JP2002077842A - 双方向対話型通信システムの端末装置 - Google Patents

双方向対話型通信システムの端末装置

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JP2002077842A
JP2002077842A JP2000263703A JP2000263703A JP2002077842A JP 2002077842 A JP2002077842 A JP 2002077842A JP 2000263703 A JP2000263703 A JP 2000263703A JP 2000263703 A JP2000263703 A JP 2000263703A JP 2002077842 A JP2002077842 A JP 2002077842A
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JP2000263703A
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Shinko Hamada
眞弘 濱田
Yoshifumi Hishikawa
善文 菱川
Hideaki Yusa
英明 遊佐
Hisao Maki
久雄 牧
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に十分なセキュリティ保護を得られる端
末装置を提供する。 【解決手段】 端末装置10は、双方向対話型通信シス
テムに用いられる端末装置であって、ディスプレイ12
と、CCDカメラ14と、CCDカメラ14によって撮
像されたユーザの顔の画像から虹彩の位置を検出する虹
彩位置検出部16と、上記虹彩の画像を撮像するように
CCDカメラ14の撮像方向及び撮像倍率を制御するC
CDカメラコントローラ18と、CCDカメラ14によ
って撮像された虹彩の画像と格納部22に予め格納され
ている虹彩の画像とを比較することによってユーザの認
証を行う認証部20と、ユーザの顔を照明する光源24
と、光源14による照明の光量を制御する光源コントロ
ーラ26とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向対話型通信
システムに用いられる端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報通信技術の発達に伴い、例えばテレ
ビ会議システムなどのような、双方向対話型通信システ
ムが現実のものとなってきている。かかる双方向対話型
通信システムに用いられる端末装置は、対話相手を表示
するディスプレイと、当該ディスプレイを見るユーザを
撮像するCCDカメラとを備えて構成される。すなわ
ち、上記ユーザの端末装置に備えられたCCDカメラに
よって撮像された上記ユーザの画像は、ネットワークを
介して対話相手の端末装置に送信され、対話相手の端末
装置に備えられたディスプレイに表示される。一方、対
話相手の端末装置に備えられたCCDカメラによって撮
像された対話相手の画像は、ネットワークを介して上記
ユーザの端末装置に送信され、当該ユーザの端末装置に
備えられたディスプレイに表示される。このような構成
により、上記端末装置のユーザと対話相手との双方向対
話型通信が実現する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術にかかる端末装置は、以下に示すような問題点があっ
た。すなわち、上記端末装置においては、セキュリティ
保護について何ら考慮されていない。すなわち、上記端
末装置においては、特定の対話相手との双方向対話を許
可されていないユーザであっても、当該特定の対話相手
との双方向対話が可能となる。一方、ユーザID及びパ
スワードによる認証、あるいは、指紋による認証によ
り、許可されたユーザのみが特定の対話相手と双方向対
話をできるようにする手段も考えられる。しかし、ユー
ザID及びパスワードによる認証は、セキュリティ保護
が未だ十分でなく、また、指紋による認証は、指紋入力
装置を用いて指紋を入力しなくてはならないなど、手続
が煩雑となる。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解決し、双
方向対話型通信システムに用いられる端末装置であっ
て、容易に十分なセキュリティ保護を得られる端末装置
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の端末装置は、双方向対話型通信システムに
用いられる端末装置であって、表示画面に対話相手を表
示する表示手段と、上記表示手段の表示画面に対面する
ユーザの顔の画像を正面から撮像する撮像手段と、上記
撮像手段によって撮像された上記ユーザの顔の画像に基
づいて、上記ユーザの認証を行う認証手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0006】双方向対話型通信システムに用いられる端
末装置には、通常、表示画面に対話相手を表示する表示
手段と、当該表示手段の表示画面に対面するユーザの顔
の画像を撮像する撮像手段とが設けられている。従っ
て、かかる撮像手段によって撮像されたユーザの顔の画
像に基づいて、ユーザの認証を行うことで、別途指紋入
力装置等を設けなくとも、精度の高いユーザの認証を行
うことができる。
【0007】また、本発明の端末装置においては、上記
撮像手段によって撮像された上記ユーザの顔の画像から
特定の部分の位置を検出する位置検出手段と、上記位置
抽出手段によって検出された上記特定の部分の位置に基
づいて、上記特定の部分の画像を撮像するように上記撮
像手段の撮像方向または撮像倍率を制御する撮像制御手
段とをさらに備え、上記認証手段は、上記撮像制御手段
によって撮像方向または撮像倍率を制御された上記撮像
手段によって撮像された上記特定の部分の画像に基づい
て、上記ユーザの認証を行うことを特徴とすることが好
適である。
【0008】ユーザの顔の画像から特定の部分の位置を
検出し、当該特定の部分の画像を撮像するように撮像手
段の撮像方向または撮像倍率を制御し、かかる特定の部
分の画像に基づいてユーザの認証を行うことで、例えば
虹彩など、ユーザの認証に適した部分の画像に基づいた
ユーザの認証が可能となる。
【0009】また、本発明の端末装置においては、上記
表示手段の表示画面に対面する上記ユーザの顔を照明す
る照明手段をさらに備えたことを特徴とすることが好適
である。
【0010】ユーザの顔を照明することで、ユーザの認
証に適した明るい顔の画像が得られる。
【0011】また、本発明の端末装置においては、上記
照明手段による照明の光量を制御する照明制御手段をさ
らに備えたことを特徴とすることが好適である。
【0012】ユーザの顔を照明する照明の光量を制御す
ることで、ユーザの認証に適した明るさの顔の画像が得
られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態にかかる端末装
置について図面を参照して説明する。まず、本実施形態
にかかる端末装置の構成について説明する。図1は、本
実施形態にかかる端末装置のシステム構成図であり、図
2は、本実施形態にかかる端末装置の斜視図である。
【0014】端末装置10は、双方向対話型通信システ
ムに用いられる端末装置であって、図1に示すように、
対話相手の端末装置102、及び、当該対話相手と双方
向対話を行う際の仲介を行うセンター装置104と、イ
ンターネット100を介して接続されている。端末装置
10は、また、図1に示すように、ディスプレイ12
(表示手段)と、CCDカメラ14(撮像手段)と、虹
彩位置検出部16(位置検出手段)と、CCDカメラコ
ントローラ18(撮像制御手段)と、認証部20(認証
手段)と、格納部22と、光源24(照明手段)と、光
源コントローラ26(照明制御手段)とを備えて構成さ
れている。以下、各構成要素について詳細に説明する。
【0015】ディスプレイ12は、CRTあるいは液晶
ディスプレイなどによって構成され、表示画面に対話相
手を表示する。
【0016】CCDカメラ14は、ディスプレイ12の
表示画面に対面するユーザの顔の画像を正面から撮像す
る。より詳細には、CCDカメラ14は、図2に示すよ
うに、ディスプレイ12の表示画面の上部に配置され、
当該ディスプレイ12の表示画面の前方を撮像できるよ
うになっている。すなわち、端末装置10のユーザが端
末装置10を利用すべくディスプレイ12の表示画面の
前方に座ると、端末装置10のユーザの顔がCCDカメ
ラ14の撮像領域に入り、CCDカメラ14は、当該ユ
ーザの顔の画像を正面から撮像する。ここで、対話相手
も同様の端末装置を用いることで、当該ユーザと対話相
手とは、ディスプレイを介して互いに相手の視線を見な
がら(視線一致の状態で)双方向対話を行うことができ
る。また、端末装置10は、図2に示すように、マイク
28やキーボード30やマウス32をも備えており、音
声や文字情報をも含めた対話を行うことができるように
なっている。
【0017】図1に戻って、虹彩位置検出部16は、C
CDカメラ14によって撮像された上記ユーザの顔の画
像から虹彩(特定の部分)の位置を検出する。より詳細
には、虹彩位置検出部16は、例えば、CCDカメラ1
4によって撮像された上記ユーザの顔の画像に、エッジ
強調処理などの画像処理を施した後、特定の色、特定の
パターンの部位を探索することによって、虹彩の位置を
検出する。尚、虹彩は右目と左目との双方に存在する
が、虹彩位置検出部16は、右目の虹彩と左目の虹彩と
のうち、いずれかの虹彩の位置を検出する。
【0018】CCDカメラコントローラ18は、虹彩位
置検出部16によって検出された上記虹彩の位置に基づ
いて、当該虹彩の画像を撮像するようにCCDカメラ1
4の撮像方向及び撮像倍率を制御する。より詳細には、
CCDカメラコントローラ18は、虹彩位置検出部16
によって検出された上記虹彩の位置に基づいて、CCD
カメラ14の撮像領域の中心に虹彩が入るように、CC
Dカメラ14の撮像方向を変化させる。続いて、CCD
カメラコントローラ18は、CCDカメラ14の撮像領
域内で、虹彩ができるだけ大きく撮像できるように、C
CDカメラ14の撮像倍率を変化させる。尚、この場
合、CCDカメラコントローラ18は、CCDカメラ1
4の撮像方向を変化させずに、CCDカメラ14の撮像
領域内で、虹彩ができるだけ大きく撮像できるように、
CCDカメラ14の撮像倍率のみを変化させてもよい
(この場合、虹彩はCCDカメラ14の撮像領域の中心
に位置するとは限らない)。
【0019】認証部20は、CCDカメラ14によって
撮像されたユーザの顔の画像に基づいて、ユーザの認証
を行う。より詳細には、認証部20は、CCDカメラコ
ントローラ18によって撮像方向及び撮像倍率を制御さ
れたCCDカメラ14によって撮像された虹彩の画像に
基づいて、ユーザの認証を行う。より詳細には、認証部
20は、CCDカメラ14によって撮像された虹彩の画
像と、予め格納部22のユーザデータベース22aに格
納されている当該端末装置10の利用を許可されたユー
ザの虹彩の画像とを比較し、CCDカメラ14によって
撮像された虹彩の画像がユーザデータベース22aに格
納されているユーザの虹彩の画像と一致する場合は、当
該ユーザを端末装置10の利用を許可されたユーザとし
て認証する。ここで、当該端末装置10を利用するユー
ザが複数いる場合は、当該複数のユーザの虹彩の画像
を、ユーザIDなどとともに格納部22のユーザデータ
ベース22aに格納しておき、認証部20は、当該ユー
ザIDと撮像された虹彩の画像とに基づいて、ユーザの
認証を行うようにすればよい。
【0020】光源24は、ディスプレイ12の表示画面
に対面するユーザの顔を照明する。より詳細には、光源
24は、近赤外光(おおよそ波長800〜1300nm
の光)を発する光源であり、図2に示すように、ディス
プレイ12の表示画面の上部に配置され、当該ディスプ
レイ12の表示画面の前方を照明できるようになってい
る。
【0021】光源コントローラ26は、光源24による
照明の光量を制御する。より詳細には、光源コントロー
ラ26は、認証部20等の指示に基づき、光源24によ
る照明の光量を制御する。具体的には、例えば、CCD
カメラ14によって撮像された顔あるいは虹彩の画像が
全体として暗いときは、認証部20が光源コントローラ
26に対して光源24による照明の光量を増加させる旨
の指示をだし、光源コントローラ26はかかる指示に基
づいて、光源24を点灯させ、あるいは、光源24によ
る照明の光量を増加させる。一方、CCDカメラ14に
よって撮像された顔あるいは虹彩の画像が全体として明
るすぎ、ハレーション等をおこしているときは、認証部
20が光源コントローラ26に対して光源24による照
明の光量を減少させる旨の指示をだし、光源コントロー
ラ26はかかる指示に基づいて、光源24を消灯させ、
あるいは、光源24による照明の光量を減少させる。
【0022】続いて、本実施形態にかかる端末装置の動
作について説明する。図3は、本実施形態にかかる端末
装置10の動作を示すフローチャートである。
【0023】端末装置10を利用する際は、まず、CC
Dカメラ14により、ディスプレイ12の表示画面に対
面するユーザの顔の画像が撮像される(S12)。すな
わち、端末装置10のユーザが端末装置10を利用すべ
くディスプレイ12の表示画面の前方に座ると、端末装
置10のユーザの顔がCCDカメラ14の撮像領域に入
り、当該ユーザの顔の画像が撮像される。
【0024】CCDカメラ14によって上記ユーザの顔
が撮像されると、画像虹彩位置検出部16により、CC
Dカメラ14によって撮像された上記ユーザの顔の画像
から虹彩の位置が検出される(S14)。より詳細に
は、例えば、CCDカメラ14によって撮像された上記
ユーザの顔の画像に、エッジ強調処理などの画像処理が
施された後、特定の色、特定のパターンの部位が探索さ
れることによって、虹彩の位置が検出される。
【0025】虹彩の位置が検出されると、CCDカメラ
コントローラ18により、上記虹彩の位置に基づいて、
当該虹彩の画像が撮像されるようにCCDカメラ14の
撮像方向及び撮像倍率が制御される(S16)。より詳
細には、まず、CCDカメラコントローラ18により、
虹彩位置検出部16によって検出された上記虹彩の位置
に基づいて、CCDカメラ14の撮像領域の中心に虹彩
が入るように、CCDカメラ14の撮像方向が調整させ
る。続いて、CCDカメラコントローラ18により、C
CDカメラ14の撮像領域内で、虹彩ができるだけ大き
く撮像できるように、CCDカメラ14の撮像倍率が調
整される。尚、この場合、CCDカメラ14の撮像方向
は調整されずに、CCDカメラ14の撮像領域内で、虹
彩ができるだけ大きく撮像できるように、CCDカメラ
14の撮像倍率のみが調整されてもよい(この場合、虹
彩はCCDカメラ14の撮像領域の中心に位置するとは
限らない)。
【0026】CCDカメラコントローラ18により、C
CDカメラ14の撮像方向及び撮像倍率が調整される
と、当該撮像方向及び撮像倍率が調整されたCCDカメ
ラ14により、上記ユーザの虹彩の画像が撮像される
(S18)。
【0027】CCDカメラ14によってユーザの虹彩の
画像が撮像されると、認証部20により、撮像画像の明
るさがユーザの認証に適切かどうかが判断される(S2
0)。
【0028】ここで、撮像画像の明るさがユーザの認証
に適切でないと判断された場合、認証部20から光源コ
ントローラ26に対して光源24による照明の光量を変
化させる旨の指示がだされ、かかる指示に基づいて、光
源コントローラ26により光源24の光量が制御され
(S24)、CCDカメラ14によって、再度、虹彩の
画像が撮像される。具体的には、例えば、CCDカメラ
14によって撮像された虹彩の画像が全体として暗いと
きは、認証部20から光源コントローラ26に対して光
源24による照明の光量を増加させる旨の指示がださ
れ、光源コントローラ26により、光源24が点灯さ
れ、あるいは、光源24による照明の光量が増やされ
る。また、CCDカメラ14によって撮像された虹彩の
画像が全体として明るすぎ、ハレーション等をおこして
いるときは、認証部20から光源コントローラ26に対
して光源24による照明の光量を減少させる旨の指示が
だされ、光源コントローラ26により、光源24が消灯
され、あるいは、光源24による照明の光量が減らされ
る。
【0029】一方、撮像画像の明るさがユーザの認証に
適切であると判断された場合、認証部20により、CC
Dカメラ14によって撮像されたユーザの虹彩の画像に
基づいて、ユーザの認証が行われる(S22)。より詳
細には、CCDカメラ14によって撮像された虹彩の画
像と、予め格納部22のユーザデータベース22aに格
納されている当該端末装置10の利用を許可されたユー
ザの虹彩の画像とが比較され、CCDカメラ14によっ
て撮像された虹彩の画像がユーザデータベース22aに
格納されているユーザの虹彩の画像と一致する場合は、
当該ユーザは、端末装置10の利用を許可されたユーザ
として認証される。
【0030】ユーザの認証が行われると、端末装置10
のユーザは、ディスプレイ12,CCDカメラ14、マ
イク28、キーボード30、マウス32等を用いて対話
相手との双方向対話を行うことができる。
【0031】続いて、本実施形態にかかる端末装置の作
用及び効果について説明する。双方向対話型通信システ
ムに用いられる端末装置には、通常、表示画面に対話相
手を表示するディスプレイと、当該ディスプレイの表示
画面に対面するユーザの顔の画像を撮像するCCDカメ
ラが設けられている。ここで、本実施形態にかかる端末
装置10は、かかるCCDカメラ14によって撮像され
たユーザの顔の画像に基づいて、認証部20によりユー
ザの認証を行う。従って、別途指紋入力装置等を設けな
くとも、精度の高いユーザの認証を行うことができる。
その結果、容易に十分なセキュリティ保護を得ることが
可能となる。また、ユーザが双方向対話を行っている間
であっても、適時、ユーザの再認証を行うことが可能と
なる。
【0032】また、本実施形態にかかる端末装置10に
おいては、虹彩位置検出部16により、ユーザの顔の画
像から虹彩の位置を検出し、CCDカメラコントローラ
18により、当該虹彩の画像を撮像するようにCCDカ
メラ14の撮像方向及び撮像倍率を制御し、認証部20
は、かかる虹彩の画像に基づいてユーザの認証を行う。
従って、ユーザの顔全体のうちユーザ認証に適した虹彩
の画像に基づいたユーザの認証が可能となる。その結
果、ユーザの認証の精度が向上する。
【0033】また、本実施形態にかかる端末装置10に
おいては、光源24によりユーザの顔を照明すること
で、ユーザ認証に適した明るい顔の画像が得られる。そ
の結果、ユーザの認証の精度がさらに向上する。
【0034】また、本実施形態にかかる端末装置10に
おいては、光源コントローラ26により、ユーザの顔を
照明する照明の光量を制御することで、ユーザ認証に適
した明るさの顔の画像が得られる。その結果、ユーザの
認証の精度がさらに向上する。
【0035】本実施形態にかかる端末装置10において
は、ディスプレイ12が、対話相手を表示画面に3次元
立体映像として表示するようにしても良い。対話相手を
表示画面に3次元立体映像として表示することで、端末
装置10のユーザはより現実に近い状態で対話相手との
対話を行うことが可能となる。
【0036】また、上記実施形態にかかる端末装置10
においては、端末装置10の利用を許可されたユーザの
虹彩の画像を端末装置10の格納部22(ユーザデータ
ベース22a)に格納しておき、認証部20がCCDカ
メラ14によって撮像された虹彩の画像と端末装置10
の格納部22に格納されている虹彩の画像とを比較し、
CCDカメラ14によって撮像された虹彩の画像が端末
装置10の格納部22に格納されているユーザの虹彩の
画像と一致する場合は、当該ユーザを端末装置の利用を
許可されたユーザとして認証していたが、これは、端末
装置10の利用を許可されたユーザの虹彩の画像をセン
ター装置104の格納部に格納しておき、認証部20
が、CCDカメラ14によって撮像された虹彩の画像と
センター装置104から送信された虹彩の画像とを比較
し、CCDカメラ14によって撮像された虹彩の画像が
センター装置104から送信された虹彩の画像と一致す
る場合に、当該ユーザを端末装置10の利用を許可され
たユーザとして認証してもよい。同様に、端末装置10
の利用を許可されたユーザの虹彩の画像をセンター装置
104の格納部に格納しておき、認証部20が、CCD
カメラ14によって撮像された虹彩の画像をセンター装
置104に送信し、センター装置104において、CC
Dカメラ14によって撮像された虹彩の画像とセンター
装置104の格納部に格納されている虹彩の画像とを比
較して一致不一致を判断し、センター装置104から送
信されるかかる判断結果に基づいて、端末装置10の認
証部20が当該ユーザの認証を行っても良い。また、こ
の場合、光源コントローラ26は、センター装置104
からの指示に基づき、光源24による照明の光量を制御
することが好ましい。
【0037】また、本実施形態にかかる端末装置10に
おいては、顔の一部である虹彩の画像を用いてユーザの
認証を行っていたが、顔の他の部分あるいは顔全体の画
像を用いてユーザの認証を行ってもよい。
【0038】
【発明の効果】双方向対話型通信システムに用いられる
端末装置には、通常、表示画面に対話相手を表示する表
示手段と、当該表示手段の表示画面に対面するユーザの
顔の画像を撮像する撮像手段が設けられている。ここ
で、本発明の端末装置は、かかる撮像手段によって撮像
されたユーザの顔の画像に基づいて、ユーザの認証を行
うことで、別途指紋入力装置等を設けなくとも、精度の
高いユーザの認証を行うことができる。その結果、容易
に十分なセキュリティ保護を得ることが可能となる。ま
た、ユーザが双方向対話を行っている間であっても、適
時、ユーザの再認証を行うことが可能となる。
【0039】また、本発明の端末装置においては、ユー
ザの顔の画像から特定の部分の位置を検出し、当該特定
の部分の画像を撮像するように撮像手段の撮像方向また
は撮像倍率を制御し、かかる特定の部分の画像に基づい
てユーザの認証を行うことで、例えば虹彩など、ユーザ
認証に適した部分の画像に基づいたユーザの認証が可能
となる。その結果、ユーザの認証の精度が向上する。
【0040】また、本発明の端末装置においては、ユー
ザの顔を照明することで、ユーザ認証に適した明るい顔
の画像が得られる。その結果、ユーザの認証の精度がさ
らに向上する。
【0041】また、本発明の端末装置においては、ユー
ザの顔を照明する照明の光量を制御することで、ユーザ
認証に適した明るさの顔の画像が得られる。その結果、
ユーザの認証の精度がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】端末装置のシステム構成図である。
【図2】端末装置の斜視図である。
【図3】端末装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…端末装置、12…ディスプレイ、14…CCDカ
メラ、16…虹彩位置検出部、18…CCDカメラコン
トローラ、20…認証部、22…格納部、24…光源、
26…光源コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遊佐 英明 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 牧 久雄 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AB15 AB23 AB36 AB62 AC01 AC11 AC42 AC69 AC75 CA00 5C064 AA02 AC02 AC08 AC12 AD08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向対話型通信システムに用いられる
    端末装置において、 表示画面に対話相手を表示する表示手段と、 前記表示手段の表示画面に対面するユーザの顔の画像を
    正面から撮像する撮像手段と、 前記撮像手段によって撮像された前記ユーザの顔の画像
    に基づいて、前記ユーザの認証を行う認証手段とを備え
    たことを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段によって撮像された前記ユ
    ーザの顔の画像から特定の部分の位置を検出する位置検
    出手段と、 前記位置抽出手段によって検出された前記特定の部分の
    位置に基づいて、前記特定の部分の画像を撮像するよう
    に前記撮像手段の撮像方向または撮像倍率を制御する撮
    像制御手段とをさらに備え、 前記認証手段は、前記撮像制御手段によって撮像方向ま
    たは撮像倍率を制御された前記撮像手段によって撮像さ
    れた前記特定の部分の画像に基づいて、前記ユーザの認
    証を行うことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段の表示画面に対面する前記
    ユーザの顔を照明する照明手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 【請求項4】 前記照明手段による照明の光量を制御す
    る照明制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    3に記載の端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171119A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Mizuho Information & Research Institute Inc 遠隔会議管理システム、遠隔会議管理方法及び遠隔会議管理プログラム
JPWO2021038725A1 (ja) * 2019-08-27 2021-03-04

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