第1の光源28として自
然光に近い光源つまり照度の高い光源となされる。した
がって第1の光源28としては、キセノンランプや白色
電球などが使用される。図ではキセノンランプを使用し
た場合である。これに対して第2の光源29としては、
低照度光源が使用される。室内の照明用光源に相当する
光源(蛍光灯)などが使用される。
【0031】ケース本体22の前面部にはそれぞれの分
割室26a、26bに対応した窓30a、30bが形成
され、これら窓30a、30bを覆うようにカメラ特性
評価用被写体(以下被写体という)18が着脱自在に装
着される。そのため、装着ガイドとして機能する断面L
字状のガイド板32が設けられている。
【0032】被写体18の実施の形態を図3を参照して
説明する。この実施の形態では図に示すように平板状の
被写体本体18aを挟み込むようにその両面に無色透明
板18b、18cが設けられて被写体18が構成され
る。被写体本体18aとしては上述したようにグレース
ケール板(チャート)であったり、カラーバー板(チャ
ート)であったりする。このように無色透明板18b、
18cによるサンドイッチ構造では、ホワイトバランス
評価時に使用する無色透明板(クリアーチャート)は不
要である。無色透明板18b、18cによって代用でき
るからである。
【0033】図4は被写体本体18aとしてグレースケ
ール板34の例を示す。この実施の形態では、透明アク
リル板やガラス板が使用され、その表面に中間部に白レ
ベル調整にも使用できる白色用の窓36が設けられる
他、この窓36を挟んでその上段および下段の所定位置
に、第1および第2のグレースケール38a、38bが
形成されている。
【0034】つまり、透過窓30aに対応した位置に第
1のグレースケール38aと、白領域36の上半分が位
置し、透過窓30bに対応した位置に第2のグレースケ
ール38bと、白領域36の下半分が位置するように形
成される。
【0035】グレースケール38a、38bは出射照度
が階段状に一定の割合で変化するように、濃度がそれぞ
れ順次変えられた複数のスケール(チャート)が、白か
ら順次暗くなり最後は黒となるように配されたもので、
この実施の形態では10段のスケールで1つのグレース
ケールが構成されている。濃度の変化勾配は任意である
が、この例では白を基準(1倍=×1)としたとき、そ
の隣のスケールは白のスケールに対してその明るさが1
/2となるように選ばれており、そのときの濃度は「×
2」のように表示する。因みにこの実施の形態では、
「×1、×2、×4、×8、×12、×16、×24、
×32、×48、×64」のような濃度勾配に選定さ
れ、「×64」が全黒となる。
【0036】第1のグレースケール38aと、第2のグ
レースケール38bとは全く同じ構成であって、濃度勾
配の変化方向も同じで、左から右に行くにしたがって濃
度が濃くなるようになされている。
【0037】このように同一スケール構成のグレースケ
ールを上下2段に配したのは、これを撮像したときの信
号の輝度レベルをモニタしたとき、上段と下段の照度差
をもって同じように変化して表示されるため、両者のレ
ベル比較が容易になるなどの理由からである。
【0038】次に被測定用のカメラ12の実施の形態に
ついて図5を参照して説明する。被測定用のカメラとし
ては上述したようにワイドダイナミックレンジのビデオ
カメラ(カラーカメラ)を例示する。
【0039】被写体18は光学レンズ40を介して撮像
素子42に導かれて被写体像が電気信号(撮像信号)に
変換される。撮像素子42としてはCCDなどの半導体
撮像素子を使用することができる。撮像素子42の撮像
形式は単板式でも、3板式でもよい。
【0040】撮像信号は前値信号処理部44に供給され
る。最初には相関二重サンプリング処理(CDS)回路
44aにおいて相関二重サンプリングされて、相関二重
サンプリングされ、波形成形された撮像信号は次の自動
ゲイン調整(AGC)回路44bでゲインの調整処理が
行われる。
【0041】この実施の形態では、R、G、B原色に対
応した撮像信号の各チャネルに対応して設けられた3個
のAGC回路44bにおいて、ホワイトバランスの調整
も行われる。さらにこの前値信号処理部44においては
A/D変換器33cが設けられ、ホワイトバランス調整
された撮像信号がA/D変換手段においてデジタル信号
に変換される。
【0042】デジタル変換された撮像信号はさらに主信
号処理部46において、所望とする映像信号、例えば輝
度信号Yと一対の色信号Cr、Cbからなる映像信号に
変換される。したがって主信号処理部46はDSP(Di
gital Signal Processor)回路などが使用される。
【0043】この主信号処理部46からの出力が通常の
カメラ出力として利用される。この映像信号はさらにコ
ンピュータよりなる制御部48に供給され、ドライバ5
0に制御信号を与えてこの例では光学レンズ系40の絞
りを調整できるようになっている。さらにCCD42に
対するシャッター速度やフィールド周波数がこの制御部
48から指示される他、前値信号処理部44に対してホ
ワイトバランス調整信号などが供給されるようになされ
ている。
【0044】ここで、上述したようにダイナミックレン
ジとして通常範囲とするか、これよりも広い範囲のもの
として使用するかは、オペレータが切り替えられるよう
になっている。端子48aはその制御信号入力端子であ
って、カメラ本体に設けられた操作部からのキー信号入
力端子として機能する。
【0045】標準のダイナミックレンジを使用するとき
のシャッター速度を低照度用シャッター速度としたと
き、ワイドダイナミックレンジモードではシャッター速
度が高照度用のシャッター速度(高速のシャッター速
度)に切り替えられる。速度比は2〜4倍である。これ
に加えてワイドダイナミックレンジモードでは1フィー
ルドに2回の撮像が実行される。
【0046】そして、前半の1/2フィールドでは例え
ば、高照度用のシャッター速度によって被写体が撮像さ
れて第1の撮像信号を取得し、後半の1/2フィールド
では例えば、低照度用のシャッター速度によって被写体
が撮像されて第2の撮像信号を取得する。第1と第2の
撮像信号はある割合で合成され、合成された撮像信号よ
り上述した映像信号が精製される。
【0047】このようにワイドダイナミックレンジモー
ドのときには、フィールド走査周波数を切り替えたり、
シャッター速度を交互に切り替えたりする撮像処理が行
われ、そのための制御信号が制御部48で生成される。
【0048】図1に示す測定手段14としては、上述し
たようにベクトルスコープやオシロスコープなどが使用
される。ホワイトバランスの測定、評価および調整など
を行うときはベクトルスコープが使用され、モニタに表
示された白レベルの輝点の位置(R−Y軸とB−Y軸に
よる座標軸上の輝点)によってホワイトバランスの測
定、評価および調整がなされる。
【0049】続いて、この発明を使用したこの発明に係
るカメラ特性評価方法などを図6以下を参照して説明す
る。 (1)ホワイトバランスの評価 被写体18としては全面無色透明板を使用しても、グレ
ースケール板34を使用してもよい。標準ダイナミック
レンジのビデオカメラの場合には、第2の光源28が使
用される。ワイドダイナミックレンジのビデオカメラの
場合には第1と第2の光源28,29の双方が同時に使
用される。測定手段14としてはベクトルスコープ(ベ
クタスコープ)を用いる。
【0050】図6のフローチャートのように、ホワイト
バランス評価の場合には、カメラの画枠が筐体10の光
源面(図4鎖線図示)に合わせ(ステップ61)、次に
ホワイトバランスWBのモードに切り替える(ステップ
62)。これは標準ダイナミックレンジのみのビデオカ
メラか、ワイドダイナミックレンジのビデオカメラかに
よって使用する光源や、撮像信号の処理ステップが相違
するからである。
【0051】次に、この状態で、装着されたこの例では
グレースケール板34を使用して、これをビデオカメラ
12で撮像する。そして得られた撮像信号(映像信号)
を使用してホワイトバランスの測定、評価が行われる
(ステップ63)。
【0052】ホワイトバランスの評価項目としては、ホ
ワイトバランスの輝点の位置(自動ホワイトバランスモ
ードが作動したときの収束点)が正規の位置にあるかど
うか、つかりホワイトバランスが正しいかどうかの他
に、輝点が収束点に収束するまでの時間などが測定され
る。
【0053】ホワイトバランスが基準に一致していれば
問題ないが、ずれているときには(ステップ64)、A
GC回路44bを利用してゲイン調整(R:G:B=
1:1:1)を行い(ステップ65)、再び調整後の撮
像信号を利用して評価する。このような繰り返しでホワ
イトバランス測定、評価および調整が終了する。
【0054】ここで、ワイドダイナミックレンジのビデ
オカメラを評価するときには次のような処理を行う。上
述したようにワイドダイナミックレンジ用のビデオカメ
ラでは、室内で使用する場合でも、屋外で使用する場合
でも、何れの場合でもホワイトバランスが調整されてい
る必要がある。この他に、ワイドダイナミックレンジモ
ードでもホワイトバランスがとれている必要がある。
【0055】まず、屋内、屋外でそれぞれ別々に使用す
るような場合には、低照度側から得られる第2の撮像信
号によって白レベルの輝点(白レベルの収束点)を表示
する。グレースケール板34を使用するときは白のスケ
ール「×1」から得られる撮像信号を利用して評価を行
う。
【0056】そのときの輝点(第2の輝点)が基準点
(標準点)からずれていないときには正しく調整されて
いるものとして取り扱う。基準点からずれているときに
は第2の輝点を調整する。この調整が終了することで、
室内の撮像のように低照度時でのホワイトバランスの調
整が終了する。第2の輝点への収束速度なども評価対象
となる。
【0057】同様に、高照度側から得られる第1の撮像
信号に基づいて白レベルの輝点(第1の輝点)を表示
し、基準点とのずれからホワイトバランスを評価する。
基準点からずれているときには、同じような調整を行っ
て基準点に一致させる。これで室外で撮像するときでも
ホワイトバランスのとれた撮像信号を得ることができ
る。
【0058】次に、室内と室外の両方の被写体を撮像す
るようなワイドダイナミックレンジモードのときには、
上述したように1フィールドで2回の撮像を試みると共
に、主信号処理部46では信号の合成処理が行われ、合
成された映像信号がベクトルスコープ14に供給されて
白レベルの輝点表示が行われる。このモードで輝点が2
つあるときには、輝点が1つになるように前値信号処理
部44での調整が行われる。これによってワイドダイナ
ミックレンジモードでのホワイトバランスの評価および
調整処理が終了する。
【0059】(2)色再現性の評価 色再現性を評価するときには、測定手段14として波形
モニタを使用し、被写体18としてカラーバー板を使用
する。このカラーバー板のカラーパターンは、例えば日
本電子機械工業会(EIAJ)規格のカラーバーパター
ンを使用することができる。色再現性の場合、何れかの
光源28又は29(例えば光源28)を使用すればよ
い。
【0060】図7に示すフローチャートにおいて、被写
体としてカラーバー板を選択し(ステップ71)、次に
カラーバー板がカメラ12の画枠一杯となるように撮像
エリアの調整が行われる(ステップ72)。つぎに、ホ
ワイトバランスモードが標準ダイナミックレンジモード
の場合か、ワイドダイナミックレンジモードの場合かを
選択する(ステップ73)。
【0061】ホワイトバランスの十分な引き込み時間が
経過した後、モニタを用いて色再現性を評価する(ステ
ップ74)。つまり、色相や飽和度が正しく調整されて
いるかどうかを評価する。評価の結果、調整が必要な場
合にはカメラ12の必要な調整を調整する(ステップ7
5,76)。この調整を行うことで色再現性処理が終了
する。
【0062】(3)ダイナミックレンジの評価 評価しようとするビデオカメラがワイドダイナミックレ
ンジのビデオカメラであるときを例示すると、まず被写
体18としては図4に示したグレースケール板34を使
用した状態でカメラの画枠をこのグレースケール板34
に合わせる(ステップ81、82)。
【0063】次に、ワイドダイナミックレンジモードを
オフにした状態、つまり標準のダイナミックレンジとな
るモードにした状態で輝度レベルの調整を行う(ステッ
プ83)。輝度レベル調整は下段のグレースケール(低
輝度用)38bを基準にする。グレースケール38bの
うち適当なスケール、例えば「×64」のスケールを撮
像したときその明るさが、白100%(=100IRE
(ラジオ技術者学会:Institute of Radio Engineer
s))となるようにビデオカメラ12の輝度レベルを調整
する(ステップ84)。調整が終了したならばワイドダ
イナミックレンジモードをオンにする(ステップ8
5)。
【0064】ワイドダイナミックレンジモードをオンし
た状態でグレースケール板18を撮像し、特に下段に位
置する第2のグレースケール38bの輝度レベルをモニ
タやオシロスコープを用いて評価する(ステップ8
6)。そして、低輝度用のグレースケール38bのスケ
ールのうち最も明るいスケール(「×1」のスケール)
が白飛びなく観測できるかどうかを判断する(ステップ
87)。
【0065】この「×1」のスケールが正常に観測でき
る場合には、少なくともそのビデオカメラ12のダイナ
ミックレンジは基準光量の64倍の性能を有することが
わかる。したがってその場合には高輝度用として使用さ
れる上段のグレースケール38aのスケールを観測して
ダイナミックレンジを算出して評価処理を終了する(ス
テップ88)。
【0066】ここで、第1の光源28と第2の光源29
との照度比が例えば30倍であったときで、第1のグレ
ースケール38aのスケールのうち、白基準側より5段
目(「×12」のスケール)まで、その階調を確認で
き、それ以降白側のスケールからは階調判別ができず、
輝度レベルが飽和してしまっているときには、 (64/12)×30倍=160倍 まで、ダイナミックレンジが拡張されていることが判
る。
【0067】評価しようとするカメラが標準ダイナミッ
クレンジであるときは、下段のグレースケール38bの
みを用いて評価する。判別できるスケールまでの幅(ス
ケール数)によってダイナミックレンジを評価する。例
えば「×1」のスケールから得られる撮像信号のレベル
を100IREに調整したとき、「×1」のスケールか
ら「×32」のスケールまで階調を判別できる場合に
は、そのときのダイナミックレンジは32倍であると判
断する。通常は「×64」までは判別できるような広さ
のダイナミックレンジとなるように設定されている。
【0068】(4)階調再現性の評価 評価しようとするビデオカメラ12のガンマー特性をオ
フにした状態のとき、グレースケールのスケール間階調
差が、設計値通りとなっているか、階調差が全スケール
に亘って一定であるかどうか、グレースケールの全階調
まで認識できるかなどによって、そのビデオカメラ12
の階調再現性を評価する。評価機材(測定手段14)と
しては、波形モニタやオシロスコープなどを使用するこ
とができる。
【0069】階調再現性評価の場合には、図9のように
図4のようなグレースケール板34が装着され、ビデオ
カメラの画枠調整が行われる(ステップ91,92)。
画枠調整が終了するとワイドダイナミックレンジモード
をオフにした状態で、特に下段のグレースケール38a
における「×1」のスケールから得られる白レベルが例
えば100IREとなるように輝度レベルの調整が行わ
れる(ステップ93,94)。
【0070】輝度レベルの調整終了によってワイドダイ
ナミックレンジモードをオンに復帰させる(ステップ9
5)。この状態でまず下段のグレースケール38bから
の輝度信号を利用して低輝度領域つまり低照度領域での
階調を評価する(ステップ96)。階調評価は上述した
ような手法によって行う。
【0071】同様にして、上段のグレースケール38a
からの輝度信号を利用して高輝度領域つまり高照度領域
での階調を上述したと同様な手法を用いて評価する。そ
して、所望の性能が得られているかどうかの判断を行
い、性能が不十分であると判断されたときには、設計値
の見直しを行ったり、場合によってはビデオカメラ12
を再調整し、再調整後再び同じような階調再現性の評価
を行う(ステップ97,9、93)。
【0072】上述した実施の形態では、カメラ特性とし
てホワイトバランス、ダイナミックレンジ、階調再現
性、色再現性を例示したが、これら以外のカメラ特性を
目的に応じて評価することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では、被測
定用被写体を照射する光源として、照度と色温度が異な
る少なくとも2種類の光源を使用すると共に、それらの
光源によって照射された被写体を、被測定用カメラで同
時に撮像できるような、カメラ特性評価用筐体、評価装
置および評価方法を提案したものである。
【0074】これによれば、被写体光量に対してダイナ
ミックレンジの広いビデオカメラなどのカメラ特性(ホ
ワイトバランス、ダイナミックレンジ、色再現性、階調
再現性など)を、照度と色温度の違う2つの光源からの
光を利用して同時に評価できるから、屋内と屋外の被写
体を同時に撮像する機会の多いダイナミックレンジの広
いビデオカメラなどに対しても、そのカメラ特性を正確
に評価できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカメラ特性評価装置の実施の形
態を示す要部の系統図である。
【図2】カメラ特性評価用筐体の実施の形態を示す断面
図である。
【図3】カメラ特性評価用被写体の一例を示す断面図で
ある。
【図4】グレースケール板の実施の形態を示す平面図で
ある。
【図5】測定すべきビデオカメラの系統図である。
【図6】ホワイトバランスを評価するときの処理例を示
すフローチャートである。
【図7】色再現性を評価するときの処理例を示すフロー
チャートである。
【図8】ダイナミックレンジを評価するときの処理例を
示すフローチャートである。
【図9】階調再現性を評価するときの処理例を示すフロ
ーチャートである。
【図10】従来のカメラ特性評価装置の構成図である。
【図11】そのときに使用されるグレースケール板であ
る。
【符号の説明】
1・・・カメラ特性評価装置、10・・・カメラ特性評
価用筐体、12・・・被測定用カメラ、14・・・測定
手段、18・・・被写体、22・・・本体、26a、2
6b・・・分割室、28,29・・・光源、34・・・
グレースケール板、38a、38b・・・グレースケー
ル、44・・・前値信号処理部、46・・・主信号処理

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体内に第1の光源と、第2の光
    源が遮蔽された状態で収納され、 上記それぞれの光源の光路上には被測定用カメラによっ
    て撮像されるカメラ特性評価用被写体が取り付けられ、 上記第1および第2の光源は、照度および色温度の異な
    る光源が使用されたことを特徴とするカメラ特性評価用
    筐体。
  2. 【請求項2】 上記第1の光源としては、自然光に近い
    光源が使用され、上記第2の光源としては屋内照明用光
    源が使用されたことを特徴とする請求項1記載のカメラ
    特性評価用筐体。
  3. 【請求項3】 上記カメラ特性評価用被写体は、無色透
    明板、グレースケール板、カラーバー板の何れかであっ
    て、 上記グレースケール板を使用するときは、上記それぞれ
    の光源に対向する部分にそれぞれ同一構成のグレースケ
    ールが形成されたことを特徴とする請求項1記載のカメ
    ラ特性評価用筐体。
  4. 【請求項4】 上記グレースケール板に形成された一対
    のグレースケールは同一であって、その濃度変化方向も
    同一方向に選定されたことを特徴とする請求項3記載の
    カメラ特性評価用筐体。
  5. 【請求項5】 上記カラーバー板に形成されたパターン
    は、2つの光源に対して共通に使用されるように形成さ
    れたことを特徴とする請求項3記載のカメラ特性評価用
    筐体。
  6. 【請求項6】 上記カメラ特性評価用被写体は、上記ケ
    ース本体に対して着脱自在に構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載のカメラ特性評価用筐体。
  7. 【請求項7】 ケース本体内に第1の光源と、第2の光
    源が遮蔽された状態で収納され、それぞれの光源の光路
    上には被測定用カメラによって撮像されるカメラ特性評
    価用被写体が取り付けられると共に、 上記第1および第2の光源は、照度および色温度の異な
    る光源が使用されたカメラ特性評価用筐体と、 上記カメラ特性評価用被写体を撮像する被測定用カメラ
    と、 この被測定用カメラの出力信号からカメラ特性を測定す
    る測定手段とで構成されたことを特徴とするカメラ特性
    評価装置。
  8. 【請求項8】 上記被測定用カメラは、ダイナミックレ
    ンジが通常のビデオカメラおよびそのダイナミックレン
    ジが通常より広いビデオカメラであることを特徴とする
    請求項7記載のカメラ特性評価装置。
  9. 【請求項9】 ケース本体内に照度および色温度の異な
    る2つの光源が収納され、その前面にカメラ特性評価用
    被写体が装着されたカメラ特性評価用筐体を使用して、
    被測定用カメラのカメラ特性を評価するカメラ特性評価
    方法において、 上記被測定用カメラとして、被写体光量に対するダイナ
    ミックレンジの広いカメラを使用すると共に、そのカメ
    ラ特性としてホワイトバランスの評価を行うときには、 上記第1の光源を使用して上記カメラ特性評価用被写体
    を撮像したときに得られる出力信号と、上記第2の光源
    を使用して上記カメラ特性評価用被写体を撮像したとき
    に得られる出力信号とを利用して上記ホワイトバランス
    の評価を行うようにしたことを特徴とするカメラ特性評
    方法。
  10. 【請求項10】 上記ホワイトバランスの評価を行うと
    きには、上記カメラ特性表示用被写体としては、無色透
    明板若しくはグレースケール板が使用されることを特徴
    とする請求項9記載のカメラ特性評価方法。
  11. 【請求項11】 上記第1および第2の光源を使用して
    得られる上記2つの出力信号の輝点が一致するように調
    整することで、上記ホワイトバランスの調整を行うよう
    にしたことを特徴とする請求項9記載のカメラ特性評価
    方法。
  12. 【請求項12】 ケース本体内に照度および色温度の異
    なる2つの光源が収納され、その前面にカメラ特性評価
    用被写体が装着されたカメラ特性評価用筐体を使用し
    て、被測定用カメラのカメラ特性を評価するカメラ特性
    評価方法において、 上記被測定用カメラとして、被写体光量に対するダイナ
    ミックレンジの広いカメラを使用すると共に、そのカメ
    ラ特性としてダイナミックレンジの評価を行うときに
    は、 上記カメラ特性評価用被写体としてグレースケール板が
    使用されると共に、一方のグレースケールの所望スケー
    ルを基準照度に設定し、 この基準グレースケールを基準にしてダイナミックレン
    ジを測定するようにしたことを特徴とするカメラ特性評
    価方法。
  13. 【請求項13】 上記カメラ特性評価用被写体に形成さ
    れた一対のグレースケールのそれぞれを利用して上記ワ
    イドダイナミックレンジの評価を行うようにしたことを
    特徴とする請求項12記載のカメラ特性評価方法。
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