JP2002076867A - スイッチ回路 - Google Patents

スイッチ回路

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JP2002076867A
JP2002076867A JP2000262783A JP2000262783A JP2002076867A JP 2002076867 A JP2002076867 A JP 2002076867A JP 2000262783 A JP2000262783 A JP 2000262783A JP 2000262783 A JP2000262783 A JP 2000262783A JP 2002076867 A JP2002076867 A JP 2002076867A
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隆之 三村
Kazuaki Hashimoto
和明 橋本
Kiyomi Watanabe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高電圧直流の蓄積電荷を高速度に放電させるス
イッチ回路であって、飽和電圧を低く抑え、雑音対策に
も優れた特性を得ること。 【解決手段】 MOSFETQ1〜Q29を直列接続し
てなるスイッチ回路であって、Q1に絶縁トランスT1
を介して駆動信号を印加して順次他の直列MOSFET
をオンさせる。直列個数を29個に抑えたので、最上段
のQ29も飽和電圧は実用範囲内にある。このスイッチ
ブロックSS1と同様な構成のSS2、SS3、SS4
を直列接続して、所定の高電圧に対する耐圧を得る。絶
縁トランスT1〜T4に一次巻線として絶縁被覆の厚い
駆動信号線4を利用する。スイッチブロックSS1など
の実装については、数個づつのMOSFETを1枚のプ
リント基板に実装して、マザーボードを介して直列接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、エックス線装置
などに利用するスイッチ回路に係り、特にMOSFET
を複数個直列接続にして構成した高電圧回路への適用に
好適なスイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】 エックス線をパルス的に発生させる方
法として、インバータ式エックス線高電圧装置のインバ
ータをパルス運転する方法があるが、インバータをオフ
させても高電圧ケーブルの静電容量への充電電荷により
管電圧のパルス波形の波尾が長くなる問題がある。管電
流が小さいパルス透視ではこの波尾による影響が顕著で
ある。
【0003】 従来のMOSFETを複数個直列接続に
して構成したスイッチ回路としては、例えば 特開昭6
0−93820号に開示されている構造のものがあっ
た。すなわち、ゲートに与えられる制御信号により導通
が制御されるMOSFETとこのMOSFETのドレイ
ン側に順次直列に接続され、このMOSFETの動作に
追従して動作する1個あるいは複数個のMOSFETか
らなるスイッチ回路において、ゲートに与えられる制御
信号により導通が制御されるMOSFETのソースとこ
れに直列接続されたMOSFETのゲート、及び順次直
列接続された各MOSFETのソースとこれに接続され
た各MOSFETのゲート、及び順次直列接続されたM
OSFETのうち最後に位置するMOSFETのソー
ス、ドレイン間にコンデンサと抵抗からなる直列回路を
接続し、かつゲートに与えられる制御信号により導通が
制御されるMOSFETに順次直列接続される各MOS
FETのソース、ゲート間にツェナーダイオードを接続
したことを特徴とするスイッチ回路が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 従来の回路構成でス
イッチ回路を動作させると、主回路の電圧変動などによ
り、MOSFETのドレインとゲート間の静電容量を経
て、ゲートにノイズが入る場合があり、ゲート信号がオ
フ時にこの現象が起きると、MOSFETが誤動作して
しまう。そこで、MOSFETを直列接続するときに、
ゲート信号を単純に抵抗分割した点より供給する回路が
安定してよいが、この場合には、各ゲート・ソース間に
印加される電圧は上側にゆくに従い、低下する。その理
由は、その下側のオンしているMOSFETのドレイン
・ソース間の電圧の累積和が徐々に増加して、この累積
和の電圧が各ゲート電圧に対して差し引くように作用す
るからである。そして、直列接続の上側のMOSFET
のゲート・ソース間の電圧がオンさせるに充分な電圧を
供給できなくなる段数で限界となる。本発明は、MOS
FETを直列接続したスイッチ回路であって、各ゲート
を抵抗分割による直流的分割により駆動されるスイッチ
回路において、直列段数の限界を実質的に解決すること
課題とする。そして、この問題解決の回路構成の実現に
付随するさらなる問題、例えば実装上の問題、保安上の
問題、ノイズ対策の問題などを解決することを課題とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この課題を解決するた
めに、本発明では、以下の手段を提案するものである。
すなわち、オンオフ駆動信号を発生する高周波源と、こ
の高周波源が接続される整流回路を介してゲートに与え
られる駆動信号により導通が制御されるMOSFETと
このMOSFETのドレイン側に順次直列に接続され、
このMOSFETの動作に追従して動作する複数個のM
OSFETからなるスイッチ回路ブロックで、ゲートに
与えられる制御信号により導通が制御されるMOSFE
Tのソースとこれに直列接続されたMOSFETのゲー
ト、及び順次直列接続されたMOSFETのうち最後に
位置するMOSFETのドレイン間に、それぞれ抵抗を
接続してなる第1のスイッチ回路ブロックと、この第1
スイッチ回路ブロックの高電位側に順次直列接続される
第2〜第nのスイッチ回路ブロックで、この第1スイッ
チ回路ブロック同様の構成のスイッチ回路ブロックであ
って、上記駆動信号を高周波源から絶縁トランスと整流
回路とを介して印加されてなる第2〜第nのスイッチ回
路ブロックとからなることを特徴とするスイッチ回路を
提案するものである。
【0006】 また、第2の手段として、複数のMOS
FETを直列接続し、前記MOSFETの内の低電圧側
に位置するものに駆動信号を与えてターンオンさせるこ
とにより、従属的に前記他のMOSFETをターンオン
させる構成のスイッチ回路において、前記直列接続され
るMOSFETの両端に印加される電圧をE、その直列
個数をn、前記MOSFET1、2、・・・・(nのド
レイン・ソース間オン電圧値をVD1,VD2,・・・
・VDn、最小のゲート・ソース間電圧をVgminと
するとき、 E(1−1/n)−(VD1+VD2+・・・+VDn
−1)≧Vgmin の式を満足するn個以下のMOSFETを直列接続する
ことを特徴とするスイッチ回路を提案するものである。
【0007】 また、この手段において、前記n個以下
のMOSFETを直列接続して耐圧がXkVのスイッチ
回路ブロックを構成すると共に、前記スイッチ回路ブロ
ックをm個直列接続し、前記Xとmとの積に等しい電圧
が前記m個直列接続されたスイッチ回路ブロックの両端
に印加される最大電圧YkVよりも大きくなる(X・m
>Y)ように、前記個数mを選定することも提案するも
のである。
【0008】 また、第3の手段として、オンオフ駆動
信号を発生する高周波源と、この高周波源が接続される
絶縁トランスと整流回路とを介してゲートに与えられる
駆動信号により導通が制御されるMOSFETとこのM
OSFETのドレイン側に順次直列に接続され、このM
OSFETの動作に追従して動作する複数個のMOSF
ETからなるスイッチ回路ブロックで、ゲートに与えら
れる制御信号により導通が制御されるMOSFETのソ
ースとこれに直列接続されたMOSFETのゲート、及
び順次直列接続されたMOSFETのうち最後に位置す
るMOSFETのドレイン間に、それぞれ抵抗を接続し
てなる第1のスイッチ回路ブロックと、この第1のスイ
ッチ回路ブロック同様の構成のスイッチ回路ブロックで
あってこの第1スイッチ回路ブロックの高電位側に順次
直列接続される第2〜第nのスイッチ回路ブロックとか
らなるスイッチ回路であって、前記各絶縁トランスを各
スイッチ回路ブロックを実装するプリント基板上の突出
する位置に配設して、これら各絶縁トランスの一次巻線
として前記高周波源から単線で供給することを特徴とす
るスイッチ回路を提案するものである。
【0009】 また、第4の手段として、高周波源と各
絶縁トランスとの間にさらに他の従続接続の絶縁トラン
スを設けて、この従続接続の絶縁トランスと各絶縁トラ
ンスとの接続線を高電圧耐圧線を用いて耐圧を保持し、
その線の一端を接地することを提案するものである。
【0010】 また、第5の手段として、高電圧耐圧線
に直列に2芯シールド線を直列接続して、その2芯シー
ルド線にコモンモードチョークコイルを接続することを
提案するものである。
【0011】 また、第6の手段として、オンオフ駆動
信号を発生する高周波源のオンオフのタイミングをその
主発振回路のオンオフにより行うことを提案するもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】 図1は、本発明を適用するエッ
クス線管装置の回路図を示す。エックス線管X1への高
電圧の供給は、まず変圧器TP1から図示しないインバ
ータの数十kHzないし100kHzの高周波高圧を受
けて、この高周波高圧をコンデンサCP1とダイオード
DP1、DP2及び高電圧ケーブルの分布コンデンサC
S1とにより+側に倍電圧整流される。−側も同様に、
コンデンサCP2とダイオードDP3、DP4及び高電
圧ケーブルの分布静電容量CS2とにより倍電圧整流さ
れる。高電圧ケーブルの分布静電容量CS1、CS2
は、いずれも単位長さで200pF程度の静電容量を有
しており、20mの長さで4000pF程度の静電容量
を有することになり、高周波に対しては充分大きな整流
平滑用のコンデンサとして作用する。もし、この静電容
量が不足する場合は、コンデンサを追加することもでき
る。エックス線をパルス的に発生させるには、変圧器T
P1への高周波高圧のインバータの供給を短時間で停止
させるが、そのインバータをオフさせても高電圧ケーブ
ルの分布静電容量CS1、CS2の充電電荷により管電
圧のパルス波形の波尾が長くなる問題がある。そこで、
+側と−側の両高圧線には、アノード側スイッチとアノ
ード側抵抗とカソード側スイッチとカソード側抵抗によ
るスイッチ回路1が接続されて、インバータ停止と同時
にそのスイッチ回路1を作動させて、充電電荷を放電さ
せるものである。
【0013】 図2は、本発明に係るスイッチ回路を備
えた場合のエックス線管回路の出力電圧波形を示す。図
において、時刻t1において、電力供給停止とともに放電
スイッチを作動させると、急速に電圧降下して約1ms
で電圧ゼロになる。
【0014】 図3は、比較参考のために示すものであ
って、スイッチ回路なしの出力電圧波形を示す。図にお
いて、時刻t1において電力供給停止をして、付属回路の
電流のみにより放電させると、電圧ゼロになるには10
ms以上の時間を要することが分かる。
【0015】 図4は、本発明に係るスイッチ回路の実
施の形態であって、スイッチ回路の直列回路構成を示
す。このスイッチ回路1は、MOSFETQ1〜Q29
を直列接続してなるスイッチ回路ブロックSS1を単位
とし、このスイッチ回路ブロックSS1と同様な構成の
SS2、SS3、SS4を直列接続して、所定の高電圧
に対する耐圧を得る。MOSFET単体で900Vとし
て、このスイッチ回路ブロックSS1の耐圧は、26k
Vであって、スイッチ回路1の全体では、単純計算で
は、その4倍の104kVの耐圧を有する。
【0016】 スイッチ回路1をオン駆動させるための
駆動信号は、高速応答させるため百キロヘルツまたはそ
れ以上の高周波を利用し、その駆動信号線4は、絶縁ト
ランスT1からT4のそれぞれの一次巻線として、リン
グ状のコアの中心穴を貫通して、1ターンとして作用す
る。駆動信号線4は、絶縁被覆の厚いものであり、その
耐圧が、このスイッチ回路1の扱う最も高い電圧に耐え
て絶縁することができるものを選定する。
【0017】 スイッチ回路ブロックSS1の内部は、
MOSFETQ1、Q2の直列回路を含むプリント基板
PC1と、以下このプリント基板PC1に従続接続され
て、それぞれ3個のMOSFETを含むプリント基板P
C2、…プリント基板PC10を備える。プリント基板
PC2、…PC9については、いずれもプリント基板P
C10と同様の構成であるので、図示を省いてある。
【0018】 各MOSFETQ2〜Q29のゲートに
ついては、分圧抵抗が設けられている。すなわち、互い
にほぼ等しい抵抗値の抵抗器R15、R25、…、R2
95が、スイッチ回路ブロックSS1の端子J104と
端子J1との間に接続されて、端子J103とJ1との
間の電圧を等しく分圧する。これらの抵抗器R15、R
25、…、R295の隣接相互接続点は、それぞれ保護
用の抵抗器R21〜R291を介して、MOSFETQ
2〜Q29のゲート回路に接続される。なお、抵抗器R
15〜R295に並列接続されるコンデンサC14と抵
抗器R13ないしコンデンサC294と抵抗器R293
などの直列回路は、いわゆるスピードアップ回路と呼ば
れ、ターンオン、ターンオフの過渡的な電圧バランスを
補償する機能を有する。
【0019】 いま、全てのMOSFETがオフしてい
る状態を考えると、それぞれの分圧バイアス用の抵抗器
R15、R25、…、R295により等しく電圧が分担
されて、この電圧がMOSFETQ2〜Q29の各ゲー
トに印加されている。しかしながら、最下段の根元のM
OSFETQ1がオフしているので、MOSFETQ2
〜Q29のソースが開いた回路の状態にあるため、MO
SFETQ2〜Q29のゲート・ソース間電圧はゼロの
状態である。このオフ状態は、最下段の根元のMOSF
ETQ1がオフしているので、仮に他のMOSFETに
外来ノイズなどが到来しても、安定にオフを維持するこ
とができる。
【0020】 MOSFETQ1をオンさせるためのゲ
ート・ソース間の駆動については、絶縁トランスT1の
二次巻線の電圧がダイオード101、102、103、
104からなる両波整流回路を経て、次に並列接続され
た平滑用コンデンサ106と放電用抵抗器105を経
て、さらにダイオード107と抵抗器R11を通って、
MOSFETQ1のゲート・ソース間にオン信号として
送られる。抵抗器R11は、ゲートへの電流制限の保護
および寄生発振防止用である。またその一端とMOSF
ETQ1のソースとの間に接続される定電圧ダイオード
D12は、ゲートソース間の過電圧保護用である。ダイ
オード107の両端とコモン線との間に接続されるトラ
ンジスタ108は、絶縁トランスT1の二次巻線の電圧
が消滅したときに、自らがオンすることにより、MOS
FETQ1のゲートソース間電圧の蓄積電荷を迅速に放
電リセットさせるための電子スイッチである。
【0021】 MOSFETQ1がオンすると、MOS
FETQ2のソース電位s2が数Vの低電位になるので、
分圧用抵抗器R15とR25の接続点の電位g2からs2を
引いた差の電圧がMOSFETQ2のゲート・ソース間
に印加されてMOSFETQ2はオンする。以下順次に
かつ瞬時に最上段のMOSFETQ29まで、オン状態
となる。ただし、上段に行くにしたがって、各ソース電
位は、単なる比例加算値に止まらず、それより高い値に
漸増する。その理由は、各ゲート電圧に対応する電位g
2,g3,..,g29は、電位分割の条件から均等分圧にしてお
く条件がある。一方、各ソース電位s2,s3,...,s29 は各
MOSFETQ2〜Q28のそれぞれの順方向電圧降下
の値の和であるが、上段に行くにしたがい、各ゲート・
ソース間の駆動電圧が減少してくるため、ドレイン・ソ
ース間電圧が増加してきて、例えば、その総和の電圧で
あるs29 が数百V程度になることもある。この程度の電
圧まで上昇すると、MOSFET29のゲート電圧に対
応するg29 との電位差が少なくなり、これ以上の直列個
数の上段まではオン駆動するのは、実現困難な問題とな
ってくる。よって、直列個数を妥当な数に抑えて、スイ
ッチ回路ブロックを形成し、スイッチ回路ブロックを必
要数を直列接続して問題解決とした。
【0022】 各スイッチ回路ブロックのMOSFET
の直列個数k の選定条件を数式により表してみる。スイ
ッチ全体の印加電圧をEとし、スイッチ回路ブロックの
個数をnとし、n 番目のMOSFETのドレイン・ソー
ス間オン電圧値をVDnとし、MOSFETをオンさせる
ための最小ゲート・ソース間電圧をVgmin とすると、
最上段のMOSFETをオンさせるための条件式は、次
の段落に表される。
【0023】E(1−1/n)−(VD1+VD2+…+V
Dn-1)≧Vgmin
【0024】 図5は、プリント基板絶縁構造を示す。
全体を支えるマザーボードPCmに他の全ての部品を直
接又は間接的に取り付ける構造である。マザーボードP
Cmの一方の面にほぼ直角にほぼ等間隔にプリント基板
PC1〜PC10を配設し、図示しないL字状金具など
を介してハンダ付けする。これにより図示していない
が、隣り合うプリント基板PC1〜PC10のMOSF
ETはマザーボードに形成された導電層により直列接続
されることになる。プリント基板PC1は他のプリント
基板PC2〜PC10よりも突出する長さを有してお
り、その突出部分にリング状コアを用いた絶縁トランス
T1を取り付ける。これでスイッチ回路ブロックSS1
が構成される。このスイッチ回路ブロックSS1に同様
の構成のスイッチ回路ブロックSS2〜SS4をマザー
ボードPCm上に配設し、接続する。スイッチ回路ブロ
ックSS1〜SS4のそれぞれのプリント基板PC1に
絶縁トランスT1〜T4が、他のプリント基板より突出
して同一直線上に位置するので、容易に駆動信号線4を
絶縁トランスT1〜T4の一次巻線としてそれぞれのリ
ング状のコアを貫通させることができる。端子3がマザ
ーボードPCmの下側に配設され、端子2がマザーボー
ドPCmの上側に配設されており、電位の分布が一様に
単調増加になるので、マザーボードPCm上の絶縁につ
いて合理的で容易に小型化できる。なお、この構造の適
用については、図4に示すスイッチ回路に限定されるも
のではなく、多段構成のスイッチ回路に広く適用できる
ものである。
【0025】 図6は、駆動信号線に保護接地を設けた
回路を示す。図において、エックス線管X1は、+側高
圧線と−側高圧線とにより電力供給されており、これら
両高圧線に係る静電容量の電荷を放電させるためにスイ
ッチ回路1、1’が設けられている。すなわち、+側高
圧線は電流制限用の放電抵抗RR1を介してスイッチ回
路ブロックSS1〜SS4が接地間に接続され、−側高
圧線は電流制限用の放電抵抗RR1’を介してスイッチ
回路ブロックSS1’〜SS4’が接地間に接続され
る。これら各スイッチブロックSS1〜SS4及びSS
1’〜SS4’の駆動トランスT1〜T4及びT1’〜
T4’には、駆動信号線4を順次貫通させる。この駆動
信号線4は上記+側高圧線と−側高圧線の各高電圧の耐
圧に充分な絶縁被覆を有するポリエチレン線などを使用
する。この駆動信号線4は絶縁トランスTT1の二次巻
線に接続されるとともに、その一端が保護接地点PE点
において接地される。この絶縁トランスTT1の一次巻
線に駆動信号が印加されて、各スイッチブロックSS1
〜SS4及びSS1’〜SS4’を同時にオンさせるこ
とができる。このように構成されたスイッチ回路1、
1’の動作において、絶縁トランスTT1の一次巻線
は、低圧側であり、この低圧側から+側高圧線と−側高
圧線との間には、絶縁トランスTT1と駆動トランスT
1〜T4及びT1’〜T4’とが中間の保護接地点PE
点において接地され接地された充分な耐圧を有する駆動
信号線4があるので、高圧側と低圧側とが完全に分離さ
れて、安全であるとともに、雑音信号等による誤動作の
防止をより完全にできる。これはIEC、JISなどの
医用エックス線高電圧装置に関する規格に規定されてい
る高圧側と制御回路との分離規定に適合する。万が一、
絶縁線4が絶縁破壊したとき、高電圧が直接トランスT
T1の1次側に接続される制御回路へ流れ込まず、保護
接地点PEでアースに落ちて安全である。なお、この構
成の適用については、図4に示すスイッチ回路に限定さ
れるものではなく、多段構成のスイッチ回路に広く適用
できるものである。
【0026】 図7は、コモンモードチョークコイルを
用いた駆動回路を示す。図において、駆動信号線4から
絶縁トランスTT1の二次巻線に連なる線をいわゆるコ
モンモードチョークコイルCH1を挿入しておく。この
構成をとることにより、駆動トランスT1〜T4のそれ
ぞれの一次巻線と二次巻線間の微小静電容量CSS1〜
CSS4を通じてのコモンモード雑音電流の値を小さく
抑えて各スイッチブロックのMOSFETのゲート・ソ
ース間の通して充放電する際の障害電流を抑制すること
ができる。この結果、スイッチ回路の動作がより安定さ
せることができ、エックス線装置をより安全にすること
ができる。なお、この構成の適用については、図4に示
すスイッチ回路に限定されるものではなく、多段構成の
スイッチ回路に広く適用できるものである。
【0027】 図8は、コモンモードチョークコイルを
用いた駆動回路の特性を示す。スイッチ回路がオンして
いる状態でオフ信号が加わった時点から4msで完全オ
フ状態となる。
【0028】 図9は、比較参考のために示すものであ
って、コモンモードチョークコイル無しの特性を示す。
この場合は、スイッチ回路がオンしている状態でオフ信
号が加わった時点から約10msで完全オフ状態とな
る。図8と図9の両方の特性を比較すると、本発明に係
るコモンモードチョークコイルを用いた駆動回路の特性
の方がより早く完全オフ状態となることが理解できる。
【0029】 図10は、コモンモードチョークコイル
の外観を示す。2本の芯線をまとめてフェライトコアに
巻いたものである。図では、2個のコモンモードチョー
クコイルを使用しているが、当然1個でもよい。
【0030】 図11は、駆動信号立ち上がり成形回路
を示す。駆動信号として、汎用のスイッチングレギュレ
ータ用集積回路U1を用いて約100kHzの信号を発
生させて、この信号でMOSFETQQ1とQQ2とを
駆動して、絶縁トランスTT1の一次巻線に約100k
Hzの信号波形を発生させる。汎用スイッチングレギュ
レータ用集積回路U1の基準発振周波数を決定させるコ
ンデンサ用端子CTとコモン線との間にはコンデンサC
C1及びトランジスタQQ3のコレクタ・エミッタとが
接続され、抵抗用端子RTとコモン線との間には抵抗器
RR1が接続されて、これらの定数に対応した周波数の
基準発振が起動する。ただし、トランジスタQQ3のベ
ースにはRR2を介してインバータ論理回路U2が接続
されており、その入力につながる端子11にH信号が印
加するときにインバータ論理回路U2の出力はL信号と
なり、トランジスタQQ3のコレクタ・エミッタ間が開
放となり、コンデンサCC1も開放となり、汎用スイッ
チングレギュレータ用集積回路U1の基準発振が初期状
態から起動する。逆に、端子11の信号がL信号のとき
は、この基準発振は停止となる。なお、この構成の適用
については、図4に示すスイッチ回路に限定されるもの
ではなく、多段構成のスイッチ回路に広く適用できるも
のである。
【0031】 図12は、この駆動信号立ち上がり成形
回路を用いた場合のMOSFETQ1のゲート電圧の立
ち上がり波形を示す。図に示すように、立ち上がりが常
に一定の傾きに成形されている。
【0032】 図13は、比較参考に示すものであっ
て、この駆動信号立ち上がり成形回路を使用しない場合
の立ち上がり波形の一例を示す。基準発振の波形のどの
タイミングから起動するによって、立ち上がりの波形に
不揃いとなり、この図13に示す立ち上がり波形では、
スイッチ回路のMOSFETのスイッチング動作が不安
定となる場合がある。図12と図13の両方の立ち上が
りの波形を比較すると、本発明に係る駆動信号立ち上が
り成形回路の作用が理解できる。
【0033】 なお、以上の実施の形態ではスイッチン
グ素子としてMOSFETについて説明してきたが、I
GBTなどの電界効果を利用した他のスイッチング素子
についても定数設計などをなすことにより同様に適用で
きる。
【0034】
【発明の効果】 本発明は以上述べたような特徴を有し
ており、MOSFETを直列に接続したスイッチ回路に
おいて、その直列個数の上限をなくして任意の高耐圧の
スイッチを得ることができ、かつ、回路構成の実現に付
随するさらなる問題、例えば実装上の問題、保安上の問
題、ノイズ対策の問題なども解決することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用するエックス線管装置の回路図
を示す。
【図2】 本発明に係るスイッチ回路を備えた場合のエ
ックス線管回路の出力電圧波形を示す。
【図3】 比較参考のために示すものであって、スイッ
チ回路なしの場合の出力電圧波形を示す。
【図4】 本発明に係るスイッチ回路の実施の形態の直
列回路構成を示す。
【図5】 プリント基板絶縁構造を示す。
【図6】 シールド線を利用した駆動回路を示す。
【図7】 コモンモードチョークコイルを用いた駆動回
路を示す。
【図8】 コモンモードチョークコイルを用いた特性を
示す。
【図9】 比較参考のために示すものであって、コモン
モードチョークコイル無しの特性を示す。
【図10】 コモンモードチョークコイルの外観を示
す。
【図11】 駆動信号立ち上がり成形回路を示す。
【図12】 駆動信号立ち上がり成形回路を用いた場合
のMOSFETのゲート電圧の立ち上がり波形を示す。
【図13】 比較参考のために示すものであって、駆動
信号立ち上がり成形回路を用いないときのMOSFET
のゲート電圧の立ち上がり波形の一例を示す。
【符号の説明】 1…スイッチ回路 2…端子 3…端子 4…
駆動信号線 PC1〜PC10…プリント基板 PCm…マザ
ーボード Q1〜Q29…MOSFET SS1〜SS4…スイ
ッチ回路ブロック T1〜T4…絶縁トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J055 AX23 AX47 AX55 AX66 BX12 CX07 DX22 DX72 DX83 EX07 EX21 EY01 EY05 EY10 EY12 EY13 EY21 FX12 FX17 FX35 GX01 GX06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンオフ駆動信号を発生する高周波源
    と、 この高周波源が接続される整流回路を介してゲートに与
    えられる駆動信号により導通が制御されるMOSFET
    とこのMOSFETのドレイン側に順次直列に接続さ
    れ、このMOSFETの動作に追従して動作する複数個
    のMOSFETからなるスイッチ回路ブロックで、ゲー
    トに与えられる制御信号により導通が制御されるMOS
    FETのソースとこれに直列接続されたMOSFETの
    ゲート、及び順次直列接続されたMOSFETのうち最
    後に位置するMOSFETのドレイン間に、それぞれ抵
    抗を接続してなる第1のスイッチ回路ブロックと、 この第1スイッチ回路ブロックの高電位側に順次直列接
    続される第2〜第nのスイッチ回路ブロックで、この第
    1スイッチ回路ブロック同様の構成のスイッチ回路ブロ
    ックであって、上記駆動信号を高周波源から絶縁トラン
    スと整流回路とを介して印加されてなる第2〜第nのス
    イッチ回路ブロックとからなることを特徴とするスイッ
    チ回路。
  2. 【請求項2】複数のMOSFETを直列接続し、前記M
    OSFETの内の低電圧側に位置するものに駆動信号を
    与えてターンオンさせることにより、従属的に前記他の
    MOSFETをターンオンさせる構成のスイッチ回路に
    おいて、 前記直列接続されるMOSFETの両端に印加される電
    圧をE、その直列個数をn、前記MOSFET1、2、
    ・・・・(nのドレイン・ソース間オン電圧値をVD
    1,VD2,・・・・VDn、最小のゲート・ソース間
    電圧をVgminとするとき、 E(1−1/n)−(VD1+VD2+・・・+VDn
    −1)≧Vgmin の式を満足するn個以下のMOSFETを直列接続する
    ことを特徴とするスイッチ回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記n個以下のMOSFETを直列接続して耐圧がXk
    Vのスイッチ回路ブロックを構成すると共に、前記スイ
    ッチ回路ブロックをm個直列接続し、前記Xとmとの積
    に等しい電圧が前記m個直列接続されたスイッチ回路ブ
    ロックの両端に印加される最大電圧YkVよりも大きく
    なる(X・m>Y)ように、前記個数mを選定すること
    を特徴とするスイッチ回路。
  4. 【請求項4】 オンオフ駆動信号を発生する高周波源
    と、 この高周波源が接続される絶縁トランスと整流回路とを
    介してゲートに与えられる駆動信号により導通が制御さ
    れるMOSFETとこのMOSFETのドレイン側に順
    次直列に接続され、このMOSFETの動作に追従して
    動作する複数個のMOSFETからなるスイッチ回路ブ
    ロックで、ゲートに与えられる制御信号により導通が制
    御されるMOSFETのソースとこれに直列接続された
    MOSFETのゲート、及び順次直列接続されたMOS
    FETのうち最後に位置するMOSFETのドレイン間
    に、それぞれ抵抗を接続してなる第1のスイッチ回路ブ
    ロックと、 この第1のスイッチ回路ブロック同様の構成のスイッチ
    回路ブロックであってこの第1スイッチ回路ブロックの
    高電位側に順次直列接続される第2〜第nのスイッチ回
    路ブロックとからなるスイッチ回路であって、 前記各絶縁トランスを各スイッチ回路ブロックを実装す
    るプリント基板上の突出する位置に配設して、これら各
    絶縁トランスの一次巻線として前記高周波源から単線で
    供給することを特徴とするスイッチ回路。
  5. 【請求項5】 前記高周波源と前記各絶縁トランスとの
    間にさらに他の従続接続の絶縁トランスを設けて、この
    従続接続の絶縁トランスと前記各絶縁トランスとの接続
    線を高電圧耐圧線を用いて耐圧を保持し、その線の一端
    を接地することを特徴とする請求項3記載のスイッチ回
    路。
  6. 【請求項6】 前記高電圧耐圧線に直列に2芯シールド
    線を直列接続して、その2芯シールド線にコモンモード
    チョークコイルを接続してなることを特徴とする請求項
    4記載のスイッチ回路。
  7. 【請求項7】 前記オンオフ駆動信号を発生する高周波
    源のオンオフのタイミングをその主発振回路のオンオフ
    により行うことを特徴とする請求項1ないし請求項5記
    載のスイッチ回路。
  8. 【請求項8】 オンオフ駆動信号を発生する高周波源
    と、 この高周波源が接続される絶縁トランスと整流回路とを
    介して制御電極に与えられる駆動信号により導通が制御
    されるスイッチング素子とこのスイッチング素子の主電
    流端子側に順次直列に接続される複数のスイッチング素
    子からなる第1のスイッチ回路ブロックと、 この第1のスイッチ回路ブロック同様の構成のスイッチ
    回路ブロックであってこの第1スイッチ回路ブロックの
    高電位側に順次直列接続される第2〜第nのスイッチ回
    路ブロックとからなるスイッチ回路であって、 前記各絶縁トランスを各スイッチ回路ブロックを実装す
    るプリント基板上の突出する位置に配設して、これら各
    絶縁トランスの一次巻線として前記高周波源から単線で
    供給することを特徴とするスイッチ回路。
  9. 【請求項9】 複数のMOSFETを直列接続し、前
    記MOSFETの内の低電圧側に位置するものに駆動信
    号を与えてターンオンさせることにより、従属的に前記
    他のMOSFETをターンオンさせるスイッチ回路にお
    いて、 前記MOSFETの内の低電圧側に位置する前記MOS
    FETを搭載する第1の回路基板と、 この第1の回路基板に搭載され、1次巻線として働く絶
    縁被覆導体と該絶縁被覆導体が挿通するコアと2次巻線
    とを有する絶縁トランスと、 前記第1の回路基板に搭載され、前記絶縁トランスの2
    次巻線に接続されたゲート駆動回路と、 1個又は直列接続された2個以上のMOSFETを搭載
    してなる第2の回路基板と、 前記第1の回路基板と前記複数個の第2の回路基板とが
    立てて搭載され、前記第1の回路基板と前記第2の回路
    基板の前記MOSFETを直列接続する導電層を有する
    マザーボードとからなるスイッチ回路ブロックを備え、 前記第1の回路基板は前記第2の回路基板から突出する
    突出部分を有し、 前記前記絶縁トランスの前記コアと絶縁被覆導体は前記
    第1の回路基板の前記突出部分に支持されていることを
    特徴とするスイッチ回路。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載したスイッチ回路ブロ
    ックを複数個前記マザーボードに搭載し、該マザーボー
    ドに形成された導電層を通して隣合う前記スイッチ回路
    ブロックの前記MOSFETを互いに直列接続してなる
    ことを特徴とするスイッチ回路。
  11. 【請求項11】 オンオフ駆動信号を発生する高周波源
    と、 この高周波源が接続される絶縁トランスと整流回路とを
    介して制御電極に与えられる駆動信号により導通が制御
    されるスイッチング素子とこのスイッチング素子の主電
    流端子側に順次直列に接続される複数のスイッチング素
    子からなる第1のスイッチ回路ブロックと、 この第1のスイッチ回路ブロック同様の構成のスイッチ
    回路ブロックであってこの第1スイッチ回路ブロックの
    高電位側に順次直列接続される第2〜第nのスイッチ回
    路ブロックとからなるスイッチ回路であって、 前記高周波源と前記各絶縁トランスとの間にさらに他の
    従続接続の絶縁トランスを設けて、この従続接続の絶縁
    トランスと前記各絶縁トランスとの接続線を高電圧耐圧
    線を用いて耐圧を保持し、その線の一端を接地すること
    を特徴とするスイッチ回路。
  12. 【請求項12】 オンオフ駆動信号を発生する高周波源
    と、 この高周波源が接続される絶縁トランスと整流回路とを
    介して制御電極に与えられる駆動信号により導通が制御
    されるスイッチング素子とこのスイッチング素子の主電
    流端子側に順次直列に接続される複数のスイッチング素
    子からなる第1のスイッチ回路ブロックと、 この第1のスイッチ回路ブロック同様の構成のスイッチ
    回路ブロックであってこの第1スイッチ回路ブロックの
    高電位側に順次直列接続される第2〜第nのスイッチ回
    路ブロックとからなるスイッチ回路であって、 前記高周波源と前記各絶縁トランスとの間にさらに他の
    従続接続の絶縁トランスを設けて、この従続接続の絶縁
    トランスと前記各絶縁トランスとの接続線を高電圧耐圧
    線を用いて耐圧を保持し、この高電圧耐圧線に直列に2
    芯シールド線を直列接続して、その2芯シールド線にコ
    モンモードチョークコイルを接続してなることを特徴と
    するスイッチ回路。
  13. 【請求項13】 オンオフ駆動信号を発生する高周波源
    と、 この高周波源が接続される絶縁トランスと整流回路とを
    介して制御電極に与えられる駆動信号により導通が制御
    されるスイッチング素子とこのスイッチング素子の主電
    流端子側に順次直列に接続される複数のスイッチング素
    子からなる第1のスイッチ回路ブロックと、 この第1のスイッチ回路ブロック同様の構成のスイッチ
    回路ブロックであってこの第1スイッチ回路ブロックの
    高電位側に順次直列接続される第2〜第nのスイッチ回
    路ブロックとからなるスイッチ回路であって、 前記オンオフ駆動信号を発生する高周波源のオンオフの
    タイミングをその主発振回路のオンオフにより行うこと
    を特徴とするスイッチ回路。
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