JP2002077363A - Ctiシステム - Google Patents
CtiシステムInfo
- Publication number
- JP2002077363A JP2002077363A JP2000266672A JP2000266672A JP2002077363A JP 2002077363 A JP2002077363 A JP 2002077363A JP 2000266672 A JP2000266672 A JP 2000266672A JP 2000266672 A JP2000266672 A JP 2000266672A JP 2002077363 A JP2002077363 A JP 2002077363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- incoming call
- call
- exchange
- cti system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 着信時に鳴動するように設定されていない電
話機に発信者情報を取得させることができるようにした
CTIシステムの提供。 【解決手段】 交換機2と、交換機2に接続された電話
機3と、電話機3に接続されたPC8とを有するCTI
システムにおいて、電話機3は、着信を受けた時に着信
音が発生しないが、点滅している外線ボタンを押下する
ことにより前記着信に応答することが可能なものであ
り、PC8は、電話機3が前記外線ボタンを押下するこ
とにより前記着信に応答したとき、交換機2から前記着
信の発信者情報を取得する機能を、テレフォニィサービ
スプロバイダ(TSP)6に有することを特徴とするC
TIシステム。
話機に発信者情報を取得させることができるようにした
CTIシステムの提供。 【解決手段】 交換機2と、交換機2に接続された電話
機3と、電話機3に接続されたPC8とを有するCTI
システムにおいて、電話機3は、着信を受けた時に着信
音が発生しないが、点滅している外線ボタンを押下する
ことにより前記着信に応答することが可能なものであ
り、PC8は、電話機3が前記外線ボタンを押下するこ
とにより前記着信に応答したとき、交換機2から前記着
信の発信者情報を取得する機能を、テレフォニィサービ
スプロバイダ(TSP)6に有することを特徴とするC
TIシステム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CTIシステムに
関し、特に、CTI(Computer Telephony Integratio
n)システムにおいて多機能電話機に接続されたパーソ
ナルコンピュータで使用するテレフォニィサービスプロ
バイダ(TSP)の情報通知に関するものである。
関し、特に、CTI(Computer Telephony Integratio
n)システムにおいて多機能電話機に接続されたパーソ
ナルコンピュータで使用するテレフォニィサービスプロ
バイダ(TSP)の情報通知に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話回線の発信者情報通知サービスを利
用し、多機能電話機からパーソナルコンピュータ(P
C)へ発信者番号を通知し、その番号をもとに発信者の
住所や会社名など情報をPC上に表示したり、電話機操
作をPC上から行うCTI(Computer Telephony Integ
ration)システム(アプリケーション含む)が普及しつ
つある。
用し、多機能電話機からパーソナルコンピュータ(P
C)へ発信者番号を通知し、その番号をもとに発信者の
住所や会社名など情報をPC上に表示したり、電話機操
作をPC上から行うCTI(Computer Telephony Integ
ration)システム(アプリケーション含む)が普及しつ
つある。
【0003】図3は一般的なCTIシステムを示してい
る。図3において、交換機2は電話回線網1に接続され
ている。多機能電話機3は、交換機2に接続されてい
る。パーソナルコンピュータ(PC)8は、RS−23
2−Cケーブルを介して多機能電話機3に接続されてい
る。
る。図3において、交換機2は電話回線網1に接続され
ている。多機能電話機3は、交換機2に接続されてい
る。パーソナルコンピュータ(PC)8は、RS−23
2−Cケーブルを介して多機能電話機3に接続されてい
る。
【0004】図4は従来のCTIシステムを示してい
る。
る。
【0005】図4において、テレフォニィサービスプロ
バイダ(TSP:Telephony Service Provider)6’
は、PC8に設けられ、PC8のシリアルポートである
COM(communication)ポート5を、多機能電話機3の
DCI(Data Communication Interface)であるPCイン
ターフェース4に接続して、Windows上でアプリケーシ
ョン7としてTAPI(Telephony Application Program
ming Interface)v1.4の機能を提供する。TSP
6’は、PC8とDCI4とをつなぐドライバの役割を
担っている。
バイダ(TSP:Telephony Service Provider)6’
は、PC8に設けられ、PC8のシリアルポートである
COM(communication)ポート5を、多機能電話機3の
DCI(Data Communication Interface)であるPCイン
ターフェース4に接続して、Windows上でアプリケーシ
ョン7としてTAPI(Telephony Application Program
ming Interface)v1.4の機能を提供する。TSP
6’は、PC8とDCI4とをつなぐドライバの役割を
担っている。
【0006】図4において、従来のCTIシステムで
は、着信時にPC8に発信者の発番号を表示するために
は、多機能電話機3に鳴動設定(外線が着信した時に電
話機が鳴るように設定)が必要であった。
は、着信時にPC8に発信者の発番号を表示するために
は、多機能電話機3に鳴動設定(外線が着信した時に電
話機が鳴るように設定)が必要であった。
【0007】鳴動設定が必要な理由は、交換機2側とP
C8側での情報のやり取りにある。
C8側での情報のやり取りにある。
【0008】図5は、従来の鳴動設定有り電話機のシー
ケンスを示し、DCI(図4の4)からTSP(図4の
6’)そしてアプリケーションTAPI(図4の7)と
の情報のやり取りを図にしたものである。
ケンスを示し、DCI(図4の4)からTSP(図4の
6’)そしてアプリケーションTAPI(図4の7)と
の情報のやり取りを図にしたものである。
【0009】交換機(図4の2)は、鳴動設定有り電話
機のDCI(図4の4)に対して、通話情報CINF=××
×××(図5の)を通知する。この通話情報CINF=×
××××に発信者の情報が含まれている。この通話情報
CINFは、着信しても鳴らない電話機(鳴動設定無し電話
機)のDCIには送られない情報である。
機のDCI(図4の4)に対して、通話情報CINF=××
×××(図5の)を通知する。この通話情報CINF=×
××××に発信者の情報が含まれている。この通話情報
CINFは、着信しても鳴らない電話機(鳴動設定無し電話
機)のDCIには送られない情報である。
【0010】図5を参照して、外線着信時に鳴動する電
話機のPBX(2)−TSP(6’)−TAPI(7)
間のコマンドのやり取りを詳細に説明する。
話機のPBX(2)−TSP(6’)−TAPI(7)
間のコマンドのやり取りを詳細に説明する。
【0011】着信が発生すると、PBX(2)はTSP
(6’)に“RING”(これが電話機3を鳴動させる。)
を送る。TSP(6’)は、“RING”を受けると、新し
い呼“NEW CALL”が発生したと、TAPI(7)に通知
する。
(6’)に“RING”(これが電話機3を鳴動させる。)
を送る。TSP(6’)は、“RING”を受けると、新し
い呼“NEW CALL”が発生したと、TAPI(7)に通知
する。
【0012】呼が発生したときに、“NEW CALL”に続い
て、TSP(6’)からTAPI(7)に伝えられる情
報としてCALLSTATE(呼状態)とCALLINFO(呼情報)が
ある。
て、TSP(6’)からTAPI(7)に伝えられる情
報としてCALLSTATE(呼状態)とCALLINFO(呼情報)が
ある。
【0013】電話機の状態は「着信中(OFFERING)」とな
るので、呼状態は、「LINECALLSTATE_OFFERING」と送ら
れる。
るので、呼状態は、「LINECALLSTATE_OFFERING」と送ら
れる。
【0014】また、PBX(2)は、最初の“RING”と
次の“RING”との間に通話情報(CINF=×××××)をT
SP(6’)に送る。
次の“RING”との間に通話情報(CINF=×××××)をT
SP(6’)に送る。
【0015】TSP(6’)は、通話情報(CINF=×××
××)を取得すると、TAPI(7)側へ呼情報「LINEC
ALLINFO_CallerID」(図5の)を送る。
××)を取得すると、TAPI(7)側へ呼情報「LINEC
ALLINFO_CallerID」(図5の)を送る。
【0016】この時に、TAPI(7)側では相手の発
信者番号(CallerID)を受け取ることになる。
信者番号(CallerID)を受け取ることになる。
【0017】アプリケーション(7)側から着信応答す
るには「LineAnswer」という関数をTSP(6’)側に
なげる。
るには「LineAnswer」という関数をTSP(6’)側に
なげる。
【0018】TSP(6’)は、LineAnswerを受け取
り、PBX(2)側にコマンド“・h”を送る。通話は
接続状態となる。
り、PBX(2)側にコマンド“・h”を送る。通話は
接続状態となる。
【0019】相手が通話を切断すると、PBX(2)側
から“TDISC”が送られ、TSP(6’)がTAPI
(7)へ呼状態が“IDLE”であることを「LINECALLSTAT
E_IDLE」で知らせる。
から“TDISC”が送られ、TSP(6’)がTAPI
(7)へ呼状態が“IDLE”であることを「LINECALLSTAT
E_IDLE」で知らせる。
【0020】図6は、従来の鳴動設定無し電話機のシー
ケンスを示している。図6に示すように、着信時に着信
音が出ない多機能電話機で点滅している(点滅により着
信表示している)外線ボタンを押下し通話に応答するこ
とは可能でも、PBX(2)からは、図5に図示の“RI
NG”及び通話情報(CINF=×××××)はTSP(6’)
に送られず、PC(図4の8)に通話情報CINFを伝える
ことは出来ない。
ケンスを示している。図6に示すように、着信時に着信
音が出ない多機能電話機で点滅している(点滅により着
信表示している)外線ボタンを押下し通話に応答するこ
とは可能でも、PBX(2)からは、図5に図示の“RI
NG”及び通話情報(CINF=×××××)はTSP(6’)
に送られず、PC(図4の8)に通話情報CINFを伝える
ことは出来ない。
【0021】そのため、CTIアプリケーションを正常
に動作させるためには、多機能電話機に鳴動設定がされ
ていることが必要だった。
に動作させるためには、多機能電話機に鳴動設定がされ
ていることが必要だった。
【0022】図6を参照して、外線着信時に鳴動しない
電話機のPBX(2)−TSP(6’)−TAPI
(7)間のコマンドのやり取りを詳細に説明する。
電話機のPBX(2)−TSP(6’)−TAPI
(7)間のコマンドのやり取りを詳細に説明する。
【0023】着信が発生すると、電話機の外線ボタンが
赤く点滅するだけで、PBX(2)からTSP(6’)
に対して何のコマンドも送られていない。
赤く点滅するだけで、PBX(2)からTSP(6’)
に対して何のコマンドも送られていない。
【0024】電話機操作で外線ボタンを押下し、通話に
応答すると、TSP(6’)は、PBX(2)から“CO
NNECT”(接続状態)を受け取り、TAPI(7)へ呼
状態が“CONNECT”であることを「LINECALLSTATE_CONNE
CT」で知らせる。
応答すると、TSP(6’)は、PBX(2)から“CO
NNECT”(接続状態)を受け取り、TAPI(7)へ呼
状態が“CONNECT”であることを「LINECALLSTATE_CONNE
CT」で知らせる。
【0025】図5と図6とを比較するとわかりやすい
が、PBX(2)では、DCIの設定がされている多機
能電話機(端末)3の中で、鳴動設定がされているもの
のみに“RING”を送り、続いて発信者情報を含む通話情
報(CINF=×××××)を送っている。
が、PBX(2)では、DCIの設定がされている多機
能電話機(端末)3の中で、鳴動設定がされているもの
のみに“RING”を送り、続いて発信者情報を含む通話情
報(CINF=×××××)を送っている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
図4の従来のCTIシステムのTSP6’は交換機2か
らの通話情報CINFの通知を受けてアプリケーション7側
へLINECALLINFO_Ca11erID(図5の)を送る。
図4の従来のCTIシステムのTSP6’は交換機2か
らの通話情報CINFの通知を受けてアプリケーション7側
へLINECALLINFO_Ca11erID(図5の)を送る。
【0027】そのため、交換機2から通話情報CINF通知
が発生しない「鳴動設定無しの多機能電話機」に接続さ
れたPC8には発信者番号が通知されなかった。
が発生しない「鳴動設定無しの多機能電話機」に接続さ
れたPC8には発信者番号が通知されなかった。
【0028】本発明の課題は、着信時に鳴動するように
設定されていない電話機に、発信者情報を取得させるこ
とができるようにしたCTIシステムを提供することに
ある。
設定されていない電話機に、発信者情報を取得させるこ
とができるようにしたCTIシステムを提供することに
ある。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、交換機と、該交換機に接続された電話機と、該電
話機に接続されたパーソナルコンピュータとを有するC
TI(Computer Telephony Integration)システムにお
いて、前記電話機は、着信を受けた時に着信音が発生し
ないが、外線ボタンを押下することにより前記着信に応
答することが可能である電話機であり、前記パーソナル
コンピュータは、前記電話機が前記外線ボタンを押下す
ることにより前記着信に応答したとき、前記交換機から
前記着信の発信者情報を取得する機能を有することを特
徴とするCTIシステムが得られる。
れば、交換機と、該交換機に接続された電話機と、該電
話機に接続されたパーソナルコンピュータとを有するC
TI(Computer Telephony Integration)システムにお
いて、前記電話機は、着信を受けた時に着信音が発生し
ないが、外線ボタンを押下することにより前記着信に応
答することが可能である電話機であり、前記パーソナル
コンピュータは、前記電話機が前記外線ボタンを押下す
ることにより前記着信に応答したとき、前記交換機から
前記着信の発信者情報を取得する機能を有することを特
徴とするCTIシステムが得られる。
【0030】本発明の第2の態様によれば、上述の第1
の態様によるCTIシステムにおいて、前記電話機は、
前記着信を受けた時に着信音が発生しないが、点滅によ
り着信表示している外線ボタンを押下することにより前
記着信に応答することが可能なものであることを特徴と
するCTIシステムが得られる。
の態様によるCTIシステムにおいて、前記電話機は、
前記着信を受けた時に着信音が発生しないが、点滅によ
り着信表示している外線ボタンを押下することにより前
記着信に応答することが可能なものであることを特徴と
するCTIシステムが得られる。
【0031】本発明の第3の態様によれば、上述の第1
又は第2の態様によるCTIシステムにおいて、前記着
信を受けた時に着信音を発生する別の電話機が、前記電
話機の代りに、前記交換機に接続され、該別の電話機に
前記パーソナルコンピュータが接続された場合にも対処
できるように、前記パーソナルコンピュータは、前記別
の電話機が前記着信を受けたとき、前記交換機から前記
着信の発信者情報を取得する機能をも有することを特徴
とするCTIシステムが得られる。
又は第2の態様によるCTIシステムにおいて、前記着
信を受けた時に着信音を発生する別の電話機が、前記電
話機の代りに、前記交換機に接続され、該別の電話機に
前記パーソナルコンピュータが接続された場合にも対処
できるように、前記パーソナルコンピュータは、前記別
の電話機が前記着信を受けたとき、前記交換機から前記
着信の発信者情報を取得する機能をも有することを特徴
とするCTIシステムが得られる。
【0032】本発明の第4の態様によれば、上述の第1
又は第2の態様によるCTIシステムにおいて、前記パ
ーソナルコンピュータは、前記電話機が前記外線ボタン
を押下することにより前記着信に応答したとき、前記交
換機から前記着信の発信者情報を取得する機能を、テレ
フォニィサービスプロバイダ(TSP)に有することを
特徴とするCTIシステムが得られる。
又は第2の態様によるCTIシステムにおいて、前記パ
ーソナルコンピュータは、前記電話機が前記外線ボタン
を押下することにより前記着信に応答したとき、前記交
換機から前記着信の発信者情報を取得する機能を、テレ
フォニィサービスプロバイダ(TSP)に有することを
特徴とするCTIシステムが得られる。
【0033】本発明の第5の態様によれば、上述の第4
の態様によるCTIシステムにおいて、前記着信を受け
た時に着信音を発生する別の電話機が、前記電話機の代
りに、前記交換機に接続され、該別の電話機に前記パー
ソナルコンピュータが接続された場合にも対処できるよ
うに、前記パーソナルコンピュータは、前記別の電話機
が前記着信を受けたとき、前記交換機から前記着信の発
信者情報を取得する機能をも、前記テレフォニィサービ
スプロバイダ(TSP)に有することを特徴とするCT
Iシステムが得られる。
の態様によるCTIシステムにおいて、前記着信を受け
た時に着信音を発生する別の電話機が、前記電話機の代
りに、前記交換機に接続され、該別の電話機に前記パー
ソナルコンピュータが接続された場合にも対処できるよ
うに、前記パーソナルコンピュータは、前記別の電話機
が前記着信を受けたとき、前記交換機から前記着信の発
信者情報を取得する機能をも、前記テレフォニィサービ
スプロバイダ(TSP)に有することを特徴とするCT
Iシステムが得られる。
【0034】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して乾す説明する。
を参照して乾す説明する。
【0035】図1は本発明の一実施例によるCTIシス
テムを示している。
テムを示している。
【0036】図1のCTIシステムにおいては、着信時
に多機能電話機3が鳴動しなくても、通話に接続をした
時に発信者の情報を取得できるように変更されたテレフ
ォニィサービスプロバイダ(TSP:Telephony Servic
e Provider)6を有することを特徴とする。このよう
に、TSP6は、多機能電話機3が鳴動設定されていな
い鳴動設定無し電話機であっても、通話に接続をした時
に発信者の情報を取得できるように変更されている。な
お、TSP6は、多機能電話機3が鳴動設定された鳴動
設定有り電話機である場合は、図4のTSP6’と同様
の動作をする。
に多機能電話機3が鳴動しなくても、通話に接続をした
時に発信者の情報を取得できるように変更されたテレフ
ォニィサービスプロバイダ(TSP:Telephony Servic
e Provider)6を有することを特徴とする。このよう
に、TSP6は、多機能電話機3が鳴動設定されていな
い鳴動設定無し電話機であっても、通話に接続をした時
に発信者の情報を取得できるように変更されている。な
お、TSP6は、多機能電話機3が鳴動設定された鳴動
設定有り電話機である場合は、図4のTSP6’と同様
の動作をする。
【0037】TSP6も、PC8に設けられ、PC8の
シリアルポートであるCOM(communication)ポート5
を、多機能電話機3のDCI(Data Communication Inte
rface)であるPCインターフェース4に接続して、Wind
ows上でアプリケーション7としてTAPI(Telephony
Application Programming Interface)v1.4の機能を
提供する。TSP6は、PC8とDCI4とをつなぐド
ライバの役割を担っている。
シリアルポートであるCOM(communication)ポート5
を、多機能電話機3のDCI(Data Communication Inte
rface)であるPCインターフェース4に接続して、Wind
ows上でアプリケーション7としてTAPI(Telephony
Application Programming Interface)v1.4の機能を
提供する。TSP6は、PC8とDCI4とをつなぐド
ライバの役割を担っている。
【0038】図2の変更後の鳴動設定無しの電話機のシ
ーケンスを参照すれば明らかなように、着信時に着信音
が出ない多機能電話機3で点滅している(点滅により着
信表示している)外線ボタンを押下して、着信に応答し
て接続(図2ののCONNECT)した時に、TSP6が図5
の鳴動設定有りのシーケンスと同様の図2のの処理
(“NEW CALL”、「LINECALLSTATE_OFFERING」、及び
「LINECALLINFO_CallerID」)を行なうように変更し
た。
ーケンスを参照すれば明らかなように、着信時に着信音
が出ない多機能電話機3で点滅している(点滅により着
信表示している)外線ボタンを押下して、着信に応答し
て接続(図2ののCONNECT)した時に、TSP6が図5
の鳴動設定有りのシーケンスと同様の図2のの処理
(“NEW CALL”、「LINECALLSTATE_OFFERING」、及び
「LINECALLINFO_CallerID」)を行なうように変更し
た。
【0039】すなわち、図2において、鳴動設定の有無
に関係なくDSI(図1の4)の設定がされてある多機
能電話機3に発信者情報を通知するためには、擬似的に
着信を与えなければならない。なぜなら、発信者情報を
取得できるのは、“NEW CALL”(新しい呼)及びOFFERI
NG(着信中)の後の「LINECALLINFO_CallerID」である
からである。この発信者情報「LINECALLINFO_CallerI
D」は、図2ののCONNECT(接続)情報中に含まれてい
る。
に関係なくDSI(図1の4)の設定がされてある多機
能電話機3に発信者情報を通知するためには、擬似的に
着信を与えなければならない。なぜなら、発信者情報を
取得できるのは、“NEW CALL”(新しい呼)及びOFFERI
NG(着信中)の後の「LINECALLINFO_CallerID」である
からである。この発信者情報「LINECALLINFO_CallerI
D」は、図2ののCONNECT(接続)情報中に含まれてい
る。
【0040】そこで、CONNECTが発生した時点で着信
が発生したかのように擬似的に着信させ、PBX2から
発信者電話番号を取得する。
が発生したかのように擬似的に着信させ、PBX2から
発信者電話番号を取得する。
【0041】上記の変更により、着信時と接続時の両方
で発信者情報の取得が可能となった。
で発信者情報の取得が可能となった。
【0042】2つの取得方法ができたので、ユーザがい
つ発信者情報の取得を行ないたいかによって、発信者情
報の通知のタイミングを選択できるようにした。
つ発信者情報の取得を行ないたいかによって、発信者情
報の通知のタイミングを選択できるようにした。
【0043】選択方法として発信者情報の通知種別を選
択できる項目をTSP6の設定画面に追加した。
択できる項目をTSP6の設定画面に追加した。
【0044】着信時のみに発信者情報を取得する場合、
多機能電話機3に鳴動設定をする。多機能電話機3に鳴
動設定がされていない場合は、着信時に発信者情報の取
得は出来ない。
多機能電話機3に鳴動設定をする。多機能電話機3に鳴
動設定がされていない場合は、着信時に発信者情報の取
得は出来ない。
【0045】接続時のみに発信者情報を取得する場合、
多機能電話機3の鳴動設定は無しにする。図2のように
CONNECT(着信応答)したあとに、発信者情報がTSP
6により通知される。そのため、外線着信中に発信者情
報を取得することは出来ない。
多機能電話機3の鳴動設定は無しにする。図2のように
CONNECT(着信応答)したあとに、発信者情報がTSP
6により通知される。そのため、外線着信中に発信者情
報を取得することは出来ない。
【0046】着信時・接続時に発信者情報を取得する場
合、多機能電話機3に鳴動設定がされている場合は、着
信中に発信者情報が取得でき、鳴動設定されていない場
合は、接続時に発信者情報が取得できる。
合、多機能電話機3に鳴動設定がされている場合は、着
信中に発信者情報が取得でき、鳴動設定されていない場
合は、接続時に発信者情報が取得できる。
【0047】上記のようにTSP6の設定を選択するこ
とが可能となったことにより、発信者情報の通知方法を
選択でき、ユーザのシステム動作環境やニーズにあった
CTIアプリケーションが提供できるようになった。
とが可能となったことにより、発信者情報の通知方法を
選択でき、ユーザのシステム動作環境やニーズにあった
CTIアプリケーションが提供できるようになった。
【0048】また、多機能電話機3への鳴動設定の有無
には関係なく、多機能電話機3に接続されているPC8
すべてに発信者情報を通知することが可能となった。
には関係なく、多機能電話機3に接続されているPC8
すべてに発信者情報を通知することが可能となった。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
着信時に鳴動するように設定されていない電話機に、発
信者情報を取得させることができるようにしたCTIシ
ステムを得ることができる。
着信時に鳴動するように設定されていない電話機に、発
信者情報を取得させることができるようにしたCTIシ
ステムを得ることができる。
【図1】本発明の一実施例によるCTIシステムのブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1のCTIシステムの動作を説明するための
図である。
図である。
【図3】一般的なCTIシステムを示した図である。
【図4】従来のCTIシステムのブロック図である。
【図5】図4のCTIシステムの動作を説明するための
図である。
図である。
【図6】図4のCTIシステムの動作を説明するための
別の図である。
別の図である。
1 電話回線網 2 交換機(PBX) 3 多機能電話機 4 PCインターフェース(DCI) 5 COMポート 6’ TSP(テレフォニィサービスプロバイダ) 6 TSP(テレフォニィサービスプロバイダ) 7 アプリケーション(TAPI) 8 パーソナルコンピュータ(PC)
Claims (5)
- 【請求項1】 交換機と、該交換機に接続された電話機
と、該電話機に接続されたパーソナルコンピュータとを
有するCTI(Computer Telephony Integration)シス
テムにおいて、 前記電話機は、着信を受けた時に着信音が発生しない
が、外線ボタンを押下することにより前記着信に応答す
ることが可能である電話機であり、 前記パーソナルコンピュータは、前記電話機が前記外線
ボタンを押下することにより前記着信に応答したとき、
前記交換機から前記着信の発信者情報を取得する機能を
有することを特徴とするCTIシステム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のCTIシステムにおい
て、 前記電話機は、前記着信を受けた時に着信音が発生しな
いが、点滅により着信表示している外線ボタンを押下す
ることにより前記着信に応答することが可能なものであ
ることを特徴とするCTIシステム。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のCTIシステム
において、 前記着信を受けた時に着信音を発生する別の電話機が、
前記電話機の代りに、前記交換機に接続され、該別の電
話機に前記パーソナルコンピュータが接続された場合に
も対処できるように、前記パーソナルコンピュータは、
前記別の電話機が前記着信を受けたとき、前記交換機か
ら前記着信の発信者情報を取得する機能をも有すること
を特徴とするCTIシステム。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載のCTIシステム
において、 前記パーソナルコンピュータは、前記電話機が前記外線
ボタンを押下することにより前記着信に応答したとき、
前記交換機から前記着信の発信者情報を取得する機能
を、テレフォニィサービスプロバイダ(TSP)に有す
ることを特徴とするCTIシステム。 - 【請求項5】 請求項4に記載のCTIシステムにおい
て、 前記着信を受けた時に着信音を発生する別の電話機が、
前記電話機の代りに、前記交換機に接続され、該別の電
話機に前記パーソナルコンピュータが接続された場合に
も対処できるように、前記パーソナルコンピュータは、
前記別の電話機が前記着信を受けたとき、前記交換機か
ら前記着信の発信者情報を取得する機能をも、前記テレ
フォニィサービスプロバイダ(TSP)に有することを
特徴とするCTIシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266672A JP2002077363A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | Ctiシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266672A JP2002077363A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | Ctiシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002077363A true JP2002077363A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18753719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000266672A Pending JP2002077363A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | Ctiシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002077363A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005268954A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Nec Infrontia Corp | Ctiシステム |
-
2000
- 2000-09-04 JP JP2000266672A patent/JP2002077363A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005268954A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Nec Infrontia Corp | Ctiシステム |
US7720210B2 (en) | 2004-03-16 | 2010-05-18 | Nec Infrontia Corporation | CTI system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6665375B1 (en) | Method and apparatus for providing accessibility to call connection status | |
EP0981236B1 (en) | Text-enhanced voice menu system | |
US20060193301A1 (en) | Graphic display cordless telephone interfacing with soft-phone UI | |
US20070280452A1 (en) | Contact online status alert for telephone handset interfacing with a soft-phone client | |
US6222913B1 (en) | Method and apparatus for displaying caller information during call switching in private branch exchange | |
KR100578251B1 (ko) | 비디오-레디 인터넷 전화기 | |
JP3041244B2 (ja) | メッセージ通信方法および装置 | |
JP2002077363A (ja) | Ctiシステム | |
US7277530B2 (en) | IP telephone apparatus and IP telephone system | |
JPH10341293A (ja) | データベース端末装置および発信者情報検出装置 | |
JP2002325128A (ja) | 電子メール連動ボタン電話装置およびその発信制御方法 | |
JP4124781B2 (ja) | 内線電話システム、端末装置、内線装置及び内線電話方法 | |
WO2002009372A1 (en) | Internet video phone | |
JP2007096869A (ja) | ボタン電話システム | |
JP3529283B2 (ja) | 回線選択装置 | |
JP3700604B2 (ja) | キーテレホン装置及びキーテレホンシステム | |
KR20050015638A (ko) | 무선통신단말기에서 단문메시지서비스를 이용한 자동 응답방법 | |
KR20020057682A (ko) | 이동 통신 단말에서의 호 형성 방법 | |
JPH05316174A (ja) | Isdn通信端末機の表示方法及び装置 | |
JPS63144645A (ja) | メモ通信方式 | |
JP4116276B2 (ja) | 通信装置 | |
JPH1117802A (ja) | 不在応答電話システム | |
JPH05244290A (ja) | 電話機システム | |
JP2001007921A (ja) | コードレス電話 | |
JPH09139779A (ja) | 電話回線に接続した受信用端末装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021225 |