JP2002077171A - 情報処理システム、情報処理装置および情報再生装置 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置および情報再生装置

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JP2002077171A
JP2002077171A JP2000254354A JP2000254354A JP2002077171A JP 2002077171 A JP2002077171 A JP 2002077171A JP 2000254354 A JP2000254354 A JP 2000254354A JP 2000254354 A JP2000254354 A JP 2000254354A JP 2002077171 A JP2002077171 A JP 2002077171A
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Takashi Sasaki
隆 佐々木
Kotei Shimizu
孝悌 清水
Takuro Noda
卓郎 野田
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターフェースによる接続情報に応じてユ
ーザー名称の管理を行うことができる情報処理システ
ム、情報処理装置および情報再生装置を提案する。 【解決手段】 情報処理システムは、所定情報をIEE
E1394バス11を介してSTR1に送信する機器6
〜10と、所定情報を入力すべき機器を選択したとき、
接続状態による識別符号に応じた機器の機種名の情報に
アクセスして、予め入力されたユーザー名称情報のうち
から、入力選択された接続状態による識別符号に応じた
ユーザー名称を表示することが可能なSTR1とを備え
たので、IEEE1394バス11による現在の接続情
報に応じてユーザー名称の管理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、所定の通
信フォーマットに準拠したインターフェースを介してデ
ータの送受信を行うことにより情報の管理を行う情報処
理システム、情報処理装置および情報再生装置に適用す
ることができる。
【0002】
【従来の技術】従来、AV(Audio/Video)
システムを構成する装置として、アナログ入力が可能で
あってチューナー機能を有するSTR(Stereo
Tuner Receiver)に、再生専用のCD
(Compact Disc)プレーヤと、記録再生可
能なMD(Mini Disc)レコーダ/プレーヤと
をインターフェースを介して接続するものがあった。
【0003】上述したAVシステムでは、STRにおい
て入力選択を行うことにより、アナログファンクション
モード、チューナーファンクションモード、CDファン
クションモード、MDファンクションモードとを切り替
えることが可能であった。
【0004】この場合、STRに対してインターフェー
スを介して接続されたCDプレーヤおよびMDレコーダ
/プレーヤに対してユーザー入力によるユーザー機器名
称(Nick Name)を付けて、表示部に入力選択
されたユーザー機器名称を表示させることにより入力選
択の確認を行うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のAVシ
ステムでは、STRの各入力端子に対して、上述したC
DプレーヤおよびMDレコーダ/プレーヤに対するユー
ザー機器名称を付けていたため、STRの各入力端子に
接続される機器が変わった場合でも、STR側で付けた
ユーザー機器名称は変化しなかった。
【0006】例えば、CDファンクションモードに対応
するCDプレーヤの入力端子に対して「CDP−228
ESD」というユーザー機器名称を付けた後に、このC
Dの入力端子にMDレコーダ/プレーヤを接続したとし
ても、STRの入力選択においてCDファンクションモ
ードを選択したときには、STRの表示部に現在接続さ
れていないCDプレーヤのユーザー機器名称である「C
DP−228ESD」の表示が誤ってされてしまってい
た。
【0007】このように、従来は、STRの物理的な入
力端子に対して、上述したCDプレーヤおよびMDレコ
ーダ/プレーヤに対するユーザー機器名称を付けていた
ので、STRの入力端子の数と同じ数までしか、ユーザ
ー機器名称を付けることができないという不都合があっ
た。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、インターフェースによる接続情報に応じてユーザー
名称の管理を行うことができる情報処理システム、情報
処理装置および情報再生装置を提案しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明の情報処理システムは、複数の電子機器を所定
の通信フォーマットによるインターフェースを介して接
続し、複数の電子機器のうちの情報処理装置および情報
再生装置間での情報の送信または受信を可能とすること
により、情報を管理する情報処理システムにおいて、適
用される。
【0010】本発明の情報処理システムは、特に、所定
情報をインターフェースを介して情報処理装置に送信す
る情報再生装置と、情報再生装置のうちから所定情報を
入力すべき情報再生装置を選択したとき、接続状態によ
る識別符号に応じた情報再生装置の機種名の情報にアク
セスして、予め入力されたユーザー名称情報のうちか
ら、入力選択された接続状態による識別符号に応じたユ
ーザー名称を表示することが可能な情報処理装置とを備
えたものである。
【0011】また、本発明の情報処理装置は、所定の機
能を表示する表示手段を備え、他の電子機器を所定の通
信フォーマットによるインターフェースを介して接続
し、電子機器のうちの情報再生装置との間での情報の送
信または受信を可能とすることにより、情報を管理する
情報処理装置において、適用される。
【0012】本発明の情報処理装置は、特に、情報再生
装置のうちから所定情報を入力すべき情報再生装置を選
択したとき、接続状態による識別符号に応じた情報再生
装置の機種名の情報にアクセスして、予め入力されたユ
ーザー名称情報のうちから、入力選択された接続状態に
よる識別符号に応じたユーザー名称を表示手段に表示す
ることが可能なものである。
【0013】また、本発明の情報再生装置は、他の電子
機器を所定の通信フォーマットによるインターフェース
を介して接続し、電子機器のうちの情報処理装置との間
での情報の送信または受信を可能とすることにより、情
報を管理される情報再生装置において、適用される。
【0014】本発明の情報再生装置は、特に、接続検知
時またはバスリセット検知時に、所定情報をインターフ
ェースを介して情報処理装置に送信するものである。
【0015】本発明の情報処理システムによれば、以下
の作用をする。まず、接続状態による識別符号に応じた
情報作成の動作をする。バスリセットが発生した否かの
判断において、情報処理装置のバスリセット検知部がイ
ンターフェースにバスリセットが発生したことを検知す
る。また、これに替えて情報処理装置の接続検知部がイ
ンターフェースを介して情報処理装置に機器が接続され
たことを検知する。
【0016】接続状態による識別符号に応じた情報の作
成の処理において、情報処理装置のノード管理モジュー
ルが接続検知時またはバスリセット検知時に機器の接続
状態による識別符号に応じた情報を生成する。
【0017】これにより、機器の接続状態による識別符
号に応じた情報を利用可能にして、機器の接続状態によ
る識別符号に応じた情報に対してアクセス可能にする。
【0018】次に、現在選択中のユーザー名称の決定動
作をする。入力選択があるか否かの判断において、入力
選択検知部は入力選択部からの入力選択を検知する。
【0019】機器の接続状態による識別符号に応じた情
報へのアクセスにおいて、情報処理装置の入力選択管理
モジュールが機器の接続状態による識別符号に応じた情
報にアクセスする。
【0020】現在選択中の接続状態による識別符号の更
新処理において、情報処理装置の入力選択部による選択
操作があると、入力選択管理モジュールが、機器の接続
状態による識別符号に応じた情報をもとに、入力選択部
による現在選択中の接続状態による識別符号を格納する
格納部の情報を更新する。
【0021】ユーザー名称情報へのアクセスにおいて、
入力選択管理モジュールが、ユーザー名称情報にアクセ
スする。
【0022】現在選択中の接続状態による識別符号に対
応するユーザー名称決定処理において、入力選択管理モ
ジュールが、入力選択部による現在選択中の接続状態に
よる識別符号を格納する格納部の情報をもとに、現在選
択中の接続状態による識別符号に応じて、ユーザー名称
情報を参照して、ユーザー名称を決定する。
【0023】そして、決定されたユーザー名称を情報処
理装置の表示手段に表示する表示モードへ移行する。
【0024】これにより、予め入力されたユーザー名称
情報のうちから、入力選択された接続状態による識別符
号に応じたユーザー名称を表示手段に表示する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態の情報処理システムについて詳述す
る。以下、本実施の形態に適用される情報処理システム
として、アナログ入力が可能であってチューナー機能を
有するSTRと、再生専用のCDプレーヤ(1)、
(2)、(3)と、記録再生可能なMDレコーダ/プレ
ーヤと、PC(パーソナルコンピュータ)とをIEEE
1394フォーマットに準拠したインターフェースであ
るIEEE1394バスによって接続した例を説明す
る。
【0026】[情報処理システムの構成]この情報処理
システムは、STRに接続されるCDプレーヤ(1)、
(2)、(3)と、MDレコーダ/プレーヤと、PC等
の機器の接続状態による識別符号(Node Uniq
ue ID)に応じたユーザー名称であるニックネーム
(Nick Name)を付けることにより、同機種が
複数接続された場合の機器の判別を容易にし、バスリセ
ット時や接続機器の構成が変わった場合でも、特定の機
器に対してニックネームを保持するものである。
【0027】図1において、AVシステムを構成する装
置として、STR1と、3台のSTR対応CDプレーヤ
(1)6、STR対応CDプレーヤ(2)7、STR対
応CDプレーヤ(3)8と、STR対応MDレコーダ/
プレーヤ9と、PC10とを示している。
【0028】STR1は、図1に示すAVシステムの中
心として機能するもので、主としてチューナ機能、外部
ソース入力選択機能、およびアンプ機能を備えていて、
例えば、図のようにステレオ音声に対応する左右チャン
ネルのスピーカSP(L)、(R)4を接続することが
できるようになっている。
【0029】後述するように、STR1では、内部のチ
ューナ部で受信した放送信号と、アナログオーディオ信
号入力と、さらにIEEE1394バス11を介して外
部から入力される複数のオーディオソースについて選択
を行い、最終的には、これを音声としてスピーカSP
(L)、(R)4から出力させることができるように構
成されている。
【0030】また、STR1に対する操作を行うための
リモートコントローラRM5も示されている。STR1
は、このリモートコントローラRM5に対して行われた
操作に応じて送信されてくる操作コマンド信号を受信
し、その操作コマンド信号の内容に応じた所要の動作を
実行する。STR1に対応するリモートコントローラR
M5のみを示すが、他の機器についても同様にリモート
コントローラによる操作が可能である。
【0031】また、STR1と共に接続することで利便
性が高い各種のシステム効能を実現することのできる機
種として、ここではSTR対応CDプレーヤ(1)6、
STR対応CDプレーヤ(2)7、STR対応CDプレ
ーヤ(3)8と、STR対応MDレコーダ/プレーヤ9
とが示され、PC10も示されている。
【0032】STR対応CDプレーヤ(1)6、STR
対応CDプレーヤ(2)7、STR対応CDプレーヤ
(3)8は、CDプレーヤとしての機能を有していて、
装填されたCDに記録されたオーディオデータについて
の再生を行う。そして、CDから再生して得られるオー
ディオデータを、IEEE1394バス11を介して送
信出力することが可能とされる。
【0033】また、STR対応MDレコーダ/プレーヤ
9は、オーディオデータを書き換え可能な光磁気ディス
クであるMDに対応して記録再生を行うことのできる機
能を有している。そして、STR対応MDレコーダ/プ
レーヤ9は、IEEE1394バス11を介して送信さ
れてくるオーディオデータを受信してMDに対して記録
することが可能とされている。また、MDに記録されて
いるオーディオデータを再生して、IEEE1394バ
ス11を介して送信出力することが可能とされる。
【0034】また、PC10は例えばビデオカメラによ
り撮像されたビデオデータおよびオーディオデータを再
生して、IEEE1394バス11を介して送信出力す
ることが可能とされる。
【0035】[STRの構成]図2は、上述したSTR
の構成を示すブロック図である。STR1においては、
オーディオソースとして、IEEE1394バス44を
介して送信されてくるオーディオ信号と、自身が備える
チューナのオーディオ信号と、アナログ入力端子28か
ら入力される外部アナログオーディオ信号との3種類の
オーディオ信号の入力を可能とする。
【0036】IEEE1394インターフェース31
は、IEEE1394バス44を介して、他の外部機器
とデータの送受信を行うために設けられる。これによ
り、STR1としては、外部とのAVデータの送受信、
および各種コマンドの送受信が可能に構成されている。
【0037】IEEE1394インターフェース31で
は、IEEE1394バス44を介して受信したパケッ
トを復調し、復調したパケットに含まれるデータを抽出
する。そしてこの抽出したデータを内部データ通信に適
合するフォーマットのデータに変換して出力する。
【0038】例えば、IEEE1394バス44を介し
て他のAV機器からオーディオデータが送信されてくる
とする。IEEE1394インターフェース部31で
は、この送信されてきたオーディオデータを受信して、
上述したパケットに対する復調処理を行い、この場合に
は例えばIEC958といわれるデジタルオーディオデ
ータインターフェースのデータフォーマットに変換して
復調処理部33に対して出力する。
【0039】復調処理部33においては、入力されたオ
ーディオデータについて、例えばIEC958フォーマ
ットに従った所要の復調処理を施してデジタルフィルタ
34に出力する。
【0040】デジタルフィルタ34は、主として、例え
ば入力されたオーディオデータについてのジッター除去
を行う機能を有している。また、復調処理部33から出
力されるデータとしては、送信元の機器等の相違に応じ
て、異なるサンプリング周波数を有しているものである
が、このデジタルフィルタ34においては、これらの異
なるサンプリングレートを有するオーディオデータにつ
いて、44.1kHzのサンプリング周波数に変換して
出力することも行っている。
【0041】このようにして44.1kHzのサンプリ
ング周波数による信号フォーマットに変換されたオーデ
ィオデータは、DSP(Digital Signal
Processor)35に対して入力される。
【0042】なお、例えば、送信元から44.1kHz
のサンプリング周波数による信号フォーマットに変換さ
れたオーディオデータが送信されてくる場合には、復調
処理部33、デジタルフィルタ34を介することなく、
IEEE1394インターフェース部31から直接的に
DSP35に対してオーディオデータを送信するように
される。
【0043】DSP35においては、オーディオデータ
に対して各種所要の信号処理を施す。例えば、イコライ
ザ設定に従ったイコライジング処理等もここで実行され
る。そして、信号処理が施されたオーディオデータをA
/D・D/A部36のデジタルフィルタ39に対して出
力する。
【0044】A/D・D/A部36は、オーディオ信号
についてのアナログ−デジタル変換処理、およびデジタ
ル−アナログ変換処理を行うための回路部位である。
【0045】このA/D・D/A部36のデジタルフィ
ルタ39に入力されたオーディオデータは、D/Aコン
バータ38に入力されることで電圧パルス列としての信
号に変換される。そして、I−DACコンバータ40に
対して入力される。
【0046】I−DACコンバータ40は、入力された
電圧パルス列を電流に変換する。ここで、図示は省略し
ているが、基準となるレベルが別系統で与えられてお
り、その基準レベルを操作することで、出力電流を可変
することが可能とされており、これを例えば40dB以
下のレベル範囲でのボリューム調整に利用することがで
きるようになっている。
【0047】アンプ41では、I−DACコンバータ4
0の出力について増幅を行ってスピーカ出力端子42に
対して出力する。そして、このスピーカ出力端子42に
スピーカSP(L,R)43が接続されていれば、ステ
レオ音声としての出力が行われることになる。
【0048】チューナ部27は、STR1内に備えられ
ており、アンテナ26にて受信されたラジオ放送の電波
について、選局および復調処理等を行って例えばアナロ
グ音声信号としてセレクタ29に出力する。
【0049】また、アナログオーディオ入力端子28を
介して入力されるアナログ音声信号もまたセレクタ29
に対して入力される。
【0050】セレクタ29では、例えばシステムコント
ローラ20の制御に応じて、チューナ部27とアナログ
オーディオ信号入力端子28の何れかを入力ソースとし
て選択して、選択したアナログオーディオ信号をA/D
・D/A部36のA/Dコンバータ37に対して供給す
る。A/Dコンバータ37では入力されてきたアナログ
オーディオ信号をデジタルオーディオデータに変換す
る。
【0051】ここで、A/Dコンバータ37にて得られ
たデジタルオーディオデータをモニタ音声として出力す
る場合には、先に述べたD/Aコンバータ38、I−D
ACコンバータ40、アンプ41の処理を経てスピーカ
SP(L,R)43に対して出力するようにされる。
【0052】また、例えば、録音などのために、A/D
コンバータ37にて得られたデジタルオーディオデータ
をIEEE1394バス44を介して他のAV機器に送
信出力する必要のある場合には、このデジタルオーディ
オデータを変調処理部30に対して出力する。
【0053】変調処理部30では、例えば、IEC95
8などのデジタルオーディオデータインターフェースの
フォーマットに適合する変換処理を施してIEEE13
94インターフェース部31に対して出力する。IEE
E1394インターフェース部31では、例えばRAM
32を利用して、パケット化をはじめとする所要の処理
を施して、IEEE1394インターフェースのフォー
マットに適合するフォーマットに変換する。そして、I
EEE1394バス44を介して、目的の機器に対して
送信出力を行う。
【0054】システムコントローラ20は、例えばCP
U(Central Processing Uni
t),ROM21,RAM22などを備えて構成され、
STR1についての各種動作制御を実行する。
【0055】また、システムコントローラ20に対して
は、受信部23および操作部24からの情報が入力され
るようになっている。例えば、受信部23においては、
リモートコントローラRMから送信されてきた無線のコ
マンド信号を受信し、この受信したコマンド信号をシス
テムコントローラ20に対して出力する。操作部24
は、例えばフロントパネルに設けられている各種キーよ
りなるものとされ、この操作部24に対して行われた操
作に応じた操作情報がシステムコントローラ20に対し
て出力される。
【0056】システムコントローラ20では、上述のよ
うにして入力されてくるコマンド信号および操作情報に
応答した所要の動作が得られるように、各種制御処理を
実行する。
【0057】また、システムコントローラ20は、例え
ば上述したコマンド信号および操作情報や、現在の動作
状況等に応じた所要の内容の表示が行われるように、表
示部25に対する表示制御も実行する。この表示部25
は、例えばFL(Fluorescent)管表示部と
セグメント表示部とを備えている。
【0058】[STRの機能ブロック]図3は、STR
の機能を示すブロック図である。図3に示すSTRの機
能ブロック図は、上述した図2に示したシステムコント
ローラ20の機能を示すのもであり、特に接続情報とな
るノードテーブルの作成および現在選択中のユーザー名
称となるニックネームの決定に関する機能ブロックを示
している。
【0059】図3において、STRの機能ブロックは、
インターフェースであるIEEE1394バスを介して
STRに機器が接続されたことを検知する接続検知部5
1と、インターフェースであるIEEE1394バスに
バスリセットが発生したことを検知するバスリセット検
知部52と、接続検知時またはバスリセット検知時に機
器の接続状態に応じた接続管理情報テーブルであるノー
ドテーブル54を生成する接続管理部であるノード管理
モジュール53とを有して構成される。
【0060】また、STRの機能ブロックは、入力選択
部からの入力選択を検知する入力選択検知部56と、入
力選択部による現在選択中の接続状態による識別符号で
あるNUID(Node Unique ID)を格納
する現在選択中NUID格納部57と、接続状態による
識別符号に応じたユーザー名称情報テーブルであるニッ
クネームテーブル58と、入力選択時にユーザー名称情
報テーブルから現在選択中の接続状態による識別符号に
応じたユーザー名称を決定する決定部である入力選択管
理モジュール55とを有して構成される。ここで、入力
選択部は図2に示した操作部24に対応する。
【0061】[ノードテーブル作成動作]図4は、ノー
ドテーブル作成動作を示すフローチャートである。図4
に示すフローチャートは図3に示したノード管理モジュ
ール53の動作が対応する。図4において、ステップS
1で、バスリセットが発生した否かを判断する。具体的
には、バスリセット検知部52がインターフェースであ
るIEEE1394バスにバスリセットが発生したこと
を検知する。また、これに替えて接続検知部51がIE
EE1394バスを介してSTRに機器が接続されたこ
とまたは切断されたことを検知する。
【0062】ステップS2で、ノード管理モジュールが
ノードテーブルを作成する。具体的には、ノード管理モ
ジュール53が接続検知時またはバスリセット検知時に
機器の接続状態に応じた接続管理情報テーブルであるノ
ードテーブル54を生成する。ノードテーブル54に
は、NodeID「0」のとき、NUID「xxxxx
x0」に対してName(機種名)「STR対応CD
(1)」と、NodeID「1」のとき、NUID「x
xxxxx1」に対してName(機種名)「STR対
応CD(2)」と、NodeID「2」のとき、NUI
D「xxxxxx2」に対してName(機種名)「S
TR対応CD(3)」と、NodeID「3」のとき、
NUID「xxxxxx3」に対してName(機種
名)「STR対応MD」と、NodeID「4」のと
き、NUID「xxxxxx4」に対してName(機
種名)「PC」と、NodeID「5」のとき、NUI
D「xxxxxx5」に対してName(機種名)
「(NULL)」とが記憶される。
【0063】ステップS3で、ノードテーブルを利用可
能にして、テーブルへのアクセス可能にする。具体的に
は、ノードテーブル54の各項目、NUID、Name
(機種名)、・・・へのアクセスを可能にする。
【0064】[ニックネーム決定動作]図5は、現在選
択中のニックネーム決定動作を示すフローチャートであ
る。図5に示すフローチャートは図3に示した入力選択
管理モジュール55の動作が対応する。
【0065】図5において、ステップS11で、入力選
択があるか否かを判断する。具体的には、入力選択検知
部56は入力選択部からの入力選択を検知する。
【0066】ステップS12で、ノードテーブルにアク
セスする。具体的には、入力選択管理モジュール55が
ノードテーブル54にアクセスして、ノードテーブル5
4において、ノード(Node)ID「0」では、NU
ID「xxxxxx0」に対してName(機種名)
「STR対応CD(1)」が対応していて、ノード(N
ode)ID「1」では、NUID「xxxxxx1」
に対してName(機種名)「STR対応CD(2)」
が対応していて、ノード(Node)ID「2」では、
NUID「xxxxxx2」に対してName(機種
名)「STR対応CD(3)」が対応していて、ノード
(Node)ID「3」では、NUID「xxxxxx
3」に対してName(機種名)「STR対応MD」が
対応していて、ノード(Node)ID「4」では、N
UID「xxxxxx4」に対してName(機種名)
「PC」が対応していて、ノード(Node)ID
「5」では、NUID「xxxxxx5」に対してNa
me(機種名)「(NULL)」が対応していることを
認識する。
【0067】ステップS13で、入力選択管理モジュー
ルが現在選択中のNUIDを更新する。具体的には、入
力選択部による選択操作があると、入力選択管理モジュ
ール55が、ノードテーブル54の情報をもとに、入力
選択部による現在選択中の接続状態による識別符号であ
るNUIDを格納する現在選択中NUID格納部57の
情報を更新する。
【0068】ステップS14で、ニックネームテーブル
にアクセスする。具体的には、入力選択管理モジュール
55が、ニックネームテーブル58にアクセスして、ニ
ックネームテーブル58において、NUID「xxxx
xx0」に対してNickName(ニックネーム)
「CDP−228ESD(1)」が対応していて、NU
ID「xxxxxx1」に対してNick Name
(ニックネーム)「CDP−228ESD(2)」が対
応していて、NUID「xxxxxx2」に対してNi
ck Name(ニックネーム)「CDP−228ES
D(3)」が対応していて、NUID「xxxxxx
3」に対してNick Name(ニックネーム)「M
D−555」が対応していて、NUID「xxxxxx
4」に対してNick Name(ニックネーム)「P
C−505」が対応していて、NUID「xxxxxx
5」に対してNick Name(ニックネーム)
「(NULL)」が対応していることを認識する。
【0069】ステップS15で、現在選択中のNUID
に対応するニックネームを決定する。具体的には、入力
選択管理モジュール55が、入力選択部による現在選択
中の接続状態による識別符号であるNUIDを格納する
現在選択中NUID格納部57の情報をもとに、現在選
択中NUIDに応じて、ニックネームテーブル58を参
照して、ニックネームを決定する。
【0070】ステップS16で、ニックネーム表示モー
ドへ移行する。具体的には、決定されたニックネームを
STR1の表示部3に表示する、後述する表示モードへ
移行する。
【0071】なお、ニックネームの入力方法は以下のよ
うにして行われる。まず、STR1に機器が接続された
状態で、操作部24のメニューキーを何回か押して、フ
ァンクション選択モードに移行する。そこで、ニックネ
ームを入力したい対象となる機器の項目を選択する。そ
して、メニューキーを何回か押して、セットアップメニ
ューに合わせて、エンターキーを押す。これにより、表
示部にニックネーム入力指示が表示されるので、エンタ
ーキーをもう一度押す。この状態で、フォワード、バッ
ク、エンターの3つのキーと、メニューキーを使用して
入力したいニックネームを入力する。
【0072】なお、ニックネームの数は、ノードテーブ
ルのNUIDに対応する数だけ保持できるが、例えば、
10程度を保持するようにしてもよい。また、これに限
らず、STR1のRAM22の許容範囲でニックネーム
を保持するようにしても良い。
【0073】[ファンクション表示動作]図6は、ファ
ンクション表示動作を示すフローチャートである。図6
において、ステップS21で、STR内部のファンクシ
ョンではないか否かを判断する。具体的には、STR1
のシステムコントローラ20は、操作部24から入力操
作により、STR1内部のファンクションが選択されて
いて、自身が備えるチューナのオーディオ信号またはア
ナログ入力端子28から入力される外部アナログオーデ
ィオ信号をオーディオソースとするか、STR1外部の
ファンクションが選択されていて、IEEE1394バ
ス44を介して送信されてくるオーディオ信号をオーデ
ィオソースとするかを判断する。
【0074】ステップS21において、STR内部のフ
ァンクションが選択されているときは、ステップS22
へ進み、STR固有のファンクション表示である「TU
NER」または「ANALOG」の表示をする。具体的
には、STR1のシステムコントローラ20は、表示部
25に、STR1内部のファンクションが選択されてい
て、自身が備えるチューナのオーディオ信号をオーディ
オソースとする「TUNER」表示またはアナログ入力
端子28から入力される外部アナログオーディオ信号を
オーディオソースとする「ANALOG」表示をする。
【0075】ステップS21において、STR内部のフ
ァンクションが選択されていないときは、ステップS2
3へ進み、ネックネーム表示モードか否かを判断する。
具体的には、STR1のシステムコントローラ20は、
STR1外部のファンクションが選択されていて、IE
EE1394インターフェース31において、IEEE
1394バス44を介して、STR対応CDプレーヤ
(1)6、STR対応CDプレーヤ(2)7、STR対
応CDプレーヤ(3)8、STR対応MDレコーダ/プ
レーヤ9、またはPC10から、送信されてくるオーデ
ィオ信号をオーディオソースとすることが検出された場
合には、操作部24から入力操作により、ネックネーム
表示モードが選択されているか否かを判断する。
【0076】ステップS23において、ネックネーム表
示モードが選択されていないときは、ステップS26へ
進み、接続機器から取得した機種名があるか否かを判断
する。具体的には、STR1のシステムコントローラ2
0は、操作部24から入力操作により、ネックネーム表
示モードが選択されていないと判断したときは、ノード
管理モジュール53が生成した、ノードテーブル54
に、IEEE1394バス44を介して送信されてくる
オーディオ信号をオーディオソースとする、STR対応
CDプレーヤ(1)6、STR対応CDプレーヤ(2)
7、STR対応CDプレーヤ(3)8、STR対応MD
レコーダ/プレーヤ9、またはPC10に対応する機種
名があるか否かを判断する。
【0077】ステップS26において、接続機器から取
得した機種名があるときは、ステップS27へ進み、機
種名を表示する。具体的には、STR1のシステムコン
トローラ20は、表示部25に、ノードテーブル54を
もとに、STR対応CDプレーヤ(1)6に対応するN
ame(機種名)「STR対応CD(1)」、STR対
応CDプレーヤ(2)7に対応するName(機種名)
「STR対応CD(2)」、STR対応CDプレーヤ
(3)8に対応するName(機種名)「STR対応C
D(3)」、STR対応MDレコーダ/プレーヤ9に対
応するName(機種名)「STR対応MD」、または
PC10に対応するName(機種名)「PC」の機種
名を表示する。
【0078】ステップS23において、ネックネーム表
示モードが選択されているときは、ステップS24へ進
み、接続機器にニックネームが付けられているか否かを
判断する。具体的には、STR1のシステムコントロー
ラ20は、ニックネームテーブル58をもとに、IEE
E1394バス44を介して送信されてくるオーディオ
信号をオーディオソースとする、STR対応CDプレー
ヤ(1)6、STR対応CDプレーヤ(2)7、STR
対応CDプレーヤ(3)8、STR対応MDレコーダ/
プレーヤ9、またはPC10に対応するニックネームが
あるか否かを判断する。
【0079】ステップS24において、接続機器にニッ
クネームが付けられていないときは、上述したステップ
S26へ進み、ステップS24において、接続機器にニ
ックネームが付けられているときは、ステップS25へ
進み、ニックネーム表示を行う。具体的には、STR1
のシステムコントローラ20は、表示部25に、ニック
ネームテーブル58をもとに、STR対応CDプレーヤ
(1)6に対応するニックネーム「CDP−228ES
D(1)」、STR対応CDプレーヤ(2)7に対応す
るニックネーム「CDP−228ESD(2)」、ST
R対応CDプレーヤ(3)8に対応するニックネーム
「CDP−228ESD(3)」、STR対応MDレコ
ーダ/プレーヤ9に対応するニックネーム「MDー55
5」、またはPC10に対応するニックネーム「PCー
505」のニックネームを表示する。
【0080】ステップS26において、接続機器から取
得した機種名がないときは、ステップS28へ進み、接
続機器がCDまたはMDであるかを判断する。具体的に
は、STR1のシステムコントローラ20は、接続機器
のユニット情報またはサブユニット情報からCDまたは
MDの判断をする。
【0081】ステップS28で、接続機器がCDまたは
MDであるときは、ステップS29へ進み、CDまたは
MDの表示をする。
【0082】ステップS28で、接続機器がCDまたは
MDでないときは、ステップS30へ進み、No Na
meの表示をする。具体的には、STR1のシステムコ
ントローラ20は、表示部25に、STR対応CDプレ
ーヤ(1)6に対して「CD」、STR対応CDプレー
ヤ(2)7に対して「CD」、STR対応CDプレーヤ
(3)8に対して「CD」、STR対応MDレコーダ/
プレーヤ9に対して「MD」の表示をし、PC10に対
して「No Name」の表示する。
【0083】これにより、STR固有のファンクション
表示である「TUNER」または「ANALOG」表示
を行うことができ、さらに、接続機器から取得した機種
名があるときに機種名表示をすることができ、接続機器
にニックネームが付けられているときにニックネーム表
示をすることができる。また、「No Name」表示
を判断する前段階に、「CD」または「MD」表示の判
断を行うことにより、「CD」または「MD」表示を行
うことができる。
【0084】なお、表示順序は、例えば、TUNER、
STR対応CDプレーヤ、STR対応MDレコーダ/プ
レーヤ、自社製CDプレーヤ、自社製MDレコーダ/プ
レーヤ、他社製CDプレーヤ、他社製MDレコーダ/プ
レーヤ、自社製品、他のディスク、他のチューナ、他の
ビデオ、ANALOGの順番とする。
【0085】[変形例]図7は、他のノードテーブルの
管理方法を示す図である。図7において、ノードテーブ
ル生成時に、予め、ダミー生成部62により、実際に使
用するノードテーブル(本物)61と内容が同じノード
テーブル(ダミー)63を生成して、用意しておく。こ
れにより、ノード情報再構築部64により、ノード情報
を再構築する際に、毎回、非同期伝送コマンド(Asy
nc Command)を発行しなくても、前回のノー
ドテーブル(ダミー)63において利用可能な情報は再
利用することによって、非同期伝送コマンド(Asyn
cCommand)の再発行を省略することができ、伝
送時の処理時間を短縮することができる。
【0086】例えば、バスリセットが発生した直後に、
ノードテーブル(本物)61からNUID「xxxxx
x0」、「xxxxxx1」、「xxxxxx2」、
「xxxxxx3」の情報のみを取得し、同時に、ダミ
ー生成部62により、実際に使用するノードテーブル
(本物)61と内容が同じノードテーブル(ダミー)6
3を生成しておく。
【0087】もしノードテーブル(ダミー)63にノー
ドテーブル(本物)61と同じNUID「xxxxxx
0」、「xxxxxx1」、「xxxxxx2」、「x
xxxxx3」の情報があれば、Name(機種名)
「STR対応CD」、「STR対応MD」、「(NUL
L)」、「(NULL)」等の情報は非同期伝送コマン
ド(Async Command)の再発行はせずに、
ノード情報再構築部64により、ノードテーブル(ダミ
ー)63からコピーして情報を得ることで、ノード情報
を再構築する。
【0088】また、図7では、ノードテーブルを予めコ
ピーして、使用する例を示したが、前回のバスリセット
時に生成したノードテーブルの履歴を保持しておいて、
現在と同じであれば前回の情報をコピーしてノードテー
ブルを生成するようにしても良い。
【0089】図8は、他のノードテーブルの管理方法を
示す図である。図8において、STRサブユニット管理
部72は、ノードテーブル71において、STRのサブ
ユニットであるアナログ入力(ANALOG)サブユニ
ットおよびチューナ(TUNER)サブユニットを管理
する。ノード情報管理部73は、ノードテーブル71に
おいて、NUIDが付与されるノード情報を管理する。
さらに、カテゴリー管理部74は、STRサブユニット
管理部72およびノード情報管理部73におけるカテゴ
リーを管理する。
【0090】従来は、STRにおいて、アナログ入力
(ANALOG)およびチューナ(TUNER)には、
ニックネームをつけることは不可能であった。本実施の
形態では、STRのサブユニットであるアナログ入力
(ANALOG)サブユニットおよびチューナ(TUN
ER)サブユニットを、ノードテーブル71において共
に管理することができる。つまり、ノード情報を有する
ユニットと、ノード情報を有していないSTRのサブユ
ニットとを同じノードテーブル上で一緒に管理すること
ができる。
【0091】具体的には、STRサブユニット管理部7
2は、ノードテーブル71において、Name(機種
名)には「ANALOG」および「TUNER」の文字
を格納し、ニックネームには、ユーザーが操作部24に
より入力した名前「○○○○」、「××××」を格納す
る。ノード情報管理部73は、ノードテーブル71にお
いて、Name(機種名)には「STR対応CD」、
「STR対応MD」、「(NULL)」、「(NUL
L)」、「(NULL)」を格納し、ニックネームに
は、ユーザーが操作部24により入力した名前「△△△
△」、「□□□□」、「・・・・」、「・・・・」、
「・・・・」、「・・・・」を格納する。
【0092】これにより、STRのサブユニット表示、
STRのサブユニットおよびノードのニックネーム表
示、STRのサブユニットおよびノードの機種名表示、
STRのサブユニットおよびノードのカテゴリー表示を
行うことができる。カテゴリーとしては、サブユニット
とニックネームの中間の概念を与えるものとする。
【0093】また、本実施の形態では、STR1が1つ
設けられている例のみを示したが、これに限らず、ST
Rが複数設けられているときは、ノードテーブルおよび
ニックネームテーブルを互いに転送して、共有して使用
するようにしても良い。
【0094】また、STR1のシステムコントローラ2
0はIEEE1394インターフェース部31内に設け
られるCFR(Configuration Regi
ster)の各種情報を元にして、ノードテーブル54
およびニックネームテーブル58の生成に必要な情報を
得るようにしても良く、または図6に示したファンクシ
ョン表示に必要な情報や接続機器から取得した機種名が
ないときの接続機器がCDまたはMDであるかの判断に
必要なユニット情報またはサブユニット情報を得るよう
にしても良い。
【0095】また、IEEE1394バス11を介した
データ転送において、STR1のシステムコントローラ
20はアイソクロナス(Isochronous)転送
をする場合、IRM(Isochronous Res
ource Manager)から伝送に必要な情報を
取得する必要があるが、CSR(Control an
d Status Register)の各種情報を元
にして、ノードテーブル54およびニックネームテーブ
ル58の生成に必要な情報を得るようにしても良く、ま
たは図6に示したファンクション表示に必要な情報や接
続機器から取得した機種名がないときの接続機器がCD
またはMDであるかの判断に必要な他の情報を得るよう
にしても良い。
【0096】なお、上述した本実施の形態では、インタ
ーフェース部として、IEEE1394規格のインター
フェースのみを示したが、他のインターフェース、例え
ば、USB(Universal Serial Bu
s)などに適用することができることは言うまでもな
い。
【0097】[IEEE1394シリアルバス]本実施
の形態のインターフェースに適用されるIEEE139
4シリアルバス(以下、1394シリアルバスとい
う。)の概要を説明する。まず、接続形態を説明する。
1394シリアルバスでは接続形態が限定されいて、各
機器をループのないツリー状に接続することで、最大6
3台の機器を1つのバスに接続することができる。各機
器のポートは、受信したデータ信号を連続的に他のポー
トへ伝送することにより、データ信号がバス全体に伝搬
する。
【0098】次に、ケーブルについて説明する。ケーブ
ルは、2組の差動信号線TPAおよびTPBと、電源ペ
アVG(グランド)およびVP(電源)で構成される。
TPAおよびTPBの2本の信号線で、バスの動的なコ
ンフィグレーション、バスの使用権を取得するためのア
ービトレーション、データ信号の伝搬を行う。TPAに
は常時バイアスをかけており、TPBではそれを検出す
ることにより、アクティブなケーブルの接続の有無を判
定している。
【0099】次に、物理レイヤー部の信号について説明
する。TPA,TPBの2本の信号線は、「1」、
「0」、「Z」の3値をとる。「Z」は接続されたポー
トのどちらにも駆動されていないハイインピーダンス状
態を意味する。TPAからはストローブと呼ばれる信号
を、TPBからはデータを送信する。受信側ではデータ
とストローブの排他的論理和をとることでクロックを得
て、クロックの変化点でデータを読み取る。
【0100】次に、バス初期化について説明する。各ポ
ートは、接続相手のTPAが出力するバイアスの有無を
検出して、ノードが接続されたか取り外されたかを判定
する。ポートの接続状態の変化を検出したノードは、他
の接続のあるポートに対して一定時間バスリセット信号
を送信する。これを受信したノードは、さらに接続のあ
る他のポートにバスリセット信号を送信する。これを繰
り返し、最終的にバスに接続された全ノードにバスリセ
ット信号が伝わる。バスリセット信号を受信したノード
は、それ以前の形態情報や、各自のノードIDをクリア
する。その後、各ノードは自らが、バスに接続された各
ノードが隣接する複数のノードに接続されている状態の
ブランチか、または隣接するノードは1つだけのリーフ
かを認識するようにし、さらに、各ノードの親子関係付
けを行い、ツリー構造におけるルートノードの決定が行
われる。
【0101】次に、アドレスについて説明する。64ビ
ット幅のアドレス空間のうち、上位10ビット(最大1
023)のバスIDとそれに続く6ビット(最大(6
3)のノードIDで機器を識別する。残りの48ビット
はノード内のアドレス空間として割り当てられる。ま
た、このアドレス空間の所定のレジスタ空間には、CS
R(Control and Status Regi
ster)と、CFR(Configration R
egister,コンフィグレーションROMと同じ)
が標準化される。
【0102】次に、非同期通信(アシンクロナス通信)
について説明する。1394インターフェースで用いる
データパケットの転送方法の一つとして、非同期通信が
ある。これは片方向のデータパケット転送である。送信
側はデータパケット転送先アドレスをパケットヘッダー
に明記し、バスに送信する。データパケットはバス上の
すべてのノードまで伝搬する。パケットヘッダーに明記
された転送先アドレスに対応するノードは、そのデータ
パケットを受信し、受信結果(ack)を返送する。そ
の一連の転送プロセスをアシンクロナスサブアクション
と呼ぶ。
【0103】ここで、アシンクロナスサブアクションを
開始するためには、サブアクションギャップと呼ばれる
一定期間、バスがアイドル状態にならなくてはならな
い。また、受信側がデータパケットを受け取って、ac
kを返送する間もバスはアイドル状態となり、この間隔
をackギャップと呼ぶ。ackギャップはサブアクシ
ョンギャップに比べて充分短いため、他のサブアクショ
ンが開始されることはない。
【0104】次に、アイソクロナス通信について説明す
る。1394インターフェースで用いるデータパケット
の転送方法のもう一つの方法として、アイソクロナス通
信がある。アイソクロナス通信は、バス上に1台存在す
るサイクルマスターが一定間隔で送信するサイクルスタ
ートパケットに同期して行われる。アイソクロナス通信
の送信側のノードはサイクルスタートパケットを受信す
るとアイソクロナスギャップを待ってアービトレーショ
ンを開始し、アイソクロナスパケットを送信する。他に
も送信ノードが存在する場合には、引き続きアイソクロ
ナスギャップで、アービトレーションを開始し、アイソ
クロナスパケットを送信する。
【0105】ここで、アイソクロナスギャップは、サブ
アクションギャップより充分短い期間になっているた
め、この間にアシンクロナス通信を行いたいノードがい
ても、サブアクションギャップが検出できないため送信
できない。つまり、毎サイクル、アイソクロナスパケッ
トを送信するノードに優先権が与えられることになる。
また、アイソクロナス通信は、アシンクロナス通信のよ
うに、データ転送先のアドレスを指定することはなく、
バスにブロードキャストされる。アイソクロナスパケッ
トには0〜63までのチャンネル番号が割り振られ、ノ
ードは必要なチャンネル番号のアイソクロナスパケット
を受信すればよい。
【0106】例えば、インターフェースがIEEE13
94フォーマットに準拠したものであり、機器がAV/
Cコマンドで制御可能なものである場合に、機器には機
器の機能を示すサブユニット(Subunit)タイプ
という情報がある。
【0107】ここでは、ユニットはデジタル機器そのも
ののことで、サブユニットは、デジタル機器の機能を司
るものである。従って、サブユニットの組み合わせがユ
ニットとなる。ユニットの中をどのような機能単位で分
けるかは、適宜決められる。
【0108】例えば、デジタル機器として、STRユニ
ットは、チューナサブユニット(受信機能)と、アナロ
グ入力サブユニットとの組み合わせが考えられ、また、
コンパクトディスク(CD)ユニットは、コンパクトデ
ィスクプレーヤサブユニット(再生機能)の組み合わせ
が考えられ、ミニディスク(MD)ユニットは、ミニデ
ィスクレコーダ/プレイヤーサブユニット(記録機能/
再生機能)の組み合わせが考えられ、デジタルテレビジ
ョン(DTV)ユニットはチューナサブユニット(受信
機能)と、モニタサブユニットとの組み合わせが考えら
れ、また、テレビ一体型ビデオテープレコーダユニット
は、チューナサブユニット(受信機能)と、モニタサブ
ユニットと、テープレコーダ/プレイヤーサブユニット
(記録機能/再生機能)との組み合わせが考えられる。
このように機能単位として適当なサブユニットが定めら
れる。
【0109】なお、上述したサブユニットは、仮想的な
機能単位であり、実際の回路構成と一致するとは限らな
いものである。また、例えば、回路の中で、デコーダブ
ロックのようにAV/Cコマンドによるコントロールの
必要がないブロックのように、どのサブユニットにも入
らないものがある。
【0110】上述した本実施の形態によれば、STR1
と、IEEE1394バス44を介して接続された、S
TR対応CDプレーヤ(1)6、STR対応CDプレー
ヤ(2)7、STR対応CDプレーヤ(3)8、STR
対応MDレコーダ/プレーヤ9、またはPC10との間
において、各接続機器に対して、ユーザー固有の名称と
してニックネームを付けることができる。
【0111】STR1の接続機器に対して、ユーザー名
称を付けるという機能は、ユーザーによる特殊仕様的な
要素であり、これにより、機種接続の概要を容易に把握
することができる。
【0112】従来の機器では、STRの物理的な入力端
子に対して名称を付けているのに対して、本実施の形態
では、STR1に接続される接続機器の識別符号である
Node Unique IDに対してユーザー名称で
あるニックネームを付けるようにしている。
【0113】一度ニックネームを付けた特定の機器に対
しては、その機器がインターフェース接続から切り離さ
れた後、再び接続された場合もその機器の識別符号であ
るNode Unique IDに対してユーザー名称
であるニックネームを格納しているため、接続当初に一
度付けたユーザー名称を再度利用してこれを表示部に復
活させて表示させることができる。
【0114】従来、複数の同機種がSTRに接続された
ときには、同じ接続機器から取得した機種名がDefa
ult設定で表示部に表示されて、見かけ上操作部によ
り選択されているファンクションの判別が難しかった
が、本実施の形態では、機器の識別符号であるNode
Unique IDに対してユーザー名称であるニッ
クネームを付けることによって、複数の同機種の差別化
を図ることができる。
【0115】上述した本実施の形態のファンクション表
示によれば、STR固有のファンクション表示である
「TUNER」または「ANALOG」表示を行うこと
ができ、さらに、接続機器から取得した機種名があると
きに機種名表示をすることができ、接続機器にニックネ
ームが付けられているときにニックネーム表示をするこ
とができる。さらに、「No Name」表示を判断す
る前段階に、「CD」または「MD」表示の判断を行う
ことにより、「CD」または「MD」表示を行うことが
できる。
【0116】
【発明の効果】本発明の情報処理システムは、所定情報
をインターフェースを介して情報処理装置に送信する情
報再生装置と、情報再生装置のうちから所定情報を入力
すべき情報再生装置を選択したとき、接続状態による識
別符号に応じた情報再生装置の機種名の情報にアクセス
して、予め入力されたユーザー名称情報のうちから、入
力選択された接続状態による識別符号に応じたユーザー
名称を表示することが可能な情報処理装置とを備えたの
で、インターフェースによる現在の接続情報に応じてユ
ーザー名称の管理を行うことができるという効果を奏す
る。
【0117】また、本発明の情報処理システムは、上述
において、情報処理装置は、インターフェースを介して
情報再生装置が接続されたことを検知する接続検知部
と、インターフェースにバスリセットが発生したことを
検知するバスリセット検知部と、接続検知時またはバス
リセット検知時に情報再生装置の接続状態に応じた接続
管理情報テーブルを生成する接続管理部とを備えたの
で、一度ユーザー名称を付けた特定の機器に対しては、
その機器がインターフェース接続から切り離された後、
再び接続された場合もその機器の識別符号に対してユー
ザー名称を格納しているため、接続当初に一度付けたユ
ーザー名称を再度利用してこれを表示部に復活させて表
示させることができるという効果を奏する。
【0118】また、本発明の情報処理システムは、上述
において、情報処理装置は、入力選択部からの入力選択
を検知する入力選択検知部と、入力選択部による現在選
択中の接続状態による識別符号を格納する格納部と、接
続状態による識別符号に応じたユーザー名称情報テーブ
ルと、入力選択時にユーザー名称情報テーブルから現在
選択中の接続状態による識別符号に応じたユーザー名称
を決定する決定部とを備えたので、複数の同機種が情報
処理装置に接続されたときにおいても、機器の識別符号
に対してユーザー名称を付けることによって、複数の同
機種の差別化を図ることができるという効果を奏する。
【0119】また、本発明の情報処理システムは、上述
において、接続状態による識別符号に応じた情報再生装
置の機種名の情報テーブルの生成時に、情報テーブルの
ダミーテーブルを生成し、接続情報再構築時にダミーテ
ーブルへのアクセスにより接続情報再構築を行う接続情
報再構築部を備えたので、接続情報再構築部により、ノ
ード情報を再構築する際に、毎回、非同期伝送コマンド
(Async Command)を発行しなくても、前
回のダミーテーブルにおいて利用可能な情報は再利用す
ることによって、非同期伝送コマンド(Async C
ommand)の再発行を省略することができ、伝送時
の処理時間を短縮することができるという効果を奏す
る。
【0120】また、本発明の情報処理システムは、上述
において、情報処理装置の機能を示すサブユニット情報
に応じたユーザー名称の情報を管理するサブユニット管
理部と、接続状態による識別符号に応じた情報再生装置
の機種名およびユーザー名称の情報を管理する接続情報
管理部と、サブユニット管理部および接続情報管理部の
各情報からカテゴリー情報を管理するカテゴリー管理部
とを備えたので、情報処理装置のサブユニット情報を、
ノード情報と共に管理することができ、さらに、情報処
理装置のサブユニットおよびノード情報のカテゴリー管
理を行うことができるという効果を奏する。
【0121】また、本発明の情報処理システムは、上述
において、接続状態による識別符号に応じた情報再生装
置の機種名の情報に応じてユーザー名称の表示順序を決
定するので、接続形態に応じてユーザー名称を順次表示
させることができるという効果を奏する。
【0122】本発明の情報処理装置は、情報再生装置の
うちから所定情報を入力すべき情報再生装置を選択した
とき、接続状態による識別符号に応じた情報再生装置の
機種名の情報にアクセスして、予め入力されたユーザー
名称情報のうちから、入力選択された接続状態による識
別符号に応じたユーザー名称を表示手段に表示すること
が可能であるので、現在入力選択されている接続機器の
接続状態による識別符号に応じたユーザー名称を表示す
ることができるという効果を奏する。
【0123】また、本発明の情報処理装置は、上述にお
いて、情報処理装置は、インターフェースを介して情報
再生装置が接続されたことを検知する接続検知部と、イ
ンターフェースにバスリセットが発生したことを検知す
るバスリセット検知部と、接続検知時またはバスリセッ
ト検知時に情報再生装置の接続状態に応じた接続管理情
報テーブルを生成する接続管理部とを備えたので、一度
ユーザー名称を付けた特定の機器に対しては、その機器
がインターフェース接続から切り離された後、再び接続
された場合もその機器の識別符号に対してユーザー名称
を格納しているため、接続当初に一度付けたユーザー名
称を再度利用してこれを表示部に復活させて表示させる
ことができるという効果を奏する。
【0124】また、本発明の情報処理装置は、上述にお
いて、情報処理装置は、入力選択部からの入力選択を検
知する入力選択検知部と、入力選択部による現在選択中
の接続状態による識別符号を格納する格納部と、接続状
態による識別符号に応じたユーザー名称情報テーブル
と、入力選択時にユーザー名称情報テーブルから現在選
択中の接続状態による識別符号に応じたユーザー名称を
決定する決定部とを備えたので、複数の同機種が情報処
理装置に接続されたときにおいても、機器の識別符号に
対してユーザー名称を付けることによって、複数の同機
種の差別化を図ることができるという効果を奏する。
【0125】また、本発明の情報再生装置は、接続検知
時またはバスリセット検知時に、所定情報をインターフ
ェースを介して情報処理装置に送信するので、接続状態
による識別符号に応じたユーザー名称を決定するための
情報を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態が適用されるオーディオシ
ステムの構成を示す図である。
【図2】STRの構成を示すブロック図である。
【図3】STRの機能を示すブロック図である。
【図4】ノードテーブル作成動作を示すフローチャート
である。
【図5】現在選択中のニックネーム決定動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】ファンクション表示動作を示すフローチャート
である。
【図7】他のノードテーブルの管理方法を示す図であ
る。
【図8】他のノードテーブルの管理方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
1……STR、2……入力選択部、3……表示部、4…
…スピーカ、5……RM、6……STR対応CDプレー
ヤ(1)、7……STR対応CDプレーヤ(2)、8…
…STR対応CDプレーヤ(3)、9……STR対応M
Dレコーダ/プレーヤ、10……PC、51……接続検
知部、52……バスリセット検知部、53……ノード管
理モジュール、54……ノードテーブル、55……入力
選択管理モジュール、56……入力選択検知部、57…
…現在選択中NUID格納部、58……ニックネームテ
ーブル、61……ノードテーブル(本物)、62……ダ
ミー生成部、63……ノードテーブル(ダミー)、64
……ノード情報再構築部、71……STRサブユニット
管理部、73……ノード情報管理部、74……カテゴリ
ー管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 卓郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B069 AA01 BA04 BB14 CA19 LA02 5C052 AA02 AA16 AC08 DD06 5C053 FA08 FA20 GB09 GB11 JA01 LA11 5D044 AB05 BC03 BC04 CC04 DE17 DE48 HL11 5K033 BA15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電子機器を所定の通信フォーマット
    によるインターフェースを介して接続し、複数の電子機
    器のうちの情報処理装置および情報再生装置間での情報
    の送信または受信を可能とすることにより、情報を管理
    する情報処理システムにおいて、 所定情報を上記インターフェースを介して情報処理装置
    に送信する情報再生装置と、 上記情報再生装置のうちから上記所定情報を入力すべき
    情報再生装置を選択したとき、接続状態による識別符号
    に応じた上記情報再生装置の機種名の情報にアクセスし
    て、予め入力されたユーザー名称情報のうちから、上記
    入力選択された接続状態による識別符号に応じたユーザ
    ー名称を表示することが可能な情報処理装置と、 を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 上記情報処理装置は、上記インターフェースを介して情
    報再生装置が接続されたことを検知する接続検知部と、
    上記インターフェースにバスリセットが発生したことを
    検知するバスリセット検知部と、上記接続検知時または
    上記バスリセット検知時に情報再生装置の接続状態に応
    じた接続管理情報テーブルを生成する接続管理部とを備
    えたことを特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 上記情報処理装置は、入力選択部からの入力選択を検知
    する入力選択検知部と、上記入力選択部による現在選択
    中の接続状態による識別符号を格納する格納部と、上記
    接続状態による識別符号に応じたユーザー名称情報テー
    ブルと、上記入力選択時に上記ユーザー名称情報テーブ
    ルから上記現在選択中の接続状態による識別符号に応じ
    たユーザー名称を決定する決定部とを備えたことを特徴
    とする情報処理システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 上記接続状態による識別符号に応じた上記情報再生装置
    の機種名の情報テーブルの生成時に、上記情報テーブル
    のダミーテーブルを生成し、接続情報再構築時に上記ダ
    ミーテーブルへのアクセスにより接続情報再構築を行う
    接続情報再構築部を備えたことを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 上記情報処理装置の機能を示すサブユニット情報に応じ
    たユーザー名称の情報を管理するサブユニット管理部
    と、上記接続状態による識別符号に応じた上記情報再生
    装置の機種名およびユーザー名称の情報を管理する接続
    情報管理部と、上記サブユニット管理部および上記接続
    情報管理部の各情報からカテゴリー情報を管理するカテ
    ゴリー管理部とを備えたことを特徴とする情報処理シス
    テム。
  6. 【請求項6】請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 上記接続状態による識別符号に応じた上記情報再生装置
    の機種名の情報に応じて上記ユーザー名称の表示順序を
    決定することを特徴とする情報処理システム。
  7. 【請求項7】所定の機能を表示する表示手段を備え、他
    の電子機器を所定の通信フォーマットによるインターフ
    ェースを介して接続し、電子機器のうちの情報再生装置
    との間での情報の送信または受信を可能とすることによ
    り、情報を管理する情報処理装置において、 上記情報再生装置のうちから上記所定情報を入力すべき
    情報再生装置を選択したとき、接続状態による識別符号
    に応じた上記情報再生装置の機種名の情報にアクセスし
    て、予め入力されたユーザー名称情報のうちから、上記
    入力選択された接続状態による識別符号に応じたユーザ
    ー名称を上記表示手段に表示することが可能なことを特
    徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の情報処理装置において、 上記情報処理装置は、上記インターフェースを介して情
    報再生装置が接続されたことを検知する接続検知部と、
    上記インターフェースにバスリセットが発生したことを
    検知するバスリセット検知部と、上記接続検知時または
    上記バスリセット検知時に情報再生装置の接続状態に応
    じた接続管理情報テーブルを生成する接続管理部とを備
    えたことを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】請求項7記載の情報処理装置において、 上記情報処理装置は、入力選択部からの入力選択を検知
    する入力選択検知部と、上記入力選択部による現在選択
    中の接続状態による識別符号を格納する格納部と、上記
    接続状態による識別符号に応じたユーザー名称情報テー
    ブルと、上記入力選択時に上記ユーザー名称情報テーブ
    ルから上記現在選択中の接続状態による識別符号に応じ
    たユーザー名称を決定する決定部とを備えたことを特徴
    とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】他の電子機器を所定の通信フォーマット
    によるインターフェースを介して接続し、電子機器のう
    ちの情報処理装置との間での情報の送信または受信を可
    能とすることにより、情報を管理される情報再生装置に
    おいて、 接続検知時またはバスリセット検知時に、所定情報を上
    記インターフェースを介して情報処理装置に送信するこ
    とを特徴とする情報再生装置。
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