JP2002077179A - ネットワーク管理装置および方式 - Google Patents

ネットワーク管理装置および方式

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JP2002077179A
JP2002077179A JP2000257813A JP2000257813A JP2002077179A JP 2002077179 A JP2002077179 A JP 2002077179A JP 2000257813 A JP2000257813 A JP 2000257813A JP 2000257813 A JP2000257813 A JP 2000257813A JP 2002077179 A JP2002077179 A JP 2002077179A
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JP2000257813A
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Tomoyuki Morikawa
智之 森川
Harunobu Mizuno
治展 水野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大規模化したネットワークにおいてもコネク
ション設定を行う管理者の作業負荷が大きくなりにくい
ネットワーク管理装置を提供する。 【解決手段】 コネクション設定において、先ず、物理
経路検索部13が、コネクションを設定すべき一連の物
理経路を検出し、コネクション設定部11は、これら一
連の物理経路のついて順次、設定受付画面500をイン
タフェース部12経由で管理者に提示して、コネクショ
ン定義情報(VPI、VCI、使用帯域)を受け付け
る。また、バックボーンに相当する物理経路について
は、既定の設定情報を提示する画面を表示するのみで、
管理者の設定操作を不要とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
データを転送するための論理経路の設定作業を支援する
ネットワーク管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及にともなっ
て、ATM(非同期通信モード)方式などを採用した大
規模ネットワークが数多く構築されるようになってきて
いる。ネットワークはデータの送受信を行う多数の端
末、端末間に位置してデータを受け取り、その送信先に
応じて転送する中継装置(あるいはアクセスポイン
ト)、そして端末や中継装置同士の間をつなぐ物理的な
データの通り道(回線網など)からなる。端末、中継装
置はノードと呼ばれ、対向する2つのノード間を結ぶ物
理的経路をリンクという。そして、ATMの場合は、デ
ータ送受信の実現のためには、端末あるいは中継装置な
どの間を結ぶ物理経路に仮想的なデータの通り道である
論理経路を設定する必要がある。
【0003】ATMでは、1つの物理回線上に複数の論
理経路を設定して、同時に複数のデータ送受信を実現す
る。回線の帯域を分割して各論理経路に振り分けるのだ
が、物理回線上に仮想的なデータ伝送路(コネクショ
ン)を複数設けたものと見ることもできる。論理経路の
種別として、VP(Virtual Path)、VC(Virtual Chann
el)がある。端末間のコネクションをVCで定義し、V
CをVPに多重する構成が多く用いられている。VCを
束ねた集まりをVPと見なすこともできる。こうして仮
想的に設けられたVP、VCでデータを転送するため
に、データ自身に当該データがどのVP、VCを通るデ
ータかを示す情報が付加され、これをVPI(Virtual
Channel Identifier)、VCI(Virtual Channel Iden
tifier)という。中継装置はVPI、VCIを参照して
データの転送先を判定する。つまり、データが自身の送
り先を示す情報を保持しており、その情報がVPI、V
CIである。
【0004】通常、データ送信元の端末からデータ受信
側の端末までのコネクションは、いくつかの中継装置
(リンク)を介してつながっているが、上記のVP、V
Cは、両端の端末および中継される中継装置の全てにつ
いて設定する必要がある。すなわち、新たなコネクショ
ンを追加する際には、当該コネクションの実現のために
追加されたVP、VCを表すVPI、VCIを端末、中
継装置に通知し、当該VPI、VCIの付加されたデー
タを受け取った場合はどこに送信するかを記憶させてお
くのである。さらに、設定の内容は物理経路をはさんで
対向する端末、中継装置の間では整合をとる(VPI、
VCIの値を一致させておく)必要がある。こうした、
設定処理は、ネットワーク全体を管理する管理者が、ネ
ットワーク上の端末、中継装置に接続された管理装置を
操作して行う。
【0005】管理者は、ネットワークの初期導入や、ネ
ットワーク保守(利用者端末、中継装置の追加)などの
際にコネクション設定の作業を行う。コネクション設定
作業にについては、ネットワークの規模、装置構成、求
められるデータ転送能力(帯域幅)などを把握した上で
行う必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者
が増加してネットワークが大規模化するのに伴ない、こ
れを構成する端末、中継装置の数が増加する。その結
果、端末間を結ぶ物理経路の組合わせのパターンは、数
が増え、複雑化する。そして、コネクションを設定する
対象であるノード間のつながりが見えにくくなる。する
と、先ず、ノード数の増加に伴って設定漏れなどの設定
ミスが発生するおそれが大きくなる。また、コネクショ
ンが経由する物理経路の数が多くなるので、コネクショ
ン定義のための情報を設定しなければならない装置の数
が多くなる。そのため、管理者は、ネットワークの大規
模化にともなって、設定ミスにいっそうの注意を払わね
ばならないとともに、設定作業量そのものも増大し、コ
ネクション追加にともなう設定の作業負担は大きくなっ
てしまう。
【0007】本発明は、上記の課題に鑑み、大規模なネ
ットワークの保守業務(コネクションの追加)に要する
管理者の作業負担を軽減することのできる、ネットワー
ク管理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワーク管
理装置は、上記の目的を実現するために、複数の装置間
を物理的に結ぶ物理経路によって構成されるネットワー
クにおいて、特定の送信元装置と受信側装置との間にデ
ータの論理的な通り道であるコネクションを定義するネ
ットワーク管理装置であって、利用者から、前記特定の
送信元装置および受信側装置の指定を受け付ける受付手
段と、前記受付手段が受け付けた特定の送信元装置と受
信側装置とを結ぶ物理的なデータ伝送路を、一連の物理
経路の組合わせとして決定する決定手段と、前記決定手
段が決定したデータ伝送路に含まれる各物理経路に対し
て、順次コネクション定義情報を設定するコネクション
定義手段と、を有し、前記コネクション定義手段は、各
物理経路について、前記ネットワーク上を転送されるデ
ータが集中的に通過するバックボーンか否か判定する判
定手段と、前記判定手段がバックボーンでないと判定し
た物理経路について、利用者からの指定を受け付け、受
け付けた指定の内容に従ってコネクション定義情報を設
定する第1設定手段と、前記判定手段がバックボーンで
あると判定した物理経路について、バックボーンに対し
て予め設定されたバックボーン情報を基にコネクション
定義情報を設定する第2設定手段とを有する、という構
成を特徴とする。
【0009】これによって、コネクション設定の対象と
なる一連の物理経路について順次コネクション定義情報
の設定が行われるので、大規模なネットワークにコネク
ション設定を行う場合でも、管理者は装置、物理経路の
つながりを把握できるため設定ミスが起こるおそれは小
さく、しかも、バックボーンとなる物理経路については
ネットワーク管理装置が独自にコネクション定義情報の
設定を行うので、管理者による設定処理の負荷も軽くで
きる。
【0010】また、本発明のネットワーク管理方法は、
上記の目的を実現するために、複数の装置間を物理的に
結ぶ物理経路によって構成されるネットワークにおい
て、特定の送信元装置と受信側装置との間にデータの論
理的な通り道であるコネクションを定義するネットワー
ク管理方法であって、利用者から、前記特定の送信元装
置および受信側装置の指定を受け付ける受付ステップ
と、前記受付ステップにおいて受け付けた特定の送信元
装置と受信側装置とを結ぶ物理的なデータ伝送路を、一
連の物理経路の組合わせとして決定する決定ステップ
と、前記決定ステップにおいて決定されたデータ伝送路
に含まれる各物理経路に対して、順次コネクション定義
情報を設定するコネクション定義ステップと、を有し、
前記コネクション定義ステップは、各物理経路につい
て、前記ネットワーク上を転送されるデータが集中的に
通過するバックボーンか否か判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいてバックボーンでないと判定さ
れた物理経路について、利用者からの指定を受け付け、
受け付けた指定の内容に従ってコネクション定義情報を
設定する第1設定ステップと、前記判定ステップにおい
てバックボーンであると判定された物理経路について、
バックボーンに対して予め設定されたバックボーン情報
を基にコネクション定義情報を設定する第2設定ステッ
プと、を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関わるネットワー
ク管理装置の実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。本実施の形態におけるネットワーク管理装置
は、ネットワーク管理者が行うネットワーク上のコネク
ションの設定・管理業務を支援するものである。管理者
は、ユーザからのコネクション追加申し込みを受ける
と、ネットワーク管理装置を操作してコネクションの追
加設定を行う。 (構成)図1は、本実施の形態におけるネットワーク管
理装置1および、その管理対象であるネットワーク2の
概略を示す模式図である。
【0012】先ず、図1を参照しながら、本実施の形態
におけるネットワーク2の構成について説明する。ネッ
トワーク2は、ATM(Asynchronous Transfer Mode:
非同期転送モード)方式でデータ転送を実現するもので
ある。ネットワークは一般に複数のノード間をデータの
物理的な伝送経路であるリンクで結んだ構成となってい
るが、ネットワーク2におけるノードは、端末a〜i、
中継装置A〜F、第1アクセスポイントAP1、第2ア
クセスポイントAP2、第3アクセスポイントAP3で
ある。このうち3つのアクセスポイントは互いに回線網
Nを介して接続されている。
【0013】ATM方式におけるデータ転送は、データ
を転送の最小単位であるセルに分割し、セルに転送先
(論理経路)の識別情報であるVPI、VCIを付加し
て転送するもので、データはあるノードからリンクで接
続された次のノードへ、リンクに設けられた論理経路を
通って次々に転送されて、送信元端末から受信側端末ま
で送信される。コネクションの設定とは、ネットワーク
2上のある端末から別の端末までの送信データの物理的
な通り道(前記物理経路の組合わせ)を決定し、その通
り道に沿ってデータが送信されるよう、通り道上の各ノ
ードにデータのデータ転送先の情報、すなわち、受け取
ったデータセルに付加されたVPI、VCIをもとに当
該データセルを次にどのノードに転送するかを既定する
情報(論理経路情報)を設定することである。
【0014】端末a〜iは、ユーザの指示に応じて、文
書や画像などの送信対象のデータをネットワーク上で送
受信できるようにATMセルの形式に変換する装置であ
る。各端末は1以上のポートを有し、1ポートに1以上
のコネクションを設定することができる。端末は設定さ
れたコネクションごとに管理のための管理情報(宛先と
当該宛先に送信するセルに付加するVPI、VCIとの
対応などを示す情報)を保持している。例えば、「端末
a宛ての送信データには、VPI:1、VCI:10を
付加してポート2から送信する」といった内容である。
図中に( )で囲んで示す数字はポート番号である。
【0015】中継装置A〜Fは、他のノード(端末、他
の中継装置あるいはアクセスポイント)から受信したA
TMセルのVPI、VCIを書き換えて、受信側とは別
の送信先ノードに送信する。各中継装置は複数のポート
を有し、1ポートに1以上のコネクションを設定するこ
とができる。中継装置は設定されたコネクションごとに
交換処理のために管理情報(受信したセルの受信ポート
及びVPI、VCIと当該セルを送信する際の送信先ポ
ート及びVPI、VCIとを対応づけた情報)を保持し
ている。例えば、「ポート1で受信したVPI:1、V
CI:10のセルは、VPIを2にVCIを20にそれ
ぞれ書き換えた上でポート2から送信する」といった内
容である。なお、図中に( )で囲んで示す数字はポー
ト番号である。
【0016】アクセスポイントは、コネクションごとに
管理情報を保持してノード間のデータ転送を行う点では
中継装置と同じであるが、特に、ネットワークの中心部
分を形成し大量のデータを処理する。図中に( )で囲
んで示す数字はポート番号である。なお、ノード間を結
ぶリンクについては、容量の点で端末から中継装置へつ
ながるリンクは容量が小さく、中継装置同士あるいは中
継装置とアクセスポイントとを結ぶリンクは大きな容量
が必要となる。更に網Nを介してアクセスポイント間を
結ぶリンクは、端末間の通信が集約され、ほぼ全てのデ
ータ送信において経路として利用される基幹部分(バッ
クボーン)であり、容量は非常に大きい。図1に図示す
るリンクの太さの違いは、この容量の大きさの差を示し
ている。
【0017】すなわち、ネットワーク2は網Nと3つの
アクセスポイントからなるバックボーン部分を中心に中
継装置、端末へと拡散する構成で設計されていて、送信
されるデータは先ず端末から中継装置へ集約し、次いで
中継装置からアクセスポイントへ集約する形となってい
る。そのため、端末と端末とを結ぶ経路のパターンは多
数ありうるが、アクセスポイント間を結ぶ経路は3パタ
ーンしかなく、しかもコネクションのほとんどはこの3
パターンの経路のいずれかを通ることになる。
【0018】アクセスポイントの増設はほとんど行われ
ず、アクセスポイント間を網N経由で接続する経路はネ
ットワーク構築時点から変化しないため、予め固定的に
論理経路(VPI、使用可能帯域幅)を定めておく。ネ
ットワーク上に新たなコネクションを設定する場合、上
記のアクセスポイント間の経路については、この予め設
定されたVPIが使用される。
【0019】すなわち、バックボーンにあたる3つの経
路、「第1アクセスポイントAP1−網N−第2アクセ
スポイントAP2」、「第1アクセスポイントAP1−
網N−第3アクセスポイントAP2」、「第1アクセス
ポイントAP2−網N−第3アクセスポイントAP2」
については、それぞれ固有のVPIが予め設定されてい
る。例えば、「第1アクセスポイントAP1−網N−第
2アクセスポイントAP2」の部分の経路にはVPIと
して「255」という値が設定されている。そのため、
第1アクセスポイントAP1経由で第2アクセスポイン
トAP方向にデータを送信しようとするデータセルにつ
いては、「255」というVPIを付加して第1アクセ
スポイントAP1に送信すれば、第2アクセスポイント
AP2まで転送されることになる。逆に第2アクセスポ
イントAP2経由で第1アクセスポイントAP1方向に
データを送信しようとする場合も、「255」というV
PIを付加して第2アクセスポイントAP2に送信すれ
ばよい。このバックボーン部分のVPには大きな帯域が
割り当てられており、この割り当ての帯域の範囲内でV
Cを追加していくことができる。 (ネットワーク管理装置1の構成)ネットワーク管理装
置1は、管理者がネットワーク2におけるコネクション
の設定・管理を行うのを支援する装置である。そのため
に、ネットワーク管理装置1はネットワーク2上の各ノ
ードと直接または間接的に接続され、通信によって管理
のための情報や指示のやりとりを行うことができるよう
になっている。
【0020】管理者は新たなコネクション追加(新規加
入者)の申し込みを受けると、ネットワーク管理装置1
に接続する端末(図示せず)を操作して、コネクション
追加設定のために必要なデータをネットワーク管理装置
1に入力する。ネットワーク管理装置1は、管理者から
のデータ入力に応じてコネクションの生成に必要な情報
を生成、保持するとともに、当該コネクションに関連す
るノードに対し、コネクション設定に必要な設定(管理
情報の生成・保持)を行わせ、当該コネクションを通じ
てのデータ転送を可能にする。
【0021】ネットワーク管理装置1が、コネクション
に関して管理する対象は、ネットワーク2を構成するノ
ード(端末、中継装置、アクセスポイント)およびノー
ド間を導通するリンクに設定されるVP、VCといわれ
る論理経路であり、そのために、ネットワーク管理装置
1は、ネットワーク2上のノードに関する物理的な情報
(ノード間の接続状態、各ノードのポートの数、容量な
どの情報)、コネクションの設定においてノード間に設
けられる論理的な経路(コネクションの部分)を規定す
る論理経路情報を管理するためのデータベースを保持し
ている。
【0022】ネットワーク管理装置1は、これらデータ
ベースを保持するための装置情報格納部14、物理経路
情報格納部15、論理経路情報格納部16、管理者との
インタフェースを実現するインタフェース部12、コネ
クション設定時にコネクションの物理経路を検索する物
理経路検索部13、GUIを介して管理者と対話的にコ
ネクション設定処理を行うコネクション設定部11、通
信手段を介して各ノードに接続し、指示や情報のやりと
りを行う装置管理部17、を有する。
【0023】以下、ネットワーク管理装置1の構成各部
について説明する。装置情報格納部14には、ネットワ
ーク2上のノードに関し、ポートの数および帯域幅(単
位時間当たりのデータ転送量)などの情報が格納されて
いる。物理経路情報格納部15には、コネクション設定
の基礎であるネットワーク2上のノード間の物理的な経
路(リンク)に関する物理経路情報が格納されている。
【0024】図2は、物理経路情報格納部15が保持す
る物理経路情報の構成と内容の一部とをテーブル(物理
経路情報テーブル200)の形式で示す図である。物理
経路情報は、ネットワークを構成する個々の物理経路に
ついて、経路の両端の装置およびポート番号で規定する
ものであり、物理経路情報テーブル200は、一方の端
部に関する情報(装置の識別情報+当該装置におけるポ
ート番号)を示す第1端部情報210と、もう一方の端
部に関する情報を示す第2端部情報220とから成る
(いずれもさらに装置ID欄211,221とポートI
D欄212,222に分かれている)。
【0025】例えば端末aの場合、図1を見て分かる通
り、中継装置Aとだけリンクで接続されている。そこ
で、図2に示す端末aに関する物理経路情報も1件だけ
(物理経路情報201、対向する端は中継装置Aのポー
ト1)となる。また、網Nに関してはポートという概念
がなく、網Nに関する経路情報ではポート番号は空欄と
なる(経路情報202、203、204参照)。
【0026】物理経路情報は、ネットワーク2の構築時
に予め格納されたものであり、端末あるいは中継装置の
追加に応じて新たな情報が追加される。物理経路情報の
追加は管理者がインタフェース部12を介して行う。論
理経路情報格納部16には、コネクションの設定に伴な
って各ノードに設定される論理経路管理のための情報で
ある論理経路情報が格納されている。
【0027】図3は、論理経路情報の構成と内容の一部
とをテーブル(論理経路情報テーブル300)の形式で
示す図である。論理経路情報は、各装置の各ポートごと
に、そこに設定された論理経路を、当該経路を転送され
るデータセルに付加されるVPI、VCIで示すもので
ある。論理経路情報テーブル300のうち端部情報欄3
10は、どの装置(ノード)のどのポートについて設定
された論理経路情報かを示すもので、装置ID欄311
とポートID欄312とに分かれる。
【0028】種別欄320は、ネットワーク2のバック
ボーン部分に対して予め設けられた論理経路情報と、コ
ネクション設定に伴なって追加された論理経路情報とを
区別するための情報であり、バックボーンについては
「VP」、あとから追加されたものについては「VC」
となる。バックボーン部分とはアクセスポイント間を、
網Nを介してつなぐ部分である。よって、第1アクセス
ポイントAP1のポート「2」、第2アクセスポイント
AP2のポート「1」についての論理経路情報301、
302がこれに当たる。これら論理経路情報の値は予め
定められており不変である。
【0029】VPI値欄330、VCI値欄340に
は、それぞれコネクション設定に応じて当該装置の当該
ポートに設定された論理経路のVPI値、VCI値が格
納される。ただし、バックボーン部分については、VP
Iは既定値であり、VCI値欄340は空値である。こ
れ以外でVPI値欄330、VCI値欄340が空欄と
なっているのは、当該ポートにコネクションがまったく
設定されていないことを示す(端末a・ポート1な
ど)。
【0030】使用帯域欄350は、各論理経路について
当該経路でのデータ転送に使用される帯域の大きさ(単
位時間当たりのデータ転送量(レート))を示す。論理
経路情報303の例で言えば、端末bのポート1から
は、「VPI:110、VCI:220」が付加された
データセルが32Kbpsのレートで送信される。論理経路
は、対向する2つの装置(ポート)の間に存在するの
で、1つの論理経路に関する情報は対向する2つの装置
で共通するものが設けられる。例えば、端末bのポート
「1」には、現在1種類の論理経路が設定されており
(論理経路情報303)、「VPI:110、VCI:
220」が付加されたデータセルの送信/受信に用いら
れる。これに対し、中継装置Bのポート「2」に関する
論理経路情報304を見ると、同じ「VPI:110、
VCI:220」というデータセル送受信用の論理経路
が設定されている。これは、端末bのポート「1」と中
継装置Bのポート「2」とを結ぶ論理経路が設定されて
おり、当該論理経路上を「VPI:110、VCI:2
20」が付加されたデータセルが送受信されることを示
す。
【0031】コネクション検索処理部13は、両端点と
して指定された装置(端末)をつなぐ物理的な経路の組
合わせを、物理経路情報テーブル200を参照して求め
る。コネクション検索処理部13が求めた一連の物理経
路上にコネクションが設定されることになる。所定の端
末間を物理的につなぐパターンは複数存在しうるので、
同一中継装置内の同一ポートは経由しない、あるいは、
物理経路数を最小にするなどの条件を加えて1つのパタ
ーンを決定する。この物理経路の組み合わせを求める一
般的な手法としては、ダイキストラ法がある。
【0032】例えば、端末aと端末cをつなぐ物理的経
路のパターンとして、コネクション検索処理部13は、
「端末c−中継装置C−中継装置D−第2アクセスポイ
ント−網N−第1アクセスポイント−中継装置A−端末
a」という組合せを導きだす。なお、コネクション検索
処理部13は、求めようとする物理経路パターンの両端
となる2つの端末を、インタフェース部12経由で管理
者から受け付けるが、その際、インタフェース部12
は、専用のGUI(Graphic User Guidance)「端点指
定画面」を使用する。
【0033】図4は、端点指定画面400を示す図であ
る。端点指定画面400には、始点端末入力部410、
終点端末入力部420、決定ボタン430が設けられて
いる。管理者が、第1端点入力部410および第2端点
入力部420に端点を指定し決定ボタン430をクリッ
クすると、インタフェース部12は入力内容(端点指定
内容)を取得し、コネクション検索処理部13に通知す
る。
【0034】コネクション設定部11は、コネクション
検索処理部12が端点となる端末間の物理的な接続経路
の組合わせパターンを決定すると、管理者からの指定を
受けながら、その経路上にコネクションを設定する。コ
ネクション設定部11は、コネクションが設定される物
理経路に含まれる各装置に関する論理経路情報を生成、
論理経路情報格納部16に追加するとともに、物理経路
上の各装置が保持する管理情報の内容に、当該コネクシ
ョンに関するものを追加させる。
【0035】先ず、コネクション設定部11は、コネク
ション検索処理部13から物理経路の情報を受け取る
と、一方の端部からもう一方の端部に向けて順番に当該
物理経路に含まれるリンクごとの単位で、管理者の指定
に応じてコネクション設定を行う。例えば、上記の「端
末c−端末a」のコネクション設定であれば、(1)
「端末c−中継装置C」、(2)「中継装置C−中継装
置D」、(3)「中継装置D-第2アクセスポイントA
P2」、(4)「第2アクセスポイントAP2-網
N」、(5)「網N-第1アクセスポイントAP1」、
(6)「第1アクセスポイントAP1−中継装置A」、
(7)「中継装置A−端末a」の順で論理経路情報を設
定していく。コネクション設定部11は、専用のGUI
(設定受付画面)を用いて管理者の指定を受け付ける。
【0036】ただし、これら経路のうちバックボーン部
分(上の例では(4)および(5))については既定の
論理経路情報(図3の論理経路情報301、302)が
用いられる。そのため、管理者は特に指示を行う必要は
なくなる。コネクション設定部11は、バックボーン部
分について、この既定値を管理者に提示する形で設定受
付画面を表示する。
【0037】図5は設定受付画面の構成を示す図であ
る。同図(a)はバックボーン部分以外の経路に関し
て、管理者の指定を受け付けるために表示される場合で
あり、同図(b)はバックボーン部分の経路に関して、
既定値を管理者に提示する場合である。設定受付画面5
00の基本的な構成は、設定対象経路の両端の装置を示
す両端表示部510、当該経路上に設定しようとするコ
ネクションの使用帯域(すなわち単位時間当たりのデー
タ転送量、単位は(キロビット/秒:Kbps))の指定を
受け付ける帯域指定入力部520、設定しようとするコ
ネクションの当該経路上でのVPI、VCI指定を受け
付けるためのVPI指定入力部530、VCI指定入力
部540、そして、次の経路の設定受付画面あるいは直
前の経路の設定受付画面への遷移指定を受け付けるため
の「戻る」ボタン551、「次へ」ボタン552を有す
る。管理者は、ユーザからのコネクション追加要求の内
容に従い、使用帯域、VPI、VCIを指定する。使用
帯域については、ユーザが望む使用目的に充分なデータ
転送能力が発揮できるだけの帯域を指定する。
【0038】同図(a)の設定受付画面1は、上記
(1)端末c−中継装置Cの経路についてのものであ
る。管理者は、VPIとして「128」、VCIとして
「655」という値を指定している。なお、端末Cは
「端末c−端末a」を結ぶコネクション全体の始点で、
これより前の経路は存在しないため、「次へ」ボタン5
51は押下できない状態とされる。ちなみに、コネクシ
ョン全体の終端((7)の「中継装置A−端末a」)に
関する設定受付画面では、「次へ」ボタン552が、設
定の完了を指定するための「完了」ボタンに変わる。
【0039】同図(b)が表示のみ行う場合の設定受付
画面500であり、第2アクセスポイントAP2と網N
との間の経路について、論理経路情報の既定値を表示す
る。帯域指定入力部520、VPI指定入力部530、
VCI指定入力部540には既定値(VPI(「25
5」、また、バックボーン部分についてはVCIは設定
されないので、VCI指定入力部540は空欄)が表示
されるのみであり、管理者が値を入力することはできな
い。バックボーン部分かどうかは、当該経路に対応する
論理経路情報の「種別欄320」から判定する。
【0040】コネクション設定部11は、設定画面から
受け付けた内容をもとに個々の経路ごとに論理経路情報
を生成して、全経路について管理者の指定を受け付けた
時点で、これら論理経路情報を論理経路情報テーブル3
00に追加するとともに、各経路を介して対向する2つ
の装置(ノード)に対しても、装置管理部17を介して
論理経路情報の内容を通知して、当該論理経路情報に応
じたコネクションを追加するための管理情報を生成させ
る。
【0041】ただし、設定受付画面500から管理者が
指定できる内容にはいくつか満たすべき条件があり、コ
ネクション設定部11は、管理者の指定内容がこの条件
を満たしているかどうかチェックし、満たしていない場
合は設定画面にメッセージを表示して指定内容の訂正を
要求する。その条件とは、先ず、論理経路情報(装置I
D、ポートIDとVPI、VCIの組合わせ)がユニー
クとなること、また、指定された使用帯域幅の値が装置
情報で示されるポートのデータ転送能力を上回らないこ
とである。などである。コネクション設定部11は、
「VPI、VCIの重複」については、受け付けた内容
と論理経路情報テーブル300内の論理経路情報のVP
I値、VCI値とを照らし合わせてチェックする。ま
た、使用帯域については、装置情報格納部14内の装置
情報に含まれるポートの帯域幅(転送能力)と照らし合
わせてチェックする。
【0042】このように、コネクション設定部11は、
送信元端末cから受信側端末cまでの経路について、順
番に設定受付画面に表示して管理者からの指定を受け付
ける形でコネクション設定を行うので、管理者はコネク
ションを構成する端末、中継装置、アクセスポイントや
それらを結ぶ経路のつながりを認識しながら設定を行う
ことができる。さらに、コネクション設定部11は、予
め固定的な論理経路情報の設定されたバックボーン部分
の経路については、管理者による設定を不要として、管
理者の作業負担を低減させる(ただし既定値は表示する
ので、管理者がコネクションのつながりを認識すること
はできる)。(動作)次いで、ネットワーク管理装置1
の、コネクション設定時の動作について、図面を参照し
ながら説明する。具体例として、端末cから端末aへの
コネクションを設定する場合の動作を説明する。
【0043】図6は、コネクション設定時のネットワー
ク管理装置1の動作の流れを示すフローチャートであ
る。ネットワーク管理装置1が管理者によって起動させ
られると(S601:Yes)、先ず、インタフェース部
12が動作を開始し、設定すべきコネクションの両端点
を管理者に入力させるための画面(端点指定画面40
0、図4参照)をディスプレイ上に表示させる。ここ
で、管理者は端点指定画面400に、両端点として「端
末c」、「端末a」を指定する。そして、インタフェー
ス部12がこれを受け付け、コネクション検索処理部1
3に通知する(S602)。
【0044】コネクション検索処理部13は、上記の手
順で両端点として指定された端末a、cをつなぐ物理的
な経路の組合わせを、物理経路情報(図2参照)を元に
求め、コネクション設定部11に通知する(S60
3)。ここでは、「端末c−中継装置C−中継装置D−
第2アクセスポイントAP2−網N−第1アクセスポイ
ントAP1−中継装置A−端末a」という結果を導き出
したとする。
【0045】コネクション設定部11は、上記物理的経
路の組合わに含まれる個々の経路について、始点の端末
cから終点の端末aに達するまで(S604:Yes)、
順次、管理者からの指定を受けてコネクションを設定し
ていく(S605)。ここでは、(1)「端末c−中継
装置C」のコネクション設定、(2)「中継装置C−中
継装置D」間のコネクション設定、(3)「中継装置D
-第2アクセスポイント」間のコネクション設定、
(4)「第2アクセスポイント-網N」間のコネクショ
ン設定、(5)「網N-第1アクセスポイント」間のコ
ネクション設定、(6)「第1アクセスポイント−中継
装置A」間のコネクション設定、(7)「中継装置A−
端末a」間のコネクション設定、の順となる。
【0046】各経路について、先ず、コネクション設定
部11は、当該物理経路がネットワークのバックボーン
部分かどうか判定する(S606)。コネクション設定
部11は、物理経路の両端を物理経路情報(図2参照)
に照会して、両端装置の装置IDおよびポートIDを取
得し、これらをキーに論理経路情報(図3)を検索し
て、当該装置の当該ポートに設定されている論理経路の
種別欄320の値が「VP」であれば、バックボーン部
分と判定する。
【0047】そして、バックボーンでないと判定した経
路について(S606:Yes)、コネクション設定部1
1は、管理者による指定を受け付けることのできる設定
受付画面500(図5(a)参照)をディスプレイ表示
させ、管理者からコネクション設定の指定を受け付け
る。そして、受け付けた内容を元に論理経路情報を生成
するとともに、装置監視部17経由で当該経路の両端に
位置する装置に指示して、追加されたコネクションを当
該装置が管理するための管理情報を生成させる(S60
7)。
【0048】一方、バックボーンと判定した経路につい
ては(S606:No)、当該バックボーンに予め設定さ
れた固定の論理経路情報を表示のみする設定受付画面
(図5(b)参照)をディスプレイに表示させる(S6
08)。表示すべき論理経路情報は、物理経路情報から
得た装置IDおよびポートIDをキーに論理経路情報を
検索して得る。
【0049】以下、上記のステップS604〜S608
の処理の具体的な内容を、端末c−端末aのコネクショ
ン設定を例に図面を参照しながら説明する。図7は、上
記(1)から(7)の各経路に対応して表示された設定
受付画面および、これに対して管理者が指定したコネク
ション設定の内容とを示す。 (1)「端末c−中継装置C」 同図において、(1)の経路「端末c−中継装置C」に
関する設定受付画面500aには、「使用帯域幅=3
2、VPI=128、VCI=655」という内容が管理
者によって指定されている。
【0050】この指定に対し、コネクション設定部11
は、物理経路情報テーブル200の内容を参照して、端
末c−中継装置Cを物理的に結ぶのは、端末cのポート
1と中継装置Cのポート2を結ぶ経路であることを確認
する。そこで、コネクション設定部11は、端末cのポ
ート1および中継装置Cのポート2に対応する論理経路
情報として、設定画面から入力された値である「使用帯
域幅=32、VPI=128、VCI=655」に「種別
=VC」を加えた内容の情報を生成する。また、コネク
ション設定部11は、装置管理部17経由で端末cに指
示し、「端末a宛てのデータ送信時は、データセルにV
PI:128、VCI:655を付加し、ポート1から
使用帯域幅:32で送信する」という内容の管理情報を
保持させる。
【0051】(2)「中継装置C−中継装置D」 次いで、(2)の経路「中継装置C−中継装置D」に関
しては、設定受付画面500bに示す通り、管理者は、
「使用帯域幅=32、VPI=128、VCI=65
5」という、(1)と同じ内容を指定している。この指
定に対し、コネクション設定部11は、物理経路情報テ
ーブル200の内容を参照して、端末c−中継装置Cを
物理的に結ぶのは、中継装置Cのポート3と中継装置D
のポート3を結ぶ経路であることを確認する。そこで、
コネクション設定部11は、中継装置Cのポート3およ
び中継装置Dのポート3に対応する論理経路情報とし
て、(1)端末c−中継装置C間と同じ内容の論理経路
情報(「使用帯域幅=32、VPI=128、VCI=6
55、種別=VC」を生成する。また、コネクション設
定部11は、中継装置Cに指示し、「ポート2からVP
I:128、VCI:655を付加されて入ってくるデ
ータセルは、同じVPIおよびVCIを付加したまま、
ポート3から使用帯域幅:32で送信する」という管理
情報を保持させる。
【0052】(3)「中継装置D−アクセスポイントA
P2」 (3)の経路「中継装置D−アクセスポイントAP2」
に関しては、設定受付画面500cに示す通り、「使用
帯域幅=80、VCI=3200」という内容が指定さ
れている。VPI入力欄530には「255」という値
が表示されており、入力不可とされている。なぜなら、
ここでは、アクセスポイントAP2から網Nを介してア
クセスポイントAP1にデータ送信が行われるが、網N
を介してのアクセスポイント間の通信には、予めVP
(VPI)が固定的に定められており、各アクセスポイ
ントは、網N以外から入力されてきたデータセルについ
ては、付加されたVPIを元にデータ送信先を判定する
からである。アクセスポイントAP2の場合、VPI:
255が付加されて入ってきたデータセルはアクセスポ
イントAP1方向に、VPI:254が付加されて入っ
てきたデータセルはアクセスポイントAP3方向に、そ
れぞれ送信する設置とされている。そのため、ここでの
ように、アクセスポイントAP1方向への送信を前提と
してデータセルをアクセスポイントAP2に送る場合、
VPIは255としておく。
【0053】コネクション設定部11は、物理経路情報
テーブル200の内容から、中継装置Dとアクセスポイ
ントAP2とを結ぶのは、中継装置Dのポート2とアク
セスポイントAP2のポート2とを結ぶ経路であること
を確認する。コネクション設定部11は、設定受付画面
から「使用帯域幅:80、VCI:3200」という指
定を受け付け、「使用帯域幅=5、VPI=255、VC
I=3200、種別=VC」という内容の論理経路情報
を、中継装置Dのポート2およびアクセスポイントAP
2のポート2について生成する。また、コネクション設
定部11は、中継装置Dに指示し、「ポート3からVP
I:128、VCI:655を付加されて入ってくるデ
ータセルは、VPI:255およびVCI:3200を
付加してポート2から送信する」という管理情報を保持
させる。
【0054】(4、5)「アクセスポイントAP2ー−
網N−アクセスポイントAP1」 続く「アクセスポイントAP2−網N」、「網N−アク
セスポイントAP1」の経路については、予めVP(V
PI)が定められているので、管理者によるコネクショ
ン設定は不要である。コネクション設定部11は、予め
定められた固定値を表示だけする設定受付画面(図5
(b)参照)を表示する。
【0055】(6)「アクセスポイントAP1−中継装
置A」 (6)の経路「アクセスポイントAP1−中継装置A」
に関する設定受付画面と指定内容とを示す。管理者は、
(3)の経路に対して指定したのと同じ「使用帯域幅=
80、VPI=255、VCI=3200」という内容
を指定している。
【0056】これに対しコネクション設定部11は、物
理経路情報テーブル200の内容を参照して、アクセス
ポイントAP1−中継装置Aを物理的に結ぶのが、アク
セスポイントAP1のポート1と中継装置Aのポート1
とをつなぐ経路であることを確認する。そして、コネク
ション設定部11は、設定受付画面からの「使用帯域
幅:80、VCI:3200」という指定に応じて、
「使用帯域幅=5、VPI=255、VCI=3200、
種別=VC」という内容の論理経路情報を、アクセスポ
イントAP1のポート1および中継装置Aのポート1に
ついて生成する。また、コネクション設定部11は、ア
クセスポイントAP1に指示し、「ポート2にVPI:
255、VCI:3200を付加されて入ってくるデー
タセルは、VPI、VCIの値はそのままにしてポート
1から送信する」という管理情報を保持させる。
【0057】(7)「中継装置A−端末a」 最後に、(7)の経路「中継装置A−端末a」に関して
は、設定受付画面500eに示す内容、「使用帯域幅=
48、VPI=90、VCI=76」が指定されてい
る。この指定に対し、コネクション設定部11は、物理
経路情報テーブル200の内容を参照して、中継装置A
−端末aを物理的に結ぶのが、中継装置Aのポート2と
端末aのポート1を結ぶ経路であることを確認する。そ
こで、コネクション設定部11は、端末aのポート1お
よび中継装置Aのポート2に対応する論理経路情報とし
て、「使用帯域幅=48、VPI=90、VCI=7
6、種別=VC」という内容を追加する。また、コネク
ション設定部11は、中継装置Aに対しては、「ポート
1でVPI:255、VCI:3200が付加されたデ
ータセルを受け付けた場合は、VPIを90に、VCI
を76にそれぞれ更新したうえでポート2から使用帯域
幅:48で送信する」という内容の管理情報を、端末a
に対しては「ポート1で受け付けた、VPI:90、V
CI:76のデータセルは端末a宛てのデータなので、
それ以上の転送はせず保持する」という管理情報を、そ
れぞれ保持させる。
【0058】全経路について、コネクション設定(論理
経路情報の生成)を終えると(S604:Yes)、コネ
クション設定部11は、設定の過程で生成した全ての論
理経路情報を論理経路情報格納部16が保持する論理経
路情報テーブル300に追加して、コネクション設定処
理を終える(S609)。 (まとめ)このように、本実施の形態における経路設定
支援装置1によれば、コネクションを設定する際、コネ
クションにおける送信元端末から受信側端末までの経路
について、順番に設定受付画面に表示して管理者からの
指定を受け付ける形でコネクション設定を行うので、管
理者はコネクションを構成する端末、中継装置、アクセ
スポイントやそれらを結ぶ経路のつながりを認識しなが
ら設定を行うことができる。これによって、管理者は、
設定漏れや整合性の問題に注意を払う必要がなくなり、
作業負荷が低減する。さらに、予め固定的な論理経路情
報の設定されたバックボーン部分の経路については、管
理者による設定を不要として、管理者の作業負担を低減
させる(ただし既定値は表示するので、管理者がコネク
ションのつながりを認識することはできる)ので、この
点でも管理者の負荷は軽くなる。
【0059】なお、こうした効果は、バックボーン部分
を通るコネクションの数が多いほど大きくなる。また、
コネクションごとに(これを利用する利用者の利用条
件)、設定内容を管理者が個別に入力する必要がある場
合(プログラムによって同一の設定を機械的に繰り返す
方法では対応できない場合)にメリットが大きい。な
お、本実施の形態では、コネクションを構成する経路に
ついて順に管理者から指定を行わせることで、経路のつ
ながりを管理者に認識させているが、経路を目で見える
イメージで提示して、そこから設定を受け付けることも
考えられる。
【0060】図8は、コネクションのイメージを管理者
に提示して設定を受け付けるコネクション表示画面80
0である。コネクション表示画面800には、コネクシ
ョンを表現するコネクションイメージ801と、ノード
とリンク(物理経路)のつながりとして示す経路パター
ン803とが表示されている。コネクションイメージ
は、各々が経路に対応した部分に分けられ、各部分は、
経路パターン803の各経路と対応づけられている。更
に、各経路にはチェックボックス802a〜802gが
設けられている。管理者は画面からチェックボックスを
クリックしてから設定ボタン810を押下することで、
これに対応する経路の設定受付画面(図5(a)参照)
を表示させることができる。設定の終った経路について
は、設定内容がコネクションイメージ801内に表示さ
れ、チェックボックス802にはチェックマークが表示
される。バックボーン部分の経路についてはチェックボ
ックスの表示が異なり(×表示)、これをクリックする
と既定値を表示する設定受付画面(図5(b)参照)が
表示される。
【0061】こうしたコネクション表示画面800を用
いれば、送信元から受信側へと順番に経路への設定を行
う必要はなく、任意の順序で経路ごとの設定を行うこと
ができる。また、同じVPI、VCIを複数の経路に対
して指定する場合(例えば、本実施の形態の(1)、
(2))、それら経路のチェックボックスをまとめてク
リックしてから設定ボタン810を押下することで、複
数経路用の設定受付画面(設定受付画面500におい
て、両端表示部510の複数の経路の両端装置IDが表
示されるもの)が表示される、という形にすれば、一度
の設定処理で複数の経路に設定ができ、管理者の作業負
荷は更に小さくできる。
【0062】また、本実施の形態では、対象はATMネ
ットワークとなっているが、これに限定される訳ではな
い。例えば、IPサービスなどについても本発明は適用
できる。この場合は、プロバイダ内部のコネクションに
関しては、本実施の形態のバックボーン部分と同様に、
既定値を用い、加入者からプロバイダまでのコネクショ
ン登録に限定した登録を実施することにより、より効率
的な登録が可能になる。効率のよい登録が可能になるこ
とにより、多数の加入者登録に対応することが、容易に
なる。
【0063】また、本実施の形態におけるネットワーク
のバックボーンは、アクセスポイントが網Nを介して接
続された経路であったが、アクセスポイントに相当する
無線基地局が無線によって接続される形でバックボーン
を形成してもよい。また、多数の加入者登録や同種の経
路を複数作成したい場合は、登録区間の登録をループさ
せることで、容易に実現できるようになる。
【0064】また、本方式である特定区間の経路登録を
使用すれば、登録したい経路区間に集中した処理が可能
となる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明の
ネットワーク管理装置は、複数の装置間を物理的に結ぶ
物理経路によって構成されるネットワークにおいて、特
定の送信元装置と受信側装置との間にデータの論理的な
通り道であるコネクションを定義するネットワーク管理
装置であって、利用者から、前記特定の送信元装置およ
び受信側装置の指定を受け付ける受付手段と、前記受付
手段が受け付けた特定の送信元装置と受信側装置とを結
ぶ物理的なデータ伝送路を、一連の物理経路の組合わせ
として決定する決定手段と、前記決定手段が決定したデ
ータ伝送路に含まれる各物理経路に対して、順次コネク
ション定義情報を設定するコネクション定義手段と、を
有し、前記コネクション定義手段は、各物理経路につい
て、前記ネットワーク上を転送されるデータが集中的に
通過するバックボーンか否か判定する判定手段と、前記
判定手段がバックボーンでないと判定した物理経路につ
いて、利用者からの指定を受け付け、受け付けた指定の
内容に従ってコネクション定義情報を設定する第1設定
手段と、前記判定手段がバックボーンであると判定した
物理経路について、バックボーンに対して予め設定され
たバックボーン情報を基にコネクション定義情報を設定
する第2設定手段とを有することを特徴とし、それによ
って、コネクション設定の対象となる一連の物理経路に
ついて順次コネクション定義情報の設定が行われるの
で、大規模なネットワークにコネクション設定を行う場
合でも、設定ミスが起こることはなく、しかも、バック
ボーンとなる物理経路についてはネットワーク管理装置
が独自にコネクション定義情報の設定を行うので、管理
者による設定処理の負荷も軽くできる。
【0066】また、前記ネットワークにおいて、データ
はATM方式によって送信され、前記定義手段が物理経
路に対して設定するコネクション定義情報とは、当該コ
ネクションにおいて転送されるデータの識別情報である
VPIおよびVCIであり、前記バックボーン情報と
は、バックボーンに対して予め設定されたVPIである
こと、とすることで、ATM方式を採用するネットワー
クにおいて上記の効果を達成することができる。
【0067】また、前記コネクション定義手段は、前記
決定手段が決定したデータ伝送路に含まれる各々の物理
経路についてGUIを表示するGUI表示手段を更に有
し、前記GUI表示手段は、前記判定手段がバックボー
ンでないと判定した物理経路については、利用者からの
指定を受け付けるためのGUIを表示して、ここから受
け付けた利用者指定を前記第1設定手段に通知し、前記
判定手段がバックボーンであると判定した物理経路につ
いては、前記第2設定手段が設定したコネクション定義
情報を利用者に提示するためのGUIを表示する、とす
ることで、管理者は、コネクション設定の対象である一
連の物理経路のつながりをGUIで認識しながら、設定
内容を指定、あるいは、設定済み情報の確認を行うこと
ができるため、設定ミスは発生しにくくなる。
【0068】また、前記GUI表示手段は、前記決定手
段が決定したデータ伝送路に含まれる各々の物理経路に
ついて、前記特定の送信元装置および受信側装置間のデ
ータ転送の方向に沿って順次GUIを表示すること、と
することで、管理者は、GUIの表示順序によって一連
の物理経路のつながりを認識することができるので、設
定漏れなどのミスは発生しない。
【0069】また、前記コネクション定義手段は、前記
決定手段が決定したデータ伝送路に含まれる一連の物理
経路を一覧表示したうえで、利用者に任意の物理経路を
選択させる経路選択受付手段を更に有し、前記GUI表
示手段は、前記選択受付手段が受け付けた物理経路につ
いてGUIを表示することとすれば、管理者が一連の物
理経路のつながりを視覚的に把握できるとともに、任意
に物理経路を選択しながら設定を行えるので、設定作業
の自由度が向上する。
【0070】また、管理者が一連の物理経路のつながり
を認識しながら設定を行えるようにする手段として、前
記GUI表示手段は、表示中のGUIから他のGUIへ
の表示切り替えの指定を利用者から受け付ける切替指定
受付手段を有し、前記切替指定受付手段が受け付けた切
り替え指定に応じて、表示するGUIを切り替えるこ
と、としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわるネットワーク管理装置の実施
の形態における構成を管理対象であるネットワークの構
成とともに示す図である。
【図2】同実施の形態における物理経路情報テーブルの
構成と内容の一部とを示す図である。
【図3】同実施の形態における論理経路情報テーブルの
構成と内容の一部とを示す図である。
【図4】同実施の形態における両端点指定画面を示す図
である。
【図5】同実施の形態における設定受付画面の構成と内
容の一例とを示す図である。
【図6】同実施の形態におけるネットワーク管理装置の
コネクション設定時の処理の流れを示すフローチャート
である。
【図7】同実施の形態において、一連の物理経路に対応
して表示された設定受付画面および、これに対して管理
者が指定したコネクション設定の内容とを示す図であ
る。
【図8】同実施の形態の変形例において、コネクション
のイメージを管理者に提示して設定を受け付けるコネク
ション表示画面を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク管理装置 11 インタフェース部 12 コネクション検索処理部 13 コネクション設定部 14 装置情報格納部 15 物理経路情報格納部 16 論理経路情報格納部 17 装置管理部 2 ネットワーク a、b、c、d、e、f、g、h、i 端末 A、B、C、D、E、F 中継装置 AP1 第1アクセスポイント AP2 第2アクセスポイント AP3 第3アクセスポイント N 網

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の装置間を物理的に結ぶ物理経路に
    よって構成されるネットワークにおいて、特定の送信元
    装置と受信側装置との間にデータの論理的な通り道であ
    るコネクションを定義するネットワーク管理装置であっ
    て、 利用者から、前記特定の送信元装置および受信側装置の
    指定を受け付ける受付手段と、 前記受付手段が受け付けた特定の送信元装置と受信側装
    置とを結ぶ物理的なデータ伝送路を、一連の物理経路の
    組合わせとして決定する決定手段と、 前記決定手段が決定したデータ伝送路に含まれる各物理
    経路に対して、順次コネクション定義情報を設定するコ
    ネクション定義手段と、を有し、 前記コネクション定義手段は、 各物理経路について、前記ネットワーク上を転送される
    データが集中的に通過するバックボーンか否か判定する
    判定手段と、 前記判定手段がバックボーンでないと判定した物理経路
    について、利用者からの指定を受け付け、受け付けた指
    定の内容に従ってコネクション定義情報を設定する第1
    設定手段と、 前記判定手段がバックボーンであると判定した物理経路
    について、バックボーンに対して予め設定されたバック
    ボーン情報を基にコネクション定義情報を設定する第2
    設定手段と、を有することを特徴とするネットワーク管
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークにおいて、データはA
    TM(AsynchronousTransfer Mode:非同期転送モード)
    方式によって送信され、 前記定義手段が物理経路に対して設定するコネクション
    定義情報とは、当該コネクションにおいて転送されるデ
    ータの識別情報であるVPI(Virtual Path Identifie
    r)およびVCI(Virtual Channel Identifier)であ
    り、 前記バックボーン情報とは、バックボーンに対して予め
    設定されたVPIであること、 を特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理装置。
  3. 【請求項3】 前記コネクション定義手段は、前記決定
    手段が決定したデータ伝送路に含まれる各々の物理経路
    についてGUI(Graphic User Interface)を表示する
    GUI表示手段を更に有し、 前記GUI表示手段は、前記判定手段がバックボーンで
    ないと判定した物理経路については、利用者からの指定
    を受け付けるためのGUIを表示して、ここから受け付
    けた利用者指定を前記第1設定手段に通知し、前記判定
    手段がバックボーンであると判定した物理経路について
    は、前記第2設定手段が設定したコネクション定義情報
    を利用者に提示するためのGUIを表示すること、を特
    徴とする請求項1または2に記載のネットワーク管理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記GUI表示手段は、前記決定手段が
    決定したデータ伝送路に含まれる各々の物理経路につい
    て、前記特定の送信元装置および受信側装置の間のデー
    タ転送の方向に沿って順次GUIを表示すること、を特
    徴とする請求項3に記載のネットワーク管理装置。
  5. 【請求項5】 前記コネクション定義手段は、 前記決定手段が決定したデータ伝送路に含まれる一連の
    物理経路を一覧表示したうえで、利用者に任意の物理経
    路を選択させる経路選択受付手段を更に有し、 前記GUI表示手段は、前記選択受付手段が受け付けた
    物理経路についてGUIを表示することを特徴とする請
    求項3または4に記載のネットワーク管理装置。
  6. 【請求項6】 前記GUI表示手段は、表示中のGUI
    から他のGUIへの表示切り替えの指定を利用者から受
    け付ける切替指定受付手段を有し、前記切替指定受付手
    段が受け付けた切り替え指定に応じて、表示するGUI
    を切り替えること、を特徴とする請求項3乃至5のいず
    れかに記載のネットワーク管理装置。
  7. 【請求項7】 複数の装置間を物理的に結ぶ物理経路に
    よって構成されるネットワークにおいて、特定の送信元
    装置と受信側装置との間にデータの論理的な通り道であ
    るコネクションを定義するネットワーク管理方法であっ
    て、 利用者から、前記特定の送信元装置および受信側装置の
    指定を受け付ける受付ステップと、 前記受付ステップにおいて受け付けた特定の送信元装置
    と受信側装置とを結ぶ物理的なデータ伝送路を、一連の
    物理経路の組合わせとして決定する決定ステップと、 前記決定ステップにおいて決定されたデータ伝送路に含
    まれる各物理経路に対して、順次コネクション定義情報
    を設定するコネクション定義ステップと、を有し、 前記コネクション定義ステップは、 各物理経路について、前記ネットワーク上を転送される
    データが集中的に通過するバックボーンか否か判定する
    判定ステップと、 前記判定ステップにおいてバックボーンでないと判定さ
    れた物理経路について、利用者からの指定を受け付け、
    受け付けた指定の内容に従ってコネクション定義情報を
    設定する第1設定ステップと、 前記判定ステップにおいてバックボーンであると判定さ
    れた物理経路について、バックボーンに対して予め設定
    されたバックボーン情報を基にコネクション定義情報を
    設定する第2設定ステップと、を有することを特徴とす
    るネットワーク管理方法。
  8. 【請求項8】 複数の装置間を物理的に結ぶ物理経路に
    よって構成されるネットワークにおいて、特定の送信元
    装置と受信側装置との間にデータの論理的な通り道であ
    るコネクションを定義するネットワーク管理装置に用い
    られるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 前記プログラムは、 利用者から、前記特定の送信元装置および受信側装置の
    指定を受け付ける受付ステップと、 前記受付ステップにおいて受け付けた特定の送信元装置
    と受信側装置とを結ぶ物理的なデータ伝送路を、一連の
    物理経路の組合わせとして決定する決定ステップと、 前記決定ステップにおいて決定されたデータ伝送路に含
    まれる各物理経路に対して、順次コネクション定義情報
    を設定するコネクション定義ステップと、を有し、 前記コネクション定義ステップは、 各物理経路について、前記ネットワーク上を転送される
    データが集中的に通過するバックボーンか否か判定する
    判定ステップと、 前記判定ステップにおいてバックボーンでないと判定さ
    れた物理経路について、利用者からの指定を受け付け、
    受け付けた指定の内容に従ってコネクション定義情報を
    設定する第1設定ステップと、 前記判定ステップにおいてバックボーンであると判定さ
    れた物理経路について、バックボーンに対して予め設定
    されたバックボーン情報を基にコネクション定義情報を
    設定する第2設定ステップと、を有することを特徴とす
    るコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7596640B2 (en) 2004-09-21 2009-09-29 Funai Electric Co., Ltd. Computer program product for managing connections
JP2010118837A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Nec Corp マイクロ波無線通信システム、そのパス設定制御方法、マイクロ波無線通信装置、及び制御端末

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